JP2023096371A - エレベーターシステム - Google Patents

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Tomoaki Maehara
亮介 中村
Ryosuke Nakamura
通之 鈴木
Michiyuki Suzuki
優斗 田野井
Yuto Tanoi
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Abstract

【課題】乗りかご内の操作盤を非接触型の表示パネルで構成した場合に、非接触センサの検出範囲と、表示パネルの表示範囲とのずれを適切に防止する。【解決手段】非接触で目的階を登録するエレベーターのかご内操作盤を備えるエレベーターシステムにおいて、操作盤は表示パネルを備え、少なくとも当該操作盤の左又は右の一辺を中心として回動する形状であり、表示パネルに接近した物体の位置を検出する非接触センサと、非接触センサの検出データに基づいて、表示パネルに表示されたボタンの非接触入力処理を行う非接触入力制御装置とを備える。非接触入力制御装置は、操作盤が開状態から閉状態になる回動を検出したとき、表示パネルが表示するボタンの表示領域と、非接触センサが検出する検出領域とのずれを補正するキャリブレーションモードとするようにした。【選択図】図4

Description

本発明は、エレベーターシステムに関する。
従来、エレベーターの乗りかご内には、操作盤として、行先階を登録する行先階登録ボタンが配置され、乗りかごに乗り込んだ利用者は、目的階の行先階登録ボタンを押す操作を行っている。例えば、10階が目的階のとき、利用者は、操作盤上に配置された行先階登録ボタンの中から、10階の行先階登録ボタンを押す操作を行っている。
10階の行先階登録ボタンが押されることで、押された10階の行先階登録ボタンの表示色が目立つ色に変化し、10階が行先階として登録されたことが判るようにしている。
このような従来の行先階登録ボタンを高度化したものとして、表示機能付きのタッチパネルを乗りかご内に操作盤として配置することが提案されている。また、近年の感染症対策として、タッチパネルを非接触型のタッチレスパネルとすることが提案されている。非接触型のパネルは、表示パネルに表示されたボタンに、利用者が指を近づけることで、操作されるものである。
ところで、タッチレスパネルは、表示パネルと非接触での指などの近接を検出する非接触センサとで構成されるが、非接触センサは、検出範囲を表示パネル上のボタンなどの表示範囲に合わせるキャリブレーション処理を行う必要がある。非接触センサの検出範囲と、表示パネルの表示範囲とがずれていた場合、例えば利用者が指などであるボタンの操作を実行しても、非接触センサは、そのボタンの隣接した別のボタンに近接していると判断して、適正な操作ができなくなってしまう。
特許文献1には、検出対象の乗場操作盤であるタッチパネルに故障が発生していると判定した場合に、その乗場操作盤の画面が、キャリブレーションを促す表示を行う技術についての記載がある。
特開2017-52635号公報
特許文献1に記載された技術の場合、タッチパネルの故障が発生したとき、キャリブレーションの実行指示をタッチパネルに表示させるようにしている。
これに対して、非接触センサが正常に検出動作を行っている状況では、例えば非接触センサの検出範囲と、表示パネルの表示範囲とがずれたとしても、いずれかの行き先階が登録されていれば、ずれを検知することはできず、キャリブレーションの実行を指示することはできなかった。
したがって、非接触型のタッチレスパネルを使用した場合に、非接触センサの検出範囲と、表示パネルの表示範囲とがずれる状況が発生したとしても、検出範囲と表示範囲のずれは放置されてしまう可能性が高い。したがって、非接触型のタッチレスパネルを使用したエレベーターの場合に、非接触センサの検出範囲と、表示パネルの表示範囲とがずれるような状況を防ぐことが重要であるが、従来のエレベーターではそのような仕組みがなかった。
本発明は、乗りかご内の操作盤を非接触型の表示パネルで構成した場合における、接触センサの検出範囲と、表示パネルの表示範囲とのずれを適切に防止することができるエレベーターシステムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、例えば特許請求の範囲に記載の構成を採用する。
本願は、上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、非接触で目的階を登録するエレベーターのかご内操作盤を備えるエレベーターシステムにおいて、操作盤は表示パネルを備え、少なくとも操作盤の左又は右の一辺を中心として回動する形状であり、表示パネルに接近した物体の位置を検出する非接触センサと、非接触センサの検出データに基づいて、表示パネルに表示されたボタンの非接触入力処理を行う非接触入力制御装置と、を備える。
非接触入力制御装置は、操作盤が開状態から閉状態になる回動を検出したとき、表示パネルが表示するボタンの表示領域と、非接触センサが検出する検出領域とのずれを補正するキャリブレーションモードとなるようにした。
本発明によれば、非接触センサの位置づれによるかご内操作盤の誤作動を低減できる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の一実施の形態例によるエレベーターシステムの構成を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態例によるエレベーターシステムの非接触入力制御装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態例による乗りかご内の表示パネルが取り付けられた操作盤の配置例を示す図である。 本発明の一実施の形態例による操作盤を開いた状態の例を示す図である。 本発明の一実施の形態例による表示パネルの表示例(テンキー入力モード)を示す図である。 本発明の一実施の形態例による表示パネルの表示例(階床ボタン入力モード)を示す図である。 本発明の一実施の形態例による入力処理の例を示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態例による入力判定処理の例を示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態例による行先階登録処理の例(前半)を示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態例による行先階登録処理の例(後半)を示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態例による行先階取消処理の例を示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態例による位置補正処理の例を示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態例による登録階表示処理の例を示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態例による位置補正処理時の表示パネルの表示例を示す図である。
