JP2023135484A - トノカバー装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車室内の荷物の出し入れの通路が確保され、トノカバー不使用時には簡単に収納できる、利便性の高いトノカバー装置を提供する。【解決手段】トノカバー装置1は、それぞれ輪をなす一対の紐状部材10と、車両100の荷室120の左右の側壁121に固定され、紐状部材10のそれぞれを側壁121に沿って複数の位置で摺動自在に支持する複数の支持部材20と、紐状部材10同士の一部の区間の間で車幅方向に架設されるトノカバーシート30と、紐状部材10を側壁121に沿って紐状部材10の延伸方向に駆動する駆動部60と、を備える。【選択図】図2B

Description

本発明は、車両荷室におけるトノカバーの設置及び収納のための装置に関する。
車両荷室におけるトノカバーは、使用時には荷物の目隠し等の目的で荷室の上方側に設置される。一方、不使用時には簡単に取り外して収納できることが求められる。例えば特許文献1には、荷室の上面に設置される手動着脱式のトノカバー装置が記載されている。特許文献2には、後部座席の背面下部から荷室上方までを覆うことができる自動巻取式のトノカバー装置が記載されている。
特許6585363号公報 特開2007-022166号公報
特許文献1のような着脱式のトノカバー装置では、トノカバー不使用時の収納場所等が問題になる場合があり、着脱に手間を要する。また、特許文献2のような巻取式のトノカバー装置では、トノカバーを展開した使用時の状態では後部座席の背面下部まで覆われるため、後部座席側から荷物を取り出すことができないという問題があった。
本発明は、かかる課題を解決するためになされたものであり、車室内の荷物の出し入れの通路が確保され、トノカバー不使用時には簡単に収納できる、利便性の高いトノカバー装置を提供することを目的とする。
かかる課題を解決するために、本発明に係るトノカバー装置は、それぞれ輪をなす一対の紐状部材と、車両の荷室の左右の側壁に固定され、前記紐状部材のそれぞれを前記側壁に沿って複数の位置で摺動自在に支持する複数の支持部材と、前記紐状部材同士の一部の区間の間で車幅方向に架設されるトノカバーシートと、前記紐状部材を前記側壁に沿って前記紐状部材の延伸方向に駆動する駆動部と、を備える。
本発明によれば、車室内の荷物の出し入れの通路が確保され、トノカバー不使用時には簡単に収納できる、利便性の高いトノカバー装置を提供することができる。
本発明に係るトノカバー装置の概略を例示する側面図である。 本発明に係るトノカバー装置の一部の概略を例示する斜視図である。 本発明に係るトノカバー装置の概略を例示する斜視図である。 本発明に係るトノカバー装置の概略を例示する平面図である。 図3AのIIIB-IIIB線における概略断面図である。 ガイドレールの変形例を例示する概略断面図である。 操作部のスイッチの一例を示す概略平面図である。 トノカバーシートの配置の一例を示す概略側面図である。 トノカバーシートの配置の一例を示す概略側面図である。 トノカバーシートの配置の一例を示す概略側面図である。
[トノカバー装置]
本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。実施形態に係るトノカバー装置1は、荷室120にトノカバーを設置するための装置である。図1に示すように、一例として、車両100が車室110内の後部座席130の後方に荷室120を備える場合について説明する。図1は、車両100におけるトノカバー装置1の概略を例示する側面図であり、図における手前側のドアや壁等を取り外して模式的に示している。トノカバー装置1は、トノカバー使用時の状態であり、トノカバーシート30は、フロア50に置かれる荷物の目隠しとなるように、荷室120の上方側を覆うように設置されている。なお、フロア50は、車体床面122から離して設けられている。
トノカバー装置1は、紐状部材10と、支持部材20と、トノカバーシート30と、ガイドレール40と、フロア50と、駆動部60と、を備えている。
(紐状部材)
紐状部材10は、トノカバーシート30が架設される部材である。紐状部材10は、車室110の左右の側壁121に一対が配置されており、リアウインドウ141よりも低い位置で、それぞれが側壁121に沿って輪をなしている。
