JP2023100059A - ダブルニット編地及びこれを含む衣類 - Google Patents

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聡 濱崎
Satoshi Hamazaki
研一 圓尾
Kenichi Maruo
潔 池田
Kiyoshi Ikeda
智則 安田
Tomonori Yasuda
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Nippon Keori KK
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Abstract

【課題】獣毛繊維を含む紡績糸の糸構造及び獣毛繊維の混率の最適化を図り、高ゲージの編機にかかりやすく、耐ピリング性を向上したダブルニット編地及びこれを含む衣類を提供する。【解決手段】リブ組織のダブルニット編地であって、地糸はポリエステルマルチフィラメント仮撚糸であり、表側にループを形成する糸(表糸)は黒原着ポリエステルマルチフィラメント仮撚糸であり、裏側にループを形成する糸(裏糸)は獣毛繊維とポリエステル短繊維を含む結束紡績糸18であり、前記結束紡績糸18は、内層繊維19と表層繊維20を含み、内層繊維19が無撚り状であり、表層繊維20が一方向に巻き付いて全体を束ねている。【選択図】図3

Description

本発明は、結束紡績糸を含むダブルニット編地及びこれを含む衣類に関する。
従来からアウター生地には織物が使われるのが一般的であった。織物は高密度織物に織製することが容易で、温かく、強度も高い特徴もある。近年、編地をアウター衣類にする提案がされている。編地は伸び率が高く、動作が楽で着心地が良く、糸と編地構成を工夫することにより、織物に近い物性が得られる。特許文献1にはポリエステル仮撚糸を主成分とし、耐摩耗強度の高い編地が提案されている。特許文献2にはポリエステル仮撚糸を主成分とし、耐摩耗強度の高い編地に撥水加工することが提案されている。特許文献3にはポリエステル仮撚糸を追撚して使用することが提案されている。特許文献4には特定の繊度のポリエステル仮撚糸を使用することが提案されている。
特開2020-002495号公報 特開2020-084401号公報 特開2020-133085号公報 特開2021-139067号公報
しかし、前記従来技術は、獣毛繊維を含む紡績糸に問題があり、高ゲージの編機にかかりにくく、耐ピリング性が低いという問題があった。
本発明は、前記従来の問題を解決するため、獣毛繊維を含む紡績糸の糸構造及び獣毛繊維の混率の最適化を図り、高ゲージの編機にかかりやすく、耐ピリング性を向上したダブルニット編地及びこれを含む衣類を提供する。
本発明のダブルニット編地は、リブ組織のダブルニット編地であって、地糸はポリエステルマルチフィラメント仮撚糸であり、表側にループを形成する表糸は黒原着ポリエステルマルチフィラメント仮撚糸であり、裏側にループを形成する裏糸は獣毛繊維とポリエステル短繊維を含む結束紡績糸であり、前記結束紡績糸は、内層繊維と表層繊維を含み、前記内層繊維が無撚り状であり、表層繊維が一方向に巻き付いて全体を束ねていることを特徴とする。
本発明の衣類は、前記のダブルニット編地を含むことを特徴とする。
本発明のダブルニット編地は、リブ組織のダブルニット編地であって、地糸はポリエステルマルチフィラメント仮撚糸であり、表側にループを形成する表糸は黒原着ポリエステルマルチフィラメント仮撚糸であり、裏側にループを形成する裏糸は獣毛繊維とポリエステル短繊維を含む結束紡績糸であり、前記結束紡績糸は、内層繊維と表層繊維を含み、前記内層繊維が無撚り状であり、表層繊維が一方向に巻き付いて全体を束ねていることにより、高ゲージ編機の工程通過性がよく、編地の耐ピリング性(抗ピル性)を向上できる。これらの特性は、制服、ユニフォーム、学生服、ジャケット、詰襟服、ブレザー、スラックス、スカート又はアウター衣類などに好適である。前記結束紡績糸は、リング紡績糸に比べて約10~20倍の高速で紡績でき、効率よく合理的に、コストも安く製造できる。また、毛羽数が少なく均整な糸であり、耐ピリング性(抗ピル性)を向上できる。また、前記結束紡績糸は糸構造が強固であることから、編地の構成糸として多数本配分できる。
