JP2023097540A - ガスエンジン - Google Patents
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Abstract
【課題】簡易な構成で漏洩した燃料ガスへの引火を防止することができるガスエンジンを提供する。【解決手段】ガスエンジン1は、クランクシャフト22を収容するクランク室21を含む架構2と、架構2から突出するシリンダ3と、シリンダ3に取り付けられた、給気路41および排気路42を含むシリンダヘッド4を含む。また、ガスエンジン1は、シリンダヘッド4に接続される給気管13またはシリンダヘッド4に設けられた、給気中への燃料ガスの噴射を制御する燃料ガス弁51と、架構2との間に、シリンダ3、シリンダヘッド4および燃料ガス弁51を収容する隔離室80を形成する隔離カバー8と、隔離室80内の空気を吸引する換気ファンを含む。【選択図】図1
Description
本開示は、燃料ガスを燃料とするガスエンジンに関する。
従来から、4サイクルのレシプロエンジンであるガスエンジンが知られている。このようなガスエンジンは、クランクシャフトを収容するクランク室を含む架構と、架構から突出する複数のシリンダと、それらのシリンダにそれぞれ取り付けられた複数のシリンダヘッドを含む。各シリンダヘッドには、給気路および排気路が形成される。
例えば、特許文献1の図3には、シリンダヘッドに燃料ガス弁が設けられたガスエンジンが記載されている。燃料ガス弁は、給気中への燃料ガスの噴射を制御する。
ところで、燃料ガス弁が露出している場合には、燃料ガス弁から燃料ガスが漏洩したときの対策として漏洩した燃料ガスへの引火を防止する対策が必要である。例えば、ガスエンジンが配置されるエンジンルーム内を通常の建屋よりも多く換気することが考えられる。これに対し、さらに簡易な構成で漏洩した燃料ガスへの引火を防止することが望まれる。
そこで、本開示は、簡易な構成で漏洩した燃料ガスへの引火を防止することができるガスエンジンを提供することを目的とする。
本開示は、クランクシャフトを収容するクランク室を含む架構と、前記架構から突出するシリンダと、前記シリンダに取り付けられた、給気路および排気路を含むシリンダヘッドと、前記シリンダヘッドに接続される給気管または前記シリンダヘッドに設けられた、給気中への燃料ガスの噴射を制御する燃料ガス弁と、前記架構との間に、前記シリンダ、前記シリンダヘッドおよび前記燃料ガス弁を収容する隔離室を形成する隔離カバーと、前記隔離室内の空気を吸引する換気ファンと、を備える、ガスエンジンを提供する。
本開示によれば、簡易な構成で漏洩した燃料ガスへの引火を防止することができるガスエンジンが提供される。
図1および図2に、一実施形態に係るガスエンジン1を示す。このガスエンジン1は、例えば都市ガス、天然ガス、バイオガス、水素ガスなどの燃料ガスを燃料とする。
具体的に、ガスエンジン1は、クランクシャフト22を収容するクランク室21を含む架構2と、架構2から突出する複数のシリンダ3を含む。本実施形態では、シリンダ3がクランクシャフト22の軸方向に一列で並んでいるが、シリンダ3は、クランクシャフト22の軸方向から見たときにV字状に二列に配置されてもよい。
複数のシリンダ3には、複数のシリンダヘッド4がそれぞれ取り付けられている。各シリンダ3内には、ピストン24が配置されている。ピストン24は、ロッド23によりクランクシャフト22と連結されている。ピストン24とシリンダヘッド4との間には燃焼室10が形成される。
各シリンダヘッド4には、給気路41および排気路42が形成されている。図1では、ガスエンジン1の構造を模式的に表すために給気路41および排気路42が燃焼室10から互いに逆向きに延びるように描いているが、実際は、図2に示すように、給気路41および排気路42が燃焼室10から同方向に延びている。
すなわち、本実施形態では、後述する給気マニホールド15と排気マニホールドとがシリンダ列に対して同じ側に配置されている。ただし、給気マニホールド15と排気マニホールドとがシリンダ列に対して互いに反対側に配置され、給気路41および排気路42が燃焼室10から互いに逆向きに延びてもよい。
