JP2023129977A - 表示装置 - Google Patents

Abstract

【課題】計器画像の視認性の低下を抑制する技術を提供する。【解決手段】表示パネル２１２は、指針を構成する指針画像と、指針が指し示すことが可能な指標を構成する指標画像と、をそれぞれが有する少なくとも１つの計器画像を表示可能である。表示制御部２２８は、指針画像の表示状態を制御する。表示制御部２２８は、指針画像が指標画像を指し示さない場合に指針画像を第１表示態様で表示し、指針画像が指標画像を指し示す場合に指針画像を第２表示態様で表示する。第１表示態様と第２表示態様は異なる。【選択図】図２

Description

本開示は、表示装置に関する。

車両用の表示装置において、指針を構成する指針画像と、指標を構成する指標画像とを有する計器画像を表示パネルに表示させるものがある。表示装置においては、指針画像と指標画像とが重なる場合に、指標画像と重なった指針画像の部分の明度または色相が、それ以外の指針画像の部分の明度または色相と異なるもので表示される（例えば、特許文献１）。

特開２００９－１５２８４号公報

人間には、「左右の目から見える２つの視覚情報(例えば、左右の像の「ずれ」)を、脳が１つにまとめて処理することで、物を立体的に見ている」という特徴がある。例えば計器画像を示す車両用の表示装置において、従来の物理針から、表示パネルに表示される指針画像に変わることを考える。その場合、人間の目には、立体的な認識が困難になり、針と指標が重なったときの指標の視認性が低下する可能性がある。

本開示はこうした状況に鑑みなされたものであり、その目的は、計器画像の視認性の低下を抑制する技術を提供することにある。

上記課題を解決するために、本開示のある態様の表示装置は、指針を構成する指針画像と、指針が指し示すことが可能な指標を構成する指標画像と、をそれぞれが有する少なくとも１つの計器画像を表示可能な表示パネルと、指針画像の表示を制御する表示制御部と、を備える。表示制御部は、指針画像が指標画像を指し示さない場合に指針画像を第１表示態様で表示し、指針画像が指標画像を指し示す場合に指針画像を第２表示態様で表示し、第１表示態様と第２表示態様は異なる。

本開示の別の態様は、表示装置である。この装置は、指針を構成する指針画像と、指針が指し示すことが可能な指標を構成する指標画像と、をそれぞれが有する少なくとも１つの計器画像を表示可能な表示パネルと、指針画像と指標画像の表示を制御する表示制御部と、を備える。表示制御部は、指針画像が指標画像を指し示し、かつ単位時間における指針画像の移動量がしきい値より小さい場合に指針画像と指標画像とを第１表示態様で表示し、指針画像が指標画像を指し示し、かつ単位時間における指針画像の移動量がしきい値以上である場合に指針画像と指標画像とを第２表示態様で表示し、第１表示態様と第２表示態様は異なる。

なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本開示の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本開示の態様として有効である。

本開示によれば、計器画像の視認性の低下を抑制できる。

実施の形態１に係る車両の車室内の構造を示す図である。 図１の表示装置の構成を示す図である。 図２の表示パネルにおいて表示されるメータ画面の基本構成を示す図である。 図２の表示制御部における処理の概要を示す図である。 図５（ａ）－（ｂ）は、図２の表示パネルにおいて表示される計器画像の一例を示す図である。 図２の表示装置による表示手順を示すフローチャートである。 図７（ａ）－（ｃ）は、図２の表示パネルにおいて表示される計器画像の別の一例を示す図である。 図８（ａ）－（ｂ）は、実施の形態２に係る表示パネルにおいて表示される計器画像のさらに別の一例を示す図である。 実施の形態２に係る表示装置による表示手順を示すフローチャートである。 図１０（ａ）－（ｂ）は、変形例２に係る表示パネルにおいて表示されるメータ画面の一例を示す図である。 図１１（ａ）－（ｂ）は、変形例３に係る表示パネルにおいて表示されるメータ画面の別の一例を示す図である。

（実施の形態１）
本実施の形態を具体的に説明する前に、実施の形態の概要を説明する。実施の形態１は、各種の計器を画像として電子表示する表示装置に関する。表示装置は、例えば車両のインストルメントパネルに配置される。以下、各種の計器を表示する画像を「計器画像」という。計器画像は、例えば、燃料計の画像、速度計の画像、タコメータの画像である。計器画像は、指針を構成する指針画像と、指針が指し示すことが可能な指標を構成する指標画像とを有する。これまで、指針画像と指標画像とを重ねて表示する際に指標画像の視認性を向上するために、例えば、指針画像のうち、指標画像と重なる部分と、重ならない部分とにおいて、明度または色相が変えられていることがあった。一方、左右の目から見える２つの視覚情報(例えば左右の像の「ずれ」)を、脳が１つにまとめて処理することで、人間は物を立体的に見ている。それにより、例えば計器画像を示す車両用の表示装置において、従来の物理針から指針画像に変わると人間の目の立体的な認識力が低下することによって、針と指標が重なったときの指標の視認性が低下する。そのため、平面的な計器画像であっても指標画像の視認性の低下を抑制できると有用である。本実施の形態では、指標画像と指針画像とが重なる場合に、指針画像の形態、例えば形状を変える。

