JP2023124208A - 搬送ガイド及び搬送装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】製造コストの増大化を抑制するとともに、シートのエラー誘起部分を矯正してシート詰まりの発生を防止すること。【解決手段】紙幣1の搬送方向に直交する幅方向に沿って複数のガイド構成部32が互いに離隔して並設されて成り、かつ各ガイド構成部32が搬送される紙幣1に接して該紙幣1を搬送方向下流側に案内する搬送ガイド30aであって、複数のガイド構成部32のうち少なくとも紙幣1の幅方向の両端部に接触可能なガイド構成部32は、搬送方向下流側に向かうに連れて幅方向の中央部分から漸次離隔する態様で傾斜延在している。複数のガイド構成部32は、幅方向の中央部分を中心にして線対称となる態様で並設されたことが好ましい。【選択図】図2
Description
本発明は、搬送ガイド及び搬送装置に関するものである。
例えばスーパーマーケットやコンビニエンスストア等の店舗においては、POS(Point Of Sales)端末に自動釣銭機としての紙幣処理機が接続されているのが一般的である。
紙幣処理機は、入金口を通じて入金されたシートである紙幣を搬送しつつ真贋及び金種を鑑別部にて鑑別し、その後該紙幣を金種に応じた収納庫に搬送して収納するものである。このような紙幣処理機では、POS端末から釣銭払出要求である出金指令が与えられた場合には、要求金額に相当する紙幣を該当する収納庫から繰り出させて出金口まで搬送して払い出すようにしている。
そのような紙幣処理機では、紙幣の角が折れた状態の角折れ紙幣や、紙幣の角が湾曲した状態のカール紙幣が入金口より入金された場合、搬送途中で紙幣詰まりが生じてしまい、入金処理を停止することがあった。特に、紙幣の搬送方向が複数に分岐される個所には紙幣の搬送方向を切り替える切替機構が設けられているが、かかる切替機構にて紙幣詰まりが発生することが顕著であった。
そのような切替機構における紙幣詰まりの発生を抑制するするために、紙幣の搬送方向と直交する幅方向に専用の回転ブラシが配設され、かかる回転ブラシを紙幣の搬送速度よりも高速となるように回転させて角折れ部分やカール部分等のエラー誘起部分を捲り上げて矯正する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。あるいは、一端部にテーパ部が形成され、該一端部が搬送される紙幣に接することにより、該紙幣の角折れ部分やカール部分等のエラー誘起部分を矯正する専用の矯正機構を用いる技術が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
ところで、特許文献1及び特許文献2に提案された技術では、エラー誘起部分を矯正するために専用の部材(ブラシ又は矯正機構)を用いる必要があり、そのような専用の部材を切替機構に用いることは部品点数が増大することになる。特に紙幣処理機においては、紙幣の搬送方向が複数に分岐される個所は複数存在しており、それぞれの個所に専用の部材を設けることは、部品点数の増大がより顕著となり、製造コストの増大化を招来することになる。
本発明は、上記実情に鑑みて、製造コストの増大化を抑制するとともに、シートのエラー誘起部分を矯正してシート詰まりの発生を防止することができる搬送ガイド及び搬送装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る搬送ガイドは、シートの搬送方向に直交する幅方向に沿って複数のガイド構成部が互いに離隔して並設されて成り、かつ各ガイド構成部が搬送されるシートに接して該シートを搬送方向下流側に案内する搬送ガイドであって、前記複数のガイド構成部のうち少なくとも前記シートの幅方向の両端部に接触可能なガイド構成部は、搬送方向下流側に向かうに連れて前記幅方向の中央部分から漸次離隔する態様で傾斜延在していることを特徴とする。
