JP2003006310A - ホームページへのアクセス制御装置であるカプセルサーバ、保存メールの発信制御装置であるカプセルメールサーバ及びこれらの装置を用いたメモリアル・ホームページのビジネス方法 - Google Patents

ホームページへのアクセス制御装置であるカプセルサーバ、保存メールの発信制御装置であるカプセルメールサーバ及びこれらの装置を用いたメモリアル・ホームページのビジネス方法

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JP2003006310A
JP2003006310A JP2001185755A JP2001185755A JP2003006310A JP 2003006310 A JP2003006310 A JP 2003006310A JP 2001185755 A JP2001185755 A JP 2001185755A JP 2001185755 A JP2001185755 A JP 2001185755A JP 2003006310 A JP2003006310 A JP 2003006310A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】クライアントの死亡通知を受けた後、クライア
ントの遺志を直ちに及び時を経て遺族又は会葬者に伝え
ることが可能となるサービスを提供する。 【解決手段】インターネット経由でアクセスされるWe
bサーバ7とVODサーバ13を、開示日程データによ
り、アクセスを制御するカプセルサーバ6とメールファ
イル5に格納されている保存メールを、発信日程データ
により、発信を制御するカプセルメールサーバ4を有す
るメモリアル・ホームページ1のサービスを提供するビ
ジネス方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホームページ、マ
ルチメディアデータ情報コンテンツへのアクセス制御及
び電子メールの発信を故人の遺志に基づいて故人に代わ
って行うサービスを提供するビジネス方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】故人の遺志を葬儀に反映させる方法とし
ては、遺言書、遺族に予め伝えておく、生前予約等があ
る。故人の遺志を時を経て遺族又は会葬者に伝える方法
としては、現在のところイベント企画としてのみ存在し
た筑波万博等で行われたタイムカプセル郵便、遺言書、
流行の兆しがある自分史等がある。故人の生きた証を後
世に残す方法としては、遺影、著作物、墓、位牌、DN
Aメモリアル(株式会社セキセー 名古屋市)、前記の
自分史等がある。会葬者の葬儀への参列記録としては、
香典帳、記帳簿等がある。会葬者等が遠方から弔意を伝
える方法としては、電報、電話、書簡、電子メール等が
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】高齢化、少子化、核家
族化、非婚化、個人主義の進行、価値観の多様化、地域
社会の崩壊等様々な社会の変化は、葬儀へも及んでい
る。葬儀それ自体の多様化、地域共同体主体から家族主
体の葬儀への変化等である。さらに、葬儀の意味合いも
「死者を弔う」ために行うというものから「死者自身が
この世と別れる」ために行うという新しい考え方が広ま
りつつある。例えば、生前予約等であらかじめ葬儀の取
り決めをしておくこと、遺される者に遺言書だけでな
く、自分の生きた証として自分史を編集すること等であ
る。
【0004】このような新しい試みが出てきてはいる
が、遺される家族にとっては、死は突然訪れる。悲嘆に
ひたる時間もない内に葬儀の準備をせざる得ないのが実
情である。又、遺言書は死後、時を経て公表されること
が常であることより、葬儀には間に合わないことが多々
ある。故人の遺志を遺族又は会葬者に伝えたり、生前予
約以外で故人の遺志を葬儀に反映させる方法は少ない。
したがって、遺族の意向で葬儀がとりおこなわれること
がほとんどである。
【0005】本発明は前記の実情に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、クライアントの死亡通知を受けた
後、故人(クライアント)の遺志を直ちに及び時を経て
遺族又は会葬者に伝えることが可能となるサービスを提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】図面において、1.イン
ターネット経由でアクセスされるWebサーバ7とVO
Dサーバ13を、開示日程データにより、要求されたホ
ームページが格納されているHTML文書8又はマルチ
メディアデータが格納されているビデオファイル14と
