JP2023140402A - 支援システム、支援装置、支援方法、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】過去に蓄積した文書の中から、関連文書を容易に検索し、利用者の分析処理の業務負荷を低減する。【解決手段】支援システムは、対象設備の監視中に記録されたメッセージを含むログ情報と検索条件とを対応付けて記憶するログ情報記憶部と、前記対象設備に関する文書を記憶する文書情報記憶部と、利用者が使用する利用者端末から受信した前記ログ情報と前記検索条件とを対応付けて前記ログ情報記憶部に記憶させ、前記利用者端末から受信した前記文書を前記文書情報記憶部に記憶させる登録処理部と、前記利用者端末から指定された前記検索条件に対応する前記ログ情報であって、前記ログ情報記憶部が記憶する前記ログ情報に含まれる前記メッセージからキーワードを抽出する抽出処理部と、前記抽出処理部が抽出した前記キーワードを含む関連文書を、前記文書情報記憶部から検索し、検索結果を前記利用者端末に送信する検索処理部とを備える。【選択図】図2
Description
本開示は、支援システム、支援装置、支援方法、及びプログラムに関する。
近年、プラントの運転、維持管理、及び分析などの支援を行う支援システムが知られている(例えば、特許文献1を参照)。このような支援システムでは、プラントの対象設備から収集したデータを登録・蓄積し、蓄積したデータを用いて、分析処理、等を行っていた。
しかしながら、上述した従来技術では、蓄積したデータを用いた分析処理を行うものであり、例えば、プラントの対象設備に対して収集したログ情報から、関連する報告書及び文献などの関連文書を検索することは困難であった。
本開示は、上記問題を解決すべくなされたもので、その目的は、対象設備に対して、過去に蓄積した文書の中から、関連文書を容易に検索することができ、利用者の分析処理の業務負荷を低減することができる支援システム、支援装置、支援方法、及びプログラムを提供することにある。
上記問題を解決するために、本開示の一態様は、対象設備の監視中に記録されたメッセージを含むログ情報と検索条件とを対応付けて記憶するログ情報記憶部と、前記対象設備に関する文書を記憶する文書情報記憶部と、利用者が使用する利用者端末から受信した前記ログ情報と前記検索条件とを対応付けて前記ログ情報記憶部に記憶させ、前記利用者端末から受信した前記文書を前記文書情報記憶部に記憶させる登録処理部と、前記利用者端末から指定された前記検索条件に対応する前記ログ情報であって、前記ログ情報記憶部が記憶する前記ログ情報に含まれる前記メッセージからキーワードを抽出する抽出処理部と、前記抽出処理部が抽出した前記キーワードを含む関連文書を、前記文書情報記憶部から検索し、検索結果を前記利用者端末に送信する検索処理部とを備える支援システムである。
また、本開示の一態様は、対象設備の監視中に記録されたメッセージを含むログ情報と検索条件とを対応付けて記憶するログ情報記憶部と、前記対象設備に関する文書を記憶する文書情報記憶部と、利用者が使用する利用者端末から受信した前記ログ情報と前記検索条件とを対応付けて前記ログ情報記憶部に記憶させ、前記利用者端末から受信した前記文書を前記文書情報記憶部に記憶させる登録処理部と、前記利用者端末から指定された前記検索条件に対応する前記ログ情報であって、前記ログ情報記憶部が記憶する前記ログ情報に含まれる前記メッセージからキーワードを抽出する抽出処理部と、前記抽出処理部が抽出した前記キーワードを含む関連文書を、前記文書情報記憶部から検索し、検索結果を前記利用者端末に送信する検索処理部とを備える支援装置である。
また、本開示の一態様は、対象設備の監視中に記録されたメッセージを含むログ情報と検索条件とを対応付けて記憶するログ情報記憶部と、前記対象設備に関する文書を記憶する文書情報記憶部と、登録処理部と、抽出処理部と、検索処理部とを備える支援システムの支援方法であって、前記登録処理部が、利用者が使用する利用者端末から受信した前記ログ情報と前記検索条件とを対応付けて前記ログ情報記憶部に記憶させ、前記利用者端末から受信した前記文書を前記文書情報記憶部に記憶させるステップと、前記抽出処理部が、前記利用者端末から指定された前記検索条件に対応する前記ログ情報であって、前記ログ情報記憶部が記憶する前記ログ情報に含まれる前記メッセージからキーワードを抽出するステップと、前記検索処理部が、前記抽出処理部が抽出した前記キーワードを含む関連文書を、前記文書情報記憶部から検索し、検索結果を前記利用者端末に送信するステップとを含む支援方法である。
また、本開示の一態様は、対象設備の監視中に記録されたメッセージを含むログ情報と検索条件とを対応付けて記憶するログ情報記憶部と、前記対象設備に関する文書を記憶する文書情報記憶部とを備える支援システムに設けられ、登録処理部、抽出処理部および検索処理部を備えるコンピュータシステムで実行されるプログラムであって、前記登録処理部が、利用者が使用する利用者端末から受信した前記ログ情報と前記検索条件とを対応付けて前記ログ情報記憶部に記憶させ、前記利用者端末から受信した前記文書を前記文書情報記憶部に記憶させるステップと、前記抽出処理部が、前記利用者端末から指定された前記検索条件に対応する前記ログ情報であって、前記ログ情報記憶部が記憶する前記ログ情報に含まれる前記メッセージからキーワードを抽出するステップと、前記検索処理部が、前記抽出処理部が抽出した前記キーワードを含む関連文書を、前記文書情報記憶部から検索し、検索結果を前記利用者端末に送信するステップとを前記コンピュータシステムに実行させるプログラムである。
本開示によれば、対象設備に対して、過去に蓄積した文書の中から、関連文書を容易に検索することができ、利用者の分析処理の業務負荷を低減することができる。
以下、本開示の一実施形態による支援システム、支援装置、及び支援方法について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態による支援システム1の主要なハードウェア構成例を示す図である。
図1は、本実施形態による支援システム1の主要なハードウェア構成例を示す図である。
図1に示すように、支援システム1は、ポータルサーバ10と、利用者端末20(20-1、20-2、・・・)とを備える。
支援システム1は、ポータルサーバ10を利用して、プラントの対象設備の監視に関するログ情報、報告書、及び文献などを登録する登録サービスと、登録した文書の中から、対象設備の監視中に発生した事象に関連する文書を検索する検索サービスとを利用者に提供する。
支援システム1は、ポータルサーバ10を利用して、プラントの対象設備の監視に関するログ情報、報告書、及び文献などを登録する登録サービスと、登録した文書の中から、対象設備の監視中に発生した事象に関連する文書を検索する検索サービスとを利用者に提供する。
なお、図1において、利用者端末20-1、利用者端末20-2、・・・のそれぞれは、同一の構成であり、支援システム1が備える任意の利用者端末を示す場合、又は特に区別しない場合に、利用者端末20として説明する。
また、支援システム1は、複数の企業(例えば、企業C1、企業C2、・・・)により利用可能である。例えば、利用者端末20-1は、企業C1の利用者が使用する端末装置であり、利用者端末20-2は、企業C2の利用者が使用する端末装置である。
利用者端末20は、支援システム1を使用する利用者が使用する端末装置である。利用者端末20は、例えば、パーソナルコンピュータ、タブレット端末などである。利用者端末20は、ネットワークNW1を介して、ポータルサーバ10に接続可能であり、文書の登録サービスにおいて、登録文書の送信を実行する。また、利用者端末20は、検索サービスにおいて、検索条件の設定処理、及び検索結果の表示処理を実行する。
また、利用者端末20は、NW(ネットワーク)アダプタH21と、メモリH22と、プロセッサH23と、入力デバイスH24と、ディスプレイH25とを備える。
NWアダプタH21は、例えば、LAN(Local Area Network)カード、等のネットワークNW1に接続可能な通信装置である。
NWアダプタH21は、例えば、LAN(Local Area Network)カード、等のネットワークNW1に接続可能な通信装置である。
メモリH22は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ、HDD(Hard Disk Drive)、等の記憶装置であり、利用者端末20が利用する各種情報、及びプログラムを記憶する。
プロセッサH23は、例えば、CPU(Central Processing Unit)を含む処理回路である。プロセッサH23は、メモリH22に記憶されているプログラムを実行させることで、利用者端末20の各種処理を実行する。
