JP2023122162A - 画像管理システム、画像管理サーバ、画像管理方法、および、画像表示制御システムの生産方法 - Google Patents

画像管理システム、画像管理サーバ、画像管理方法、および、画像表示制御システムの生産方法 Download PDF

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Shintaro Kusano
真申 小川
Masanobu Ogawa
千春 石野
Chiharu Ishino
勝 青山
Masaru Aoyama
匠 大谷
Takumi Otani
謙治 塩野
Kenji Shiono
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Abstract

【課題】2枚の扉が設けられた冷蔵庫内を撮影して顧客に閲覧可能とする場合、適切な庫内の画像を作成する。【解決手段】画像表示制御システムは、冷蔵室116を開閉する左扉12及び右扉13と、左扉12及び右扉13の開閉を区別して検知する扉センサ117と、カメラユニット10と、を備える冷蔵庫1と、扉センサ117の検知情報に応じて、カメラユニット10に画像を撮像させる撮像制御手段と、左扉12の開に応じて、表示部が表示する画像の収納領域のうち左扉12側の範囲をカメラユニット10によって撮像された画像データを使用して更新し、右扉13の開に応じて、表示部が表示する画像の収納領域のうち右扉13側の範囲をカメラユニット10によって撮像された画像データを使用して更新する画像更新手段とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、画像管理システム、画像管理サーバ、画像管理方法、および、画像表示制御システムの生産方法に関する。
近年、冷蔵庫の庫内を撮影した画像をサーバにアップロードして、アップロードされた画像を画像処理することで、ユーザが携帯端末で庫内を閲覧可能とするサービスが提供されている。特許文献1には、少ないカメラ台数で多くの場所を撮影することが可能する発明が記載されている。
特開2003-42626号公報
左右の扉が設けられた冷蔵庫の場合、左扉のみを空けたり、右扉のみを空けたりして庫内の物品を出し入れする場合がある。この場合、両方の扉が開いた状態で庫内を撮影することを条件とすると、片方の扉のみを開いて食品を出し入れし続けると、庫内の状態が撮影できない。片方の扉を開いた状態でも庫内を撮影することを条件とすると、閉じているもう一方の扉の部分が撮影されない状態になる。
前記した課題を解決するため、本発明の画像表示制御システムは、収納領域を開閉する第1扉及び第2扉と、前記第1扉及び前記第2扉の開閉を区別して検知する扉センサと、撮像部と、を備える収納庫と、前記扉センサの検知情報に応じて、前記撮像部に画像を撮像させる撮像制御手段と、表示部に表示するための前記収納領域を含む画像を記憶する記憶手段と、前記第1扉の開に応じて、前記表示部に表示するための画像の前記収納領域のうち前記第1扉側の範囲を前記撮像部によって撮像された画像データを使用して更新し、前記第2扉の開に応じて、前記表示部に表示するための画像の前記収納領域のうち前記第2扉側の範囲を前記撮像部によって撮像された画像データを使用して更新する画像更新手段と、を備える。
本発明の画像表示制御サーバは、収納領域を開閉する第1扉及び第2扉の開閉を区別して検知する扉センサの検知情報と、前記収納領域を撮影した画像データとを受信する受信手段と、表示部に表示するための前記収納領域を含む画像を記憶する記憶手段と、前記第1扉の開に応じて、前記表示部に表示するための画像の前記収納領域のうち前記第1扉側の範囲を前記収納領域を撮影した画像データを使用して更新し、前記第2扉の開に応じて、前記表示部に表示するための画像の前記収納領域のうち前記第2扉側の範囲を前記収納領域を撮影した画像データを使用して更新する画像更新手段と、を備える。
本発明の画像表示制御方法は、収納領域を開閉する第1扉及び第2扉と、前記第1扉及び前記第2扉の開閉を区別して検知する扉センサと、撮像部と、を備える収納庫に関する画像表示制御方法であって、1以上の演算部が、前記扉センサの検知情報に応じて、前記撮像部に画像を撮像させる手順、表示部に前記収納領域を含む画像を表示させる手順、前記表示部に表示するための画像のうち、前記収納領域のうち前記第1扉側の範囲を、前記第1扉の開に応じて、前記撮像部によって撮像された画像データを使用して更新する手順、前記表示部に表示するための画像のうち、前記収納領域のうち前記第2扉側の範囲を、前記第2扉の開に応じて、前記撮像部によって撮像された画像データを使用して更新する手順、を実行する。
本発明の画像表示制御システムの生産方法は、収納領域を開閉する第1扉及び第2扉と、前記第1扉及び前記第2扉の開閉を区別して検知する扉センサと、撮像部と、を備える収納庫と、前記扉センサの検知情報に応じて、前記撮像部に画像を撮像させる撮像制御手段と、表示部に前記収納領域を含む画像を表示する表示制御手段と、前記第1扉の開に応じて、前記表示部に表示するための画像の前記収納領域のうち前記第1扉側の範囲を前記撮像部によって撮像された画像データを使用して更新し、前記第2扉の開に応じて、前記表示部に表示するための画像の前記収納領域のうち前記第2扉側の範囲を前記撮像部によって撮像された画像データを使用して更新する画像更新手段と、を備える画像表示制御システムの生産方法であって、少なくとも前記表示制御手段を実行させるためのプログラムを端末に提供するステップを含む。
