JP2023101217A - 電極付き内視鏡システム - Google Patents

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Abstract

【課題】体腔内に挿入される挿入部が自由に湾曲できる電極付き内視鏡システムを提供する。【解決手段】体腔内に外部電極を挿入して行う施術に用いられる電極付き内視鏡システムにおいて、膀胱300内に挿入される挿入部14の先端部に前記外部電極から電流が流れる回収電極19が設けられ、挿入部14の先端部に能動湾曲部12が設けられている。【選択図】図8

Description

本発明は、体腔内に挿入される挿入部を備える電極付き内視鏡システムに関する。
従来、電解質溶液環境で電極から流れる高周波電流を用いて被検体内の組織を切除又は凝固する内視鏡が広く普及している。
例えば、特許文献1には、被検体内に挿入される電極支持部の先端部に設けられ電極を有する先端硬質部と、前記電極支持部の基端に連結された基端硬質部との間に前記先端硬質部及び前記基端硬質部よりも曲げ剛性の低い弾性領域を設けた膀胱鏡が開示されている。
国際公開第2020/136814号
膀胱において尿道との連通口近傍に病変部が発生しており、斯かる病変部の施術を行う場合が想定できる。このような場合、尿道との連通口近傍に病変部が位置するので、膀胱鏡が膀胱内に進入した方向と逆方向に膀胱鏡の先端部分を鈍角に曲げた状態、即ち、膀胱鏡の先端部分が鋭角をなす状態にて、施術を行う必要がある。先端部分の湾曲操作ができない、所謂硬性膀胱鏡の場合、このような部位の病変部の施術は困難である。
しかし、特許文献1の膀胱鏡は、電極支持部が弾性領域を有するので、膀胱の内壁との接触によって、電極支持部の先端部に設けられ電極を有する先端硬質部が少し反る程度の変形は可能であっても、電極支持部又は先端硬質部を大きく湾曲させることはできず、上述のような問題を解決できない。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、外部電極を使用して行う施術に用いられる電極付き内視鏡システムであって、体腔内に挿入される挿入部が自由に湾曲できるように構成された電極付き内視鏡システムを提供することにある。
本発明に係る電極付き内視鏡システムは、外部電極を使用して行う施術に用いられる電極付き内視鏡システムにおいて、体腔内に挿入される挿入部の先端部に設けられ、前記外部電極からの電流が流れる対応電極と、前記先端部に設けられた湾曲部とを備える。
本発明にあっては、ユーザが、前記湾曲部を操作することによって挿入部の先端部分を湾曲させ、前記外部電極を用いて病変部の切除又は凝固の施術を行う。この際、前記外部電極からの電流が前記対応電極に流れて回収される。
本発明によれば、体腔内に挿入される挿入部が自由に湾曲できる電極付き内視鏡システムを提供できる。
本発明の実施の形態1に係る電極付き内視鏡システムの外観図である。 実施の形態1の電極付き内視鏡システムの撮像部の先端面を示す図である。 図2のIII-III線による断面図である。 実施の形態1の電極付き内視鏡システムの撮像装置の構成を模式的に示す断面図である。 実施の形態1の電極付き内視鏡システムの能動湾曲部に回収電極が設けられた状態を説明する斜視図である。 図5のA-A線による断面図である。 実施の形態1の電極付き内視鏡システムに用いられる高周波ナイフを示す斜視図である。 実施の形態1の電極付き内視鏡システムを用いる施術を説明する例示図である。 実施の形態2の電極付き内視鏡システムにおいて能動湾曲部よりも操作部側の可撓部外面に回収電極が設けられた状態を説明する斜視図である。 実施の形態3の電極付き内視鏡システムにおいて能動湾曲部よりも操作部側の可撓部外面に回収電極が設けられた状態を説明する斜視図である。 実施の形態4の電極付き内視鏡システムにおいて能動湾曲部よりも操作部側の可撓部外面に回収電極が設けられた状態を説明する斜視図である。 実施の形態5の電極付き内視鏡システムにおいて能動湾曲部よりも操作部側の可撓部外面に回収電極が設けられた状態を説明する斜視図である。