入力デバイスH24は、例えば、キーボード、ポインティングデバイス、タッチセンサ、等である。入力デバイスH24は、支援システム1を利用する際に、利用者による各種情報の入力を受け付ける。
ディスプレイH25は、例えば、液晶ディスプレイ、等の表示装置である。ディスプレイH25は、支援システム1を利用する際に、各種情報を表示する。ディスプレイH25は、例えば、ポータルサーバ10から送信されたメニュー画面、登録処理の画面、検索処理の設定画面、検索結果の画面、等を表示する。
ポータルサーバ10は、例えば、内部にコンピュータシステムを有するサーバ装置であり、プラントの対象設備の監視に関するサービスを提供する支援装置の一例である。ポータルサーバ10は、ネットワークNW1を介して、利用者端末20と接続可能である。
ポータルサーバ10は、NWアダプタH11と、メモリH12と、プロセッサH13とを備える。
ポータルサーバ10は、NWアダプタH11と、メモリH12と、プロセッサH13とを備える。
NWアダプタH11は、例えば、LANカード、等のネットワークNW1に接続可能な通信装置である。
メモリH12は、例えば、RAM、フラッシュメモリ、HDD、等の記憶装置であり、ポータルサーバ10が利用する各種情報、及びプログラムを記憶する。
メモリH12は、例えば、RAM、フラッシュメモリ、HDD、等の記憶装置であり、ポータルサーバ10が利用する各種情報、及びプログラムを記憶する。
プロセッサH13は、例えば、CPUを含む処理回路である。プロセッサH13は、メモリH12に記憶されているプログラムを実行させることで、ポータルサーバ10の各種処理を実行する。
次に、図2を参照して、本実施形態による支援システム1の機能構成について説明する。
図2は、本実施形態による支援システム1の機能構成の一例を示すブロック図である。
図2は、本実施形態による支援システム1の機能構成の一例を示すブロック図である。
図2に示すように、支援システム1は、ポータルサーバ10と、利用者端末20とを備える。なお、図2に示す例では、説明の都合上、一台の利用者端末20を表記しているが、複数の利用者端末20が、ネットワークNW1を介して、ポータルサーバ10に接続されてもよい。
利用者端末20は、NW通信部21と、入力部22と、表示部23と、端末記憶部24と、端末制御部25とを備える。
NW通信部21は、NWアダプタH21により実現される機能部であり、ネットワークNW1と接続して、例えば、ポータルサーバ10との間でデータ通信を行う。
NW通信部21は、NWアダプタH21により実現される機能部であり、ネットワークNW1と接続して、例えば、ポータルサーバ10との間でデータ通信を行う。
入力部22は、入力デバイスH24により実現される機能部であり、例えば、ポータルサーバ10へのログイン情報、ポータルサーバ10に登録するログ情報、及び文書の指定、検索条件の入力などの情報を利用者から受け付ける。入力部22は、利用者から受け付けた各種入力情報を、端末制御部25に出力する。
表示部23は、ディスプレイH25により実現される機能部であり、例えば、ポータルサーバ10から受信したメニュー画面、登録処理の画面、検索処理の設定画面、検索結果の画面、等を表示する。
端末記憶部24は、メモリH22により構成され、利用者端末20が利用する各種情報を記憶する。端末記憶部24は、例えば、登録前のログ情報及び文書、ポータルサーバ10から受信した検索結果、等を記憶する。
端末制御部25は、メモリH22が記憶するプログラムを、プロセッサH23に実行させることで実現される機能部である。端末制御部25は、利用者端末20による各種処理を実行する。端末制御部25は、例えば、ポータルサーバ10と、NW通信部21を介して接続し、ポータルサーバ10から受信したメニュー画面を表示部23に表示させる。
また、端末制御部25は、ポータルサーバ10から受信した登録処理の画面を表示部23に表示するとともに、入力部22を介して利用者から受け付けたログ情報及び文書を、NW通信部21を介してポータルサーバ10に送信する。
また、端末制御部25は、ポータルサーバ10から受信した検索処理の画面を表示部23に表示するとともに、入力部22を介して利用者から受け付けた検索条件を、NW通信部21を介してポータルサーバ10に送信する。端末制御部25は、ポータルサーバ10から受信した検索結果を表示部23に表示する。
ポータルサーバ10は、NW通信部11と、サーバ記憶部12と、サーバ制御部13とを備える。
NW通信部11は、NWアダプタH11により実現される機能部であり、ネットワークNW1と接続して、利用者端末20との間でデータ通信を行う。
NW通信部11は、NWアダプタH11により実現される機能部であり、ネットワークNW1と接続して、利用者端末20との間でデータ通信を行う。
サーバ記憶部12は、メモリH12により構成され、ポータルサーバ10が利用する各種情報を記憶する。サーバ記憶部12は、グループ情報記憶部121と、利用者情報記憶部122と、ログ情報記憶部123と、文書情報記憶部124と、辞書情報記憶部125と、検索結果記憶部126とを備える。
グループ情報記憶部121は、企業、組織、団体などの利用者が所属するグループに関する情報を記憶する。なお、本実施形態による支援システム1では、企業などのグループ単位でサービスに契約することで、登録サービス及び検索サービスなどのポータルサーバ10が提供するサービスが利用可能になる。グループ情報記憶部121は、サービスに契約しているグループに関する情報を記憶する。ここで、図3を参照して、グループ情報記憶部121のデータ例について説明する。
図3は、本実施形態におけるグループ情報記憶部121のデータ例を示す図である。
図3に示すように、グループ情報記憶部121は、グループIDと、管理パスワードと、グループ名と、設定情報とを対応付けて記憶する。
図3に示すように、グループ情報記憶部121は、グループIDと、管理パスワードと、グループ名と、設定情報とを対応付けて記憶する。
図3において、グループIDは、サービスに契約しているグループを識別するグループ識別情報である。また、管理パスワードは、例えば、グループの代表者が、利用者の登録、等の管理処理を行う際に用いるパスワードである。また、グループ名は、契約している企業名、組織名、団体名などのグループ名を示している。また、設定情報は、グループごとに、ポータルサーバ10を利用する際に設定している各種設定情報を示している。設定情報には、契約条件(例えば、利用料金など)による変更情報、設定可能なオプションの設定情報、等が含まれる。
例えば、図3に示す例では、グループIDが“G001”のグループの管理パスワードが“ABCDXXX”であり、グループ名が“○○株式会社”であることを示している。また、グループIDが“G002”のグループの管理パスワードが“XYZ12345”であり、グループ名が“XXX会社”であることを示している。
再び図2の説明に戻り、利用者情報記憶部122は、ポータルサーバ10を利用する利用者に関する利用者情報を記憶する。利用者情報記憶部122は、グループごとに、利用者情報を記憶する。ここで、図4を参照して、利用者情報記憶部122のデータ例について説明する。
図4は、本実施形態における利用者情報記憶部122のデータ例を示す図である。
図4に示すように、利用者情報記憶部122は、グループIDと、利用者IDと、パスワードと、氏名とを対応付けて記憶する。
図4に示すように、利用者情報記憶部122は、グループIDと、利用者IDと、パスワードと、氏名とを対応付けて記憶する。
図4において、グループIDは、利用者が所属するグループを示し、利用者IDは、利用者を識別する利用者識別情報を示している。また、パスワードは、利用者がポータルサーバ10に接続し、サービスを利用するためのパスワードを示している。利用者ID及びパスワードは、ログイン情報である。また、氏名は、利用者の氏名、又は名称を示している。
例えば、図4に示す例では、グループIDが“G001”のグループに、利用者IDが“U10001”、及び“U10002”の利用者が登録されていることを示している。また、利用者IDが“U10001”の利用者は、パスワードが“XXXXXX”であり、氏名が“○○太郎”であることを示している。また、利用者IDが“U10002”の利用者は、パスワードが“YYYYYY”であり、氏名が“〇×開発部”であることを示している。なお、氏名は、“〇×開発部”のように部署名などの名称であってもよい。
また、グループIDが“G002”のグループに、利用者IDが“U20001”の利用者が登録されていることを示している。また、利用者IDが“U20001”の利用者は、パスワードが“EFGHIJ”であり、氏名が“××一郎”であることを示している。
