JP2023131598A - 磁性素子及び集積装置 - Google Patents

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智生 佐々木
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Abstract

【課題】磁化を回転させるのに必要な電流密度を低くできる磁性素子及び磁気アレイを提供する。【解決手段】磁性素子100は、第1強磁性層1と、非磁性層3と、第2強磁性層2と、ゲート絶縁層4と、第1電極5と、第2電極6と、を備える。非磁性層と第1電極は、第1強磁性層の第1面1Aに異なる位置で接続される。第2強磁性層は、第1強磁性層と共に非磁性層を挟む。第2電極は、ゲート絶縁層を挟んで、第1強磁性層の第1面と反対側の第2面1Bに接続されている。【選択図】図3

Description

本発明は、磁性素子及び集積装置に関する。
強磁性層と非磁性層の多層膜からなる巨大磁気抵抗(GMR)素子、及び、非磁性層に絶縁層(トンネルバリア層、バリア層)を用いたトンネル磁気抵抗(TMR)素子は、磁気抵抗効果素子として知られている。磁気抵抗効果素子は、磁気センサ、高周波部品、磁気ヘッド及び不揮発性ランダムアクセスメモリ(MRAM)への応用が可能である。
MRAMは、磁気抵抗効果素子が集積された記憶素子である。MRAMは、磁気抵抗効果素子における非磁性層を挟む二つの強磁性層の互いの磁化の向きが変化すると、磁気抵抗効果素子の抵抗が変化するという特性を利用してデータを読み書きする。
磁気抵抗効果素子には、STT型の磁気抵抗効果素子と、SOT型の磁気抵抗効果素子と、がある。STT型の磁気抵抗効果素子は、磁気抵抗効果素子の積層方向に電流を流すことで生ずるスピントランスファートルク(STT)を利用して、磁化の向きを制御する。SOT型の磁気抵抗効果素子は、スピン軌道相互作用によって生じたスピン流又は異種材料の界面におけるラシュバ効果により誘起されるスピン軌道トルク(SOT)を利用して磁化の向きを制御する。例えば、特許文献1には、STT型の磁気抵抗効果素子が記載されている。例えば、特許文献2には、SOT型の磁気抵抗効果素子が記載されている。
特開2013-175615号公報 特開2017-216286号公報
STT型の磁気抵抗効果素子とSOT型の磁気抵抗効果素子は共通して、反転電流密度を低くしたいという要望がある。少ないエネルギーで磁化反転ができれば、磁気抵抗効果素子の消費電力の低減に繋がるためである。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、磁化を回転させるのに必要な電流密度を低くできる、磁性素子及び磁気アレイを提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するため、以下の手段を提供する。
(1)第1の態様にかかる磁性素子は、第1強磁性層と、第2強磁性層と、非磁性層と、ゲート絶縁層と、第1電極と、第2電極と、を備える。前記非磁性層と前記第1電極は、前記第1強磁性層の第1面に異なる位置で接続されている。前記第2強磁性層は、前記第1強磁性層と共に前記非磁性層を挟む。前記第2電極は、前記ゲート絶縁層を挟んで、前記第1強磁性層の前記第1面と反対側の第2面に接続されている。
(2)上記態様にかかる磁性素子は、スピン軌道トルク配線をさらに備えてもよい。スピン軌道トルク配線は、前記第1強磁性層と前記ゲート絶縁層との間にある。
(3)上記態様にかかる磁性素子において、前記スピン軌道トルク配線は、第3強磁性層と、第4強磁性層と、前記第3強磁性層と前記第4強磁性層とに挟まれるスペーサ層と、を有してもよい。前記第3強磁性層の磁化と前記第4強磁性層の磁化は、層が広がる面内のいずれかの方向に配向する。前記第3強磁性層と前記第4強磁性層とは、反強磁性結合している。
(4)上記態様にかかる磁性素子において、前記第1強磁性層の磁化は、積層方向に配向していてもよい。
(5)上記態様にかかる磁性素子は、抵抗層と、第3電極と、をさらに備えてもよい。前記抵抗層は、前記ゲート絶縁層と前記第2電極との間にある。前記第3電極は、前記第2電極と異なる位置で前記抵抗層に接続されている。
