JP2022056245A - 情報処理装置、情報処理システム及び情報処理方法 - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム及び情報処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザがキャンセルした原因に応じたキャンセル料を決定する。【解決手段】情報処理装置40は、制御部41を備える。制御部41は、ユーザXが第1店舗3の予約開始時刻に基づいて設定される第1時刻までに第1店舗3に到着できるか否かを判定する判定処理を実行する。制御部41は、ユーザXが第1時刻までに第1店舗3に到着できないと判定した場合、ユーザXの移動情報に基づいてキャンセル料を決定する。【選択図】図1

Description

本開示は、情報処理装置、情報処理システム及び情報処理方法に関する。
従来、利用者から予約情報及びクレジットの情報を受け取り、予約のキャンセルがキャンセル可能な期間を経過していれば、クレジット会社に対して取り立て依頼を維持するシステムが知られている(例えば、特許文献1)。
特開2019-169115号公報
従来の技術には、改善の余地がある。例えば、予約がキャンセルされた原因によっては、予約のキャンセルがキャンセル可能な期間を経過した場合に一律のキャンセル料を請求することが妥当ではない場合がある。
本開示の目的は、予約がキャンセルされた原因に応じたキャンセル料を決定することにある。
本開示に係る情報処理装置は、
ユーザが第1店舗の予約開始時刻に基づいて設定される第1時刻までに第1店舗に到着できるか否かを判定する判定処理を実行し、前記ユーザが前記第1時刻までに第1店舗に到着できないと判定した場合、前記ユーザの移動情報に基づいてキャンセル料を決定する制御部
を備える。
本開示に係る情報処理システムは、
車両と、
前記車両のユーザが第1店舗の予約開始時刻に基づいて設定される第1時刻までに第1店舗に到着できるか否かを判定する判定処理を実行し、前記ユーザが前記第1時刻までに第1店舗に到着できないと判定した場合、前記ユーザの移動情報に基づいてキャンセル料を決定する制御部を備える情報処理装置と、
を備える。
本開示に係る情報処理方法は、
情報処理装置によって、ユーザが第1店舗の予約開始時刻に基づいて予め設定される第1時刻までに第1店舗に到着できるか否かを判定する判定処理を実行することと、
前記情報処理装置によって、前記ユーザが前記第1時刻までに第1店舗に到着できないと判定した場合、前記ユーザの移動情報に基づいてキャンセル料を決定することと、
を含む。
本開示によれば、予約がキャンセルされた原因に応じたキャンセル料を決定することができる。
本開示の一実施形態に係る情報処理システムの構成を示す図である。 図1に示す情報処理システムの詳細な構成を示すブロック図である。 図1に示す第1店舗の予約情報を示す図である。 図1に示す情報処理システムの動作の一例を示すシーケンス図である。 図1に示す情報処理システムの動作の一例を示すシーケンス図である。
以下、本開示の実施形態について、図面を参照して説明する。以下の図面に示す構成要素において、同じ構成要素には、同じ符号を付す。
(情報処理システムの構成)
図1に示すように、本開示の一実施形態に係る情報処理システム1は、車両10と、端末装置20A,20Bと、端末装置30と、情報処理装置40とを備える。
以下、端末装置20Aと、端末装置20Bとを特に区別しない場合、これらは、まとめて「端末装置20」と記載される。図1には、2つの端末装置20を備える情報処理システム1が示されている。ただし、情報処理システム1は、任意の数の端末装置20を備えてよい。
車両10と、端末装置20と、端末装置30と、情報処理装置40とは、ネットワーク2を介して、通信可能である。ネットワーク2は、移動体通信ネットワーク及びインターネット等を含む任意のネットワークであってよい。
車両10は、ユーザXによって運転され得る。ユーザXは、第1店舗3が提供する予約枠を1つ予約済みである。予約枠には、予約開始時刻が対応付けられてよい。予約開始時刻は、第1店舗3が提供するサービスの利用が開始される予約時刻である。また、予約枠には、予約終了時刻が対応付けられてよい。予約終了時刻は、第1店舗3が提供するサービスの利用が終了される予約時刻である。第1店舗3は、例えば、飲食店である。ユーザXは、車両10を運転し、車両10によって第1店舗3に向かう。
車両10は、任意の種類の自動車であってよい。車両10は、例えば、ガソリン車、ディーゼル車、HV(Hybrid Vehicle)、PHV(Plug-in Hybrid Vehicle)、EV(Electric Vehicle)又はFCV(Fuel Cell Vehicle)等である。車両10の運転は、任意のレベルで自動化されていてもよい。例えば、自動化のレベルは、SAE(Society of Automotive Engineers)のレベル分けにおけるレベル1からレベル5の何れかである。車両10は、MaaS(Mobility as a Service)専用車両であってもよい。
端末装置20Aは、ユーザAによって使用され得る。ユーザAは、ユーザXが予約した予約枠のキャンセル待ちをしている。端末装置20Bは、ユーザBによって使用され得る。端末装置20は、ネットワーク2に接続可能であれば、任意の装置であってよい。端末装置20は、例えば、携帯電話機、スマートフォン、タブレット又はパーソナルコンピュータ(PC:Personal Computer)等である。
端末装置30は、第1店舗3において使用され得る。端末装置30は、例えば、第1店舗3に位置する。端末装置30は、ネットワーク2に接続可能であれば、任意の装置であってよい。端末装置30は、例えば、携帯電話機、スマートフォン、タブレット又はパーソナルコンピュータ等である。
情報処理装置40は、後述のように、ユーザXが第1時刻までに第1店舗3に到着できないと判定した場合、ユーザXの移動情報に基づいてキャンセル料を決定する。この処理の詳細については後述する。
情報処理装置40は、第1店舗3等の予約を管理するものであってよい。情報処理装置40は、サーバとして機能するように構成された専用のコンピュータ、汎用のパーソナルコンピュータ又はクラウドコンピューティングシステム等であってよい。
図2に示すように、車両10は、制御装置11を備える。制御装置11は、例えば、カーナビゲーション装置である。制御装置11は、通信部12と、測位部13と、入力部14と、出力部15と、記憶部16と、制御部17とを有する。
通信部12は、ネットワーク2に接続可能な少なくとも1つの通信モジュールを含んで構成され得る。当該通信モジュールは、例えば、LTE(Long Term Evolution)、4G(4th Generation)又は5G(5th Generation)等の移動体通信規格に対応した通信モジュールである。
測位部13は、車両10の位置情報を取得可能である。測位部13は、衛星測位システムに対応する少なくとも1つの受信モジュールを含んで構成され得る。受信モジュールは、例えば、GPS(Global Positioning System)に対応した受信モジュールである。ただし、受信モジュールは、これに限定されない。受信モジュールは、任意の衛星測位システムに対応した受信モジュールであってよい。
入力部14は、ユーザからの入力を受付可能である。入力部14は、ユーザからの入力を受付可能な少なくとも1つの入力用インタフェースを含んで構成され得る。入力用インタフェースは、物理キー、静電容量キー、ポインティングデバイス、ディスプレイと一体的に設けられたタッチスクリーン又はマイク等であってよい。
出力部15は、データを出力可能である。出力部15は、データを出力可能な少なくとも1つの出力用インタフェースを含んで構成され得る。出力用インタフェースは、ディスプレイ又はスピーカ等であってよい。ディスプレイは、LCD(Liquid Crystal Display)又は有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等であってよい。
