JP2023118217A - 異常判定装置及び異常判定方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】部品実装のための部品供給装置の異常を容易に精度よく判定することができる異常判定装置などを提供する。【解決手段】異常判定装置110は、複数の部品Pがそれぞれ個別に収納されている複数のポケット14aを送ることで複数の部品Pを部品実装装置M3に逐次供給するフィーダ7の異常を判定する異常判定装置110であって、部品実装装置M3による部品実装のためにフィーダ7により逐次供給された複数の部品Pのそれぞれについて、当該部品Pの供給位置に関する位置情報を取得する取得部111と、取得された複数の位置情報に基づいて、所定の統計処理を行うことで、複数の部品Pのうちの一の部品Pが格納されている一のポケット14aの停止位置を推定する推定部112と、推定された停止位置に基づいて、フィーダ7の異常を判定する判定部113と、を備える。【選択図】図9

Description

本開示は、部品供給装置の異常を判定する異常判定装置などに関する。
特許文献1には、複数の工場の実装機のフィーダを監視し、実装機において、部品供給回数または供給ミス発生回数が設定回数以上になったフィーダの使用を禁止し、使用を禁止したフィーダを修理または点検するメンテナンス方法が開示されている。
特許文献2には、製造設備の不調をより適切に診断できる設備診断システムが開示されている。設備診断システムでは、製造設備の稼働情報に基づいて、診断モデルを用いて、稼働情報から複数の製造設備それぞれを構成するユニットの不調レベルを推定することで、製造設備の不調を診断することが示されている。
特開2004-140162号公報 特開2020-27329号公報
しかしながら、上記特許文献1では、部品供給回数または供給ミス回数が設定回数以上になっても、実装機が不調になっておらず、実装機の修理または点検などのメンテナンスが必ずしも必要でない場合がある。
また、特許文献2では、高い推定精度が得られる診断モデルを生成するために、稼働情報と、不調度を判定したラベル情報とを含む学習用データが多く必要とされる。よって、高い推定精度が得られる診断モデルを生成するためには、相当な手間と膨大な工数が必要となり、実現することが難しい。
そこで、本開示は、部品実装のための部品供給装置の異常を容易に精度よく判定することができる異常判定装置などを提供する。
本開示の一態様に係る異常判定装置は、複数の部品がそれぞれ個別に収納されている複数の容器を送ることで前記複数の部品を部品実装装置に逐次供給する部品供給装置の異常を判定する異常判定装置であって、前記部品供給装置により逐次供給された前記複数の部品のそれぞれについて、当該部品の供給位置に関する位置情報を取得する取得部と、取得された複数の前記位置情報に基づいて、所定の統計処理を行うことで、前記複数の部品のうちの一の部品が格納されている一の容器の停止位置を推定する推定部と、推定された前記停止位置に基づいて、前記部品供給装置の異常を判定する判定部と、を備える。
なお、これらの包括的または具体的な態様は、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラムまたはコンピュータ読み取り可能なCD-ROMなどの記録媒体で実現されてもよく、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラムおよび記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。また、記録媒体は、非一時的な記録媒体であってもよい。
本開示の異常判定装置は、部品実装のための部品供給装置の異常を容易に精度よく判定することができる。
なお、本開示の一態様における更なる利点および効果は、明細書および図面から明らかにされる。かかる利点および/または効果は、いくつかの実施の形態並びに明細書および図面に記載された特徴によってそれぞれ提供されるが、1つまたはそれ以上の同一の特徴を得るために必ずしも全てが提供される必要はない。
図1は、実施の形態における部品実装ラインを含む生産システムの構成の一例を示す図である。 図2は、実施の形態における部品実装装置の外観斜視図である。 図3は、実施の形態における部品実装装置の内部構成の一例を示す図である。 図4は、図3におけるA-A断面の一例を部分的に示す図である。 図5は、実施の形態における実装ヘッドとフィーダとの位置関係を示す模式図である。 図6は、実施の形態における装着の対象となる部品の外観を示す外観図である。 図7は、実施の形態における部品テープの一例を示す上面図である。 図8は、実施の形態におけるフィーダの構成を示す側面図である。 図9は、実施の形態における部品実装装置の機能構成の一例を示す図である。 図10は、実施の形態における部品吸着時におけるノズルと、部品テープと、各カメラとの位置関係を示す図である。 図11は、実施の形態における吸着位置及び相対位置を説明するための図である。 図12は、実施の形態における異常判定装置の動作の一例を示すフローチャートである。 図13は、実施の形態におけるポケットの実際の停止位置と、部品の供給位置と、推定した停止位置との関係を示す図である。 図14は、実施の形態における情報処理端末の機能構成の一例を示す図である。
上述の課題を解決するために、本開示の一態様に係る異常判定装置は、複数の部品がそれぞれ個別に収納されている複数の容器を送ることで前記複数の部品を部品実装装置に逐次供給する部品供給装置の異常を判定する異常判定装置であって、前記部品供給装置により逐次供給された前記複数の部品のそれぞれについて、当該部品の供給位置に関する位置情報を取得する取得部と、取得された複数の前記位置情報に基づいて、所定の統計処理を行うことで、前記複数の部品のうちの一の部品が格納されている一の容器の停止位置を推定する推定部と、推定された前記停止位置に基づいて、前記部品供給装置の異常を判定する判定部と、を備える。
これによれば、それぞれが部品の供給位置に関する複数の位置情報に基づく情報に対して所定の統計処理を行うことで容器の停止位置を推定し、推定された容器の停止位置に基づいて、部品供給装置の異常を判定するため、部品供給装置の異常を精度よく判定することができる。
また、前記複数の位置情報のそれぞれは、前記複数の部品のうち当該位置情報に対応する部品が吸着されたときにおける、(i)前記部品実装装置が備える吸着部が停止した吸着位置と、(ii)前記吸着部に対する前記部品の相対位置と、を含んでもよい。
このため、部品供給装置が備えるセンサにより得られた吸着位置と、相対位置とに基づいて、容器の停止位置を推定することができる。これにより、容器の停止位置を検出するためのセンサを追加することなく、容器の停止位置を推定することができる。よって、異常判定装置の設置にかかるコストを低減することができる。