各シリンダヘッド4には、給気弁11および排気弁12が設けられている。給気弁11は燃焼室10に対する給気路41の開口を開閉し、排気弁12は燃焼室10に対する排気路42の開口を開閉する。
また、各シリンダヘッド4には、給気管13および排気管14が接続されている。ガスエンジン1は、シリンダ3の並び方向に延びる給気マニホールド15を含み、各給気管13は、給気マニホールド15と、対応する給気路41とを連通する。同様に、各排気管14は、シリンダ3の並び方向に延びる排気マニホールドと、対応する排気路42とを連通する。
各シリンダヘッド4には、シリンダヘッドカバー45が取り付けられている。シリンダヘッド4を挟んでシリンダ3と反対側には、給気弁11および排気弁12を駆動する駆動機構などの機器が配置されており、シリンダヘッドカバー45はその機器を覆う。
さらに、ガスエンジン1は、シリンダ3ごとに、主燃料ガス弁51、点火装置7および副燃料ガス弁61を含む。また、ガスエンジン1は、シリンダ3の並び方向に延びる第1燃料ガス供給管53および第2燃料ガス供給管63を含む。各主燃料ガス弁51は第1分岐管52によって第1燃料ガス供給管53と接続され、各副燃料ガス弁61は第2分岐管62によって第2燃料ガス供給管63と接続されている。
本実施形態では、主燃料ガス弁51が給気管13に設けられている。また、本実施形態では、主燃料ガス弁51の燃料噴射ノズルがシリンダヘッド4の給気路41内まで延びており、主燃料ガス弁51が給気路41内の給気中へ燃料ガスを噴射する。主燃料ガス弁51は、電気的に制御されることで、給気中への燃料ガスの噴射を制御する。
ただし、主燃料ガス弁51の燃料噴射ノズルの先端が給気管13内に位置し、主燃料ガス弁51が給気管13内の給気中へ燃料ガスを噴射してもよい。また、主燃料ガス弁51はシリンダヘッド4に設けられてもよい。この場合、主燃料ガス弁51が燃焼室10内の給気中へ燃料ガスを直接噴射してもよい。
点火装置7は、主燃料ガス弁51から噴射された燃料ガスと給気の混合気に、燃焼室10内で点火する。本実施形態では、点火装置7が副室70および点火プラグ73を含む。副室70は、噴孔を介して燃焼室10と連通する。
本実施形態では、燃焼室10内での混合気の燃焼がリーンバーンである。点火装置7は、点火プラグ73が副室70内で燃料ガス(副燃料ガス弁61を経由して副室70内に噴射される)と空気の混合気に点火することで、噴孔からの火炎によって燃焼室10内のリーンな混合気に点火する。
点火装置7は、シリンダヘッド4からシリンダヘッドカバー45および後述する隔離カバー8を貫通して延びている。具体的に、点火装置7は、シリンダ3の中心線の延長線に沿ってシリンダヘッド4の内部から隔離カバー8の外部まで延びる棒状の副室ホルダ72と、副室ホルダ72の先端面と共に副室70を取り囲む囲繞部71を含む。囲繞部71の一部は燃焼室10内に張り出しており、この張り出し部に上述した噴孔が形成されている。
副室ホルダ72には、当該副室ホルダ72の軸方向に延びる貫通穴が形成されている。この貫通穴内には、点火プラグ73が部分的に副室70内に突出するように配置されている。
副燃料ガス弁61は、シリンダヘッド4に設けられている。副燃料ガス弁61は、図1に示すようにシリンダヘッド4の上面に取り付けられてもよいし、図2に示すようにシリンダヘッド4の側面に取り付けられてもよい。
副燃料ガス弁61は、シリンダヘッド4および副室ホルダ72に形成された燃料供給路60を介して副室70と接続されている。副燃料ガス弁61は、電気的に制御されることで、副室70への燃料ガスの噴射を制御する。なお、副燃料ガス弁61は、副室70内へ燃料ガスを直接噴射してもよい。
さらに、本実施形態では、架構2との間に隔離室80を形成する隔離カバー8が採用されている。隔離室80は、全てのシリンダ3、全てのシリンダヘッドカバー45、全ての主燃料ガス弁51および全ての副燃料ガス弁61を収容する。
隔離室80は、主燃料ガス弁51または副燃料ガス弁61から燃料ガスが漏洩したときに、その漏洩した燃料ガスを保つための部屋である。このため、主燃料ガス弁51および副燃料ガス弁61は、防爆品である。
