JP2023124108A - 情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】通路の登録又は評価に利便性の高い情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを提供すること。【解決手段】本発明に係る情報処理装置は、移動体の通行路の登録を受け付ける情報処理装置であって、登録対象である通行路を含む所定地点を受け付ける受付部と、所定地点の形状又は所定地点に設置された構造物の形状を推定する推定部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムに関する。
近年、ドローンの利用範囲が拡大している。例えば、運輸のみならず、撮影、測量、農薬散布等、幅広い分野で様々な活用がされている。ドローンについては種々の発明がなされ、提案されている。例えば、空路を飛行可能であって利用者が搭乗可能な飛行体と、陸路を走行可能であって飛行体と連結可能な走行体と、飛行体及び走行体と通信可能な移送サーバと、を含む移送システムが提案されている。本移送システムでは、走行体は、飛行体が連結された状態、及び、飛行体から切り離された状態で、陸路を走行可能に構成され、飛行体は、走行体から切り離された状態で空路を飛行するように構成されている。飛行管理部は、目的地側離発着場を含む飛行指令情報を生成して取得し、飛行管理部は、目的地側離発着場に、飛行体が連結されていない走行体を配車する(例えば、特許文献1参照)。
特開2021-111256号公報
しかしながら、ドローンなどの移動体が移動する航路については整備が追い付いていないのが実態であり、移動体の利用目的に応じて安全に移動できる航路の整備が求められている。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、通行路の登録又は評価に利便性の高い情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを提供することを目的とする。
上記の課題を解決すべく、本発明に係る情報処理装置は、移動体の通行路の登録を受け付ける情報処理装置であって、登録対象である通行路を含む所定地点を受け付ける受付部と、所定地点の形状又は所定地点に設置された構造物の形状を推定する推定部と、を備える。
本発明によれば、通行路の登録又は評価に利便性の高い情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを提供することができる。
実施形態に係る情報処理システムの概略構成図である。 実施形態に係るサーバの構成図である。 実施形態に係るサーバの記憶装置に記憶されているデータベースの一例である。 実施形態に係るサーバの記憶装置に記憶されている評価テーブルの一例である。 実施形態に係るサーバの機能ブロック図である。 実施形態に係るユーザ端末3の構成図及び機能ブロック図である。 実施形態に係る情報処理システムのユーザ端末3に表示される画面の一例を示す図である。 実施形態に係る情報処理システムのユーザ端末3に表示される画面の一例を示す図である。 実施形態に係る情報処理システムの処理の一例を示すフローチャートである。 実施形態に係る情報処理システムの処理の一例を示すフローチャートである。 実施形態に係る情報処理システムの処理の一例を示すフローチャートである。 実施形態に係るサーバの記憶装置に記憶されている移動体の評価テーブルの一例である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。なお、以下の説明において、
「移動体」とは、航空機、車両、船舶(潜水艇を含む)など移動可能なあらゆるものが含まれる。また、有人、無人を問わない。
また「通行路」には、航空機の通路(航空路)、船舶(潜水艇を含む)などの通路(航路)、車両の通路(道路や陸路)が含まれる。
なお、以下では、移動体として航空機などの飛行体、通行路として航空路を例に実施形態について説明するが、本発明は、航空機、航空路以外についても同様に適用可能である。
[実施形態]
初めに、本情報処理システム1の概要について説明する。
本情報処理システムでは、「スカイデベロッパ」と呼ばれる申請者が、地権者から該地権者が所有する土地や土地上空の利用許諾を得たのち、この利用許諾を得た土地や土地上空を結ぶ通行路の登録を申請する。申請された通行路は一旦、仮登録される。なお、以下ではスカイデベロッパが申請する場合を例に実施形態について説明するが、地権者やその代理人などが通行路の登録を申請することを妨げるものではない。
本情報処理システムの管理者などの審査人は、仮登録された通行路のリスクを評価し、通行路として正式に登録するか否かを審査する。なお、正式に登録することを正規登録ともいう。
正規登録された後は、通行路の利用状況が登録を申請したスカイデベロッパや地権者に提示される。これにより、スカイデベロッパや地権者は、通行路がどの程度利用されているかを知ることができる。また、通行路は、正規登録された後も本情報処理システムの管理者などの審査人により、外部環境や利用状況等の変化に応じて通行路のリスクが評価され、適宜、正規登録された通行路として継続するか否かが判定される。このため、正規登録された通行路の安全性が担保される。
図1に示すように、情報処理システム1は、サーバ2(情報処理装置)と、このサーバ2とネットワーク5を介して接続されたユーザ端末3(スカイデベロッパなどの申請者の端末)及びユーザ端末4(申請された通行路を審査する審査人の端末)とを備える。図1に示す例では、情報処理システム1は、サーバ2、ユーザ端末3,4を1つずつ備える構成となっているが、情報処理システム1が備えるサーバ2、ユーザ端末3,4の数はそれぞれ任意である。なお、図1には図示していないが、サーバ2は、ネットワーク5を介して他のサーバ等(以下、外部サーバとも称する)と通信可能に接続されており、申請された通行路のリスクの評価に必要な種々の情報を取得できるように構成されている。
(サーバ2)
図2は、サーバ2の構成図である。図2は、サーバ2の主なハード構成を示しており、サーバ2は、通信IF200A、記憶装置200B、CPU200Cがバスを介して接続された構成を有する。
通信IF200Aは、他の装置(本実施形態では、ユーザ端末3,4や外部サーバ)と通信するためのインターフェースである。
記憶装置200Bは、例えば、HDD(Hard Disk Drive)や半導体記憶装置(SSD(Solid State Drive))である。記憶装置200Bには、各種情報や情報処理プログラムが記憶されている。
図3は、サーバ2の記憶装置に記憶されているデータベース(以下、DBともいう)の一例である。記憶装置200Bには、図3に示すように、申請者DB1、通行路DB2、ドメインDB3、評価用DB4、侵入禁止領域DB5などのデータベース及び情報処理プログラムが記憶されている。なお、情報をどのように記憶装置200Bに記憶させるかは任意であり、必ずしも申請者DB1、通行路DB2、ドメインDB3、評価用DB4、侵入禁止領域DB5とする必要はなく、またデータベース形式とする必要もない。
(申請者DB1)