(6)上記態様にかかる磁性素子において、前記抵抗層は、Ir、W、Pd、Mo、Nb、Re、Fe、Cr、V、Ti、Ru、Sn、In、Zr、Cuからなる群から選択される何れか一つ以上の元素を含む酸化物でもよい。
(7)第2の態様にかかる集積装置は、複数の磁性素子を備える。複数の磁性素子のそれぞれは、上記態様にかかる磁性素子である。
(8)上記態様にかかる集積装置において、前記複数の磁性素子のうちの少なくとも2つは、前記ゲート絶縁層を共有していてもよい。
(9)上記態様にかかる集積装置は、導電層をさらに備えてもよい。前記導電層は、前記第2電極と前記ゲート絶縁層との間にあり、異なる磁性素子の前記第2電極に接続されている。
(10)上記態様にかかる集積装置は、接続部をさらに備えてもよい。前記接続部は、前記複数の磁性素子のうちの少なくとも2つの前記第1電極同士、又は、前記第1電極と前記第2強磁性層との間を電気的に繋ぐ。
本発明にかかる磁性素子及び集積装置は、磁化を回転させるのに必要な電流密度を低くできる。
第1実施形態にかかる集積装置の回路図である。 第1実施形態にかかる集積装置の特徴部分の断面図である。 第1実施形態にかかる磁性素子の断面図である。 第1実施形態にかかる磁性素子の平面図である。 第1変形例にかかる集積装置の回路図である。 第2実施形態にかかる磁性素子の断面図である。 第3実施形態にかかる磁性素子の断面図である。 第4実施形態にかかる磁性素子の断面図である。 第4実施形態にかかる集積装置の回路図である。 第2変形例にかかる集積装置の回路図である。 第5実施形態にかかる集積装置の断面図である。 第5実施形態にかかる集積装置の回路図である。 第6実施形態にかかる集積装置の断面図である。 第6実施形態にかかる集積装置の回路図である。 第7実施形態にかかる集積装置の断面図である。
以下、本実施形態について、図を適宜参照しながら詳細に説明する。以下の説明で用いる図面は、特徴をわかりやすくするために便宜上特徴となる部分を拡大して示している場合があり、各構成要素の寸法比率などは実際とは異なっていることがある。以下の説明において例示される材料、寸法等は一例であって、本発明はそれらに限定されるものではなく、本発明の効果を奏する範囲で適宜変更して実施することが可能である。
まず方向について定義する。後述する基板Sub(図2参照)の一面の一方向をx方向、x方向と直交する方向をy方向とする。x方向は、例えば、第1強磁性層1に沿って第1電極5から非磁性層3に向かう方向である。z方向は、x方向及びy方向と直交する方向である。z方向は、各層が積層される積層方向の一例である。以下、+z方向を「上」、-z方向を「下」と表現する場合がある。上下は、必ずしも重力が加わる方向とは一致しない。
本明細書で「x方向に延びる」とは、例えば、x方向、y方向、及びz方向の各寸法のうち最小の寸法よりもx方向の寸法が大きいことを意味する。他の方向に延びる場合も同様である。また本明細書で「接続」とは、物理的に接続される場合に限定されない。例えば、二つの層が物理的に接している場合に限られず、二つの層の間が他の層を間に挟んで接続している場合も「接続」に含まれる。また本明細書での「接続」は電気的な接続も含む。
「第1実施形態」
図1は、第1実施形態にかかる集積装置200の回路図である。集積装置200は、複数の磁性素子100と、電圧源110と、複数の第1配線L1と、複数の第2配線L2と、複数のゲートラインGLと、複数の第1スイッチング素子Sw1と、複数の第2スイッチング素子Sw2と、を備える。
磁性素子100は、例えば、xy面内に行列状に配列している。磁性素子100の詳細は、後述する。磁性素子100のそれぞれは、第1スイッチング素子Sw1に接続されている。
第1スイッチング素子Sw1は、例えば、第1配線L1に接続される。図1では、第1スイッチング素子Sw1は、第1配線L1とそれぞれの磁性素子100との間にある。第2スイッチング素子Sw2は、第1配線L1の一端にある。第2スイッチング素子Sw2は、例えば、集積エリアの外側にある。第1スイッチング素子Sw1と第2スイッチング素子Sw2とで、書き込み電流又は読出し電流を流す磁性素子100を選択できる。