このように、利用者情報記憶部122は、グループごとに、利用者情報を記憶する。なお、利用者情報は、各グループの管理者により登録、変更、削除可能であるものとする。
このように、利用者情報記憶部122は、グループごとに、利用者情報を記憶する。なお、利用者情報は、各グループの管理者により登録、変更、削除可能であるものとする。
再び、図2の説明に戻り、ログ情報記憶部123は、利用者によって登録されたログ情報に関する情報を記憶する。ここで、ログ情報とは、プラントの対象設備の監視中に記録されたメッセージを含む記録情報であり、利用者(例えば、対象設備の監視者)が気付いた内容を記録したメモ、及び、監視装置が各種センサーの測定データに基づいて出力したメッセージなどである。ログ情報は、例えば、対象設備の監視中に記録されたテキストデータのメッセージを含んでいるものとする。また、ログ情報のファイルは、例えば、CSV形式のファイルである。
ログ情報記憶部123は、例えば、対象設備の監視中に記録されたメッセージを含むログ情報と、検索条件とを対応付けて記憶する。なお、検索条件とは、後述する検索処理を実行する際に、ログ情報を予め絞り込む条件を示しており、例えば、分析期間、分析分野、等である。ここで、図5を参照して、ログ情報記憶部123のデータ例について説明する。
図5は、本実施形態におけるログ情報記憶部123のデータ例を示す図である。
図5に示すように、ログ情報記憶部123は、グループIDと、利用者IDと、日時情報と、分析分野と、ログタイトルと、ファイル名と、ログ情報とを対応付けて記憶する。
図5に示すように、ログ情報記憶部123は、グループIDと、利用者IDと、日時情報と、分析分野と、ログタイトルと、ファイル名と、ログ情報とを対応付けて記憶する。
図5において、日時情報は、ログ情報を登録した日時、又は記録された日時を示す情報である。また、分析分野は、例えば、タービンなどの対象設備名、機能名、プラントの工程名などである。なお、日時情報、及び分析分野は、上述したログ情報を絞り込む検索条件の一例である。また、ログタイトルは、ログ情報を登録する際に、利用者によって設定されたログ情報のタイトル名である。また、ファイル名は、ログ情報のファイル名を示し、ログ情報は、ログ情報のファイルの内容を示している。
例えば、図5に示す例では、グループIDが“G001”に対応するログ情報は、日時情報が“2022/2/22 11:00:00”(2022年2月22日11時00分00秒)であり、分析分野が“タービン”であることを示している。また、このログ情報は、ログタイトルが“タービンXXログ”であり、ファイル名が“XXX01.csv”であることを示している。
また、グループIDが同様の“G001”に対応する別のログ情報は、日時情報が“2022/2/23 13:00:00”(2022年2月23日13時00分00秒)であり、分析分野が“タービン”であることを示している。また、このログ情報は、ログタイトルが“タービンX2ログ”であり、ファイル名が“XXX02.csv”であることを示している。
このように、ログ情報記憶部123は、ログ情報をグループごと(グループIDに対応付けて)に記憶している。
なお、ログ情報が、複数日の期間にまたがるデータである場合には、ログ情報記憶部123は、日時情報の他に、データ期間を対応付けて記憶してもよい。
このように、ログ情報記憶部123は、ログ情報をグループごと(グループIDに対応付けて)に記憶している。
なお、ログ情報が、複数日の期間にまたがるデータである場合には、ログ情報記憶部123は、日時情報の他に、データ期間を対応付けて記憶してもよい。
再び、図2の説明に戻り、文書情報記憶部124は、例えば、過去に登録された報告書、レポート、及び技術文献などの文書に関する文書情報を記憶する。ここでの文書は、対象設備に関する文書である。また、文書情報のファイルは、例えば、pdf形式のファイルである。ここで、図6を参照して、文書情報記憶部124のデータ例について説明する。
図6は、本実施形態における文書情報記憶部124のデータ例を示す図である。
図6に示すように、文書情報記憶部124は、グループIDと、利用者IDと、日時情報と、分析分野と、文書タイトルと、ファイル名と、文書情報とを対応付けて記憶する。
図6に示すように、文書情報記憶部124は、グループIDと、利用者IDと、日時情報と、分析分野と、文書タイトルと、ファイル名と、文書情報とを対応付けて記憶する。
図6において、日時情報は、報告書、及び文献などの文書を登録した日時を示す情報である。また、分析分野は、文書の内容に関連する分野を示している。また、文書タイトルは、文書を登録する際に、利用者によって設定された文書のタイトル名である。また、ファイル名は、文書のファイル名を示し、文書情報は、文書のファイルの内容を示している。
例えば、図6に示す例では、グループIDが“G001”に対応する文書は、日時情報が“2022/2/22 11:00:00”(2022年2月22日11時00分00秒)であり、分析分野が“タービン”であることを示している。また、この文書は、文書タイトルが“タービンXX報告”であり、ファイル名が“XXX報告書.pdf”であることを示している。
また、グループIDが同様の“G001”に対応する別の文書は、日時情報が“2022/2/23 13:00:00”(2022年2月23日13時00分00秒)であり、分析分野が“タービン”であることを示している。また、この文書は、文書タイトルが“タービンX2文献”であり、ファイル名が“文献XXX.pdf”であることを示している。
このように、文書情報記憶部124は、文献をグループごと(グループIDに対応付けて)に記憶している。本実施形態の支援システム1では、検索処理において、同一のグループ内で登録された文書を検索可能である。
なお、グループIDには、ポータルサーバ10によるサービスを提供するサービス管理者(サービス提供者)が含まれていてもよい。すなわち、文書情報記憶部124が記憶する文書には、サービス管理者のグループIDに対応付けられている文書が含まれていてもよい。この場合、サービス管理者が登録した文書は、全てのグループから検索可能にしてもよいし、オプション契約した一部のグループのみ検索可能にしてもよい。
再び、図2の説明に戻り、辞書情報記憶部125は、後述するキーワードに関連する関連語(又は類義語)を取得するための辞書データベースである。辞書情報記憶部125は、例えば、単語又は用語と、関連語(又は類義語)とを対応付けて記憶する。
検索結果記憶部126は、後述する検索処理により検索された関連文書の検索結果を記憶する。検索処理の詳細については、後述する。
サーバ制御部13は、メモリH12が記憶するプログラムを、プロセッサH13に実行させることで実現される機能部である。サーバ制御部13は、Web処理部131と、認証処理部132と、登録処理部133と、結合処理部134と、抽出処理部135と、関連語拡張部136と、検索処理部137と、検索適合率生成部138とを備える。
Web処理部131は、ポータルサーバ10のサービスを提供するポータルサイトのWeb処理を実行する。Web処理部131は、NW通信部11を介して、利用者端末20から受信した接続要求に対して、HTML(Hyper Text Markup Language)形式の各種Web表示データを、NW通信部11を介して、利用者端末20に送信して、利用者端末20の表示部23に各種Web表示データに基づくWeb画面を表示させる。
認証処理部132は、利用者のログイン処理を実行する。認証処理部132は、NW通信部11を介して、利用者端末20から受信した利用者ID及びパスワードと、利用者情報記憶部122が記憶する利用者ID及びパスワードとが一致するか否かを判定する。認証処理部132は、受信した利用者ID及びパスワードと、利用者情報記憶部122が記憶する利用者ID及びパスワードとが一致する場合に、ポータルサーバ10のサービスの提供を許可する。
登録処理部133は、NW通信部11を介して、利用者端末20から受信したログ情報及び文書をポータルサーバ10に登録する登録処理を実行する。登録処理部133は、利用者端末20から受信したログ情報と検索条件とを対応付けてログ情報記憶部123に記憶させ、利用者端末20から受信した文書を文書情報記憶部124に記憶させる。
登録処理部133は、例えば、ログ情報を登録する場合に、ログ情報とともに、例えば、分析分野、日時情報、ログタイトル、及びファイル名などの付加情報を、利用者端末20から受信する。また、登録処理部133は、現在ログインしている利用者IDに対応するグループIDを利用者情報記憶部122から取得する。登録処理部133は、図5に示すように、グループIDと、利用者IDと、日時情報と、分析分野と、ログタイトルと、ファイル名と、ログ情報とを対応付けて、ログ情報記憶部123に記憶させる。