図１は、車両１０の車室内の構造を示す。車室の前方に配置されたダッシュボード５０の前方にはウインドシールド５２が配置される。ダッシュボード５０の右側部分にステアリングホイール５４が配置される。ステアリングホイール５４は、ダッシュボード５０の左側に配置されてもよい。ステアリングホイール５４の前方、例えば、車両１０のインストルメントパネルには表示装置２００が配置される。表示装置２００は電子表示式メータとも呼ばれる。ダッシュボード５０の中央部分には上下方向に延びるセンターコンソール５６が配置される。センターコンソール５６内には車載モニタ１００が嵌め込まれる。車載モニタ１００は、例えば、カーナビゲーションシステムの地図画像を表示する。

図２は、表示装置２００の構成を示す。表示装置２００は、処理部２１０、および表示パネル２１２を含む。処理部２１０は、通信コントローラ２２０、不揮発メモリ２２２、ＲＯＭ２２４、ＲＡＭ２２６、ＣＰＵ（Ｃｅｎｔｒａｌ Ｐｒｏｃｅｓｓｉｎｇ Ｕｎｉｔ）２３０、ＧＰＵ（Ｇｒａｐｈｉｃｓ Ｐｒｏｃｅｓｓｉｎｇ Ｕｎｉｔ）２３２、およびＶＲＡＭ（Ｖｉｄｅｏ Ｒａｎｄｏｍ Ａｃｃｅｓｓ Ｍｅｍｏｒｙ）２３４を含む。ＣＰＵ２３０とＧＰＵ２３２とは、表示制御部２２８としてまとめられてもよい。

通信コントローラ２２０は、車載ネットワークを介して、各種ＥＣＵ（Ｅｌｅｃｔｒｏｎｉｃ Ｃｏｎｔｒｏｌ Ｕｎｉｔ)、および各種センサから車両情報を所定の通信規格にしたがい受信する。車載ネットワークは、例えばＣＡＮ（Ｃｏｎｔｒｏｌｌｅｒ Ａｒ
ＵＡＲＴ（Ｕｎｉｖｅｒｓａｌ Ａｓｙｎｃｈｒｏｎｏｕｓ Ｒｅｃｅｉｖｅｒ／Ｔｒａｎｓｍｉｔｔｅｒ）、ＪＴＡＧ（Ｊｏｉｎｔ Ｔｅｓｔ Ａｃｔｉｏｎ Ｇｒｏｕｐ）等
ｅａ Ｎｅｔｗｏｒｋ）である。例えば、通信コントローラ２２０は、燃料センサに接続されたＥＣＵから燃料情報を受信し、車速センサに接続されたＥＣＵから車速情報を受信し、エンジンを管理するＥＣＵからエンジン回転数情報を受信する。また、通信コントローラ２２０は、ＥＣＵから平均燃費情報を受信する。さらに、通信コントローラ２２０は、画面を表示するために必要な情報を運転者から取得するためのインターフェースにも接続される。通信コントローラ２２０は受信した車両情報をＣＰＵ２３０に出力する。

不揮発メモリ２２２は大容量のストレージである。不揮発メモリ２２２としては、例えばフラッシュメモリやハードディスクが使用される。不揮発メモリ２２２には各種アプリケーションプログラム、および各種データが格納される。不揮発メモリ２２２には、画像データも格納される。画像データには、例えば、画像を構成する各パーツの頂点データ、テクスチャデータ、ポリゴンデータ等が含まれる。ＲＯＭ２２４は読み出し専用の不揮発メモリであり、ファームウェアや基本データを格納する。ＲＯＭ２２４は、書き換えが不要なプログラム、画像データ、およびポリゴンデータを格納可能である。ＲＡＭ２２６は読み書き可能な揮発性メモリであり、ＣＰＵ２３０の作業領域として使用される。ＣＰＵ２３０は、不揮発メモリ２２２、およびＲＯＭ２２４からプログラムとデータをＲＡＭ２２６に読み出して各種の処理を実行する。

ＧＰＵ２３２は、画像の描画あるいは色補正のような画像処理に特化した専用ＩＣであり、表示パネル２１２に表示させるべき画像を生成する。ＶＲＡＭ２３４は読み書き可能な揮発性メモリであり、ＧＰＵ２３２の作業領域として使用される。例えばＶＲＡＭ２３４は、ＧＰＵ２３２において扱うデータを格納する領域、テクスチャデータ読み込み用の記憶領域、およびフレームバッファ領域を有する。ＶＲＡＭ２３４は、ポリゴンデータ、およびテクスチャを格納する。ＶＲＡＭ２３４はＲＡＭ２２６に包含されてもよい。

ＣＰＵ２３０とＧＰＵ２３２を含む表示制御部２２８は、通信コントローラ２２０から受けつけた車両情報をもとに、複数の計器が示されるメータ画面を生成する。表示制御部２２８において生成されるメータ画面については後述する。表示制御部２２８は、生成したメータ画面を表示パネル２１２に表示させる。また、表示制御部２２８は、受けつけた車両情報が更新されれば、メータ画面を更新して表示パネル２１２に表示させる。このように、表示制御部２２８は、表示パネル２１２の表示状態を制御する。表示パネル２１２はディスプレイである。表示パネル２１２は、例えば液晶ディスプレイあるいは有機ＥＬディスプレイである。表示パネル２１２は、処理部２１０から出力される画像、つまりＧＰＵ２３２がフレームバッファに描画したメータ画面を表示する。