また、前記推定部は、前記複数の位置情報のそれぞれについて、当該位置情報に含まれる前記吸着位置及び前記相対位置を互いに加算することで、当該位置情報に対応する部品の供給位置を算出し、算出された複数の前記供給位置に前記所定の統計処理を行うことで、前記停止位置を推定してもよい。
このため、例えば、部品供給時における容器内の容器に対する部品の位置のばらつきを効果的に低減することができる。よって、精度よく容器の停止位置を推定することができる。
また、前記判定部は、前記停止位置が所定の領域外の領域にある場合に、前記部品供給装置が異常であると判定してもよい。
このため、部品供給装置が容器を所定の領域外の領域に停止させたことを検出すると、部品供給装置が異常であると判定することができる。
また、前記部品供給装置は、所定の周期の動作を繰り返すことにより前記複数の部品を供給し、前記停止位置の推定に用いられる前記複数の位置情報は、前記所定の周期にわたって検出された複数の位置情報を含んでもよい。
このため、部品供給時における容器内の容器に対する部品の位置のばらつきを効果的に低減することができる。よって、精度よく容器の停止位置を推定することができる。
また、前記推定部は、前記複数の部品の種類が第1種類である場合、第1統計処理を行うことで前記停止位置を推定し、前記複数の部品の種類が第2種類である場合、前記第1統計処理とは異なる第2統計処理を行うことで前記停止位置を推定してもよい。
このため、複数の位置情報に対して、当該複数の位置情報の取得の対象となった部品の種類に応じた適切な統計処理を行うことができる。よって、精度よく容器の停止位置を推定することができる。
また、前記一の容器のサイズは、前記一の部品のサイズよりも大きくてもよい。
これによれば、容器のサイズは、部品のサイズよりも大きいため、部品供給時において、部品の容器に対する位置はばらつきやすい。このため、異常判定装置は、部品供給時における容器に対する部品の位置のばらつきによる高周波成分のノイズを低減することができるため、精度よく容器の停止位置を推定することができる。
また、前記部品実装装置が部品実装中において、前記推定部は、前記一の容器の停止位置を推定し、前記判定部は、前記部品供給装置の異常を判定してもよい。
これによれば、部品実装中において部品供給装置の異常を判定できるため、部品供給装置に異常が発生したときに当該異常に対する対応を早期に行うことができる。例えば、異常が多発する前に、異常が生じた部品供給装置をラインアウトさせることができ、部品実装装置の停止による稼働ロスや実装品質ロスを低減させることができる。
また、本開示の一態様に係る異常判定方法は、複数の部品がそれぞれ個別に収納されている複数の容器を有する送ることで前記複数の部品を部品実装装置に逐次供給する部品供給装置の異常を判定する異常判定方法であって、前記部品供給装置により逐次供給された複数の部品のそれぞれについて、当該部品の供給位置に関する位置情報を取得し、取得された複数の前記位置情報に基づいて、所定の統計処理を行うことで、前記複数の部品のうちの一の部品が格納されている一の容器の停止位置を推定し、推定された前記停止位置に基づいて、前記部品供給装置の異常を判定する。
これによれば、それぞれが部品の供給位置に関する複数の位置情報に基づく情報に対して所定の統計処理を行うことで容器の停止位置を推定し、推定された容器の停止位置に基づいて、部品供給装置の異常を判定するため、部品供給装置の異常を精度よく判定することができる。
以下、実施の形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。
なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的または具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本開示を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
また、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、同じ構成部材については同じ符号を付している。
(実施の形態)
[生産システム]
図1は、部品実装ラインを含む生産システムの構成の一例を示す図である。
この生産システムは、部品実装ラインL1と情報処理端末200とを備える。
部品実装ラインL1は、実装基板の生産設備の一例であって、上流側から搬入された基板Bに少なくとも1つの部品Pを実装することによって実装基板を生産し、その生産された実装基板を下流側に搬出する。なお、本実施の形態では、基板の搬送方向をX軸方向と称し、そのX軸方向と垂直な方向をY軸方向と称する。なお、X軸方向およびY軸方向は水平面に沿う方向である。さらに、X軸方向およびY軸方向に垂直な方向を、Z軸方向と称する。X軸方向プラス側およびマイナス側は、それぞれ基板Bの搬送方向における下流側および上流側であって、Y軸方向プラス側およびマイナス側は、それぞれ前後方向における後側(または奥側)および前側(または手前側)である。Z軸方向プラス側およびマイナス側は、それぞれ鉛直方向における上側および下側である。図1では、部品実装ラインL1の上面が示されている。
部品実装ラインL1は、はんだ印刷装置M1と、印刷検査装置M2と、部品実装装置M3~M6と、実装検査装置M7と、リフロー装置M8とを備える。なお、これらの装置は、搬送方向上流側から下流側に向けて、はんだ印刷装置M1、印刷検査装置M2、部品実装装置M3~M6、実装検査装置M7、リフロー装置M8の順に配列され、直列に連結されている。
はんだ印刷装置M1、印刷検査装置M2、部品実装装置M3~M6、実装検査装置M7、およびリフロー装置M8は、通信ネットワーク2を介して情報処理端末200に接続されている。はんだ印刷装置M1は、上流側から搬入された基板Bにはんだを印刷する。印刷検査装置M2は、はんだ検査カメラによって基板Bに印刷されたはんだの状態を検査する。
部品実装装置M3~M6は、基板Bに部品Pを実装する部品実装作業を実行する。なお、部品実装ラインL1は、4台の部品実装装置M3~M6を備えるが、その台数は4台に限定されることなく、1~3台であってもよく、5台以上であってもよい。
実装検査装置M7は、部品検査カメラによって基板Bに搭載された部品Pの状態を検査する。リフロー装置M8は、この装置内に搬入された基板Bを加熱して、基板B上のはんだを硬化させ、基板Bの電極部と部品Pとを接合する。
