JP2023105849A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2023105849A
JP2023105849A JP2022006834A JP2022006834A JP2023105849A JP 2023105849 A JP2023105849 A JP 2023105849A JP 2022006834 A JP2022006834 A JP 2022006834A JP 2022006834 A JP2022006834 A JP 2022006834A JP 2023105849 A JP2023105849 A JP 2023105849A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
information
travel
bev
time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2022006834A
Other languages
English (en)
Inventor
侑紀也 杉山
Yukiya Sugiyama
功一 鈴木
Koichi Suzuki
達也 辻本
Tatsuya Tsujimoto
陽光 梅川
Akimitsu Umekawa
慎太郎 松谷
Shintaro MATSUTANI
良太 塚原
Ryota Tsukahara
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2022006834A priority Critical patent/JP2023105849A/ja
Publication of JP2023105849A publication Critical patent/JP2023105849A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Navigation (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Abstract

【課題】本開示は、内燃機関車両のユーザが、BEV(Battery Electric Vehicle)で走行する場合の走行ルートおよび走行時間を知ることができる技術を提供することを目的とする。【解決手段】情報処理装置は、制御部を備える。制御部は、内燃機関車両の走行について出発地点と目的地点とを含む情報を取得する。制御部は、BEVが該出発地点から該目的地点まで走行すると仮定した場合における走行ルートおよび走行時間に関する情報を生成する。制御部は、該走行ルートおよび走行時間に関する情報を出力する。【選択図】図8

Description

本発明は、情報処理装置に関する。
特許文献1には、電気自動車の運行可能な道路等の走行可能経路等を探索したあと、探索された走行可能経路に対する情報をナビゲーション端末機へ伝送すると記載されている。
特開2012-083324号公報
本開示は、内燃機関車両のユーザが、BEV(Battery Electric Vehicle)で走行する場合の走行ルートおよび走行時間を知ることができる技術を提供することを目的とする。
本開示の実施形態の一側面は、情報処理装置により例示される。
本情報処理装置は、制御部を備える。制御部は、内燃機関車両の走行について出発地点と目的地点とを含む情報を取得する。制御部は、BEVが前記出発地点から前記目的地点まで走行すると仮定した場合における走行ルートおよび走行時間に関する情報を生成する。制御部は、前記走行ルートおよび走行時間に関する情報を出力する。
本開示によれば、内燃機関車両のユーザが、BEVで走行する場合の走行ルートおよび走行時間を知ることができる。
実施形態における情報処理システムの構成例を示す図である。 車載装置の機能構成の例を概略的に示すブロック図である。 記憶部に記憶される車両データの例を示す図である。 記憶部に記憶される仮想車両データの例を示す図である。 記憶部に記憶される充電スポットデータの例を示す図である。 生成部が生成する仮想走行データの例を示す図である。 走行ルートおよび走行時間に関する情報の出力例の図である。 実施形態における情報処理の例を示すフローチャートである。
電気自動車の運行可能な道路等の走行可能経路等を探索したあと、探索された走行可能経路に対する情報をナビゲーション端末機へ伝送する提案がある。しかしながら、内燃機関車両のユーザが、電気自動車で走行する場合の走行経路および走行時間を知りたい場合があり得る。
本開示の実施形態に係る情報処理装置は、制御部を備える。制御部は、内燃機関車両の走行について出発地点と目的地点とを含む情報を取得する。制御部は、BEVが該出発地点から該目的地点まで走行すると仮定した場合における走行ルートおよび走行時間に関す