表示制御部２２８において生成され、かつ表示パネル２１２において表示されるメータ画面を説明するために、ここでは、図３も使用する。図３は、表示パネル２１２において表示されるメータ画面４００の基本構成を示す。図３に示されるメータ画面４００の左側端部には第１計器画像３００ａが配置され、第１計器画像３００ａの右側には第２計器画像３００ｂが配置され、第２計器画像３００ｂの右側には、第３計器画像３００ｃが配置される。第１計器画像３００ａ、第２計器画像３００ｂ、および第３計器画像３００ｃは計器画像３００と総称される。メータ画面４００には、複数の計器画像３００のそれぞれを囲むように背景画像３１２が配置される。このように、メータ画面４００では、複数の計器画像３００と背景画像３１２が同時に表示される。図３においては計器画像３００の数を「３」としたが、計器画像３００の数は「２」であってもよい。その際、第３計器画像３００ｃが省略される。また、計器画像３００の数が「４」以上であってもよい。

第１計器画像３００ａは、例えば、燃料計の画像である。第１計器画像３００ａは、第１指針画像３０２ａ、第１指標画像３０４ａ、第１外枠画像３０６ａ、および第１文字盤画像３０８ａを含む。第１指針画像３０２ａは、指針を構成する。第１指標画像３０４ａは、第１指針画像３０２ａが指し示す指標を構成する。第１外枠画像３０６ａは、第１指標画像３０４ａを囲む円形状の外枠を構成する。第１文字盤画像３０８ａは、第１指標画像３０４ａの内部に位置する文字盤を構成する。図２の表示制御部２２８は、通信コントローラ２２０から受けつけた燃料情報をもとに、第１指標画像３０４ａに対する第１指針画像３０２ａの角度を決定し、決定した角度に第１指針画像３０２ａが向いた第１計器画像３００ａを生成する。

第２計器画像３００ｂは、例えば、速度計の画像である。第２計器画像３００ｂは、第２指針画像３０２ｂ、第２指標画像３０４ｂ、第２外枠画像３０６ｂ、第２文字盤画像３０８ｂ、および第２単位画像３１０ｂを含む。第２指針画像３０２ｂ、第２指標画像３０４ｂ、第２外枠画像３０６ｂ、および第２文字盤画像３０８ｂは、それぞれ、第１指針画像３０２ａ、第１指標画像３０４ａ、第１外枠画像３０６ａ、および第１文字盤画像３０８ａと同様に示される。第２単位画像３１０ｂは、指標の単位を示す。図２の表示制御部２２８は、通信コントローラ２２０から受けつけた速度情報をもとに、第２指標画像３０４ｂに対する第２指針画像３０２ｂの角度を決定し、決定した角度に第２指針画像３０２ｂが向いた第２計器画像３００ｂを生成する。

第３計器画像３００ｃは、例えば、タコメータの画像である。第３計器画像３００ｃは、第３指針画像３０２ｃ、第３指標画像３０４ｃ、第３外枠画像３０６ｃ、第３文字盤画像３０８ｄ、および第３単位画像３１０ｃを含む。第３指針画像３０２ｃ、第３指標画像３０４ｃ、第３外枠画像３０６ｃ、第３文字盤画像３０８ｃ、および第３単位画像３１０ｃは、それぞれ、第２指針画像３０２ｂ、第２指標画像３０４ｂ、第２外枠画像３０６ｂ、第２文字盤画像３０８ｂ、および第２単位画像３１０ｂと同様に示される。図２の表示制御部２２８は、通信コントローラ２２０から受けつけた回転数情報をもとに、第３指標画像３０４ｃに対する第３指針画像３０２ｃの角度を決定し、決定した角度に第３指針画像３０２ｃが向いた第３計器画像３００ｃを生成する。

第１指針画像３０２ａ、第２指針画像３０２ｂ、および第３指針画像３０２ｃは指針画像３０２と総称される。第１指標画像３０４ａ、第２指標画像３０４ｂ、および第３指標画像３０４ｃは指標画像３０４と総称される。第１外枠画像３０６ａ、第２外枠画像３０６ｂ、および第３外枠画像３０６ｃは外枠画像３０６と総称される。第１文字盤画像３０８ａ、第２文字盤画像３０８ｂ、および第３文字盤画像３０８ｃは文字盤画像３０８と総称される。第２単位画像３１０ｂ、および第３単位画像３１０ｃは単位画像３１０と総称される。

第３計器画像３００ｃにおける第３指標画像３０４ｃは、「０」、「１」、「２」、「３」、「４」、「５」の数値を示す。エンジンの回転数の変化に応じて第３指針画像３０２ｃが移動（回転）し、第３指針画像３０２ｃがいずれかの数値と重なった場合に、当該数値が見えにくくなる。また、動いている第３指針画像３０２ｃも見えにくくなる。これを解決するために、表示制御部２２８は、以下の説明のように、第３指針画像３０２ｃの表示、または第３指針画像３０２ｃと第３指標画像３０４ｃの表示を制御する。

図４は、表示制御部２２８における処理の概要を示す。これは、エンジンの回転数に応じて表示制御部２２８が第３指針画像３０２ｃの角度（以下、「指針角度」という）を決定するための処理を示す。以下では、説明を明瞭にするために、第３計器画像３００ｃ、第３指針画像３０２ｃ、第３指標画像３０４ｃ等を計器画像３００、指針画像３０２、指標画像３０４と示すこともある。指標画像３０４における「０」、「１」、「２」、「３」、「４」、「５」の数値のそれぞれは、第１値画像３２０ａ、第２値画像３２０ｂ、第３値画像３２０ｃ、第４値画像３２０ｄ、第５値画像３２０ｅ、第６値画像３２０ｆと示される。

