JP2013131131A - 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理システム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及び情報処理システム Download PDF

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Abstract

【課題】死亡した場合に自分が生前アップロードしたデータを他のユーザに相続して欲しいと考えるユーザの要望に応じる。
【解決手段】管理サーバ20は、ユーザが死亡した場合に当該ユーザが生前残したデータである遺品データの相続人に関する設定を受け付ける依頼受付部22と、ユーザの活動の有無を示すライフタイムログを収集するライフタイムログ収集部23と、ライフタイムログに基づいてユーザの生死を判定する死亡判定部24と、ユーザが死亡したと判定された場合、依頼受付部22により受け付けられた設定に応じて遺品データに対してユーザが有していた権限を相続人の権限として設定する遺品データ処理設定部25と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、特定人が死亡した場合に当該特定人が生前残したデータを取り扱う情報処理装置、情報処理方法及び情報処理システムに関する。
パーソナルコンピューター等の情報処理装置の普及や、インターネットの利用の普及等に伴い、多くのユーザが、ブログや写真等、それぞれ個人的に作成、編集等を行ったデータを外部に公開している。ユーザにより作成され、外部に公開されるデータは、当該データを公開することが可能なコンテンツサーバ等の外部のサーバにアップロードされ、記憶される。
一方で、上記のように個人的にデータをアップロードして公開するユーザが死亡した場合に、そのユーザが生前残したデータの取り扱いをどのようにするのかという問題がある。当該問題の解決方法の一つとして、故人が生前残したデータを閲覧可能に公開するための専用のサーバを設ける方法が知られている(例えば特許文献1)。
特開2008−9579号公報
しかしながら、特許文献1に記載の方法では、死亡した場合に自分が生前アップロードしたデータを他のユーザに相続して欲しいと考えるユーザの要望に応じることができなかった。
本発明の課題は、死亡した場合に自分が生前アップロードしたデータを他のユーザに相続して欲しいと考えるユーザの要望に応じることができる情報処理装置、情報処理方法及び情報処理システムを提供することである。
請求項1に記載の情報処理装置は、特定人が死亡した場合に当該特定人が生前残したデータである遺品データを相続させる相続人に関する設定を受け付ける受付手段と、前記特定人の活動の有無を示すライフタイムログを収集する収集手段と、前記収集手段により収集された前記ライフタイムログに基づいて前記特定人の生死を判定する判定手段と、前記判定手段により前記特定人が死亡したと判定された場合、前記受付手段により受け付けられた設定に応じて、前記遺品データに対して前記特定人が有していた権限を前記相続人の権限として設定する設定手段と、を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の情報処理装置において、前記受付手段は、前記遺品データに含まれる複数のファイル又はフォルダのそれぞれに対して個別に同一又は異なる相続人の設定を受け付け、前記設定手段は、前記遺品データに含まれる複数のファイル又はフォルダのそれぞれについて前記受付手段により設定された相続人の権限として個別に設定することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の情報処理装置において、前記判定手段は、前記ライフタイムログが所定の条件を満たす場合、前記特定人が死亡したと仮判定し、予め定められた人に対し死亡確認メールを送信し、当該死亡確認メールの返信結果に応じて前記特定人の生死を判定することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の情報処理装置において、前記設定手段は、前記受付手段により相続人に関する設定がなされなかったデータが前記遺品データに含まれている場合、当該データを消去することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載の情報処理装置において、前記遺品データは、アフィリエイト広告が設定されたデータを含み、前記設定手段は、前記アフィリエイト広告に関する権利を前記相続人の権利として設定することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1から5のいずれか一項に記載の情報処理装置において、前記ライフタイムログは、前記特定人による前記情報処理装置へのアクセスログであることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1から6のいずれか一項に記載の情報処理装置において、前記受付手段による設定を行う人を認証する認証手段を備え、前記受付手段は、前記認証手段により前記特定人と認証された人が生前行った前記遺品データに関する設定のみを受け付けることを特徴とする。