また本発明は、上記搬送ガイドにおいて、前記複数のガイド構成部は、前記幅方向の中央部分を中心にして線対称となる態様で並設されたことを特徴とする。
また本発明は、上記搬送ガイドにおいて、前記複数のガイド構成部は、前記幅方向の中央部分から離隔するに連れて前記搬送方向に対する傾斜角が大きくなるように配置されたことを特徴とする。
また本発明は、上記搬送ガイドにおいて、前記複数のガイド構成部は、前記幅方向に沿って延在する共通の軸部に配設されており、前記軸部が自身の中心軸回りに回転する場合に、前記複数のガイド構成部が前記シートの搬送経路に進退移動することで該シートの搬送方向を切り替える切替機構を構成することを特徴とする。
また本発明は、上記搬送ガイドにおいて、前記搬送経路は、前記シートが湾曲した状態で搬送される領域であることを特徴とする。
また、本発明に係る搬送装置は、上記搬送ガイドを備え、前記シートを搬送することを特徴とする。
また本発明は、上記搬送装置において、前記搬送ガイドよりも前記シートの搬送方向上流側に、少なくとも2つの筒状ローラにて前記シートを挟み込んで前記搬送ガイドに向けて搬送するニップ部を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、複数のガイド構成部のうち少なくともシートの幅方向の両端部に接触可能なガイド構成部が、搬送方向下流側に向かうに連れて幅方向の中央部分から漸次離隔する態様で傾斜延在しているので、搬送されるシートにエラー誘起部分が存在する場合、該エラー誘起部分を矯正して搬送方向下流側に案内することができ、エラー誘起部分に起因するシート詰まりの発生を防止することができる。しかも、搬送ガイドを構成する少なくとも一部のガイド構成部の延在方向を変形させただけなので、従来のような専用の部材を必要とせず、部品点数の増大を抑制できる。従って、製造コストの増大化を抑制するとともに、シートのエラー誘起部分を矯正してシート詰まりの発生を防止することができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る搬送ガイド及び搬送装置の好適な実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態である搬送ガイド及び搬送装置が適用された紙幣処理機の構成を模式的に示す模式図である。
ここで例示する紙幣処理機10は、略直方状を成す筐体である紙幣処理機本体10aの前面に、紙幣を投入するための入金口11と、収納された紙幣を釣銭として払い出す出金口12とが形成されている。また紙幣処理機本体10aの前面下部には、引き出し可能な状態で設けられた回収庫13の前面部が露出している。
そのような紙幣処理機10は、入金口11から投入された紙幣を本体内に導入する入金部14、紙幣を出金口12に繰り出す出金部15、回収庫13、紙幣の真贋及び金種を鑑別する鑑別部16、金種毎の紙幣を収納する収納庫17を有する。上述した入金部14、出金部15、回収庫13、鑑別部16及び収納庫17は、搬送装置20によって接続される。
搬送装置20は、入金部14、出金部15、回収庫13、鑑別部16及び収納庫17を搬送経路21で接続し、該搬送経路21を臨む態様で設置された搬送ローラ22(図2等参照)等により紙幣を搬送するものである。そのような搬送装置20は、上記搬送経路21において、搬送方向が複数(図示の例では2つ)に分岐される分岐個所23が複数設けられており、それぞれの分岐個所23には、切替機構30が設置されて構成されている。
図2及び図3は、それぞれ図1に示したいずれか1つの分岐個所23に設置された切替機構30を示すもので、図2は斜視図、図3は平面図である。これら図2及び図3にも示すように、切替機構30は、搬送ガイド30a及びニップ部30bを備えて構成されている。
尚、分岐個所23における切替機構30は、略同様の構成を有しているため、以下においては、1つの分岐個所23における切替機構30について説明し、その他の切替機構30の説明を割愛する。また切替機構30の説明では、図に付した方向で説明するが、本発明に係る搬送ガイド30a等はかかる方向に限定されるものではない。