表示制御部２２８は、図４の６時の方向を「０度」とし、時計の回転方向に指針角度が増加する座標系を定義する。この座標系において、角度θ_１を中心とした一定の角度の範囲が第１指標範囲３２２ａであり、角度θ_２を中心とした一定の角度の範囲が第２指標範囲３２２ｂであり、角度θ_３を中心とした一定の角度の範囲が第３指標範囲３２２ｃであり、角度θ_４を中心とした一定の角度の範囲が第４指標範囲３２２ｄであり、角度θ_５を中心とした一定の角度の範囲が第５指標範囲３２２ｅであり、角度θ_６を中心とした一定の角度の範囲が第６指標範囲３２２ｆである。

第１指標範囲３２２ａは第１値画像３２０ａの少なくとも一部を含み、第２指標範囲３２２ｂは第２値画像３２０ｂの少なくとも一部を含み、第３指標範囲３２２ｃは第３値画像３２０ｃの少なくとも一部を含み、第４指標範囲３２２ｄは第４値画像３２０ｄの少なくとも一部を含み、第５指標範囲３２２ｅは第５値画像３２０ｅの少なくとも一部を含み、第６指標範囲３２２ｆは第６値画像３２０ｆの少なくとも一部を含む。第１指標範囲３２２ａは第１値画像３２０ａの全部を含んでもよく、第２指標範囲３２２ｂは第２値画像３２０ｂの全部を含んでもよく、第３指標範囲３２２ｃは第３値画像３２０ｃの全部を含んでもよく、第４指標範囲３２２ｄは第４値画像３２０ｄの全部を含んでもよく、第５指標範囲３２２ｅは第５値画像３２０ｅの全部を含んでもよく、第６指標範囲３２２ｆは第６値画像３２０ｆの全部を含んでもよい。また、エンジンの回転数０ｒ／ｍｉｎが角度θ_１に対応づけられ、エンジンの回転数１０００ｒ／ｍｉｎが角度θ_２に対応づけられ、エンジンの回転数２０００ｒ／ｍｉｎが角度θ_３に対応づけられ、エンジンの回転数３０００ｒ／ｍｉｎが角度θ_４に対応づけられ、エンジンの回転数４０００ｒ／ｍｉｎが角度θ_５に対応づけられ、エンジンの回転数５０００ｒ／ｍｉｎが角度θ_６に対応づけられる。

表示制御部２２８は、エンジンの回転数と指針角度の対応関係を保持し、エンジンの回転数から指針角度を特定する。例えば、エンジンの回転数１０００ｒ／ｍｉｎであれば、表示制御部２２８は、指針角度として角度θ_２を特定する。特定された指針角度が指標範囲３２２に含まれる場合、表示制御部２２８は、指針画像３０２が指標画像３０４を指し示す、または指針画像３０２が指標画像３０４に重なると判定する。一方、指針角度が指標範囲３２２に含まれない場合、表示制御部２２８は、指針画像３０２が指標画像３０４を指し示さない、または指針画像３０２が指標画像３０４に重ならないと判定する。

図５（ａ）－（ｂ）は、表示パネル２１２において表示される計器画像３００の一例を示す。図５（ａ）は、表示制御部２２８において指針画像３０２がいずれの指標画像３０４も指し示さないと判定された場合の計器画像３００を示す。指針画像３０２は、第１値画像３２０ａから第６値画像３２０ｆのいずれも指し示していない。指針画像３０２の長さは「Ａ」である。長さ「Ａ」は、指針画像３０２がいずれかの値画像３２０を指し示す場合に、指針画像３０２と値画像３２０との少なくとも一部が重なる長さである。

図５（ｂ）は、表示制御部２２８において指針画像３０２が指標画像３０４、例えば、第３値画像３２０ｃを指し示すと判定された場合の計器画像３００を示す。指針画像３０２は、第３値画像３２０ｃを指し示す。指針画像３０２の長さは「Ｂ」である。長さ「Ｂ」は、指針画像３０２が第３値画像３２０ｃを指し示しても、指針画像３０２と第３値画像３２０ｃとが重ならない長さである。つまり、長さ「Ａ」よりも長さ「Ｂ」の方が短い。指針画像３０２が第３値画像３２０ｃ以外の値画像３２０を指し示す場合の長さも同様に「Ｂ」とされる。

長さ「Ａ」の指針画像３０２の表示態様を「第１表示態様」と呼ぶ場合、長さ「Ｂ」の指針画像３０２の表示態様は「第２表示態様」と呼ばれる。表示制御部２２８は、第１表示態様で表示される指針画像３０２の長さよりも、第２表示態様で表示される指針画像３０２の長さを短くする。

この構成は、ハードウエア的には、任意のコンピュータのＣＰＵ（Ｃｅｎｔｒａｌ Ｐｒｏｃｅｓｓｉｎｇ Ｕｎｉｔ）、メモリ、その他のＬＳＩ（Ｌａｒｇｅ Ｓｃａｌｅ Ｉｎｔｅｇｒａｔｉｏｎ）で実現でき、ソフトウエア的にはメモリにロードされたプログラムなどによって実現されるが、ここではそれらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックがハードウエアのみ、ハードウエアとソフトウエアの組合せによっていろいろな形で実現できることは、当業者には理解されるところである。