第1配線L1のそれぞれは、電源と1つ以上の磁性素子100とを電気的に接続する。第1配線L1は、例えば、磁性素子100の後述する第2強磁性層2に接続される。第2配線L2のそれぞれは、基準電位と1つ以上の磁性素子100とを電気的に接続する。基準電位は、例えば、グラウンドである。第2配線L2は、例えば、磁性素子100の後述する第1電極5に接続される。電源は、使用時に集積装置200に接続される。
第1スイッチング素子Sw1及び第2スイッチング素子Sw2は、電流の流れを制御する素子である。第1スイッチング素子Sw1及び第2スイッチング素子Sw2は、例えば、トランジスタ、オボニック閾値スイッチ(OTS:Ovonic Threshold Switch)のように結晶層の相変化を利用した素子、金属絶縁体転移(MIT)スイッチのようにバンド構造の変化を利用した素子、ツェナーダイオード及びアバランシェダイオードのように降伏電圧を利用した素子、原子位置の変化に伴い伝導性が変化する素子である。
電圧源110は、磁性素子100の後述する第1電極5と第2電極6とに接続される。電圧源110は、第1電極5と第2電極6との間に電位差を生み出す。
図2は、第1実施形態に係る集積装置の特徴部分の断面図である。図2は、磁性素子100のy方向の幅の中心を通るxz平面で切断した断面である。
図2に示す第1スイッチング素子Sw1は、トランジスタTrである。トランジスタTrは、例えば電界効果型のトランジスタであり、ゲート電極Gとゲート絶縁膜GIと基板Subに形成されたソースS及びドレインDとを有する。ソースSとドレインDは、電流の流れ方向によって既定されるものであり、これらは同一の領域である。ソースSとドレインDの位置関係は、反転していてもよい。基板Subは、例えば、半導体基板である。第2スイッチング素子Sw2は、x方向にずれた位置にある。
トランジスタTrと磁性素子100とは、ビア配線V及び配線Wを介して、電気的に接続されている。またトランジスタTrとゲートラインGL又はソースラインSLとは、ビア配線Vで接続されている。ビア配線Vは、例えば、z方向に延びる。配線Wは、面内のいずれかの方向に延びる。ビア配線V及び配線Wは、導電体である。
磁性素子100及びトランジスタTrの周囲は、絶縁層Inで覆われている。絶縁層Inは、多層配線の配線間や素子間を絶縁する絶縁層である。絶縁層Inは、例えば、酸化シリコン(SiO)、窒化シリコン(SiN)、炭化シリコン(SiC)、窒化クロム、炭窒化シリコン(SiCN)、酸窒化シリコン(SiON)、酸化アルミニウム(Al)、酸化ジルコニウム(ZrO)、酸化マグネシウム(MgO)、窒化アルミニウム(AlN)等である。
図3は、磁性素子100の断面図である。図3は、磁性素子100のy方向の幅の中心を通るxz平面で切断した断面である。図4は、磁性素子100をz方向から見た平面図である。
磁性素子100は、例えば、第1強磁性層1と第2強磁性層2と非磁性層3とゲート絶縁層4と第1電極5と第2電極6と導電層7とを備える。
第1強磁性層1は、xy面内に広がる。第1強磁性層1は、強磁性体を含む。強磁性体は、例えば、Cr、Mn、Co、Fe及びNiからなる群から選択される金属、これらの金属を1種以上含む合金、これらの金属とB、C、及びNの少なくとも1種以上の元素とが含まれる合金等である。強磁性体は、例えば、Co-Fe、Co-Fe-B、Ni-Fe、Co-Ho合金、Sm-Fe合金、Fe-Pt合金、Co-Pt合金、CoCrPt合金である。
第1強磁性層1は、ホイスラー合金を含んでもよい。ホイスラー合金は、XYZまたはXYZの化学組成をもつ金属間化合物を含む。Xは周期表上でCo、Fe、Ni、あるいはCu族の遷移金属元素または貴金属元素であり、YはMn、V、CrあるいはTi族の遷移金属又はXの元素種であり、ZはIII族からV族の典型元素である。ホイスラー合金は、例えば、CoFeSi、CoFeGe、CoFeGa、CoMnSi、CoMn1-aFeAlSi1-b、CoFeGe1-cGa等である。ホイスラー合金は高いスピン分極率を有する。
第1強磁性層1の磁化M1は、例えば、z方向に配向している。磁化M1は、主の配向方向がz方向であれば、z方向から傾いてもよい。また磁化M1は、xy面内のいずれかの方向に配向していてもよい。
