JP2023111393A - 注出キャップ - Google Patents
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Abstract
【課題】 内容液の充填時には、上蓋とキャップ本体との気密性が保たれるとともに、リーク検査時には、空気通路が確保され、キャップ内へのシャワー水の侵入を防止できる注出キャップを提供すること。【解決手段】 外容器A1と内容器A2からなり、外容器A1をスクイズすると、内容器A2が減容して内容液を注出し、スクイズを解除すると、両容器の間に外気が導入され、外容器A1のみを元の状態に復元する二重容器Aに装着される注出キャップであって、注出キャップは、二重容器Aの口筒部1に装着され、内容液を注出する注出部14を有するキャップ本体Bと、キャップ本体BにヒンジCを介して連設され、開閉可能に注出部14を覆う上蓋Dと、キャップ本体B内に装着され、二重容器Aの口筒部1を覆うとともに、逆止弁34を有する弁体中栓Eとを備え、上蓋Dは、外部と連通する空気通路49と、空気通路49を開閉するバルブD2とを備えることを特徴とする。【選択図】 図1
Description
本発明は、外容器と内容器とを有し、外容器の胴部をスクイズ(押圧)して、内容器内の内容液を押し出す二重容器に装着する注出キャップに関するものである。
従来、各種の食品調味料をはじめ、化粧料や薬剤等の内容液を収納し、スクイズすることによって、内容液を注出するスクイズ容器が使用されている。
また、内容液の品質維持が可能なスクイズ容器として、内外二重の構造体とし、外容器の胴部をスクイズすることによって、内側に配設された内容器を減容させて内容液を注出し、それに伴って内圧が減少し、外容器と内容器との間に外気導入孔からの外気を導入することで外容器の胴部のみを元の形状に復元させるスクイズ容器も知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、内容液の品質維持が可能なスクイズ容器として、内外二重の構造体とし、外容器の胴部をスクイズすることによって、内側に配設された内容器を減容させて内容液を注出し、それに伴って内圧が減少し、外容器と内容器との間に外気導入孔からの外気を導入することで外容器の胴部のみを元の形状に復元させるスクイズ容器も知られている(例えば、特許文献1参照)。
上記特許文献1記載のスクイズ容器の場合、注出キャップは、成形後に閉蓋し、シール筒と注出部との間のシール部分が密閉されているかを確認するために、密閉検査(リーク検査)を行うことがあるが、リーク検査の際に、上蓋とキャップ本体との間の外周気密部分に空気通路となる隙間を設ける必要があり、特に食品調味料においては、内容液の熱充填後に、温水等によるシャワーで冷却すると、空気通路となる隙間からシャワー水がキャップ内に侵入してしまうという問題があった。
本発明は、上記問題を解決することを課題とし、内容液の充填時には、上蓋とキャップ本体との気密性が保たれるとともに、リーク検査時には、空気通路が確保され、キャップ内へのシャワー水の侵入を防止できる注出キャップを提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するため、注出キャップとして、外容器と内容器からなり、外容器をスクイズすることにより、内容器を減容させて内容液を注出し、スクイズが解除されることにより、外容器と内容器との間に外気が導入されて、外容器のみを元の状態に復元する二重容器に装着される注出キャップであって、注出キャップは、二重容器の口筒部に装着され、内容液を注出する注出部を有するキャップ本体と、キャップ本体にヒンジを介して連設され、開閉可能に注出部を覆う上蓋と、キャップ本体内に装着され、二重容器の口筒部を覆うとともに、逆止弁を有する弁体中栓とを備え、上蓋は、外部と連通する空気通路と、空気通路を開閉するバルブとを備えることを特徴とする構成を採用する。
注出キャップの実施形態として、キャップ本体は、二重容器の口筒部に装着される外筒壁と、外筒壁の上端部から内方に延設され、外気導入弁部を有する天面壁と、天面壁に設けられる注出部とを備え、上蓋は、キャップ本体の外筒壁の上端に被され、空気通路が開口される蓋本体を備え、バルブは、蓋本体に装着され、空気通路に挿入されて流路を閉塞または解放する開閉栓部を備えることを特徴とする構成、また、蓋本体は、空気通路が開口される頂壁と、頂壁から垂設され、注出部をシールするシール筒と、頂壁の周縁部から垂設される側周壁と、頂壁にバルブを装着するバルブ装着部とを備え、バルブは、頂壁のバルブ装着部に装着される装着筒部と、装着筒部の上部を塞ぎ、変形可能なドーム壁部と、ドーム壁部から垂設され、空気通路に挿入される開閉栓部とを備えることを特徴とする構成を採用する。
