JP2023127279A - 内接ギヤポンプ - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、アウタロータ(アウタギア)の内歯にインナロータ(インナギア)の外歯を内接させた構造を有し、オイルを昇圧して吐出する内接ギヤポンプに関する。
例えば、有段自動変速機(ステップAT)や無段変速機(CVT)等では、変速や前進/後進切換等の作動や潤滑等を行うオイルを供給するために、オイルを昇圧して吐出するオイルポンプを備えている。
このようなオイルポンプとして、特許文献1には、歯部を有するインナロータとその歯部に噛み合う歯溝を有するアウタロータとが相対的に回転することによってオイルを昇圧して吐出するトロコイドポンプ(内接ギヤポンプ)が開示されている。
ところで、内接ギヤポンプ(オイルポンプ)では、駆動時(オイルを昇圧して吐出する際)にノイズ(ポンプ音)が発生する。特に、例えば、内接ギヤポンプ(オイルポンプ)がボルト等によってミッションケース等に締結固定されている場合、内接ギヤポンプで発生した振動(起振力)が、ミッションケース等に伝達され、ミッションケース等を介してノイズとして放射される。そのため、このような内接ギヤポンプの駆動に起因したノイズ(ポンプ音)を低減することが望まれていた。
本発明は、上記問題点を解消する為になされたものであり、駆動時(オイルを昇圧して吐出する際)に生じるポンプ音を低減することが可能な内接ギヤポンプを提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る内接ギヤポンプは、ポンプハウジングと、内周面に内歯を有し、ポンプハウジングの内部に配設されるアウタロータと、外周面にアウタロータの内歯と噛合する外歯を有し、アウタロータの内部に配設され、ポンプシャフトにより回転駆動されるインナロータと、ポンプハウジングとアウタロータとの間に配設され、アウタロータの正方向の回転を許可し、逆方向の回転を禁止するワンウェイクラッチとを備えることを特徴とする。
本発明によれば、内接ギヤポンプの駆動時(オイルを昇圧して吐出する際)に生じるポンプ音を低減することが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、各図において、同一要素には同一符号を付して重複する説明を省略する。
まず、図1~図4を併せて用いて、実施形態に係る内接ギヤポンプ20の構成について説明する。図1は、実施形態に係る内接ギヤポンプ20の構成を示す図である。図2は、内接ギヤポンプ20を構成するワンウェイクラッチ28の一例(ローラ式ワンウェイクラッチ28A)を示す図である。図3は、ワンウェイクラッチ28の他の例(カム式ワンウェイクラッチ28B)を示す図である。図4は、ワンウェイクラッチ28の他の例(スプラグ式ワンウェイクラッチ28C)を示す図である。
なお、本実施形態では、内接ギヤポンプ20を無段変速機(CVT)等のオイルポンプとして用いた場合を例にして説明する。また、本実施形態では、内接ギヤポンプ(オイルポンプ)20として、2つの吐出ポート271、272を有する2ポート型のトロコイドポンプを例にして説明する。
内接ギヤポンプ(オイルポンプ)20は、例えば、エンジン出力によって駆動され、オイルパンに貯留されているオイル(ATF)を、吸入ポート26を通して吸入し、昇圧して2つの吐出ポート(第1吐出ポート271及び第2吐出ポート272)から吐出する。なお、2つの吐出ポート(第1吐出ポート271及び第2吐出ポート272)それぞれに対応するように2つの吸入ポートを有する構成としてもよい。
内接ギヤポンプ(オイルポンプ)20は、ポンプハウジング21と、該ポンプハウジング21の接合面に接合されるカバー22とを備えている。ポンプハウジング21の内部には、円筒状(断面が円形)のロータ収容部21aが形成されている。
また、カバー22には、該カバー22を貫通するようにロータ収容部21aと連通し、オイルを吸入するする吸入ポート26、及び、オイルを吐出する2つの吐出ポート(第1吐出ポート271、第2吐出ポート272)が形成されている。
ロータ収容部21aの内部には、内周面に内歯を有するアウタロータ23が、一方向(本実施形態では時計回り)に回転可能に配設(収容)されている。アウタロータ23の内部には、外周面にアウタロータ23の内歯と噛合する外歯を有するインナロータ24が回転自在に配設(収容)されている。アウタロータ23およびインナロータ24は相互に偏心した状態で噛み合っており、両者の間に容積が増減する複数の作動室(チャンバ)が画成される。
インナロータ24の中央部には、ポンプシャフト(駆動軸)25が結合されている。
ここで、ポンプハウジング21及びカバー22それぞれの中央には軸支孔21b,22bが形成されており、例えばベアリングを介してポンプシャフト25が回転自在に軸支される。一方、ポンプハウジング21の軸支孔21bから突出するポンプシャフト25の基端部には従動スプロケット(図示省略)が固設されている。この従動スプロケットは、例えば、トルクコンバータの出力軸に設けられた駆動スプロケットに無端チェーンを介して接続されており、該無端チェーンを介して回転駆動される。