以上の構成による表示装置２００の動作を説明する。図６は、表示装置２００による表示手順を示すフローチャートである。表示制御部２２８は、車両情報を取得する（Ｓ１０）。表示制御部２２８は、指標画像３０４の表示態様を選択する（Ｓ１２）。指針角度が指標範囲に含まれる場合（Ｓ１４のＹ）、表示制御部２２８は、該当する指針画像３０２の表示態様を変更する（Ｓ１６）。指針角度が指標範囲に含まれない場合（Ｓ１４のＮ）、ステップ１６がスキップされる。車両１０の原動機、例えばエンジン、モータが停止されなければ（Ｓ１８のＮ）、ステップ１０に戻る。車両１０の原動機が停止されれば（Ｓ１８のＹ）、処理は終了される。

以下では、指針画像３０２の第２表示態様の変形例を、図７（ａ）－（ｃ）を使用しながら説明する。図７（ａ）－（ｃ）は、表示パネル２１２において表示される計器画像３００の別の一例を示す。表示制御部２２８において指針画像３０２がいずれの値画像３２０も指し示さないと判定された場合の計器画像３００は、図５（ａ）と同一であり、第１表示態様により示される。表示制御部２２８において指針画像３０２がいずれかの値画像３２０を指し示さすと判定された場合の計器画像３００は、図７（ａ）－（ｃ）のように、第２表示態様で示される。

図７（ａ）における指針画像３０２は、先端部分３３０、細銅部分３３２、太銅部分３３４を含む。先端部分３３０は先端部分に配置され、太銅部分３３４は根元部分に配置される。細銅部分３３２は、先端部分３３０と太銅部分３３４との間であって、第３値画像３２０ｃに重なりうる部分に配置される。細銅部分３３２の幅は、先端部分３３０と太銅部分３３４の幅よりも細い。先端部分３３０と太銅部分３３４の幅は、第１表示態様で表示される指針画像３０２の幅と略同一である。略とは誤差の範囲を含むことを意味する。表示制御部２２８は、第１表示態様で表示される指針画像３０２の幅よりも、第２表示態様における指針画像３０２の細銅部分３３２の幅を細くする。これより、指針画像３０２と値画像３２０とが重なっても、値画像３２０が指針画像３０２によって隠されにくくなる。言い換えると、値画像３２０の表示領域が増やされる。

図７（ｂ）における指針画像３０２は、メッシュ状で示される。メッシュの隙間から値画像３２０が露出する。一方、第１表示態様で表示される指針画像３０２は、完全に塗られた状態で示される。図７（ｃ）における指針画像３０２は、スリット状で示される。スリットの隙間から値画像３２０が露出する。

本実施の形態によれば、指針画像が指標画像を指し示すか否かに応じて、指針画像の表示態様を変えるので、計器画像の視認性の低下を抑制できる。また、指針画像が指標画像を指し示さない場合の指針画像の長さよりも、指針画像が指標画像を指し示す場合の指針画像の長さを短くするので、指針画像が指標画像を指し示しても指標画像を見やすくできる。また、指針画像が指標画像を指し示さない場合の指針画像の幅よりも、指針画像が指標画像を指し示す場合の指針画像の幅を細くするので、指針画像が指標画像に重なっても指標画像を見やすくできる。また、指針画像が指標画像を指し示す場合において指針画像をメッシュ状で表示するので、指針画像が指標画像に重なっても指標画像を見やすくできる。また、指針画像が指標画像を指し示す場合において指針画像をスリット状で表示するので、指針画像が指標画像に重なっても指標画像を見やすくできる。

（実施の形態２）
次に実施の形態２を説明する。実施の形態１では、指標画像と指針画像とが重なる場合に、指針画像の形態、例えば形状を変えている。実施の形態２では、指標画像と指針画像とが重なる場合に、指針画像の移動が速いか遅いかに応じて、指針画像と指標画像との重畳関係を変更する。実施の形態２に係る車両１０、表示装置２００、表示パネル２１２は、図１から図３と同様である。ここでは、実施の形態１との差異を中心に説明する。

表示制御部２２８は、実施の形態１と同様の処理を実行することによって、指針画像３０２が指標画像３０４を指し示すか、または指針画像３０２が指標画像３０４を指し示さないかを判定する。指針画像３０２が指標画像３０４を指し示さない場合における表示制御部２２８の処理はこれまでと同一であるので、ここでは説明を省略する。一方、表示制御部２２８は、指針画像３０２が指標画像３０４を指し示す場合、車両情報に含まれる情報であって、かつ指針画像３０２において示すべき情報の単位時間における変化量を導出する。例えば、情報がエンジン回転数情報である場合、表示制御部２２８は、エンジン回転数の単位時間における変化量を導出する。情報が車速情報である場合、表示制御部２２８は、車速の単位時間における変化量を導出してもよい。情報が燃費情報である場合、表示制御部２２８は、燃費の単位時間における変化量を導出してもよい。表示制御部２２８は、単位時間における変化量がしきい値よりも小さい場合、低速変化状態であると判定し、単位時間における変化量がしきい値以上である場合、高速変化状態であると判定する。

図８（ａ）－（ｂ）は、表示パネル２１２において表示される計器画像３００のさらに別の一例を示す。図８（ａ）は、表示制御部２２８において指針画像３０２が指標画像３０４を指し示し、かつ低速変化状態であると判定された場合の計器画像３００を示す。低速変化状態とは、単位時間における指針画像３０２の移動量がしきい値より小さい場合ともいえる。この場合、指針画像３０２を値画像３２０、例えば第３値画像３２０ｃの上に重畳して表示する。このような表示態様は、「低速変化表示態様」と呼ばれてもよい。

