JP2023134087A - 音響装置付き操作モジュール - Google Patents
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Abstract
【課題】スピーカとマイクロホンとの距離を十分に確保することができる音響装置付き操作モジュールを提供する。【解決手段】音響装置付き操作モジュール20は、筐体31と、スイッチ群34と、スピーカ71と、第1マイクロホン72と、第2マイクロホン74と、を備える。筐体は、ルーフ14に取り付けられている。スイッチ群は、車両に関わる複数のスイッチで構成され、筐体の内部に設けられている。スピーカは、筐体の内部に設けられている。第1マイクロホンおよび第2マイクロホンは、筐体の内部に設けられている。スピーカとマイクロホンとは、スイッチ群を挟んで両側に配置されている。【選択図】図2
Description
本発明は、音響装置付き操作モジュールに関する。
車載装置として、車室の天井を形成するルーフにおいて車両前方で、かつ、車幅方向中央に筐体が設けられ、筐体の内部にスピーカ、第1マイクロホン、および第2マイクロホンが設けられたものが知られている。以下、車載装置を音響装置ということがある。音響装置は、スピーカと第1マイクロホンとが車室からみて重ならない位置に配置され、さらに、スピーカと第2マイクロホンとが車室からみて重ならない位置に配置されている。
また、筐体は、筐体面の中心線と略直交する方向が車幅方向に沿うように設けられている。さらに、第1マイクロホンおよび第2マイクロホンは、中心線を中心として車両左右方向に線対称の位置に配置されている。
この音響装置によれば、車室において、車両の外部機器との間で無線方式により信号の授受をおこなうことができる(例えば、特許文献1参照)。
また、筐体は、筐体面の中心線と略直交する方向が車幅方向に沿うように設けられている。さらに、第1マイクロホンおよび第2マイクロホンは、中心線を中心として車両左右方向に線対称の位置に配置されている。
この音響装置によれば、車室において、車両の外部機器との間で無線方式により信号の授受をおこなうことができる(例えば、特許文献1参照)。
しかし、特許文献1の音響装置は、ルーフにおいて車両前方で、かつ、車幅方向中央に設置されている。一方、ルーフのうち車両前方の部位には、ルームライトや車両の制御スイッチなどのスイッチ群が設けられている。よって、ルーフに設けられたスイッチ群との干渉を避けて音響装置を設ける必要があり、音響装置の大きさに制限を受ける。
すなわち、スピーカと第1マイクロホンとの距離を十分に確保することが難しく、さらに、スピーカと第2マイクロホンとの距離を十分に確保することが難しい。このため、音響装置を使用して外部機器との間で音声により通話をする際に通話品質を良好に担保できないおそれがある。
すなわち、スピーカと第1マイクロホンとの距離を十分に確保することが難しく、さらに、スピーカと第2マイクロホンとの距離を十分に確保することが難しい。このため、音響装置を使用して外部機器との間で音声により通話をする際に通話品質を良好に担保できないおそれがある。
本発明は、スピーカとマイクロホンとの距離を十分に確保することができる音響装置付き操作モジュールを提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明は以下の手段を提案している。
(1)本発明に係る音響装置付き操作モジュールは、ルーフ(例えば、実施形態のルーフ14)に取り付けられる筐体(例えば、実施形態の筐体31)と、車両(例えば、実施形態の車両Ve)に関わる複数のスイッチ(例えば、実施形態の第1サンルーフスイッチ51、第2サンルーフスイッチ52、第1照明スイッチ54、第2照明スイッチ56、緊急通報スイッチ57)で構成され、前記筐体の内部に設けられるスイッチ群(例えば、実施形態のスイッチ群34)と、前記筐体の内部に設けられるスピーカ(例えば、実施形態のスピーカ71)と、前記筐体の内部に設けられるマイクロホン(例えば、実施形態の第1マイクロホン72、第2マイクロホン74)と、を備え、前記スイッチ群は、前記筐体の内部において中央に配置され、前記スピーカと前記マイクロホンとは、前記スイッチ群を挟んで両側に配置されている。
(1)本発明に係る音響装置付き操作モジュールは、ルーフ(例えば、実施形態のルーフ14)に取り付けられる筐体(例えば、実施形態の筐体31)と、車両(例えば、実施形態の車両Ve)に関わる複数のスイッチ(例えば、実施形態の第1サンルーフスイッチ51、第2サンルーフスイッチ52、第1照明スイッチ54、第2照明スイッチ56、緊急通報スイッチ57)で構成され、前記筐体の内部に設けられるスイッチ群(例えば、実施形態のスイッチ群34)と、前記筐体の内部に設けられるスピーカ(例えば、実施形態のスピーカ71)と、前記筐体の内部に設けられるマイクロホン(例えば、実施形態の第1マイクロホン72、第2マイクロホン74)と、を備え、前記スイッチ群は、前記筐体の内部において中央に配置され、前記スピーカと前記マイクロホンとは、前記スイッチ群を挟んで両側に配置されている。
この構成によれば、筐体の内部において中央にスイッチ群を配置した。よって、スイッチ群に備えた各スイッチの使い勝手を損なわないようにできる。さらに、スピーカおよびマイクロホンを、スイッチ群を挟んで両側に配置した。よって、スピーカとマイクロホンとの距離を十分に確保することができる。
これにより、スイッチ群に備えたスイッチの使い勝手を損なうことなく、スピーカとマイクロホンとの距離を十分に確保することができる。したがって、音響装置を使用して外部機器との間で音声により通話をする際に通話品質を良好に担保できる。加えて、ルーフに配置される筐体をコンパクトにすることができる。
