JP2023107378A - 登録装置、システム、およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】登録漏れを防止する技術を提供する。【解決手段】シンボルコードを読み取る読取手段と、読取手段で読み取ったシンボルコードに基づいて、取引品目の情報を取得する取得手段と、取得手段により取得された取引品目の情報に応じて該取引品目を登録データとして登録する登録手段と、取得手段により取得された取引品目の情報に応じた該取引品目が所定の取引品目とともに登録すべき対象取引品目であるか否かを判定する判定手段と、判定手段により、取得手段により取得された取引品目の情報に応じた該取引品目が対象取引品目であると判定された場合に、所定の取引品目の情報を取得するためのシンボルコードを、読取手段による読取りを行うように報知する読取報知手段と、を備えた。【選択図】図10
Description
本発明は、登録装置、システム、およびプログラムに関する。
特許文献1には、客自身が商品を登録するセルフ式の商品販売データ処理装置が開示されている。
こうしたセルフ式の装置において、複数のバーコードが設けられた商品の場合、客は、全てのバーコードを読み取らせる必要がある。
しかしながら、客の中には、読み取りが必要な全てのバーコードのうちの一部のみの読み取りを行い、他のバーコードの読み取りを行わない者もおり、この場合は登録漏れが発生する。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、登録漏れを防止する技術を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するための本発明の一態様は、シンボルコードを読み取る読取手段と、前記読取手段で読み取ったシンボルコードに基づいて、取引品目の情報を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された前記取引品目の情報に応じて該取引品目を登録データとして登録する登録手段と、前記取得手段により取得された前記取引品目の情報に応じた該取引品目が所定の取引品目とともに登録すべき対象取引品目であるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により、前記取得手段により取得された前記取引品目の情報に応じた該取引品目が前記対象取引品目であると判定された場合に、前記所定の取引品目の情報を取得するためのシンボルコードを、前記読取手段による読取りを行うように報知する読取報知手段と、を備えた登録装置である。
上述した課題を解決するための本発明の一態様は、シンボルコードを読み取る読取手段と、前記読取手段で読み取ったシンボルコードに基づいて、取引品目の情報を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された前記取引品目の情報に応じて該取引品目を登録データとして登録する登録手段と、前記取得手段により取得された前記取引品目の情報に応じた該取引品目が所定の取引品目とともに登録すべき対象取引品目であるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により、前記取得手段により取得された前記取引品目の情報に応じた該取引品目が前記対象取引品目であると判定された場合に、前記所定の取引品目以外の情報を取得するためのシンボルコードの前記読取手段による読取りを行った上で、前記取得手段での取引品目の情報の取得を禁止する禁止手段と、を備えた登録装置である。
また、本発明の一態様は、登録装置と、取引状況管理装置とを備えたシステムであって、前記登録装置は、シンボルコードを読み取る読取手段と、前記読取手段で読み取ったシンボルコードに基づいて、取引品目の情報を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された前記取引品目の情報に応じて該取引品目を登録データとして登録する登録手段と、前記取得手段により取得された前記取引品目の情報に応じた該取引品目が所定の取引品目とともに登録すべき対象取引品目であるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により、前記取得手段により取得された前記取引品目の情報に応じた該取引品目が前記対象取引品目であると判定された場合に、前記所定の取引品目の情報を取得するためのシンボルコードを、前記読取手段による読取りを行うように報知する読取報知手段と、を備え、前記取引状況管理装置は、前記登録装置における前記対象取引品目の情報に関する状況を表示する表示手段を備えたシステムである。
また、本発明の一態様は、登録装置と、取引状況管理装置とを備えたシステムであって、前記登録装置は、シンボルコードを読み取る読取手段と、前記読取手段で読み取ったシンボルコードに基づいて、取引品目の情報を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された前記取引品目の情報に応じて該取引品目を登録データとして登録する登録手段と、前記取得手段により取得された前記取引品目の情報に応じた該取引品目が所定の取引品目とともに登録すべき対象取引品目であるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により、前記取得手段により取得された前記取引品目の情報に応じた該取引品目が前記対象取引品目であると判定された場合に、前記所定の取引品目以外の情報を取得するためのシンボルコードの前記読取手段による読取りを行った上で、前記取得手段での取引品目の情報の取得を禁止する禁止手段と、を備え、前記取引状況管理装置は、前記登録装置における前記対象取引品目の情報に関する状況を表示する表示手段を備えたシステムである。
また、本発明の一態様は、シンボルコードを読み取る読取手段を備えた登録装置としてコンピュータを機能させるプログラムであって、前記コンピュータを、前記読取手段で読み取ったシンボルコードに基づいて、取引品目の情報を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された前記取引品目の情報に応じて該取引品目を登録データとして登録する登録手段と、前記取得手段により取得された前記取引品目の情報に応じた該取引品目が所定の取引品目とともに登録すべき対象取引品目であるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により、前記取得手段により取得された前記取引品目の情報に応じた該取引品目が前記対象取引品目であると判定された場合に、前記所定の取引品目の情報を取得するためのシンボルコードを、前記読取手段による読取りを行うように報知する読取報知手段、として機能させることを特徴とするプログラムである。
また、本発明の一態様は、シンボルコードを読み取る読取手段を備えた登録装置としてコンピュータを機能させるプログラムであって、前記コンピュータを、前記読取手段で読み取ったシンボルコードに基づいて、取引品目の情報を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された前記取引品目の情報に応じて該取引品目を登録データとして登録する登録手段と、前記取得手段により取得された前記取引品目の情報に応じた該取引品目が所定の取引品目とともに登録すべき対象取引品目であるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により、前記取得手段により取得された前記取引品目の情報に応じた該取引品目が前記対象取引品目であると判定された場合に、前記所定の取引品目以外の情報を取得するためのシンボルコードの前記読取手段による読取りを行った上で、前記取得手段での取引品目の情報の取得を禁止する禁止手段、として機能させることを特徴とするプログラムである。
図1は、本実施形態の販売システム1を説明するためのネットワークの概念図である。
図1に示す販売システム1は、本部サーバ10、クラウドサーバ20、ストアコントローラ30(例えば、サーバ等)、取引状況管理装置40(例えば、パーソナルコンピュータ等)、フルセルフ登録精算装置51、対面型セミセルフ登録精算装置1051、分業型セミセルフ登録装置53、分業型セミセルフ精算装置54、携帯端末60を含む。
図1に示す販売システム1は、本部サーバ10、クラウドサーバ20、ストアコントローラ30(例えば、サーバ等)、取引状況管理装置40(例えば、パーソナルコンピュータ等)、フルセルフ登録精算装置51、対面型セミセルフ登録精算装置1051、分業型セミセルフ登録装置53、分業型セミセルフ精算装置54、携帯端末60を含む。
ストアコントローラ30、取引状況管理装置40、フルセルフ登録精算装置51、対面型セミセルフ登録精算装置1051、分業型セミセルフ登録装置53、分業型セミセルフ精算装置54は、LAN19(有線でも無線でもよい)を介して通信可能に接続される。ストアコントローラ30は、本部サーバ10と通信可能とされる。販売システム1は、種々の店舗等(スーパーマーケット、コンビニストア、ドラックストア、ホームセンタ、家電量販店等)に導入可能である。
図1において、各装置(端末)の台数は例示である。例えば、図1において、取引状況管理装置40の右側に「…」を図示したが、1店舗にて設置される取引状況管理装置40の数は1台以上であればよい。また例えば、図1において、2台の携帯端末60を図示したが、店内において使用される携帯端末60の数は客の数に応じて変動する。
販売システム1は、顧客がフルセルフ登録精算装置51を使用して商品を登録し且つ精算するといった態様のサービス(以下、サービスAと称する場合がある)を提供可能である。販売システム1は、携帯端末60を使用して商品を登録し、分業型セミセルフ精算装置54を使用して精算するといった態様のセルフサービス(以下、サービスBと称する場合がある)を提供する。つまり、サービスBは、顧客自身が商品登録と精算とを行うが、商品登録に関しては携帯端末60を使用し、精算に関しては分業型セミセルフ精算装置54を使用するといった態様のセルフサービスである。
販売システム1は、店員が対面型セミセルフ登録精算装置1051の店員側を使用して商品を登録し、顧客が対面型セミセルフ登録精算装置1051の顧客側を使用して精算するといった態様のサービス(以下、サービスCと称する場合がある)も提供可能である。販売システム1は、店員が分業型セミセルフ登録装置53を使用して商品を登録し、顧客が分業型セミセルフ精算装置54を使用して精算するといった態様のサービス(以下、サービスDと称する場合がある)も提供可能である。
本部サーバ10は、店舗外(例えば、本社やデータセンタ等)に設置され、販売システム1全体を管理するサーバである。本部サーバ10は、例えば、各サービスの運用に必要な各種情報(例えば、顧客マスタ(会員マスタ)、商品マスタ、特売ファイル等)や、店舗におけるサービスの実績情報(例えば、売上実績情報、商品販売実績情報等)を記憶する。本部サーバ10は、クラウドサーバ20、ストアコントローラ30と通信する。本部サーバ10は、他の装置(例えば、取引状況管理装置40等)と通信してもよい。本部サーバ10は、複数台のサーバから構成されるものであってもよい。
クラウドサーバ20は、店舗外(例えば、データセンタ等)に設置され、サービスBを提供するサーバである。クラウドサーバ20は、例えば、サービスBの運用に必要な各種情報(例えば、商品マスタ、取引情報(カート情報とも称する)等)を記憶する。クラウドサーバ20、本部サーバ10、携帯端末60と通信する。クラウドサーバ20、他の装置(例えば、ストアコントローラ30、取引状況管理装置40等)と通信してもよい。クラウドサーバ20は、複数台のサーバから構成されるものであってもよい。
ストアコントローラ30は、販売システム1のうち当該店舗に係る部分を制御する装置である。ストアコントローラ30は、LAN19内の各装置やLAN19外の各装置(例えば、本部サーバ10)と通信する。
取引状況管理装置40は、主にLAN19内の各装置を管理する装置である。例えば、取引状況管理装置40は、LAN19内の各装置と通信し、LAN19内の各装置の処理状況、動作状況等を監視等する。また、取引状況管理装置40は、LAN19外の各装置(例えば、本部サーバ10、クラウドサーバ20)と通信してもよい(直接的に通信してもよいし、ストアコントローラ30を介して通信してもよい)。例えば、取引状況管理装置40は、クラウドサーバ20に記憶される取引情報(カート情報)を参照してもよい。
携帯端末60は、サービスBにおいて商品を登録する際に使用される端末である。つまり、顧客は、サービスBにおける商品の登録に際し、携帯端末60を使用する。携帯端末60は、通信機能、撮像機能(カメラ)の他に、各種コード(バーコード、2次元コード等)を認識する認識機能を備える。例えば、携帯端末60は、商品に付されているバーコードを認識する。例えば、携帯端末60は、撮像機能によって撮像されている撮像画像(スルー画像(ライブビュー)として取得している画像)内の特徴点を抽出し、オブジェクト(各種コード)を認識してもよい。なお、携帯端末60は、サービスBを利用する顧客個人(又は法人)の所有物であることを想定しているが、店舗側が貸与するものであってもよい。
