JP2023100305A - 車両用警告装置 - Google Patents

車両用警告装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2023100305A
JP2023100305A JP2022000855A JP2022000855A JP2023100305A JP 2023100305 A JP2023100305 A JP 2023100305A JP 2022000855 A JP2022000855 A JP 2022000855A JP 2022000855 A JP2022000855 A JP 2022000855A JP 2023100305 A JP2023100305 A JP 2023100305A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
warning
vehicle
acoustic radiation
radiation pressure
occupant
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2022000855A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7326505B2 (ja
Inventor
誠 片山
Makoto Katayama
良 柿沼
Ryo Kakinuma
拓磨 安藤
Takuma Ando
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2022000855A priority Critical patent/JP7326505B2/ja
Priority to CN202211691292.9A priority patent/CN116394839A/zh
Publication of JP2023100305A publication Critical patent/JP2023100305A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7326505B2 publication Critical patent/JP7326505B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60QARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
    • B60Q9/00Arrangement or adaptation of signal devices not provided for in one of main groups B60Q1/00 - B60Q7/00, e.g. haptic signalling
    • B60Q9/008Arrangement or adaptation of signal devices not provided for in one of main groups B60Q1/00 - B60Q7/00, e.g. haptic signalling for anti-collision purposes

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Emergency Alarm Devices (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Abstract

