JP2023136013A - 繊維部材、シール部材及び画像形成装置 - Google Patents

繊維部材、シール部材及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】基布の裏面側の凹凸形状が抑制又は低減され、裏面側に設けられる弾性部材の剥離を良好に防止又は低減し、生産効率の向上を図ることが可能な繊維部材、シール部材及び画像形成装置を提供する。【解決手段】本発明は、基布11の表面に起毛して設けられた複数の繊維束12を有する繊維部材10であって、基布11は、縦糸14と横糸15の地糸により織り上げられており、縦糸14及び横糸15のうち少なくとも何れか一方が、熱融着性の表層部分を有する熱融着性繊維からなり、縦糸14と横糸15が接触部分で熱溶着することにより、基布11の裏面は平坦状となっており、さらに、基布11の裏面には弾性部材13が設けられている。【選択図】 図1

Description

本発明は、電子写真方式を採用した画像形成装置などに適用することが可能な繊維部材、シール部材及び画像形成装置に関する。
電子写真方式を採用した画像形成装置に於いては、現像装置などでトナーの飛散洩れを防止するためにシール部材が設けられている。このシール部材には、基布の表面にパイル糸が起毛してなる繊維部材が用いられる。
そのような繊維部材としては、例えば特許文献1に、フッ素樹脂繊維からなるパイル糸を毛羽とする摺動部材の基布裏面に、柔軟性を有する支持層が接着された粉粒体のもれ防止用のシール部材が開示されている。この特許文献1によれば、シール部材は、支持層が柔軟性を有しているため、可動体やハウジングの取付け部位形状に対応させて、容易に接着させることができるとされている。また、パイル糸からなる毛羽の保持性は、裏面に接着層を介して支持層が接着されているため強固であるとされている。しかし、基布の裏面は凹凸形状であるため、たとえ柔軟性を有する支持層を用い、接着層を介して基布の裏面に接着させても、支持層の剥離の防止は不十分であるという問題がある。
また特許文献2には、地経糸及び地緯糸がそれぞれ二層で構成されたパイル織物により形成されるシール部材が開示されている。このシール部材では、パイル織物の基布の裏側から接着剤を塗布して基布に含浸させ、パイル織物の目止め処理を行う。さらに、接着剤含浸後の基布の裏面に、イソプレンゴムを塗布して平坦な状態にする平坦処理を行っている。これにより、特許文献2に開示のシール部材では、両面テープ等を用いて剥離を防止しながら他の部材に安定して貼り付けることが可能になる。しかし、特許文献2に開示のシール部材であると、2度の塗布工程を行って目止め処理と平坦処理を行う必要があるため、製造工程数が多く生産効率が低いという問題がある。
実開平6-16963号公報 特開2004-78003号公報
本発明は、前記問題点に鑑みなされたものであり、その目的は、基布の裏面側の凹凸形状が抑制又は低減され、裏面側に設けられる弾性部材の剥離を良好に防止又は低減し、生産効率の向上を図ることが可能な繊維部材、シール部材及び画像形成装置を提供することにある。
本発明に係る繊維部材は、前記課題を解決するために、基布の表面に起毛して設けられた複数の繊維束を有する繊維部材であって、前記基布は、縦糸と横糸の地糸により織り上げられており、前記縦糸及び前記横糸のうち少なくとも何れか一方が、熱融着性の表層部分を有する熱融着性繊維からなり、前記縦糸と前記横糸が接触部分で熱溶着することにより、前記基布の裏面は平坦状となっており、さらに、前記基布の裏面には弾性部材が設けられていることを特徴とする。
前記の構成によれば、基布を構成する縦糸及び横糸のうち少なくとも何れか一方の地糸として、加熱により溶融する熱融着性繊維からなるものを用いる。そして、縦糸と横糸を接触部分で熱融着させているので、熱融着性繊維を用いない従来の基布と比較して、凹凸形状が抑制又は低減された裏面を形成することができる。これにより、基布の裏面で弾性部材と密着して保持させることができ、その結果、弾性部材の剥離を低減又は防止することが可能な繊維部材を提供することができる。
また前記の構成によれば、縦糸と横糸を接触部分で熱融着させているので、従来の繊維部材の様に、基布にその裏面側から接着剤を含浸させる、いわゆる目止め処理を行う必要がない。また、基布の裏面側の凹凸形状を平坦にするための平坦処理も省略することができる。そのため、従来の繊維部材と比較して、製造工程を省略して製造することができ、生産効率の向上も可能になる。