これにより、スイッチ群に備えたスイッチの使い勝手を損なうことなく、スピーカとマイクロホンとの距離を十分に確保することができる。したがって、音響装置を使用して外部機器との間で音声により通話をする際に通話品質を良好に担保できる。加えて、ルーフに配置される筐体をコンパクトにすることができる。
(2)前記マイクロホンは、無指向性マイクロホンであってもよい。
この構成によれば、マイクロホンとして無指向性マイクロホンを採用した。これにより、マイクロホンを音声による通話に使用するだけでなく、ANC(アクティブノイズキャンセル、アクティブノイズコントロール)の収音マイクロホンとしても使用することができる。
(3)前記筐体の内部において中央には、前記スイッチ群を接続する基板(例えば、実施形態のスイッチ基板36)を備えていてもよい。
この構成によれば、筐体の内部において中央にスイッチ群を接続する基板(以下、スイッチ基板ということがある)を配置した。よって、マイクロホンとスピーカとをスイッチ基板を挟んで両側に配置することができる。これにより、マイクロホンとスピーカとの距離を確保しつつ、ルーフに配置される筐体をコンパクトにすることができる。
(4)前記筐体の内部には、前記マイクロホンが取り付けられるマイク基板(例えば、実施形態の第1マイク基板73、第2マイク基板75)をさらに備え、前記マイク基板と前記スピーカとは、前記スイッチ群を接続する基板(例えば、実施形態のスイッチ基板36)に対して分離可能に接続されていてもよい。
この構成によれば、スイッチ群が接続される基板(すなわち、スイッチ基板)と、マイク基板およびスピーカとを非接続状態に分離可能に接続できるようにした。よって、例えば、車両の装備仕様、車両の仕向地、法規に合わせてスイッチ基板、マイク基板の接続を柔軟に対応できる。これにより、音響装置に拡張性を持たせることができる。
(5)前記筐体は、前記ルーフの側に取り付けられる背面部(例えば、実施形態の背面部42)と、該背面部と対向する表面部(例えば、実施形態の表面部43)と、で構成され、前記筐体の内部において前記背面部の側には、前記スイッチ群を接続する前記基板が配置され、前記筐体の前記表面部には、前記マイク基板および前記スピーカが配置されていてもよい。
ここで、例えば、マイク基板およびスピーカをスイッチ群が取り付けられる基板(すなわち、スイッチ基板)に一体に形成した場合、スイッチ基板が表面部に近づいた状態に配置される。このため、スイッチ基板と表面部との干渉により発生する振動雑音の抑制が難しく、さらに、スイッチ基板の耐久性を確保することが難しい。
そこで、この構成において、スイッチ基板を背面部の側に配置し、マイク基板およびスピーカを表面部に配置した。よって、スイッチ基板をマイク基板およびスピーカから分割して表面部から離すことができる。これにより、マイク基板およびスピーカを、スイッチ基板に一体に形成する場合に比べて、スイッチ基板と表面部との干渉で発生する振動雑音を抑制でき、さらに、スイッチ基板の耐久性を向上させることができる。
本発明によれば、スピーカおよびマイクロホンを、スイッチ群を挟んで両側に配置した。これにより、スピーカとマイクロホンとの距離を十分に確保することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて車両後部構造を説明する。なお、図面において、矢印FRは車両の前方、矢印UPは車両の上方、矢印LHは車両の左側方を示す。
[実施形態]
<車両>
図1は、実施形態の音響装置付き操作モジュール20を備えた車両Veを車室11から車両前方に向けてみた正面図である。
図1に示すように、車両Veは、例えば、車室11と、インストルメントパネル12と、フロントガラス13と、ルーフ14と、左サイドドア15と、および右サイドドア16と、運転席17と、助手席18と、音響装置付き操作モジュール20と、を備えている。音響装置付き操作モジュール20を「操作モジュール20」と略記することがある。
<車両>
図1は、実施形態の音響装置付き操作モジュール20を備えた車両Veを車室11から車両前方に向けてみた正面図である。
図1に示すように、車両Veは、例えば、車室11と、インストルメントパネル12と、フロントガラス13と、ルーフ14と、左サイドドア15と、および右サイドドア16と、運転席17と、助手席18と、音響装置付き操作モジュール20と、を備えている。音響装置付き操作モジュール20を「操作モジュール20」と略記することがある。
車室11は、インストルメントパネル12、フロントガラス13、ルーフ14、左サイドドア15、および右サイドドア16などにより形成されている。インストルメントパネル12は、車室11の前部において車幅方向に向けて設けられている。インストルメントパネル12の車両後方において、例えば、車幅方向右側にステアリングホイール22が配置されている。
なお、実施形態では、ステアリングホイール22を車幅方向右側に備える例について説明するが、ステアリングホイール22を車幅方向左側に備えてもよい。
なお、実施形態では、ステアリングホイール22を車幅方向右側に備える例について説明するが、ステアリングホイール22を車幅方向左側に備えてもよい。
フロントガラス13は、インストルメントパネル12の前端部から上方に向けて立ち上げられている。ルーフ14は、車室11の天井を形成する部材であり、フロントガラス13の上端部を支持している。ルーフ14は、例えば、ルーフパネル24と、ルーフライニング25(双方、図4参照)と、を備えている。ルーフライニング25は、ルーフパネル24の裏面側に配置され、表面25aが車室11に対向するように配置されている。
左サイドドア15は、車室11の左側部においてルーフ14の下側に配置されている。右サイドドア16は、車室11の右側部においてルーフ14の下側に配置されている。運転席17は、車室11においてステアリングホイール22の車両後方に設けられている。助手席18は、車室11において運転席17の車幅方向左側に設けられている。