図1は本発明の一実施形態における編地の供給糸の順番と編み組織を示す模式的説明図である。 図2は本発明の一実施形態における結束紡績装置の要部を示す模式的斜視図である。 図3は本発明の一実施形態における結束紡績糸の模式的斜視図である。 図4は本発明の一実施形態における結束紡績糸の側面写真(倍率200倍)である。 図5は本発明の一実施形態における編地の表面写真(倍率150倍である。 図6は本発明の一実施形態における編地の裏面写真(倍率150倍)である。
本発明のダブルニット編地は、リブ組織のダブルニット編地である。編糸は、ダイヤル針とシリンダー針の位置がずれているリブゲーティングで編まれる。本発明ではリブゲーティングで編まれる編組織をリブ組織と呼ぶ。リブ組織にするとより高い針密度で編み立てることができ、高密度の編地とすることができる。リブ組織とは、表目と裏目が縦方向に交互に配置され、あばら(rib)のような隆起(畔)が配列される編み組織である。
リブ組織は地糸と、表側にループを形成する糸(表糸)と、裏側にループを形成する糸(裏糸)によって構成される。本発明は、地糸はポリエステルマルチフィラメント仮撚糸であり、表糸は黒原着ポリエステルマルチフィラメント仮撚糸であり、裏糸は獣毛繊維とポリエステル短繊維を含む結束紡績糸である。表糸に黒原着ポリエステルマルチフィラメント仮撚糸を使用すると、表面側の柄糸となり、全体を濃色に染めたときにも黒色がはっきりし、見栄えが良くなる。
前記結束紡績糸は、内層繊維と表層繊維を含み、前記内層繊維が無撚り状であり、表層繊維が一方向に巻き付いて全体を束ねている。ポリエステルマルチフィラメント仮撚糸は擦過に強いが、紡績糸は通常は擦過に弱い。そこで、糸構造が強固な結束紡績糸を使用する。これにより、糸構造は強固となり、生地の摩擦強力及び耐ピリング性(抗ピル性)を向上できる。また、高ゲージの編機の編み針通過性もよい。また、前記結束紡績糸は糸構造が強固であることから、編地の構成糸として多く配分できる。
前記結束紡績糸は、獣毛繊維とポリエステル短繊維を含む混紡糸である。獣毛繊維とポリエステル短繊維の混紡割合は質量割合で90:10~10:90が好ましく、より好ましくは80:20~20:80であり、さらに好ましくは70:30~30:70であり、特に好ましくは60:40~40:60である。
前記結束紡績糸には、さらに制電繊維を含むことが好ましい。これにより、寒い時期の帯電防止ができる。制電繊維は、紡績糸に対して0.1~1質量%の範囲加えることが好ましく、更に好ましくは0.3~0.7質量%の範囲である。制電繊維は、例えばKBセーレン社製“ベルトロン”、クラレ社製“クラカーボ”、炭素繊維、金属繊維等がある。
前記結束紡績糸に含まれるポリエステル短繊維は黒原着繊維であるのが好ましい。これにより裏面側(肌側)の柄糸となり、全体を濃色に染めたときにも黒色がはっきりし、見栄えが良くなる。ポリエステル短繊維は、平均繊維長20~51mmにカットするのが好ましい。
前記地糸はポリエステルマルチフィラメント仮撚糸及び黒原着ポリエステルマルチフィラメント仮撚糸から選ばれる少なくとも一方の仮撚糸は、2段ヒーターで仮撚された糸であるのが好ましい。これにより寸法安定性が高くなり、スナールの発生も低くなる。
前記編地を100質量%としたとき、獣毛繊維の混率は5~25質量%であるのが好ましく、より好ましくは10~22質量%である。獣毛を含むと吸放湿性、消臭性が高く、着心地も良好となる。