る情報を生成する。制御部は、該走行ルートおよび走行時間に関する情報を出力する。
本情報処理システムによれば、内燃機関車両のユーザが、BEVで走行する場合の走行ルートおよび走行時間を知ることができる。
以下、本開示の実施形態を図面に基づいて説明する。本実施形態に記載される構成部品の寸法、材質、形状、および、その相対配置等は、特に記載がない限りは本開示の技術的範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(情報処理システムの概略)
図1は、本実施形態に係る情報処理システム1の構成例を示す図である。図1のように、情報処理システム1は、車両の情報を制御するためのシステムである。情報処理システム1は、車両10およびサーバ20を有する。車両10およびサーバ20は、ネットワークNにより相互に接続される。ネットワークNとして、例えば、インターネット等の世界規模の公衆通信網であるWAN(Wide Area Network)、または携帯電話等の電話通信網
が採用されてもよい。
車両10は、走行について出発地点と目的地点とを含む情報が取得される車両である。出発地点の情報は、出発地の名称および位置情報が例示される。目的地点の情報は、目的地の名称が例示される。出発地点と目的地点とを含む情報は、車両10による出発地からの出発時刻、または、目的地への到着時刻を含んでもよい。車両10は、内燃機関を原動機として走行する車両(以下、内燃機関車両という)である。車両10は、運転者、例えばユーザにより運転される車両でもよい。車両10は、自律走行する車両でもよい。車両10の台数は、1台であってもよいし、複数台でもよい。ユーザは、1人でもよいし、複数人でもよい。ユーザは、車両10の乗員を含む。
車両10は、車載装置11、センサ12、ECU13および通信装置14を備える。これらは、バスにより互いに接続される。バスは、車載ネットワークを構成する通信バスである。本例では、一つのバスを例示しているが、車両10は、二つ以上の通信バスを有してもよい。複数の通信バスは、複数の通信バスを取りまとめるゲートウェイにより互いに接続されてもよい。車両10は、所定の地点における時刻を計測する時計を備えてもよい。所定の地点は、車両10の出発地点および目的地点が例示される。所定の地点は、出発地点と目的地点との間の経由地点でもよい。車両10は、衛星測位システムから送信される信号を受信する受信機を備えてもよい。衛星測位システムは、Global Positioning System(GPS)が例示される。ただし、衛星測位システムは、GPSに限らない。車両1
0は、室内を撮像するカメラを備えてもよい。本実施形態において車載装置11は「情報処理装置」に相当する。
車載装置11は、車両10の乗員に情報を提供する装置である。車載装置11は、カーナビゲーション装置が例示される。車載装置11は、車両10の乗員に対し、ナビゲーションおよび娯楽の提供を行うことができる。車載装置11は、車両10に関する情報を蓄積し、蓄積したデータに基づいて情報提供を行う機能を有する。具体的には、車載装置11は、車両10が行う走行と同様の走行をBEVが行った場合における各種の情報を生成し、提供する。本実施形態において、BEVは仮想車両ともいう。BEVは、バッテリを動力源とするモータを原動機として走行する車両をいう。車載装置11は、情報を入出力するための画面を有してもよい。該画面は、タッチパネルが例示される。車載装置11は、音声を入力するマイクおよび音声を出力するスピーカを有してもよい。
センサ12は、車両10に関する情報を検出する。センサ12は、車両10の座席に備えられる着座センサが例示される。着座センサは、例えば、車両10の座席に乗員が着座
したときに、着座した乗員の重量を計測できる。ただし、センサ12は、これに限らない。
ECU13は、車両10の走行の制御、車両10に関する情報の処理または制御等を実行するコンピュータである。ECU13は、実行可能な形式で展開されたコンピュータプログラムを実行する。ECU13は、車両10の情報を記憶する記憶装置を備え、記憶した情報を車載装置11に提供してもよい。
通信装置14は、車両10をネットワークNに接続する機能を有する。通信装置14は、通信インターフェース(以下、通信I/F)によって実現できる。通信装置14は、通信I/Fを通じてネットワークN経由で外部の機器と通信を行う。通信I/Fは、例えば、LAN(Local Area Network)インターフェースボード、または無線通信のための無線通信回路である。
サーバ20は、車両10とネットワークで接続し、車両10に関する情報を送信および受信できるコンピュータである。サーバ20は、車両10の車載装置11の要求に応じ、車載装置11が後述の処理を行う際に必要な情報を、ネットワークN経由で車両10へ送信してもよい。サーバ20は、車両10を製造または販売する業者あるいは車両10に関するサービスを提供する業者により管理されてもよい。サーバ20は、車両10に関する情報を記憶する記憶装置を備えてもよい。ただし、サーバ20の記憶装置が記憶する情報は、これに限らない。