操作モジュール20は、後述する音響装置40を備えた、いわゆるルーフモジュールである。操作モジュール20は、フロントガラス13の上方に設けられたルーフ14において、車両前方で、かつ、車幅方向中央に取り付けられている。なお、操作モジュール20は、ルーフ14の他の部位に設けられてもよく、あるいは、インストルメントパネル12などに設けられてもよい。
<音響装置付き操作モジュール>
図2は、実施形態の操作モジュール20を車室11からみた平面図である。図3は、実施形態の操作モジュール20を分解した状態を示す分解斜視図である。図4は、図2のIV-IV線に沿って破断した断面図である。
図2から図4に示すように、操作モジュール20は、例えば、筐体31と、ベース部32と、スイッチ群34と、スイッチ基板(基板)36と、インジケータ38と、音響装置40と、を備えている。
図2は、実施形態の操作モジュール20を車室11からみた平面図である。図3は、実施形態の操作モジュール20を分解した状態を示す分解斜視図である。図4は、図2のIV-IV線に沿って破断した断面図である。
図2から図4に示すように、操作モジュール20は、例えば、筐体31と、ベース部32と、スイッチ群34と、スイッチ基板(基板)36と、インジケータ38と、音響装置40と、を備えている。
<筐体>
筐体31は、ルーフ14の車両前方で、かつ、車幅方向中央に取り付けられている。筐体31は、背面部(背面カバー)42と、表面部(表面カバー)43と、により構成されている。筐体31は、背面部42および表面部43が組み付けられた状態において内部に中空部45が形成されている。
筐体31は、ルーフ14の車両前方で、かつ、車幅方向中央に取り付けられている。筐体31は、背面部(背面カバー)42と、表面部(表面カバー)43と、により構成されている。筐体31は、背面部42および表面部43が組み付けられた状態において内部に中空部45が形成されている。
背面部42は、ルーフ14においてルーフパネル24の側に取り付けられる。表面部43は、背面部42に組み付けられた状態において、背面部42と対向するように配置されている。表面部43は、例えば、表面43aがルーフライニング25の表面25aに対して面一に配置されている。すなわち、表面部43は、表面43aが車室11に対向するように配置されている。
筐体31の中空部45には、ベース部32が収納されている。ベース部32には、スイッチ群34およびスイッチ基板36(後述する)などが支持されている。
筐体31の中空部45には、ベース部32が収納されている。ベース部32には、スイッチ群34およびスイッチ基板36(後述する)などが支持されている。
<スイッチ群>
スイッチ群34は、車両Veに関わる複数のスイッチで構成され、筐体31の内部に設けられている。スイッチ群34は、例えば、筐体31の内部において車幅方向の中央で、かつ、車体前後方向の中央に配置されている。よって、スイッチ群34は、筐体31の側壁(周壁)31aに対して筐体31の中空部45側に間隔をあけて配置されている。
スイッチ群34は、車両Veに関わる複数のスイッチで構成され、筐体31の内部に設けられている。スイッチ群34は、例えば、筐体31の内部において車幅方向の中央で、かつ、車体前後方向の中央に配置されている。よって、スイッチ群34は、筐体31の側壁(周壁)31aに対して筐体31の中空部45側に間隔をあけて配置されている。
スイッチ群34は、複数のスイッチとして、例えば、第1サンルーフスイッチ51と、第2サンルーフスイッチ52と、第1照明スイッチ54と、第2照明スイッチ56と、緊急通報スイッチ57と、を備えている。また、スイッチ群34には、第1照明53と、第2照明55と、が備えられている。
なお、スイッチ群34に備えるスイッチや照明の個数、種類は実施形態で説明する各スイッチや照明に限らないで任意に選択できる。
なお、スイッチ群34に備えるスイッチや照明の個数、種類は実施形態で説明する各スイッチや照明に限らないで任意に選択できる。
第1サンルーフスイッチ51は、例えば、不図示のサンルーフを開閉するスイッチである。第1サンルーフスイッチ51は、車幅方向において筐体中心58の車幅方向左側に設けられている。筐体中心58は、筐体31において車幅方向の中央で、かつ、車両前後方向に延びる直線である。第1サンルーフスイッチ51は、ベース部32に支持され、操作ボタン63が車室11から操作可能に表面部43の開口に配置されている。
第2サンルーフスイッチ52は、例えば、不図示のサンシェードを開閉するスイッチである。第2サンルーフスイッチ52は、車幅方向において筐体中心58の右側に設けられている。第2サンルーフスイッチ52は、ベース部32に支持され、操作ボタン64が車室11から操作可能に表面部43の開口に配置されている。
第1照明53は、車室11の助手席18(図1参照)側を照射するルームランプである。第1照明53は、車幅方向において第1サンルーフスイッチ51の車幅方向左側に設けられている。第1照明53は、ベース部32に支持され、車室11を照射可能に表面部43の開口に照射部65が配置されている。
第1照明スイッチ54は、第1照明53を点灯するスイッチである。第1照明スイッチ54は、車幅方向において第1サンルーフスイッチ51の車幅方向左側で、かつ、第1照明53の車両後方に設けられている。第1照明スイッチ54は、ベース部32に支持され、操作ボタン66が車室11から操作可能に表面部43の開口に配置されている。
第2照明55は、車室11の運転席17(図1参照)側を照射するルームランプである。第2照明55は、車幅方向において第2サンルーフスイッチ52の車幅方向右側に設けられている。第2照明55は、ベース部32に支持され、車室11を照射可能に表面部43の開口に照射部67が配置されている。
