JP2023104591A - 追悼コンテンツ管理装置、追悼コンテンツ管理システム、追悼コンテンツ管理方法、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】ネットワークを介して提供可能な追悼コンテンツを適切に管理する技術の提供を目的とする。
【解決手段】 追悼コンテンツ管理装置であって、管理者の操作する情報処理装置から追悼対象となる人又は物の指定を受け付け、追悼対象者として登録する追悼管理情報登録部と、前記追悼対象者の追悼コンテンツに表示させる情報を登録するコンテンツ登録部と、前記追悼コンテンツの表示情報を生成し、設定情報に応じて公開するコンテンツ管理部と、を備え、前記追悼管理情報登録部は、前記追悼コンテンツの公開状況に関する前記設定情報の登録要求を受け付け、前記コンテンツ登録部は、公開された前記追悼コンテンツに対する他者からの投稿を受け付けて登録することを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】 追悼コンテンツ管理装置であって、管理者の操作する情報処理装置から追悼対象となる人又は物の指定を受け付け、追悼対象者として登録する追悼管理情報登録部と、前記追悼対象者の追悼コンテンツに表示させる情報を登録するコンテンツ登録部と、前記追悼コンテンツの表示情報を生成し、設定情報に応じて公開するコンテンツ管理部と、を備え、前記追悼管理情報登録部は、前記追悼コンテンツの公開状況に関する前記設定情報の登録要求を受け付け、前記コンテンツ登録部は、公開された前記追悼コンテンツに対する他者からの投稿を受け付けて登録することを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、追悼コンテンツ管理装置、追悼コンテンツ管理システム、追悼コンテンツ管理方法、及びプログラムに関する。
死者の追悼を行うに当たり、通夜や葬儀に参加したり、墓参りに訪れたりなど、追悼に適したロケーションに足を運ぶのが一般的である。
なお、特許文献1には、葬儀関連サービス提供システムに関する技術が開示されている。段落[0021]には、「葬儀関連サービス提供システムは、図1に示すように、当該システムの運営を行うサービス提供者SPと、喪家から葬儀会場の設営、式の進行等の葬儀における諸作業を請け負う葬儀業者FHと、喪家となるユーザUSと、故人に関係し、ユーザUSからの葬儀に関する連絡を受ける親類や友人、会社の同僚等の知人ユーザAUSとから構成される。」と記載され、段落[0023]には、「このサービス提供者SPは、ネットワークNTを介して、或いは直接に契約した葬儀業者FHに対して、該葬儀業者FHが請け負った葬儀の故人に関する情報(以下、単に故人情報と称して説明する。)を公開する専用ウェブサイトを提供する。」と記載されている。
追悼の場に実際に足を運ぶのが煩わしいことから、追悼の機会を損なうことがある。また、パンデミックなど伝染病の流行により、人との接触の抑制が求められる場合等に、追悼の場に出向く機会を得られないことがある。特許文献1に示す葬儀関連サービス提供システムは、実際に行われる葬儀等に関する情報を専用ウェブサイト上に公開するものであり、追悼自体を容易にするものではない。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであって、ネットワークを介して提供可能な追悼コンテンツを適切に管理する技術の提供を目的とする。
本願は、上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その例を挙げるならば、以下の通りである。
上記課題を解決するため、本発明の一態様に係る追悼コンテンツ管理装置は、管理者の操作する情報処理装置から追悼対象となる人又は物の指定を受け付け、追悼対象者として登録する追悼管理情報登録部と、前記追悼対象者の追悼コンテンツに表示させる情報を登録するコンテンツ登録部と、前記追悼コンテンツの表示情報を生成し、設定情報に応じて公開するコンテンツ管理部と、を備え、前記追悼管理情報登録部は、前記追悼コンテンツの公開状況に関する前記設定情報の登録要求を受け付け、前記コンテンツ登録部は、公開された前記追悼コンテンツに対する他者からの投稿を受け付けて登録することを特徴とする。
前記追悼管理情報登録部は、前記管理者を前記追悼対象者とする第1の追悼コンテンツを作成するか、又は前記管理者以外の人又は物を前記追悼対象者とする第2の追悼コンテンツを作成するか、のいずれか一方の選択を前記管理者から受け付け、前記第1の追悼コンテンツを作成する選択を受け付けた場合に、前記管理者から管理権限を引き継ぐ1又は複数の預託者の指定を受け付けることを特徴としてもよい。
前記追悼コンテンツ管理装置は、前記追悼管理情報登録部が前記管理者から前記第1の追悼コンテンツを有効化する前記設定情報の登録要求を受け付けると、前記預託者に通知する通知部を備え、前記追悼管理情報登録部は、前記設定情報が有効である場合に、前記預託者からの前記第1の追悼コンテンツの公開指示を受け付け、前記設定情報として登録することを特徴としてもよい。
前記追悼コンテンツ管理装置は、前記第1の追悼コンテンツの管理権限を有する者を判定する管理権限判定部を備え、前記管理権限判定部は、前記管理者から前記第1の追悼コンテンツを有効化する前記設定情報の登録要求を受け付けると、前記管理者又は前記預託者の有する前記情報処理装置から受け付けた情報が所定の条件を満たす場合に、前記預託者が管理権限を有すると判定することを特徴としてもよい。
前記管理権限判定部は、前記所定の条件として、前記預託者から前記第1の追悼コンテンツの公開指示を受け付けた場合において、所定時間内に前記追悼対象者から公開中止の指示がない場合に、前記預託者が管理権限を有すると判定することを特徴としてもよい。
前記追悼管理情報登録部は、前記追悼対象者からのメッセージと、前記メッセージの送信先とを受け付けると、前記第1の追悼コンテンツに関連付けて登録し、前記通知部は、前記預託者から前記第1の追悼コンテンツの公開指示を受け付けると、公開する前記第1の追悼コンテンツと関連する前記メッセージの送信先に前記メッセージを送信することを特徴としてもよい。
前記追悼管理情報登録部は、前記管理者から招待者の指定を受け付けると、前記追悼コンテンツと関連付けて登録し、前記コンテンツ管理部は、前記コンテンツ登録部により登録された前記招待者からの前記投稿を前記追悼コンテンツに表示させることを特徴としてもよい。
前記コンテンツ管理部は、前記追悼対象者に対する献花の入力操作を受け付ける献花アイコンと、入力された献花数の累計とを含む前記追悼コンテンツを表示させることを特徴としてもよい。
前記コンテンツ管理部は、前記追悼対象者の命日を含む日時と経歴とを表示する年表表示領域と、前記追悼対象者に関するイベント情報を表示するイベント表示領域とを含む前記追悼コンテンツを表示させることを特徴としてもよい。
また、上記課題を解決するため、本発明の他の態様に係る追悼コンテンツ管理システムは、管理者の操作する情報処理装置と、追悼コンテンツを管理する追悼コンテンツ管理装置と、を有する追悼コンテンツ管理システムであって、前記情報処理装置は、追悼対象者として、追悼対象となる人又は物の入力操作を受け付けるとともに、前記追悼対象者の前記追悼コンテンツに表示させる情報の入力を受け付けるコンテンツ情報受付部を備え、前記追悼コンテンツ管理装置は、前記情報処理装置から受信した前記追悼対象者を登録する追悼管理情報登録部と、前記情報処理装置から受信した前記情報を登録するコンテンツ登録部と、前記追悼コンテンツの表示情報を生成し、設定情報に応じて公開するコンテンツ管理部と、を備え、前記追悼管理情報登録部は、前記追悼コンテンツの公開状況に関する前記設定情報の登録要求を受け付け、前記コンテンツ登録部は、公開された前記追悼コンテンツに対する他者からの投稿を受け付けて登録することを特徴とする。