以下に、本発明の実施の形態に係る電極付き内視鏡システムについて、図面に基づいて詳述する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る電極付き内視鏡システム10の外観図である。本実施の形態の電極付き内視鏡システム10は、軟性の使い捨ての内視鏡を含み、膀胱内を生理食塩水のような電解質溶液で満たした状態(電解質溶液環境)にて、斯かる電解質溶液の中でいわゆる高周波ナイフを用いて切除等の施術を行う場合に使用される。例えば、電極付き内視鏡システム10は単回使用である。
電極付き内視鏡システム10は、被検者の膀胱内に挿入される挿入部14と、挿入部14を操作する操作部20と、図示しないプロセッサ等に接続されるコネクタ部24とを備える。
挿入部14は、折止部16を介して操作部20に接続されており、コネクタ部24はユニバーサルコード25を介して操作部20に接続されている。
ユニバーサルコード25は、柔軟性を有しており、挿入部14が有する撮像手段からの電気信号をコネクタ部24に送る電気線と、電解質溶液が通る流路などを含む。
操作部20は、把持部205と、ユーザから指示を受け付けるボタン210と、後述する能動湾曲部12の湾曲動作を操作する湾曲ノブ21とを有している。
把持部205は略円筒形状を有しており、外部から前記高周波ナイフなどの処置具を膀胱内に挿入するためのチャンネル入口22が折止部16側寄りに設けられている。また、把持部205の内側には、後述する撮像部13の撮像ユニット617を前記プロセッサと接続する中継部40が内装されている。
挿入部14は、細径の円筒形状を有しており、湾曲自由に構成されている。挿入部14は先端側から順に撮像部13、能動湾曲部12及び可撓部11を有している。可撓部11は連結部18を介して能動湾曲部12と連結されている。
撮像部13は、CCD(Charge Coupled Device)、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の撮像手段、該撮像手段を駆動する為の回路基板、観察光学系等を含む撮像ユニット617と、一連のレンズ組からなるレンズユニット62とを有している(図3参照)。また、撮像部13は、膀胱内の観察対象部位に光を照射する照射、照明光学系等を有している。撮像部13の撮像ユニット617からの電気信号は、中継部40及びコネクタ部24を介して前記プロセッサに送られる。
能動湾曲部12は能動的に湾曲可能である。即ち、能動湾曲部12は湾曲ノブ21の操作に応じて4方向へ自由に湾曲される。一方、可撓部11は受動的に湾曲される。即ち、可撓部11は対象物との接触によって湾曲する。
図2は、実施の形態1の電極付き内視鏡システム10の撮像部13の先端面131を示す図であり、図3は、図2のIII-III線による断面図である。
撮像部13は、円柱形状を有しており、能動湾曲部12より少し大きい径を有している。撮像部13では、能動湾曲部12側の端面に鍔部70が周縁に沿って設けられている。能動湾曲部12の先端部は鍔部70に内嵌されている。
撮像部13には、軸長方向に貫くユニット孔71が形成されている。ユニット孔71は、円形の先端面131の略中央部に開口しており、ユニット孔71は断面視四角形であり、撮像装置15が挿入されている。
電極付き内視鏡システム10は、挿入部14及び折止部16に亘って、撮像装置15が内装されている。撮像装置15は、レンズユニット62及び撮像ユニット617を含み、撮像ユニット617はケーブルユニット50を介して中継部40に接続されている。
図4は、実施の形態1の電極付き内視鏡システム10の撮像装置15の構成を模式的に示す断面図である。
撮像装置15は、収容筒60を備え、レンズユニット62及び撮像ユニット617を収容している。収容筒60は角筒であり、一端部は円形の内周面を有する円形孔部61であり、他の部分は四角形の内周面を有する角形孔部68である。円形孔部61には、レンズユニット62が挿入されており、角形孔部68には撮像ユニット617が挿入されている。レンズユニット62と撮像ユニット617との間には、遮光マスク614が設けられている。