その他の手段については、発明を実施するための形態のなかで説明する。
本実施形態に係る冷蔵庫のブロック図である。 2種類のサーバのブロック図である。 携帯端末のブロック図である。 画像管理システムの論理ブロック図である。 冷蔵庫の正面図である。 冷蔵庫の側面図である。 冷蔵庫の冷蔵室の左右扉が開かれた状態の正面図である。 冷蔵庫の冷蔵室の左右扉が開かれた状態の平面図である。 冷蔵庫のカメラユニットを斜め下から見上げた場合の斜視図である。 第1画像加工処理のシーケンス図である。 画像合成処理の詳細シーケンス図である。 扉センサ状態に応じた画像合成方法のフローチャートである。 冷蔵庫のカメラで撮影した加工前画像を示す図である。 加工後画像の一例を示す図である。 右扉が閉じられた状態の加工後画像の一例を示す図である。 左扉が閉じられた状態の加工後画像の一例を示す図である。 冷蔵庫の中身画面を示す図である。 調整画面を示す図である。 プレビュー調整画面を示す図である。 調整中のプレビュー調整画面を示す図である。 調整内容の破棄ダイアログを示す図である。 第2実施形態の画像加工処理のシーケンス図である。
以降、本発明を実施するための形態を、各図を参照して詳細に説明する。本実施形態の画像管理システムは、図1の冷蔵庫1と、図2のサーバ2a,2bおよびストレージサーバ6a,6bと、図3の携帯端末3とが連携して、ユーザに対してサービスを提供する。
図1を参照して、冷蔵庫1の構成を説明する。
冷蔵庫1は、ハードウェア構成として、カメラユニット10と、演算部112と、ROM(Read Only Memory)113と、RAM(Random Access Memory)114と、通信部115、カメラLED(Light Emitting Diode)100とを有する。冷蔵庫1は更に、図1に示した左扉12と、右扉13と、扉センサ117と、冷蔵室116を備える。
演算部112は、例えばCPU(Central Processing Unit)であり、冷蔵庫1を統括制御する。RAM114は、演算部112の作業エリアとなる。また、RAM114は、各種プログラムやデータを記憶する非一時的なまたは一時的な記録媒体であり、不図示の制御プログラムが格納される。演算部112が制御プログラムを実行することにより、カメラユニット10に画像を撮像させる撮像制御手段を具現化する。
カメラユニット10は、冷蔵室116を撮影する撮像部であり、例えば魚眼カメラやパノラマカメラである。カメラユニット10は、冷蔵室116の上側に取り付けられている。カメラLED100は、カメラユニット10が撮像している際に点灯するインジケータである。左扉12と右扉13は、収納領域である冷蔵室116を開閉する第1扉及び第2扉であり、扉センサ117によって、それぞれの開閉状態が区別して検知される。ユーザが左扉12または/および右扉13を開くことで、カメラユニット10が動作して冷蔵室116を撮像する。冷蔵室116は、食品を代表とする物品を収納する収納庫である。
通信部115は、ネットワークと接続し、外部装置であるサーバ2aとの間でデータを送受信する。
図2を参照して、サーバ2a,2bとストレージサーバ6a,6bの構成を説明する。サーバ2a,2bとストレージサーバ6a,6bは、それぞれCPU21と、ROM22と、RAM23と、記憶部24と、通信部25とを有する。
CPU21は、サーバ2a,2bを統括制御する。ROM22は、不揮発性メモリであり、例えばBIOS(Basic I/O System)が格納されている。RAM23は、CPU21の作業エリアとなる。また、RAM23は、各種プログラムやデータを記憶する非一時的なまたは一時的な記録媒体であり、不図示のプログラムが格納される。
記憶部24は、各種プログラムやデータを記憶する非一時的なまたは一時的な記録媒体であり、例えばHDD(Hard Disk Drive)、フラッシュメモリなどで構成される。なお、ストレージサーバ6a,6bの記憶部24は、大容量かつ高速アクセス可能なものであることが望ましい。通信部25は、ネットワークと接続し、外部装置との間でデータを送受信する。
図3を参照して、携帯端末3の構成を説明する。携帯端末3は、それぞれCPU31と、ROM32と、RAM33と、記憶部34と、通信部35と、タッチパネルディスプレイ36とを有する。
CPU31は、携帯端末3を統括制御する。ROM32は、不揮発性メモリであり、例えばBIOSが格納されている。RAM33は、CPU31の作業エリアとなる。また、RAM33は、各種プログラムやデータを記憶する非一時的なまたは一時的な記録媒体であり、不図示のプログラムが格納される。
記憶部34は、各種プログラムやデータを記憶する非一時的なまたは一時的な記録媒体であり、例えばフラッシュメモリなどで構成される。つまり記憶部34には、冷蔵庫管理プログラムがインストールされる。CPU31が、冷蔵庫管理プログラムを実行することにより、タッチパネルディスプレイ36に冷蔵室116を含む画像を表示する表示制御部と、画像の表示態様として画像の角度、範囲、中心位置の調整指示を受け付けて事前設定する事前設定手段を具現化する。
通信部35は、ネットワークと接続し、外部装置との間でデータを送受信する。タッチパネルディスプレイ36は、平面状のディスプレイの上にタッチパネルが積層されて構成される。タッチパネルディスプレイ36は、文字、画像または図形を表示する表示部であると共に、ユーザ操作を検知する入力部でもある。