情報処理端末200は、例えば部品実装ラインL1と同じ建屋に配置され、部品実装ラインL1に含まれるはんだ印刷装置M1、印刷検査装置M2、部品実装装置M3~M6、実装検査装置M7、およびリフロー装置M8と通信する。なお、情報処理端末200は、無線または有線を介してそれらの装置と通信してもよい。無線は、Wi-Fi(登録商標)、Bluetooth(登録商標)、ZigBee、または特定小電力無線であってもよい。また、情報処理端末200は、部品実装ラインL1に含まれる各装置から、その装置の稼働率などを示す情報を取得し、それらの情報に基づいてその各装置を管理してもよい。また、このような情報処理端末200は、パーソナルコンピュータ、タブレット端末、またはスマートフォンなどとして構成されていてもよい。
[部品実装装置]
図2は、部品実装装置M3の外観斜視図である。部品実装装置M4~M6も、部品実装装置M3と同様の外観を有していてもよい。
部品実装装置M3は、例えば、2つの部品供給部6と、提示部17と、2つの開閉カバー16とを備える。なお、図2では、2つの部品供給部6のうちの1つが図示され、残り1つは奥側(すなわちY軸方向プラス側)に隠れている。
部品供給部6には、複数のフィーダ7がX軸方向に沿って並列に配置されている。フィーダ7は、部品Pを収納した部品テープをテープ送り方向にピッチ送りすることによってその部品Pを供給する。
提示部17は、部品実装装置M3の操作者への提示を行う。例えば、提示部17は、提示内容を表示することによって提示を行う。具体的な例として、提示部17は、液晶ディスプレイまたは有機EL(electro-luminescence)ディスプレイなどとして構成されている。
2つの開閉カバー16のそれぞれは、開閉自在に設けられ、閉止時には後述の実装ヘッドを覆う。つまり、2つの開閉カバー16のそれぞれは、閉止時には、部品実装装置M3の内部を覆い隠す。したがって、2つの開閉カバー16のそれぞれが閉止されているときには、操作者は、部品実装装置M3の内部に手を入れることができず、実装ヘッドに触れることはできない。
図3は、部品実装装置M3の内部構成の一例を示す図である。なお、部品実装装置M4~M6も、部品実装装置M3と同様の内部構成を有していてもよい。また、図3に示す部品実装装置M3の構成は、部品実装装置M3の内部をZ軸方向プラス側から見た構成であって、2つの開閉カバー16は図示されていない。
部品実装装置M3は、上述の2つの部品供給部6の他にも、基台4と、基板搬送機構5と、2つのX軸ビーム9と、Y軸ビーム8と、2つの実装ヘッド10と、2つのカメラ12と、ステージ11とを備える。
2つの部品供給部6は、基板搬送機構5をY軸方向に挟むように配置されている。
基板搬送機構5は、X軸方向に沿う2つのレールを備え、基台4の中央に配設される。基板搬送機構5は、上流側から搬入された基板Bを搬送し、部品実装作業を実行するための位置にその基板Bを位置決めして保持する。
Y軸ビーム8は、基台4上面におけるX軸方向の一方側(図3に示す例では右側)の端に、Y軸方向に沿うように配設されている。
2つのX軸ビーム9は、X軸方向に沿った状態で、Y軸方向に移動自在にY軸ビーム8に結合されている。
実装ヘッド10は、2つのX軸ビーム9のそれぞれに、X軸方向に移動自在に装着されている。実装ヘッド10は、部品Pを吸着して保持し昇降可能な複数の吸着ユニット10aを備える。吸着ユニット10aのそれぞれの先端には、ノズル10bが着脱自在に装着されている(図4参照)。
2つの実装ヘッド10のそれぞれは、Y軸ビーム8およびX軸ビーム9を含む駆動機構によって、X軸方向およびY軸方向に移動する。これにより、2つの実装ヘッド10のそれぞれは、その実装ヘッド10に対応する部品供給部6に配置されたフィーダ7の部品取り出し位置から部品Pをノズル10bによって吸着して取り出し、基板搬送機構5に位置決めされた基板Bの実装点に実装する。
2つのカメラ12のそれぞれは、そのカメラ12に対応する実装ヘッド10に取り付けられている。このカメラ12は、基板搬送機構5に位置決めされている基板Bの位置および種別などを認識するために、その基板Bを撮像する。また、カメラ12は、実装ヘッド10のノズル10bに吸着されている部品Pの種別を認識するために、その部品Pを撮像する。また、カメラ12は、実装ヘッド10が部品Pを吸着するときの部品Pの吸着位置を認識するために、吸着時において、その部品Pを撮像する。さらに、カメラ12は、ノズル10bから情報を読み取るために、そのノズル10bを撮像する。
ステージ11は、ノズルチェンジャとも呼ばれ、そのステージ11には少なくとも1つのノズル10bが載置されている。このステージ11に載置されている少なくとも1つのノズル10bは、実装ヘッド10の吸着ユニット10aに装着されているノズル10bとの交換に用いられる。例えば、ステージ11に載置されている少なくとも1つのノズル10bのそれぞれは、実装ヘッド10の吸着ユニット10aに装着されているノズル10bとは異なる属性を有する。また、ステージ11に載置されている少なくとも1つのノズル10bのそれぞれも、互いに異なる属性を有する。したがって、実装基板の生産には、基板Bに実装される部品Pに適した属性を有するノズル10bが選択されて実装ヘッド10の吸着ユニット10aに装着される。
図4は、図3におけるA-A断面の一例を部分的に示す図である。
部品供給部6は、図4に示すように、フィーダベース13aと、そのフィーダベース13aに装着された複数のフィーダ7と、フィーダベース13aを支持する台車13とを備える。
台車13は、基台4に対して着脱自在に構成され、さらに、カセットホルダ15を備えている。カセットホルダ15は、部品リールCを複数個保持可能に構成されている。部品リールCは、部品テープ14を巻回状態で収納する。複数の部品リールCのそれぞれは、カセットホルダ15の上方保持位置Huまたは下方保持位置Hdに保持される。カセットホルダ15が保持する部品リールCから引き出された部品テープ14は、フィーダ7に装着される。
カメラ12は、ノズル10bの側面を含む範囲が視野に含まれるように斜めから撮像する。これにより、カメラ12は、そのカメラ12に対応する実装ヘッド10に装着されているノズル10bだけでなく、例えば、そのノズル10bに吸着される部品Pと、基板搬送機構5によって位置決めされている基板Bの基板マークとを撮像することができる。部品実装装置M3は、このカメラ12による撮像によって、ノズル10bが部品Pを吸着した時のノズル10bに対する部品Pの相対位置を検出する。検出された相対位置は、後述する異常判定装置110へ出力(送信)される。ここで、ノズル10bは、吸着部の一例である。