音声・音楽ファイル15へのアクセスを制御するアクセ
ス制御手段、を含むことを特徴とするカプセルサーバ
6。2.上記1において、さらに、メールファイル5に
格納されている保存メールを、発信日程データにより、
インターネット経由で要求されたアドレスへの発信を制
御する発信制御手段、を含むことを特徴とするカプセル
メールサーバ4。3.上記1又は2において、さらに、
前記Webサーバ7によって提供されるインターネット
上のメモリアル・ホームページ1は、そのバックエンド
に、入会受付及び代金決済と顧客情報の管理を行う顧客
管理システム10、顧客データを格納、検索するための
RDBMS11及び顧客データベースファイル12、ホ
ームページと保存メールをHP作成ウィザード2によっ
て簡便に生成させるHP・保存メール生成システム9の
各手段、を含むことを特徴とする前記メモリアル・ホー
ムページ1のサービスを提供するビジネス方法。
【0007】
【発明の実施の形態】図面において、Webサーバ7及
び他のサーバにもUNIX(登録商標)系マシン又はW
indows(登録商標)系マシンが使用されている。
各サーバは、ネットワークによって図面のように各々接
続され、さらに、Webサーバ7とVOD(Video On D
emand)サーバ13は、カプセルサーバ6を介してイン
ターネットに接続され、顧客管理システム10、HP・
保存メール生成システム9、カプセルサーバ6、カプセ
ルメールサーバ4は、インターネットに直接に接続され
ている。
【0008】Webサーバ7では、httpのデーモン
が起動されている。メモリアル又はセレモニー等を意味
する、又は連想させる英文字列が含まれるドメイン名で
インターネットよりアクセスされるWebサーバ7に
は、メモリアル・ホームページ1の情報を提示する初期
画面(トップページ)、入会申込・代金決済をする画
面、クライアント専用画面への入口画面、故人を記念す
るホームページ(以下、HPと表記する)へのポータル
サイトとしての情報を検索・提示する画面、電子メール
に関する機能を利用して本サイトに関する問い合わせ・
事務連絡をする画面、の各画面が形成されるHTML文
書がある。
【0009】メモリアル・ホームページ1の画面は、公
開領域と非公開領域に分かれている。公開領域は、クラ
イアントと一般閲覧者の共用であり、前記のメモリアル
・ホームページ1の情報を提示する初期画面(トップペ
ージ)、入会申込・代金決済をする画面、クライアント
専用画面への入口画面、故人を記念するHPへのポータ
ルサイトとしての情報を検索・提示する画面、電子メー
ルに関する機能を利用して本サイトに関する問い合わせ
・事務連絡をする画面である。
【0010】非公開領域は、クライアント専用であり、
入会申込・代金決済の画面で手続きを済ませたクライア
ントが、電子メールにより配信されたID・パスワード
を、非公開領域への入口のフォームへ入力することによ
って、入ることができる。そこでは、電子メールに関す
る機能を利用して本サイトに関する問い合わせ・事務連
絡をすることができ、さらに、ID・パスワードと同時
に電子メールにより配信されたクライアントのHPのU
RLを入力することで、自らを記念するHPを簡便に作
成することができるHP作成ウィザード2を使用でき、
又、作成途上のクライアント自身のHPを閲覧するこ
と、クライアント自身の保存メールの受信要求をし、受
信することができる。
【0011】メモリアル・ホームページ1のサービスを
提供する本サイトのサーバは、次の各サーバより構成さ
れている。Webサーバ7とHTML文書8からなるク
ライアント層、HP作成ウィザード2のCGIフォーム
生成等をするHP・保存メール生成システム9と入会申
込・代金決済の画面での手続き及びID・パスワード・
URL等の発行等を行う顧客管理システム10の2つの
アプリケーションサーバ層、SQL発生を行うRDBM
S(Relational DataBase Management System)1
1、顧客データベースファイル(relational databas
e)12からなるデータベースサーバ層の4つの層から
構成される多層型のクライアント/サーバシステムから
なる。また、マルチメディアデータのサーバとしてVO
Dサーバ13とビデオファイル14、音声・音楽ファイ
ル15が接続されており、テキスト、フリー又は自作C
GI、静止画、動画、3D画像、音声、音楽等を用いて
マルチメディア化されたHPを作成、提供することがで
きる。さらに、このWebサーバ7とVODサーバ13
には、HTML文書8又はマルチメディアデータが格納
されているビデオファイル14と音声・音楽ファイル1
5へのアクセス制御をするカプセルサーバ6、メールフ