記憶部16は、少なくとも1つの半導体メモリ、少なくとも1つの磁気メモリ、少なくとも1つの光メモリ又はこれらのうちの少なくとも2種類の組み合わせを含んで構成され得る。半導体メモリは、例えば、RAM(Random Access Memory)又はROM(Read Only Memory)等である。RAMは、例えば、SRAM(Static Random Access Memory)又はDRAM(Dynamic Random Access Memory)等である。ROMは、例えば、EEPROM(Electrically erasable programmable read only memory)等である。記憶部16は、主記憶装置、補助記憶装置又はキャッシュメモリとして機能してよい。記憶部16には、車両10の動作に用いられるデータと、車両10の動作によって得られたデータとが記憶される。
記憶部16には、例えば、道路地図情報が記憶される。道路地図情報は、例えば、道路の交差点等を示すノードの識別情報及び位置情報、ノードを結ぶ道路を示すリンクの識別情報及び位置情報、並びに、店舗の位置情報等を含む。ノードの識別情報は、ノードを識別可能な任意の情報であってよい。リンクの識別情報は、リンクを識別可能な任意の情報であってよい。また、記憶部16には、例えば、ユーザXの識別情報が記憶される。ユーザXの識別情報は、ユーザを識別可能な任意の情報であってよい。
制御部17は、少なくとも1つのプロセッサ、少なくとも1つの専用回路又はこれらの組み合わせを含んで構成され得る。プロセッサは、CPU(Central Processing Unit)若しくはGPU(Graphics Processing Unit)等の汎用プロセッサ又は特定の処理に特化した専用プロセッサである。専用回路は、例えば、FPGA(Field-Programmable Gate Array)又はASIC(Application Specific Integrated Circuit)等である。制御部17は、車両10の各部を制御しながら、車両10の動作に関わる処理を実行し得る。制御部17は、現在時刻を取得する計時機能を有してよい。
車両10の機能は、本実施形態に係る制御プログラムを、制御部17に相当するプロセッサで実行することにより実現され得る。つまり、車両10の機能は、ソフトウェアにより実現され得る。制御プログラムは、車両10の動作をコンピュータに実行させることにより、コンピュータを車両10として機能させ得る。つまり、コンピュータは、制御プログラムに従って車両10の動作を実行することにより、車両10として機能し得る。
本開示において「プログラム」は、コンピュータで読取り可能な非一時的記録媒体に記録しておくことが可能である。コンピュータで読取り可能な非一時的記録媒体は、例えば、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体又はROMである。プログラムの流通は、例えば、プログラムを記録したDVD(Digital Versatile Disc)又はCD-ROM(Compact Disc Read Only Memory)等の可搬型記録媒体を販売する、譲渡する、又は貸与することにより、行われる。プログラムは、サーバのストレージに格納されてよい。サーバのストレージに格納されたプログラムは、他のコンピュータに転送されることにより、流通されてもよい。プログラムは、プログラムプロダクトとして提供されてもよい。
本開示において「コンピュータ」は、例えば、可搬型記録媒体に記録されたプログラム又はサーバから転送されたプログラムを、一旦、主記憶装置に格納し得る。さらに、コンピュータは、主記憶装置に格納されたプログラムをプロセッサで読み取り、読み取ったプログラムに従った処理をプロセッサで実行し得る。コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行してもよい。コンピュータは、コンピュータにサーバからプログラムが転送される度に、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行してもよい。コンピュータは、サーバからコンピュータへのプログラムの転送を行わず、実行指示及び結果取得のみによって機能を実現する、いわゆるASP(Application Service Provider)型のサービスによって処理を実行してもよい。プログラムには、電子計算機による処理の用に供する情報であってプログラムに準ずるものが含まれ得る。例えば、コンピュータに対する直接の指令ではないがコンピュータの処理を規定する性質を有するデータは、「プログラムに準ずるもの」に該当する。
車両10の一部又は全ての機能が、制御部17に相当する専用回路により実現されてもよい。つまり、車両10の一部又は全ての機能が、ハードウェアにより実現されてもよい。
制御部17は、目的地としての第1店舗3の位置を示す入力及びルート探索を指示する入力を、入力部14によって受付け得る。制御部17は、出発時刻を示す入力を、入力部14から受付け得る。これらの入力は、車両10に乗車したユーザXが第1店舗3へ出発する際に、ユーザXによって入力部14から入力され得る。制御部17は、これらの入力を受付けると、車両10の現在の位置情報を測位部13によって取得し得る。制御部17は、出発時刻と、出発地としての車両10の現在の位置と、目的地としての第1店舗3の位置と、記憶部16の道路地図情報とに基づいて、出発地から目的地までのルートを探索し得る。制御部17は、任意の経路探索アルゴリズムによって、出発地から目的地までのルートを探索してよい。制御部17は、制御装置11の設定等に応じて、出発地から目的地までのルートのうち、距離が最も短い最短ルートを探索してよい。制御部17は、制御
装置11の設定等に応じて、出発地から目的地までのルートのうち、目的地に最も早く到着し得る最速ルートを探索してもよい。以下、制御部17が探索した出発地から目的地までのルートは、「探索ルート」と記載される。制御部17は、出発地から目的地までのルートを探索すると、経路情報を生成し得る。
経路情報は、探索ルートの情報及び到着予定時刻の情報の少なくとも何れかを含み得る。到着予定時刻は、目的地に到着する予定時刻である。探索ルートの少なくとも1つの地点には、当該地点を車両10が走行する予定時刻である走行予定時刻の情報が対応付けられてよい。制御部17は、探索ルートに基づいて、到着予定時刻及び走行予定時刻を算出し得る。経路情報は、探索ルートの情報等に加えて、探索ルートの探索に用いられた任意の情報を含んでよい。当該任意の情報は、例えば、探索ルートの探索に用いられた経路探索アルゴリズムの情報である。
制御部17は、経路情報を出力部15から出力させ得る。経路情報が出力部15から出力されることにより、ユーザXは、経路情報を把握し得る。ユーザXは、経路情報を参照しながら、車両10を運転して第1店舗3に向かう。
制御部17は、ユーザXの識別情報とともに経路情報を、ネットワーク2を介して情報処理装置40に通信部12によって送信し得る。
制御部17は、車両10の走行中、車両10の位置情報を測位部13によって取得し得る。制御部17は、車両10の位置情報を取得した時刻を、制御部17の計時機能によって取得してよい。以下、車両10の位置情報を取得した時刻は、「移動時刻」とも記載される。制御部17は、ユーザXの識別情報とともに車両10の位置情報及び移動時刻を、ネットワーク2を介して情報処理装置40に通信部12によって送信してよい。制御部17は、任意の時間間隔で、車両10の位置情報及び移動時刻を取得し、ユーザXの識別情報とともに車両10の位置情報及び移動時刻を情報処理装置40に送信してよい。当該時間間隔は、車両10の平均速度に基づいて予め設定されてもよいし、車両10の速度に応じて適宜変更されてもよい。当該時間間隔を適宜変更する場合、制御部17は、車両10の速度が速い場合、車両10の速度が遅い場合よりも、当該時間間隔が短くなるように変更してよい。
図2に示すように、端末装置20は、通信部21と、入力部22と、出力部23と、記憶部24と、制御部25とを備える。
通信部21は、通信部12と同様に、ネットワーク2に接続可能な少なくとも1つの通信モジュールを含んで構成され得る。
入力部22は、ユーザからの入力を受付可能である。入力部22は、入力部14と同様に、ユーザからの入力を受付可能な少なくとも1つの入力用インタフェースを含んで構成され得る。
出力部23は、データを出力可能である。出力部23は、出力部15と同様に、データを出力可能な少なくとも1つの出力用インタフェースを含んで構成され得る。