申請者DB1には、申請者の情報が記憶されている。例えば、申請者DB1には、申請者に関する情報(例えば、氏名(法人の場合は法人名と代表者名)、連絡先など)、証明書類(例えば、登記簿や免許証などの画像データ))と、申請する通行路に関する情報(例えば、地権者の情報(例えば、氏名(法人の場合は法人名と代表者名)、連絡先など))、証明書類(例えば、土地の登記簿、利用許諾証などの画像データ)が申請者IDに対応づけて記憶されている。なお、ここで述べた申請者IDに対応付けられる情報は一例であり、どのような情報を申請者IDに対応付けて申請者DB1に記憶するかは任意である。
(通行路DB2)
通行路DB2には、通行路の情報が記憶されている。例えば、通行路IDには、通行路を構成する1以上のスカイドメインIDと、通行路を申請した申請者IDが対応付けて記憶されている。
(ドメインDB3)
ドメインDB3には、各スカイドメインの土地の郵便番号、都道府県、住所、代表点の緯度、経度、及び標高、ランドタイプ(利用種別、地理種別)、広さ、情報公開の可否、スカイドメイン(後述する)、地権者の情報(例えば、氏名(法人の場合は法人名と代表者名)、連絡先など)がスカイドメインIDに対応付けて記憶されている。
ここで、スカイドメインについて説明する。スカイドメインは、第1ドメイン情報としてのトップスカイドメインと、第2ドメイン情報としての第2スカイドメイン(エリアレベル)と、第3スカイドメイン情報としての第3スカイドメインと、第4スカイドメイン情報としての第4スカイドメイン(サブドメイン)で構成される。
スカイドメインの一例を下記に示す。
space1:example:fo:sky
上記例において、「space1」が第4スカイドメイン情報、「example」が第3スカイドメイン情報、「fo」が第2スカイドメイン情報、「sky」が第1スカイドメイン情報となる。
スカイドメインのコロン(:)で区切られた各部分をラベルと称する。本実施形態では、一つのラベルの長さは63文字以下に制限され、英語アルファベットの小文字「a」から「z」、数字の「0」から「9」、ハイフンがラベルを構成する文字として利用できる。なお、一つのラベルの長さ(文字数)及びどのような文字や記号をラベルに利用可能であるかは任意である。例えば、英語アルファベットの大文字を利用可能としてもよいし、英語アルファベットの大文字と小文字とを区別する構成としてもよく、区別しない構成としてもよい。
本実施形態では、日本におけるトップスカイドメインは、「sky」を原則とするが、他に「air」、「sora」、「space」などの予約ドメインが存在する。第2スカイドメインとしては、各県の略語(東京tk、福岡foなど)が使用されるものとし、サーバ2は、登録ユーザのエリア情報に基づいて、第1ドメイン情報としてのトップスカイドメインと、第2ドメイン情報としての第2スカイドメイン(エリアレベル)とを特定する。
また、本実施形態では、登録ユーザは、第3スカイドメインを自由に設定(取得)することができる。第2スカイドメインを使用しないトップレベルドメインでは、第2スカイドメインを自由に設定(取得)することができる。インターネットのDNSでいうところの.comや.netなどである。第4スカイドメインは、サブドメインとも呼び、第3スカイドメインの所有者が自由に決定可能である。
なお、本実施形態では、サーバ2が主サーバ装置及びSDNSサーバ装置としての機能を備えているが、主サーバ装置とSDNS(Sky Domain Name Server)サーバ装置に物理的に分離される場合には、スカイドメインの管理、運用については、主サーバ装置がSDNSサーバ装置を管理し、各スカイドメイン名とスカイアドレスの対応関係及びサブドメインのデータをSDNSサーバ装置側で管理する構成としてもよい。
スカイドメインと対応付けて登録される領域(本実施形態では空域)であるが、本実施形態では、ユーザ端末3の画面上に登録を申請した所有地の地図を表示する。登録ユーザは、表示された画面上の所有地を囲むように任意の点を3点以上打つ(プロットする)。サーバ2は、プロットされた点の情報に基づき、ランドエリアを形成し、ポリゴンを作成し、そのランドエリアをそのまま所定高(この例では300m)まで上空にむけて立体化する。サーバ2は、この立体化した領域を空域とし、この空域にスカイドメインを対応付ける。
また、本実施形態では、スカイドメインの空域内に任意のサブドメインを設定できる。例えば、指定した高さまでの空間や、使用可能範囲を詳細に表した立体「チューブ」を作ることができる。サブドメイン同士の領域は、互いに重なっていてもよいし、互いに重なっていないともよい。全く同じスペース(三次元ポリゴン群)でない限り、重複してもよい。但し、用途によって同時使用は不可とされる。
チューブは、例えば、該当空域への入口面(4点のEntrancesky address)と出口面(4点のExit sky address)を直線状に繋ぐ線分に囲まれた空間であり、空域への入口面(4点のEntrancesky address)と出口面(4点のExit sky address)とが後述のエリア情報としてサブドメインDB2dに記憶される。本実施形態では、曲面や球体の空域形状については定義していないが、必要に応じて定義してもよい。
サブドメインDB2dには、サブドメインIDに対応付けて、スカイドメインID及びエリア情報が記憶されている。エリア情報は、前述したチューブにより空域を特定するための情報であり、具体的には、当該空域への入口面(4点のEntrancesky address)と出口面(4点のExit sky address)の情報(緯度、経度及び標高)の情報である。
また、本実施形態では、スカイドメインIDに対応付けて各空域の状態がドメインDB3に記憶されている。以下、空域の状態に含まれる項目について説明するが、以下に説明する項目は、一例であり、どのような項目を空域の状態としてスカイドメインID(空域)に対応付けて空域DBに記憶させるかは任意である。なお、空域の状態の各項目の情報は、全てが登録ユーザにより登録される必要はなく、一部の項目の情報が登録ユーザにより登録され、残りの項目の情報が情報処理システム1の管理者等やサーバ2により登録される構成であってもよい。
(1)利用種別
利用種別とは、空域を利用可能な種別の情報のことであり、例えば、空撮、農業、運送(例えば、人や荷物の運搬)、公的利用、私的利用などである。
(2)地理種別
地理種別とは、空域が設定された土地の種別の情報のことであり、例えば、住宅地、平地、田畑、森林、人口集中地域(人口密度を利用してもよい)などである。
(3)環境状態
環境とは、後述の気象状態に比して恒常的な空域の情報のことであり、例えば、障害物(ビル、鉄塔、山など移動体の飛行に障害となる建築物や自然物)の存在の有無、特別施設(移動体の空港、軍事施設)の存在の有無などがある。なお、この他、季節的要因による風圧の有無や強さ、砂塵の有無や規模、生態系への影響度、移動体が飛行することによる住民のプライバシーへの影響、地上交通との接続性、移動体が飛行することへの環境への影響や住民の受容性(住民理解度など)や脅威性(例えば、騒音や排ガスなど)などの情報を環境状態に含めても良い。ここで、住民理解度には、該空域が設定された土地所有者や命名権利者などの意見を所定%(例えば、10-20%)取り入れ、残りの%を該空域が設定された土地の近隣住民の意見を取り入れたものを所定の算出式等に従って数値化したものでもよい。なお、風圧の有無や強さ、砂塵の有無や規模については、次の気象状態に含めてもよい。
(4)気象状態
気象状態は、上述の環境状態に比して一時的な空域の情報のことであり、例えば、空域の気温、風速、風向、湿度、降水量などの状態のことである。気象状態は、サーバ2で取得される気象状態により更新される。