(機能構成)
情報処理システム1を構成する車載装置11の機能構成を、図2に基づいて説明する。図2は、車載装置11の各機能構成の一例を概略的に示すブロック図である。車載装置11は、実行可能な形式で後述する記憶部114(例えば、主記憶部)に展開されたコンピュータプログラムを実行する。図2は、このコンピュータプログラムの処理に対応する構成を例示したものである。
本実施形態の構成例では、車載装置11は、プロセッサ110、記憶部114、入出力部115、通信部116を機能部として備えるものとして、車載装置11の構成及びその処理が例示される。
プロセッサ110は、例えば、CPU(Central Processing Unit)またはDSP(Digital Signal Processor)である。
記憶部114は、主記憶部および補助記憶部を備える。主記憶部は、例えば、RAM(Random Access Memory)である。補助記憶部は、例えば、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、またはフラッシュメモリである。補助記憶部は、リムーバ
ブルメディア(可搬記録媒体)を含んでもよい。リムーバブルメディアは、例えば、USBメモリ、SDカード、または、CD-ROM、DVDディスク、若しくはブルーレイディスクのようなディスク記録媒体である。
補助記憶部には、オペレーティングシステム(OS)、各種プログラム、および各種情報テーブル等が格納される。プロセッサ110が、補助記憶部に記憶されたプログラムを主記憶部にロードして実行することにより、本実施形態の情報処理が実現される。ただし、車載装置11における一部または全部の機能はASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field-Programmable Gate Array)のようなハードウェア回路により実現されてもよい。車載装置11は、必ずしも単一の物理的構成により実現される必要はなく、互いに連携する複数台のコンピュータにより構成されてもよい。
補助記憶部は、車両10に関するデータを記憶する。補助記憶部は、例えば、車両10の運転条件を記憶する。運転条件は、車両10の総重量(以下、車両総重量ともいう)における車両の重量および最高出力が例示される。車両総重量とは、例えば、車両10が乗用車である場合、車両10の重量と車両10の積載量とを合計した重量をいう。車両10の積載量は、乗員の重量を含む。車両10の乗員の重量は、後述する取得部111により取得され得る。補助記憶部は、車両10と同じ出発地点から目的地点までを走行すると仮定されるBEVに関する情報を記憶してもよい。車両10の運転条件およびBEVに関する情報は、ECU13が備える記憶装置に記憶されてもよい。
補助記憶部は、車両10に関するデータ記憶するデータベース(DB:Database)を有してもよい。補助記憶部が有するデータベースは、車両DB114A、仮想車両DB114B、地図DB114Cが例示される。車両DB114Aは、車両10(内燃機関車両)に関するデータを格納する。仮想車両DB114Bは、車種ごとに仮想車両(BEV)に関するデータを格納する。地図DB114Cは、車両10が走行する道路に関するデータ(以下、道路データという)を格納する道路データベースを有する。道路データは、道路リンクの接続関係を定義したデータである。道路データには、道路リンク毎の制限速度が記憶されてもよい。地図DB114Cは、BEVの充電を行う地点(以下、充電スポットという)のデータを格納する充電スポットデータベースを有してもよい。車両DB114A、仮想車両DB114Bおよび地図DB114Cの一部または全部は、ECU13の記憶装置またはサーバ20の記憶装置に記憶されてもよい。
入出力部115は、車両10の乗員による入力操作を受け付け、乗員に情報を提示する。入出力部115は、タッチパネルとその制御手段、液晶ディスプレイとその制御手段から構成される。入出力部115は、音声の出力を行うユニット(アンプおよびスピーカ)、音声の入力を行うユニット(マイク)等を含んでもよい。通信部116は、車載装置11を車載ネットワークのバスに接続する通信インタフェースである。
本実施形態では、プロセッサ110は、情報処理システム1の制御部として機能する。プロセッサ110は、取得部111、生成部112および通知部113を含むものとして、プロセッサ110の構成及びその処理が例示される。ただし、図2に例示される構成のすべてがコンピュータプログラムにより提供されるとは限らない。プロセッサ110の構成の少なくとも一部は、デジタル回路等のハードウェアにより提供されてもよい。