前記の構成に於いて、前記弾性部材は、前記縦糸及び前記横糸のうち少なくとも何れか一方の熱融着性繊維からなるものと接触部分で熱溶着していることが好ましい。前記構成の基布は、縦糸と横糸を接触部分で熱融着させることで、熱融着性繊維を用いない従来の基布と比較して、凹凸形状が抑制又は低減された裏面を有している。そのため、前記構成の様に、例えば、両面接着テープ等を用いることなく、弾性部材を直接基布に密着させて熱溶着させることが可能になる。
前記の構成に於いては、前記繊維束は前記基布に織り込まれており、かつ、前記縦糸及び前記横糸のうち少なくとも何れか一方の熱融着性繊維からなるものと接触部分で熱溶着していることが好ましい。これにより、従来の繊維部材のように基布に接着剤を含浸させなくても、繊維束を基布に強固に保持させることができ、繊維束が基布から脱離するのを防止することができる。
前記の構成に於いては、前記繊維束がフッ素樹脂繊維を除く合成樹脂繊維からなることが好ましい。繊維束としてフッ素樹脂繊維以外の合成樹脂繊維からなるものを用いることにより、例えば、本発明の繊維部材を画像形成装置に於けるシール部材に用いる場合にも、トナー等の被捕集物に対する吸着性能、捕集性及び保持性を良好に維持し、繊維部材(シール部材)から被捕集物が洩れたり飛散したりするのを防止することができる。
本発明に係るシール部材は、前記の課題を解決するために、前記繊維部材を備えることを特徴とする。
前記の構成によれば、繊維束をブラシ毛として機能させることで、例えば、画像形成装置に於いて被捕集物の漏出を遮断するシール部材に適用することができる。
また、本発明に係る画像形成装置は、前記の課題を解決するために、前記シール部材を備えることを特徴とする。
本発明によれば、基布の裏面側の凹凸形状が抑制又は低減されることにより、当該裏面側に設けられる弾性部材の剥離を防止することができる。また、従来の繊維部材と比較して、生産効率の向上も図ることができる。
本発明の実施形態に係る繊維部材を表す断面模式図である。 本発明の実施形態に係る繊維部材をシール部材に適用した例を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係るシール部材を用いた画像形成装置を模式的に表す正面図である。 本実施形態のシール部材が現像装置の現像容器に設置される様子を表す部分拡大図である。
(繊維部材)
本発明の繊維部材について、図を参照しながら以下に説明する。但し、説明に不要な部分は省略し、また説明を容易にするために拡大又は縮小等して図示した部分がある。
図1は、本実施の形態に係る繊維部材を表す断面模式図である。図1に示すように、本実施の形態に係る繊維部材10は、基布11と、前記基布11の表面に起毛して設けられる複数の繊維束12と、基布11の裏面に設けられた弾性部材13とを少なくとも備える。尚、本明細書において基布11の表面とは繊維束12が起毛して立設している面を意味し、基布11の裏面とは繊維束12が起毛して立設している面とは反対側の面を意味する。
基布11は、縦糸14と横糸15の地糸により織り上げて得られる織布より形成されている。本実施形態に於いて、縦糸14と横糸15の織り組織としては特に限定されず、例えば、平織り、綾織り、繻子織り、絡み織又はこれらの変化組織が挙げられる。「織り組織」とは、縦糸14と横糸15との織り方のパターンのことを意味する。「平織り」とは、各横糸15が交互に縦糸14の上下を通過し、各縦糸14が交互に横糸15の上下を通過する織物組織のことを意味する。「綾織り」とは、縦糸が横糸の上を2本(あるいは3本)、横糸の下を1本、交差させて織られる織物組織(又は織り方)のことを意味する。「繻子織り」とは、縦糸と横糸が各5本以上で一つの完全組織を作り、交錯する点が一定間隔で、かつ隣り合わない織物組織(又は織り方)のことを意味する。「絡み織」とは、2本の縦糸をねじりながら横糸と織り込んだ、目の粗い織物組織(又は織り方)をいう。さらに、「これらの変化組織」とは、平織り、綾織り、繻子織り及び/又は絡み織において、一部の織り方等を変更したものを意味する。
