JP2023098252A - トリガー式噴出器 - Google Patents
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Abstract
【課題】重みによる使用時の疲れを抑制し易いトリガー式噴出器を提供する。【解決手段】容器本体2の口部に装着キャップ3によって取り付けられた状態で牽曵操作によるトリガー4の作動によって容器本体2内の内容物を噴射可能なトリガー式噴出器1であって、装着キャップ3の中心軸線Oに沿う方向を上下方向とし、上下方向に垂直な方向のうちトリガー4が作動する方向を前後方向とし、上下方向と前後方向に垂直な方向を左右方向とし、前後方向における牽曵操作時にトリガー4が向かう側を後方としたときに、装着キャップ3よりも後方に突出し親指と人差し指との間で手の甲に載って保持される保持部11を有し、保持部11が左右方向に突出する、トリガー式噴出器1。【選択図】図11
Description
本発明はトリガー式噴出器に関する。
容器本体の口部に装着キャップによって取り付けられた状態で牽曵操作によるトリガーの作動によって容器本体内の内容物を噴射可能なトリガー式噴出器であって、装着キャップよりも後方に突出し親指と人差し指との間で手の甲に載って保持される保持部を有するトリガー式噴出器が知られている(例えば特許文献1参照)。
例えば内容物の容量が通常よりも大きい場合などにおいて、重みにより使用時に操作する手が疲れ易いという問題があった。
そこで本発明の目的は、重みによる使用時の疲れを抑制し易いトリガー式噴出器を提供することにある。
本発明のトリガー式噴出器は、容器本体の口部に装着キャップによって取り付けられた状態で牽曵操作によるトリガーの作動によって前記容器本体内の内容物を噴射可能なトリガー式噴出器であって、前記装着キャップの中心軸線に沿う方向を上下方向とし、前記上下方向に垂直な方向のうち前記トリガーが作動する方向を前後方向とし、前記上下方向と前記前後方向に垂直な方向を左右方向とし、前記前後方向における前記牽曵操作時に前記トリガーが向かう側を後方としたときに、前記装着キャップよりも後方に突出し親指と人差し指との間で手の甲に載って保持される保持部を有し、前記保持部が前記左右方向に突出する、トリガー式噴出器である。
本発明のトリガー式噴出器は、上記構成において、前記保持部が、格納形態と前記格納形態よりも前記左右方向に突出する展開形態との間で形態を変更可能である、トリガー式噴出器であるのが好ましい。
本発明のトリガー式噴出器は、上記構成において、前記保持部が、前記後方に移動可能な後部可動片と、前記後部可動片を前記後方に移動させることで前記左右方向の外側に移動するように前記後部可動片に接続する側部可動片と、を有する、トリガー式噴出器であるのが好ましい。
本発明のトリガー式噴出器は、上記構成において、前記後部可動片から前記後方の反対方向である前方に延び前記後部可動片と一体に前記後方に移動可能な第1連結片と、前記第1連結片と前記側部可動片とのそれぞれに前記上下方向に平行な軸線の周りに回動可能に連なる第2連結片と、を有する、トリガー式噴出器であるのが好ましい。
本発明のトリガー式噴出器は、上記構成において、前記保持部が、回動によって前記左右方向の幅を変更可能な回動片を有する、トリガー式噴出器であるのが好ましい。
本発明によれば、重みによる使用時の疲れを抑制し易いトリガー式噴出器を提供することができる。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施形態を例示説明する。
図1~図4に示すように、本発明の第1実施形態においてトリガー式噴出器1(以下、噴出器1ともいう)は、容器本体2の口部に装着キャップ3によって取り付けられた状態で牽曵操作によるトリガー4の作動によって容器本体2内の内容物を噴出口5から噴射可能である。本実施形態では、噴出器1と容器本体2で噴出容器6が構成される。