前記リブ組織のダブルニット編地は28ゲージ以上の丸編機で編成されているのが好ましい。28ゲージ以上の丸編機であれば高密度の編地とすることができる。中でも28ゲージ、32ゲージ、36ゲージの丸編機が好ましい。ここで28ゲージとは、1インチに28本の編み針を有することをいう。
本発明においては、前記地糸の本数と、表糸の本数と、裏糸の本数は均等であるのが好ましい。例えば供給糸口が12個の場合、3種類の糸を均等にかつ順番に供給する。これにより均整な編地を形成できる。
本発明の編地は、制服、ユニフォーム、学生服、ジャケット、詰襟服、ブレザー、スラックス、スカート又はアウター衣類等に有用である。本発明の編地は、撥水加工、吸水加工、吸水速乾加工、抗菌・抗ウィルス加工などの後加工をすることもできる。
獣毛繊維は、羊の毛であるウール(メリノ・ウールの場合、繊維長30~150mm)、山羊の毛であるモヘヤ(繊維長100~300mm)、カシミヤ(繊維長40~90mm)ラクダの毛であるキャメル(繊維長50~70mm)、アルパカ(繊維長100~200mm)、ビキューナ(繊維長20~70mm)、ウサギの毛であるアンゴララビット(繊維長100~130mm)等を使用できる。このうち好ましいのは最も汎用性があるウールである。ウールと他の獣毛繊維とを混紡してもよい。獣毛繊維の平均繊維長は20~35mmにカットするのが好ましい。
本発明の結束紡績糸は、リング紡績糸に比べて結束紡績糸は、約10~20倍生産性に優れる。とくに旋回流ノズルが1個の結束紡績装置により得られた結束紡績糸は毛羽も少なく、糸構造は強固となり、生地の摩擦強力及び抗ピリング性を向上できる。なお、結束紡績は、ボルテックス(VORTEX)紡績ともいう。
本発明の結束紡績糸は、メートル番手(単糸)で、40~80番(繊度:250~125decitex)の範囲が好ましく、さらに好ましくは50~70番(繊度:200~143decitex)である。この範囲であれば、高密度編地に適している。この結束紡績糸は、芯にポリエステルマルチフィラメント糸を配置し、鞘に短繊維を配置した長短複合紡績糸であってもよい。
本発明の編物の単位面積あたりの質量(目付)は150~400g/mとするのがよい。好ましくは180~350g/m、より好ましくは200~300g/mである。前記範囲であれば、軽くて着心地の良い衣服とすることができる。
次に本発明の芯鞘構造糸を製造するための装置と方法について図面を用いて説明する。以下の図面において、同一符号は同一物を示す。図1は本発明の一実施形態における編地の供給糸の順番と編み組織を示す模式的説明図である。図1において、各供給糸口F1~F12の下側が表側(外気側)であり、上側が裏側(肌側)である。地糸は表側と裏側にループを形成し、裏糸は裏側にループを形成し、表糸は表側にループを形成する。地糸、裏糸、表糸はこの順番に供給糸口に供給するのが好ましい。
(1)地糸:供給糸口F1、F4、F7、F10に供給する。
(2)裏糸:供給糸口F2、F5、F8、F11から供給する。
(3)表糸:供給糸口F3、F6、F9、F12から供給する。
図2は本発明の一実施例における結束紡績装置1の要部を示す斜視図である。
(1)ドラフト工程
結束紡績装置1のドラフトゾーン6は、一対のフロントローラ2,2’と、エプロンを有する一対のセカンドローラ3と、一対のサードローラ4と、一対のバックローラ5で構成されている。鞘成分繊維となる獣毛繊維と獣毛繊維鋳型の短繊維を混紡したスライバー7は、スライバーガイド8を通過させてバックローラ5から供給され、ドラフトゾーン6でドラフトされる。
(2)紡績糸形成工程
フロントローラ2,2’の排出部から離れて配置されているスピンドル10に、合体させた芯成分繊維糸と鞘成分繊維の繊維束を供給し、旋回流によって仮撚りを掛けて結束紡績糸11とする。
(3)巻き取り工程