また、上記課題を解決するため、本発明の他の態様に係る追悼コンテンツ管理方法は、追悼コンテンツ管理装置により実行される追悼コンテンツ管理方法であって、管理者の操作する情報処理装置から追悼対象となる人又は物の指定を受け付け、追悼対象者として登録する追悼管理情報登録手順と、前記追悼対象者の追悼コンテンツに表示させる情報を登録するコンテンツ登録手順と、前記追悼コンテンツの表示情報を生成し、設定情報に応じて公開するコンテンツ表示手順と、を有し、前記追悼管理情報登録手順において、前記追悼コンテンツの公開状況に関する前記設定情報の登録要求を受け付け、前記コンテンツ登録手順において、公開された前記追悼コンテンツに対する他者からの投稿を受け付けて登録することを特徴とする。
また、上記課題を解決するため、本発明の他の態様に係るプログラムは、コンピューターの処理部に追悼コンテンツ管理方法を実行させるプログラムであって、管理者の操作する情報処理装置から追悼対象となる人又は物の指定を受け付け、追悼対象者として登録する追悼管理情報登録手順と、前記追悼対象者の追悼コンテンツに表示させる情報を登録するコンテンツ登録手順と、前記追悼コンテンツの表示情報を生成し、設定情報に応じて公開するコンテンツ表示手順と、を実行させ、前記追悼管理情報登録手順において、前記追悼コンテンツの公開状況に関する前記設定情報の登録要求を受け付け、前記コンテンツ登録手順において、公開された前記追悼コンテンツに対する他者からの投稿を受け付けて登録することを特徴とする。
本発明によれば、ネットワークを介して提供可能な追悼コンテンツを適切に管理する技術を提供することができる。
上記した以外の課題、構成、及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態の例を説明する。図1は、追悼コンテンツ管理システム1の概要を説明するための図である。図1(A)は、追悼コンテンツ管理システム1の概要を説明するための図(その1)であり、図1(B)は、追悼コンテンツ管理システム1の概要を説明するための図(その2)である。
図1(A)を用いて説明する。追悼コンテンツ管理装置10は、管理者が操作する情報処理装置20Aによる管理指示に基づいて、追悼コンテンツを管理する。追悼コンテンツは、追悼対象者を追悼するために生成されるコンテンツである。図1(A)に示す例において、管理者、追悼対象者、及びメンバーは、各々異なる者である。管理者は、追悼コンテンツを他者に制限なく公開するか、許可された者にのみ公開するか、又は非公開とするか等の設定情報の登録要求を追悼コンテンツ管理装置10に送信することができる。
管理者の登録要求に基づき、追悼コンテンツ管理装置10は、追悼コンテンツの公開状況に関する設定情報を登録する。追悼コンテンツ管理装置10は、設定情報に基づいて追悼コンテンツを公開する。追悼コンテンツが公開されると、メンバーは情報処理装置20B・20Cを介して追悼コンテンツを閲覧したり、メッセージ等を投稿したりすることができる。
本実施形態における追悼コンテンツ管理システム1において、管理者は、追悼コンテンツの生成の際、管理者自身が追悼対象者である第1の追悼コンテンツを生成するか、又は管理者以外の人や者が追悼対象者である第2の追悼コンテンツを生成するかを選択する。なお、以下において、単に「追悼コンテンツ」と記載する場合、第1の追悼コンテンツ及び第2の追悼コンテンツを含む。図1(A)に示す管理者は、別の管理者により生成された第1の追悼コンテンツの管理権限を引き継いだ者であるか、又は第2の追悼コンテンツを生成した者である。
図1(B)は、管理者が第1の追悼コンテンツを作成する態様の一例を示す。管理者は、情報処理装置20Dを介し、自分を追悼対象者とする第1の追悼コンテンツの作成を追悼コンテンツ管理装置10に指示する。管理者は、第1の追悼コンテンツの作成にあたり、管理権限を引き継ぐ1又は複数の預託者を指定して追悼コンテンツ管理装置10に送信する。
管理者が、作成した第1の追悼コンテンツを有効化することを示す設定情報の登録要求を追悼コンテンツ管理装置10に送信する。追悼コンテンツ管理装置10は、有効化することを示す設定情報を登録すると、指定された預託者に通知する。追悼コンテンツ管理装置10は、有効化後、管理者の有する情報処理装置20D又は預託者の有する情報処理装置20Aから受け付けた情報が所定の条件を満たす場合に、預託者が管理権限を有すると判定する。即ち、預託者は、図1(A)に示す管理者となる。
一例として、有効化の通知を受けた預託者は、追悼対象者の死去など、第1の追悼コンテンツを公開する必要があると判断した場合、追悼コンテンツ管理装置10に公開指示を送信する。例えば追悼コンテンツ管理装置10は、預託者から公開指示を受け付けると、追悼対象者である管理者に通知する。その後管理者は、預託者が公開指示を行ってから所定時間内に限り、公開中止の指示を追悼コンテンツ管理装置10に送信することができる。
例えば追悼コンテンツ管理装置10は、公開指示の受領から所定時間内に管理者の情報処理装置20Dから公開中止の指示がない場合に、条件を満たすものとして、預託者に管理権限が引き継がれたものと取り扱う。即ち、預託者が管理権限を有すると判定する。
図2は、本実施形態における追悼コンテンツ管理システム1の一例を示す機能ブロック図である。追悼コンテンツ管理システム1は、追悼コンテンツ管理装置10と、1又は複数の情報処理装置20と、を有する。追悼コンテンツ管理装置10と、1又は複数の情報処理装置20A~情報処理装置20Nとは、ネットワークNを介して通信可能に接続される。
追悼コンテンツ管理装置10は、情報処理装置20からの要求に応じて、追悼コンテンツを管理する装置である。追悼コンテンツ管理装置10は、例えばサーバーコンピューター、又はPC等であって、例えば追悼コンテンツ管理サービスを提供する事業者が有する装置である。
情報処理装置20は、追悼コンテンツのユーザーが有する装置であって、例えばPC、スマートフォン、PDA(Personal Digital Assistant)、又はタブレット端末等の装置である。追悼コンテンツのユーザーには、先述の管理者、預託者、及びメンバーが含まれる。なお、本実施形態において、便宜上、メンバーを管理者及び預託者と区別して記載しているが、管理者及び預託者は、メンバーが追悼コンテンツに対して有する権限と同様の権限を有しているため、管理者及び預託者はメンバーと同様に、追悼コンテンツの閲覧及び追悼コンテンツへの入力をすることができる。
追悼コンテンツ管理装置10は、処理部110と、記憶部120と、入力部130と、出力部140と、通信部150とを有する。処理部110は、追悼コンテンツ管理装置10の全体を統括的に制御する。記憶部120は、処理部110の処理に必要な情報を記憶する。入力部130は、後述する入力IF14を介して接続される入力装置から、追悼コンテンツ管理装置10への情報の入力を受け付ける。出力部140は、後述する出力IF15を介して接続された出力装置へ、追悼コンテンツ管理装置10に記憶された情報の出力を行う。通信部150は、情報処理装置20との情報の送信及び受信を仲介する。
処理部110は、追悼管理情報登録部111と、コンテンツ登録部112と、コンテンツ管理部113と、通知部114と、管理権限判定部115とを有する。追悼管理情報登録部111は、管理者の操作する情報処理装置20から、追悼対象となる人又は物の指定を受け付け、追悼対象者として登録する。また、追悼管理情報登録部111は、管理者又は預託者の有する情報処理装置20から、追悼コンテンツの公開状況に関する設定情報の登録要求を受け付け、後述の追悼管理情報122に登録する。