ここで、ポンプハウジング21及びカバー22それぞれの中央には軸支孔21b,22bが形成されており、例えばベアリングを介してポンプシャフト25が回転自在に軸支される。一方、ポンプハウジング21の軸支孔21bから突出するポンプシャフト25の基端部には従動スプロケット(図示省略)が固設されている。この従動スプロケットは、例えば、トルクコンバータの出力軸に設けられた駆動スプロケットに無端チェーンを介して接続されており、該無端チェーンを介して回転駆動される。
そして、ポンプシャフト25が回転駆動されて、インナロータ24が回転し、アウタロータ23の歯溝とインナロータ24の隣り合う歯部とによって画成される作動室(チャンバ)の容積が変化することにより、オイルが吸入され、昇圧されて、吐出される。
ところで、従来の内接ギヤポンプ(オイルポンプ)は、駆動時(オイルを昇圧して吐出する際)にノイズ(ポンプ音)が発生するという問題があった。発明者は、この問題点につき鋭意検討を重ねた結果、インナロータ、アウタロータの回転により作動室(チャンバ)の容積が変化し高圧を生成する際に、アウタロータがインナロータやポンプハウジング間のクリアランスによって複雑な挙動を伴うこと(後述する図5の黒の細い実線、及び図6の破線参照)、そして、その複雑なアウタロータの挙動により、チャンバシール部(アウタロータの歯溝とインナロータの歯部とによって画成される作動室(チャンバ)におけるアウタロータの歯溝とインナロータの歯部との摺接部(箇所))の隙間が変動して(後述する図7の破線参照)、圧力の漏れが発生することにより、油圧脈動(すなわち起振力)が大きくなり、その結果、ポンプ音が大きくなるとの知見を得た。また、発明者は、油圧脈動につながる歯間隙間の生じる一因がロータのトルク変動にあり、そのトルク変動に起因するロータの回転変動の抑制がポンプ音の低減につながると推察した。
そこで、内接ギヤポンプ(オイルポンプ)20は、ポンプハウジング21とアウタロータ23との間に配設され、アウタロータ23の正方向(順方向)、すなわち、ポンプシャフト25の回転方向(駆動方向)(本実施形態では時計回り)の回転を許可し、逆方向(本実施形態では反時計回り)の回転を禁止(規制)するワンウェイクラッチ28を備えている。ワンウェイクラッチ28は、アウタロータ23の周方向に沿って複数、配設されている。
特に、ワンウェイクラッチ28は、逆方向に対する遊び(後述するローラやカム等が噛み合う(すなわちアウタロータ23の回転が止まる)までの回転量(移動量))が、チャンバシール部(アウタロータ23の歯溝とインナロータ24の歯部とによって画成される作動室(チャンバ)におけるアウタロータ23の歯溝とインナロータ24の歯部との摺接部(箇所))におけるアウタロータ23とインナロータ24との間の隙間(クリアランス)の変動幅よりも小さく設定されている。
ワンウェイクラッチ28としては、例えば、ローラ式ワンウェイクラッチ、カム式ワンウェイクラッチ、又は、スプラグ式ワンウェイクラッチ等を用いることができる。
ここで、図2(a)、(b)に、ローラ式ワンウェイクラッチ28Aの例を示す。ローラ式ワンウェイクラッチ28Aは、主として、外輪(ポンプハウジング21)と、内輪(アウタロータ23)と、ローラ28Aaと、スプリング28Abとを有して構成される。外輪(ポンプハウジング21)の内周面、又は、内輪(アウタロータ23)の外周面にはカム面を持ったポケット28Acが形成されている。ポケット28Acの内部にはローラ28Aaが配置され、スプリング28Abによって外輪(ポンプハウジング21)のカム面と内輪(アウタロータ23)の外周面、又は、内輪(アウタロータ23)のカム面と外輪(ポンプハウジング21)の内周面に接触するように保たれている。
そして、図2(a)に示されるように、アウタロータ23が正方向(例えば時計回り)に回転すると、カム面とローラ28Aaとの接触面圧が低くなり(ローラ28Aaがカム面に噛み合わないため)、滑って、回転が許可される。一方、図2(b)に示されるように、アウタロータ23が逆方向(例えば反時計回り)に回転しようとすると、カム面とローラ28Aaとの接触面圧が高くなり(ローラ28Aaがカム面に噛み合うため)、抵抗となって(ポンプハウジング21が固定されているため)回転が禁止(規制)される。
次に、図3(a)、(b)に、カム式ワンウェイクラッチ28Bの例を示す。カム式ワンウェイクラッチ28Bは、主として、内外輪(ポンプハウジング21及びアウタロータ23)の間に配列されるカム28Baと、カム28a等の部材をまとめる保持器(ワイヤケージ)28Bbと、カム28aが噛み合う向きに付勢力を付与するスプリング28Bcとを有して構成されている。内外輪(ポンプハウジング21及びアウタロータ23)の間に多数配列されているカム28Baは、スプリング28Bcの作用によって瞬時に均等な荷重分担で噛み合うように構成されている。