分業型セミセルフ登録装置53は、サービスDにおいて、主に店員によって使用される。分業型セミセルフ登録装置53は、スキャナ部を備え、専ら商品の登録に用いられる。なお、分業型セミセルフ登録装置53の構成については後述する。
分業型セミセルフ精算装置54は、サービスDにおいて、主に顧客によって使用される。分業型セミセルフ精算装置54は、決済部を備え、専ら精算に用いられる。なお、分業型セミセルフ精算装置54の構成については後述する。
なお、販売システム1は、他のシステムと連携してもよい。例えば、取引状況管理装置40は、従業員(店員)の勤怠に係る情報(例えば、出勤実績情報、勤務スケジュール情報等)を管理する勤怠サーバにアクセス可能であってもよい。
(フルセルフ登録精算装置51)
図2は、フルセルフ登録精算装置51の外観について説明する図である。図3は、フルセルフ登録精算装置51の構成例である。フルセルフ登録精算装置51は、上述のようにサービスAを提供する。図2及び図3において、同一部分には同一符号を付している。フルセルフ登録精算装置51は、CPU201と、ROM202と、RAM203と、ハードディスク204と、表示部205と、スキャナ部206と、カード決済部(非現金決済部)208と、釣銭機(現金決済部)209と、印刷部213と、音声出力部214と、通信部215と、サインポール250を備える。これらは、バスを介して相互に通信可能である。なお、フルセルフ登録精算装置51は、撮像部を更に備えてもよい。
図2は、フルセルフ登録精算装置51の外観について説明する図である。図3は、フルセルフ登録精算装置51の構成例である。フルセルフ登録精算装置51は、上述のようにサービスAを提供する。図2及び図3において、同一部分には同一符号を付している。フルセルフ登録精算装置51は、CPU201と、ROM202と、RAM203と、ハードディスク204と、表示部205と、スキャナ部206と、カード決済部(非現金決済部)208と、釣銭機(現金決済部)209と、印刷部213と、音声出力部214と、通信部215と、サインポール250を備える。これらは、バスを介して相互に通信可能である。なお、フルセルフ登録精算装置51は、撮像部を更に備えてもよい。
CPU201は、中央演算処理装置であり、ROM202に記憶されているプログラムを読み出して実行することにより、フルセルフ登録精算装置51の動作を制御する。
ROM202は、読み出し専用メモリであり、プログラムをはじめとしてCPU201が利用する各種の情報を記憶する。
ROM202は、読み出し専用メモリであり、プログラムをはじめとしてCPU201が利用する各種の情報を記憶する。
RAM203は、読み出し書き込みメモリであり、主記憶装置として種々の情報を記憶する。例えば、RAM203は、ROM202やハードディスク204から読み出した情報、外部から取得した情報、処理において生成した情報等を記憶する。
ハードディスク204は、補助記憶装置として種々の情報を記憶する。ハードディスク204は、例えば、ROM202に代えて、CPU201が実行するプログラム等を記憶してもよい。また、RAM203に代えて、ROM202から読み出した情報、外部から取得した情報、処理において生成した情報等を記憶してもよい。なお、ハードディスク204に代えてSSD(Solid State Drive)等の記憶装置が備えられてもよい。
表示部205は、タッチディスプレイであり、種々の情報を表示するとともに、種々の入力を受け付ける。
スキャナ部206は、種々の情報を光学的に読み取る。具体的には、スキャナ部206は、商品に付されているコードをスキャンし、商品コード(JANコード等)を読み取ってもよい。また、スキャナ部206は、品券類(商品券、クーポン券、優待券)、各種カード(例えば、会員カード、ポイントカード等)に付されたコードをスキャンし、夫々の情報を読み取ってもよい。また、スキャナ部206は、店員の名札等に付されたコードをスキャンし、店員コードを読み取ってもよい。
なお、スキャナ部206は、顧客が商品を登録する際に用いられるが、顧客は他の方法によって商品を登録してもよい。例えば、表示部205に、商品に対応するプリセットキー(商品を注文するボタン)が表示されている場合、客は、当該プリセットキーを操作(押下)し、商品を登録してもよい。
カード決済部208は、各種カード(クレジットカード、交通系カード等のプリペイドカード、デビット支払時におけるキャッシュカード、ポイント支払時におけるポイントカード等)による決済機構である。カード決済部208は、カード認識部(読取部)や表示部や操作部を備えるが、少なくとも、カード認識部を備えるものであればよい。なお、カード認識部は、特典付与、割引等のために各種カード(例えば、ポイントカード、会員カード、株主カード等)を認識してもよい。
なお、カード決済部208は、読取対象のカードに応じた複数の部材であってもよい。つまり、フルセルフ登録精算装置51は、一例として、プリペイドカード用の第1カード決済部、クレジットカード用の第2カード決済部といった具合に複数のカード決済部を備えていてもよい。
釣銭機209は、現金による決済機構であり、紙幣や硬貨の投入口、紙幣や硬貨の排出口を有し、投入口への投入金額を算出し、投入金額と買上金額の差分である釣銭金額を算出し、釣り銭を排出口から排出する。紙幣や硬貨が投入口に投入された場合にはセンサによって検出(投入があった旨の検出、金種別の枚数の検出等)される。
印刷部213は、各種媒体(レシート等)を印刷、発行する。
音声出力部214は、音声を出力する。例えば、音声出力部214は、確認音、警告音、音声ガイダンス等を出力する。
音声出力部214は、音声を出力する。例えば、音声出力部214は、確認音、警告音、音声ガイダンス等を出力する。
通信部215は、他の装置(例えば、ストアコントローラ30、取引状況管理装置40等)との間において情報を送受信する。
サインポール250は、先端部分に発光部を有し、発光部の発光態様によって、種々の情報(店員呼出、動作状況等)を報知する。
なお、フルセルフ登録精算装置51に、撮像部を備えてもよい。撮像部を備える場合には、店員側に撮像部を備えてもよい。
サインポール250は、先端部分に発光部を有し、発光部の発光態様によって、種々の情報(店員呼出、動作状況等)を報知する。
なお、フルセルフ登録精算装置51に、撮像部を備えてもよい。撮像部を備える場合には、店員側に撮像部を備えてもよい。
(携帯端末60)
図4は、携帯端末60の構成例を示す図である。同図の携帯端末60は、CPU501、記憶部502、RAM503、表示部504、操作部505、撮像部506、及びネットワーク対応通信部507を備える。
CPU501は、中央演算処理装置であり、記憶部502に記憶されているプログラムを読み出して実行することにより、携帯端末60の動作を制御する。
記憶部502は、CPU501の補助記憶装置であって、プログラムをはじめとしてCPU501が利用する各種の情報を記憶する。
RAM503は、CPU501の主記憶装置である。
表示部504は、CPU501の表示制御に応じて画像を表示する。表示部504は、画面に対する操作が可能なタッチパネルとして構成されてよい。
操作部505は、携帯端末60に備えられる各種操作子や携帯端末60に接続される各種の入力デバイスなどを一括して示す。
撮像部506は、CPU401の制御に応じて撮像を行う。また、本実施形態の撮像部506は、2次元コードを処理するコードリーダにおいて2次元コードを読み取る部位としても機能させることができる。
ネットワーク対応通信部507は、無線によりネットワーク経由で通信を行う部位である。ネットワーク対応通信部507により、携帯端末60は、取引管理装置60と通信可能となる。
図4は、携帯端末60の構成例を示す図である。同図の携帯端末60は、CPU501、記憶部502、RAM503、表示部504、操作部505、撮像部506、及びネットワーク対応通信部507を備える。
CPU501は、中央演算処理装置であり、記憶部502に記憶されているプログラムを読み出して実行することにより、携帯端末60の動作を制御する。
記憶部502は、CPU501の補助記憶装置であって、プログラムをはじめとしてCPU501が利用する各種の情報を記憶する。
RAM503は、CPU501の主記憶装置である。
表示部504は、CPU501の表示制御に応じて画像を表示する。表示部504は、画面に対する操作が可能なタッチパネルとして構成されてよい。
操作部505は、携帯端末60に備えられる各種操作子や携帯端末60に接続される各種の入力デバイスなどを一括して示す。
撮像部506は、CPU401の制御に応じて撮像を行う。また、本実施形態の撮像部506は、2次元コードを処理するコードリーダにおいて2次元コードを読み取る部位としても機能させることができる。
ネットワーク対応通信部507は、無線によりネットワーク経由で通信を行う部位である。ネットワーク対応通信部507により、携帯端末60は、取引管理装置60と通信可能となる。
(対面式セミセルフ登録精算装置1051)
対面式セミセルフ登録精算装置1051は、上述のようにサービスCを提供する。対面式セミセルフ登録精算装置1051は、CPU1201と、ROM1202と、RAM1203と、ハードディスク1204と、客側表示部1205と、客側スキャナ部1206と、カード決済部(非現金決済部)1208と、釣銭機(現金決済部)1209と、店員側表示部1210と、キー操作部1211と、店員側スキャナ部1212と、印刷部1213と、音声出力部1214と、通信部1215とを備える。これらは、バスを介して相互に通信可能である。なお、対面式セミセルフ登録精算装置1051は、撮像部を更に備えてもよい。また、対面式セミセルフ登録精算装置1051は、サインポール等を更に備えてもよい。
対面式セミセルフ登録精算装置1051は、上述のようにサービスCを提供する。対面式セミセルフ登録精算装置1051は、CPU1201と、ROM1202と、RAM1203と、ハードディスク1204と、客側表示部1205と、客側スキャナ部1206と、カード決済部(非現金決済部)1208と、釣銭機(現金決済部)1209と、店員側表示部1210と、キー操作部1211と、店員側スキャナ部1212と、印刷部1213と、音声出力部1214と、通信部1215とを備える。これらは、バスを介して相互に通信可能である。なお、対面式セミセルフ登録精算装置1051は、撮像部を更に備えてもよい。また、対面式セミセルフ登録精算装置1051は、サインポール等を更に備えてもよい。
なお、印刷部213は必ずしも必須ではない。また、印刷部213は、排紙先を店員側または客側とすることができる。なお、客側はフルセルフ登録精算装置51と同様の操作部を備えてもよい。一方の店員側は、店員側表示部1210と、キー操作部1211と、店員側スキャナ部1212となどを備えてもよいが、サインポールは備えていなくてもよい。
客側表示部1205は、タッチディスプレイであり、顧客に種々の情報を表示するとともに、顧客からの種々の入力を受け付ける。
客側スキャナ部1206は、客用のスキャナ部であり、種々の情報を光学的に読み取る。具体的には、客側スキャナ部1206は、例えば客の会員カードのバーコードなどをスキャンし、会員を識別する会員番号を読み取る。
店員側表示部1210は、タッチディスプレイであり、店員に種々の情報を表示するとともに、店員から種々の入力を受け付ける。キー操作部1211は、店員が操作する各種ボタンを配置する。
店員側スキャナ部1212は、店員用のスキャナ部であり、種々の情報を光学的に読み取る。具体的には、店員側スキャナ部1212は、商品に付されているコードをスキャンし、商品コード(JANコード等)を読み取る。また、店員側スキャナ部1212は、品券類、各種カードに付されたコードをスキャンし、夫々の情報を読み取ってもよい。また、店員側スキャナ部1212は、店員の名札等に付されたコードをスキャンし、店員コードを読み取ってもよい。また、店員側スキャナ部1212は、お会計券に印刷されているコードをスキャンし、精算処理に必要な情報を読み取ってもよい。
なお、店員側スキャナ部1212は、店員が商品を登録する際に用いられるが、店員は他の方法によって商品を登録してもよい。例えば、キー操作部1211に、商品に対応するキー(例えば、スポーツ新聞に対応するキー等)が配置されている場合、店員は、当該キーを操作(押下)し、当該商品を登録してもよい。また、店員側表示部1210に、商品に対応するプリセットキーが表示されている場合、店員は、当該プリセットキーを操作し、当該商品を登録してもよい。
印刷部1213は、各種媒体(レシート、お会計券等)を印刷、発行する。印刷部1213は、店員側から客側、客側から店員側に向き(媒体発行口の方向)を回転自在に変更可能である。印刷部1213の向きは、手動で変更してもよいし、メカ的に制御してもよい。なお、印刷部1213の向きの正誤をセンサなどで検出してもよい。
(分業型セミセルフ登録装置53)
分業型セミセルフ登録装置53は、対面式セミセルフ登録精算機1051の客側に備えられた釣銭釣機を備えない構成である。
分業型セミセルフ登録装置53は、対面式セミセルフ登録精算機1051の客側に備えられた釣銭釣機を備えない構成である。
(分業型セミセルフ精算装置54)