ァイル5に格納されている保存メールの発信の制御、I
D・パスワード・URL等の発信及び本サービス提供会
社(団体)とユーザー間の事務連絡と問い合わせを行う
カプセルメールサーバ4、がある。
【0012】顧客管理システム10の働きは、以下のも
のである。メモリアル・ホームページ1の入会申込・代
金決済をする画面において、入会しようとするサービス
利用希望者は、入会申込のフォームへ氏名、性別、電子
メールアドレス、国籍、住所、出生地、年齢、生年月
日、家族構成、連絡先、電話番号、職業、所属組織(会
社名・学校名)、役職、学年、趣味、特技、信仰・宗
派、作成予定のHPの構成内容、ディスク使用容量、H
Pと発信完了後の保存メールの保存年限(7年、10
年、20年、33年等後に削除、さらに永年保存)等の
必要事項を入力、発信することによって、入会金、サー
ビス料、ディスク使用料等の見積もりを受けたうえで入
会申込を行い、さらに、クレジットカード又は振り込み
等の手段で本サイトの利用代金を支払うことでクライア
ントとなる。後日、HPの追加等で、契約内容の変更に
よる利用代金の変額が生じたときもこのフォームが利用
される。
【0013】以上の手続きを済ませたクライアントに
は、ID・パスワード(HP用)・URL(HP用と自
作CGI用)、FTPサーバ名、FTPアカウント、F
TPパスワード、ディスク使用可能容量等、が発行さ
れ、電子メールによってクライアントに発信され、ユー
ザー認証等に用いられる。ユーザ認証を簡略化する方法
としては、IDをクッキー情報として発信し、2度目以
降のアクセス時に配信済みのクッキー情報を受け取るよ
うにして、IDの入力を省略することもできる。又、最
初に配信されたパスワードを任意の他のパスワードへの
変更も随時できる。
【0014】クライアントは、受信したID・パスワー
ドを、非公開領域への入口のフォームへ入力することに
よって、非公開領域に入ることができる。クライアント
が、さらに、URLをHP作成ウィザード2の入口のフ
ォームへ入力することで、クライアントに成りすました
者によるHPの改ざんを防止しつつ、顧客管理システム
10は、HP・保存メール生成システム9に対しHPの
生成許可を与える。これによってHP・保存メール生成
システム9は、CGIフォーム生成を行い、クライアン
トは、HP作成ウィザード2が利用可能となる。
【0015】HP作成ウィザード2には、HP等のコン
テンツ入力以外にHPの開示及び保存メールの発信日程
の入力のための開示・発信日程フォームがあり、その開
示・発信日程データは、顧客管理システム10に送ら
れ、さらに、RDBMS11を通して前記の入会申込時
の、氏名、性別、電子メールアドレス、国籍、住所、出
生地、年齢、生年月日、家族構成、連絡先、電話番号、
職業、・・・等の様々な顧客データと共に顧客データベ
ースファイル12に格納される。
【0016】又、開示・発信日程データのうちの開示日
程データは、カプセルサーバ6に送られ、アクセス制御
に利用される。すなわち、クライアントが希望した期日
より以前の一般閲覧者等からのHPの閲覧要求は拒絶
し、期日以後は閲覧を許可する。ただし、ID・パスワ
ード及びURLを入力したクライアントは、たとえ、期
日以前においてであっても自身のHPの閲覧が可能であ
る。他人のHPを参考にしたり、本サービス提供会社
(団体)のサイト要員と相談等しながら、クライアント
は、自身の人生を重ねつつ、HPを必要があるときは、
契約条件を超えない範囲で、最新のものに随時、更新、
削除、追加が可能である。
【0017】開示・発信日程データのうちの発信日程デ
ータは、カプセルメールサーバ4に送られ、保存メール
発信制御に利用される。すなわち、通常の電子メール
は、発信すると即、メール送信ソフトによって配信され
てしまうところを、クライアントが希望した日程(葬儀
の当日、四十九日、三回忌、七回忌、妻子の誕生日等の
記念日その他)で、依頼されたアドレス宛に、メールフ
ァイル5に格納されている保存メールを発信することに
利用される。ただし、ID・パスワード及びURLを入
力したクライアントは、たとえ、期日以前においてであ
っても自身が作成した保存メールの受信が可能である。
クライアントは、自身の人生を重ねつつ、保存メールを
必要があるときは、契約条件を超えない範囲で、最新の
ものに随時、更新、削除、追加が可能である。
【0018】クライアントがHP及び保存メールの保
存、更新、削除、追加を行った旨の完了報告がHP・保
存メール生成システム9からあった日の期日データ及び
サイト要員が生存確認を行った日の期日データは、その
度毎に顧客管理システム10からRDBMS11を通し
て顧客データベースファイル12に格納される。