隔離室80は、シリンダ3の並び方向と直交する方向でシリンダ3を挟んで互いに対向する第1側壁81および第2側壁82と、シリンダ3の並び方向でシリンダ3を挟んで互いに対向する第3側壁83および第4側壁84と、第1~第4側壁81~84で囲まれる空間を上側から覆う天井壁85を含む。
第1~第4側壁81~84は、架構2からシリンダ3に沿って立ち上がっている。上述した給気管13および排気管14は、給気マニホールド15の近くに位置する第2側壁82を貫通している。
本実施形態では、各シリンダヘッド4に、燃焼室10内の圧力を検出する圧力センサ31が設けられている。図例では、圧力センサ31が燃焼室10からシリンダ3の径方向外向きに延びており、シリンダヘッド4の側面から突出している。ただし、圧力センサ31の延在方向は適宜変更可能である。また、圧力センサ31は、必ずしも各シリンダヘッド4に設けられる必要はなく、各シリンダ3に当該シリンダ3から突出するように設けられてもよい。
第1側壁81には、内部に圧力センサ31が挿入される管状部86が設けられている。管状部86は、第1側壁81からシリンダヘッド4の近傍まで延びている。管状部86は、第1側壁81に、圧力センサ31を露出させる穴を形成する。このため、圧力センサ31として非防爆品を用いることができる。なお、管状部86の長さは特に限定されるものではなく、当該管状部86の内径よりも短くても長くてもよい。また、圧力センサ31の向きによっては、管状部86が天井壁85に設けられて天井壁85に圧力センサ31を露出させる穴を形成してもよい。
隔離室80の外部には、点火コイル75が配置されている。点火装置7の点火プラグ73は、ケーブル74によって点火コイル75と接続されている。このため、点火コイル75に非防爆品を用いることができる。
隔離室80には、第1換気管90および第2換気管91が接続されている。本実施形態では、第1換気管90および第2換気管91が、シリンダ3の並び方向においてシリンダ3の両側に配置されている。つまり、第1換気管90が第3側壁83と接続され、第2換気管91が第4側壁84と接続されている。第1換気管90を通じて隔離室80へ空気が取り込まれ、隔離室80内の空気は第2換気管91を通じて所定場所(例えば、ガスエンジン1が配置されるエンジンルームの外部)へ排出される。
第2換気管91には、隔離室80内の空気を吸引する換気ファン92が設けられている。また、第2換気管91には、第2換気管91内の燃料ガスの濃度が閾値を超えるか否かを検知する検知器93が設けられている。図例では、検知器93が換気ファン92の上流側に位置するが、換気ファン92の下流側に位置してもよい。また、検知器93は、例えば隔離カバー8に設けられ、隔離室80内の燃料ガスの濃度が閾値を超えるか否かを検知してもよい。
検知器93は、燃料ガスの濃度が閾値を超えたときに信号を発信する単独のセンサであってもよいが、燃料ガスの濃度を検出する濃度センサと、濃度センサで検出される濃度が閾値を超えるか否かを判定する判定装置とで構成されてもよい。
以上説明した構成のガスエンジン1では、主燃料ガス弁51または副燃料ガス弁61から燃料ガスが漏洩したとしても、その燃料ガスは隔離室80内に保たれつつ、換気ファン92によって隔離室80から排出される。従って、簡易な構成で漏洩した燃料ガスへの引火を防止することができる。しかも、隔離室80の外部に配置される電気機器には非防爆品を用いることができる。
また、本実施形態では検知器93が採用されているので、燃料ガスが漏洩したか否かを監視することができる。
(変形例)
本開示は上述した実施形態に限定されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。
本開示は上述した実施形態に限定されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。
例えば、点火装置7は、必ずしも副室70および点火プラグ73を含む必要はなく、燃焼室10内にパイロット油を噴射してパイロット油を自着火させるものであってもよい。この場合、副燃料ガス弁61は不要である。
ただし、前記実施形態のように、ガスエンジン1が副室式の点火装置7を含む場合に、副燃料ガス弁61が主燃料ガス弁51と共に隔離室80に収容されれば、主燃料ガス弁51からの燃料ガスの漏洩だけでなく副燃料ガス弁61からの燃料ガスの漏洩にも対応可能である。