図4は、画像管理システムの論理ブロック図である。
この画像管理システムは、撮像制御手段81と、受信手段82と、画像更新手段83と、記憶手段84と、表示制御手段85と、事前設定手段86と、表示部87とを含んで構成される。
撮像制御手段81は、扉センサ117の検知情報に応じて、カメラユニット10に画像を撮像させる。
受信手段82は、冷蔵室116を開閉する左扉12及び右扉13の開閉を区別して検知する扉センサ117の検知情報と、冷蔵室116を撮影した画像データとを受信する。受信手段82は、サーバ2aのCPU21がプログラムを実行することで具現化される。
画像更新手段83は、左扉12の開に応じて、表示部87に表示するための画像の冷蔵室116のうち第1扉側の範囲をカメラユニット10によって撮像された画像データを使用して更新し、右扉13の開に応じて、表示部87に表示するための画像の冷蔵室116のうち右扉13側の範囲をカメラユニット10によって撮像された画像データを使用して更新する。画像更新手段83は、サーバ2bのCPU21がプログラムを実行することで具現化される。
記憶手段84は、表示部87に表示するための冷蔵室116を含む画像を記憶する。記憶手段84は、ストレージサーバ6bのCPU21がプログラムを実行することで具現化される。
表示制御手段85は、表示部87に冷蔵室116を含む画像を表示する。
事前設定手段86は、冷蔵室116を含む画像を表示する表示態様として、この画像の角度、範囲、中心位置の少なくとも何れかの調整指示を受け付けて事前設定する。表示制御手段85は、事前設定手段86で指示された調整指示を反映した態様で画像を表示部87に表示させる。表示制御手段85と事前設定手段86は、携帯端末3のCPU31が冷蔵庫管理プログラムを実行することで具現化される。
図5は、冷蔵庫1の正面図である。
冷蔵庫1は、食品等を冷やす機器であり、冷蔵室116の左扉12と右扉13と、カメラユニット10と、を備えている。冷蔵庫1は、その筐体内部に複数の貯蔵室を有している。冷蔵庫1の貯蔵室として、上から順に、冷蔵室116と、左右に並ぶ製氷室14および上段冷凍室15の他、野菜室16と、下段冷凍室17と、が設けられている。
冷蔵庫1の筐体は、鋼板製の外箱と、樹脂製の内箱(図示せず)と、の間に発泡ウレタン等の断熱材(図示せず)が充填された構成になっている。冷蔵庫1の筐体の前側(正面側)には、各室に対応する複数の開口が設けられている。例えば、冷蔵室116の開口を介して食品等が入れられる際には、左扉12と右扉13とが開けられる。また、左扉12と右扉13が閉じられると、冷蔵室116の開口が閉塞された状態になる。このように、左扉12と右扉13は、冷蔵室116の開口を塞ぐ機能等を有している。なお、他の各ドアについても同様である。
冷蔵庫1は、筐体とともに冷蔵室116を形成するフレンチ式ドアとして、左扉12と右扉13を備えている。左扉12と右扉13は、収納領域を開閉する第1扉及び第2扉に相当する。左扉12は、左端のヒンジ121(図8参照)の軸を中心として、回動可能になっている。なお、右扉13についても同様である。また、冷蔵庫1は、引出し式のドアとして、製氷室ドアや上段冷凍室ドアの他、野菜室ドアや下段冷凍室ドアを備えている。
冷蔵室116には、この冷蔵室116を所定に仕切る複数の棚板が設けられている。左扉12の庫内側には、食品等を収容するための複数のドアポケット123(図7参照)が設けられている。左扉12も同様である。製氷室14には、製氷室ドアと一体に引き出される製氷室容器(図示せず)が設けられている。同様に、上段冷凍室15には上段冷凍室容器(図示せず)が設けられ、また、野菜室16には野菜室容器(図示せず)が設けられている他、下段冷凍室17には下段冷凍室容器(図示せず)が設けられている。
また、冷蔵庫1は、図示はしないが、圧縮機と、放熱器(凝縮器)と、キャピラリチューブ(絞り機構)と、蒸発器と、を備えている。そして、圧縮機、放熱器、キャピラリチューブ、及び蒸発器を順次に介して冷媒が循環し、蒸発器を通流する冷媒との間の熱交換で、貯蔵室の空気が冷やされるようになっている。図4に示すカメラユニット10は、冷蔵庫1の貯蔵室等を撮像するものであり、筐体の上面に設置されている。
図6は、冷蔵庫1の側面図である。
図6に示すように、カメラユニット10は、本体部101と、支持部102と、を備えている。本体部101は、貯蔵室等を撮像する機能を有している。支持部102は、本体部101を支持するものであり、冷蔵庫1の筐体上面に設置されている。
本体部101の前端付近には、レンズ103(図6も参照)が設けられている。レンズ103は、光を屈折させて集束させる光学素子である。このようなレンズ103として、例えば、魚眼レンズが用いられる。そして、左扉12または/および右扉13(図5参照)が開かれた場合に、カメラユニット10で冷蔵室116(図5参照)を撮像できるように、レンズ103が下側に臨んだ状態になっている。カメラユニット10は、冷蔵室116外の住空間を含む住空間範囲を撮像する可能性がある位置に取付けられている。
図6に示すように、レンズ103は、筐体の前端(筐体の開口)よりも前側に位置している。より好ましくは、レンズ103は、閉状態の左扉12および右扉13(図5参照)の前面よりもさらに前側に位置している。これによって、例えば、冷蔵室116の左扉12および右扉13が開けられた際、レンズ103の視野に冷蔵室116が入りやすくなる。なお、野菜室ドア等の引出し式のドアが開かれた状態で、カメラユニット10によって野菜室16等(図5参照)を撮像することも可能である。このように、それぞれの貯蔵室を上から見下ろせる位置にレンズ103が設けられている。