さらに、注出キャップの具体的実施形態として、バルブの開閉栓部は、空気通路を閉塞する上部の大径部と、空気通路を開放する下部の小径部と、小径部の上部に、外側面が大径部と同径となる複数の係止リブとを備え、バルブは、ドーム壁部の押し込み操作により、ドーム壁部が変形して開閉栓部の空気通路に対する出没を切り換えることを特徴とする構成、また、蓋本体は、閉蓋時に、キャップ本体の外気導入弁部と対向する位置に空気通路を備え、バルブは、空気通路の閉塞後の閉蓋時に、開閉栓部が外気導入弁部の上端と干渉することにより、空気通路を解放することを特徴とする構成を採用する。
本発明の注出キャップは、上記構成を採用することにより、内容液の充填時には、上蓋とキャップ本体との気密性が保たれるとともに、リーク検査時には、バルブを操作して上蓋の空気通路を解放させることによって、外容器と内容器との間の空気を外部に開放し、温度上昇による内容器への内圧を抑え、内容液が噴出するのを防止することができる。
本発明の注出キャップとして、ヒンジキャップとして具体化された実施形態について、実施例を示した図面を参照して説明する。
なお、以下の説明において、図1(b)でみて、左方向を「正面側(ヒンジと反対側)」とし、右方向を「背面側(ヒンジ側)」とし、上方向を「上」とし、下方向を「下」とする。
なお、以下の説明において、図1(b)でみて、左方向を「正面側(ヒンジと反対側)」とし、右方向を「背面側(ヒンジ側)」とし、上方向を「上」とし、下方向を「下」とする。
図1において、Aは二重容器、Bは二重容器Aに装着されるキャップ本体、Dはキャップ本体BにヒンジCを介して開閉可能に連設される上蓋、Eはキャップ本体Bの内側に装着され、二重容器Aの開口を覆うとともに、内容液の戻りを止める逆止弁を備える弁体中栓である。
図1に示すように、二重容器Aは、上部の口筒部1と、その下方に形成され、スクイズすることにより弾性変形可能な胴部とからなる外容器A1と、外容器A1の内側で外容器A1に対して剥離可能に積層される内容器A2とを有する積層剥離容器(デラミネーション容器)として形成され、外容器A1の口筒部1の上端面部には、内容器A2の端部が積層されており、外容器A1内を閉塞している。なお、本実施形態の二重容器は、PET(ポリエチレンテレフタレート)樹脂で形成され、内プリフォームを外プリフォーム内に組付けてブロー成形することにより、外容器A1と内容器A2とからなる二重容器を構成している。なお、内容器A2は、減容可能であればよいので、外容器A1から剥離しない構造としても構わない。材質もPET(ポリエチレンテレフタレート)に限らず、ポリエチレンやポリプロピレン等でもよい。
外容器A1は、口筒部1の外周面に、ねじ部(雄ねじ)2と、その下方に、ねじ部2外周よりも拡径された密着環部3が形成され、ねじ部2の途中には、外容器A1と内容器A2との間に外気を導入するため内外を貫通する貫通開口4が設けられ、さらに、貫通開口4の位置には、ねじ部2を上下方向に切り欠く溝部5が形成されている。
外容器A1は、胴部がスクイズされると、内容液がキャップ本体Bから外部に注出される一方、胴部のスクイズが解除された後は、貫通開口4から外容器A1と内容器A2との間に外気が吸入されて内容器A2を減容変形させたまま外容器A1が復元する。
外容器A1は、胴部がスクイズされると、内容液がキャップ本体Bから外部に注出される一方、胴部のスクイズが解除された後は、貫通開口4から外容器A1と内容器A2との間に外気が吸入されて内容器A2を減容変形させたまま外容器A1が復元する。
キャップ本体Bは、図1および図3に示すように、外容器A1の口筒部1に装着される外筒壁10と、外筒壁10の外周上端部に設けられ、上蓋Dと係合する蓋係合部11と、外筒壁10の内周上端部から内方に延設される天面壁12と、天面壁12の中央から正面側(ヒンジCと反対側)に開口13が穿設され、開口13の周縁に立設される注出部としての注出筒14と、天面壁12の背面側(ヒンジC側)に開孔15が穿設されて設けられる外気導入弁部16とを備えている。
外筒壁10の内周面には、上部に弁体中栓Eを装着する中栓装着部17と、その下方に二重容器Aの口筒部1のねじ部2に螺合するねじ部(雌ねじ)18が設けられ、また、内周下部に外容器A1の密着環部3外周が密着し、内方を密封するようになっている。
天面壁12の下面には、中央に弁押さえ棒20が垂設され、中央から開口13より外側、かつ、開孔15より内側の範囲で円筒状の密着筒部21が垂設されている。
