JP2023118546A - 情報処理システム、方法、装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】提携先の店舗/施設の売上増加と交通機関の売上増加を支援し、無駄な経費が発生することのない情報処理システム、方法及び情報処理装置を提供する。【解決手段】交通機関を利用する利用客に、提携先の店舗/施設での消費行動の隆起を促し、提携先の店舗/施設と交通機関の売上増加を支援する精算システムは、交通機関を利用する利用客と、提携先の店舗/施設と、に紐づく「デジタルきっぷ」を発行し、提携先の店舗/施設の受益度に応じた負担額を按分処理する。【選択図】図1A

Description

本発明は、たとえば情報処理システム、方法及び装置に係り、特に消費行動の隆起につなげる情報処理システム、情報処理方法および情報処理装置に関する。
東海旅客鉄道株式会社(JR東海)は、たとえば「静岡お買い物きっぷ」として、出発駅から静岡駅までの「JR往復きっぷ」と「お買いもの券1,000円分」がセットになったお得なきっぷを販売していることが知られている。
「静岡お買い物きっぷ」の条件を抜粋すると、たとえば、
『―きっぷの区間
沼津~静岡間及び掛川~静岡間の在来線普通列車(往復)
―お買いもの券のご利用施設
静岡パルシェ(一部を除く)、アスティ静岡(一部を除く)、ホテルアソシア静岡(各レストラン)
―利用期間
通年
―発売期間
利用する当日のみの発売。(前売り発売はしない。)
―有効期間
発売当日に限り有効』となっている。
九州旅客鉄道株式会社(JR九州)は、設定区間を指定された経路で往復乗車する場合に、「ゆき」券と「かえり」券、アミュプラザ博多、アミュプラザ小倉等で使える利用券(1、000円分)をセットで、「ネット限定!お買い物往復切符」を大人料金3,100円、こども料金2、050円で発売している。
「ネット限定!お買い物往復切符」の条件を抜粋すると、
『―1名からご利用。
―2名での片道利用はできない。
―乗車日を指定して発売。
―こども用の発売。
―各種割引証による割引等、他の割引との併用はできない。
―「JR九州Web会員」が、「JR九州インターネット列車予約」で、期日までに予約・決済(支払い)した場合に発売』となっている。
JR各社以外でも、たとえば西武鉄道株式会社は、ボートレース多摩川の開催日に、最寄りの駅近くで、新宿駅までの片道切符(紙)を配布するサービスをおこなっている。
また、訪日外国人の急増や、若者の車離れ、スマートフォン普及の拡大、キャッシュレス決済の拡大もあり、QRコード(株式会社デンソーウェーブの商標)に代表される二次元バーコード乗車券の導入も進んでいる。
しかし、交通機関の利用客向けのサービスは、まだ試験段階であり、あまり広く普及しているわけでなく、使い勝手の良いものとは言えない。
特開2013-210790 特開2021-131718
特許文献1に記載された技術思想では、二次元バーコード乗車券情報は、購入金額の支払いを行った店舗のキャッシュレジスターから発行される。キャッシュレジスターから発行された二次元バーコードに、乗車券情報が付されている。乗車券の支払代金の一部として代用され使用される。
特許文献2に記載された技術思想では、顧客は乗車券情報発行管理システムが実施するキャンペーンに参加申込を行い、所定の交通機関で利用可能な往復乗車券を取得する。乗車券情報発行管理システムは、顧客が往路乗車券を使用してから復路乗車券を使用するまで所定の商業施設で決済された情報を抽出し、その総額が所定の金額未満の場合は乗車券費用を顧客の支払情報で決済し、所定の金額以上の場合は無料として処理する。
特許文献1および特許文献2とも、提携先の店舗/施設の売上増加を支援する技術思想は開示されていない。
コロナ禍による移動制限や、テレワークの推進もあり、鉄道、バスなど交通機関を利用した通勤、出張の回数が減り、Web会議を使用する回数も増えている。社員の出勤日数が減ったため、企業は、経費削減のため、社員への月額の定期代支給に代わり、出勤した日数分の交通費支給にかわってきている。
さらに、企業側は、働き方改革を推進し、生産性を向上させたいという目的も、コロナ禍による影響に重なり、交通機関各社は、定期旅客の減少から、運賃収入が大幅に減ってきている。
運賃収入に大きく依存していた鉄道などの交通機関各社のビジネスモデルにも変化が生じてきている。また、コロナ禍による人々の移動制限の影響や、デジタル化の進展や価値観の多様化に伴う生活スタイルの変化、EC利用の増加、通勤客の勤務終了後の飲食・購買の減少や休日の外出の減少により、店舗/施設の売り上げもダウンしてきている。
店舗/施設を利用する利用客に対し、駐車場代金を割り引くサービスや、駐車代金を無料にするサービスは、一般化しているが、同じ店舗/施設を利用しても、利用客が車である場合に限定されている。
また、今までの紙の乗車券を使ったサービスの場合、実際には使用されない分の発券をしていた可能性も多く、店舗/施設には、無駄な経費が発生していた。
本発明は、こうした従来技術上の問題点に鑑み、提携先の店舗/施設の売上増加と、交通機関の売上増加を支援し解決することの可能な情報処理システム、方法、情報処理装置を提供することを課題とする。
上記の課題を解決するために、本発明の第1の態様に係る情報処理システムは、交通機関を利用した精算システムであって、交通機関を利用する利用客に、提携先の店舗/施設での消費行動の隆起をうながし、該提携先の店舗/施設と、該交通機関との売上増加を支援するために、該精算システムは、該交通機関を利用する利用客と、該提携先の店舗/施設とに紐づく「デジタルきっぷ」を発行し、該提携先の店舗/施設の受益度に応じた負担額を按分処理することを特徴とする。
このことにより、提携先の店舗/施設を利用する利用客が車を利用した来場ではなく、鉄道バスなどの交通機関を利用している場合に、たとえば、乗車券代金を割り引く、帰りの運賃を無料にするといったサービスを実現し、利用客の消費行動の隆起を喚起することが可能となる。提携先の店舗/施設には、企業も含まれている。
「デジタルきっぷ」は、消込が可能なため、提携先の店舗/施設、企業ごとに実際に利用された運賃を集計し請求できる。このことは、店舗/施設、企業にとっては受益度に応じた負担額を支払うため、気軽に、「デジタルきっぷ」を発行できるメリットでもある。
サブスクリプション型の態様においては、交通機関を利用する利用客により使用された実運賃を提携先の店舗/施設に精算するのではなく、精算システム、交通機関、提携先の店舗/施設の協議による受益度に応じた負担額が決められることを特徴としてもよい。
ここでは、提携先の企業に係るシステムも含めて、店舗/施設に係る情報処理システムとして記述している。
本発明の第2の態様に係る情報処理システムは、上記第1の態様において、該交通機関を利用する利用客は、プレミアム会員として登録されると、オリジナルサービスを受けることを特徴としてもよい。
さらに、該交通機関を利用する利用客は、月額のプレミアム費を払い、該交通機関に係る情報処理システムにプレミアム会員として登録されることを特徴としてもよい。この態様の場合は、交通機関の利用客は、有料の特急運賃の無料サービスや、特別なラウンジの利用権利などのオリジナルサービスの提供を受けることが可能となる。このことにより、交通機関の売上増加にも繋げられる。
本発明の第3の態様に係る情報システムは、第1の態様または第2の態様において、該提携先の店舗/施設の利用額および/またはポイント数を累積した累積額/累積ポイント数に紐づけして、「デジタルきっぷ」を発行することを特徴としてもよい。
本発明の第4の態様に係る情報システムは、第1の態様から第3のいずれかの態様において、該提携先の店舗/施設の来店回数を累積した累積回数に紐づけして、「デジタルきっぷ」を発行することを特徴としてもよい。