容器本体2は、中心軸線Oを中心とする円筒状の口部と、口部の下端部に連なる胴部と、胴部の下端部に連なる底部と、を有する。なお、口部は角筒状など、円筒状以外の筒状をなす構成であってもよい。
説明の便宜上、中心軸線Oに沿う方向を上下方向ともいい、上下方向に沿って底部から口部に向かう方向を上方ともいい、その反対方向を下方ともいい、上下方向に垂直な方向のうちトリガー4が作動する方向を前後方向ともいい、前後方向における牽曵操作時にトリガー4が向かう側を後方ともいい、その反対方向を前方ともいい、上下方向と前後方向の両方に垂直な方向を左右方向ともいう。
容器本体2内には液状の内容物が収容され、噴出器1は内容物を霧状にして噴出口5から噴射する。なお噴出器1は液状の内容物を霧状に噴射する構成に限らず、例えば、液状の内容物を泡状又はストレート状に噴射する構成としてもよいし、粉状など、液状以外の内容物を噴射する構成としてもよい。
また噴出口5は前後方向に延びる軸心Pを有し、軸心Pは中心軸線Oに直交する。また噴出口5が内容物を噴射する方向は前方に一致する。つまり噴出口5の向きは前方に一致する。なお噴出口5は、前方に対して傾斜する方向に向く構成としてもよい。また噴出口5の軸心Pが中心軸線Oに交わらない構成としてもよい。
噴出器1は、本体部7、トリガー4、装着キャップ3、シュラウド8及び変形部材9を有する。シュラウド8と変形部材9はそれぞれ、例えば樹脂製であり、例えば射出成形によって形成される。
本体部7は、噴出口5と、トリガー4の作動によって容器本体2内の内容物を噴出口5に送るポンプ機構10と、を有する。
トリガー4は、左右方向に延びる回動軸線Qを中心に回動可能に本体部7に支持される。つまりトリガー4の作動方向は回動軸線Qを中心とする周方向である。なお、トリガー4は本体部7に回動可能に支持される構成に限らず、例えば、本体部7にスライド可能に支持される構成としてもよい。
装着キャップ3は、中心軸線Oを中心とする装着筒3aと、装着筒3aの上端部から径方向内側に延びる上面視環状をなす内向き凸部3bと、を有し、口部にねじ部を介して取り付けられる。ねじ部は、例えば、口部の外周面に設けられる被螺合部と、装着筒3aの内周面に設けられる螺合部と、からなる。装着キャップ3を口部に取り付けることにより、本体部7が容器本体2に取り付けられる。なお、装着キャップ3はねじ部以外の係止構造を介して口部に取り付けられる構成としてもよい。
シュラウド8は、本体部7の上面の一部を覆う上壁8aと、本体部7の左右方向の側面の一部を覆う一対の側壁8bと、本体部7の後面の一部を覆う後壁8cと、後壁8cの下端部から前方に延びる底壁8dと、を有する。底壁8dは装着キャップ3よりも後方に突出し、親指と人差し指との間で手の甲に載って保持される。また底壁8dは一対の側壁8bよりも左右方向に突出しないように設けられる。底壁8dは上下方向に垂直な平板状をなし、底壁8dの上面には底壁8dの左右方向の中央部において上方に延びる軸体8eが設けられる。
一対の側壁8bは左右対称に設けられ、各々側壁8bの上端部は上壁8aに連なり、各々側壁8bの後端部は後壁8cに連なり、各々側壁8bの後部の下端部は底壁8dに連なる。また後壁8cの上端部は上壁8aに連なり、後壁8cの下端部は底壁8dに連なる。後壁8cは下方に向けて後方に徐々に迫り出す形状をなす。
なお、上壁8aは本体部7の上面の一部を覆う構成に限らず、例えば、本体部7の上面の全部を覆う構成としてもよい。一対の側壁8bは本体部7の左右方向の側面の一部を覆う構成に限らず、例えば、本体部7の左右方向の側面の全部を覆う構成としてもよい。一対の側壁8bは左右対称に設けられる構成に限らない。後壁8cは下方に向けて後方に徐々に迫り出す形状をなす構成に限らない。