請求項8に記載の情報処理方法は、特定人が死亡した場合に当該特定人が生前残したデータである遺品データを相続させる相続人に関する設定を受け付けるステップと、前記特定人の活動の有無を示すライフタイムログを収集するステップと、収集された前記ライフタイムログに基づいて前記特定人の生死を判定するステップと、前記特定人が死亡したと判定された場合、前記設定に応じて、前記遺品データに対して前記特定人が有していた権限を前記相続人の権限として設定するステップと、を有することを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の情報処理方法において、前記遺品データは、アフィリエイト広告が設定されたデータを含み、前記特定人が死亡したと判定された場合、前記設定に応じて、前記アフィリエイト広告に関する権利を前記相続人の権利として設定するステップを有することを特徴とする。
請求項10に記載の情報処理システムは、アフィリエイト広告が設定されたデータを記憶するコンテンツサーバと、前記コンテンツサーバに記憶されたデータを管理する管理サーバと、を備える情報処理システムであって、前記管理サーバは、特定人が死亡した場合に当該特定人が生前残したデータである遺品データを相続させる相続人に関する設定を受け付ける受付手段と、前記特定人の活動の有無を示すライフタイムログを収集する収集手段と、前記収集手段により収集された前記ライフタイムログに基づいて前記特定人の生死を判定する判定手段と、前記判定手段により前記特定人が死亡したと判定された場合、前記受付手段により受け付けられた設定に応じて、前記遺品データに対して前記特定人が有していた権限を前記相続人の権限として設定すると共に、前記アフィリエイト広告に関する権利を前記相続人の権利として設定する設定手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、ユーザが死亡した場合に遺品データとなるデータの相続人を当該ユーザ自身が生前から予め設定することができ、死亡した場合に自分が生前アップロードしたデータを他のユーザに相続して欲しいと考えるユーザの要望に応じることができる。
情報処理システムの主要構成を示す機能ブロック図である。 遺品データの相続に関する受付画面の一例である。 遺言メッセージの受付画面の一例である。 証明者に関する設定の受付画面の一例である。 受付処理の流れの一例を示すフローチャートである。 遺品データ処理の流れの一例を示すフローチャートである。 管理サーバの具体的な構成の一例を示すブロック図である。
以下、本発明の一実施形態である情報処理システム1について、図面を用いて詳細に説明する。なお、実施形態は本発明の一例であり、これに限定されるものではない。
[1.情報処理システムの構成]
図1は、情報処理システム1の主要構成を示す機能ブロック図である。
情報処理システム1は、コンテンツサーバ10と、管理サーバ20とを有する。
コンテンツサーバ10は、ネットワークNを介して接続された端末30等からユーザによりアップロードされる各種のデータを記憶する。ユーザによりアップロードされるデータとして、例えば、ブログやホームページ、その他の公開用コンテンツを構成するテキストデータ、静止画像データ、動画像データ、音声データ、プログラムデータ等があげられるが、一例であってこれらに限られるものでない。
また、ユーザによりコンテンツサーバ10にアップロードされたデータは、アフィリエイト広告が設定されたデータを含んでいてもよい。
アフィリエイト広告が設定されたデータとは、例えば、ブログやホームページ、その他の公開用コンテンツの表示領域の一部を用いて表示されるバナー広告のデータや、アフィリエイとの提供元から提供されたアフィリエイト広告提示用のプログラムやスクリプト、これらのバナー広告、プログラム、スクリプト等により誘導される誘導先のリンク情報等である。
また、アフィリエイト広告によりユーザにもたらされる利益を当該ユーザに還元するための情報(例えば、ユーザの口座情報等)は別途設定されるが、当該情報は、コンテンツサーバ10に記憶されていてもよいし、管理サーバ20に記憶されていてもよい。
なお、ネットワークNは、例えば、WAN(Wide Area Network)等、既存の通信回線を利用して構築された通信用のネットワークである。ネットワークNは、例えば、電話回線網、ISDN回線網、光ファイバー網、CATV回線網、移動体通信網、通信衛星回線、その他の専用線等の各種通信回線網と、それらを接続するインターネットサービスプロバイダ等、様々な回線形態を含むことが可能であり、有線、無線及び有線と無線の混在を問わない。
また、端末30は、例えば、各ユーザが所有するパーソナルコンピューターや携帯端末であるが、一例であってこれに限られるものでなく、ユーザによりアップロードされるデータを取り扱うことができる全ての端末を端末30として用いることができる。
[2.管理サーバの機能構成]