図7は、冷蔵庫1の左扉12および右扉13が開かれた状態の正面図である。
前記したように、左扉12の内板122には、食品等を収容するための複数のドアポケット123が設けられている(右扉13も同様)。そして、左扉12および右扉13が開けられると、冷蔵室116やドアポケット123,133の食品等が、カメラユニット10のレンズ103の視野に俯瞰的に入るようになっている。
図7に示す回転仕切124は、左扉12および右扉13の間の隙間からの冷気漏れを抑制するための仕切体である。図7の例では、左扉12において、ヒンジ121(図8参照)の軸とは反対側の端部に回転仕切124が設けられ、左扉12の開閉に伴って所定に回転するようになっている。カメラユニット10は、左扉12が閉状態のときの回転仕切124の長手方向の仮想延長領域内に配置されている。
また、カメラユニット10を用いて冷蔵室116を手動で撮影する際、ユーザによって押される撮影ボタン125が左扉12に設けられ、撮影ボタン135が右扉13に設けられている。図7の例では、左扉12において、この左扉12のヒンジ121(図8参照)とは反対側の面の下部に、撮影ボタン135が設けられている(右扉13も同様)。別の観点から説明すると、左扉12および右扉13が閉まっている状態(図5参照)において、左扉12および右扉13の一方が他方と対向している面(図7の回転仕切124の付近)に撮影ボタン125が設けられている。
これら撮影ボタン125,135のうち少なくとも一方がユーザによって押された場合に行う撮影を「手動撮影」という。また、左扉12および右扉13の開き始めのタイミングからの経過時間に基づいて、演算部112が行う撮影を「自動撮影」という。
図8は、冷蔵庫1の左扉12および右扉13が開かれた状態の平面図である。
図8の例では、左右方向において、冷蔵庫1の筐体中央よりも若干左側にカメラユニット10の本体部101が配置されている。より詳しく説明すると、閉状態の左扉12および右扉13の合わせ目の真上にカメラユニット10の本体部101が配置されている(図5も参照)。このように本体部101を配置することで、例えば、左扉12および右扉13が開けられた場合に、ドアポケット123,133の食品等がカメラユニット10の視野に入りやすくなる。
また、冷蔵庫1を使用する際、ユーザは、左扉12および右扉13の合わせ目(境界部)を意識することが多い。したがって、左扉12および右扉13の合わせ目の真上に本体部101を配置することで、本体部101の左右方向の位置が合わせ目から外れている場合に比べて、ユーザが違和感を感じることを抑制できる。
図9は、カメラユニット10を斜め下から見上げた場合の斜視図である。
図9に示すカメラユニット10の本体部101は、前記したレンズ103(図6も参照)の他に、ケース31bと、カメラLED100(Light Emitting Diode:照明部)と、を備えている。図6の例では、本体部101のケースは、概ね、前後方向に細長い直方体状を呈している。本体部101のケースの前端付近の下面には、円形状の孔(符号は図示せず)が設けられ、この孔を介してレンズ103が露出している。また、レンズ103の後側(奥側)にカメラLED100が設けられている。
カメラLED100は、カメラユニット10が冷蔵室116(図7参照)やドアポケット123,133(図7参照)を適度な明るさのもとで撮影できるように、冷蔵室116等に光を照射する光源である。また、カメラLED100(照明部)は、冷蔵庫1の筐体(図5参照)の外側に設けられている。詳細については後記するが、本実施形態では、冷蔵庫1の庫内灯を消灯しつつ、カメラLED100を点灯させた状態で、カメラユニット10が冷蔵室116等(図7参照)を撮影するようにしている。
図9に示すように、カメラLED100の前側にレンズ103を設けることで、左扉12および右扉13が開けられた状態で、冷蔵室116等(図5参照)からの反射光がレンズ31aに入射しやすくなる。したがって、冷蔵室116等に収容されている食品を適切に撮影できる。なお、冷蔵庫1の筐体(図6参照)の前端(筐体の開口)よりも前側にカメラLED100が位置していることが好ましい。これによって、カメラLED100から照射された光が冷蔵室116等に入射しやすくなり、ひいては、鮮明な撮影結果が得られやすくなる。
冷蔵庫1は、物品を収納する収納領域である冷蔵室116と、冷蔵室116を含む物品範囲を撮像するカメラユニット10と、を備える収納庫である。
図10は、第1実施形態の画像加工処理のシーケンス図である。
ユーザが冷蔵庫1の扉を開くと、演算部112は、扉センサ117によって扉が開かれたことを検知する。これにより演算部112は、カメラユニット10により、食品が収納されている冷蔵室116を撮像する(ステップS10)。つまり演算部112は、扉センサ117の検知情報に応じて、カメラユニット10に画像を撮像させる撮像制御手段を具現化する。
演算部112は、撮像した冷蔵室116のカメラ画像をサーバ2aにアップロードする(ステップS11)。このカメラ画像は、ユーザ閲覧可能な加工を行う前の画像である。
サーバ2aのCPU21は、カメラユニット10で撮像した加工前画像を取得する加工前画像取得手段である。サーバ2aは、この加工前のカメラ画像をストレージサーバ6aに送信する(ステップS12)。サーバ2a,2bとストレージサーバ6a,6bと
