JP2023109063A - 液体吐出ヘッド - Google Patents

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Abstract

【課題】所望の流路形状を容易に設定できる、液体吐出ヘッドを提供する。【解決手段】一実施形態に係る液体吐出ヘッドは、ノズル板と、流路部と、を備える。前記ノズル板は液滴を吐出する複数のノズルを有する。前記流路部は、積層される複数の流路基板を有し、前記複数のノズルに連通する液室を構成する。少なくとも1枚の前記流路基板がドライフィルムレジストで構成されるフィルム基板である。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、液体吐出ヘッドに関する。
インクジェットヘッドなどの液体吐出ヘッドにおいて、PZT等の圧電体で構成されるアクチュエータを用いて振動板を変形させることで、振動板に面する圧力室を変形させて、圧力室に連通するノズルからインクを吐出させる方式が用いられている。液体吐出ヘッドは、振動板に接合される複数のアクチュエータと、振動板に面する複数の圧力室や圧力室に連通する流路を形成する流路部と、を備える。例えばアクチュエータは、溝加工により複数の圧電柱が並列して形成される積層型の圧電部材を有する。複数の圧電柱として、例えば駆動波形を与えて駆動させる駆動圧電柱と、駆動波形を与えず支柱として使用する非駆動圧電柱とが交互に設けられる。そして、駆動圧電柱に電圧を印加することで、圧力室内のインクに振動を与え、圧力室に連通するノズルからインク滴を吐出させる。
特開2007-176153号公報
本発明が解決しようとする課題は、所望の流路形状を容易に設定できる、液体吐出ヘッドを提供することである。
一実施形態に係る液体吐出ヘッドは、ノズル板と、流路部と、を備える。前記ノズル板は液滴を吐出する複数のノズルを有する。前記流路部は、積層される複数の流路基板を有し、前記複数のノズルに連通する液室を構成する。少なくとも1枚の前記流路基板がドライフィルムレジストで構成されるフィルム基板である。
第1実施形態に係るインクジェットヘッドの一部の構成を示す斜視図。 同インクジェットヘッドの一部の構成を示す断面図。 同インクジェットヘッドの一部の構成を示す断面図。 同インクジェットヘッドの振動板の構成を示す平面図。 同インクジェットヘッドの第1流路基板の構成を示す平面図。 同インクジェットヘッドの第2流路基板の構成を示す平面図。 同インクジェットヘッドの第3流路基板の構成を示す平面図。 同インクジェットヘッドのノズルプレートの構成を示す平面図。 同インクジェットヘッドの流路の構造とメニスカス特性を示す表。 第1実施形態に係るインクジェット記録装置の概略構成を示す説明図。 第2実施形態に係るインクジェットヘッドの一部の構成を示す断面図。 同インクジェットヘッドの第3流路基板の構成を示す平面図。
以下に、第1実施形態に係る液体吐出ヘッドであるインクジェットヘッド1及び液体吐出装置であるインクジェット記録装置100について、図1乃至図10を参照して説明する。図1は、インクジェットヘッド1の概略構成を示す斜視図であり、図2はインクジェットヘッド1の一部の概略構成を示す断面図である。図3はインクジェットヘッドの一部の構成を示す断面図である。図4は振動板の構成を示す平面図、図5は第1流路基板、図6は第2流路基板、図7は第3流路基板、図8はノズルプレートの構成をそれぞれ示す平面図である。図9は流路構成とメニスカス特性を示す表である図10はインクジェット記録装置100の概略構成を示す説明図である。図中矢印X,Y,Zは互いに直交する3方向をそれぞれ示す。各図において説明のため、適宜構成を拡大、縮小または省略して示す。
図1乃至図3に示すように、インクジェットヘッド1は、ベース10と、アクチュエータ20と、振動板30と、流路部材としてのマニホールド40と、複数のノズル51を有するノズルプレート50(ノズル板)と、構造部としてのフレーム部60と、駆動回路70と、を備える。
ベース10は、例えば、矩形板状に形成される。ベース10には、アクチュエータ20が接合される。
