JP2023139875A - 配送解析システム - Google Patents

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Abstract

【課題】商品の売り込み先の企業における取扱可能な商品の量を予測するための情報を提供する。【解決手段】複数の小売企業それぞれにおいて作成された複数の配送計画で、異なる物流拠点を配送拠点とする、前記複数の配送計画を記憶する記憶部から、処理対象の対象物流拠点を配送拠点とする配送計画を取得する取得部と、前記取得部が取得した前記配送計画に基づいて、前記配送拠点における配送実績を特定する特定部と、前記配送実績を示す情報を、前記対象物流拠点の販売実績として出力部に出力させる提示部とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、配送解析システムに関する。
従来、食品メーカー等、商品を提供する企業においては、配送車両により商品を各店舗に配送しており、このような配送は、配送計画に沿って行われている。配送計画に関し、特許文献1には、配送変更要求に応じて配送計画を変更し、変更後の拠点を含む地図を表示すること、各拠点の到着予定時刻を配送順に表示すること、が開示されている。
特開2021-131797号公報
ところで、食品メーカー等の営業担当者は、自社商品の販路を開拓する際には、売り込み先の小売企業に赴き、自社の商品を扱ってもらえるか交渉を行い、この交渉において、小売企業がどのくらいの量の商品の取り扱いが可能なのかを把握していた。しかしながら、取扱量が出荷希望量に見合わない場合には、商談を進めることができず、交渉までの営業活動が無駄になってしまうという問題があった。このため、営業担当者は、交渉前に、希望する量の商品を小売企業が取り扱い可能かどうかを知りたいという要望があった。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであって、商品の売り込み先の小売企業における取扱可能な商品の量を予測するための情報を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、配送解析システムであって、複数の小売企業それぞれにおいて作成された複数の配送計画で、異なる物流拠点を配送拠点とする、前記複数の配送計画を記憶する記憶部から、処理対象の対象物流拠点を前記配送拠点とする配送計画を取得する取得部と、前記取得部が取得した前記配送計画に基づいて、前記配送拠点における配送実績を特定する特定部と、前記配送実績を示す情報を、前記対象物流拠点の販売実績として出力部に出力させる提示部とを備える。
上記のように、配送解析システムは、配送計画に基づいて、配送拠点における配送実績を特定し、配送実績を示す情報を、対象物流拠点の販売実績として出力部に出力させる。これにより、営業担当者等は、物流拠点毎の販売実績を確認することができる。したがって、販売実績から、小売企業の入荷希望量を予測することができる。このように、配送解析システムは、営業担当者等が、商品の売り込み先の小売企業における取扱可能な商品の量を予測するための情報を提供することができる。
本実施形態における営業支援システムの構成図である。 配送解析システムの記録媒体に格納されるデータの構成例を示す図である。 配送解析処理を示すフローチャートである。 配送解析処理の説明図である。 販売実績画面の表示例を示す図である。 物流拠点画面の表示例を示す図である。 物流拠点DBのデータ構成例を示す図である。 物流拠点間の所要期間を示す図である。
ここでは、下記の順序に従って本発明の実施の形態について説明する。
(1)営業支援システムの構成:
(2)配送解析処理:
(3)他の実施形態:
(1)送迎管理システムの構成:
図1は、営業支援システム1の全体構成図である。営業支援システム1は、食品メーカーなど、商品を提供する企業が、小売企業に対し自社商品を売り込むかどうかを、検討するための情報を提供する。より具体的には、営業支援システム1は、複数の小売企業それぞれの、商品の配送便に係る配送計画に基づいて、小売企業が希望する入荷量を予測するための情報を生成し、これを提供する。このための構成として、営業支援システム1は、配送解析システム10と、ユーザ装置20と、を備える。配送解析システム10は、ネットワークを介してユーザ装置20と通信する。