管理サーバ20は、コンテンツサーバ10にアップロードされるデータの取り扱いに関する各種の処理を行う情報処理装置である。
管理サーバ20は、認証部21と、依頼受付部22と、ライフタイムログ収集部23と、死亡判定部24と、遺品データ処理設定部25とを備える。
認証部21は、コンテンツサーバ10及び管理サーバ20にアクセスするユーザの認証を行う。
具体的には、認証部21は、予め定められたユーザIDとパスワードとの組み合わせに基づき、端末30を介して入力されたユーザIDとパスワードの組み合わせに対応するユーザを特定し、当該ユーザのコンテンツサーバ10及び管理サーバ20に対するアクセスを許可する。
依頼受付部22は、特定人が死亡した場合に当該特定人が生前残したデータである遺品データを相続させる相続人に関する設定を受け付ける。
具体的には、依頼受付部22は、コンテンツサーバ10にデータをアップロードしているユーザが死亡した場合における当該データの相続人を設定するためのユーザの入力を受け付ける。
図2は、遺品データの相続に関する受付画面の一例である。
図2に示す受付画面には、ユーザがコンテンツサーバ10にアップロードしたデータの一覧と、当該一覧に含まれる複数のデータのそれぞれに対する相続人を設定するための入力エリアとが含まれている。当該受付画面に対する入力を介して、ユーザは、自身がコンテンツサーバ10にアップロードしたデータの各々について個別に相続人を設定することができる。
ここで、相続人の入力方法は、適宜定められる。例えば、相続人のメールアドレスやユーザIDであってもよいし、ソーシャルネットワークサービス(social network service、SNS)等の各種のサービスにより、受付画面に対して入力を行っているユーザと所定の関係(例えば、友人等)で対応付けられた特定の第三者であってもよい。
また、相続人を個別に設定可能なデータの単位は適宜定められる。例えば、データの単位は、ユーザによりアップロードされたデータの一つ一つであってもよいし、フォルダ単位であってもよいし、予め定められたデータのカテゴリ(例えば、ブログに関するデータや、写真データ等)単位であってもよい。
また、一つの単位のデータの相続人は、一人であっても複数人であってもよい。
また、データの単位や相続人の入力方法の決定者は、ユーザであってもよいし、管理サーバの管理者であってもよい。
また、遺品データとなるデータを複数の相続人に分けて相続させたい場合等において、相続人ごとに相続させるデータを設定するようにしてもよい。
また、アフィリエイト広告が設定されたデータが遺品データに含まれる場合、ユーザは、遺品データの相続人と同様に、アフィリエイト広告に関する権利の相続人を設定することができる。ここで、相続人が個別に設定されるアフィリエイト広告の単位は、遺品データに含まれるデータの単位と同様に、適宜定められる。依頼受付部22は、例えば、アフィリエイト広告の一つ(例えば、一つの商品又は一つのサービスのアフィリエイト広告)ずつに対して個別に相続人を受け付けてもよいし、アフィリエイト広告の提供元(企業等)ごとに相続人を受け付けてもよい。
また、依頼受付部22は、ユーザが死亡した場合に相続人に対して送信するメッセージ(遺言メッセージ)をユーザから受け付けてもよい。
図3は、遺言メッセージの受付画面の一例である。
図3に示す受付画面には、相続人のメールアドレスの入力エリアと、遺言メッセージの本文が入力される入力エリアと、遺言メッセージに添付して送信されるデータ(添付ファイル)の設定のための入力エリアが含まれている。当該受付画面に対する入力を介して、ユーザは、相続人にあてた遺言メッセージと、当該遺言メッセージと共に相続人に送るデータを任意に設定することができる。
ここで、相続人にあてた遺言メッセージに添付して送信されるデータとして、上記の図2の受付画面において当該相続人が設定された遺品データが自動的に設定されるようにしてもよい。
また、依頼受付部22は、ユーザが死亡した場合に当該ユーザの死亡を追認する第三者(証明者)に関する設定を受け付ける。証明者は、ユーザが死亡した場合にその事実を確認することができる立場にある者(例えば、親類等)であることが望ましい。証明者と相続人は同一であってもよいし、異なってもよい。
図4は、証明者に関する設定の受付画面の一例である。
図4に示す受付画面には、証明者の名前と証明者のメールアドレスを入力するための入力エリアが含まれている。当該受付画面に対する入力を介して、ユーザは、自身の死亡の証明者を決定することができる。
依頼受付部22は、図4に示す受付画面を介して入力された証明者のメールアドレスに、ユーザの証明者として設定されることを受諾するか否かの確認のためのメールを送信する。当該メールに対して受諾する旨の返信が行われた場合、依頼受付部22は、証明者に関する設定を受け付ける。
ライフタイムログ収集部23は、ユーザの活動の有無を示すライフタイムログを収集する。
ライフタイムログとして、例えば、ユーザによる管理サーバ20へのアクセスログを用いることができる。具体的には、認証部21によるユーザのログイン履歴を示すログや、上記の図2に示す画面を介して行われたユーザの入力内容の依頼受付部22による受付ログ等が挙げられる。
