JP2023119823A - 供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】より小さい力で被輸送物を効率的に圧送できる空気輸送システムを実現できる供給装置を提供する。【解決手段】供給装置10は、送通路に接続される輸送部30と、輸送部30へ被輸送物を供給する供給部とを備える。輸送部30は、供給部から被輸送物が供給される供給通路31と、供給通路31の上流側に配置されて上流側の輸送通路に接続されるとともに内部に輸送気体の流路が形成される上流側通路32とを備える。上流側通路32は、上流側から下流側に向かって流路断面積が徐々に縮径する縮径部分を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、供給装置に関する。
従来、被輸送物を貯蔵タンク等の所定箇所まで輸送する際に、輸送通路内に圧送される輸送気体に被輸送物を混合して輸送する空気輸送システムが利用されている。空気輸送システムは、輸送通路と、輸送通路内に気体流を発生させる気体流発生装置と、被輸送物を輸送通路内に供給する供給装置とを備える。
特許文献1は、空気輸送システムに用いられる供給装置を開示する。特許文献1の供給装置は、ケーシングと、ケーシング内に配置され、複数の羽根板により複数の仕切室が回転方向へ区画形成された回転体とを備える。供給装置の回転体の各仕切室には、ホッパーから被輸送物が供給される。供給装置は、回転体が回転することにより、収容された輸送物を輸送通路内に順次供給する。
特開2002-114383号公報
空気輸送システムは、被輸送物をより短時間で輸送できることが好ましい。空気輸送システムにおける輸送の時間効率を高める方法として、輸送通路内を流れる輸送気体の流量を大きくすることが考えられる。しかしながら、この場合には、出力の大きい気体流発生装置を用いることになるため、消費エネルギーが大きくなるという問題、及び大きな設置スペースが必要になるという問題が生じる。
上記課題を解決する供給装置は、輸送気体が圧送される輸送通路内に被輸送物を供給する供給装置であって、前記輸送通路に接続される輸送部と、前記輸送部へ前記被輸送物を供給する供給部とを備え、前記輸送部は、前記供給部から前記被輸送物が供給される供給通路と、前記供給通路の上流側に配置されて上流側の前記輸送通路に接続されるとともに内部に輸送気体の流路が形成される上流側通路とを備え、前記上流側通路は、上流側から下流側に向かって流路断面積が徐々に縮径する縮径部分を備える。
上記構成によれば、上流側の輸送通路から供給通路に輸送気体を流し込む部分である上流側通路に、流路断面積が上流側から下流側に向かって徐々に縮径する縮径部分を設けている。この場合、輸送気体は、上流側通路の縮径部分を通過する際に圧縮されるとともに、圧縮された状態の輸送気体が供給通路へと流れ込む。これにより、供給通路に供給された被輸送物を下流側の輸送通路へ押し出す輸送気体の力が強められる。また、輸送気体は、上流側通路の縮径部分を通過する際に流速が速められる。そして、流速が速められた輸送気体が供給通路を通過することにより、供給通路に負圧効果による吸引力が発生する。この吸引力によって、供給部の被輸送物が供給通路へ吸い込まれる。これらの結果、供給部の被輸送物を供給通路へ効率的に移動させることができるとともに、供給通路内へ移動した被輸送物を効率的に下流側の輸送通路へと排出できる。
特に、輸送気体を利用して被輸送物を圧送する空気輸送システムにおいて、輸送気体は、供給装置内において止まっている状態の被輸送物を動かす際に大きなエネルギーを消費する。そのため、供給装置内の被輸送物を効率的に輸送通路へ排出できる上記構成の供給装置を用いることにより、より小さい力で被輸送物を効率的に圧送できる空気輸送システムを実現できる。
上記供給装置において、前記上流側通路は、前記縮径部分を流れる前記輸送気体を螺旋状に旋回させるための螺旋壁を備えることが好ましい。
上記構成によれば、輸送気体の旋回によって、縮径部分における輸送気体の圧縮効率が向上するとともに、輸送気体の直進性が向上する。これにより、縮径部分を設けることによって強められた輸送気体の力が更に強められる。また、輸送気体の旋回によって、供給通路を流れる際の輸送気体の乱れを抑制する整流作用が得られる。この整流作用により、供給通路を流れる際の輸送気体の乱れによるエネルギー損失が低減される。これらの結果、供給通路内の被輸送物を更に効率的に下流側の輸送通路へと排出できる。