【課題】降車警告時における乗員の開扉動作を確実に防止することができる車両用警告装置の提供。【解決手段】車両の周囲に存在する物体を検出する物体検出装置2からの検出信号に基づいて、乗員による車両のドア開操作に関して警告を発する車両用警告装置1において、車両用警告装置1は、超音波を発して、触覚を感じさせる音響放射圧を車室内のドアラッチ解除操作部4の周囲空間に生成する音響放射圧発生部201と、検出信号の受信により、音響放射圧発生部201による音響放射圧の生成を行わせる警告制御部10と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、車両から降車する際の安全を支援する車両用警告装置に関する。
従来、車両降車時のドア開操作に対して衝突警報を発生するシステム(一般に、Exit Warningと呼ばれる)が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載のシステムでは、警報時に警報マークをディスプレイに表示するようにしている。また、特許文献2には、後方からの車両接近時に乗員がインサイドハンドルに接触すると、振動警報器が動作してインサイドハンドルが振動する技術が開示されている。
特開2019-192090号公報 特開2015-147434号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、乗員のインサイドハンドルの操作時の接触により振動を開始する。そのため、乗員は振動に気が付いてから開扉動作を停止することになり、振動に気が付いた時には開扉してしまっているおそれがあった。
本発明の一態様による車両用警告装置は、車両の周囲に存在する物体を検出する物体検出装置からの検出信号に基づいて、乗員による車両のドア開操作に関して警告を発する車両用警告装置であって、超音波を発して、触覚を感じさせる音響放射圧を車室内のドアラッチ解除操作部の周囲空間に生成する音響放射圧発生部と、前記検出信号の受信により、前記音響放射圧発生部による音響放射圧の生成を行わせる警告制御部と、を備える。
本発明によれば、降車警告時における乗員の開扉動作を確実に防止することができる。
図1は、第1の実施の形態における車両用警告装置の一例を示すブロック図である。 図2は、車室内の運転席周囲の構成を示す図である。 図3は、運転席のドア内装の一部を示す図である。 図4は、図3のA-A断面図である。 図5は、音圧発生部の効果を説明する図である。 図6は、ドアミラーに設けられた警報表示部を示す図である。 図7は、警告動作を説明するフローチャートである。 図8は、ラッチ解除スイッチを示す図である。 図9は、第2の実施の形態における車両用警告装置の概略構成を示すブロック図である。 図10は、第2の実施の形態における警告動作を説明するフローチャートである。
以下、図を参照して本発明を実施するための形態について説明する。以下の記載および図面は、本発明を説明するための例示であって、説明の明確化のため、適宜、省略および簡略化がなされている。また、以下の説明では、同一まはた類似の要素および処理には同一の符号を付し、重複説明を省略する場合がある。なお、以下に記載する内容はあくまでも本発明の実施の形態の一例を示すものであって、本発明は以下の実施の形態に限定されるものではなく、他の種々の形態でも実施をすることが可能である。
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態における車両用警告装置の一例を示すブロック図である。車両用警告装置1は、警告制御部10、音響放射圧生成装置(以下では、音圧生成装置と呼ぶことにする)20、音響警報部30、警報表示部40、解除操作検出部50および乗員動作検出部60を備えている。車両用警告装置1は、車両降車時の乗員の安全をサポートするための警報を行う装置である。
車両用警告装置1には、車両に設けられた物体検出装置2から検出信号が入力される。物体検出装置2は、車両の周囲の所定範囲内に存在する物体を監視し、所定範囲内に物体が存在することを知らせる検出信号を車両用警告装置1へ出力する。例えば、ミリ波レーダやカメラ等を使用して、所定範囲内の物体(車両、通行人、障害物など)を監視する。車両制御部3は、車両用警告装置1の起動停止を制御する。例えば、自車両が停止すると車両用警告装置1を起動し、イグニッションオフから所定時間経過すると車両用警告装置1を停止する。
車両用警告装置1とは、降車時のドア開動作に支障を来す状況において乗員に警告動作を行うものである。そのため、自車両の側方、後方および前方等の所定範囲を監視し、自車両のドア側方の静止物体および移動物体、前方または後方から自車両に近づく移動物体など、ドアを開けたときにドアに衝突の危険性がある物体の有無を物体検出装置2によって検出する。一般的には、車室内から認識し難い車両後方から接近する物体(自動車、自転車等の車両や通行人など)を監視し、接近する物体を検出すると検出信号が物体検出装置2から車両用警告装置1に出力される。以下では、車両後方から接近する物体を検出したときに検出信号が出力される場合を例に説明するが、本発明は、ドアを開けたときに衝突の危険性がある物体が存在する種々の状況に対しても適用が可能であり、同様の効果を奏する。
警告制御部10は、車両用警告装置1の全体をコントロールして乗員降車時の警告動作を行わせる。警告制御部10は、例えば、CPU,メモリ(ROM,RAM)および周辺回路等を有するマイコン等の演算処理装置を備え、ROMに記憶されているソフトウェアプログラムにより、警告制御部10の機能を実現する。車両用警告装置1は、検出信号を物体検出装置2から受信すると、物体接近を乗員に報知する警報表示を警報表示部40に表示し、音響警報部30により警報音を発生させる。解除操作検出部50は、乗員がドアラッチを解除する操作を行ったことを検知するセンサであり、検出結果は警告制御部10に入力される。乗員動作検出部60は、乗員がドアラッチを解除するための動作を検出する機能を有するものであり、例えば、ビデオカメラ等が用いられる。乗員動作検出部60の検出結果は警告制御部10に入力される。
音圧生成装置20は、超音波を発生して、触覚を刺激することが可能な音響放射圧の分布を空中に形成する装置である。このような音圧生成装置の例としては、特表2017-533500号に記載のものがある。音圧生成装置20は、音響放射圧を生成する音響放射圧発生部201と、音響放射圧発生部(以下では、音圧発生部と呼ぶことにする)201を駆動制御する駆動部202とを備えている。音圧発生部201には、超音波を発生する超音波振動子が複数設けられている。複数の超音波振動子はアレイ状に配置されており、フェーズドアレイの原理によって音響エネルギーを空間的に集中させることで、空中に音響放射圧の分布を形成する。