図5~図7に示すように、変形部材9は、後部可動片9a、一対の側部可動片9b、第1連結片9c、一対の第2連結片9d、軸受け部9e、一対の第3連結片9f及び一対の第4連結片9gを有する。一対の側部可動片9b、一対の第2連結片9d、一対の第3連結片9f及び一対の第4連結片9gはそれぞれ、左右対称に設けられるが、これに限らない。
第1連結片9cは後部可動片9aから前方に延び、一方の第2連結片9dは第1連結片9cの前端部と一方の側部可動片9bの後端部のそれぞれに上下方向に平行な軸線の周りに回動可能に連なり、もう一方の第2連結片9dは第1連結片9cの前端部ともう一方の側部可動片9bの後端部のそれぞれに上下方向に平行な軸線の周りに回動可能に連なる。
軸受け部9eは軸体8eを挿入可能な穴を有し、一方の第3連結片9fは軸受け部9eと一方の第4連結片9gの一方の端部のそれぞれに上下方向に平行な軸線の周りに回動可能に連なり、もう一方の第3連結片9fは軸受け部9eともう一方の第4連結片9gの一方の端部のそれぞれに上下方向に平行な軸線の周りに回動可能に連なり、一方の第4連結片9gのもう一方の端部は一方の側部可動片9bの前端部に上下方向に平行な軸線の周りに回動可能に連なり、もう一方の第4連結片9gのもう一方の端部はもう一方の側部可動片9bの前端部に上下方向に平行な軸線の周りに回動可能に連なる。
図2に示すように、後壁8cは後部可動片9aを配置される後部スリット8fを底壁8dに隣接する部分に有し、各々の側壁8bは底壁8dに隣接して設けられ側部可動片9bを配置される側部スリット8gを底壁8dに隣接する部分に有する。後部可動片9aは後部スリット8fを通して前後方向に移動可能である。各々の側部可動片9bは側部スリット8gを通して左右方向に移動可能である。
本実施形態では、装着キャップ3よりも後方に突出し親指と人差し指との間で手の甲に載って保持される保持部11が、底壁8dと変形部材9で構成される。保持部11は、格納形態と格納形態よりも左右方向に突出する展開形態との間で形態を変更可能である。より具体的には、保持部11が格納形態をなす状態(以下、格納状態ともいう)よりも、保持部11が展開形態をなす状態(以下、展開状態ともいう)の方が、各々の側部可動片9bが左右方向に突出する。本実施形態では保持部11は、格納形態では一対の側壁8bよりも左右方向に突出せず、展開形態では一対の側壁8bよりも左右方向に突出する。より具体的には各々の側部可動片9bは、格納状態では一対の側壁8bよりも左右方向に突出せず、展開状態では一対の側壁8bよりも左右方向に突出する。なお、「一対の側壁8bよりも左右方向に突出せず」とは、一対の側壁8bにおける左右方向の最も外側に位置する部分よりも外側に突出しない(図2参照)ことを意味する。本実施形態では保持部11(各々の側部可動片9b)は、展開状態において装着キャップ3よりも左右方向に突出する。
各々の側部可動片9bは、格納状態から後部可動片9aを第1連結片9cと一体に後方に移動させることで、左右方向の外側に移動するように、第1連結片9cと一方の第2連結片9dを介して後部可動片9aに接続する。
変形部材9は、成形時の状態において図5に示すように一対の側部可動片9bが互いに最も離間した形態をなし、この状態から弾性変形により、図7に示すように一対の側部可動片9bが互いに接近した形態にすることができる。