レンズユニット62は観察窓132及び複数の撮像レンズ621を有する。観察窓132は先端面131に露出されており、撮像レンズ621は観察窓132の裏側に設けられている。観察窓132及び複数の撮像レンズ621は同一軸心上に配置されている。観察窓132及び複数の撮像レンズ621は、外周面がレンズ枠622によって覆われて固定されている。
撮像ユニット617は、フィルタ623、撮像素子611、撮像基板612を有している。
フィルタ623は、撮像素子611に入射する光から、例えば赤外線等の不要な光を除去する。レンズユニット62から入射される光が撮像素子611に結像され、撮像素子611が光学像を電気信号に変換する。撮像基板612は、撮像素子611を制御するドライバ回路を内蔵している。撮像基板612には、収容筒60の他端側からケーブルユニット50が接続されている。
ケーブルユニット50は、ケーブルチューブ51によって束ねられた複数のケーブル素線511を備える。ケーブルユニット50の一端は撮像基板612と接続されている。ケーブルユニット50の一端と撮像基板612との接続部は、絶縁性の樹脂54によりポッティングされている。
フィルタ623、撮像素子611、撮像基板612及びケーブルユニット50の一端部は、組み立てられた状態で、絶縁チューブ535により保持されている。
ケーブルユニット50は収容筒60の他端から外側に延出している。ケーブルユニット50の他端は能動湾曲部12及び可撓部11を通して中継部40に接続されている。
収容筒60において、円形孔部61の端部には、対向する二つの側壁の外面にカニメ穴619が夫々形成されている。また、角形孔部68の端部であって、前記二つの側壁の外面のうち一方には、凹部682が形成されている(図4参照)。凹部682及びカニメ穴619が形成された側壁が他の3つの側壁よりも撮像部13の外周面寄りに位置する。
能動湾曲部12において、ユニット孔71に対応する位置には、ケーブル孔42が形成されている(図3参照)。ケーブル孔42は、断面視円形であり、能動湾曲部12を軸長方向に貫く。能動湾曲部12のケーブル孔42は撮像部13のユニット孔71と連通しており、ケーブル孔42にはケーブルユニット50が挿入されている。ケーブルユニット50は、可撓部11及び折止部16を介して操作部20の中継部40まで延びている。
図示しないが、能動湾曲部12は、金属製の円環部材である駒が軸長方向に複数連結された湾曲機構を有している。ユーザは、操作部20の湾曲ノブ21を操作することによって、前記湾曲機構の湾曲を制御し、能動湾曲部12を所定の方向に湾曲させることができる。
また、前記駒の外周面の全域にわたって、金属製の極細径の糸を編んで形成された金属ブレード122が被せられている。更に、金属ブレード122の外側は、絶縁性の樹脂材121に被覆されている(図6参照)。
図2に示すように、撮像部13の先端面131では、観察窓132の両側に照明窓133が夫々設けられている。発光素子136が挿入された照明孔76は、軸長方向に撮像部13を貫通している。照明孔76は断面視円形であり、一端が先端面131に開口しており、斯かる一端に照明窓133が設けられている。照明窓133は、発光素子136から放射される照明光の照射角度を拡げて出射させる。
挿入部14には、挿入部14を軸長方向に貫く、撮像部13(能動湾曲部12)の湾曲操作用の湾曲ワイヤ17の為の湾曲ワイヤ孔が形成されている。前記湾曲ワイヤ孔は、能動湾曲部12に形成された湾曲ワイヤ孔47と、可撓部11及び折止部16夫々に形成された湾曲ワイヤ孔(図示せず)とからなる。便宜上、以下では、湾曲ワイヤ孔47についてのみ説明する。
湾曲ワイヤ孔47は、断面視円形であり、能動湾曲部12の外周面近傍に4つの湾曲ワイヤ孔47が形成されている。各湾曲ワイヤ孔47は能動湾曲部12の周方向にて等間隔に隔てて形成されている。能動湾曲部12の撮像部13側の端面に湾曲ワイヤ孔47の一端が開口している。
また、撮像部13においては、能動湾曲部12側の端面であって、各湾曲ワイヤ孔47の前記一端と対応する位置に、夫々凹部77が形成されている。各凹部77は断面視円形であり、湾曲ワイヤ孔47よりも大きい径を有する。
