JP2023110165A - 電気融着継手及び配管構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】電熱線を通電により発熱させて継手本体に樹脂管を融着させる際に、電熱線が軸線方向に移動する現象を抑制できる電気融着継手及び配管構造を提供する。【解決手段】電気融着継手10は、受け口部25を有する樹脂製の継手本体21と、受け口部25の外周面から突出するターミナルピン35を有するターミナル部22と、ターミナル部22に接続された状態で継手本体21に埋設された被覆電熱線23と、を備える。被覆電熱線23は、受け口部25に螺旋状に埋設された第1電熱線部44と、第1電熱線部44のうちターミナル部22側の端部44cと、ターミナル部22と、を接続する第2電熱線部47と、を有する。第2電熱線部47は、受け口部25の軸線30方向に延びている。【選択図】図2

Description

本発明は、電気融着継手及び配管構造に関する。
従来、水道管、ガス管等には、耐久性、耐食性、可撓性に優れる上、軽量で作業性(施工性)に優れることからポリエチレン管等の合成樹脂管が多用されている。また、この種の樹脂管同士を接続するためには、主に電気融着継手が多用されている(例えば、特許文献1参照)。この電気融着継手は、ポリエチレン等の合成樹脂からなる筒状部の内周面側にニクロム線等の電熱線を螺旋状に埋設して形成したものである。
この電気融着継手により2つの樹脂管を接続する場合には、次の方法を執る。すなわち、各樹脂管の端部をそれぞれ筒状部(以下、継手本体ということがある)の内側に嵌合させた状態で、ターミナルピンに電圧を印加して電熱線を通電することで、電熱線を発熱させる。この電熱線の発熱により、継手本体及び樹脂管のうち電熱線の近傍部分が溶融する。これにより、筒状部の内周面側と各樹脂管の外周面側とが融着するため、電気融着継手を介して2つの樹脂管を接続できる。
ここで、特許文献1の電気融着継手は、螺旋状に巻き付けられた電熱線間のピッチが一定となるように、電熱線を被覆部で絶縁被覆して被覆電熱線が構成されている。この被覆電熱線は、螺旋状に巻き付けられた状態で、継手本体の軸線方向に隣り合う被覆電熱線同士が互いに接するように配置されている。
具体的には、被覆電熱線の被覆部は、電熱線の長手方向に直交する断面で平行四辺形状に形成された四辺形部と、この四辺形部の一辺から突出する凸状部と、を備えている。この被覆部によれば、凸状部がコテ板によって四辺形部の一方の辺に向けて押さえつけながら加熱溶融される。この際に、凸状部のうちコテ板によって溶融された部分が、軸線方向に隣り合う凸状部間の隙間に流れ込み、流れ込んだ溶融部分によって隣り合う被覆電熱線同士が確実に仮止めされる。よって、電熱線間のピッチを一定に確保できる。
特開2013-210027号公報
しかし、特許文献1の電気融着継手は、仮止めされた被覆電熱線のうちターミナルピンに接続する部分のみが、樹脂管を融着する他の部分に対して離れた位置で斜めに配置されている。以下、被覆電熱線のうち樹脂管を融着する部分を第1電熱線部、被覆電熱線のうちターミナルピンに接続する部分を第2電熱線部ということがある。
すなわち、第2電熱線部は、第1電熱線部に比べて継手本体の軸線方向に比較的移動しやすい状態に配置されている。よって、第2電熱線部は、被覆電熱線の電熱線が通電により発熱して継手本体に樹脂管が融着される際に、軸線方向に移動する(流れる)ことが考えられる。また、第2電熱線部が移動することにより第1電熱線部も樹脂管が融着されない範囲まで軸線方向に移動することが考えられる。
ここで、樹脂管の内部に流れる水は、電気融着継手の内部に導かれた状態において、例えば第1電熱線部と溶融樹脂との間に浸入することが考えられる。さらに、第1電熱線部と溶融樹脂との間に浸入した水は、第1電熱線部と溶融樹脂との間を水道(すなわち、水の通り道)として第1電熱線部に沿って継手本体と樹脂管とが融着されていない範囲まで導かれる。