追悼管理情報登録部111は、管理者を追悼対象者とする第1の追悼コンテンツを作成するか、又は、管理者以外の人又は物を追悼対象者とする第2の追悼コンテンツを作成するか、のいずれか一方の選択を管理者の情報処理装置20から受け付ける。追悼管理情報登録部111は、第1の追悼コンテンツの作成指示を受け付ける場合に、追悼対象者である管理者からのメッセージと、メッセージの送信先とを管理者の情報処理装置20から受け付け、第1の追悼コンテンツに関連付けて登録してもよい。
また、追悼管理情報登録部111は、管理者の情報処理装置20から、招待者を示す情報を受け付けると、追悼コンテンツと関連付けて登録する。招待者はメンバーとして取り扱われ、追悼コンテンツへの投稿が可能となる。メンバーの設定方法はこれに限られず、例えば追悼コンテンツへのアクセスを希望するユーザーの申請を受け付けた後、管理者の承認によりメンバーに設定されてもよい。
コンテンツ登録部112は、追悼コンテンツに表示させる情報を後述の追悼コンテンツ情報123に登録する。例えばコンテンツ登録部112は、公開された追悼コンテンツに対する、メンバーによるメッセージや、写真・動画等の画像コンテンツ、URL等のリンク情報、後述の献花ボタンを用いた献花等の投稿を受信すると、追悼コンテンツ情報123に登録する。
コンテンツ管理部113は、追悼コンテンツの表示情報を生成し、設定情報に応じて公開する。コンテンツ管理部113は、コンテンツ登録部112により登録された情報を用いてコンテンツの表示情報を生成する。例えば、コンテンツ管理部113は、メンバーからの投稿を追悼コンテンツに表示させる。
通知部114は、追悼コンテンツに関する通知を情報処理装置20に対して送信する。例えば通知部114は、管理者から第1の追悼コンテンツを有効化する設定情報の登録要求を受け付けると、預託者の情報処理装置20に通知する。また、通知部114は、預託者から第1の追悼コンテンツの公開指示を受け付けると、公開する第1の追悼コンテンツと関連するメッセージの送信先にメッセージを送信する。
管理権限判定部115は、追悼コンテンツの管理権限を有する者を判定する。例えば管理権限判定部115は、管理者から第1の追悼コンテンツを有効化する設定情報の登録要求を受け付けると、預託者又は管理者の有する情報処理装置20から受け付けた情報が所定の条件を満たす場合に、預託者が管理権限を有すると判定する。預託者が複数存在する場合、管理権限判定部115は、預託者の各々が管理権限を有すると判定する。
例えば管理権限判定部115は、有効化した追悼コンテンツに対し、預託者から公開指示を受け付けた場合において、公開指示から所定時間以内に追悼対象者から公開中止の指示がない場合に、預託者が管理権限を有すると判定する。なお、管理権限判定部115が管理権限の判定に用いる条件は本例に限定されない。例えば、預託者から公開指示を受け付ける際、命日等の所定情報の入力を受け付けた場合に、預託者が管理権限を有すると判定してもよい。また例えば、預託者が複数である場合に、預託者の全員から公開を示す設定情報の登録要求を受け付けた場合に、所定の条件を満たすものとして、預託者の全員が管理権限を有するものと判定してもよい。
なお、管理権限判定部115は、預託者が複数である場合、公開指示を送信した預託者を主たる管理者とし、他の預託者を一般預託者とするなど、管理権限に差を設けてもよい。
記憶部120は、ユーザー情報121と、追悼管理情報122と、追悼コンテンツ情報123とを記憶している。ユーザー情報121は、追悼コンテンツ情報123を利用するユーザーに関する情報である。ユーザーには、管理者、預託者、追悼コンテンツを閲覧するメンバーなど、追悼コンテンツ管理サービスに登録した者が含まれる。例えばユーザーは、ユーザーIDとパスワードとを登録することで、追悼コンテンツ管理サービスへのログインが可能となる。
追悼管理情報122は、追悼コンテンツに関する管理情報を含む。例えば追悼管理情報122は、追悼コンテンツの設定情報を含む。追悼コンテンツ情報123は、追悼コンテンツに表示する情報を含む。例えば追悼コンテンツ情報123は、メンバーにより投稿された情報を含む。
情報処理装置20は、処理部210と、入力部230と、出力部240と、通信部250とを有する。処理部210は、情報処理装置20の全体を統括的に制御する。入力部230は、入力IFを介して接続される入力装置から、情報処理装置20への情報の入力を受け付ける。出力部240は、出力IFを介して接続された出力装置へ、情報処理装置20に記憶された情報の出力を行う。通信部250は、追悼コンテンツ管理装置10との情報の送信及び受信を仲介する。
処理部210は、コンテンツ情報受付部211と、コンテンツ表示部212とを備える。コンテンツ情報受付部211は、追悼コンテンツに関する情報の入力操作を受け付ける。コンテンツ情報受付部211は、例えば追悼コンテンツの設定情報の登録要求の入力操作を受け付ける。
情報処理装置20が管理者により操作される場合、コンテンツ情報受付部211は、例えば作成する追悼コンテンツに関する情報の入力操作を受け付ける。コンテンツ情報受付部211は、情報処理装置20が預託者により操作される場合、有効化された追悼コンテンツに対する公開指示の入力操作を受け付ける。コンテンツ情報受付部211は、情報処理装置20がメンバーにより操作される場合、追悼コンテンツへの投稿に関する入力操作を受け付ける。
コンテンツ表示部212は、追悼コンテンツ管理装置10により管理される追悼コンテンツを出力部240に表示させる。コンテンツ表示部212は、追悼コンテンツ管理装置10のコンテンツ管理部113により生成された追悼コンテンツの表示情報を用いて、追悼コンテンツを表示装置に表示させる。
図3は、ユーザー情報121のデータ構造の一例を示す図である。ユーザー情報121は、例えばユーザーID121aと、氏名121bと、連絡先121cと、パスワード121dと、を含む。
ユーザーID121aは、ユーザーを特定する識別情報である。氏名121bは、ユーザーの氏名を示す文字列である。連絡先121cは、ユーザーの連絡先である。例えば連絡先121cは、ユーザーのメールアドレス、電話番号、又はユーザーの利用するSNS(Social Networking Service)のアカウント情報である。パスワード121dは、ユーザーにより登録されたパスワードであって、ユーザーが追悼コンテンツ管理サービスにログインするために用いられる。
図4は、追悼管理情報122のデータ構造の一例を示す図である。追悼管理情報122は、例えば管理ID122aと、URL122bと、管理者ID122cと、種別122dと、管理者との関係122eと、設定情報122fと、預託者ID122gと、公開メンバーID122hと、メッセージ送信メンバーID122iと、送信メッセージ122jと、を含む。
管理ID122aは、追悼コンテンツを特定する識別情報である。URL122bは、管理ID122aにより特定される追悼コンテンツへのアクセスに用いるURLである。管理者ID122cは、追悼コンテンツの管理者を特定する識別情報であって、ユーザー情報121のユーザーID121aに対応している。
種別122dは、管理者ID122cにより特定される管理者が、追悼対象者であるか否かを示す情報である。例えば種別122dが「0」である場合、管理者ID122cにより特定される管理者が追悼対象者である。種別122dが「1」である場合、管理者ID122cにより特定される管理者は追悼対象者でない。
管理者との関係122eは、管理者と追悼対象者との関係を示す情報である。例えば管理者との関係122eは、「友人」、「家族」、「ペット」、「パブリック」等を示す情報である。種別122dが、管理者が追悼対象者であることを示す情報である場合、管理者との関係122eには情報が含まれていなくてもよい。設定情報122fは、管理ID122aにより特定される追悼コンテンツの公開状況に関する情報である。設定情報122fは、例えば「未有効化」、「未公開」、「公開準備中」、「限定公開」、「公開」、「非公開」等を示す情報である。