縦糸14は非熱融着性繊維からなる。縦糸14の構成材料としては特に限定されない。例えば、耐久性及び柔軟性が高く、耐摩耗性に優れ、動摩擦係数が低い繊維からなるフィラメント糸(長繊維糸)や、紡績糸(短繊維糸)等の糸が挙げられる。この様な繊維としては、例えば、ナイロン(登録商標)繊維、アラミド繊維等のポリアミド繊維、ポリエチレンテレフタレート繊維、ポリアリレート繊維等のポリエステル繊維、ポリアクリロニトリル繊維等のアクリル繊維、ポリエチレン繊維、ポリプロピレン繊維等のポリオレフィン繊維、ポリテトラフルオロエチレン繊維等のフッ素繊維等といった合成繊維が挙げられる。また、レーヨン繊維、キュプラ繊維等といった再生繊維、アセテート繊維、トリアセテート繊維等の酢酸セルロース繊維等といった半合成繊維等も含む。さらに、麻、綿、羊毛等の天然繊維も挙げられる。さらに、縦糸14は、例示した合成繊維、再生繊維、半合成繊維又は天然繊維のうち、それぞれ1種のみを単独で、又は少なくとも2種以上を混繊して用いてもよい。
横糸15は、熱融着性繊維からなる。ここで、本明細書において「熱融着性繊維」とは、熱融着性の表層部分(鞘部分)と、表層部分よりも融点が高い、又は難燃性の芯部分とを有する芯鞘構造の繊維を意味する。また、「熱融着性」とは、例えば、110℃~220℃、好ましくは130℃~200℃、より好ましくは140℃~180℃の範囲内で加熱された場合に熱溶融する性質を有することを意味する。
表層部分と芯部分の質量割合は、表層部分が熱溶融した後(すなわち、熱融着後)の熱融着性繊維の形状ないし形態が保持され、剛性及び機械的強度が過度に損なわれない範囲内で適宜設定することができる。より具体的には、表層部分と芯部分との質量割合は、芯部分/表層部分=3/1~1/1の範囲内が好ましく、2.5/1~1.2/1の範囲内がより好ましく、2/1~1.5/1の範囲内が特に好ましい。芯部分/表層部分を3/1以上にすることにより、表層部分が熱溶融後の熱融着性繊維の機械的強度及び剛性を良好に維持することができる。その一方、芯部分/表層部分を1/1以下にすることにより、繊維束12や縦糸14、及び弾性部材13との熱融着による接着強度を良好に維持することができる。
表層部分と芯部分は、同心に配置されていてもよいし、偏心して配置されていてもよい。但し、偏心に配置される場合、加熱処理時に熱融着性繊維の熱収縮が生じ易くなる。また、熱溶融量に偏りが生じる結果、繊維束12や縦糸14、弾性部材13との間での熱融着による接着強度にバラツキが生じる。従って、表層部分と芯部分は、同心に配置されるのが好ましい。
熱融着性繊維としては特に限定されず、例えば、ポリアミド系複合繊維やポリエステル系複合繊維等が挙げられる。ポリアミド系複合繊維としては、例えば、ユニメルト(登録商標)、フロールM(登録商標)等の市販品を用いることができる(何れもユニチカ株式会社製)。また、ポリエステル系複合繊維としては、例えば、メルセット(登録商標)、メルティ(登録商標)等の市販品を用いることができる(何れもユニチカ株式会社製)。
縦糸14と横糸15とは、横糸15の表層部分が熱溶融することにより、接触部分で熱融着している。これにより、熱融着性繊維を用いない従来の基布と比較して、凹凸形状が抑制又は低減された、平坦状の裏面を有する基布11を形成することができる。また、基布11にその裏側から接着剤を含浸させて、いわゆる目止め処理を行うのを省略することができる。さらに、基布11の裏面を平坦にするための平坦処理も省略することができる。また、繊維部材10を裁断しても、裁断面で縦糸14及び横糸15の織り目が解けるなどして、縦糸14及び/又は横糸15がほつれるのを低減又は抑制することができる。尚、本実施形態において基布11の裏面の「平坦状」の意味は、必ずしも厳密な意味での平坦ではなく、若干の膨らみや凹みが存在するのを許容し得るものである。
縦糸14及び横糸15はそれぞれフィラメント糸(すなわち、繊維長の長い長繊維を束ね、撚り合わせて製造された地糸)でもよく、紡績糸(すなわち、繊維長の短い短繊維を束ね、撚り合わせて製造された地糸)でもよい。
縦糸14及び横糸15のそれぞれの繊維径は、8μm~300μmの範囲内(デシテックスで2~30、英式綿番手で10/2~100/2)が好ましく、10μm~100μmの範囲内(デシテックスで3~15、英式綿番手で20/2~80/2)の範囲内がより好ましい。前記繊維径を8μm以上にすることにより、基布11の機械的強度が低下するのを防止し、繊維束12の根元部分の締め付けを可能にする。その一方、前記繊維径を300μm以下にすることにより、基布11の密度を向上させると共に、柔軟性が低下するのを防止することができる。その結果、例えば、本実施の形態の繊維部材を用いて曲面状の表面に当接させる場合にも、その形状に良好に追従させることができる。
