JP2009017278A - 車載スピーカ - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザの視聴ポイントに対応した位置に高音用スピーカの指向性を変更可能とすることで、音響効果を高める。
【解決手段】車載スピーカには、低音用スピーカと、低音用スピーカの前方に配置される高音用スピーカと、低音用スピーカの直径方向に沿ってスライド自在となるように前記高音用スピーカを挟持するため、前記低音用スピーカの前方に配置されて、当該低音用スピーカの一端部から他端部に掛け渡された一対のブリッジとが備えられている。一対のブリッジは、低音用スピーカの前方に向かって凸となるように、若しくは低音用スピーカの後方に向かって凸となるように、湾曲している。
【選択図】図3

Description

本発明は、車載スピーカに関する。
従来、いわゆる2WAYスピーカは、低音用スピーカの前方に高音用スピーカが配置されている。そして、高音用スピーカは、低音用スピーカの周縁に取り付けられたブリッジにより支持されており、当該ブリッジを介して高音用スピーカに音声信号が入力されるようになっている(例えば特許文献1参照)。
実開平3−128397号公報
ここで、自動車に搭載されるスピーカには、例えば図5に示すように搭乗者Dの下半身よりに配置されるスピーカ100もあるが、このような取付位置であると、スピーカ100の指向性が搭乗者Dの耳から大きく外れてしまう。音波の特性として高音域は低音域よりも直進性が高いために、前述のように搭乗者Dの耳から指向性が大きく外れていると高音域がどうしても減衰してしまい、搭乗者Dにとっては聞こえづらいものになっていた。
また、車載用スピーカはドアパネルに搭載されることが一般的であり、ウィンドウの配置等の構造上の理由からスピーカ10の取付位置としてはどうしても搭乗者の頭部付近から離れてしまい、上述の問題が避けられないものとなっていた。
さらに、特許文献1に記載されているような2WAYスピーカにおいては、前面に配置される高音用スピーカの配線が煩わしいという問題があった。高音用スピーカの径は低音用スピーカの径より小さいため、高音用スピーカの配線は低音用スピーカの振動板外径よりも内側になってしまう。前記特許文献1では、低音用スピーカの振動板に孔を設けて高音用スピーカの配線を通す構造となっているため、低音用スピーカの振動板が振動する際に配線を擦ってしまうことで異音の発生に繋がっていた。そしてこのような異音の対策として、低音用振動板の孔に配線を挿通させるときに、配線と振動板を固定するといった作業が必要となり組立てが煩わしいものとなっていた
本発明の課題は、ユーザの視聴ポイントに対応した位置に高音用スピーカの指向性を変更可能とすることで、音響効果を高めることである。
請求項1記載の発明に係る車載スピーカは、
低音用スピーカと、
前記低音用スピーカの前方に配置される高音用スピーカと、
前記低音用スピーカの直径方向に沿ってスライド自在となるように前記高音用スピーカを挟持するため、前記低音用スピーカの前方に配置されて、当該低音用スピーカの一端部から他端部に掛け渡された一対のブリッジとを備え、
前記一対のブリッジは、前記低音用スピーカの前方に向かって凸となるように、若しくは前記低音用スピーカの後方に向かって凸となるように、湾曲していることを特徴としている。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の車載スピーカにおいて、
前記一対のブリッジには、それぞれ前記低音用スピーカの端部に係合する係合溝部が形成され、
前記係合溝部の内壁には電極が設けられ、
前記高音用スピーカの両端部には、前記係合溝部の電極に接続される電極が設けられていることを特徴としている。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の車載スピーカにおいて、
前記高音用スピーカの電極は、弾性体であることを特徴としている。
本発明によれば、一対のブリッジが低音用スピーカの前方に向かって凸となるように、若しくは低音用スピーカの後方に向かって凸となるように、湾曲しているので、高音用スピーカをスライドさせると、ブリッジの湾曲に沿って移動することになる。例えば、ブリッジの延在方向を上下方向にしておくと、スライドにより高音用スピーカの指向性が上下方向に変更可能となる。これにより、ユーザの視聴ポイントに対応した位置に高音用スピーカの指向性を変更することができ、音響効果を高めることができる。
さらに、本発明によれば、低音用スピーカの前面に配置される一対のブリッジが高音用スピーカの電極を備えており、配線としての機能を兼ね備えることにより、高音用スピーカの配線を簡素化でき、異音の発生を防ぐと共に見栄えも良いものとなる。
以下、図を参照にして本発明の実施形態について説明する。図1は本実施形態に係る車載スピーカの概略構成を示す正面図である。図1に示すように、車載スピーカ1には、低音用スピーカ2と、低音用スピーカ2の前方に配置される高音用スピーカ3と、低音用スピーカ2の直径方向に沿ってスライド自在となるように高音用スピーカ3を挟持する一対のブリッジ4,5とが備えられている。
図2は高音用スピーカ3の概略構成を示す斜視図である。図2に示すように、高音用スピーカ3には、スピーカ本体31と、スピーカ本体31を保持する基台32とを備えている。
基台32の両端部には、一対のブリッジ4,5にそれぞれ係合する係合片33,34が設けられている。係合片33,34は前方に向けて凸となるように湾曲している。また、係合片33,34の前面には、弾性体から形成された電極35,36が設置されていて、スピーカ本体31と電気的に接続されている。