図2に示すように、後部可動片9aの上面には、格納状態において後部可動片9aの後方への移動を所定の力がかかるまでは規制するように後部スリット8fの周縁部において後壁8cに係止する後部係止凸部9hが設けられる。また各々の側部可動片9bの上面には、格納状態において側部可動片9bの左右方向の外側への移動を所定の力がかかるまでは規制するように側部スリット8gの周縁部において側壁8bに係止する側部係止凸部9iが設けられる。後部可動片9aの後端縁部における上面には、後部可動片9aを後方に引っ張る際の滑り止め用の突出部9jが設けられる。また、第1連結片9cは後部スリット8fに入り込めない程度の上下方向の幅を有し、格納状態から後部可動片9aを後方へ引っ張った際に後壁8cに当接することで、後部可動片9aが後部スリット8fから抜け出ることを規制するストッパとして機能する。
図8に示すように、シュラウド8は、上壁8aと一対の側壁8bの一部と底壁8dとを有するベース部12と、後壁8cと一対の側壁8bの一部とを有するカバー部13と、を有する。後部スリット8fと一対の側部スリット8gはカバー部13に設けられる。カバー部13は、上壁8aの後端縁部にヒンジ部14を介して左右方向に延びる軸線を中心に回動可能に連結する。また、カバー部13は、ベース部12の一対の側壁8bの後端部における下端部に設けられる被嵌合部12aに嵌合可能な嵌合部13aを有する。嵌合部13aは、シュラウド8が図8に示すような成形時の形態をなす状態から、変形部材9を軸受け部9eに軸体8eを通すことによって底壁8dに取り付け、変形部材9を弾性変形させつつ、カバー部13をヒンジ部14を中心に下方に90°回動させることで被嵌合部12aに嵌合可能である。なお、シュラウド8は、カバー部13をベース部12にヒンジ部14を介して一体に形成する構成に限らず、例えば、カバー部13をベース部12と別体に形成する構成としてもよい。
本実施形態によれば、噴出容器6を流通時等においては格納状態としておくことで保持部11への引っ掛かりなどを生じにくくすることができ、使用時には図9に示すように後部可動片9aに指を掛け、図10に示すように後方に引っ張ることで噴出容器6を格納状態から展開状態にすることができる。そして図11~図12に示すように展開形態の保持部11を親指と人差し指との間で手の甲に載せて保持することで、安定した保持により、噴出容器6の重みによる疲れを抑制しながら噴出容器6を使用することができる。
図13~図15に示すように、本発明の第2実施形態のトリガー式噴出器1は、保持部11が変形部材9の代わりに回動片15を有し、シュラウド8がベース部12とベース部12に対して回動可能なカバー部13とに分かれていない点で第1実施形態の場合と構成が異なり、その他の点では第1実施形態の場合と同様の構成を有する。シュラウド8と回動片15はそれぞれ、例えば樹脂製であり、例えば射出成形によって形成される。
第2実施形態では、底壁8dが取り付け穴8hを有し、回動片15が、上下方向に垂直な平板状をなす回動板部15aと、回動板部15aの上面の中央部に設けられる取り付け凸部15bと、を有する。取り付け穴8hは底壁8dを貫通する貫通穴として設けられる。取り付け凸部15bは、取り付け穴8hに上下方向に延びる軸線を中心に回動可能に保持される。なお、取り付け凸部15bを底壁8dに設け、取り付け穴8hを回動板部15aに設ける構成としてもよい。
回動板部15aは底面視で角が丸められた細長い矩形状をなし、格納状態では回動板部15aの短軸が左右方向に延び、展開状態では回動板部15aの長軸が左右方向に延びることで格納状態よりも左右方向に突出する。つまり回動片15は、回動によって左右方向の幅を変更可能である。より具体的には、回動片15は一対の側壁8bよりも左右方向に突出しない位置から一対の側壁8bよりも左右方向に突出する位置まで回動可能である。つまり本実施形態では保持部11(回動片15)は、格納形態では一対の側壁8bよりも左右方向に突出せず、展開形態では一対の側壁8bよりも左右方向に突出する。本実施形態では保持部11(回動片15)は、展開状態において装着キャップ3よりも左右方向に突出する。格納状態において、回動片15の後方の左右の角部は、左右方向に回動操作できるように上面視でシュラウド8から露出する(図16参照)。