(まとめ)
本開示は、クランクシャフトを収容するクランク室を含む架構と、前記架構から突出するシリンダと、前記シリンダに取り付けられた、給気路および排気路を含むシリンダヘッドと、前記シリンダヘッドに接続される給気管または前記シリンダヘッドに設けられた、給気中への燃料ガスの噴射を制御する燃料ガス弁と、前記架構との間に、前記シリンダ、前記シリンダヘッドおよび前記燃料ガス弁を収容する隔離室を形成する隔離カバーと、前記隔離室内の空気を吸引する換気ファンと、を備える、ガスエンジンを提供する。
本開示は、クランクシャフトを収容するクランク室を含む架構と、前記架構から突出するシリンダと、前記シリンダに取り付けられた、給気路および排気路を含むシリンダヘッドと、前記シリンダヘッドに接続される給気管または前記シリンダヘッドに設けられた、給気中への燃料ガスの噴射を制御する燃料ガス弁と、前記架構との間に、前記シリンダ、前記シリンダヘッドおよび前記燃料ガス弁を収容する隔離室を形成する隔離カバーと、前記隔離室内の空気を吸引する換気ファンと、を備える、ガスエンジンを提供する。
上記の構成によれば、燃料ガス弁から燃料ガスが漏洩したとしても、その燃料ガスは隔離室内に保たれつつ、換気ファンによって隔離室から排出される。従って、簡易な構成で漏洩した燃料ガスへの引火を防止することができる。しかも、隔離室の外部に配置される電気機器には非防爆品を用いることができる。
上記のガスエンジンは、前記隔離室と接続され、前記換気ファンが設けられた換気管と、前記隔離室内または前記換気管内の前記燃料ガスの濃度が閾値を超えるか否かを検知する検知器と、をさらに備えてもよい。この構成によれば、燃料ガスが漏洩したか否かを監視することができる。
上記のガスエンジンは、前記シリンダ内に配置されるピストンと前記シリンダヘッドとの間に形成される燃焼室内の圧力を検出する、前記シリンダヘッドまたは前記シリンダから突出する圧力センサをさらに備え、前記隔離カバーは、前記圧力センサを露出させる穴を形成する管状部を含んでもよい。この構成によれば、圧力センサとして非防爆品を用いることができる。
上記のガスエンジンは、前記隔離室に収容されるシリンダヘッドカバーであって、前記シリンダヘッドを挟んで前記シリンダと反対側に配置された機器を覆うシリンダヘッドカバーと、前記シリンダ内に配置されるピストンと前記シリンダヘッドとの間に形成される燃焼室内で燃料ガスと給気の混合気に点火する、点火プラグを含む点火装置であって、前記シリンダヘッドから前記シリンダヘッドカバーおよび前記隔離カバーを貫通して延びる点火装置と、をさらに備えてもよい。この構成によれば、点火装置に接続される点火コイルが隔離室外に配置されるので、点火コイルに非防爆品を用いることができる。
前記点火装置は、前記燃焼室と噴孔を介して連通する副室を含み、前記点火プラグが前記副室内で燃料ガスと空気の混合気に点火することで前記噴孔からの火炎によって前記燃焼室内の混合気に点火し、前記燃料ガス弁は主燃料ガス弁であり、上記のガスエンジンは、前記シリンダヘッドに設けられた、前記副室への燃料ガスの噴射を制御する副燃料ガス弁をさらに備え、前記隔離室には、前記副燃料ガス弁が収容されてもよい。この構成によれば、ガスエンジンが副室式の点火装置を含む場合に、副燃料ガス弁からの燃料ガスの漏洩にも対応可能である。
1 ガスエンジン
10 燃焼室
13 給気管
14 排気管
2 架構
21 クランク室
22 クランクシャフト
24 ピストン
3 シリンダ
31 圧力センサ
4 シリンダヘッド
41 給気路
42 排気路
45 シリンダヘッドカバー
51 主燃料ガス弁
61 副燃料ガス弁
7 点火装置
70 副室
72 副室ホルダ
73 点火プラグ
8 隔離カバー
80 隔離室
86 管状部
90,91 換気管
92 換気ファン
93 検知器
10 燃焼室
13 給気管
14 排気管
2 架構
21 クランク室
22 クランクシャフト
24 ピストン
3 シリンダ
31 圧力センサ
4 シリンダヘッド
41 給気路
42 排気路
45 シリンダヘッドカバー