取得部111は、車両10に関する情報を取得する機能を有する。取得部111は、車両10に関する情報を取得する手段として作用する。例えば、取得部111は、車両10の走行における出発地点と目的地点とを含む情報を取得する。出発地点の情報は、出発地点の名称および位置情報ならびに出発時刻が例示される。目的地点の情報は、目的地点の名称および到着時刻が例示される。取得部111は、例えば、入出力部115からこれらの情報を取得し得る。出発地点が現在地である場合、取得部111は、車両10の位置情報を車両10における衛星測位システムの受信機から取得してもよい。取得部111は、車両10に内蔵する時計が計測する現在の時刻を出発時刻として取得してもよい。車両10に内蔵する時計は、車載装置11または車両内の他のコンピュータがOS(Operating System)の制御により動作するものが例示できる。取得部111が取得する情報は、これに限らない。取得部111は、車両10が経由する地点の情報を取得してもよい。
取得部111は、車両10が走行するときの運転条件を取得してもよい。車両10の総重量および最高出力は、運転条件の一例である。車両10の総重量のうち、車両10の重量は、補助記憶部から取得され得る。車両10の積載量(乗員の重量)は、例えば、センサ12に係る着座センサにより計測され得る。乗員の重量は、車両10が備えるカメラを
用いて取得されてもよい。カメラは、例えば、車両10の乗員の数を検出する。取得部111は、カメラから乗員の数を取得し、乗員の数に所定の重量を乗ずる。これにより、乗員の重量が算出される。取得部111は、車両10の重量と乗員の重量とを合算し、車両総重量を取得できる。取得部111は、取得した情報を補助記憶部の車両DB114Aに記憶してもよい。
図3は、補助記憶部の車両DB114Aに記憶される、車両10のデータ(車両データ)のテーブルを例示した図である。該テーブルは、例えば、車両10が走行する地点間(トリップ)の識別子(トリップID)、乗員数、車両総重量、最高出力、出発地、出発日時、目的地、到着日時の項目を有する。出発地および目的地の欄には、それぞれの名称が格納される。出発地は、衛星測位システムから車両10の受信機を経由して取得部111が取得した位置情報が格納されてもよい。取得部111が目的地への到着日時を取得した場合、出発日時に代え、到着日時が格納されてもよい。ただし、車両データテーブルが有する項目は、これらに限らない。
取得部111は、車両10と同様の仮想車両(BEV)の情報を取得する。車両10と同様とは、例えば、車両10と同格又は近似することをいう。車両10と同格とは、例えば、車両総重量および最高出力のような運転条件が、車両10と同じであることをいう。車両10と同様のBEVは、内燃機関車両のユーザが指定するBEV(例えば、当該ユーザが内燃機関車両からの乗り換えを検討しているBEV)でもよい。取得部111は、仮想車両の情報を、補助記憶部の仮想車両DB114Bから取得し得る。仮想車両の情報がECU13の記憶装置またはサーバ20の記憶装置に記憶される場合、取得部111は、仮想車両の情報をこれらの記憶装置から取得してもよい。
図4は、補助記憶部の仮想車両DB114Bに記憶される、仮想車両(BEV)のデータ(仮想車両データ)のテーブルを例示した図である。該テーブルは、例えば、テーブル内の識別子(仮想ID)、乗員数、車両総重量、最高出力、バッテリ容量、バッテリ残量、充電閾値、電費、走行可能距離の項目を有する。バッテリ容量は、BEVが備える蓄電池が蓄電可能な電力の量の最大値である。バッテリ残量は、蓄電池が現時点で蓄電する電力の値である。バッテリ残量は、SoC(State of Charge)の値で表されてもよい。S
oCとは、バッテリが完全に充電された状態から放電した電力の量を除いた残りの割合をいう。充電閾値は、BEVに対する充電が必要か否かを判断する際に参照されるバッテリ残量の閾値である。例えば、バッテリ残量が充電閾値を下回る場合、BEVに対する充電が行われる。電費は、BEVが消費する電力の効率を示す指標である。走行可能距離は、バッテリ残量が示す電力を用いてBEVが走行できる距離であり、バッテリ残量に電費の値を乗ずることにより算出される。ただし、仮想車両データのテーブルが有する項目は、これらに限らない。
取得部111は、仮想車両(BEV)が利用する公共の充電スポットに関する情報を取得できる。取得部111は、充電スポットの情報を、補助記憶部の地図DB114Cにおける充電スポットデータベースから取得し得る。充電スポットの情報がECU13の記憶装置またはサーバ20の記憶装置に記憶される場合、取得部111は、充電スポットの情報をこれらの記憶装置から取得し得る。