後述するように、車両のドアの車室内側には、ドアのラッチを解除するためのラッチ解除操作部4として、インサイドハンドル106が設けられている。音圧発生部201は、ラッチ解除操作部4の近傍の空間領域Sに、触覚を感じさせる音響放射圧の分布を生成する。
図2~4は、図1に示す各構成に対応する部材の車室内における配置を説明する図である。図2は車室内の運転席周囲を示す図で、図3は運転席のドア内装の一部を示す図で、図4は、図3のA-A断面図である。図2に示すように、ピラー100には、運転席側のシート105に着座した乗員の動作を監視する動画撮影用のカメラ101が設けられている。第1の実施の形態では、カメラ101が図1の乗員動作検出部60として機能する。
図2,3に示すように、ドア102のドアトリム110には、音響警報部30として機能する警報ブザー103、および、警報表示部40が設けられている。なお、後述するように、ドアミラー107も警報表示部40の機能を有している。ドア102を開く際には、インサイドハンドル106を操作してドアラッチを解除する。警報表示部40を点灯表示または点滅表示させると、自車両M1と接近する物体M2とを表す警告マークが表示される。
図4のA-A断面図に示すように、ドアトリム110には凹部111が形成されている。インサイドハンドル106は、凹部111の開口付近に配置されている。インサイドハンドル106は、凹部111の底面111aと対向する面に、解除操作検出部50として機能するタッチセンサ108を備えている。タッチセンサ108には、例えば、静電容量方式のタッチセンサが用いられる。
凹部111の底面111aまたは側面111bには音圧発生部201が設けられている。音圧発生部201は、符号Sで示す空間領域で振動の感触を与えるような音響放射圧分布を形成する。空間領域Sに生成される音響放射圧は、皮膚に対して振動するような圧力を感じさせるように制御される。もちろん、振動に限らず、振動以外の感触が与えられるように制御しても良い。インサイドハンドル106を操作しようとして、乗員が手Hを図5のように移動させると、音圧発生部201が発生する音響放射圧分布により、空間領域S内の手Hは振動するような力の感触を感じる。
音圧発生部201は、触覚を感じさせる音響放射圧をインサイドハンドル106に対向する空中に生成するために設けられたものである。そのため、音圧発生部201の配置は図4に示す底面111aに限らず、凹部111の側面111b,111cやハンドル106の面106a,106b,106cなどに配置しても良い。
なお、図示は省略するが、警報ブザー103、警報表示部40、タッチセンサ108および音圧発生部201は、運転席のドア102に限らず、すべてのドアに設けられている。また、車室内に設けられるカメラ101の数は、全席に着座する乗員の動作が監視可能であれば、1つでも良いし複数でもよい。
図6は、ドアミラー107に設けられた警報表示部40を示す図である。図1の物体検出装置2から車両用警告装置1に検出信号が入力されると、警報表示部40には図5に示すような、自車両M1と接近する物体M2とを表す警告マークが表示される。なお、本実施の形態では、前席(運転席および助手席)に関しては、図1の警報表示部40はドアミラー107とドアトリム110の両方に設けているが、いずれか一方を設けるようにしても良い。また、警報表示部40の配置箇所は、乗員に視認可能な位置であればドアミラー107やドアトリム110に限定されない。
図7は、警告制御部10による警告動作を説明するフローチャートである。車両制御部3は、車速センサ等に基づいて自車両の停止を検出すると車両用警告装置1を起動する。車両用警告装置1が車両制御部3により起動されると、警告制御部10はEW監視動作を開始し、図7に示す一連の処理を所定時間間隔で繰り返し実行する。なお、警告制御部10の起動時には、警報表示部40、警報ブザー103および音圧発生部201は、すべてオフ状態とされている。
ステップS100では、車両制御部3からEW停止信号を受信したか否かを判定し、受信した場合にはステップS105に進み、所定終了処理を実行して車両用警告装置1をシャットダウンする。一方、EW動作停止信号を受信しない場合にはステップS100からステップS110へ進む。
ステップS110では、物体検出装置2からの検出信号が入力されているか否かを判定する。図1に示した物体検出装置2は、物体の接近を検出している間は検出信号の出力を継続し、物体の接近が検出されなくなったらば検出信号の出力を停止する。警告制御部10は、検出信号が受信される場合にはステップS110からステップS120へ進み、検出信号が受信されない場合にはステップS125へ進む。
検出信号が受信されてステップS120へ進んだ場合には、警告制御部10は、警報表示部40を点灯状態とし、警報ブザー103をオフ状態とし、音圧発生部201をオフ状態とする。すなわち、この段階では、警報表示部40の点灯により乗員に対して物体接近を警報する。
一方、検出信号が受信されずステップS125へ進んだ場合には、警告制御部10は、警報表示部40を消灯状態とし、警報ブザー103をオフ状態とし、音圧発生部201をオフ状態とする。そして、図7の警告動作の処理をいったん終了し、所定時間間隔が経過すると再び図7の警告動作の処理が実行される。
ステップS130では、警告制御部10は、乗員によるドアラッチ解除の操作動作を検出したか否かを判定する。具体的には、カメラ101による撮影情報に基づいて、乗員がインサイドハンドルの方へ手を移動する動作を監視し、移動動作を検出したならば操作動作検出と判定する。ステップS130で操作動作を検出しない場合(no)には、図7の一連の処理をいったん終了し、所定時間間隔が経過すると再び図7の処理が実行される。
一方、ステップS130で操作動作を検出したと判定されると、ステップS140に進む。ステップS140では、警告制御部10は、警報表示部40を点灯状態から点滅状態へ変更するとともに、音圧発生部201をオン状態にして音響放射圧を発生させる。警報ブザー103についてはオフ状態を維持する。このように、乗員がインサイドハンドル106を操作しようとした場合に、警報表示部40を点灯状態から点滅状態へ変更することで、物体接近の警報を乗員に対してより強く訴えることができる。さらに、図5のように、乗員がインサイドハンドル106を操作しようとして空間領域Sに手を移動させると、音響放射圧による振動の感触を手に感じるので、インサイドハンドル106の操作への警報であることを直感的に気づきやすい。
ステップS150では、警告制御部10は、インサイドハンドル106に設けられたタッチセンサ108がオンか否かを判定する。すなわち、乗員が、ドアラッチ解除のためにインサイドハンドル106を操作しようとして、タッチセンサ108に触れたか否かを判定する。そのため、図5に示すように、タッチセンサ108は、ドアハンドル106を図示左側に操作する際に必ず触れるであろう箇所(面106aの側)に設けられている。