カメラ18は、ノズル10bの下端を含む範囲が視野に含まれるように下方から撮像する。カメラ18は、部品実装装置M3の基台4または部品実装装置M3の下方に固定されている。つまり、カメラ18と基台4との位置関係は固定されている。これにより、部品実装装置M3は、このカメラ18による撮像によって、基台4の基準位置に対するノズル10bの位置を検出する。このため、部品実装装置M3は、部品Pが吸着されたときにノズル10bが停止した吸着位置を検出できる。検出された吸着位置は、異常判定装置110へ出力(送信)される。部品実装装置M3は、例えば、検出した吸着位置を、次に供給された部品Pの供給位置の予測に用いている。
図5は、実装ヘッド10とフィーダ7との位置関係を示す模式図である。また、図6は、装着の対象となる部品Pの外観を示す外観図である。また、図7は、部品テープ14の一例を示す上面図である。また、図8は、フィーダ7の構成を示す側面図である。
実装ヘッド10には、例えば図5に示すように、最大10個のノズル10bを取り付けることが可能である。10個のノズル10bが取り付けられた実装ヘッド10は、最大10個のフィーダ7のそれぞれから部品Pを同時に(1回の上下動作で)吸着することができる。
フィーダ7は、このような部品テープ14をテープ送り方向にピッチ送りすることにより、その部品テープ14に収納されている複数の部品Pを順に部品取り出し位置7aに供給する。実装ヘッド10は、その部品取り出し位置7aに供給された部品Pをノズル10bで吸着して移動し、基板Bの実装点にその部品Pを実装する。なお、部品Pの供給方式は、部品テープ14を用いた方式に限定されることなく、他の供給方式であってもよい。例えば、供給方式は、スティック状のケース、トレイケース、またはバルク部品カセット等で部品Pを供給する方式であってもよい。その場合には、それらの供給方式に適したフィーダ7で部品Pが供給される。フィーダ7は、部品供給装置の一例である。
部品Pは、チップ形電子部品P1~P4であり、例えば図6の(a)~(d)に示すような部品がある。このような部品Pは、図7に示すような部品テープ14に一定間隔で複数個連続的に収納されている。部品テープ14は、それぞれに部品Pが収納されている複数のポケット14aと、フィーダ7のスプロケットが部品テープ14を送り出すために、部品テープ14に係合する複数の送り孔14bを有する。ポケット14aは、部品Pを収納する容器の一例であり、ポケット14aのサイズは、部品Pのサイズよりも大きい。フィーダ7は、スプロケットを所定の回転角度単位で回転させることで、部品テープ14をテープ送り方向にピッチ送りする。なお、部品テープ14は、部品Pが収納されているポケット14aの開口を蓋するカバーテープをさらに有するが、図7では省略されている。
フィーダ7には、部品リールCが装着されており、部品を等ピッチで収納した図8に示す部品テープ14が巻回されている。フィーダ7は、図8に示す筐体71の内部で部品テープ14の送り動作を行って部品テープ14に等ピッチで収納された部品Pを供給口72にピッチ送りする機能を有している。
筐体71内の先端部にはテープ送り機構73が配設されている。テープ送り機構73は、部品テープ14の送り方向に等ピッチで形成された送り孔14bに係合するピンが外周に形成されたスプロケット74を備える。また、テープ送り機構73は、スプロケット74の回転駆動手段である駆動モータ75と、駆動モータ75の回転駆動をスプロケット74に伝達する伝達機構と、駆動モータ75の回転駆動を制御する制御手段であるフィーダ制御部78とを備える。
駆動モータ75が部品Pの収納ピッチに対応して間欠回転するように制御されると、スプロケット74がインデックス回転を行い、部品リールCに巻回された部品テープ14が後端部から筐体71に引き込まれて先端部にピッチ送りされる。これにより、部品テープ14に収納された部品Pが吸着予定の位置である供給口72に順次供給される。
供給口72は、筐体71の上部に装着されて部品テープ14の送りを案内するテープガイド76の一部に開口されて形成されている。テープガイド76の一部は、部品テープ14の表面から剥離されたカバーテープ14cの折り返し部となっており、カバーテープ剥離機構77により部品テープ14の表面からカバーテープ14cを剥離する。これにより、部品テープ14は部品Pが露出した状態で供給口72に供給され、供給口72の上方に位置合わせされたノズル10bによりピックアップされる。
ギヤユニット80は、駆動ギヤ81と、第1伝達ギヤ82と、第2伝達ギヤ83と、第3伝達ギヤ84と、最終ギヤ85とを含むギヤ列により構成されている。駆動ギヤ81は、駆動モータ75の出力軸に取り付けられる。駆動ギヤ81には、第1伝達ギヤ82が噛合する。第1伝達ギヤ82には第2伝達ギヤ83が同軸に固定され、この第2伝達ギヤ83は第3伝達ギヤ84と噛合する。第2伝達ギヤ83と噛合した第3伝達ギヤ84は、スプロケット74の回転軸に固定された最終ギヤ85とも噛合する。なお、ギヤユニット80のような伝達機構の構成は、これに限るものではなく、ギヤユニット80が備えるギヤの数は5個に限らずに5個より少なくてもよいし、5個より多くてもよい。
したがって、以上のように構成される部品実装装置M3における不調原因は、例えば以下のようになる。供給口72の汚れ、スプロケット74の先端部の摩耗及びガタ、駆動モータ75のへたり及び送り位置ズレ、並びに、フィーダ7のガタつき、送り位置ズレ、並びに、モータートルク劣化等々があげられる。
[部品実装装置]
図9は、部品実装装置M3の機能構成の一例を示すブロック図である。
部品実装装置M3は、上述の実装ヘッド10、カメラ12、Y軸ビーム8、X軸ビーム9、基板搬送機構5、ステージ11、カメラ18、及び部品供給部6の他にも、部品実装装置制御部100を備える。
部品実装装置制御部100は、部品実装装置M3の動作を制御する処理部である。部品実装装置制御部100は、部品実装動作処理部101と、画面表示I/F処理部102と、主記憶部103と、異常判定装置110とを備える。
部品実装動作処理部101は、実装ヘッド10、カメラ12、Y軸ビーム8、X軸ビーム9、基板搬送機構5、ステージ11、カメラ18、及び部品供給部6の各構成要素の動作を制御する処理部である。部品実装動作処理部101は、主記憶部103に記憶されているプログラムを実行し、部品実装装置M3の各構成要素の動作状態を取得し、動作状態に応じて部品実装装置M3の各構成要素の動作を制御する。
画面表示I/F処理部102は、部品実装動作処理部101による制御の状態を表示する。また、画面表示I/F処理部102は、部品実装装置M3の制御の種類を変更したり、当該制御の設定(例えば、制御パラメータの設定)を変更するための入力をオペレータから受け付ける。
主記憶部103は、部品実装装置M3の制御のためのプログラムや制御パラメータ、部品実装装置M3の稼働情報などを記憶する。
部品実装装置制御部100が備える処理部や異常判定装置110は、例えば、DSP等のプロセッサによって実現されるが、マイクロコンピュータまたは専用回路によって実現されてもよいし、プロセッサ、マイクロコンピュータ、及び専用回路のうちの2つ以上の組み合わせによって実現されてもよい。また、主記憶部103及び記憶部115は、不揮発性のメモリ、ストレージにより実現されてもよい。