【0019】このいずれかの直近の期日データを基に、
クライアントが作成したHP及び保存メールが、クライ
アントによる閲覧、更新、削除、追加がある一定期間以
上の長期間なされない場合、クライアントが死亡した可
能性が考えられるので、顧客管理システム10は、生存
を確認する必要がある旨の信号を発する。この生存確認
要求を受けて、サイト要員は、クライアント本人又は予
めクライアントが指定した家族、人物、法人等宛てに電
子メール又は書簡等の郵送によってクライアントの生存
確認を行う。この生存確認の結果、クライアントの生存
が確認されたとき、サイト要員は、顧客管理システム1
0に生存確認の期日データを入力する。この期日データ
は、RDBMS11を通して顧客データベースファイル
12に格納される。又、クライアントの死亡が確認され
たとき、あるいは、生存確認を行う以前にクライアント
が指定した家族、人物、法人等よりクライアントの死亡
通知があったとき、サイト要員は、顧客管理システム1
0にクライアントの死亡の期日データを入力する。死亡
の期日データが入力された顧客管理システム10は、カ
プセルサーバ6及びカプセルメールサーバ4に、死亡通
知(死亡の期日データ)を送る。
【0020】顧客管理システム10は、HP・保存メー
ル生成システム9からの、HP、保存メール、マルチメ
ディアデータの保存、更新、削除、追加の完了報告を受
け、そのデータ(期日以外に作業内容、ディスク使用容
量、保存年限等)をRDBMS11を通して顧客データ
ベースファイル12に格納する。又、顧客管理システム
10は、カプセルメールサーバ4からの、保存メールの
発信完了報告を受け、その期日データをRDBMS11
を通して顧客データベースファイル12に格納する。さ
らに、発信された保存メールは、クライアントの意向に
沿ってメールファイル5より削除、又はその後も保存さ
れる。
【0021】顧客管理システム10は、Webサーバ7
及びVODサーバ13からのデータ検索要求を受けて、
RDBMS11を通して顧客データベースファイル12
を検索し、その結果を両サーバに返す。
【0022】HP・保存メール生成システム9の働き
は、以下のものである。顧客管理システム10のHPの
生成許可を受けて、HP・保存メール生成システム9
は、CGIフォーム生成を行う。生成されるフォーム
は、クライアントのHPの概略を決定するテンプレート
選択フォーム(ページ構成、リンクの設定、画面の背景
・配色、アイコン、掲示板等のCGI、マルチメディア
データ等の選択・配置)、保存メールを含むHPのコン
テンツを入力するフォームである。このテンプレート選
択フォームとコンテンツ入力フォームの2つに対し、必
要事項の選択及びコンテンツを入力をすることによっ
て、HP・保存メール生成システム9は、クライアント
の意図に沿ったHPのHTML文書を自動的に生成し、
簡便に自らを記念するHPを作成することができる。
又、保存メールも同様に作成することができる。
【0023】HP・保存メール生成システム9におい
て、他に生成されるフォームは、自ら所有するHP作成
ソフト、又はオンラインで貸与されるHP作成ソフトに
より作成したHPのHTML文書等をファイル転送する
ための諸設定を入力するフォーム、オンラインで貸与さ
れるHP作成ソフト、自分史作成ソフト、系図作成ソフ
ト等のレンタルアプリケーションの利用申込を行うフォ
ーム、フリー又は自作CGI、静止画、動画、3D画
像、音声、音楽等のマルチメディアデータをファイル転
送するため諸設定を入力するフォーム、HPの開示の日
程と保存メールの発信の日程を入力する開示・発信日程
フォーム、等である。
【0024】これらのフォームによってテンプレート選
択、コンテンツ入力又はファイル転送することによって
作成されたHP及び保存メールは、HTML文書8、メ
ールファイル5、ビデオファイル14、音声・音楽ファ
イル15に格納された後も、前記のように必要があるき
は、クライアントは、ID・パスワード及びURL等を
入力することで、自らのHPを閲覧し、又は保存メール
を受信し、さらに、双方ともに、契約条件を超えない範
囲で、最新のものに随時、更新、削除、追加が可能であ
る。
【0025】これらの機能を実現するためのHP・保存
メール生成システム9には、CGIプログラム・レンタ
ルアプリケーションのプログラム稼働サーバ、FTPサ
ーバとしての機能があり、さらに、コンテンツ入力ホー
ムにおいて作成された保存メールをカプセルメールサー
バ4に送る電子メールに関する機能、データ検索時のW
ebサーバ7及びVODサーバ13と顧客管理システム
10間を仲介する機能も兼ね備えている。
【0026】CGIによってフォーム生成を行わせる以