以下、本発明の一実施の形態例(以下、「本例」と称する)によるエレベーターシステムを、添付図面を参照して説明する。
[エレベーターシステムの構成]
図1は、本例のエレベーターシステムの構成を示す。
本例のエレベーターシステムは、図1に示すように、エレベーター制御装置10と、非接触入力制御装置20とを有する。エレベーター制御装置10は、各階の乗場でのかご呼ボタンの操作や、乗りかご内での行先階の登録操作に基づいて、巻き上げ機による乗りかごの走行(昇降)を制御する。
非接触入力制御装置20は、乗りかご内に配置され、乗りかごに設置された操作盤に配置された非接触入力機能付き表示パネル41(図3、図4)での表示を制御する。また、非接触入力制御装置20は、表示パネル41に接近した指などでの非接触入力を検出してエレベーター制御装置10に指示を送る。
非接触入力の検出は、非接触センサ42により行われる。表示パネル41は、行先階登録エリア41aと、登録階表示エリア41bとを有する。以下の説明で入力操作と述べた場合には、基本的に非接触での入力操作を示すが、表示パネル41の表面を指で直接タッチした操作も含まれる。
なお、行先階は、エレベーターの乗りかごに乗車した利用者が降りる目的階を示し、登録階は、その行先階としてエレベーター制御装置10に登録された階を示す。つまり、利用者は、乗りかご内の操作盤で目的階を入力する操作を必要とし、登録階が登録されることで、乗りかごは登録階に停止する。但し、乗りかごは、乗場で登録された呼びなどで登録階以外に停止する場合もある。
図1の構成の説明に戻ると、非接触入力制御装置20は、入力処理部21、入力判定部22、行先階登録処理部23、登録階取消処理部24、位置補正処理部25、登録階表示処理部27、登録階表示エリア更新部28、及び行先階登録更新部29を備える。
入力処理部21は、非接触センサ42による表示パネル41への非接触での指などの検出状態の情報を入力処理する。
入力判定部22は、入力処理部21で入力処理した検出状態の情報を取得し、表示パネル41のどの表示箇所に指やタッチペンなどが接近して非接触操作が行われたかを判定する。
行先階登録処理部23は、入力判定部22で判定した非接触操作が、行先階の登録操作であるとき、該当する非接触操作が行われた行先階の登録処理を行う。
登録階取消処理部24は、入力判定部22で判定した非接触操作が、行先階の登録取消操作であるとき、該当する非接触操作が行われた行先階の登録の取消処理を行う。
行先階登録処理部23における行先階の登録処理と、登録階取消処理部24における行先階の登録の取消処理は、エレベーター制御装置10に対して行われ、エレベーター制御装置10が、指示に基づいて運行を制御する。
また、行先階登録処理部23での行先階の登録処理の情報と、登録階取消処理部24における行先階の登録の取消処理の情報は、登録階表示処理部27と登録階表示エリア更新部28に送付される。ここで、行先階の登録処理と取消処理の情報は、行先階登録処理部23や登録階取消処理部24から直接、登録階表示処理部27や登録階表示エリア更新部28に送付されるのではなく、エレベーター制御装置10を介して送付される構成でもよい。
位置補正処理部25は、表示パネル41によるボタンなどの表示範囲と、非接触センサ42による非接触操作の検出範囲のずれを補正するキャリブレーションの実行を制御する。本例の場合には、表示パネル41が取り付けられた操作盤40(図3、図4)を回動させて、その操作盤40が開状態から閉状態に変化したとき、位置補正処理部25がキャリブレーションモードを設定して、キャリブレーションを実行させる。キャリブレーションモードでの処理の詳細は後述する(図12)。
登録階表示処理部27は、エレベーター制御装置10で設定した登録階についての情報を受信し、受信した登録階を、表示パネル41の登録階表示エリア41bに表示させる処理を行う。登録階表示処理部27における表示処理のための情報は、登録階表示エリア更新部28を経由して、登録階表示エリア41bに送られる。そして、登録階表示エリア更新部28は、登録階表示エリア41bにおける表示を随時更新させる。ここで、登録階表示エリア41bに表示される登録階は、かご内の別の操作盤から登録された階を表示してもよい。例えば、かご内側面に設置された車いす利用者用の操作盤から登録された階も登録階表示エリア41bに表示させることで、全ての登録階を表示でき、乗客に対し乗車しているかごがどの階に停止するのかを知らせることができる。
行先階登録処理部23で登録処理が行われた行先階の情報は、行先階登録更新部29に供給され、行先階登録更新部29が行先階登録エリア41aでの表示を随時更新させる。ここで、表示される階は、現在かごが停止している階を、太字や色を変えるなどして強調表示することで、乗客に今どこの階にいるのかを知らせる構成としてもよい。このような構成とすることで、操作盤前に立っている乗客が顔を上方向に向けて、操作盤上部設置の階床表示器を見上げなくとも、現在位置を確認できる。特にかご内乗客が多い場合は、操作盤前に立たざる得ない状況となるため有効といえる。
[非接触入力制御装置のハードウェア構成例]
図2は、非接触入力制御装置20をコンピュータで構成した場合のハードウェア構成例を示す。
コンピュータ装置で構成された非接触入力制御装置20は、バスにそれぞれ接続された、CPU(Central Processing Unit)20a、主記憶部20b、不揮発性ストレージ20c、ネットワークインタフェース20d、入力部20e、及び出力部20fを備える。
CPU20aは、非接触入力制御装置20が行う機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを主記憶部20b又は不揮発性ストレージ20cから読み出して実行する演算処理部である。
CPU20aが主記憶部20b又は不揮発性ストレージ20cからプログラムコードを読み出して、主記憶部20bのワークエリアで演算処理を実行することで、主記憶部20bに様々な処理機能部が構成される。すなわち、主記憶部20bには、図1に示す行先階登録処理部23や登録階取消処理部24などの各処理部が構成される。
不揮発性ストレージ20cには、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、メモリカードなどの大容量情報記憶媒体が用いられる。不揮発性ストレージ20cには、非接触入力制御装置20が持つ機能を実現するソフトウェアと、そのプログラムの実行で得られたデータ、並びに表示画面設定に必要なデータが記憶される。
ネットワークインタフェース20dには、例えば、NIC(Network Interface Card)などが用いられ、エレベーター制御装置10などの他の装置とのデータの送受信が行われる。
入力部20eは、非接触センサ42の検出状態の情報の入力処理を行う。
出力部20fは、表示パネル41の行先階登録エリア41a及び登録階表示エリア41bに表示データを供給する。