外気導入弁部16は、天面壁12の背面側に穿設される開孔15の周縁から上方に延びる弁筒部22を備え、弁筒部22は、内部に、ある程度の隙間を持って上下動する球状の移動弁23を有し、開孔15の内周には、セット時に移動弁23が乗り越えて、その後抜け止めされる突部が間隔を開けて複数配設されている。
弁筒部22は、上端部に、開孔15より小径の小開孔24aとなるように縮径されるとともに上方に延びる縮径筒部24が形成され、移動弁23の移動時に当接して小開孔24aを封鎖するように形成されている。
外気導入弁部16は、天面壁12の背面側に穿設される開孔15の周縁から上方に延びる弁筒部22を備え、弁筒部22は、内部に、ある程度の隙間を持って上下動する球状の移動弁23を有し、開孔15の内周には、セット時に移動弁23が乗り越えて、その後抜け止めされる突部が間隔を開けて複数配設されている。
弁筒部22は、上端部に、開孔15より小径の小開孔24aとなるように縮径されるとともに上方に延びる縮径筒部24が形成され、移動弁23の移動時に当接して小開孔24aを封鎖するように形成されている。
移動弁23は、金属あるいは合成樹脂からなり、内容液の注出に際し、容器が傾けられたとき、または、二重容器Aの胴部を押圧し、天面壁12の内方の圧力が上昇したときに、縮径筒部24下面部に当接して小開孔24aを封鎖し、天面壁12より内方の圧力が外に逃げないようにし、内容液の注出を終えて、容器を正立状態に戻したとき、または、二重容器Aの胴部の押圧を止めたときには、移動弁23が下がり、縮径筒部24下面部との当接が外れ、弁筒部22の内部の隙間から内方に外気を導入するようになっている。
弁体中栓Eは、二重容器Aの口筒部1の上面に係合するリング状のリング上壁25と、リング上壁25の上面外縁から立設され、外周がキャップ本体Bの外筒壁10の中栓装着部17内周に装着される筒状の装着壁26と、リング上壁25の下面内縁から垂設され、外周が口筒部1の内周上部に挿入され、密着する密着壁27と、密着壁27の内周下端から内方に延設されるリング状の隔壁部28と、隔壁部28の内縁に連設される逆止弁部29と、を備えている。
装着壁26の下部には、間隔を開けて複数のリング上壁25の外縁まで貫く、外気導入孔30が穿設されている。
外気導入孔30を通して外気は、外容器A1の外周上端部とキャップ本体Bの外筒壁10内周との間、次いで、外容器A1の溝部5を通り、貫通開口4から、外容器A1と内容器A2との間に導入される。
外気導入孔30を通して外気は、外容器A1の外周上端部とキャップ本体Bの外筒壁10内周との間、次いで、外容器A1の溝部5を通り、貫通開口4から、外容器A1と内容器A2との間に導入される。
逆止弁部29は、隔壁部28内縁から立設され、内周上端部が密着筒部21外周に係合し、シールする弁筒壁部31と、弁筒壁部31の下部から内側に連設され、中央に弁開口32が開口された弁座隔壁33と、弁座隔壁33の上面の弁開口32の周縁に着座して弁開口32を塞ぐ逆止弁としての移動弁34と、弁筒壁部31の内周から径方向内側に所定の間隔を開けて複数配設され、内方で移動弁34の上下動を案内して収納する案内リブ35とを備えている。
なお、本実施例では、逆止弁部29の逆止弁として移動弁34を設けているが、別の構造の逆止弁を設けてもよい。
なお、本実施例では、逆止弁部29の逆止弁として移動弁34を設けているが、別の構造の逆止弁を設けてもよい。
移動弁34は、金属あるいは合成樹脂からなり、内容液の注出に際し、容器が傾けられたとき、または、二重容器Aの胴部を押圧して内容液を注出するときには、複数配設された案内リブ35の内方で上下動を案内され、移動弁34は、キャップ本体Bの天面壁12に近づくように移動すると、弁押さえ棒20の先端に当接して止められ、案内リブ35の隙間から内容液が注出筒14に移動して注出され、その後、内容液の注出を終えて、二重容器Aの胴部への押圧を止めたとき、または、容器を正立状態に戻したときには、移動弁34が下がり、弁座隔壁33に着座することにより、弁開口32を閉塞して内容液の移動が止められる。
また、移動弁34により、内容液を注出した後、容器を正立状態に戻したときに、移動弁34が下方へ移動することで注出筒14内および逆止弁部29内の内容液を容器側へ引き込む(サックバック)ことができる。
また、移動弁34により、内容液を注出した後、容器を正立状態に戻したときに、移動弁34が下方へ移動することで注出筒14内および逆止弁部29内の内容液を容器側へ引き込む(サックバック)ことができる。
上蓋Dは、図3に示すように、ヒンジCを介してキャップ本体Bの外筒壁10の外周上端に、回動自在に連設される蓋本体D1と、蓋本体D1の背面側に装着され、上蓋Dの外部と連通する空気通路を開閉するバルブD2とを備えている。