また、登録処理部133は、例えば、報告書、技術文献、等の文書を登録する場合に、文書とともに、例えば、分析分野、日時情報、文書タイトル、及びファイル名などの付加情報を、利用者端末20から受信する。また、登録処理部133は、現在ログインしている利用者IDに対応するグループIDを利用者情報記憶部122から取得する。登録処理部133は、図6に示すように、グループIDと、利用者IDと、日時情報と、分析分野と、文書タイトルと、ファイル名と、文書とを対応付けて、文書情報記憶部124に記憶させる。
結合処理部134は、利用者に指定された検索条件と一致する複数のログ情報に含まれるメッセージを結合する。結合処理部134は、例えば、分析期間、分析分野、等の検索条件と一致する複数のログ情報に含まれるメッセージを抽出して、結合したメッセージ(統合したログ情報)を生成する。なお、結合処理部134は、複数のログ情報を単純に結合して、結合ログ情報を生成してもよい。
抽出処理部135は、利用者端末20から指定された検索条件に対応するログ情報であって、ログ情報記憶部123が記憶するログ情報に含まれるメッセージからキーワードを抽出する。抽出処理部135は、利用者端末20から受信した分析期間及び分析分野を検索条件として、検索条件に合うログ情報をログ情報記憶部123から抽出する。
抽出処理部135は、検索条件に合うログ情報が複数ある場合に、上述した結合処理部134に、結合したメッセージ(統合したログ情報)を生成させる。
また、抽出処理部135は、検索条件に合うログ情報、又は結合処理部134が結合したメッセージ(統合したログ情報)の中から、キーワード(検索キーワード)を抽出する。
また、抽出処理部135は、検索条件に合うログ情報、又は結合処理部134が結合したメッセージ(統合したログ情報)の中から、キーワード(検索キーワード)を抽出する。
なお、ログ情報記憶部123は、利用者のグループごとにログ情報を記憶している。そのため、抽出処理部135は、利用者のグループID及び検索条件(分析期間及び分析分野)に対応付けられているログ情報を抽出し、さらに、当該ログ情報に含まれるメッセージからキーワードを抽出する。
関連語拡張部136は、抽出処理部135が抽出したキーワードの関連語を、辞書情報記憶部125から抽出する。ここで関連語は、キーワードに関連した単語、用語、類義語などであり、関連語拡張部136は、辞書情報記憶部125からキーワードに対応する関連語を取得する。
検索処理部137は、抽出処理部135が抽出したキーワードを含む関連文書を、文書情報記憶部124から検索し、検索結果を利用者端末20に送信する。検索処理部137は、例えば、文書情報記憶部124が記憶する文書のうちの利用者のグループIDに対応付けられている文書から、キーワードを含む関連文書を検索する。
なお、関連語拡張部136が抽出したキーワードの関連語がある場合には、検索処理部137は、関連語拡張部136が抽出したキーワードの関連語、又はキーワードを含む関連文書を、文書情報記憶部124から検索する。
また、文書情報記憶部124が記憶する文書に、サービス管理者のグループIDに対応付けられている文書が含まれている場合には、検索処理部137は、サービス管理者が登録した文書を含めて検索してもよい。すなわち、検索処理部137は、文書情報記憶部124が記憶する文書のうちの、利用者のグループIDに対応付けられている文書及びサービス管理者のグループIDに対応付けられている文書から、キーワードを含む関連文書を検索するようにしてもよい。
また、検索処理部137は、検索結果を検索結果記憶部126に記憶させる。
また、検索処理部137は、検索結果を検索結果記憶部126に記憶させる。
また、検索処理部137は、検索した関連文書に対して、後述する検索適合率生成部138に検索適合率を生成させる。検索適合率は、関連文書の検索文書としての適合率を示す指標値であり、検索した関連文書は、目的の文書としてどの程度適切であるかを示している。検索処理部137は、例えば、検索した関連文書と、検索適合率とを含む関連文書の一覧を生成して、Web処理部131及びNW通信部11を介して、関連文書の一覧を、検索結果として、利用者端末20に送信する。すなわち、検索処理部137は、関連文書の一覧、及び検索適合率を含む検索結果を、利用者端末20に送信して、利用者端末20の表示部23に表示させる。
また、検索処理部137は、検索適合率の高い順に生成した関連文書の一覧を、検索結果として利用者端末20に送信して、利用者端末20の表示部23に表示させるようにしてもよい。また、検索処理部137は、さらに、検索適合率が閾値以下の関連文書を関連文書の一覧から除外するようにしてもよい。すなわち、検索処理部137は、関連文書に適していないと判断される検索適合率が低い関連文書を検索結果から除外する。
検索適合率生成部138は、関連文書の検索文書としての適合率を示す検索適合率を、関連文書ごとに生成する。検索適合率は、例えば、値が大きい程、検索文書として適しているものとする。検索適合率生成部138は、検索処理部137が検索した関連文書ごとに、検索適合率を生成し、検索適合率を検索処理部137に出力する。
次に、図面を参照して、本実施形態による支援システム1の動作について説明する。
図7は、本実施形態による支援システム1の登録処理動作の一例を示す図である。
図7は、本実施形態による支援システム1の登録処理動作の一例を示す図である。
図7に示すように、支援システム1の登録処理では、まず、利用者端末20が、ポータルサーバ10に接続要求を送信する(ステップS101)。利用者端末20の端末制御部25は、入力部22を介した利用者の操作により、ポータルサーバ10のURL(Uniform Resource Locator)に向けて、NW通信部21を介して、接続要求を送信する。
次に、ポータルサーバ10は、利用者端末20からの接続要求に応じて、ログイン画面(ログイン画面のHTMLデータ)を、利用者端末20に送信する(ステップS102)。ポータルサーバ10のWeb処理部131は、利用者IDと、パスワードとを入力するログイン画面(ログイン画面のHTMLデータ)を、利用者端末20に表示させるように、NW通信部11を介して、利用者端末20に送信する。
次に、利用者端末20は、ログイン画面を表示する(ステップS103)。端末制御部25は、NW通信部21を介して受信したログイン画面を表示部23に表示させる。
次に、利用者端末20は、ログイン情報(利用者ID、パスワード)をポータルサーバ10に送信する(ステップS104)。端末制御部25は、入力部22を介して、利用者から利用者ID及びパスワードを受け付け、利用者ID及びパスワードを含むログイン情報を、NW通信部21を介して、ポータルサーバ10に送信する。
次に、ポータルサーバ10は、ログイン処理を実行する(ステップS105)。Web処理部131は、NW通信部11を介して、利用者端末20から受信した利用者ID及びパスワードに基づいて、認証処理部132にログイン処理を実行させる。認証処理部132は、ログイン処理として、受信した利用者ID及びパスワードと、利用者情報記憶部122が記憶する利用者ID及びパスワードとが一致するか否かを判定する。
認証処理部132は、受信した利用者ID及びパスワードと、利用者情報記憶部122が記憶する利用者ID及びパスワードとが一致する場合に、正当な利用者であると判定し、当該利用者IDによるサービスの提供を許可する。また、認証処理部132は、受信した利用者ID及びパスワードと、利用者情報記憶部122が記憶する利用者ID及びパスワードとが一致しない場合に、正当な利用者でないと判定し、当該利用者IDによるサービスの提供を許可しない。なお、ここでは、以下の説明において、利用者端末20の利用者が、正当な利用者であるものとして説明する。
次に、ポータルサーバ10は、メニュー画面を利用者端末20に送信する(ステップS106)。Web処理部131は、ポータルサーバ10が提供するサービスのメニュー画面を、NW通信部11を介して、利用者端末20に送信する。
次に、利用者端末20は、メニュー画面を表示する(ステップS107)。端末制御部25は、NW通信部21を介して受信した、例えば、図8に示すようなメニュー画面を、表示部23に表示させる。
図8は、本実施形態による支援システムのメニュー画面の一例を示す図である。
図8に示す画面G1は、ポータルサーバ10のメニュー画面を示している。画面G1において、ボタンBT1は、“データアップロード”(登録処理)を選択するボタンであり、ボタンBT2は、“文書検索”(検索処理)を選択するボタンである。すなわち、図8に示す例のメニュー画面では、“データアップロード”(登録処理)と、“文書検索”(検索処理)との2つのコンテンツが選択可能である。