本発明の第5の態様に係る情報処理方法は、交通機関を利用した精算処理方法であって、交通機関を利用する利用客に、提携先の店舗/施設での消費行動の隆起をうながし、該提携先の店舗/施設と、該交通機関との売上増加を支援するために、精算システムの情報処理は、該交通機関を利用する利用客と、該提携先の店舗/施設とに紐づく「デジタルきっぷ」を発行し、該提携先の店舗/施設の受益度に応じた負担額を按分処理する情報処理を特徴とする。
本発明の第6の態様に係る情報処理方法は、第5の態様において、該交通機関を利用する利用客は、プレミアム会員として登録されると、オリジナルサービスを受ける情報処理を特徴としてもよい。
本発明の第7の態様に係る情報処理方法は、第5の態様または第6の態様において、該提携先の店舗/施設の利用額および/またはポイント数を累積した累積額/累積ポイント数に紐づけして、「デジタルきっぷ」を発行する情報処理を特徴としてもよい。
本発明の第8の態様に係る情報処理方法は、第5の態様から第7の態様のいずれかにおいて、該提携先の店舗/施設の来店回数を累積した累積回数に紐づけして、「デジタルきっぷ」を発行する情報処理を特徴としてもよい。
本発明の第9の態様に係る情報処理装置は、交通機関を利用した精算処理装置であって、交通機関を利用する利用客に、提携先の店舗/施設での消費行動の隆起をうながし、該提携先の店舗/施設と、該交通機関との売上増加を支援するために、該精算処理装置は、該交通機関を利用する利用客と、該提携先の店舗/施設とに紐づく「デジタルきっぷ」を発行し、該提携先の店舗/施設の受益度に応じた負担額を按分処理することを特徴とする。
本発明の各態様によれば、受益者負担の思想を、交通機関の利用客へ広げるとともに、消費行動の隆起を喚起し、利用者の増加による店舗/施設の売上増加と、交通機関の今までの運賃収入に依存したビジネスから、新たなビジネスモデルを可能とする基盤を与える情報システムが実現される。
本発明に至るコンセプト及び/もしくは本発明の一実施形態を説明するための概略図である。 本発明に至るコンセプト及び/もしくは本発明の一実施形態を説明するための概略図である。 本発明に至るコンセプト及び/もしくは本発明の一実施形態を説明するための概略図である。 本発明に至るコンセプト及び/もしくは本発明の一実施形態を説明するための概略図である。るための概略図である。 本発明に至るコンセプト及び/もしくは本発明の一実施形態を説明するための概略図である。 本発明に至るコンセプト及び/もしくは本発明の一実施形態を説明するための概略図である。 本発明に至るコンセプト及び/もしくは本発明の一実施形態を説明するための概略図である。 本発明に至るコンセプト及び/もしくは本発明の一実施形態を説明するための概略図である。 本発明に至るコンセプト及び/もしくは本発明の一実施形態を説明するための概略図である。 本発明に係るシステム間の動作、情報などの流れを示すシーケンス図である。 本発明に係るシステム間の動作、情報などの流れを示すシーケンス図である。 本発明に係るシステム間の動作、情報などの流れを示すシーケンス図である。
以下、図面を参照して本発明を実施する為の形態について説明する。なお、以下では本発明の目的を達成するための説明に必要な範囲を模式的に示し、本発明の該当部分の説明に必要な範囲を主に説明することとし、説明を省略する箇所については公知技術によるものとする。
「デジタルきっぷ」に紐づく「デジタルきっぷ」情報には、会員情報、金額情報、乗車区間情報、区間運賃情報、使用期日情報、提携先の企業情報、提携先の店舗情報/施設情報、ポイント情報、日時情報、支払い額情報の少なくとも一つ以上の情報が含まれる。
図2は、本発明に至るコンセプト及び/もしくは本発明の一実施形態を説明するための概略図である。図2に示すように、精算システム2は、送受信部2A、記録部2B、制御部2C、入出力部2D、表示部2Eを備えている。ハードウエアとしては、通信モジュール、ハードディスク、メモリー、CPUを内蔵したサーバと、キーボード、ディスプレイによって構成されることが好適である。(図示しない)。
図3は、本発明に至るコンセプト及び/もしくは本発明の一実施形態を説明するための概略図である。図3に示すように、勤務先に係る情報処理システム3は、送受信部3A、記録部3B、制御部3C、入出力部3D、表示部3Eを備えている。ハードウエアとしては、通信モジュール、ハードディスク、メモリー、CPUを内蔵したパソコンやサーバと、キーボード、ディスプレイによって構成されることが好適である(図示しない)。
図4は、本発明に至るコンセプト及び/もしくは本発明の一実施形態を説明するための概略図である。図4に示すように、店舗/施設に係る情報処理システム4は、送受信部4A、記録部4B、制御部4C、入出力部4D、表示部4Eを備えている。ハードウエアとしては、通信モジュール、ハードディスク、メモリー、CPUを内蔵したパソコンやサーバと、キーボード、ディスプレイによって構成されることが好適である(図示しない)。
図5は、本発明に至るコンセプト及び/もしくは本発明の一実施形態を説明するための概略図である。図5に示すように、交通機関に係る情報処理システム5は、送受信部5A、記録部5B、制御部5C、入出力部5D、表示部5Eを備えている。ハードウエアとしては、通信モジュール、ハードディスク、メモリー、CPUを内蔵したパソコンやサーバと、キーボード、ディスプレイによって構成されることが好適である(図示しない)。
図6は、本発明に至るコンセプト及び/もしくは本発明の一実施形態を説明するための概略図である。図6に示すように、利用客に係る情報処理端末6は、送受信部6A、記録部6B、制御部6C、入出力部6D、表示部6Eを備えている。ハードウエアとしては、通信モジュール、タッチパネル付きディスプレイ、メモリー、CPUを内蔵したスマートフォンが好適である(図示しない)。
<ケース1>
一実施形態として、「デジタルきっぷ」を交通機関の利用客に展開し、受益度に応じて、提携先の企業、提携先の店舗/施設にたいし、毎月の負担額を請求するサブスクリプション型の態様である。
図1Aは、本発明に至るコンセプト及び/もしくは本発明の一実施形態を説明するための概略図であり、図8は、本発明に係るシステム間の動作、情報などの流れを示すシーケンス図である。
図1Aに示すように、本発明の一実施形態は、精算システム2、勤務先に係る情報処理システム3、店舗/施設に係る情報処理システム4、交通機関に係る情報処理システム5、スマートフォンに代表される利用客に係る情報処理端末6は、通信網(図示せず)を経由して接続されている。また、金額は一例にすぎないことはもとよりである。
図8に示すように、本発明の一実施形態は、各情報処理システムに係る情報の流れを説明する。ただし、各ステップの順番はこれに限定されるものではない。
図1Aおよび図8に示すように、本発明の一実施形態は、一人の社員(利用客)の通勤にたいし、片道600円の運賃、勤務日数を16日と仮定し、勤務先に係る情報処理システム3の入出力部3Dから、一人当たりにつき、勤務日数16日の往復運賃分にあたる19、200円が、制御部3Cにより入金処理がされ、社員(会員)情報(氏名、住所、年齢、連絡先、企業名、最寄り駅情報、利用駅などの情報)と、負担額情報(19、200円)とは、記憶部3Bに保存され、送受信部3Aより、精算システム2の送受信部2Aに送信され、企業の負担額情報と、会員情報は記憶部2Bに保存され、社員は、会員登録され、本サービスに入会する(ステップS1)。社員(利用客)が、提携先の店舗(飲食店/アパレル店/娯楽施設/美容関係店舗)/施設を訪れる機会が増えことから、消費行動の隆起につなげることの対価として、精算システム側との事前の取り決めに従い、提携先の各店舗は、利用客一人当たり、店舗/施設に係る情報処理システム4の入出力部4Dより受益度に応じた負担額として、10,800円が制御部4Cにより入金処理され、入金情報は、記憶部4Bに保存され、送受信部4Aより、精算システム2の送受信部2Aに送信され、店舗情報、日時情報、負担額情報が、精算システム2の記憶部2Bに保存される(ステップS2)。