図2Aは、トノカバー装置1の一部を取り出して示す斜視図である。図2Aに例示するように、紐状部材10は、支持部材20によって、荷室120における前方上部14、前方下部11、後方上部13及び後方下部12の少なくとも4つの位置を頂点とする四角形状に弛みのない状態で配置されている。紐状部材10は、その延伸方向に、すなわち側壁121に沿って循環するように回動させることができる。
紐状部材10は、柔軟で伸縮性が小さい材料とすればよく、例えば樹脂や金属のロープとすることができる。
(支持部材)
支持部材20は、紐状部材10を支持する部材である。支持部材20は、荷室120の左右の側壁121にそれぞれ複数設けられている。ここでは、支持部材20は、紐状部材10の頂点とする位置、すなわち、荷室120における前方上部14、前方下部11、後方上部13及び後方下部12の少なくとも4つの位置に設けられている。支持部材20は、車両100において左右対称となる位置に、左右の側壁121にそれぞれ対をなして固定されている。
支持部材20は、紐状部材10の張力を支えて、紐状部材10のそれぞれを側壁121の4つの位置で支持している。また、支持部材20は、紐状部材10が側壁121に沿って前方及び後方に滑らかに回動できるように摺動自在に支持している。摺動自在とするために、支持部材20は、滑車やベアリングを備えて回転させることによって、紐状部材10及びトノカバーシート30を滑らかに回動させることができる。なお、支持部材20は、回転する部材によらずに、紐状部材10及びトノカバーシート30がよく滑る材料を表面に使用することによって、滑らかに回動させるようにしてもよい。
(トノカバーシート)
トノカバーシート30は、トノカバーとして使用されるシート状の部材である。トノカバーシート30は、紐状部材10同士の一部の区間の間で車幅方向に架設され、紐状部材10と一緒に移動する。トノカバー装置1は、紐状部材10を回動させることによって、トノカバーシート30を移動させて配置することができる。
トノカバーシート30は、広げると矩形状であり、左右の端部はそれぞれ紐状部材10に固定され、前端部31及び後端部32はそれぞれ直線状となっている。なお、前後の端部のうち、トノカバーシート30が車両100の左側方から見て反時計回りに回動しているときに先行する方を前端部31としている。
トノカバーシート30は、荷物の目隠しとして光を通しにくく、紐状部材10と一緒に移動しやすいように軽いことが好ましい。また、紐状部材10の配置に沿って柔軟に変形できることが好ましい。トノカバーシート30は、例えば天然繊維や合成繊維の布材を使用することができる。トノカバーシート30は、車幅方向の骨部材を設けてもよい。
(駆動部)
駆動部60は、紐状部材10を駆動する装置である。駆動部60は、紐状部材10を側壁121に沿って紐状部材10の延伸方向に駆動することができる。駆動部60は、動力部61と、駆動シャフト62と、後記する操作部70と、を有している。
図2Bは、トノカバー装置1の概略を例示する斜視図である。動力部61は、左側の支持部材22に取り付けられており、支持部材22に回転力を生じさせる。動力部61は、例えば、正逆方向の回転を切り替えることができるモータを有している。なお、支持部材22は、紐状部材10に効率よく回転力を伝達できるように、他の位置の支持部材21、23、24よりも径を大きくしている。
動力部61は、後方下部12の支持部材22を介して紐状部材10を駆動している。後方下部12の支持部材22は、車幅方向の軸に対して回転自在に固定されている。左右の支持部材22は、駆動シャフト62によって連結されている。駆動シャフト62によって、左右の支持部材22に、同じ大きさ及び向きの回転力を生じさせることができる。
なお、動力部61は、右側の支持部材22に取り付けてもよく、左右の支持部材22の間の位置で、駆動シャフト62に取り付けるようにしてもよい。また、動力部61は、前方下部11の支持部材21を介して紐状部材10を駆動してもよい。
(ガイドレール)
ガイドレール40は、トノカバーシート30の車幅方向の端部及び紐状部材10を覆い保護する部材である。ガイドレール40は、紐状部材10の延伸方向に沿って設けられている。図3Aは、トノカバー装置1の概略を例示する平面図であり、後部座席130や背面ドア140等の記載は省略している。ガイドレール40は側壁121に埋設され、トノカバーシート30の車幅方向の端部は、側壁121の内部に位置している。また、図3Bに例示するように、ガイドレール40は、トノカバーシート30の端部及び紐状部材10を断面コ字状に覆っている。ガイドレール40は、図3Cに例示するように、断面コ字状の開口部から屈曲して互いに近づくように屈曲部41を設け、トノカバーシート30を挟むような形状としてもよい。