第2照明スイッチ56は、第2照明55を点灯するスイッチである。第2照明スイッチ56は、車幅方向において第2サンルーフスイッチ52の車幅方向右側で、かつ、第2照明55の車両後方に設けられている。第2照明スイッチ56は、ベース部32に支持され、操作ボタン68が車室11から操作可能に表面部43の開口に配置されている。
緊急通報スイッチ57は、音響装置40を使用する際に操作するスイッチである。緊急通報スイッチ57を操作して音響装置40を使用することにより、車室11(図1参照)において、外部機器との間で無線方式による信号の授受が可能になる。緊急通報スイッチ57は、第1サンルーフスイッチ51と第2サンルーフスイッチ52との間(すなわち、筐体中心58)で、かつ、第1サンルーフスイッチ51および第2サンルーフスイッチ52より車両後方に設けられている。緊急通報スイッチ57は、ベース部32に支持され、操作ボタン69が車室11から操作可能に表面部43の開口に配置されている。
なお、スイッチ群34が筐体31の側壁31aに対して筐体31の中空部45側に間隔をあけて配置されることにより、スイッチ群34の車両前方側には、後述するスピーカ71を配置可能な間隔があけられている。また、スイッチ群34のうち第1サンルーフスイッチ51および第2サンルーフスイッチ52の車両後方側には、後述する第1マイクロホン72、第1マイク基板73、第2マイクロホン74、および第2マイク基板75を配置可能な間隔があけられている。
<スイッチ基板>
スイッチ基板36は、筐体31の内部に設けられている。スイッチ基板36は、例えば、ベース部32のうち背面部42側の面に支持されている。すなわち、スイッチ基板36は、筐体31の内部において背面部42の側に配置されている。
スイッチ基板36には、スイッチ群34(すなわち、第1サンルーフスイッチ51、第2サンルーフスイッチ52、第1照明53、第1照明スイッチ54、第2照明55、第2照明スイッチ56、および緊急通報スイッチ57)が接続されている。
スイッチ基板36は、筐体31の内部に設けられている。スイッチ基板36は、例えば、ベース部32のうち背面部42側の面に支持されている。すなわち、スイッチ基板36は、筐体31の内部において背面部42の側に配置されている。
スイッチ基板36には、スイッチ群34(すなわち、第1サンルーフスイッチ51、第2サンルーフスイッチ52、第1照明53、第1照明スイッチ54、第2照明55、第2照明スイッチ56、および緊急通報スイッチ57)が接続されている。
さらに、スイッチ基板36には、後述するインジケータ38に接続されている。インジケータ38は、例えば、左サイドドア15(図1参照)の開閉状態、右サイドドア16(図1参照)の開閉状態、不図示の前照灯の点灯状態などを表示する。
このスイッチ基板36は、第1領域61と、第2領域62と、を有する。
このスイッチ基板36は、第1領域61と、第2領域62と、を有する。
第1領域61は、車幅方向に延びる矩形状に形成されている。第1領域61は、例えば、筐体31の内部において車幅方向の中央で、かつ、車体前後方向の中央に配置されている。よって、第1領域61は、筐体31の側壁(周壁)31aに対して筐体31の中空部45側に間隔をあけて配置されている。
特に、第1領域61の車両前方側には、後述するスピーカ71を配置可能な間隔があけられている。また、第1領域61の車両後方側には、後述する第1マイクロホン72、第1マイク基板73、第2マイクロホン74、および第2マイク基板75を配置可能な間隔があけられている。
特に、第1領域61の車両前方側には、後述するスピーカ71を配置可能な間隔があけられている。また、第1領域61の車両後方側には、後述する第1マイクロホン72、第1マイク基板73、第2マイクロホン74、および第2マイク基板75を配置可能な間隔があけられている。
第1領域61には、第1サンルーフスイッチ51、第2サンルーフスイッチ52、第1照明53、第1照明スイッチ54、第2照明55、第2照明スイッチ56が配置されている。
また、第2領域62は、第1領域61の後辺61aにおいて筐体中心58に沿って車両後方に突出されている。第2領域62には、緊急通報スイッチ57が配置されている。
また、第2領域62は、第1領域61の後辺61aにおいて筐体中心58に沿って車両後方に突出されている。第2領域62には、緊急通報スイッチ57が配置されている。
なお、スイッチ基板36は実施形態の形状に限らないで、その他の形状を選択してもよい。例えば、実施形態では、スイッチ基板36の第1領域61を車幅方向に延びる矩形状に形成する例について説明するが、スイッチ基板36を車両前後方向に延びる矩形状などに形成してもよい。
<音響装置>
音響装置40は、車室11(図1参照)において、いわゆるハンズフリーにより外部機器との間で無線方式により信号の授受を可能にする通話装置である。音響装置40は、例えば、スピーカ71と、第1マイクロホン(マイクロホン)72と、第1マイク基板(マイク基板)73と、第2マイクロホン(マイクロホン)74と、第2マイク基板(マイク基板)75と、を備えている。
なお、実施形態では、音響装置40に第1マイクロホン72および第2マイクロホン74の2つのマイクロホンを備える例について説明するが、その他の例として、例えば、音響装置40に1つのマイクロホンを備えてもよい。
音響装置40は、車室11(図1参照)において、いわゆるハンズフリーにより外部機器との間で無線方式により信号の授受を可能にする通話装置である。音響装置40は、例えば、スピーカ71と、第1マイクロホン(マイクロホン)72と、第1マイク基板(マイク基板)73と、第2マイクロホン(マイクロホン)74と、第2マイク基板(マイク基板)75と、を備えている。
なお、実施形態では、音響装置40に第1マイクロホン72および第2マイクロホン74の2つのマイクロホンを備える例について説明するが、その他の例として、例えば、音響装置40に1つのマイクロホンを備えてもよい。
<スピーカ>