図8に示す画面G1は、ポータルサーバ10のメニュー画面を示している。画面G1において、ボタンBT1は、“データアップロード”(登録処理)を選択するボタンであり、ボタンBT2は、“文書検索”(検索処理)を選択するボタンである。すなわち、図8に示す例のメニュー画面では、“データアップロード”(登録処理)と、“文書検索”(検索処理)との2つのコンテンツが選択可能である。
図7の説明に戻り、次に、利用者端末20は、アップロードの指定情報を、ポータルサーバ10に送信する(ステップS108)。ここでは、入力部22を介して、利用者によりボタンBT1が選択されたものとして、端末制御部25は、アップロードの指定情報を、NW通信部21を介して、ポータルサーバ10に送信する。
次に、ポータルサーバ10は、アップロード画面を利用者端末20に送信する(ステップS109)。Web処理部131は、利用者端末20から受信したアップロードの指定情報に応じて、アップロード画面を、NW通信部11を介して、利用者端末20に送信する。
次に、利用者端末20は、アップロード画面を表示する(ステップS110)。端末制御部25は、NW通信部21を介して受信した、例えば、図9に示すようなアップロード画面を、表示部23に表示させる。
図9は、本実施形態による支援システムの登録画面の一例を示す図である。
図9に示す画面G2は、アップロード画面である登録画面を示している。画面G2において、タイトルと、ログ情報に関する指定(ファイル名、分析分野、及びデータ期間)と、文献に関する指定(ファイル名、及び分析分野)が入力可能になっている。なお、端末制御部25は、アップロード日時を、自動で登録時刻を設定するものとする。
また、ボタンBT3は、登録ボタンを示している。
図9に示す画面G2は、アップロード画面である登録画面を示している。画面G2において、タイトルと、ログ情報に関する指定(ファイル名、分析分野、及びデータ期間)と、文献に関する指定(ファイル名、及び分析分野)が入力可能になっている。なお、端末制御部25は、アップロード日時を、自動で登録時刻を設定するものとする。
また、ボタンBT3は、登録ボタンを示している。
再び、図7の説明に戻り、次に、利用者端末20は、アップロードデータ(ログ情報、文書データ)を、ポータルサーバ10に送信する(ステップS111)。ここでは、入力部22を介して、上述した図9に示すアップロード画面(画面G2)で、ログ情報及び文書が指定されて、登録ボタン(ボタンBT3)が押下されたものとして、端末制御部25は、アップロードデータ(ログ情報、文書データ)を、NW通信部21を介して、ポータルサーバ10に送信する。
次に、ポータルサーバ10は、登録処理を実行する(ステップS112)。Web処理部131は、NW通信部11を介して、利用者端末20から受信したアップロードデータに応じて、登録処理部133に登録処理を実行させる。登録処理部133は、例えば、受信したログ情報を、図5に示すように、ログ情報記憶部123に記憶させる。また、登録処理部133は、例えば、受信した文書(文書データ)を、図6に示すように、文書情報記憶部124に記憶させる。
次に、ポータルサーバ10は、登録完了画面を、利用者端末20に送信する(ステップS113)。Web処理部131は、登録処理部133による登録処理の完了に応じて、登録完了画面を、NW通信部11を介して、利用者端末20に送信する。
次に、利用者端末20は、登録完了画面を表示する(ステップS114)。端末制御部25は、NW通信部21を介して受信した、例えば、図10に示すような登録完了画面を、表示部23に表示させる。
図10は、本実施形態による支援システムの登録完了画面の一例を示す図である。
図10に示す画面G3は、ポータルサーバ10の登録完了画面を示している。画面G3では、登録されたログ情報及び文書の一覧が表示される。
図10に示す画面G3は、ポータルサーバ10の登録完了画面を示している。画面G3では、登録されたログ情報及び文書の一覧が表示される。
次に、図11~図14を参照して、本実施形態による支援システム1の検索処理動作について説明する。
図11は、本実施形態による支援システムの検索処理動作の一例を示す図である。
図11は、本実施形態による支援システムの検索処理動作の一例を示す図である。
図11において、ステップS201からステップS207までの処理は、上述した図7に示すステップS101からステップS107までの処理と同様であるため、ここではその説明を省略する。
ステップS208において、利用者端末20は、文書検索の指定情報を、ポータルサーバ10に送信する。ここでは、図8において、入力部22を介して、利用者によりボタンBT2が選択されたものとして、端末制御部25は、文書検索の指定情報を、NW通信部21を介して、ポータルサーバ10に送信する。
次に、ポータルサーバ10は、文書検索画面を利用者端末20に送信する(ステップS209)。Web処理部131は、利用者端末20から受信した文書検索の指定情報に応じて、文書検索画面を、NW通信部11を介して、利用者端末20に送信する。
次に、利用者端末20は、文書検索画面を表示する(ステップS210)。端末制御部25は、NW通信部21を介して受信した、例えば、図12に示すような文書検索画面を、表示部23に表示させる。
図12は、本実施形態による支援システムの検索設定画面の一例を示す図である。
図12に示す画面G4は、文書検索画面である検索設定画面を示している。画面G4において、タイトルと、分析分野と、分析期間とが入力可能であり、ボタンBT4は、検索を開始する検索ボタン(検索開始ボタン)を示している。
図12に示す画面G4は、文書検索画面である検索設定画面を示している。画面G4において、タイトルと、分析分野と、分析期間とが入力可能であり、ボタンBT4は、検索を開始する検索ボタン(検索開始ボタン)を示している。
図11の説明に戻り、次に、利用者端末20は、検索条件(分析分野、分析期間)を、ポータルサーバ10に送信する(ステップS211)。ここでは、入力部22を介して、上述した図12に示す検索設定画面(画面G4)で、分析分野及び分析期間が指定されて、検索ボタン(ボタンBT4)が押下されたものとして、端末制御部25は、検索条件(分析分野、分析期間)を、NW通信部21を介して、ポータルサーバ10に送信する。
次に、ポータルサーバ10は、検索処理を実行する(ステップS212)。Web処理部131は、NW通信部11を介して、利用者端末20から受信した検索条件(分析分野、分析期間)に応じて、検索処理部137に検索処理を実行させる。検索処理部137は、結合処理部134、抽出処理部135、関連語拡張部136、及び検索適合率生成部138を用いて、検索処理を実行する。なお、検索処理の詳細については、図14を参照して後述する。
次に、ポータルサーバ10は、検索結果画面を、利用者端末20に送信する(ステップS213)。Web処理部131は、検索処理部137から出力される検索結果に応じて、検索結果画面を、NW通信部11を介して、利用者端末20に送信する。
次に、利用者端末20は、検索結果画面を表示する(ステップS214)。端末制御部25は、NW通信部21を介して受信した、例えば、図13に示すような検索結果画面を、表示部23に表示させる。
図13は、本実施形態による支援システムの検索結果画面の一例を示す図である。
図13に示す画面G4は、ポータルサーバ10の検索結果画面を示している。画面G4では、検索された関連文書の一覧及び検索適合率が表示される。
なお、関連文書の一覧は、例えば、検索適合率が高い順に表示されるとともに、検索適合率が低い関連文書(例えば、閾値以下の関連文書)は、予め関連文書の一覧から除外されているものとする。
図13に示す画面G4は、ポータルサーバ10の検索結果画面を示している。画面G4では、検索された関連文書の一覧及び検索適合率が表示される。
なお、関連文書の一覧は、例えば、検索適合率が高い順に表示されるとともに、検索適合率が低い関連文書(例えば、閾値以下の関連文書)は、予め関連文書の一覧から除外されているものとする。
次に、図11のステップS212の検索処理の詳細について説明する。
図14は、本実施形態におけるポータルサーバ10の検索処理の一例を示すフローチャートである。
図14は、本実施形態におけるポータルサーバ10の検索処理の一例を示すフローチャートである。