記憶部24は、記憶部16と同様に、少なくとも1つの半導体メモリ、少なくとも1つの磁気メモリ、少なくとも1つの光メモリ又はこれらのうちの少なくとも2種類の組み合わせを含んで構成され得る。記憶部24は、主記憶装置、補助記憶装置又はキャッシュメモリとして機能してよい。記憶部24には、端末装置20の動作に用いられるデータと、端末装置20の動作によって得られたデータとが記憶される。
記憶部24には、例えば、端末装置20のユーザの識別情報が記憶される。端末装置20のユーザの識別情報は、端末装置20のユーザを識別可能な任意の情報であってよい。端末装置20Aの記憶部24には、例えば、端末装置20のユーザの識別情報としてユーザAの識別情報が記憶される。端末装置20Bの記憶部24には、例えば、端末装置20のユーザの識別情報としてユーザBの識別情報が記憶される。
制御部25は、制御部17と同様に、少なくとも1つのプロセッサ、少なくとも1つの専用回路又はこれらの組み合わせを含んで構成され得る。制御部25は、端末装置20の各部を制御しながら、端末装置20の動作に関わる処理を実行し得る。
端末装置20の機能は、本実施形態に係る第1端末プログラムを、制御部25に相当するプロセッサで実行することにより実現され得る。つまり、端末装置20の機能は、ソフトウェアにより実現され得る。第1端末プログラムは、端末装置20の動作をコンピュータに実行させることにより、コンピュータを端末装置20として機能させ得る。つまり、コンピュータは、第1端末プログラムに従って端末装置20の動作を実行することにより、端末装置20として機能し得る。
端末装置20の一部又は全ての機能が、制御部25に相当する専用回路により実現されてもよい。つまり、端末装置20の一部又は全ての機能が、ハードウェアにより実現されてもよい。
制御部25は、第1店舗3の予約を申請する入力及び予約したい予約枠を示す入力を、入力部22によって受付け得る。これらの入力は、第1店舗3の予約枠を予約したいユーザによって、入力部22から入力され得る。制御部25は、これらの入力を入力部22によって受付けると、申請情報を生成する。申請情報は、例えば、端末装置20のユーザの識別情報及び当該ユーザが予約したい予約枠を示す情報を含む。制御部25は、申請情報を、ネットワーク2を介して情報処理装置40に通信部21によって送信し得る。制御部25は、申請情報を送信した後、ネットワーク2を介して情報処理装置40から、予約が確定した旨の通知又はキャンセル待ちの通知を、通信部21によって受信し得る。制御部25は、受信した通知を、出力部23から出力され得る。
図2に示すように、端末装置30は、通信部31と、入力部32と、出力部33と、記憶部34と、制御部35とを備える。
通信部31は、ネットワーク2に接続可能な少なくとも1つの通信モジュールを含んで構成され得る。通信モジュールは、例えば、例えば有線LAN(Local Area Network)又は無線LAN等の規格に対応した通信モジュールである。通信部31は、当該通信モジュールによって有線LAN又は無線LANを介して、ネットワーク2に接続され得る。
入力部32は、ユーザからの入力を受付可能である。入力部32は、入力部14と同様に、ユーザからの入力を受付可能な少なくとも1つの入力用インタフェースを含んで構成され得る。
出力部33は、データを出力可能である。出力部33は、出力部15と同様に、データを出力可能な少なくとも1つの出力用インタフェースを含んで構成され得る。
記憶部34は、記憶部16と同様に、少なくとも1つの半導体メモリ、少なくとも1つの磁気メモリ、少なくとも1つの光メモリ又はこれらのうちの少なくとも2種類の組み合わせを含んで構成され得る。記憶部34は、主記憶装置、補助記憶装置又はキャッシュメ
モリとして機能してよい。記憶部34には、端末装置30の動作に用いられるデータと、端末装置30の動作によって得られたデータとが記憶される。
制御部35は、制御部17と同様に、少なくとも1つのプロセッサ、少なくとも1つの専用回路又はこれらの組み合わせを含んで構成され得る。制御部35は、端末装置30の各部を制御しながら、端末装置30の動作に関わる処理を実行し得る。
端末装置30の機能は、本実施形態に係る第2端末プログラムを、制御部35に相当するプロセッサで実行することにより実現され得る。つまり、端末装置30の機能は、ソフトウェアにより実現され得る。第2端末プログラムは、端末装置30の動作をコンピュータに実行させることにより、コンピュータを端末装置30として機能させ得る。つまり、コンピュータは、第2端末プログラムに従って端末装置30の動作を実行することにより、端末装置30として機能し得る。
端末装置30の一部又は全ての機能が、制御部35に相当する専用回路により実現されてもよい。つまり、端末装置30の一部又は全ての機能が、ハードウェアにより実現されてもよい。
制御部35の処理については、後述する。
図2に示すように、情報処理装置40は、通信部41と、記憶部42と、制御部43とを備える。
通信部41は、通信部31と同様に、ネットワーク2に接続可能な少なくとも1つの通信モジュールを含んで構成され得る。通信部41は、通信部31と同様に、有線LAN又は無線LAN等の規格に対応した通信モジュールによって有線LAN又は無線LANを介して、ネットワーク2に接続され得る。
記憶部42は、記憶部16の構成と同様に、少なくとも1つの半導体メモリ、少なくとも1つの磁気メモリ、少なくとも1つの光メモリ又はこれらのうちの少なくとも2種類の組み合わせを含んで構成され得る。記憶部42は、主記憶装置、補助記憶装置又はキャッシュメモリとして機能してよい。記憶部42には、情報処理装置40の動作に用いられるデータと、情報処理装置40の動作によって得られたデータとが記憶される。
記憶部42には、例えば、道路地図情報が記憶される。記憶部42に記憶される道路地図情報は、記憶部16に記憶される道路地図情報と同様のものであってよい。
記憶部42には、例えば、第1店舗3の予約枠の予約者の識別情報に対応付けられた端末装置の情報が記憶される。例えば、記憶部42には、後述の予約枠50の予約者であるユーザXの識別情報に対応付けられた端末装置として車両10の制御装置11の情報が記憶される。例えば、記憶部42には、後述の予約枠55の予約者であるユーザBの識別情報に対応付けられた端末装置20Bの情報が記憶される。例えば、記憶部42には、後述の予約枠56の予約者の識別情報に対応付けられた端末装置の情報及び後述の予約枠57の予約者の識別情報に対応付けられた端末装置の情報が記憶される。
記憶部42には、例えば、第1店舗3の予約枠のキャンセル待ちをしているユーザの識別情報に対応付けられた端末装置の情報が記憶される。例えば、記憶部42には、後述の予約枠50をキャンセル待ちしているユーザAの識別情報に対応付けられた端末装置20Bの情報が記憶される。
記憶部42には、例えば、任意の店舗の予約情報が記憶される。例えば、記憶部42には、図3に示すような第1店舗3の予約情報が記憶される。予約枠50,51,52,55,56,57は、予約済みの予約枠である。
予約枠50,51,52は、2020年〇月1日の予約開始時刻53から予約終了時刻54までの時間帯の予約枠である。予約枠50には、予約枠50を予約した予約者の識別情報としてユーザIDXが対応付けられている。ユーザIDXは、ユーザXの識別情報である。また、予約枠50には、予約枠50のキャンセル待ちをしているユーザの識別情報としてユーザIDAが対応付けられている。ユーザIDAは、ユーザAの識別情報である。
予約枠55,56,57は、2020年〇月10日の予約開始時刻58から予約終了時刻59までの時間帯の予約枠である。予約枠55には、予約枠55を予約した予約者の識別情報としてユーザIDBが対応付けられている。ユーザIDBは、ユーザBの識別情報である。
制御部43は、制御部17の構成と同様に、少なくとも1つのプロセッサ、少なくとも1つの専用回路又はこれらの組み合わせを含んで構成され得る。制御部43は、情報処理装置40の各部を制御しながら、情報処理装置40の動作に関わる処理を実行し得る。
情報処理装置40の機能は、本実施形態に係る処理プログラムを、制御部43に相当するプロセッサで実行することにより実現され得る。つまり、情報処理装置40の機能は、ソフトウェアにより実現され得る。処理プログラムは、情報処理装置40の動作をコンピュータに実行させることにより、コンピュータを情報処理装置40として機能させ得る。つまり、コンピュータは、処理プログラムに従って情報処理装置40の動作を実行することにより、情報処理装置40として機能し得る。