蓋本体D1は、図3および図4に示すように、頂壁40と、頂壁40の周縁部から垂設され、外周下端の所定の位置にヒンジCが連設される側周壁41とを備え、頂壁40の下面には、中央より正面側に、閉蓋時にキャップ本体Bの注出筒14の内周面に外周面が当接するシール筒42と、シール筒42と同心で外側に形成された中筒部43とが垂設され、頂壁40の背面側には、バルブD2を装着するバルブ装着部44が設けられている。
側周壁41の外周には、所定の位置の下端部にヒンジCが連設され、正面側の外周に摘み部45が設けられ、側周壁41の内周下端部には、閉蓋時にキャップ本体Bの蓋係合部11と係合し、シールするとともに閉蓋を維持する係合凹部46が設けられている。
側周壁41の外周には、所定の位置の下端部にヒンジCが連設され、正面側の外周に摘み部45が設けられ、側周壁41の内周下端部には、閉蓋時にキャップ本体Bの蓋係合部11と係合し、シールするとともに閉蓋を維持する係合凹部46が設けられている。
バルブ装着部44は、バルブD2を装着するため、頂壁40の上面より低く、装着段側周部47と装着底壁部48とから円形状の凹部として形成され、装着底壁部48の中央には、上下を貫通する空気通路としての空気通路孔49が穿設されている。
また、頂壁40には、背面側周縁からバルブ装着部44の装着段側周部47に向けて、最凹部が装着底壁部48上面に続くドレン溝50が凹設されている。
また、頂壁40には、背面側周縁からバルブ装着部44の装着段側周部47に向けて、最凹部が装着底壁部48上面に続くドレン溝50が凹設されている。
バルブD2は、図1~図3および図5に示すように、蓋本体D1に装着したときに、装着段側周部47の外周に係合して装着される装着筒部55と、装着筒部55の内周上端に連設されて内方を塞ぐとともに、軟材質等により変形可能で、かつ、上に突出するドーム型に形成されるドーム壁部56と、ドーム壁部56の下面中央から垂設され、装着底壁部48の空気通路孔49に挿入されて流路を開閉する開閉栓部57とを備えている。
装着筒部55には、周方向の所定個所に外周上端から下端面内側端まで連通して凹設される空気溝58が配設されている。
装着筒部55には、周方向の所定個所に外周上端から下端面内側端まで連通して凹設される空気溝58が配設されている。
開閉栓部57は、バルブD2を蓋本体D1に装着したときに、先端部が空気通路孔49内に挿入される長さで形成され、高さの中間より下側に、縮径して空気通路孔49の内周およびその上方との間に空気が流通する隙間を形成する小径部59が形成され、中間より上側に、上蓋Dに対してドーム壁部56を上方から押し込んだときに、空気通路孔49内周に嵌入し、空気通路孔49を閉塞する大径部60が形成されており、小径部59の上部には、外側面が大径部60と同じ径となる複数の係止リブ61が互いに等間隔に間を空けて配設されている。
また、開閉栓部57は、上蓋Dをキャップ本体Bに対して閉蓋した後、ドーム壁部56を上方から押し込んだときに、小径部59がキャップ本体Bの外気導入弁部16の弁筒部22内周に隙間を持って挿入される長さで形成されている。
また、開閉栓部57は、上蓋Dをキャップ本体Bに対して閉蓋した後、ドーム壁部56を上方から押し込んだときに、小径部59がキャップ本体Bの外気導入弁部16の弁筒部22内周に隙間を持って挿入される長さで形成されている。
次に、本実施例の使用態様と作用効果について説明する。
本実施例の注出キャップは、まず、ヒンジCを介して連設されるキャップ本体Bと蓋本体D1とを開蓋状態で一体成形した後、閉蓋して蓋本体D1のバルブ装着部44にバルブD2を装着して上蓋Dとし、次に、キャップ本体Bの外気導入弁部16に移動弁23をセットした後、ヒンジCを中心に、上蓋Dを回動させてキャップ本体Bに被せ、閉蓋状態とした注出キャップとなる。
上蓋Dは、図3に示すように、バルブD2のドーム壁部56の上面が頂壁40の上面より突出しており、開閉栓部57は、空気通路孔49を解放した状態になっているため、ドレン溝50の空間と、バルブD2の装着筒部55外周と下端を連通する空気溝58の空間と、空気通路孔49と、を介して蓋本体D1内外の空気の出入りを可能としている。
本実施例の注出キャップは、まず、ヒンジCを介して連設されるキャップ本体Bと蓋本体D1とを開蓋状態で一体成形した後、閉蓋して蓋本体D1のバルブ装着部44にバルブD2を装着して上蓋Dとし、次に、キャップ本体Bの外気導入弁部16に移動弁23をセットした後、ヒンジCを中心に、上蓋Dを回動させてキャップ本体Bに被せ、閉蓋状態とした注出キャップとなる。