図８（ｂ）は、表示制御部２２８において指針画像３０２が指標画像３０４を指し示し、かつ高速変化状態であると判定された場合の計器画像３００を示す。高速変化状態とは、単位時間における指針画像３０２の移動量がしきい値以上である場合ともいえる。この場合、値画像３２０、例えば第３値画像３２０ｃを指針画像３０２の上に重畳して表示する。このような表示態様は、「高速変化表示態様」と呼ばれてもよい。低速変化表示態様を第１表示態様と呼び、高速変化表示態様を第２表示態様と呼んでもよい。

以上の構成による表示装置２００の動作を説明する。図９は、表示装置２００による表示手順を示すフローチャートである。表示制御部２２８は、車両情報を取得する（Ｓ５０）。表示制御部２２８は、指針画像３０２と指標画像３０４の表示態様を選択する（Ｓ５２）。指針角度が指標範囲に含まれる場合（Ｓ５４のＹ）、移動量がしきい値より小さければ（Ｓ５６のＹ）、表示制御部２２８は、指針画像３０２を指標画像３０４の上に重畳して配置する（Ｓ５８）。移動量がしきい値より小さくなければ（Ｓ５６のＮ）、表示制御部２２８は、指標画像３０４を指針画像３０２の上に重畳して配置する（Ｓ６０）。指針角度が指標範囲に含まれない場合（Ｓ５４のＮ）、指針画像３０２を指標画像３０４の上に重畳して配置する（Ｓ５８）。車両１０の原動機、例えばエンジン、モータが停止されなければ（Ｓ６２のＮ）、ステップ１０に戻る。車両１０の原動機が停止されれば（Ｓ６２のＹ）、処理は終了される。

本実施の形態によれば、指針画像が指標画像を指し示す場合に、指針画像の移動量がしきい値以上であるか否かに応じて、指針画像と指標画像の表示態様を変えるので、指針画像が移動しているような場合であっても計器画像の視認性の低下を抑制できる。また、指針画像の移動量がしきい値より小さい場合に指針画像を指標画像の上に表示し、指針画像の移動量がしきい値以上である場合に指標画像を指針画像の上に表示するので、指標画像の視認性を向上できる。

以下では、変形例を説明する。
（変形例１）
実施の形態１、および実施の形態２において、図３の第３計器画像３００ｃであるタコメータの画像を説明の対象にしている。しかしながら、図３の第１計器画像３００ａである燃料計の画像、第２計器画像３００ｂである速度計の画像に対して、第２表示態様、低速変化表示態様、高速変化表示態様のいずれかと第１表示態様とが切りかえられて使用されてもよい。また、図３のメータ画面４００に含まれる第１計器画像３００ａから第３計器画像３００ｃのすべてに対して、第２表示態様、低速変化表示態様、高速変化表示態様のいずれかと第１表示態様とが切りかえられて使用されてもよい。

（変形例２）
変形例２では、メータ画面４００に対して複数の表示モードが設定され、表示モードが切り替えられるとメータ画面４００も切り替えられる。表示モードは、第１モードと第２モードとを含み、例えば、第１モードが「ノーマルモード」として規定され、第２モードが「スポーツモード」として規定される。

図１０（ａ）－（ｂ）は、表示パネル２１２において表示されるメータ画面４００の一例を示す。図１０（ａ）は、第１モードでのメータ画面４００を示し、メータ画面４００は、第１計器画像３００ａ、第２計器画像３００ｂ、第３計器画像３００ｃを含む。さらに、図１０（ａ）のメータ画面４００は、第１モードであることを知らせるために、第２計器画像３００ｂの上側に「Ｎｏｒｍａｌ」という文字を示す。

実施の形態１のように第１表示態様または第２表示態様により指針画像３０２を表示する制御を第１制御パターンと呼ぶ場合、表示制御部２２８は、図１０（ａ）に示された第１モードにおいて第１制御パターンにより指針画像３０２を表示する。つまり、指針画像３０２が指標画像３０４を指し示さない場合に指針画像３０２が第１表示態様で表示され、指針画像３０２が指標画像３０４を指し示す場合に指針画像３０２が第２表示態様で表示される。第２表示態様は、図５（ｂ）、図７（ａ）－（ｃ）のいずれである。

図１０（ｂ）は、第２モードでのメータ画面４００を示し、メータ画面４００は、第１計器画像３００ａ、第２計器画像３００ｂ、第３計器画像３００ｃを含む。さらに、図１０（ｂ）のメータ画面４００は、第２モードであることを知らせるために、第２計器画像３００ｂの上側に「Ｓｐｏｒｔｓ」という文字を示す。

実施の形態２のように低速変化表示態様または高速変化表示態様により指針画像３０２と指標画像３０４を表示する制御を第２制御パターンと呼ぶ場合、表示制御部２２８は、図１０（ｂ）に示された第２モードにおいて第２制御パターンにより指針画像３０２と指標画像３０４とを表示する。つまり、指針画像３０２が指標画像３０４を指し示し、かつ単位時間における指針画像３０２の移動量がしきい値より小さい場合に指針画像３０２と指標画像３０４とが低速変化表示態様で表示される。また、指針画像３０２が指標画像３０４を指し示し、かつ単位時間における指針画像３０２の移動量がしきい値以上である場合に指針画像３０２と指標画像３０４とが高速変化表示態様で示される。低速変化表示態様を「第３表示態様」と呼ぶ場合、高速変化表示態様は「第４表示態様」と呼ばれてもよい。

（変形例３）
変形例３でも、メータ画面４００に対して複数の表示モードが設定され、表示モードが切り替えられるとメータ画面４００も切り替えられる。表示モードは、第１モードと第２モードとを含み、第１モードと第２モードにおいて計器画像３００の大きさが異なる。