(フロア)
フロア50は、荷室120の床となる板状の部材である。フロア50の下方には、車体床面122との間に空間が設けられている。そして、前方下部11及び後方下部12の支持部材21、22は、フロア50よりも下方に位置している。
フロア50は、第一スリット51及び第二スリット52を有している。第一スリット51及び第二スリット52は、回動する紐状部材10及びトノカバーシート30がフロア50と接触しないように設けた細い開口部であり、紐状部材10及びトノカバーシート30の通り道となっている。第一スリット51は、後方上部13及び後方下部12の支持部材23、22の間に、車幅方向に延伸して開口している。第二スリット52は、前方上部14及び前方下部11の支持部材24、21の間に、車幅方向に延伸して開口している。第一スリット51及び第二スリット52は、紐状部材10の径やトノカバーシート30の厚さに合わせた開口幅とすることができる。
(操作部)
操作部70は、駆動部60を操作する装置である。駆動部60は、操作部70によって紐状部材10の動止及び駆動の向きを切り替えることができる。操作部70は、例えば側壁121の背面ドア140に近い位置に設置してもよく、運転席や助手席の近くに設置してもよい。
図4に例示するように、操作部70は、第一スイッチ71及び第二スイッチ72を有している。第一スイッチ71は、押下されている間、紐状部材10が延伸方向における一方、例えば車両100の左側方から見て反時計回りに駆動されるように、動力部61を稼働させる。第二スイッチ72は、押下されている間、紐状部材10が延伸方向における他方、例えば車両100の左側方から見て時計回りに駆動されるように、動力部61を稼働させる。
第一スイッチ71及び第二スイッチ72は、機械式スイッチとしてもよく、液晶表示等によるタッチパネルとしてもよい。また、例えば、一回目のタップにより動力部61の稼働を開始させ、二回目のタップで稼働を停止させるようにしてもよい。
[トノカバー装置の動作]
次に、トノカバー装置1の動作について説明する。最初の状態は、トノカバーシート30が停止しているとする。トノカバー装置1は、トノカバーシート30が紐状部材10の経路上のどの位置で停止していても、トノカバー使用時の配置にすることができる。トノカバー使用時の配置とは、例えば荷物の目隠しを目的とする配置である。図1に例示するように、トノカバーシート30は、荷室120の上方側に支持部材23から支持部材24の間を覆うように配置される。トノカバー装置1は、操作部70の操作によって紐状部材10を回動させ、トノカバーシート30をトノカバー使用時の位置まで移動させることができる。なお、紐状部材10の回動の向きは、時計回り及び反時計回りの何れでもよい。
トノカバー使用時の配置において、後部座席130の背もたれ131の後方は塞がれていない。このため、背もたれ131を移動又は折り畳む等すれば、荷物の出し入れを車室110内で行うことができる。すなわち、トノカバー使用時において、車室110内の荷物の出し入れの通路が確保されている。
また、背もたれ131はそのままの位置で、操作部70の操作によって、トノカバーシート30を後方側へ移動させ、背もたれ130の上端部とトノカバーシート30の前端部31との間から荷物の出し入れを行うこともできる。
そして、トノカバー装置1は、トノカバーシート30が紐状部材10の経路上のどの位置で停止していても、トノカバー不使用時の配置にすることができる。トノカバー不使用時には、トノカバーシート30が荷室120の空間を狭くしない位置に収納されることが望まれる。図5Aに例示するように、トノカバー装置1は、トノカバーシート30の全体をフロア50よりも下方に位置させることができる。トノカバー装置1は、操作部70の操作によって紐状部材10を回動させ、フロア50の下方の支持部材21と支持部材22との間にトノカバーシート30を移動させることができる。
トノカバー不使用時の配置において、トノカバーシート30はフロア50下にあり、また、ガイドレール40は側壁121に埋設されているため、荷室120の空間が狭くなることはない。
トノカバー装置1は、トノカバーシート30をトノカバー以外の他の用途にも活用することができる。車両100においては、背面ドア140を開けた際の後方へ荷物の落下を抑制する対策が求められる場合がある。例えば特許文献1では、荷物の落下対策として使用できる着脱可能な部材をトノカバーとは別に用意している。