アクチュエータ20は、例えば、複数の圧電柱21と、複数の圧電柱21と交互に配置された非駆動圧電柱22と、を備える圧電部材である。アクチュエータ20は、複数の圧電柱21及び複数の非駆動圧電柱22が所定の間隔で一方向に並ぶことで、櫛歯状に形成される。例えば、このようなアクチュエータ20は、ベース10に接合された積層型圧電部材を、ベース10側とは反対側の端面からダイシングによって溝23を加工して、1つの圧電部材に対して矩形の柱状に形成された複数の圧電素子を所定の間隔で形成する。そして、形成された複数の圧電素子は、電極等が設けられることで、圧電素子としての、交互に配置された複数の圧電柱21及び複数の非駆動圧電柱22を構成する。即ち、アクチュエータ20は、形成された複数の溝23により、一端側が複数に分割され、他端側(ベース10側)が連結する。即ち、複数の圧電柱21及び複数の非駆動圧電柱22は、一方向(第1方向)に沿って、溝23を挟んで交互に並列配置される。
例えば、アクチュエータ20を構成する積層型圧電部材は、シート状の圧電材料を積層して焼結することで形成される。
具体例として、図1乃至図3に示すように、圧電柱21及び非駆動圧電柱22は、例えば駆動素子としての積層圧電体である。圧電柱21及び非駆動圧電柱22は、積層された複数の圧電体層211と、ベース10側のダミー層212と、各圧電体層211の主面に形成される内部電極221、222と、外部電極223、224と、を備える。なお、一例としては、圧電柱21及び非駆動圧電柱22は同じ構成である。
圧電体層211は、例えばPZT(チタン酸ジルコン酸鉛)系、または無鉛のKNN(ニオブ酸ナトリウムカリウム)系等の圧電材料から薄板状に構成される。複数の圧電体層211は厚さ方向が積層方向に沿って積層され、互いに接着されている。
内部電極221、222は、銀パラジウムなどの焼成可能な導電性材料で所定形状に構成される導電膜である。内部電極221、222は各圧電体層211の主面の所定領域に形成される。内部電極221、222は、互いに異なる極である。例えば、図3に示すように、一方の内部電極221は、複数の圧電柱21及び複数の非駆動圧電柱22の並び方向である第1方向(X方向)、並びに、圧電体層211の積層方向である第2方向(Y方向)の双方と直交する方向である第3方向(Z方向)において、圧電体層211の一方の端部に至り、圧電体層211の他方の端部には至らない領域に形成される。他方の内部電極222は、図3に示すように、第3方向において、圧電体層211の一方の端部には至らず、圧電体層211の他方の端部に至る領域に形成される。内部電極221、222は圧電柱21、22の側面に形成される外部電極223、224にそれぞれ接続される。
外部電極223、224は、複数の圧電柱21及び複数の非駆動圧電柱22の表面に形成され、内部電極221、222の端部を集めて構成される。例えば外部電極223、224は、圧電体層211の積層方向と直交する第3方向における一方の端面と他方の端面とに、それぞれ形成される。外部電極223、224はメッキ法やスパッタ法など既知の方法で、Ni、Cr、Auなどにより成膜される。外部電極223と外部電極224は、異なる極である。外部電極223と外部電極224とは、複数の圧電柱21及び複数の非駆動圧電柱22の異なる側面部にそれぞれ配置されている。なお、外部電極223と224とは、複数の圧電柱21及び複数の非駆動圧電柱22の同じ側面部のうち、異なる領域に取り回されていてもよい。
本実施形態において一例として外部電極223を個別電極、外部電極224を共通電極とする。複数の圧電柱21及び複数の非駆動圧電柱22の個別電極となる外部電極223は、電極層が溝23によって分割され、互いに独立して配置される。共通電極となる外部電極224は、電極層が溝23よりもベース10側の領域で互いに連結され、例えば接地される。
外部電極223、224は、例えば駆動回路に接続される。例えば、個々の外部電極223、224は、配線により駆動回路のドライバを介して、駆動部としての制御部150に接続され、プロセッサ151による制御によって駆動制御可能に構成される。
ダミー層212は、圧電体層211と同材料である。ダミー層212は電極を片側にしか有さず、電界がかからないので変形しない。すなわち、ダミー層212は圧電体としては機能せず、アクチュエータ20をベース10に固定するベースとなり、あるいは組立中や組立後の精度を出すために研磨する研磨代となる。
一例として、各圧電柱21、22は、圧電体層211の積層数を50層以下、各層の厚さを10μm~40μm、厚さと総積層数の積を1000μm未満とする。
圧電柱21及び非駆動圧電柱22は、外部電極223、224を介して内部電極221、222に電圧が印加されることで、圧電体層211の積層方向に沿って縦振動する。ここで言う縦振動とは、例えば「圧電定数d33で定義される厚み方向の振動」である。例えば、図2に示すように、1つおきに配される複数の圧電柱21が振動板30を挟んで圧力室31に対応して配置され、残りの非駆動圧電柱22は振動板30を挟んで隔壁部42に対向する位置に配置される。