(5)利用状態
利用状態は、空域の利用申請数、空域を利用する移動体数(交通量や物流量)、空域の利用時間帯(利用時間帯には日時の情報(例えば、何年何月何日何時何分何秒から何年何月何日何時何分何秒まで)が含まれる)、空域の2次元的又は3次元的範囲などの情報のことである。また、利用情報には、空域を優先して利用可能なVIP用かどうかの情報を含めるようにしてもよい。利用状態は、定期的又は不定期に更新される。
(6)電波状態
電波状態とは、電波強度、周波数、電波認証(電波回線を提供する通信キャリア)などの情報のことである。
(7)空港情報
空港情報とは、空域の近くに空港が存在する場合に、該空域の管制空域クラス、制限表面クラス、対象空港コードなどの情報のことである。
(8)飛行ルール
飛行ルールとは、国や自治体等の定めた飛行ルールの情報のことであり、夜間飛行の可否、目視外飛行の可否、イベント上空飛行の可否、危険物輸送の可否、物件投下の可否、基本飛行可能最低高度、基本飛行可能最高高度、土地所有権最高高度、損害賠償保険必須の有無、最低賠償保険額、積載可能重量などの情報のことである。
(9)統計情報
統計情報とは、空域の過去の使用回数(例えば、移動体の利用や発着数など)、事故発生件数及び事故種別(例えば、バードストライクや電波障害など)などの情報のことである。なお、一般的には、登録期間が長いほど、使用回数、事故発生件数が増加するため、例えば、1カ月や1年といった所定期間での使用回数、事故発生件数の平均値を利用するようにしてもよい。統計情報は、定期的又は不定期に更新される。
(10)その他
その他は、例えば、上記(1)から(9)に含まれない情報であり、例えば、価格(利用価格/販売価格)などの情報である。
(評価用DB4)
評価用DB4には、空域の状態に応じて対応づけされた空域のリスクを評価するための情報(以下、評価情報ともいう)が記憶されている。図4は、評価用DB4に記憶されている評価情報の一例である。図4に示すように、評価情報は、空域の状態の項目ごとにリスクを対応付けたデータテーブル(以下、評価テーブルともいう)であり、具体的には、(1)利用種別、(2)地理種別、(3)環境状態、(4)気象状態、(5)利用状態、(6)電波状態、(7)空港情報、(8)飛行ルール、(9)統計情報、(10)その他の項目ごとに大項目及び小項目が設けられ、リスクの点数(以下、リスク点ともいう)が対応付けられている。空域の評価は、実際の空域の状態に対応する小項目の点数を大項目ごとに取得することで行われる。例えば、利用種別(大項目)が空撮(小項目)の場合、対応するリスク点として、それぞれ5点及び4点が取得される。なお、本実施形態では、それぞれ点数が高いほどリスクが高くなるようにリスク点が対応付けられているが、それぞれ点数が低いほどリスクが高くなるようにリスク点を対応付けてもよい。なお、利用申請数が所定範囲(例えば、100立方メートル)辺り、所定数を超えるとリスク点が高くなるように評価テーブルの点数を対応付けても良い。
なお、本実施形態では、空域の状態に応じて対応づけされた空域のリスクを評価するための情報である評価テーブルを用意することで通路のリスクを評価しているが、空域の状態に応じて、空域のリスクを評価できればよく、他の手法により空域のリスクを評価するようにしてもよい。例えば、空域の状態の項目ごとに係数を対応付けたデータテーブルを用意し、所定の定数に前記係数を乗算する形式としてもよい。
後述するサーバ2の評価部206では、評価用DB4に記憶されている評価テーブルを参照し、ドメインDB3に登録されている空域の状態に応じて、空域の状態の大項目ごとに対応する小項目のリスク点を取得した後、取得したリスク点を加算して空域を評価する。なお、加算したリスク点を(例えば100点満点で)規格化してもよい。また、上述したように、小項目ごとに係数を対応付けたデータテーブルを用意し、空域の状態の大項目ごとに対応する小項目のリスクの係数を取得した後、取得した係数を所定の値に乗算する形式としてもよい。
ここで、本実施形態では、通行路を構成する空域ごとに算出したリスクを加算した値を通行路のリスクとし、この通行路を構成する空域ごとに算出したリスクを加算した値が閾値以上である場、通行路の正規登録を行わない構成としている。しかし、空域ごとに算出したリスクを単純に加算するだけでなく、通行路を構成する空域に重みづけを行うようにしてもよい。また、所定のリスク(例えば、電波状態)が所定値以上である空域が一つでもある場合、通行路を構成する空域のリスクを加算した値が閾値以下であっても通行路を正規登録しないようにしてもよい。
(侵入禁止領域DB5)
侵入禁止領域DB5には、移動体の侵入が禁止されている空域の情報が記憶されている。ここで、侵入禁止領域は、そもそも侵入が法律的に禁止されている空域(第1侵入禁止領域)と、リスクが高いため侵入が禁止されている空域(第2侵入禁止領域)とが含まれる。
第1侵入禁止領域は、例えば、空港施設、軍事施設、発電所など防衛や安全性の観点から侵入が禁止されている空域などである。
第2侵入禁止領域は、例えば、民間施設であるが安全性の観点から侵入が禁止されている空域(例えば、住宅密集地域)などである。
なお、記憶装置200Bに記憶された各種情報(例えば、申請者DB1、通行路DB2、ドメインDB3、評価用DB4、侵入禁止領域DB5に記憶された情報)の一部又は全部は、USB(Universal Serial Bus)メモリや外付けHDD等の外部記憶装置やネットワーク5を介して接続された他の情報処理装置の記憶装置に記憶されてもよい。この場合、サーバ2は、外部記憶装置や他の情報処理装置の記憶装置に記憶された各種情報を参照したり、取得したりする。
CPU200Cは、本実施形態に係るサーバ2を制御するものであり、図示しないROM及びRAMなどを備える。
図5は、サーバ2の機能ブロック図である。図5に示すように、サーバ2は、受信部201(受付部)、送信部202(出力部)、記憶装置制御部203、推定部204、取得部205(第1,第2取得部)、評価部206、特典付与部207、更新部208などの機能を備える。
なお、図5に示す機能は、CPU200Cが、記憶装置200Bに記憶されている情報処理プログラムを実行することで実現される。
受信部201(受付部)は、例えば、ネットワーク5を介してユーザ端末3,4、外部サーバ等から送信される情報を受信(受け付ける)する。例えば、受信部201は、登録対象である通行路を含む所定地点(例えば、通行路の始点、終点、中継点やドローンポートなど)の位置(例えば、住所など)を受信する。また、例えば、受信部201は、送信部202が送信した所定地点の形状又は所定地点に設置された構造物の形状(以下、所定地点の形状又は所定地点に設置された構造物の形状のことを「所定地点の形状等」ともいう)の変更を受信する。また、例えば、受信部201は、送信部202がユーザ端末3へ送信した通行路の変更を受信する。
送信部202は、例えば、ネットワーク5を介してユーザ端末3,4へ情報を送信(出力)する。例えば、送信部202は、推定部204が推定した所定地点の形状等をユーザ端末3へ送信する。また、例えば、送信部202は、推定部204が推定した通行路をユーザ端末3へ送信する。また、例えば、送信部202は、通行路の設定において、移動体の侵入禁止領域をユーザ端末3へ送信する。ここで、送信部202は、第1侵入禁止領域と第2侵入禁止領域とが認識可能なようにユーザ端末3へ送信する。また、例えば、送信部202は、後述の取得部205が取得した通行路の利用状況を送信する。この際、送信部202は、通行路の利用状況を空域単位で送信する。また、例えば、送信部202は、空域ごとに関連付けられた地権者等の連絡先へ該空域の利用状況を送信する。