分業型セミセルフ精算装置54は、対面式セミセルフ登録精算機1051の店員側操作部を特に備えなくとも良い構成である。また、フルセルフ登録精算装置51の構成と同等である。
分業型セミセルフ精算装置54は、対面式セミセルフ登録精算機1051の店員側操作部を特に備えなくとも良い構成である。また、フルセルフ登録精算装置51の構成と同等である。
以上、店舗に設置された設置レジ(フルセルフ登録精算装置51、分業型セミセルフ登録精算装置1051、分業型セミセルフ登録装置53、分業型セミセルフ精算装置54)について説明したが、各設置レジの構成は一例である。各装置の機能をモード切替え操作により切替え可能な装置でもよい。
(取引状況管理装置40)
図5は、取引状況管理装置40の構成例を示している。同図の取引状況管理装置40は、CPU801、記憶部802、RAM803、店舗内対応通信部804、ネットワーク対応通信部805、表示部806、及び操作部807を備える。
CPU801は、中央演算処理装置であり、記憶部802に記憶されているプログラムを読み出して実行することにより、取引状況管理装置40の動作を制御する。
記憶部602は、CPU801の補助記憶装置であって、プログラムをはじめとしてCPU801が利用する各種の情報を記憶する。
RAM803は、CPU801の主記憶装置である。
店舗内対応通信部804は、LAN19を経由して店舗内のストアコントローラ30等の端末と通信を行う。
ネットワーク対応通信部805は、ネットワーク経由で外部と通信を行う部位である。
取引状況管理装置40の場合、ネットワーク対応通信部805は、クラウド上のクラウドサーバ20と通信を行うことができる。
表示部806は、CPU801の制御に応じて画像を表示する。表示部806は、タッチパネルとして構成されてもよい。
操作部807は、取引状況管理装置40が備える操作子や取引状況管理装置40に接続された入力デバイスを一括して示すものである。
図5は、取引状況管理装置40の構成例を示している。同図の取引状況管理装置40は、CPU801、記憶部802、RAM803、店舗内対応通信部804、ネットワーク対応通信部805、表示部806、及び操作部807を備える。
CPU801は、中央演算処理装置であり、記憶部802に記憶されているプログラムを読み出して実行することにより、取引状況管理装置40の動作を制御する。
記憶部602は、CPU801の補助記憶装置であって、プログラムをはじめとしてCPU801が利用する各種の情報を記憶する。
RAM803は、CPU801の主記憶装置である。
店舗内対応通信部804は、LAN19を経由して店舗内のストアコントローラ30等の端末と通信を行う。
ネットワーク対応通信部805は、ネットワーク経由で外部と通信を行う部位である。
取引状況管理装置40の場合、ネットワーク対応通信部805は、クラウド上のクラウドサーバ20と通信を行うことができる。
表示部806は、CPU801の制御に応じて画像を表示する。表示部806は、タッチパネルとして構成されてもよい。
操作部807は、取引状況管理装置40が備える操作子や取引状況管理装置40に接続された入力デバイスを一括して示すものである。
記憶部602が記憶する顧客情報は、個々の顧客を管理するための情報である。クラウドサーバ20は、顧客登録時に顧客情報を生成する(ある顧客の顧客情報が記憶されることを以って当該顧客の顧客登録がなされたと解してもよい)。また、クラウドサーバ20は、カート情報等に基づいて、顧客情報を適宜更新する。クラウドサーバ20は、例えば毎日所定時刻にカート情報を参照し、顧客情報を更新してもよい。
(クラウドサーバ20)
クラウドサーバ20は、CPU、記憶部、RAM、及びネットワーク対応通信部を備える。CPUは、中央演算処理装置であり、記憶部に記憶されているプログラムを読み出して実行することにより、クラウドサーバ20の動作を制御する。記憶部は、CPUの補助記憶装置であって、プログラムをはじめとしてCPUが利用する各種の情報を記憶する。
クラウドサーバ20は、CPU、記憶部、RAM、及びネットワーク対応通信部を備える。CPUは、中央演算処理装置であり、記憶部に記憶されているプログラムを読み出して実行することにより、クラウドサーバ20の動作を制御する。記憶部は、CPUの補助記憶装置であって、プログラムをはじめとしてCPUが利用する各種の情報を記憶する。
RAMは、CPUの主記憶装置である。ネットワーク対応通信部は、ネットワーク経由で通信を行う部位である。クラウドサーバ20の記憶部は、顧客情報、店舗情報、商品マスタ(商品情報)、カート情報を記憶する。
上記構成を踏まえ、複数のバーコードが設けられた商品の登録処理について説明する。この登録処理は、フルセルフ登録精算装置51において実行される登録処理である。フルセルフ登録精算装置51は登録装置の一例である。
本明細書において、「取引品目」とは商品と同義とする。また、「取引品目の情報」とは、バーコードが示す商品コードとするが、商品を特定可能な情報であればどのような情報であってもよい。
図6は、複数のバーコードが設けられた商品例を示す図である。本実施形態では、複数のバーコードが設けられた取引品目として、ごみ袋を例に説明する。図6に示されるように、商品にはバーコード341、342が設けられている。このうちのバーコード341は、取引品目として、ごみ処理手数料を示すバーコードである。バーコード342は、取引品目として、ごみ袋の本体としてのバーコードである。これらの取引品目は、異なる取扱区分で売上が計上される品目である。このように、商品によっては、全てのバーコードを読み取って各バーコードに基づく情報に応じた取引品目を登録する必要がある。
図7は、ごみ袋の種類と手数料の組み合わせを示す図である。図7には、ごみ袋の本体の値段と手数料とが示されている。また、ごみ袋には、容量(リットル)別に、とってがついている商品と、とってがついていない商品とがある。この図7に示されるように、手数料が特定されても、本体の価格は特定できない。逆に本体の価格が特定されると、手数料も特定される。すなわち、一方のバーコードが読み取られると、他方のバーコードを読まなくとも価格が特定されるが、他方のバーコードが読み取られても、一方の価格は特定できない。
図8は、商品マスタの一例を示す図である。図8に示される商品マスタは、特にごみ袋と手数料について説明するための商品マスタである。商品マスタは、PLU(Price Look Up)品番、品名、バーコード、価格、所定商品フラグ、対象商品PLU1、対象商品PLU2、および対象商品PLU3などで構成される。PLU品番は、商品を一意に特定するための番号を示す。品名は、商品の品名を示す。バーコードは、商品のバーコードを示す。所定商品フラグは、PLU品番で特定される商品が所定の取引品目とともに登録すべき対象取引品目であるか否かを示すフラグである。所定の取引品目とともに登録すべき対象取引品目である場合には、所定商品フラグは、「1」であり、そうでない場合には「0」となる。
対象商品PLUは、対象取引品目のPLU品番を示す。図8の場合、一例として対象商品PLU1~3が示されているが、対象商品PLUは3つに限るものではない。上述した図7に示されるように、1つの手数料に対して、2つのごみ袋が対応することがある。そのため、図8における例えば手数料1には、対象取引品目のPLU品番が2つ設けられる。
図8に示される商品マスタの所定商品フラグにより、バーコードを読み取った時に、バーコードに対応する商品が、所定の取引品目とともに登録すべき対象取引品目であるか否かを判定可能となる。そして、対象商品PLUにより、商品が、所定の取引品目とともに登録すべき対象取引品目である場合に、商品に対応する対象取引品目であるか否かを判定できる。
以下の説明において、1つの商品に複数のバーコードが設けられている場合のそれぞれのバーコードを特に区別しない場合には、「複数読取必須バーコード」と表現する。また、複数読取必須バーコードのうち、最初に読み取られたバーコードに対応する取引品目を対象取引品目と表現し、読み取られていないバーコードに対応する取引品目を所定の取引品目と表現することがある。
次に、フルセルフ登録精算装置51での取引の開始から表示部205に表示される画面例について説明する。
操作開始画面において登録開始の操作が行われると、フルセルフ登録精算装置51は、画面1310を表示する。図9は、画面1310を示す図である。画面1310は、登録画面を示す。画面1310には、品目選択ボタン1311、登録商品表示領域1312、および合計表示領域1313が設けられる。品目選択ボタン1311は、野菜や果物など、商品にバーコードが付されていない商品を登録するためのボタンである。登録商品表示領域1312は、登録された商品の商品名、個数、および価格などを表示する領域である。合計表示領域1313は、登録された点数(買上点数)と合計金額を表示する領域である。
操作開始画面において登録開始の操作が行われると、フルセルフ登録精算装置51は、画面1310を表示する。図9は、画面1310を示す図である。画面1310は、登録画面を示す。画面1310には、品目選択ボタン1311、登録商品表示領域1312、および合計表示領域1313が設けられる。品目選択ボタン1311は、野菜や果物など、商品にバーコードが付されていない商品を登録するためのボタンである。登録商品表示領域1312は、登録された商品の商品名、個数、および価格などを表示する領域である。合計表示領域1313は、登録された点数(買上点数)と合計金額を表示する領域である。
なお、操作開始画面において登録開始の操作が行われた場合、客に会員カードの有無を選択させる会員カード確認画面を表示してもよい。会員カード確認画面には、カードありボタン、およびカードなしボタンとが表示される。客は、会員カードがある場合は、カードありボタンを選択し、会員カードのバーコードを客側スキャナ部で読み取らせる。フルセルフ登録精算装置51は、スキャナ部206で読み取ったバーコードにより特定される会員情報を不図示のサーバから呼び出すと同時に、次の図9で示される画面1310に会員情報を追記した画面を表示し、画面の一部に会員情報を表示する。会員カードがない場合は、客は、カードなしボタンを選択する。会員カードなしが選択されると、フルセルフ登録精算装置51は、会員情報を取得することなく画面1310を表示する。
図9に示される登録画面が表示されている状態(複数読取必須バーコードが直前に読み取られていない状態)で、複数読取必須バーコードがスキャナ部206で読み取られたとする。この場合、フルセルフ登録精算装置51は、報知画面として、例えば図10に示される画面340、および図11に示される画面345を表示する。図10、図11に示されるように、これらの報知画面は、所定の取引品目の情報を取得するためのシンボルコードの位置を案内することにより、所定の取引品目の情報を取得するためのシンボルコードを、スキャナ部206による読取りを報知する報知画面である。
画面340、および画面345には、商品に設けられたバーコード341、342を示す画像と「戻る」ボタン600とが表示される。そして、シンボルコードの位置を案内するために、案内枠344、および指し指343が表示される。
画面340は、画面1310が表示されている状態において、バーコード341が読み取られた場合に表示される画面である。そのため、画面340は、もうひとつのバーコードであるバーコード342を読み取らせるために、バーコード342に案内枠344が設けられ、指し指343がバーコード342を指す画面である。このように表示することで、客はもうひとつの複数読取必須バーコードの存在に気づきやすくなるため、登録漏れを防止することが可能となる。
画面345は、画面1310が表示されている状態において、バーコード342が読み取られた場合に表示される画面である。そのため、画面345は、もうひとつのバーコードであるバーコード341を読み取らせるために、バーコード341に案内枠344が設けられ、指し指343がバーコード341を指す画面である。このように表示することで、客はもうひとつの複数読取必須バーコードの存在に気づきやすくなるため、登録漏れを防止することが可能となる。
なお、画面340、345のように、もうひとつの複数読取必須バーコードの位置を案内せずに、単に文字のみで「もうひとつのバーコードを読み取らせてください」と画面に表示するのみであってもよい。この場合であっても、客はもうひとつの複数読取必須バーコードの存在に気づきやすくなるため、登録漏れを防止することが可能となる。
図12は、画面345が表示されている状態で表示された警告ポップアップ349を示す図である。この警告ポップアップ349は、対象取引品目の情報が取得され、その次に所定の取引品目の情報が取得されなかった場合に、所定の取引品目の情報が取得されなかったことを報知する画面である。この画面は、例えば画面340が表示されている状態で、スキャナ部206により他の商品のバーコードが読み取られたり、既に読み取ったバーコード341が読み取られた場合に表示される。なお、警告ポップアップ349の表示に代えて、画面全体に警告を報知する画面を表示していてもよい。このように報知することで、客はもうひとつの複数読取必須バーコードを読み取らせなかったことに気づくため、登録漏れを防止することが可能となる。