図14に示すように、ポータルサーバ10のサーバ制御部13は、まず、分析分野及び分析期間でログ情報を絞り込む(ステップS301)。サーバ制御部13の抽出処理部135は、利用者端末20から受信した検索条件である分析分野及び分析期間に対応するログ情報を、ログ情報記憶部123から抽出する。すなわち、抽出処理部135は、ログ情報記憶部123が記憶する利用者のグループIDに対応するログ情報の中から、分析分野が一致し、分析期間内であるログ情報を抽出する。
次に、サーバ制御部13の結合処理部134は、絞り込んだログ情報のメッセージを結合する(ステップS302)。結合処理部134は、例えば、絞り込んだ複数のログ情報に含まれるメッセージを抽出して、結合したメッセージ(統合したログ情報)を生成する。
次に、サーバ制御部13の抽出処理部135は、統合したログ情報のメッセージから検索キーワードを抽出する(ステップS303)。
次に、サーバ制御部13の関連語拡張部136は、検索キーワードの関連語を抽出する(ステップS304)。関連語拡張部136は、辞書情報記憶部125から検索キーワードに対応する関連語を取得する。
次に、検索処理部137は、文書情報記憶部124から、検索キーワード又は関連語を含む文書(関連文書)を検索する(ステップS305)。検索処理部137は、文書情報記憶部124が記憶する利用者のグループIDに対応する文書の中から、検索キーワード又は関連語を含む文書を、関連文書として検索する。
次に、検索適合率生成部138は、検索した文書の検索適合率を生成する(ステップS306)。検索処理部137は、検索適合率生成部138に、検索した文書(関連文書)ごとに、検索適合率を生成させる。
次に、検索処理部137は、検索結果を利用者端末20の表示部23に表示させる(ステップS307)。検索処理部137は、例えば、検索した関連文書及び検索適合率に基づく検索結果画面を生成し、検索結果画面のデータを、検索結果記憶部126に記憶させる。
ここで、検索処理部137は、例えば、図13に示す画面G5のような検索結果画面を生成する。検索処理部137は、検索結果画面として、検索した関連文書及び検索適合率の一覧を、検索適合率の高い順に生成する。また、検索処理部137は、検索適合率が閾値以下の関連文書を関連文書の一覧から除外する。検索処理部137は、生成した検索結果画面を、Web処理部131及びNW通信部11を介して、利用者端末20に送信し、検索結果画面を利用者端末20の表示部23に表示させる。
ステップS307の処理後に、検索処理部137は、検索処理を終了する。
ステップS307の処理後に、検索処理部137は、検索処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態による支援システム1は、ログ情報記憶部123と、文書情報記憶部124と、登録処理部133と、抽出処理部135と、検索処理部137とを備える。ログ情報記憶部123は、対象設備の監視中に記録されたメッセージを含むログ情報と、検索条件(例えば、分析分野、日時情報など)とを対応付けて記憶する。文書情報記憶部124は、対象設備に関する文書を記憶する。登録処理部133は、利用者が使用する利用者端末20から受信したログ情報と検索条件とを対応付けてログ情報記憶部123に記憶させ、利用者端末20から受信した文書を文書情報記憶部124に記憶させる。抽出処理部135は、利用者端末20から指定された検索条件に対応するログ情報であって、ログ情報記憶部123が記憶するログ情報に含まれるメッセージからキーワードを抽出する。検索処理部137は、抽出処理部135が抽出したキーワードを含む関連文書を、文書情報記憶部124から検索し、検索結果を利用者端末20に送信する。
これにより、本実施形態による支援システム1は、例えば、監視中の対象設備に異常が発生したなどの事象に対して、過去に蓄積した文書の中から、関連文書を容易に検索することができる。そのため、本実施形態による支援システム1は、監視中の対象設備に発生した事象に対する利用者の分析処理の業務負荷を低減することができる。すなわち、本実施形態による支援システム1は、対象設備に対して、過去に蓄積した文書の中から、関連文書を容易に検索することができ、利用者の分析処理の業務負荷を低減することができる。
また、本実施形態では、ログ情報記憶部123は、利用者が所属するグループを識別するグループID(グループ識別情報)と、ログ情報と、検索条件(例えば、分析分野、日時情報など)とを対応付けて記憶する。文書情報記憶部124は、グループIDと、文書とを対応付けて記憶する。ここで、グループは、例えば、企業、組織、団体などである。抽出処理部135は、利用者のグループID及び検索条件に対応付けられているログ情報に含まれるメッセージからキーワードを抽出する。検索処理部137は、文書情報記憶部124が記憶する文書のうちの利用者のグループIDに対応付けられている文書から、キーワードを含む関連文書を検索する。
これにより、本実施形態による支援システム1は、グループIDごとにログ情報及び文書が記憶されて管理され、関連文書の検索もグループ内で登録されたログ情報及び文書を用いるため、例えば、企業などのグループ内のノウハウが他のグループに漏洩することがない。また、本実施形態による支援システム1は、ポータルサーバ10により運用されるため、例えば、企業などのグループで自前の設備を用意する必要がなく、サービスの提供を受けることができる。すなわち、本実施形態による支援システム1は、企業などのグループで自らがシステムを保有せずに済み設備投資費を抑制できる。
よって、本実施形態による支援システム1は、手軽に、且つ、安全に、プラントの対象設備の監視に関するシステムを導入することができる。
よって、本実施形態による支援システム1は、手軽に、且つ、安全に、プラントの対象設備の監視に関するシステムを導入することができる。
また、本実施形態では、文書情報記憶部124が記憶する文書には、サービス管理者のグループIDに対応付けられている文書が含まれる。検索処理部137は、文書情報記憶部124が記憶する文書のうちの、利用者のグループIDに対応付けられている文書及びサービス管理者のグループIDに対応付けられている文書から、キーワードを含む関連文書を検索する。
これにより、本実施形態による支援システム1は、サービス管理者が登録した文書を検索可能にすることで、グループ間で共有可能なノウハウを共有することができ、利便性を向上させることができる。
また、本実施形態による支援システム1は、検索条件と一致する複数のログ情報に含まれるメッセージを結合する結合処理部134を備える。
これにより、本実施形態による支援システム1は、複数のログ情報を結合してから、キーワードを抽出するため、キーワードの抽出処理の処理効率を向上させることができ、検索期間を短縮することができる。すなわち、本実施形態による支援システム1は、検索効率を向上させることができる。
これにより、本実施形態による支援システム1は、複数のログ情報を結合してから、キーワードを抽出するため、キーワードの抽出処理の処理効率を向上させることができ、検索期間を短縮することができる。すなわち、本実施形態による支援システム1は、検索効率を向上させることができる。
また、本実施形態による支援システム1は、抽出処理部135が抽出したキーワードの関連語を、関連語を記憶する辞書情報記憶部125から抽出する関連語拡張部136を備える。検索処理部137は、関連語拡張部136が抽出したキーワードの関連語、又はキーワードを含む関連文書を、文書情報記憶部124から検索する。
これにより、本実施形態による支援システム1は、キーワードの関連語を含めて検索するため、検索効率を向上させることができる。
また、本実施形態による支援システム1は、関連文書の検索文書としての適合率を示す検索適合率を、関連文書ごとに生成する検索適合率生成部を備える。検索処理部137は、関連文書の一覧、及び検索適合率を含む検索結果を、利用者端末20に送信して、利用者端末20の表示部23に表示させる。
これにより、本実施形態による支援システム1は、関連文書の検索文書としての適合率を視覚的に確認できるため、利用者が検索した関連文書の信頼度を判断することができ、利便性をさらに向上させることができる。
また、本実施形態では、検索処理部137は、検索適合率の高い順に生成した関連文書の一覧を、検索結果として利用者端末20に送信して、利用者端末20の表示部23に表示させる。すなわち、検索処理部137は、検索適合率に基づいて、検索対象として適切な順に関連文書の一覧を生成し、検索結果として利用者端末20に送信して、利用者端末20の表示部23に表示させる。
これにより、本実施形態による支援システム1は、検索適合率の高い順に表示するため、利用者が検索した関連文書を効率よく確認することができ、利便性をさらに向上させることができる。
また、本実施形態では、検索処理部137は、検索適合率が閾値以下の関連文書を関連文書の一覧から除外する。