記憶装置制御部203は、記憶装置200Bを制御する。例えば、記憶装置制御部203は、記憶装置200Bへの情報の書き込みや読み出しを行う。
推定部204は、例えば、受信部201が受信した所定地点の形状等を推定する。ここで推定部204は、例えば、以下の情報に基づいて、所定地点の形状等を推定する。
撮像画像又は地図情報
(2)所定地点の種別(例えば、住宅地、平地、田畑、森林、人口集中地域などの地理種別)
例えば、撮像画像から所定地点の形状等を推定する場合、推定部204は、画像解析を行い、壁面など隣家との境界線や土地の色の違いなどにより所定地点の形状等を推定する。
また、地図情報から所定地点の形状等を推定する場合、推定部204は、水路や道路など民間所有地である可能性の低いエリア情報などにより所定地点の形状等を推定する。
なお、登録された空域の撮像画像又は地図情報と、所定地点の形状等とを学習する学習部をサーバ2に備えるようにし、この学習部が学習した学習結果に基づいて、所定地点の形状等を推定するようにしてもよい。また、推定部204は、例えば、受信部201が受信した所定地点の形状等の推定に、送電線、鉄道、道路などの設置情報を利用してもよい。
また、推定部204は、例えば、受信部201が受信した所定地点を通る通行路を推定する。ここで推定部204は、例えば、以下の情報に基づいて、所定地点を通る通行路を推定する。
(1)撮像画像又は地図情報
(2)所定地点を含む空域の種別(例えば、住宅地、平地、田畑、森林、人口集中地域などの地理種別)
(3)所定地点を含む空域の周辺環境
なお、登録された通行路を構成する空域の撮像画像又は地図情報を学習する学習部をサーバ2に備えるようにし、この学習部が学習した学習結果に基づいて、通行路を推定するようにしてもよい。また、推定部204は、例えば、通行路の推定に、送電線、鉄道、道路などの設置情報を利用してもよい。
取得部205は、例えば、空域の状態を取得する。
ここで、空域の状態には、例えば、ドメインDB3で説明した以下の情報が含まれる。
(1)利用種別
(2)地理種別
(3)環境状態
(4)気象状態
(5)利用状態
(6)電波状態
(7)空港情報
(8)飛行ルール
(9)統計情報
(10)その他
例えば、取得部205は、上記状態の情報を外部サーバなどから定期的に取得する。
また、取得部205は、通行路を構成する空域の利用状況、例えば、空域を利用する移動体の位置情報を取得する。例えば、取得部205は、移動体の位置情報を定期的(数秒から数十秒の所定期間ごと)に取得する。取得された移動体の位置情報は、利用ユーザのユーザIDに対応づけて利用履歴情報として空域単位でドメインDB3に記憶される。なお、移動体の位置情報は、移動体に機体の固有番号(移動体ID)が記憶されたICカード等を移動体に挿入し、移動体ID及び移動体の位置情報(例えば、GPSを利用する)を移動体に発信する構成とすることで、移動体を判別して位置情報を取得することができる。
評価部206は、例えば、評価用DB4に記憶されている評価テーブルを参照し、取得部205で取得された空域の状態に応じて、通行路のリスクを評価する。なお、評価部206による評価の方法については評価用DB4の説明で既に述べたので重複する説明を省略するが、評価部206は、例えば、通行路を構成する各空域のリスクを、周辺の空域のリスクに連動して算出するように構成してもよい。例えば、隣接する空域の状態(周辺環境)が変化した場合(例えば、人口が増えたなど)、評価部206は、隣接する空域のリスクに連動して、評価対象である空域のリスクをアップ(増加)又はリスクをダウン(減少)させるようにしてもよい。この場合、評価部206は、評価対象である空域と隣接する空域との距離に応じて評価対象である空域のリスクがアップ又はダウンするように係数(距離が近いほど係数が大きく、距離が遠いほど係数が小さくなる。ただし、係数>1)を評価対象である空域のリスク点に乗算してもよい。
特典付与部207は、例えば、取得部205で取得された移動体の利用状況に応じて、通行路を構成する空域へ特典(例えば、ポイント、貨幣、仮想通貨などの金銭的価値を有するもの)を付与する。なお、空域に付与された特典は、あとで貨幣に換金可能としてもよい。空域に移動体の位置情報の履歴(プロット)を残す構成とすることで、空域の登録者がいない空域が利用された場合にも、該空域が設定された土地の土地所有者や命名権利者が判明した時点で、空域内のプロット数に基づいて付与された特典を換金し、判明した土地所有者や命名権利者に還元することが可能となる。なお、特典は、ブロックチェーンにて管理し、改ざんできないようにして信頼性を高めるようにしてもよい。
更新部208は、例えば、取得部205で取得された空域の状態と、ドメインDB3に記憶されている空域の状態とを比較し、比較結果に差異(変化)があれば、差異があった空域の状態を取得部205で取得された空域の状態に更新する。空域の状態は、時間の経過により時々刻々と変化するため、空域の状態を定期的に取得し、変化があれば更新することが好ましいためである。なお、空域の状態を情報処理システム1の管理者等やユーザが更新する構成であってもよい。この場合、情報処理システム1の管理者等やユーザが入力した空域の状態を取得部205が取得し、更新部208は、取得部205が取得した空域の状態と、ドメインDB3に記憶されている空域の状態とを比較し、比較結果に差異(変化)があれば、差異があった空域の状態を取得部205が取得した空域の状態に更新するように構成してもよい。
(ユーザ端末3)
ユーザ端末3は、スカイデベロッパなどの申請者の端末である。なお、ユーザ端末3は、デスクトップ型PC(Personal Computer)、ノート型PC、タブレット型PC、スマートフォン等のいずれで構成されていてもよい。
図6は、ユーザ端末3の構成図である。なお、図6(a)は、ユーザ端末3の主なハード構成を示しており、ユーザ端末3は、通信IF300A、記憶装置300B、入力装置300C、表示装置300D、CPU300Eがバスを介して接続された構成を有する。
通信IF300Aは、他の装置(本実施形態では、サーバ2等)と通信するためのインターフェースである。
記憶装置300Bは、例えば、HDD(Hard Disk Drive)や半導体記憶装置(SSD(Solid State Drive))である。記憶装置300Bには、ユーザIDや情報処理プログラムなどが記憶される。ユーザIDは、ユーザ端末3を識別するための識別子である。ユーザ端末3から送信する情報にユーザIDを付与することで、サーバ2は、受信した情報がどのユーザ端末3から送信されたものであるかを判定することができる。なお、ユーザIDは、IP(Internet Protocol)アドレス、MAC(Media Access Control)アドレスなどを利用してもよく、サーバ2がユーザ端末3に対して付与するようにしてもよい。
入力装置300Cは、例えば、キーボード、マウスなどの入力デバイスであるが、入力可能であれば、他の装置や機器(例えば、タッチパネル)であってもよい。また、音声入力装置であってもよい。
表示装置300Dは、例えば、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、有機ELディスプレイなどであるが、表示可能であれば他の装置や機器(例えば、CRT:Cathode Ray Tube)であってもよい。