そして、図3(a)に示されるように、アウタロータ23が正方向(例えば時計回り)に回転すると、カム28Baが内外輪(ポンプハウジング21及びアウタロータ23)に対して外れるため(噛み合わないため)、回転が許可される。一方、図3(b)に示されるように、アウタロータ23が逆方向(例えば反時計回り)に回転しようとすると、カム28Baが瞬時に内外輪(ポンプハウジング21及びアウタロータ23)と噛み合い、(ポンプハウジング21が固定されているため)回転が禁止される。
次に、図4(a)、(b)に、スプラグ式ワンウェイクラッチ28Cの例を示す。スプラグ式ワンウェイクラッチ28Cは、外輪(ポンプハウジング21)と内輪(アウタロータ23)との間にスプラグ28Caが組み込まれた構造を有している。
図4(a)に示されるように、アウタロータ23が正回転(例えば時計回りに回転)した場合は、スプラグ28Caの噛み合いが外れて回転が許可される。一方、図4(b)に示されるように、アウタロータ23が逆回転(例えば反時計回りに回転)すると、スプラグ28Caが噛み合い、(ポンプハウジング21が固定されているため)回転が禁止される。
ここで、図5に、アウタロータ23の挙動(アウタロータ23の中心の軌跡)を示す。図5の横軸は、図1のZ軸方向の変位であり、縦軸は、Y軸方向の変位である。図5では、本実施形態に係る内接ギヤポンプ20のアウタロータ23の変動(変位)を白の太い実線で示した。また、併せて、図5では、ワンウェイクラッチ28を有しない従来の内接ギヤポンプのアウタロータの変動(変位)を黒の細い実線で示した。また、図6に、アウタロータ23及びインナロータ24の挙動を説明するための図を示す。図6では、本実施形態に係る内接ギヤポンプ20のアウタロータ23及びインナロータ24の挙動(ラジアル方向及び回転方向)を実線で示した。また、併せて、図6では、ワンウェイクラッチ28を有しない従来の内接ギヤポンプのアウタロータ及びインナロータの挙動(ラジアル方向及び回転方向)を破線で示した。さらに、図7に、アウタロータ23とインナロータ24との歯間隙間の変動を示す。図7の横軸は、インナロータ24の回転位相であり、縦軸は、歯間隙間である。図7では、本実施形態に係る内接ギヤポンプ20の歯間隙間の変動を実線で示した。また、併せて、図7では、ワンウェイクラッチ28を有しない従来の内接ギヤポンプの歯間隙間の変動を破線で示した。
ところで、従来の内接ギヤポンプでは、図5の黒の細い実線、及び図6の破線で示されるように、インナロータ、アウタロータの回転により作動室(チャンバ)の容積が変化し高圧を生成する際に、アウタロータがインナロータやポンプハウジング間のクリアランスによって複雑な挙動を伴う。そして、その複雑なアウタロータの挙動により、図7に破線で示されるように、チャンバシール部の隙間が変動して、圧力の漏れが発生することにより、油圧脈動(すなわち起振力)が大きくなる。
これに対して、本実施形態に係る内接ギヤポンプ20では、上述したような構成を有することにより、ワンウェイクラッチ28によって、アウタロータ23の正方向の回転が許可され、逆方向の回転が禁止(規制)される。そのため、図5の白の太い実線、及び図6の実線で示されるように、アウタロータ23の回転変動が低減(抑制)され、アウタロータ23のインナロータ24に対する回転位相差(位相ズレ)が小さくなり、図7に実線で示されるように、歯間隙間の変動が低減されることにより、チャンバのシール性が高められる。その結果、油圧脈動(変動)が低減(すなわちポンプ本体の起振力が低下)され、ポンプ音が低減(抑制)される。
以上、詳細に説明したように、本実施形態によれば、ワンウェイクラッチ28により、アウタロータ23の正方向の回転が許可され、逆方向の回転が禁止される。そのため、アウタロータ23の回転変動が低減され、アウタロータ23のインナロータ24に対する回転位相差(位相ズレ)が小さくなり、歯間隙間の変動が低減されることにより、チャンバのシール性が高められる。そして、油圧脈動が低減(すなわちポンプ本体の起振力が低下)され、ポンプ音が低減される。その結果、内接ギヤポンプ20の駆動時(オイルを昇圧して吐出する際)に生じるポンプ音を低減することが可能となる。
特に、本実施形態によれば、ワンウェイクラッチ28の逆方向に対する遊びが、チャンバシール部(作動室の摺接部)におけるアウタロータ23とインナロータ24との間の隙間の変動幅よりも小さい。そのため、チャンバシール部における、アウタロータ23とインナロータ24との間のクリアランスの変動幅を小さくすることができ、チャンバのシール性を向上できる。
また、本実施形態によれば、ワンウェイクラッチ28が、アウタロータ23の周方向に沿って複数、配設されている。そのため、各ワンウェイクラッチ28で均等に負荷を受けることができ、迅速に逆方向の回転を止めることができる。