各湾曲ワイヤ孔47には、湾曲ワイヤ17が挿入されている。湾曲ワイヤ17の一端は、湾曲ワイヤ孔47の前記一端を介して、対応する凹部77内に突出している。湾曲ワイヤ17の一端は、ロー付け、カシメ等により凹部77内に固定されている。湾曲ワイヤ17の他端は、前記湾曲ワイヤ孔を介して操作部20の湾曲ノブ21に連結されている。ユーザが湾曲ノブ21を操作することによって、湾曲ワイヤ17が能動湾曲部12を湾曲させる。
また、図3に示すように、撮像部13の外周面には、径方向において収容筒60の凹部682に対応する位置に、ユニット孔71と連通する連通孔712が形成されている。連通孔712は断面視円形であり、内周面にはネジ山が形成されている。連通孔712には固定ネジ69が螺合されている。固定ネジ69が収容筒60と圧接することによって、ユニット孔71内における収容筒60の位置が固定される。
挿入部14には、挿入部14を軸長方向に貫き、チャンネル入口22から挿入された前記高周波ナイフが通るチャンネルが形成されている。前記チャンネルは、撮像部13に形成されたチャンネル78と、能動湾曲部12に形成されたチャンネル48と、可撓部11に形成されたチャンネル(図示せず)とを含む。
チャンネル78の一端は拡径されて鉗子口142を形成しており、先端面131にて観察窓132の近傍に開口している。チャンネル78の他端はチャンネルパイプ781を介してチャンネル48の一端と連通している(図3参照)。
即ち、チャンネルパイプ781は、撮像部13と能動湾曲部12とに跨って設けられている。チャンネルパイプ781の一端はチャンネル78に内嵌されており、チャンネルパイプ781の他端はチャンネル48に内嵌されている。
実施の形態1の電極付き内視鏡システム10は、能動湾曲部12に、前記高周波ナイフから流れる電流を、電解質溶液を介して回収する回収電極19(対応電極)が設けられている。即ち、回収電極19は挿入部14と一体に設けられている。
図5は、実施の形態1の電極付き内視鏡システム10の能動湾曲部12に回収電極19が設けられた状態を説明する斜視図であり、図6は、図5のA-A線による断面図である。
回収電極19は、例えば、ステンレス等の導電性金属等からなり、円筒形状をなしている。回収電極19は、外径が能動湾曲部12の外径と略等しく、能動湾曲部12と軸心が一致するように、能動湾曲部12の外周面に設けられた凹部に外嵌されている。電極付き内視鏡システム10を膀胱に挿入する際に妨げにならないよう、回収電極19の外周面は、能動湾曲部12の樹脂材121と面一をなしている。また、回収電極19は金属ブレード122と絶縁されている。
回収電極19の内周面には、接続線191が接続されている。接続線191は、可撓部11及び折止部16を通して延びており、回収電極19及び高周波電源装置を電気的に接続させる。例えば、接続線191が湾曲ワイヤ孔47を通るように構成しても良い。
可撓部11は、軸長方向の位置によって、硬度が異なるように構成されている。可撓部11は、能動湾曲部12側の一端部が湾曲可能であり、斯かる一端部を除く他部分の硬度が前記一端部よりも高く構成されている。具体的には、人の膀胱を直径10cmの球状であると想定した場合、男性の尿道は20cmであると言われていることに鑑み、軸長方向の寸法が40cmの可撓部11に対しては操作部20側の30cm部分の硬度を高くすれば良い。即ち、可撓部11において、操作部20側の3/4の部分は、残り1/4の部分よりも硬度が高い。また、これら2つ部分の境界部分においては、ステップ状に硬度が変わるよりは、徐々に硬度が変化するように構成することが望ましい。
図7は、実施の形態1の電極付き内視鏡システム10に用いられる高周波ナイフ200を示す斜視図である。高周波ナイフ200は高周波電源装置に接続される。
高周波ナイフ200は、細長いホース形状のチューブ202と、チューブ202の一端部の内側に設けられ、チューブ202の内径よりも小さい径を有する支持部204と、支持部204に設けられており、チューブ202の一端側の開口を介して外側に突出された丸棒状電極201(外部電極)とを備える。高周波ナイフ200は自由に湾曲できる。支持部204の表側には丸棒状電極201が設けられており、支持部204の裏側には、丸棒状電極201と高周波電源装置とを接続させる被覆された導電線(図示せず)が接続されている。チューブ202と、支持部204及び前記導電線との間には間隙203が形成されている。