なお、非接触入力制御装置20を図2に示すコンピュータで構成するのは一例であり、コンピュータ以外のその他の演算処理装置で構成してもよい。例えば、非接触入力制御装置20が行う機能の一部または全部を、FPGA(Field Programmable Gate Array)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)などのハードウェアによって実現してもよいし、クラウド上のソフトウェアによって実現してもよい。
[乗りかご内の表示パネルの配置例]
図3及び図4は、本例のエレベーターシステムが備える乗りかご30内に、表示パネル41を設置した例を示す。
図3は、乗りかご30のドア31の近傍を、乗りかご30の内部から見た図である。ドア31の左側及び右側には、ドア脇側板32及び33が配置されている。ここで、ドア31の右側のドア脇側板33には、非接触入力制御装置20が背面側に取り付けられた操作盤40が重ねて配置されている。ここで、非接触入力制御装置20は、操作盤40の背面の設置スペースが限られていることから、かご上に設置、又は非接触センサ42の近傍に設置してもよい。特に、ノイズの影響を受けやすい通信方式や近距離無線通信方式の場合は、非接触センサ42の近傍に設置することが望ましい。
操作盤40の表面側には、表示パネル41が配置されている。
表示パネル41は、液晶表示パネルや有機EL(organic electro-luminescence)パネルで構成され、ドア脇側板33の横幅に収まるサイズで縦長に配置されている。表示パネル41には、後述する表示例で説明するように文字や数字、各種図形を表示可能であるし、画像や動画などを表示したり、クラウド経由での情報配信サービスも表示可能である。そして、ドア脇側板33に隣接した横側板34に、非接触センサ42が配置されている。この非接触センサ42は、例えば赤外線センサで構成され、表示パネル41の表面に指などが接近したことを検出する。横側板34に配置された非接触センサ42は、操作盤40と接する箇所に近い位置に取り付けられるのが好ましい。特に、表示パネル41と非接触センサ42の間に、人や物などの遮蔽物が発生しない位置関係に配置することが好ましい。
非接触センサ42は、例えば表示パネル41の表面から数センチ程度まで指などが接近したことを検出する。また、非接触センサ42は、表示パネル41のどの箇所に指などが接近したかの座標位置についても検出する。
図4は、エレベーターの点検時に、操作盤40を開いた状態を示す。すなわち、操作盤を構成する非接触入力制御装置20が背面側に取り付けられた操作盤40は、横側板34と接した右端を回動支点として、手前側に開くことが可能である。図4に示すように操作盤40を開いた状態にすることで、点検作業者は、操作盤40の背面に設置された機器や配線などの点検や修理を行うことができ、且つ操作盤40に取り付けられた非接触入力制御装置20などを見て点検や修理を行うことができる。
点検や修理が完了した後には、点検作業者は、図4に示すように開いた操作盤40を、図3に示すように閉じた状態に戻す。なお、図4に示すような開いた状態は、点検作業者が操作盤40に取り付けられた鍵などを使ってロック機構(不図示)を解除した場合にだけ可能とし、通常の利用状態で図4に示す状態になることはないようにしてもよいし、閉じている状態をスイッチなどで検出できるような構成としてもよい。
また、非接触入力制御装置20は、非接触センサ42の出力から、図4に示すように操作盤40が開状態になってから、図3に示すように操作盤40が閉状態になったことを検知することを位置補正処理部25(図1)が検知する機能を有する。
すなわち、図3及び図4に示すように、操作盤40がかご内から見て入口の右側(乗場から見て入口の左側)に設置され、操作盤40がかご内から見て右側の一辺を中心に回動するようにした場合、かご内の右側面(乗場から見てかご内の左側面)に設置した非接触センサ42の出力から、操作盤40が図4に示すような開状態になったことを検出できる。非接触センサ42の出力から開状態になったことを検出する具体的な処理は、図8のフローチャートの説明で後述する。
なお、図3及び図4の例では、操作盤40として表示パネル41と非接触センサ42とを設置した状態を示すが、例えばドア開やドア閉を指示するボタンや、非常通報ボタンなどを表示パネル41の近傍に配置してもよい。あるいは、ドア開やドア閉を指示するボタンや、非常通報ボタンについても、表示パネル41が表示してもよい。特に、表示パネルの大型化が進む昨今では、機械式ボタンを表示パネル上に配置してもボタンの大きさを従来同等以上とすることができ、視認性や操作性も向上させることができる。さらに、視覚による操作が不向きな方においても、音声や触感センサなどを用いることで、操作可能である。
また、図3及び図4の例では、表示パネル41は、ドア31の右側のドア脇側板33に配置したが、ドア31の左側のドア脇側板32に操作盤40を設置して、表示パネル41をドア31の左側に配置してもよい。あるいは、ドア31の右側のドア脇側板33とドア31の左側のドア脇側板32の双方に、それぞれ個別に表示パネル41が取り付けられた操作盤40を配置してもよい。
かご内から見てドア31の左側(乗場から見て入口の右側)のドア脇側板32に操作盤40を設置し、表示パネル41をドア31の左側に配置した場合、操作盤40をかご内から見て左側の一辺を中心に回動するようにし、かご内の左側面(乗場から見てかご内の右側面)に非接触センサ42を設置することになる。つまり、図3及び図4とは左右を反転させた状態で、操作盤40や非接触センサ42が配置される。これにより、ドア31の左側に操作盤40を配置した場合にも、非接触センサ42の出力から、操作盤40が開状態になったことを検出できる。
ドア31の両側に操作盤を配置する場合には、どちらか一方を従来通りの機械式ボタンが設置された操作盤を配置してもよい。また、表示パネルは、プロジェクタなどによる投影型の表示方式としてもよいし、シールなどでの簡易的な表示方式や、従来の押しボタンを併用した方式としてもよい。
ドア31の左側のドア脇側板32に表示パネル41が取り付けられた操作盤40を配置した場合、構成は図3及び図4と左右対称な状態になる。すなわち、左側のドア脇側板32に配置された操作盤40は、左側の横側板(不図示)と接した右端を回動支点として、手前側に開くことが可能とする。そして、非接触センサ42を左側の横側板に配置し、非接触センサ42が操作盤40に取り付けられた表示パネル41への近接を検出する。ここで、近接の検出は、センサの種類や検出方法、表示パネルの材質などによっては、近接ではなく通常状態とは異なる検出状態と判断されることもある。その場合も、近接状態と同様の処理を行ってもよい。
[表示パネルの表示形態]
次に、表示パネル41の表示形態について、図5及び図6を参照して説明する。
表示パネル41は、既に説明したように、行先階登録エリア41aと登録階表示エリア41bとを有する。図5又は図6に示すように、行先階登録エリア41aは表示パネル41の右側の領域に配置され、登録階表示エリア41bは表示パネル41の左側の領域に配置される。登録階表示エリア41bは、縦1列又は2列で登録階の数値を表示可能な比較的幅が狭い領域になっており、残りの領域が全て行先階登録エリア41aになる。
図5は、テンキー入力モードでの表示例である。このテンキー入力モードは、行先階登録エリア41aをテンキー表示として、利用者が数値で階床を入力するモードである。