ステップS150でタッチセンサ108がオンでないと判定されると、図7の一連の処理をいったん終了し、所定時間間隔が経過すると再び図7の処理が実行される。
一方、ステップS150でタッチセンサ108がオンであると、すなわち、インサイドハンドル106の操作によりタッチセンサ108に接触したと判定されると、ステップS160に進む。ステップS160では、警告制御部10は、警報表示部40の点滅状態を継続すると共に、警報ブザー103をオフ状態からオン状態へと変更する。さらに、音圧発生部201をオン状態からオフ状態へと変更して、音響放射圧の発生を停止する。その後、図7の一連の処理をいったん終了し、所定時間間隔が経過すると再び図7の処理が実行される。
すなわち、ステップS150でyesと判定された場合には、乗員はドアラッチを解除してドアを開ける動作を行おうとしていると判定し、警報表示部40の点滅状態、警報ブザー103の警報音により物体接近への注意を促しつつ、音響放射圧の発生を停止して音圧発生部201による電力消費を節約する。
上述したように、本実施の形態では、図5のように、乗員が手Hをインサイドハンドル106に近づけると、警報表示部40の点灯・点滅やブザー音に加えて、インサイドハンドル106を操作しようとする手Hに振動の感触を感じる。そのため、乗員は、手Hに感じる振動の感触により、降車動作に対する警報であることに気づきやすい。例えば、警報表示部40の点灯・点滅やブザー音が何を意味するのか乗員が分からない場合でも、手に感じた意外な振動により、それがインサイドハンドル106を操作することへの警報であると直感的に気づく。
特に、図4、5のように、インサイドハンドル106から離れた空中に音響放射圧の分布が形成されるので、乗員は、手Hがインサイドハンドル106に接触する前に警報に気づく。そのため、インサイドハンドル106の操作を未然に防止することができる。このように、ドアラッチを解除しようとする手へ、音圧発生部201により振動の感触を感じさせることで、物体接近時に不注意でドアを開く行為に対する注意喚起を乗員に分かりやすく促すことができ、降車時の安全性の向上を図ることができる。
なお、図7に示した警告動作では、検出信号を受信すると、全てのドア102の開動作に対して警告動作が行われる。しかし、物体の接近が自車両の左右いずれであるかの情報が検出信号に含まれている場合には、左右情報に応じて右側のドア102または左側のドア102の開動作に対して警告動作を行わせるようにしても良い。もちろん、左右情報がある場合でも、全てのドア102に関して警告動作を行わせるようにしても良い。
なお、本実施の形態では、検出信号受信時における乗員のドアラッチ解除動作に対して、ロック等によるドアラッチ解除の禁止までは行わない。それは、緊急事態における自車両からの避難動作を妨げないように、ドア開操作をユーザーの意思で選択できるようにするためである。
前述した特許文献1に記載の技術では、乗員のインサイドハンドルへの操作開始時の接触により、インサイドハンドルの振動が開始する。そのため、乗員は振動に気が付いてから開扉動作を停止することになり、振動に気が付いた時には開扉してしまっているおそれがあった。
一方、第1の実施の形態では、音圧発生部201によりインサイドハンドル106から離れた周囲空間(例えば、図4の空間領域S)に音響放射圧分布を形成して、振動の感触を手Hに感じさせるようにしている。そのため、乗員の手(H)がインサイドハンドル106に達する前に、振動によって乗員に警報を気づかせることができ、ドアラッチ解除動作を未然に防止することができる。すなわち、警告時における乗員の開扉動作を確実に防止することができる。
(変形例)
上述した実施の形態では、インサイドハンドル106の操作によりドアラッチを解除する構成としたが、ドアトリムに設けられたラッチ解除スイッチの操作によりドアラッチを電動で解除する構成も知られている。変形例では、ラッチ解除スイッチを備える場合の車両用警告装置について説明する。
図8は、ドア102のドアトリム110に設けられたラッチ解除スイッチ109を示す図である。ラッチ解除スイッチ109は、ドアトリム110のグリップ112の側面に設けられている。ラッチ解除スイッチ109は、図1のラッチ解除操作部4に対応する。タッチセンサ108は、ラッチ解除スイッチ109の表面に設けられている。そのため、ラッチ解除スイッチ109を操作するために指をラッチ解除スイッチ109に接触させると、タッチセンサ108によってスイッチ操作が検出される。
音圧発生部201は、グリップ112の上面および側面と、グリップ112に対向するトリム面とに設けられている。ラッチ解除スイッチ109を操作するために乗員が手をグリップ112に近づけると、音圧発生部201が発生する音響放射圧により、乗員は振動する感触を手に感じることになる。警告制御部10による警告動作は、上述した実施の形態と同様である。
なお、電動でドアラッチを解除する構成の場合、検出信号が受信されると、乗員がラッチ解除スイッチ109を操作してもドアラッチが解除されない場合がある。変形例では、上述した第1の実施の形態の場合と同様の理由により、検出信号受信時において乗員がラッチ解除スイッチ109を操作すると、ドアラッチが解除される構成とする。すなわち、ラッチ解除スイッチ109の操作によりタッチセンサ108もオンとなり、ステップS150からステップS160へ進む。そして、ステップS160では、警報表示部40の点滅状態が継続されると共に、警報ブザー103をオフ状態からオン状態へと変更し、音圧発生部201をオン状態からオフ状態へと変更し、かつ、電動によりドアラッチを解除する。すなわち、警告制御部10から車両制御部3へドアラッチ解除信号を出力し、車両制御部3によりドアラッチを解除させる。
(第2の実施の形態)
上述した第1の実施の形態では、乗員動作検出部60として機能するカメラ101により、乗員がインサイドハンドル106に手を近づける動作を検出した。図9は、第2の実施の形態における車両用警告装置1Aの概略構成を示すブロック図である。車両用警告装置1Aは、乗員動作検出部60を備えていない点が図1の車両用警告装置1と異なる。そのため、警告制御部10による警告動作が上述した第1の実施の形態と異なる。その他の構成は、図1の場合と同様であり説明を省略する。
図10は、第2の実施の形態における警告動作を説明するフローチャートである。車両用警告装置1Aが車両制御部3により起動されると、警告制御部10は図10に示す一連の処理を、所定時間間隔で繰り返し実行する。また、警告制御部10の起動時には、警報表示部40、警報ブザー103および音圧発生部201は、すべてオフ状態とされている。
