JP2023101335A - 情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数回のアンケートの回答結果に基づいて従業員の意識を把握できる技術を提供する。【解決手段】情報処理装置1は、従業員に対してなされたアンケートの結果を取得する取得部11と、当該結果に基づいて、予め設定した少なくとも1つの評価基準における指標値を算出する算出部12と、当該従業員に対して複数のタイミングでなされたアンケートの結果に基づいて、前記指標値の変化が所定の条件を満たすか否かを判定する判定部14と、前記変化が前記所定の条件を満たす場合に所定の出力を行う出力部15とを有する。また、複数の指標値を成分とするベクトル量を平面上にマッピングするマッピング部13を有してもよい。【選択図】図3

Description

本発明は、情報処理装置に関する。
企業等において、従業員に対してアンケートを実施し集計、分析をすることによる、従業員の満足度調査や意識調査が行われている。例えば、特許文献1には、従業員と従業員の上司に対してアンケートを行い、回答結果を評価し、評価結果を所定のフォーマットで出力する評価装置が記載されている。
特許第6438614号公報
特許文献1に記載の装置によれば、少なくともアンケートを実施した時点における従業員の意識はある程度客観的に把握するとしても、必ずしも十分な情報が得られるとは限らない。例えば、ある従業員についてやる気が低いと判定された場合、以前からやる気が低い状態が継続しているのか、以前はやる気が非常に高いと判定されていたのに今回いきなりやる気が低下したのかによって、その従業員をどの程度ケアすべきなのかは異なってくる。
本発明は、従業員の意識を把握する際の精度を向上させることを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明は、一の態様において、従業員に対してなされたアンケートの結果を取得する取得手段と、当該結果に基づいて、予め設定した少なくとも1つの評価基準における指標値を算出する算出手段と、当該従業員に対して複数のタイミングでなされたアンケートの結果に基づいて、前記指標値の変化が所定の条件を満たすか否かを判定する判定手段と、前記変化が前記所定の条件を満たす場合に所定の出力を行う出力手段とを有する情報処理装置を提供する。
本発明によれば、従業員の意識を把握する際の精度が向上する。
好ましい態様において、前記算出手段は、第1の評価基準における第1指標値と第2の評価基準における第2指標値とを算出し、前記情報処理装置は、該算出された第1指標値及び第2指標値を成分とするベクトル量を平面上にマッピングするマッピング手段を更に備え、前記所定の条件は、前記平面上における位置の変化に関する条件であってもよい。
本態様によれば、平面上において指標値の位置の変化が視認可能なため、従業員の意識の変化の把握が容易となる。
好ましい態様において、前記第1の評価基準は前記従業員の業務に対する意識に関する評価基準であり、前記第2の評価基準は前記従業員の業務上の実績に関する評価基準であってもよい。
本態様によれば、複数の評価基準による従業員の意識の傾向を把握することができる。
好ましい態様において、前記所定の条件は、前記従業員の属性に基づいて設定されてもよい。
本態様によれば、従業員の属性(職種、年齢、経験年数等)に基づいて所定の条件を設定することができ、従業員各々の属性に合わせた意識の把握を行うことができる。
好ましい態様において、前記所定の条件は、職種に応じて設定されてもよい。
本態様によれば、従業員の職種に合わせた意識の把握を行うことができる。
好ましい態様において、前記所定の条件は、所定の期間内に取得した複数の回答について、前記平面内における位置の変化方向に関する条件であってもよい。
本態様によれば、変化の大きさだけでなく、変化する方向による意識の変化を把握することができる。
好ましい態様において、前記所定の条件は、所定の期間内に取得した複数の回答について、位置の変化量に関する条件であってもよい。
本態様によれば、回答の変化の大きさによる意識の変化の大きさを把握することができる。
好ましい態様において、前記所定の条件には、前記アンケートに対する前記従業員の回答の有無に関する条件が含まれ、前記結果には、前記アンケートに対して前記従業員が回答の有無についての情報が含まれ、前記判定手段は、所定の期間内に実施された複数のアンケートに対する回答の有無についての情報にさらに基づいて、前記所定の条件を満たすか否かを判定してもよい。
本態様によれば、アンケートに回答しない傾向にある従業員に対しても、意識の把握を行うことができる。
好ましい態様において、前記判定手段は、前記従業員に対して第1の期間に実施された前記アンケートの結果と、当該従業員に対して前記第1の期間よりも後の期間である第2の期間において実施された前記アンケートの結果との比較に基づいて、当該第2の期間において前記アンケートの結果が前記所定の条件を満たすか否かを判定してもよい。
本態様によれば、最近のある期間における変化だけでなく、過去の期間での回答との比較により、意識の変化を把握することができる。
好ましい態様において、複数の従業員に対して実施した前記アンケートについての結果に基づいて、前記位置の移動の方向及び量のうち少なくともいずれか一方についての傾向を示す傾向情報を生成し、当該傾向情報に基づいて前記所定の条件を設定する設定手段を有してもよい。
本態様によれば、アンケートの結果に基づいて、例えば機械学習等を実行し、傾向を分析することにより、判定する条件を設定し直すことができる。
好ましい態様において、前記算出手段は、前記第1の評価基準及び前記第2の評価基準のそれぞれについて、予め定められた複数の情報項目から選択し、前記第1の評価基準及び前記第2の評価基準の組み合わせを複数用意し、当該複数の組み合わせのそれぞれに対して前記第1指標値及び前記第2指標値を算出し、前記マッピング手段は、当該複数の組み合わせにそれぞれ対応する複数の平面上において前記マッピングを実行し、前記判定手段は、各平面上における位置の変化に基づいて、前記所定の条件を満たすか否かを判定してもよい。
本態様によれば、評価基準、指標値の組み合わせを複数用意して各々で判定を行うことができ、多様な条件での意識の把握を行うことができる。
好ましい態様において、前記所定の条件は、前記位置が前記第1の評価基準に対応する第1軸と前記第2の評価基準に対応する第2軸とによって4分割された、前記平面上の各領域を跨いで変化したという条件であってもよい。
本態様によれば、平面上の各領域を跨ぐという比較的大きな変化に対応して判定を行うことができる。