圧電柱21は、電圧が印加されることで縦振動し、振動板30を変位させる。即ち、圧電柱21は、圧力室31を変形させる。非駆動圧電柱22は、隔壁部42に対向する位置に配置される。非駆動圧電柱22には電圧を印加しない。
振動板30は、複数の圧電柱21、22の圧電体層211の積層方向の一方側、即ち、ノズルプレート50側の面に接合される。振動板30は、例えば変形可能に構成される。振動板30は、アクチュエータ20の圧電柱21及び非駆動圧電柱22と、フレーム部60と、に接合される。例えば振動板30は、圧電柱21、22に対向する振動領域301と、フレーム部60に対向する支持領域302と、を有する。
振動領域301は、例えば厚さ方向が圧電体層211の積層方向となるように配された平板状である。振動板30は、複数の圧電柱21及び複数の非駆動圧電柱22の並び方向に面方向が延びる。振動板30は、例えば金属板である。振動板30は、各圧力室31に対向するとともに個別に変位可能な複数の振動部位を有する。振動板30は、複数の振動部位が一体に連なって形成される。
一例として、振動板30はSUS板で構成され、積層方向に沿う厚さ寸法は5μm~15μm程度に構成される。なお、振動領域301は、複数の振動部位が、変位しやすいように、振動部位と隣接する部位あるいは互いに隣接する振動部位間に、折り目や段差が形成されていてもよい。振動領域301は、圧電柱21の伸長と圧縮によって、当該圧電柱21に対向配置された部位が変位することで、変形する。例えば、振動板30は非常に薄く複雑な形状が必要なため、電鋳法等により、形成される。
支持領域302は、フレーム部60とマニホールド40との間に配置される板状部材である。支持領域302は、共通室32に連通する貫通孔を有する開口部303を備える。例えば開口部303は液体が通過可能な多数の細孔を有するフィルタ部材を備える。
マニホールド40は、振動板30の一方側に接合される。
マニホールド40は、積層される複数枚の流路基板401、402、403を備える。一例として、マニホールド40は、第1流路基板401と、第2流路基板402と、第3流路基板403と、を積層して備える。
マニホールド40は、ノズルプレート50と振動板30との間に配される。マニホールド40は、複数の流路基板401、402、403が積層され、互いに接合されることにより、内部に、複数の圧力室31と、共通室32に連通する共通流路33と、共通流路33から圧力室31に至る複数の絞り流路34と、を有する所定のインク流路35(液室)を形成する。
言い換えるとマニホールド40は、積層される複数の流路基板401、402、403によって、複数の圧力室31、複数の絞り流路34及び共通流路33で構成されるインク流路35(液室)を囲む周壁部41と、複数の圧力室31を隔てる複数の隔壁部42と、複数の絞り流路34を隔てる側壁部43と、を備える。
第1流路基板401は、振動板30に接合される。第1流路基板401は、振動板30と同形状の板状部材であり、一例としてSUS430を含む材料で構成される。第1流路基板401は、圧力室31の一部を形成する第1開口4011と、共通流路33の一部を構成する第2開口4012と、を有する。
第2流路基板402は、第1流路基板401に接合される。第2流路基板402は、振動板30と同形状の板状部材であり、圧力室31の一部を形成する第1開口4021と、共通流路33の一部を構成する第2開口4022と、第1開口4021と第2開口4022とを連通し絞り流路34を構成する連通溝4023と、を有する。第2流路基板402は、絞り流路34を形成する壁部材である流路抵抗部としての側壁部43を有する。第2流路基板402は、ドライフィルムレジストで構成されるフィルム基板である。好ましくは、第2流路基板402は、永久レジストで構成され、より好ましくは、エポキシを主成分とする永久レジストで構成される。
第3流路基板403は、第2流路基板402に接合される。第3流路基板403は、一例としてSUS430を含む材料で構成される。第3流路基板403は、振動板30と同形状の板状部材であり、圧力室31の一部を形成する第1開口4031と、共通流路33の一部を構成する第2開口4032と、を有する。
複数の圧力室31は、振動板30の振動領域301の一方側に形成される空間であり、積層方向に並ぶ複数の流路基板401、402、403の第1開口4011、4021、4031によって構成される。各圧力室31は、ノズルプレート50に形成されたノズル51に連通する。また、圧力室31は、ノズルプレート50の反対側が振動板30によって塞がれる。