図5は、実施形態の音響装置40においてスイッチ基板36、スピーカ71、第1マイク基板73、および第2マイク基板75を接続した仕様を説明する概念図である。
図2、図4、図5に示すように、スピーカ71は、音声等を出力する部材であり、正面(車室11に対向する面)71a側に振動板が設けられる。スピーカ71は、筐体31の内部に設けられている。スピーカ71は、厚さ方向に延びる中心線77(以下、スピーカ中心線77ということがある)が筐体31の厚さ方向に延び、表面部43の表面43aと略直交するように配置されている。
図5は、実施形態の音響装置40においてスイッチ基板36、スピーカ71、第1マイク基板73、および第2マイク基板75を接続した仕様を説明する概念図である。
図2、図4、図5に示すように、スピーカ71は、音声等を出力する部材であり、正面(車室11に対向する面)71a側に振動板が設けられる。スピーカ71は、筐体31の内部に設けられている。スピーカ71は、厚さ方向に延びる中心線77(以下、スピーカ中心線77ということがある)が筐体31の厚さ方向に延び、表面部43の表面43aと略直交するように配置されている。
スピーカ71は、スピーカ中心線77が筐体中心58に位置し、かつ、スイッチ基板36の第1領域61に対して車両後方に位置している。また、スピーカ71は、筐体31の表面部43に配置されている。換言すれば、スピーカ71は、車幅方向中央においてスイッチ基板36の第1領域61に対して車両前方に位置し、表面部43に配置されている。この状態において、スピーカ71は、正面71aがスピーカ開口部78に対向した状態において表面部43に設けられている。
また、スピーカ71は、スイッチ基板36に対して非接続状態に分離可能に接続されている。
また、スピーカ71は、スイッチ基板36に対して非接続状態に分離可能に接続されている。
<第1マイクロホン>
第1マイクロホン72は、音を電気信号に変換するものである。第1マイクロホン72は、例えば、無指向性のMEMS(Micro Elerctronics Mechanical System)マイクロホンが採用されている。
第1マイクロホン72は、筐体31の内部に設けられている。第1マイクロホン72は、厚さ方向に延びる第1マイク中心線81が筐体31の厚さ方向に延び、表面部43の表面43aと略直交するように配置されている。
第1マイクロホン72は、音を電気信号に変換するものである。第1マイクロホン72は、例えば、無指向性のMEMS(Micro Elerctronics Mechanical System)マイクロホンが採用されている。
第1マイクロホン72は、筐体31の内部に設けられている。第1マイクロホン72は、厚さ方向に延びる第1マイク中心線81が筐体31の厚さ方向に延び、表面部43の表面43aと略直交するように配置されている。
第1マイクロホン72は、第1マイク中心線81が筐体中心58(具体的には、スイッチ基板36の第2領域62)に対して車幅方向左側に位置し、かつ、スイッチ基板36の第1領域61に対して車両後方に位置している。また、第1マイクロホン72は、後述する第1マイク基板73を介して筐体31の表面部43に配置されている。第1マイクロホン72は、助手席18(図1参照)の近くの上方に配置されている。
<第1マイク基板>
第1マイク基板73は、スイッチ基板36の第2領域62に対して車幅方向左側に位置し、かつ、スイッチ基板36の第1領域61に対して車両後方に位置している。第1マイク基板73は、例えば、矩形状に形成され、表面部43において第1マイク開口部82に対向して設けられている。
第1マイク基板73のうち表面部43の表面43aに対して反対側の面73aに第1マイクロホン72が取り付けられている。第1マイク基板73は、スイッチ基板36に対して非接続状態に分離可能に接続されている。
第1マイク基板73は、スイッチ基板36の第2領域62に対して車幅方向左側に位置し、かつ、スイッチ基板36の第1領域61に対して車両後方に位置している。第1マイク基板73は、例えば、矩形状に形成され、表面部43において第1マイク開口部82に対向して設けられている。
第1マイク基板73のうち表面部43の表面43aに対して反対側の面73aに第1マイクロホン72が取り付けられている。第1マイク基板73は、スイッチ基板36に対して非接続状態に分離可能に接続されている。
<第2マイクロホン>
第2マイクロホン74は、音を電気信号に変換するものである。第2マイクロホン74は、第1マイクロホン72と同様に、例えば、無指向性のMEMS(Micro Elerctronics Mechanical System)マイクロホンが採用されている。
第2マイクロホン74は、筐体31の内部に設けられている。第2マイクロホン74は、第1マイクロホン72と同様に、厚さ方向に延びる第2マイク中心線(図示せず)が筐体31の厚さ方向に延び、表面部43の表面43aと略直交するように配置されている。
第2マイクロホン74は、音を電気信号に変換するものである。第2マイクロホン74は、第1マイクロホン72と同様に、例えば、無指向性のMEMS(Micro Elerctronics Mechanical System)マイクロホンが採用されている。
第2マイクロホン74は、筐体31の内部に設けられている。第2マイクロホン74は、第1マイクロホン72と同様に、厚さ方向に延びる第2マイク中心線(図示せず)が筐体31の厚さ方向に延び、表面部43の表面43aと略直交するように配置されている。
第2マイクロホン74は、第2マイク中心線が筐体中心58(具体的には、スイッチ基板36の第2領域62)に対して車幅方向右側に位置し、かつ、スイッチ基板36の第1領域61に対して車両後方に位置している。また、第2マイクロホン74は、後述する第2マイク基板75を介して筐体31の表面部43に配置されている。第2マイクロホン74は、運転席17(図1参照)の近くの上方に配置されている。
<第2マイク基板>