上記供給装置において、前記螺旋壁は、前記縮径部分に設けられていることが好ましい。
上記構成によれば、縮径部分における輸送気体の圧縮効率が向上する。また、上流側通路において、縮径部分よりも上流側に螺旋壁を設けた場合と比較して、上流側通路を短くできる。
上記供給装置において、前記上流側通路は、外管と、前記外管内に配置される内管とを備え、前記縮径部分は、前記内管に設けられていることが好ましい。
上記構成によれば、上流側通路が縮径部分を備えていない既存の供給装置に対して、内管を取り付けることによって、上記構成の供給装置を実現できる。
本発明の供給装置によれば、より小さい力で被輸送物を効率的に圧送できる空気輸送システムを実現できる。
供給装置の斜視図である。 図1の2-2線断面図である。 図2の3-3線断面図である。 内管の斜視図である。
以下、本発明の一実施形態を説明する。
本実施形態の供給装置10は、輸送通路内に圧送される空気等の輸送気体に被輸送物を混合して輸送する空気輸送システムにおいて、輸送通路内へ被輸送物を供給するために用いられる。被輸送物は特に限定されるものではなく、公知の空気輸送システムにおいて輸送対象となっている物体のすべてを含む。被輸送物としては、例えば、セメント、木粉等の粉体、及び金属屑、ガラス屑、プラスチック屑等の粒体が挙げられる。
図1~図3に示すように、供給装置10は、輸送通路(図示略)に接続される輸送部30と、輸送部へ被輸送物を順次、供給する供給部としてのケーシング11、開閉機構16、及び回転体20とを備える。
(ケーシング及び開閉機構)
図1~図3に示すように、ケーシング11は、横円筒状をなす周壁12と、周壁12の両端部を塞ぐ円板状の上流側端壁13及び下流側端壁14と、周壁12の上部に設けられる取込筒部15とを備える。取込筒部15は、縦筒状をなす壁部である。取込筒部15の上部は、被輸送物を取り込むための取込口15aであり、取込筒部15の内部空間は、周壁12の内部空間と連通している。
ケーシング11の取込筒部15上部には、取込口15aを塞ぐ開閉機構16が取り付けられている。開閉機構16は、取込口15aを閉じた状態である閉状態と、取込口15aを開いた状態である開状態との間で切り替え可能に構成されている。開閉機構16の構成は、上記の閉状態と開状態を任意に切り替え可能なものであれば特に限定されない。図面においては、一例として、モータ等の駆動部M1により動作するフラップ型の開閉機構16を図示している。また、ケーシング11の外部には、周壁12の内部空間と取込筒部15の内部空間とを外側から連通するバイパス管17が設けられている。
(回転体)
図2及び図3に示すように、ケーシング11の周壁12の内部には、被輸送物を移送するための回転体20が取り付けられている。回転体20は、ケーシング11の上流側端壁13及び下流側端壁14に軸受(図示略)を介して回転可能に支持される回転軸21を備える。回転軸21の一端は、下流側端壁14を貫通してケーシング11の外部に位置するとともに、モータ等の駆動部M2に駆動連結されている。回転軸21は、駆動部M2からの回転動力に基づいて回転する。
回転軸21には円板状をなす一対の取付板22が固定されている。取付板22の外周縁には横円筒状をなすロータ23が固定されている。そして、ロータ23の外周面には、ロータ23の半径方向外方に放射状に延びる羽根板24が固定されている。羽根板24は、ロータ23の周方向に等間隔ピッチで複数枚、取り付けられている。ロータ23の外周面には、周方向に沿って互いに隣接する羽根板24同士によって、半径方向外方に開口する仕切室Rが区画形成されている。仕切室Rは、ロータ23の周方向に並ぶように複数、形成されている。
図3に示すように、回転体20は、回転軸21の回転に伴って、各仕切室Rがケーシング11内における供給位置A1、排出位置A2、排気位置A3を順次、通過するように一定の移動軌跡上を回転移動する。供給位置A1は、仕切室Rに被輸送物を供給するための位置である。本実施形態においては、供給位置A1は、仕切室Rの開口が上側を向いて取込筒部15の内部空間に対向する位置、即ち、仕切室Rが最も上側に移動したときの位置に設定されている。排出位置A2は、仕切室Rに収容された被輸送物を排出するための位置であり、仕切室Rが後述する供給通路31に移動したときの位置である。本実施形態においては、排出位置A2は、仕切室Rの開口が下側を向く位置、即ち、仕切室Rが最も下側に移動したときの位置に設定されている。
