JP2023127395A - エレベーターシステム及びエレベーター制御方法 - Google Patents

エレベーターシステム及びエレベーター制御方法 Download PDF

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Abstract

Figure 2023127395000001
【課題】表示パネルの接触操作で行先階の登録が可能な操作盤を備えたエレベーターとして、表示パネルに触れることを防止しながら、適切な非接触での操作が行えるようにする。
【解決手段】操作盤として、入力判定部が物体の表示パネルへの接近を検出したとき音声装置から操作音を出力させる。そして、入力判定部が物体の接近を所定時間継続して検出したとき、表示パネルの接近を検出した箇所に表示されたボタンの表示を変更し、登録階表示処理部は、入力判定部が物体の接近を検出しなくなったとき、ボタンに割り当てられた行先階を、表示パネルに登録階として表示させるようにした。
【選択図】図5

Description

本発明は、エレベーターシステム及びエレベーター制御方法に関する。
従来、エレベーターの乗りかご内には、操作盤として、停止できる階に対応した停止階登録ボタンが配置され、乗りかごに乗り込んだ利用者は、目的階の停止階登録ボタンを押す操作を行っている。例えば、10階が目的階のとき、利用者は、停止できる階床に対応して多数配置された停止階登録ボタンの中から、10階の停止階登録ボタンを押す操作を行っている。
10階の停止階登録ボタンが押されることで、押された10階の停止階登録ボタンの表示色が目立つ色に変化し、10階が停止階として登録されたことが判るようにしている。
このような従来の停止階登録ボタンを高度化したものとして、表示機能付きのタッチパネルを乗りかご内に操作盤として配置することが提案されている。また、近年の感染症対策として、タッチパネルを非接触型のパネルとすることが提案されている。非接触型のパネルは、表示パネルに表示されたボタンに、利用者が指を近づけることで、操作されるものである。
特許文献1には、乗りかご内の操作盤を非接触式操作盤で構成し、指などをボタンに接近させる非接触操作がある程度の時間継続して行われたとき、接近したボタンを点灯させると共に、接近した非接触ボタンに対応した階床が行先階として登録され、登録音を出力する技術が記載されている。
特開2019-142686号公報
特許文献1に記載された技術の場合、ボタンに指などをある程度の時間(第1閾値時間)連続して接近させたとき、そのボタンが点灯すると共に、ボタンに割り当てられた階床が登録される。このようにボタンに指などをある程度の時間連続して接近させたとき、ボタンの点灯と登録を行うことで、誤ってボタンに一時的に指などの物体が接近したときに、誤登録が行われるのを防ぐことができる。
しかしながら、非接触操作を始めてからボタンが点灯するまでに時間がかかると、利用者は非接触の操作が操作盤に感知されているか否かがわからず、結局、ボタンに指を近づけ続け、ボタンに指が触れてしまう可能性が高くなってしまう。非接触型の操作盤では、指などがボタンなどに触れることは好ましくない。
このように、非接触での操作を行う構成とした場合、どの程度パネルに指を近づけるのが良いかが、操作者にとって感覚的にわかり難く、結局、非接触での操作を行うのが困難であった。
本発明は、非接触操作が可能な表示パネルで行先階の登録が可能な操作盤を備えた場合に、指などの表示パネルへの接触を防止しながら適切な操作を行うことができるエレベーターシステム及びエレベーター制御方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、例えば請求の範囲に記載の構成を採用する。
本願は、上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、行先階の登録が可能な操作盤を備えたエレベーターシステムにおいて、
操作盤は、
表示パネルに物体が接近する非接触操作を検出する入力判定部と、
入力判定部で検出した操作に基づいた情報をエレベーター制御装置に送信する入力情報送信部と、
エレベーター制御装置から受信した登録階を、表示パネルに表示させる登録階表示処理部と、を備え、
操作盤は、入力判定部が物体の接近を検出したとき音声装置から操作音を出力させ、入力判定部が物体の接近を所定時間継続して検出したとき、表示パネルへの物体の接近を検出した箇所に表示されたボタンの表示を変更し、登録階表示処理部は、入力判定部が物体の接近を検出しなくなったとき、ボタンに割り当てられた行先階を、表示パネルに登録階として表示させる。
本発明によれば、登録階を設定するための非接触操作で、所定サイズ以下の物体の接近ありと判定した段階で操作音が出力されるため、指などの接近が検知されていると明確に操作者に告知されると共に、ボタンの点灯と登録階の表示で、行先階の登録ができたことが確実にわかるようになる。したがって、指などの表示パネルへの接触を防ぎながら、適切に行先階登録の操作を行うことが可能になる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の一実施の形態例によるエレベーターシステムの構成を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態例によるエレベーターシステムの行先階登録装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態例による乗りかご内の表示パネル配置例を示す図である。 本発明の一実施の形態例による表示パネルの表示とその変化例を示す図である。 本発明の一実施の形態例による非接触操作時の表示変化例を示す図である。 本発明の一実施の形態例による入力処理の例を示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態例による行先階の登録処理の例(前半)を示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態例による行先階の登録処理の例(後半)を示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態例による登録階表示処理の例を示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態例による操作音出力処理の例を示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態例によるボタン点灯処理の例を示すフローチャートである。
以下、本発明の一実施の形態例(以下、「本例」と称する)によるエレベーターシステムを、添付図面を参照して説明する。