図3はブリッジ4,5の概略構成を示す斜視図である。図3に示すように、ブリッジ4,5は、低音用スピーカ2の前方に配置されて、当該低音用スピーカ2の一端部から他端部に掛け渡されている。一対のブリッジ4,5は、低音用スピーカ2の前方に向かって凸となるように湾曲している。また、ブリッジ4,5には、それぞれ低音用スピーカ2の係合片33,34に係合する係合溝部41,51が、ブリッジ4,5の湾曲に沿うように形成されている。ここで、ブリッジ4,5の曲率と、係合片33,34の曲率とが同等に設定されているため、係合片33,34が係合溝部41,51に係合した状態であっても、高音用スピーカ3がスムーズにスライドできるようになっている。
そして、係合溝部41,51の内壁上面には、高音用スピーカ3の電極35,36に接続される電極42,52が全面に亘って貼付されている。前述したように、高音用スピーカ3の電極35,36は弾性体であるので、係合片33,34が係合溝部41,51に係合すると、高音用スピーカ3の電極35,36は収縮した状態でブリッジ4,5の電極42,52に接触することになる。この際、高音用スピーカ3の電極35,36による弾性復帰力によって、当該電極35,36と、ブリッジ4,5の電極42,52との接触状態が維持されることになる。
次に、本実施形態の作用について説明する。
車載スピーカ1を車体に取り付ける際、作業者は、ブリッジ4,5の延在方向が上下方向に沿うように位置決めをした後に、車載スピーカ1を車体に固定する。固定後においては、作業者は搭乗者の頭部が位置する近辺に向かう指向性となるように、高音用スピーカ3をスライドさせ、その後カバーにより車載スピーカ1を覆う。
以上のように、本実施形態によれば、一対のブリッジ4,5が低音用スピーカ2の前方に向かって凸となるように湾曲し、なおかつ、ブリッジ4,5の延在方向が上下方向となっているので、スライドにより高音用スピーカ3の指向性が上下方向に変更可能となる。これにより、ユーザの視聴ポイントに対応した位置に高音用スピーカ3の指向性を変更することができ、音響効果を高めることができる。より具体的には、高音用スピーカ3を上下に延在されるブリッジ4,5の上方向にスライドさせることで、低音用スピーカ2の正面軸に対して上向きの指向性が得られる。そして、高音用スピーカ3をブリッジ4,5の下方向にスライドさせることで低音用スピーカ2の正面軸に対して下向きの指向性が得られる。
また、ブリッジ4,5を介して高音用スピーカ3に電力及び信号の供給が可能なため、配線を低音用スピーカ2の振動板の外側に配置することができる。専用の配線材が低音用スピーカ2の振動板の内側にある場合、例えば、配線材が低音用スピーカ2の振動板に接触してノイズを発生させることもあるが、低音用スピーカ2の振動板の内側における配線が省略されることで高音用スピーカ3の配線が低音用スピーカ2の振動板に接触してしまうことが確実に回避でき、ノイズの発生を防止することが可能になる。
なお、本発明は上記実施形態に限らず適宜変更可能であるのは勿論である。
例えば、上記実施形態では、図4(a)に示す通り、低音用スピーカ2の前方に向かって凸となるようにブリッジ4,5が湾曲している場合を例示して説明したが、図4(b)に示すように低音用スピーカ2の後方に向かって凸となるようにブリッジ4a,5aが湾曲していてもよい。後方に向かって凸となっていても、スライドにより高音用スピーカ3の指向性を上下方向に変更することは可能である。なお、そのような構成にすると、高音用スピーカ3のブリッジ上の位置と得られる指向性の方向が先に説明した実施形態とは逆となる。より具体的には、高音用スピーカ3を上方向にスライドさせることで低音用スピーカ2の正面軸に対して下向きの指向性が得られ、逆に下方向にスライドさせると低音用スピーカ2の正面軸に対して上向きの指向性が得られる。
本実施形態に係る車載スピーカの概略構成を示す正面図である。 図1の車載スピーカに備わる高音用スピーカの概略構成を示す斜視図である。 図1の車載スピーカに備わるブリッジと、高音用スピーカとの概略構成を示す斜視図である。 図3のブリッジの変形例を示す斜視図である。 従来の車載スピーカの配置例を示す説明図である。
符号の説明
1 車載スピーカ
2 低音用スピーカ
3 高音用スピーカ
4,5 ブリッジ
31 スピーカ本体
32 基台
33,34 係合片
35,36 電極
41,51 係合溝部
42,52 電極

Claims (3)

  1. 低音用スピーカと、
    前記低音用スピーカの前方に配置される高音用スピーカと、
    前記低音用スピーカの直径方向に沿ってスライド自在となるように前記高音用スピーカを挟持するため、前記低音用スピーカの前方に配置されて、当該低音用スピーカの一端部から他端部に掛け渡された一対のブリッジとを備え、
    前記一対のブリッジは、前記低音用スピーカの前方に向かって凸となるように、若しくは前記低音用スピーカの後方に向かって凸となるように、湾曲していることを特徴とする車載スピーカ。
  2. 請求項1記載の車載スピーカにおいて、
    前記一対のブリッジには、それぞれ前記低音用スピーカの端部に係合する係合溝部が形成され、
    前記係合溝部の内壁には電極が設けられ、
    前記高音用スピーカの両端部には、前記係合溝部の電極に接続される電極が設けられていることを特徴とする車載スピーカ。
  3. 請求項2記載の車載スピーカにおいて、
    前記高音用スピーカの電極は、弾性体であることを特徴とする車載スピーカ。
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