一実施形態に係る情報処理装置を含む情報処理システムの構成を示した図。 一実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成を示したブロック図。 一実施形態に係る情報処理装置の機能的構成を示したブロック図。 一実施形態に係る情報処理装置における処理のフローチャートを示した図。 一実施形態に係る端末装置におけるアンケートに回答するための表示画面を示した図。 一実施形態に係る情報処理装置におけるアンケートの回答結果一覧の画面表示を示した図。 一実施形態に係る情報処理装置におけるアンケートの結果のマッピング処理を説明するための図。 一実施形態に係る情報処理装置におけるアンケートの結果のマッピング処理を説明するための図。 一実施形態に係る情報処理装置におけるアンケート結果に基づく指標値の変化の判定条件(ゾーン間を跨ぐ変化があった場合)を示した図。 一実施形態に係る情報処理装置におけるアンケート結果に基づく指標値の変化の判定条件(良好ゾーン内での変化があった場合)を示した図。 一実施形態に係る情報処理装置におけるアンケート結果に基づく指標値の変化の判定条件(警告ゾーン内での変化があった場合)を示した図。
[実施形態]
以下に本発明の一実施形態に係る情報処理装置を説明する。図1は、一実施形態に係る情報処理装置1を含む情報処理システムSの構成を示した図である。情報処理システムSは、従業員の意識調査をするために用いられるコンピュータシステムである。
情報処理システムSは、情報処理装置1とネットワーク回線2を介して接続される複数の端末装置3-1、3-2、・・・、3-n(以下、区別する必要がない場合は、端末装置3と総称する)とから構成される。
ネットワーク回線2は、インターネット等のネットワーク回線網である。情報処理装置1及び端末装置3は、ネットワーク回線2に接続可能である。情報処理装置1及び端末装置3は、各々がネットワーク回線2を介して、ネットワーク回線2に接続されている他の機器との通信が可能である。
従業員は端末装置3を用いてアンケートに回答する操作を行い、アンケートの回答が端末装置3からネットワーク回線2を介して情報処理装置1に送信される。情報処理装置1は、複数の従業員によって複数の端末装置3-1、3-2、・・・、3-nから複数のアンケート回答を受信し、それらを分析して結果を出力する。
図2は、情報処理装置1のハードウェア構成を示したブロック図である。情報処理装置1は、プロセッサ101、メモリ102、インタフェース103、通信部104、表示部105及び操作部106を有するコンピュータである。これらの構成は、例えばバスで、互いに通信可能に接続されている。
プロセッサ101は、メモリ102に記憶されているコンピュータプログラム(以下、単にプログラムという)を読み出して実行することにより情報処理装置1の各部を制御する。プロセッサ101は、例えばCPU(Central Processing Unit)である。メモリ102は、プロセッサ101に読み込まれるオペレーティングシステム、各種のプログラム、データ等を記憶する記憶装置である。
メモリ102は、主記憶装置及び補助記憶装置を含む。主記憶装置は、例えばRAM(Random Access Memory)及びROM(Read Only Memory)を含む。補助記憶装置は、ソリッドステートドライブ又はハードディスクドライブを含む。インタフェース103は、プロセッサ101と通信部104、表示部105、操作部106と間の信号を中継する。通信部104は、ネットワーク回線2を介して他の装置、例えば端末装置3-1、3-2、・・・、3-nとの間で行う通信を制御する。
表示部105は、画像や文字を視覚的に出力する装置であり、例えば液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ等を含む。操作部106は、ユーザの操作に応じて各種情報の入力を受け付ける装置であり、キーボード、マウス、又はタッチスクリーン等を含む。
なお、図示はしないが、端末装置3は、情報処理装置1と同様に、プロセッサ、メモリ、インタフェース、通信部、表示部及び操作部を有するコンピュータであり、通信部により、ネットワーク回線2を介して情報処理装置1との間で通信が可能である。
図3は、情報処理装置1の機能的構成を示すブロック図である。情報処理装置1は、プロセッサ101がメモリ102に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、取得部11、算出部12、マッピング部13、判定部14、出力部15、記憶部16、設定部17として機能する。
取得部11は、従業員に対してなされたアンケートの回答結果を取得する。具体的には、ネットワーク回線2を介して、端末装置3に送信されたアンケートに対して従業員が端末装置3を操作することにより回答する。取得部11は、ネットワーク回線2を介して端末装置3から返信されるアンケートの回答結果を取得する。
算出部12は、アンケートの回答結果に基づいて、予め設定した少なくとも1つの評価基準における指標値を算出する。例えば、評価基準は2つあり、第1の評価基準は従業員の業務に対する意識に関する評価基準であり、第2の評価基準は従業員の業務上の実績に関する評価基準であるものとしてもよい。そして、各々の評価基準に関するアンケートの設問を設定し、設問の回答結果に応じて各々の評価基準における指標値(例えば、+2、+1、0、-1、-2の5段階)を算出する。
マッピング部13は、算出部12で算出された指標値を成分とするベクトル量を平面上にマッピングする。具体的には、例えば、縦軸を第1の評価基準に対応する「やりがい」の評価基準における第1指標値、横軸を第2の評価基準に対応する「職務遂行」の評価基準における第2指標値とするグラフ上において、算出された従業員の第1指標値及び第2指標値を成分とするベクトル量をプロットすることによりマッピングを行う。
判定部14は、従業員に対して複数のタイミングでなされたアンケートの回答結果に基づいて、算出された指標値の変化が所定の条件を満たすか否かを判定する。具体的には、時期を変えて(例えば1ヶ月毎に)行われたアンケートの結果に基づいた指標値の変化の方向や量に応じた判定を行う。
指標値の変化の判定に用いる所定の条件は、所定の期間内に取得した複数のアンケート回答について、マッピング部13によりマッピングされた平面内における位置の変化の方向あるいは変化の量に関する条件であるものとしてもよい。また、所定の条件は、アンケートに対する従業員の回答の有無に関する条件が含まれるものとしてもよい。