51 主燃料ガス弁
61 副燃料ガス弁
7 点火装置
70 副室
72 副室ホルダ
73 点火プラグ
8 隔離カバー
80 隔離室
86 管状部
90,91 換気管
92 換気ファン
93 検知器
Claims (5)
- クランクシャフトを収容するクランク室を含む架構と、
前記架構から突出するシリンダと、
前記シリンダに取り付けられた、給気路および排気路を含むシリンダヘッドと、
前記シリンダヘッドに接続される給気管または前記シリンダヘッドに設けられた、給気中への燃料ガスの噴射を制御する燃料ガス弁と、
前記架構との間に、前記シリンダ、前記シリンダヘッドおよび前記燃料ガス弁を収容する隔離室を形成する隔離カバーと、
前記隔離室内の空気を吸引する換気ファンと、
を備える、ガスエンジン。 - 前記隔離室と接続され、前記換気ファンが設けられた換気管と、
前記隔離室内または前記換気管内の前記燃料ガスの濃度が閾値を超えるか否かを検知する検知器と、をさらに備える、請求項1に記載のガスエンジン。 - 前記シリンダ内に配置されるピストンと前記シリンダヘッドとの間に形成される燃焼室内の圧力を検出する、前記シリンダヘッドまたは前記シリンダから突出する圧力センサをさらに備え、
前記隔離カバーは、前記圧力センサを露出させる穴を形成する管状部を含む、請求項1または2に記載のガスエンジン。 - 前記隔離室に収容されるシリンダヘッドカバーであって、前記シリンダヘッドを挟んで前記シリンダと反対側に配置された機器を覆うシリンダヘッドカバーと、
前記シリンダ内に配置されるピストンと前記シリンダヘッドとの間に形成される燃焼室内で燃料ガスと給気の混合気に点火する、点火プラグを含む点火装置であって、前記シリンダヘッドから前記シリンダヘッドカバーおよび前記隔離カバーを貫通して延びる点火装置と、をさらに備える、請求項1~3の何れか一項に記載のガスエンジン。 - 前記点火装置は、前記燃焼室と噴孔を介して連通する副室を含み、前記点火プラグが前記副室内で燃料ガスと空気の混合気に点火することで前記噴孔からの火炎によって前記燃焼室内の混合気に点火し、
前記燃料ガス弁は主燃料ガス弁であり、
前記シリンダヘッドに設けられた、前記副室への燃料ガスの噴射を制御する副燃料ガス弁をさらに備え、
前記隔離室には、前記副燃料ガス弁が収容される、請求項4に記載のガスエンジン。
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021213720A JP2023097540A (ja) | 2021-12-28 | 2021-12-28 | ガスエンジン |
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Publication Number | Publication Date |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021213720A Pending JP2023097540A (ja) | 2021-12-28 | 2021-12-28 | ガスエンジン |
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- 2021-12-28 JP JP2021213720A patent/JP2023097540A/ja active Pending
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2022
- 2022-10-05 WO PCT/JP2022/037237 patent/WO2023127221A1/ja unknown
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Publication number | Publication date |
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WO2023127221A1 (ja) | 2023-07-06 |
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