このため、第1電熱線部に沿って継手本体と樹脂管とが融着されていない範囲まで導かれた水が継手本体と樹脂管との隙間を経て継手本体や樹脂管の外部に漏れだすことが考えられる。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであって、電熱線を通電により発熱させて継手本体に樹脂管を融着させる際に、電熱線が軸線方向に移動する現象を抑制できる電気融着継手及び配管構造を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明は以下の手段を提案している。
「1」本発明に係る電気融着継手は、受け口部を有する樹脂製の継手本体と、前記受け口部の外周面から突出するターミナルピンを有するターミナル部と、前記ターミナル部に接続された状態で前記継手本体に埋設された電熱線と、を備え、前記電熱線は、前記受け口部に螺旋状に埋設された第1電熱線部と、前記第1電熱線部のうち前記ターミナル部側の端部と、前記ターミナル部と、を接続し、前記受け口部の軸線方向に延びる第2電熱線部と、を有している。
上述の電気融着継手であれば、電熱線に第1電熱線部と第2電熱線部とを有し、第1電熱線部を受け口部において螺旋状に埋設した。よって、第1電熱線部は、螺旋状に埋設した各螺旋部が軸線方向において比較的近接した状態に配置されている。これにより、電熱線に電圧を印加することにより、第1電熱線部を通電により発熱させて第1電熱線部の温度を高くできる。このように、電熱線に電圧を印加して第1電熱線部を発熱させることにより、第1電熱線部で樹脂管を受け口部の融着部分に融着できる。
また、第1電熱線部の端部をターミナル部に接続する第2電熱線部を受け口部の軸線方向に延ばした。よって、第2電熱線部に作用する軸線方向の圧縮力に対して第2電熱線部の剛性を確保できる。これにより、電熱線に電圧を印加して第1電熱線部で樹脂管を受け口部の融着部分に融着する際に、第2電熱線部を突っ張り棒として機能させることができる。
したがって、樹脂管を融着部分に融着する際に、螺旋状に埋設された第1電熱線部が融着部分の外側に移動する(流れる)ことを第2電熱線部で抑制できる。すなわち、電熱線を通電により発熱させて継手本体に樹脂管を融着させる際に、電熱線(具体的には第1電熱線部)が軸線方向に移動する現象を抑制できる。
このように、第1電熱線部の軸線方向への移動を抑制することにより、継手本体の内部に導かれた水が、例えば第1電熱線部と溶融樹脂との間から浸入して第1電熱線部に沿って導かれる水道(水の通り道)を融着部分の外側まで延ばさないようにできる。よって、継手本体の内部に導かれた水を融着部分の外側まで導かないようにできる。これにより、継手本体の内部に導かれた水が、受け口部と樹脂管との隙間を経て樹脂管の外部に漏れだすことを防止できる。
「2」本形態において、前記電熱線は、前記ターミナル部から前記受け口部の径方向内側に延びる第3電熱線部と、前記第3電熱線部から前記受け口部の軸線方向に折り曲げられ、前記第2電熱線部の一端部に接続された第1折曲げ部と、前記第2電熱線部の他端部から前記受け口部の周方向に折り曲げられ、前記第1電熱線部の前記端部に接続された第2折曲げ部と、を有してもよい。
この場合には、ターミナル部から受け口部の径方向内側に第3電熱線部を延ばした。また、第3電熱線部から受け口部の軸線方向に第1折曲げ部を折り曲げ、第2電熱線部の一端部に第1折曲げ部を接続した。さらに、第2電熱線部の他端部から受け口部の周方向に第2折曲げ部を折り曲げ、第2折曲げ部を第1電熱線部の端部に接続した。
よって、電熱線を第1折曲げ部及び第2折曲げ部で折り曲げるだけで第2電熱線部を形成できる。これにより、第2電熱線部を特別な器具等を使用することなく簡単に備えることができる。したがって、例えば、第2電熱線部を全ての電気融着継手に採用することが可能である。
「3」本形態において、前記電気融着継手は、前記受け口部を2つ備え、前記ターミナル部は、2つの前記受け口部それぞれに設けられ、前記第1電熱線部及び前記第2電熱線部は、2つの前記受け口部にそれぞれ設けられていてもよい。
この場合には、第1電熱線部及び第2電熱線部を2つの受け口部に設けるようにした。これにより、2つの受け口部において、電熱線を通電により発熱させて継手本体に樹脂管を融着させる際に、電熱線(具体的には第1電熱線部)が軸線方向に移動する現象を抑制できる。
「4」本発明に係る配管構造は、「1」から「3」のいずれかに記載の電気融着継手と、前記受け口部に融着された樹脂管と、を備え、前記第1電熱線部は、前記受け口部と前記樹脂管との融着部分に配置されている。