利用客に係るICカード6(図示しない)を利用した場合は、利用客は、たとえば、勤務先に係る情報処理システム3の入出力部3D、提携先の店舗/施設に係る情報システム4の入出力部4D、または交通機関に係る情報処理システム5の入出力部5Dに利用客に係るICカード6を挿入し、もしくはスキャンさせ、各入力部より利用客の会員情報を入力され、入力された会員情報は、勤務先に係る情報処理システム3の送信部3A、提携先の店舗/施設に係る情報システム4の送受信部4A、または交通機関に係る情報処理システム5の送受信部5Aより、精算システム2に送信される。負担額情報(19、200円)が、勤務先に係る情報処理システム3の送受信部3Aより、精算システム2の送受信部2Aに送信され、精算システム2の制御部2Cにより、会員情報と「デジタルきっぷ」情報とは紐づけされ、記憶部2Bに保存され、利用客は、会員登録され、本サービスに入会する。指定区間の一カ月間乗り放題の乗車券に相当する「デジタルきっぷ」に使える「デジタルきっぷ」情報は、精算システム2より、勤務先に係る情報処理システム3、提携先の店舗/施設に係る情報システム4、または交通機関に係る情報処理システム5に送信され、各入力部より利用客に係るICカード6の記憶部6Bに保存される。
利用客に係るICカード6は、少なくとも、送受信部6A、記憶部6B、制御部6C、入出力部6Dを備えている。ハードウエアとしては、メモリー、CPUを内蔵したICチップ、アンテナが好適である。
図1Aおよび図8に示すように、精算システム2の記憶部2Bに保存された入金情報は、制御部2Cにより精算処理され、毎月、19,200円と10,800円の合計額の定期代相当額30、000円が、制御部2Cにより入金処理がされ、30、000円の入金情報は、送受信部2Aより、交通機関に係る情報処理システム5に送信され、記憶部5Bに保存される(ステップS3)。
交通機関は、合計額30、000円が、往復1,200円の25日分となり、今までの定期代相当額になる。これにより、在宅勤務による通勤費収入の減額分をカバーできる。
片道運賃600円に相当する、指定区間の一カ月間無料の乗車券に相当する「デジタルきっぷ」が、二次元バーコード(デジタル情報を包含(印刷、刻印、もしくは可視的/不可視的な書き込みを含む)する情報)に変換された「デジタルきっぷ」情報として、精算システム2の制御部2Cにより作成され、送受信部2Aから、利用客に係る情報処理端末6の送受信部6Aに送信され、記憶部6Bに保存される(ステップS4)。
利用客に係るICカード6を利用した場合は、利用客は、勤務先に係る情報処理システム3の入出力部3D、提携先の店舗/施設に係る情報システム4の入出力部4D、または交通機関に係る情報処理システム5の入出力部5Dに利用客に係るICカード6を挿入し、もしくはスキャンさせ、読み取られた「デジタルきっぷ」情報は、勤務先に係る情報処理システム3の送信部3A、提携先の店舗/施設に係る情報システム4の送受信部4A、または交通機関に係る情報処理システム5の送受信部5Aより、精算システム2に送信され、精算システム2の記憶部2Bに保存された「デジタルきっぷ」情報の会員情報と制御部2Cにより紐づけされた、指定区間の一カ月間乗り放題の乗車券に相当する「デジタルきっぷ」に使える「デジタルきっぷ」情報が、精算システム2より、勤務先に係る情報処理システム3、提携先の店舗/施設に係る情報システム4、または交通機関に係る情報処理システム5に送信され、利用客に係るICカード6の記憶部6Bに保存される。
交通機関の改札口で、交通機関に係る情報処理システム5は、利用客に係る情報処理端末6の表示部6Eに表示された、もしくは送受信部6Aより送信された「デジタルきっぷ」情報を入出力部5Dより読取り、制御部5Cにより交通機関の乗車時の入退場を管理する(ステップS5)。
利用客に係るICカード6を利用した場合は、利用客は、交通機関に係る情報処理システム5の入出力部5Dに利用客に係るICカード6を挿入もしくはスキャンさせ、利用客に係る6の記憶部6Bに保存された「デジタルきっぷ」情報を読取り、交通機関に係る情報処理システム5の制御部5Cは、利用客の入退場を管理し、「デジタルきっぷ」情報を更新し、更新された「デジタルきっぷ」情報は、利用客に係るICカード6の記憶部6Bに保存される。
交通機関に係る情報処理システム5は、入出力部5Dより読取った「デジタルきっぷ」情報に乗車記録を更新した「デジタルきっぷ」情報を、送受信部5Aより、精算システム2へ送信し、精算システム2は、送受信部2Aで受信し、「デジタルきっぷ」情報を記憶部2Bに保存する(ステップS6)。
精算システム2は、保存された「デジタルきっぷ」情報に紐づく、会員情報、金額情報、乗車区間情報、使用期日情報、提携先の企業情報、提携先の店舗情報/施設情報、ポイント情報、日時情報、支払い額情報の少なくとも一つ以上の情報から、制御部2Cにより店舗/施設ごとの受益度に応じた負担額を按分処理し、各店舗/施設に係る情報システム4に次回の負担額の情報を送信する(ステップ7)。
上述した、提携先の企業、店舗/施設の負担額は、毎月の定額、たとえば半年/年間の固定額でもよく、実績により次期の負担額を変動させて決めることを特徴としてもよい。
精算システム2は、利用客に係る情報処理端末6より、オリジナルサービスの提供を希望するプレミアム会員としての会員登録情報を受信する(ステップS8)と、プレミアム会員の利用客に係る情報処理端末6に、オリジナルサービスの提供を可能とする「デジタルきっぷ」情報を送信する(ステップS9)。
交通機関に係る情報処理システム5は、利用客に係る情報処理端末6の送受信部6A/表示部6Eより、「デジタルきっぷ」情報を読取り、オリジナルサービスの利用を確認する(ステップS10)。
プレミアム会員が、利用客に係るICカード6を利用した場合は、交通機関に係る情報処理システム5の入出力部5Dに利用客に係るICカード6を挿入し、もしくはスキャンさせ、交通機関に係る情報処理システム5の入出力部5Dは、利用客に係るICカード6の記憶部6Bに保存された「デジタルきっぷ」情報を読取り、交通機関に係る情報処理システム5の制御部5Cは、読取られた「デジタルきっぷ」情報より、オリジナルサービスの利用を確認する。
限定イベントへの招待サービスとして、たとえば鉄道車庫への見学会など鉄道会社ならではのイベントにプレミアム会員に限定して参加の招待がされる。この場合、たとえば見学会の会場で、利用客に係る情報処理端末/ICカード6の記憶部6Bに保存された「デジタルきっぷ」情報は、交通機関に係る情報処理システム5の送受信部5A/入出力部5Dより読取られ、プレミアム会員の参加を確認する。
さらに、利用客は、たとえば月額3000円を払うと、有料のプレミアム会員に限定したオリジナルサービスの提供を受けることが可能とする情報を紐付けされた「デジタルきっぷ」情報を提示することにより、本来は有料の特急運賃の無料サービス、特別なラウンジの利用権利サービス、限定イベントへの招待サービス、地域特化型のよろず相談窓口の利用サービス、駅で提供するサービスなどの、有料のプレミアム会員に限定したオリジナルサービスの提供を受けることができる態様も考えられる。
月額3000円を払った、有料のプレミアム会員は、地域特化型のよろず相談窓口の利用サービスとして、たとえば地域に特化した悩み相談に答えられるようなオンラインコンシェルジュを提供される。たとえば、相談例として以下に記載する。
・〇〇駅周辺で親身になってくれる塾はどこがよいか?