ストレージサーバ6aは、サーバ2bにイベントを通知すると(ステップS13)、加工前のカメラ画像を保存する(ステップS14)。ストレージサーバ6aは、加工前画像を記憶する第1記憶手段として機能する。
そしてストレージサーバ6aは、サーバ2bに加工前のカメラ画像を送信すると(ステップS15)、自身に保存した加工前のカメラ画像を削除する(ステップS16)。つまりストレージサーバ6aのCPU21は、加工前のカメラ画像を削除する削除手段として機能する。
サーバ2bは、加工前のカメラ画像のレンズによる歪みを補正し(ステップS17)、台形補正により正面視の画像に加工する(ステップS18)。そしてサーバ2bは、ストレージサーバ6bに既存の加工後の画像を要求し(ステップS19)、ストレージサーバ6bから加工後の画像を受信する(ステップS20)。
サーバ2bは、既存の加工後の画像と台形補正した画像とを合成すると(ステップS21)、合成した加工後画像をストレージサーバ6bに送信して保存させる(ステップS22)。ストレージサーバ6bは、サーバ2bから受信した加工後画像を保存する(ステップS23)。ストレージサーバ6bは、携帯端末3のタッチパネルディスプレイ36に表示するための、冷蔵室116を含む画像を記憶する記憶手段として機能する。
そしてストレージサーバ6bは、携帯端末3からの要求に応じて、加工後画像を携帯端末3に送信する(ステップS24)。携帯端末3は、ストレージサーバ6bから加工後の画像を受信すると、この加工後画像をタッチパネルディスプレイ36に表示する。これにより顧客は、携帯端末3により冷蔵室116の画像を閲覧できる。
携帯端末3は、ストレージサーバ6aにアクセスすることはなく、よってストレージサーバ6aのIPアドレスを知ることはない。これにより、携帯端末3からストレージサーバ6aへのアクセス方法を知ることはできず、よって加工前の画像に写り込んだお客様や、お客様の住環境が意図せずに他人に見られてしまうことを抑止できる。
ストレージサーバ6bは、加工後画像を保存したのち所定期間が経過すると、この加工後画像を消去する。つまり、ストレージサーバ6bが加工後画像を消去するよりも前に、ストレージサーバ6aは、自身が保存した加工前の画像を消去する。これにより、加工前の画像に写り込んだお客様や、お客様の住環境が意図せずに他人に見られてしまうことを抑止できる。
図11は、画像合成処理の詳細シーケンス図である。ここでは、ストレージサーバ6aと、サーバ2bと、ストレージサーバ6bとの間の処理について詳細に説明する。サーバ2bは、扉部分の画像を処理する扉部処理部26と、冷蔵室116の内部画像を処理する庫内部処理部27という2つの機能部を備えている。
ストレージサーバ6aはサーバ2bに、冷蔵庫1の型式と左扉12と右扉13の角度情報を送信する(ステップS50)。扉部処理部26は、この角度情報に応じて加工前の画像を切り出して(ステップS51)、合成処理を行って(ステップS52)、加工後の画像を生成する。この合成処理において、扉部処理部26は、画像に写り込んでいる人体などを検知してモザイク処理またはマスキング処理を行い、扉部の内側以外の住空間をモザイク処理またはマスキング処理する。そして扉部処理部26は、加工後の扉部の画像をストレージサーバ6bに送信する(ステップS53)。
これらの処理と並行に、庫内部処理部27は、左扉12と右扉13とが開かれているか否かを判定する(ステップS54)。左扉12と右扉13とが開かれているならば(Yes)、庫内部処理部27は、加工後の庫内画像をストレージサーバ6bに送信する(ステップS55)。左扉12および右扉13の何れかが開かれていないならば(No)、庫内部処理部27は、開かれている扉に対応する庫内画像を切り出して(ステップS56)、合成処理を行って(ステップS57)、加工後の画像を生成する。この合成処理において、庫内部処理部27は、画像に写り込んでいる人体などを検知してモザイク処理またはマスキング処理を行い、扉部の内側以外の住空間をモザイク処理またはマスキング処理する。そして庫内部処理部27は、加工後の扉部の画像をストレージサーバ6bに送信する(ステップS58)。
ストレージサーバ6bは、加工後画像を受信すると、その画像を保存する(ステップS59)。
図12は、扉センサ状態に応じた画像合成方法のフローチャートである。
庫内部処理部27は、冷蔵庫1の冷蔵室116の撮影画像と、扉センサ117の検知情報を受信する(ステップS70)。そして庫内部処理部27は、扉センサ117の検知状態を判定する(ステップS71)。
左扉12のみが開いている場合、庫内部処理部27は、加工後画像のうち左扉側の範囲を更新し(ステップS72)、ステップS75に進む。つまり庫内部処理部27は、左扉12の開に応じて、携帯端末3に表示するための画像の冷蔵室116のうち左扉12側の範囲を、カメラユニット10によって撮像された画像データを使用して更新する。
なお、左扉12は、回転仕切124を備えている。庫内部処理部27は、左扉12の開に応じて、携帯端末3に表示するための画像の冷蔵室116のうち左扉12側の範囲と回転仕切124の範囲を、カメラユニット10によって撮像された画像データを使用して更新するとよい。
右扉13のみが開いている場合、庫内部処理部27は、加工後画像のうち右扉側の範囲を更新し(ステップS73)、ステップS75に進む。つまり庫内部処理部27は、右扉13の開に応じて、携帯端末3に表示するための画像の冷蔵室116のうち右扉13側の範囲を、カメラユニット10によって撮像された画像データを使用して更新する。