間隙203を介して電解質溶液が膀胱300内に供給される。膀胱300内が電解質溶液400で満たされると、高周波ナイフ200が電極付き内視鏡システム10の前記チャンネルを通って膀胱300内に挿入される。前記高周波電源装置から高周波電流が出力されると、丸棒状電極201と接触する被検体の組織が発熱するので、斯かる熱にて組織の切除又は凝固の施術が行われる。これに限定されるものではなく、電解質溶液が電極付き内視鏡システム10のチャンネルを介して供給されるように構成しても良い。
以上のような構成を有する実施の形態1の電極付き内視鏡システム10の作用について説明する。
図8は、実施の形態1の電極付き内視鏡システム10を用いる施術を説明する例示図である。例えば、施術者は、電極付き内視鏡システム10を被検者(男性)の尿道500を通して膀胱300内に挿入する。この際、能動湾曲部12及び可撓部11の一部が膀胱300内に挿入される。次いで、施術者は、チャンネル入口22から高周波ナイフ200をチャンネルに挿入し、電極付き内視鏡システム10の撮像部13まで入れる。例えば、高周波ナイフ200から電解質溶液が膀胱300内に供給され、膀胱300内が電解質溶液400で満たされた状態で、TUR(経尿道的切除術)等の施術が行われる。
前記高周波電源装置から高周波ナイフ200に高周波電流が出力されると、斯かる高周波電流は高周波ナイフ200の丸棒状電極201、電解質溶液400及び回収電極19の間を流れる。すなわち、丸棒状電極201からの電流は電解質溶液400を介して回収電極19に回収される。この際、丸棒状電極201に接触する被検体の組織が発熱するので、病変部である組織の切除等ができる。
ここで、図8のように、膀胱300において尿道500との連通口近傍に施術の対象である病変部600が位置する場合が想定できる。このように、尿道500の開口部位に近い領域に病変部600が発生した場合、膀胱300内への挿入部14の進入方向と逆方向に挿入部14の先端部分を大きく曲げた状態にて、施術を行う必要がある。従って、先端部分を湾曲させることができない、所謂硬性膀胱鏡の場合、尿道500近傍の病変部600の施術は難しい。更に、人の尿道500の形状が直線的ではないので、直線状であって曲げられない硬性膀胱鏡を用いる場合は、電極付き内視鏡システム10(挿入部14)が尿道500を通る際、大きな痛みを被検者に与える。
これに対して、実施の形態1の電極付き内視鏡システム10は、能動湾曲部12を含む挿入部14の先端部分を自由に湾曲させることができるうえ、可撓部11においても能動湾曲部12側の一端部が湾曲可能である。
従って、膀胱300において尿道500との連通口近傍に病変部600が発生した場合も、実施の形態1の電極付き内視鏡システム10では、能動湾曲部12を湾曲させて挿入部14の先端部分が鈍角に曲がり鋭角をなすように、即ち、撮像部13の先端面131が病変部600を向くようにすることができる。
以降、施術者は、先端面131の鉗子口142から高周波ナイフ200を押し出して病変部600の近くまで近づけて、丸棒状電極201を病変部600に当てる。これによって、丸棒状電極201からの電流による病変部の切除又は凝固の施術が行われる。また、丸棒状電極201からの電流は電解質溶液400を介して回収電極19に回収される。従って、尿道500近傍の病変部600に対しても適切に施術を行うことができる。
また、能動湾曲部12(挿入部14の先端部分)及び可撓部11の能動湾曲部12側の一端部が湾曲可能であるので、電極付き内視鏡システム10(挿入部14)が尿道500を通る際、尿道500の形状にあわせて能動湾曲部12及び可撓部11が変形可能であり、被検者の痛みを軽減させることができる。
また、実施の形態1の電極付き内視鏡システム10は、固定ネジ69を外し、治具を用いて凹部682を撮像部13の先端側に押してカニメ穴619を露出させ、カニメ治具を2つのカニメ穴619に引っかけて引っ張ることにより、撮像装置15を回収できる。よって、環境汚染、資源浪費の軽減を図ることができる。