得られた結束紡績糸11は、スラブキャッチャー12を通過し、フリクションローラ13で引き取られ、巻取り部17の巻き取りドラム14により駆動されクレードルアーム15に支持されたパッケージ16に巻き取られる。
本発明の製造方法に使用する紡績機は、例えば村田機械社製、商品名”MURATA VORTEX SPINNER”として販売されている。特徴的なことは、糸速度が300~450m/分であり、リング紡績機の約10~20倍生産速度が速いことである。
本発明の一例の結束紡績糸18を図3に示す。この例は、結束紡績糸を100質量%としたとき、ウールの混率を29.5質量%、ポリエチレンテレフタレート(PET)黒原着短繊維1.56decitex、70質量%、制電繊維0.5質量%を混紡した例である。内層繊維19も表層の巻き付き繊維20も、ウールとPET短繊維の混紡した状態であり、内層繊維19の表面に表層の巻き付き繊維20が巻き付いている。19bは内層のウール,19aは内層のPET短繊維、20bは表層のウール、20aは表層のPET短繊維である。この結束紡績糸は2層構造になっていることから、糸強度は高いものとなる。また、表層の巻き付き繊維は、ウールとPET短繊維が強固に絡んでいるため、ウールの傷みは防止される。
図4は本発明の一実施形態における結束紡績糸の側面写真(倍率200倍)である。この写真からも明らかなとおり、表層の巻き付き繊維が、内層繊維を強固にラッピングしており、これが編地の摩擦強力、抗ピル性の向上に寄与しているといえる。
図5は本発明の一実施形態における編地の表面写真(倍率150倍)である。図6は本発明の一実施形態における編地の裏面写真(倍率150倍)である。
以下、実施例を用いてさらに具体的に説明する。本発明は下記の実施例に限定されるものではない。
本発明の実施例における測定方法は、下記以外はJIS又は業界規格にしたがって測定した。
<製編性>
大口生産時の製編性について、下記の基準で評価した。
A:糸切れ少なく問題なく大口生産が可能
B:製編は可能であるが、糸切れが多く生産性に難あり
C:糸切れ多く、生産不可
(実施例1)
1.使用繊維
(1)地糸:ポリエチレンテレフタレートマルチフィラメント仮撚糸(酸化チタンを0.5質量%含むセミダル糸)、総繊度110decitex、48フィラメント、2段ヒーター仮撚糸を使用した。
(2)裏糸:結束紡績糸、メートル番手60番単糸(繊度167decitex)を使用した。内容は、結束紡績糸を100質量%としたとき、ウールの混率を29.5質量%、ポリエチレンテレフタレート(PET)黒原着短繊維1.56decitex、70質量%、制電繊維0.5質量%を混紡した。ウールの平均直径は21.5μm、平均繊維長80mmのメリノ種ウールの繊維束(20g/m)を平均繊維長28mmにスクウエアカットした。PET黒原着繊維は平均繊維長38mmにスクエアカットした。制電繊維は、KBセーレン社製商品名“ベルトロン”、単繊維繊度3.0decitex、繊維長:38mmスクエアカット、黒原着品とした。以上の繊維をカード機で混紡し、図2に示す村田機械社製、商品名”No.870,MURATA VORTEX SPINNER”を使用し、300m/分の速度で結束紡績糸を製造した。
(3)表糸:ポリエチレンテレフタレートマルチフィラメント仮撚糸(黒原着糸)、総繊度84decitex、36フィラメント、2段ヒーター仮撚糸を使用した。
2.編地の編成
福原精機28ゲージ、編口径30インチの丸編み機を用いて図1に示す編み組織で編み立てた。給糸は次のとおりである。
(1)地糸:供給糸口F1、F4、F7、F10から供給した。
(2)裏糸:供給糸口F2、F5、F8、F11から供給した。
(3)表糸:供給糸口F3、F6、F9、F12から供給した。
得られた編地は、分散染料(ポリエステル用)と含金染料(ウール用)を使用し、室温(25℃)から120℃まで40分かけて昇温し、120℃の熱水で40分間浸漬して濃紺に染色し、その後洗浄した。
(実施例2)