また、管理サーバ20へのアクセスログに限らず、ユーザの活動を示すログであればライフタイムログとして採用可能である。例えば、コンテンツサーバ10に対するデータのアップロードや編集のログや、図示しないメールサービス等、ネットワークNを介してユーザにより利用されるサービスであって管理サーバ20によりアクセスログの管理が可能なサービスにより記録されるログ等が挙げられる。
ライフタイムログ収集部23は、上記のようなログを収集し、ユーザごとの活動履歴のログとして管理する。
死亡判定部24は、ライフタイムログ収集部23により収集されたライフタイムログに基づいてユーザの生死を判定する。
具体的には、死亡判定部24は、例えば、ユーザが管理サーバ20やコンテンツサーバ10にアクセスした最終時刻をライフタイムログから取得する。ここで、死亡判定部24は、特定のユーザのライフタイムログが所定の条件を満たす場合、当該ユーザが死亡したと仮判定する。死亡判定部24は、例えば、ユーザが所定の期間(例えば、3ヶ月、6ヶ月、1年等)以上、認証部21による認証(ログイン)や、コンテンツサーバ10に対するデータのアップロード及び/又は既にアップロードされたデータに対する変更、消去等の編集を一度も行っていない場合に、ライフタイムログが所定の条件を満たしたものと判定する。
死亡判定部24は、ユーザが死亡したと仮判定された場合、予め定められた人に対し死亡確認メールを送信し、当該死亡確認メールの返信結果に応じて当該ユーザの生死を判定する。
具体的には、死亡判定部24は、例えば、死亡したと仮判定されたユーザに対してメールを送信する。当該メールは、ユーザが生死を判定するためのメールであり、ユーザが生存している場合には返信するよう促す旨の通知内容を含む。
ここで、ユーザからメールの返信があった場合には、死亡判定部24は、当該ユーザが生存しているものと判定する。
一方、メールの送信後、所定の待機期間(例えば、2日〜3週間等)以上経過してもユーザから返信がない場合、死亡判定部24は、当該ユーザの証明者に対してメールを送信する。死亡判定部24は、証明者からのメールの返信内容に応じてユーザの生死を判定する。
例えば、証明者に対して送信されるメールに、ユーザの生存又は死亡のいずれかを選択可能なラジオボタン等の選択項目が設定されており、死亡判定部24は、当該証明者から返信されたメールにおいて選択されたユーザの状態(生存又は死亡)により当該ユーザの生死を判定する。
また、別の方法として、例えば、返信時にメールのサブジェクトに「死亡確認」又は「生存確認」のいずれかを含めるように通知することで、証明者から返信されたメールのサブジェクトによりユーザの生死を判定することができる。
また、所定の死亡確定期間(例えば、2〜5日間等)以上経過しても証明者からのメールの返信がない場合、死亡判定部24は、ユーザが死亡したものと判定するようにしてもよい。
なお、死亡判定部24は、ユーザが生存していることが確認された場合、ライフタイムログに基づく死亡の仮判定のための所定の条件(所定の期間)をユーザの生存が確認されたタイミングでリセットするようにしてもよい。
遺品データ処理設定部25は、死亡判定部24により特定のユーザが死亡したと判定された場合、依頼受付部22により受け付けられた設定に応じて、遺品データに対して当該ユーザが有していた権限を当該ユーザにより設定された相続人の権限として設定する。
具体的には、遺品データ処理設定部25は、死亡したと判定されたユーザの遺品データを、図2に示す受付画面を介して設定された相続人のものとする処理を行う。
遺品データ処理設定部25は、例えば、死亡したと判定されたユーザの相続人が管理サーバ20により管理される他のユーザであった場合、遺品データのうち当該他のユーザが相続人として設定されたデータを当該他のユーザが管理するコンテンツサーバ10のフォルダに移動させる。このとき、遺品データ処理設定部25は、当該他のユーザに、死亡したユーザの遺品データの相続が行われた旨を通知するメッセージ(例えば、メール等)を送信するようにしてもよい。また、当該メッセージに「遺品データを相続するか否か」を選択するための選択項目(例えば、ダイアログ等)を表示させる機能を付加して送信し、相続人である他のユーザにより相続する旨の選択が行われた場合に遺品データを当該他のユーザのフォルダに移動させるようにしてもよい。
また、死亡したと判定されたユーザの相続人が管理サーバ20により管理されない外部の者であった場合、遺品データ処理設定部25は、例えば、当該外部のユーザに対して、遺品データのうち当該外部の者が相続人として設定されたデータが添付されたメールを送信する。
また、図3に示す受付画面による遺言メッセージが依頼受付部22により受け付けられている場合、遺品データ処理設定部25は、遺言メッセージのメールを相続人に送信する。
また、アフィリエイト広告が設定されたデータが遺品データに含まれている場合、遺品データ処理設定部25は、アフィリエイト広告に関する権利を相続人の権利として設定する。