非磁性層3は、第1強磁性層1の第1面1Aの一部に接続されている。非磁性層3は、第1強磁性層1と第2強磁性層2との間にある。
非磁性層3は、非磁性体を含む。非磁性層3が絶縁体の場合(トンネルバリア層である場合)、その材料としては、例えば、Al、SiO、MgO、及び、MgAl等を用いることができる。また、これらのAl、Si、Mgの一部が、Zn、Be等に置換された材料等を非磁性層3に用いてもよい。これらの中でも、MgOやMgAlはコヒーレントトンネルが実現できる材料であるため、スピンを効率よく注入できる。非磁性層3が金属の場合、その材料としては、Cu、Au、Ag等を用いることができる。さらに、非磁性層3が半導体の場合、その材料としては、Si、Ge、CuInSe、CuGaSe、Cu(In,Ga)Se等を用いることができる。
第2強磁性層2は、第1強磁性層1と共に非磁性層3を挟む。第2強磁性層2は、例えば、非磁性層3と接し、非磁性層3上にある。第2強磁性層2には、第1強磁性層1と同様の材料が用いられる。
第2強磁性層2の磁化M2は、所定の外力が印加された際に第1強磁性層1の磁化M1よりも配向方向が変化しにくい。第1強磁性層1は磁化自由層と言われ、第2強磁性層2は磁化固定層、磁化参照層と言われる。図3に示す磁性素子100は、磁化固定層が基板Subから離れた側にあり、トップピン構造と呼ばれる。磁性素子100の抵抗値は、非磁性層3を挟む第1強磁性層1と第2強磁性層2との磁化の相対角の違いに応じて変化する。
第2強磁性層2は、シンセティック反強磁性構造(SAF構造)でもよい。シンセティック反強磁性構造は、非磁性層を挟む二つの磁性層からなる。例えば、第2強磁性層2は、強磁性層、スペーサ層、強磁性層を含む積層体でもよい。SAF構造を構成する2つの強磁性層が反強磁性カップリングするとことで、SAF構造ではない場合より第2強磁性層2の保磁力が大きくなる。SAF構造を構成する磁性層は、例えば、強磁性体を含み、IrMn、PtMn等の反強磁性体を含んでもよい。スペーサ層は、例えば、Ru、Ir、Rhからなる群から選択される少なくとも一つを含む。
第1電極5は、第1強磁性層1の第1面1Aの一部と接する。第1電極5は、非磁性層3と異なる位置で、第1面1Aに接続されている。第1電極5は、導電体である。第1電極5は、例えば、Al、Cu等である。
ゲート絶縁層4は、例えば、第1強磁性層1の第2面1Bと接する。第2面1Bは、第1強磁性層1の第1面1Aと反対側の面である。ゲート絶縁層4は、第1強磁性層1と第2電極6とを絶縁する。ゲート絶縁層4には、ゲート絶縁膜GIや絶縁層Inと同様の材料を用いることができる。
第2電極6は、ゲート絶縁層4を挟んで、第1強磁性層1の第2面1Bに接続されている。第2電極6は、導電体である。第2電極6は、例えば、Al、Cu等である。
導電層7は、第2電極6とゲート絶縁層4との間にある。導電層7は、ゲート絶縁層4内の電位を調整するための層である。導電層7は、導電性を有する材料からなる。導電層7は、メタルでも、導電性酸化物でもよい。図3に示す例では、導電層7は、ゲート絶縁層4に印加する電圧を均一にする。
次いで、磁性素子100の製造方法について説明する。磁性素子100は、各層の積層工程と、各層の一部を所定の形状に加工する加工工程により形成される。各層の積層は、スパッタリング法、化学気相成長(CVD)法、電子ビーム蒸着法(EB蒸着法)、原子レーザデポジッション法等を用いることができる。各層の加工は、フォトリソグラフィー等を用いて行うことができる。
次いで、磁性素子100の動作について説明する。磁性素子100を記憶素子として用いる場合は、データの書き込み動作とデータの読出し動作とがある。
まずデータの書き込み動作について説明する。まずデータを書き込み磁性素子100に接続された第1スイッチング素子Sw1及び第2スイッチング素子Sw2をONにする。また電圧源110によって、第1電極5と第2電極6の間に閾値以上の電位差を与える。第1電極5と第2電極6との間に電位差によって、第1強磁性層1に電圧が加わる。第1強磁性層1に電圧が加わると、第1強磁性層1の磁化M1が不安定になる。また第2スイッチング素子Sw2をONになることで、第2強磁性層2と第1電極5との間に電位差が生じ、第2強磁性層2と第1電極5との間に電流が流れる。第2強磁性層2と第1電極5との間に電流が流れると、スピン偏極した電子が第1強磁性層1に注入され、第1強磁性層1にスピントランスファートルク(STT)が加わる。第1強磁性層1の磁化M1は、電圧磁気異方性制御(VCMA:Voltage-controlled magnetic anisotropy)効果とスピントランスファートルク(STT)とによって磁化反転する。