図5は、補助記憶部の地図DB114Cに記憶される、充電スポットのデータ(充電スポットデータ)のテーブルを例示した図である。該テーブルは、例えば、充電スポットの名称、位置情報、営業時間、充電能力、料金の項目を有する。充電能力は、例えば、BEVを1回(30分間)充電する場合の充電量を表す。料金は、1分あたりの充電料金を表す。ただし、充電スポットデータのテーブルが有する項目は、これらに限らない。
生成部112は、取得部111が取得した情報を基に、所定の情報を生成する機能を有する。生成部112は、車両10のユーザに対して、所定の情報を出力する手段として作用する。所定の情報は、内燃機関車両についての出発地点から目的地点までをBEVが走行すると仮定した場合の走行ルートおよび走行時間に関する情報が例示される。
図6は、生成部112が生成する、仮想車両による走行ルートおよび走行時間に関するデータ(仮想走行データ)のテーブルを例示する図である。該テーブルは、仮想車両(BEV)が走行するトリップの識別子(トリップID)、日時情報、位置情報、走行ルート、ステータス、バッテリ残量、走行距離、所要時間の項目を有する。本実施形態において、図6に表されたデータと、図3、図4、図5に表されたデータは、連動するものとする。
日時情報は、車両10の位置情報に対応する時刻を表す。日時情報について、取得部111が出発地点(例えば、図6の位置情報S)における出発時刻を取得する場合がある。この場合、生成部112は、仮想車両の走行時間および充電時間を考慮し、目的地点(例えば、図6の位置情報G)への到着予定時刻を算出する。また、日時情報について、取得部111が目的地点における到着時刻を取得する場合がある。この場合、生成部112は、仮想車両の走行時間および充電時間を考慮し、出発地点からの出発予定時刻を算出する。
走行ルートは、仮想車両が走行する道路の名称および識別子が例示される。生成部112は、例えば、出発地点から目的地点までの所要時間を優先し、仮想車両の走行ルートを選択する。生成部112は、仮想車両の電費を優先し、走行ルートを選択してもよい。生成部112は、仮想車両の走行ルートを選択する際に、人工知能(AI:Artificial Intelligence)を用いてもよい。ステータスは、仮想車両の利用状況を表す。バッテリ残量
は、SoCの値により表されてもよい。走行距離は、例えば、走行ルートに含まれる道路リンク毎の制限速度に該道路リンクの走行時間を乗ずることにより算出される。所要時間は、仮想車両が出発地点から目的地点まで走行する場合の所要時間長を表す。ただし、仮想走行データのテーブルが有する項目は、これらに限らない。
図6では、以下のことを想定する。仮想車両のBEVは、出発Sを出発し、走行ルートαにおける走行を開始する。仮想車両がA(位置情報)を走行する時点でバッテリ残量が19.9kWhとなり、充電閾値(20kWh)を下回る。そこで、仮想車両は、最寄りの充電スポット(充電スタンドC)に立ち寄り、30分間充電を行う。これにより、仮想車両のバッテリ残量は、20kWh増加する。その後、仮想車両は走行を再開し、目的地点Gに到着する。なお、仮想車両が出発地点Sを出発後、目的地点Gへ到着するまでの間、バッテリ残量が常に充電閾値以上である場合、充電スポットへの立ち寄りは省略される。また、仮想車両による充電スポットへの立ち寄りは、出発地点Sから目的地点Gへ向け走行する間、バッテリ残量に応じて(充電閾値を下回る毎に)複数回行われてもよい。生成部112が生成するデータは、これらに限らない。生成部112は、該出発地点から該目的地点の間を、内燃機関車両で走行する場合の走行ルートおよび走行時間に関する情報を生成してもよい。生成部112により生成された情報は、記憶部114に記憶されてもよい。
通知部113は、車両10のユーザに対して、所定の情報を出力する機能を有する。通知部113は、車両10のユーザに対して、所定の情報を出力する手段として作用する。所定の情報は、生成部112が生成した、仮想車両(BEV)による走行ルートおよび走行時間に関する情報が例示される。
図7は、通知部113が通知する、走行ルートおよび走行時間に関する情報の出力例で
ある。本実施形態において、図7と図6に表されるデータ(情報)は、連動するものとする。図7の例では、図の上部に地図が表され、BEVの走行ルートが示されている。仮想車両は、出発地点Sを出発し、充電スポットCで充電が行われた後、目的地点Gに到着する。図7の下部には、仮想車両の走行ルートおよび走行時間に関する情報が表の形式で表されている。
通知部113は、図7に例示される画面を、入出力部115を介して表示できる。通知部113は、仮想車両による走行ルートおよび走行時間に関する情報を、入出力部115のスピーカを介して音声により出力してもよい。車両10のユーザは、車載装置11の入出力部から出力された情報を確認できる。これにより、車両10(内燃機関車両)のユーザは、内燃機関車両についての出発地点から目的地点までをBEVで走行する場合の走行ルートおよび走行時間を知ることができる。