CPU300Eは、本実施形態に係るユーザ端末3を制御するものであり、図示しないROM及びRAMを備える。
図6(b)は、ユーザ端末3の機能ブロック図である。図6(b)に示すように、ユーザ端末3は、受信部301、送信部302、記憶装置制御部303、入力受付部304、表示装置制御部305などの機能を有する。なお、図6(b)に示す機能は、CPU300Eが、記憶装置300Bに記憶されている情報処理プログラムを実行することで実現される。
受信部301は、例えば、サーバ2から送信される情報を受信する。
送信部302は、例えば、入力受付部304で受け付けた入力操作に応じた情報をサーバ2へ送信する。
記憶装置制御部303は、記憶装置300Bを制御する。例えば、記憶装置制御部303は、記憶装置300Bを制御して情報の書き込みや読み出しを行う。
入力受付部304は、例えば、入力装置300Cからの入力操作を受け付ける。
表示装置制御部305は、例えば、表示装置300Dを制御し、受信部301で受信した情報などを表示装置300Dに表示する。
(ユーザ端末4)
ユーザ端末4は、申請された通行路を審査する審査人の端末である。なお、ユーザ端末4の構成及び機能は、図6を参照して説明したユーザ端末3と同様であるためその説明を省略する。
(表示画面の一例)
図7は、ユーザ端末3の表示装置300Dに表示される画面の一例を示す図である。図7(a)は、推定部204が推定した所定地点の形状等の一例を示す図である。図7(a)に示すように、推定部204が推定した所定地点の形状等A(図7(a)に示す例では台形状)は、ユーザ端末3の表示装置300Dに表示される。なお、ユーザは、ユーザ端末3の入力装置300Cを利用して推定された所定地点の形状等Aを変更することができる。この場合、図7(b)に示すように、ユーザは、ユーザ端末3の表示装置300Dに表示され画面の複数本のマーカーM1の本数及び位置を操作して、推定された形状等を変更することができる。なお、変更後の所定地点の形状は、マーカーM1を頂点とした多角形となる。
図8は、ユーザ端末3の表示装置300Dに表示される画面の一例を示す図である。図8は、推定部204が推定した通行路を変更する際の一例を示す図である。ユーザは、ユーザ端末3の入力装置300Cを利用して推定された通行路を変更することができる。この場合、図8に示すように、ユーザは、ユーザ端末3の表示装置300Dに表示され画面の複数本のマーカーM2の本数及び位置を操作して、推定された通行路を変更することができる。なお、変更後の通行路は、マーカーM2を通過するものとなる。なお図8中の「S」は通行路のスタート地点、「G」は通行路のゴール地点である。
(情報処理)
以下、図9から図11を参照して、情報処理システム1の情報処理について説明する。なお、以下の説明では、図1から図8を参照して説明した構成と同一の構成には同一の符号を付して重複する説明を省略する。また、以下では、既に申請者の情報及びスカイドメインが登録されているものとして説明する。
(仮登録処理)
図9は、情報処理システム1の仮登録処理の一例を示すフローチャートである。以下、図9を参照して、情報処理システム1の仮登録処理の一例について説明する。
(ステップS101)
登録ユーザは、ユーザ端末3の入力装置300Cを操作して仮登録したい通行路の所定地点の情報を入力する。ここで、所定地点の情報は、例えば、住所などである。入力装置300Cを操作して入力された所定地点の情報は、入力受付部304で受け付けられ、送信部302からネットワーク5を介してサーバ2へ送信される。ユーザ端末3からの情報は、サーバ2の受信部201で受信される。
(ステップS102)
サーバ2の推定部204は、受信部201が受信した所定地点の形状等を推定する。なお、推定部204による所定地点の形状等の推定については既に説明したので重複する説明を省略する。
(ステップS103)
サーバ2の送信部202は、推定部204が推定した所定地点の形状等の情報をユーザ端末3へ送信する。ユーザ端末3の受信部301は、サーバ2から送信された所定地点の形状等の情報を受信する。受信部301が受信した所定地点の形状等の情報は、表示装置制御部305により表示装置300Dに表示される(図7(a)参照)。
(ステップS104)
ユーザは、表示装置300Dに表示された所定地点の形状等を確認し、変更が必要であれば、入力装置300Cを操作して所定地点の形状等を変更する(図7(b)参照)。入力された変更は、入力受付部304で受け付けられ、送信部302によりサーバ2へ送信される。サーバ2の受信部201は、ユーザ端末3から送信された所定地点の形状等の変更の情報を受信する。なお、変更がない場合、ユーザ端末3から所定地点の形状等の変更の情報が送信されないため、サーバ2の受信部201は、所定地点の形状等の変更の情報を受信しない。
(ステップS105)
サーバ2の推定部204は、所定地点を通る通行路を推定する。なお、推定部204による通行路の推定については、図10を参照して説明する。
(ステップS106)
サーバ2の送信部202は、推定部204が推定した通行路の情報を、推奨される通行路としてユーザ端末3へ送信する。ユーザ端末3の受信部301は、サーバ2から送信された通行路の情報を受信する。受信部301が受信した通行路の情報は、表示装置制御部305により表示装置300Dに表示される。なお、送信部202は、通行路の情報を送信する際に、通行路周辺の侵入禁止領域の情報も併せて送信するとよい(第1侵入禁止領域と第2侵入禁止領域とが認識可能なようにユーザ端末3へ送信する)。次のステップS107において、ユーザが侵入禁止領域を確認しながら通行路を変更できるので利便性が向上する。
(ステップS107)
ユーザは、表示装置300Dに表示された通行路を確認し、変更が必要であれば、入力装置300Cを操作して通行路を変更する(図8参照)。入力された変更は、入力受付部304で受け付けられ、送信部302によりサーバ2へ送信される。サーバ2の受信部201は、ユーザ端末3から送信された通行路の変更の情報を受信する。なお、変更がない場合、ユーザ端末3から通行路の変更の情報が送信されないため、サーバ2の受信部201は、通行路の変更を受信しない。
(ステップS108)
サーバ2の記憶装置制御部203は、受け付けた通行路の情報を仮登録の通行路として、申請者のユーザIDに関連付けて記憶装置200Bに記憶する。また、サーバ2の送信部202は、申請者のユーザIDに関連付けられた連絡先に仮登録の情報を送信する。また、送信部202は、通行路が申請された旨の情報をユーザ端末4へ送信する。
(通行路推定処理)
図10は、情報処理システム1の通行路推定処理の一例を示すフローチャートである。以下、図10を参照して、情報処理システム1の通行路推定処理の一例について説明する。
(ステップS201)
サーバ2の推定部204は、申請された移動体の移動元及び移動先として指定された所定地点(例えば、住所など)の情報を取得する。
(ステップS202)
サーバ2の推定部204は、侵入禁止領域DB5を参照し、侵入禁止領域DB5に登録されている空域を推定する通行路を構成する空域から除外する。
(ステップS203)