具体的には、遺品データ処理設定部25は、例えば、死亡したと判定されたユーザの相続人が、死亡したユーザと同様に、コンテンツによるアフィリエイト広告の提示を行っている他のユーザであった場合、遺品データに含まれるアフィリエイト広告のうち当該他のユーザが相続人として設定されたアフィリエイト広告の運営の権限及び利益を当該他のユーザに設定する。
また、死亡したと判定されたユーザの相続人が、コンテンツによるアフィリエイト広告の提示を行っていない他のユーザである場合や、管理サーバ20により管理されない外部の者である場合、遺品データ処理設定部25は、相続人にアフィリエイト広告の相続に関するメッセージ(メール等)を送信する。ここで、遺品データ処理設定部25は、当該メッセージに「アフィリエイト広告を相続するか否か」を選択するための選択項目(例えば、ダイアログ等)を表示させる機能を付加して送信し、相続人である他のユーザにより相続する旨の選択が行われた場合にアフィリエイト広告に関する権利を当該相続人に相続させる。
相続人が管理サーバ20により管理されるユーザである場合、遺品データ処理設定部25は、アフィリエイト広告が設定された遺品データを当該ユーザの管理するコンテンツとして設定し、当該ユーザのフォルダ内に移動させると共に、アフィリエイト広告の運営の権限及び利益を当該ユーザに設定する。
相続人が管理サーバ20により管理されない外部の者である場合、遺品データ処理設定部25は、管理サーバ20を利用可能なユーザ登録のための手続に関するメッセージ(メール等)を当該外部の者に送信する。そして、当該外部の者が管理サーバ20の利用のための手続を完了して新たなユーザとなった場合に、遺品データ処理設定部25は、アフィリエイト広告が設定された遺品データを当該新たなユーザの管理するコンテンツとして設定し、当該新たなユーザのフォルダ内に移動させると共に、アフィリエイト広告の運営の権限及び利益を当該新たなユーザに設定する。
また、遺品データ処理設定部25は、相続人に関する設定がなされなかったデータが遺品データに含まれている場合、当該データを消去する。即ち、遺品データ処理設定部25は、遺品データのうち、相続人が設定されているデータを相続人のデータとし、相続人が設定されていないデータを消去する。
[3.管理サーバによる処理の流れ]
次に、管理サーバ20による処理の流れを、図5、図6のフローチャートを参照して説明する。
まず、ユーザが死亡した場合に遺品データとなるデータの取り扱いに関する受付処理の流れの一例を、図5のフローチャートを参照して説明する。
図示しないログイン画面に対する入力内容に応じて、認証部21によるユーザの認証が行われる(ステップS1)。次に、認証されたユーザから、図2に示す受付画面を介して、ユーザが死亡した場合における遺品データの相続人に関する設定のための入力が行われると、依頼受付部22は、入力された遺品データの相続人に関する入力内容を受け付ける(ステップS2)。また、図3に示す受付画面を介して、遺言メッセージを送信するための入力が行われると、依頼受付部22は、入力された遺品メッセージに関する入力内容を受け付ける(ステップS3)。
また、認証されたユーザから、図4に示す受付画面を介して証明者の設定のための入力が行われると(ステップS4)、依頼受付部22は、入力された証明者に対してメールを送信する(ステップS5)。その後、証明者からメールの返信があると(ステップS6)、依頼受付部22は、返信のあった証明者をユーザの死亡の証明者として当該ユーザと対応付けて設定し(ステップS7)、受付処理を終了する。
次に、ユーザの生死判定及びユーザが死亡したと判定された場合の遺品データの取り扱いに係る処理(遺品データ処理)の流れを、図6のフローチャートを参照して説明する。
まず、ライフタイムログ収集部23が、ユーザのライフタイムログを収集する(ステップS11)。次に、死亡判定部24は、収集されたライフタイムログが所定の条件を満たすか否かを判定する(ステップS12)。ここで、収集されたライフタイムログが所定の条件を満たさない場合(ステップS12:NO)、ステップS11の処理に移行する。
一方、収集されたライフタイムログが所定の条件を満たすと判定された場合(ステップS12:YES)、死亡判定部24が、ユーザが死亡したものと仮判定し(ステップS13)、当該ユーザにメールを送信する(ステップS14)。その後、所定の待機期間が経過する前に当該ユーザからメールの返信があった場合(ステップS15:NO)、死亡判定部24は、当該ユーザが生存していると判定し、ステップS11の処理に移行する。
一方、所定の待機期間が経過しても当該ユーザからメールの返信がなかった場合(ステップS15:YES)、死亡判定部24は、当該ユーザの証明者にメールを送信する(ステップS16)。その後、証明者から返信されたメールの内容に基づいて当該ユーザが生存していることが確認された場合(ステップS17:NO)、死亡判定部24は、当該ユーザが生存していると判定し、ステップS11の処理に移行する。