外の方法としては、サーバサイドスクリプティング環境
(ASP環境又はJSP環境)がある。これは、Web
サーバ7自体にCGI機能を組み込んでマルチスプレッ
ドとし、処理プロセスを常駐させて、Webサーバ7上
の負担を軽減し、かつクライアントへのレスポンスも速
めるものである。
【0027】クライアントは、HP・保存メール生成シ
ステム9等を使ってHPを作成せずに、別途料金を支払
って、本サービス提供会社(団体)にHPの作成を依頼
することもできる。この方法で作成されたHPが本サー
ビス提供会社(団体)側によりアップされた後は、クラ
イアントは、HP・保存メール生成システム9を用いた
場合と同様なサービスが受けられる。
【0028】Webサーバ7及びVODサーバ13の働
きは、以下のものである。本サイトのユーザーは、イン
ターネットに接続された自身の端末を立ち上げ、プラウ
ザを起動し、Webサーバ7及びVODサーバ13に付
与されたドメイン名のURLを入力、又は検索サイト等
でそのドメイン名を入手し、Webサーバ7及びVOD
サーバ13にアクセスする。Webサーバ7には、メモ
リアル・ホームページ1の各画面が形成されるHTML
文書があり、さらに、Webサーバ7及びVODサーバ
13が、クライアント、遺族、会葬者、一般閲覧者等か
らのHP及びマルチメディアデータの検索、閲覧要求に
応えて顧客管理システム10、RDBMS11、顧客デ
ータベースファイル12と連携して、クライアントの入
会申込時の入力データである氏名、性別、電子メールア
ドレス、国籍、住所、出生地、年齢、生年月日、家族構
成、連絡先、電話番号、職業、所属組織(会社名・学校
名)、役職、学年、趣味、特技、信仰・宗派等、又はH
Pから作成したインデックスファイル(インデックスサ
ーバ)と全文検索システムを利用して検索し、本サイト
のユーザーに、該当する故人のHP、マルチメディア化
された情報を提供する。
【0029】本サイトのセキュリティを確保する対策と
しては、ファイアウォールの増設、暗号化技術(SSL
等)等を用いることがあげられる。障害発生時のバック
アップ機能としては、ディスクを二重化したり、又はデ
ィスク内容を他媒体に随時保存したり、ディスクコント
ローラを2セット用意して並列運用する方法等を取りサ
ーバがダウンしたときに備える。
【0030】Webサーバ7及びVODサーバ13に
は、それぞれに、Webサーバ7にはHTML文書8
が、VODサーバ13にはビデオファイル14と音声・
音楽ファイル15が接続されており、テキスト、フリー
又は自作CGI、静止画、動画、3D画像、音声、音楽
等を用い、マルチメディア化されたHPを作成、提供す
るための情報が格納される。
【0031】カプセルサーバ6の働きは、以下のもので
ある。HP作成ウィザード2の開示・発信日程フォーム
に入力された開示日程データは、カプセルサーバ6に送
られ、アクセス制御に利用される。すなわち、クライア
ントが希望した期日より以前のHPの一般閲覧者等から
の閲覧要求は拒絶し、期日以後は閲覧を許可する。又、
期日を現在と設定すれば、生前のHP公開もできる。希
望した期日になればカプセルサーバ6は、HPを開示
し、顧客管理システム10へ開示完了報告を送る。これ
を受けて顧客管理システム10は、RDBMS11を通
して顧客データベースファイル12に開示完了報告を格
納する。ただし、ID・パスワード及びURLを入力し
たクライアントは、たとえ期日以前においてであっても
自身のHPの閲覧は可能であり、HPを必要があるとき
は、契約条件を越えない範囲で、最新のものに随時、更
新、削除、追加が可能である。
【0032】カプセルメールサーバ4及びメールファイ
ル5の働きは、以下のものである。HP作成ウィザード
2の開示・発信日程フォームに入力された発信日程デー
タは、カプセルメールサーバ4に送られ、発信制御に利
用される。すなわち、通常の電子メールは、発信すると
即、メール送信ソフトによって配信されてしまうところ
を、クライアントが希望した日程(葬儀の当日、四十九
日、三回忌、七回忌、妻子の誕生日等の記念日その他)
で、依頼されたアドレス宛に、メールファイル5に格納
されている保存メールを発信することに利用される。た
だし、ID・パスワード及びURLを入力したクライア
ントは、たとえ期日以前においてであっても自身が作成
した保存メールの受信は可能であり、保存メールを必要
があるときは、契約条件を越えない範囲で、最新のもの
に随時、更新、削除、追加が可能である。
【0033】又、カプセルメールサーバ4は、通常のメ
ールサーバと同様の電子メールに関する機能があり、顧
客管理システム10が発行したID・パスワード・UR
L等をクライアントに発信したり、本サイトに関する問