左扉12と右扉13の両方が開いている場合、庫内部処理部27は、加工後画像のうち右扉13側と左扉12側と回転仕切124側の範囲を更新し(ステップS74)、ステップS75に進む。つまり庫内部処理部27は、左扉12と右扉13の開に応じて、携帯端末3に表示するための画像の冷蔵室116のうち左扉12側の範囲と右扉13側の範囲を、カメラユニット10によって撮像された画像データを使用して更新する。
ステップS75にて、庫内部処理部27は、ストレージサーバ6bに冷蔵庫1の冷蔵室116の加工後画像を送信して保存させると、図12の処理を終了する。これにより、庫内部処理部27は、2枚の扉が設けられた冷蔵庫内を撮影して顧客に閲覧可能とする場合、適切な庫内の画像を作成することができる。
図13は、冷蔵庫1のカメラで撮影した加工前画像を示す図である。画像の下半分には、冷蔵室116が写っている。画像の左側には、右扉13の内側が写っている。画像の右側には、左扉12の内側が写っている。そして、画像の上半分には、お客様の住環境が写り込んでいる。この部分は、加工後の画像から見ると不要部分である。
図14は、加工後画像の一例を示す図である。
サーバ2bは、冷蔵庫1のカメラユニット10で撮影した加工前の画像に対してレンズの歪みを補正し、台形補正を行って正面視の画像に加工する。このときサーバ2bは、画像中に顔を検出すると、この顔が写っている領域に対してモザイク処理する。
本システムが実行するモザイク処理は、物品範囲以外の少なくとも一部の範囲の情報量を低下させる加工処理である。これにより、お客様が意図せずに他人に見られてしまうことを抑止できる。なお、この顔検出処理とモザイク処理は、サーバ2bが実行するが、サーバ2aや冷蔵庫1が加工前の画像に対して実行してもよい。
図14の左扉内側画像71は、左扉12の内側が撮影された領域を切り出した加工後画像である。庫内画像72は、冷蔵室116が撮影された領域を切り出した加工後画像である。この庫内画像72は、領域721と、領域722と、領域723とに分けられる。
庫内画像72のうち、領域721,722は、左扉12が閉じたときに隠される。領域722,723は、右扉13が閉じたときに隠される。そして領域722は、回転仕切に対応する領域である。右扉内側画像73は、右扉13の内側が撮影された領域を切り出した加工後画像である。
図15は、右扉13が閉じられた状態の加工後画像74の一例を示す図である。加工後画像74の右側は、右扉13によって遮られており、左側には冷蔵室116の領域721が写っている。このとき、サーバ2bは、従前の冷蔵室116の撮影画像に、左側の領域721を合成する。
図16は、左扉12が閉じられた状態の加工後画像75の一例を示す図である。加工後画像75の左側は、左扉12によって遮られており、右側には冷蔵室116の領域723が写っている。このとき、サーバ2bは、従前の冷蔵室116の撮影画像に、右側の領域723を合成する。
以下の図17から図21は、プレビュー表示設定の手順を示すものである。これら図面は、ユーザが携帯端末3のタッチパネルディスプレイ36の操作画面である。つまり携帯端末3のCPU31が、この携帯端末3にインストールされた冷蔵庫管理プログラムを実行することで、これら操作画面が表示される。
図17は、携帯端末3のタッチパネルディスプレイ36に表示された冷蔵庫の中身画面51を示す図である。
冷蔵庫の中身画面51には、庫内画像511と、室内選択ボタン512とが表示されている。ここ庫内画像511には、冷蔵室116に収納されている食品等が写されている。つまり、CPU31が不図示の冷蔵庫管理プログラムを実行することで、タッチパネルディスプレイ36に冷蔵室116を含む画像を表示する表示制御手段を具現化する。
室内選択ボタン512は、冷蔵室116の画像、左扉12の内側の画像、右扉13の内側の画像のうち何れかを選択する
庫内画像511をタップすると、図18に示す調整前画面52に遷移する。
図18は、調整前画面52を示す図である。
調整前画面52には、庫内画像521が表示されており、その下に削除ボタン522、プレビュー調整ボタン523、ダウンロードボタン524が配置されている。
削除ボタン522は、ストレージサーバ6bからこの庫内画像521を削除するボタンである。プレビュー調整ボタン523は、図19に示すプレビュー調整画面53に遷移するボタンである。ダウンロードボタン524は、ストレージサーバ6bからこの庫内画像521をダウンロードするボタンである。
図19は、プレビュー調整画面53を示す図である。
プレビュー調整画面53には、「工場出荷時に戻す」ボタン532と、庫内画像531と、スライド533と、キャンセルボタン534と、上書き保存ボタン535を含んでいる。庫内画像531の周辺には、うっすらと画像が透けて見えている。
「工場出荷時に戻す」ボタン532は、調整パラメータを工場出荷時の調整を行っていない状態にするボタンである。「工場出荷時に戻す」ボタン532は、調整されていない状態では不活性である。庫内画像531は、庫内を正面視した画像であり、水平と垂直を確認するためのガイドと共に表示されている。スライド533は、画像の回転角度を調整するものである。なお画像の回転角度は、ユーザが庫内画像531を指2本でタッチしながら回転することによっても調整可能である。