複数の圧力室31は、絞り流路34、共通流路33を経て開口部303を介して共通室32に連通する。圧力室31は共通室32から供給される液体を保有し、圧力室31の一部を形成する振動板30の振動によって変形することで、ノズル51から液体を吐出する。
隔壁部42は、複数の圧力室31間を並び方向において隔てる壁状部材である。隔壁部42は振動板30を介して、非駆動圧電柱22に対向配置され、非駆動圧電柱22によって支持される。隔壁部42は、複数の圧力室31が並ぶピッチと同ピッチで複数設けられる。
流路抵抗部としての側壁部43は、複数の絞り流路34間を並び方向において隔てる壁状部材である。例えば側壁部43は圧力室の入口に設けられている。側壁部43は、絞り流路34の流路抵抗が圧力室31内部よりも大きく、絞り流路34の流路断面積が圧力室31内よりも小さくなるように、構成される。側壁部43は、複数の圧力室31が並ぶピッチと同ピッチで複数設けられる。
上述したように、マニホールド40を構成する複数の流路基板401、402、403のうち、少なくとも1枚の流路基板402はドライフィルムレジストで構成されるとともに流路抵抗部を有するフィルム基板である。また、マニホールド40を構成する複数の流路基板401、402、403のうち、フィルム基板である流路基板402以外の流路基板401、403はSUS430を含む材料で構成される。すなわち、流路抵抗部が無く形状が比較的単純な流路基板401、403は、SUS板をエッチングやプレスで加工して構成される。なお、SUSは耐食性のよいSUS304やSUS430が好適である。特に安価で熱膨張率の小さいSUS430の方がより好適であり、熱伝導率も大きく、インク温度の均一化やアクチュエータの発熱を拡散するにも好適である。
一方、金属板は薄すぎると扱いにくく、エッチングやプレス加工で細い流路抵抗部を形成することが困難である。本実施形態においては流路抵抗部を有し形状が複雑な流路基板402については、永久レジストであるドライフィルムレジストで構成する。永久レジストはエポキシ系の樹脂が主で、耐インク性に加え、剛性も強く圧力室材料として好適である。
ノズルプレート50は、例えばSUS・Niなどの金属やポリイミドなどの樹脂材料からなる厚さ10μm~100μm程度の方形の板状に構成される。ノズルプレート50は圧力室31の一方側の開口を覆うように、マニホールド40の一方側に配置されている。ノズルプレート50には、厚さ方向に貫通する複数のノズル51が形成される。ノズル51は圧力室31の並び方向と同じ第1方向に複数並び、ノズル列が形成される。各ノズル51は、複数の圧力室31に対応する位置にそれぞれ設けられている。
フレーム部60は圧電柱21,22とともに振動板30に接合される構造体である。フレーム部60は圧電柱21、22の、振動板30の、マニホールド40とは反対側に設けられ、例えば本実施形態においてはアクチュエータ20に隣接して配置される。フレーム部60は、インクジェットヘッド1の外郭を構成する。またフレーム部60は、内部に液体の流路を形成していてもよい。本実施形態において、フレーム部60は、振動板30の他方側に接合されるとともに、振動板30との間に共通室32を形成する。
共通室32は、フレーム部60の内側に形成され、振動板30に設けられた開口部303、共通流路33、絞り流路34を通じて圧力室31に連通する。
駆動回路70は、一端が外部電極223、224に接続される配線フィルムと、配線フィルムに搭載されたドライバICと、配線フィルムの他端に実装されたプリント配線基板と、を備える。
駆動回路70は、ドライバICにより駆動電圧を外部電極223、224に印加することで、圧電柱21を駆動し、圧力室31の容積を増減させて、ノズル51から液滴を吐出させる。
配線フィルムは、複数の外部電極223、224に接続される。例えば、配線フィルムは、外部電極223、224の接続部に熱圧着等により固定されるACF(異方導電性フィルム)である。配線フィルムは、例えば、ドライバICが実装されたCOF(Chip on Film)である。
ドライバICは、配線フィルムを介して外部電極223、224に接続される。なお、ドライバICは、配線フィルムではなく、ACP(異方導電ペースト)、NCF(非導電性フィルム)、及びNCP(非導電性ペースト)のような他の手段によって、外部電極223、224に接続されても良い。