また、BEVが走行すると仮定した出発地点から目的地点までを、内燃機関車両が走行する場合の走行ルートおよび走行時間に関する情報を生成部112が生成する場合がある。この場合、通知部113は、内燃機関車両について生成された情報とBEVについて生成された情報を合わせて出力してもよい。ユーザは、この情報を確認することにより、内燃機関車両とBEVについての走行ルートおよび走行時間を比較できる。
なお、ユーザが端末を所持する場合がある(以下、ユーザ端末という)。ユーザ端末が、通信装置および入出力装置を備える場合がある。ユーザ端末を識別する情報(以下、ユーザ識別情報という)が、記憶部114の補助記憶部に記憶される場合がある。この場合、通知部113は、ユーザ識別情報に基づいて、BEVによる走行ルートおよび走行時間に関する情報を通信装置14(ネットワークN)経由でユーザ端末へ送信してもよい。ユーザ端末の通信装置は、送信された情報を受信し、入出力装置に出力してもよい。ユーザ端末は、スマートフォン、タブレットコンピュータ、パーソナルコンピュータ、またはウェアラブル端末が例示される。ただし、ユーザ端末はこれらに限らない。ユーザ識別情報は、ユーザが所持するユーザ端末の個体識別番号、IPアドレス(Internet Protocol Address)およびMACアドレス(Media Access Control Address)が例示される。ただし
、ユーザ識別情報は、これらに限らない。車両10のユーザは、ユーザ端末の入出力装置から出力された情報を確認できる。これにより、車両10のユーザは、内燃機関車両についての出発地点から目的地点までをBEVで走行する場合の走行ルートおよび走行時間を知ることができる。
(情報処理の例)
本実施形態に係る車両の情報制御における処理のフローを、図8に基づいて説明する。図8は、車載装置11のプロセッサ110における情報処理の例を示すフローチャートである。車両の情報処理は、プロセッサ110により実行される。車両の情報処理は、取得部111が取得した、車両10の出発地点と目的地点とを含む情報に基づいて行われる。なお、記憶部114の補助記憶部は、車両10の重量および最高出力をあらかじめ記憶するものとする。
本フローでは、車両10のユーザは、車両10の走行について、出発地点および目的地点の名称を車載装置11の入出力部115に入力する。ユーザは、車両10の出発時刻または到着時刻を入力してもよい。プロセッサ110の取得部111は、入力された情報を取得する(ステップS101)。取得部111は、出発地点の情報として、車両10の現在の位置情報を車両10に備えられた衛星測位システムの受信機から取得してもよい。取得部111は、出発時刻として、車両10に内蔵する時計が計測する現在の時刻を取得してもよい。
取得部111は、車両10と同様の仮想車両(BEV)の情報を取得する。車両10と同様とは、例えば、車両10と同格又は近似することをいう。車両10と同格とは、例えば、車両総重量および最高出力のような運転条件が車両10と同じであることをいう。また、取得部111は、仮想車両(BEV)が利用する公共の充電スポットに関する情報を取得できる。
生成部112は、取得部111が取得した情報を基に、内燃機関車両についての出発地点から目的地点までをBEVが走行すると仮定した場合の走行ルートと走行時間に関する情報を生成する(ステップS102)。走行ルートに関する情報は、BEVの走行ルートおよびBEVが立ち寄る充電スポットの情報を含む。生成部112は、例えば、出発地点から目的地点まで走行する場合の所要時間を優先し、BEVの走行ルートを選択する。走行時間に関する情報は、該所要時間に加え、車両10による出発予定時刻または到着予定時刻を含んでもよい。走行時間に関する情報は、車両10が充電スポットで行う充電の時間が考慮される。
通知部113は、生成部112が生成した、BEVによる走行ルートおよび走行時間に関する情報を、例えば、入出力部115を介して出力し、処理を終了する(ステップS103)。
(まとめ)
本実施形態において、車両10の車載装置11は、情報処理装置に相当する。プロセッサ110は、車載装置11の制御部として機能する。従って、上記の構成は、制御部を備える情報処理装置と言える。
プロセッサ110は、取得部111、生成部112および通知部113を機能部として含む。取得部111は、車両10(内燃機関車両)の走行について例えば、出発地点の名称または位置情報と目的地点の名称を取得する。出発地点の情報は、出発時刻を含んでもよい。目的地点の情報は、到着時刻を含んでもよい。上記の構成は、内燃機関車両の走行について出発地点と目的地点とを含む情報を取得すること、と言える。