預託者ID122gは、預託者を特定する識別情報である。公開メンバーID122hは、追悼コンテンツを公開する対象となるメンバーを特定する識別情報である。メッセージ送信メンバーID122iは、預託者により追悼コンテンツが公開された場合に、メッセージを送信するユーザーを特定する識別情報である。送信メッセージ122jは、預託者により追悼コンテンツが公開された場合に、メッセージ送信メンバーID122iにより特定されるメンバーに対して送信されるメッセージの記載個所を示す、追悼コンテンツ管理サービスのURLである。
なお、預託者ID122gと、公開メンバーID122hと、メッセージ送信メンバーID122iとは、ユーザー情報121のユーザーID121aと対応している。
図5は、追悼コンテンツ情報123のデータ構造の一例を示す図である。追悼コンテンツ情報123は、管理ID123aと、献花数123bと、メッセージ123cと、画像123dと、外部リンクURL123eと、課金情報123fと、年表情報123gとを含む。
管理ID123aは、追悼コンテンツを特定する識別情報であって、追悼管理情報122の管理ID122aと対応している。献花数123bは、追悼コンテンツに対して入力された献花数の累計である。メッセージ123cは、追悼コンテンツに表示されるメッセージを示す文字列である。画像123dは、追悼コンテンツに表示される静止画、動画等の画像を特定する情報である。外部リンクURL123eは、追悼コンテンツに表示されるリンク先を示すURLである。
課金情報123fは、追悼コンテンツに対して課金された金額や課金履歴を示す情報である。例えば、追悼コンテンツは一定期間を超えて使用する場合に、管理者による課金が必要となるよう制御される。年表情報123gは、追悼対象者の経歴に関する情報である。なお、メッセージ123c、画像123d、外部リンクURL123e、及び年表情報123gは、管理者により投稿されたものであってもよいし、メンバーにより投稿されたものであってもよい。
図6は、追悼コンテンツ管理装置10のハードウェア構成例を示す図である。追悼コンテンツ管理装置10は、演算装置11と、メモリ12と、外部記憶装置13と、入力IF(Interface)14と、出力IF15と、通信IF16とを備え、各構成要素はバスにより接続されている。
演算装置11はCPU(Central Processing Unit)等の処理装置であり、メモリ12又は外部記憶装置13に記録されたプログラムに従って処理を実行する。追悼コンテンツ管理装置10では、メモリ12又は外部記憶装置13上に読み出されたプログラムに従って動作する演算装置11により処理が行われる。処理部110は、演算装置11がプログラムを実行することにより各々の機能を実現する。
メモリ12は、RAM(Random Access Memory)又はフラッシュメモリ等の記憶装置であり、プログラムやデータが一時的に読み出される記憶エリアとして機能する。外部記憶装置13は、例えばHDD(Hard Disk Drive)や、CD-R(Compact Disc- Recordable)、DVD-RAM(Digital Versatile Disk-Random Access Memory)等の書き込み及び読み出し可能な記憶メディア及び記憶メディア駆動装置等である。記憶部120は、メモリ12又は外部記憶装置13によりその機能が実現される。なお、記憶部120は、通信IF16を介して接続される記憶装置によってその機能が実現されてもよい。
入力IF14は、操作者からの入力操作を受け付けるためのインターフェイスであり、例えばタッチパネル、キーボード、マウス、マイク等の入力装置が接続される。出力IF15は、追悼コンテンツ管理装置10に内蔵されたLCD(Liquid Crystal Display)ディスプレイ等の出力装置に対して情報を出力するためのインターフェイスである。
通信IF16は、追悼コンテンツ管理装置10をネットワークNに接続するためのインターフェイスであって、例えばLAN(Local Area Network)カード等の通信デバイスである。
なお、追悼コンテンツ管理装置10の各構成要素の処理は、1つのハードウェアで実行されてもよいし、複数のハードウェアで実行されてもよい。また、追悼コンテンツ管理装置10の各構成要素の処理は、1つのプログラムで実現されてもよいし、複数のプログラムで実現されてもよい。
情報処理装置20のハードウェア構成は、追悼コンテンツ管理装置10と同様であるため、説明を省略する。なお、情報処理装置20は、出力IFを経由した画面の表示が可能である。
図7は、追悼コンテンツ生成処理の一例を示すフローチャートである。本図の処理は、追悼コンテンツ管理装置10において実行される処理であって、例えばユーザーが情報処理装置20にユーザーID及びパスワードを入力し、追悼コンテンツ管理サービスにログインすると開始される。
まず、コンテンツ登録部112は、メニュー画面260を表示させる(ステップS11)。具体的には、コンテンツ登録部112は、メニュー画面260の表示情報を生成して情報処理装置20に送信する。情報処理装置20のコンテンツ表示部212は、受信した表示情報を用いてメニュー画面260を表示する。
図9は、メニュー画面260の一例を示す図である。メニュー画面260は、表示コンテンツ選択領域261と、コンテンツ一覧表示領域262と、第1の追悼コンテンツ作成ボタン263と、第2の追悼コンテンツ作成ボタン264とを含む。
表示コンテンツ選択領域261は、ユーザーに対する追悼コンテンツの分類を選択可能に表示する。例えば表示コンテンツ選択領域261には、「自分がメンバーの追悼コンテンツ」、「自分が管理している追悼コンテンツ」、「自分の追悼コンテンツ」、「自分が預託されている追悼コンテンツ」といった分類が選択可能に表示される。
コンテンツ一覧表示領域262は、表示コンテンツ選択領域261において選択された分類の追悼コンテンツの一覧を表示する領域である。図9に示す例では、表示コンテンツ選択領域261において、「自分が管理している追悼コンテンツ」の分類が選択されているため、コンテンツ一覧表示領域262には、ログインしたユーザーが管理者である追悼コンテンツの一覧が表示される。
第1の追悼コンテンツ作成ボタン263は、第1の追悼コンテンツの作成指示を受け付けるボタンである。第2の追悼コンテンツ作成ボタン264は、第2の追悼コンテンツの作成指示を受け付けるボタンである。
コンテンツ一覧表示領域262には、コンテンツ毎に、表示項目として、追悼コンテンツ表示ボタン265と、設定情報・残日数表示領域266と、編集ボタン267と、招待ボタン268と、が表示される。追悼コンテンツ表示ボタン265は、追悼コンテンツの表示指示の入力操作を受け付けるボタンである。追悼コンテンツ表示ボタン265が入力操作を受け付けると、後述の追悼コンテンツ画面290が表示される。
設定情報・残日数表示領域266には、追悼コンテンツの設定情報と、追悼コンテンツを利用可能な残日数とが表示される。本実施形態では、一定期間を超えて使用する追悼コンテンツに対して課金が必要となるため、課金せず使用できる期間が残日数として表示されるが、残日数の表示は必須ではない。
編集ボタン267は、追悼コンテンツの編集の入力操作を受け付けるためのボタンである。招待ボタン268は、追悼コンテンツにメンバーを招待するための入力操作を受け付けるボタンである。