第2マイク基板75は、スイッチ基板36の第2領域62に対して車幅方向右側に位置し、かつ、スイッチ基板36の第1領域61に対して車両後方に位置している。第2マイク基板75は、例えば、矩形状に形成され、表面部43において第2マイク開口部(図示せず)に対向して設けられている。
第2マイク基板75のうち表面部43の表面43aに対して反対側の面(図示せず)に第2マイクロホン74が取り付けられている。第2マイク基板75は、スイッチ基板36に対して非接続状態に分離可能に接続されている。
第2マイク基板75は、スイッチ基板36の第2領域62に対して車幅方向右側に位置し、かつ、スイッチ基板36の第1領域61に対して車両後方に位置している。第2マイク基板75は、例えば、矩形状に形成され、表面部43において第2マイク開口部(図示せず)に対向して設けられている。
第2マイク基板75のうち表面部43の表面43aに対して反対側の面(図示せず)に第2マイクロホン74が取り付けられている。第2マイク基板75は、スイッチ基板36に対して非接続状態に分離可能に接続されている。
以上説明したように、実施形態の音響装置付き操作モジュール20によれば、スイッチ群34を筐体31の内部において中央に配置した。さらに、スピーカ71を車幅方向中央においてスイッチ基板36の第1領域61(すなわち、スイッチ群34)に対して車両前方に配置した。加えて、第1マイクロホン72および第1マイク基板73をスイッチ基板36の第2領域62より車幅方向左側において、スイッチ基板36の第1領域61(すなわち、スイッチ群34)に対して車両後方に配置した。
また、第2マイクロホン74および第2マイク基板75をスイッチ基板36の第2領域62より車幅方向右側において、スイッチ基板36の第1領域61(すなわち、スイッチ群34)に対して車両後方に配置した。
また、第2マイクロホン74および第2マイク基板75をスイッチ基板36の第2領域62より車幅方向右側において、スイッチ基板36の第1領域61(すなわち、スイッチ群34)に対して車両後方に配置した。
このように、スイッチ群34を筐体31の中央に配置することにより、スイッチ群34に備えた第1サンルーフスイッチ51、第2サンルーフスイッチ52、第1照明スイッチ54、第2照明スイッチ56の使い勝手を損なわないようにできる。さらに、スイッチ群34に備えた緊急通報スイッチ57の使い勝手を損なわないようにできる。
また、スピーカ71をスイッチ群34に対して車両前方に配置し、第1マイクロホン72をスイッチ群34に対して車両後方に配置した。すなわち、スピーカ71と第1マイクロホン72とを、スイッチ群34を挟んで車両前方側と車両後方側との両側(両端)に離して配置できる。よって、スピーカ71と第1マイクロホン72との距離を十分に確保することができる。
さらに、第2マイクロホン74をスイッチ群34に対して車両後方に配置した。すなわち、スピーカ71と第2マイクロホン74とを、スイッチ群34を挟んで車両前方側と車両後方側との両側(両端)に離して配置できる。よって、スピーカ71と第2マイクロホン74との距離を十分に確保することができる。
さらに、第2マイクロホン74をスイッチ群34に対して車両後方に配置した。すなわち、スピーカ71と第2マイクロホン74とを、スイッチ群34を挟んで車両前方側と車両後方側との両側(両端)に離して配置できる。よって、スピーカ71と第2マイクロホン74との距離を十分に確保することができる。
これにより、スイッチ群34に備えた各スイッチの使い勝手を損なうことなく、スピーカ71と第1マイクロホン72との距離を十分に確保でき、スピーカ71と第2マイクロホン74との距離を十分に確保できる。したがって、音響装置40を使用して外部機器との間で音声により通話する際に通話品質を良好に担保できる。加えて、ルーフ14に配置される筐体31をコンパクトにすることができる。
また、操作モジュール20にスイッチ群34と音響装置40とがまとめられている。これにより、操作モジュール20をルーフ14に設けることにより、スイッチ群34と音響装置40とを一度に設けることができる。
なお、実施形態では、スピーカ71と第1マイクロホン72とをスイッチ群34を挟んで車両前方側と車両後方側との両側に離して配置する例について説明したがこれに限らない。その他の例として、例えば、スピーカ71と第1マイクロホン72とをスイッチ群34を挟んで車幅方向右側と車幅方向左側との両側に離して配置してもよい。また、例えば、スピーカ71と第2マイクロホン74とをスイッチ群34を挟んで車幅方向右側と車幅方向左側との両側に離して配置してもよい。
また、第1マイクロホン72および第2マイクロホン74に無指向性マイクロホンを採用した。これにより、第1マイクロホン72および第2マイクロホン74を音声による通話に使用するだけでなく、ANC(アクティブノイズキャンセル、アクティブノイズコントロール)の収音マイクロホンとしても使用することができる。
また、スピーカ71をスイッチ基板36の第1領域61に対して車両前方に配置し、第1マイクロホン72をスイッチ基板36の第1領域61に対して車両後方に配置した。よって、スピーカ71と第1マイクロホン72とを、スイッチ基板36の第1領域61を挟んで車両前方側と車両後方側との両側(両端)にそれぞれ配置できる。すなわち、スピーカ71と第1マイクロホン72との距離を十分に確保することができる。
さらに、第2マイクロホン74をスイッチ基板36の第1領域61に対して車両後方に配置した。よって、スピーカ71と第2マイクロホン74とを、スイッチ基板36の第1領域61を挟んで車両前方側と車両後方側との両側(両端)にそれぞれ配置できる。すなわち、スピーカ71と第2マイクロホン74との距離を十分に確保することができる。