底壁8dの下面には底面視で貫通穴と同心の半円弧状をなす溝状の長穴8iが設けられ、長穴8iには周方向の中間部と両端部に径方向の幅が拡大する収納部8jが設けられる。回動板部15aの上面には収納部8jに対応する径方向の幅を有し、長穴8iに嵌合する規制突起15cが設けられる。規制突起15cは格納状態において長穴8iの中間部に位置する収納部8jに嵌合することで回動片15の回動を規制する。また規制突起15cは展開状態において長穴8iの両端部のいずれかに位置する収納部8jに嵌合することで回動片15の回動を規制する。より具体的には、規制突起15cは半球状をなし、長穴8iは、収納部8jが規制突起15cを全て収納可能な凹部となっており、収納部8jを繋ぐ円弧状溝は、規制突起15cの頂部を案内できる程度の浅い溝となっている。
本実施形態によれば、噴出容器6を流通時等においては格納状態としておくことで保持部11への引っ掛かりなどを生じにくくすることができ、使用時には図16に示すように回動片15に指を掛け、図17に示すように回動させることで噴出容器6を格納状態から展開状態にすることができる。そして図18~図19に示すように展開形態の保持部11を親指と人差し指との間で手の甲に載せて保持することで、安定した保持により、噴出容器6の重みによる疲れを抑制しながら噴出容器6を使用することができる。
本発明は前述した実施形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
したがって、前述した実施形態のトリガー式噴出器1は、容器本体2の口部に装着キャップ3によって取り付けられた状態で牽曵操作によるトリガー4の作動によって容器本体2内の内容物を噴射可能なトリガー式噴出器1であって、装着キャップ3の中心軸線Oに沿う方向を上下方向とし、上下方向に垂直な方向のうちトリガー4が作動する方向を前後方向とし、上下方向と前後方向に垂直な方向を左右方向とし、前後方向における牽曵操作時にトリガー4が向かう側を後方としたときに、装着キャップ3よりも後方に突出し親指と人差し指との間で手の甲に載って保持される保持部11を有し、保持部11が左右方向に突出する、トリガー式噴出器1である限り変更可能である。
例えば、変形部材9は一対の側部可動片9bを有する構成に限らず、例えば1つのみの側部可動片9bを有する構成としてもよい。また変形部材9は軸受け部9eを有する構成に限らない。回動片15は規制突起15cを有する構成に限らない。また回動片15は、取り付け凸部15bが回動板部15aの上面における中央部以外の部分に設けられる構成としてもよい。回動片15は展開状態で一対の側壁8bよりも左右方向の一方側のみに突出する構成としてもよい。保持部11(変形部材9又は回動片15)は、展開状態において装着キャップ3よりも左右方向に突出する構成に限らない。変形部材9も回動片15も設けずに、例えば、底壁8dを一対の側壁8bよりも左右方向に突出するように設ける構成としてもよい。保持部11は、一対の側壁8bよりも左右方向に突出する構成に限らない。
なお、前述した実施形態のトリガー式噴出器1は、上記構成において、保持部11が、格納形態と格納形態よりも左右方向に突出する展開形態との間で形態を変更可能である、トリガー式噴出器1であるのが好ましい。
前述した実施形態のトリガー式噴出器1は、上記構成において、保持部11が、後方に移動可能な後部可動片9aと、後部可動片9aを後方に移動させることで左右方向の外側に移動するように後部可動片9aに接続する側部可動片9bと、を有する、トリガー式噴出器1であるのが好ましい。