ステップS200では、車両制御部3からEW停止信号を受信したか否かを判定し、受信した場合にはステップS205に進み、所定終了処理を実行して車両用警告装置1Aをシャットダウンする。一方、EW動作停止信号を受信しない場合にはステップS200からステップS210へ進む。
ステップS210では、物体検出装置2からの検出信号が入力されているか否かを判定する。警告制御部10は、検出信号が受信される場合にはステップS210からステップS220へ進み、検出信号が受信されない場合にはステップS225へ進む。
検出信号が受信されてステップS220へ進んだ場合には、警告制御部10は、警報表示部40を点灯状態とし、警報ブザー103をオフ状態とし、音圧発生部201をオン状態とする。その結果、図4の空間領域Sに、振動する感触を与える音響放射圧分布が形成される。
一方、検出信号が受信されずステップS225へ進んだ場合には、警告制御部10は、警報表示部40を消灯状態とし、警報ブザー103をオフ状態とし、音圧発生部201をオフ状態とする。そして、図10の警告動作の処理をいったん終了し、所定時間間隔が経過すると再び図10の警告動作の処理が実行される。
ステップS230では、図7のステップS150の場合と同様に、警告制御部10は、インサイドハンドル106に設けられたタッチセンサ108がオンか否かを判定する。ステップS230でタッチセンサ108がオンでないと判定されると、図10の一連の処理をいったん終了し、所定時間間隔が経過すると再び図10の処理が実行される。
一方、ステップS230でタッチセンサ108がオンであると、すなわち、インサイドハンドル106の操作によりタッチセンサ108に接触したと判定されると、ステップS240に進む。ステップS240では、警告制御部10は、警報表示部40を点滅状態とすると共に、警報ブザー103をオフ状態からオン状態へと変更する。さらに、音圧発生部201をオン状態からオフ状態へと変更して、音響放射圧の発生を停止する。その後、図10の一連の処理をいったん終了し、所定時間間隔が経過すると再び図10の処理が実行される。
なお、上述した第1の実施の形態の場合と同様に、第2の実施の形態においても、検出信号受信時における乗員のドアラッチ解除動作に対して、ロック等によるドアラッチ解除禁止は行わない。また、上記変形例のようにラッチ解除スイッチ109を備える構成の場合にも、検出信号受信時において乗員がラッチ解除スイッチ109を操作すると、ステップS240において電動によりドアラッチが解除される。
第2の実施の形態では、乗員動作検出部60(例えば、カメラ101)を備えていないので、第1の実施の形態の場合と比べて車両用警告装置1Aにコストを低減することができる。一方で、乗員のラッチ解除動作を監視することができないので、検出信号を受信すると音圧発生部201による音響放射圧部分布の生成を開始する(ステップS220)。そのため、第1の実施の形態の場合と比べて音圧発生部201の動作時間が長くなる。
以上説明した本発明の実施の形態および変形例によれば、以下の作用効果を奏する。
(C1)図1,3,8~10等に示すように、車両用警告装置1は、車両の周囲に存在する物体を検出する物体検出装置2からの検出信号に基づいて、乗員による車両のドア開操作に関して警告を発する。そして、車両用警告装置1は、超音波を発して、触覚を感じさせる音響放射圧を車室内のドアラッチ解除操作部4であるインサイドハンドル106またはラッチ解除スイッチ109の周囲空間に生成する音響放射圧発生部201と、検出信号の受信により、音響放射圧発生部201による音響放射圧の生成を行わせる警告制御部10と、を備える。ドアラッチ解除操作部4を操作する前に、振動によって乗員に警報を気づかせることができ、ドアラッチ解除動作を未然に防止することができる。その結果、降車警告時における乗員の開扉動作を確実に防止することができる。
(C2)上記(C1)において、図1,3,7等に示すように、車室内に設けられ、乗員の手のドアラッチ解除操作部4への移動動作を検出する乗員動作検出部60であるカメラ101をさらに備え、警告制御部10は、検出信号を受信し、かつ、乗員動作検出部60が移動動作を検出すると、音響放射圧発生部201による音響放射圧の生成を行わせる。ドアラッチ解除操作部4への移動動作を検出するまでは、音響放射圧発生部201による音響放射圧の生成を行わせないので、音響放射圧発生部201の動作に伴う電力消費を抑えることができる。
(C3)上記(C1)または(C2)において、図1,4,7,10等に示すように、車室内に設けられ、乗員によるドアラッチ解除操作部4の操作を検出する解除操作検出部50であるタッチスイッチ108をさらに備え、警告制御部10は、音響放射圧発生部201による音響放射圧の生成中に解除操作検出部50であるタッチスイッチ108がドアラッチ解除操作部4の操作を検出すると、音響放射圧発生部201による音響放射圧の生成を停止する。このように、タッチスイッチ108がドアラッチ解除操作部4の操作を検出した場合には、すなわち、警報を認識しつつ乗員がドア開操作をした場合には、電力消費を抑制するために音響放射圧の発生を停止する。
(C4)上記(C3)において、図1,3,4,7,10等に示すように、車室内に設けられ、音響により警報を行う音響警報部30である警報ブザー103をさらに備え、警告制御部10は、検出信号を受信し、かつ、解除操作検出部50であるタッチスイッチ108がドアラッチ解除操作部4の操作を検出すると、警報ブザー103による警報を行わせる。乗員がドアラッチ解除操作部4の操作をした場合には、警報ブザー103により聴覚への警報を行うことで、降車時における注意を乗員に対してより強く訴える効果を奏する。
(C5)上記(C1)において、図1,6,7,10等に示すように、車室内またはドアミラー107に設けられ、警報表示により物体検出を乗員に報知する警報表示部40をさらに備え、警告制御部10は、検出信号を受信すると警報表示部40による警報表示(警告マークM1,M2の表示)を行わせる。警報表示部40により視覚的な認識しやすい警報を乗員に与えることができる。
以上説明した各種の実施の形態や変形例はあくまでも一例であり、発明の特徴を損なわない限り、本発明はこれらの内容に限定されるものではない。本発明の技術的思想の範囲内で考えられるその他の態様も本発明の範囲内に含まれる。
1,1A…車両用警告装置、2…物体検出装置、3…車両制御部、4…ラッチ解除操作部、10…警告制御部、20…音圧生成装置、30…音響警報部、40…警報表示部、50…解除操作検出部、60…乗員動作検出部、201…音響放射圧発生部、202…駆動部、101…カメラ、102…ドア、103…警報ブザー、106…インサイドハンドル、107…ドアミラー、108…タッチセンサ、109…ラッチ解除スイッチ、S…空間領域