上述の配管構造であれば、樹脂管を受け口部に融着し、受け口部と樹脂管との融着部分に第1電熱線部を配置した。第1電熱線部を受け口部と樹脂管との融着部分に配置した理由は以下の通りである。
すなわち、第2電熱線部は、電熱線に電圧を印加した状態において、螺旋状に巻き付けられた第1電熱線部に比べて温度が低く抑えられる。よって、例えば、第2電熱線部が融着部分に配置された状態において、電熱線に電圧を印加しても樹脂管を融着部分に良好に融着することが難しい。
そこで、第1電熱線部を受け口部と樹脂管との融着部分に配置するようにした。よって、電熱線に電圧を印加して第1電熱線部を発熱させることにより第1電熱線部の温度を高くできる。これにより、第1電熱線部で樹脂管を融着部分に確実に融着できる。
配管構造であれば、電気融着継手を利用して樹脂管を接続することにより、電熱線を通電により発熱させて継手本体に樹脂管を融着させる際に、電熱線(具体的には第1電熱線部)が軸線方向に移動する現象を抑制できる。
このように、第1電熱線部の軸線方向への移動を抑制することにより、継手本体の内部に導かれた水が第1電熱線部に沿って導かれる水道を融着部分の外側まで延ばさないようにできる。よって、継手本体の内部に導かれた水を融着部分の外側まで導かないようにできる。これにより、継手本体の内部に導かれた水が、受け口部と樹脂管との隙間を経て樹脂管の外部に漏れだすことを防止できる。
本発明によれば、電熱線を通電により発熱させて継手本体に樹脂管を融着させる際に、電熱線が軸線方向に移動する現象を抑制できる。
本発明の実施形態に係る電気融着継手を示す側面図である。 本発明の実施形態に係る配管構造を示す断面図である。 比較例の電気融着継手を示す断面図である。 比較例の配管構造を示す断面図である。
以下、図面を参照し、本発明の一実施形態に係る電気融着継手及び配管構造を図面に基づいて説明する。
図1、図2に示すように、配管構造1は、電気融着継手(EF継手)10と、一対の樹脂管12と、を備えている。電気融着継手10は、一対の樹脂管12が両端部に加熱により融着することで接続する継手(ソケット)である。具体的には、電気融着継手10は、継手本体21と、一対のターミナル部22と、被覆電熱線23と、を備えている。
以下、一対のうちの一方を図面の左側、一対のうちの他方を図面の右側として説明し、図面の左側を単に「左側」、図面の右側を単に「右側」ということがある。
継手本体21は、加熱により溶融可能な樹脂製の部材であり、例えば、軸線30方向において一端部21aから他端部21bまで貫通された円筒状(筒状)に形成されている。継手本体21は、例えば、ポリブテン樹脂、高密度ポリエチレン樹脂、中密度ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂等のポリオレフィン系樹脂材で形成されている。継手本体21は、例えば一対の受け口部25と、ストッパ26、を有する。すなわち、継手本体21は、受け口部25を2つ備えている。
一対の受け口部25は、継手本体21の軸線30方向において両端部側(すなわち、一端部21a側、他端部21b側)に設けられている。一対の受け口部25は、一対の樹脂管12の端部12aが嵌入可能に円筒状に形成されている。一対の受け口部25は、継手本体21の軸線30と同軸上に形成されている。以下、「継手本体21の軸線30方向」を「受け口部25の軸線30方向」、あるいは単に「軸線30方向」ということがある。
一対の受け口部25は、内周面に融着部分32を有する。融着部分32は、一対の受け口部25に嵌入された樹脂管12の端部12aの外周面が接触して、樹脂管12の端部12aが融着する部位である。融着部分32は、軸線30方向において受け口部25の内部に位置している。
なお、実施形態では、継手本体21に2つの受け口部25を設ける例について説明するが、継手本体21に受け口部25を1つ、あるいは3つ以上の複数個を設けてもよい。
ストッパ26は、継手本体21の軸線30方向の中央において、継手本体21の内周面21cから径方向内側に環状に突出されている。よって、一方の受け口部25に嵌入した樹脂管12の端部12aをストッパ26に当接させることにより、樹脂管12の端部12aを一方の受け口部25の接続位置に位置決めできる。また、他方の受け口部25に嵌入した樹脂管12の端部12aをストッパ26に当接させることにより、樹脂管12の端部12aを他方の受け口部25の接続位置に位置決めできる。