磁性素子100の抵抗値は、第1強磁性層1の磁化M1の向きと第2強磁性層2の磁化M2の向きが平行の場合と、第1強磁性層1の磁化M1の向きと第2強磁性層2の磁化M2の向きが反平行の場合と、で異なる。例えば、二つの磁化M1、M2が平行な場合を“0”とし、二つの磁化M1、M2が反平行な場合を“0”とすることで、データが記憶される。
次いで、データの読出し動作について説明する。データを読み出す磁性素子100に接続された第1スイッチング素子Sw1及び第2スイッチング素子Sw2をONにする。第1電極5と第2電極6の間の電位差は、例えば、電圧源110によって閾値未満とする。第2スイッチング素子Sw2をONにすると、第2強磁性層2と第1電極5との間に電位差が生じ、第2強磁性層2と第1電極5との間に電流が流れる。読出しの際の電流量は、書き込みの際の電流量より小さくする。電流量は、第2強磁性層2と第1電極5との間に電位差を制御することで設定できる。
ここでは、磁性素子100を記憶素子として用いる例を説明したが、磁性素子は、異方性磁気センサ、磁気カー効果又は磁気ファラデー効果を利用した光学素子としても利用できる。例えば、第2強磁性層2と第1電極5との間に光を照射することで、光学素子として利用できる。
第1実施形態に係る磁性素子100は、電圧磁気異方性制御効果とスピントランスファートルクとを利用して第1強磁性層1の磁化M1を制御する。したがって、スピントランスファートルクのみを利用して磁化反転を行うSTT型の磁気抵抗効果素子と比較して、第1強磁性層1の磁化M1の反転に必要な反転電流密度を下げることができる。
ここまで、集積装置200の一例を示したが、この例に限られるものではない。例えば、図5に示すように、電圧源110を複数の磁性素子100で共有してもよい。図5に示す集積装置200Aは、第3配線L3と第3スイッチング素子SW3とをさらに有する。図5において、集積装置200と同様の構成には同様の符号を付し説明を省く。
第3スイッチング素子SW3は、第2配線L2と第1電極5との間に接続されている。第3スイッチング素子SW3は、第1スイッチング素子SW1と同様のものを用いることができる。第3配線L3は、第1スイッチング素子SW1及び第3スイッチング素子SW3のゲートに接続されている。第3配線L3によって、第1スイッチング素子SW1と第3スイッチング素子SW3を同時にON、OFFできる。書き込み及び読み込みの際に、第3配線L3を介して第1スイッチング素子SW1と第3スイッチング素子SW3を同時にONする。
「第2実施形態」
図6は、第2実施形態に係る磁性素子101の断面図である。図6は、磁性素子101のy方向の幅の中心を通るxz平面で切断した断面である。磁性素子101の平面図は、図4と略同一である。磁性素子101において、磁性素子100と同様の構成には同様の符号を付し、説明を省く。
磁性素子101は、スピン軌道トルク配線8をさらに有する点が、磁性素子100と異なる。スピン軌道トルク配線8は、第1強磁性層1とゲート絶縁層4との間にある。スピン軌道トルク配線8は、例えば、第1強磁性層1の第2面1Bに接する。
スピン軌道トルク配線8は、電流が流れる際のスピンホール効果によってスピン流を発生させ、第1強磁性層1にスピンを注入する。
スピンホール効果は、電流を流した場合にスピン軌道相互作用に基づき、電流の流れる方向と直交する方向にスピン流が誘起される現象である。スピンホール効果は、運動(移動)する電荷(電子)が運動(移動)方向を曲げられる点で、通常のホール効果と共通する。通常のホール効果は、磁場中で運動する荷電粒子の運動方向がローレンツ力によって曲げられる。これに対し、スピンホール効果は磁場が存在しなくても、電子が移動するだけ(電流が流れるだけ)でスピンの移動方向が曲げられる。