搬送ガイド30aは、前方から略水平姿勢で搬送された紙幣1をそのまま水平姿勢で後方に搬送する第1搬送経路21aと、該紙幣1を湾曲させた姿勢で下方に搬送する第2搬送経路21bとの境界部分の近傍に設置されている。この搬送ガイド30aは、軸部31と、複数(図示の例では10個)のガイド構成部32とを備えて構成されている。
軸部31は、紙幣1の搬送方向に直交する幅方向に沿って延在する長尺状円筒部材である。この軸部31は、一端部が駆動機構33に連結されている。この駆動機構33は、駆動指令が与えられた場合に正逆回転駆動するものであり、正回転駆動する場合に、軸部31をその中心軸回りに右方から見て反時計回りに回動させる一方、逆回転駆動する場合に、軸部31をその中心軸回りに右方から見て時計回りに回動させるものである。
複数のガイド構成部32は、それぞれ例えば樹脂材により構成された異形平板状部材である。これらガイド構成部32は、それぞれが幅方向に沿って互いに離隔する態様で基端部32aが軸部31に貫通され、該軸部31と一体的に回動可能に取り付けられている。
かかるガイド構成部32は、先端部32bが軸部31から最も離隔しており、軸部31が右方から見て反時計回りに回動する場合に、図4に示すように、先端部32bが第2搬送経路21bに進出移動しつつ第1搬送経路21aから退行移動する態様で回動し、上端面321が第1搬送経路21aを臨むものである。このような場合、ガイド構成部32は、前方から搬送された紙幣1が上端面321に摺接しながら第1搬送経路21aに搬送されることを許容している。
一方、ガイド構成部32は、軸部31が右方から見て時計回りに回動する場合に、図5に示すように、先端部32bが第1搬送経路21aに進出移動しつつ第2搬送経路21bから退行移動する態様で回動し、先端面322が第2搬送経路21bを臨むものである。このような場合、ガイド構成部32は、前方から搬送された紙幣1が先端面322に摺接しながら第2搬送経路21bに搬送されることを許容している。
ところで、複数のガイド構成部32のうち幅方向における中央領域に配置された6個のガイド構成部32(以下、中央ガイド構成部32ともいう)は、それぞれ幅方向に直交する方向に沿って基端部32aから先端部32bまで延在している。
一方、複数のガイド構成部32のうち幅方向における左右両側部側の4個のガイド構成部32(以下、側部ガイド構成部32ともいう)、すなわち搬送される紙幣1の幅方向の両端部に上端面321又は先端面322が接触可能なガイド構成部32は、搬送方向下流側に向かうに連れて幅方向の中央部分から漸次離隔する態様で傾斜延在している。
より詳細に説明すると、左方側の側部ガイド構成部32は、先端部32bから基端部32aに向けて漸次左方に傾斜する態様で傾斜延在しており、右方側の側部ガイド構成部32は、先端部32bから基端部32aに向けて漸次右方に傾斜する態様で傾斜延在している。
ここで側部ガイド構成部32の紙幣1の搬送方向に対する傾斜角θは、例えば30°以下とされ、好ましくは20°以下、より好ましくは5°~15°程度である。傾斜角θが非常に小さいと、後述するエラー誘起部分1aの矯正効果が得られず、傾斜角θが30°を超えると、紙幣1に対する搬送抵抗が過大なものとなり、搬送不良を誘起して好ましくない。
ニップ部30bは、搬送ガイド30aよりも前方側、すなわち搬送ガイド30aよりも紙幣1の搬送方向上流側に設置されており、上下一対の円筒状のニップローラ37a,37bにより構成されている。
このニップ部30bは、ニップローラ37a,37bにて紙幣1を挟み込んで搬送ガイド30aに向けて該紙幣1を搬送するものである。
以上のような構成を有する切替機構30(搬送ガイド30a)及びこれを備えた搬送装置20においては、軸部31が右方から見て時計回りに回動することにより、先端部32bが第2搬送経路21bから退行移動する態様で各ガイド構成部32が回動した場合に、前方から搬送されてからニップ部30bにより挟み込まれて搬送された紙幣1に対して各ガイド構成部32の先端面322が接触して該紙幣1を第2搬送経路21bに案内する。