Claims (5)

  1. 車両の周囲に存在する物体を検出する物体検出装置からの検出信号に基づいて、乗員による車両のドア開操作に関して警告を発する車両用警告装置であって、
    超音波を発して、触覚を感じさせる音響放射圧を車室内のドアラッチ解除操作部の周囲空間に生成する音響放射圧発生部と、
    前記検出信号の受信により、前記音響放射圧発生部による音響放射圧の生成を行わせる警告制御部と、を備える車両用警告装置。
  2. 請求項1に記載の車両用警告装置において、
    車室内に設けられ、乗員の手の前記ドアラッチ解除操作部への移動動作を検出する乗員動作検出部をさらに備え、
    前記警告制御部は、前記検出信号を受信し、かつ、前記乗員動作検出部が前記移動動作を検出すると、前記音響放射圧発生部による音響放射圧の生成を行わせる、車両用警告装置。
  3. 請求項1または2に記載の車両用警告装置において、
    車室内に設けられ、乗員による前記ドアラッチ解除操作部の操作を検出する解除操作検出部をさらに備え、
    前記警告制御部は、前記音響放射圧発生部による音響放射圧の生成中に前記解除操作検出部が前記ドアラッチ解除操作部の操作を検出すると、前記音響放射圧発生部による音響放射圧の生成を停止する、車両用警告装置。
  4. 請求項3に記載の車両用警告装置において、
    車室内に設けられ、音響による警報を行う音響警報部をさらに備え、
    前記警告制御部は、前記検出信号を受信し、かつ、前記解除操作検出部が前記ドアラッチ解除操作部の操作を検出すると、前記音響警報部による警報を行わせる、車両用警告装置。
  5. 請求項1に記載の車両用警告装置において、
    車室内またはドアミラーに設けられ、警報表示により物体検出を乗員に報知する警報表示部をさらに備え、
    前記警告制御部は、前記検出信号を受信すると前記警報表示部による警報表示を行わせる、車両用警告装置。
JP2022000855A 2022-01-06 2022-01-06 車両用警告装置 Active JP7326505B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022000855A JP7326505B2 (ja) 2022-01-06 2022-01-06 車両用警告装置
CN202211691292.9A CN116394839A (zh) 2022-01-06 2022-12-27 车辆用警告装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022000855A JP7326505B2 (ja) 2022-01-06 2022-01-06 車両用警告装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2023100305A true JP2023100305A (ja) 2023-07-19
JP7326505B2 JP7326505B2 (ja) 2023-08-15