一方、証明者からのメールの返信状況又は証明者から返信されたメールの内容に基づいて当該ユーザが死亡したことが確認された場合(ステップS17:YES)、死亡判定部24は、当該ユーザが死亡したものと判定し(ステップS18)、遺品データ処理設定部25が、依頼受付部22により受け付けられた当該ユーザからの遺品データの相続人に関する設定内容に応じて、遺品データのうち相続人が設定されたデータに対して当該ユーザが有していた権限を相続人の権限とする処理(ステップS19)、アフィリエイト広告が含まれる場合のアフィリエイトに関する権利の相続(ステップS20)及び遺品データのうち相続人が設定されていないデータの消去(ステップS21)を行い、遺品データ処理を終了する。
[4.管理サーバの具体的構成]
次に、管理サーバ20の具体的な構成について、図7のブロック図を参照して説明する。
管理サーバ20は、図7に示すように、CPU201と、RAM202と、ROM203と、記憶装置204と、通信装置205と、入力装置206と、表示装置207と、これらを接続するバス208とを備える。
CPU201は、処理内容に応じたプログラムやデータ等をROM203や記憶装置204から読み出してRAM202に展開し、管理サーバ20が担う各種の機能に応じた処理を所謂ソフトウェア処理により実行する。
RAM202は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性メモリからなり、CPU201により展開されたデータを一時的に記憶する。
ROM203は、マスクROM等の不揮発性メモリからなり、管理サーバ20による各種の処理に用いられる各種のプログラムやデータ等を記憶する。
記憶装置204は、例えば、ハードディスクドライブ(Hard disk drive、HDD)やフラッシュメモリを使用したソリッドステートドライブ(Solid State Drive、SSD)等を備え、管理サーバ20による各種の処理に用いられる各種のプログラムやデータ等を書き換え可能に記憶する。
具体的には、記憶装置204は、例えば、認証部21によるユーザの認証に用いられるユーザID及びパスワードならびにこれらを対応付けるデータや、ユーザのメールアドレス、証明者の名称及びメールアドレスならびにこれらを対応付けるデータ、依頼受付部22により受け付けられたデータの取り扱いに関する設定内容とユーザを対応付けるデータ、遺言メッセージの内容を示すデータ、各ユーザのコンテンツサーバ10や管理サーバ20に対するアクセスログ、管理サーバ20により提供されるサービスに対応するデータ(例えば、図2〜図4に示す受付画面のデータ)等を記憶する。
通信装置205は、例えば、ネットワークインターフェースカード(Network Interface Card、NIC)等であり、ネットワークNを介した通信を行う。
通信装置205は、端末30から送信される各種の入力内容に応じたデータを受信する他、ユーザや証明者の端末30との間で行われるメールの送受信に係る通信を行う等、CPU201の制御下で、管理サーバ20が行う処理において生ずる各種のデータの送受信を行う。
入力装置206は、例えば、キーボードやマウス等であり、管理サーバ20の管理者からの入力を受け付ける。
表示装置207は、例えば、液晶ディスプレイ等であり、管理サーバ20の処理内容に応じた表示出力を行う。
[5.管理サーバの機能と具体的構成との対応関係]
端末30からログイン処理の要請を受信すると、CPU201は、図示しないログイン画面を端末30に表示させるためのデータを端末30に送信する。ログイン画面にて入力されたユーザID及びパスワードが送信されると、CPU201は、記憶装置204に記憶されたユーザID及びパスワードとの照合結果に応じてユーザの認証を行い、ユーザID及びパスワードが一致した場合に管理サーバ20及びコンテンツサーバ10に対するユーザのアクセスを許可する。
ここで、CPU201は、記憶装置204や通信装置205との協働により、認証部21(認証手段)として機能する。
端末30を介してユーザから当該ユーザが死亡した場合のデータの相続人の設定入力に関する要請を受信すると、CPU201は、図2に示す受付画面を端末30に表示させるためのデータを端末30に送信する。当該受付画面にて入力された、データの相続人の設定内容を示すデータが送信されると、CPU201は、当該データをユーザと対応付けて記憶装置204に記憶する。
同様に、端末30を介してユーザから遺言メッセージの入力に関する要請を受信すると、CPU201は、図3に示す受付画面を端末30に表示させるためのデータを端末30に送信する。当該受付画面にて入力された、遺言メッセージの内容を示すデータが送信されると、CPU201は、当該データをユーザと対応付けて記憶装置204に記憶する。
ここで、CPU201は、記憶装置204や通信装置205との協働により、依頼受付部22(受付手段)として機能する。
また、端末30を介してユーザの証明者の設定入力に関する要請を受信すると、CPU201は、図5に示す受付画面を端末30に表示させるためのデータを端末30に送信する。当該受付画面にて入力された、証明者の設定内容を示すデータが送信されると、CPU201は、入力された証明者に対してメールを送信する。当該メールに対する返信があった場合、CPU201は、図5に示す受付画面から入力されたデータをユーザの証明者としてユーザと対応付けて記憶装置204に記憶する。