繊維束12は、基布11の各織り目から上方へ突出した部分で、当該繊維束12を構成する各繊維同士の間隔が広がって起毛している。また、繊維束12は、いわゆるW織りで基布11に織り込まれている。即ち、図1に示すように、繊維束12は、まず1本の横糸15の下をくぐった後、隣りの横糸15の上を乗り越え、さらに隣りの横糸15の下をくぐるように基布11に織り込まれている。つまり、繊維束12は基布11の3本の横糸15に渡って、W字状をなすようにW織りに織り込まれている。尚、繊維束12の織り込み方法としては、W織りの他に、繊維束12が傾斜した状態で基布11に対し起毛するV織りや、繊維束12が基布11に対し略垂直方向に起毛するU織りであってもよい。
繊維束12は、横糸15の表層部分が熱溶融することにより、横糸15との接触部分で熱融着している。これにより、従来の繊維部材のように基布11に接着剤を含浸させなくても、繊維束12を基布11に強固に保持させることができ、繊維束12が基布11から脱離するのを防止することができる。
繊維束12としては特に限定されず、例えば、直毛糸、斜毛糸、ループ糸又は捲縮糸等のパイル糸が挙げられる。尚、捲縮糸を用いる場合には、直毛糸を用いた場合と比べて、単位面積あたりの繊維束12の本数を増やすことなく、トナーやシリカ、カオリン等の微粒子の捕集性能を向上させることができる。斜毛にする場合には、直毛糸に対して蒸気を加えながら、ブラシロールをパイプ状の容器内部に収納して回転させ、倒毛させることにより得られる。
繊維束12の長さや太さ(直径)等は、用途により適宜設定することができる。繊維束12の長さ(すなわち、基布11の各織り目から上方へ突出した部分の長さ)は、通常は根元部分から0.5mm~8mmの範囲内が好ましく、1mm~6mmの範囲内がより好ましい。また、繊維束12の直径は、通常は5μm~200μmの範囲内が好ましく、30μm~150μmの範囲内がより好ましい。
繊維束12は、複数の繊維により構成されている。繊維束12は、糸の形状の観点からは、複数のフィラメント糸(長繊維糸)の束で構成されたマルチフィラメント糸からなるものが好ましいが、スパン糸(単繊維糸)を用いることも可能である。
繊維束12を構成する合成樹脂繊維としては特に限定されないが、フッ素樹脂繊維を除く合成樹脂繊維が好ましい。これにより、例えば、本実施形態の繊維部材を画像形成装置のシール部材に適用する場合にも、トナー等に対する繊維束12の吸着性能や、捕集性及び保持性が低下するのを抑制し、繊維部材(シール材)から外部へトナーが漏れたり飛散したりするのを防止することができる。
フッ素樹脂繊維を除く合成樹脂繊維としては特に限定されず、例えば、ポリエステル繊維、ポリアミド繊維等が挙げられる。ポリエステル繊維としては特に限定されず、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)繊維、ポリ乳酸(PLA)繊維、ポリトリメチレンテレフタレート(PTT)繊維、ポリブチレンテレフタレート(PBT)繊維、ポリプロピレンテレフタレート(PPT)繊維、ポリエチレンナフタレート(PEN)繊維、ポリアリレート繊維等が挙げられる。
繊維束12を構成する繊維の長さや太さ(直径)等は、用途により適宜設定され得る。繊維の長さは、通常は0.5mm~8mmの範囲内であり、好ましくは1mm~6mmの範囲内である。また、繊維の直径は、5μm~100μmの範囲内が好ましく、10μm~70μmの範囲内がより好ましい。繊維の直径を5μm以上にすることにより、繊維の繊維強度が低下するのを防止することができる。その結果、例えば、本実施の形態の繊維部材をブラシ部材(詳細については後述する。)に適用する場合には、ブラシ剛性の維持が図れる。また、耐久性の低下を防止すると共に、毛倒れや毛屑の発生等も低減することができる。さらに、トナーやシリカ、カオリン等の微粒子の被捕集物の捕集性能が低下するのを防止することができる。その一方、繊維の直径を100μm以下にすることにより、繊維束12間の隙間を狭くし、トナーの飛散・漏れが発生するのを防止することができる。