結束紡績糸のウール混率を49.5質量%、ポリエチレンテレフタレート(PET)黒原着短繊維1.56decitex、50質量%に変更した以外は実施例1と同様に実施した。
(比較例1)
結束紡績糸をウール混率29.5質量%、ポリエチレンテレフタレート(PET)黒原着短繊維3.3decitex、70質量%、制電繊維0.5質量%のリング紡績混紡糸に変更した以外は実施例1と同様に実施した。
(比較例2)
結束紡績糸をウール混率100質量%のリング紡績混紡糸に変更した以外は実施例1と同様に実施した。
(比較例3)
ウール混率19.5質量%、ポリエチレンテレフタレート(PET)黒原着短繊維3.3decitex、80質量%、制電繊維0.5質量%のリング紡績混紡糸メートル番手60番双糸を用いて、2/2綾組織織物を作成した。得られた織物は実施例1と同条件で染色した。
以上の結果をまとめて表1及び表2に示す。
Figure 2023100059000002
Figure 2023100059000003
表1及び表2から明らかなとおり、実施例1及び2の編地は耐ピリング性(抗ピル性)が高く、製編性も良好であった。この編地を学生服に縫製して着用試験をしたところ、織物に比べて伸縮性があり、動作もしやすく、透け感もなく、肘などの変質も少なく、家庭洗濯によるウォッシャブル性もよく、ノーアイロンで着用できた。
本発明の編地は、制服、ユニフォーム、学生服、ジャケット、詰襟服、ブレザー、スラックス、スカート又はアウター衣類等に好適である。
1 結束紡績装置
2,2’ フロントローラ
3 セカンドローラ
4 サードローラ
5 バックローラ
6 ドラフトゾーン
7 スライバー
8 スライバーガイド
10 スピンドル
11 結束紡績糸
12 スラブキャッチャー
13 フリクションローラ
14 巻き取りドラム
15 クレードルアーム
16 パッケージ
17 巻取り部
18 結束紡績糸
19 内層繊維
19a 内層のPET短繊維
19b 内層のウール
20 表層の巻き付き繊維
20a 表層のPET短繊維
20b 表層のウール

Claims (9)

  1. リブ組織のダブルニット編地であって、
    地糸はポリエステルマルチフィラメント仮撚糸であり、
    表側にループを形成する表糸は黒原着ポリエステルマルチフィラメント仮撚糸であり、
    裏側にループを形成する裏糸は獣毛繊維とポリエステル短繊維を含む結束紡績糸であり、
    前記結束紡績糸は、内層繊維と表層繊維を含み、前記内層繊維が無撚り状であり、表層繊維が一方向に巻き付いて全体を束ねていることを特徴とするダブルニット編地。
  2. 前記結束紡績糸には、さらに制電繊維を含む請求項1に記載のダブルニット編地。
  3. 前記束紡績糸に含まれるポリエステル短繊維は黒原着繊維である請求項1又は2に記載のダブルニット編地。
  4. 前記地糸はポリエステルマルチフィラメント仮撚糸及び黒原着ポリエステルマルチフィラメント仮撚糸から選ばれる少なくとも一方の仮撚糸は、2段ヒーターで仮撚された糸である請求項1~3のいずれか1項に記載のダブルニット編地。
  5. 前記編地を100質量%としたとき、獣毛繊維の混率は5~25質量%である請求項1~4のいずれか1項に記載のダブルニット編地。
  6. 前記リブ組織のダブルニット編地は28ゲージ以上の丸編機で編成されている請求項1~5のいずれか1項に記載のダブルニット編地。
  7. 前記地糸の本数と、表糸の本数と、裏糸の本数は均等である請求項1~6のいずれか1項に記載のダブルニット編地。
  8. 請求項1~7のいずれか1項に記載のダブルニット編地を含む衣類。
  9. 前記衣類は制服、ユニフォーム、学生服、ジャケット、詰襟服、ブレザー、スラックス、スカート又はアウター衣類である請求項8に記載の衣類。
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