一対のターミナル部22は、継手本体21の両端部(一端部21a、他端部21b)において2つの受け口部25の外周面25aにそれぞれ備えられている。ターミナル部22は、ターミナルピン35と、コネクタ取付部36と、を有する。ターミナルピン35は、受け口部25の外周面25aから軸線30に対して直交する方向において径方向外側に突出されている。ターミナルピン35の基端部35aには、後述する被覆電熱線23の電熱線41(具体的には、電熱線41の端部)が接続されている。
コネクタ取付部36は、ターミナルピン35を中心として、ターミナルピン35を囲繞するように、受け口部25の外周面25aから軸線に対して直交する方向において径方向外側に突設されている。また、コネクタ取付部36は、円筒状に形成され、ターミナルピン35と互いの中心軸線が同軸上に配されるように、受け口部25の外周面25aに一体形成されている。
被覆電熱線23は、一対のターミナルピン35に電熱線41が接続され、電熱線41が樹脂製の被覆部42で被覆された状態で継手本体21の内周面21cに埋設されている。電熱線41は、例えば、ニクロム線等で形成されている。被覆部42は、例えば、ポリブテン樹脂、高密度ポリエチレン樹脂、中密度ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂等のオレフィン系樹脂材で形成されている。
被覆電熱線23は、一対の第1電熱線部44と、渡し電熱線部45と、一対の第1折曲げ部46と、一対の第2電熱線部47と、一対の第3電熱線部48と、一対の第2折曲げ部49と、を有する。第1電熱線部44、第1折曲げ部46、第2電熱線部47、第3電熱線部48、及び第2折曲げ部49は、2つの受け口部25にそれぞれ設けられている。
ここで、一対の受け口部25は、継手本体21の軸線方向の中央に対して対称に形成されている。また、一対のターミナル部22は、継手本体21の軸線方向の中央に対して対称に形成されている。さらに、被覆電熱線23のうち一対の第1電熱線部44、一対の第1折曲げ部46、一対の第2電熱線部47、一対の第3電熱線部48、及び一対の第2折曲げ部49は、継手本体21の軸線方向の中央に対して対称に形成されている。
よって、以下、一対の受け口部25、一対のターミナル部22、一対の第1電熱線部44、一対の第1折曲げ部46、一対の第2電熱線部47、一対の第3電熱線部48、及び一対の第2折曲げ部49のうち一方のみを説明して、他方の説明を省略する。また、一方のみの各部を、受け口部25、ターミナル部22、第1電熱線部44、第1折曲げ部46、第2電熱線部47、第3電熱線部48、及び第2折曲げ部49と略記して説明する。
第1電熱線部44は、受け口部25の融着部分32に螺旋状に埋設されている。第1電熱線部44は、継手本体21の軸線30方向へ一定のピッチで螺旋状に密に連続して巻き付けられている。よって、第1電熱線部44は、螺旋状に埋設した各螺旋部44aが軸線30方向において比較的近接した状態に配置されている。第1電熱線部44は、継手本体21の中央側の端部44bが渡し電熱線部45で接続されている。
渡し電熱線部45は、一対の第1電熱線部44を接続し、第1電熱線部44よりも継手本体21の軸線30方向へ疎に巻き付けられている。なお、実施形態では、渡し電熱線部45が継手本体21の軸線30方向に螺旋状に設けられた例について説明するが、渡し電熱線部45を直線状に設けてもよい。
第1電熱線部44は、ターミナル部22側の端部44cが第2折曲げ部49を介して第2電熱線部47に接続されている。すなわち、第2折曲げ部49は、第2電熱線部47の他端部47bから受け口部25の周方向に沿って折り曲げられ、第1電熱線部44のターミナル部22側の端部44cに接続されている。
第2電熱線部47は、他端部47bから受け口部25の軸線30方向においてターミナル部22側に一端部47aを有する。第2電熱線部47の一端部47aは、第1折曲げ部46に接続されている。すなわち、第2電熱線部47は、第2折曲げ部49と第1折曲げ部46とに接続され、受け口部25の軸線30方向に延びている。