キャンセルボタン534は、プレビュー調整ボタン523を押す前の画面に戻るためのボタンである。上書き保存ボタン535は、設定中の調整パラメータを上書きするボタンである。この上書き保存ボタン535をタップすると、設定中の調整パラメータが上書きされて調整前画面52に遷移し、前の数値には戻せなくなる。
図20は、調整中のプレビュー調整画面53を示す図である。
このプレビュー調整画面53は、画像を指2本でタッチして回転させる動作をしたものである。調整された回転角度は2度であり、スライド533には“2°”が表示されている。それ以外にピンチイン操作による表示範囲の縮小調整、ピンチアウト動作による表示範囲の拡大調整、スワイプ操作による中心位置の調整などが可能である。このように調整したのちにキャンセルボタン534をタップすると、図21に示す破棄ダイアログ54に遷移する。すなわち、CPU31が、不図示の冷蔵庫管理プログラムを実行することで、冷蔵室116を含む画像を表示する表示態様として、画像の角度、範囲、中心位置の少なくとも何れかの調整指示を受け付けて事前設定する事前設定手段を具現化する。
図21は、調整内容の破棄ダイアログ54を示す図である。
キャンセルボタン541は、調整内容の破棄をキャンセルして、直前のプレビュー調整画面53に戻るボタンである。OKボタン542は、調整内容を破棄して、未調整のプレビュー調整画面53に戻るボタンである。
図22は、第2実施形態の画像加工処理のシーケンス図である。
ユーザが冷蔵庫1の扉を開くと、演算部112は、扉センサ117によって扉が開かれたことを検知する。これにより演算部112は、カメラユニット10により、食品が収納されている冷蔵室116を撮像する(ステップS30)。このカメラ画像は、ユーザ閲覧可能な加工を行う前の画像である。
演算部112は、加工前のカメラ画像を保存する(ステップS31)。演算部112は、加工前のカメラ画像のレンズによる歪みを補正し(ステップS32)、台形補正により正面視の画像に加工する(ステップS33)。そして演算部112は、加工前のカメラ画像を削除する(ステップS34)。演算部112は、ストレージサーバ6bに既存の加工後の画像を要求し(ステップS35)、ストレージサーバ6bから加工後の画像を受信する(ステップS36)。
演算部112は、既存の加工後の画像と台形補正した画像とを合成すると(ステップS37)、合成した加工後画像をサーバ2bに送信する(ステップS38)。サーバ2bは、加工後画像をストレージサーバ6bに送信して保存させる(ステップS39)。ストレージサーバ6bは、サーバ2bから受信した加工後画像を保存する(ステップS40)。そしてストレージサーバ6bは、携帯端末3からの要求に応じて、加工後画像を携帯端末3に送信する(ステップS41)。これにより顧客は、携帯端末3により冷蔵室116の画像を閲覧できる。
ストレージサーバ6bは、加工後画像を保存したのち所定期間が経過すると、この加工後画像を消去する。つまり、ストレージサーバ6bが加工後画像を消去するよりも前に、ストレージサーバ6aは、自身が保存した加工前の画像を消去する。これにより、加工前の画像に写り込んだお客様や、お客様の住環境が意図せずに他人に見られてしまうことを抑止できる。
(変形例)
本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば上記した実施形態は、本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることも可能である。
上記の各構成、機能、処理部、処理手段などは、それらの一部または全部を、例えば集積回路などのハードウェアで実現してもよい。上記の各構成、機能などは、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈して実行することにより、ソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイルなどの情報は、メモリ、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)などの記録装置、または、フラッシュメモリカード、DVD(Digital Versatile Disk)などの記録媒体に置くことができる。
各実施形態に於いて、制御線や情報線は、説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には、殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
本発明の変形例として、例えば、次の(a)~(c)のようなものがある。
(a) サーバおよびストレージサーバの構成は任意であり、実施形態に示した構成に限定されない。
(b) 本発明は冷蔵庫の冷蔵室の閲覧に限られず、任意の収納庫の収納領域の閲覧に適用してもよい。
(c) 冷蔵室116の左側領域の画像と右側領域の画像の合成を行うのは、サーバや冷蔵庫に限定されず、例えば携帯端末が両画像を合成してもよい。
1 冷蔵庫
100 カメラLED
10 カメラユニット
112 演算部
113 ROM
114 RAM
115 通信部
116 冷蔵室
117 扉センサ
12 左扉
124 回転仕切
13 右扉
14 製氷室
15 上段冷凍室
16 野菜室
17 下段冷凍室
2a サーバ
2b サーバ
21 CPU
22 ROM
23 RAM
24 記憶部
25 通信部
26 扉部処理部
27 庫内部処理部
3 携帯端末
31 CPU