・初めて親をデイサービスに預けるが、どこがよいか?
・○○のイベントにふさわしいレストランはどこがよいか?
あるいは、有料のプレミアム会員は、駅で提供するサービスとして、電動キックボードやシェアリング傘の貸出しなど、駅を拠点とするサービスを提供される。
以上により、「デジタルきっぷ」を使用し、受益者である店舗/施設の負担による、利用客を店舗/施設へ呼び込み、交通機関の利用客の消費行動の隆起につなげることを特徴とする。
<第2のケース>
一実施形態として、利用客は、提携先の店舗/施設で、一定額以上の飲食、買い物、施設利用の代金支払いをすれば、帰路の「デジタルきっぷ」を無料で配付され、受益者である店舗/施設の負担による、交通機関の利用客の消費行動の隆起につなげる態様である。
図1Bは、本発明に至るコンセプト及び/もしくは本発明の一実施形態を説明するための概略図であり、図9は、本発明に係るシステム間の動作、情報などの流れを示すシーケンス図である。
図1Bに示すように、本発明の一実施形態は、精算システム2、店舗/施設に係る情報処理システム4、交通機関に係る情報処理システム5、スマートフォンに代表される利用客に係る情報処理端末6は通信網(図示せず)を経由して接続されている。金額は一例にすぎないことはもとよりである。
図9に示すように、本発明の一実施形態は、各情報処理システムに係る情報の流れを説明する。ただし、各ステップの順番はこれに限定されるものではない。
図1Bおよび図9に示すように、利用客は、利用客に係る情報処理端末6より、精算システム2にアクセスし、会員情報(氏名、住所、年齢、連絡先、最寄り駅情報、利用駅などの情報)を登録し、精算システム2の記憶部2Bに保存され、本サービスに入会する。(ステップ11)。
利用客は、精算システム2の記憶部2Bに保存された「デジタルきっぷ」に使用する「デジタルきっぷ」情報を、利用客に係る情報処理端末6の表示部6Eに表示させるおよび/または記憶部6Bに保存させる(ステップ12)。
利用客に係るICカード6を利用した場合は、利用客は、たとえば、提携先の店舗/施設に係る情報システム4の入出力部4D、または交通機関に係る情報処理システム5の入出力部5Dに利用客に係るICカード6を挿入し、もしくはスキャンさせ、各入力部より会員情報を入力し、入力された会員情報は、提携先の店舗/施設に係る情報システム4の送受信部4A、または交通機関に係る情報処理システム5の送受信部5Aより、精算システム2に送信され、精算システム2の制御部2Cにより、会員情報と「デジタルきっぷ」情報は紐づけされ、記憶部2Bに保存され、会員登録され、本サービスに入会する。帰りの乗車券に相当する「デジタルきっぷ」に使える「デジタルきっぷ」情報は、精算システム2より、提携先の店舗/施設に係る情報システム4、または交通機関に係る情報処理システム5に送信され、各入力部より利用客に係るICカード6の記憶部6Bに保存される。
以下に、会員登録された本サービスの利用客が提携先の店舗/施設で一定額以上の飲食、買い物など代金の支払うと、帰路の「デジタルきっぷ」として600円分を無料で配付されるステップを説明する。600円分以上になると帰路の「デジタルきっぷ」として使用できる仕組みにより、一つの消費行動の隆起につなげる手段とする。
提携先の店舗/施設4aにおいて、本サービスの利用客は、情報処理端末6の入出力部6Dより、店舗/施設に係る情報処理システム4の表示部4E、または店舗/施設に備えらえた二次元バーコードを読取り、2000円の買い物/飲食代金、施設利用代金を、公知の前払式キャッシュレス決済を利用して支払うと、情報処理端末6の送受信部6Aより、2000円の金額情報、店舗情報、日時情報などを含んだ「デジタルきっぷ」情報は、精算システム2の送受信部2Aに送信され、精算システム2の制御部2Cにより、該利用客の会員情報とが紐づけられ、記憶部2Bに保存される。(ステップS13)
利用客に係るICカード6を利用した場合は、提携先の店舗/施設4aにおいて、店舗/施設に係る情報処理システム4の入出力部4Dは、利用客のICカード6の入出力部6Dより「デジタルきっぷ」情報を読取り、本サービスの利用客が、2000円の買い物/飲食代金を支払うと、店舗/施設に係る情報処理システム4の送受信部4Aより、2000円の金額情報、店舗情報、日時情報を含んだ「デジタルきっぷ」情報は、精算システム2に送信され、精算システム2の制御部2Cにより、該利用客の会員情報とが紐づけられ、記憶部2Bに保存される。
提携先の店舗/施設4bにおいて、本サービスの利用客は、情報処理端末6の入出力部6Dより、店舗/施設に係る情報処理システム4の表示部4E、または店舗/施設に備えらえた二次元バーコードを読取り、1000円の買い物/飲食代金、施設利用代金を、公知の前払式キャッシュレス決済を利用して支払うと、情報処理端末6の送受信部6Aより、1000円の金額情報、店舗情報、日時情報などを含んだ「デジタルきっぷ」情報は、精算システム2の送受信部2Aに送信され、精算システム2の制御部2Cにより、該利用客の会員情報とが紐づけられ、記憶部2Bに保存される。(ステップS14)
利用客に係るICカード6を利用した場合は、提携先の店舗/施設4bにおいて、店舗/施設に係る情報処理システム4の入出力部4Dは、利用客のICカード6の入出力部6Dより「デジタルきっぷ」情報を読取り、本サービスの利用客が、1000円の買い物/飲食代金を支払うと、店舗/施設に係る情報処理システム4の送受信部4Aより、1000円の金額情報、店舗情報、日時情報を含んだ「デジタルきっぷ」情報は、精算システム2に送信され、精算システム2の制御部2Cにより、該利用客の会員情報とが紐づけられ、記憶部2Bに保存される。
買い物/飲食の代金、施設の利用代金の決済方法は公知の前払式キャッシュレス決済に限らず、現金、クレジットカード決済であってもよい。
精算システム2は、記憶部2Bに保存された提携先の店舗/施設4aと、提携先の店舗/施設4bとからの当日の金額情報を、制御部2Cにより累積し、累積額が3000円以上になると、該当する利用客に係る情報処理端末6に、帰路に使用できる600円分の「デジタルきっぷ」情報を送信する(ステップ15)。
利用客に係るICカード6を利用した場合は、利用客は、提携先の店舗/施設に係る情報処理システム4の入出力部4D、または交通機関に係る情報処理システム5の入出力部5Dに、利用客に係るICカード6を挿入/タッチし、利用客に係るICカード6の「デジタルきっぷ」情報を読取らせ、提携先の店舗/施設に係る情報処理システム4、または交通機関に係る情報処理システム5は、通信網を経由して精算システム2に該利用客の「デジタルきっぷ」情報を送信し、記憶部6Bに保存された会員情報に紐づく600円分の「デジタルきっぷ」情報は取得され、該利用客に係るICカード6の入出力部6Dより読み取らせ、記憶部6Bに取得した「デジタルきっぷ」情報を保存させる。
たとえば、提携先の店舗/施設4で利用客が、累計で2500円分の買い物をした後に、2500円ではもらえないが、残り500円以上の買物をすると、合計で3000円に到達し、帰りの600円分の「デジタルきっぷ」をもらえることが動機づけとなり、消費行動を隆起させ、この500円が、提携先の店舗の売上増加を支援することになる。