弾性部材13は、基布11の裏面側に、例えば、接着剤層16を介して接着して設けられている。弾性部材13は、基布11の裏面側の凹凸形状に追随することが可能なクッション性を有している。また前述の通り、基布11は、従来の基布と比較して凹凸形状が抑制又は低減された裏面を有している。そのため、弾性部材13は、接着剤層16を介して基布11の裏面側に密着して設けることができ、基布11と弾性部材13との間の接着強度を向上させることができる。その結果、基布11と弾性部材13との間で剥離が生じるのを低減又は抑制することができる。また、従来の繊維部材のように、基布の裏面にイソプレンゴム等を塗布して当該基布の裏面側を平坦状にするための平坦処理を不要にし、製造効率の向上が図れる。尚、接着剤層16は、基布11の裏面側に於いて、非熱溶着の状態で、すなわち、接着剤層16が有する接着力のみにより接着している。また、接着剤層16の存在形態としては両面接着テープによる場合の他、塗布による形態でもよい。
また弾性部材13は、基布11の裏面側に於いて、熱融着性繊維からなる横糸15との接触部分で横糸15の加熱による溶融により熱溶着した状態で設けられていてもよい。基布11は、従来の基布と比較して凹凸形状が抑制又は低減された裏面を有している上、弾性部材13もクッション性を有しているため、接着剤層16を省略しても、弾性部材13を基布11の裏面に密着させ固定することができる。その結果、基布11と弾性部材13との間の接着強度を大きくすることができ、両者の間で剥離が生じるのを低減又は抑制することができる。
弾性部材13としては、発泡ポリウレタン、ポリエステル不織布、及び羊毛フェルト等が挙げられる。
また、弾性部材13の構成材料としては特に限定されず、例えば、ポリウレタン樹脂、スチロール樹脂、ポリプロピレン樹脂、エチレンプロピレンゴム、クロロプレンゴム、オレフィン系熱可塑性エラストマー樹脂、スチレン系熱可塑性エラストマー樹脂等が挙げられる。
尚、以上の説明では、縦糸14が非熱融着性繊維からなり、横糸15が熱融着性繊維からなる場合を例にして説明した。しかし、本発明の繊維部材はこの態様に限定されるものではない。例えば、縦糸14が熱融着性繊維からなり、横糸15が非熱融着性繊維からなる場合でもあってもよい。また、縦糸14及び横糸15の両方ともが熱融着性繊維からなる場合でもよい。後者の場合、縦糸14と横糸15の熱融着性繊維の種類は同種であってもよく異種であってもよい。
(シール部材)
本実施形態の繊維部材10はシール部材に適用可能であり、より具体的には、画像形成装置に於いて現像装置用のシール部材などに適用可能である。
本実施の形態のシール部材20を画像形成装置に適用した場合、以下の様な態様で用いることができる。図2は、本実施形態の繊維部材10をシール部材に適用した例を示す斜視図である。
図2に示すように、シール部材20は、繊維部材10の弾性部材13の裏面側(すなわち、基布11との接着面とは反対側の面)に固定用接着剤層17が設けられている。固定用接着剤層17の構成材料としては特に限定されず、例えば、ゴム系接着剤、エポキシ樹脂系接着剤、アクリル樹脂系接着剤、塩化ビニル樹脂系接着剤、フェノール樹脂系接着剤、ニトロセルロース系接着剤等が挙げられる。固定用接着剤層17の存在形態としては両面接着テープによる場合の他、塗布による形態でもよい。
(画像形成装置)
次に、本実施形態のシール部材20を適用した画像形成装置について以下に説明する。図3は、本実施形態のシール部材20を備えた画像形成装置を模式的に示す正面図である。図4は、本実施形態のシール部材20が現像装置の現像容器に設置される様子を表す部分拡大図である。
画像形成装置1は、図3に示すように、感光体ドラム31(被クリーニング部材)と、帯電装置32と、露光装置33と、現像装置34と、転写ロール35と、搬送ベルト36と、帯電制御装置37と、クリーニング装置38と、定着装置39とを少なくとも備える。感光体ドラム31の周囲には、回転方向に沿って、帯電装置32、露光装置33、現像装置34、転写ロール35及び搬送ベルト36、帯電制御装置37、並びにクリーニング装置38がこの順序で配置された構成となっている。画像形成装置1は、画像形成装置が備えるスキャナにて読み込まれたデータや、画像形成装置に接続された外部機器(例えば、パーソナルコンピュータ等の画像処理装置)からのデータを画像として出力するものである。