ドライバICは、各圧電柱21を動作させるための制御信号及び駆動信号を生成する。ドライバICは、インクジェット記録装置100の制御部150から入力された画像信号に従い、インクを吐出させるタイミング及びインクを吐出させる圧電柱21を選択するなどの制御のための制御信号を生成する。また、ドライバICは、制御信号に従って圧電柱21に印加する電圧、すなわち駆動信号(電気信号)を生成する。ドライバICが圧電柱21に駆動信号を印加すると、圧電柱21は、振動板30を変位させて圧力室31の容積を変化させるように駆動する。これにより、圧力室31に充填されたインクは、圧力振動を生じる。圧力振動により、圧力室31に設けられたノズル51からインクが吐出する。なお、インクジェットヘッド1は、1画素に着弾するインク滴の量を変更することで階調表現を実現できるようにしてもよい。また、インクジェットヘッド1は、インクの吐出回数を変えることで、1画素に着弾するインク滴の量を変更できるようにしてもよい。このように、ドライバICは、駆動信号を圧電柱21に印加する印加部の一例である。
例えば、ドライバICは、データバッファ、デコーダ、ドライバを備えている。データバッファは、印字データを圧電柱21毎に時系列に保存する。デコーダは、圧電柱21毎に、データバッファに保存された印字データに基づいて、ドライバを制御する。ドライバは、デコーダの制御に基づき、各圧電柱21を動作させる駆動信号を出力する。駆動信号は、例えば各圧電柱21に印加する電圧である。
プリント配線基板は、各種電子部品やコネクタが搭載されたPWA(Printing Wiring Assembly)である。プリント配線基板は、インクジェット記録装置100の制御部150に接続される。
以上のように構成されたインクジェットヘッド1において、ノズルプレート50とフレーム部60と、マニホールド40と、振動板30とによって、ノズル51に連通する複数の圧力室31と、複数の絞り流路34と、複数の圧力室31に連通する共通流路33と、共通室32と、を有するインク流路が形成される。例えば共通室32はカートリッジに連通し、インクが共通室32を通じて各圧力室31へ供給される。全ての圧電柱21は配線により電圧が印加可能に接続されている。インクジェットヘッド1において、制御部150が、ドライバICにより電極221、222に駆動電圧を印加すると、駆動対象の圧電柱21が積層方向、すなわち各圧電体層211の厚さ方向に振動する。つまり、圧電柱21は縦振動する。
具体的には、制御部150は、駆動対象の圧電柱21の内部電極221、222に駆動電圧を印加して、駆動対象の圧電柱21を選択的に駆動する。そして、駆動対象の圧電柱21による、引張方向の変形と圧縮方向の変形を組み合わせて、振動板30を変形させ、圧力室31の容積を変化させることで、共通室32から液体を導き、ノズル51から吐出させる。
以下、インクジェットヘッド1を備えるインクジェット記録装置100の一例について、図10を参照して説明する。インクジェット記録装置100は、筐体111と、媒体供給部112と、画像形成部113と、媒体排出部114と、搬送装置115と、制御部150と、を備える。
インクジェット記録装置100は、媒体供給部112から画像形成部113を通って媒体排出部114に至る所定の搬送路Aに沿って、吐出対象物である印刷媒体として例えば用紙Pを搬送しながらインク等の液体を吐出することで、用紙Pに画像形成処理を行う液体吐出装置である。
筐体111は、インクジェット記録装置100の外郭を構成する。筐体111の所定箇所に、用紙Pを外部に排出する排出口を備える。
媒体供給部112は複数の給紙カセットを備え、各種サイズの用紙Pを複数枚積層して保持可能に構成される。
媒体排出部114は、排出口から排出される用紙Pを保持可能に構成された排紙トレイを備える。
画像形成部113は、用紙Pを支持する支持部117と、支持部117の上方に対向配置された複数のヘッドユニット130と、を備える。
支持部117は、画像形成を行う所定領域にループ状に備えられる搬送ベルト118と、搬送ベルト118を裏側から支持する支持プレート119と、搬送ベルト118の裏側に備えられた複数のベルトローラ120と、を備える。
支持部117は、画像形成の際に、搬送ベルト118の上面である保持面に用紙Pを支持するとともに、ベルトローラ120の回転によって所定のタイミングで搬送ベルト118を送ることにより、用紙Pを下流側へ搬送する。
ヘッドユニット130は、複数(4色)のインクジェットヘッド1と、各インクジェットヘッド1上にそれぞれ搭載された液体タンクとしてのインクタンク132と、インクジェットヘッド1とインクタンク132とを接続する接続流路133と、供給ポンプ134と、を備える。