図１１（ａ）－（ｂ）は、表示パネル２１２において表示されるメータ画面４００の別の一例を示す。図１１（ａ）は、第１モードでのメータ画面４００を示す。図１１（ａ）は、図３と同様に示される。表示制御部２２８は、第１モードにおいて、第１表示態様のみを使用して、第２表示態様、低速変化表示態様、高速変化表示態様を使用せずに指針画像３０２と指標画像３０４とを表示する。

図１１（ｂ）は、第２モードでのメータ画面４００を示す。メータ画面４００は、第１計器画像３５０ａ、第２計器画像３５０ｂ、第３計器画像３５０ｃを含む。第１計器画像３５０ａは、第１指針画像３５２ａ、第１指標画像３５４ａを含み、第３計器画像３５０ｃは、第３指針画像３５２ｃ、第３指標画像３５４ｃを含む。第１計器画像３５０ａおよび第３計器画像３５０ｃは、第１計器画像３００ａおよび第３計器画像３００ｃとそれぞれ同じ内容を表示する。第１計器画像３５０ａと第３計器画像３５０ｃは、第１計器画像３００ａと第３計器画像３００ｃと比較して、それぞれ小さく表示されている。表示制御部２２８は、第２モードにおいて、第２表示態様、低速変化表示態様、高速変化表示態様のいずれかと第１表示態様とを切りかえて使用して指針画像３５２と指標画像３５４とを表示する。

本変形例によれば、表示パネルに表示される複数の計器画像に対して、第２表示態様と低速変化表示態様と高速変化表示態様のいずれかと第１表示態様とを切りかえて使用するので、計器画像の視認性の低下を抑制できる。また、第１モードにおいて第１表示態様のみを使用し、第２モードにおいて第２表示態様と低速変化表示態様と高速変化表示態様のいずれかと第１表示態様とを切りかえて使用するので、計器画像の大きさに応じて指標画像の視認性を変えることができる。また、第１モードにおいて第１表示態様と第２表示態様を使用し、第２モードにおいて低速変化表示態様と高速変化表示態様を使用するので、表示モードに適した表示を実行できる。

本開示の一態様の概要は、次の通りである。本開示のある態様の表示装置は、指針を構成する指針画像と、指針が指し示すことが可能な指標を構成する指標画像と、をそれぞれが有する少なくとも１つの計器画像を表示可能な表示パネルと、指針画像の表示を制御する表示制御部と、を備える。表示制御部は、指針画像が指標画像を指し示さない場合に指針画像を第１表示態様で表示し、指針画像が指標画像を指し示す場合に指針画像を第２表示態様で表示し、第１表示態様と第２表示態様は異なる。

表示制御部は、第１表示態様で表示される指針画像の長さよりも、第２表示態様で表示される指針画像の長さを短くする。

表示制御部は、第１表示態様で表示される指針画像の幅よりも、第２表示態様で表示される指針画像の幅を細くする。

表示制御部は、第２表示態様において指針画像をメッシュ状で表示する。

表示制御部は、第２表示態様において指針画像をスリット状で表示する。

本開示の別の態様は、表示装置である。この装置は、指針を構成する指針画像と、指針が指し示すことが可能な指標を構成する指標画像と、をそれぞれが有する少なくとも１つの計器画像を表示可能な表示パネルと、指針画像と指標画像の表示を制御する表示制御部と、を備える。表示制御部は、指針画像が指標画像を指し示し、かつ、単位時間における指針画像の移動量がしきい値より小さい場合に、指針画像と指標画像とを第１表示態様で表示し、指針画像が指標画像を指し示し、かつ、単位時間における指針画像の移動量がしきい値以上である場合に、指針画像と指標画像とを第２表示態様で表示し、第１表示態様と第２表示態様は異なる。

表示制御部は、第１表示態様において指針画像を指標画像の上に重畳させて表示し、第２表示態様において指標画像を指針画像の上に重畳させて表示する

少なくとも１つの計器画像は、第１計器画像と第２計器画像を含み、表示制御部は、第１表示態様と第２表示態様とを切りかえて使用して、第１計器画像と第２計器画像とを表示する。

少なくとも１つの計器画像は、第１モードまたは第２モードで表示され、表示制御部は、第１モードにおいて、第１表示態様のみを使用して計器画像を表示し、表示制御部は、第２モードにおいて、第１表示態様と第２表示態様とを切りかえて使用して計器画像を表示する。

少なくとも１つの計器画像は、第１モードまたは第２モードで表示され、表示制御部は、第１モードにおいて、第１制御パターンを使用し、第２モードにおいて、第２制御パターンを使用し、第１制御パターンにおいて、表示制御部は、指針画像が指標画像を指し示さない場合に指針画像を第１表示態様で表示し、指針画像が指標画像を指し示す場合に指針画像を第２表示態様で表示し、第２制御パターンにおいて、表示制御部は、指針画像が指標画像を指し示し、かつ単位時間における指針画像の移動量がしきい値より小さい場合に、指針画像と指標画像とを第３表示態様で表示し、指針画像が指標画像を指し示し、かつ単位時間における指針画像の移動量がしきい値以上である場合に指針画像と指標画像とを第４表示態様で表示し、第３表示態様と第４表示態様は異なる。