第1折曲げ部46は、第3電熱線部48の端部48aから受け口部25の軸線30方向に折り曲げられ、第2電熱線部47の一端部47aに接続されている。第3電熱線部48は、ターミナルピン35の基端部35aに接続され、ターミナルピン35の基端部35aから受け口部25の径方向内側に延びている。
よって、第2電熱線部47は、一端部47aが第1折曲げ部46及び第3電熱線部48を介してターミナルピン35の基端部35aに接続されている。また、第2電熱線部47は、他端部47bが第2折曲げ部49を介して第1電熱線部44のターミナル部22側の端部44cに接続されている。すなわち、第2電熱線部47は、第1電熱線部44のターミナル部22側の端部44cとターミナルピン35の基端部35aとを接続するように、受け口部25の軸線30方向に延びている。
さらに、第2電熱線部47は、一端部47aがターミナルピン35の基端部35aの側に寄せて配置されている。加えて、第2電熱線部47は、融着部分32から軸線30方向に離れた部位に設けられている。
すなわち、被覆電熱線23は、電熱線41の一端部が一方のターミナルピン35の基端部35aに接続され、電熱線41の他端部が他方のターミナルピン35の基端部35aに接続されている。よって、被覆電熱線23は、一対のターミナルピン35に不図示のコントローラ(通電装置)のケーブルコネクタ52が取り付けられることにより、電熱線41に通電可能に一対のターミナルピン35に接続されている。
ここで、第1電熱線部44は、螺旋状に埋設した各螺旋部44aが軸線30方向において比較的近接した状態に配置されている。よって、第1電熱線部44が通電されて第1電熱線部44が発熱することで十分に加温される。すなわち、第1電熱線部44は、加温用の電熱線部である。
第1電熱線部44を通電により発熱させて十分に加温することにより、受け口部25に樹脂管12の端部12aが融着される。すなわち、第1電熱線部44は、受け口部25と樹脂管12の端部12aとの融着部分32に配置されている。
電気融着継手10の両端部(一端部21a、他端部21b)に一対の樹脂管12が接続されることにより配管構造1が構成されている。樹脂管12は、継手本体21と同様に、例えば、ポリブテン樹脂、高密度ポリエチレン樹脂、中密度ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂等のオレフィン系樹脂材で形成されている。
以上説明したように、実施形態の電気融着継手10によれば、被覆電熱線23に第1電熱線部44と第2電熱線部47とを有し、第1電熱線部44を受け口部25の融着部分32において螺旋状に埋設した。よって、第1電熱線部44は、螺旋状に埋設した各螺旋部44aが軸線30方向において比較的近接した状態に配置されている。
これにより、一対のターミナルピン35にケーブルコネクタ52を接続してコントローラで被覆電熱線23の電熱線41に電圧を印加することにより、第1電熱線部44を通電により発熱させて第1電熱線部44の温度を十分に高くできる。
よって、第1電熱線部44が加温されることにより、融着部分32がその周囲よりも高温になり、融着部分32の樹脂が溶融する。さらに電熱線41への通電が継続することにより、融着部分32の温度上昇が樹脂管12のうち融着部分32に接する部分にも及び、融着部分32に接する部分の樹脂も溶融する。
よって、融着部分32と融着部分32に接する樹脂管12の外周面とが融着して、樹脂管12と受け口部25とを融着部分32において一体に接続できる。
第2電熱線部47は、被覆電熱線23の電熱線41に電圧を印加した状態において、螺旋状に巻き付けられた第1電熱線部に比べて温度が低く抑えられる。よって、例えば、第2電熱線部47が融着部分32に配置された状態において、被覆電熱線23の電熱線41に電圧を印加しても融着部分32の温度を高くすることが難しい。このため、樹脂管12の端部12aを融着部分32に良好に融着することが難しい。
そこで、第2電熱線部47を融着部分32から軸線30方向に離れた部位に設けるようにした。これにより、融着部分32に第1電熱線部44のみを螺旋状に巻き付けられた状態に配置できる。したがって、被覆電熱線23の電熱線41に電圧を印加して第1電熱線部44の温度を高くして第1電熱線部44で樹脂管12の端部12aを融着部分32に確実に融着できる。