交通機関の改札口で、交通機関に係る情報処理システム5の送受信部5A/入出力部5Dは、利用客に係る情報処理端末6の送受信部6A/表示部6Eより「デジタルきっぷ」情報を、受信し/読取り、交通機関に係る情報処理システム5の制御部5Cは受信した/読取られた「デジタルきっぷ」情報より、乗車区間運賃の金額、日時と期日情報とを照合し、乗車時の入退出を管理する(ステップS16)。
交通機関に係る情報処理システム5は、乗車記録から、制御部5Cにより「デジタルきっぷ」情報を更新し、精算システム2に送信し、精算システム2は、送受信部2Aより「デジタルきっぷ」情報を受信し、記憶部2Bに保存する(ステップS17)。
交通機関に係る情報処理システム5は、該利用客による乗車記録と、「デジタルきっぷ」情報を精算システム2に送信し、「デジタルきっぷ」情報の更新は、精算システム2により実行されてもよい。
精算システム2は、更新された「デジタルきっぷ」情報を送受信部2Aより、通信網を経由して利用客に係る情報処理端末6に送信する(ステップ18)。
利用客に係るICカード6を利用した場合は、利用客は、交通機関に係る情報処理システム5の入出力部5Dに利用客に係るICカード6を挿入/タッチし、利用客に係るICカード6の「デジタルきっぷ」情報を読取らせ、制御部5Cは、読取られた「デジタルきっぷ」情報より、金額情報と乗車区間運賃の金額、日時と期日情報とを照合し、乗車時の入退出を管理し、乗車区間の運賃を更新した「デジタルきっぷ」情報を、入出力部5Dより利用客に係るICカード6の記憶部6Bに保存させる。交通機関に係る情報処理システム5は、精算システム2に更新した「デジタルきっぷ」情報を送信する。精算システム2は、記憶部2Bに「デジタルきっぷ」情報を保存する。
あるいは、交通機関に係る情報処理システム5は、乗車記録から運賃計算を行い、更新「デジタルきっぷ」情報を、送受信部5A/入出力部5Dより利用客に係る情報処理端末/ICカード6に送信し/書込みし、利用客に係る情報処理端末/ICカード6は、「デジタルきっぷ」情報を記憶部6Bに保存させてもよい。
精算システム2は、記憶部2Bに保存された「デジタルきっぷ」情報に紐づく、会員情報、金額情報、乗車区間情報、使用期日情報、提携先の店舗情報/施設情報、ポイント情報、日時情報、支払い額情報から、制御部2Cにより店舗/施設ごとの受益度に応じた負担額の按分処理を行い、各店舗/施設に係る情報システム4に負担額情報を送信する(ステップ19)。
各店舗/施設は、店舗/施設に係る情報処理システム4の制御部4Cにより、負担額の支払い処理を行い、精算システム2の送受信部2Aに支払い情報が送信される(ステップS20)。
精算システム2の制御部2Cは、負担額から運賃分を交通機関に支払処理を行い、送受信部2Aより、交通機関に係る情報処理システム5の送受信部5Aに、支払処理情報を送信する。交通機関に係る情報処理システム5は、制御部5Cにより、支払金額と運賃の消込処理がされ、一連の処理が完了する(ステップS21)。
上述により、提携先の店舗/施設の精算額は、実際に、利用客により使用された運賃額に相当するため、無駄な出費を抑えることが可能となる。
本発明の一実施形態は、「デジタルきっぷ」は、当日限定のため、当日に使用しない場合に残存する600円分、または、帰り使用した運賃が600円未満の場合の残り金額分は、ポイントとしてキープされ、次回に提携先の店舗/施設で買い物をしたときに、受け取るポイントと合わせて、「デジタルきっぷ」として使用できる態様であってもよい。
このことにより、本来の帰りに有効な「デジタルきっぷ」を、当日期限に限定する以外の使用を可能とし、利用客を店舗/施設へ呼び込む消費行動の隆起につなげることを特徴としてもよい。
<第3のケース>
一実施形態として、利用客が来店時に取得可能なスタンプラリーの対象店として店舗/施設が参加する「デジタルきっぷ」を利用した交通機関の利用客による消費行動の隆起につなげる態様である。
図1Cに示すように、本発明の一実施形態は、精算システム2、店舗/施設に係る情報処理システム4、交通機関に係る情報処理システム5、スマートフォンに代表される利用客に係る情報処理端末/ICカード6を備えて構成されている。金額は一例にすぎないことはもとよりである。
図10に示すように、本発明の一実施形態は、各情報処理システムに係る情報の流れを説明する。ただし、各ステップの順番はこれに限定されるものではない。
図1Cおよび図10に示すように、利用客は、利用客に係る情報処理端末6より精算システム2にアクセスし、専用のアプリケーションをインストールし、会員情報を登録し、本サービスに入会する。会員情報は、精算システム2の記憶部2Bに保存される(ステップ22)。
利用客は、精算システム2より「デジタルきっぷ」に使用する「デジタルきっぷ」情報を、利用客に係る情報処理端末6にダウンロードし、記憶部6Bに保存し、保存した「デジタルきっぷ」情報を、表示部6Eに表示し、または入出力部6Dより出力して使用する(ステップ23)。
本サービスの利用客は、提携先の店舗/施設4aに来店すると、専用アプリケーションを使用して、情報処理端末6の入出力部6Dより、店舗/施設に係る情報処理システム4の表示部4E、または店舗/施設に備えらえた二次元バーコードを読取り(ステップ24)、情報処理端末6の送受信部6Aより、二次元バーコードから読み込んだ日時情報、店舗情報、ポイント情報などと、該会員の「デジタルきっぷ」情報とを、精算システム2の送受信部2Aに送信し、精算システム2は、制御部2Cにより、会員情報と、日時情報、店舗情報、ポイント情報などを紐づけし、更新した「デジタルきっぷ」情報を、記憶部2Bに保存する。(ステップS25)
本サービスの利用客は、提携先の店舗/施設4bに来店すると、専用アプリケーションを使用して、情報処理端末6の入出力部6Dより、店舗/施設に係る情報処理システム4の表示部4E、または店舗/施設に備えらえた二次元バーコードを読取り(ステップ26)、情報処理端末6の送受信部6Aより、二次元バーコードから読み込んだ日時情報、店舗情報、ポイント情報などと、該会員の「デジタルきっぷ」情報とを、精算システム2の送受信部2Aに送信し、精算システム2は、制御部2Cにより、会員情報と、日時情報、店舗情報、ポイント情報などを紐づけし、更新した「デジタルきっぷ」情報を、記憶部2Bに保存する(ステップS27)。
本サービスの利用客は、提携先の店舗/施設4cに来店すると、専用アプリケーションを使用して、情報処理端末6の入出力部6Dより、店舗/施設に係る情報処理システム4の表示部4E、または店舗/施設に備えらえた二次元バーコードを読取り(ステップ28)、情報処理端末6の送受信部6Aより、二次元バーコードから読み込んだ日時情報、店舗情報、ポイント情報などと、該会員の「デジタルきっぷ」情報とを、精算システム2の送受信部2Aに送信し、精算システム2は、制御部2Cにより、会員情報と、日時情報、店舗情報、ポイント情報などを紐づけし、更新した「デジタルきっぷ」情報を、記憶部2Bに保存する(ステップS29)。
精算システム2は、記憶部2Bに保存した「デジタルきっぷ」情報より、制御部2Cの制御により、来店回数もしくはポイント数が累積して、精算システム側と提携先の店舗/施設の事前に取り決めた来店回数もしくはポイント数が、累積数を超えた場合に、交通機関で利用可能な「デジタルきっぷ」として利用可能な、「デジタルきっぷ」情報を、該当する利用客に係る情報処理端末6に送信する(ステップS30)。乗車運賃の一部として使用可能としてもよい。