出力部15は、端末装置3に送信するアンケートの内容を出力する。また、出力部15は、指標値の変化が所定の条件を満たす場合に所定の出力を行う。例えば、指標値の変化が大きい場合、アンケート実施者(例えば、職場の管理者)に対して警報を発する処理を行う。
記憶部16は、出力部15により端末装置3に出力されるアンケート内容の記憶、取得部11により取得されたアンケートの回答結果の記憶、算出部12により算出した指標値の記憶、マッピング部13によりマッピングされた情報の記憶、判定部14で用いる指標値の変化の判定基準である所定の条件の記憶等を行う。
設定部17は、操作者による操作に基づいて、記憶部16に記憶される情報の設定、変更を行う。例えば、アンケートの内容の設定又は変更、送信日時の設定又は変更、指標値の算出方法の設定又は変更、指標値の変化の判定基準である所定の条件の設定又は変更等を行う。
図4は、情報処理装置1における処理のフローチャートを示した図である。情報処理装置1が、プロセッサ101がメモリ102に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、図4に示す処理が実行される。図4に示す処理は、従業員に対するアンケートを実施する毎に繰り返して実行される。
まず、アンケート実施者による操作により必要なアンケート実施に関する設定がなされ、情報処理装置1の設定部17は、それらの設定の操作を受け付ける(ステップS401)。必要な設定とは、例えば、アンケートの設問に関する設定、アンケートを配布する対象者に関する設定、アンケートの回答期限に関する設定等である。
続いて、出力部15は、設定されたアンケートを端末装置3で閲覧できるように配信する(ステップS402)。アンケートの配信は、情報処理装置1の通信部104によりネットワーク回線2を介して、設定された対象者の端末装置3に対してアンケート内容を送信することにより行われる。その後、取得部11は、端末装置3から送信されるアンケートの回答が受信されたか否かを待つ状態となる(ステップS403)。
アンケートが送信された端末装置3では、従業員により、アンケートの回答の操作を行うことができる。情報処理装置1からのアンケートの送信は、例えば、チャットツールやメールシステムを用いて行われる。端末装置3において、アンケートの回答依頼が受信されると、チャットアプリやメールアプリにより、メッセージあるいはメールを閲覧することができる。メッセージあるいはメールに記載されたURLをクリックすることにより、アンケートに回答する操作を行うための画面を表示させることができる。
図5は、端末装置3に表示させるアンケートに回答するための画面を示した図である。アンケート表示画面51には、3つの設問が表示されている。第1の設問は、「やりがい」、すなわち従業員の業務に対する意識に関するものである。第2の設問は、「業務遂行」、すなわち従業員の業務上の実績に関するものである。第3の設問は、「現在の業務の中で感じること等を自由にご記入ください。」という設問であり、この設問に対しては、回答は任意である。
各々の設問に対して、回答欄511、512、513が表示されている。第1の設問の回答欄511、第2の設問の回答欄512には、右端にメニューバーが表示されており、このメニューバーをクリックすることにより、プルダウンメニューが表示され、回答の選択肢が5つ表示される。従業員は、これらの回答の選択肢から1つを選択してクリックする。その結果、選択された回答は回答欄511、512に表示される。第3の設問の回答欄513には、従業員が自由に文字入力することにより、回答を記入することができる。
第1の設問の5つの回答の選択肢は、例えば、「やりがい・将来性を感じながら取り組んでいる」、「やりがい・将来性を多少は感じながら取り組んでいる」、「やりがい・将来性をあまり感じていない」、「やりがい・将来性を全く感じていない」、「判断不可」である。
第2の設問の5つの回答の選択肢は、例えば、「十分に活用できている」、「一部を活用できている」、「あまり活用できていない」、「全く活用できていない」、「判断不可」である。「判断不可」という回答は、その職場での仕事を始めてからの日数が少なく(例えば、入社したばかり、異動したばかり等)、判断が困難な場合に選択する選択肢である。
従業員は、3つの設問に対して回答の選択、回答の記入を終了すると、画面右下の「回答を送信」のボタンをクリックすることにより、回答結果を情報処理装置1に送信することができる。また、画面右下の「キャンセル」ボタンをクリックすると、選択、記入した回答をキャンセルして、入力し直すことができる。
図4に戻って、情報処理装置1の取得部11は、端末装置3からの回答が送信されてきた場合(ステップS403:YES)、アンケートの回答を取得し、回答内容を記憶部16に格納する(ステップS404)。
続いて、取得部11は、アンケートを配信した従業員全員から回答が返信されたか否か判断する(ステップS405)。全員から回答が返信されていない場合(ステップS405:NO)、取得部11は、設定された回答期限を過ぎているか否かを判断する(ステップS406)。回答期限は、ステップS401において、アンケート実施者によって設定されている。回答期限を過ぎていない場合(ステップS406:NO)、ステップS403に戻り、未回答者からの回答の返信を待つ。回答期限を過ぎている場合(ステップS406:YES)、未回答者の端末装置3に対して、回答を促すリマインダを配信するか否かを判断する(ステップS407)。リマインダの配信は、未回答者に対して自動的に配信することとしてもよい。アンケート実施者に対してリマインダ配信の可否の入力を促し、配信を希望する入力があった場合に配信することとしてもよい。この場合、情報処理装置1の出力部15は、アンケート実施者がリマインダの配信を希望することを入力可能な画面を表示部105に表示させる。
図6は、情報処理装置1の表示部105に表示される、アンケートの回答結果の画面表示を示した図である。図6は、ある職場の9人のメンバー(従業員)におけるアンケートの回答状況を表示した回答結果一覧画面61を示している。回答結果一覧画面61には、従業員各々について、従業員名611、回答状況612、連続未回答回数613、第1の設問の回答の点数614、第1の設問の回答の点数の前回比615、第2の設問の回答の点数616、第2の設問の回答の点数の前回比617、第3の設問の回答内容618が表示されている。
回答状況612は、回答が返信されている場合は「提出済」、回答が返信されていない場合は「未提出」が表示される。連続未回答回数613には、今回のアンケートを含めて、過去何回連続して未回答であったかが表示される。例えば、今回、前回が未回答の場合、「2」が表示される。