なお、図9のコンテンツ一覧表示領域262には、ユーザー自身が管理者である追悼コンテンツに対する表示項目が表示されているが、コンテンツ一覧表示領域262に表示される表示項目は本例に限定されない。例えば、ユーザー自身がメンバーである追悼コンテンツの一覧を表示する場合、設定情報・残日数表示領域266、編集ボタン267、及び招待ボタン268は表示されなくてもよく、追悼コンテンツのメンバーの総数が表示されてもよい。
また例えば、ユーザー自身が追悼対象者である追悼コンテンツを表示する場合、コンテンツ一覧表示領域262には、図示しない預託者一覧表示ボタンと、設定情報変更ボタンと、コンテンツ削除指示ボタンと、が表示されてもよい。管理者は、設定情報変更ボタンを操作することにより、追悼コンテンツを有効化する設定情報の登録要求を追悼コンテンツ管理装置10に送信することができる。
説明を図7に戻す。追悼管理情報登録部111は、第1の追悼コンテンツか、又は第2の追悼コンテンツの、どちらの追悼コンテンツの作成指示を受け付けたか否かを判定する(ステップS12)。具体的には、追悼管理情報登録部111は、メニュー画面260において、第1の追悼コンテンツ作成ボタン263か、又は第2の追悼コンテンツ作成ボタン264のどちらのボタンへの入力操作を受け付けたかを判定する。なお、第1の追悼コンテンツ作成ボタン263を入力した者、及び第2の追悼コンテンツ作成ボタン264を入力した者は、管理者として取り扱われる。
追悼管理情報登録部111が、第1の追悼コンテンツの作成指示を受け付けたと判定する場合(ステップS12で「第1の追悼コンテンツ」の場合)、追悼管理情報登録部111は、第1の追悼コンテンツ作成ボタン263の入力操作を行った管理者(追悼対象者)に関する情報の入力を受け付ける(ステップS13)。具体的には、追悼管理情報登録部111は、第1の追悼コンテンツ作成画面270の表示情報を生成して情報処理装置20に送信し、情報処理装置20を操作する管理者に関する情報の入力を受け付ける。なお、第1の追悼コンテンツは、管理者が追悼対象者である場合の追悼コンテンツであるため、管理者は追悼対象者でもある。追悼管理情報登録部111は、追悼対象者に関する情報として、例えば管理者の氏名の入力を受け付ける。
図10は、第1の追悼コンテンツ作成画面270の一例を示す図である。第1の追悼コンテンツ作成画面270は、追悼対象者入力領域271と、追悼コンテンツ入力領域272と、預託者入力領域273と、追悼コンテンツ確認ボタン274と、更新ボタン275とを含む。
追悼対象者入力領域271は、管理者自身に関する情報の入力を受け付ける領域である。例えば追悼対象者入力領域271は、管理者の氏名、追悼コンテンツに対する管理者の表示名、誕生年月日、及びサムネイル用の写真の入力を受け付ける。
追悼コンテンツ入力領域272は、追悼コンテンツに関する設定を受け付ける領域である。例えば追悼コンテンツ入力領域272は、設定情報、メンバー申請方法、メンバーによる画像投稿可否、及び管理者の経歴を含む年表に関する情報の入力を受け付ける。
一例として、追悼管理情報登録部111は、追悼コンテンツ入力領域272において、「公開」、「限定公開」、「未公開」、又は「編集中」のいずれかの設定情報の指定を受け付ける。「公開」とは、誰でも検索と閲覧が可能な公開状況を示し、「限定公開」とは、検索対象となるがメンバーのみが閲覧可能な公開状況を示し、「未公開」とは、検索対象でなく、メンバーのみが閲覧可能な公開状況を示し、「編集中」とは、誰にも公開しない公開状況を示す。付言すれば、本実施形態において、追悼コンテンツ入力領域272において、「編集中」以外の設定情報が指定された場合においても、預託者による公開指示後に追悼コンテンツが公開される。しかしながら、預託者による公開指示を待たずに公開することを妨げるものではない。
また、一例として、追悼管理情報登録部111は、メンバー申請方法として、承認制とするか、メンバーシップパスワード制かの指定を受け付ける。承認制とは、管理者が承認した者のみがメンバーとして追悼コンテンツを閲覧可能とする設定を示し、メンバーシップパスワード制とは、パスワードを入力した者がメンバーとして追悼コンテンツを閲覧可能とする設定を示す。
預託者入力領域273は、管理者が管理権限を預託する預託者の指定を受け付ける領域である。預託者入力領域273は、預託者の氏名及び連絡先の入力操作を受け付ける。なお、預託者入力領域273は、複数の預託者の指定を受け付けることができる。追悼コンテンツ確認ボタン274は、追悼コンテンツのプレビュー画面の表示指示を受け付けるボタンである。更新ボタン275は、第1の追悼コンテンツ作成画面270に入力された情報を記憶部120に記憶させる指示を受け付けるボタンである。
説明を図7に戻す。次に、追悼管理情報登録部111は、追悼コンテンツ情報123の入力を受け付ける(ステップS14)。具体的には、追悼管理情報登録部111は、第1の追悼コンテンツ作成画面270の追悼コンテンツ入力領域272に対する、設定情報、メンバー申請方法、及び画像投稿可否の入力操作を受け付ける。
次に、追悼管理情報登録部111は、預託者に関する情報の入力を受け付ける(ステップS15)。具体的には、追悼管理情報登録部111は、第1の追悼コンテンツ作成画面270の預託者入力領域273に対する、預託者に関する情報の入力操作を受け付ける。
次に、追悼管理情報登録部111は、更新ボタン275の選択を受け付ける(ステップS16)。追悼管理情報登録部111は、第1の追悼コンテンツ作成画面270の更新ボタン275の入力操作を受け付ける。
次に、追悼管理情報登録部111は、追悼管理情報122を生成する(ステップS17)。具体的には、追悼管理情報登録部111は、第1の追悼コンテンツ作成画面270に対して入力された情報を用いて、追悼管理情報122のレコードを生成する。なお、生成された追悼管理情報122のレコード内の種別122dは、「0」である。
付言すれば、第1の追悼コンテンツ作成画面270の追悼コンテンツ入力領域272において、どの設定情報が選択されたとしても、管理者により有効化の入力操作がされるまで、追悼管理情報122の設定情報122fは「未有効化」となる。しかしながら、追悼管理情報登録部111は、追悼コンテンツ入力領域272に入力された設定情報を記憶部120の図示しない領域に格納する。追悼管理情報登録部111は、管理権限判定部115により預託者が管理権限を有すると判定された場合に、格納した設定情報を用いて追悼管理情報122の設定情報122fを更新する。
次に、追悼管理情報登録部111は、追悼コンテンツ情報123を生成する(ステップS18)。具体的には、追悼管理情報登録部111は、第1の追悼コンテンツ作成画面270に対して入力された情報を用いて、追悼管理情報122のレコードを生成する。例えば追悼管理情報登録部111は、ステップS15において作成した追悼管理情報122のレコードに含まれる管理ID122aを管理ID123aとし、追悼コンテンツ入力領域272に入力された年表に関する情報を年表情報123gとして追悼コンテンツ情報123のレコードを生成する。その後、追悼コンテンツ管理装置10の処理部110は本フローチャートの処理を終了する。
ステップS12において、追悼管理情報登録部111が、第2の追悼コンテンツの作成指示を受け付けたと判定する場合(ステップS12で「第2の追悼コンテンツ」の場合)、追悼管理情報登録部111は、追悼対象者に関する情報の入力を受け付ける(ステップS19)。具体的には、追悼管理情報登録部111は、第2の追悼コンテンツ作成画面280の表示情報を生成して情報処理装置20に送信し、追悼対象者に関する情報の入力を受け付ける。なお、第2の追悼コンテンツは、管理者が追悼対象者でない場合の追悼コンテンツである。追悼管理情報登録部111は、管理者に関する情報として、例えば追悼対象者の氏名と、管理者と追悼対象者との関係と、追悼対象者の命日の入力を受け付ける。