交通機関の改札口で、交通機関に係る情報処理システム5の送受信部5A/入出力部5Dは、利用客に係る情報処理端末6より、「デジタルきっぷ」情報を受信し、もしくは読取り、制御部5Cの制御により、「デジタルきっぷ」情報と乗車区間運賃の金額、日時とを照合し、乗車時の入退出や支払いを管理する(ステップS31)。
交通機関に係る情報処理システム5は、乗車記録から使用された区間運賃情報、日時情報を更新した「デジタルきっぷ」情報を、精算システム2に送信し、精算システム2は、記憶部2Bに保存する(ステップS32)。
精算システム2は、使用された運賃分の消込処理を行い更新した「デジタルきっぷ」情報を記憶部に2Bに保存し、該当する利用客に係る情報処理端末6に、更新した「デジタルきっぷ」情報を送信する(ステップ33)。
精算システム2は、記憶部2Bに保存された「デジタルきっぷ」情報に紐づく、会員情報、金額情報、乗車区間情報、使用期日情報、提携先の店舗情報/施設情報、ポイント情報、日時情報から、制御部2Cにより店舗/施設ごとの受益度に応じた負担額の按分処理を行い、各店舗/施設に係る情報システム4に負担額情報を送信する(ステップ34)。
各店舗/施設は、店舗/施設に係る情報処理システム4の制御部4Cにより、負担額の支払い処理を行い、精算システム2の送受信部2Aに支払い情報が送信される(ステップS35)。
精算システム2の制御部2Cは、負担額から実際の運賃分を交通機関に支払処理を行い、送受信部2Aより、交通機関に係る情報処理システム5の送受信部5Aに、支払処理情報を送信する。交通機関に係る情報処理システム5は、制御部5Cにより、支払金額と運賃の消込処理がされ、一連の処理が完了する(ステップS36)。
図7は、本発明に至るコンセプト及び/もしくは本発明の一実施形態を説明するための概略図である。図7に示すように、利用客に係る情報処理端末6の表示部6Eには、「デジタルきっぷ」情報が二次元バーコードにより表示されている。未使用枚数、ご利用月、利用区間、有効期限の各情報が表示されている。さらに、乗車履歴、払い戻し、<(戻る)、>(進む)をタップすることにより、各画面へ遷移することができる。利用客は、利用客に係る情報処理端末6の表示部6Eの操作により、精算システム2にアクセスし、必要な情報を入力、取得、確認することが可能である。
本発明の一実施形態は、交通機関、提携先の企業、店舗/施設、旅行代理店、学校、他による「デジタルきっぷ」の発券を可能とし、リアルにお客を呼び込みたい店舗/施設を対象にした新たな集客ツールとすることを特徴としてもよい。
本発明の一実施形態は、社員の通勤費を負担して企業活動に従事してもらうことで企業は成り立つとの考えから、店舗/施設と同じく、企業も受益者負担の思想に当てはめることができる。すなわち、通勤定期代にかわり、「デジタルきっぷ」を従業員(利用客)に発行し、通勤してもらい、企業活動を行い、働き方改革を推進し、生産性の改善につなげることを特徴としてもよい。
本発明の一実施形態として、ケース2とケース3の場合、利用客は、たとえば月ごとに会費の500円を支払う有料のサービスとしてもよく、利用客は会費を支払い、精算システム2に会員情報を登録し、有料の会員向けサービスに入会する実施形態であってもよい。
本発明の一実施形態として、店舗/施設でキャンペーンのひとつとして、参加し抽選などに当選した利用客に、「デジタルきっぷ」を発行する態様も考えられる。
本発明の一実施形態として、乗車券以外にも、たとえば、ガソリン代金、タクシー代金、高速(有料)道路の料金代金、バス代金、航空料金などにも、「デジタルきっぷ」を利用できる態様も考えられる。
本発明の一実施形態として、店舗/施設の受益者負担の技術思想は、デリバリーやネットショッピングの利用客に「デジタルきっぷ」を発行し、将来の消費行動の隆起につなげることを特徴にしてもよい。
本発明の一実施形態として、利用客に係るICカード6は、交通機関の発行する通勤/通学定期/乗車カード、クレジットカードや、店舗/施設の専用カードであってもよい。
本発明の一実施形態として、ケース1とケース2においても、利用客は、利用客に係る情報処理端末6より、精算システム2にアクセスし、インストールした専用アプリケーションにより、本サービスに入会することを特徴としてもよい。
本発明の一実施形態として、記憶部6Bに保存された電磁的データが、二次元バーコードに代わって使用される態様を特徴としてもよい。
本発明の一実施形態として、会員情報の登録の手順を経ずに、スマートフォンに代表される利用客に係る情報処理端末6の端末ID、たとえばAPPLE(登録商標)IDを使用して会員登録を省略しても良い。
また、すでにスマートフォンにインストール済のアプリケーション、たとえばYahоо(登録商標)ID、GOOGLE(登録商標)アカウント、LINE(登録商標)アカウント、TWITTER(登録商標)アカウント、FACEBООK(登録商標)アカウント、MICROSOFT(登録商標)アカウント、他のSNSアカウントなどを使用してログインしてもよい。
本発明の一実施形態として、既存の二次元バーコードを利用した乗車券システムと連携させる態様であってもよい。
本発明の一実施形態として、「デジタルきっぷ」は、乗車券以外の交通機関に係る店舗/施設の入場管理、支払いなどにも使用を可能とする。
本発明の一実施形態として、提携先の店舗は、飲食店/アパレル店/娯楽施設/美容関係の業種に限定しない。また、交通機関の運営する店舗/施設を含むほかに、不動産事業や旅行事業など交通機関の関連企業の事業店舗/施設が含まれてもよい。
本発明の一実施形態として、提携先の企業、店舗、交通機関の要望に応じて、利用客に係る情報処理端末6にたいし、一般情報、クーポン、お得情報などの配信もできる態様であってよい。
本発明の一実施形態として、ケース1、ケース2、ケース3のそれぞれを組み合わせる態様であってもよい。
本発明の一実施形態として、通勤/通学定期と、ケース2またはケース3を組み合わせる態様であってもよい。この態様においては、通勤/通学定期の区間外の運賃に、「デジタルきっぷ」を使用できることを特徴としてもよい。
上述したことにより、本発明は、「デジタルきっぷ」を、利用客を店舗/施設へ呼び込み、消費行動の隆起につなげ、提携先の店舗/施設と、交通機関の売上増加を支援することを可能とする。
本発明にかかる情報システムは、工業的に製造することができ、また商取引の対象とすることができるため、経済的価値を有しており、産業上利用することができる発明である。
2 精算システム
2A 送受信部
2B 記録部
2C 制御部
2D 入出力部
2E 表示部
3 勤務先に係る情報処理システム
3A 送受信部
3B 記録部
3C 制御部
3D 入出力部
3E 表示部
4 店舗/施設に係る情報処理システム
4A 送受信部
4B 記録部
4C 制御部
4D 入出力部
4E 表示部
5 交通機関に係る情報処理システム
5A 送受信部
5B 記録部
5C 制御部
5D 入出力部
5E 表示部
6 利用客に係る情報処理端末
6A 送受信部
6B 記録部
6C 制御部
6D 入出力部
6E 表示部
第1のケース>