第1の設問の回答の点数614には、第1の設問の回答内容に応じて付与された点数が表示される。点数は、回答が「やりがい・将来性を感じながら取り組んでいる」の場合は「4」、「やりがい・将来性を多少は感じながら取り組んでいる」の場合は「3」、「やりがい・将来性をあまり感じていない」の場合は「2」、「やりがい・将来性を全く感じていない」の場合は「1」とする。回答が「判断不可」であった場合は「判断不可」と表示される。業務に対する意識に関する評価が高いことを示す回答ほど高い点数を付与する。
第1の設問の回答の点数の前回比615には、今回の第1の設問の回答の点数の前回アンケート実施時の点数からの増減値が表示される。なお、各メンバーの各回のアンケートの回答結果は記憶部16に記憶されており、前回の点数も記憶されている。例えば、今回が4点で、前回が2点であった場合、上向きの矢印とともに「2」が表示される。今回が1点で、前回が2点であった場合、下向きの矢印とともに「1」が表示される。今回と前回の点数に変化がない場合は、「-0」が表示される。
第2の設問の回答の点数616には、第2の設問の回答内容に応じて付与された点数が表示される。点数は、回答が「十分に活用できている」の場合は「4」、「一部を活用できている」の場合は「3」、「あまり活用できていない」の場合は「2」、「全く活用できていない」の場合は「1」とする。回答が「判断不可」であった場合は「判断不可」と表示される。業務上の実績に関する評価が高いことを示す回答ほど高い点数を付与する。
第2の設問の回答の点数の前回比617には、上述の第1の設問の回答の点数の前回比615と同様に、今回の第2の設問の回答の点数の前回アンケート実施時の点数からの増減値が表示される。第3の設問の回答内容618には、回答された文言がそのまま表示される。
図4に戻って、ステップS407において、リマインダを配信すると判断した場合(例えば、図6の回答結果一覧画面61において、回答状況602が「未提出」と表示されているメンバー(従業員)に対してリマインダを配信するべき操作が行われた場合)、出力部15は、対象となる従業員に対してリマインダを配信する(ステップS408)。その後、取得部11は、端末装置3から送信されるアンケートの回答が受信されたか否かを待つ状態となる(ステップS403)。
ステップS405において、アンケート対象者全員からのアンケートの回答が返信されたと判断された場合、あるいは、ステップS407において、未回答者に対してリマインダの配信を行わないと判断した場合、判定部14は、アンケートの回答結果に基づいて判定処理を開始するか否かを判断する(ステップS409)。判定を開始するか否かは、アンケート実施者による操作入力によって判断すればよい。すなわち、ステップS409においては、操作入力待ち状態となる。
アンケート実施者による判定処理開始の操作が行われた場合(ステップS409:YES)、判定部14は、アンケートの回答結果に基づいて、指標値を算出する処理を行う(ステップS410)。指標値は、本実施形態では、2つの評価基準である「やりがい」(従業員の業務に対する意識に関する評価基準)と「職務遂行」(従業員の業務上の実績に関する評価基準)の各々において指標値を算出する。以後、「やりがい」における指標値を第1指標値、「職務遂行」における指標値を第2指標値と呼ぶ。
第1指標値は、アンケートの第1の設問の回答に基づいて算出される。第1指標値は、アンケートの第1の設問の回答が、「やりがい・将来性を感じながら取り組んでいる」の場合は「+2」、「やりがい・将来性を多少は感じながら取り組んでいる」の場合は「+1」、「やりがい・将来性をあまり感じていない」の場合は「-1」、「やりがい・将来性を全く感じていない」の場合は「-2」とする。回答が「判断不可」であった場合は「0」とする。「判断不可」の場合を除き、業務に対する意識に関する評価が高いことを示す回答ほど大きい数値の指標値とする。
第2指標値は、アンケートの第2の設問の回答に基づいて算出される。第2指標値は、アンケートの第2の設問の回答が、「十分に活用できている」の場合は「+2」、「一部を活用できている」の場合は「+1」、「あまり活用できていない」の場合は「-1」、「全く活用できていない」の場合は「-2」とする。回答が「判断不可」であった場合は「0」とする。「判断不可」の場合を除き、業務上の実績に関する評価が高いことを示す回答ほど大きい数値の指標値とする。
続いて、判定部14は、各々の従業員のアンケートの回答から算出した第1指標値、第2指標値の前回のアンケート時に算出した第1指標値、第2指標値に対する変化に関する判定処理を行う(ステップS411)。
まず、マッピング部13は、算出された第1指標値、第2指標値を成分とするベクトル量を平面上にマッピングする。具体的には、縦軸を第1の評価基準に対応する第1指標値、横軸を第2の評価基準に対応する第2指標値としたグラフ上において、各々の従業員の第1指標値、第2指標値を成分とするベクトル量が示す位置にマークをプロットする。
図7は、アンケートの結果のマッピング処理を説明するための図であり、第1指標値、第2指標値を成分とするベクトル量をマッピングする座標平面を示した図である。図7において、縦軸は第1の評価基準である「やりがい」に対応する第1指標値であり、横軸は第2の評価基準である「職務遂行」に対応する第2指標値である。縦軸と横軸により分割された4つの領域(象限)を、良好ゾーン71、移行ゾーン72、倦怠ゾーン73、危険ゾーン74とする。
良好ゾーン71は、第1指標値、第2指標値ともにプラス値となる領域であり、この領域にプロットされる指標値の従業員は、やりがいもあり能力も発揮できている、と感じている従業員である。移行ゾーン72は、第1指標値がプラス値、第2指標値がマイナス値となる領域であり、この領域にプロットされる指標値の従業員は、やりがいはあるが能力を発揮できていない、と感じている従業員である。
倦怠ゾーン73は、第1指標値がマイナス値、第2指標値がプラス値となる領域であり、この領域にプロットされる指標値の従業員は、能力は発揮できているがやりがいがない、と感じている従業員である。危険ゾーン74は、第1指標値、第2指標値ともにマイナス値となる領域であり、この領域にプロットされる指標値の従業員は、やりがいもないし能力も発揮できていない、と感じている従業員である。