情報処理装置40の一部又は全ての機能が、制御部43に相当する専用回路により実現されてもよい。つまり、情報処理装置40の一部又は全ての機能が、ハードウェアにより実現されてもよい。
制御部43は、ネットワーク2を介して端末装置20から、申請情報を通信部41によって受信し得る。制御部43は、受信した申請情報と、記憶部42に記憶された第1店舗3の予約情報とによって、端末装置20のユーザが予約したい予約枠が予約可能か否かを判定し得る。制御部43は、当該予約枠が予約可能であると判定した場合、第1店舗3の予約情報の当該予約枠の予約者に当該ユーザの識別情報を対応付けることにより、当該ユーザの予約を確定させる。制御部43は、当該ユーザの予約を確定させると、予約が確定した旨の通知を、ネットワーク2を介して端末装置20に通信部41によって送信し得る。一方、制御部43は、当該予約枠が予約不可であると判定した場合、キャンセル待ちの通知を、ネットワーク2を介して端末装置20に通信部41によって送信する。この場合、制御部43は、第1店舗3の予約情報の当該予約枠に、当該ユーザの識別情報をキャンセル待ちのユーザの識別情報として対応付けてよい。
制御部43は、ネットワーク2を介して車両10から、ユーザXの識別情報とともに経路情報を通信部41によって受信し得る。制御部43は、車両10が第1店舗3へ出発する際、これらの情報を受信し得る。経路情報は、第1店舗3を目的地とする予め探索された情報となり得る。制御部43は、ユーザXの識別情報に対応付けた経路情報を記憶部42に記憶させ得る。以下、車両10からユーザXの識別情報とともに受信した経路情報は、「ユーザXの経路情報」とも記載される。
制御部43は、ネットワーク2を介して車両10から、ユーザXの識別情報とともに車両10の位置情報及び移動時刻を、通信部41によって受信し得る。制御部43は、車両10が第1店舗3に向けて出発した後、これらの情報を受信し得る。制御部43は、例えば車両10が移動することにより、車両10の異なる位置情報及び移動時刻をユーザXの識別情報とともに順次受信し得る。制御部43は、順次受信した車両10の位置情報、移動時刻及びユーザXの識別情報を、ユーザXの移動情報として記憶部42に記憶させ得る。ユーザXの移動情報は、ユーザXの移動ルートの情報及び移動時刻の情報を含み得る。移動ルートは、車両10の位置情報の集合となり得る。移動ルートの車両10の各位置情報には、その位置情報とともに受信した移動時刻が対応付けられ得る。
<判定処理>
制御部43は、ユーザXが第1時刻までに第1店舗3に到着できるか否かを判定する判定処理を実行し得る。第1時刻は、予約開始時刻53に基づいて設定されてよい。第1時刻は、予約開始時刻53と同じであってもよいし、又は予約開始時刻よりも時間t1後の時刻であってもよい。時間t1は、第1店舗3側が許容する遅刻時間であってよい。
[例1]
制御部43は、任意の方法によって、ユーザXの移動情報に基づいて判定処理を実行してよい。一例として、制御部43は、ユーザXの移動情報に基づいて目的地としての第1店舗3までのルートを探索することにより、ユーザXが第1時刻までに第1店舗3に到着できるか否かを判定してよい。この場合、制御部43は、ユーザXの移動情報から、任意の移動時刻と、当該移動時刻に対応付けられた車両10の位置情報とを取得してよい。制御部43は、出発時刻としての取得した移動時刻と、出発地としての取得した車両10の位置と、目的地としての第1店舗3の位置と、記憶部42の道路地図情報とに基づいて、車両10の位置から目的地としての第1店舗3までのルートを探索してよい。制御部43は、探索したルートに基づいて、目的地としての第1店舗3に到着する到着予定時刻を算出してよい。制御部43は、算出した到着予定時刻が第1時刻と同じであるか、又は第1時刻よりも前の時刻である場合、ユーザXが第1時刻までに第1店舗3に到着できると判定してよい。一方、制御部43は、算出した到着予定時刻が第1時刻よりも後の時刻である場合、ユーザXが第1時刻までに第1店舗3に到着できないと判定してよい。
制御部43は、経路情報の探索ルートの探索に用いられた経路探索アルゴリズムと同じ経路探索アルゴリズムによって、上述の目的地としての第1店舗3までのルートを探索してもよい。上述のように、経路情報は、探索ルートの探索に用いられた経路探索アルゴリズムの情報を含み得る。
なお、制御部43は、後述のように予約開始時刻53よりも設定時間前の時刻に判定処理を実行し得る。この場合、制御部43は、ユーザXの移動情報から、予約開始時刻53よりも設定時間前の時刻に近い移動時刻と、当該移動時刻に対応付けられた車両10の位置情報とを取得し、上述のように目的地としての第1店舗3までのルートを検索してよい。
[例2]
制御部43は、任意の方法によって、ユーザXの経路情報に基づいて判定処理を実行してよい。一例として、制御部43は、ユーザXの経路情報の到着予定時刻が第1時刻よりも後の時刻である場合、ユーザXが第1時刻までに第1店舗3に到着できないと判定してよい。
<キャンセルされる旨の通知処理>
制御部43は、ユーザXが第1時刻までに第1店舗3に到着できないと判定した場合、
ネットワーク2を介して車両10に、第1店舗3への予約がキャンセルされる旨の通知を、通信部41によって送信してよい。車両10では、制御部17は、ネットワーク2を介して情報処理装置40から、第1店舗3への予約がキャンセルされる旨の通知を通信部12によって受信し得る。車両10では、制御部17は、第1店舗3への予約がキャンセルされる旨の通知を、出力部15から出力させてよい。このような構成により、ユーザXは、第1店舗3への予約がキャンセルされることを知り得る。
制御部43は、ユーザXが第1時刻までに第1店舗3に到着できないと判定した場合、ネットワーク2を介して第1店舗3の端末装置30に、ユーザXの識別情報とともに予約枠50がキャンセルされる旨の通知を、通信部41によって送信してよい。端末装置30では、制御部35は、ユーザXの識別情報とともに予約枠50がキャンセルされる旨の通知を、ネットワーク2を介して情報処理装置40から、通信部31によって受信し得る。端末装置30では、制御部35は、ユーザXの識別情報とともに予約枠50がキャンセルされる旨の通知を、出力部33から出力させてよい。このような構成により、第1店舗3の店員は、ユーザXが第1店舗3の予約枠50をキャンセルすることを知り得る。
<キャンセル料の決定処理>
制御部43は、ユーザXが第1時刻までに第1店舗3に到着できないと判定した場合、ユーザXの移動情報に基づいてキャンセル料を決定し得る。制御部43は、ユーザXの経路情報の探索ルートに対するユーザXの移動情報の移動ルートの乖離度を取得してよい。制御部43は、乖離度に基づいてキャンセル料を決定してよい。
乖離度は、ユーザXの移動情報の移動ルートがユーザXの経路情報の探索ルートからどの程度乖離しているかを示す指標であってよい。乖離度は、数値として与えられてよい。この場合、数値が大きいほど、乖離度は高くてよい。また、乖離度は、例えば「低」、「中」及び「高」の3つのレベルのような、任意のレベルによって与えられてもよい。
制御部43は、任意の方法によって乖離度を算出することにより、乖離度を取得してよい。一例として、制御部43は、ユーザXの移動情報の移動ルートの距離をユーザXの移動情報の経路ルートの距離で除算することにより、乖離度を算出してよい。乖離度の算出に用いられる移動ルートは、車両10が出発してから第1時刻までに車両10が移動したルートであってよい。
ここで、乖離率が大きい場合、ユーザXが車両10を経路情報の探索ルートに沿って運転させていない可能性が高い。ユーザXが車両10を経路情報の探索ルートに沿って運転させていない場合、ユーザXが寄り道等をしている可能性が高い。つまり、ユーザXが第1時刻までに第1店舗3に到着できない場合であって、乖離度が大きい場合、第1店舗3に第1時刻までに到着できない原因すなわち第1店舗3の予約をキャンセルする原因がユーザXの行動に起因する可能性が高い。