Family

ID=87012920

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022000855A Active JP7326505B2 (ja) 2022-01-06 2022-01-06 車両用警告装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP7326505B2 (ja)
CN (1) CN116394839A (ja)

Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0394335U (ja) * 1990-01-18 1991-09-26
JP2005514681A (ja) * 2001-10-23 2005-05-19 イマージョン コーポレーション 電子デバイスのユーザに静的な状態を伝達することによる触覚フィードバックを用いる方法
JP2005247067A (ja) * 2004-03-02 2005-09-15 Ichikoh Ind Ltd 車両用安全装置
WO2006061917A1 (ja) * 2004-12-08 2006-06-15 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. ドアハンドル装置とそれを備えたドア部材およびそれを備えたスマートエントリーシステム
JP2007538181A (ja) * 2004-04-30 2007-12-27 フフ・ヒユルスベツク・ウント・フユルスト・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング・ウント・コンパニー・コマンデイトゲゼルシヤフト 車両にある電気又は電気−機械立入りシステムを操作する装置
JP2009031296A (ja) * 2008-08-11 2009-02-12 Omron Corp 検知装置及び錠制御装置
WO2014163051A1 (ja) * 2013-04-04 2014-10-09 矢崎総業株式会社 車両用警報装置
JP2015147434A (ja) * 2014-02-04 2015-08-20 トヨタ自動車株式会社 車両ドアの開閉警告装置
JP2015209657A (ja) * 2014-04-24 2015-11-24 トヨタ車体株式会社 車両用ドアロック制御装置及び車両制御装置
JP2017096056A (ja) * 2015-11-27 2017-06-01 アイシン精機株式会社 車両ドアロックシステム
JP2019023062A (ja) * 2017-06-01 2019-02-14 ホンダ リサーチ インスティテュート ヨーロッパ ゲーエムベーハーHonda Research Institute Europe GmbH システムの操縦または挙動を自動で実行するためのシステムおよび方法
JP2019527430A (ja) * 2016-07-22 2019-09-26 ハーマン インターナショナル インダストリーズ インコーポレイテッド 触覚誘導システム
JP2020037813A (ja) * 2018-09-05 2020-03-12 本田技研工業株式会社 車両用周辺監視装置及び方法