すなわち、行先階登録エリア41aには、0,1,2,3,・・・,9の10個の数字ボタンと地下を示す「B」のボタンからなる階床入力ボタン101と、入力案内102と、入力済階床103と、登録ボタン104と、取消ボタン105と、画面切替ボタン106とが表示される。
図5の例では、階床入力ボタン101で「6」に指が接近して、その「6」が点灯すると共に、入力済階床103の欄に「6」が表示された状態を示す。ここで、入力済階床103の欄に「6」が表示されるタイミングは、非接触センサ42が指を検出しなくなった時点、又はエレベーター制御装置10が登録した時点としてもよい。
入力案内102では、「行き先階を入力してください」と日本語で操作を促す表示が行われると共に、英語でも同様の表示が行われる。
入力済階床103には、階床入力ボタン101で入力された数値や「B」が表示される。図3では、「6」が入力された例を示すが、2つ以上のボタンが押された場合には、2桁の数値が表示される。また、「B」のボタンに続いて数値のボタンが押された際には、「B1」のように地下階を示す表示が行われる。
なお、2桁の数値の入力操作や、「B」に続いた数値の入力操作が行われた場合で、エレベーターが停止しない階(例えばセキュリティ階など)が入力されたときには、該当する操作を無効として、入力済階床103で入力された階床を表示しないようにしてもよいし、その旨を「その階には止まりません」などと利用者に通知してもよい。
登録ボタン104は、入力済階床103に表示された階床を、登録階として確定させるボタンである。ボタン入力が発生した後に、登録ボタン104を点滅や強調表示などすることで、利用者に登録ボタン104を押すことを促すことができる。
取消ボタン105は、入力済階床103に表示された階床を取り消す操作を行うためのボタンである。この取消ボタン105は、階床入力ボタン101の操作で入力済階床103に階床の入力がある場合にだけ表示される。入力済階床103に階床の入力がある場合にだけ表示されることで、表示情報を減らせ、より視認性の良い使いやすいインターフェイスを提供できる。但し、取消ボタン105を常時表示するようにしてもよい。
画面切替ボタン106は、「主要階のご利用/To main floors」と日本語及び英語で表示し、このボタンの入力操作で主要階のボタンを表示した階床ボタン入力モードにおける表示(図6)に切り替わる。階床ボタン入力モードは、表示階床の情報をより具体的に表示できるため、利用頻度の低い利用者にとって分かり易く、更にテンキー入力のように複数回のボタン操作が必要ないため使い易い操作モードといえる。
登録階表示エリア41bには、登録階列107が縦に一列で表示される。
登録階列107には、実際のビルでの階床の配列に基づいて、数値が小さい階床の登録階が下から順に昇順で表示される。登録階列107は、実際のビルでの階床の配列に基づいているので、地下階については、下に行くほど階床の数値が大きくなる。このような表示は、実際のビルの階床構成に合わせ下から降順としているが、上から順に昇順としてもよいし、中央から広がる順に昇順としてもよい。
図5は、10個の登録階が登録された状況を示し、登録階表示エリア41bのほぼ全体に登録階列107の表示が並んだ状態を示す。なお、登録階の数が少ない場合には、例えば登録階表示エリア41bの下側から詰めて登録階を表示する。すなわち、登録階が「6階」と「10階」であるとき、登録階表示エリア41bには、下から詰めて「6」、「10」と表示される。
また、エレベーターが各階に停止することで、登録階が少なくなったときにも、登録階表示エリア41bには、残りの登録階が下から詰めて表示される。
但し、下側から詰めて表示を行うのは一例であり、例えばほぼ中央にまとめて登録階を表示したり、所定数を超えると中央表示から下詰め表示に切り替える、あるいは、上から詰めて登録階を表示してもよい。更に、表示パネルを操作盤表面から少し奥に配置し、非接触センサを操作盤背面に配置する場合は、表示パネル上の左側に表示された登録階表示がかご内の乗客からは見えづらくなるため、登録階表示エリア41b内の右側に寄せて登録階を表示することが望ましい。
登録階の表示更新タイミングは、常時更新としてもよいし、新規に登録された場合は即表示、既登録階に到着した場合は、到着時から出発するまで到着階を点滅させて出発後に表示削除してもよい。
図6は、階床ボタン入力モードでの表示例である。この階床ボタン入力モードは、行先階登録エリア41aに階床を示すボタンを直接表示して、そのボタンの操作で直接、登録階を設定する。
すなわち、行先階登録エリア41aは、ビルの主要階を示す行先階ボタン201と、画面切替ボタン202と、入力案内203とを表示する。
図6の例では、行先階ボタン201として、停止する利用頻度が高い主要階である、1階(エントランス階)と、2階(ロビー階)と、地下1階(第1駐車場)と、地下2階(第2駐車場)と、地下3階(第3駐車場)のボタンのみが表示される。これらの行先階ボタン201が入力操作された場合には、確定操作などを行うことなく直接、操作されたボタンに表示された階床が登録階として確定する。利用者にとっては、より少ない操作回数で登録完了できることが、よりストレスフリーであるといえる。
画面切替ボタン202には、「一般階のご利用/To all floors」と日本語及び英語で表示され、この画面切替ボタン202の入力操作でテンキーなどのボタンを表示したテンキー入力モードの表示(図5)に切り替わる。但し、言語の選択や併記などに関しては、日本語のみや英語のみ、他言語など、ビル用途やビル運用に合わせて変更できる方式とすることが好ましい。特に、ホテルなどの不特定多数が利用する施設などにおいては、表示や音声などで、利用が想定される主な言語地域に対応しておくことが好ましい。例えば、個人認証などにより利用者の言語を特定して、利用者の言語に合わせた表示をすることで、より個人に寄り添ったサービスを提供できる。
入力案内203では、「行き先階を入力してください」と日本語で操作を促す表示が行われると共に、「please select a destination floor.」と英語でも同様の表示が行われる。前途の通り、個人認証などにより利用者の言語を特定できる場合は、利用者の言語のみで案内することで、より個人に寄り添ったサービスを提供できる。
登録階表示エリア41bには、登録階列204が縦に一列で表示される。
登録階列204は、テンキー入力モードでの登録階列107の表示と同様であり、実際のビルでの階床の配列に基づいて、数値が小さい階床の登録階を下から順に昇順で表示している。
登録階表示エリア41bと行先階登録エリア41aを敢えて別エリアに分けて表示することで、誰かが操作中で行先階登録エリア41aに手をかざしていても、かご内の乗客から登録階表示エリア41bの登録階を確認できる構成としている。更に、テンキーのようなテンキー入力モードにおいても登録階を確認できる。
なお、図5に示すテンキー入力モードでの表示と、図6に示す階床ボタン入力モードでの表示は、いずれか一方を初期画面とし、他方の画面は、切替え指示があったときに、切り替える。