さらに、第2マイクロホン74をスイッチ基板36の第1領域61に対して車両後方に配置した。よって、スピーカ71と第2マイクロホン74とを、スイッチ基板36の第1領域61を挟んで車両前方側と車両後方側との両側(両端)にそれぞれ配置できる。すなわち、スピーカ71と第2マイクロホン74との距離を十分に確保することができる。
これにより、スピーカ71と第1マイクロホン72との距離を十分に確保するとともに、スピーカ71と第2マイクロホン74との距離を十分に確保しつつ、ルーフ14に配置される筐体31をコンパクトにすることができる。
加えて、スピーカ71をスイッチ基板36に対して非接続状態に分離可能に接続した。また、第1マイク基板73をスイッチ基板36に対して非接続状態に分離可能に接続した。さらに、第2マイク基板75をスイッチ基板36に対して非接続状態に分離可能に接続した。よって、例えば、車両Veの装備仕様、車両Veの仕向地、法規に合わせてスイッチ基板36、第1マイク基板73、第2マイク基板75の接続を柔軟に対応できる。
このように、スピーカ71、第1マイク基板73、第2マイク基板75をスイッチ基板36に対して非接続状態に分離可能に接続することにより、音響装置40に拡張性を持たせることができる。
なお、音響装置40の拡張性については、図6から図8に示す第1変形例から第3変形例に基づいて詳しく説明する。
なお、音響装置40の拡張性については、図6から図8に示す第1変形例から第3変形例に基づいて詳しく説明する。
ここで、例えば、第1マイク基板73、第2マイク基板75、およびスピーカ71を、スイッチ基板36に一体に形成した場合、スイッチ基板36が表面部43に近づいた状態に配置される。このため、スイッチ基板36と表面部43との干渉により発生する振動雑音の抑制が難しく、さらに、スイッチ基板36の耐久性を確保することが難しい。
そこで、スイッチ基板36を筐体31の内部において背面部42の側に配置した。さらに、第1マイク基板73を表面部43において第1マイク開口部82に対向して設けた。加えて、第2マイク基板75を表面部43において第2マイク開口部(図示せず)に対向して設けた。さらに、スピーカ71を表面部43においてスピーカ開口部78に対向して設けた。
よって、スイッチ基板36を第1マイク基板73、第2マイク基板75、およびスピーカ71から分割して表面部43から離すことができる。これにより、第1マイク基板73、第2マイク基板75、およびスピーカ71を、スイッチ基板36に一体に形成する場合に比べて、スイッチ基板36と表面部43との干渉により発生する振動雑音を抑制できる。さらに、スイッチ基板36と表面部43との干渉を抑えることにより、スイッチ基板36の耐久性を向上させることができる。
以下、音響装置40の第1変形例から第3変形例を図6から図8に基づいて説明する。なお、第1変形例から第3変形例において、実施形態の音響装置40と同一、類似部材については同じ符号を付して詳しい説明を省略する。
[第1変形例]
図6は、第1変形例の音響装置100においてスイッチ基板36、第1マイク基板73、および第2マイク基板75を接続した仕様を説明する概念図である。
図6に示すように、第1変形例の音響装置100は、スイッチ基板36に第1マイク基板73および第2マイク基板75が接続されている。すなわち、音響装置100は、実施形態の音響装置40と比較してスピーカ71がスイッチ基板36に対して非接続状態に分離された仕様に構成されている。
ここで、実施形態の音響装置40は、スピーカ71がスイッチ基板36に対して非接続状態に分離可能に接続されている。よって、第1変形例の音響装置100を実施形態の音響装置40に基づいて容易に構成することができる。
図6は、第1変形例の音響装置100においてスイッチ基板36、第1マイク基板73、および第2マイク基板75を接続した仕様を説明する概念図である。
図6に示すように、第1変形例の音響装置100は、スイッチ基板36に第1マイク基板73および第2マイク基板75が接続されている。すなわち、音響装置100は、実施形態の音響装置40と比較してスピーカ71がスイッチ基板36に対して非接続状態に分離された仕様に構成されている。
ここで、実施形態の音響装置40は、スピーカ71がスイッチ基板36に対して非接続状態に分離可能に接続されている。よって、第1変形例の音響装置100を実施形態の音響装置40に基づいて容易に構成することができる。
[第2変形例]
図7は、第2変形例の音響装置110においてスイッチ基板36、スピーカ71、および第1マイク基板73を接続した仕様を説明する概念図である。
図7に示すように、第2変形例の音響装置110は、スイッチ基板36にスピーカ71および第1マイク基板73が接続されている。すなわち、音響装置110は、実施形態の音響装置40と比較して第2マイク基板75がスイッチ基板36に対して非接続状態に分離された仕様に構成されている。
ここで、実施形態の音響装置40は、第2マイク基板75がスイッチ基板36に対して非接続状態に分離可能に接続されている。よって、第2変形例の音響装置110を実施形態の音響装置40に基づいて容易に構成することができる。
図7は、第2変形例の音響装置110においてスイッチ基板36、スピーカ71、および第1マイク基板73を接続した仕様を説明する概念図である。
図7に示すように、第2変形例の音響装置110は、スイッチ基板36にスピーカ71および第1マイク基板73が接続されている。すなわち、音響装置110は、実施形態の音響装置40と比較して第2マイク基板75がスイッチ基板36に対して非接続状態に分離された仕様に構成されている。
ここで、実施形態の音響装置40は、第2マイク基板75がスイッチ基板36に対して非接続状態に分離可能に接続されている。よって、第2変形例の音響装置110を実施形態の音響装置40に基づいて容易に構成することができる。
[第3変形例]
図8は、第3変形例の音響装置120においてスイッチ基板36および第1マイク基板73を接続した仕様を説明する概念図である。