生成部112は、取得部111が取得した情報を基に、内燃機関車両についての出発地点から目的地点までをBEVが走行すると仮定した場合の走行ルートと走行時間に関する情報を生成できる。走行ルートに関する情報は、BEVの走行ルートおよび充電スポットの情報を含む。走行時間に関する情報は、BEVが出発地点から目的地点まで走行する場合の所要時間を含む。走行時間に関する情報は、出発地点からの出発予定時刻または目的地点への到着予定時刻を含んでもよい。走行時間に関する情報は、BEVの充電時間が考慮される。従って、上記の構成は、BEVが該出発地点から該目的地点まで走行すると仮定した場合における走行ルートおよび走行時間に関する情報を生成すること、と言える。
通知部113は、生成部112が生成した、BEVによる走行ルートおよび走行時間に関する情報を、入出力部115を介して出力する。従って、上記の構成は、走行ルートおよび走行時間に関する情報を出力すること、と言える。
以上説明したように、本実施形態によれば、車両10のユーザは、入出力部115に出力された情報を確認できる。従って、内燃機関車両のユーザが、BEVで走行する場合の走行ルートおよび走行時間を知ることができる。例えば、車両10のユーザは、内燃機関車両により走行中に、BEVで走行する場合の走行ルートおよび走行時間を認識できるので、BEVを利用する場合の便宜点などを体感できる。また、内燃機関車両に搭載された走行ルート案内機能と、BEV向けの走行ルート案内機能とをBEVの利用前に認識できる。さらに、車両10のユーザは、BEVにおける便宜点および走行ルート案内機能など
を考慮し、内燃機関車両からBEVへの乗り換えを検討できる。
(変形例)
本実施形態では、情報処理システム1において、車両10の車載装置11が情報処理装置、プロセッサ110が制御部として機能し、車両に関する情報の制御を実行した。これに限らず、情報処理システム1は、管理サーバを備えてもよい。管理サーバと車両10、サーバ20はネットワークNで相互に接続されてもよい。管理サーバは、車載装置11と同様に、プロセッサを備え、機能部として、取得部、生成部および通知部を備えてもよい。これにより、プロセッサの各機能部は、車載装置11に備えられた各機能部と同様に車両10の情報を制御できる。詳細には、管理サーバのプロセッサは、車両10(内燃機関車両)の走行について出発地点と目的地点とを含む情報を取得できる。該プロセッサは、BEVが該出発地点から該目的地点まで走行すると仮定した場合の走行ルートおよび走行時間に関する情報を生成できる。該プロセッサは、生成された情報を車載装置11に送信できる。車載装置11の取得部111は、送信された情報をネットワークN経由で受信できる。入出力部115は、受信した情報を出力できる。車両10のユーザは、出力された情報を確認できる。従って、本変形例によっても、内燃機関車両のユーザが、BEVで走行する場合の走行ルートおよび走行時間を知ることができる。
<その他の実施形態>
上記の実施形態はあくまでも一例であり、本開示はその要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得る。また、本開示において説明した処理や手段は、技術的な矛盾が生じない限りにおいて、自由に組み合わせて実施できる。
また、1つの装置が行うものとして説明した処理が、複数の装置により分担して実行されてもよい。異なる装置が行うものとして説明した処理が、1つの装置により実行されても構わない。コンピュータシステムにおいて、各機能をどのようなハードウェア構成(サーバ構成)により実現するかは柔軟に変更可能である。
本開示は、上記の実施形態で説明した機能を実装したコンピュータプログラムをコンピュータに供給し、当該コンピュータが有する1つ以上のプロセッサがプログラムを読み出して実行することによっても実現可能である。このようなコンピュータプログラムは、コンピュータのシステムバスに接続可能な非一時的なコンピュータ可読記憶媒体によりコンピュータに提供されてもよいし、ネットワークを介してコンピュータに提供されてもよい。非一時的なコンピュータ可読記憶媒体は、例えば、磁気ディスク(フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスクドライブ(HDD)等)、光ディスク(CD-ROM、DVDディスク、ブルーレイディスク等)など任意のタイプのディスク、読み込み専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、EPROM、EEPROM、磁気カード、フラッシュメモリ、または光学式カードのような、電子的命令を格納するために適した任意のタイプの媒体を含む。
1・・情報処理システム
10・・車両
11・・車載装置
12・・センサ
13・・ECU
14・・通信装置
20・・サーバ
110・・プロセッサ
111・・取得部
112・・生成部
113・・通知部
114・・記憶部
115・・入出力部
116・・通信部
N・・ネットワーク

Claims (1)