前述した実施形態のトリガー式噴出器1は、上記構成において、後部可動片9aから後方の反対方向である前方に延び後部可動片9aと一体に後方に移動可能な第1連結片9cと、第1連結片9cと側部可動片9bとのそれぞれに上下方向に平行な軸線の周りに回動可能に連なる第2連結片9dと、を有する、トリガー式噴出器1であるのが好ましい。
前述した実施形態のトリガー式噴出器1は、上記構成において、保持部11が、回動によって左右方向の幅を変更可能な回動片15を有する、トリガー式噴出器1であるのが好ましい。
1 トリガー式噴出器
2 容器本体
3 装着キャップ
3a 装着筒
3b 内向き凸部
4 トリガー
5 噴出口
6 噴出容器
7 本体部
8 シュラウド
8a 上壁
8b 側壁
8c 後壁
8d 底壁
8e 軸体
8f 後部スリット
8g 側部スリット
8h 取り付け穴
8i 長穴
8j 収納部
9 変形部材
9a 後部可動片
9b 側部可動片
9c 第1連結片
9d 第2連結片
9e 軸受け部
9f 第3連結片
9g 第4連結片
9h 後部係止凸部
9i 側部係止凸部
9j 突出部
10 ポンプ機構
11 保持部
12 ベース部
12a 被嵌合部
13 カバー部
13a 嵌合部
14 ヒンジ部
15 回動片
15a 回動板部
15b 取り付け凸部
15c 規制突起
O 中心軸線
P 軸心
Q 回動軸線
2 容器本体
3 装着キャップ
3a 装着筒
3b 内向き凸部
4 トリガー
5 噴出口
6 噴出容器
7 本体部
8 シュラウド
8a 上壁
8b 側壁
8c 後壁
8d 底壁
8e 軸体
8f 後部スリット
8g 側部スリット
8h 取り付け穴
8i 長穴
8j 収納部
9 変形部材
9a 後部可動片
9b 側部可動片
9c 第1連結片
9d 第2連結片
9e 軸受け部
9f 第3連結片
9g 第4連結片
9h 後部係止凸部
9i 側部係止凸部
9j 突出部
10 ポンプ機構
11 保持部
12 ベース部
12a 被嵌合部
13 カバー部
13a 嵌合部
14 ヒンジ部
15 回動片
15a 回動板部
15b 取り付け凸部
15c 規制突起
O 中心軸線
P 軸心
Q 回動軸線
Claims (5)
- 容器本体の口部に装着キャップによって取り付けられた状態で牽曵操作によるトリガーの作動によって前記容器本体内の内容物を噴射可能なトリガー式噴出器であって、
前記装着キャップの中心軸線に沿う方向を上下方向とし、前記上下方向に垂直な方向のうち前記トリガーが作動する方向を前後方向とし、前記上下方向と前記前後方向に垂直な方向を左右方向とし、前記前後方向における前記牽曵操作時に前記トリガーが向かう側を後方としたときに、前記装着キャップよりも後方に突出し親指と人差し指との間で手の甲に載って保持される保持部を有し、
前記保持部が前記左右方向に突出する、トリガー式噴出器。 - 前記保持部が、格納形態と前記格納形態よりも前記左右方向に突出する展開形態との間で形態を変更可能である、請求項1に記載のトリガー式噴出器。
- 前記保持部が、前記後方に移動可能な後部可動片と、前記後部可動片を前記後方に移動させることで前記左右方向の外側に移動するように前記後部可動片に接続する側部可動片と、を有する、請求項2に記載のトリガー式噴出器。
- 前記後部可動片から前記後方の反対方向である前方に延び前記後部可動片と一体に前記後方に移動可能な第1連結片と、前記第1連結片と前記側部可動片とのそれぞれに前記上下方向に平行な軸線の周りに回動可能に連なる第2連結片と、を有する、請求項3に記載のトリガー式噴出器。
- 前記保持部が、回動によって前記左右方向の幅を変更可能な回動片を有する、請求項2に記載のトリガー式噴出器。
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2021
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