異常判定装置110は、取得部111と、推定部112と、判定部113と、出力部114と、記憶部115とを備える。
取得部111は、複数の部品Pのそれぞれについて、当該部品Pの供給位置に関する位置情報を取得する。フィーダ7は、所定の周期の動作を繰り返すことにより複数の部品Pを供給する。このため、複数の位置情報は、所定の周期にわたって検出された複数の位置情報を含む。取得部111は、複数の部品の1つ1つが順次供給される度に、部品Pの供給位置に関する位置情報を取得する。つまり、取得部111は、時系列で連続している複数の位置情報を取得する。複数の位置情報のそれぞれは、複数の部品Pのうち当該位置情報に対応する部品が吸着されたときにおける、ノズル10bが停止した吸着位置と、ノズル10bに対する部品Pの相対位置とを含む。つまり、位置情報は、吸着位置及び相対位置を含むデータセットである。
ここで、吸着位置及び相対位置について、具体的に説明する。図10は、部品吸着時におけるノズル10bと、部品テープ14と、カメラ12と、カメラ18との位置関係を示す図である。図11は、吸着位置及び相対位置を説明するための図である。
図10に示すように、部品Pの吸着時において、部品実装装置M3は、例えば、ノズル10bを、部品Pの供給位置に位置合わせするために水平方向に移動させて停止させ、停止させた位置から下方に所定量移動し、部品Pを吸着できる高さに停止させる。
吸着位置p1は、吸着時において、カメラ18により下方からノズル10bが撮像された第1画像に基づいて、部品実装装置M3により検出される。吸着位置p1は、吸着時(つまり、ノズル10bが部品Pを吸着できる位置に停止したとき)に停止したときの水平方向における位置(つまり、X軸方向およびY軸方向における位置)である。吸着位置p1は、基台4上の基準位置pbを原点とした時のノズル10bの位置であり、例えば、X軸方向及びY軸方向の各位置を含む座標で示されてもよい。吸着位置p1のX座標x1は、基準位置pbのX座標xbよりもX軸方向プラス側に位置すれば正の値で示され、基準位置pbのX座標xbよりもX軸方向マイナス側に位置すれば負の値で示される。
なお、吸着位置p1のX座標x1は、吸着時において、基準位置pbのX座標xbよりもX軸方向プラス側に位置すれば正の値で示され、基準位置pbのX座標xbよりもX軸方向マイナス側に位置すれば負の値で示される。これは、Y座標についても同様である。
相対位置p2は、カメラ12により斜め側方からノズル10b及び部品Pが撮像された第2画像に基づいて、部品実装装置M3により検出される。相対位置p2は、吸着時に停止したときの水平方向におけるノズル10bに対する部品Pの位置である。つまり、相対位置p2は、ノズル10bの位置を原点とした時の部品Pの位置であり、例えば、X軸方向及びY軸方向の各位置を含む座標で示されてもよい。相対位置p2のX座標x2は、ノズル10bの位置(吸着位置p1と同じ)のX座標x1よりもX軸方向プラス側に位置すれば正の値で示され、ノズル10bの位置のX座標x1よりもX軸方向マイナス側に位置すれば負の値で示される。これは、Y座標についても同様である。
例えば、図11の例では、ノズル10bの吸着位置p1のY座標y1は、基準位置pbのY座標ybよりもY軸方向マイナス側に位置するため、Y座標y1とY座標ybとの差分d1を絶対値とする負の値で示される。相対位置p2のY座標y2は、ノズル10bの吸着位置p1のY座標y1よりもY軸方向プラス側に位置するため、Y座標y1とY座標y2との差分d2を絶対値とする正の値で示される。
これにより、基準位置pbに対する部品Pの位置(つまり、供給位置)は、吸着位置p1及び相対位置p2を互いに加算することで、算出することができる。
推定部112は、取得された複数の位置情報に基づいて、所定の統計処理を行うことで、複数の部品Pのうちの一の部品Pが格納されている位置のポケット14aの停止位置を推定する。具体的には、推定部112は、複数の位置情報のそれぞれについて、当該位置情報に含まれる吸着位置p1及び相対位置p2を互いに加算することで、当該位置情報に対応する部品Pの供給位置を算出する。そして、推定部112は、算出された複数の供給位置に所定の統計処理を行うことで、供給された部品Pが格納されているポケット14aの停止位置を推定する。推定部112が行う所定の統計処理は、例えば、ローパスフィルタ、移動平均、フィッティング、及び、加重平均の4つの統計手法のうちの1つである。所定の統計処理は、上記4つの統計手法とは別の統計手法であってもよい。また、所定の統計処理は、これらの4つの統計手法及び別の統計手法の2つ以上の統計手法の組み合わせであってもよい。
なお、推定部112は、複数の位置情報に対して、部品Pの種類毎に異なる統計処理を行うことで、停止位置を推定してもよい。この時、停止位置の推定に用いられる複数の位置情報は、スプロケット74の回転周期(所定の周期)にわたって異なる複数のタイミング(例えば、所定の時間単位)で検出された複数の位置情報を含む。つまり、推定部112は、部品テープ14の複数の部品Pの種類が第1種類である場合、第1統計処理を行うことでポケット14aの停止位置を推定し、部品テープ14の複数の部品Pの種類が第2種類である場合、第1統計処理とは異なる第2統計処理を行うことでポケット14aの停止位置を推定してもよい。第1統計処理は、ローパスフィルタ、移動平均、フィッティング、及び、加重平均のうちの1つであり、第2統計処理は、ローパスフィルタ、移動平均、フィッティング、及び、加重平均のうちの第1統計処理とは異なる1つであってもよい。また、第2統計処理は、第1統計処理と同じ統計手法であり、第1統計処理で用いるハイパーパラメータとは異なる値に設定されたハイパーパラメータを用いた統計処理であってもよい。例えば、部品の種類に応じた適切な統計処理としては、事前に、部品の種類毎に実際に得られる正解のポケットの停止位置と推定したポケットの停止位置とを取得することで、誤差が小さい統計処理が選択されうる。
判定部113は、推定された停止位置に基づいて、フィーダ7の異常を判定する。具体的には、判定部113は、推定されたポケット14aの停止位置が所定の領域外の領域にある場合に、フィーダ7が異常であると判定する。つまり、判定部113は、フィーダ7による部品テープ14の送り動作の異常を判定する。所定の領域外の領域とは、例えば、基準位置pbと停止位置との差分が所定の閾値以上となる領域であってもよいし、予め設定された領域であってもよい。判定部113は、Y軸方向における位置、つまり、送り方向における位置について、上記判定を行う。このため、推定部112は、停止位置のY座標のみを推定してもよい。