なお、単に文字のみで「もうひとつのバーコードを読み取らせてください」と画面に表示するのみの場合も警告ポップアップ349を表示してもよい。
さらに、図10、図11のように「もうひとつのバーコードを読み取らせてください」など、もうひとつのバーコードを読み取るように客(または店員)に促す案内を報知する画面において、正しい商品を読み込んだ場合は、以下の記載にあるように、正常に登録された結果を登録明細に反映させた登録画面に移動し、誤った商品を読み込んだ場合には、図10、図11のように「もうひとつのバーコードを読み取らせてください」など、もうひとつのバーコードを読み取るように客(または店員)に促す案内を報知する画面に移動し、繰り返しもうひとつのバーコードを読み取るように促すようにする。
さらに、当該促す画面に「戻る」ボタン600を備えることで、登録の取消し操作を行うことができる。換言すると、事前に読み取った商品が登録されていない登録画面に移動する。なお、この場合は、サインポール、取引状況管理装置やその他店員が操作する端末など他の装置に「戻る」ボタンの操作が行われたことを報知するようにしても良い。この場合は、未精算のまま商品を持ち去る危険性や顧客が操作に戸惑っている可能性も想定されるため、店員の操作支援などが円滑に行われる。
また、図10、図11のように「もうひとつのバーコードを読み取らせてください」など、もうひとつのバーコードを読み取るように客(または店員)に促す案内を報知する画面は、必ず報知しなくても良い。換言すると、前述のものは片方の商品を読み取った場合に、必ず「もうひとつのバーコードを読むよう」に促すように画面を移動させるが、「もうひとつのバーコード」が誤った商品を読み取った場合のみ促す画面に移動させても良い。その場合は、図12を表示してから促す画面に移動するようにしてもよい。図12は表示してもしなくても良い。
さらに、どのタイミングで報知するかを選択可能にしても良い。選択を促す場合は、登録開始時や当該精算が終了した後に、次回以降はどの報知方法にするかなどを選択させる。さらに、会員カードなどの情報に、どちらの報知方法を実行するかを記憶するようにしても良い。つまり、慣れた顧客は操作ミスさえ起こさなければ促す画面は表示されないので、画面移動を省略できる。
なお、図10、図11では、「もうひとつのバーコードを読み取らせてください」と表示しているが、指し指343が案内していることから、「こちらのバーコードを読み取って下さい」と表示してもよい。
図13、図14は、もうひとつの複数読取必須バーコードが読み取られた場合に表示される画面を示す図である。図13は、登録商品表示領域1312において、ごみ袋本体と、手数料とが別の商品のように表示される画面350を示す。図14は、登録商品表示領域1312において、ごみ袋本体と、手数料とを1つの商品のように表示される画面350を示す。図13の画面の場合は、客は2つのバーコードを読み取らせたことを認識しやすい画面である。一方、図14の画面の場合は、客は1つのモノを登録したことを認識しやすい画面がある。図13、図14の画面を表示可能とすることで、店舗の判断などに応じて柔軟に対応することができる。いずれかの画面において、客は、お会計ボタン352をタッチすることで会計することができる。お会計ボタン352がタッチされると、フルセルフ登録精算装置51は、取引の精算処理に関する精算処理画面を表示する。
精算処理画面は決済種別を選択するための画面である。精算処理画面には、クレジットカードボタン、電子マネーボタン、現金ボタン、支払金額表示領域、戻るボタン、一覧ボタン、および残高照会ボタンが設けられる。クレジットカードボタンは、クレジットで決済するためのボタンである。電子マネーボタンは、電子マネーで決済するためのボタンである。現金ボタンは、現金で決済するためのボタンである。
支払金額表示領域は、客の支払金額を表示する領域である。戻るボタンは画面350に戻るためのボタンである。戻るボタンがタッチされると、フルセルフ登録精算装置51は、画面350を表示する。一覧ボタンは、登録された商品の一覧を表示するためのボタンである。残高照会ボタンは、電子マネーの残高を照会するためのボタンである。なお、ごみ袋の手数料のように、公共料金は現金のみの取り扱いとすることが多い。現金のみの場合、クレジットカードボタン、電子マネーボタンは表示されないか、選択不能なボタンとして表示される。
フルセルフ登録精算装置51は、客により選択された決済種別により決済を行うと、レシートを発行するとともに精算完了画面を表示する。精算完了画面は決済が完了したことや、レシートの受け取りを促すための画面である。
図15、図16は、上述した複数読取必須バーコードが設けられた取引品目を登録する場合の登録処理の流れ示すフローチャートである。図15と図16のフローチャートの違いは、登録タイミングが異なる点である。図15は、対象取引品目の情報が取得され、その次に所定の取引品目の情報が取得された場合に、対象取引品目と所定の取引品目とを登録する処理を示す。図16は、対象取引品目の情報が取得されると、対象取引品目を登録し、所定の取引品目の情報が取得された場合に、所定の取引品目を登録する処理を示す。
図15において、フルセルフ登録精算装置51は、スキャナ部206によりバーコードを読み取り(ステップS101)、読み取ったバーコードに基づいて、取引品目の情報を取得する(ステップS102)。フルセルフ登録精算装置51は、取得された取引品目の情報に応じた該取引品目が、所定の取引品目とともに登録すべき対象取引品目であるか否かを判定する(ステップS103)。複数読取必須バーコードを示す情報は、上述した商品マスタに所定商品フラグとして記憶されている。この記憶された所定商品フラグを用いて、フルセルフ登録精算装置51は、ステップS103の判定を行う。
フルセルフ登録精算装置51は、取引品目が対象取引品目であると判定されなかった場合には(ステップS103:NO)、そのまま取引品目の登録処理を行う(ステップS108)。そして、フルセルフ登録精算装置51は、登録終了か否かを判定する(ステップS109)。フルセルフ登録精算装置51は、登録終了と判定された場合に(ステップS109:YES)、登録に関する処理を終了する。一方、フルセルフ登録精算装置51は、登録終了と判定されなかった場合に(ステップS109:NO)、ステップS101に戻る。
上記ステップS103に戻り、フルセルフ登録精算装置51は、取引品目が対象取引品目であると判定された場合には(ステップS103:YES)、読取報知画面(画面320、340、345のいずれかの画面)を表示する(ステップS104)。その状態で、フルセルフ登録精算装置51は、スキャナ部206によりバーコードを読み取り(ステップS105)、読み取ったバーコードに基づいて、取引品目の情報を取得する(ステップS106)。フルセルフ登録精算装置51は、取引品目の情報に応じた該取引品目が、所定の取引品目であるか否かを判定する(ステップS107)。
フルセルフ登録精算装置51は、取引品目の情報に応じた該取引品目が、所定の取引品目である場合には(ステップS107:YES)、対象取引品目と所定の取引品目との登録処理を行い(ステップS108)、上記ステップS110に進む。一方、フルセルフ登録精算装置51は、取引品目の情報に応じた該取引品目が、所定の取引品目ではない場合には(ステップS107:NO)、警告報知画面(警告ポップアップ349)を表示する(ステップS110)。フルセルフ登録精算装置51は、戻るボタン600が押下された場合には(ステップS111:YES)、対象取引品目の情報が取得されたことを取り消して、ステップS101に戻る。フルセルフ登録精算装置51は、戻るボタン600が押下されずに(ステップS111:NO)、バーコードが読み取られた場合には(ステップS112:YES)、ステップS106に進む。バーコードが読み取られなかった場合には(ステップS112:NO)、フルセルフ登録精算装置51は、ステップS111に戻る。
このように、図15のフローチャートでは、1つのステップS108で、対象取引品目と所定の取引品目との登録が行われる。また、取得された取引品目の情報に応じた該取引品目が対象取引品目であると判定された場合に(ステップS103)、「戻る」ボタン600が押下される以外は、ステップS107で、所定の取引品目か否かが判定され、そうでない場合にはステップS110に進む。そして、所定の取引品目以外の情報を取得するためのシンボルコードの読取りを行った上で(ステップS112、106)、ステップS107でNOに分岐するため、結果的に登録する取引品目としての情報の取得が禁止される。次に図16のフローチャートを説明する。
図16において、フルセルフ登録精算装置51は、スキャナ部206によりバーコードを読み取り(ステップS201)、読み取ったバーコードに基づいて、取引品目の情報を取得する(ステップS202)。フルセルフ登録精算装置51は、取引品目の登録処理を行う(ステップS203)。
フルセルフ登録精算装置51は、取引品目の情報に応じた該取引品目が、所定の取引品目とともに登録すべき対象取引品目であるか否かを判定する(ステップS204)。複数読取必須バーコードを示す情報は、上述した通り商品マスタに所定商品フラグとして記憶されている。この所定商品フラグを用いて、フルセルフ登録精算装置51は、ステップS204の判定を行う。
フルセルフ登録精算装置51は、取引品目が対象取引品目であると判定されなかった場合には(ステップS204:NO)、登録終了か否かを判定する(ステップS210)。フルセルフ登録精算装置51は、登録終了と判定された場合に(ステップS210:YES)、登録に関する処理を終了する。一方、フルセルフ登録精算装置51は、登録終了と判定されなかった場合に(ステップS210:NO)、ステップS201に戻る。
上記ステップS204に戻り、フルセルフ登録精算装置51は、取引品目の情報に応じた該取引品目が対象取引品目であると判定された場合には(ステップS204:YES)、読取報知画面(画面320、340、345のいずれかの画面)を表示する(ステップS205)。その状態で、フルセルフ登録精算装置51は、スキャナ部206によりバーコードを読み取り(ステップS206)、読み取ったバーコードに基づいて、取引品目の情報を取得する(ステップS207)。フルセルフ登録精算装置51は、取引品目の情報に応じた該取引品目が、所定の取引品目であるか否かを判定する(ステップS208)。
フルセルフ登録精算装置51は、取引品目が、所定の取引品目である場合には(ステップS208:YES)、所定の取引品目との登録処理を行い(ステップS209)、上記ステップS211に進む。一方、フルセルフ登録精算装置51は、取引品目が、所定の取引品目ではない場合には(ステップS208:NO)、警告報知画面(警告ポップアップ349)を表示する(ステップS211)。フルセルフ登録精算装置51は、戻るボタン600が押下された場合には(ステップS212:YES)、対象取引品目の情報が取得されたことを取り消して、ステップS201に戻る。フルセルフ登録精算装置51は、戻るボタン600が押下されずに(ステップS212:NO)、バーコードが読み取られた場合には(ステップS213:YES)、ステップS207に進む。バーコードが読み取られなかった場合には(ステップS213:NO)、フルセルフ登録精算装置51は、ステップS212に戻る。
このように、図15のフローチャートでは、ステップS203とステップS208の2つのステップで、対象取引品目と所定の取引品目との登録がそれぞれ行われる。また、取得された取引品目の情報に応じた該取引品目が対象取引品目であると判定された場合に(ステップS204)、「戻る」ボタン600が押下される以外は、ステップS208で、所定の取引品目の情報か否かが判定され、そうでない場合にはステップS211に進む。そして、所定の取引品目以外の情報を取得するためのシンボルコードの読取りを行った上で(ステップS213、207)、ステップS208でNOに分岐するため、結果的に登録する取引品目としての情報の取得が禁止される。
次に、携帯端末60における複数読取必須バーコードの読取などについて説明に先立ち、携帯端末60における登録処理の流れについて説明する。携帯端末60の表示部504にて表示される、ショッピングアプリケーションの起動画面には、起動画面においては、店舗名が表示されている。この店舗名は、携帯端末60により取得された店舗特定情報に基づいて表示されたものである。
客は、買い物のために商品登録を開始させる場合には、起動画面において配置される取引開始指示ボタンを操作する。
取引開始指示ボタンBT10が操作されたことに応じて、携帯端末60は、取得された店舗特定情報と顧客識別情報とを含む取引開始要求をクラウドサーバ20に送信する。取引開始要求は、携帯端末60に対する客の操作に応じて送信されてもよいし、特に操作を受け付けることなく、店舗特定情報が取得されたことに応じて送信が実行されるようにしてもよい。
顧客識別情報については、顧客登録の際(携帯端末60にショッピングアプリケーションをダウンロードまたはインストールする際)に、携帯端末60を用いて登録フォームの氏名欄に入力された情報がクラウドサーバ20の顧客情報に記憶されてよいが、クラウドサーバ20に加え、携帯端末60の記憶部にも記憶しておいてもよい。なお、店舗が特定された場合には、当該店舗の店舗名や実施中のサービス(その日に配布されているチラシ情報)、利用可能なクーポン情報を画面に表示してもよい。なお、サービスやクーポンの情報は、例えば画面情報としてクラウドサーバ20から取得してもよい。