本実施形態において、シアン、マゼンダ、イエロー、ブラックの4色のインクジェットヘッド1と、これらの各色のインクをそれぞれ収容するインクタンク132を備える。インクタンク132は接続流路133によってインクジェットヘッド1に接続される。
また、インクタンク132には、図示しないポンプなどの負圧制御装置が連結される。そして、インクジェットヘッド1とインクタンク132との水頭値に対応して、負圧制御装置によりインクタンク132内を負圧制御することで、インクジェットヘッド1の各ノズル51に供給されたインクを所定形状のメニスカスに形成させている。
供給ポンプ134は、例えば圧電ポンプで構成される送液ポンプである。供給ポンプ134は、供給流路に設けられている。供給ポンプ134は、配線により制御部150の駆動回路に接続され、CPU(Central Processing Unit)による制御によって制御可能に構成される。供給ポンプ134は、インクジェットヘッド1に液体を供給する。
搬送装置115は、媒体供給部112から画像形成部113を通って媒体排出部114に至る搬送路Aに沿って、用紙Pを搬送する。搬送装置115は、搬送路Aに沿って配置される複数のガイドプレート対121と、複数の搬送用ローラ122と、を備えている。
複数のガイドプレート対121は、それぞれ、搬送される用紙Pを挟んで対向配置される一対のプレート部材を備え、用紙Pを搬送路Aに沿って案内する。
搬送用ローラ122は、制御部150の制御によって駆動されて回転することで、用紙Pを搬送路Aに沿って下流側に送る。なお、搬送路Aには用紙の搬送状況を検出するセンサが各所に配置される。
制御部150は、コントローラであるCPU等の制御回路と、各種のプログラムなどを記憶するROM(Read Only Memory)と、各種の可変データや画像データなどを一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)と、外部からのデータの入力及び外部へのデータの出力をするインターフェイス部と、を備える。
以上のように構成されたインクジェット記録装置100において、制御部150は、例えばインターフェイスにおいてユーザが操作入力部の操作による印刷指示を検出すると、搬送装置115を駆動して用紙Pを搬送するとともに、所定のタイミングでヘッドユニット130に対して印字信号を出力することで、インクジェットヘッド1を駆動する。インクジェットヘッド1は吐出動作として、画像データに応じた画像信号により、ドライバICに駆動信号を送り、内部電極221,222に駆動電圧を印加して吐出対象の圧電柱21を選択的に駆動して積層方向に縦振動させ、圧力室31の容積を変化させることでノズル51からインクを吐出し、搬送ベルト118上に保持された用紙Pに画像を形成する。また、液体吐出動作として、制御部150は、供給ポンプ134を駆動することで、インクタンク132からインクジェットヘッド1の共通室32にインクを供給する。
ここで、インクジェットヘッド1を駆動する駆動動作について、説明する。本実施形態に係るインクジェットヘッド1は、圧力室31に対向配置される圧電柱21を備え、これらの圧電柱21は配線により電圧が印加可能に接続されている。制御部150は、画像データに応じた画像信号により、ドライバICに駆動信号を送り、駆動対象の圧電柱21の内部電極221、222に駆動電圧を印加して、駆動対象の圧電柱21を選択的に変形させる。そして、振動板30の引張方向の変形と圧縮方向の変形を組み合わせて、圧力室31の容積を変化させることで、液体を吐出させる。
例えば制御部150は、引っ張り動作と、圧縮動作とを交互に行う。インクジェットヘッド1において、対象の圧力室31の内容積を増加させる引張時には、駆動対象の圧電柱21を収縮し、駆動対象外の駆動圧電素子は変形させない。また、インクジェットヘッド1において対象の圧力室31の内容積を減少させる圧縮時には、対象の駆動圧電柱21を伸長し、非駆動圧電柱22は変形させない。
上述した実施形態に係るインクジェットヘッド1及びインクジェット記録装置100によれば、複数の流路基板を積層するとともに、複雑な流路形状を有する一部の流路基板402をドライフィルムレジストで構成したことにより、微細な流路形状を容易に設定できる。すなわち、形状が単純な流路基板は、安価であるSUSのエッチングやプレスで形成することができるが、微細な絞り流路34を構成する複数の側壁部を有する部位は、加工が困難となる。したがって、絞り流路34を形成する流路基板402をドライフィルムレジストで形成することで、容易に、複雑な流路構成を実現できる。また、その他の流路基板401、403は金属で構成することで、低コスト化が図れる。また、ドライフィルムレジストで構成する流路基板402の両側を、剛性の高い金属板で構成される流路基板401、403で挟む構成により、強度を確保することができる。