排気位置A3は、被輸送物を排出した後の仕切室R内の空気をバイパス管17へ排出させるための位置である。排気位置A3は、ケーシング11におけるバイパス管17の端部が接続されている部分に仕切室Rの開口が向く位置である。被輸送物を排出した後の仕切室R内の空気がバイパス管17へ排出されることにより、仕切室Rが供給位置A1に移動したときに、仕切室Rから取込筒部15側へ空気が吹き上がることが抑制される。
(輸送部)
図2に示すように、輸送部30は、供給通路31と、上流側通路32と、下流側通路33とを備える。
ケーシング11の上流側端壁13の中央下部には、上流側端壁13を貫通する供給口13aが形成されている。ケーシング11の下流側端壁14の中央下部には、下流側端壁14を貫通する排出口14aが形成されている。供給口13a及び排出口14aは、上流側端壁13及び下流側端壁14の各中央下部における互いに対向する位置に形成されている。供給口13a及び排出口14aは、仕切室Rにおける回転体20の回転軸21の軸線に直交する断面形状よりも一回り大きい形状に形成されている。本実施形態においては、ケーシング11内における供給口13aと排出口14aとの間に位置する範囲が、供給部から被輸送物が供給される供給通路31となる。供給通路31は、回転体20の軸線方向に直線状に延びる通路である。
上流側端壁13の外面には、上流側の輸送通路(図示略)とケーシング11とを接続する管状の上流側通路32が取り付けられている。上流側通路32の内部は、供給口13aを通じて供給通路31と連通している。下流側端壁14の外面には、下流側の輸送通路(図示略)とケーシング11とを接続する管状の下流側通路33が取り付けられている。下流側通路33の内部は、排出口14aを通じて供給通路31と連通している。
上流側通路32は、外管40と、外管40内に配置される内管50とを備える二重筒構造である。外管40は、筒状の外管周壁41を備える。外管周壁41の上流側の端部開口は、輸送通路の内周形状に一致する形状であり、外管周壁41の下流側の端部開口は、供給口13aに一致する形状である。外管周壁41は、上流側から下流側に向かって内周形状が徐々に下流側の端部開口の形状に近づく形状に形成されている。外管周壁41の上流側の端部には、輸送通路にビス止め固定されるフランジ42が設けられている。また、外管周壁41の下流側の端部には、ケーシング11にビス止め固定されるフランジ43が設けられている。
図2及び図4に示すように、内管50は、上流側から下流側に向かって内周面が徐々に縮径する円筒状の内管周壁51を備える。内管周壁51の上流側の端部開口は、輸送通路の内周形状よりも内管周壁51の厚さの分だけ小さい形状である。内管周壁51の下流側の端部開口は、供給口13aよりも小さい形状である。本実施形態においては、内管周壁51が、上流側から下流側に向かって流路断面積が徐々に縮径する縮径部分に該当する。
縮径部分の縮径割合は、例えば、縮径部分の上流端部の流路断面積に対して、縮径部分の下流端部の流路断面積が95%以下となる割合であることが好ましく、70%以下となる割合であることがより好ましい。また、縮径部分の縮径割合は、例えば、縮径部分の上流端部の流路断面積に対して、縮径部分の下流端部の流路断面積が10%以上となる割合であることが好ましく、60%以上となる割合であることがより好ましい。また、縮径部分の下流端部の流路断面積は、供給口13aの流路断面積以下であることが好ましい。
内管50は、縮径部分である内管周壁51内を流れる輸送気体を螺旋状に旋回させるための螺旋壁52を備える。螺旋壁52は、内管周壁51の中心軸Pから内管周壁51まで放射状に延びるとともに、上流側から下流側に向かうにしたがって内管周壁51との接続部分の位置が周方向に徐々に変化する形状に形成されている。そして、内管50の内部には、螺旋壁52により周方向に分割されるとともに、中心軸P周りに螺旋状に延びる独立した複数の螺旋状流路53が形成される。