上蓋Dは、図3に示すように、バルブD2のドーム壁部56の上面が頂壁40の上面より突出しており、開閉栓部57は、空気通路孔49を解放した状態になっているため、ドレン溝50の空間と、バルブD2の装着筒部55外周と下端を連通する空気溝58の空間と、空気通路孔49と、を介して蓋本体D1内外の空気の出入りを可能としている。
閉蓋状態では、蓋本体D1のシール筒42は、キャップ本体Bの注出筒14内に入り込み、シール筒42の外周面が注出筒14の内周面に当接して注出筒14内をシールする。
蓋本体D1の側周壁41の係合凹部46と、キャップ本体Bの蓋係合部11とが係合し、側周壁41内をシールするとともに、上蓋Dの閉蓋を維持する。
蓋本体D1の側周壁41の係合凹部46と、キャップ本体Bの蓋係合部11とが係合し、側周壁41内をシールするとともに、上蓋Dの閉蓋を維持する。
次に、閉蓋した注出キャップのキャップ本体Bの下方から、逆止弁部29の弁筒壁部31内に移動弁34をセットした弁体中栓Eを装着し、図3に示すように、注出キャップとしてセットが完了する。
その際、弁体中栓Eの逆止弁部29の弁筒壁部31先端部に、キャップ本体Bの天面壁12の密着筒部21外周および密着筒部21付近の天面壁12下面が密着し、逆止弁部29内がシールされる。
その際、弁体中栓Eの逆止弁部29の弁筒壁部31先端部に、キャップ本体Bの天面壁12の密着筒部21外周および密着筒部21付近の天面壁12下面が密着し、逆止弁部29内がシールされる。
セットした注出キャップは、第1のリーク検査の際、キャップ本体Bの外筒壁10内方からリーク検査用の空気を吹き込むリーク検査治具を外筒壁10内を密封するように装着する。
まず、リーク検査治具からある程度の圧力の空気を吹き出したとしても、正常であれば、キャップ本体Bの天面壁12にある外気導入弁部16内の移動弁23が押し上げられ、外気導入弁部16の縮径筒部24の小開孔24aを塞ぐとともに、蓋本体D1のシール筒42とキャップ本体Bの注出筒14内とのシールにより流路が封鎖され、空気が天面壁12より上にリークすることがない。
しかしながら、蓋本体D1のシール筒42とキャップ本体Bの注出筒14内とのシールが不完全であると、シール部分から空気がリークし、蓋本体D1の空気通路孔49とバルブD2の開閉栓部57の小径部59との隙間から空気が流れ、バルブD2の空気溝58を介して上蓋Dの外にリークすることになり、リークを確実に発見できる。
次に、第2のリーク検査のために、バルブD2のドーム壁部56の中央部を上方から蓋本体D1に対して下方に押圧すると、ドーム壁部56が変形し、中央部が下に押し込まれ、下面の開閉栓部57が共に降下し、図6に示すように、空気通路孔49の内周に開閉栓部57の大径部60が係合し、空気通路孔49を閉塞するとともに、開閉栓部57の小径部59がキャップ本体Bの外気導入弁部16の縮径筒部24内に隙間を持って上方から挿入される。
また、空気通路孔49の内周に開閉栓部57の大径部60が係合し、ドーム壁部56の中央部が下に凹んだ状態で固定されるので、バルブD2の使用の有無を視認することができる。
また、空気通路孔49の内周に開閉栓部57の大径部60が係合し、ドーム壁部56の中央部が下に凹んだ状態で固定されるので、バルブD2の使用の有無を視認することができる。
開閉栓部57により蓋本体D1の空気通路孔49を閉塞した状態で、リーク検査治具により、ある程度の圧力で空気を吸い込むと、正常であれば、キャップ本体Bの天面壁12にある外気導入弁部16の移動弁23が下げられ、外気導入弁部16内の流路を開放するが、側周壁41の係合凹部46と、キャップ本体Bの蓋係合部11との係合によるシールにより流路が封鎖されているので、空気をキャップ本体B内に吸い込むことがない。
しかしながら、蓋本体D1の側周壁41の係合凹部46と、キャップ本体Bの蓋係合部11との係合によるシールが不完全であると、この部分から空気がリークし、さらに、キャップ本体Bの外気導入弁部16内の流路から空気が流れ、キャップ本体B内に空気が吸い込まれ続けることになり、リークが確実に発見できる。
次いで、リーク検査が終了した注出キャップは、キャップ本体Bのねじ部18を、内容器A2に内容液が充填された二重容器Aの口筒部1のねじ部2にねじ込み、キャップ本体Bを二重容器Aに螺合させるとともに、弁体中栓Eの密着壁27は、二重容器Aの口筒部1の上端部の内周側に嵌合して注出キャップが装着され、二重容器A(特に内容器A2)の内方を密封する。