一実施形態として、「デジタルきっぷ」を交通機関の利用客に展開し、受益度に応じて、提携先の企業、提携先の店舗/施設にたいし、毎月の負担額を請求するサブスクリプション型の態様である。
図8に示すように、本発明の一実施形態として、各情報処理システムに係る情報の流れを説明する。ただし、各ステップの順番はこれに限定されるものではない。
図1Aおよび図8に示すように、本発明の一実施形態においては、一人の社員(利用客)の通勤にたいし、片道600円の運賃、勤務日数を16日と仮定し、勤務先に係る情報処理システム3の入出力部3Dから、一人当たりにつき、勤務日数16日の往復運賃分にあたる19、200円が、制御部3Cにより入金処理がされ、社員(会員)情報(氏名、住所、年齢、連絡先、企業名、最寄り駅情報、利用駅などの情報)と、負担額情報(19、200円)とは、記憶部3Bに保存され、送受信部3Aより、精算システム2の送受信部2Aに送信され、企業の負担額情報と、会員情報は記憶部2Bに保存され、社員は、会員登録され、本サービスに入会する(ステップS1)。社員(利用客)が、提携先の店舗(飲食店/アパレル店/娯楽施設/美容関係店舗)/施設を訪れる機会が増えことから、消費行動の隆起につなげることの対価として、精算システム側との事前の取り決めに従い、提携先の各店舗は、利用客一人当たり、店舗/施設に係る情報処理システム4の入出力部4Dより受益度に応じた負担額として、10,800円が制御部4Cにより入金処理され、入金情報は、記憶部4Bに保存され、送受信部4Aより、精算システム2の送受信部2Aに送信され、店舗情報、日時情報、負担額情報が、精算システム2の記憶部2Bに保存される(ステップS2)。
利用客に係るICカード6(図示しない)を利用した場合は、利用客は、たとえば、勤務先に係る情報処理システム3の入出力部3D、提携先の店舗/施設に係る情報システム4の入出力部4D、または交通機関に係る情報処理システム5の入出力部5Dに利用客に係るICカード6を挿入し、もしくはスキャンさせ、各入力部より利用客の会員情報を入力させ、入力された会員情報は、勤務先に係る情報処理システム3の送信部3A、提携先の店舗/施設に係る情報システム4の送受信部4A、または交通機関に係る情報処理システム5の送受信部5Aより、精算システム2に送信される。負担額情報(19、200円)が、勤務先に係る情報処理システム3の送受信部3Aより、精算システム2の送受信部2Aに送信され、精算システム2の制御部2Cにより、会員情報と「デジタルきっぷ」情報とは紐づけされ、記憶部2Bに保存され、利用客は、会員登録され、本サービスに入会する。指定区間の一カ月間乗り放題の乗車券に相当する「デジタルきっぷ」に使える「デジタルきっぷ」情報は、精算システム2より、勤務先に係る情報処理システム3、提携先の店舗/施設に係る情報システム4、または交通機関に係る情報処理システム5に送信され、各入力部より利用客に係るICカード6の記憶部6Bに保存される。
<第2のケース>
別の一実施形態として、利用客は、提携先の店舗/施設で、一定額以上の飲食、買い物、施設利用の代金支払いをすれば、帰路の「デジタルきっぷ」を無料で配付され、受益者である店舗/施設の負担による、交通機関の利用客の消費行動の隆起につなげる態様について説明する
図9に示すように、本発明の一実施形態においては、各情報処理システムに係る情報の流れを説明する。ただし、各ステップの順番はこれに限定されるものではない。
図1Bおよび図9に示すように、利用客は、利用客に係る情報処理端末6より、精算システム2にアクセスし、会員情報(氏名、住所、年齢、連絡先、最寄り駅情報、利用駅などの情報)を登録し、この情報は精算システム2の記憶部2Bに保存され、利用客は本サービスに入会する。(ステップ11)。
利用客は、精算システム2の記憶部2Bに保存された「デジタルきっぷ」に使用する「デジタルきっぷ」情報を、利用客に係る情報処理端末6の表示部6Eに表示させおよび/または記憶部6Bに保存させる(ステップ12)。
利用客に係るICカード6を利用した場合は、利用客は、たとえば、提携先の店舗/施設に係る情報システム4の入出力部4D、または交通機関に係る情報処理システム5の入出力部5Dに利用客に係るICカード6を挿入し、もしくはスキャンさせ、各入力部より会員情報を入力し、入力された会員情報は、提携先の店舗/施設に係る情報システム4の送受信部4A、または交通機関に係る情報処理システム5の送受信部5Aより、精算システム2に送信され、精算システム2の制御部2Cにより、会員情報と「デジタルきっぷ」情報は紐づけされ、記憶部2Bに保存され、利用客は、会員登録され、本サービスに入会する。帰りの乗車券に相当する「デジタルきっぷ」に使える「デジタルきっぷ」情報は、精算システム2より、提携先の店舗/施設に係る情報システム4、または交通機関に係る情報処理システム5に送信され、各入力部より利用客に係るICカード6の記憶部6Bに保存される。
以下に、会員登録された本サービスの利用客が提携先の店舗/施設で一定額以上の飲食、買い物など代金の支払うと、帰路の「デジタルきっぷ」として600円分無料で配付されるステップを説明する。600円分以上になると帰路の「デジタルきっぷ」として使用できる仕組みにより、一つの消費行動の隆起につなげる手段とする。
<第3のケース>
更に別の一実施形態として、利用客が来店時に取得可能なスタンプラリーの対象店として店舗/施設が参加する「デジタルきっぷ」を利用した交通機関の利用客による消費行動の隆起につなげる態様について説明する
図10に示すように、本発明の一実施形態において、各情報処理システムに係る情報の流れを説明する。ただし、各ステップの順番はこれに限定されるものではない。
利用客は、精算システム2より「デジタルきっぷ」に使用する「デジタルきっぷ」情報を、利用客に係る情報処理端末6にダウンロードすると情報処理端末6に係るシステムは、この情報を、記憶部6Bに保存し、保存した「デジタルきっぷ」情報を、表示部6Eに表示し、または入出力部6Dより出力して使用する(ステップ23)。
本サービスの利用客は、提携先の店舗/施設4aに来店すると、専用アプリケーションを使用して、情報処理端末6の入出力部6Dより、店舗/施設に係る情報処理システム4の表示部4E、または店舗/施設に備えらえた二次元バーコードを読取り(ステップ24)、情報処理端末6の送受信部6A、二次元バーコードから読み込んだ日時情報、店舗情報、ポイント情報などと、該会員の「デジタルきっぷ」情報とを、精算システム2の送受信部2Aに送信し、精算システム2は、制御部2Cにより、会員情報と、日時情報、店舗情報、ポイント情報などを紐づけし、更新した「デジタルきっぷ」情報を、記憶部2Bに保存する。(ステップS25)
本サービスの利用客は、提携先の店舗/施設4bに来店すると、専用アプリケーションを使用して、情報処理端末6の入出力部6Dより、店舗/施設に係る情報処理システム4の表示部4E、または店舗/施設に備えらえた二次元バーコードを読取り(ステップ26)、情報処理端末6の送受信部6A、二次元バーコードから読み込んだ日時情報、店舗情報、ポイント情報などと、該会員の「デジタルきっぷ」情報とを、精算システム2の送受信部2Aに送信し、精算システム2は、制御部2Cにより、会員情報と、日時情報、店舗情報、ポイント情報などを紐づけし、更新した「デジタルきっぷ」情報を、記憶部2Bに保存する(ステップS27)。