また、第1電熱線部44のうちターミナル部22側の端部44cを第2電熱線部47によりターミナルピン35の基端部35aに接続した。さらに、第2電熱線部47を受け口部25の軸線30方向に延ばした。よって、第1電熱線部44のうちターミナル部22側の端部44cから第2電熱線部47に作用する軸線30方向の圧縮力に対して第2電熱線部47の剛性を確保できる。
ここで、第1電熱線部44は、螺旋状に巻き付けられることにより、第1電熱線部44は、軸線30に対して斜めに配置されている。このため、第1電熱線部44は、融着部分32に樹脂管12の端部12aを融着する際に、ターミナル部22側の端部44cが融着部分32からターミナル部22側に離れた範囲まで軸線30方向に移動する(流れる)ことが考えられる。
この状態において、第1電熱線部44のターミナル部22側の端部44cがターミナル部22側に移動しようとする場合に、第2電熱線部47を突っ張り棒として機能させて、第1電熱線部44のターミナル部22側の端部44cの移動を抑制できる。
したがって、樹脂管12の端部12aを融着部分32に融着する際に、螺旋状に埋設された第1電熱線部44が融着部分32の外側(すなわち、ターミナル部22側)に移動する(流れる)ことを第2電熱線部47で抑制できる。すなわち、被覆電熱線23の電熱線41を通電により発熱させて継手本体21に樹脂管12の端部12aを融着させる際に、電熱線41(具体的には第1電熱線部44)が軸線30方向に移動する現象を抑制できる。
このように、第1電熱線部44が軸線30方向に移動することを第2電熱線部47で抑制できる。この状態において、右側の樹脂管12から継手本体21の内部に水が矢印Aの如く導かれる。継手本体21の内部に導かれた水は、例えば、左側の第1電熱線部44のうち継手本体21の中央側の端部44dと溶融樹脂との間から浸入することが考えられる。この場合において、左側の第1電熱線部44の端部44dと溶融樹脂との間から浸入した水が左側の第1電熱線部44に沿って導かれる水道(水の通り道)を左側の融着部分の外側(左側のターミナル部22側)まで延ばさないようにできる。
これにより、右側の樹脂管12から継手本体21の内部に矢印Aの如く導かれた水を左側の融着部分32の外側(左側のターミナル部22側)まで導かないようにできる。したがって、右側の樹脂管12から継手本体21の内部に導かれた水が、左側の受け口部25と左側の樹脂管12の端部12aとの隙間を経て左側の樹脂管12の外部に漏れだすことを防止できる。
さらに、第2電熱線部47は、一端部47aがターミナルピン35の基端部35aの側に寄せて配置されている。よって、第2電熱線部47の一端部47aをターミナルピン35の基端部35aに近づけることができる。これにより、第2電熱線部47をターミナルピン35で補強でき、第2電熱線部47に作用する軸線30方向の圧縮力に対して第2電熱線部47の剛性を一層高めることができる。
したがって、樹脂管12の端部12aを融着部分32に融着する際に、螺旋状に巻き付けられた第1電熱線部44が融着部分32の外側(すなわち、ターミナル部22側)に移動する(流れる)ことを第2電熱線部47で一層良好に抑制できる。
つぎに、比較例の電気融着継手100を図3、図4に基づいて説明する。比較例の電気融着継手100において実施形態の電気融着継手10と同一類似部材については同じ符号を付して詳しい説明を省略する。
図3に示すように、電気融着継手100は、継手本体21と、一対のターミナル部22と、被覆電熱線103と、を備えている。被覆電熱線103は、実施形態の被覆電熱線23と同様に、一対のターミナルピン35に電熱線が接続され、電熱線が樹脂製の被覆部で被覆された状態で継手本体21の内周面21cに埋設されている。
被覆電熱線103は、一対の第1電熱線部105と、不図示の渡し電熱線部と、一対の第2電熱線部106と、を有する。第1電熱線部105は、実施形態の第1電熱線部44と同様に螺旋状に巻き付けられている。不図示の渡し電熱線部は、実施形態の渡し電熱線部45と同様に形成されている。