配送解析システム10は、複数の小売企業それぞれにおいて作成された、配送計画を記憶しており、配送計画に基づいて、各企業の配送拠点からの配送実績を解析するシステムである。ユーザ装置20は、食品メーカーなど商品を提供する企業における営業担当者など、当該営業支援システム1のユーザが利用する端末装置である。配送解析システム10は、例えば、据置型の汎用コンピュータやクラウド型のサーバ等である。ユーザ装置20は、据置型の汎用コンピュータや、スマートフォンやタブレット端末等の携帯型の情報処理装置である。
配送解析システム10は、CPU、ROM、RAM等を備える制御部11と、記録媒体12と、通信部13と、を備えている。制御部11は、記録媒体12やROM等の記憶部に記憶された種々のプログラムを実行する。本実施形態の制御部11は、このプログラムの1つとして、配送解析プログラム110を実行する。制御部11は、配送解析プログラム110の処理により、配送実績の解析を行う。通信部13は、外部装置と有線または無線での通信を行うための装置である。制御部11は、通信部13を介してユーザ装置20と通信することができる。
図2に示すように、記録媒体12には、地図情報121、小売企業DB122と、物流拠点DB123と、配送先DB124と、配送計画DB125と、が格納されている。
地図情報121は、道路やその周辺に存在する地物の位置等を示す地物データ等を含んでいる。各地物の位置は、例えば緯度経度で示される。なお、地図上の地物が企業の拠点や物流の拠点として設定されるものとする。
小売企業DB122には、複数の小売企業(小売の事業者)それぞれに関する情報が格納されている。具体的には、DB122には、各小売企業のレコードが格納され、各レコードには、小売企業コードと、小売企業名と、企業情報が含まれる。小売企業コードは、小売企業の識別情報である。小売企業名は、小売企業の名称である。企業情報は、小売企業に関する情報である。本実施形態においては、企業情報には、本社の所在地や、事業内容などが含まれるものとする。
物流拠点DB123には、小売企業それぞれにおいて、商品を配送する際の拠点となる物流拠点毎の情報が格納されている。具体的には、物流拠点DB123には、各物流拠点のレコードが格納され、各レコードには、小売企業コードと、物流拠点名と、物流拠点コードと、所在地と、配送車両台数と、従業員数と、が含まれる。
小売企業コードは、物流拠点を所有する小売企業の小売企業コードである。物流拠点名は、物流拠点の名称であり、例えば、「A会社B物流センター」といった名称が格納される。物流拠点コードは、物流拠点の識別情報である。所在地は、物流拠点の所在地であり、住所の他、緯度経度の情報を含む。配送車両台数は、物流拠点を配送拠点として配送を行う車両の台数である。従業者数は、物流拠点における従業者の数である。
物流拠点DB123には、例えば、A会社の複数の物流拠点それぞれのレコードが格納され、さらにB会社の複数の物流拠点それぞれのレコードが格納されている。このように、物流拠点DB123には、複数の小売企業それぞれにおける、複数の物流拠点それぞれに関する情報が格納される。
配送先DB124には、複数の小売企業それぞれにおいて、商品の配送先となる店舗に関する情報が格納される。具体的には、配送先DB124には、各配送先のレコードが格納され、各レコードには、小売企業コードと、配送先コードと、配送先名と、業態と、所在地と、が含まれる。小売企業コードは、配送先を所有する小売企業の小売企業コードが格納される。配送先コードは、配送先の識別情報である。配送先名は、配送先の名称であり、例えば、「スーパーC市店」等の名称が格納される。業態は、配送先の店舗の業態を示す情報である。業態としては、「スーパー」、「コンビニエンスストア」、「ドラッグストア」、「病院内の売店」等が挙げられる。所在地は、配送先の所在地であり、住所の他、緯度経度の情報を含む。配送先DB124には、複数の小売企業それぞれにおける、複数の配送先それぞれに関する情報が格納される。
配送計画DB125には、複数の小売企業それぞれにおいて作成された複数の配送計画に関する情報が格納される。配送計画は、配送拠点から配送先を巡回する1つの配送便に対応した計画である。すなわち、1つの配送計画は、1つの配送便についての計画である。各配送便は、小売企業の物流拠点を配送拠点とするものとする。