[エレベーターシステムの構成]
図1は、本例のエレベーターシステムの構成を示す。
本例のエレベーターシステムは、図1に示すように、エレベーター制御装置10と、行先階登録装置20とを有する。行先階登録装置20は乗りかごに設置される。また、図1に示すエレベーター制御装置10の構成は、行先階と登録階の設定に関する構成のみを示し、乗りかごの走行制御などのその他の構成は省略している。
エレベーター制御装置10は、各階の乗場におけるかご呼ボタンの操作や、乗りかご内での停止階の登録操作に基づいて、巻き上げ機による乗りかごの走行(昇降)を制御する。
行先階登録装置20は、乗りかご内に配置され、乗りかごに設置された操作盤に配置された非接触入力機能付き表示パネル41(図3)における表示や、音声装置43での音声出力を制御する。また、行先階登録装置20は、表示パネル41に接近した指などでの非接触入力を検出してエレベーター制御装置10に指示を送る。
非接触入力の検出は、非接触センサ42により行われる。表示パネル41は、行先階登録エリア41aと、登録階表示エリア41bとを有する。以下の説明で入力操作という場合には、基本的に非接触での入力操作を示すが、表示パネル41の表面を指で直接タッチした操作を含むこともある。
なお、行先階は、エレベーターの乗りかごに乗車した利用者が降りる目的階を示し、登録階は、その行先階としてエレベーター制御装置10に登録された階を示す。つまり、利用者は、乗りかご内の操作盤で目的階を入力して、登録階を設定する操作を行うことで、登録階がエレベーター制御装置10に登録されると共に、表示パネル41が登録階を表示し、乗りかごは登録階に停止する。但し、乗りかごは、乗場でのかご呼びなどで登録階以外に停止する場合もある。
行先階登録装置20の構成について説明すると、行先階登録装置20は、入力処理部21、入力判定部22、入力情報送信部23、登録階表示処理部24、登録階表示エリア更新部25、画面モード判定部26、行先階登録エリア更新部27、及び音声出力判定部28を備える。
入力処理部21は、非接触センサ42による表示パネル41への非接触での指などの検出状態の情報を入力処理する。
入力判定部22は、入力処理部21で入力処理した検出状態の情報を取得し、表示パネル41のどの表示箇所に指などが接近して非接触操作が行われたかを判定する。
入力情報送信部23は、入力判定部22で判定した非接触操作についての情報をエレベーター制御装置10に送信する入力情報送信処理を行う。
登録階表示処理部24は、エレベーター制御装置10で設定した登録階についての情報を受信し、登録階を階床順に表示させる登録階表示処理を行う。
登録階表示エリア更新部25は、表示パネル41の登録階表示エリア41bの表示を、登録階表示処理部24における処理に基づいて更新する。
画面モード判定部26は、表示パネル41の行先階登録エリア41aの表示画面のモードが、階床選択モードとテンキー入力モードのいずれであるかを判定する。階床選択モードとテンキー入力モードの具体的な表示例については後述する(図4)。この画面モード判定部26におけるモード判定は、エレベーター制御装置10からの指示と、入力判定部22の入力判定に基づいて行われる。
行先階登録エリア更新部27は、表示パネル41の行先階登録エリア41aの表示を、画面モード判定部26が判定したモードに更新する。
音声出力判定部28は、音声を出力するタイミングであるか否かを判定し、出力するタイミングであると判定したとき、操作盤40に配置された音声装置43から音声を出力する。音声装置43が出力する音声としては、操作の検出などを示す操作音や、かご内で乗客に告知するための各種案内音声などがある。音声出力判定部28における音声を出力するタイミングの判定は、エレベーター制御装置10からの情報や、行先階登録装置20の状況に基づいて行われる。
なお、音声装置43が出力する操作音などの告知用の音は、周波数、音量、音色の少なくとも1つを変更できるようにしてあり、予め設定された条件によりこれらの変更を自動的に行うこともできる。例えば、音声装置43は、時間帯によって、出力する操作音の周波数、音量、音色の少なくとも1つを変更する処理を行うこともできる。
エレベーター制御装置10は、初期設定表示情報保持部11、表示情報処理部12、表示情報送信部13、及び行先階登録/取消処理部14を備える。
初期設定表示情報保持部11は、表示パネル41の行先階登録エリア41aの初期設定情報を保持する。
表示情報処理部12は、初期設定表示情報保持部11が保持した行先階についての初期情報に基づいて、行先階や登録階として表示させる表示情報処理を行う。
表示情報処理部12で得られた表示情報は、表示情報送信部13から行先階登録装置20の登録階表示処理部24と画面モード判定部26とに送信される。ここで、表示情報送信部13には、行先階登録/取消処理部14からの行先階の登録と取消の情報が供給され、行先階の登録又は取消があったとき、表示情報送信部13が送信する表示情報に該当する登録又は取消を反映させる。
行先階登録/取消処理部14は、行先階登録装置20の入力情報送信部23からの情報を受信して、乗りかごでの行先階の登録や取消の操作を判定する。
[行先階登録装置のハードウェア構成例]
図2は、行先階登録装置20をコンピュータで構成した場合のハードウェア構成例を示す。
コンピュータ装置で構成された行先階登録装置20は、バスにそれぞれ接続された、CPU(Central Processing Unit)20a、主記憶部20b、不揮発性ストレージ20c、ネットワークインタフェース20d、入力部20e、及び出力部20fを備える。
CPU20aは、行先階登録装置20が行う機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを主記憶部20b又は不揮発性ストレージ20cから読み出して実行する演算処理部である。
CPU20aが主記憶部20b又は不揮発性ストレージ20cからプログラムコードを読み出して、主記憶部20bのワークエリアで演算処理を実行することで、主記憶部20bに様々な処理機能部が構成される。すなわち、主記憶部20bには、図1に示す登録階表示処理部24や画面モード判定部26などの各処理部が構成される。
不揮発性ストレージ20cには、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、メモリカードなどの大容量情報記憶媒体が用いられる。不揮発性ストレージ20cには、行先階登録装置20が持つ機能を実現するソフトウェアと、そのプログラムの実行で得られたデータ、並びに表示画面設定に必要なデータが記憶される。
ネットワークインタフェース20dには、例えば、NIC(Network Interface Card)などが用いられ、エレベーター制御装置10などの他の装置とのデータの送受信が行われる。