これにより、本実施形態による支援システム1は、検索適合率の低い関連文書を除外できるため、利用者が検索した関連文書を効率よく確認することができ、利便性をさらに向上させることができる。
これにより、本実施形態による支援システム1は、検索適合率の低い関連文書を除外できるため、利用者が検索した関連文書を効率よく確認することができ、利便性をさらに向上させることができる。
また、本実施形態では、検索条件には、ログ情報の分析期間が含まれる。抽出処理部135は、分析期間に該当するログ情報に含まれるメッセージからキーワードを抽出する。すなわち、抽出処理部135は、分析期間に一致する日時情報に対応付けられているログ情報に含まれるメッセージからキーワードを抽出する。
これにより、本実施形態による支援システム1は、ログ情報の分析期間により予め絞り込んでから、キーワードを抽出するため、キーワードの抽出処理の処理効率を向上させることができ、検索期間を短縮することができる。すなわち、本実施形態による支援システム1は、検索効率を向上させることができる。
また、本実施形態では、検索条件には、対象設備に関する分析分野が含まれる。抽出処理部135は、分析分野に該当するログ情報に含まれるメッセージからキーワードを抽出する。すなわち、抽出処理部135は、指定された分析分野に対応付けられているログ情報に含まれるメッセージからキーワードを抽出する。
これにより、本実施形態による支援システム1は、ログ情報の分析分野により予め絞り込んでから、キーワードを抽出するため、キーワードの抽出処理の処理効率を向上させることができ、検索期間を短縮することができる。すなわち、本実施形態による支援システム1は、検索効率を向上させることができる。
また、本実施形態によるポータルサーバ10(支援装置)は、ログ情報記憶部123と、文書情報記憶部124と、登録処理部133と、抽出処理部135と、検索処理部137とを備える。ログ情報記憶部123は、対象設備の監視中に記録されたメッセージを含むログ情報と、検索条件(例えば、分析分野、日時情報など)と対応付けて記憶する。文書情報記憶部124は、対象設備に関する文書を記憶する。登録処理部133は、利用者が使用する利用者端末20から受信したログ情報と検索条件とを対応付けてログ情報記憶部123に記憶させ、利用者端末20から受信した文書を文書情報記憶部124に記憶させる。抽出処理部135は、利用者端末20から指定された検索条件に対応するログ情報であって、ログ情報記憶部123が記憶するログ情報に含まれるメッセージからキーワードを抽出する。検索処理部137は、抽出処理部135が抽出したキーワードを含む関連文書を、文書情報記憶部124から検索し、検索結果を利用者端末20に送信する。
これにより、本実施形態によるポータルサーバ10は、上述した支援システム1と同様の効果を奏し、対象設備に対して、過去に蓄積した文書の中から、関連文書を容易に検索することができ、利用者の分析処理の業務負荷を低減することができる。また、本実施形態によるポータルサーバ10は、手軽に、且つ、安全に、プラントの対象設備の監視に関するシステムを導入することができる。
また、本実施形態による支援方法は、対象設備の監視中に記録されたメッセージを含むログ情報と検索条件とを対応付けて記憶するログ情報記憶部123と、対象設備に関する文書を記憶する文書情報記憶部124とを備える支援システム1の支援方法であって、登録処理ステップと、抽出処理ステップと、検索処理ステップとを含む。登録処理ステップにおいて、登録処理部133が、利用者が使用する利用者端末20から受信したログ情報と検索条件とを対応付けてログ情報記憶部123に記憶させ、利用者端末20から受信した文書を文書情報記憶部124に記憶させる。抽出処理ステップにおいて、抽出処理部135が、利用者端末20から指定された検索条件に対応するログ情報であって、ログ情報記憶部123が記憶するログ情報に含まれるメッセージからキーワードを抽出する。検索処理ステップにおいて、検索処理部137が、抽出処理部135が抽出したキーワードを含む関連文書を、文書情報記憶部124から検索し、検索結果を利用者端末20に送信する。
これにより、本実施形態による支援方法は、上述した支援システム1と同様の効果を奏し、対象設備に対して、過去に蓄積した文書の中から、関連文書を容易に検索することができ、利用者の分析処理の業務負荷を低減することができる。また、本実施形態による支援方法は、手軽に、且つ、安全に、プラントの対象設備の監視に関するシステムを導入することができる。
なお、本開示は、上記の実施形態に限定されるものではなく、本開示の趣旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、上記の実施形態において、ポータルサーバ10は、1台のサーバ装置で構成される例を説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、複数台のサーバ装置で構成されてもよい。
例えば、上記の実施形態において、ポータルサーバ10は、1台のサーバ装置で構成される例を説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、複数台のサーバ装置で構成されてもよい。
また、上記の実施形態において、サーバ記憶部12の一部又は全部を、ポータルサーバ10の外部に備えるようにしてもよい。また、サーバ制御部13の機能の一部を、ポータルサーバ10の外部に備えるようにしてもよい。
また、上記の実施形態において、検索条件により、ログ情報を予め絞り込む例を説明したが、文書についても、同様に、検索条件により、予め絞り込むようにしてもよい。これにより、支援システム1は、検索処理の処理効率をさらに向上させることができる。
また、上記の実施形態において、検索条件の例として、分析分野と分析期間とを適用する例を説明したが、これに限定されるものではない。検索条件として、例えば、対象設備の装置名、測定しているセンサの信号名、登録した利用者名、等の他の項目が、適用されてもよい。
また、上記の実施形態において、図8~図10、図12、及び図13により、利用者端末20の表示画面の例を説明したが、これに限定されるものではなく、他の表示画面であってもよい。また、利用者端末20は、ポータルサーバ10が、検索結果として送信した画面のデータをそのまま表示部23に表示してもよいし、ポータルサーバ10が、検索結果として、検索した関連文書及び検索適合率を、利用者端末20に送信し、利用者端末20が、検索した関連文書及び検索適合率に基づく表示画面を生成してもよい。
なお、上述した支援システム1が備える各構成は、内部に、コンピュータシステムを有している。そして、上述した支援システム1が備える各構成の機能を実現するためのプログラムをコンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより上述した支援システム1が備える各構成における処理を行ってもよい。ここで、「記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行する」とは、コンピュータシステムにプログラムをインストールすることを含む。ここでいう「コンピュータシステム」とは、OS及び周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータシステム」は、インターネット、WAN、LAN、専用回線等の通信回線を含むネットワークを介して接続された複数のコンピュータ装置を含んでもよい。また、「コンピュータが読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD-ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。このように、プログラムを記憶した記録媒体は、CD-ROM等の非一過性の記録媒体であってもよい。
また、記録媒体には、当該プログラムを配信するために配信サーバからアクセス可能な内部又は外部に設けられた記録媒体も含まれる。なお、プログラムを複数に分割し、それぞれ異なるタイミングでダウンロードした後に支援システム1が備える各構成で合体される構成、又は分割されたプログラムのそれぞれを配信する配信サーバが異なっていてもよい。さらに「コンピュータが読み取り可能な記録媒体」とは、ネットワークを介してプログラムが送信された場合のサーバ又はクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また、上記プログラムは、上述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、上述した機能をコンピュータシステムに既に記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