本サービスの利用客は、提携先の店舗/施設4cに来店すると、専用アプリケーションを使用して、情報処理端末6の入出力部6Dより、店舗/施設に係る情報処理システム4の表示部4E、または店舗/施設に備えらえた二次元バーコードを読取り(ステップ28)、情報処理端末6の送受信部6A、二次元バーコードから読み込んだ日時情報、店舗情報、ポイント情報などと、該会員の「デジタルきっぷ」情報とを、精算システム2の送受信部2Aに送信し、精算システム2は、制御部2Cにより、会員情報と、日時情報、店舗情報、ポイント情報などを紐づけし、更新した「デジタルきっぷ」情報を、記憶部2Bに保存する(ステップS29)。
本発明のまた別の一実施形態として、交通機関、提携先の企業、店舗/施設、旅行代理店、学校、他による「デジタルきっぷ」の発券を可能とし、リアルにお客を呼び込みたい店舗/施設を対象にした新たな集客ツールとすることを特徴としてもよい。
本発明の更に別の一実施形態として、社員の通勤費を負担して企業活動に従事してもらうことで企業は成り立つとの考えから、店舗/施設と同じく、企業も受益者負担の思想に当てはめることができる。すなわち、通勤定期代にかわり、「デジタルきっぷ」を従業員(利用客)に発行し、通勤してもらい、企業活動を行い、働き方改革を推進し、生産性の改善につなげることを特徴としてもよい。
本発明のまた別の一実施形態として、ケース2とケース3の場合、利用客は、たとえば月ごとに会費の500円を支払う有料のサービスとしてもよく、利用客は会費を支払い、精算システム2に会員情報を登録し、有料の会員向けサービスに入会する実施形態であってもよい。
本発明の更に別の一実施形態として、店舗/施設でキャンペーンのひとつとして、参加し抽選などに当選した利用客に、「デジタルきっぷ」を発行する態様も考えられる。
本発明のまた別の一実施形態として、乗車券以外にも、たとえば、ガソリン代金、タクシー代金、高速(有料)道路の料金代金、バス代金、航空料金などにも、「デジタルきっぷ」を利用できる態様も考えられる。
本発明の更に別の一実施形態として、店舗/施設の受益者負担の技術思想は、デリバリーやネットショッピングの利用客に「デジタルきっぷ」を発行し、将来の消費行動の隆起につなげることを特徴にしてもよい。
本発明のまた別の一実施形態として、利用客に係るICカード6は、交通機関の発行する通勤/通学定期/乗車カード、クレジットカードや、店舗/施設の専用カードであってもよい。
本発明の更に別の一実施形態として、ケースとケース2においても、利用客は、利用客に係る情報処理端末6より、精算システム2にアクセスし、インストールした専用アプリケーションにより、本サービスに入会することを特徴としてもよい。
本発明のまた別の一実施形態として、記憶部6Bに保存された電磁的データが、二次元バーコードに代わって使用される態様を特徴としてもよい。
本発明の更に別の一実施形態として、会員情報の登録の手順を経ずに、スマートフォンに代表される利用客に係る情報処理端末6の端末ID、たとえばAPPLE(登録商標)IDを使用して会員登録を省略しても良い。
本発明の更に別の一実施形態として、既存の二次元バーコードを利用した乗車券システムと連携させる態様であってもよい。
本発明のまた別の一実施形態として、「デジタルきっぷ」は、乗車券以外の交通機関に係る店舗/施設の入場管理、支払いなどにも使用を可能とする。
本発明の更に別の一実施形態として、提携先の店舗は、飲食店/アパレル店/娯楽施設/美容関係の業種に限定しない。また、交通機関の運営する店舗/施設を含むほかに、不動産事業や旅行事業など交通機関の関連企業の事業店舗/施設が含まれてもよい。
本発明のまた別の一実施形態として、提携先の企業、店舗、交通機関の要望に応じて、利用客に係る情報処理端末6にたいし、一般情報、クーポン、お得情報などの配信もできる態様であってよい。
本発明の更に別の一実施形態として、ケース1、ケース2、ケース3のそれぞれを組み合わせる態様であってもよい。
本発明のまた別の一実施形態として、通勤/通学定期と、ケース2またはケース3を組み合わせる態様であってもよい。この態様においては、通勤/通学定期の区間外の運賃に、「デジタルきっぷ」を使用できることを特徴としてもよい。

Claims (9)

  1. 交通機関を利用した精算システムであって、
    交通機関を利用する利用客に、提携先の店舗/施設での消費行動の隆起をうながし、
    前記提携先の店舗/施設と、前記交通機関との売上増加を支援するために、
    前記精算システムは、前記交通機関を利用する利用客と、前記提携先の店舗/施設と、に紐づく「デジタルきっぷ」を発行し、
    前記提携先の店舗/施設の受益度に応じた負担額を按分処理することを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記交通機関を利用する利用客は、プレミアム会員として登録されると、オリジナルサービスを受けることを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記提携先の店舗/施設の利用額および/またはポイント数を累積した累積額/累積ポイント数に紐づけして、「デジタルきっぷ」を発行する請求項1または請求項2に記載の情報処理システム。
  4. 前記提携先の店舗/施設の来店回数を累積した累積回数に紐づけして、「デジタルきっぷ」を発行する請求項1から請求項3いずれかに記載の情報処理システム。
  5. 交通機関を利用した精算処理方法であって、
    交通機関を利用する利用客に、提携先の店舗/施設での消費行動の隆起をうながし、
    前記提携先の店舗/施設と、前記交通機関との売上増加を支援するために、
    精算システムの情報処理は、前記交通機関を利用する利用客と、前記提携先の店舗/施設と、に紐づく「デジタルきっぷ」を発行し、
    前記提携先の店舗/施設の受益度に応じた負担額を按分処理する情報処理を特徴とする情報処理方法。
  6. 前記交通機関を利用する利用客は、プレミアム会員として登録されると、オリジナルサービスを受ける情報処理を特徴とする請求項5に記載の情報処理方法。
  7. 前記提携先の店舗/施設の利用額および/またはポイント数を累積した累積額/累積ポイント数に紐づけして、「デジタルきっぷ」を発行する情報処理を特徴とする請求項5または請求項6に記載の情報処理方法。
  8. 前記提携先の店舗/施設の来店回数を累積した累積回数に紐づけして、「デジタルきっぷ」を発行する情報処理を特徴とする請求項5から請求項7のいずれかに記載の情報処理方法。
  9. 交通機関を利用した精算処理装置であって、
    交通機関を利用する利用客に、提携先の店舗/施設での消費行動の隆起をうながし、
    前記提携先の店舗/施設と、前記交通機関との売上増加を支援するために、
    前記精算処理装置は、前記交通機関を利用する利用客と、前記提携先の店舗/施設と、に紐づく「デジタルきっぷ」を発行し、
    前記提携先の店舗/施設の受益度に応じた負担額を按分処理することを特徴とする情報処理装置。
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