出力部114は、判定部113による判定結果を出力する。具体的には、出力部114は、判定結果を部品実装装置M3に送信してもよいし、ユーザが所有する図示しない端末に送信してもよい。出力部114は、フィーダ7の異常を判定した場合の判定結果を、出力してもよい。
異常判定装置110による処理は、部品実装装置M3が部品実装中においてリアルタイムに行われていてもよい。具体的には、推定部112は、部品実装装置M3の部品実装中において、部品テープ14のポケット14aの停止位置を推定し、判定部113は、フィーダ7の異常を判定してもよい。言い換えると、取得部111は、部品実装装置M3が部品Pを吸着する吸着動作毎に検出された吸着位置及び相対位置を含む位置情報を取得し、推定部112は、位置情報が取得される度にポケット14aの停止位置を推定し、判定部113は、停止位置が推定される度にフィーダ7の異常を判定する。
記憶部115は、各種情報を記憶する。記憶部115は、取得した位置情報を記憶してもよいし、推定した停止位置を記憶してもよいし、判定結果を記憶してもよい。
[動作]
次に、部品実装装置M3の異常判定装置110の動作について説明する。図12は、異常判定装置110の動作の一例を示すフローチャートである。
異常判定装置110は、ノズル10bの吸着位置p1及びノズル10bに対する部品Pの相対位置p2を取得する(S1)。ステップS1の処理は、異常判定装置110の取得部111による処理である。
次に、異常判定装置110は、取得された複数の位置情報に基づいて、所定の統計処理を行うことで、部品Pの吸着時における、部品テープ14のポケット14aの停止位置を推定する(S2)。ステップS2の処理は、異常判定装置110の推定部112による処理である。
次に、異常判定装置110は、推定したポケット14aの停止位置が所定の領域内に含まれるか否かを判定する(S3)。ステップS3の処理は、異常判定装置110の判定部113による処理である。
異常判定装置110は、停止位置が所定の領域内に含まれると判定された場合(S3でYes)、フィーダ7を正常と判定する(S4)。
一方で、異常判定装置110は、停止位置が所定の領域内に含まれないと判定された場合(S3でNo)、フィーダ7を異常と判定する(S5)。
[効果など]
本実施の形態に係る異常判定装置110は、複数の部品Pがそれぞれ個別に収納されている複数のポケット14aを有する部品テープ14を送ることで複数の部品Pを部品実装装置M3に逐次供給するフィーダ7の異常を判定する。異常判定装置110は、取得部111と、推定部112と、判定部113とを備える。取得部111は、フィーダ7により逐次供給された複数の部品Pのそれぞれについて、当該部品Pの供給位置に関する位置情報を取得する。推定部112は、取得された複数の位置情報に基づいて、所定の統計処理を行うことで、複数の部品Pのうちの一の部品Pが格納されている一のポケット14aの停止位置を推定する。判定部113は、推定された停止位置に基づいて、フィーダ7の異常を判定する。
図13は、ポケットの実際の停止位置と、部品の供給位置と、推定した停止位置との関係を示す図である。図13の横軸の送り回数は、フィーダ7が部品Pの供給のための部品テープ14を停止させた累計の回数を示す。ポケットの実際の停止位置は、例えば、停止したポケット14aが撮像範囲に含まれるような基台4に固定されたカメラにより得られた位置であり、当該カメラは、本実施の形態の部品実装装置M3には含まれない構成である。部品の供給位置は、上記実施の形態で説明した供給位置であり、吸着位置及び相対位置を互いに加算して得られた位置である。推定した停止位置は、上記実施の形態で説明したとおり、推定部112により推定された停止位置である。
図13に示されるように、ポケット14aの実際の停止位置の時系列データは、スプロケット74の回転周期で位置が振動する成分(低周波成分)を含む。これは、スプロケット74の先端部の位置ずれ、スプロケット74の回転停止位置の位置ずれなどが原因で生じる。ポケット14aの実際の停止位置の時系列データは、スプロケット74が1周すると精度よく同じ位置にポケット14aが停止されることを示している。
部品Pの供給位置の時系列データは、スプロケット74の回転周期よりも短い時間間隔で振動する成分(高周波成分)を含む。これは、ポケット14aのサイズが部品Pのサイズよりも大きいことが原因であり、部品Pとポケット14aの側壁との間に隙間があることでポケット14aの停止位置に対して部品Pが隙間の分だけさらに移動可能であることが原因で生じる。
推定した停止位置は、部品の供給位置の時系列データに対して所定の統計処理が実行されることで高周波成分が低減されており、ポケット14aの実際の停止位置に近い位置に推定されている。
異常判定装置110によれば、それぞれが部品Pの供給位置に関する複数の位置情報に基づく情報(ここでは、部品Pの供給位置の時系列データ)に対して所定の統計処理を行うことでポケット14aの停止位置を推定し、推定されたポケットの停止位置に基づいて、フィーダ7の異常を判定する。例えば、異常判定装置110は、ポケット14aの停止位置が図13に示すような所定の領域内から外れた位置(つまり所定の領域外の位置)にある場合に、フィーダ7に異常が発生したと判定し、所定の領域内にある場合に、フィーダ7に異常が発生していないと判定する。このように所定の統計処理を行うことで、図12の推定した停止位置の時系列データに示されるように、部品Pの供給位置の時系列データに含まれる高周波なノイズ成分を効果的に低減することができ、精度よくポケット14aの停止位置を推定することができる。
また、本実施の形態に係る異常判定装置110において、複数の位置情報のそれぞれは、複数の部品Pのうち当該位置情報に対応する部品Pが吸着されたときにおける、(i)部品実装装置M3が備えるノズル10bが停止した吸着位置と、(ii)ノズル10bに対する部品Pの相対位置と、を含む。
このため、部品実装装置M3が備えるカメラ18により得られた第1画像に基づく吸着位置と、カメラ12により得られた第2画像に基づく相対位置とに基づいて、ポケット14aの停止位置を推定することができる。これにより、ポケット14aの停止位置を検出するためのセンサを追加することなく、ポケット14aの停止位置を推定することができる。よって、異常判定装置110の設置にかかるコストを低減することができる。
また、本実施の形態に係る異常判定装置110において、推定部112は、複数の位置情報のそれぞれについて、当該位置情報に含まれる吸着位置及び相対位置を互いに加算することで、当該位置情報に対応する部品の供給位置を算出する。そして、推定部112は、算出された複数の供給位置に所定の統計処理を行うことで、停止位置を推定する。