一方、乖離率が小さい場合、ユーザXが車両10を経路情報の探索ルートに沿って運転させている可能性が高い。ユーザXが車両10を探索ルートに沿って運転させている場合に、ユーザXが第1時刻までに第1店舗3に到着できない場合、車両10が渋滞等のトラブルに巻き込まれている可能性が高い。つまり、ユーザXが第1時刻までに第1店舗3に到着できない場合であって、乖離率が小さい場合、第1店舗3に第1時刻までに到着できない原因すなわち第1店舗3の予約をキャンセルする原因がユーザXの行動に起因しない可能性が高い。
制御部43は、乖離度が大きい場合、乖離度が小さい場合よりも、高いキャンセル料を決定してよい。このような構成により、第1店舗3の予約をキャンセルする原因がユーザ
Xの行動に起因する場合、キャンセル料が高くなり得る。また、制御部43は、乖離度が小さい場合、乖離度が大きい場合よりも、低いキャンセル料を決定してよい。このような構成により、第1店舗3の予約をキャンセルする原因がユーザXの行動に起因しない場合、キャンセル料が低くなり得る。また、制御部43は、乖離度が閾値よりも小さい場合、キャンセル料を請求しないと決定してもよい。閾値は、経路情報の探索ルートにおいて渋滞等が発生した場合の乖離度に基づいて、適宜設定されてよい。
<キャンセル料の通知処理>
制御部43は、キャンセル料の情報を、ネットワーク2を介して車両10に、通信部41によって送信してよい。制御部43は、キャンセル料を請求しないと決定した場合、キャンセル料を請求しない旨の通知を、ネットワーク2を介して車両10に、通信部41によって送信してよい。車両10では、制御部17は、ネットワーク2を介して情報処理装置40から、キャンセル料の情報又はキャンセル料を請求しない旨の通知を、通信部12によって受信し得る。車両10では、制御部17は、キャンセル料の情報又はキャンセル料を請求しない旨の通知を、出力部15から出力させてよい。このような構成により、ユーザXは、キャンセル料等を把握し得る。
制御部43は、ユーザXの識別情報とともにキャンセル料の情報を、ネットワーク2を介して第1店舗3の端末装置30に、通信部41によって送信してよい。制御部43は、キャンセル料を請求しないと決定した場合、ユーザXの識別情報とともにキャンセル料を請求しない旨の通知を、ネットワーク2を介して第1店舗3の端末装置30に、通信部41によって送信してよい。端末装置30では、制御部35は、ネットワーク2を介して情報処理装置40から、ユーザXの識別情報とともにキャンセル料の情報又はキャンセル料を請求しない旨の通知を、通信部31によって受信し得る。端末装置30では、制御部35は、ユーザXの識別情報とともにキャンセル料の情報又はキャンセル料を請求しない旨の通知を、出力部33から出力させてよい。このような構成により、第1店舗3の店員は、ユーザXのキャンセル料等を把握することができる。
制御部43は、ユーザXの識別情報及び第1店舗3の識別情報とともにキャンセル料の情報を、ネットワーク2を介して外部サーバに通信部41によって送信してよい。当該外部サーバは、第1店舗3とユーザXとの間の金銭等の取引を仲介するものであってよい。なお、キャンセル料は、ユーザXから第1店舗3側へ直接支払われてもよい。
<予約枠の案内処理>
制御部43は、ユーザXが第1時刻までに第1店舗3に到着できないと判定した場合、予約開始時刻53に対応する予約枠50を案内する通知を、予め設定された端末装置に通信部41によって送信してよい。以下、予約枠50を案内する通知を送信する端末装置は、「送信先」とも記載される。送信先は、以下の例のように、適宜設定されてよい。
[例1]
送信先は、予約枠50のキャンセル待ちのユーザAの識別情報に対応付けられた端末装置20Aであってよい。この場合、制御部43は、記憶部42の第1店舗3の予約情報によって予約枠50のキャンセル待ちのユーザAの識別情報を特定し、記憶部42からユーザAの識別情報に対応付けられた端末装置20Aの情報を取得してよい。制御部43は、ネットワーク2を介して端末装置20Aに、予約枠50を案内する通知を通信部41によって送信してよい。
端末装置20Aでは、制御部25は、ネットワーク2を介して情報処理装置40から、予約枠50を案内する通知を通信部21によって受信し得る。制御部25は、予約枠50を案内する通知を出力部23から出力させてよい。予約枠50を案内する通知が出力部2
3から出力されることにより、ユーザAは、予約枠50を予約するか否かを判断し得る。ユーザAは、予約枠50を予約すると判断した場合、予約枠50を予約することを示す入力を、入力部22から入力し得る。制御部25は、予約枠50を予約することを示す入力を入力部22によって受付けると、予約枠50を予約する旨の通知を、ネットワーク2を介して情報処理装置40に通信部41によって送信してよい。一方、ユーザAは、予約枠50を予約しないと判断した場合、予約枠50を予約しないことを示す入力を、入力部22から入力し得る。制御部25は、予約枠50を予約しないことを示す入力を入力部22によって受付けると、予約枠50を予約しない旨の通知を、ネットワーク2を介して情報処理装置40に通信部41によって送信してよい。
制御部43は、ネットワーク2を介して端末装置20Aから、予約枠50を予約する旨の通知を通信部41によって受信し得る。この場合、制御部43は、ネットワーク2を介して第1店舗3の端末装置30に、ユーザAの識別情報とともにユーザAが予約枠50を予約する旨の通知を通信部41によって送信してよい。端末装置30では、制御部35は、ネットワーク2を介して情報処理装置40から、ユーザAの識別情報とともにユーザAが予約枠50を予約する旨の通知を、通信部31によって受信し得る。端末装置30では、制御部35は、ユーザAの識別情報とともにユーザAが予約枠50を予約する旨の通知を、出力部33から出力させてよい。このような構成により、第1店舗3の店員は、予約枠50がユーザAによって予約されたことを知り得る。また、制御部43は、端末装置20Aから予約枠50を予約する旨の通知を受信した際、当該通知に基づいて図3に示すような第1店舗3の予約情報を更新してよい。
このような構成により、予約枠50をキャンセル待ちしているユーザAが予約枠50を予約することができる。また、ユーザAが予約枠50を予約することにより、予約枠50が空く可能性が低減され得る。予約枠50が空く可能性が低減されることにより、第1店舗3の損失を低減させることができる。
一方、制御部43は、ネットワーク2を介して端末装置20Aから、予約枠50を予約しない旨の通知を通信部41によって受信し得る。この場合、制御部43は、以下の例2の処理を実行してもよい。
[例2]
送信先は、第1店舗3において予約済みの予約枠の数が基準数以上の予約時間帯の少なくとも何れかの予約枠を予約済みのユーザの識別情報に対応付けられた端末装置であってよい。基準数は、第1店舗3の予約状況に応じて、適宜設定されてよい。制御部43は、図3に示すような第1店舗3の予約情報を参照し、当該予約時間帯を特定してよい。以下、基準数は3であるものとする。この場合、制御部43は、予約枠55,56,57との3つの予約済の予約枠の数が基準数以上であると判定し得る。制御部43は、予約開始時刻58から予約終了時刻59までの時間帯を、当該予約時間帯として特定し得る。制御部43は、予約枠55を予約済みのユーザBの識別情報に対応付けられた端末装置20Bを送信先としてよい。制御部43は、記憶部42から、ユーザBの識別情報に対応付けられた端末装置20Bの情報を取得してよい。制御部43は、ネットワーク2を介して端末装置20Bに、予約枠50を案内する通知を通信部41によって送信してよい。
端末装置20Bでは、制御部25は、ネットワーク2を介して情報処理装置40から、予約枠50を案内する通知を通信部21によって受信し得る。制御部25は、当該通知を受信すると、出力部23から予約枠50を案内する通知を出力させてよい。当該通知が出力部23から出力されることにより、ユーザBは、予約済みの予約枠55から予約枠50に予約を変更させるか否かを判断し得る。ユーザBは、予約枠55から予約枠50に予約を変更させると判断した場合、予約枠55から予約枠50に予約を変更させることを示す