例えば、スピン軌道トルク配線8に沿ってx方向に電流が流れると、y方向とz方向のそれぞれにスピン流が生じる。スピン流によりスピン軌道トルク配線8の第1面には、+y方向に偏極したスピン(例えば、+スピン)が偏在し、第1面と対向する第2面には、-y方向と反対方向に偏極したスピン(例えば、-スピン)が偏在する。第1面又は第2面に蓄積されたスピンは、近接する第1強磁性層1に注入される。
スピン軌道トルク配線8は、電流が流れる際のスピンホール効果によって純スピン流を発生させる機能を有する金属、合金、金属間化合物、金属硼化物、金属炭化物、金属珪化物、金属燐化物、金属窒化物のいずれかを含む。
スピン軌道トルク配線8は、例えば、非磁性の重金属を含む。ここで、重金属とは、イットリウム以上の比重を有する金属を意味する。非磁性の重金属は、例えば、最外殻にd電子又はf電子を有する原子番号39以上の原子番号が大きい非磁性金属である。これらの非磁性金属は、スピンホール効果を生じさせるスピン軌道相互作用が大きい。スピン軌道トルク配線8は、例えば、Hf、Ta、Wを含む。
磁性素子101は、データの書き込み時に、スピン軌道トルク配線8に沿って電流が流れる。スピン軌道トルク配線8に沿って電流が流れると、第1強磁性層1にスピンが注入され、第1強磁性層1の磁化M1にスピン軌道トルク(SOT)が加わる。すなわち、磁性素子101では、第1強磁性層1の磁化M1が、電圧磁気異方性制御効果とスピントランスファートルクとスピン軌道トルクとによって磁化反転する。
上記のように、第2実施形態に係る磁性素子101は、3つの効果を利用して第1強磁性層1の磁化M1を制御するため、第1強磁性層1の磁化M1の反転に必要な反転電流密度を下げることができる。
またSOT型の磁気抵抗効果素子は、第1強磁性層1の磁化M1がz方向に配向している場合、安定的な磁化反転のためには外部磁場の印加が必要とされている。これに対し、第2実施形態に係る磁性素子101は、電圧磁気異方性制御効果とスピントランスファートルクとが、スピン軌道トルクをアシストするため、外部磁場を印加しなくても磁化M1の反転が可能である。
「第3実施形態」
図7は、第3実施形態に係る磁性素子102の断面図である。図7は、磁性素子102のy方向の幅の中心を通るxz平面で切断した断面である。磁性素子102の平面図は、図4と略同一である。磁性素子102において、磁性素子101と同様の構成には同様の符号を付し、説明を省く。
磁性素子102のスピン軌道トルク配線8は、第3強磁性層81と第4強磁性層82とスペーサ層83と有する。スペーサ層83は、第3強磁性層81と第4強磁性層82とに挟まれる。第3強磁性層81の磁化M81と第4強磁性層82の磁化M82とは、xy面内のいずれかの方向に配向し、反強磁性結合している。
第3強磁性層81及び第4強磁性層82には、第1強磁性層1と同様の材料を用いることができる。スペーサ層83には、非磁性層3と同様の材料を用いることができる。
第3強磁性層81及び第4強磁性層82は、磁気結合により第1強磁性層1の磁化M1を面内方向に傾ける。また第1強磁性層1には、電圧磁気異方性制御効果とスピントランスファートルクとスピン軌道トルクとが加わる。そのため、第3実施形態に係る磁性素子102は、第1強磁性層1の磁化M1の反転に必要な反転電流密度を下げることができる。
「第4実施形態」
図8は、第4実施形態に係る磁性素子103の断面図である。図8は、磁性素子103のy方向の幅の中心を通るxz平面で切断した断面である。磁性素子103において、磁性素子101と同様の構成には同様の符号を付し、説明を省く。
磁性素子103は、抵抗層9と第3電極10とをさらに備える点が、磁性素子100と異なる。
抵抗層9は、ゲート絶縁層4と第2電極6及び第3電極10との間にある。抵抗層9は、導電層7の別の例である。抵抗層9は、第2電極6と第3電極10との間に電位差を生み出す。
抵抗層9は、例えば、Ir、W、Pd、Mo、Nb、Re、Fe、Cr、V、Ti、Ru、Sn、In、Zr、Cuからなる群から選択される何れか一つ以上の元素を含む酸化物である。抵抗層9は、例えば、IrO、WO、PdO、MoO、NbO、ReO、FeO、Fe、CrO、VO、V、TiO、Ti、RuO、RuO、SnO、In、TiO、ZrO、CuOである。抵抗層9が高抵抗材料であれば、第2電極6と第3電極10との間に、電位勾配を生み出すことができる。