客は、買い物のために商品登録を開始させる場合には、起動画面において配置される取引開始指示ボタンを操作する。
取引開始指示ボタンBT10が操作されたことに応じて、携帯端末60は、取得された店舗特定情報と顧客識別情報とを含む取引開始要求をクラウドサーバ20に送信する。取引開始要求は、携帯端末60に対する客の操作に応じて送信されてもよいし、特に操作を受け付けることなく、店舗特定情報が取得されたことに応じて送信が実行されるようにしてもよい。
顧客識別情報については、顧客登録の際(携帯端末60にショッピングアプリケーションをダウンロードまたはインストールする際)に、携帯端末60を用いて登録フォームの氏名欄に入力された情報がクラウドサーバ20の顧客情報に記憶されてよいが、クラウドサーバ20に加え、携帯端末60の記憶部にも記憶しておいてもよい。なお、店舗が特定された場合には、当該店舗の店舗名や実施中のサービス(その日に配布されているチラシ情報)、利用可能なクーポン情報を画面に表示してもよい。なお、サービスやクーポンの情報は、例えば画面情報としてクラウドサーバ20から取得してもよい。
また、送信先の情報(クラウドサーバ20のアドレス)についても、顧客登録の際(携帯端末60にショッピングアプリケーションをダウンロードまたはインストールする際)に取得し、携帯端末60の記憶部に記憶しておいてもよい。なお、2次元コードをスキャンする態様とする場合には、店舗特定情報に加え、送信先の情報についても2次元コード化しておき、携帯端末60で2次元コードをスキャンすることにより、携帯端末60は店舗特定情報とともに送信先の情報も取得してもよい。
携帯端末60から取引開始要求として顧客識別情報及び店舗特定情報を受信したクラウドサーバ20は、当該取引のカート情報を生成する。なお、カート情報は、生成された初期状態では、カート識別情報、取引開始日時、顧客識別情報は格納されるが、実際の取引(商品登録)の開始前であるため、他の情報(取引終了日時、商品情報(登録商品情報、保留商品情報)等)は格納されていない。
クラウドサーバ20は、店舗情報を記憶しているため、携帯端末60から取引開始要求として店舗特定情報を受信(端末、アプリケーションや顧客識別情報なども受信するが)した場合、受信した店舗特定情報が2次元コードであった場合には、店舗特定情報1を参照して店舗識別情報を取得し、受信した店舗特定情報が位置情報(GPS情報)であった場合には店舗特定情報2を参照して店舗識別情報を取得する。なお、クラウドサーバ20は、携帯端末60から受信した店舗特定情報が店舗識別情報を2次元コード化したものであった場合には、そのまま取得すればよい。
つまり、携帯端末60から取引開始要求として顧客識別情報及び店舗特定情報を受信したクラウドサーバ20は、携帯端末60から受信した店舗特定情報から店舗識別情報を取得し、さらに、現在日付を取得し、シリアル番号を発行(採番)し、店舗識別情報と現在日付とシリアル番号とを結合させて、カート情報内のカート識別情報として記憶する。
また、携帯端末60から取引開始要求として店舗特定情報や顧客識別情報を受信したクラウドサーバ20は、現在日時を取得し、カート情報内の取引開始日時(生成日時)として記憶する。また、携帯端末60から取引開始要求として店舗特定情報や顧客識別情報を受信したクラウドサーバ20は、携帯端末60から受信した顧客識別情報をカート情報内の顧客識別情報として記憶する。
また、携帯端末60から取引開始要求として店舗特定情報や顧客識別情報を受信したクラウドサーバ20は、現在日時を取得し、カート情報内の取引開始日時(生成日時)として記憶する。また、携帯端末60から取引開始要求として店舗特定情報や顧客識別情報を受信したクラウドサーバ20は、携帯端末60から受信した顧客識別情報をカート情報内の顧客識別情報として記憶する。
取引のカート情報を生成したクラウドサーバ20は、商品登録初期画面情報(初期画面である商品登録画面の画面情報)を生成し、携帯端末60に送信する。具体的には、クラウドサーバ20は、例えば、商品登録初期画面情報を生成し、生成した商品登録初期画面情報をカート識別情報とともに携帯端末60に送信する。
クラウドサーバ20からカート識別情報及び商品登録初期画面情報を受信した携帯端末60は、カート識別情報を記憶するとともに、登録画面を表示部に表示する。具体的には、携帯端末60は、商品登録初期画面を表示する。
顧客の操作により携帯端末60は、商品に付されたバーコードをスキャンし、商品コードを読み取る。
バーコードを取得した携帯端末60は、カート識別情報と、スキャンによって得られた商品コードを含む商品登録情報を、クラウドサーバ20に送信する。
携帯端末60から商品登録情報(カート識別情報及び商品コード)を受信したクラウドサーバ20は、受信された商品登録情報に含まれていたカート識別情報から当該取引のカート情報を特定する。
クラウドサーバ20は、特定したカート情報内の商品データを更新する。具体的には、クラウドサーバ20は、受信された商品登録情報にN品目としての商品コードが含まれていた場合には、特定したカート情報において、当該商品コードを登録商品情報(登録商品N)の商品コードとして記憶し、当該商品コードに対応する品名及び価格を商品情報から取得し、登録商品情報(登録商品N)の商品及び価格として記憶する。また、クラウドサーバ20は、特定したカート情報において、登録商品情報(計)を更新する。
カート情報内の商品データを更新したクラウドサーバ20は、商品登録更新画面情報(登録した商品が追加された更新画面である商品登録画面の画面情報)を生成し、携帯端末60に送信する。具体的には、クラウドサーバ20は、例えば、携帯端末60に表示する、登録商品リストにおいて今回登録された商品のリスト項目が追加された商品登録更新画面が表示されるような商品登録更新画面情報を生成し、生成した商品登録更新画面情報をカート識別情報とともに携帯端末60に送信する。
上記構成を踏まえ、複数読取必須バーコードが設けられた取引品目を登録する登録処理について説明する。携帯端末60は登録装置の一例である。
商品登録初期画面や、商品登録画面が表示されている状態(複数読取必須バーコードが直前に読み取られていない状態)で、複数読取必須バーコードが撮像部506で読み取られたとする。この場合、携帯端末60は、報知画面として、例えば図17に示される画面1340、および図18に示される画面1343を表示する。
画面1340、および画面1345には、商品に設けられたバーコード341、342を示す画像と「戻る」ボタン610とが表示される。そして、シンボルコードの位置を案内するために、案内枠344、および指し指343が表示される。画面1340は、もうひとつのバーコードであるバーコード342を読み取らせるために、バーコード342に案内枠344が設けられ、指し指343がバーコード342を指す画面である。このように表示することで、客はもうひとつの複数読取必須バーコードの存在に気づきやすくなるため、登録漏れを防止することが可能となる。
画面1345は、もうひとつのバーコードであるバーコード341を読み取らせるために、バーコード341に案内枠344が設けられ、指し指343がバーコード341を指す画面である。このように表示することで、客はもうひとつの複数読取必須バーコードの存在に気づきやすくなるため、登録漏れを防止することが可能となる。
なお、画面1340、1345のように、もうひとつの複数読取必須バーコードの位置を案内せずに、単に文字のみで「もうひとつのバーコードを読み取らせてください」と画面に表示するのみであってもよい。この場合であっても、客はもうひとつの複数読取必須バーコードの存在に気づきやすくなるため、登録漏れを防止することが可能となる。
図19は、画面1345が表示されている状態で表示された警告ポップアップ349を示す図である。この警告ポップアップ349は、対象取引品目の情報が取得され、その次に所定の取引品目の情報が取得されなかった場合に、所定の取引品目の情報が取得されなかったことを報知する画面である。この画面は、例えば画面1340が表示されている状態で、撮像部506により他の商品のバーコードが読み取られたり、既に読み取ったバーコード341が読み取られた場合に表示される。なお、警告ポップアップ349の表示に代えて、画面全体に警告を報知する画面を表示していてもよい。このように表示することで、客はもうひとつの複数読取必須バーコードを読み取らせなかったことに気づくため、登録漏れを防止することが可能となる。
なお、単に文字のみで「もうひとつのバーコードを読み取らせてください」と画面に表示するのみの場合も警告ポップアップ349を表示してもよい。
また、フルセルフ登録精算装置と同様に報知のタイミングや方法については同じようにしても良い。「戻る」ボタン610は、登録の取消し操作を行うためのボタンである。なお、「戻る」ボタン610については、図18、図19に示されるように画面上に表示しても良いし、「お会計へ進む」ボタンを「戻る」ボタンに切り替えても良い。
図20、図21は、もうひとつの複数読取必須バーコードが読み取られた場合に表示される画面を示す図である。図20は、登録商品表示領域1312において、ごみ袋本体と、手数料とが別の商品のように表示される画面1350を示す。図21は、登録商品表示領域1312において、ごみ袋本体と、手数料とを1つの商品のように表示される画面1350を示す。図20の画面の場合は、客は2つのバーコードを読み取らせたことを認識しやすい画面である。一方、図21の画面の場合は、客は1つのモノを登録したことを認識しやすい画面がある。図20、図21の画面を表示可能とすることで、店舗の判断などに応じて柔軟に対応することができる。
携帯端末60における処理の流れは、図15、図16およびその説明において、フルセルフ登録精算装置51を携帯端末60に読み替え、さらにスキャナ部206を撮像部506に読み替えたものとなる。
なお、上記において説明した携帯端末60における各機能(入出力、記憶、処理(判断を含む))の全部または一部は、当該機能の実行主体として説明した装置とは異なる他の装置において実現してもよい。
具体的には、上述した説明では、携帯端末60が、読取手段と、取得手段と、登録手段と、判定手段と、読取報知手段とを備える構成について説明した。これらの機能部の全部または一部が、他のコンピュータ装置に具備されていてもよい。例えば、これらの機能部のうち全部または一部が、ストアコントローラ30に具備されていてもよいし、取引状況管理装置40に具備されていてもよいし、これら以外のコンピュータ装置に具備されていてもよい。また、これらの機能部が具備されるコンピュータ装置は、複数台であることに限らず、1台であってもよい。例えば、これらの機能部の全てを一のコンピュータ装置が具備していてもよい。
上記に関連し、携帯端末60は、商品の登録や精算に関しては、入出力のインターフェース部分に特化したいわゆるシンクライアントとして機能してもよい。つまり、携帯端末60は、各種の入力(操作者の操作、撮像部506等のデバイスによる検出)を受け付け、入力情報(操作情報、スキャン情報等)をクラウドサーバに送信し、当該入力情報に基づくクラウドサーバの処理結果(更新画面情報、デバイスの制御情報等)を受信し、各種の出力(表示部への表示、デバイスの制御)を行ってもよい。
次に、取引状況管理装置40に表示される画面例について説明する。取引状況管理装置40には、図22、図23、図24に示されるように、個々のフルセルフ登録精算装置51(または、携帯端末60)を管理する管理画面380に動作状況欄384が表示される。図22において、動作状況欄384には、「1つ目取得」と記載されている。これは、対象取引品目の情報が取得された状況であることを示す。図23において、動作状況欄384には、「2つ目取得成功」と記載されている。これは、対象取引品目の情報が取得された次に、所定の取引品目の情報が取得された状況であることを示す。図24において、動作状況欄384には、「2つ目取得失敗」と記載されている。これは、対象取引品目の情報が取得された次に、所定の取引品目の情報とは異なる情報が取得された状況であることを示す。
このように取引状況管理装置40においても対象取引品目の情報に関する状況を表示することで、取引状況管理装置40の表示内容を監視している店員は「2つ目取得失敗」などを認識することができるため、「2つ目取得失敗」となったフルセルフ登録精算装置51に赴いて、正しい操作を客に伝えることが可能となる。これにより、登録漏れを防止することができる。
上記のように、取引状況管理装置40は、複数のフルセルフ登録精算装置51や分業型セミセルフ精算装置54、または、携帯端末60を同時に閲覧可能に表示された監視モニタ画面を表示する。取引状況管理装置40は、店員が介在の必要なステータスな場合、正常な装置と比較して判別できるように表示態様を変化させてもよい。表示態様として、「背景色」「表示枠」の配色を異ならせる態様や、点滅させる態様や、ポップアップによる報知態様が挙げられる。