入力部20eは、非接触センサ42の検出状態に関する情報の入力処理を行う。
出力部20fは、表示パネル41の行先階登録エリア41a及び登録階表示エリア41bに表示データを供給する。
なお、行先階登録装置20を図2に示すコンピュータで構成するのは一例であり、コンピュータ以外のその他の演算処理装置で構成してもよい。例えば、行先階登録装置20が行う機能の一部または全部を、FPGA(Field Programmable Gate Array)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)などのハードウェアによって実現してもよい。
[乗りかご内の表示パネルの配置例]
図3は、本例のエレベーターシステムが備える乗りかご50内に、表示パネル41を設置した例を示す。
図3は、乗りかご50のドア51の近傍を、乗りかご50の内部から見た図である。ドア51の左側及び右側には、ドア脇側板52及び53が配置される。ここで、ドア51の右側のドア脇側板53には、操作盤40が配置されている。
操作盤40には、表示パネル41と非接触センサ42と音声装置43とが配置されている。非接触センサ42は、表示パネル41の表面近傍に接近した指、又はタッチした指などを検出する。また、操作盤40の表示パネル41の下側には、カードリーダ32が配置されている。このカードリーダ32は、例えば乗客が所持したカードを認証して、セキュリティが設定された階床を行先階として登録する場合に利用される。
表示パネル41は、液晶表示パネルや有機EL(organic electro-luminescence)パネルで構成され、ドア脇側板53の横幅に収まるサイズで縦長に配置されている。表示パネル41は、後述する表示例で説明するように文字や数字、各種図形を表示可能である。そして、非接触センサ42は、例えば赤外線センサで構成され、表示パネル41の左端に配置されて、表示パネル41の表面に指などが接近したことを検出する。
図3の例では、非接触センサ42は、表示パネル41の表面から若干突出した状態で配置され、赤外線などで表示パネル41の表面をスキャンすることが可能になっている。
非接触センサ42は、例えば表示パネル41の表面から数センチ程度まで手指が接近したことを検出する。このとき、非接触センサ42は、表示パネル41のどの箇所に指などが接近した座標位置も検出する。
音声装置43は、例えば表示パネル41の上方に配置され、内蔵されたスピーカから操作音や各種案内音声などを出力する。図3に示すように操作盤40に音声装置43を配置するのは一例であり、乗りかご50内のその他の箇所に音声装置43を配置してもよい。例えば、乗りかご50の天井に、音声装置43を配置してもよい。また、音声装置43として、音声出力に関する処理を行う回路部と、スピーカとを別体として、回路部を操作盤40に配置して、スピーカのみを乗りかご内の任意の位置に配置してもよい。特に設置スペース上などの制限が無ければ、操作者の顔位置周辺に設置し、操作者に聞こえる程度の適切な音量とすることが望ましく、安価に実現する場合、例えばプリント板に実装したブザーなどを使用する場合は、音抜け穴などをブザー設置個所近辺に設けることが望ましい。
なお、非接触センサ42として赤外線センサを使用するのは一例であり、その他のセンサで表示パネル41の表面に接近した指などの物体を検出してもよい。例えば、非接触センサ42は、静電容量値から手指の接近を検出するようにしてもよい。静電容量値を検出する非接触センサは、表示パネル41に一体に組み込まれる。
また、図3の例では、操作盤40として表示パネル41と非接触センサ42とを設置した状態を示しているが、例えばドア開やドア閉を指示するボタンや非常通報ボタンなどを表示パネル41の近傍に配置してもよい。あるいは、ドア開やドア閉を指示するボタンや非常通報ボタンを、表示パネル41に表示するようにしてもよい。
なお、ドア51の右側のドア脇側板53に操作盤40や表示パネル41を配置するのは一例であり、ドア51の左側のドア脇側板52に操作盤40や表示パネル41を配置してもよい。この場合、左右のいずれか一方のドア脇側板52又は53に、操作盤40や表示パネル41を配置してもよいし、左右の双方のドア脇側板52、53に、操作盤40や表示パネル41を配置するようにしてもよい。また、左右の双方のドア脇側板52、53に、操作盤40や表示パネル41を配置する場合、いずれか一方の操作盤40については、乗客のタッチ操作を検出するタッチパネルや押しボタンを備えるようにしてもよい。
[表示パネルの表示形態]
次に、表示パネル41の表示形態について、図4~図5を参照して説明する。
表示パネル41は、既に説明したように、行先階登録エリア41aと登録階表示エリア41bとを有する。図4に示すように、行先階登録エリア41aは表示パネル41の右側の領域に配置され、登録階表示エリア41bは表示パネル41の左側の領域に配置される。登録階表示エリア41bは、縦1列(又は2列)で登録階の数値を表示可能な比較的幅が狭い領域になっており、残りの領域が全て行先階登録エリア41aになる。
なお、それぞれのエリア41a,41bのサイズは可変としてもよい。以下、図4~図5を参照して各種表示形態を詳細に説明する。
本例の場合、行先階の入力モードには、階床選択モードと、テンキー入力モードとが用意されている。
図4の左上や右上に示す表示は、階床選択モードでの表示例である。この階床選択モードでは、行先階登録エリア41aに階床を示す行先階の候補のボタンを直接表示して、そのボタンの操作で直接、登録階を設定する。
すなわち、行先階登録エリア41aには、ビルの主要階を示す行先階ボタン107と、画面切替ボタン106と、入力案内105とが表示される。
図5の例では、行先階ボタン107として、停止する頻度が高い主要階である、1階(エントランス階)、2階(ロビー階)、地下1階(第4駐車場)、地下2階(第3駐車場)、地下3階(第2駐車場)、及び地下4階(第1駐車場)のボタンのみが表示される。これらの行先階ボタン107に指などが近接して入力操作された場合には、確定操作などを行うことなく直接、操作されたボタンに表示された階床が登録階として確定される。
画面切替ボタン106には、「一般階のご利用/To all floors」と日本語及び英語で表示され、この画面切替ボタン106の入力操作でテンキーなどのボタンを表示した階床入力モードの表示(図4の下側)に切り替わる。
入力案内105には、「行き先階を入力してください」と日本語で操作を促す表示が行われると共に、「please select a destination floor.」と英語でも同様の表示が行われる。