また、上述の如く、実施の形態1の電極付き内視鏡システム10は、回収電極19が挿入部14と一体に設けられているので、丸棒状電極201からの電流を回収するための対電極を別途に設ける必要がないからコスト削減を図ることができ、かつ、対電極使用時に生じる接触不良による火傷を未然に防止できる。
また、上述の如く、実施の形態1の電極付き内視鏡システム10は、単回使用のための軟性の膀胱鏡であるので、複数使用による回収電極19の汚れ、接触不良が発生せず、電極付き内視鏡システム10の洗浄による回収電極19の劣化が生じない。
更に、上述の如く、実施の形態1の電極付き内視鏡システム10は、回収電極19が円筒形状をなしているので、電解質溶液を介して高周波ナイフ200からの電流を回収するにおいて、方向の制限が無く、操作性を高めることができる。
そして、上述の如く、可撓部11においては撮像部13側の一端部を除く他部分の硬度が前記一端部よりも高く構成されている。よって、実施の形態1の電極付き内視鏡システム10は、捻り等の操作の際に電極付き内視鏡システム10の撮像部13まで力を伝達しやすく、電極付き内視鏡システム10の操作性を高めることができる。
以上においては、回収電極19が導電性の金属製であって円筒形状をなしており、能動湾曲部12の外周面に外嵌されている場合を例に挙げて説明した。しかし、回収電極19の形状は円筒形状に限定されるものではない。例えば、回収電極19がパッド形状であり、能動湾曲部12の外周面の一部に設けられても良い。また、回収電極19は導電性の金属製に限定されるものではなく、導電性繊維製であっても良い。
また、以上においては、回収電極19が能動湾曲部12に設けられている場合を例に挙げて説明したが、これに限定されるものではない。回収電極19は能動湾曲部12よりも先端側に設けても良く、能動湾曲部12よりも操作部20側、例えば連結部18に設けても良い。回収電極19は電解質溶液環境に置かれるが、先端面131に近すぎると高周波ナイフ200からの電流が斯かる病変部を通さず、回収電極19に直接流れるおそれがあることから、能動湾曲部12よりも先端側に比べて、能動湾曲部12よりも操作部20側の方が望ましい。
(実施の形態2)
図9は、実施の形態2の電極付き内視鏡システム10において能動湾曲部12よりも操作部20側の可撓部11外面に回収電極19A(対応電極)が設けられた状態を説明する斜視図である。実施の形態1と同様、回収電極19Aは能動湾曲部12の外周面に外嵌されている。
実施の形態2の電極付き内視鏡システム10において、回収電極19Aは、例えば、網形状の導電性金属材から形成されており、円筒形状をなしている。回収電極19Aは、外径が能動湾曲部12の外径と略等しく、能動湾曲部12と軸心が一致するように、能動湾曲部12の外周面に外嵌されている。回収電極19Aの外周面は、能動湾曲部12の樹脂材121と略面一をなしている。
回収電極19Aの内周面には、実施の形態1と同様、回収電極19A及び高周波電源装置を電気的に接続させる接続線191が接続されている(図6参照)。
上述の如く、実施の形態2の電極付き内視鏡システム10においては、回収電極19Aが網形状の導電性金属材からなるので、能動湾曲部12が湾曲動作する際、回収電極19Aによる妨げを軽減させ、能動湾曲部12が容易に湾曲できる。
実施の形態2の電極付き内視鏡システム10における他の構成は、実施の形態1の電極付き内視鏡システム10と同じであり、実施の形態1と同様の部分については、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
(実施の形態3)
図10は、実施の形態3の電極付き内視鏡システム10において能動湾曲部12よりも操作部20側の可撓部11外面に回収電極19B(対応電極)が設けられた状態を説明する斜視図である。実施の形態1と同様、回収電極19Bは能動湾曲部12の外周面に外嵌されている。