図8は、アンケートの結果のマッピング処理を説明するための図であり、各々の従業員の第1指標値、第2指標値が示す位置にマークをプロットした例を示した図である。出力部15は、図8に示すグラフを表示部105に表示することができる。図8において、良好ゾーン71内は4つの領域711、712、713、714に分割されている。領域711には、「やりがい」に対応する第1指標値が+1、「職務遂行」に対応する第2指標値が+1(以下、{+1、+1}すなわち{第1指標値、第2指標値}のように記載する)の従業員がプロットされる。領域712には{+1、+2}の従業員、領域713には{+2、+1}の従業員、領域714には{+2、+2}の従業員がそれぞれプロットされる。
同様にして、移行ゾーン72は、領域721~724に、倦怠ゾーン73は、領域731~734に、危険ゾーン74は、領域741~744にそれぞれ4分割されている。そして、各従業員は、「やりがい」に対応する第1指標値、「職務遂行」に対応する第2指標値に基づいた位置にプロットされる。
図8において、4人の従業員A、B、C、Dの第1指標値、第2指標値に基づいた位置にマークがプロットされている。図中、A、B、C、Dの符号で示したプロットは、今回のアンケートの回答による第1指標値、第2指標値に基づいた位置であり、(A)、(B)、(C)、(D)の符号で示したプロットは、前回のアンケートの回答による第1指標値、第2指標値に基づいた位置である。
図8において、プロットされるマークは、前回のプロット位置と今回のプロット位置との変化量あるいは変化方向に基づいて異なった形状のものとなる。変化量、変化方向が所定の条件を満たさない場合は、小さい黒点のマークを表示するが、変化量、変化方向が所定の条件を満たす場合、注意や警告を示すマーク(マークの形状や色を変える)を表示する。図8においては、前回のアンケートの回答結果によりプロットされたマークは、便宜上すべて小さい黒点としている。今回のアンケートの回答結果によりプロットされたマークについては後述する。
図4に戻って、ステップS411においては、判定部14は、各々の従業員の今回のアンケート回答結果による第1指標値、第2指標値と前回のアンケート回答結果による第1指標値、第2指標値とを比較する。そして、第1指標値あるいは第2指標値の変化が所定の条件を満たすか否かの判定処理を行う。
そして、第1指標値、第2指標値の変化が所定の条件を満たす場合に、所定の出力処理を行う(ステップS412)。具体的には、第1指標値、第2指標値の変化が所定の条件を満たす場合、表示部105に注意、警告等を示す表示出力を行う。表示出力は、図8に示すような、プロットのマークの表示形状や表示色を変化させることとしてもよいし、表示部105による表示画面上に、ポップアップウィンドウを表示して、ウィンドウ内に対象の従業員を名前と警報内容を表示してもよい。また、アンケート実施者に対して、対象の従業員を名前と警報内容を記載したメールやメッセージを送信することとしてもよい。
以下に、上述の図7、図8と、図9~図11を参照して、判定部14における判定処理に用いる所定の条件について説明する。
図9は、第1指標値、第2指標値の変化、すなわち図8におけるプロット位置の変化が、ゾーンを跨ぐ場合の警報出力の条件を示した図である。4つのゾーンのうちの1つのゾーンから他のゾーンへと移動(変化)するパターンは、図9に示すように12通りがある。図9には、12通りの各々の変化について、出力する警報(アラート)の出力有無、出力内容(アラートの種類ないし段階)が示されている。なお、「アラート」欄のカッコ内の内容は、アラートの具体的や根拠その他判定の結果を説明するために便宜上記載したもので、この内容と同一のテキストメッセージが実際に出力される必要は必ずしもない。ただし、この図のカッコが気に示したようなメッセージを12個それぞれの条件に対応付けて登録しておき、警告を出力する際にメッセージを合わせて出力してもよい。
図9に示すように、アラートの欄には、「警告」、「注意」、「―」が記載されている。「警告」は、最も問題がある変化があったと判定される場合である。「注意」は、「警告」とするほどではないが問題がある変化があった場合である。「情報」は、問題がある変化とは言えないが、変化があったことをアンケート実施者に情報提供した方がよいと判断される場合である。「-」は、問題がない場合である。なお、警報のレベル(段階)を数値で表してもよい。
図9においては、判定部14は、良好ゾーン71から倦怠ゾーン73へと変化した場合、「注意」と判定する。同様に、良好ゾーン71から危険ゾーン74へと変化した場合は「警告」と判定し、移行ゾーン72から良好ゾーン71に変化した場合は特に問題がないと判定し、移行ゾーン72から良好ゾーン71へと変化した場合は「情報」と判定する。このように、ゾーンの跨ぎかたの全てのパターンについて、アラートの出力の有無の条件や、アラートの内容に関連する情報を対応付けて記憶しておく。
図10は、第1指標値、第2指標値の変化、すなわち図8におけるプロット位置の変化が、ゾーンを跨がない場合であって、良好ゾーン71内での変化があった場合の警報出力の条件を示した図である。例えば、良好ゾーン71内から他のゾーンへ移動しない場合は、特に問題はないと考えられるので、「警告」と判定する場合はない。しかしながら、図8における良好ゾーン71内での領域714から領域711への変化、すなわち左下の領域への変化は、2つの評価基準の指標値がともに低下しているので、判定部14は、悪化傾向にあると判断し、「注意」と判定する。左方向または下方向への変化は、「やや注意」という、注意状態ではあるが「注意」よりも程度の低い段階にあると判定する。
図11は、第1指標値、第2指標値の変化、すなわち図8におけるプロット位置の変化が、ゾーンを跨がない場合であって、危険ゾーン74内での変化があった場合の警報出力の条件を示した図である。図8における移行ゾーン72内での領域723から領域722への変化、すなわち左下の領域への変化は、2つの評価基準の指標値がともに低下している。ここで、そもそもこのゾーンにいること自体が好ましくないことを踏まえ、判定部14は、「重大な警告」と判定する。また、改善傾向(右方向や上方向への移動があった場合)がみられない場合を除き、判定部14は、「注意」と判定する。このように、現在いるゾーンが異なれば、変化方向が同じであったとしても警告の必要性や内容は異なりうる。
倦怠ゾーン内および移行ゾーン内にそれぞれについても、同様に、移動の変化方向の全てのパターンについて、警報出力の条件が設定される。このようにして、現在いるゾーンとその変化の方向に応じた警報条件が設定される。
以上のように、判定部14は、図9~図11に示した判定条件に従い判定を行い(図4のステップS411)、出力部15は、その結果を出力する処理を行う(図4のステップS412)。出力処理は、例えば、前述の図8に示すようなグラフを表示部105に表示させることによって行ってもよい。