Patent Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0394335U (ja) * 1990-01-18 1991-09-26
JP2005514681A (ja) * 2001-10-23 2005-05-19 イマージョン コーポレーション 電子デバイスのユーザに静的な状態を伝達することによる触覚フィードバックを用いる方法
JP2005247067A (ja) * 2004-03-02 2005-09-15 Ichikoh Ind Ltd 車両用安全装置
JP2007538181A (ja) * 2004-04-30 2007-12-27 フフ・ヒユルスベツク・ウント・フユルスト・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング・ウント・コンパニー・コマンデイトゲゼルシヤフト 車両にある電気又は電気−機械立入りシステムを操作する装置
WO2006061917A1 (ja) * 2004-12-08 2006-06-15 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. ドアハンドル装置とそれを備えたドア部材およびそれを備えたスマートエントリーシステム
JP2009031296A (ja) * 2008-08-11 2009-02-12 Omron Corp 検知装置及び錠制御装置
WO2014163051A1 (ja) * 2013-04-04 2014-10-09 矢崎総業株式会社 車両用警報装置
JP2015147434A (ja) * 2014-02-04 2015-08-20 トヨタ自動車株式会社 車両ドアの開閉警告装置
JP2015209657A (ja) * 2014-04-24 2015-11-24 トヨタ車体株式会社 車両用ドアロック制御装置及び車両制御装置
JP2017096056A (ja) * 2015-11-27 2017-06-01 アイシン精機株式会社 車両ドアロックシステム
JP2019527430A (ja) * 2016-07-22 2019-09-26 ハーマン インターナショナル インダストリーズ インコーポレイテッド 触覚誘導システム
JP2019023062A (ja) * 2017-06-01 2019-02-14 ホンダ リサーチ インスティテュート ヨーロッパ ゲーエムベーハーHonda Research Institute Europe GmbH システムの操縦または挙動を自動で実行するためのシステムおよび方法
JP2020037813A (ja) * 2018-09-05 2020-03-12 本田技研工業株式会社 車両用周辺監視装置及び方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP7326505B2 (ja) 2023-08-15
CN116394839A (zh) 2023-07-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6341055B2 (ja) 車載制御装置
JP6123873B2 (ja) 車両用先進運転者支援システム及びその制御方法
JP7167647B2 (ja) 降車支援装置
WO2005116956A2 (en) Collision avoidance system
US20130002419A1 (en) Car door warning system
JP2010073134A (ja) 車両周辺認知支援システム
JP2005062911A (ja) 車両制御装置
JP2008149917A (ja) 車両用周囲音報知装置
US20190102635A1 (en) System and method for removing false positives during determination of a presence of at least one rear seat passenger
KR20120122170A (ko) 차량의 후방 충돌 방지 장치
JP2015209657A (ja) 車両用ドアロック制御装置及び車両制御装置
JP7326505B2 (ja) 車両用警告装置
JP2013180634A (ja) 車載用電子機器とそれを搭載した自動車
JP5385311B2 (ja) 自動車の安全装置および自動車
JP6564280B2 (ja) 車両用電子キーシステムの降車警告装置
JP5668202B2 (ja) 自動車の安全装置および自動車
JP2012132285A (ja) ドアロック開錠警告装置
JP2015147434A (ja) 車両ドアの開閉警告装置
JP2009121120A (ja) 車両用警報装置
JP2002079910A (ja) シートベルト用警報装置及び方法
JP2010108128A (ja) 警報装置
JP2002227478A (ja) 車両用施解錠装置
JP2014189089A (ja) 車両用周辺監視装置
TWM541402U (zh) 車門開啓警示裝置
JP2022182338A (ja) 車両の置去警報装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220928

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230613

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230726

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230801

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230802

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7326505

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150