一般的にインクジェットヘッドにおいて、高速化には絞りの好適化が必要であり、流体抵抗が小さいとインク吐出後のメニスカス振動が大きく、メニスカスが盛り上がるため収まるまで待つ必要がある。一方で、絞りの流体抵抗が大きいと、吐出後のインクリフィルが遅くなり、再充填されるのに時間がかかる。したがって、絞り流路34は、メニスカス振動とインクの充填のバランスが取れる最適値とする必要がある。ここで、図9はインクの粘度と、スリットの寸法とメニスカスの特性を示すグラフであり、粘度10mPasと5mPasの場合の絞りの長さ(LA)は固定し、幅(スリット幅WA)・厚さ(スリット高さTA)をシミュレーションした結果である。吐出後メニスカス最小の絶対値が大きいと、メニスカスが引き込まれすぎて気泡巻き込みの原因となる。一方で、吐出後メニスカス最大が大きいと吐出後の残留振動が大きく収束しないため、次の吐出が出来ない。例えば吐出後のメニスカス最小値は絶対値が小さいほど好適であり、例えば±3pl以下が好適である。吐出後のメニスカス最大値は小さいほど好適であり、例えば6pl以下が好適である。また、圧力室内の振動伝搬時間であるALは小さいほど高速吐出となる。すなわち、図9に示すように、最適値はインク粘度、吐出インク体積、駆動周波数などにより異なり、インク粘度が小さいほど流体抵抗は大きくする必要がある。したがって、インク粘度が小さい場合、流体抵抗を大きくするために、絞りの断面積を小さく、長さLAを長くする必要がある。なお、絞り流路を長くすることも考えられるが絞り流路が長すぎるとAL(圧力室内の振動伝搬時間)も長くなり、これも高速化を阻害する要因となる。一方で、金属板の積層により流路を設ける場合、薄いと扱いにくく、流路が細いと製造がエッチング・プレス等の加工で形成することが困難であるといった問題がある。例えばSUSのエッチングの場合、厚さは30μm以上必要であり、幅は、厚みによるが、製造時の精度を考慮すると80μm程度が必要となる。したがって、図9によれば、5mPasは実現が困難であり、10mPasでもメニスカス特性を確保する構造を得る形状を実現することは難しい。
これに対し、上記実施形態においては、第2流路基板402のみを、ドライフィルムレジスト(DFR)で形成することで、好適な流路形状を簡単に確保することができる。すなわち、ドライフィルムレジストであれば、薄くても対向配置される流路基板401や流路基板403に予め積層することで操作性を確保できる。また、ドライフィルムで構成することによって、μmオーダーの細い溝も容易に形成できる。さらに上記実施形態によれば、永久レジストのDFRを用いることで、耐インク性に加え、剛性も強く圧力室材料として好適な構成とすることができる。したがって、10mPas以下の低粘度インクであっても、好適にメニスカスを制御できる流体抵抗部が形成でき、高速吐出することができる。
例えば流路基板401~403を全てSUSで形成した場合、接着により積層することが多いが、第2流路基板402がDFRの場合、積層後に本硬化させることで、隣接する流路基板401、403と接合されるため、接着剤を使用する必要がなくなり、接着箇所が減るので、接着剤のはみ出しも抑制できる。
また、上記第1実施形態では、第3流路基板403にも共通流路33用の開口4032を形成し、共通流路33の一面を軟らかい材料であるノズルプレート50によって構成することで、クロストーク防止のために共通流路33の振動を吸収するダンパ機能を持たせることが出来る。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。
例えばマニホールド40の具体的な構成は上記に限られるものではない。例えば3枚の流路基板401、402、403で形成した例を示したが、2枚あるいは4枚以上であっても良い。また、各流路基板401、402、403における開口部の形状も上記実施形態に限られるものではない。
例えば他の実施形態として図11及び図12に示すインクジェットヘッド1000において、第3の流路基板1403には共通流路33を構成する開口を有さない。この他の構成は上記第1実施形態と同様である。この場合にあっても、微細な加工が必要となる一部の流路基板402をドライフィルムレジストで形成することで、流路形状を簡単に設定できる。