本実施形態の配送計画DB125には、各配送計画に対応したレコードが格納される。各レコードには、小売企業コードと、配送便名と、配送便コードと、配送計画と、が含まれる。小売企業コードは、配送計画を作成した小売企業の小売企業コードである。配送便名は、配送便の名称であり、例えば小売企業において決定される。配送便コードは、配送便の識別情報である。配送計画には、配送拠点を出発し、1又は複数の配送先を経由して配送拠点に戻る配送ルートにおける配送順に対応付けて、配送拠点と、配送先の情報とが含まれる。具体的には、配送計画には、配送拠点としての物流拠点コードと、配送先の配送先コードと、各配送先の配送順と、が含まれる。配送計画には、さらに、出発日時、各配送先への到着予定日時が含まれる。配送計画には、配送車両の走行経路など、他の情報が含まれてもよい。
例えば、A会社の物流拠点s001を配送拠点とする配送便コードe001、e002の2つの配送便があり、また、A会社の物流拠点s002を配送拠点とする配送便コードe011、e012の2つの配送便があるとする。また、B会社の物流拠点s011を配送拠点とする1つの配送便e051があるとする。この場合、配送計画DB125には、配送便コードe001、e002、e011、e012、e051の計5つの配送便についての配送計画のレコードが格納される。
なお、このような複数の小売企業それぞれの配送便に係る配送計画が登録されたDBが既に構築されている場合には、当該DBが配送計画DB125として利用されてもよい。例えば、複数の小売企業による物流資源を相互活用するために、小売企業Xの配送便で、小売企業Yの商品を配送してもらう、というような、複数の小売企業による共同配送が行われている場合がある。このような共同配送を管理するために、複数の小売企業により作成された配送計画が登録されたDBが構築され得る。
説明を図1に戻す。配送解析システム10の制御部11が実行する配送解析プログラム110は、配送解析システム10のコンピュータを、通信処理部111、取得部112、特定部113及び提示部114として機能させるためのプログラムである。以下において、通信処理部111、取得部112、特定部113及び提示部114が実行するものとして記載する処理は、制御部11(CPU)が実行する処理である。
通信処理部111は、通信部13を介してユーザ装置20と情報の送受信を行う。取得部112は、ユーザ装置20から物流拠点を指定した販売実績の表示要求を受信した場合に、配送計画DB125から、表示要求に含まれる物流拠点を処理対象とし、当該処理対象の物流拠点を配送拠点とする配送計画を取得する。以下、処理対象の物流拠点を対象物流拠点と称する。特定部113は、取得部112が取得した各配送計画に含まれる、各配送先の業態毎の配送先の数(配送先数)を特定する。提示部114は、特定部113により特定された、業態毎の配送先数を、対象物流拠点の販売実績としてユーザ装置20の表示部24に表示させる。なお、各部の詳細な処理については、図3等を参照しつつ、後に詳述する。
ユーザ装置20は、CPU、ROM、RAM等を備える制御部21と、記録媒体22と、通信部23と、表示部24と、操作部25とを備えている。制御部21は、プログラムを実行することにより、各種処理を行う。制御部21は、例えば、販売実績を表示部24に表示させる。記録媒体22には、各種プログラム及び各種データが格納されている。記録媒体22には、地図情報221が格納されている。地図情報221は、配送解析システム10の地図情報121と同様である。
通信部23は、外部の装置と有線または無線での通信を行うための装置であり、制御部21は通信部23を介して配送解析システム10と通信することができる。表示部24は、各種情報を表示する。操作部25は、ユーザからの操作を受け付ける。表示部24と操作部25は、例えば、タッチパネルディスプレイのように一体に設けられてもよい。
図3は、配送解析システム10による配信解析処理と、ユーザ装置20による表示処理を示すフローチャートである。配信解析処理及び表示処理は、それぞれ配送解析システム10及びユーザ装置20が起動した場合に開始され、電源オフされるか、またはユーザからの終了指示を受け付けるまで、繰り返される。例えば食品メーカーの営業担当者等のユーザ装置20のユーザは、自社の商品の売り込み先を検討するとする。この場合、ユーザは、配送解析システム10に登録されている複数の小売企業の物流拠点の中から、売り込み先として検討したい物流拠点を操作部25において指定する。なお、このとき、表示部24には、物流拠点のリストが表示されるものとする。物流拠点のリストは、ユーザ装置20からの要求により、配送解析システム10において、物流拠点DB123を参照して生成され、ユーザ装置20に送信されるものとする。