CPU201は、ユーザによるコンテンツサーバ10や管理サーバ20に対するアクセスログを記憶装置204に記録する。また、CPU201は、ライフタイムログとして利用可能な各種のログを収集する。
ここで、CPU201は、記憶装置204や通信装置205との協働により、ライフタイムログ収集部23(収集手段)として機能する。
CPU201は、記憶装置204に記録された各ユーザのアクセスログが所定の条件を満たすか否か判定する。ここで、アクセスログが所定の条件を満たすユーザが存在する場合、CPU201は、当該ユーザに対してメールを送信する。その後、所定の待機期間が経過しても当該ユーザからメールの返信がない場合、CPU201は、当該ユーザの証明者に対してメールを送信する。その後、証明者からのメールの返信状況又は証明者から返信されたメールの内容に基づいて当該ユーザが死亡したことが確認された場合、CPU201は、当該ユーザが死亡したものと判定し、当該ユーザからの遺品データの取り扱いに関する設定内容を記憶装置204から読み出し、読み出された設定内容に応じて遺品データの相続人の設定及び/又は消去を行う。
一方、所定の条件を満たさないアクセスログのユーザや、所定の待機期間の経過前にメールの返信があったユーザ、証明者から返信されたメールの内容により生存が確認されたユーザについて、CPU201は、当該ユーザが生存しているものとして判定する。
ここで、CPU201は、記憶装置204や通信装置205との協働により、死亡判定部24(判定手段)及び遺品データ処理設定部25(設定手段)として機能する。
[6.実施形態の効果]
以上、本実施形態の情報処理システム1によれば、ユーザは、自身が死亡した場合にコンテンツサーバ10に残されることとなる遺品データの相続人を生前から予め設定することができる。即ち、管理サーバ20は、死亡した場合に自分が生前アップロードしたデータを他のユーザに相続して欲しいと考えるユーザの要望に応じることができる。
また、遺品データに含まれる複数のファイルについて、ファイル単位やフォルダ単位で相続人を設定することができ、死亡した場合に自分が生前アップロードしたデータを分けて複数のユーザに相続して欲しいと考えるユーザの要望に柔軟に応じることができる。
また、ユーザのライフタイムログに基づく判定に限らず、ユーザによるメールの返信の有無や証明者によるユーザの死亡の追認を経てユーザの生死を判定することができ、ユーザの生死の判定の精度をより高めることができる。
また、遺品データのうち相続人に関する設定がなされなかったデータを消去することができ、遺品データのうちユーザが他のユーザによる相続を望まないデータ、即ち、死後に相続人に渡すことなく消去されることが望まれるデータをユーザの希望通りに消去することができる。
また、遺品データのうちアフィリエイト広告が設定されたデータに相続人が設定されている場合にアフィリエイト広告に関する権利を相続人の権利として設定することにより、アフィリエイト広告の運営の権限や利益をスムースに相続人に引き渡すことができる。
また、管理サーバ20へのアクセスログをライフタイムログとして用いることにより、ユーザの生存を確認するための専用の仕組みを設ける必要がなくなり、より低コストで効率的にユーザの生死を判定することができる。
また、認証部21によるユーザの認証を経て、ユーザが死亡した場合に遺品データとなるデータの取り扱いに関する入力を受け付けるので、ユーザの遺品データの取り扱いに関する設定をより確実に当該ユーザ自身から受け付けることができる。
[7.その他]
なお、本発明の実施の形態は、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
例えば、ライフタイムログ収集部23は、コンテンツサーバ10にデータをアップロードしたユーザに限定してライフタイムログを収集するようにしてもよい。
また、死亡判定部24は、ユーザが死亡したものと仮判定した場合のユーザや証明者に対するメール送信のいずれかを省略してもよい。
また、死亡判定部24は、死亡の仮判定を省略し、ライフタイムログに基づいてユーザが死亡したものと判定するようにしてもよい。
また、ソーシャルネットワークサービス(social network service、SNS)系のコンテンツにおいては、死亡した特定人の友人関係等をそのまま相続人に承継するようにしてもよい。また、twitter(登録商標)等のミニブログサービスにおいては、死亡した特定人のフォロワー(閲覧登録している他ユーザ)の状態もそのまま相続人に承継してもよい。
また、上記の実施形態における所定の期間、所定の待機期間、所定の死亡確定期間の日数や、各種の受付画面の表示態様はあくまで一例であり、上記の実施形態のものに限らず、適宜変更することができる。
また、上記の実施形態では、コンテンツサーバ10と管理サーバ20が個別に設けられているが、一例であり、これに限られるものでない。例えば、コンテンツサーバ10の機能及び管理サーバ20の機能を有する一のサーバを設けてもよい。
また、コンテンツサーバ10及び/又は管理サーバ20は、ネットワークNを介して端末30に提供される他のサービスを提供する機能を有していてもよい。
1 情報処理システム