取引状況管理装置40は、一覧画面から装置を指定することで個々の装置の画面を一覧画面に重畳、拡大させて表示しても良いし、当該装置で一画面を占有しても良い。取引状況管理装置40は、店員介在が必要になった装置を順番に自動で拡大、一面表示しても良い。取引状況管理装置40は、店員介在の必要な装置が複数発生した場合は、次へページやスクロール操作で最前面に表示する装置を切替えるようにすれば良い。
取引状況管理装置40は、「2つ目取得失敗」で拡大・一面表示して、顧客が自ら正常な操作に復帰した場合は、拡大・一面表示を中止し、監視モニタ画面に戻るようにしても良いし、「戻る」ボタン等を設けて店員に確認させるようにしても良い。
このように取引状況管理装置40においても対象取引品目の情報に関する状況を表示することで、取引状況管理装置40の表示内容を監視している店員は「2つ目取得失敗」などを認識することができるため、「2つ目取得失敗」となったフルセルフ登録精算装置51に赴いて、正しい操作を客に伝えることが可能となる。これにより、登録漏れを防止することができる。
また、戻るボタンで登録を取消した場合もポップアップやメッセージ等を記載してもよい(報知しても良い)。
なお、上記において説明したフルセルフ登録精算装置51における各機能(入出力、記憶、処理(判断を含む))の全部または一部は、当該機能の実行主体として説明した装置とは異なる他の装置において実現してもよい。
具体的には、上述した説明では、フルセルフ登録精算装置51が、読取手段と、取得手段と、登録手段と、判定手段と、読取報知手段とを備える構成について説明した。これらの機能部の全部または一部が、他のコンピュータ装置に具備されていてもよい。例えば、これらの機能部のうち全部または一部が、ストアコントローラ30に具備されていてもよいし、取引状況管理装置40に具備されていてもよいし、これら以外のコンピュータ装置に具備されていてもよい。また、これらの機能部が具備されるコンピュータ装置は、複数台であることに限らず、1台であってもよい。例えば、これらの機能部の全てを一のコンピュータ装置が具備していてもよい。
上記に関連し、フルセルフ登録精算装置51は、商品の登録や精算に関しては、入出力のインターフェース部分に特化したいわゆるシンクライアントとして機能してもよい。つまり、フルセルフ登録精算装置51は、各種の入力(操作者の操作、スキャナ等のデバイスによる検出)を受け付け、入力情報(操作情報、スキャン情報等)をクラウドサーバに送信し、当該入力情報に基づくクラウドサーバの処理結果(更新画面情報、デバイスの制御情報等)を受信し、各種の出力(表示部への表示、デバイスの制御)を行ってもよい。
上記実施形態では、取引状況管理装置40の動作状況欄384において「1つ目取得」などと記載した例を示したが、対象取引品目の情報に関する状況について、フルセルフ登録精算装置51にサインポールを設け、このサインポールを用いて表現してもよい。例えば、「1つ目取得」の場合に色Aでサインポールを点灯させる。次いで、「2つ目取得成功」の場合に色Bでサインポールを点灯させ、その後消灯させる。また、「2つ目取得失敗」の場合に色Cでサインポールを点灯させる。このようにすることで、取引状況管理装置40の店員に限らず、サインポールを目視可能な店員が「2つ目取得失敗」となったフルセルフ登録精算装置51に赴いて、正しい操作を客に伝えることが可能となる。これにより、登録漏れを防止することができる。なお、色A、B、Cに代えて、点灯や点滅の速さなどを変えた複数のパターンを設け、これらのパターンを用いてサインポールを表示させてもよい。「戻る」ボタンの操作もパターンに加えてもよい。
取引状況管理装置40の動作状況欄384において、「2つ目取得失敗」を表示するとともに、または表示に代えて、店員呼び出し用の表示を行ってもよい。
以上説明したように、本実施形態は、フルセルフ登録精算装置51だけではなく、スマートフォンやタブレットなどの携帯端末にも適用できる。
なお、複数の商品を購入した場合に割引されるバンドルミックスマッチやセットマッチにおいて、バンドルマッチやミックスマッチが未成立の状態でも単品扱いで登録される。バンドルミックスマッチやセットマッチが成立すると値割引が適用される。また上述した複数読取必須バーコードは、バンドルマッチやミックスマッチにおけるバーコードとは異なり、1つの商品に複数のバーコードが設けられたものである。同様に、複数読取必須バーコードは、割引を行う場合に商品に設けられたバーコードと割引用のバーコードとも異なる。
また、書籍において2つのバーコードが設けられていることがあるが、このうちの1つは発注用のバーコードであり、商品のバーコードではないため、2つのバーコードを読み取っても1つの商品が登録されることから、書籍において設けられたバーコードも複数読取必須バーコードとは異なる。
上述したように、本実施形態におけるごみ袋は、本体の価格が特定されると、手数料も特定される。したがって、上記実施形態において、本体に対応するバーコードが読み取られた場合には、手数料に対応するプリセットボタンを表示してもよい。これによれば、手数料に対応するバーコードを読む必要がなくなるため、客の使い勝手を向上させることができる。逆に、手数料に対応するバーコードが読み取られた場合には、本体に対応するプリセットボタンを表示してもよい。これによれば、本体に対応するバーコードを読む必要がなくなるため、客の使い勝手を向上させることができる。なお、本体に対応するプリセットボタンに代えて、例えば本体の写真(とってありのごみ袋の写真、とってなしのごみ袋の写真)を表示したボタンで選択させるようにしてもよい。
上述した実施形態では、対象取引品目の情報が取得され、その次に所定の取引品目の情報が取得されなければ警告が報知されたが、これに限るものではない。例えば、精算前に対象取引品目の情報と、所定の取引品目の情報とが揃っていない場合に警告を報知してもよい。例えば図13において、お会計ボタン352がタッチされた時に対象取引品目の情報と、所定の取引品目の情報とが揃っていない場合に警告を報知してもよい。これによれば、例えばごみ袋Aの本体に対応するバーコードを読み取り、次にごみ袋Bの本体に対応するバーコードを読み取り、次にごみ袋Aの手数料に対応するバーコードを読み取り、次にごみ袋Bの手数料に対応するバーコードを読み取とり、お会計ボタン352がタッチされた場合には、一度も警告が報知されることなく客は精算を行うことができる。その場合、登録画面に未登録がある場合は継続して報知するようにしても良い。解消すれば消去する。
また、同じ商品(ごみ袋)に対応するバーコードが連続でスキャンされたり、別種類のごみ袋に対応するバーコードが連続でスキャンされた場合でも、まとめて手数料に対応するバーコードをスキャン可能としてもよい。例えば、ごみ袋Aを2つ購入する時に、ごみ袋に対応するバーコードを連続してスキャンした後に、手数料に対応するバーコードを連続でスキャンしても良い。
仮にごみ袋を複数購入する場合は、ごみ袋に対応するバーコードと手数料に対応するバーコードが続けて読み取られる場合に、促す画面を表示しなくても良い。つまり、関連する商品に対応するバーコード(ごみ袋に対応するバーコードまたは手数料に対応するバーコード)が連続で読み取られ、関連しない商品に対応するバーコード(ごみ袋に対応するバーコードおよび手数料に対応するバーコード以外のバーコード)が読み取られた時点で所定の商品の組合せでの登録が成立していれば、エラーとして扱わないようにしてもよい。
<その他の実施形態>
上述した実施形態において、登録操作を行う者は客であった。これは、店員であれば、本体に対応するバーコードを読み取り、次に手数料に対応するバーコードを読み取らなければならないことは当然に知っていると考えられるためである。しかし、例えば新人の店員など、習熟度が比較的低い店員は、知らない可能性や、知っていても忘れている可能性も高い。そこで、店員の習熟度が比較的低い場合には、店員が操作する場合にも本実施形態を適用してもよい。例えば、ボタン操作による切替えを行う事によって、店員情報に本機能を実施するか否かを設定することにより、店員が操作する場合にも本実施形態を適用するか否かを切り替えることができる。なお、店員情報とは、各店員に適用される機能を示す情報を含む情報である。
上述した実施形態において、登録操作を行う者は客であった。これは、店員であれば、本体に対応するバーコードを読み取り、次に手数料に対応するバーコードを読み取らなければならないことは当然に知っていると考えられるためである。しかし、例えば新人の店員など、習熟度が比較的低い店員は、知らない可能性や、知っていても忘れている可能性も高い。そこで、店員の習熟度が比較的低い場合には、店員が操作する場合にも本実施形態を適用してもよい。例えば、ボタン操作による切替えを行う事によって、店員情報に本機能を実施するか否かを設定することにより、店員が操作する場合にも本実施形態を適用するか否かを切り替えることができる。なお、店員情報とは、各店員に適用される機能を示す情報を含む情報である。
具体的に、店員が操作する装置として、対面型セミセルフ登録精算装置1051と、分業型セミセルフ登録装置53があるので、これらの装置において、読取報知や警告報知を行うようにしてもよい。これにより、店員による登録漏れを防止することができるので、好適な店舗運営を行うことができる。
以上説明した実施形態において、複数読取必須バーコードは2つであったが、3つ以上であってもよい。この場合、最初に読み取られたバーコードに対応する対象取引品目は1つであるが、読み取られていないバーコードに対応する所定の取引品目は複数存在する。フルセルフ登録精算装置51や、携帯端末60は、読取報知を、全てのバーコードが読み取られるまで行ってもよい。また、フルセルフ登録精算装置51や、携帯端末60は、残りの所定の取引品目の情報が全て取得されるまで、所定の取引品目の情報が取得されなかった場合に、警告報知を行ってもよい。
(変形例)上述した実施形態では、複数読取必須バーコードの全てを読み取る実施形態であったが、これに限るものではない。このことについて具体的に説明する。まず、複数読取必須バーコードのうちの1つを主たる商品のバーコードとし、それ以外を従たる商品のバーコードとする。例えば、上記実施形態において、図6に示されるように、バーコード341は、取引品目として、ごみ処理手数料を示すバーコードであり、バーコード342は、取引品目として、ごみ袋の本体としてのバーコードであった。このような場合、主たる商品をごみ袋とし、従たる商品をごみ手数料とする。
このように主たる商品と従たる商品とを予め定めておき、主たる商品のバーコード(図6ではバーコード342)が読み取られた場合、従たる商品のバーコードを読み取らせなくても、主たる商品とともに、従たる商品を登録する。この場合、主たる商品とともに、従たる商品が登録されたことが操作者に分かるように表示してもよい。表示例として、例えば図13のように登録商品表示領域1312に主たる商品(ごみ袋)と従たる商品(ごみ袋手数料)とが表示される画面が挙げられる。このように、主たる商品のバーコードが読み取られると、従たる商品のバーコードを読み取らせなくても、主たる商品とともに、従たる商品を登録することで、登録漏れを防止することができる。また、主たる商品を読み取ることで従たる商品のバーコードを読み取る必要がないので、さらに操作を簡素化することができる。
なお、従たる商品のバーコードが先に読み取られた場合には、主たる商品のバーコードを読み取るように画面(例えば、図10の画面340など)や音声で案内すればよい。画面や音声で案内したとしても、主たる商品のバーコードが読み取らない場合が想定される。このように、従たる商品のバーコードが読み取られた後に、主たる商品のバーコードが読み取られないまま登録完了操作(例えば、お会計ボタン352がタッチなど)が実行された場合に、画面上に案内画像やメッセージを表示して登録を促すように報知してもよい。
さらに、従たる商品のバーコードが読み取られてから、主たる商品のバーコードが読み取られるか、または登録されるまでの状態(「状態A」とする)は、状態Aであることを、フルセルフ登録精算装置51のサインポール250で、釣銭機異常や店員呼出し等とは異なる表示態様(色、点灯・点滅)で報知してもよい。または、取引状況管理装置40に設けられた表示領域において、状態Aであることを注意喚起するようにすることで、取引状況管理装置40の操作者は、操作ミスであるか否かや不正等も事前に知ることができる。
以上説明した変形例は以下のようにも表現できる。
顧客が自ら購入する品目の登録操作と、該登録された商品の精算操作を実行する装置(例えば、フルセルフ登録精算装置51など)であって、
取引品目を登録するために該品目の識別子(例えばバーコードなど)を読み取る読み取り手段(例えば、客側スキャナ部206など)と、
前記読取り手段で読み取った識別子に対応する取引品目が、計上科目が異なる複数の取引品目において事前に決められた組合せ(例えば、ごみ袋とごみ手数料など)で登録することを条件とする取引品目である場合、読み取った識別子に対応する取引品目が主たる取引品目と判断すると、該主たる取引品目と従たる取引品目を(自動で)登録し、読み取った取引品目が従たる取引品目と判断すると、主たる取引品目を読み取るように案内する案内手段(例えば、図10の画面340など)と、
購入するすべての取引品目の登録完了を宣言する操作(例えば、小計操作、お会計ボタン352がタッチなど)が実行された場合、または従たる取引品目の識別子が読み取られた次(直後)に読み取られた識別子に対応する取引品目が主たる取引品目ではない場合、に主たる取引商品の識別子を読み取るように(または、登録する様に)報知する報知手段と、