32 ROM
33 RAM
34 記憶部
35 通信部
36 タッチパネルディスプレイ
51 冷蔵庫の中身画面
511 庫内画像
512 室内選択ボタン
52 調整前画面
521 庫内画像
522 削除ボタン
523 プレビュー調整ボタン
524 ダウンロードボタン
53 プレビュー調整画面
531 庫内画像
532 「工場出荷時に戻す」ボタン
533 スライド
534 キャンセルボタン
535 上書き保存ボタン
54 破棄ダイアログ
541 キャンセルボタン
542 OKボタン
6a ストレージサーバ
6b ストレージサーバ
71 左扉内側画像
72 庫内画像
721 領域
722 領域
723 領域
73 右扉内側画像
81 撮像制御手段
82 受信手段
83 画像更新手段
84 記憶手段
85 表示制御手段
86 事前設定手段
87 表示部

Claims (7)

  1. 収納領域を開閉する第1扉及び第2扉と、
    前記第1扉及び前記第2扉の開閉を区別して検知する扉センサと、
    撮像部と、を備える収納庫と、
    前記扉センサの検知情報に応じて、前記撮像部に画像を撮像させる撮像制御手段と、
    表示部に表示するための前記収納領域を含む画像を記憶する記憶手段と、
    前記第1扉の開に応じて、前記表示部に表示するための画像の前記収納領域のうち前記第1扉側の範囲を前記撮像部によって撮像された画像データを使用して更新し、前記第2扉の開に応じて、前記表示部に表示するための画像の前記収納領域のうち前記第2扉側の範囲を前記撮像部によって撮像された画像データを使用して更新する画像更新手段と、
    を備えることを特徴とする画像表示制御システム。
  2. 前記第1扉は、回転仕切を備え、
    前記画像更新手段は、前記第1扉及び前記第2扉の開に応じて、前記表示部に表示するための画像の前記収納領域のうち前記回転仕切側の範囲を、前記撮像部によって撮像された画像データを使用して更新する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像表示制御システム。
  3. 前記撮像部は、前記回転仕切の長手方向の仮想延長領域内に配置されている、
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像表示制御システム。
  4. 表示部に前記収納領域を含む画像を表示する表示制御手段と、
    前記収納領域を含む画像を表示する表示態様として、当該画像の角度、範囲、中心位置の少なくとも何れかの調整指示を受け付けて事前設定する事前設定手段と、を備え、
    前記表示制御手段は、前記事前設定手段で指示された調整指示を反映した態様で画像を前記表示部に表示させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像表示制御システム。
  5. 収納領域を開閉する第1扉及び第2扉の開閉を区別して検知する扉センサの検知情報と、前記収納領域を撮影した画像データとを受信する受信手段と、
    表示部に表示するための前記収納領域を含む画像を記憶する記憶手段と、
    前記第1扉の開に応じて、前記表示部に表示するための画像の前記収納領域のうち前記第1扉側の範囲を前記収納領域を撮影した画像データを使用して更新し、前記第2扉の開に応じて、前記表示部に表示するための画像の前記収納領域のうち前記第2扉側の範囲を前記収納領域を撮影した画像データを使用して更新する画像更新手段と、
    を備えることを特徴とする画像表示制御サーバ。
  6. 収納領域を開閉する第1扉及び第2扉と、
    前記第1扉及び前記第2扉の開閉を区別して検知する扉センサと、
    撮像部と、を備える収納庫に関する画像表示制御方法であって、
    1以上の演算部が、
    前記扉センサの検知情報に応じて、前記撮像部に画像を撮像させる手順、
    表示部に前記収納領域を含む画像を表示させる手順、
    前記表示部に表示するための画像のうち、前記収納領域のうち前記第1扉側の範囲を、前記第1扉の開に応じて、前記撮像部によって撮像された画像データを使用して更新する手順、
    前記表示部に表示するための画像のうち、前記収納領域のうち前記第2扉側の範囲を、前記第2扉の開に応じて、前記撮像部によって撮像された画像データを使用して更新する手順、
    を実行することを特徴とする画像表示制御方法。
  7. 収納領域を開閉する第1扉及び第2扉と、
    前記第1扉及び前記第2扉の開閉を区別して検知する扉センサと、
    撮像部と、を備える収納庫と、
    前記扉センサの検知情報に応じて、前記撮像部に画像を撮像させる撮像制御手段と、
    表示部に前記収納領域を含む画像を表示する表示制御手段と、
    前記第1扉の開に応じて、前記表示部に表示するための画像の前記収納領域のうち前記第1扉側の範囲を前記撮像部によって撮像された画像データを使用して更新し、前記第2扉の開に応じて、前記表示部に表示するための画像の前記収納領域のうち前記第2扉側の範囲を前記撮像部によって撮像された画像データを使用して更新する画像更新手段と、
    を備える画像表示制御システムの生産方法であって、
    少なくとも前記表示制御手段を実行させるためのプログラムを端末に提供するステップを含む画像表示制御システムの生産方法。
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