このため、例えば、部品供給時におけるポケット14a内のポケット14aに対する部品Pの位置のばらつきを効果的に低減することができる。よって、精度よくポケットの停止位置を推定することができる。
また、本実施の形態に係る異常判定装置110において、判定部113は、停止位置が所定の領域外の領域にある場合に、フィーダ7が異常であると判定する。
このため、フィーダ7がポケット14aを所定の領域外の領域に停止させたことを検出すると、フィーダ7が異常であると判定することができる。
また、本実施の形態に係る異常判定装置110において、フィーダ7は、所定の周期の動作を繰り返すことにより複数の部品を供給する。停止位置の推定に用いられる複数の位置情報は、所定の周期にわたって検出された複数の位置情報を含む。
このため、部品供給時におけるポケット14a内のポケット14aに対する部品Pの位置のばらつきを効果的に低減することができる。よって、精度よくポケット14aの停止位置を推定することができる。
また、本実施の形態に係る異常判定装置110において、推定部112は、複数の部品Pの種類が第1種類である場合、第1統計処理を行うことで停止位置を推定し、複数の部品の種類が第2種類である場合、第1統計処理とは異なる第2統計処理を行うことで停止位置を推定する。
このため、複数の位置情報に対して、当該複数の位置情報の取得の対象となった部品の種類に応じた適切な統計処理を行うことができる。よって、精度よくポケット14aの停止位置を推定することができる。
また、本実施の形態に係る異常判定装置110において、一のポケット14aのサイズは、一の部品Pのサイズよりも大きい。
これによれば、ポケット14aのサイズは、部品Pのサイズよりも大きいため、部品供給時において、部品Pのポケット14aに対する位置はばらつきやすい。このため、異常判定装置110は、部品供給時におけるポケット14aに対する部品Pの位置のばらつきによる高周波成分のノイズを低減することができる。よって、精度よくポケットの停止位置を推定することができる。
また、本実施の形態に係る異常判定装置110において、部品実装装置M3が部品実装中において、推定部112は、一のポケットの停止位置を推定し、判定部113は、フィーダ7の異常を判定する。
これによれば、部品実装中においてフィーダ7の異常を判定できるため、フィーダ7に異常が発生したときに当該異常に対する対応を早期に行うことができる。
また、本実施の形態に係る異常判定装置110は、機械学習モデルを用いる認識処理のように、フィーダ7の異常を判定することができるため、上記認識処理を実行できるような高性能な処理能力を有する必要がない。よって、部品実装装置M3の制御部として実装することが容易にできる。このため、部品実装装置M3から得られたデータ(複数の位置情報や、当該複数の位置情報を算出するためのカメラ12及びカメラ18により得られた複数の画像データ)を取得しなくてもよい。つまり、異常判定装置110は、ネットワークを介してデータを取得する必要がないため、よりリアルタイムにフィーダ7の異常を判定することができる。
[変形例]
(1)
上記実施の形態に係る異常判定装置110は、部品実装装置M3が備える装置であるとしたが、これに限らずに、部品実装装置M3に接続される部品実装装置M3の外部の装置であってもよいし、部品実装ラインL1に含まれる他の装置が備える構成であってもよい。例えば、情報処理端末200が、異常判定装置110の構成を有していてもよい。
図14は、実施の形態の変形例に係る情報処理端末200の機能構成の一例を示すブロック図である。
図14に示すように、情報処理端末200は、異常判定装置110を備える。この場合、情報処理端末200は、部品実装装置M3から複数の位置情報を取得するか、複数の位置情報を算出するための情報(カメラ12及びカメラ18により得られた画像データ)を取得する。なお、異常判定装置110の構成は、実施の形態と同様であるので説明を省略する。
(2)
上記実施の形態において、部品実装装置M3は、カメラ18により撮像された第1画像を用いて吸着位置を検出し、カメラ12により撮像された第2画像を用いて相対位置を検出するとしたが、これに限らない。同じタイミングで撮像された第1画像および第2画像をセットは、異常判定装置110に送信され、異常判定装置110が第1画像を用いて吸着位置を算出(取得)し、第2画像を用いて相対位置を検出(取得)してもよい。
(3)
上記実施の形態に係る異常判定装置110は、吸着位置及び相対位置を互いに加算することで、部品Pの供給位置を算出するとしたが、これに限らない。ノズル10bが部品PにZ軸方向で正対するように制御されている場合には、吸着位置を部品の供給位置として特定してもよい。
なお、上記実施の形態において、各構成要素は、専用のハードウェアで構成されるか、各構成要素に適したソフトウェアプログラムを実行することによって実現されてもよい。各構成要素は、CPUまたはプロセッサなどのプログラム実行部が、ハードディスクまたは半導体メモリなどの記録媒体に記録されたソフトウェアプログラムを読み出して実行することによって実現されてもよい。ここで、上記実施の形態の部品実装装置M3などを実現するソフトウェアは、図に示すフローチャートに含まれる各ステップをコンピュータに実行させるプログラムである。
なお、以下のような場合も本開示に含まれる。
(1)上記の各装置は、具体的には、マイクロプロセッサ、ROM、RAM、ハードディスクユニット、ディスプレイユニット、キーボード、マウスなどから構成されるコンピュータシステムである。前記RAMまたはハードディスクユニットには、コンピュータプログラムが記憶されている。前記マイクロプロセッサが、前記コンピュータプログラムにしたがって動作することにより、各装置は、その機能を達成する。ここでコンピュータプログラムは、所定の機能を達成するために、コンピュータに対する指令を示す命令コードが複数個組み合わされて構成されたものである。
(2)上記の各装置を構成する構成要素の一部または全部は、1個のシステムLSI(Large Scale Integration:大規模集積回路)から構成されているとしてもよい。システムLSIは、複数の構成部を1個のチップ上に集積して製造された超多機能LSIであり、具体的には、マイクロプロセッサ、ROM、RAMなどを含んで構成されるコンピュータシステムである。前記RAMには、コンピュータプログラムが記憶されている。前記マイクロプロセッサが、前記コンピュータプログラムにしたがって動作することにより、システムLSIは、その機能を達成する。