第2電熱線部106は、ターミナルピン35の基端部35aと、第1電熱線部105のうちターミナル部22側の端部105aとに接続されている。第2電熱線部106は、第1電熱線部105(すなわち、融着部分32)に対してターミナル部22側に離れた位置に配置されている。第2電熱線部106は、第1電熱線部105と同様に、螺旋状に巻き付けられている。よって、第1電熱線部105及び第2電熱線部106は、軸線30に対して斜めに配置されている。
図4に示すように、第1電熱線部105は、被覆電熱線103の電熱線が通電されることにより発熱して継手本体21(具体的には、受け口部25の融着部分32)に樹脂管12の端部12aが融着される。ここで、第1電熱線部105及び第2電熱線部106は、軸線30に対して斜めに配置されている。
このため、融着部分32に樹脂管12の端部12aを融着する際に、第1電熱線部105のターミナル部22側の端部105aが融着部分32からターミナル部22側に離れた範囲まで軸線30方向に移動する(流れる)ことが考えられる。
また、第1電熱線部105のうち継手本体21の中央側の端部105bが融着部分32から継手本体21の中央側に離れた範囲まで軸線30方向に移動する(流れる)ことが考えられる。
ここで、右側の樹脂管12の内部に流れる水は、継手本体21の内部に矢印Bの如く導かれる。この状態において、例えば左側の第1電熱線部105のうち継手本体21の中央側の端部105bにおいて、端部105bと溶融樹脂との間に浸入することが考えられる。さらに、左側の第1電熱線部105の端部105bと溶融樹脂との間に浸入した水が、第1電熱線部105と溶融樹脂との間を水道(すなわち、水の通り道)として第1電熱線部105に沿ってターミナル部22側の端部105aまで導かれることが考えられる。
第1電熱線部105のターミナル部22側の端部105aは、融着部分32からターミナル部22側に離れた範囲に配置されている。このため、第1電熱線部105のターミナル部22側の端部105aまで導かれた水が、継手本体21と左側の樹脂管12の端部12aとの隙間を経て左側の樹脂管12の外部に漏れだすことが考えられる。
また、図1、図2に示すように、実施形態の電気融着継手10によれば、ターミナルピン35の基端部35aから受け口部25の径方向内側に第3電熱線部48を延ばした。さらに、第3電熱線部48の端部48aから受け口部25の軸線方向に第1折曲げ部46を折り曲げ、第1折曲げ部46を第2電熱線部47の一端部47aに接続した。さらに、第2電熱線部47の他端部47bから受け口部25の周方向に第2折曲げ部49を折り曲げ、第2折曲げ部49を第1電熱線部44のターミナル部22側の端部44cに接続した。
よって、被覆電熱線23の電熱線41を第1折曲げ部46及び第2折曲げ部49で折り曲げるだけで第2電熱線部47を形成できる。これにより、第2電熱線部47を特別な器具等を使用することなく簡単に備えることができる。したがって、例えば、第2電熱線部47を全ての電気融着継手に採用することが可能である。
さらに、第1電熱線部44及び第2電熱線部47を2つの受け口部25に設けるようにした。これにより、2つの受け口部25において、被覆電熱線23の電熱線41を通電により発熱させて継手本体21に樹脂管12の端部12aを融着させる際に、電熱線41(具体的には第1電熱線部44)が軸線30方向に移動する現象を抑制できる。
また、実施形態の配管構造1によれば、一対の樹脂管12が電気融着継手10の両端部に接続されている。また、配管構造1は、第1電熱線部44が受け口部25と樹脂管12の端部12aとの融着部分32に配置されている。第1電熱線部44を受け口部25と樹脂管12の端部12aとの融着部分32に配置した理由は以下の通りである。
すなわち、第2電熱線部47は、被覆電熱線23の電熱線41に電圧を印加した状態において、螺旋状に巻き付けられた第1電熱線部44に比べて温度が低く抑えられる。よって、例えば、第2電熱線部47が融着部分32に配置された状態において、被覆電熱線23の電熱線41に電圧を印加しても樹脂管12の端部12aを融着部分32に良好に融着させることが難しい。
そこで、第1電熱線部44を受け口部25と樹脂管12との融着部分32に配置するようにした。よって、被覆電熱線23の電熱線41に電圧を印加して第1電熱線部44を発熱させることにより第1電熱線部44の温度を高くできる。これにより、第1電熱線部44で樹脂管12の端部12aを融着部分32に確実に融着できる。