10 コンテンツサーバ
20 管理サーバ
21 認証部
22 依頼受付部
23 ライフタイムログ収集部
24 死亡判定部
25 遺品データ処理設定部
30 端末
201 CPU
202 RAM
203 ROM
204 記憶装置
205 通信装置
206 入力装置
207 表示装置
N ネットワーク

Claims (10)

  1. 特定人が死亡した場合に当該特定人が生前残したデータである遺品データを相続させる相続人に関する設定を受け付ける受付手段と、
    前記特定人の活動の有無を示すライフタイムログを収集する収集手段と、
    前記収集手段により収集された前記ライフタイムログに基づいて前記特定人の生死を判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記特定人が死亡したと判定された場合、前記受付手段により受け付けられた設定に応じて、前記遺品データに対して前記特定人が有していた権限を前記相続人の権限として設定する設定手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記受付手段は、前記遺品データに含まれる複数のファイル又はフォルダのそれぞれに対して個別に同一又は異なる相続人の設定を受け付け、
    前記設定手段は、前記遺品データに含まれる複数のファイル又はフォルダのそれぞれについて前記受付手段により設定された相続人の権限として個別に設定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記判定手段は、前記ライフタイムログが所定の条件を満たす場合、前記特定人が死亡したと仮判定し、予め定められた人に対し死亡確認メールを送信し、当該死亡確認メールの返信結果に応じて前記特定人の生死を判定することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記設定手段は、前記受付手段により相続人に関する設定がなされなかったデータが前記遺品データに含まれている場合、当該データを消去することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記遺品データは、アフィリエイト広告が設定されたデータを含み、
    前記設定手段は、前記アフィリエイト広告に関する権利を前記相続人の権利として設定することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 前記ライフタイムログは、前記特定人による前記情報処理装置へのアクセスログであることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. 前記受付手段による設定を行う人を認証する認証手段を備え、
    前記受付手段は、前記認証手段により前記特定人と認証された人が生前行った前記遺品データに関する設定のみを受け付けることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  8. 特定人が死亡した場合に当該特定人が生前残したデータである遺品データを相続させる相続人に関する設定を受け付けるステップと、
    前記特定人の活動の有無を示すライフタイムログを収集するステップと、
    収集された前記ライフタイムログに基づいて前記特定人の生死を判定するステップと、
    前記特定人が死亡したと判定された場合、前記設定に応じて、前記遺品データに対して前記特定人が有していた権限を前記相続人の権限として設定するステップと、
    を有することを特徴とする情報処理方法。
  9. 前記遺品データは、アフィリエイト広告が設定されたデータを含み、
    前記特定人が死亡したと判定された場合、前記設定に応じて、前記アフィリエイト広告に関する権利を前記相続人の権利として設定するステップを有することを特徴とする請求項8に記載の情報処理方法。
  10. アフィリエイト広告が設定されたデータを記憶するコンテンツサーバと、前記コンテンツサーバに記憶されたデータを管理する管理サーバと、を備える情報処理システムであって、
    前記管理サーバは、
    特定人が死亡した場合に当該特定人が生前残したデータである遺品データを相続させる相続人に関する設定を受け付ける受付手段と、
    前記特定人の活動の有無を示すライフタイムログを収集する収集手段と、
    前記収集手段により収集された前記ライフタイムログに基づいて前記特定人の生死を判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記特定人が死亡したと判定された場合、前記受付手段により受け付けられた設定に応じて、前記遺品データに対して前記特定人が有していた権限を前記相続人の権限として設定すると共に、前記アフィリエイト広告に関する権利を前記相続人の権利として設定する設定手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理システム。
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