この場合において、搬送ガイド30aを構成する側部ガイド構成部32が搬送方向下流側に向かうに連れて幅方向の中央部分から漸次離隔する態様で傾斜延在しているので、図6-1~図6-5に示すように、該紙幣1に角折れ部分等のエラー誘起部分1aがある場合、側部ガイド構成部32の先端面322がエラー誘起部分1aを含む紙幣1の端部に接触することにより、エラー誘起部分1aが捲り上げられ、エラー誘起部分1aを矯正して第2搬送経路21bに搬送させることができる。
尚、ここでは紙幣1を第2搬送経路21bに搬送させる場合について説明したが、紙幣1を第1搬送経路21aに搬送させる場合には、各ガイド構成部32の上端面321が紙幣1に接触することとなり、側部ガイド構成部32の上端面321がエラー誘起部分1aを含む紙幣1の端部に接触することにより、エラー誘起部分1aが捲り上げられ、エラー誘起部分1aを矯正して第1搬送経路21aに搬送させることができる。
以上説明したように、本発明の実施の形態である搬送ガイド30a及び搬送装置20によれば、搬送ガイド30aを構成する側部ガイド構成部32が搬送方向下流側に向かうに連れて幅方向の中央部分から漸次離隔する態様で傾斜延在しているので、搬送される紙幣1にエラー誘起部分1aが存在する場合、該エラー誘起部分1aを矯正して搬送方向下流側(第1搬送経路21a又は第2搬送経路21b)に案内することができ、エラー誘起部分1aに起因する紙幣1の詰まりの発生を防止することができる。しかも、搬送ガイド30aを構成する一部のガイド構成部32の延在方向を変形させただけなので、従来のような専用の部材を必要とせず、部品点数の増大を抑制できる。従って、製造コストの増大化を抑制するとともに、紙幣1のエラー誘起部分1aを矯正して紙幣1の詰まりの発生を防止することができる。
特に、図6-1~図6-5に示したように、紙幣1を湾曲した状態で搬送する搬送経路21でエラー誘起部分1aを矯正する場合には、紙幣1を湾曲させることで紙幣1の皺伸ばしを行うことができる。
また上記搬送装置20によれば、ニップ部30bが搬送ガイド30aの搬送方向上流側に設けられ、上下一対のニップローラ37a,37bで挟み込んで搬送ガイド30aに搬送するので、搬送される紙幣1の皺伸ばしを行うことができる。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、種々の変更を行うことができる。
上述した実施の形態では、搬送ガイド30aは、側部ガイド構成部32のみが傾斜延在していたが、本発明においては、図7及び図8のような構成を有してもよい。
図7及び図8は、それぞれ図2等に示した搬送ガイド30aの変形例を示す説明図である。尚、上述した搬送ガイド30aと同様の構成要素については同一の符号を付してその説明を適宜省略する。
図7に示すように、搬送ガイド30cは、すべてのガイド構成部32が傾斜延在しており、複数のガイド構成部32は、幅方向の中央部分(図7中の二点鎖線L)を中心にして線対称となる態様で並設されている。より詳細に説明すると、幅方向の中央部分より左方側のガイド構成部32は、先端部32bから基端部32aに向けて漸次左方に傾斜する態様で傾斜延在しており、幅方向の中央部分より右方側のガイド構成部32は、先端部32bから基端部32aに向けて漸次右方に傾斜する態様で傾斜延在している。
これらガイド構成部32の紙幣1の搬送方向に対する傾斜角θは、同一の大きさとされ、例えば30°以下とされ、好ましくは20°以下、より好ましくは5°~15°程度である。
そのような構成によれば、上記搬送ガイド30aと同様に、製造コストの増大化を抑制するとともに、紙幣1のエラー誘起部分1aを矯正して紙幣1の詰まりの発生を防止することができる。しかも、すべてのガイド構成部32が傾斜延在していることにより、上端面321又は先端面322で接する紙幣1の皺伸ばしを行うことができる。