を備える装置。
顧客が自ら購入する品目の登録操作と、該登録された商品の精算操作を実行する装置(例えば、フルセルフ登録精算装置51など)であって、
取引品目を登録するために該品目の識別子(例えばバーコードなど)を読み取る読み取り手段(例えば、客側スキャナ部206など)と、
前記読取り手段で読み取った識別子に対応する取引品目が、計上科目が異なる複数の取引品目において事前に決められた組合せ(例えば、ごみ袋とごみ手数料など)で登録することを条件とする取引品目である場合、読み取った識別子に対応する取引品目が主たる取引品目と判断すると、該主たる取引品目と従たる取引品目を(自動で)登録し、読み取った取引品目が従たる取引品目と判断すると、主たる取引品目を読み取るように案内する案内手段(例えば、図10の画面340など)と、
購入するすべての取引品目の登録完了を宣言する操作(例えば、小計操作、お会計ボタン352がタッチなど)が実行された場合、または従たる取引品目の識別子が読み取られた次(直後)に読み取られた識別子に対応する取引品目が主たる取引品目ではない場合、に主たる取引商品の識別子を読み取るように(または、登録する様に)報知する報知手段と、
を備える装置。
<実施形態の総括>
[技術分野]
本発明は、登録装置、システム、およびプログラムに関する。
[背景技術]
特許文献1には、客自身が商品を登録するセルフ式の商品販売データ処理装置が開示されている。
[技術分野]
本発明は、登録装置、システム、およびプログラムに関する。
[背景技術]
特許文献1には、客自身が商品を登録するセルフ式の商品販売データ処理装置が開示されている。
こうしたセルフ式の装置において、複数のバーコードが設けられた商品の場合、客は、全てのバーコードを読み取らせる必要がある。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1]特許第2883810号公報
[発明の概要]
[発明が解決しようとする課題]
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1]特許第2883810号公報
[発明の概要]
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、客の中には、読み取りが必要な全てのバーコードのうちの一部のみの読み取りを行い、他のバーコードの読み取りを行わない者もおり、この場合は登録漏れが発生する。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、登録漏れを防止する技術を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
(1)以上説明したように、本実施形態の一態様は、シンボルコードを読み取る読取手段と、前記読取手段で読み取ったシンボルコードに基づいて、取引品目の情報を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された前記取引品目の情報に応じて該取引品目を登録データとして登録する登録手段と、前記取得手段により取得された前記取引品目の情報に応じた該取引品目が所定の取引品目とともに登録すべき対象取引品目であるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により、前記取得手段により取得された前記取引品目の情報に応じた該取引品目が前記対象取引品目であると判定された場合に、前記所定の取引品目の情報を取得するためのシンボルコードを、前記読取手段による読取りを行うように報知する読取報知手段と、を備えた登録装置である。
(1)以上説明したように、本実施形態の一態様は、シンボルコードを読み取る読取手段と、前記読取手段で読み取ったシンボルコードに基づいて、取引品目の情報を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された前記取引品目の情報に応じて該取引品目を登録データとして登録する登録手段と、前記取得手段により取得された前記取引品目の情報に応じた該取引品目が所定の取引品目とともに登録すべき対象取引品目であるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により、前記取得手段により取得された前記取引品目の情報に応じた該取引品目が前記対象取引品目であると判定された場合に、前記所定の取引品目の情報を取得するためのシンボルコードを、前記読取手段による読取りを行うように報知する読取報知手段と、を備えた登録装置である。
上記構成によれば、所定の取引品目の情報を取得するためのシンボルコードの読取りを行うように報知するので、登録漏れを防止することができる。
(2)本実施形態の一態様は、(1)に記載の登録装置であって、前記登録手段は、前記取得手段により前記対象取引品目の情報が取得され、その次に前記取得手段により前記所定の取引品目の情報が取得された場合に、前記対象取引品目と前記所定の取引品目とを登録する。
上記構成によれば、一度で前記対象取引品目と前記所定の取引品目とが登録できる。
(3)本実施形態の一態様は、(1)に記載の登録装置であって、前記登録手段は、前記取得手段により前記対象取引品目の情報が取得されると、前記対象取引品目を登録し、前記取得手段により前記所定の取引品目の情報が取得された場合に、前記所定の取引品目を登録する。
上記構成によれば、取引品目の情報が取得されるたびに登録するという従来の登録処理を流用できるので、登録装置の設計などにおける工数の増加を抑制することができる。
(4)本実施形態の一態様は、(1)から(3)のいずれかに記載の登録装置であって、前記取得手段により前記対象取引品目の情報が取得され、その次に前記取得手段により前記所定の取引品目の情報が取得されなかった場合に、前記所定の取引品目の情報が取得されなかったことを報知する警告報知手段をさらに備えた。
上記構成によれば、所定の取引品目の情報が取得されなかった場合に所定の取引品目の情報が取得されなかったことを報知することにより、登録漏れを防止することができる。
(5)本実施形態の一態様は、(1)から(4)のいずれかに記載の登録装置であって、前記対象取引品目と、前記所定の取引品目は、異なる取扱区分で売上が計上される品目である。
上記構成によれば、同じ取扱区分ではなく、異なる取扱区分で売上が計上される商品に対応できる。
(6)本実施形態の一態様は、(1)から(5)のいずれかに記載の登録装置であって、前記読取報知手段は、前記所定の取引品目の情報を取得するためのシンボルコードの位置を案内することにより、前記所定の取引品目の情報を取得するためのシンボルコードを、前記読取手段による読取りを行うように報知する。
上記構成によれば、位置が案内されることにより、客は位置を分かりやすく認識することができる。
(7)本実施形態の一態様は、シンボルコードを読み取る読取手段と、前記読取手段で読み取ったシンボルコードに基づいて、取引品目の情報を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された前記取引品目の情報に応じて該取引品目を登録データとして登録する登録手段と、前記取得手段により取得された前記取引品目の情報に応じた該取引品目が所定の取引品目とともに登録すべき対象取引品目であるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により、前記取得手段により取得された前記取引品目の情報に応じた該取引品目が前記対象取引品目であると判定された場合に、前記所定の取引品目以外の情報を取得するためのシンボルコードの前記読取手段による読取りを行った上で、前記取得手段での取引品目の情報の取得を禁止する禁止手段と、を備えた登録装置である。
(7)本実施形態の一態様は、シンボルコードを読み取る読取手段と、前記読取手段で読み取ったシンボルコードに基づいて、取引品目の情報を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された前記取引品目の情報に応じて該取引品目を登録データとして登録する登録手段と、前記取得手段により取得された前記取引品目の情報に応じた該取引品目が所定の取引品目とともに登録すべき対象取引品目であるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により、前記取得手段により取得された前記取引品目の情報に応じた該取引品目が前記対象取引品目であると判定された場合に、前記所定の取引品目以外の情報を取得するためのシンボルコードの前記読取手段による読取りを行った上で、前記取得手段での取引品目の情報の取得を禁止する禁止手段と、を備えた登録装置である。
上記構成によれば、所定の取引品目の情報を取得するためのシンボルコード以外の情報を取得するためのシンボルコードの前記読取手段による読取りを行った上で、前記取得手段での取引品目の情報の取得を禁止するので、登録漏れを防止することができる。
(8)本実施形態の一態様は、登録装置と、取引状況管理装置とを備えたシステムであって、前記登録装置は、シンボルコードを読み取る読取手段と、前記読取手段で読み取ったシンボルコードに基づいて、取引品目の情報を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された前記取引品目の情報に応じて該取引品目を登録データとして登録する登録手段と、前記取得手段により取得された前記取引品目の情報に応じた該取引品目が所定の取引品目とともに登録すべき対象取引品目であるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により、前記取得手段により取得された前記取引品目の情報に応じた該取引品目が前記対象取引品目であると判定された場合に、前記所定の取引品目の情報を取得するためのシンボルコードを、前記読取手段による読取りを行うように報知する読取報知手段と、を備え、前記取引状況管理装置は、前記登録装置における前記対象取引品目の情報に関する状況を表示する表示手段を備えたシステムである。
上記構成によれば、取引状況管理装置においても対象取引品目の情報に関する状況を表示するので、取引状況管理装置の表示内容を監視している店員が、正しい操作を客に伝えることが可能となる。これにより、登録漏れを防止することができる。
(9)本実施形態の一態様は、登録装置と、取引状況管理装置とを備えたシステムであって、前記登録装置は、シンボルコードを読み取る読取手段と、前記読取手段で読み取ったシンボルコードに基づいて、取引品目の情報を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された前記取引品目の情報に応じて該取引品目を登録データとして登録する登録手段と、前記取得手段により取得された前記取引品目の情報に応じた該取引品目が所定の取引品目とともに登録すべき対象取引品目であるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により、前記取得手段により取得された前記取引品目の情報に応じた該取引品目が前記対象取引品目であると判定された場合に、前記所定の取引品目以外の情報を取得するためのシンボルコードの前記読取手段による読取りを行った上で、前記取得手段での取引品目の情報の取得を禁止する禁止手段と、を備え、前記取引状況管理装置は、前記登録装置における前記対象取引品目の情報に関する状況を表示する表示手段を備えたシステムである。
上記構成によれば、取引状況管理装置においても対象取引品目の情報に関する状況を表示するので、取引状況管理装置の表示内容を監視している店員が、正しい操作を客に伝えることが可能となる。これにより、登録漏れを防止することができる。
(10)本実施形態の一態様は、シンボルコードを読み取る読取手段を備えた登録装置としてコンピュータを機能させるプログラムであって、前記コンピュータを、前記読取手段で読み取ったシンボルコードに基づいて、取引品目の情報を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された前記取引品目の情報に応じて該取引品目を登録データとして登録する登録手段と、前記取得手段により取得された前記取引品目の情報に応じた該取引品目が所定の取引品目とともに登録すべき対象取引品目であるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により、前記取得手段により取得された前記取引品目の情報に応じた該取引品目が前記対象取引品目であると判定された場合に、前記所定の取引品目の情報を取得するためのシンボルコードを、前記読取手段による読取りを行うように報知する読取報知手段、として機能させることを特徴とするプログラムである。
上記構成によれば、所定の取引品目の情報を取得するためのシンボルコードの読取りを行うように報知するので、登録漏れを防止することができる。