入力を、入力部22から入力し得る。制御部25は、この入力を入力部22によって受付けると、予約枠55から予約枠50に予約を変更させる旨の通知を、ネットワーク2を介して情報処理装置40に通信部21によって送信してよい。一方、ユーザBは、予約枠55から予約枠50に予約を変更しないと判断した場合、予約枠55から予約枠50に予約を変更しないことを示す入力を、入力部22から入力し得る。制御部25は、この入力を入力部22によって受付けると、予約枠55から予約枠50に予約を変更しない旨の通知を、ネットワーク2を情報処理装置40に通信部41によって送信してよい。
制御部43は、予約枠55から予約枠50に予約を変更させる通知を、ネットワーク2を介して端末装置20Bから通信部41によって受信し得る。この場合、制御部43は、ユーザBの識別情報とともにユーザBが予約枠55から予約枠50に予約を変更させる旨の通知を、ネットワーク2を介して第1店舗3の端末装置30に通信部41によって送信してよい。端末装置30では、制御部35は、ネットワーク2を介して情報処理装置40から、ユーザBの識別情報とともにユーザBが予約枠55から予約枠50に予約を変更させる旨の通知を、通信部31によって受信し得る。端末装置30では、制御部35は、ユーザBの識別情報とともにユーザBが予約枠55から予約枠50に予約を変更させる旨の通知を、出力部33から出力させてよい。このような構成により、第1店舗3の店員は、ユーザBが予約枠55から予約枠50に予約を変更させたことを知り得る。
このようにユーザBが予約を予約枠55から予約枠50に変更させることにより、予約枠50が空く可能性が低減され得る。予約枠50が空く可能性が低減されることにより、第1店舗3の損失を低減させることができる。また、ユーザBが予約を予約枠55から予約枠50に変更させることにより、予約枠55が空いた状態すなわち予約枠55が予約可能な状態になり得る。ここで、予約数が基準数以上である予約時間帯は、第1店舗3において人気がある予約時間帯である可能性が高い。第1店舗3において人気がある予約時間帯の予約枠55が空いた状態になっても、他のユーザによって直ぐに予約される可能性が高い。このような構成により、第1店舗3の損失をより低減させることができる。
制御部43は、予約枠55から予約枠50に予約を変更させる通知を端末装置20Bから通信部41によって受信した場合、当該通知に基づいて図3に示すような第1店舗3の予約状況を更新してよい。
制御部43は、予約枠55から予約枠50に予約を変更させる通知を端末装置20Bから通信部41によって受信した場合、端末装置20BのユーザBに対価の付与を決定してよい。対価は、第1店舗3等によって、予め設定されてよい。対価は、例えば、第1店舗3における利用料金の割引である。制御部43は、ユーザBに対価の付与を決定した場合、ネットワーク2を介して第1店舗3の端末装置30に、ユーザBの識別情報とともにユーザBに対価の付与を決定した旨の通知を、通信部41によって送信してよい。端末装置30では、制御部35は、ネットワーク2を介して情報処理装置40から、ユーザBの識別情報とともにユーザBに対価の付与を決定した旨の通知を、通信部31によって受信し得る。端末装置30では、制御部35は、ユーザBの識別情報とともにユーザBに対価の付与を決定した旨の通知を、出力部33から出力させてよい。ユーザBの識別情報とともにユーザBに対価の付与を決定した旨の通知が出力部33から出力されることにより、第1店舗3の店員は、ユーザBに対価の付与が決定されたことを知り得る。
このような対価が付与されることにより、ユーザBが予約を予約枠55から予約枠50に変更させる可能性が高まり得る。また、制御部43は、上述の予約枠50を案内する通知とともに予約枠55から予約枠50に予約を変更した場合に対価を付与する旨の通知を、端末装置20Bに送信してよい。この場合、端末装置20Bでは、制御部25は、ネットワーク2を介して情報処理装置40から、上述の予約枠50を案内する通知とともに予
約枠55から予約枠50に予約を変更した場合に対価を付与する旨の通知を通信部21によって受信し得る。端末装置20Bでは、制御部25は、これらの通知を受信すると、予約枠50を案内する通知とともに予約枠55から予約枠50に予約を変更した場合に対価を付与する旨の通知を出力部23から出力されてよい。予約枠55から予約枠50に予約を変更した場合に対価を付与する旨の通知等が出力部23から出力されることにより、ユーザBが予約済みの予約枠55から予約枠50に予約を変更させると判断する可能性が高まり得る。
一方、制御部43は、予約枠55から予約枠50に予約を変更しない旨の通知を、ネットワーク2を介して端末装置20Bから通信部41によって受信し得る。この場合、制御部43は、予約開始時刻58から予約終了時刻59までの予約時間帯の他の予約枠56又は予約枠57を予約済みのユーザの識別情報に対応付けられた端末装置に、予約枠50を案内する通知を通信部41によって送信してよい。
ここで、制御部43は、予約開始時刻53よりも設定時間前の時刻に上述の判定処理を実行してよい。このような構成により、制御部43は、判定処理においてユーザXが第1時刻までに第1店舗3に到着できないと判定した場合、予約開始時刻53よりも前の時刻に、予約枠50を案内する通知を送信先に通信部41によって送信することができる。予約開始時刻53よりも前の時刻に予約枠50を案内する通知が送信先に送信されることにより、ユーザA又はユーザB等の送信先のユーザは、第1店舗3までの移動時間を確保することができる。設定時間は、送信先のユーザの第1店舗3までの移動時間に基づいて、適宜設定されてよい。例えば送信先のユーザが車両で移動すると想定される場合、設定時間は、第1店舗3の周囲の道路情報に基づいて、適宜設定されてよい。この場合、制御部43は、第1店舗3の周囲の道路情報に基づいて、第1店舗3の周囲の道路構成の複雑さの度合いを示す複雑度を取得してよい。複雑度は、数値として与えられてよい。この場合、数値が大きいほど、複雑度は高くてよい。また、複雑度は、例えば「低」、「中」及び「高」の3つのレベルのような、任意のレベルによって与えられてもよい。制御部43は、複雑度が高い場合、複雑度が低い場合よりも、設定時間を長く設定してよい。
<第2店舗の案内処理>
制御部43は、ユーザXが第1時刻までに第1店舗3に到着できないと判定した場合、第2店舗4を案内する通知を、ユーザXの識別情報に対応付けられた端末装置に通信部41によって送信してよい。本実施形態では、制御部43は、記憶部42から、ユーザXの識別情報に対応付けられた端末装置として車両10の制御装置11の情報を取得し得る。本実施形態では、制御部43は、ユーザXの識別情報に対応付けられた端末装置としての制御装置11すなわち車両10に、第2店舗4を案内する通知を、ネットワーク2を介して送信してよい。
制御部43は、ユーザXの位置を取得し、ユーザXの位置から予め設定された範囲内に位置する店舗を、第2店舗4として決定してよい。当該範囲は、車両10が現在の位置から基準時間内に移動可能な範囲であってよい。基準時間は、ユーザXに応じて適宜設定されてよい。基準時間は、例えば、30分である。制御部43は、ユーザXの移動情報の最新の車両10の位置情報をユーザXの位置情報として取得してよい。制御部43は、ユーザXの位置情報と、記憶部42の道路地図情報とによって、第2店舗4を決定してよい。
制御部43は、ユーザAの位置から予め設定された範囲内に、複数の店舗が位置すると特定し得る。この場合、制御部43は、複数の店舗のうち、記憶部42に記憶された店舗の予約情報を参照し、現在時刻から上述の基準時間が経過した後の時間帯に予約可能な予約枠を有する店舗を、第2店舗4として決定してよい。制御部43は、第2店舗4を案内する通知とともに第2店舗4の予約可能な予約枠の情報を、車両10に送信してもよい。
車両10では、制御部17は、ネットワーク2を介して情報処理装置40から、第2店舗4を案内する通知等を通信部12によって受信し得る。制御部17は、第2店舗4を案内する通知等を出力部15から出力させてよい。このような構成により、ユーザAは、第2店舗4の存在を知り得る。
(情報処理システムの動作)
図4及び図5を参照し、図1に示すような情報処理システム1の動作を説明する。この動作は、本実施形態に係る情報処理方法の一例に相当する。例えば、情報処理システム1では、車両10の制御部17は、出発地としての車両10の現在の位置から目的地としての第1店舗3の位置までのルートを探索すると、図4に示すようなステップS10の処理を実行する。