図8に示すように、搬送ガイド30dは、すべてのガイド構成部32が傾斜延在しており、複数のガイド構成部32は、幅方向の中央部分(図8中の二点鎖線L)を中心にして線対称となる態様で並設されている。しかも、複数のガイド構成部32は、幅方向の中央部分から離隔するに連れて搬送方向に対する傾斜角θが漸次大きくなるように配置されている。
そのような構成によれば、上記搬送ガイド30a,30cと同様に、製造コストの増大化を抑制するとともに、紙幣1のエラー誘起部分1aを矯正して紙幣1の詰まりの発生を防止することができる。しかも、複数のガイド構成部32は、幅方向の中央部分から離隔するに連れて搬送方向に対する傾斜角θが漸次大きくなるように配置されているので、幅広の紙幣1のエラー誘起部分1aを矯正することができ、幅広の紙幣1等に対応することができる。
上述した実施の形態では、搬送ガイド30aが分岐個所23の切替機構30を構成していたが、本発明における搬送ガイドは、図1におけるコーナー個所24に設けられていてもよい。これによっても製造コストの増大化を抑制するとともに、シートの詰まりの発生を防止することができる。
上述した実施の形態や、図7及び図8に示した変形例では、紙幣1をシートの一例として説明したが、本発明のシートは、紙幣1に限られるものではない。
上述した実施の形態では、ニップ部30bが搬送ガイド30aの搬送方向上流側に設けられていたが、本発明においては、ニップ部が設けられていなくてもよい。
1…紙幣、1a…エラー誘起部分、10…紙幣処理機、10a…紙幣処理機本体、11…入金口、12…出金口、13…回収庫、14…入金部、15…出金部、16…鑑別部、17…収納庫、20…搬送装置、21…搬送経路、21a…第1搬送経路、21b…第2搬送経路、22…搬送ローラ、23…分岐個所、30…切替機構、30a…搬送ガイド、30b…ニップ部、31…軸部、32…ガイド構成部、32a…基端部、32b…先端部、321…上端面、322…先端面、33…駆動機構、37a,37b…ニップローラ。
Claims (7)
- シートの搬送方向に直交する幅方向に沿って複数のガイド構成部が互いに離隔して並設されて成り、かつ各ガイド構成部が搬送されるシートに接して該シートを搬送方向下流側に案内する搬送ガイドであって、
前記複数のガイド構成部のうち少なくとも前記シートの幅方向の両端部に接触可能なガイド構成部は、搬送方向下流側に向かうに連れて前記幅方向の中央部分から漸次離隔する態様で傾斜延在していることを特徴とする搬送ガイド。 - 前記複数のガイド構成部は、前記幅方向の中央部分を中心にして線対称となる態様で並設されたことを特徴とする請求項1に記載の搬送ガイド。
- 前記複数のガイド構成部は、前記幅方向の中央部分から離隔するに連れて前記搬送方向に対する傾斜角が大きくなるように配置されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の搬送ガイド。
- 前記複数のガイド構成部は、前記幅方向に沿って延在する共通の軸部に配設されており、
前記軸部が自身の中心軸回りに回転する場合に、前記複数のガイド構成部が前記シートの搬送経路に進退移動することで該シートの搬送方向を切り替える切替機構を構成することを特徴とする請求項1~3のいずれか1つに記載の搬送ガイド。 - 前記搬送経路は、前記シートが湾曲した状態で搬送される領域であることを特徴とする請求項4に記載の搬送ガイド。
- 請求項1~5のいずれか1つに記載の搬送ガイドを備え、前記シートを搬送することを特徴とする搬送装置。
- 前記搬送ガイドよりも前記シートの搬送方向上流側に、少なくとも2つの筒状ローラにて前記シートを挟み込んで前記搬送ガイドに向けて搬送するニップ部を備えたことを特徴とする請求項6に記載の搬送装置。
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