(11)本実施形態の一態様は、シンボルコードを読み取る読取手段を備えた登録装置としてコンピュータを機能させるプログラムであって、前記コンピュータを、前記読取手段で読み取ったシンボルコードに基づいて、取引品目の情報を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された前記取引品目の情報に応じて該取引品目を登録データとして登録する登録手段と、前記取得手段により取得された前記取引品目の情報に応じた該取引品目が所定の取引品目とともに登録すべき対象取引品目であるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により、前記取得手段により取得された前記取引品目の情報に応じた該取引品目が前記対象取引品目であると判定された場合に、前記所定の取引品目以外の情報を取得するためのシンボルコードの前記読取手段による読取りを行った上で、前記取得手段での取引品目の情報の取得を禁止する禁止手段、として機能させることを特徴とするプログラムである。
上記構成によれば、所定の取引品目の情報を取得するためのシンボルコード以外の情報を取得するためのシンボルコードの前記読取手段による読取りを行った上で、前記取得手段での取引品目の情報の取得を禁止するので、登録漏れを防止することができる。
なお、上記各実施形態における上述のフルセルフ登録精算装置51、取引状況管理装置40、携帯端末60の機能、を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより、上記のフルセルフ登録精算装置51、取引状況管理装置40、携帯端末60としての処理を行ってもよい。ここで、「記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行する」とは、コンピュータシステムにプログラムをインストールすることを含む。ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、インターネットやWAN、LAN、専用回線等の通信回線を含むネットワークを介して接続された複数のコンピュータ装置を含んでもよい。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD-ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。このように、プログラムを記憶した記録媒体は、CD-ROM等の非一過性の記録媒体であってもよい。また、記録媒体には、当該プログラムを配信するために配信サーバからアクセス可能な内部または外部に設けられた記録媒体も含まれる。配信サーバの記録媒体に記憶されるプログラムのコードは、端末装置で実行可能な形式のプログラムのコードと異なるものでもよい。すなわち、配信サーバからダウンロードされて端末装置で実行可能な形でインストールができるものであれば、配信サーバで記憶される形式は問わない。なお、プログラムを複数に分割し、それぞれ異なるタイミングでダウンロードした後に端末装置で合体される構成や、分割されたプログラムのそれぞれを配信する配信サーバが異なっていてもよい。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、ネットワークを介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また、上記プログラムは、上述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、上述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
1…販売システム、10…本部サーバ、20…クラウドサーバ、30…ストアコントローラ、40…取引状況管理装置、51…フルセルフ登録精算装置、1051…対面式セミセルフ登録精算装置、53…分業型セミセルフ登録装置、54…分業型セミセルフ精算装置、60…携帯端末、1305、1310、1320、1340、1343、1345、1350…画面、1311…品目選択ボタン、1312…登録商品表示領域、1313…合計表示領域、
Claims (11)
- シンボルコードを読み取る読取手段と、
前記読取手段で読み取ったシンボルコードに基づいて、取引品目の情報を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された前記取引品目の情報に応じて該取引品目を登録データとして登録する登録手段と、
前記取得手段により取得された前記取引品目の情報に応じた該取引品目が所定の取引品目とともに登録すべき対象取引品目であるか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により、前記取得手段により取得された前記取引品目の情報に応じた該取引品目が前記対象取引品目であると判定された場合に、前記所定の取引品目の情報を取得するためのシンボルコードを、前記読取手段による読取りを行うように報知する読取報知手段と、
を備えた登録装置。 - 前記登録手段は、前記取得手段により前記対象取引品目の情報が取得され、その次に前記取得手段により前記所定の取引品目の情報が取得された場合に、前記対象取引品目と前記所定の取引品目とを登録する請求項1に記載の登録装置。
- 前記登録手段は、前記取得手段により前記対象取引品目の情報が取得されると、前記対象取引品目を登録し、前記取得手段により前記所定の取引品目の情報が取得された場合に、前記所定の取引品目を登録する請求項1に記載の登録装置。
- 前記取得手段により前記対象取引品目の情報が取得され、その次に前記取得手段により前記所定の取引品目の情報が取得されなかった場合に、前記所定の取引品目の情報が取得されなかったことを報知する警告報知手段をさらに備えた請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の登録装置。
- 前記対象取引品目と、前記所定の取引品目は、異なる取扱区分で売上が計上される品目である請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の登録装置。
- 前記読取報知手段は、前記所定の取引品目の情報を取得するためのシンボルコードの位置を案内することにより、前記所定の取引品目の情報を取得するためのシンボルコードを、前記読取手段による読取りを行うように報知する請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の登録装置。
- シンボルコードを読み取る読取手段と、
前記読取手段で読み取ったシンボルコードに基づいて、取引品目の情報を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された前記取引品目の情報に応じて該取引品目を登録データとして登録する登録手段と、
前記取得手段により取得された前記取引品目の情報に応じた該取引品目が所定の取引品目とともに登録すべき対象取引品目であるか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により、前記取得手段により取得された前記取引品目の情報に応じた該取引品目が前記対象取引品目であると判定された場合に、前記所定の取引品目以外の情報を取得するためのシンボルコードの前記読取手段による読取りを行った上で、前記取得手段での取引品目の情報の取得を禁止する禁止手段と、
を備えた登録装置。 - 登録装置と、取引状況管理装置とを備えたシステムであって、
前記登録装置は、
シンボルコードを読み取る読取手段と、
前記読取手段で読み取ったシンボルコードに基づいて、取引品目の情報を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された前記取引品目の情報に応じて該取引品目を登録データとして登録する登録手段と、
前記取得手段により取得された前記取引品目の情報に応じた該取引品目が所定の取引品目とともに登録すべき対象取引品目であるか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により、前記取得手段により取得された前記取引品目の情報に応じた該取引品目が前記対象取引品目であると判定された場合に、前記所定の取引品目の情報を取得するためのシンボルコードを、前記読取手段による読取りを行うように報知する読取報知手段と、
を備え、
前記取引状況管理装置は、
前記登録装置における前記対象取引品目の情報に関する状況を表示する表示手段を備えたシステム。 - 登録装置と、取引状況管理装置とを備えたシステムであって、
前記登録装置は、
シンボルコードを読み取る読取手段と、
前記読取手段で読み取ったシンボルコードに基づいて、取引品目の情報を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された前記取引品目の情報に応じて該取引品目を登録データとして登録する登録手段と、
前記取得手段により取得された前記取引品目の情報に応じた該取引品目が所定の取引品目とともに登録すべき対象取引品目であるか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により、前記取得手段により取得された前記取引品目の情報に応じた該取引品目が前記対象取引品目であると判定された場合に、前記所定の取引品目以外の情報を取得するためのシンボルコードの前記読取手段による読取りを行った上で、前記取得手段での取引品目の情報の取得を禁止する禁止手段と、
を備え、
前記取引状況管理装置は、
前記登録装置における前記対象取引品目の情報に関する状況を表示する表示手段を備えたシステム。 - シンボルコードを読み取る読取手段を備えた登録装置としてコンピュータを機能させるプログラムであって、
前記コンピュータを、
前記読取手段で読み取ったシンボルコードに基づいて、取引品目の情報を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された前記取引品目の情報に応じて該取引品目を登録データとして登録する登録手段と、
前記取得手段により取得された前記取引品目の情報に応じた該取引品目が所定の取引品目とともに登録すべき対象取引品目であるか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により、前記取得手段により取得された前記取引品目の情報に応じた該取引品目が前記対象取引品目であると判定された場合に、前記所定の取引品目の情報を取得するためのシンボルコードを、前記読取手段による読取りを行うように報知する読取報知手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。 - シンボルコードを読み取る読取手段を備えた登録装置としてコンピュータを機能させるプログラムであって、
前記コンピュータを、
前記読取手段で読み取ったシンボルコードに基づいて、取引品目の情報を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された前記取引品目の情報に応じて該取引品目を登録データとして登録する登録手段と、
前記取得手段により取得された前記取引品目の情報に応じた該取引品目が所定の取引品目とともに登録すべき対象取引品目であるか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により、前記取得手段により取得された前記取引品目の情報に応じた該取引品目が前記対象取引品目であると判定された場合に、前記所定の取引品目以外の情報を取得するためのシンボルコードの前記読取手段による読取りを行った上で、前記取得手段での取引品目の情報の取得を禁止する禁止手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022008548A JP2023107378A (ja) | 2022-01-24 | 2022-01-24 | 登録装置、システム、およびプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022008548A JP2023107378A (ja) | 2022-01-24 | 2022-01-24 | 登録装置、システム、およびプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2023107378A true JP2023107378A (ja) | 2023-08-03 |
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ID=87474680
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022008548A Pending JP2023107378A (ja) | 2022-01-24 | 2022-01-24 | 登録装置、システム、およびプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2023107378A (ja) |
-
2022
- 2022-01-24 JP JP2022008548A patent/JP2023107378A/ja active Pending
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