図8を参照して、出力部15による出力処理を説明する。図8には、4人の従業員A、B、C、Dの今回のアンケートの第1指標値、第2指標値に基づいた位置にプロットされたマーク(図中、A、B、C、Dの符号で示す)が表示されている。さらに、前回のアンケートの第1指標値、第2指標値に基づいた位置にプロットされたマーク(図中、(A)、(B)、(C)、(D)の符号で示す)が表示されている。そして、前回から今回のマークの位置の変化が矢印で示されている。
従業員Aは、前回の倦怠ゾーン73の領域733から今回は危険ゾーン74の領域743に位置が変化している。この変化は、ゾーンを跨ぐ変化であり、危険ゾーン74への移動であるから、例えば、判定部14により「警告」と判定される。出力部15は、この判定に基づいて、図8に示すように、従業員Aの今回のマークを、「警告」を示す二重丸形状として表示している。
従業員Bは、前回の良好ゾーン71の領域714から今回は良好ゾーン71の領域711に位置が変化している。この変化は、ゾーンを跨がない変化であり、良好ゾーン71内での移動であるから、例えば、判定部14により「注意」と判定される。出力部15は、この判定に基づいて、図8に示すように、従業員Bの今回のマークを、「注意」を示す大きい白丸形状として表示している。
従業員Cは、前回の倦怠ゾーン73の領域734から今回は倦怠ゾーン73の領域732に位置が変化している。この変化は、ゾーンを跨がない変化であり、倦怠ゾーン73内での移動であるから、例えば、判定部14により「情報」と判定される。出力部15は、この判定に基づいて、図8に示すように、従業員Cの今回のマークを、「情報」を示す大きい黒丸形状として表示している。
従業員Dは、前回の移行ゾーン72の領域723から今回は良好ゾーン71の領域713に位置が変化している。この変化は、ゾーンを跨ぐ変化であり、良好ゾーン71内での移動であるから、例えば、判定部14により、警報の必要なしと判定される。出力部15は、図8に示すように、従業員Dの今回のマークは、小さい黒丸形状のままとして表示している。
なお、第1指標値、第2指標値の変化、すなわち図8におけるプロット位置の変化が所定の条件を満たすか否かの判定は、アンケートの回答がない(未回答)の従業員に対してはできない。そこで、判定部14は、判定の条件に、アンケートの回答の有無に関する条件を含めて、アンケート未回答者に対して、以下のような判定を行う。
・アンケートに2回連続で未回答の場合、回答する気が起きなくなってしまった状態であると判断し、「注意」と判定する。なお、3回以上連続して未回答の場合は、回答をしない人であると判断し、警報を出力しないこととしてもよい。
・アンケートに2回連続で未回答の後、回答があったが、危険ゾーン74、倦怠ゾーン73となる回答をした場合、引き続き「注意」と判定する。
・アンケートに2回連続で未回答の後、回答があり、危険ゾーン74、倦怠ゾーン73以外となる回答をした場合、「情報」と判定する。
また、未回答ではないが、以下のような回答の場合、判定部14は「情報」と判定する。
・アンケートに2回以上連続で「判断不可」と回答した場合、その従業員の職場への受け入れ、定着がうまくいっていないと判断し、「情報」と判定する。
・アンケートに3回連続で同じ回答の組み合わせで回答した場合、問題がないか定期的な確認が必要と判断し、「情報」と判定する。
また、今回のアンケート回答結果により警報を出力する判定となった場合でも、例えば過去3ヶ月以内に同じ警報が出力されている場合は、今回は警報を出力しないこととしてもよい。
以上のような、連続した未回答である従業員に関する警報、連続して「判断不可」と回答した従業員に関する警報は、図8のグラフ上にプロットして表示することができない。従って、このような警報は、表示部105による表示画面上に、ポップアップウィンドウを表示して、ウィンドウ内に対象の従業員を名前と警報内容を表示してもよい。また、アンケート実施者に対して、対象の従業員を名前と警報内容を記載したメールやメッセージを送信することとしてもよい。また、図6に示したようなメンバーである従業員の回答結果一覧画面61の該当する従業員の位置に警報を示すマークを表示することとしてもよいし、従業員名等の表示色を変えて表示することとしてもよい。すなわち、警報内容に応じて表示態様が異なるように制御されればよい。
このような連続した未回答である従業員に関する警報、連続して「判断不可」と回答した従業員に関する警報の示し方は、上述の図9~図11による判定条件による判定結果の示し方に適用することもできる。なお、図9~図11は、アンケートの評価結果の推移(変化)の方向と警報出力の要否や内容とを1対1に対応付けているが、このような条件を記述したテーブルを記憶部16に記憶しておき、判定部14がこのテーブルを参照してもよい。あるいは、アンケートの評価結果の変化に基づいて警報の要否や警報の内容、その他従業員の評価に関する情報を生成するためのアルゴリズムが記憶されてもよい。この際、この条件は、変化の方向だけでなく、変化の大きさに依存するように設定しもよいし、変化の頻度に依存するように設定してもよい。また、上述した例において、算出する指標値の段階数、検出する変化方向数、生成する警報の段階数は、あくまで一例であって、任意の数を設定することができる。要するに、従業員から得たアンケート結果に対応する平面上の位置を決定し、2回以上のアンケート結果によって得られた位置の変化(変化がない場合も含む)に基づいて、その従業員についての意識の状態を推定し、当該状態を表す情報を生成すればよい。
上記実施例によれば、複数の時点におけるアンケート回答結果の推移を加味して従業員の心理的状態を判定するので、一回のアンケート結果に基づいて判定する場合よりも、精度が向上する。加えて、従業員の心理的状態がグラフによって可視化され、必要に応じて警告メッセージその他の従業員の評価に関する情報が提示されるため、従業員の管理者の負担が軽減される。
[変形例]
上述した実施形態は様々に変形することができる。以下にそれらの変形の例を示す。なお、上述した実施形態及び以下に示す変形例は適宜組み合わされてもよい。
(1)上述した実施形態においては、図9~図11に示したような警報出力の判定は、前回アンケート時からの指標値の変化のみで判定するものとしたが、従業員の属性(年齢や性別などの業務とは直接関係ない情報や、職種、職歴、職位、就業年数といった現在または過去の業務に関係する情報など)を考慮した判定条件としてもよい。