  1. 内燃機関車両の走行について出発地点と目的地点とを含む情報を取得することと、
    BEV(Battery Electric Vehicle)が前記出発地点から前記目的地点まで走行すると仮定した場合における走行ルートおよび走行時間に関する情報を生成することと、
    前記走行ルートおよび走行時間に関する情報を出力することと、
    を実行する制御部を備える、
    情報処理装置。
JP2022006834A 2022-01-20 2022-01-20 情報処理装置 Pending JP2023105849A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022006834A JP2023105849A (ja) 2022-01-20 2022-01-20 情報処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022006834A JP2023105849A (ja) 2022-01-20 2022-01-20 情報処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2023105849A true JP2023105849A (ja) 2023-08-01

Family

ID=87473233

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022006834A Pending JP2023105849A (ja) 2022-01-20 2022-01-20 情報処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2023105849A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2645062B1 (en) Route search system and method for electric automobile
US10281296B2 (en) Method and apparatus for electric vehicle trip and recharge planning
US9880015B2 (en) Power transfer system and power transfer method
CN112119435B (zh) 车辆分配设备、车辆分配方法、计算机程序和计算机可读存储介质
CN102164773A (zh) 用于操作电动车辆的系统和方法
JP2013064686A (ja) ナビゲーション装置、経路探索方法、及びプログラム
CN111798589B (zh) 用于车辆的充电服务系统、提供充电服务的方法以及使用该系统和方法的车辆
JP2011252816A (ja) 充電スタンド情報表示システム
JP2014155351A (ja) 情報提供システム
JP2019015595A (ja) 表示装置および表示方法
JP2023105849A (ja) 情報処理装置
JP2021101322A (ja) 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
EP4016693A1 (en) Information processing method, information processing device, and information processing program
WO2013137190A1 (ja) 充電管理システム、充電管理方法、及び、車載装置
CN108759832A (zh) 一种导航方法、装置及计算机可读存储介质
WO2016009508A1 (ja) 情報提供装置および情報提示装置
JP2022056245A (ja) 情報処理装置、情報処理システム及び情報処理方法
US20230012850A1 (en) Control device, disaster support system, and storage medium
US20220392007A1 (en) Support server, disaster support system, and program
EP4224385A1 (en) Presentation device, presentation method and presentation program
US20240118100A1 (en) Information processing apparatus
US20220343392A1 (en) Offer device and offer method
JP7222342B2 (ja) 充電施設案内システムおよび充電施設案内装置
JPWO2012147125A1 (ja) ナビゲーション装置
CN115701620A (zh) 信息处理装置以及信息处理方法