実施の形態3の電極付き内視鏡システム10において、回収電極19Bは、例えば、網形状の導電性金属材から形成されており、円筒形状をなす円筒部193Bと、円筒部193Bの外周面に突設された複数の突起192Bとを有する。円筒部193Bは、外径が能動湾曲部12の外径と略等しく、能動湾曲部12と軸心が一致するように、能動湾曲部12の外周面に外嵌されている。円筒部193Bの外周面は、能動湾曲部12の外周面と略面一をなしている。回収電極19Bの内周面には、実施の形態1と同様、回収電極19A及び高周波電源装置を電気的に接続させる接続線191(図6参照)が接続されている。
複数の突起192Bは、例えば、ステンレスのような導電性金属からなり、円筒部193Bの周方向に、同じ間隔を隔てて並設され、列をなしている。例えば、突起192Bの列は2列であり、各列は円筒部193B(能動湾曲部12)の軸心方向に所定の間隔を隔てて並設されている。
上述の如く、実施の形態3の電極付き内視鏡システム10においては、回収電極19Bの円筒部193Bが網形状の導電性金属材からなるので、能動湾曲部12が湾曲動作する際、回収電極19B(円筒部193B)による妨げを軽減させ、能動湾曲部12が容易に湾曲できる。
かつ、円筒部193Bの外周面に複数の突起192Bが突設されているので、回収電極19Bが膀胱300の内壁と接触した際に、膀胱300の内壁と円筒部193Bとの間に隙間ができる。従って、斯かる隙間を通して電解質溶液400が移動可能であり、電解質溶液400と回収電極19Bとが確実に接触される。
実施の形態3の電極付き内視鏡システム10における他の構成は、実施の形態1の電極付き内視鏡システム10と同じであり、実施の形態1と同様の部分については、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
(実施の形態4)
図11は、実施の形態4の電極付き内視鏡システム10において能動湾曲部12よりも操作部20側の可撓部11外面に回収電極19C(対応電極)が設けられた状態を説明する斜視図である。実施の形態1と同様、回収電極19Cは能動湾曲部12の外周面に外嵌されている。
実施の形態4の電極付き内視鏡システム10において、回収電極19Cは、例えば、ステンレスのような導電性金属材からなる複数のリング部192Cを有している。実施の形態4においては、回収電極19Cが3つのリング部192Cからなる場合を例に挙げて説明するがこれに限定されるものではない。
複数のリング部192Cは、能動湾曲部12の軸心方向に等間隔を隔てて設けられている。撮像部13の直径が5mmである場合、軸心方向において各リング部192Cの寸法は、例えば1mmであり、リング部192Cと、リング部192C同士間の間隔との比は、例えば、1:1~1:3である。
各リング部192Cは、外径が能動湾曲部12の外径と略等しく、能動湾曲部12と軸心が一致するように、能動湾曲部12の外周面に外嵌されている。各リング部192Cの外周面は、能動湾曲部12の外周面と略面一をなしており、各リング部192Cの内周面には、実施の形態1と同様、回収電極19C及び高周波電源装置を電気的に接続させる接続線191(図6参照)が夫々接続されている。
上述の如く、実施の形態4の電極付き内視鏡システム10においては、回収電極19Cが複数のリング部192Cからなるので、能動湾曲部12が湾曲動作する際、回収電極19Cによる妨げを軽減させ、能動湾曲部12が容易に湾曲できる。
実施の形態4の電極付き内視鏡システム10は以上の記載に限定されるものではない。例えば、各リング部192Cが網形状の導電性金属材から形成されてもよく、複数の突起192B(図10参照)を有しても良い。
実施の形態4の電極付き内視鏡システム10における他の構成は、実施の形態1の電極付き内視鏡システム10と同じであり、実施の形態1と同様の部分については、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
(実施の形態5)
図12は、実施の形態5の電極付き内視鏡システム10において能動湾曲部12よりも操作部20側の可撓部11外面に回収電極19D(対応電極)が設けられた状態を説明する斜視図である。実施の形態1と同様、回収電極19Dは能動湾曲部12の外周面に外嵌されている。