登録階表示エリア41bには、図4の左下に示すように、登録階列111が縦に一列で表示される。図4の左上や右上の例で、登録階表示エリア41bに何も表示されていないのは、登録階の登録がないことを示す。
登録階列111には、実際のビルでの階床の配列に基づいて、数値が小さい階床の登録階が下から順に昇順で表示される。登録階列111の表示は、実際のビルでの階床の配列に基づいているので、地下階については、下に行くほど階床の数値が大きくなる。
図4の左下の例は、9個の登録階が登録された状況を示し、登録階表示エリア41bのほぼ全体を使って、9個の階床を表示した登録階列111を示す。
なお、登録階の数が少ない場合には、例えば登録階表示エリア41bの下側から詰めて登録階が表示される。例えば登録階が「6階」と「10階」であるとき、登録階表示エリア41bには、下から詰めて「6」、「10」と表示される。
また、エレベーターが各階に停止することで、登録階が少なくなったときにも、登録階表示エリア41bには、残りの登録階が下から詰めて表示される。
但し、下側から詰めて表示を行うのは一例であり、例えばほぼ中央にまとめて登録階を表示したり、あるいは、上から詰めて登録階を表示してもよい。後述する図5の例では、ほぼ中央に登録階を表示する場合を示している。
この登録階表示エリア41bの表示は、階床選択モードの場合とテンキー入力モードの場合とで同じである。
図4の右下と左下の表示例は、テンキー入力モードでの表示例である。
テンキー入力モードは、行先階登録エリア41aをテンキー表示として、利用者が数値で階床を入力するモードである。
すなわち、行先階登録エリア41aには、0,1,2,3,・・・,9の10個の数字ボタンと、地下を示す「B」のボタンからなる階床入力ボタン101と、登録ボタン102と、入力済階床103と、取消ボタン104と、入力案内105と、画面切替ボタン106とが表示される。
図4の左下の例では、階床入力ボタン101で「1」と「9」に順に指が接近して、入力済階床103の欄に、「19」が表示された状態を示す。
入力案内105では、「行き先階を入力してください」と日本語で操作を促す表示が行われると共に、「please select a destination floor.」と英語でも同様の表示が行われる。
入力済階床103には、階床入力ボタン101で入力された数値や「B」が表示される。「B」のボタンに続いて数値のボタンが押された際には、「B1」のように地下階を示す表示が行われる。
なお、2桁の数値の入力操作や、「B」に続いた数値の入力操作が行われた場合であっても、エレベーターが停止しない階(ビルに存在しない階)が入力されたときには、該当する操作が無効となって、入力された階床は、入力済階床103に表示されない。
登録ボタン102は、入力済階床103に表示された階床を、登録階として確定させるボタンである。
取消ボタン104は、入力済階床103に表示された階床を取り消す操作を行うためのボタンである。この取消ボタン104は、常時表示してもよいが、階床入力ボタン101の操作で入力済階床103に階床の入力がある場合にだけ表示してもよい。
画面切替ボタン106は、「主要階のご利用/To main floors」と日本語及び英語で表示し、このボタンの入力操作で主要階のボタンを表示した階床選択モードにおける表示に切り替わる。
登録階表示エリア41bの表示は、階床選択モードと同じである。
次に、図4に示す行先階登録エリア41aの表示変化について説明する。この図4に示す表示変化は、画面モードを操作者の操作による手動操作で切り替える例を示している。
例えば、デフォルト画面が、図4の左上に示す階床選択モードの表示M11である場合には、デフォルト画面に主要階の行先階ボタン107が表示される。この初期画面は、例えば登録階が全く設定されていない状態で、乗りかごのドア51が開いたときの画面である。
ここで、図4の左上に示す主要階の行先階ボタン107が表示された表示M11に示すデフォルト画面上で、画面切替ボタン106に指などが接近して、画面切替ボタン106が選択されたとする。このとき、デフォルト画面は、図4の右上に示す表示M12に変化する。表示M12は、指などが接近した画面切替ボタン106は、そのボタンの表示色が変化して、該当するボタンの操作が行われたことがユーザにわかるようになる。
この表示色の変化では、例えば輝度が高い色に変化させて、あたかも該当するボタンが点灯しているように見えるようにすることが好ましい。なお、ここでは画面切替ボタン106の操作が行われた状態を示したが、画面切替ボタン106以外の他のボタンに、指などが接近した場合にも、同様に表示形態が変化する。
図4の右上に示す表示M12で画面切替ボタン106が操作されたとき、図4の右下に示す表示M13のように、行先階登録エリア41aは、階床入力ボタン101や登録ボタン102を表示したテンキー入力モードに変化する。
このテンキー入力モードで、行先階の登録が行われることで、図4の左下に示す表示M14のように、登録階表示エリア41bに登録階列111が表示される。
そして、テンキー入力モードで画面切替ボタン106が操作されることで、行先階登録エリア41aは、図4の左上に示す表示M11の階床選択モードに変化する。
図5は、乗客が表示パネル41を非接触操作する際の表示変化の具体的な例を示す。
図5の左上の表示M21は、行先階登録エリア41aが階床選択モードになっており、特定の4個の階「B1,10,11,12」の行先階ボタン107を表示している。また、表示M21は、一般階の行先階を表示しているので、画面切替ボタン106aは、「共用階の画面へ切替」と案内表示を行っている。
なお、表示M21に示す4個の階「B1,10,11,12」の行先階ボタン107は一例であり、図4の表示M11のような主要階の行先階ボタン107を表示する場合や、テンキー入力モードを表示する場合もある。
まず、ユーザ(乗客)は、指hを階「10」の行先階ボタン107の表示領域に接近させたとする。ここで、指hの先端が、表示パネル41の表面から一定距離(例えば3cm)以内になると、入力判定部22が物体の接近を検出する。
この入力判定部22による指hの接近の検出が行われたタイミングで、音声装置43は、接近の操作音43aを出力する。操作音43aとしては、例えば「ピン」というような短時間の音を鳴らすことが考えられる。
そして、指hの先端を階「10」の行先階ボタン107に近づけた状態で、所定時間(例えば0.2秒~0.3秒)が経過すると、表示パネル41は、図5の右上に示す表示M22に変化する。
この表示M22では、行先階登録エリア更新部27は、指hが近接した階「10」の行先階ボタン107の表示輝度や表示色を変更して、階「10」の行先階ボタン107が点灯しているように見える表示形態とする。なお、以下に示す表示パネル41が表示したボタンの「点灯」や「消灯」についても、同様にボタンが点灯や消灯しているように見える表示形態とすることを意味する。