図5Bに例示するように、トノカバー装置1は、操作部70の操作によって、前端部31が支持部材22と支持部材23との間、後端部32が支持部材21と支持部材22との間にあるようにトノカバーシート30を配置することができる。これにより、背面ドア140を開けた際の後方への荷物の落下を抑える柵として、トノカバーシート30を利用することができる。
さらに、図5Cに例示するように、トノカバー装置1は、前端部31が支持部材23と支持部材24との間、後端部32が支持部材22と支持部材23との間にあるようにトノカバーシート30を配置することができる。これにより、背面ドア140が開いた状態での後方側からの荷物の出し入れが容易となり、また、車外の低い目線からもフロア50上の荷物を視認しやすくなる。
次に、本発明の効果について説明する。トノカバー装置1は、それぞれ輪をなす一対の紐状部材10と、車両100の荷室120の左右の側壁121に固定され、紐状部材10のそれぞれを側壁121に沿って複数の位置で摺動自在に支持する複数の支持部材20と、紐状部材10同士の一部の区間の間で車幅方向に架設されるトノカバーシート30と、紐状部材10を側壁121に沿って紐状部材10の延伸方向に駆動する駆動部60と、を備える。
かかる構成により、トノカバー装置1は、駆動部60によって紐状部材10を駆動して、輪をなす紐状部材10の延伸方向に沿ってトノカバーシート30を自在に移動させることができる。
トノカバー装置1は、支持部材20が、荷室120における前方上部14、前方下部11、後方上部13及び後方下部12の少なくとも4つの位置で、左右の側壁121にそれぞれ対をなして固定され、駆動部60は、前方下部11又は後方下部12の支持部材21、22を介して紐状部材10を駆動するのが好ましい。
かかる構成により、トノカバー装置1は、トノカバー使用時において、車室110内から荷物の出し入れを行うことができる。また、トノカバーシート30を荷室120後方の上下方向に配置した場合には、荷物の後方への落下を抑えることができる。さらに、使用者の身長等に合わせて上下方向の位置を調節することができ、背面ドア140側からの荷物の出し入れを円滑に行うことができる。トノカバー装置1は、駆動部60によってトノカバーシート30の配置を調節できることで利便性を高め、さらに荷室120後方への荷物の落下対策の手段とも一体化させることができる。
トノカバー装置1は、前方下部11及び後方下部12の支持部材21、22が、荷室120に設置されるフロア50よりも下方に位置し、フロア50は、後方上部13及び後方下部12の支持部材23、22の間に、車幅方向に開口して紐状部材10及びトノカバーシート30の通り道となる第一スリット51を有するのが好ましい。
かかる構成により、トノカバー装置1は、トノカバー不使用時に、フロア50後方に設ける第一スリット51を経由して、トノカバーシート30をフロア50下に収納することが可能となる。トノカバーシート30は、駆動部60によって回動させることで、簡単に収納することができる。また、フロア50後方に第一スリット51があることで、荷物落下を抑える目的でトノカバーシート30を使用する場合においても、トノカバーシート30の一部をフロア50下に収納でき、高さ調節を行いやすい。
トノカバー装置1は、フロア50が、前方上部14及び前方下部11の支持部材24、21の間に、車幅方向に開口して紐状部材10及びトノカバーシート30の通り道となる第二スリット52を有するのが好ましい。
かかる構成により、トノカバー装置1は、フロア50前方に第二スリット52をさらに設けたことで、前方及び後方のスリットを経由してトノカバーシート30を移動させることができ、移動距離が小さくなる向きを選択して、効率的にトノカバーシート30を所望の位置に移動させることができる。また、後部座席130を折り畳んだ場合には、トノカバーシート30を所望の高さに配置して荷室120を区切ることができる。
トノカバー装置1は、紐状部材10の延伸方向に沿って、トノカバーシート30の車幅方向の両端部及び紐状部材10を断面コ字状に覆うガイドレール40をさらに備えるのが好ましい。
かかる構成により、トノカバー装置1は、紐状部材10の駆動時や荷物の出し入れの際に、紐状部材10と荷物等とが接触しないようにして、紐状部材10の摩擦による劣化や損傷を抑えることができる。また、トノカバーシート30と紐状部材10との接続部分を保護して、荷物等との接触による劣化や損傷を抑えることができる。
トノカバー装置1は、ガイドレール40が側壁121に埋設されているのが好ましい。