実施の形態5の電極付き内視鏡システム10において、回収電極19Dは、例えば、ステンレスのような導電性金属からなり、スパイラル形状をなしている。回収電極19Dは、外径が能動湾曲部12の外径と略等しく、能動湾曲部12と軸心が一致するように、能動湾曲部12の外周面に外嵌されている。回収電極19Dの外周面は、能動湾曲部12の外周面と略面一をなしている。回収電極19Dの内周面のいずれか一か所には、回収電極19A及び高周波電源装置を電気的に接続させる接続線191(図6参照)が接続されている。
上述の如く、実施の形態5の電極付き内視鏡システム10においては、回収電極19Dがスパイラル形状を有するので、能動湾曲部12が湾曲動作するときに、回収電極19Dによる妨げを軽減させ、能動湾曲部12が容易に湾曲できるうえ、回収電極19Dにかかるストレス(応力)が分散されるので、断線/破断のリスクを低減できる。
実施の形態5の電極付き内視鏡システム10は以上の記載に限定されるものではなく、回収電極19Dが網形状の導電性金属材から形成されてもよい。
実施の形態5の電極付き内視鏡システム10における他の構成は、実施の形態1の電極付き内視鏡システム10と同じであり、実施の形態1と同様の部分については、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
実施の形態1~5で記載されている技術的特徴(構成要件)はお互いに組み合わせ可能であり、組み合わせすることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 電極付き内視鏡システム
11 可撓部
12 能動湾曲部
13 撮像部
14 挿入部
18 連結部
19,19A,19B,19C,19D 回収電極
20 操作部
131 先端面
142 鉗子口
192B 突起
192C リング部
200 高周波ナイフ
201 丸棒状電極
300 膀胱
400 電解質溶液
500 尿道
600 病変部

Claims (13)

  1. 外部電極を使用して行う施術に用いられる電極付き内視鏡システムにおいて、
    体腔内に挿入される挿入部の先端部に設けられ、前記外部電極からの電流が流れる対応電極と、
    前記先端部に設けられた湾曲部とを備える電極付き内視鏡システム。
  2. 前記外部電極は電解質溶液環境の膀胱内で用いられ、
    前記外部電極からの電流は、前記電解質溶液を介して前記対応電極に流れる請求項1に記載の電極付き内視鏡システム。
  3. 前記湾曲部の湾曲動作を操作するための操作部を備え、
    前記対応電極は、前記湾曲部、又は、前記湾曲部よりも先端側若しくは前記湾曲部よりも前記操作部側で、前記挿入部の外面に設けられている請求項1又は2に記載の電極付き内視鏡システム。
  4. 前記対応電極は円筒形状であり、前記挿入部の外周面に外嵌されている請求項1から3の何れか一項に記載の電極付き内視鏡システム。
  5. 前記対応電極は複数のリング部材を含み、
    前記複数のリング部材は前記挿入部の長さ方向に所定間隔を隔てて、前記挿入部の外周面に外嵌されている請求項1から3のいずれか一項に記載の電極付き内視鏡システム。
  6. 前記対応電極は網形状である請求項4又は5に記載の電極付き内視鏡システム。
  7. 前記対応電極は複数の突起を含む請求項4から6のいずれか一項に記載の電極付き内視鏡システム。
  8. 前記対応電極はスパイラル形状である請求項1から3のいずれか一項に記載の電極付き内視鏡システム。
  9. 前記湾曲部よりも前記操作部側に設けられた可撓部は、前記湾曲部側の端部を除く他部分の硬度が前記端部よりも高い請求項3に記載の電極付き内視鏡システム。
  10. 前記挿入部の先端面に前記外部電極を通す鉗子口を有する請求項1から9の何れか一項に記載の電極付き内視鏡システム。
  11. 使い捨てである請求項1から10の何れか一項に記載の電極付き内視鏡システム。
  12. 請求項1から11のいずれか一項に記載の単回使用の電極付き内視鏡システム。
  13. 前記挿入部は膀胱内に挿入され、
    前記挿入部の先端面が膀胱における尿道との連通口近傍の病変部を向くように、前記湾曲部が屈曲される請求項1から12のいずれか一項に記載の電極付き内視鏡システム。
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