このような画面切り換えを行うことによりタブレットPCで用いられているような標準サイズの表示パネルを用いて安価に操作盤を提供することが可能となる。
また、カードリーダや顔認証によるセキュリティ指向の強いオフィスビルやマンションなどにおいては、常時セキュリティが解除されているロビー階などの共用階をテンキー入力モードの初期画面として設定しておくことで、利便性の向上が図れる。
[非接触入力制御装置で行われる処理]
次に、表示パネル41がここまで説明した表示を行うために非接触入力制御装置20で行われる処理について説明する。
図7は、非接触入力制御装置20で行われる入力処理の流れを示すフローチャートである。
まず、非接触入力制御装置20の入力処理部21は、表示パネル41と非接触センサ42との位置関係から決まる取り付け状態の情報を取得する(ステップS10)。この取り付け状態の情報は、予め設定された値でもよいし、事前のキャリブレーション処理で、設定されるてもよく、入力処理部21は、非接触センサ42からの検出データと、表示パネル41上の操作位置の座標位置との対応を設定する(ステップS11)。
この操作位置の座標が設定された状態で、乗りかご内のエレベーター利用者が、表示パネル41上のボタンに指を近接又はタッチする入力操作が開始される(ステップS12)。このとき、入力処理部21は、1点目の入力点検出処理を実行する(ステップS13)。そして、入力処理部21は、一定時間内に入力点が増えたか否か判断する(ステップS14)。
ステップS14で入力点が増えた場合(ステップS14のYes)、入力処理部21は、ステップS14の判断を繰り返す。そして、ステップS14で一定時間内に入力点が増えない場合(ステップS14のNo)、入力判定部22は、入力点を選定する入力判定処理を実行する(ステップS15)。
図8は、入力判定部22が行う入力判定処理の流れを示すフローチャートである。
入力判定部22は、入力処理部21で、非接触センサ42が表示パネル41の表面に物体(指)の接近を検出した場合に(ステップS20)、入力判定処理を開始する。
入力判定部22は、入力判定処理を開始すると、物体の位置が表示パネル41の表面から所定距離以内(例えば5cm以内)か否かを判定する(ステップS21)。
ステップS21で、所定距離以内でないとき(ステップS21のNo)、入力判定部22は、入力判定処理を終了する。
そして、ステップS21で、所定距離以内と判定したとき(ステップS21のYes)、入力判定部22は、検出した物体の大きさが所定サイズ以内か否かを判定する(ステップS22)。
そして、ステップS22で、所定サイズ以内と判定したとき(ステップS22のYes)、入力判定部22は、近接を検出した領域が、行先階登録エリアか否かを判断する(ステップS23)。
ステップS23で、行先階登録エリアであるとき(ステップS23のYes)、入力判定部22は、所定時間以上に亘って物体が接近しているか否か判断する(ステップS24)。ステップS24で、所定時間以上に亘って物体が接近していないとき(ステップS24のNo)、入力判定部22は、ステップS24の判断を繰り返す。ここでの所定時間は、例えば0.1~0.5秒などの指などでの操作時に最低限継続すると想定される時間として、誤って指などの物体が表示パネル41に接近した場合を排除するために設定される。
ステップS24で、所定時間以上に亘って物体が接近していると検出したとき(ステップS24のYes)、入力判定部22は、行先階登録処理モードに移行する(ステップS25)。ここで、非接触時の操作感を利用者に伝えるため、指を検出した場合や所定時間の接近を検出した場合、登録確定した場合などに音声や表示、触感センサなどによって、利用者への通知を行うことで、より操作性が高まる。
また、ステップS23で、接近を検出した領域が行先階登録エリアでないとき(ステップS23のNo)、入力判定部22は、接近を検出した領域が登録階表示エリアか否かを判断する(ステップS26)。
ステップS26で、登録階表示エリアでないとき(ステップS26のNo)、入力判定部22は、入力判定処理を終了する。
そして、ステップS26で、登録階表示エリアであるとき(ステップS26のYes)、入力判定部22は、所定時間以上に亘って物体が接近しているか否か判断する(ステップS27)。ステップS27で、所定時間以上に亘って物体が接近していないとき(ステップS27のNo)、入力判定部22は、ステップS27の判断を繰り返す。このステップS27での判断は、ステップS24と同じである。
ステップS26で、所定時間以上に亘って物体が接近していると検出したとき(ステップS26のYes)、入力判定部22は、登録階取消処理に移行する(ステップS28)。
さらに、ステップS22で、所定サイズ以内でないと判定したとき(ステップS22のNo)、入力判定部22は、接近した物体の大きさが所定サイズ以上か否かを判定する(ステップS29)。ここでは、入力判定部22が通常の操作時には存在し得ない異常な大きさであることを示す。通常の操作時には存在し得ない異常な大きさとは、具体的には、図4に示すように、操作盤40を開状態として、非接触センサ42が操作盤40の接近を検出した状態である。
このステップS29で、物体の大きさが所定サイズ以上でない場合(ステップS29のNo)には、入力判定部22は、入力判定処理を終了する。ここで、昨今の感染症対策により、つまようじなどの指以外の細い物体で登録を試みる利用者も散見されるため、利用状況に応じて、所定サイズの設定は変更できるものとする。但し、標準設定値においては、所定サイズを指程度の大きさにすることにより、ほこりなどの小さなモノの付着による誤検出を回避でき、より安定した製品サービス提供が行える。
そして、ステップS29で、物体の大きさが所定サイズ以上の場合(ステップS29のYes)には、入力判定部22は、所定時間以上に亘って物体が接近しているか否か判断する(ステップS30)。ステップS30で、所定時間以上に亘って物体が接近していないとき(ステップS30のNo)、入力判定部22は、ステップS30の判断を繰り返す。
ステップS30で、所定時間以上に亘って物体が接近していると検出したとき(ステップS30のYes)、入力判定部22は、キャリブレーションモード(位置補正処理モード)に移行する(ステップS31)。
図9及び図10は、行先階登録処理部23で行われる行先階登録処理の流れを示すフローチャートである。図9の「A」が、図10の「A」につながり、図10の「B」が、図9の「B」につながる。
まず、行先階登録処理部23は、入力された行先階が表示されているか否かを判断する(ステップS40)。つまり、図5に示す入力済階床103の表示があるかどうかを判断する。
ステップS40で、入力された行先階が表示されているとき(ステップS40のYes)、行先階登録処理部23は、取消ボタン105(図5)を表示させる(ステップS41)。
そして、ステップS40で、入力された行先階が表示されていない場合(ステップS40のNo)と、ステップS41で取消ボタン105を表示させた後、行先階登録処理部23は、操作者の指(物体)の行先階登録エリア41a内の検出領域への接近を検出したか否かを判断する(ステップS42)。ここで、行先階登録エリア41a内の検出領域への接近を検出した場合、登録階表示エリア41bでの検出を無効とするなど、行先階登録エリア41aと登録階表示エリア41bでの排他処理を設けることで、誤操作や誤登録、誤取消を抑制でき、より満足度の高いインターフェイスを提供できる。