なお、図面においては、一例として、6個の螺旋状流路53を形成する螺旋壁52を図示している。
内管周壁51の上流側の端部には、外管40のフランジ42及び輸送通路にビス止め固定されるフランジ54が設けられている。内管50は、外管40の上流側の端部開口から外管40内に挿入された後、内管50のフランジ54を内管50のフランジ42に重ね合わせた状態とされて、フランジ42と共に輸送通路にビス止め固定される。これにより、外管40と内管50とが固定された使用状態となる。図2に示すように、上記使用状態において、内管50の内管周壁51の下流側端部は、外管40から突出することなく、外管40内に収まっている。
次に、本実施形態の作用について説明する。
供給装置10を用いて輸送通路内に被輸送物を供給する場合には、先ず、開閉機構16を開状態として、取込口15aからケーシング11の取込筒部15内に被輸送物を投入する。そして、取込筒部15内に被輸送物が収容された状態とする。次に、開閉機構16を開状態から閉状態に切り替えることにより、ケーシング11内を密閉する。
その後、回転体20を回転させることにより、仕切室Rは、供給位置A1から排出位置A2へ、排出位置A2から供給位置A1へと繰り返し移動する。供給位置A1に到達した仕切室Rには、取込筒部15内に収容されている被輸送物が充填される。そして、被輸送物が充填された仕切室Rは、供給通路31である排出位置A2に到達する。
このとき、仕切室R内に充填されている被輸送物は、上流側の輸送通路から上流側通路32を通じて供給通路31に供給された輸送気体と混合されるとともに、下流側通路33を通じて下流側の輸送通路へと圧送される。このように、回転体20の回転に伴って、供給位置A1における仕切室Rへの被輸送物の充填と、排出位置A2における仕切室R内の被輸送物の圧送とが繰り返される。これにより、取込筒部15内に収容されている被輸送物が順次、輸送通路へ供給される。
ここで、本実施形態では、上流側通路32に、流路断面積が上流側から下流側に向かって徐々に縮径する縮径部分を設けている。この場合、輸送気体は、上流側通路32の縮径部分を通過する際に圧縮されるとともに、圧縮された状態の輸送気体が供給通路31へと流れ込む。これにより、仕切室R内に充填されている被輸送物を押し出す輸送気体の力が強められるため、被輸送物を効率的に下流側の輸送通路へと排出できる。
また、輸送気体は、上流側通路32の縮径部分を通過する際に流速が速められる。そして、流速が速められた輸送気体が供給通路31を通過することにより、供給通路31に負圧効果による吸引力が発生する。この吸引力によって、回転体20の仕切室Rに充填されている被輸送物が供給通路31へ吸い込まれる。これらの結果、仕切室Rの被輸送物を供給通路31へ効率的に移動させることができるとともに、供給通路31内へ移動した被輸送物を効率的に下流側の輸送通路へと排出できる。
加えて、本実施形態では、上流側通路32に螺旋壁52を設けることにより、縮径部分を流れる輸送気体を螺旋状に旋回する旋回流としている。輸送気体の旋回によって、縮径部分における輸送気体の圧縮効率が向上するとともに、輸送気体の直進性が向上する。これにより、縮径部分を設けることによって強められた輸送気体の力が更に強められる。また、輸送気体の旋回によって、仕切室R内に充填されている被輸送物と輸送気体との混合が効率的に行われる。これらの結果、仕切室R内に充填されている被輸送物を更に効率的に下流側の輸送通路へと排出できる。また、輸送気体の旋回によって、供給通路31を流れる際の輸送気体の乱れを抑制する整流作用が得られる。この整流作用により、供給通路31を流れる際の輸送気体の乱れによるエネルギー損失が低減される。
次に、本実施形態の効果について記載する。
(1)供給装置10は、送通路に接続される輸送部30と、輸送部30へ被輸送物を供給する供給部とを備える。輸送部30は、供給部から被輸送物が供給される供給通路31と、供給通路31の上流側に配置されて上流側の輸送通路に接続されるとともに内部に輸送気体の流路が形成される上流側通路32とを備える。上流側通路32は、上流側から下流側に向かって流路断面積が徐々に縮径する縮径部分を備える。