サーバ2の推定部204は、ステップS202で特定した空域を除外し、申請された移動体の移動元及び移動先として指定された所定地点を結ぶ空域の組み合わせのうち最も合計のリスクの値が最も低く、かつ通行路の距離が短くなる通行路を推定する。なお、推定部204が通行路を推定する際に、ユーザが優先する事項、例えば、距離(短いほどよい)、安全性(リスクが低いほどよい)などを指定できるようにしてもよい。また、推定部204は、通行路を、所定地点を含む撮像画像又は地図情報、登録された通行路の撮像画像又は地図情報を学習した学習結果、所定地点の種別、所定地点を含む周辺環境などの情報に基づいて通行路を推定するようにしてもよい
(通行路評価処理)
図11は、情報処理システム1の通行路評価処理の一例を示すフローチャートである。以下、図11を参照して、情報処理システム1の通行路評価処理の一例について説明する。
(ステップS301)
サーバ2の評価部206は、ドメインDBを参照し、申請された通行路を構成する空域の状態を取得する。
(ステップS302)
サーバ2の評価部206は、評価用DB4に記憶されている評価テーブルを参照する。
(ステップS303)
サーバ2の評価部206は、ステップS301で取得した空域の状態及び評価用DB4に記憶されている評価テーブルの情報に基づいて、通行路のリスクを評価する。具体的には、評価部206は、通行路を構成する各空域の状態の項目ごとに、評価用DB4から対応するリスク点を取得する。次いで、評価部206は、取得したリスク点を加算した値を空域のリスクとする。
(ステップS304)
サーバ2の評価部206は、通行路を構成する全空域のリスクを算出したか否かを判定する。通行路を構成する全空域のリスクを算出している場合(YES)、サーバ2は、ステップS305の処理を実行する。通行路を構成する全空域のリスクを算出していない場合(NO)、サーバ2は、ステップS301へ戻って次の空域のリスクの算出を開始する。
(ステップS305)
サーバ2の評価部206は、通行路を構成する空域ごとに算出したリスクを加算して通行路のリスクとする。
(ステップS306)
サーバ2の送信部202は、評価部206が算出した通行路のリスクを、通行路の評価としてユーザ端末4へ送信する。なお、送信部202は、参考情報として通行路を構成する各空域のリスク算出の結果もユーザ端末4へ送信する。ユーザ端末4は、サーバ2から送信された通行路の評価及び参考情報を受信する。ユーザ端末4の受信部が受信した通行路の評価及び参考情報は、ユーザ端末4の表示装置に表示される。本情報処理システムの管理者などの審査人は、ユーザ端末4の表示装置に表示された通行路の評価及び参考情報をもとに仮登録された通行路を正式に登録するか否かを審査する。なお、評価部206が評価したリスクに応じて通行路を正規登録する登録部をサーバ2に備えるようにしてもよい。この場合、登録部は、評価部206が評価した通行路のリスクが所定の閾値以下であれば通行路を自動で正規登録するが、例えば、所定のリスク(例えば、電波状態)が所定値以上である空域が一つでもある場合、通行路を構成する空域のリスクを加算した値が閾値以下であっても通行路を正規登録しない構成としてもよい。
なお、通行路、仮登録された通行路の審査時だけでなく、正規登録された後も定期的もしくは適宜、図11を参照して説明した通行路評価処理による評価が行われ、正規登録された通行路として継続するか否かが判定されるので、正規登録された通行路の安全性が担保される。なお、上述したように更新部208により空域の状態が更新されるため時々刻々と変化する空域の状態を考慮して通行路を評価することができる。また、検索された通行路の評価は、通行路の空域を利用する際の移動体の利用料や保険料の算出等に利用することができる。
また、正規登録された通行路を利用する際に、図11を参照して説明した通行路の評価を行い、通行路の安全性を確認したうえで通行路の利用を許可するようにしてもよい。この場合、空域の状態だけでなく、通行路を利用する移動体を評価の対象に加えるようにしてもよい。この場合、評価用DB4に、空域のリスクを評価するための情報に加えて、移動体のリスクを評価するための情報を評価用DBに記憶しておく。図12は、評価用DBに記憶されている移動体の評価情報の一例である。
図12に示すように、移動体の評価情報は、移動体の情報の項目ごとにリスクの点数(以下、リスク点ともいう)を対応付けたデータテーブルであり、より具体的には、移動体の属性、例えば、機体サイズ(大きさ)、ローター数、機体の重量(乾燥重量)、ペイロード(積載物)など)、運搬物の種別(例えば、特定危険物か否かなど)の項目ごとに大項目及び小項目が設けられ、リスク点が対応付けられている。移動体の評価は、移動体の情報に対応する小項目の点数を大項目ごとに取得することで行われる。例えば、移動体のサイズ(大項目)が大(小項目)であれば、対応するリスク点として、それぞれ5点及び4点が取得される。なお、本実施形態の変形例1では、それぞれ点数が高いほどリスクが高くなるようにリスク点が対応付けられているが、それぞれ点数が低いほどリスクが高くなるようにリスク点を対応付けてもよい。
この実施形態に係るサーバ2の評価部206は、移動体のリスク点に基づいて、移動体自体のリスクを評価する。より具体的には、取得部205は、通行路を利用するユーザから移動体の情報(例えば、利用目的(空撮、農業、輸送など)、利用時間帯、移動体の識別情報(移動体ID)、機体サイズ(大きさ)、ローター数、機体の重量(乾燥重量)、ペイロード(積載物)など)、属性、運搬物の種別(例えば、特定危険物か否かなど)、機体の安全度(機体検定取得やメンテナンスの状況)などの情報)を取得し、評価部206は、移動体の評価テーブルを参照し、取得部205で取得された空域を利用する移動体の情報の大項目ごとに、移動体の評価テーブルから対応する小項目のリスク点を取得する。次いで、評価部206は、取得したリスク点を加算した値をそれぞれ移動体のリスクとする。
サーバ2の評価部206は、上述のようにして算出した通行路及び移動体の評価(リスク点)をそれぞれ加算した値を、通行路を利用する移動体の評価(リスク点)とする、なお、通行路を構成する空域及び該空域を利用する移動体のリスク点を単に加算して、通行路を利用する移動体のリスク点とするだけでなく、通行路又は移動体のリスク点の一方を係数として、他方のリスク点に乗算して加算したものを任意の通行路を利用する移動体のリスク点としてもよい。このようにして評価された任意の通行路を利用する移動体のリスクは、移動体の評価は、任意の通行路の空域を利用する移動体の利用料や保険料の算出等に利用することができる。なお、移動体のリスクの評価に移動体を操縦するユーザの属性(例えば、保有するライセンスの情報やドローンの操縦経験(例えば、総操縦時間など))、保険加入状況(いくらの保険に加入しているか)を加えるようにしてもよい。
以上のように、本実施形態に係るサーバ2は、移動体の通行路の登録を受け付ける情報処理装置である。サーバ2は、登録対象である通行路を含む所定地点を受信する受信部201と、所定地点の形状又は所定地点に設置された構造物の形状を推定する推定部204とを備える。
このように、登録対象である通行路を含む所定地点を受信すると、受信した所定地点の形状又は所定地点に設置された構造物の形状を推定するので、ユーザは所定地点の形状又は所定地点に設置された構造物の形状を一から入力する必要がなく利便性が高い。
また、本実施形態に係るサーバ2の推定部204は、所定地点の形状又は所定地点に設置された構造物の形状を、所定地点を含む撮像画像又は地図情報に基づいて推定する。このため、所定地点の形状又は所定地点に設置された構造物の形状を精度よく推定することができる。