図11は、第2の追悼コンテンツ作成画面280の一例を示す図である。第2の追悼コンテンツ作成画面280は、追悼対象者入力領域281と、追悼コンテンツ入力領域282と、追悼コンテンツ確認ボタン283と、更新ボタン284とを含む。
追悼対象者入力領域281は、追悼対象者に関する情報の入力を受け付ける領域である。例えば、追悼対象者入力領域281は、追悼対象者の氏名と、追悼対象者と管理者との関係と、追悼対象者の誕生日と、命日との入力を受け付ける。
追悼コンテンツ入力領域282は、追悼コンテンツに関する設定を受け付ける領域である。例えば追悼コンテンツ入力領域282は、第1の追悼コンテンツ作成画面270の追悼コンテンツ入力領域272と同様に、設定情報、メンバー申請方法、メンバーによる画像投稿可否、及び管理者の経歴を含む年表に関する情報の入力を受け付ける。なお、追悼コンテンツ入力領域282は、図11に示すように、追悼対象者の写真と、追悼対象者に関するイベント情報の入力を受け付けてもよい。
追悼コンテンツ確認ボタン283は、第1の追悼コンテンツ作成画面270における追悼コンテンツ確認ボタン274と同様に、追悼コンテンツのプレビュー画面の表示指示を受け付けるボタンである。更新ボタン284は、第1の追悼コンテンツ作成画面270における更新ボタン275と同様に、第2の追悼コンテンツ作成画面280に入力された情報を記憶部120に記憶させる指示を受け付けるボタンである。第2の追悼コンテンツ作成画面280は、図11に示すように、有償版への変更を受け付けるためのボタンが表示されていてもよい。
説明を図7に戻す。次に、追悼管理情報登録部111は、追悼コンテンツ情報123の入力を受け付ける(ステップS20)。具体的には、追悼管理情報登録部111は、第2の追悼コンテンツ作成画面280の追悼コンテンツ入力領域282に対する情報の入力を受け付ける。例えば追悼管理情報登録部111は、追悼コンテンツ入力領域282に対し、設定情報、メンバー申請方法、画像投稿可否、イベント情報、及び年表の入力を受け付ける。
ステップS21、ステップS22、及びステップS23において行われる処理は、ステップS16、ステップS17、及びステップS18において行われる処理と同様であるため、説明を省略する。その後、追悼コンテンツ管理装置10の処理部110は本フローチャートの処理を終了する。
なお、設定情報が「公開」、「限定公開」、「非公開」に設定された追悼コンテンツは、閲覧権限を有する者に公開される。追悼コンテンツ管理装置10のコンテンツ管理部113は、追悼コンテンツ管理サービスにログインした情報処理装置20からメニュー画面260を要求されると、ログイン情報を用いて閲覧権限を有する追悼コンテンツを抽出する。コンテンツ管理部113は、閲覧権限を有する追悼コンテンツを選択可能にメニュー画面260に表示させる。
図12は、追悼コンテンツ画面290の一例を示す図である。追悼コンテンツ画面290は、追悼対象者の氏名又は名称のほか、献花・メッセージ入力領域291と、イベント表示領域292と、年表表示領域293と、画像表示領域294と、外部リンク表示領域295と、コミュニティー表示領域296とを含む。
献花・メッセージ入力領域291は、追悼対象者に対する献花の入力操作を受け付ける献花アイコンと、追悼対象者に対するメッセージの入力画面を表示するためのメッセージアイコンとを含む。献花・メッセージ入力領域291は、献花アイコンに対して入力された献花数の累計を含んでもよい。献花アイコンが選択されると、献花数が増加する。
イベント表示領域292は、追悼対象者に関するイベントの情報を表示する。イベント表示領域292には、例えばイベントの名称や開催場所、開催日時等の情報が表示される。年表表示領域293には、追悼対象者の命日を含む日時と経歴とを含む年表が表示される。
画像表示領域294には、管理者やメンバー等により投稿された画像が表示される。外部リンク表示領域295には、追悼対象者に関する外部のウェブページへのリンク先を示すURLが表示される。コミュニティー表示領域296には、追悼対象者と関連するコミュニティーに関する情報が表示される。
例えば、追悼対象者でないメンバーが、メッセージや、写真・動画等の画像コンテンツ、外部ウェブページのリンク情報、献花等の投稿を行うと、コンテンツ管理部113は投稿をそれぞれの表示領域に表示するよう、コンテンツ表示画面の表示情報を生成し、情報処理装置20に送信する。
なお、追悼コンテンツ管理装置10が投稿を受け付けた場合、通知部114は、投稿内容を管理者に通知することができる。コンテンツ登録部112は、管理者による承認を経た投稿を追悼コンテンツに表示するものであってもよい。
本実施形態によれば、容易にアクセスできる追悼コンテンツを使用して追悼を行うことができ、追悼を行う者の利便性が向上する。また、自分の追悼コンテンツだけでなく、他者や物に対する追悼コンテンツを容易に作成することができる。
図8は、第1の追悼コンテンツの設定情報変更処理の一例を示すシーケンス図である。本シーケンス図の処理は、第1の追悼コンテンツを作成した管理者が、追悼コンテンツを有効化する場合に行われる処理である。本図に示す例では、追悼対象者である管理者が情報処理装置20Aを操作し、預託者が情報処理装置20Bを操作する。例えば第1の追悼コンテンツを作成した管理者が、メニュー画面260に表示された設定情報変更ボタンを操作し、有効化の入力操作を行うと開始される。
付言すれば、本処理開始前において、有効化の入力操作が行われた追悼コンテンツに関する追悼管理情報122のレコードは、種別122dが「0」であり、設定情報122fが「未有効化」である。
まず、情報処理装置20Aのコンテンツ情報受付部211は、有効化の入力操作を受け付ける(ステップS31)。コンテンツ情報受付部211は、メニュー画面260に表示された設定情報変更ボタンを用いた、追悼コンテンツの有効化の入力操作を受け付ける。コンテンツ情報受付部211は、第1の追悼コンテンツを特定する情報と、有効化の入力操作を受け付けたことを示す情報とを追悼コンテンツ管理装置10に送信する。なお、追悼コンテンツ管理装置10の追悼管理情報登録部111は、追悼コンテンツに対する有効化の設定情報の登録要求を受け付けたものと取り扱う。
次に、追悼コンテンツ管理装置10の通知部114は、有効化の設定情報の登録要求を受け付けたことを預託者に通知する(ステップS32)。具体的には、通知部114は、ステップS31で送信された第1のコンテンツを特定する情報に対応する追悼管理情報122のレコードを特定する。通知部114は、特定した追悼管理情報122のレコードの預託者ID122gを参照して預託者を抽出し、預託者の操作する情報処理装置20Bに通知を送信する。なお、当該レコードに複数の預託者が登録されている場合、通知部114は筆頭の預託者に通知を送信してもよいし、預託者の全員に通知を送信してもよい。
次に、追悼コンテンツ管理装置10の追悼管理情報登録部111は、設定情報を未公開に変更する(ステップS33)。具体的には、追悼管理情報登録部111は、ステップS32で特定された追悼管理情報122のレコードの設定情報122fを、「未有効化」から「未公開」へと変更する。
次に、情報処理装置20Bのコンテンツ情報受付部211は、本人の死去を認識した場合に、公開指示の入力操作を受け付ける(ステップS34)。具体的には、情報処理装置20Bを操作する預託者は、本人の死去など、第1の追悼コンテンツを公開する必要があると判断した場合、追悼コンテンツ管理サービスにログインする。
情報処理装置20Bのコンテンツ表示部212は、預託された追悼コンテンツをコンテンツ一覧表示領域262に表示するメニュー画面260を表示する。コンテンツ情報受付部211は、メニュー画面260のコンテンツ一覧表示領域262に含まれる図示しない設定情報変更ボタンに対する、第1の追悼コンテンツの公開指示の入力操作を受け付ける。コンテンツ情報受付部211は、公開指示の入力操作を受け付けたことを示す情報を、追悼コンテンツ管理装置10に送信する。