例えば、従業員の職種がエンジニアやデザイナーなどのクリティブ性の高い職種の場合は、倦怠ゾーン73内での変化に敏感に察知することが好ましいと考えられる。これを踏まえ、エンジニアやデザイナー等の専門職の従業員に対しては、倦怠ゾーン73内での変化に対しては、通常の従業員よりも警報のレベルを1段階上げる。これにより、倦怠ゾーン73内での変化を機敏に察知することができる。すなわち、例えば、図8における倦怠ゾーン73内での領域732から領域733への変化、すなわち左下の領域への変化について、判定部14は「警告」と判定する。他の場合は、変化があってもなくても、判定部14は「注意」と判定する。なお、他のゾーン内での変化やゾーンを跨ぐ変化に関しては、上述の実施形態での判定条件と同じであってもよいし、当該職種独自の条件を設定してもよい。
あるいは、営業職の場合、良好ゾーン71内での変化を機敏に察知することが好ましい。すなわち、営業等の職種の従業員に対しては、良好ゾーン71内での変化に対しては、いずれかの指標値が下がった場合に(他の一方の指標値が上がった場合であっても)「注意」と判定し、左下へ下がった場合(「やりがい」「職務遂行」ともに下がった場合)の場合に「警告」と判定する。他のゾーン内での変化やゾーンを跨ぐ変化に関しては、上述の実施形態での判定条件と同じであってもよい。
あるいは、経験年数が長い従業員(例えば年齢が40歳以上又は在籍期間3年以上であるなど)場合、倦怠ゾーン73内での変化を機敏に察知するすることが好ましい。例えば、年齢が40歳以上又は在籍期間3年以上の従業員に対しては、倦怠ゾーン73内での変化に対しては、他の従業員よりも警報のレベルを1段階上げる。すなわち、図8における倦怠ゾーン73内での領域732から領域733への変化、すなわち左下の領域への変化は、判定部14は「警告」と判定する。他の場合は、変化があってもなくても、判定部14は「注意」と判定する。なお、他のゾーン内での変化、ゾーンを跨ぐ変化に関しては、上述の実施形態での判定条件と同じであってもよい。
一方、従業員の年齢が25歳未満又は入社半年以内である場合、移行ゾーン72内での変化を機敏に察知することが好ましい。例えば、年齢が25歳未満又は入社半年以内である従業員に対しては、移行ゾーン72内での変化に対しては、いずれかの指標値が下がった場合に(他の一方の指標値が上がった場合であっても)「警告」と判定し、左下へ下がった場合(「やりがい」「職務遂行」ともに下がった場合)の場合も「警告」も判定する。他の場合は、判定部14は、変化があってもなくても「注意」と判定する。なお、他のゾーン内での変化、ゾーンを跨ぐ変化に関しては、上述の実施形態での判定条件と同じであってもよい。
(2)上述の実施形態においては、判定部14による判定条件は予め設定部17により設定されているものとしたが、複数回のアンケートでの複数の従業員による回答結果に基づいて機械学習を行い、設定部17において判定条件を設定してもよい。
例えば、上述の実施形態においては、判定部14は、図9に示されるように、ゾーン間を跨ぐ変化があった場合であって危険ゾーンへ移動する変化があった場合は、「警告」と判定することとしているが、複数回のアンケートでの複数の従業員による回答結果に基づいて機械学習の結果、「警告」とする必要がない(「注意」でよい)と判断することとしてもよい。
具体的には、他のゾーンから危険ゾーンへと移動した従業員のうちの多くが、次回のアンケートの回答において、危険ゾーンから他のゾーンへ移動することとなっている場合、危険ゾーンへの移動(「やりがい」あるいは「職務遂行」の意識が下がった)が、一過性の事情がある場合が多いと判断し、判定を「注意」とするように設定し直してもよい。
この結果、危険ゾーンの移動した従業員のうち、次回のアンケートの回答においても危険ゾーンに留まった場合は、例えば「警告」と判定されることとなる。
また、上述の実施形態においては、判定部14は、図9に示されるように、ゾーン間を跨ぐ変化があった場合であって移行ゾーンから倦怠ゾーンへ移動する変化があった場合は、警報なしと判定することとしているが、複数回のアンケートでの複数の従業員による回答結果に基づいて機械学習の結果、「注意」とする必要があると判断することとしてもよい。
具体的には、移行ゾーンから倦怠ゾーンへ移動した従業員のうちの多くが、次回あるいは次々回のアンケートの回答において、危険ゾーンへ移動することとなっている場合、移行ゾーンから倦怠ゾーンへの移動は、危険ゾーンへの移動につながる可能性が高いと判断して、判定を「注意」とするように設定し直してもよい。
(3)上述の実施形態においては、判定部14での判定処理は、各従業員の今回のアンケートの回答結果と前回のアンケートの回答結果を比較することにより行うものとしたが、今回のアンケートの回答結果と前回よりも前に実施した1回以上のアンケートの回答結果とを比較することにより行うものとしてもよい。
例えば、アンケートを毎月実施しているとすると、判定部14での判定処理は、通常は今月のアンケートの回答結果と先月のアンケートの回答結果とを比較することにより行う。これを、今月のアンケート結果と例えば6ヶ月前のアンケート結果とを比較するものとしてもよい。
また、過去の2回のアンケートの回答結果による判定結果と、今回と前回のアンケートの回答結果による判定結果との比較に基づいて、過去の2回のアンケートのうちのいずれか一方のアンケートの回答結果と今回または前回のアンケートの回答結果とを比較して判定処理を行うものとしてもよい。
例えば、アンケートを毎月実施している場合、6ヶ月前と5ヶ月前のアンケートの回答結果による判定では「情報」であったが、今月と先月のアンケートの回答結果による判定では「警告」となった従業員がいる場合、状況が悪化しているため、例えば、6ヶ月前のアンケートの回答結果と今月のアンケートの回答結果との比較に基づいて、判定処理を行うものとしてもよい。
(4)上述の実施形態においては、アンケートにおいて、第1の評価基準における第1指標値を算出するための設問と、第2の評価基準における第2指標値を算出するための設問とを、各々1つずつ設定するものとしたが、設問は各々2つ以上設定するものとしてもよい。この場合、各々の評価基準における指標値も複数の設問に応じて複数算出されるものとしてもよい。
例えば、第1指標値を算出するための設問が以下の2つ設定されるとする。
第1の設問:現在の仕事にやりがいを感じていますか?
第2の設問:現在の仕事を将来も続けていきたいと感じていますか?
また、第2指標値を算出するための設問が以下の2つあるとする。
第3の設問:ここ最近、仕事で自分の能力を活用できていると感じますか?
第4の設問:仕事において、会社や上司から期待されている役割を果たせていると思いますか?