ステップS42で操作者の手の検出領域への接近を検出しない場合(ステップS42のNo)、行先階登録処理部23は、その接近を検出しない状態が所定時間経過したか否かを判断する(ステップS43)。ここでの所定時間は、例えば10秒などのある程度長い時間とする。
ステップS43で、所定時間の経過を判断したとき(ステップS43のYes)、行先階登録処理部23は、行先階登録処理部23は、表示パネル41の行先階登録エリア41aでの表示を、初期画面にする(ステップS44)。ステップS44で初期画面を表示した後、行先階登録処理部23は、ここでの登録処理を終了して次の操作があるまで待機する。
また、ステップS43で、所定時間が経過しない間に指等を検出した場合(ステップS43のNo)、行先階登録処理部23は、ステップS40の判断に戻る。
ステップS42で操作者の指の検出領域への接近を検出した場合(ステップS42のYes)、行先階登録処理部23は、検出した領域が行先階登録エリア41a(階床入力ボタン101又は行先階ボタン201)の領域への指の接近か否かを判断する(ステップS45)。ここで、非接触では指の空中ふらつきが発生するため、ボタンサイズより大きいエリアを検出領域として定めることで、利用者の個体差による操作性のばらつきを抑えられ、より広い客層への安定したサービス提供が行える。
ステップS45で、行先ボタンの領域であるとき(ステップS45のYes)、行先階登録処理部23は、該当するボタンの表示色を別の表示色に反転させる(ステップS46)。そして、行先階登録処理部23は、接近を検出した指が表示パネル41の表面から離れたか否かを判断する(ステップS47)。
ステップS47で、表示パネル41の表面から離れていないとき(ステップS47のNo)、行先階登録処理部23は、ステップS47の判断を繰り返す。
そして、ステップS47で、指が表示パネル41の表面から離れたとき(ステップS47のYes)、行先階登録処理部23は、該当するボタンの表示色を元の表示色に反転させる(ステップS48)。さらに、行先階登録処理部23は、ステップS45で指の接近を検出したボタンに対応した文字(数字)を、入力済階床103に表示させ(ステップS49)、ステップS40の判断に戻る。なお、入力済階床103に表示させるのは、テンキー入力モード(図5)の場合であり、階床ボタン入力モード(図6)の場合には、ステップS49で、直接、該当する階床を登録階として選ぶ。
また、ステップS45で、指の接近を検出した領域が行先ボタンの領域でないと判断したとき(ステップS45のNo)、行先階登録処理部23は、取消ボタン105(図5)の領域に指が接近したか否かを判断する(ステップS50)。
ステップS50で、取消ボタン105の領域に指が接近したと判断したとき(ステップS50のYes)、取消ボタン105の表示色を別の表示色に反転させる(ステップS51)。そして、行先階登録処理部23は、接近を検出した指が表示パネル41の表面から離れたか否かを判断する(ステップS52)。ここで、行先階登録エリア41a内の検出領域への接近を検出した場合、登録階表示エリア41bでの検出を無効とするなど、行先階登録エリア41aと登録階表示エリア41bでの排他処理を設けることで、誤操作や誤登録、誤取消を抑制でき、より満足度の高いインターフェイスを提供できる。
ステップS52で、指が表示パネル41の表面から離れていないとき(ステップS52のNo)、行先階登録処理部23は、ステップ42の判断を繰り返す。
そして、ステップS52で、指が表示パネル41の表面から離れたとき(ステップS52のYes)、行先階登録処理部23は、取消ボタン105の表示色を元の表示色に反転させる(ステップS53)。さらに、行先階登録処理部23は、入力済階床103に表示された文字(数字)を消去し(ステップS54)、ステップS40の判断に戻る。ここで、入力済階床103に表示された文字(数字)が消去されたことを、操作音とは別の音色などで利用者に知らせる構成としてもよい。
ステップS50で、指が取消ボタン105の領域に接近していないと判断したとき(ステップS50のNo)、図10の処理に移り、行先階登録処理部23は、登録ボタン104(図5)の領域に指が接近したか否かを判断する(ステップS55)。ここで、非接触では指の空中ふらつきが発生するため、ボタンサイズより大きいエリアを検出領域として定めることで、利用者の個体差による操作性のばらつきを抑えられ、より広い客層への安定したサービス提供が行える。
ステップS55で、登録ボタン104の領域に指が接近したと判断したとき(ステップS55のYes)、登録ボタン104の表示色を別の表示色に反転させる(ステップS56)。そして、行先階登録処理部23は、接近を検出した指が表示パネル41の表面から離れたか否かを判断する(ステップS57)。
ステップS57で、指が表示パネル41の表面から指が離れていないとき(ステップS57のNo)、行先階登録処理部23は、ステップ57の判断を繰り返す。
そして、ステップS57で、指が表示パネル41の表面から離れたとき(ステップS57のYes)、行先階登録処理部23は、登録ボタン104の表示色を元の表示色に反転させる(ステップS58)。さらに、行先階登録処理部23は、入力済階床103に表示された階床を登録階として登録し(ステップS59)、図9のステップS40の判断に戻る。なお、ステップS55の登録ボタン104は、テンキー入力モード時の入力表示階を確定させるボタンのため、このステップS56~S59の処理は、テンキー入力モード時(図5の表示時)に行われ、階床ボタン入力モード時(図6の表示時)には行われない。
ステップS55で、登録ボタン104の領域に指が接近していないと判断したとき(ステップS55のNo)、行先階登録処理部23は、画面切替ボタン106,202の領域に指が接近したか否かを判断する(ステップS60)。
ステップS60で、画面切替ボタン106,202の領域に指が接近したと判断したとき(ステップS60のYes)、画面切替ボタン106,202の表示色を別の表示色に反転させる(ステップS61)。そして、行先階登録処理部23は、接近を検出した指が表示パネル41の表面から離れたか否かを判断する(ステップS62)。
ステップS62で、表示パネル41の表面から指が離れていないとき(ステップS62のNo)、行先階登録処理部23は、ステップ62の判断を繰り返す。ここで、画面切替ボタン106の非接触検知から確定までの時間を長くしたり、非接触検知距離を他の釦よりも短くしたりして、指が下方より接近した場合の不意なモード切替動作を低減してもよい。
そして、ステップS62で、表示パネル41の表面から指が離れたとき(ステップS62のYes)、行先階登録処理部23は、画面切替ボタン106,202の表示色を元の表示色に反転させる(ステップS63)。さらに、行先階登録処理部23は、行先階登録エリア41aの表示を別のモード(テンキー入力モード又は階床ボタン入力モード)に変更させ(ステップS64)、図9のステップS40の判断に戻る。
図11は、登録階取消処理部24が行う登録階取消処理の流れを示すフローチャートである。