なお、本例の場合には、指hが近接した位置が、階「10」の行先階ボタン107の表示座標から若干離れても、少なくとも指hが近接した位置が行先階登録エリア41aの座標位置であれば、階「10」の行先階ボタン107は点灯を続ける。
この表示M22で階「10」の行先階ボタン107の点灯を確認したユーザは、ボタン操作が完了したと認識して、指hを表示パネル41から離すことになる。
図5の左下の表示M23は、指hの先端を階「10」の行先階ボタン107から離したときの状態を示している。
この表示M23では、今回操作された行先階ボタン107の階「10」が登録階として確定し、登録階表示エリア41bのほぼ中央に、登録階「10」を示す登録階列111が表示される。登録階表示エリア41bのほぼ中央に登録階列111の数字を表示するのは一例であり、登録階表示エリア41bの下端や上端に、登録階列111の数字を表示してもよい。
図5の表示M23では、操作前に登録階がないため、登録階例111には、「10」だけが表示されているが、操作前に別の登録階が表示されている場合には、既に表示された登録階例111に、「10」が追加される。
登録階例111に新たな登録階が追加されるときは、階床順に登録階例111が表示される。なお、登録階表示エリア41bに新たに追加された登録階を示す数字は、所定時間だけ、既に表示された他の登録階の数字よりも強調表示するようにしてもよい。
また、指hが離れた階「10」の行先階ボタン107は、この表示M23の時点では点灯を継続し、表示M23が開始されてから若干の時間の経過(例えば0.5秒~1秒程度の経過)で、消灯させるようにする。
そして、表示M23から図5の右下に示す表示M24のように、行先階登録エリア41aが主要階表示などの別画面に変化した場合でも、登録階表示エリア41bの登録階例111の表示は、変化前の表示が維持される。但し、登録階表示エリア41bの登録階例111の表示は、乗りかご50が表示された階に到着するごとに変化して行く。
[行先階登録装置で行われる処理]
次に、表示パネル41がここまで説明した表示を行うために行先階登録装置20で行われる処理について説明する。
図6は、行先階登録装置20の入力判定部22で行われる入力判定処理の流れを示すフローチャートである。
入力判定部22は、入力処理部21で、非接触センサ42が表示パネル41の行先階登録エリア41aへの物体(指)の接近を検出したか否かを判断する(ステップS101)。ステップS101で、行先階登録エリア41aへの物体の接近を検出しないとき(ステップS101のNo)、入力判定部22は、判定処理を終了する。
そして、ステップS101で、行先階登録エリア41aへの物体の接近を検出したとき(ステップS101のYes)、入力判定部22は、近接を検出した領域が、行先階登録エリア内の操作ボタンか否か判断する(ステップS102)。ステップS102で、検出した領域が操作ボタンでない場合には(ステップS102のNo)、入力判定部22は、操作ボタンへの接近を検出するまで待機する。
そして、ステップS102で、検出した領域が操作ボタンである場合(ステップS102のYes)には、操作盤は操作音を鳴動し(ステップS103)、入力判定部22は、所定時間以上に亘って物体が接近しているか否か判断する(ステップS104)。ステップS103での操作音の鳴動は、操作が受け付けられたことをユーザに告知するための短時間の音の出力である。また、このステップS103での操作音の出力は、まだ操作が確定していない段階であり、入力情報送信部23がエレベーター制御装置10に対して、接近検出に基づいた操作の情報を送信する前に実行される。ここで、操作音の鳴動に関しては、エレベーター制御装置10から指示するとレスポンスが遅くなるため、行先階登録装置20の音声出力判定部28にて、入力判定部22からの指示を以て実施することで、音声出力のレスポンス向上を図れ、操作者の指のボタンへの接近をより抑制できる。
ステップS104で、所定時間以上に亘って物体が接近していないとき(ステップS104のNo)、入力判定部22は、ステップS104の判断を繰り返す。ここでの所定時間は、例えば0.3秒などの指などでの操作時に最低限継続すると想定される時間として、誤って指などの物体が表示パネル41に接近した場合を排除するために設定される。
ステップS104で、所定時間以上に亘って物体が接近していると検出したとき(ステップS104のYes)、行先階登録装置20は、該当するボタンを点灯状態となるように、ボタンの表示輝度又は表示色を変える(ステップS105)。
その後、入力判定部22は、物体(指)の離脱を検出したか否かを判断する(ステップS106)。ステップS106で、物体の離脱を検出しないとき(ステップS106のNo)、物体の離脱の検出を繰り返す。
そして、ステップS106で、物体の離脱を検出したとき(ステップS106のYes)、行先階登録装置20は、該当するボタンを消灯状態となるように、ボタンの発光輝度又は発光色を元に戻す(ステップS107)。但し、階床選択ボタンでは登録された場合にボタンを点灯させるため、所定時間経過後に消灯状態となるようにすることで、上述した所定時間内に登録されると階床選択ボタンは連続して点灯させることができる。
その後、入力判定部22は、ステップS105で点灯させた選択中のボタンが画面切替ボタン以外か否かを判断する(ステップS108)。ステップS108で、点灯させた選択中のボタンが画面切替ボタン以外であるとき(ステップS108のYes)、入力情報送信部23は、選択されたボタンの情報をエレベーター制御装置10に送信する(ステップS109)。
また、ステップS108で、点灯させた選択中のボタンが画面切替ボタンであるとき(ステップS108のNo)、行先階登録装置20は、行先階登録エリア41aの表示モードを切り替える(ステップS110)。
図7及び図8は、行先階登録エリア更新部27で行われる行先階登録処理の流れを示すフローチャートである。図7の「A」が、図8の「A」につながる。
まず、行先階登録エリア更新部27は、入力された行先階が表示されているか否かを判断する(ステップS111)。つまり、行先階登録エリア更新部27は、図4の表示M14のような入力済階床103の表示があるかどうかを判断する。
ステップS111で、入力された行先階が表示されているとき(ステップS111のYes)、行先階登録エリア更新部27は、取消ボタン104(図4)を表示させる(ステップS112)。
そして、ステップS111で、入力された行先階が表示されていない場合(ステップS111のNo)と、ステップS112で取消ボタン104を表示させた後、入力判定部22は、物体(指など)の行先階登録エリア41a内の検出領域への接近を検出したか否かを判断する(ステップS113)。