また、本実施形態に係るサーバ2の推定部204は、登録された領域の撮像画像又は地図情報と、所定地点の形状又は所定地点に設置された構造物の形状とを学習した学習結果に基づいて、所定地点の形状又は所定地点に設置された構造物の形状を推定する。このため、所定地点の形状又は所定地点に設置された構造物の形状をより精度よく推定することができる。
また、本実施形態に係るサーバ2の推定部204は、所定地点の種別に基づいて、所定地点の形状又は所定地点に設置された構造物の形状を推定する。このため、所定地点の形状又は所定地点に設置された構造物の形状をより精度よく推定することができる。
また、本実施形態に係るサーバ2は、推定部204が推定した形状又は所定地点に設置された構造物の形状をユーザ端末3へ送信する送信部202を備え、受信部201は、送信部202が送信した形状又は所定地点に設置された構造物の形状の変更を受信する。このため、推定された形状又は所定地点に設置された構造物の形状を容易に修正することができ利便性が高い。
また、本実施形態に係るサーバ2の推定部204は、所定地点を通る通行路を推定する。このように、所定地点を通る通行路を推定するので、ユーザは通行路を一から入力する必要がなく利便性が高い。
また、本実施形態に係るサーバ2の推定部204は、通行路を、所定地点を含む撮像画像又は地図情報に基づいて推定する。このため、通行路を精度よく推定することができる。
また、本実施形態に係るサーバ2の推定部204は、登録された通行路の撮像画像又は地図情報を学習した学習結果に基づいて、通行路を推定する。このため、通行路をより精度よく推定することができる。
また、本実施形態に係るサーバ2の推定部204は、所定地点の種別に基づいて通行路を推定する。このため、通行路をより精度よく推定することができる。
また、本実施形態に係るサーバ2の推定部204は、所定地点を含む周辺環境に基づいて通行路を推定する。このため、通行路をより精度よく推定することができる。
また、本実施形態に係るサーバ2は、推定部204が推定した通行路をユーザ端末3へ送信する送信部202を備え、受信部201は、送信部202が送信した通行路の変更を受け付ける。このため、推定された通行路を容易に修正することができ利便性が高い。
また、本実施形態に係るサーバ2は、通行路の設定において移動体の侵入禁止領域を送信する送信部202を備える。このように、移動体の侵入禁止領域が提示されるので利便性が高い。
また、本実施形態に係るサーバ2は、移動体の通行路のリスクを評価する情報処理装置である。サーバ2は、通行路を構成する空域の状態を取得する取得部205と、取得部205で取得された空域の状態に応じて通行路のリスクを評価する評価部206と、を備える。
このように通行路を構成する空域の状態に基づいて通行路を評価するので精度よく通行路を評価することができる。
また、通行路の状態には、該通行路の電波状態が含まれ、サーバ2の評価部206は、通行路の電波状態に応じて通行路のリスクを評価する。このため電波状態を考慮して通行路を評価することができる。
また、通行路の状態には、該通行路の周辺環境の状態が含まれ、サーバ2の評価部206は、通行路の周辺環境の状態に応じて、通行路のリスクを評価する。このため通行路の周辺環境の状態を考慮して通行路を評価することができる。
また、通行路の状態には、該通行路の気象状態が含まれ、サーバ2の評価部206は、気象状態に応じて、通行路のリスクを評価する。このため通行路の気象状況を考慮して通行路を評価することができる。
また、通行路の状態には、該通行路の利用時間帯が含まれ、サーバ2の評価部206は、利用時間帯に応じて、通行路のリスクを評価する。このため通行路の該通行路の利用時間帯を考慮して通行路を評価することができる。
また、本実施形態に係るサーバ2の評価部206は、通行路近傍の種別に応じて、通行路のリスクを評価する。このため、より効果的に通行路のリスクを評価することができる。
また、本実施形態に係るサーバ2の受信部201は、通行路の種別を受信し、評価部206は、通行路の種別に応じて、通行路のリスクを評価する。このため、より効果的に通行路のリスクを評価することができる。
また、本実施形態に係るサーバ2の受信部201は、移動体の利用種別を受信し、評価部206は、移動体の利用種別に応じて、通行路のリスクを評価する。このため、より効果的に通行路のリスクを評価することができる。
また、本実施形態に係るサーバ2の受信部201は、移動体及び移動体の操縦者の属性情報の少なくとも一方を受信し、評価部206は、移動体及び移動体の操縦者の属性情報の少なくとも一方に応じて、通行路のリスクを評価する。このため、より効果的に通行路のリスクを評価することができる。
また、本実施形態に係るサーバ2は、評価部206が評価したリスクに応じて通行路を登録する登録部を備える。このため利便性が高い。
また、本実施形態に係るサーバ2は、通行路の利用状況を取得する取得部205と、取得部205が取得した通行路の利用状況を送信する送信部202と、を備える。このため、通行路の利用状況を確認することができ利便性が高い。
また、通行路は少なくとも1以上の領域で構成され、サーバ2の送信部202は、通行路の利用状況を領域単位で送信する。このように、通行路を構成する空域ごとの利用状況を確認することができるので利便性が高い。
[実施形態の変形例1]
また、上記実施形態では、評価部206は、評価用DB4に記憶された空域の状態に応じて対応づけされた空域のリスクを評価するための評価情報(空域の状態の項目ごとにリスク点を対応付けた評価テーブル)に基づいて空域のリスクを評価しているが、リスク点を固定値とせずに、統計的手法を利用したアルゴリズムにより算出するようにしてもよい。また、空域の状態の項目ごとに係数を対応付けたデータテーブルを用意する場合、該係数を、統計的手法を利用したアルゴリズムにより算出するようにしてもよい。なお、この統計的手法を利用したアルゴリズムも空域の状態に応じて対応づけされた空域のリスクを評価するための情報に含まれるものである。
また、上記実施形態では、評価部206は、評価用DB4に記憶された移動体のリスクを評価するための情報(移動体の情報の項目ごとにリスクの点数点を対応付けた評価テーブル)に基づいて移動体のリスクを評価しているが、リスク点を固定値とせずに、統計的手法を利用したアルゴリズムにより算出するようにしてもよい。また、移動体の項目ごとに係数を対応付けたデータテーブルを用意する場合、該係数を、統計的手法を利用したアルゴリズムにより算出するようにしてもよい。なお、この統計的手法を利用したアルゴリズムも移動体に応じて対応づけされた空域のリスクを評価するための情報に含まれるものである。
情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムによれば、通行路を整備してドローンなどの移動体の利用を促進することができる。
1 情報処理システム
2 サーバ(情報処理装置)
200A 通信IF
200B 記憶装置
200C CPU
201 受信部(受付部)
202 送信部
203 記憶装置制御部
204 推定部
205 取得部(第1,第2取得部)
206 評価部
207 特典付与部
208 更新部
3,4 ユーザ端末
300A 通信IF
300B 記憶装置
300C 入力装置
300D 表示装置
300E CPU
301 受信部
302 送信部
303 記憶装置制御部
304 入力受付部
305 表示装置制御部
5 ネットワーク