まず、登録階取消処理部24は、操作者の指などの物体の登録階表示エリア41bへの接近を検出する(ステップS70)。このとき、登録階取消処理部24は、登録階表示エリア41bが表示した登録階の一覧の中で、どの登録階が表示された領域に接近したかを検出する(ステップS71)。そして、登録階取消処理部24は、ステップS71で検出した領域に表示された登録階の表示色を別の色に反転させる(ステップS72)。
その後、登録階取消処理部24は、表示パネル41に接近した物体が離れたことの検出で(ステップS73)、ステップS62で反転させた登録階を、元の色に反転させる(ステップS74)。そして、登録階取消処理部24は、ステップS72で反転させた登録階を、登録階から取り消す指示を、エレベーター制御装置10に送り(ステップS75)、登録階取消処理を終了する。
図12は、キャリブレーションモード(位置補正処理モード)となったときの位置補正処理部25での位置補正処理の流れを示すフローチャートである。このキャリブレーションモードは、図8のフローチャートのステップS31で設定されるものである。つまり、図4に示すように操作盤40を開く操作を行ったことで、図8のステップS31に移行して、キャリブレーションモードになる。
まず、位置補正処理部25は、エレベーターが現在保守モードであるか否かを判断する(ステップS80)。ここでの保守モードは、保守作業員がエレベーター設置現場に出向いて、エレベーターの運転を保守用の運転モードにして、保守点検作業を行う際に設定されるモードである。通常、図4に示すように操作盤40を開くことは、保守点検作業時に行われるので、定期的な点検作業や調査、故障時などで操作盤40が開かない限りは、ステップS80で保守モードと判断される。
ステップS80で、保守モードでないと判断したとき(ステップS80のNo)、位置補正処理部25は、保守モードになるまで待機する。
そして、ステップS80で保守モードであると判断したとき(ステップS80のYes)、位置補正処理部25は、表示パネル41に位置補正開始画面を表示させる(ステップS81)。
位置補正開始画面では、自動補正モードと手動補正モードとのいずれで行うのかを選択するボタンを表示する。このボタン表示を確認した保守作業員は、いずれかのモードを選択する。
ここで、位置補正処理部25は、自動補正モードが選択されたか否かを判断する(ステップS82)。ステップS82で、自動補正モードと判断したとき(ステップS82のYes)、位置補正処理部25は、表示パネル41に自動認識用の物体を表示させる(ステップS82)。ここでは、位置補正処理部25は、例えば表示パネル41に表示された物体や、表示パネル41の縁などを非接触センサ42で検出させる。
また、ステップS82で、自動補正モードでないと判断したとき(ステップS82のNo)、位置補正処理部25は、表示パネル41に補正操作手順の案内を表示させ、その補正操作手順にしたがって、保守作業員自身の操作で、補正の操作を実行させる(ステップS84)。ここでは、表示パネル41は、少なくとも1つのマーカーを表示すると共に、表示されたマーカーに指を近接させるメッセージを表示する。そして、近接した指を非接触センサ42で検出させる。
図14は、ステップS84での表示パネル41の表示画面の例を示す。
図14に示すように、画面に、案内表示301として、「センサー調整」とのタイトル表示と、日本語での「画面上のマーカーに正面から指を近づけて下さい。」の案内文表示、並びに英語での「Please bring your finger closer to the marker on the screen head-on.」の案内文表示を行う。
また、表示パネル41の画面に、マーカー302と調整中止ボタン303とを表示する。マーカー302は、目立つ色の円を表示し、保守作業員の指を近づけさせるための目標とする。調整中止ボタン303は、「調整中止/Cancel」と日本語及び英語で表示したキャンセルボタンであり、このボタン303が操作されることで、位置補正処理部25は位置補正処理であるキャリブレーションを中止し、キャリブレーションモードから運用モードになる。
位置補正時に図14に示すような表示を行うことで、位置補正処理部25は、適正な位置補正処理を行うことができる。すなわち、位置補正処理部25は、マーカー302を表示した位置と、非接触センサ42が検出した位置とを対応させることができ、位置補正を完了させることができる。特に、案内表示301として、「画面上のマーカーに正面から指を近づけて下さい。」と表示することで、保守作業員による操作が指を正面から近づけた適正な状態で行われるため、精度のよい位置補正ができるようになる。
なお、図14では、マーカー302は画面のほぼ中央に表示した例を示すが、例えば中央以外の箇所(画面の四隅など)にもマーカーを表示して、画面の複数箇所でキャリブレーションを行うようにしてもよい。
図12の説明に戻ると、次に位置補正処理部25は、自動確認モードか否かを判断する(ステップS85)。ステップS85で、自動補正モードと判断したとき(ステップS85のYes)、位置補正処理部25は、自動で位置補正のための確認処理を実行する(ステップS86)。ここでは、位置補正処理部25は、表示パネル41が表示したマーカーなどの物体の表示位置と、非接触センサ42が検出した位置とを一致させて、位置補正状態を確認する。
また、ステップS85で、自動補正モードでないと判断したとき(ステップS85のNo)、位置補正処理部25は、表示パネル41に確認操作手順の案内を表示させ、その確認操作手順にしたがって、保守作業員自身の操作で、確認の操作を実行させる(ステップS87)。このときにも、表示パネル41は、少なくとも1つのマーカーを表示すると共に、表示されたマーカーに指を正面から近接させるメッセージを図14のように表示し、位置補正処理部25で指が正しい位置や距離で認識できることを確認する。
そして、ステップS86での自動位置補正の確認、及びステップS87での手動での位置補正の確認が終了したとき、位置補正処理部25は、位置補正完了画面を表示パネル41に表示させ(ステップS88)、キャリブレーションモードでの位置補正処理を終了する。
図13は、登録階表示処理部27などが行う登録階の表示処理の流れを示すフローチャートである。
まず、登録階表示処理部27が、エレベーター制御装置10から登録階の情報を受信する(ステップS90)。このとき、登録階表示処理部27は、ステップS90で受信した登録階に、現在表示中の登録階から変化があるか否かを判断する(ステップS91)。
ステップS91で、受信した登録階の情報に変化がないと判断したとき(ステップS91のNo)、登録階のデータの受信処理に戻る。
そして、ステップS91で、受信した登録階の情報に変化があると判断したとき(ステップS91のYes)、登録階表示処理部27は、登録階受信部25が受信した登録階を、表示順に並び替える処理を実行する(ステップS92)。このときには、下側から順に地下階、地上階と表示されるようにし、地上階については、値が小さい階が下側になるように並び替えるようにする。また、登録階並び替え部26は、地下階については、値が大きい階が下側になるように並び替えを行う。但し、ビルの階床情報が得られている場合は、ビルの階床情報に従い、並べ替えを行う。