車両10では、制御部17は、ユーザXの識別情報とともに経路情報を、ネットワーク2を介して情報処理装置40に通信部12によって送信する(ステップS10)。情報処理装置40では、制御部43は、ネットワーク2を介して車両10から、ユーザXの識別情報及び経路情報を通信部41によって受信する(ステップS11)。
車両10では、制御部17は、車両10の走行中、ユーザXの識別情報とともに車両10の位置情報及び移動時刻を、ネットワーク2を介して情報処理装置40に通信部12によって送信する(ステップS12)。情報処理装置40では、制御部43は、ネットワーク2を介して車両10から、車両10の位置情報及び移動時刻とともにユーザXの識別情報を、通信部41によって受信する(ステップS13)。制御部43は、上述のように順次受信した車両10の位置情報、移動時刻及びユーザXの識別情報を、ユーザXの移動情報として記憶部42に記憶させる。
情報処理装置40では、制御部43は、ユーザXが第1時刻までに第1店舗3に到着できるか否かを判定する(ステップS14)。制御部43は、ユーザXが第1時刻までに第1店舗3に到着できないと判定した場合(ステップS14:No)、ステップS15の処理に進む。一方、ユーザXが第1時刻までに第1店舗3に到着できると制御部43が判定した場合(ステップS14:Yes)、情報処理システム1は、ステップS10の処理に戻る。
ステップS15の処理において、情報処理装置40では、制御部43は、ネットワーク2を介して車両10に、第1店舗3への予約がキャンセルされる旨の通知を、通信部41によって送信する。車両10では、制御部17は、ネットワーク2を介して情報処理装置40から、第1店舗3への予約がキャンセルされる旨の通知を通信部12によって受信する(ステップS16)。
情報処理装置40では、制御部43は、ネットワーク2を介して第1店舗3の端末装置30に、ユーザXの識別情報とともに予約枠50がキャンセルされる旨の通知を、通信部41によって送信する(ステップS17)。端末装置30では、制御部35は、ユーザXの識別情報とともに予約枠50がキャンセルされる旨の通知を、ネットワーク2を介して情報処理装置40から、通信部31によって受信する(ステップS18)。
ステップS18の処理が実行されると、情報処理システム1は、図5に示すようなステップS19の処理に進む。
情報処理装置40では、制御部43は、ユーザXの移動情報に基づいて、キャンセル料を決定する(ステップS19)。情報処理装置40では、制御部43は、キャンセル料の
情報を、ネットワーク2を介して車両10に、通信部41によって送信する(ステップS20)。車両10では、制御部17は、ネットワーク2を介して情報処理装置40から、キャンセル料の情報を、通信部12によって受信する(ステップS21)。情報処理装置40では、制御部43は、ユーザXの識別情報とともにキャンセル料の情報を、ネットワーク2を介して第1店舗3の端末装置30に、通信部41によって送信する(ステップS22)。端末装置30では、制御部35は、ネットワーク2を介して情報処理装置40から、ユーザXの識別情報とともにキャンセル料の情報を、通信部31によって受信する(ステップS23)。
情報処理装置40では、制御部43は、予約枠50を案内する通知を、端末装置20Aに送信する(ステップS24)。端末装置20Aでは、制御部25は、ネットワーク2を介して情報処理装置40から、予約枠50を案内する通知を通信部21によって受信する(ステップS25)。情報処理装置40では、制御部43は、第2店舗4を案内する通知を、ネットワーク2を介して車両10に通信部41によって送信する(ステップS26)。車両10では、制御部17は、ネットワーク2を介して情報処理装置40から、第2店舗4を案内する通知を通信部12によって受信する(ステップS27)。
このように、本実施形態では、情報処理装置40の制御部43は、ユーザAが第1時刻までに第1店舗3に到着できないと判定した場合、ユーザAの移動情報に基づいてキャンセル料を決定する。このような構成により、例えば、上述のように、第1店舗3の予約をキャンセルする原因がユーザXの行動に起因する場合、キャンセル料が高くなり得る。また、例えば、上述のように、第1店舗3の予約をキャンセルする原因がユーザXの行動に起因しない場合、キャンセル料が低くなり得る。よって、本実施形態によれば、ユーザXがキャンセルした原因に応じたキャンセル料を決定することができる。
さらに、本実施形態では、情報処理装置40の制御部43は、乖離度が小さい場合、乖離度が大きい場合よりも、低いキャンセル料を決定し得る。このような構成により、第1店舗3の予約をキャンセルする原因がユーザXの行動に起因しない場合、キャンセル料が低くなり得る。第1店舗3の予約をキャンセルする原因がユーザXの行動に起因しない場合にキャンセル料が低くなることにより、キャンセル料に対してユーザXが不満を持つ可能性が低減され得る。キャンセル料に対してユーザXが不満を持つ可能性が低減されることにより、例えば第1店舗3が不便な場所にあっても、第1店舗3へのユーザXの予約を促すことができる。
本開示は、上述の実施形態に限定されるものではない。例えば、ブロック図に記載の複数のブロックを統合してもよいし、又は1つのブロックを分割してもよい。フローチャートに記載の複数のステップを記述に従って時系列に実行する代わりに、各ステップを実行する装置の処理能力に応じて、又は必要に応じて、並列的に又は異なる順序で実行してもよい。その他、本開示の趣旨を逸脱しない範囲での変更が可能である。
例えば、上述の実施形態では、第1時刻が予約開始時刻よりも時間t1後の時刻であってもよいと説明した。この場合、情報処理装置40では、制御部43は、ユーザXが第1時刻までに第1店舗3に到着できると判定した場合、ユーザXが予約開始時刻53よりも後の時刻に第1店舗3に到着するか否かを判定してよい。制御部43は、ユーザXが予約開始時刻53よりも後の時刻に第1店舗3に到着すると判定した場合、ユーザXの識別情報とともにユーザXが遅刻する旨の通知を、ネットワーク2を介して第1店舗3の端末装置30に通信部41によって送信してよい。制御部43は、ユーザXの識別情報及びユーザXが遅刻する旨の通知とともにユーザXの第1店舗3への到着予定時刻を、第1店舗3の端末装置30に送信してもよい。制御部43は、上述と同様に車両10の位置から目的地としての第1店舗3までのルートの探索を実行することにより、ユーザXの第1店舗3
への到着予定時刻を算出し得る。第1店舗3の端末装置30では、制御部35は、ネットワーク2を介して情報処理装置40から、ユーザXの識別情報とともにユーザXが遅刻する旨の通知等を通信部31によって受信し得る。端末装置30では、制御部35は、ユーザXの識別情報とともにユーザXが遅刻する旨の通知等を、出力部33から出力させてよい。このような構成により、第1店舗3の店員は、ユーザXが遅刻することを知り得る。
例えば、上述の実施形態では、ユーザ10Xが車両10によって第1店舗3に向かうものとして説明した。ただし、ユーザXは、任意の移動手段で第1店舗3に向かってよい。任意の移動手段は、例えば、電車、バス及び徒歩等である。ユーザXは、任意の移動手段を組み合わせて、第1店舗3に向かってもよい。ユーザXは、例えば、車両10、電車及び徒歩を組み合わせて、第1店舗3に向かう。ここで、例えばユーザXが車両10以外の移動手段によって第1店舗3に向かう場合、情報処理装置40では、制御部43は、ネットワーク2を介して端末装置20Xから、ユーザXの移動情報及びユーザXの経路情報を、通信部41によって受信し得る。端末装置20Xは、例えば、ユーザXが使用する端末装置である。この場合、情報処理装置40の記憶部42には、例えば、ユーザXの識別情報に対応付けられた端末装置20Xの情報が記憶される。端末装置20Xは、ネットワーク2に接続可能であれば、任意の装置であってよい。端末装置20Xは、端末装置20と同様の構成であってよい。端末装置20Xには、出発地から目的地までのルートを探索可能なアプリケーションがインストールされていてよい。当該アプリケーションは、任意の移動手段を組み合わせて、出発地から目的地までのルートを検索するものであってよい。端末装置20Xに当該アプリケーションがインストールされている場合、端末装置20Xの制御部は、当該アプリケーションを実行した際に、ユーザXの経路情報を、ネットワーク2を情報処理装置40に端末装置20Xの通信部によって送信し得る。また、端末装置20Xは、車両10の測位部13と同様の構成の測位部を備えてよい。端末装置20Xの制御部は、端末装置20Xの測位部によって取得した端末装置20Xの位置情報をユーザXの識別情報とともに、ネットワーク2を介して情報処理装置40に、端末装置20Xの通信部によって送信し得る。また、情報処理装置40では、制御部43は、ユーザXが第1時刻に第1店舗3に到着できないと判定した場合、第2店舗4を案内する通知を、ユーザXの識別情報に対応付けられた端末装置20Xに通信部41によって送信してよい。
