JP2023096995A - ステーの締結構造 - Google Patents

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啓一 後藤
Keiichi Goto
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
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【課題】亀裂の発生を抑制する。【解決手段】排気通路に設けられたコンバータ100を固定するステー10は、両端のうちの一方に設けられておりコンバータ100に締結される第1取付部12と、他方に設けられており固定部に締結される第2取付部14と、側部に設けられた第1リブ17及び第2リブ18とを有している。コンバータ100の振動に対して第1リブ17及び第2リブ18が抗する方向となり、かつ第1取付部12及び第2取付部14がコンバータ100の熱伸び方向に対して並ぶ位置となるようにステー10を締結する。【選択図】図5

Description

本発明は、内燃機関の排気通路に設けられたコンバータを固定するステーの締結構造に関する。
例えば特許文献1には、内燃機関の排気通路に設けられたコンバータを固定するステーが記載されている。
特開2005-264849号公報
ところで、コンバータが熱伸びすると、ステーやステーを固定する締結部が引っ張られることにより、それらステーや締結部には応力が生じる。こうした応力が生じると、ステーや締結部に亀裂が生じるおそれがある。
上記課題を解決するステーの締結構造は、内燃機関の排気通路に設けられたコンバータを固定部に固定するステーの締結構造である。前記ステーは、両端のうちの一方に設けられており前記コンバータに締結される第1取付部と、他方に設けられており前記固定部に締結される第2取付部と、側部に設けられたリブと、を有している。そして、前記コンバータの振動に対して前記リブが抗する方向となり、かつ前記第1取付部及び前記第2取付部が前記コンバータの熱伸び方向に対して並ぶ位置となるように前記ステーは締結されている。
同構成によれば、第1取付部及び第2取付部がコンバータの熱伸び方向に対して並ぶ位置になっている。そのため、コンバータの熱伸びがステーによって阻害されることは抑制される。従って、ステーやステーの締結部に生じる応力が低減されるようになり、これによりステーやステーの締結部における亀裂の発生が抑制される。
また、コンバータの振動に対してリブが抗する方向となるようにステーが締結されている。そのため、そのリブにより、コンバータの振動に対するステーの剛性を高めることができる。
一実施形態のステーの締結構造を示す模式図である。 同ステーの正面図である。 同ステーの右側面図である。 同ステーの左側面図である。 同ステーの締結態様を示す模式図である。
以下、ステーの締結構造の一実施形態を、図1~図5を参照して説明する。
<コンバータについて>
図1に示すように、車両に搭載される内燃機関の排気通路50には、円筒状のコンバータ100が設けられている。このコンバータ100の内部には、排気を浄化する部材、例えば触媒が担持された担体や、フィルタなどが設けられる。
コンバータ100の外周には、板状の締結部110が設けられている。この締結部110には、後述のウェルドボルト13が挿入される締結孔が形成されている。
コンバータ100は、ステー10を介して車両の固定部に固定されている。なお、本実施形態では、図示しない変速機のケースが固定部となっている。
<ステーの形状について>
ステー10は、両端のうちの一方に設けられており上記締結部110に締結される第1取付部12と、他方に設けられており上記固定部に締結される第2取付部14とを有している。
第1取付部12は、板状であり、ウェルドボルト13を備えている。このウェルドボルト13を締結部110の締結孔に挿入した後、ナットで締め付けることにより第1取付部12は締結部110に固定される。
第2取付部14は、板状であり、2つのボルト孔15を備えている。それらボルト孔15にはそれぞれ締結用のボルトが挿入される。挿入された各ボルトは、上記固定部に形成された雌ねじ部に螺号されることにより、第2取付部14は固定部に固定される。
図2~図4に示すように、ステー10の両側部には、第1リブ17及び第2リブ18がそれぞれ形成されている。これら第1リブ17及び第2リブ18は、ステー10を折り曲げ加工することにより形成されているが、他の方法、例えば溶接などで設けてもよい。
第1リブ17及び第2リブ18はともに、第2取付部14から第1取付部12に向かって延びるように形成されている。これら第1リブ17や第2リブ18が延びる方向を以下では、延伸方向D1という。
図3や図4に示すように、ステー10は、側面視においてZ字状に屈曲したクランク形状をなしている。そのため、第1取付部12と第2取付部14とが互いに離れる方向に作用する力がステー10に加わると、ステー10は撓みやすくなっている。
<ステーの締結構造について>
図5に示す振動方向Vは、内燃機関が備えるピストンの往復運動に伴って発生する機関始動によりコンバータ100が振動する方向である。図5に示す熱伸び方向Sは、コンバータ100の熱伸び方向である。
図5に示すように、振動方向Vに対して第1リブ17及び第2リブ18が抗する方向となるようにステー10は締結されている。例えば、リブの延伸方向D1と振動方向Vとが交差する向きとなるようにステー10は締結されている。
また、第1取付部12及び第2取付部14がコンバータ100の熱伸び方向Sに対して並ぶ位置となるようにステー10は締結されている。例えば、ウェルドボルト13の中心軸と、第2取付部14が有する2つのボルト孔15間における中間点とを結ぶ線分L1と、熱伸び方向Sとが直交しない向きとなるようにステー10は締結されている。より好適には、第1取付部12及び第2取付部14の位置関係が、熱伸び方向Sに対してできる限り平行となるようにステー10は締結されることが好ましい。
<作用及び効果>
本実施形態によれば、以下の作用及び効果が得られる。
(1)第1取付部12及び第2取付部14が、コンバータ100の熱伸び方向Sに対して並ぶ位置になっている。そのため、コンバータ100の熱伸びがステー10によって阻害されることは抑制される。従って、ステー10やステー10を締結する締結部110に生じる応力は低減されるようになり、これによりステー10や締結部110における亀裂の発生が抑制される。
(2)また、コンバータ100の振動方向Vに対して第1リブ17及び第2リブ18が抗する方向となるようにステー10は締結されている。そのため、それら第1リブ17及び第2リブ18により、コンバータ100の振動に対するステー10の剛性を高めることができる。
(3)ステー10はクランク形状をなしていることから、当該ステー10は撓みやすくなっている。そのため、これによってもコンバータ100の熱伸びがステー10によって阻害されることは抑制される。従って、これによっても、ステー10や締結部110における亀裂の発生が抑制される。
<変更例>
上記実施形態は、以下のように変更して実施することができる。上記実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・ステー10に第1リブ17及び第2リブ18を設けたが、いずれか一方のリブのみを設けるようにしてもよい。
・第2取付部14を固定する固定部は変速機のケースであったが、他の部位でもよい。
・ステー10をクランク形状としたが、他の形状でもよい。この場合でも、上記(3)以外の作用及び効果を得ることができる。
・第1取付部12に締結用のウェルドボルト13を設けたが、他の態様で第1取付部12を締結部110に固定するようにしてもよい。
10…ステー
12…第1取付部
13…ウェルドボルト
14…第2取付部
15…ボルト孔
17…第1リブ
18…第2リブ
50…排気通路
100…コンバータ
110…締結部

Claims (1)

  1. 内燃機関の排気通路に設けられたコンバータを固定部に固定するステーの締結構造であって、
    前記ステーは、
    両端のうちの一方に設けられており前記コンバータに締結される第1取付部と、他方に設けられており前記固定部に締結される第2取付部と、
    側部に設けられたリブと、を有しており、
    前記コンバータの振動に対して前記リブが抗する方向となり、かつ前記第1取付部及び前記第2取付部が前記コンバータの熱伸び方向に対して並ぶ位置となるように前記ステーは締結されている
    ステーの締結構造。
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