ユーザ装置20においては、ステップS100において、制御部21は、ユーザ操作により物流拠点が指定されるまで待機し(ステップS100でN)、物流拠点が指定された場合に(ステップS100でY)、処理をステップS102へ進める。ステップS102において、制御部21は、選択された物流拠点における販売実績の表示要求を配送解析システム10に送信し、その後処理をステップS104へ進める。表示要求には、選択された物流拠点を示す情報が含まれる。
一方、配送解析システム10においては、ステップS110において、制御部11の通信処理部111は、表示要求を受信するまで待機し(ステップS110でN)、表示要求を受信した場合に(ステップS110でY)、処理をステップS112へ進める。ステップS112において、制御部11の取得部112は、ステップS110において受信した表示要求に含まれる物流拠点を処理対象の対象物流拠点とし、配送計画DB125から、対象物流拠点を配送拠点(配送計画における出発地)とする配送計画を取得する。取得部112は、ステップS112において、1又は複数の配送計画を取得する。このように、本実施形態においては、ユーザ装置20においてユーザにより指定された物流拠点が対象物流拠点とされる。
次に、ステップS114において、特定部113は、ステップS112において取得したすべての配送計画それぞれに含まれる配送先と業態とを特定する。具体的には、特定部113は、配送計画DB125において配送計画に示される配送先コードに基づいて配送先を特定し、さらに配送先DB124において配送先コードに対応付けられている業態を特定する。次に、ステップS116において、提示部114は、ステップS114において特定した業態毎の配送先数をカウントする。なお、提示部114は、例えば1日等予め定められた期間に出発する配送計画をカウントの対象とする。
ステップS112、ステップS114及びステップS116の処理について具体的に説明する。例えば、図4に示すA会社B物流センターが対象物流拠点であるとする。さらに、A会社B物流センターを配送拠点とする配送便として、配送便コードe001、e002で識別される2つの配送便が配送計画DB125に登録されているとする。
この場合、ステップS112において、取得部112は、配送便コードe001、e002で識別される2つの配送便の配送計画を取得する。そして、ステップS114において、特定部113は、e001の配送便の配送計画から、d001、d002、d003で識別される3つの配送先を特定する。さらに特定部113は、e002の配送便の配送計画から、d021、d022、d023で識別される3つの配送先を特定する。そして、特定部113は、d001の配送先について、配送先DB124を参照することで、業態として「スーパー」を特定する。特定部113は、他の配送先についても同様に業態を特定する。
ステップS116において、提示部114は、業態が「スーパー」の配送先数として、d001、d002、d021で識別される3つの配送先をカウントする。提示部114はまた、業態が「コンビニエンスストア」の配送先数として、d003で識別される1つの配送先をカウントする。提示部114はまた、業態が「ドラッグストア」の配送先数としてd022、d023で識別される2つの配送先をカウントする。
例えば、コンビニエンスストアに比べてスーパーの方が配送される商品の量は多い。このように、配送される商品の量は、配送先の業態の種類に依存する。したがって、物流拠点を配送拠点とする配送便における、業態毎の配送先数が分かれば、物流拠点から配送される商品の全体量を見積もることが可能である。すなわち、物流拠点における、業態毎の配送先数は、販売実績を示す情報とみなすことができる。そこで、本実施形態の配送解析システム10は、販売実績を示す情報を取得すべく、業態毎の配送先数をカウントする。ここで、業態毎の配送先数は、配送実績の一例である。