そして、第1指標値は、第1の設問の回答に基づいて算出される第1指標値X1と、第2の設問の回答に基づいて算出される第1指標値X2とが算出されるとする。また、第2指標値は、第3の設問の回答に基づいて算出される第2指標値Y1と、第4の設問の回答に基づいて算出される第2指標値Y2とが算出されるとする。これらの4つの指標値は各々、上述の実施形態と同様に、+2、+1、0、―1、-2の値を取り得るものとする。
このように、4つの指標値を図8のような座標平面に各々の従業員の第1指標値、第2指標値が示す位置にマークをプロットする場合、第1指標値、第2指標値が各々2種類あるため、マッピング部13は、以下の4通りの指標値の組み合わせによる、4つの座標平面上にマッピングを行うことになる。
第1座標平面:(第1指標値X1、第2指標値Y1)
第2座標平面:(第1指標値X1、第2指標値Y2)
第3座標平面:(第1指標値X2、第2指標値Y1)
第4座標平面:(第1指標値X2、第2指標値Y2)
判定部14は、これら4つの座標平面上にプロットされた位置の変化、すなわち前回のアンケートの回答結果と今回のアンケートの回答結果による指標値の変化に基づいて、4つの座標平面の各々において判定処理を行う。
(5)上述の実施形態においては、評価基準は2つを用いるものとしたが、3つ以上の評価基準を用いるものとしてもよい。例えば、3つの評価基準である第1の評価基準、第2の評価基準、第3の評価基準を用いる場合、各々の評価基準における設問を設定し、アンケートの回答結果より、第1指標値、第2指標値、第3指標値を算出する。
3つの指標値を図8のような座標平面に各々の従業員の第1指標値、第2指標値、第3指標値が示す位置にマークをプロットする場合、マッピング部13は、以下の3通りの指標値の組み合わせによる、3つの座標平面上にマッピングを行うことになる。
座標平面α:(第1指標値、第2指標値)
座標平面β:(第1指標値、第3指標値)
座標平面γ:(第2指標値、第3指標値)
判定部14は、これら3つの座標平面上にプロットされた位置の変化、すなわち前回のアンケートの回答結果と今回のアンケートの回答結果による指標値の変化に基づいて、3つの座標平面の各々において判定処理を行う。
また、各々の評価基準において2つ以上の設問を設定し、複数の指標値を算出してもよい。例えば、3つの評価基準の各々に2つの設問を設定し、回答結果より各々2つの指標値を算出する。そして、座標平面α~γの各々に対して、上述の変形例(3)のように4つの座標平面を生成してマッピングを行ってもよい。
(6)上述の実施形態においては、第1指標値は第1の設問の回答結果に基づいて算出され、第2指標値は第2の設問の回答結果に基づいて算出されるものとしたが、各々の指標値は、2つ以上の設問の回答結果に基づいて算出されるものとしてもよい。例えば、第1指標値を算出するための設問が2つあり、2つの質問の回答結果を所定の算出式に代入して第1指標値を算出するものとしてもよい。
また、上述の実施形態においては、第1指標値及び第2指標値は、設問の回答の選択肢に対応させて値を決定するものとしたが、指標値の決定方法はこれに限定されない。例えば、設問の選択肢を複数選択して回答可能とし、選択された複数の選択肢の各々に基づいた値を所定の算出式に代入して指標値を算出するものとしてもよい。
(7)上述の実施形態においては、指標値を二次元平面にマッピングしたが、指標値の数に対応してn次元(nは3以上の任意の整数)空間にマッピングしてもよい。nは設定する評価基準(軸)の数と同一となる。n>4の場合、マッピングの結果を可視化する際に、ユーザが分析したい2つ(二次元平面)または3つ(3次元空間)の評価軸を選択すればよい。
要するに、本発明における情報処理において、従業員に対してなされたアンケートの結果を取得するステップと、当該結果に基づいて、予め設定した少なくとも1つの評価基準における指標値を算出するステップと、当該従業員に対して複数のタイミングでなされたアンケートの結果に基づいて、前値の変化が所定の条件を満たすか否かを判定するステップと、前記変化が前記所定の条件を満たす場合に所定の出力を行うステップとが実行されていればよい。
1・・情報処理装置、2・・ネットワーク回線、3・・端末装置、11・・取得部、12・・算出部、13・・マッピング部、14・・判定部、15・・出力部、16・・記憶部、17・・設定部、51・・アンケート表示画面、61・・回答結果一覧画面、71・・良好ゾーン、72・・移行ゾーン、73・・倦怠ゾーン、74・・危険ゾーン、101・・プロセッサ、102・・メモリ、103・・インタフェース、104・・通信部、105・・表示部、106・・操作部、511、512、513・・回答欄、611・・従業員名、612・・回答状況、613・・連続未回答回数、614・・第1の設問の回答の点数、615・・第1の設問の回答の点数の前回比、616・・第2の設問の回答の点数、617・・第2の設問の回答の点数の前回比、618・・第3の設問の回答内容、711~714・・良好ゾーン内領域、721~724・・移行ゾーン内領域、731~734・・倦怠ゾーン内領域、741~744・・危険ゾーン内領域。

Claims (12)

  1. 従業員に対してなされたアンケートの結果を取得する取得手段と、
    当該結果に基づいて、予め設定した少なくとも1つの評価基準における指標値を算出する算出手段と、
    当該従業員に対して複数のタイミングでなされたアンケートの結果に基づいて、前記指標値の変化が所定の条件を満たすか否かを判定する判定手段と、
    前記変化が前記所定の条件を満たす場合に所定の出力を行う出力手段と
    を有する情報処理装置。
  2. 前記算出手段は、第1の評価基準における第1指標値と第2の評価基準における第2指標値とを算出し、
    前記情報処理装置は、該算出された第1指標値及び第2指標値を成分とするベクトル量を平面上にマッピングするマッピング手段を更に備え、
    前記所定の条件は、前記平面上における位置の変化に関する条件である
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第1の評価基準は前記従業員の業務に対する意識に関する評価基準であり、
    前記第2の評価基準は前記従業員の業務上の実績に関する評価基準である、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記所定の条件は、前記従業員の属性に基づいて設定される
    請求項1乃至3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記所定の条件は、職種に応じて設定される
    請求項1乃至4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 前記所定の条件は、所定の期間内に取得した複数の回答についての、前記平面上にマッピングされた位置の変化方向に関する条件である
    請求項2乃至5のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. 前記所定の条件は、所定の期間内に取得した複数の回答について、前記平面上にマッピングされた位置の変化量に関する条件である
    請求項2乃至6のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  8. 前記所定の条件には、前記アンケートに対する前記従業員の回答の有無に関する条件が含まれ、
    前記結果には、前記アンケートに対して前記従業員の回答の有無についての情報が含まれ、
    前記判定手段は、所定の期間内に実施された複数のアンケートに対する回答の有無についての情報にさらに基づいて、前記所定の条件を満たすか否かを判定する
    請求項1乃至7のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  9. 前記判定手段は、前記従業員に対して第1の期間に実施された前記アンケートの結果と、当該従業員に対して前記第1の期間よりも後の期間である第2の期間において実施された前記アンケートの結果との比較に基づいて、当該第2の期間において前記アンケートの結果が前記所定の条件を満たすか否かを判定する
    請求項1乃至7のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  10. 複数の従業員に対して実施した前記アンケートについての結果に基づいて、前記平面内の位置の移動の方向及び量のうち少なくともいずれか一方についての傾向を示す傾向情報を生成し、当該傾向情報に基づいて前記所定の条件を設定する設定手段を有する
    請求項1乃至9のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  11. 前記算出手段は、
    前記第1の評価基準及び前記第2の評価基準のそれぞれについて、予め定められた複数の情報項目から選択し、
    前記第1の評価基準及び前記第2の評価基準の組み合わせを複数用意し、当該複数の組み合わせのそれぞれに対して前記第1指標値及び前記第2指標値を算出し、
    前記マッピング手段は、当該複数の組み合わせにそれぞれ対応する複数の平面上において前記マッピングを実行し、
    前記判定手段は、各平面上における位置の変化に基づいて、前記所定の条件を満たすか否かを判定する
    請求項2に記載の情報処理装置。
  12. 前記所定の条件は、前記位置が前記第1の評価基準に対応する第1軸と前記第2の評価基準に対応する第2軸とによって4分割された、前記平面上の各領域を跨いで変化したという条件である
    請求項2に記載の情報処理装置。
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