本実施例では、リーク検査をすることで、蓋本体D1の側周壁41の係合凹部46とキャップ本体Bの蓋係合部11とのシールが完全であり、上蓋Dとキャップ本体Bとが密閉状態を維持され、加熱された内容液によって、圧力が上昇しても、上蓋Dが開蓋することがなく、また、温水シャワーなどによる冷却や洗浄が行われた際に、注出キャップ内が負圧になっても、シャワー水が注出キャップ内に侵入することがない。
また、バルブD2の開閉栓部57により頂壁40の空気通路孔49を閉塞し、蓋本体D1の内方を密封しているので、該部分からシャワー水が侵入することがない。
さらに、バルブD2の空気溝58からシャワー水が蓋本体D1のバルブ装着部44内に侵入したとしても、ドレン溝50を介して外に流れるので、バルブ装着部44内およびバルブD2内にシャワー水が溜まることがない。
また、バルブD2の開閉栓部57により頂壁40の空気通路孔49を閉塞し、蓋本体D1の内方を密封しているので、該部分からシャワー水が侵入することがない。
さらに、バルブD2の空気溝58からシャワー水が蓋本体D1のバルブ装着部44内に侵入したとしても、ドレン溝50を介して外に流れるので、バルブ装着部44内およびバルブD2内にシャワー水が溜まることがない。
二重容器A内の内容液を使用するためには、まず、蓋本体D1の摘み部45に手指を掛けて持ち上げると、上蓋Dは、ヒンジCを支点にキャップ本体Bから開蓋する。
開蓋時には、上蓋DがヒンジCを支点に回動し、蓋本体D1の側周壁41の係合凹部46とキャップ本体Bの蓋係合部11との係合および、蓋本体D1のシール筒42とキャップ本体Bの注出筒14との係合が外されるとともに、押し下げられたバルブD2の開閉栓部57の小径部59がキャップ本体Bの縮径筒部24内から引き抜かれ、上蓋Dが開蓋される。
開蓋時には、上蓋DがヒンジCを支点に回動し、蓋本体D1の側周壁41の係合凹部46とキャップ本体Bの蓋係合部11との係合および、蓋本体D1のシール筒42とキャップ本体Bの注出筒14との係合が外されるとともに、押し下げられたバルブD2の開閉栓部57の小径部59がキャップ本体Bの縮径筒部24内から引き抜かれ、上蓋Dが開蓋される。
上蓋Dの開蓋後、二重容器Aを持った状態で傾け、外容器A1の胴部をスクイズして二重容器A内を加圧すれば内容液を注出することができる。
その際、二重容器Aの内容器A2内の内容液は、スクイズによって弁体中栓Eの逆止弁部29内の移動弁34を押し上げ、弁開口32を開口し、逆止弁部29内からキャップ本体Bの注出筒14を通して注出される。
また、キャップ本体Bの外気導入弁部16の移動弁23が押され、弁筒部22の縮径筒部24の下面に密着し、小開孔24aを封鎖するので、スクイズによる圧力を内容器A2に効率的に伝えることができる。
その際、二重容器Aの内容器A2内の内容液は、スクイズによって弁体中栓Eの逆止弁部29内の移動弁34を押し上げ、弁開口32を開口し、逆止弁部29内からキャップ本体Bの注出筒14を通して注出される。
また、キャップ本体Bの外気導入弁部16の移動弁23が押され、弁筒部22の縮径筒部24の下面に密着し、小開孔24aを封鎖するので、スクイズによる圧力を内容器A2に効率的に伝えることができる。
二重容器Aのスクイズを止め、力を抜くと、外容器A1の胴部が元に戻ろうとして二重容器A内を負圧にし、弁体中栓Eの逆止弁部29内の移動弁34が下がり、弁座隔壁33の弁開口32を閉じて内容液の注出が止められるとともに、キャップ本体Bの外気導入弁部16内の移動弁23が下がり、小開孔24aを開口し、さらに、スクイズの力を抜いていくと、外気導入弁部16から外気が導入され、弁体中栓Eの外気導入孔30を経由し、外容器A1の溝部5を通り、次いで、貫通開口4から、外容器A1と内容器A2との間に外気が入り込み、外容器A1のみが速やかに初期状態に復元する。
内容器A2内の内容液が減ることで内容器A2は、減容し、外容器A1のみが速やかに初期状態に復元するので、徐々に内容器A2が外容器A1から剥離して離れていき、代わりに、貫通開口4から空気が補充されて、外容器A1内が負圧になることがない。
再度、外容器A1の胴部をスクイズすれば、外容器A1内の空気の圧力で内容器A2を押し、内容器A2内の内容液を繰り返して注出することができる。
再度、外容器A1の胴部をスクイズすれば、外容器A1内の空気の圧力で内容器A2を押し、内容器A2内の内容液を繰り返して注出することができる。
使用後は、容器を正立状態に戻した後、上蓋DがヒンジCを支点に回動してキャップ本体Bに嵌合させて閉蓋する。
容器を使用した後、上蓋Dを閉蓋しようとすると、ドーム壁部56が押し下げられて空気通路孔49を閉塞したバルブD2の開閉栓部57は、先端がキャップ本体Bの外気導入弁部16の上端(縮径筒部24上端)と干渉(当接)する。