第3電極10は、第2電極6と異なる位置で抵抗層9に接続されている。第3電極10には、第1電極5と同様の材料を用いることができる。
磁性素子103は、データの書き込み時に、第2電極6と第3電極10との間に電位差を与え、抵抗層9に電位勾配を生み出す。図9は、第4実施形態にかかる集積装置203の回路図である。図9において、集積装置200及び集積装置200Aと同様の構成には同様の符号を付し説明を省く。電圧源110は、第1電極5、第2電極6及び第3電極10に接続されている。電圧源110は、第1電極5と第2電極6及び第3電極10との間の電位差、及び、第2電極6と第3電極10との間の電位差を制御する。また図10に示すように、第4実施形態においても、電圧源110を複数の磁性素子103で共有してもよい。
抵抗層9の電位勾配は、第1強磁性層1のx方向に電位勾配を生み出す。第1強磁性層1のx方向に電位勾配が生じると、x方向にも電圧磁気異方性制御効果が生じる。すなわち、磁性素子103では、第1強磁性層1の磁化M1が、z方向及びx方向の電圧磁気異方性制御効果とスピントランスファートルクによって磁化反転する。したがって、第4実施形態に係る磁性素子103は、第1強磁性層1の磁化M1の反転に必要な反転電流密度を下げることができる。
「第5実施形態」
図11は、第5実施形態に係る集積装置204の断面図である。図11は、磁性素子104のy方向の幅の中心を通るxz平面で切断した断面である。図12は、第5実施形態に係る集積装置204の回路図である。磁性素子104において、磁性素子100と同様の構成には同様の符号を付し、説明を省く。
集積装置204は、複数の磁性素子104を有する。隣接する磁性素子104は、ゲート絶縁層11及び導電層12を共有している。ゲート絶縁層11は、第1実施形態にかかるゲート絶縁層4が隣接する2つの磁性素子104の間で接続されたものである。導電層12は、第1実施形態にかかる導電層12が隣接する2つの磁性素子104の間で接続されたものである。
集積装置204は、導電層12が接続されているため、複数の磁性素子104の第2電極6に同時に電圧を印加することができる。電圧源110は、複数の磁性素子104で共有することができる。複数の磁性素子104の第2電極6に同時に電圧を印加する場合でも、第1スイッチング素子Sw1のON/OFFによって書き込みを行う磁性素子104を任意に設定できる。
第5実施形態にかかる集積装置204は、電圧磁気異方性制御効果とスピントランスファートルクとを利用して第1強磁性層1の磁化M1を制御するため、第1実施形態と同様の効果が得られる。また第1スイッチング素子Sw1を集積領域の外側に配置することができ、集積装置204の集積性を高めることができる。
「第6実施形態」
図13は、第6実施形態に係る集積装置205の断面図である。図13は、磁性素子105のy方向の幅の中心を通るxz平面で切断した断面である。図14は、第6実施形態に係る集積装置205の回路図である。磁性素子105において、磁性素子100と同様の構成には同様の符号を付し、説明を省く。集積装置205において、集積装置200、200Aと同様の構成には同様の符号を付し、説明を省く。
集積装置205は、複数の磁性素子105を有する。隣接する磁性素子105は、接続部13で電気的に接続されている。接続部13は、複数の磁性素子105のうちの少なくとも2つの第1電極5同士、又は、第1電極5と第2強磁性層2との間を電気的に繋ぐ。接続部13は、導電体である。
集積装置204は、磁性素子105が接続部13で接続されているため、複数の磁性素子105に書き込み電流を同時に印加することができる。複数の磁性素子105に同時に書き込み電流を印加する場合でも、電圧源110による電圧印加によって書き込みを行う磁性素子105を任意に設定できる。また第6実施形態においても、ゲート絶縁層4や導電層12を隣接する2つの磁性素子105の間で共有してもよい。