感光体ドラム31は、画像形成装置1に於ける静電潜像担持体及び感光体となるものであり、円柱形状を有している。
帯電装置32は、感光体ドラム31と物理的に接触して、感光体ドラム31の表面を一様に所定の電位まで帯電させるためのものである。帯電装置32は、帯電制御用ブラシからなり、感光体ドラム31と互いの回転軸を平行にして隣接対向して設置されている。
露光装置33は、帯電装置32によって帯電された感光体ドラム31の表面を、例えばパーソナルコンピュータ等の画像処理装置からのデータに基づき、レーザー光等により露光して、感光体ドラム31の表面に静電潜像を形成させるためのものである。露光装置33として、例えば半導体レーザーや発光ダイオードを用いることができる。
現像装置34は、感光体ドラム31の表面にトナーを供給し、感光体ドラム31の表面に形成された静電潜像をトナー像として顕像化するためのものである。現像装置34に於ける現像容器34aは、感光体ドラム31に対向した一部分が開口しており、この開口部から現像ロール34bが一部露出するようにして配置されている。現像ロール34bは、現像容器34a内において水平状に配置され、感光体ドラム31に当接している。また現像装置34は、現像ロール34b上に担持されたトナーの量を規制するための現像ブレード34cと、開口部の両端で、現像ロール34bの長手方向の端部からトナーが洩れて飛散するのを防止するためのシール部材20とを備える。
シール部材20は、具体的には、図3及び図4に示すように、現像容器34aの端部領域であって、画像形成装置1の(図3に示す)正面視に於いて、現像容器34aの内部方向に向かって凹状に湾曲した湾曲面34dに設けられている。また、シール部材20は、湾曲面34dに固定用接着剤層17を介して貼り付けられ、繊維束12は現像ロール34bに対抗している。シール部材20の弾性部材13は弾性を有しているため、固定用接着剤層17を介して、湾曲面34dに対し良好に密着して接着固定される。また、基布11の裏面側は凹凸形状が抑制又は低減されているため、弾性部材13に密着して熱融着している。そのため、本実施形態では、繊維束12が織り込まれた基布11が、弾性部材13と剥離して脱落するのを防止又は低減することができる。さらに、繊維束12も横糸15との接触部分での熱融着により強固に保持されているため、基布11から脱離するのを防止することができる。
搬送ベルト36は、感光体ドラム31の表面にトナー像が形成された後に、記録媒体48を感光体ドラム31に運搬する。
転写ロール35は、感光体ドラム31の表面のトナー像を、転写材である記録媒体48に転写するためのものであり、板金の面方向と記録媒体48の面方向とを平行にして、搬送ベルト36を間に挟んで感光体ドラム31と隣接対向するように設置されている。尚、記録媒体48としては、例えば用紙、OHP等が挙げられる。転写ロール35は、例えば、ウレタンゴムロールからなる。
帯電制御装置37は、転写後の感光体ドラム31の残存している正極性及び負極性の残存トナーを例えば全てが正極性になるように帯電制御する。尚、帯電制御装置37は省略することも可能である。
クリーニング装置38は、ロール型ブラシ38cを備えており、感光体ドラム31の表面に残留したトナーや紙粉等の被捕集物を除去する。クリーニング装置38は、ロール型ブラシ38cの他に、さらにロール型ブラシ38cに接触する導電ローラ38aと、この導電ローラ38aに摺察するスクレーパー38bとを備えている。ロール型ブラシ38cは、回転自在のシャフトの周囲に螺旋状に巻回されており、感光体ドラム31の回転軸方向とシャフトの回転軸方向とを互いに平行にして、感光体ドラム31に対向するように隣接して設置されている。
導電ローラ38aは、例えば負極性に帯電されており、ロール型ブラシ38cの先端にて吸着した正極性の残存トナーを吸着するものである。スクレーパー38bは金属製の板材、又はエラストマー製の弾性ブレードからなる。スクレーパー38bは、導電ローラ38aの回転方向とカウンター方向となるように、その先端部が導電ローラ38aに押し付けられている。スクレーパー38bを導電ローラ38aに摺察させることで、導電ローラ38aに吸着している残存トナーを除去することができる。スクレーパー38bで掻き取られたトナーは、図示しないトナー回収部に回収される。