図8に示すように、第3変形例の音響装置120は、スイッチ基板36に第1マイク基板73が接続されている。すなわち、音響装置40は、実施形態の音響装置40と比較してスピーカ71および第2マイク基板75がスイッチ基板36に対して非接続状態に分離された仕様に構成されている。
ここで、実施形態の音響装置40は、スピーカ71および第2マイク基板75がスイッチ基板36に対して非接続状態に分離可能に接続されている。よって、第2変形例の音響装置120を実施形態の音響装置40に基づいて容易に構成することができる。
図8は、第3変形例の音響装置120においてスイッチ基板36および第1マイク基板73を接続した仕様を説明する概念図である。
図8に示すように、第3変形例の音響装置120は、スイッチ基板36に第1マイク基板73が接続されている。すなわち、音響装置40は、実施形態の音響装置40と比較してスピーカ71および第2マイク基板75がスイッチ基板36に対して非接続状態に分離された仕様に構成されている。
ここで、実施形態の音響装置40は、スピーカ71および第2マイク基板75がスイッチ基板36に対して非接続状態に分離可能に接続されている。よって、第2変形例の音響装置120を実施形態の音響装置40に基づいて容易に構成することができる。
このように、実施形態の音響装置40において、スピーカ71、第1マイク基板73、第2マイク基板75をスイッチ基板36に対して非接続状態に分離可能に接続させた。よって、実施形態の音響装置40の仕様の他に、例えば、第1変形例の音響装置100、第2変形例の音響装置110、第3変形例の音響装置120などの仕様に容易に対応させることができる。
これにより、例えば、車両Veの装備仕様、車両Veの仕向地、法規に合わせてスイッチ基板36、第1マイク基板73、第2マイク基板75の接続を柔軟に対応でき、実施形態の音響装置40に拡張性を持たせることができる。
これにより、例えば、車両Veの装備仕様、車両Veの仕向地、法規に合わせてスイッチ基板36、第1マイク基板73、第2マイク基板75の接続を柔軟に対応でき、実施形態の音響装置40に拡張性を持たせることができる。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
その他、本発明の趣旨に逸脱しない範囲で、前記実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、前記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
Ve 車両
14 ルーフ
20 音響装置付き操作モジュール(操作モジュール)
31 筐体
34 スイッチ群
36 スイッチ基板(基板)
40,100,110,120 音響装置
42 背面部
43 表面部
51 第1サンルーフスイッチ(複数のスイッチの1つ)
52 第2サンルーフスイッチ(複数のスイッチの1つ)
53 第1照明
54 第1照明スイッチ(複数のスイッチの1つ)
55 第2照明
56 第2照明スイッチ(複数のスイッチの1つ)
57 緊急通報スイッチ(複数のスイッチの1つ)
71 スピーカ
72 第1マイクロホン(マイクロホン)
73 第1マイク基板(マイク基板)
74 第2マイクロホン(マイクロホン)
75 第2マイク基板(マイク基板)
14 ルーフ
20 音響装置付き操作モジュール(操作モジュール)
31 筐体
34 スイッチ群
36 スイッチ基板(基板)
40,100,110,120 音響装置
42 背面部
43 表面部
51 第1サンルーフスイッチ(複数のスイッチの1つ)
52 第2サンルーフスイッチ(複数のスイッチの1つ)
53 第1照明
54 第1照明スイッチ(複数のスイッチの1つ)
55 第2照明
56 第2照明スイッチ(複数のスイッチの1つ)
57 緊急通報スイッチ(複数のスイッチの1つ)
71 スピーカ
72 第1マイクロホン(マイクロホン)
73 第1マイク基板(マイク基板)
74 第2マイクロホン(マイクロホン)
75 第2マイク基板(マイク基板)
Claims (5)
- ルーフに取り付けられる筐体と、
車両に関わる複数のスイッチで構成され、前記筐体の内部に設けられるスイッチ群と、
前記筐体の内部に設けられるスピーカと、
前記筐体の内部に設けられるマイクロホンと、を備え、
前記スイッチ群は、前記筐体の内部において中央に配置され、
前記スピーカと前記マイクロホンとは、前記スイッチ群を挟んで両側に配置される、
ことを特徴とする音響装置付き操作モジュール。 - 前記マイクロホンは、無指向性マイクロホンである、
ことを特徴とする請求項1に記載の音響装置付き操作モジュール。 - 前記筐体の内部において中央には、前記スイッチ群を接続する基板を備える、
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の音響装置付き操作モジュール。 - 前記筐体の内部には、前記マイクロホンが取り付けられるマイク基板をさらに備え、
前記マイク基板と前記スピーカとは、前記スイッチ群を接続する基板に対して分離可能に接続される、
ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の音響装置付き操作モジュール。 - 前記筐体は、前記ルーフの側に取り付けられる背面部と、該背面部と対向する表面部と、で構成され、
前記筐体の内部において前記背面部の側には、前記スイッチ群を接続する前記基板が配置され、
前記筐体の前記表面部には、前記マイク基板および前記スピーカが配置される、
ことを特徴とする請求項4に記載の音響装置付き操作モジュール。
Priority Applications (2)
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2023
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