図7に示すように、バルブD2の開閉栓部57の先端が外気導入弁部16の上端に干渉したまま上蓋Dの閉蓋が進むと、開閉栓部57は、蓋本体D1に対して押し上げられ、蓋本体D1の空気通路孔49の内周に開閉栓部57の係止リブ61が係合した時点で、小径部59の先端は、外気導入弁部16の上端と干渉しなくなり、縮径筒部24内に挿入されるとともに、空気通路孔49が解放される。
容器を使用した後、上蓋Dを閉蓋しようとすると、ドーム壁部56が押し下げられて空気通路孔49を閉塞したバルブD2の開閉栓部57は、先端がキャップ本体Bの外気導入弁部16の上端(縮径筒部24上端)と干渉(当接)する。
図7に示すように、バルブD2の開閉栓部57の先端が外気導入弁部16の上端に干渉したまま上蓋Dの閉蓋が進むと、開閉栓部57は、蓋本体D1に対して押し上げられ、蓋本体D1の空気通路孔49の内周に開閉栓部57の係止リブ61が係合した時点で、小径部59の先端は、外気導入弁部16の上端と干渉しなくなり、縮径筒部24内に挿入されるとともに、空気通路孔49が解放される。
本実施例の閉蓋状態では、図1および図2に示すように、蓋本体D1のシール筒42と注出筒14とでシールするとともに、側周壁41の係合凹部46と蓋係合部11とでシールすることにより、上蓋Dの閉蓋が維持される。
また、蓋本体D1のバルブ装着部44の空気通路孔49の内周にバルブD2の開閉栓部57の係止リブ61が係合して係止されるので、複数配設された係止リブ61同士の間と空気通路孔49との間の空間を介して蓋本体D1内外の空気の出入りが可能となる。
さらに、バルブD2は、蓋本体D1の空気通路孔49の内周に係止リブ61が係合して係止されるため、バルブD2は、変形したドーム壁部56の中央部の高さを蓋本体D1の頂壁40上面と同じ高さになり、蓋本体D1上面からバルブD2が突出することがなく、見栄えが良いものとなる。
また、蓋本体D1のバルブ装着部44の空気通路孔49の内周にバルブD2の開閉栓部57の係止リブ61が係合して係止されるので、複数配設された係止リブ61同士の間と空気通路孔49との間の空間を介して蓋本体D1内外の空気の出入りが可能となる。
さらに、バルブD2は、蓋本体D1の空気通路孔49の内周に係止リブ61が係合して係止されるため、バルブD2は、変形したドーム壁部56の中央部の高さを蓋本体D1の頂壁40上面と同じ高さになり、蓋本体D1上面からバルブD2が突出することがなく、見栄えが良いものとなる。
この状態で、二重容器Aが冷蔵庫内に保管されて、外容器A1と内容器A2との間の空気および内容器A2内が冷やされて負圧になったり、再使用時において温かい場所に移動された場合、温度上昇によって、外容器A1と内容器A2との間の空気および内容器A2内が温められて膨張しても、キャップ本体Bの外気導入弁部16および蓋本体D1の空気通路孔49とバルブD2の開閉栓部57の係止リブ61同士との隙間を介して空気の流入または排出がなされるので、内圧上昇により上蓋Dがキャップ本体Bから勝手に開蓋したり、または、負圧により上蓋Dがキャップ本体Bから開蓋できなかったり、あるいは、上蓋Dを開蓋したときに、内容液が飛び出すことがなく、安定して使用することができる。
本発明の注出キャップは、上蓋の蓋本体に対してバルブを操作することで、上蓋とキャップ本体との部位ごとにリーク検査を簡単かつ確実にすることができ、熱充填によっても上蓋が開蓋することがなく、温水シャワーによる冷却や洗浄によってもシャワー水がキャップ内に侵入することがなく、また、開封後は、上蓋内の圧力を安定することができ、特に食品や調味料などを充填する二重容器用の注出キャップとして好適である。
A 二重容器
A1 外容器
A2 内容器
B キャップ本体
C ヒンジ
D 上蓋
D1 蓋本体
D2 バルブ
E 弁体中栓
1 口筒部
2、18 ねじ部
3 密着環部
4 貫通開口
5 溝部
10 外筒壁
11 蓋係合部
12 天面壁
13 開口
14 注出筒(注出部)
15 開孔
16 外気導入弁部
17 中栓装着部
20 弁押さえ棒
21 密着筒部
22 弁筒部
23、34 移動弁
24 縮径筒部
24a 小開孔
25 リング上壁
26 装着壁
27 密着壁
28 隔壁部
29 逆止弁部
30 外気導入孔
31 弁筒壁部
32 弁開口
33 弁座隔壁
35 案内リブ
40 頂壁
41 側周壁
42 シール筒
43 中筒部
44 バルブ装着部
45 摘み部
46 係合凹部
47 装着段側周部
48 装着底壁部
49 空気通路孔(空気通路)
50 ドレン溝
55 装着筒部
56 ドーム壁部
57 開閉栓部
58 空気溝
59 小径部
60 大径部
61 係止リブ
A1 外容器
A2 内容器
B キャップ本体
C ヒンジ
D 上蓋
D1 蓋本体