定着装置39は、定着ローラ39aと加圧ローラ39bとが対抗配置する様にして設けられている。また、定着ローラ39aと加圧ローラ39bは、圧接した状態で回転可能となっている。定着ローラ39a及び加圧ローラ39bの内部には、それぞれ発熱源が設けられている。
以上により、本実施形態の繊維部材をシール部材に適用した場合には、繊維束12が織り込まれた基布11が弾性部材13から剥離したり、繊維束12自体が脱落したりすることなく、トナー洩れを良好に防止することができる。
(その他の事項)
以上の説明に於いては、本発明の好適な実施態様について説明した。しかし、本発明はこれらの実施態様に限定されるものではなく、その他の様々な形態でも実施可能である。
尚、織物からなる繊維部材をシール部材に適用する場合、縦糸及び横糸の何れか、又は両方に捲縮糸を用いるのが好ましい。これにより、例えば、直毛糸等を用いた場合と比較して、シール部材の厚さを増大させることができ、シール性の向上が図れる。また、繊維部材が2層以上に積層した構造のものを用いてもよい。これにより、繊維部材単層からなるシール部材の場合と比較して、シール部材の厚さを増大させることができ、シール性の向上が図れる。さらに、縦糸及び/又は横糸に捲縮糸を用いた上で、繊維部材を2層以上に積層した構造にしてもよい。
(実施例1)
本実施例に於いては、縦糸及び横糸を織り上げた織布よりなる基布と、その基布の横糸にW字状に絡ませるようにパイル織りに織り込んだパイル糸と、基布の裏面側に設けられ、発泡ポリウレタンからなる弾性部材とを備える繊維部材を作製した。
縦糸及び横糸としてはポリエステル繊維(商品名:メルセット(登録商標)、ユニチカ株式会社製)の熱融着性繊維を用い、縦糸と横糸の接触部分を熱融着させた。また、パイル糸としてはポリエステル樹脂(ポリエチレンテレフタレート(PET)繊維)からなるマルチフィラメント糸(商品名:テトロン(登録商標)、東レ株式会社製)を用い、縦糸及び横糸との接触部分で熱融着させた。さらに、発泡ポリウレタンからなる弾性部材を基布の裏面側に、熱融着により接着固定させた。尚、パイル糸のポリエチレンテレフタレート繊維としては、直径が13μm、繊度が1.75dtex、ブラシ密度が300kF/inch、ブラシ毛の長さ(パイル長、付け根部分から先端までの距離)が1.6mmのものを用いた。
(実施例2)
本実施例に於いては、弾性部材としてポリエステル不織布からなるものを用いた。それ以外は実施例1と同様にして、本実施例に係る繊維部材を作製した。
(実施例3)
本実施例に於いては、弾性部材として羊毛フェルトからなるものを用いた。それ以外は実施例1と同様にして、本実施例に係る繊維部材を作製した。
(比較例1)
本比較例に於いては、縦糸及び横糸を織り上げた織布よりなる基布と、その基布の横糸にW字状に絡ませるようにパイル織りに織り込んだパイル糸と、基布の裏面側に設けられ、発泡ポリウレタンからなる弾性部材とを備える繊維部材を作製した。
縦糸及び横糸としてはポリエステル繊維からなる紡績糸を用いた。また、パイル糸としてはポリエステル樹脂(ポリエチレンテレフタレート(PET)繊維)からなるマルチフィラメント糸(商品名:テトロン(登録商標)、東レ株式会社製)を用いた。さらに、発泡ポリウレタンからなる弾性部材を基布の裏面側に、単層からなる接着剤層を介して接着させた。接着剤層としては、スチレン-ブタジエン系共重合体(SBR)ラテックス、アクリル増粘剤、及びカーボンを混合した接着剤を塗布してなるものを用いた。尚、パイル糸のポリエチレンテレフタレート繊維としては、直径が14.5μm、繊度が1.75dtex、ブラシ密度が173kF/inch、ブラシ毛の長さ(パイル長、付け根部分から先端までの距離)が1.6mmのものを用いた。
この様な繊維部材を、実施例1と同様、画像形成装置(商品名:Satera LBP221、キヤノン株式会社製)のトナーカートリッジ(商品名:057H、キヤノン株式会社製)に於いて、図3及び図4に示す様に、現像装置に両面テープを用いて設置した。
(比較例2)
本比較例に於いては、弾性部材としてポリエステル不織布からなるものを用いた。それ以外は比較例1と同様にして、本比較例に係る繊維部材を作製した。
(比較例3)
本比較例に於いては、弾性部材として羊毛フェルトからなるものを用いた。それ以外は比較例1と同様にして、本比較例に係る繊維部材を作製した。