(3)上記の各装置を構成する構成要素の一部または全部は、各装置に脱着可能なICカードまたは単体のモジュールから構成されているとしてもよい。前記ICカードまたは前記モジュールは、マイクロプロセッサ、ROM、RAMなどから構成されるコンピュータシステムである。前記ICカードまたは前記モジュールは、上記の超多機能LSIを含むとしてもよい。マイクロプロセッサが、コンピュータプログラムにしたがって動作することにより、前記ICカードまたは前記モジュールは、その機能を達成する。このICカードまたはこのモジュールは、耐タンパ性を有するとしてもよい。
(4)本開示は、上記に示す方法であるとしてもよい。また、これらの方法をコンピュータにより実現するコンピュータプログラムであるとしてもよいし、前記コンピュータプログラムからなるデジタル信号であるとしてもよい。
また、本開示は、前記コンピュータプログラムまたは前記デジタル信号をコンピュータ読み取り可能な記録媒体、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、CD-ROM、MO、DVD、DVD-ROM、DVD-RAM、BD(Blu-ray(登録商標) Disc)、半導体メモリなどに記録したものとしてもよい。また、これらの記録媒体に記録されている前記デジタル信号であるとしてもよい。
また、本開示は、前記コンピュータプログラムまたは前記デジタル信号を、電気通信回線、無線または有線通信回線、インターネットを代表とするネットワーク、データ放送等を経由して伝送するものとしてもよい。
また、本開示は、マイクロプロセッサとメモリを備えたコンピュータシステムであって、前記メモリは、上記コンピュータプログラムを記憶しており、前記マイクロプロセッサは、前記コンピュータプログラムにしたがって動作するとしてもよい。
また、前記プログラムまたは前記デジタル信号を前記記録媒体に記録して移送することにより、または前記プログラムまたは前記デジタル信号を前記ネットワーク等を経由して移送することにより、独立した他のコンピュータシステムにより実施するとしてもよい。
(5)上記実施の形態及び上記変形例をそれぞれ組み合わせるとしてもよい。
本開示は、部品を基板に実装する部品実装装置、およびその部品実装装置を含む生産システムなどに利用可能である。
2 通信ネットワーク
4 基台
5 基板搬送機構
6 部品供給部
7 フィーダ
7a 部品取り出し位置
8 Y軸ビーム
9 X軸ビーム
10 実装ヘッド
10a 吸着ユニット
10b ノズル
11 ステージ
12 カメラ
13 台車
13a フィーダベース
14 部品テープ
14a ポケット
14b 送り孔
14c カバーテープ
15 カセットホルダ
16 開閉カバー
17 提示部
18 カメラ
71 筐体
72 供給口
73 機構
74 スプロケット
75 駆動モータ
76 テープガイド
77 カバーテープ剥離機構
78 フィーダ制御部
80 ギヤユニット
81 駆動ギヤ
82 伝達ギヤ
83 伝達ギヤ
84 伝達ギヤ
85 最終ギヤ
100 部品実装装置制御部
101 部品実装動作処理部
102 画面表示I/F処理部
103 主記憶部
110 異常判定装置
111 取得部
112 推定部
113 判定部
114 出力部
115 記憶部
200 情報処理端末
B 基板
C 部品リール
Hd 下方保持位置
Hu 上方保持位置
L1 部品実装ライン
M1 印刷装置
M2 印刷検査装置
M3 部品実装装置
M4 部品実装装置
M7 実装検査装置
M8 リフロー装置
P 部品
P1 チップ形電子部品
d1 差分
d2 差分
p1 吸着位置
p2 相対位置
pb 基準位置
y1 Y座標
y2 Y座標
yb Y座標

Claims (9)

  1. 複数の部品がそれぞれ個別に収納されている複数の容器を送ることで前記複数の部品を部品実装装置に逐次供給する部品供給装置の異常を判定する異常判定装置であって、
    前記部品供給装置により逐次供給された前記複数の部品のそれぞれについて、当該部品の供給位置に関する位置情報を取得する取得部と、
    取得された複数の前記位置情報に基づいて、所定の統計処理を行うことで、前記複数の部品のうちの一の部品が格納されている一の容器の停止位置を推定する推定部と、
    推定された前記停止位置に基づいて、前記部品供給装置の異常を判定する判定部と、を備える
    異常判定装置。
  2. 前記複数の位置情報のそれぞれは、前記複数の部品のうち当該位置情報に対応する部品が吸着されたときにおける、(i)前記部品実装装置が備える吸着部が停止した吸着位置と、(ii)前記吸着部に対する前記部品の相対位置と、を含む
    請求項1に記載の異常判定装置。
  3. 前記推定部は、
    前記複数の位置情報のそれぞれについて、当該位置情報に含まれる前記吸着位置及び前記相対位置を互いに加算することで、当該位置情報に対応する部品の供給位置を算出し、
    算出された複数の前記供給位置に前記所定の統計処理を行うことで、前記停止位置を推定する
    請求項2に記載の異常判定装置。
  4. 前記判定部は、前記停止位置が所定の領域外の領域にある場合に、前記部品供給装置が異常であると判定する
    請求項1から3のいずれか1項に記載の異常判定装置。
  5. 前記部品供給装置は、所定の周期の動作を繰り返すことにより前記複数の部品を供給し、
    前記停止位置の推定に用いられる前記複数の位置情報は、前記所定の周期にわたって検出された複数の位置情報を含む
    請求項1から4のいずれか1項に記載の異常判定装置。
  6. 前記推定部は、
    前記複数の部品の種類が第1種類である場合、第1統計処理を行うことで前記停止位置を推定し、
    前記複数の部品の種類が第2種類である場合、前記第1統計処理とは異なる第2統計処理を行うことで前記停止位置を推定する
    請求項1から5のいずれか1項に記載の異常判定装置。
  7. 前記一の容器のサイズは、前記一の部品のサイズよりも大きい
    請求項1から6のいずれか1項に記載の異常判定装置。
  8. 前記部品実装装置が部品実装中において、
    前記推定部は、前記一の容器の停止位置を推定し、
    前記判定部は、前記部品供給装置の異常を判定する
    請求項1から7のいずれか1項に記載の異常判定装置。
  9. 複数の部品がそれぞれ個別に収納されている複数の容器を有する送ることで前記複数の部品を部品実装装置に逐次供給する部品供給装置の異常を判定する異常判定方法であって、
    前記部品供給装置により逐次供給された複数の部品のそれぞれについて、当該部品の供給位置に関する位置情報を取得し、
    取得された複数の前記位置情報に基づいて、所定の統計処理を行うことで、前記複数の部品のうちの一の部品が格納されている一の容器の停止位置を推定し、
    推定された前記停止位置に基づいて、前記部品供給装置の異常を判定する
    異常判定方法。
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