D2 バルブ
E 弁体中栓
1 口筒部
2、18 ねじ部
3 密着環部
4 貫通開口
5 溝部
10 外筒壁
11 蓋係合部
12 天面壁
13 開口
14 注出筒(注出部)
15 開孔
16 外気導入弁部
17 中栓装着部
20 弁押さえ棒
21 密着筒部
22 弁筒部
23、34 移動弁
24 縮径筒部
24a 小開孔
25 リング上壁
26 装着壁
27 密着壁
28 隔壁部
29 逆止弁部
30 外気導入孔
31 弁筒壁部
32 弁開口
33 弁座隔壁
35 案内リブ
40 頂壁
41 側周壁
42 シール筒
43 中筒部
44 バルブ装着部
45 摘み部
46 係合凹部
47 装着段側周部
48 装着底壁部
49 空気通路孔(空気通路)
50 ドレン溝
55 装着筒部
56 ドーム壁部
57 開閉栓部
58 空気溝
59 小径部
60 大径部
61 係止リブ
Claims (5)
- 外容器と内容器からなり、外容器をスクイズすることにより、内容器を減容させて内容液を注出し、スクイズが解除されることにより、外容器と内容器との間に外気が導入されて、外容器のみを元の状態に復元する二重容器に装着される注出キャップであって、
注出キャップは、二重容器の口筒部に装着され、内容液を注出する注出部を有するキャップ本体と、キャップ本体にヒンジを介して連設され、開閉可能に注出部を覆う上蓋と、キャップ本体内に装着され、二重容器の口筒部を覆うとともに、逆止弁を有する弁体中栓とを備え、
上蓋は、外部と連通する空気通路と、空気通路を開閉するバルブとを備えることを特徴とする注出キャップ。 - キャップ本体は、二重容器の口筒部に装着される外筒壁と、外筒壁の上端部から内方に延設され、外気導入弁部を有する天面壁と、天面壁に設けられる注出部とを備え、
上蓋は、キャップ本体の外筒壁の上端に被され、空気通路が開口される蓋本体を備え、
バルブは、蓋本体に装着され、空気通路に挿入されて流路を閉塞または解放する開閉栓部を備えることを特徴とする請求項1に記載の注出キャップ。 - 蓋本体は、空気通路が開口される頂壁と、頂壁から垂設され、注出部をシールするシール筒と、頂壁の周縁部から垂設される側周壁と、頂壁にバルブを装着するバルブ装着部とを備え、
バルブは、頂壁のバルブ装着部に装着される装着筒部と、装着筒部の上部を塞ぎ、変形可能なドーム壁部と、ドーム壁部から垂設され、空気通路に挿入される開閉栓部とを備えることを特徴とする請求項2に記載の注出キャップ。 - バルブの開閉栓部は、空気通路を閉塞する上部の大径部と、空気通路を開放する下部の小径部と、小径部の上部に、外側面が大径部と同径となる複数の係止リブとを備え、
バルブは、ドーム壁部の押し込み操作により、ドーム壁部が変形して開閉栓部の空気通路に対する出没を切り換えることを特徴とする請求項3に記載の注出キャップ。 - 蓋本体は、閉蓋時に、キャップ本体の外気導入弁部と対向する位置に空気通路を備え、
バルブは、空気通路の閉塞後の閉蓋時に、開閉栓部が外気導入弁部の上端と干渉することにより、空気通路を解放することを特徴とする請求項3または4に記載の注出キャップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022013232A JP2023111393A (ja) | 2022-01-31 | 2022-01-31 | 注出キャップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022013232A JP2023111393A (ja) | 2022-01-31 | 2022-01-31 | 注出キャップ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2023111393A true JP2023111393A (ja) | 2023-08-10 |
Family
ID=87551653
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022013232A Pending JP2023111393A (ja) | 2022-01-31 | 2022-01-31 | 注出キャップ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2023111393A (ja) |
-
2022
- 2022-01-31 JP JP2022013232A patent/JP2023111393A/ja active Pending
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