次に、追悼コンテンツ管理装置10の追悼管理情報登録部111は、設定情報を公開準備中に変更する(ステップS35)。具体的には、追悼管理情報登録部111は、情報処理装置20Bから第1の追悼コンテンツの公開指示を受け付けると、設定情報として登録する。より詳細には、追悼管理情報登録部111は、ステップS32で特定された追悼管理情報122のレコードの設定情報122fを、「未公開」から「公開準備中」に変更する。
なお、ステップS32において、複数の預託者に通知が送信された場合において、追悼管理情報登録部111は、預託者の一人から第1の追悼コンテンツの公開指示を受け付けると、設定情報として登録することができる。しかしながら、追悼管理情報登録部111の設定情報の登録の条件はこれに限られず、例えば預託者の全員から公開指示を受け付けた場合に限り、設定情報を登録するものであってもよい。
次に、通知部114は、追悼対象者の連絡先に通知する(ステップS36)。具体的には、通知部114は、追悼管理情報122の管理者ID122cを用いて追悼対象者の連絡先を特定し、預託者から公開指示を受け付けたことを示す通知を送信する。
次に、追悼管理情報登録部111は、所定時間内に追悼対象者から公開中止の指示がない場合、設定情報を公開に変更する(ステップS37)。具体的には、追悼管理情報登録部111は、ステップS34において情報処理装置20Bから送信された公開指示を受信してから所定時間(例えば48時間)以内に、ステップS36で通知を行った追悼対象者から、公開中止の指示を受け付けない場合に、ステップS32で特定された追悼管理情報122の対象レコードの設定情報122fを、「公開準備中」から「公開」に変更する。
なお、変更後の設定情報は、「公開」に限定されるものではない。追悼管理情報登録部111は、記憶部120の図示しない領域に記憶された、追悼対象者により登録された設定情報に変更するものであればよい。例えば、第1の追悼コンテンツ作成画面270の追悼コンテンツ入力領域272に対し、追悼対象者である管理者が限定公開を示す設定情報を選択した場合、変更後の設定情報は「限定公開」に変更される。
付言すれば、ステップS36による通知を受領した追悼対象者が、所定時間内に公開中止の指示を追悼コンテンツ管理装置10に送信した場合、追悼コンテンツ管理装置10は本シーケンス図の処理をステップS33に戻す。即ち、追悼管理情報登録部111は、追悼管理情報122の対象レコードの設定情報122fを、「公開準備中」から「未公開」に変更する。
次に、管理権限判定部115は、追悼管理情報122の管理者を預託者に変更する(ステップS38)。具体的には、管理権限判定部115は、管理権限の引継ぎに関する所定の条件を満たすものとして、預託者が管理権限を有すると判定する。即ち、管理権限判定部115は、追悼管理情報122のレコードの管理者ID122cを、預託者のユーザーIDに変更する。なお、先述したように、管理権限の引継ぎに関する条件は、本図の例に示す公開指示及び所定期間内の公開中止の指示を受け付ける点に限定されるものではない。
なお、追悼管理情報登録部111は、追悼管理情報122の対象レコードの種別122dを、「0」から「1」に変更し、管理者との関係122eに「預託者」を示す情報を格納する。
次に、通知部114は、予め登録された者に、公開を示す通知を送信する(ステップS39)。具体的には、通知部114は、追悼管理情報122の対象レコードの公開メンバーID122hにより特定されるユーザーに、追悼コンテンツの公開を通知する。また、通知部114は、対象レコードのメッセージ送信メンバーID122iにより特定されるユーザーに、送信メッセージ122jに含まれるURLを送信する。即ち、URLを受信したユーザーは、追悼対象者が生前に準備していたメッセージを読むことができる。
追悼コンテンツ管理装置10の処理部110、情報処理装置20Aの処理部210、及び情報処理装置20Bの処理部210は、本シーケンス図の処理を終了する。
以上、本実施形態により、ネットワークを通じてアクセス可能な追悼コンテンツを適切に管理することができる。特に、生前に作成した追悼コンテンツを、預託者を通じて死後に公開することができるため、追悼対象者や追悼を行う者の利便性向上に資する。追悼対象者が生前に設定した公開状況に応じて追悼コンテンツが公開され、生前に指定した通知先にメッセージが通知されるため、より追悼対象者の要望に応じた追悼コンテンツの提供が可能となる。
本実施形態によれば、遺された人へのラストメッセージや、追悼の際に使用してほしい画像等を、追悼対象者が自ら準備することができる。即ち、突然訪れる「死」に対し、追悼対象者が事前に備えることができ、利便性が向上する。
以上、本発明に係る各実施形態の説明を行ってきたが、本発明は、上記した実施形態の一例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施形態の一例は、本発明を分かり易くするために詳細に説明したものであり、本発明は、ここで説明した全ての構成を備えるものに限定されない。また、ある実施形態の一例の構成の一部を他の一例の構成に置き換えることが可能である。また、ある実施形態の一例の構成に他の一例の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の一例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることもできる。また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、図中の制御線や情報線は、説明上必要と考えられるものを示しており、全てを示しているとは限らない。ほとんど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
また、上記の追悼コンテンツ管理装置10、及び情報処理装置20の機能構成は、理解を容易にするために、主な処理内容に応じて分類したものである。構成要素の分類の仕方や名称によって、本願発明が制限されることはない。上述に示す通り、追悼コンテンツ管理装置10、及び情報処理装置20の構成は、処理内容に応じて、さらに多くの構成要素に分類することもできる。また、1つの構成要素がさらに多くの処理を実行するように分類することもできる。
1:追悼コンテンツ管理システム、10:追悼コンテンツ管理装置、20・20A・20B・20C・20D:情報処理装置、110・210:処理部、111:追悼管理情報登録部、112:コンテンツ登録部、113:コンテンツ管理部、114:通知部、115:管理権限判定部、120:記憶部、121:ユーザー情報、122:追悼管理情報、123:追悼コンテンツ情報、130・230:入力部、140・240:出力部、150・250:通信部、211:コンテンツ情報受付部、212:コンテンツ表示部、270:第1の追悼コンテンツ作成画面、260:メニュー画面、261:表示コンテンツ選択領域、262:コンテンツ一覧表示領域、263:第1の追悼コンテンツ作成ボタン、264:第2の追悼コンテンツ作成ボタン、265:追悼コンテンツ表示ボタン、266:設定情報・残日数表示領域、267:編集ボタン、268:招待ボタン、271・281:追悼対象者入力領域、272・282:追悼コンテンツ入力領域、273:預託者入力領域、274・283:追悼コンテンツ確認ボタン、275・284:更新ボタン、280:第2の追悼コンテンツ作成画面、290:追悼コンテンツ画面、291:献花・メッセージ入力領域、292:イベント表示領域、293:年表表示領域、294:画像表示領域、295:外部リンク表示領域、296:コミュニティー表示領域、N:ネットワーク