また、ドライフィルムレジストの代わりに、電鋳法により絞りを有する流路基板を作成してもよい。電鋳法を用いた場合には、位置合わせや接着工程は必要となるが、上記実施形態と同様に、所望の細かい絞りを形成することが可能である。
例えば、上記実施形態においては、複数層の圧電部材を積層し、積層方向の縦振動(d33)を用いて圧電柱21を駆動する構成としたが、これに限られるものではない。例えば圧電柱21が単層の圧電部材で構成される形態にも適用可能であるし、横振動(d31)により駆動する形態にも適用可能である。
また、圧電柱21、22の具体的な構成や、流路の形状、マニホールド40、ノズルプレート50、フレーム部60を含む各種部品の構成や位置関係は上述した例に限られるものではなく、適宜変更可能である。また、ノズル51や圧力室31の配列も上記に限られるものではない。たとえばノズル51を2列以上配列してもよい。また複数の圧力室31の間に、ダミー室を形成してもよい。また、圧電柱21、22が積層方向の両端にダミー層212を有する例を示したがこれに限られるものではなく、圧電柱21、22の一方側のみにダミー層212を有していてもよく、あるいは圧電柱21、22がダミー層212を備えない構成であってもよい。
また、吐出する液体は印字用のインクに限られるものではなく、例えばプリント配線基板の配線パターンを形成するための導電性粒子を含む液体を吐出する装置等であっても良い。
また、上記実施形態において、インクジェットヘッド1は、インクジェット記録装置等の液体吐出装置に用いられる例を示したが、これに限られるものではなく、例えば3Dプリンタ、産業用の製造機械、医療用途にも用いることが可能であり、小型軽量化及び低コスト化が可能である。
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、所望の流路形状を容易に設定できる。
この他、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10…ベース、20…アクチュエータ、21…駆動圧電柱、22…非駆動圧電柱、23…溝、30…振動板、31…圧力室、32…共通室、33…共通流路、34…絞り流路、35…インク流路、40…マニホールド、41…周壁部、42…隔壁部、43…側壁部、50…ノズルプレート、51…ノズル、60…フレーム部、70…駆動回路、100…インクジェット記録装置、111…筐体、112…媒体供給部、113…画像形成部、114…媒体排出部、115…搬送装置、117…支持部、118…搬送ベルト、119…支持プレート、120…ベルトローラ、121…ガイドプレート対、122…搬送用ローラ、130…ヘッドユニット、132…インクタンク、133…接続流路、134…供給ポンプ、150…制御部、151…プロセッサ、211…圧電体層、212…ダミー層、221…内部電極、222…内部電極、223…外部電極、224…外部電極、301…振動領域、302…支持領域、303…開口部、401…第1流路基板、402…第2流路基板、403…第3流路基板、1000…インクジェットヘッド、1403…流路基板、4011…第1開口、4012…第2開口、4021…第1開口、4022…第2開口、4023…連通溝、4031…第1開口、4032…第2開口。

Claims (5)

  1. 液滴を吐出する複数のノズルを有するノズル板と、
    積層される複数の流路基板を有し、前記複数のノズルに連通する液室を構成するとともに、少なくとも1枚の前記流路基板がドライフィルムレジストで構成されるフィルム基板である、流路部材と、
    を備える、液体吐出ヘッド。
  2. 前記液室は、前記複数のノズルとそれぞれ連通する複数の圧力室、前記圧力室に連通する複数の絞り流路、及び複数の前記圧力室に連通する共通流路、を有し、
    前記フィルム基板は前記複数の絞り流路を形成する流路抵抗部を有する、請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
  3. 前記フィルム基板は永久レジストで構成される請求項1または2に記載の液体吐出ヘッド。
  4. 前記フィルム基板は、エポキシを主成分とする、請求項3に記載の液体吐出ヘッド。
  5. 前記流路部材を構成する前記フィルム基板以外の前記流路基板が、SUS430を含む材料で構成される、請求項1乃至4のいずれかに記載の液体吐出ヘッド。
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