(比較例4)
本比較例に於いては、基布の縦糸及び横糸としてポリエステル長繊維(ポリエステル繊維、商品名:テトロン(登録商標)、東レ株式会社製、デシテックス:330/48)を用いた。それ以外は比較例1と同様にして、本比較例に係る繊維部材を作製した。
(比較例5)
本比較例に於いては、基布の縦糸及び横糸としてポリエステル長繊維(ポリエステル繊維、商品名:テトロン(登録商標)、東レ株式会社製、デシテックス:330/48)を用いた。それ以外は比較例2と同様にして、本比較例に係る繊維部材を作製した。
(比較例6)
本比較例に於いては、基布の縦糸及び横糸としてポリエステル長繊維(ポリエステル繊維、商品名:テトロン(登録商標)、東レ株式会社製、デシテックス:330/48)を用いた。それ以外は比較例3と同様にして、本比較例に係る繊維部材を作製した。
(剥離性評価)
実施例1~3及び比較例1~6でそれぞれ作製した繊維部材について、パイル糸が織り込まれた基布と弾性部材との間の剥離性について評価を行った。具体的には、各繊維部材を、画像形成装置(商品名:Satera LBP221、キヤノン株式会社製)のトナーカートリッジ(商品名:057H、キヤノン株式会社製)に於ける現像装置に、図3及び図4に示す様な両面テープを用いてそれぞれ設置した。
続いて、画像形成装置に所定枚数の印刷を行わせ、パイル糸が織り込まれた基布と弾性部材との間の剥離の有無について目視で確認した。印刷はA4普通紙の片面に連続印刷を行った。また印刷は、A4普通紙において画像面積比が5%となる様にした。結果を表1に示す。尚、表1中の評価基準は以下の通りとした。
〇:パイル糸が織り込まれた基布と弾性部材との間に剥がれ無し。
△:触るとパイル糸が織り込まれた基布が動く。
×:パイル糸が織り込まれた基布と弾性部材との間に剥がれあり。
Figure 2023136013000002
(結果)
表1から分かる通り、実施例1~3の繊維部材では、10000枚の連続印刷を行ってもパイル糸が織り込まれた基布と弾性部材との間に剥離は確認されず、極めて良好な接着性を有していることが確認された。その一方、比較例1~6の繊維部材では、2000枚の連続印刷では何れもパイル糸が織り込まれた基布と弾性部材との間に剥離は確認されなかったものの、印刷枚数を多くするに従い、両者の間の接着性が低下し、10000枚の連続印刷では、全ての繊維部材に於いて、剥離が観察された。
1 画像形成装置
10 繊維部材
11 基布
12 繊維束
13 弾性部材
14 縦糸
15 横糸
16 接着剤層
17 固定用接着剤層
20 シール部材
31 感光体ドラム
32 帯電装置
33 露光装置
34 現像装置
34a 現像容器
34b 現像ロール
34c 現像ブレード
34d 湾曲面
35 転写ロール
36 搬送ベルト
37 帯電制御装置
38 クリーニング装置
38a 導電ローラ
38b スクレーパー
38c ロール型ブラシ
39 定着装置
39a 定着ローラ
39b 加圧ローラ
48 記録媒体

Claims (6)

  1. 基布の表面に起毛して設けられた複数の繊維束を有する繊維部材であって、
    前記基布は、縦糸と横糸の地糸により織り上げられており、
    前記縦糸及び前記横糸のうち少なくとも何れか一方が、熱融着性の表層部分を有する熱融着性繊維からなり、
    前記縦糸と前記横糸が接触部分で熱溶着することにより、前記基布の裏面は平坦状となっており、
    さらに、前記基布の裏面には弾性部材が設けられている繊維部材。
  2. 前記弾性部材は、前記縦糸及び前記横糸のうち少なくとも何れか一方の熱融着性繊維からなるものと接触部分で熱溶着している請求項1に記載の繊維部材。
  3. 前記繊維束は前記基布に織り込まれており、かつ、前記縦糸及び前記横糸のうち少なくとも何れか一方の熱融着性繊維からなるものと接触部分で熱溶着している請求項1又は2に記載の繊維部材。
  4. 前記繊維束がフッ素樹脂繊維を除く合成樹脂繊維からなる請求項1~3の何れか1項に記載の繊維部材。
  5. 請求項1~4の何れか1項に記載の繊維部材を備えるシール部材。
  6. 請求項5に記載のシール部材を備える画像形成装置。
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