第6実施形態にかかる集積装置205は、電圧磁気異方性制御効果とスピントランスファートルクとを利用して第1強磁性層1の磁化M1を制御するため、第1実施形態と同様の効果が得られる。また第2スイッチング素子Sw2を集積領域の外側に配置することができ、集積装置205の集積性を高めることができる。
「第7実施形態」
図15は、第7実施形態に係る磁性素子106の断面図である。図15は、磁性素子106をy方向の中心を通るxz平面で切断した断面である。第7実施形態に係る磁性素子106において、磁性素子100と同様の構成については、同様の符号を付し、説明を省く。
磁性素子106は、磁性素子100と積層順が反対である。第2強磁性層2は、第1強磁性層1より基板Subの近くにある。このような素子は、ボトムピン構造と言われる。磁化の安定性が求められる第2強磁性層2が基板Subの近傍にあることで、第2強磁性層2の磁化M2の安定性が高まる。第7実施形態にかかる磁性素子106は、電圧磁気異方性制御効果とスピントランスファートルクとを利用して第1強磁性層1の磁化M1を制御するため、第1実施形態と同様の効果が得られる。
ここまで、いくつかの実施形態を基に、本発明の好ましい態様を例示したが、本発明はこれらの実施形態に限られるものではない。例えば、それぞれの実施形態における特徴的な構成を他の実施形態に適用してもよい。
1…第1強磁性層、1A…第1面、1B…第2面、2…第2強磁性層、3…非磁性層、4…ゲート絶縁層、5…第1電極、6…第2電極、7…導電層、8…スピン軌道トルク配線、9…抵抗層、10…第3電極、11…ゲート絶縁層、12…導電層、13…接続部、81…第3強磁性層、82…第4強磁性層、83…スペーサ層、100,101,102,103,104,105,106…磁性素子、200,200A,203,203A,204,205…集積装置

Claims (10)

  1. 第1強磁性層と、第2強磁性層と、非磁性層と、ゲート絶縁層と、第1電極と、第2電極と、を備え、
    前記非磁性層と前記第1電極は、前記第1強磁性層の第1面に異なる位置で接続され、
    前記第2強磁性層は、前記第1強磁性層と共に前記非磁性層を挟み、
    前記第2電極は、前記ゲート絶縁層を挟んで、前記第1強磁性層の前記第1面と反対側の第2面に接続されている、磁性素子。
  2. スピン軌道トルク配線をさらに備え、
    前記スピン軌道トルク配線は、前記第1強磁性層と前記ゲート絶縁層との間にある、請求項1に記載の磁性素子。
  3. 前記スピン軌道トルク配線は、第3強磁性層と、第4強磁性層と、前記第3強磁性層と前記第4強磁性層とに挟まれるスペーサ層と、を有し、
    前記第3強磁性層の磁化と前記第4強磁性層の磁化は、層が広がる面内のいずれかの方向に配向し、
    前記第3強磁性層と前記第4強磁性層とは、反強磁性結合している、請求項2に記載の磁性素子。
  4. 前記第1強磁性層の磁化は、積層方向に配向している、請求項1~3のいずれか一項に記載の磁性素子。
  5. 抵抗層と、第3電極と、をさらに備え、
    前記抵抗層は、前記ゲート絶縁層と前記第2電極との間にあり、
    前記第3電極は、前記第2電極と異なる位置で前記抵抗層に接続されている、請求項1~4のいずれか一項に記載の磁性素子。
  6. 前記抵抗層は、Ir、W、Pd、Mo、Nb、Re、Fe、Cr、V、Ti、Ru、Sn、In、Zr、Cuからなる群から選択される何れか一つ以上の元素を含む酸化物である、請求項5に記載の磁性素子。
  7. 複数の磁性素子を備え、
    前記複数の磁性素子のそれぞれは、請求項1~6のいずれか一項に記載の磁性素子である、集積装置。
  8. 前記複数の磁性素子のうちの少なくとも2つは、前記ゲート絶縁層を共有している、請求項7に記載の集積装置。
  9. 導電層をさらに備え、
    前記導電層は、前記第2電極と前記ゲート絶縁層との間にあり、異なる磁性素子の前記第2電極に接続されている、請求項7又は8に記載の集積装置。
  10. 接続部をさらに備え、
    前記接続部は、前記複数の磁性素子のうちの少なくとも2つの前記第1電極同士、又は、前記第1電極と前記第2強磁性層との間を電気的に繋ぐ、請求項7~9のいずれか一項に記載の集積装置。
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