ステップS113で物体の検出領域への接近を検出しない場合(ステップS113のNo)、行先階登録装置20は、行先階登録処理を終了する。
そして、ステップS113で物体の検出領域への接近を検出した場合(ステップS113のYes)、入力判定部22は、物体の接近を検出した領域が行先階登録エリアの操作ボタンか否かを判断する(ステップS114)。ステップS114で、行先階登録エリアの操作ボタンでない場合(ステップS114のNo)、行先階登録エリア更新部27は、行先階登録エリアの操作ボタンを検出するまで待機する。
そして、ステップS114で、物体の検出領域が行先階登録エリアの操作ボタンの場合(ステップS114のYes)、操作盤は操作音を鳴動させ(ステップS115)、入力判定部22は、所定時間以上に亘って物体が接近しているか否か判断する(ステップS116)。ステップS116で、所定時間以上に亘って物体が接近していないとき(ステップS116のNo)、入力判定部22は、ステップS116の判断を繰り返す。
ステップS116で、所定時間以上に亘って物体が接近していると判断したとき(ステップS116のYes)、行先階登録装置20は、該当するボタンを点灯状態となるように、ボタンの発光輝度又は発光色を変える(ステップS117)。
その後、図8に進み、入力判定部22は、物体(指)の離脱を検出したか否かを判断する(ステップS118)。ステップS118で、物体の離脱を検出しないとき(ステップS118のNo)、入力判定部22は、物体の離脱の検出を繰り返す。
そして、ステップS118で、物体の離脱を検出したとき(ステップS118のYes)、行先階登録装置20は、該当するボタンを消灯状態となるように、ボタンの発光輝度又は発光色を元に戻す(ステップS119)。
その後、入力判定部22は、ステップS117で点灯させた選択中のボタンが画面切替ボタン以外か否かを判断する(ステップS120)。ステップS120で、選択中のボタンが画面切替ボタン以外であるとき(ステップS120のYes)、行先階登録装置20は、入力済階床103(図4)に選択されたボタンの階を表示させる(ステップS121)。
また、ステップS120で、選択中のボタンが画面切替ボタンであるとき(ステップS120のNo)、行先階登録装置20は、行先階登録エリア41aの表示モードを切り替える(ステップS126)。
さらに、ステップS121で選択されたボタンの階を表示させた後、入力判定部22は、登録ボタン102(図4)の操作を検出したか否かを判断する(ステップS122)。
ステップS122で登録ボタン102の操作を検出した場合(ステップS122のYes)、入力情報送信部23は、選択されたボタンの情報をエレベーター制御装置10に送信する(ステップS123)。
その後、行先階登録装置20は、入力済階床103の表示を消去する(ステップS124)。
また、ステップS122で登録ボタン102の操作を検出しない場合(ステップS122のNo)、入力判定部22は、取消ボタン104(図4)の操作を検出したか否かを判断する(ステップS125)。
ステップS125で取消ボタン104の操作を検出した場合(ステップS125のYes)、ステップS124に移行して、行先階登録装置20は、入力済階床103の表示を消去する。
さらに、ステップS125で取消ボタン104の操作を検出しない場合(ステップS125のNo)、行先階登録装置20は、処理を終了する。
図9は、登録階の表示の更新処理の流れを示すフローチャートである。
まず、登録階表示処理部24は、エレベーター制御装置10から登録階の情報を受信する(ステップS131)。このとき、登録階表示エリア更新部25は、ステップS131で受信した登録階に、現在表示中の登録階から変化があるか否かを判断する(ステップS132)。
ステップS132で、受信した登録階の情報に変化がないと判断したとき(ステップS132のNo)、登録階表示エリア更新部25は、登録階表示処理部24での登録階のデータの受信処理に戻る。
そして、ステップS132で、受信した登録階の情報に変化があると判断したとき(ステップS132のYes)登録階表示エリア更新部25は、登録階表示処理部24が受信した登録階を、表示順に並び替えた上で、登録階表示エリア41bの表示を更新する(ステップS133)。
図10は、行先階登録装置20と音声装置43とによる操作音の出力処理の流れを示すフローチャートである。
まず、行先階登録装置20の入力判定部22は、表示パネル41の表面への物体の接近を検出したか否かを判断する(ステップS141)。ステップS141で表示パネル41の表面への物体の接近を検出しない場合(ステップS141のNo)、音声装置43は、操作音の出力処理を終了する。
ステップS141で表示パネル41の表面への物体の接近を検出した場合(ステップS141のYes)、入力判定部22は、接近を検出した領域がボタンなどの表示がある操作可能な領域か否かを判断する(ステップS142)。ステップS142で操作可能な領域でないと判断した場合(ステップS142のNo)、音声装置43は、操作音の出力処理を終了する。
ステップS142で操作可能な領域と判断した場合(ステップS142のYes)、入力判定部22は、同一操作領域の別の操作を検出中でないか否かを判断する(ステップS143)。ここでの同一操作領域の別の操作を検出中とは、例えば行先階登録エリア41a内のあるボタンの座標位置への接近を検出したとき、その直前に行先階登録エリア41a内の別のボタンの座標位置を検出している状況を示す。
ステップS143で同一操作領域の別の操作を検出中であると判断した場合(ステップS143のNo)、音声装置43は、操作音の出力処理を終了する。
ここで、同一操作領域の別の操作を検出中とは、操作者が指をかざす過程で、かざした指以外の領域を一時的に誤検出されている場合があるため、そのような一時的な誤検出を防止するために設けられる。
ステップS143で同一操作領域の別の操作を検出中でない場合(ステップS143のYes)、音声出力判定部28は、現在、音声装置43から何らかの音声を出力中か否かを判断する(ステップS144)。ステップS144で音声装置43から何らかの音声を出力中の場合(ステップS144のNo)、音声装置43は、操作音の出力処理を終了する。これにより、非接触検出では指のふらつきが発生する場合が多く、操作音出力装置の特性や、操作音出力処理方法によっては、利用者が行った一操作に対して、複数回の操作音鳴動が発生するといった、意図しない複数回の操作音出力を防止することができる。