Claims (26)

  1. 移動体の通行路の登録を受け付ける情報処理装置であって、
    登録対象である前記通行路を含む所定地点を受け付ける受付部と、
    前記所定地点の形状又は前記所定地点に設置された構造物の形状を推定する推定部と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記推定部は、
    前記所定地点の形状又は前記所定地点に設置された構造物の形状を、前記所定地点を含む撮像画像又は地図情報に基づいて推定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記推定部は、
    登録された領域の撮像画像又は地図情報と、前記所定地点の形状又は前記所定地点に設置された構造物の形状とを学習した学習結果に基づいて、前記所定地点の形状又は前記所定地点に設置された構造物の形状を推定する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記推定部は、
    前記所定地点の種別に基づいて、前記所定地点の形状又は前記所定地点に設置された構造物の形状を推定する、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の情報処理装置。
  5. 前記推定部が推定した形状又は前記所定地点に設置された構造物の形状を出力する出力部を備え、
    前記受付部は、
    前記出力部が出力した形状又は前記所定地点に設置された構造物の形状の変更を受け付ける、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の情報処理装置。
  6. 前記推定部は、
    前記所定地点を通る通行路を推定する、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の情報処理装置。
  7. 前記推定部は、
    前記通行路を、前記所定地点を含む撮像画像又は地図情報に基づいて推定する、
    ことを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記推定部は、
    登録された通行路の撮像画像又は地図情報を学習した学習結果に基づいて、前記通行路を推定する、
    ことを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 前記推定部は、
    前記所定地点の種別に基づいて、前記通行路を推定する、
    ことを特徴とする請求項6乃至請求項8のいずれかに記載の情報処理装置。
  10. 前記推定部は、
    前記所定地点を含む周辺環境に基づいて、前記通行路を推定する、
    ことを特徴とする請求項6乃至請求項9のいずれかに記載の情報処理装置。
  11. 前記推定部が推定した通行路を出力する出力部を備え、
    前記受付部は、
    前記出力部が出力した通行路の変更を受け付ける、
    ことを特徴とする請求項6乃至請求項9のいずれかに記載の情報処理装置。
  12. 前記通行路の設定において、前記移動体の侵入禁止領域を出力する出力部を備える、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項11のいずれかに記載の情報処理装置。
  13. 移動体の通行路のリスクを評価する情報処理装置であって、
    前記通行路の状態を取得する第1取得部と、
    前記第1取得部で取得された前記通行路の状態に応じて、前記通行路のリスクを評価する評価部と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  14. 前記通行路の状態には、該通行路の電波状態が含まれ、
    前記評価部は、
    前記通行路の電波状態に応じて、前記通行路のリスクを評価する、
    ことを特徴とする請求項13に記載の情報処理装置。
  15. 前記通行路の状態には、該通行路の周辺環境の状態が含まれ、
    前記評価部は、
    前記通行路の周辺環境の状態に応じて、前記通行路のリスクを評価する、
    ことを特徴とする請求項13又は請求項14に記載の情報処理装置。
  16. 前記通行路の状態には、該通行路の気象状態が含まれ、
    前記評価部は、
    前記気象状態に応じて、前記通行路のリスクを評価する、
    ことを特徴とする請求項13乃至請求項15のいずれかに記載の情報処理装置。
  17. 前記通行路の状態には、該通行路の利用時間帯が含まれ、
    前記評価部は、
    前記利用時間帯に応じて、前記通行路のリスクを評価する、
    ことを特徴とする請求項13乃至請求項16のいずれかに記載の情報処理装置。
  18. 前記評価部は、
    前記通行路近傍の種別に応じて、前記通行路のリスクを評価する、
    ことを特徴とする請求項13乃至請求項17のいずれかに記載の情報処理装置。
  19. 前記受付部は、
    前記通行路の種別を受け付け、
    前記評価部は、
    前記通行路の種別に応じて、前記通行路のリスクを評価する、
    ことを特徴とする請求項13乃至請求項18のいずれかに記載の情報処理装置。
  20. 前記受付部は、
    前記移動体の利用種別を受け付け、
    前記評価部は、
    前記移動体の利用種別に応じて、前記通行路のリスクを評価する、
    ことを特徴とする請求項13乃至請求項19のいずれかに記載の情報処理装置。
  21. 前記受付部は、
    前記移動体及び前記移動体の操縦者の属性情報の少なくとも一方を受け付け、
    前記評価部は、
    前記移動体及び前記移動体の操縦者の属性情報の少なくとも一方に応じて、前記通行路のリスクを評価する、
    ことを特徴とする請求項13乃至請求項19のいずれかに記載の情報処理装置。
  22. 前記評価部が評価したリスクに応じて前記通行路を登録する登録部、
    を備えることを特徴とする請求項13乃至請求項21のいずれかに記載の情報処理装置。
  23. 前記通行路の利用状況を取得する第2取得部と、
    前記第2取得部が取得した前記通行路の利用状況を出力する出力部と、
    を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項22のいずれかに記載の情報処理装置。
  24. 前記通行路は少なくとも1以上の領域で構成され、
    前記出力部は、
    前記通行路の利用状況を前記領域単位で出力する、
    ことを特徴とする請求項23に記載の情報処理装置。
  25. 移動体の通行路の登録を受け付ける情報処理方法であって、
    受付部が、登録対象である前記通行路を含む所定地点を受け付ける工程と、
    推定部が、前記所定地点の形状又は前記所定地点に設置された構造物の形状を推定する工程と、
    を備えることを特徴とする情報処理方法。
  26. 移動体の通行路の登録を受け付ける情報処理プログラムであって、
    コンピューターを、
    登録対象である前記通行路を含む所定地点を受け付ける受付部、
    前記所定地点の形状又は前記所定地点に設置された構造物の形状を推定する推定部、
    として機能させることを特徴とする情報処理プログラム。
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