また、配管構造1によれば、電気融着継手10を利用して一対の樹脂管12が接続されている。これにより、被覆電熱線23の電熱線41を通電により発熱させて継手本体21に樹脂管12を融着させる際に、電熱線41(具体的には第1電熱線部44)が軸線30方向に移動する現象を抑制できる。
このように、第1電熱線部44の軸線30方向への移動を抑制するようにした。よって、右側の継手本体21の内部に矢印Aの如く導かれた水が左側の第1電熱線部44に沿って導かれる水道(水の通り道)を左側の融着部分32の外側(ターミナル部22側)まで延ばさないようにできる。
これにより、継手本体21の内部に矢印Aの如く導かれた水を左側の融着部分32の外側(ターミナル部22側)まで導かないようにできる。したがって、継手本体21の内部に導かれた水が、左側の受け口部25と左側の樹脂管12の端部12aとの隙間を経て左側の樹脂管12の外部に漏れだすことを防止できる。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、前記実施形態では、電気融着継手10に備える発熱用電熱線として電熱線41の外周面が被覆部42で覆われた被覆電熱線23を例に説明したが、発熱用電熱線は被覆電熱線23に限らない。その他の発熱用電熱線として、例えば、被覆部42で外周面が覆われていない電熱線41のみを用いることも可能である。
また、比較例においても、電熱線の外周面が被覆部で覆われた被覆電熱線103を例について説明したが、例えば、被覆部で外周面が覆われていない電熱線のみを用いることも可能である。
その他、本発明の趣旨に逸脱しない範囲で、前記実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、前記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
1…配管構造、10…電気融着継手、12…樹脂管、21…継手本体、22…ターミナル部、23…被覆電熱線、25…受け口部、25a…受け口部の外周面、30…軸線、32…融着部分、35…ターミナルピン、41…電熱線、42…被覆部、44…第1電熱線部、44c…第1電熱線部のターミナル部側の端部44c、46…第1折曲げ部、47…第2電熱線部、47a…第2電熱線部の一端部、47b…第2電熱線部の他端部、48…第3電熱線部、48a…第3電熱線部の端部、49…第2折曲げ部。

Claims (4)

  1. 受け口部を有する樹脂製の継手本体と、
    前記受け口部の外周面から突出するターミナルピンを有するターミナル部と、
    前記ターミナル部に接続された状態で前記継手本体に埋設された電熱線と、を備え、
    前記電熱線は、
    前記受け口部に螺旋状に埋設された第1電熱線部と、
    前記第1電熱線部のうち前記ターミナル部側の端部と、前記ターミナル部と、を接続し、前記受け口部の軸線方向に延びる第2電熱線部と、を有することを特徴とする電気融着継手。
  2. 前記電熱線は、
    前記ターミナル部から前記受け口部の径方向内側に延びる第3電熱線部と、
    前記第3電熱線部から前記受け口部の軸線方向に折り曲げられ、前記第2電熱線部の一端部に接続された第1折曲げ部と、
    前記第2電熱線部の他端部から前記受け口部の周方向に折り曲げられ、前記第1電熱線部の前記ターミナル部側の端部に接続された第2折曲げ部と、を有することを特徴とする請求項1に記載の電気融着継手。
  3. 前記電気融着継手は、前記受け口部を2つ備え、
    前記ターミナル部は、2つの前記受け口部それぞれに設けられ、
    前記第1電熱線部及び前記第2電熱線部は、
    2つの前記受け口部にそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電気融着継手。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の電気融着継手と、
    前記受け口部に融着された樹脂管と、を備え、
    前記第1電熱線部は、前記受け口部と前記樹脂管との融着部分に配置されていることを特徴とする配管構造。
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