1…支援システム、10…ポータルサーバ、11,21…NW通信部、12…サーバ記憶部、13…サーバ制御部、20,20-1,20-2…利用者端末、22…入力部、23…表示部、24…端末記憶部、25…端末制御部、121…グループ情報記憶部、122…利用者情報記憶部、123…ログ情報記憶部、124…文書情報記憶部、125…辞書情報記憶部、126…検索結果記憶部、131…Web処理部、132…認証処理部、133…登録処理部、134…結合処理部、135…抽出処理部、136…関連語拡張部、137…検索処理部、138…検索適合率生成部、C1,C2…企業、H11,H21…NWアダプタ、H12,H22…メモリ、H13,H23…プロセッサ、H24…入力デバイス、H25…ディスプレイ、NW1…ネットワーク
Claims (13)
- 対象設備の監視中に記録されたメッセージを含むログ情報と検索条件とを対応付けて記憶するログ情報記憶部と、
前記対象設備に関する文書を記憶する文書情報記憶部と、
利用者が使用する利用者端末から受信した前記ログ情報と前記検索条件とを対応付けて前記ログ情報記憶部に記憶させ、前記利用者端末から受信した前記文書を前記文書情報記憶部に記憶させる登録処理部と、
前記利用者端末から指定された前記検索条件に対応する前記ログ情報であって、前記ログ情報記憶部が記憶する前記ログ情報に含まれる前記メッセージからキーワードを抽出する抽出処理部と、
前記抽出処理部が抽出した前記キーワードを含む関連文書を、前記文書情報記憶部から検索し、検索結果を前記利用者端末に送信する検索処理部と
を備える支援システム。 - 前記ログ情報記憶部は、前記利用者が所属するグループを識別するグループ識別情報と、前記ログ情報と、前記検索条件とを対応付けて記憶し、
前記文書情報記憶部は、前記グループ識別情報と、前記文書とを対応付けて記憶し、
前記抽出処理部は、
前記利用者の前記グループ識別情報及び前記検索条件に対応付けられている前記ログ情報に含まれる前記メッセージから前記キーワードを抽出し、
前記検索処理部は、前記文書情報記憶部が記憶する前記文書のうちの前記利用者の前記グループ識別情報に対応付けられている前記文書から、前記キーワードを含む関連文書を検索する
請求項1に記載の支援システム。 - 前記文書情報記憶部が記憶する前記文書には、サービス管理者の前記グループ識別情報に対応付けられている前記文書が含まれ、
前記検索処理部は、前記文書情報記憶部が記憶する前記文書のうちの、前記利用者の前記グループ識別情報に対応付けられている前記文書及び前記サービス管理者の前記グループ識別情報に対応付けられている前記文書から、前記キーワードを含む前記関連文書を検索する
請求項2に記載の支援システム。 - 前記検索条件と一致する複数の前記ログ情報に含まれる前記メッセージを結合する結合処理部を備える
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の支援システム。 - 前記抽出処理部が抽出した前記キーワードの関連語を、関連語を記憶する辞書情報記憶部から抽出する関連語拡張部を備え、
前記検索処理部は、前記関連語拡張部が抽出した前記キーワードの関連語、又は前記キーワードを含む前記関連文書を、前記文書情報記憶部から検索する
請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の支援システム。 - 前記関連文書の検索文書としての適合率を示す検索適合率を、前記関連文書ごとに生成する検索適合率生成部を備え、
前記検索処理部は、前記関連文書の一覧、及び前記検索適合率を含む前記検索結果を、前記利用者端末に送信して、前記利用者端末の表示部に表示させる
請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の支援システム。 - 前記関連文書の検索文書としての適合率を示す検索適合率を、前記関連文書ごとに生成する検索適合率生成部を備え、
前記検索処理部は、前記検索適合率の高い順に生成した前記関連文書の一覧を、前記検索結果として前記利用者端末に送信して、前記利用者端末の表示部に表示させる
請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の支援システム。 - 前記検索処理部は、前記検索適合率が閾値以下の前記関連文書を前記関連文書の一覧から除外する
請求項6又は請求項7に記載の支援システム。 - 前記検索条件には、前記ログ情報の分析期間が含まれ、
前記抽出処理部は、
前記分析期間に該当する前記ログ情報に含まれる前記メッセージから前記キーワードを抽出する
請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の支援システム。 - 前記検索条件には、対象設備に関する分析分野が含まれ、
前記抽出処理部は、
前記分析分野に該当する前記ログ情報に含まれる前記メッセージから前記キーワードを抽出する
請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の支援システム。 - 対象設備の監視中に記録されたメッセージを含むログ情報と検索条件とを対応付けて記憶するログ情報記憶部と、
前記対象設備に関する文書を記憶する文書情報記憶部と、
利用者が使用する利用者端末から受信した前記ログ情報と前記検索条件とを対応付けて前記ログ情報記憶部に記憶させ、前記利用者端末から受信した前記文書を前記文書情報記憶部に記憶させる登録処理部と、
前記利用者端末から指定された前記検索条件に対応する前記ログ情報であって、前記ログ情報記憶部が記憶する前記ログ情報に含まれる前記メッセージからキーワードを抽出する抽出処理部と、
前記抽出処理部が抽出した前記キーワードを含む関連文書を、前記文書情報記憶部から検索し、検索結果を前記利用者端末に送信する検索処理部と
を備える支援装置。 - 対象設備の監視中に記録されたメッセージを含むログ情報と検索条件とを対応付けて記憶するログ情報記憶部と、前記対象設備に関する文書を記憶する文書情報記憶部と、登録処理部と、抽出処理部と、検索処理部とを備える支援システムの支援方法であって、
前記登録処理部が、利用者が使用する利用者端末から受信した前記ログ情報と前記検索条件とを対応付けて前記ログ情報記憶部に記憶させ、前記利用者端末から受信した前記文書を前記文書情報記憶部に記憶させるステップと、
前記抽出処理部が、前記利用者端末から指定された前記検索条件に対応する前記ログ情報であって、前記ログ情報記憶部が記憶する前記ログ情報に含まれる前記メッセージからキーワードを抽出するステップと、
前記検索処理部が、前記抽出処理部が抽出した前記キーワードを含む関連文書を、前記文書情報記憶部から検索し、検索結果を前記利用者端末に送信するステップと
を含む支援方法。 - 対象設備の監視中に記録されたメッセージを含むログ情報と検索条件とを対応付けて記憶するログ情報記憶部と、前記対象設備に関する文書を記憶する文書情報記憶部とを備える支援システムに設けられ、登録処理部、抽出処理部および検索処理部を備えるコンピュータシステムで実行されるプログラムであって、
前記登録処理部が、利用者が使用する利用者端末から受信した前記ログ情報と前記検索条件とを対応付けて前記ログ情報記憶部に記憶させ、前記利用者端末から受信した前記文書を前記文書情報記憶部に記憶させるステップと、
前記抽出処理部が、前記利用者端末から指定された前記検索条件に対応する前記ログ情報であって、前記ログ情報記憶部が記憶する前記ログ情報に含まれる前記メッセージからキーワードを抽出するステップと、
前記検索処理部が、前記抽出処理部が抽出した前記キーワードを含む関連文書を、前記文書情報記憶部から検索し、検索結果を前記利用者端末に送信するステップと
を前記コンピュータシステムに実行させるプログラム。
Priority Applications (1)
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JP2022046217A JP2023140402A (ja) | 2022-03-23 | 2022-03-23 | 支援システム、支援装置、支援方法、及びプログラム |
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Family Applications (1)
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2022
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