い合わせ・事務連絡をユーザーと本サービス提供会社
(団体)間で行うことができる。
【0034】本サイトのオプション・サービスとして
は、次のようなものがある。クライアントが作成した保
存メールを、クライアントの了承を得て、その配信を希
望する者へ配信をする保存メール・リクエストサービ
ス、クライアント及び一般閲覧者の会員組織を作り会員
に対してメールマガジンを発行、本サイトの立ち上げ後
の運用、コンテンツの更新・追加、マーケティング、サ
イト全体のリニューアル、セキュリティ確保等へクライ
アントや一般閲覧者からの意見をフィードバックさせる
ためのアンケートフォーム、ブロードバンドを利用した
高速・大容量のHPとマルチメディアデータを表示する
サービス、Webサーバ7、VODサーバ13の他にi
−mode(登録商標)、L−mode(商標登録出願
中)等の簡易情報端末等からのアクセスへの対応のため
モバイルサーバを増設する、等である。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、死
後も故人の遺志を遺族又は会葬者に伝えることが、予め
故人が希望した日程でのHPの開示や保存メールの発信
を通して計画的(葬儀の当日、四十九日、三回忌、七回
忌、妻子の誕生日等の記念日その他)、自動的にでき
る。又、遠方の会葬者は、故人のHP上の記帳簿(利用
方法、ワード検索等を含む掲示板)への書き込みにより
記帳に代えることができる。さらに、故人のHPを長期
に渡って維持することにより、故人の記念とすることが
できる。その場合、33年が目途、その後はHPを合併
して編集する等して圧縮(文字圧縮、音声圧縮、音楽圧
縮、画像圧縮、動画圧縮等のデータ可逆圧縮)する。故
人の生きた証をインターネット上に永く保存、蓄積する
ことによって、ひいては人間データベースとも言えるも
のを構築でき、故人は、インターネット上に永遠に生き
ることが可能となると言えよう。又、生前においては、
自己登録型人名図鑑とも言える機能を備えている。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の原理とシステムの構成説明図である。
【符号の説明】
1 メモリアル・ホームページ 2 HP作成ウィザード 3 メーラー 4 カプセルメールサーバ 5 メールファイル 6 カプセルサーバ 7 Webサーバ 8 HTML文書 9 HP・保存メール生成システム 10 顧客管理システム 11 RDBMS 12 顧客データベースファイル 13 VODサーバ 14 ビデオファイル 15 音声・音楽ファイル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インターネット経由でアクセスされるWe
    bサーバ(7)とVODサーバ(13)が、開示日程デ
    ータにより、要求されたホームページが格納されている
    HTML文書(8)又はマルチメディアデータが格納さ
    れているビデオファイル(14)と音声・音楽ファイル
    (15)へのアクセスを制御されるアクセス制御手段、
    を含むことを特徴とするカプセルサーバ(6)。
  2. 【請求項2】請求項1において、さらに、メールファイ
    ル(5)に格納されている保存メールを、発信日程デー
    タにより、インターネット経由で予め依頼されたアドレ
    スへの発信を制御する発信制御手段、を含むことを特徴
    とするカプセルメールサーバ(4)。
  3. 【請求項3】請求項1又は2において、さらに、前記W
    ebサーバ(7)によって提供されるインターネット上
    のメモリアル・ホームページ(1)は、そのバックエン
    ドに、入会受付及び代金決済と顧客情報の管理を行う顧
    客管理システム(10)、顧客データを格納、検索する
    ためのRDBMS(11)及び顧客データベースファイ
    ル(12)、ホームページと保存メールをHP作成ウィ
    ザード(2)によって簡便に生成させるHP・保存メー
    ル生成システム(9)の各手段、を含むことを特徴とす
    る前記メモリアル・ホームページ(1)のサービスを提
    供するビジネス方法。
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JP2012054808A (ja) * 2010-09-02 2012-03-15 Nec Casio Mobile Communications Ltd 携帯電話機、通信システムおよび通信制御方法
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