1 情報処理システム
10 車両
11 制御装置
12 通信部
13 測位部
14 入力部
15 出力部
16 記憶部
17 制御部
20 端末装置
21 通信部
22 入力部
23 出力部
24 記憶部
25 制御部
30 端末装置
31 通信部
32 入力部
33 出力部
34 記憶部
35 制御部
40 情報処理装置
41 通信部
42 記憶部
43 制御部

Claims (20)

  1. ユーザが第1店舗の予約開始時刻に基づいて設定される第1時刻までに第1店舗に到着できるか否かを判定する判定処理を実行し、前記ユーザが前記第1時刻までに第1店舗に到着できないと判定した場合、前記ユーザの移動情報に基づいてキャンセル料を決定する制御部
    を備える情報処理装置。
  2. 前記制御部は、前記ユーザの移動情報に基づいて前記判定処理を実行する、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記制御部は、前記ユーザが前記第1時刻までに第1店舗に到着できないと判定した場合、前記第1店舗を目的地として予め探索された経路情報の探索ルートに対する前記移動情報の移動ルートの乖離度を取得し、前記乖離度が大きい場合、前記乖離度が小さい場合よりも、高いキャンセル料を決定する、請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 通信部をさらに備え、
    前記制御部は、前記ユーザが前記第1時刻までに第1店舗に到着できないと判定した場合、前記予約開始時刻に対応する予約枠を案内する通知を、予め設定された端末装置に前記通信部によって送信する、請求項1から3までの何れか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記端末装置は、前記予約枠のキャンセル待ちのユーザの識別情報に対応付けられた端末装置である、請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記端末装置は、前記第1店舗において予約済みの予約枠の数が基準数以上の予約時間帯の少なくとも何れかの予約枠を予約済みのユーザの識別情報に対応付けられた端末装置である、請求項4に記載の情報処理装置。
  7. 前記制御部は、前記予約時間帯の予約枠から前記予約開始時刻に対応する予約枠に予約を変更させる旨の通知を、前記端末装置から前記通信部によって受信した場合、前記端末装置のユーザに対価の付与を決定する、請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記制御部は、
    前記ユーザが前記第1時刻までに第1店舗に到着できないと判定した場合、前記ユーザの位置情報を取得し、
    前記ユーザの位置から予め設定された範囲内に位置する第2店舗を案内する通知を、前記時刻までに前記第1店舗に到着できないと判定したユーザの識別情報に対応付けられた端末装置に前記通信部によって送信する、請求項4から7までの何れか一項に記載の情報処理装置。
  9. 前記制御部は、前記予約開始時刻よりも設定時間前の時刻に、前記判定処理を実行する、請求項1から8までの何れか一項に記載の情報処理装置。
  10. 車両と、
    前記車両のユーザが第1店舗の予約開始時刻に基づいて設定される第1時刻までに第1店舗に到着できるか否かを判定する判定処理を実行し、前記ユーザが前記第1時刻までに第1店舗に到着できないと判定した場合、前記ユーザの移動情報に基づいてキャンセル料を決定する制御部を備える情報処理装置と、
    を備える、情報処理システム。
  11. 前記情報処理装置の制御部は、前記ユーザの移動情報に基づいて前記判定処理を実行する、請求項10に記載の情報処理システム。
  12. 前記情報処理装置の制御部は、前記ユーザが前記第1時刻までに第1店舗に到着できないと判定した場合、前記第1店舗を目的地として予め探索された経路情報の探索ルートに対する前記移動情報の移動ルートの乖離度を取得し、前記乖離度が大きい場合、前記乖離度が小さい場合よりも、高いキャンセル料を決定する、請求項10又は11に記載の情報処理システム。
  13. 前記情報処理装置の制御部は、前記ユーザが前記第1時刻までに前記第1店舗に到着できないと判定した場合、前記車両に、前記第1店舗への予約がキャンセルされる旨の通知を、前記情報処理装置の通信部によって送信し、
    前記車両の制御部は、前記情報処理装置から、前記第1店舗への予約がキャンセルされる旨の通知を前記車両の通信部によって受信すると、前記第1店舗への予約がキャンセルされる旨の通知を、前記車両の出力部から出力させる、請求項10から12までの何れか一項に記載の情報処理システム。
  14. 前記情報処理装置の制御部は、キャンセル料の情報を、前記車両に前記情報処理装置の通信部によって送信し、
    前記車両の制御部は、前記情報処理装置から前記キャンセル料の情報を前記車両の通信部1によって受信すると、前記キャンセル料の情報を、前記車両の出力部から出力させる、請求項10から13までの何れか一項に記載の情報処理システム。
  15. 前記第1店舗の端末装置をさらに備え、
    前記情報処理装置の制御部は、前記ユーザが前記第1時刻までに前記第1店舗に到着できないと判定した場合、前記第1店舗の端末装置に、前記ユーザの識別情報とともに前記ユーザによって予約された予約枠がキャンセルされる旨の通知を、情報処理装置の通信部によって送信し、
    前記第1店舗の端末装置の制御部は、前記ユーザの識別情報とともに前記予約枠がキャンセルされる旨の通知を、前記情報処理装置から、前記端末装置の通信部によって受信すると、前記ユーザの識別情報とともに前記予約枠がキャンセルされる旨の通知を、前記端末装置の出力部から出力させる、請求項10から14までの何れか一項に記載の情報処理システム。
  16. 前記情報処理装置の制御部は、前記ユーザの識別情報とともに前記キャンセル料の情報を、前記第1店舗の端末装置に、前記情報処理装置の通信部によって送信し、
    前記第1店舗の端末装置の制御部は、前記ユーザの識別情報とともに前記キャンセル料の情報を前記情報処理装置から前記端末装置の通信部によって受信すると、前記ユーザの識別情報とともに前記キャンセル料の情報を、前記端末装置の出力部から出力させる、請求項15に記載の情報処理システム。
  17. 前記情報処理装置の制御部は、前記ユーザが前記第1時刻までに前記第1店舗に到着できないと判定した場合、前記ユーザの位置から予め設定された範囲内に位置する第2店舗を案内する通知を、前記車両に前記情報処理装置の通信部によって送信し、
    前記車両の制御部は、前記情報処理装置から前記第2店舗を案内する通知を前記車両の通信部によって受信すると、前記第2店舗を案内する通知を前記車両の出力部から出力させる、請求項10から16までの何れか一項に記載の情報処理システム。
  18. 前記情報処理装置の制御部は、前記予約開始時刻よりも予め設定された設定時間前の時刻に、前記判定処理を実行する、請求項10から請求項17までの何れか一項に記載の情
    報処理システム。
  19. 前記情報処理装置の制御部は、前記設定時間を、前記第1店舗の周囲の道路情報に基づいて設定する、請求項18に記載の情報処理システム。
  20. 情報処理装置によって、ユーザが第1店舗の予約開始時刻に基づいて予め設定される第1時刻までに第1店舗に到着できるか否かを判定する判定処理を実行することと、
    前記情報処理装置によって、前記ユーザが前記第1時刻までに第1店舗に到着できないと判定した場合、前記ユーザの移動情報に基づいてキャンセル料を決定することと、
    を含む、情報処理方法。
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