Claims (12)
- 管理者の操作する情報処理装置から追悼対象となる人又は物の指定を受け付け、追悼対象者として登録する追悼管理情報登録部と、
前記追悼対象者の追悼コンテンツに表示させる情報を登録するコンテンツ登録部と、
前記追悼コンテンツの表示情報を生成し、設定情報に応じて公開するコンテンツ管理部と、を備え、
前記追悼管理情報登録部は、前記追悼コンテンツの公開状況に関する前記設定情報の登録要求を受け付け、
前記コンテンツ登録部は、公開された前記追悼コンテンツに対する他者からの投稿を受け付けて登録することを特徴とする、追悼コンテンツ管理装置。 - 請求項1に記載の追悼コンテンツ管理装置であって、
前記追悼管理情報登録部は、前記管理者を前記追悼対象者とする第1の追悼コンテンツを作成するか、又は前記管理者以外の人又は物を前記追悼対象者とする第2の追悼コンテンツを作成するか、のいずれか一方の選択を前記管理者から受け付け、
前記第1の追悼コンテンツを作成する選択を受け付けた場合に、前記管理者から管理権限を引き継ぐ1又は複数の預託者の指定を受け付けることを特徴とする、追悼コンテンツ管理装置。 - 請求項2に記載の追悼コンテンツ管理装置であって、
前記追悼管理情報登録部が前記管理者から前記第1の追悼コンテンツを有効化する前記設定情報の登録要求を受け付けると、前記預託者に通知する通知部を備え、
前記追悼管理情報登録部は、前記設定情報が有効である場合に、前記預託者からの前記第1の追悼コンテンツの公開指示を受け付け、前記設定情報として登録することを特徴とする、追悼コンテンツ管理装置。 - 請求項3に記載の追悼コンテンツ管理装置であって、
前記第1の追悼コンテンツの管理権限を有する者を判定する管理権限判定部を備え、
前記管理権限判定部は、前記管理者から前記第1の追悼コンテンツを有効化する前記設定情報の登録要求を受け付けると、前記管理者又は前記預託者の有する前記情報処理装置から受け付けた情報が所定の条件を満たす場合に、前記預託者が管理権限を有すると判定することを特徴とする、追悼コンテンツ管理装置。 - 請求項4に記載の追悼コンテンツ管理装置であって、
前記管理権限判定部は、前記所定の条件として、前記預託者から前記第1の追悼コンテンツの公開指示を受け付けた場合において、所定時間内に前記追悼対象者から公開中止の指示がない場合に、前記預託者が管理権限を有すると判定することを特徴とする、追悼コンテンツ管理装置。 - 請求項3から5のいずれか一項に記載の追悼コンテンツ管理装置であって、
前記追悼管理情報登録部は、前記追悼対象者からのメッセージと、前記メッセージの送信先とを受け付けると、前記第1の追悼コンテンツに関連付けて登録し、
前記通知部は、前記預託者から前記第1の追悼コンテンツの公開指示を受け付けると、公開する前記第1の追悼コンテンツと関連する前記メッセージの送信先に前記メッセージを送信することを特徴とする、追悼コンテンツ管理装置。 - 請求項1から6のいずれか一項に記載の追悼コンテンツ管理装置であって、
前記追悼管理情報登録部は、前記管理者から招待者の指定を受け付けると、前記追悼コンテンツと関連付けて登録し、
前記コンテンツ管理部は、前記コンテンツ登録部により登録された前記招待者からの前記投稿を前記追悼コンテンツに表示させることを特徴とする、追悼コンテンツ管理装置。 - 請求項1から7のいずれか一項に記載の追悼コンテンツ管理装置であって、
前記コンテンツ管理部は、前記追悼対象者に対する献花の入力操作を受け付ける献花アイコンと、入力された献花数の累計とを含む前記追悼コンテンツを表示させることを特徴とする、追悼コンテンツ管理装置。 - 請求項1から8のいずれか一項に記載の追悼コンテンツ管理装置であって、
前記コンテンツ管理部は、前記追悼対象者の命日を含む日時と経歴とを表示する年表表示領域と、前記追悼対象者に関するイベント情報を表示するイベント表示領域とを含む前記追悼コンテンツを表示させることを特徴とする、追悼コンテンツ管理装置。 - 管理者の操作する情報処理装置と、追悼コンテンツを管理する追悼コンテンツ管理装置と、を有する追悼コンテンツ管理システムであって、
前記情報処理装置は、
追悼対象者として、追悼対象となる人又は物の入力操作を受け付けるとともに、前記追悼対象者の前記追悼コンテンツに表示させる情報の入力を受け付けるコンテンツ情報受付部を備え、
前記追悼コンテンツ管理装置は、
前記情報処理装置から受信した前記追悼対象者を登録する追悼管理情報登録部と、
前記情報処理装置から受信した前記情報を登録するコンテンツ登録部と、
前記追悼コンテンツの表示情報を生成し、設定情報に応じて公開するコンテンツ管理部と、を備え、
前記追悼管理情報登録部は、前記追悼コンテンツの公開状況に関する前記設定情報の登録要求を受け付け、
前記コンテンツ登録部は、公開された前記追悼コンテンツに対する他者からの投稿を受け付けて登録することを特徴とする、追悼コンテンツ管理システム。 - 追悼コンテンツ管理装置により実行される追悼コンテンツ管理方法であって、
管理者の操作する情報処理装置から追悼対象となる人又は物の指定を受け付け、追悼対象者として登録する追悼管理情報登録手順と、
前記追悼対象者の追悼コンテンツに表示させる情報を登録するコンテンツ登録手順と、
前記追悼コンテンツの表示情報を生成し、設定情報に応じて公開するコンテンツ表示手順と、を有し、
前記追悼管理情報登録手順において、前記追悼コンテンツの公開状況に関する前記設定情報の登録要求を受け付け、
前記コンテンツ登録手順において、公開された前記追悼コンテンツに対する他者からの投稿を受け付けて登録することを特徴とする、追悼コンテンツ管理方法。 - コンピューターの処理部に追悼コンテンツ管理方法を実行させるプログラムであって、
管理者の操作する情報処理装置から追悼対象となる人又は物の指定を受け付け、追悼対象者として登録する追悼管理情報登録手順と、
前記追悼対象者の追悼コンテンツに表示させる情報を登録するコンテンツ登録手順と、
前記追悼コンテンツの表示情報を生成し、設定情報に応じて公開するコンテンツ表示手順と、を実行させ、
前記追悼管理情報登録手順において、前記追悼コンテンツの公開状況に関する前記設定情報の登録要求を受け付け、
前記コンテンツ登録手順において、公開された前記追悼コンテンツに対する他者からの投稿を受け付けて登録することを特徴とする、プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022005682A JP2023104591A (ja) | 2022-01-18 | 2022-01-18 | 追悼コンテンツ管理装置、追悼コンテンツ管理システム、追悼コンテンツ管理方法、及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022005682A JP2023104591A (ja) | 2022-01-18 | 2022-01-18 | 追悼コンテンツ管理装置、追悼コンテンツ管理システム、追悼コンテンツ管理方法、及びプログラム |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2022005682A Pending JP2023104591A (ja) | 2022-01-18 | 2022-01-18 | 追悼コンテンツ管理装置、追悼コンテンツ管理システム、追悼コンテンツ管理方法、及びプログラム |
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- 2022-01-18 JP JP2022005682A patent/JP2023104591A/ja active Pending
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