説明を図3に戻す。ステップS116の処理の後、ステップS118において、提示部114は、販売実績情報を生成する。販売実績情報は、業態毎の配送先数を販売実績として示す情報である。本実施形態においては、販売実績情報には、さらに、物流拠点を含む小売企業の事業内容、物流拠点における配送車両の台数(車両台数)、物流拠点における従業員数が含まれるものとする。なお、配送車両の台数と、従業者数は、物流拠点DB123に格納されている。小売企業の事業内容は、小売企業DB122において、企業情報に含まれるものとする。提示部114は、これらのDBを参照して、販売実績情報を生成する。なお、販売実績情報は、少なくとも業態毎の配送先の数を含めばよい。次に、ステップS120において、通信処理部111は、販売実績情報をユーザ装置20に送信する。
ユーザ装置20においては、ステップS104において、制御部21は、販売実績情報を受信するまで待機し(ステップS104でN)、販売実績情報を受信した場合に(ステップS104でY)、処理をステップS106へ進める。ステップS106において、制御部21は、販売実績情報に基づいて、販売実績を表示部24に表示させる。以上で、処理が完了する。なお、ユーザ装置20の表示部24は、出力部の一例であり、配送解析システム10の通信処理部111は販売実績情報をユーザ装置20に送信する処理は、販売実績情報を出力部に出力させる出力処理部の一例である。
図5は、販売実績を示す販売実績画面300の表示例を示す図である。販売実績画面300には、物流拠点名「A会社B物流センター」が表示される。販売実績画面300にはさらに、業種毎の配送先数が販売実績として表示される。例えば、図4の例においては、販売実績として業種「コンビニエンスストア」に対して配送数1件、業種「スーパー」に対して配送数3件、業種「ドラッグストア」に対して配送数2件が表示される。販売実績画面300にはさらに、物流拠点の所在地、事業内容、車両台数、従業員数が表示される。他の例としては、販売実績画面300には、さらに物流拠点を含む小売企業の情報等が表示されてもよい。
以上のように、本実施形態の営業支援システム1の配送解析システム10は、対象物流拠点の業態毎の配送先数を対象物流拠点の販売実績としてユーザ装置20の表示部24に表示させる。対象物流拠点の販売実績は、売り込み先の小売企業における取扱可能な商品の量を予測するための情報となり得る。したがって、例えば食品メーカーの営業担当者などのユーザは、対象物流拠点の販売実績を参照することにより、商品の売り込み先の小売企業との交渉の前においても、売り込み先の小売企業における取扱可能な商品の量を予測することができる。さらに、ユーザにより指定された物流拠点が対象物流拠点となるため、ユーザは、希望する物流拠点毎の取り扱い可能な商品の量を予測することができる。このように、配送解析システム10は、商品の売り込み先の小売企業における取扱可能な商品の量を予測するための情報を提供することができる。
(3)他の実施形態:
以上の実施形態は本発明を実施するための一例であり、他にも種々の実施形態を採用可能である。例えば、配送解析システム10を構成する各部の少なくとも一部が複数の装置やシステムに分かれて存在していてもよい。配送解析システム10を構成する、通信処理部111、取得部112、特定部113及び提示部114の少なくとも一部が複数の装置に分かれて存在してもよい。また、上述の実施形態の一部の構成が省略されてもよいし、処理の順序が変動または省略されてもよい。
本実施形態においては、特定部は、業態毎の配送先数を配送実績として特定した。ただし、配送実績は、業態毎の配送先数に限定されるものではない。配送実績は、配送計画に含まれる情報で、配送実績を直接または間接に示す情報であればよい。配送実績の他の例としては、配送に利用される配送車両の最大積載量が挙げられる。ここで、最大積載量とは、積載することが可能な商品の最大の重さである。配送解析システム10は、物流拠点が指定された場合に、物流拠点を配送拠点とする各配送便に利用される配送車両の最大積載量の合計値を、配送拠点(物流拠点)における販売実績として表示部24に表示させてもよい。なお、この場合には、配送計画DB125においては、配送計画として、配送便として利用される配送車両の最大積載量が記録されているものとする。そして、制御部11は、配送計画DB125を参照することで、物流拠点の複数の配送車両それぞれの最大積載量の合計値を求めるものとする。
業態の分類方法は、実施形態に限定されるものではない。例えば、業態は、店舗の規模に応じて、大規模、中規模、小規模の3種類に分類されてもよい。例えば、スーパーと、デパートは、大規模店舗として分類され、ドラッグストアは、中規模店舗に分類され、コンビニエンスストアと病院内の売店は小規模店舗に分類されてもよい。