次に、予め決められた所定個数単位で、登録階にページ番号を割り付ける(ステップS93)。例えば、登録階表示エリア41bが、図5に示すように、10個の階床を表示可能であるとき、10個単位で登録階にページ番号を割り付ける。ここでのページ番号は、表示する画面が複数存在する場合に、その1つ1つの画面に付与された番号である。
そして、登録階表示処理部27は、登録階表示エリア41bに接近した指などの物体の有無を判断する(ステップS94)。
ステップS94で、指の接近がないと判断したとき(ステップS94のYes)、登録階表示処理部27は、ステップS93で割り付けたページ番号が小さい順に、所定時間ごとに登録階表示エリア41bが表示するページを切り替える(ステップS96)。
また、ステップS94で、指の接近があると判断したとき(ステップS94のNo)、登録階表示処理部27は、登録階表示エリア41bでのページ切替えを中断して、ステップS90の処理に戻る。
なお、この図13のフローチャートの処理は、登録階表示エリア41bの表示を複数ページに分けて行う場合に相当し、1画面で全ての登録階の表示が可能な場合には、ステップS91~S92の処理が繰り返され、ステップS93以降の処理は不要になる。
[本例のエレベーターシステムによる効果]
以上説明した本例のエレベーターシステムによると、表示パネル41と非接触センサ42との相対位置が変化する可能性が高い操作盤40の開閉動作が行われたとき、検出領域とのずれを補正するキャリブレーションモードに自動的になる。したがって、非接触センサ42は常に検出領域とのずれがない状態に補正され、操作を行うボタンに指を近づける非接触操作が常に精度良く適正に行われるようになる。
また、本例の場合、図8のフローチャートで説明したように、非接触センサ42の検出データから操作盤40の開閉を判断することで、操作盤40の開閉を判断する専用のスイッチ等が必要なく、キャリブレーションが必要な状況を簡単に検知できるようになる。
なお、非接触センサ42の検出データから操作盤40の開閉を判断するためには、例えば図3に示す構成の場合、操作盤40の回動支点は、操作盤40と横側板34との境目の側に設定して、図4に示すように操作盤40が開く構成とするのが好ましい。図4に示すように操作盤40が開くことで、図4に示すように操作盤40が開いた際には、非接触センサ42に操作盤40が接近して、非接触センサ42が非常に大きな物体を検出して、操作盤40が開状態になったと判断される。
[変形例]
なお、ここまで説明した実施の形態例は、本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。
また、各図に示した表示例についても、好適な例を示したものであり、これらの例に限定されるものではない。
また、キャリブレーションモードの際には、表示パネル41は、キャリブレーションを取りやめる指示を受け付けるキャンセルボタンを表示するようにしてもよい。このキャンセルボタンが非接触操作などで選択されたとき、非接触入力制御装置20の位置補正処理部25は、キャリブレーションを中止して、キャリブレーションモードから通常のモードに変化させる。
このようにキャンセルボタンを表示することで、例えば保守点検作業の途中で、操作盤40を開閉するごとにキャリブレーションを行うことを阻止できる。基本的に、キャリブレーションは、操作盤40の保守点検作業が終了した時点で1回だけ行えばよく、無駄なキャリブレーションの実行を阻止できるようになる。
また、図1や図2に示す構成図では、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものだけを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
また、図7~図13に示すフローチャートに示す処理の流れについても一例であり、処理結果が同じであれば、一部の処理順序を変えたり、複数の処理を同時に実行するようにしてもよい。
また、本実施の形態例で説明したシステムをコンピュータなどの情報処理装置で構成した場合に、各処理機能を実現するプログラムについては、コンピュータ装置内の不揮発性ストレージやメモリに用意する他に、外部のメモリ、ICカード、SDカード、光ディスク等の記録媒体に置いて、転送してもよい。
10…エレベーター制御装置、20…非接触入力制御装置、20a…CPU、20b…主記憶部、20c…不揮発性ストレージ、20d…ネットワークインタフェース、20e…入力部、20f…出力部、21…入力処理部、22…入力判定部、23…行先階登録処理部、24…登録階取消処理部、25…位置補正処理部、27…登録階表示処理部、28…登録階表示エリア更新部、29…行先階登録更新部、31…ドア、32…ドア脇側板、33…ドア脇側板、34…横側板、40…操作盤、41…表示パネル、41a…行先階登録エリア、41b…登録階表示エリア、42…非接触センサ

Claims (5)

  1. 非接触で目的階を登録するエレベーターのかご内操作盤を備えるエレベーターシステムにおいて、
    前記操作盤は
    表示パネルを備え、少なくとも当該操作盤の左又は右の一辺を中心として回動する形状であり、
    前記表示パネルに接近した物体の位置を検出する非接触センサと、
    前記非接触センサの検出データに基づいて、前記表示パネルに表示されたボタンの非接触入力処理を行う非接触入力制御装置と、を備え、
    前記非接触入力制御装置は、前記操作盤の開状態を検出したとき、前記表示パネルが表示するボタンの表示領域と、前記非接触センサが検出する検出領域とのずれを補正するキャリブレーションモードとなる
    エレベーターシステム。
  2. 前記キャリブレーションモードのとき、前記表示パネルは、少なくとも1つのマーカーを表示し、表示したマーカーに指を正面から近接させるよう指示するメッセージを表示する
    請求項1に記載のエレベーターシステム。
  3. 前記キャリブレーションモードのとき、前記表示パネルは、キャリブレーションを取りやめる指示を受け付けるキャンセルボタンを表示し、前記キャンセルボタンが選択されたとき、前記非接触入力制御装置は、キャリブレーションを中止し、前記キャリブレーションモードから運用モードになる
    請求項1に記載のエレベーターシステム。
  4. 前記操作盤が乗場から見て入口の左側に設置されたとき、前記非接触センサは前記乗場から見てかご内の左側面に設置され、
    前記操作盤はかご内から見て右側の一辺を中心に回動するようにし、前記非接触センサの出力から前記操作盤が開状態を検出する
    請求項1~3のいずれか1項に記載のエレベーターシステム。
  5. 前記操作盤が乗場から見て入口の右側に設置されたとき、前記非接触センサは前記乗場から見てかご内の右側面に設置され、
    前記操作盤はかご内から見て左側の一辺を中心に回動するようにし、前記非接触センサの出力から前記操作盤が開状態を検出する
    請求項1~3のいずれか1項に記載のエレベーターシステム。
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