輸送気体を利用して被輸送物を圧送する空気輸送システムにおいて、輸送気体は、供給装置10内において止まっている状態の被輸送物を動かす際に大きなエネルギーを消費する。そのため、被輸送物を効率的に輸送通路へ排出できる上記構成の供給装置10を用いることにより、より小さい力で被輸送物を効率的に圧送できる空気輸送システムを実現できる。そして、輸送通路内に気体流を発生させる気体流発生装置として、より出力の小さいものを採用することも可能になる。
(2)上流側通路32は、縮径部分を流れる輸送気体を螺旋状に旋回させるための螺旋壁52を備える。
上記構成によれば、上記(1)の効果をより顕著に得ることができる。
(3)螺旋壁52は、縮径部分に設けられている。
上記構成によれば、縮径部分における輸送気体の圧縮効率が向上する。その結果、上記(1)の効果をより顕著に得ることができる。また、上流側通路32において、縮径部分よりも上流側に螺旋壁52を設けた場合と比較して、上流側通路32を短くできる。
(4)上流側通路32は、外管40と、外管40内に配置される内管50とを備える。縮径部分は、内管50に設けられている。
上記構成によれば、上流側通路32が縮径部分を備えていない既存の供給装置に対して、内管50を取り付けることによって、本実施形態の構成の供給装置10を実現できる。また、外管40に対して取り外し可能な内管50とした場合には、縮径部分の交換作業やメンテナンス作業を容易に行うことができる。
なお、本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・上流側通路32は、縮径部分よりも上流側に流路断面積が一定の部分を有していてもよい。また、上流側通路32は、縮径部分よりも下流側に流路断面積が一定の部分を有していてもよい。
・螺旋壁52の具体的な形状は特に限定されるものではなく、輸送気体を螺旋状に旋回させることのできる形状であればよい。例えば、上記実施形態では、流路を複数の螺旋状流路53に分割する形状の螺旋壁52としていたが、流路を分割しない形状の螺旋壁52であってもよい。
・上流側通路32における縮径部分よりも上流側の部分に螺旋壁52を設けてもよい。また、螺旋壁52が省略された上流側通路32としてもよい。
・上流側通路32は、外管40及び内管50を備える二重管構造の上流側通路32に代えて、単管構造の上流側通路32としてもよい。例えば、内管50のみからなる上流側通路32としてもよい。
・下流側通路33を省略して、ケーシング11に直接、下流側の輸送通路が接続される構成としてもよい。
次に、上記実施形態及び変更例から把握できる技術的思想を以下に記載する。
(イ)前記縮径部分の下流側端部の流路断面積は、前記供給通路の流路断面積以下である前記供給装置。
(ロ)複数の羽根板により複数の仕切室を回転方向へ区画する回転体が設けられ、該回転体の回転に伴う前記各仕切室の移動軌跡を輸送気体が圧送される輸送通路に対応させ、前記回転体の回転に基づき前記仕切室内に充填された被輸送物を前記輸送通路内に供給する前記供給装置。
10…供給装置
11…ケーシング
17…開閉機構
20…回転体
30…輸送部
31…供給通路
32…上流側通路
40…外管
50…内管
52…螺旋壁
53…螺旋状流路

Claims (4)

  1. 輸送気体が圧送される輸送通路内に被輸送物を供給する供給装置であって、
    前記輸送通路に接続される輸送部と、
    前記輸送部へ前記被輸送物を供給する供給部とを備え、
    前記輸送部は、前記供給部から前記被輸送物が供給される供給通路と、前記供給通路の上流側に配置されて上流側の前記輸送通路に接続されるとともに内部に輸送気体の流路が形成される上流側通路とを備え、
    前記上流側通路は、上流側から下流側に向かって流路断面積が徐々に縮径する縮径部分を備えることを特徴とする供給装置。
  2. 前記上流側通路は、前記縮径部分を流れる前記輸送気体を螺旋状に旋回させるための螺旋壁を備える請求項1に記載の供給装置。
  3. 前記螺旋壁は、前記縮径部分に設けられている請求項2に記載の供給装置。
  4. 前記上流側通路は、外管と、前記外管内に配置される内管とを備え、
    前記縮径部分は、前記内管に設けられている請求項1~3のいずれか一項に記載の供給装置。
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