提示部は、販売実績を出力部に出力させればよく、出力部の出力形態は実施形態に限定されるものではない。他の例としては、提示部は、出力部としてのスピーカから販売実績を音声出力してもよい。
対象物流拠点は、配送計画DB125に登録されている物流拠点であればよく、ユーザ装置20のユーザにより指定された物流拠点に限定されるものではない。他の例としては、ユーザにより指定された指定位置を基準とした距離範囲内に含まれる物流拠点が対象物流拠点として処理されてもよい。なお、距離範囲は、予め定められているものとする。ただし、距離範囲は、ユーザにより指定されてもよい。また、距離範囲は、指定位置を基準とした直線距離の範囲とする。ただし、距離範囲は、例えば、経路探索により特定される、指定位置からの走行経路の距離が所定の距離以内となる範囲であってもよい。
本例においては、例えば、売り込み元の企業の商品の出荷工場の住所等、ユーザの所望の位置が指定されてもよい。この場合、配送解析システム10は、指定位置から所定の距離範囲内の1又は複数の物流拠点を自動的に選択し、選択した各物流拠点を対象物流拠点とし、各対象物流拠点についての販売実績を表示部24に表示させてもよい。なお、この場合、配送解析システム10は、物流拠点の所在地として登録されている、位置情報(緯度経度)に基づいて、距離範囲内か否かを判断するものとする。
さらに、この場合には、例えば、配送解析システム10は、まず図6に示す、物流拠点画面400を表示部24に表示してもよい。図6に示す例では、ユーザにより、Y食品会社のZ工場が指定され、距離範囲401内に存在する物流拠点(A会社T物流センター、A会社B物流センター、及びP会社Q物流センター)が表示されている。物流拠点画面400において、ユーザにより、所望の物流拠点(対象物流拠点)が選択された場合に、図5に示すように、選択された物流拠点についての販売実績画面300が表示されてもよい。
また、ユーザは、所定の位置と共に、表示対象の小売企業を指定してもよい。例えば、ユーザは、Y会社食品のZ工場を基準とする位置として指定し、さらに表示対象の物流拠点として、A会社の物流拠点を指定してもよい。この場合には、物流拠点画面400には、所定の距離範囲内の物流拠点のうち、A会社の物流拠点のみ(A会社B物流センター及びA会社T物流センター)が表示される。さらに、この場合には、配送解析システム10は、A会社の複数の物流拠点それぞれにおいて得られた、業態毎の配送先数の集計値(合計値)を、表示部24に表示させてもよい。これにより、営業担当者等のユーザは、大手の小売企業の各配送センターの販売実績や、その集計値を参照することができ、複数の配送センターにおいて商品を取り扱ってもらうような提案を検討することができる。
また、他の例としては、ユーザにより位置と、商品の配送期限が指定されてもよい。この場合、配送解析システム10は、指定された配送期限において、指定位置から配送可能な物流拠点を対象物流拠点として処理を行うこととしてもよい。食品には、賞味期限や消費期限が定められている。このように期限が定められた商品においては、配送についても期限(配送期限)が定められている。
一方、小売企業においては、物流拠点間で商品の輸送が行われている。例えば、A会社の工場からA会社B物流センターに輸送された商品は、さらにA会社F物流センターに輸送され、さらにA会社G物流センターに輸送される。そして、商品は、A会社F物流センターを配送拠点とする配送便及びA会社G物流センターを配送拠点とする配送便により、各配送先に配送される。
配送解析システム10は、このような物流センター間の輸送を利用することを想定して、対象物流拠点を選択する。具体的には、配送解析システム10は、上記のような物流拠点間の輸送に要する期間を考慮して、配送期限内に到達できる物流拠点を特定し、特定した物流拠点を対象物流拠点とする。図7は、本例に係る配送解析システム10における物流拠点DB126のデータ構成例を示す図である。物流拠点DB126においては、物流拠点毎に、拠点間所要期間が格納されている。拠点間所要期間は、他の物流拠点までの商品の輸送に要する期間である。拠点間所要期間は、物流拠点間の実際の移動期間に、拠点における商品の滞在時間等が加算された期間である。