ステップS144で音声装置43から何らかの音声を出力中でない場合(ステップS144のYes)、入力判定部22は、接近を検出した物体の座標位置の変化量が所定値以内か否かを判断する(ステップS145)。ここでの座標位置の変化量が所定値以内か否かの判断は、非接触で接近した物体(指)の位置が多少変化しても、ステップS142で接近した領域を操作している状態が継続していると見なすために行われる。つまり、ユーザの指が多少ふらついても、同じボタンを操作していると見なすための判断である。
ステップS145で座標位置の変化量が所定値以内でない場合(ステップS145のNo)、音声出力判定部28は、ボタン操作でないと判断する。そして、音声装置43は、操作音の出力処理を終了する。これは、非接触操作では指のふらつきが発生するため、かざした指の座標位置が常に微妙に変化しており、座標位置の変化に許容範囲を設けることが望ましい。
ステップS145で座標位置の変化量が所定値(第1の閾値)以内の場合(ステップS145のYes)、音声出力判定部28は、音声装置43から「ピン」などの短時間の操作音を出力させる(ステップS146)。
なお、ステップS146で出力される操作音は、エレベーターが稼働中の時間帯によって、音の周波数、音色、音量の少なくとも1つを可変設定した音とする。例えば、夜間の時間帯は、操作音の音量を小さくさせたり、音の音色を変化させて、建物内のエレベーターの周辺に操作音が漏れないようにする。逆に、日中の時間帯は、操作音の音量を大きくして、ある程度騒がしい状況でも乗りかご内の乗客に確実に操作音が届くようにする。音の周波数、音色、音量は、いずれを変化させてもよいが、例えば音量だけを変化させてもよい。例えば、宿泊施設や住居では夜間に音量を下げ、オフィスビルのようにかご内が混雑する出勤・昼食時間帯に音量を上げる、としてもよい。
図11は、表示パネル41が表示した操作ボタンの点灯処理の流れを示すフローチャートである。ここでの点灯処理は、操作ボタンが点灯しているように表示輝度や表示色を変更する処理である。
まず、行先階登録装置20の入力判定部22は、表示パネル41の表面への物体の接近を検出したか否かを判断する(ステップS151)。ステップS151で表示パネル41の表面への物体の接近を検出しない場合(ステップS151のNo)、行先階登録装置20は点灯処理を行わず、ステップS158での消灯での表示に移る。
ステップS151で表示パネル41の表面への物体の接近を検出した場合(ステップS151のYes)、入力判定部22は、接近を検出した領域がボタンなどの表示がある操作可能な領域か否かを判断する(ステップS152)。ステップS152で操作可能な領域でないと判断した場合(ステップS152のNo)、行先階登録装置20は点灯処理を行わず、ステップS158での消灯での表示に移る。
ステップS152で操作可能な領域と判断した場合(ステップS152のYes)、音声出力判定部28は、現在、操作音などを出力中か否かを判断する(ステップS153)。ステップS153で音声出力中の場合(ステップS153のYes)、行先階登録装置20は点灯処理を行わず、ステップS158での消灯での表示に移る。
ステップS153で音声出力中でない場合(ステップS153のNo)、入力判定部22は、同一操作領域で所定時間以上(例えば0.2秒~0.3秒以上)、近接を検出したか否かを判断する(ステップS154)。
ステップS154で、同一操作領域で所定時間以上近接を検出していない場合(ステップS154のNo)、入力判定部22は、接近を検出した座標の変化量が、予め設定された所定値以内か否かを判断する(ステップS155)。
ステップS155で、座標の変化量が所定値以内の場合(ステップS155のYes)、入力判定部22は、ステップS154の判断に戻る。
ステップS155で、座標の変化量が所定値以内でない場合(ステップS155のNo)、行先階登録装置20は点灯処理を行わず、ステップS158での消灯での表示に移る。これにより、座標の変化量が所定値以上であった場合、操作者が意図しない検出、例えば目的のボタンに指を近づける途中段階での別ボタンの誤検出など、を防止できる。
ステップS154で、同一操作領域で所定時間以上近接を検出した場合(ステップS154のYes)、行先階登録エリア更新部27は、接近を検出したボタンの表示形態を変更して点灯させる(ステップS156)。
その後、入力判定部22は、同一操作領域(つまり同一のボタンなどの領域)から、接近を検出しなくなったか否かを判断する(ステップS157)。
ステップS157で接近を検出中には(ステップS157のNo)、入力判定部22は、接近を検出しなくなるまで待機する。
そして、ステップS157で入力判定部22が接近を検出しなくなると(ステップS157のYes)、行先階登録エリア更新部27は、接近を検出したボタンの表示形態を変更して消灯状態とする(ステップS158)。ここで、選択したボタンの領域上で指を離した時に選択ボタンの確定処理、すなわちテンキー入力モードでは選択ボタンの表示処理を行うことにより、指のふらつきや選択途中の手の別箇所誤検出を防止できる。
[本例のエレベーターシステムによる効果]
以上説明した本例のエレベーターシステムによると、操作盤40の表示パネル41を非接触で操作可能とした場合に、適切な非接触操作が可能になる。
すなわち、行先階登録装置20は、指などの物体のボタンへの接近ありと判定した段階で直ちに操作音が出力されるため、指などの接近が検知されていると明確に操作者に告知される。したがって、その操作音の出力で、操作者は指などが認識されているとわかり、それ以上指などをボタンに近づけることがなく、指などの表示パネルへの接触を適切に防止できる。
また、操作音の出力に続いて、ボタンの点灯状態への変化と、登録階表示エリア42bへの登録階の表示とで、行先階登録が正しく受け付けられたことがわかり、行先階の登録が完了したことが確実にわかるようになる。したがって、指などの表示パネルへの接触を防ぎながら、適切に行先階登録の操作を行うことが可能になる。
この場合、操作音の出力は、入力情報送信部23が物体の接近検出に基づいた情報をエレベーター制御装置10に送信する前に実行されるため、接近検出と同時に行われ、反応のよい迅速な操作音の出力が可能になる。
また、音声装置43により出力される操作音の周波数、音量、音色の少なくとも1つは、時間帯により変更することができるので、日中などの比較的騒がしい状況で確実に乗客に操作音を伝えることできると共に、夜間などの静かな状況で、エレベーターの周囲に操作音が漏れることを防止することができる。
また、本例の場合には、ボタンに割り当てられた行先階を、表示パネル41に登録階として表示させるタイミングは、図5で説明したように、表示パネル41の接近を検出した箇所のボタンを点灯表示に変更するタイミングと同期させるようにした。これにより、表示変更と登録とが連動していることがわかり、操作性が向上する。