かかる構成により、トノカバー装置1は、ガイドレール40及び紐状部材10を目立たないようにして、荷室120の美観を向上させることができる。また、荷室120の空間を効率的に使用することができる。
トノカバー装置1は、駆動部60は、紐状部材10の動止及び駆動の向きを切り替える操作部70を有するのが好ましい。
かかる構成により、トノカバー装置1は、操作部70によって駆動部60を操作して、トノカバーシート30を状況に応じた所望の位置に移動させることができる。操作部70は、例えば運転席や助手席等にも設けることができ、利便性を高めることができる。
トノカバー装置1は、操作部70が、押下されている間、紐状部材10を延伸方向における一方に駆動する第一スイッチ71と、押下されている間、紐状部材10を延伸方向における他方に駆動する第二スイッチ72と、を有するのが好ましい。
かかる構成により、トノカバー装置1は、操作部70による操作を容易にして、さらに利便性を高めることができる。
なお、支持部材20は、前方上部14、前方下部11、後方上部13及び後方下部12の少なくとも4つの位置に設けられていればよく、必要に応じて増設してもよい。例えば、荷室120の側壁121の後端部が屈曲している場合には、その屈曲の頂点付近に支持部材20を追加することで、紐状部材10を屈曲に沿って配置することができる。
駆動部60は、支持部材20を介さずに、紐状部材10を直接駆動するようにしてもよい。また、紐状部材10及びトノカバーシート30は、駆動部60によらず手動で回動させるようにしてもよい。
1 トノカバー装置
10 紐状部材
11 前方下部
12 後方下部
13 後方上部
14 前方上部
20 支持部材
21 支持部材(前方下部)
22 支持部材(後方下部)
23 支持部材(後方上部)
24 支持部材(前方上部)
30 トノカバーシート
40 ガイドレール
50 フロア
51 第一スリット
52 第二スリット
60 駆動部
61 動力部
62 駆動シャフト
70 操作部
71 第一スイッチ
72 第二スイッチ
100 車両
110 車室
120 荷室
121 側壁
122 車体床面
130 後部座席
131 背もたれ
140 背面ドア
141 リアウインドウ

Claims (8)

  1. それぞれ輪をなす一対の紐状部材と、
    車両の荷室の左右の側壁に固定され、前記紐状部材のそれぞれを前記側壁に沿って複数の位置で摺動自在に支持する複数の支持部材と、
    前記紐状部材同士の一部の区間の間で車幅方向に架設されるトノカバーシートと、
    前記紐状部材を前記側壁に沿って前記紐状部材の延伸方向に駆動する駆動部と、
    を備えるトノカバー装置。
  2. 前記支持部材は、前記荷室における前方上部、前方下部、後方上部及び後方下部の少なくとも4つの位置で、左右の前記側壁にそれぞれ対をなして固定され、
    前記駆動部は、前記前方下部又は前記後方下部の支持部材を介して前記紐状部材を駆動する、
    請求項1に記載のトノカバー装置。
  3. 前記前方下部及び前記後方下部の支持部材は、前記荷室に設置されるフロアよりも下方に位置し、
    前記フロアは、前記後方上部及び前記後方下部の支持部材の間に、車幅方向に開口して前記紐状部材及び前記トノカバーシートの通り道となる第一スリットを有する、
    請求項2に記載のトノカバー装置。
  4. 前記フロアは、前記前方上部及び前記前方下部の支持部材の間に、車幅方向に開口して前記紐状部材及び前記トノカバーシートの通り道となる第二スリットを有する、
    請求項3に記載のトノカバー装置。
  5. 前記紐状部材の延伸方向に沿って、前記トノカバーシートの車幅方向の両端部及び前記紐状部材を断面コ字状に覆うガイドレールをさらに備える、
    請求項1乃至請求項4の何れか一項に記載のトノカバー装置。
  6. 前記ガイドレールは前記側壁に埋設されている、
    請求項5に記載のトノカバー装置。
  7. 前記駆動部は、前記紐状部材の動止及び駆動の向きを切り替える操作部を有する、
    請求項1乃至請求項6の何れか一項に記載のトノカバー装置。
  8. 前記操作部は、押下されている間前記紐状部材を延伸方向における一方に駆動する第一スイッチと、押下されている間前記紐状部材を延伸方向における他方に駆動する第二スイッチと、を有する、
    請求項7に記載のトノカバー装置。
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