表示制御部は、第３表示態様において指針画像を指標画像の上に重畳させて表示し、第４表示態様において指標画像を指針画像の上に重畳させて表示する。

以上、本開示を実施の形態をもとに説明した。実施の形態は例示であり、それらの各構成要素または各処理プロセスの組合せに、いろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本開示の範囲にあることは当業者に理解されるところである。

１０ 車両、 ５０ ダッシュボード、 ５２ ウインドシールド、 ５４ ステアリングホイール、 ５６ センターコンソール、 １００ 車載モニタ、 ２００ 表示装置、 ２１０ 処理部、 ２１２ 表示パネル、 ２２０ 通信コントローラ、 ２２２ 不揮発メモリ、 ２２４ ＲＯＭ、 ２２６ ＲＡＭ、 ２２８ 表示制御部、 ２３０ ＣＰＵ、 ２３２ ＧＰＵ、 ２３４ ＶＲＡＭ、 ３００ 計器画像、 ３０２ 指針画像、 ３０４ 指標画像、 ３０６ 外枠画像、 ３０８ 文字盤画像、 ３１０ 単位画像、 ３２０ 値画像、 ３２２ 指標範囲、 ３３０ 先端部分、 ３３２ 細銅部分、 ３３４ 太銅部分、 ３５０ 計器画像、 ３５２ 指針画像、 ３５４ 指標画像、 ４００ メータ画面。

Claims (11)

1. 指針を構成する指針画像と、前記指針が指し示すことが可能な指標を構成する指標画像と、をそれぞれが有する少なくとも１つの計器画像を表示可能な表示パネルと、
   前記指針画像の表示を制御する表示制御部と、を備え、
   前記表示制御部は、前記指針画像が前記指標画像を指し示さない場合に前記指針画像を第１表示態様で表示し、前記指針画像が前記指標画像を指し示す場合に前記指針画像を第２表示態様で表示し、
   前記第１表示態様と前記第２表示態様は異なる、
   表示装置。
2. 前記表示制御部は、前記第１表示態様で表示される前記指針画像の長さよりも、前記第２表示態様で表示される前記指針画像の長さを短くする、
   請求項１に記載の表示装置。
3. 前記表示制御部は、前記第１表示態様で表示される前記指針画像の幅よりも、前記第２表示態様で表示される前記指針画像の幅を細くする、
   請求項１に記載の表示装置。
4. 前記表示制御部は、前記第２表示態様において前記指針画像をメッシュ状で表示する、
   請求項１に記載の表示装置。
5. 前記表示制御部は、前記第２表示態様において前記指針画像をスリット状で表示する、
   請求項１に記載の表示装置。
6. 指針を構成する指針画像と、前記指針が指し示すことが可能な指標を構成する指標画像と、をそれぞれが有する少なくとも１つの計器画像を表示可能な表示パネルと、
   前記指針画像と前記指標画像の表示を制御する表示制御部と、を備え、
   前記表示制御部は、前記指針画像が前記指標画像を指し示し、かつ、単位時間における前記指針画像の移動量がしきい値より小さい場合に、前記指針画像と前記指標画像とを第１表示態様で表示し、前記指針画像が前記指標画像を指し示し、かつ、単位時間における前記指針画像の移動量がしきい値以上である場合に、前記指針画像と前記指標画像とを第２表示態様で表示し、
   前記第１表示態様と前記第２表示態様は異なる、
   表示装置。
7. 前記表示制御部は、前記第１表示態様において前記指針画像を前記指標画像の上に重畳させて表示し、前記第２表示態様において前記指標画像を前記指針画像の上に重畳させて表示する、
   請求項６に記載の表示装置。
8. 前記少なくとも１つの計器画像は、第１計器画像と第２計器画像を含み、
   前記表示制御部は、前記第１表示態様と前記第２表示態様とを切りかえて使用して、前記第１計器画像と前記第２計器画像とを表示する、
   請求項１から７のいずれか１項に記載の表示装置。
9. 前記少なくとも１つの計器画像は、第１モードまたは第２モードで表示され、
   前記表示制御部は、前記第１モードにおいて、前記第１表示態様のみを使用して前記計器画像を表示し、
   前記表示制御部は、前記第２モードにおいて、前記第１表示態様と前記第２表示態様とを切りかえて使用して前記計器画像を表示する、
   請求項１から７のいずれか１項に記載の表示装置。
10. 前記少なくとも１つの計器画像は、第１モードまたは第２モードで表示され、
    前記表示制御部は、前記第１モードにおいて、第１制御パターンを使用し、前記第２モードにおいて、第２制御パターンを使用し、
    前記第１制御パターンにおいて、前記表示制御部は、前記指針画像が前記指標画像を指し示さない場合に前記指針画像を前記第１表示態様で表示し、前記指針画像が前記指標画像を指し示す場合に前記指針画像を前記第２表示態様で表示し、
    第２制御パターンにおいて、前記表示制御部は、前記指針画像が前記指標画像を指し示し、かつ単位時間における前記指針画像の移動量がしきい値より小さい場合に、前記指針画像と前記指標画像とを第３表示態様で表示し、前記指針画像が前記指標画像を指し示し、かつ単位時間における前記指針画像の移動量がしきい値以上である場合に前記指針画像と前記指標画像とを第４表示態様で表示し、
    前記第３表示態様と前記第４表示態様は異なる、
    請求項１から５のいずれか１項に記載の表示装置。
11. 前記表示制御部は、前記第３表示態様において前記指針画像を前記指標画像の上に重畳させて表示し、前記第４表示態様において前記指標画像を前記指針画像の上に重畳させて表示する、
    請求項１０に記載の表示装置。

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