また、入力判定部22が物体の接近を検出後、表示パネル41への物体の接近を検出した座標の変化量が、第1の閾値以内の場合に、音声装置43が操作音の出力を行うようにしたことで、指のふらつきがあっても操作が受け付けられたことを操作音の出力から確実に知ることができる。
さらに、図11のステップS154で説明したように、入力判定部22が表示パネル41の非接触操作が可能な領域への物体の接近を所定時間以上連続して検出した場合に、ボタンを点灯表示に変更することで、一時的な指などの接近でボタンが点灯することを防止できるので、適切に誤動作を防止できる。
さらにまた、図11のステップS155で説明したように、ボタンを点灯している表示に変更後、入力判定部22が接近を検出した物体の座標の変化量が所定値以内の場合、ボタンの点灯している表示を継続させることで、指のふらつきがあっても操作が受け付けられたことがわかるようになる。
[変形例]
なお、ここまで説明した実施の形態例は、本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。
また、各図に示した表示例についても、好適な例を示したものであり、これらの例に限定されるものではない。
例えば、上述した実施の形態例では、デフォルト画面では主要階のボタンを表示するようにしたが、テンキー表示が行われる画面をデフォルト画面にしてもよい。このいずれをデフォルト画面にするいかは、乗りかごの停止階や時間帯などで変化させてもよい。
また、上述した実施の形態例では、乗りかご内の操作盤の表示パネルに適用した例を説明したが、例えば乗り場に配置された表示パネルについても、同様の表示を行うようにしてもよい。
また、図1や図2に示す構成図では、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものだけを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
また、図6~図11に示すフローチャートに示す処理の流れについても一例であり、処理結果が同じであれば、一部の処理順序を変えたり、複数の処理を同時に実行するようにしてもよい。
また、本実施の形態例で説明したシステムをコンピュータなどの情報処理装置で構成した場合に、各処理機能を実現するプログラムについては、コンピュータ装置内の不揮発性ストレージやメモリに用意する他に、外部のメモリ、ICカード、SDカード、光ディスク等の記録媒体に置いて、転送してもよい。
10…エレベーター制御装置、11…初期設定表示情報保持部、12…表示情報処理部、13…表示情報送信部、14…行先階登録/取消処理部、20…行先階登録装置、20a…CPU、20b…主記憶部、20c…不揮発性ストレージ、20d…ネットワークインタフェース、20e…入力部、20f…出力部、21…入力処理部、22…入力判定部、23…入力情報送信部、24…登録階表示処理部、25…登録階表示エリア更新部、26…画面モード判定部、27…行先階登録エリア更新部、28…音声出力判定部、32…カードリーダ40…操作盤、41…表示パネル、41a…行先階表示エリア、41b…登録階表示エリア、42…非接触センサ、43…音声装置、51…ドア、52,53…ドア脇側板、101…階床入力ボタン、102…登録ボタン、103…入力済階床、104…取消ボタン、105…入力案内、106…画面切替ボタン、107…行先階ボタン、111…登録階列

Claims (8)

  1. 行先階の登録が可能な操作盤を備えたエレベーターシステムにおいて、
    前記操作盤は、
    表示パネルに物体が接近する非接触操作を検出する入力判定部と、
    前記入力判定部で検出した操作に基づいた情報をエレベーター制御装置に送信する入力情報送信部と、
    前記エレベーター制御装置から受信した登録階を、前記表示パネルに表示させる登録階表示処理部と、を備え、
    前記操作盤は、前記入力判定部が物体の接近を検出したとき音声装置から操作音を出力させ、前記入力判定部が物体の接近を所定時間継続して検出したとき、前記表示パネルへの前記物体の接近を検出した箇所に表示されたボタンの表示を変更し、
    前記登録階表示処理部は、前記入力判定部が物体の接近を検出しなくなったとき、前記ボタンに割り当てられた行先階を、前記表示パネルに登録階として表示させる
    エレベーターシステム。
  2. 前記音声装置による操作音の出力は、前記入力情報送信部が物体の接近検出に基づいた情報を送信する前に実行される
    請求項1に記載のエレベーターシステム。
  3. 前記音声装置により出力される操作音の周波数、音量、音色の少なくとも1つは、前記操作盤が操作される時間帯により変更される
    請求項2に記載のエレベーターシステム。
  4. 前記登録階表示処理部が前記表示パネルに登録階として、前記ボタンに割り当てられた行先階を表示させるタイミングは、前記表示パネルへの物体の接近を検出した箇所の前記ボタンを変更するタイミングと同期させる
    請求項2に記載のエレベーターシステム。
  5. 前記入力判定部が前記表示パネルへの物体の接近を検出後、前記物体の接近を検出した座標の変化量が、第1の閾値以内の場合に、前記音声装置は操作音の出力を行う
    請求項2に記載のエレベーターシステム。
  6. 前記入力判定部が前記表示パネルの非接触操作が可能な領域への物体の接近を所定時間以上連続して検出した場合に、前記ボタンを点灯表示に変更する
    請求項2に記載のエレベーターシステム。
  7. 前記ボタンを点灯している表示に変更後、前記入力判定部が接近を検出した物体の座標の変化量が所定値以内の場合、前記ボタンの表示の変更表示を継続させる
    請求項2に記載のエレベーターシステム。
  8. 表示パネルを備えた操作盤で行先階を登録するエレベーター制御方法において、
    前記表示パネルに物体が接近する非接触操作を検出する入力判定処理と、
    前記入力判定処理で検出した操作に基づいた情報をエレベーター制御装置に送信する入力情報送信処理と、
    前記エレベーター制御装置から受信した登録階を、前記表示パネルに表示させる登録階表示処理と、を含み、
    前記入力判定処理で物体の接近を検出した時点で、音声装置から操作音を出力させ、前記入力判定処理で物体の接近を所定時間継続して検出したとき、前記表示パネルへの物体の接近を検出した箇所に表示されたボタンの表示を変更し、前記入力判定処理で物体の接近を検出しなくなったとき、前記登録階表示処理が、前記ボタンに割り当てられた行先階を、前記表示パネルに登録階として表示させる
    エレベーター制御方法。
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