また、本実施形態によれば、ワンウェイクラッチ28として、例えば、要件(上記遊び、コスト、スペース(搭載性)等)に応じて、ローラ式ワンウェイクラッチ28A、カム式ワンウェイクラッチ28B、又は、スプラグ式ワンウェイクラッチ28Cを用いることができる。
さらに、本実施形態によれば、1ポート型よりもアウタロータ23の挙動がより複雑で、ポンプ音が比較的大きい2ポート型のトロコイドポンプに適用することにより、より効果的にポンプ音を低減できる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態では、本発明に係る内接ギヤポンプ(オイルポンプ)20を無段変速機(CVT)に適用した場合を例にして説明したが、無段変速機に代えて、例えば多段式自動変速機(AT)等にも適用することができる。また、変速機用のオイルポンプに限られず、例えばエンジンなどのオイルポンプにも適用することができる。
また、上記実施形態では、内接ギヤポンプ(オイルポンプ)20がトロコイドポンプである場合を例にして説明したが、内接ギヤポンプ(オイルポンプ)20はトロコイドポンプに限られず、他の形式の内接ギヤポンプでもよい。また、トロコイドポンプは、2ポート型に限られることなく、1ポート型でもよい。
上記実施形態では、ワンウェイクラッチ28として、ローラ式、カム式、スプラグ式のものを例として挙げたが、ワンウェイクラッチ28は、ローラ式、カム式、スプラグ式に限られることなく、他の形式のものを用いてもよい。
20 内接ギヤポンプ(オイルポンプ)
21 ポンプハウジング
22 カバー
23 アウタロータ
24 インナロータ
25 ポンプシャフト
26 吸入ポート
271 第1吐出ポート
272 第2吐出ポート
28 ワンウェイクラッチ
28A ローラ式ワンウェイクラッチ
28B カム式ワンウェイクラッチ
28C スプラグ式ワンウェイクラッチ
21 ポンプハウジング
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28 ワンウェイクラッチ
28A ローラ式ワンウェイクラッチ
28B カム式ワンウェイクラッチ
28C スプラグ式ワンウェイクラッチ
Claims (5)
- ポンプハウジングと、
内周面に内歯を有し、前記ポンプハウジングの内部に配設されるアウタロータと、
外周面に前記アウタロータの内歯と噛合する外歯を有し、前記アウタロータの内部に配設され、ポンプシャフトにより回転駆動されるインナロータと、
前記ポンプハウジングと前記アウタロータとの間に配設され、前記アウタロータの正方向の回転を許可し、逆方向の回転を禁止するワンウェイクラッチと、を備えることを特徴とする内接ギヤポンプ。 - 前記ワンウェイクラッチは、前記逆方向に対する遊びが、チャンバシール部における前記アウタロータと前記インナロータとの間の隙間の変動幅よりも小さいことを特徴とする請求項1に記載の内接ギヤポンプ。
- 前記ワンウェイクラッチは、前記アウタロータの周方向に沿って複数、配設されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の内接ギヤポンプ。
- 前記ワンウェイクラッチは、ローラ式ワンウェイクラッチ、カム式ワンウェイクラッチ、又は、スプラグ式ワンウェイクラッチであることを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の内接ギヤポンプ。
- 前記内接ギヤポンプは、2つの吐出ポートを有するトロコイドポンプであることを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の内接ギヤポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2022030974A JP2023127279A (ja) | 2022-03-01 | 2022-03-01 | 内接ギヤポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2023127279A true JP2023127279A (ja) | 2023-09-13 |
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2022030974A Pending JP2023127279A (ja) | 2022-03-01 | 2022-03-01 | 内接ギヤポンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2023127279A (ja) |
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2022
- 2022-03-01 JP JP2022030974A patent/JP2023127279A/ja active Pending
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