配送解析システム10の制御部11は、まずユーザにより指定された位置から距離範囲内に含まれる物流拠点を基準拠点として特定する。そして、制御部11は、物流拠点DB126を参照することにより、基準拠点から他の物流拠点までの期間を特定する。さらに、制御部11は、他の物流拠点において、さらに他の物流拠点への輸送が行われている場合には、この物流拠点までの期間を特定し、先の期間に加算した値を、合計の所要期間として求める。このようにして、制御部11は、複数の物流拠点までの所要期間を求め、所要期間が、指定された配送期限よりも短くなる物流拠点を対象物流拠点として選択する。
例えば、配送期限が3日であるとする。これに対し、図8に示す、A会社B物流センターが基準拠点として特定されたとする。さらに、A会社B物流センターからA会社F物流センターまでの所要期間が2日で、A会社G物流センターまでの所要期間が1日であるとする。この場合、A会社B物流センター、A会社F物流センター及びA会社G物流センターが対象物流拠点として選択される。さらに、この場合、制御部11は、対象物流拠点毎に、業態毎の配送先数を表示させるだけでなく、選択したすべての対象物流拠点において、業態毎の配送先数の集計値(合計値)を求め、これを表示部24に表示させてもよい。これにより、営業担当者等は、1つの小売企業の複数の物流センターを売り込み先とする可能性についても検討することができる。
なお、上記の例では、距離範囲内に含まれる物流拠点(上記の例ではA会社B物流センター)までの所要時間は考慮しないものとしたが、制御部11はさらに、当該所要時間を考慮してもよい。この場合には、距離範囲に対応して予め設定された時間が所要時間に加算されればよい。
さらに、本発明は、プログラムや方法としても適用可能である。また、以上のようなシステム、プログラム、方法は、単独の装置として実現される場合もあれば、共有の部品を利用して実現される場合もあり、各種の態様を含むものである。例えば、以上のようなシステムで実現される方法、プログラムを提供することが可能である。また、一部がソフトウェアであり一部がハードウェアであったりするなど、適宜、変更可能である。さらに、装置を制御するプログラムの記録媒体としても発明は成立する。むろん、そのソフトウェアの記録媒体は、磁気記録媒体であってもよいし半導体メモリであってもよいし、今後開発されるいかなる記録媒体においても全く同様に考えることができる。
1…営業支援システム、10…配送解析システム、11…制御部、12…記録媒体、13…通信部、20…ユーザ装置、21…制御部、22…記録媒体、23…通信部、110…配送解析プログラム、111…通信処理部、112…取得部、113…特定部、114…提示部、121…地図情報、122…小売企業DB、123、125…物流拠点DB、124…配送先DB、125…配送計画DB

Claims (6)

  1. 複数の小売企業それぞれにおいて作成された複数の配送計画で、異なる物流拠点を配送拠点とする、前記複数の配送計画を記憶する記憶部から、処理対象の対象物流拠点を前記配送拠点とする配送計画を取得する取得部と、
    前記取得部が取得した前記配送計画に基づいて、前記配送拠点における配送実績を特定する特定部と、
    前記配送実績を示す情報を、前記対象物流拠点の販売実績として出力部に出力させる提示部と
    を備える、配送解析システム。
  2. 前記配送計画は、配送先毎の業態を含み、
    前記配送実績は、前記対象物流拠点を前記配送拠点とする前記配送計画に含まれる、前記配送先の前記業態毎の数である、請求項1に記載の配送解析システム。
  3. 前記配送計画は、前記物流拠点を前記配送拠点とする配送に利用される配送車両の最大積載量を含み、
    前記配送実績は、前記対象物流拠点を前記配送拠点とする前記配送計画に含まれる、前記配送車両の前記最大積載量である、請求項1に記載の配送解析システム。
  4. 前記対象物流拠点は、ユーザにより指定された前記物流拠点である、請求項1乃至3の何れか1項に記載の配送解析システム。
  5. 前記対象物流拠点は、ユーザにより指定された位置を基準とした距離範囲内に含まれる前記物流拠点である、請求項1乃至3の何れか1項に記載の配送解析システム。
  6. 前記対象物流拠点は、ユーザにより指定された位置と、ユーザにより指定された商品の配送期限に応じて定まる前記物流拠点である、請求項1乃至3の何れか1項に記載の配送解析システム。
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