JP2023096332A - 容器 - Google Patents

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Noboru Yashima
洋平 大竹
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健一 宮本
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Figure 2023096332000001
【課題】リサイクル性が高く、開封時の操作性に優れる容器を提供すること。
【解決手段】本発明の容器1は、キャップ25が装着された注出部20と、内容物の収容空間を形成する胴部15とを有する内容器10、及び該内容器10を被覆する外袋40とを具備している。外袋40は、注出部20を被覆する上部被覆部Bと、内容器10を被覆する本体被覆部Aとを有し、内容器10から分離可能に配されている。胴部15及び外袋40それぞれはシート材によって形成されている。容器1を開封する際に、外袋40から上部被覆部Bを切り離して、注出部20を露出させる。
【選択図】図7

Description

本発明は、キャップが装着された注出部と、内容物の収容空間を形成する胴部とを有する内容器、及び該内容器を被覆する外袋とを具備した容器に関する。
取り扱い性や容器の自立性等の観点から、液状の内容物を収容する内容器と、該内容器を収容する外包装とを備えた容器が知られている。例えば、特許文献1及び2には、スタンディングパウチと、これを収容する外箱とを具備する容器が開示されている。これら容器は、外箱の上部角部を部分的に切り取ることで、スタンディングパウチの角部を露出させたり、あるいは外箱の上部角部とともにスタンディングパウチの角部を切り取って、開封される。
また、外箱を具備する容器として、内容物を注出する注出部が設けられた内容器を具備するものが知られている。例えば、特許文献3には、注出部を備えた内容器と、該内容器を収容し且つ該注出部の取り出し口がミシン目加工により形成された外箱とを有する、バックインボックスの容器が開示されている。
特開平06-32365号公報 特開平09-77135号公報 特開2014-076860号公報
環境負荷の低減の観点から、容器の形成材料である合成樹脂の使用量の低減やリサイクル性が求められている。一方、合成樹脂からなる容器の表面に商品名等を印刷した場合、印刷に用いられたインクと合成樹脂とを分離させることが困難であり、リサイクル性が低下する問題があった。これに対し、特許文献1~3の容器は、印刷を外箱のみに施した場合、内容器を好適にリサイクルに提供できる点で有効である。しかしながら、特許文献1~3の外箱は、厚紙や段ボール等の剛性を有する紙から形成されており、開封時に外箱の一部を破断し難く、内容器内の内容物を取り出し難いものであった。
本発明は、リサイクル性が高く、開封時の操作性に優れる容器を提供することに関する。
本発明は、キャップが装着された注出部と、内容物の収容空間を形成する胴部とを有する内容器、及び該内容器を被覆する外袋とを具備した容器に関する。
前記外袋は、前記注出部を被覆する上部被覆部と、前記内容器を被覆する本体被覆部とを有し、前記内容器から分離可能に配されていることが好ましい。
前記胴部及び前記外袋それぞれはシート材によって形成されていることが好ましい。
前記容器を開封する際に、前記外袋から前記上部被覆部を切り離して、前記注出部を露出させることが好ましい。
本発明の容器によれば、リサイクル性が高く、開封時の操作性に優れる。
図1は、本発明に係る容器の一実施形態を示す斜視図である。 図2は、図1に示す容器であって、一方の側壁側から視た正面図である。 図3は、図1に示す容器の高さ方向に沿う断面図である。 図4は、図1に示す容器から外袋を除去した状態を示す斜視図である。 図5は、図1に示す容器の底面図である。 図6は、図1に示す外袋の展開図である。 図7は、図1の容器から上部被覆部を除去した状態を示す斜視図である。 図8は、図7に示す容器を用いて、被詰替え容器に内容物を詰め替える詰替え操作を示す説明図である。 図9は、図7に示す容器を折り畳んで、内容物を注出する操作を示す説明図である。 図10は、本発明に係る容器のさらに別の実施形態を示す正面図である。
以下本発明を、その好ましい実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。図1~9には、本発明の容器の一実施形態が示されている。
本実施形態の容器1は、図1~3に示すように、内容器10と、該内容器を被覆する外袋40とを具備している。内容器10は、図1~図4に示すように、内容物の収容空間を形成する胴部15と、キャップ25が装着された注出部20とを備えている。
外袋40は、内部に内容器10を収容しており、該内容器10の外側に配されている。外袋40は、可撓性のシートから形成されている。
本実施形態の容器1は、接地面となる底部4を有しており、該底部4を水平面に接地させることで、自立可能である。斯かる自立状態において、容器1の高さ方向Zは、鉛直方向と一致する。すなわち、容器1の底部4が下方になり、容器1の高さ方向Zにおける該底部4の反対側(例えば上部被覆部B側や注出部20側)が上方になる。以下、特に断らない限り、図1~4に示す実施形態の容器1の説明は、自立状態における容器1の説明とする。
容器1の外面は、後述する外袋40によって形成されている(図1~図3参照)。本実施形態の容器1は、底部4から起立し且つ互いに対向する一対の側壁F,Rを有している。すなわち、容器1における底部4及び一対の側壁F,Rは、外袋40によって形成されており、該外袋40における一対の側壁F,R間に内容器10を有している。
本実施形態の容器1は、側壁F,Rに対し左右方向となる幅方向Xと、該幅方向Xに直交する奥行方向Yとを有している。以下、説明の便宜上、一対の側壁F,Rの一方を「前側壁F」,他方を「後側壁R」ともいう。容器1における一対の側壁F,Rは、奥行方向Yにおいて対向配置されている。
本実施形態の容器1が具備する内容器10について説明する。
本実施形態の内容器10は、図4に示すように、スパウト付パウチ容器であり、可撓性のシートから形成されている。内容器10は、内容物を収容する胴部15を具備している。胴部15は、相対する一対の側壁17a,17bと、高さ方向Zにおける該側壁17a,17bの両端側それぞれにおいて、該側壁17a,17bどうしを連結する襠部13,14とを有している。これら2つの襠部13,14のうち、一方の襠部13に注出部20が設けられている。以下、注出部20が設けられた方の襠部13を「天面襠部13」ともいい、注出部20が設けられていない方の襠部14を「底部襠部14」ともいう。
天面襠部13及び底部襠部14は、高さ方向Zにおいて対向配置されている(図1及び図3参照)。
胴部15における一方の側壁17aは、容器1(外袋40)の前側壁Fに対向して配され、他方の側壁17bは、容器1(外袋40)の後側壁Rに対向して配される。以下、胴部15において、前側壁Fに対向して配される側壁17aを「内前側壁17a」ともいい、後側壁Rに対向して配される側壁17bを「内後側壁17b」ともいう。
胴部15を構成する各部17a,17b,13,14は可撓性のシート材により形成されている。天面襠部13は、天面部形成シート33により形成されており、一対の側壁17a,17bは、側壁形成シート31a,31bにより形成されており、底部襠部14は、底部形成シート34により形成されている(図4参照)。これらシート31a,31b,33,34が可撓性のシートからなる。
胴部15は、一対の側壁形成シート31a,31b、天面部形成シート33、底部形成シート34の各部が接合されることによって袋状に形成されており、内部に、内容物の収容空間を有している。
胴部15は、2枚の側壁形成シート31a,31bの側部どうしを接合した側部シール部16を有している。この側部シール部16により、胴部15における筒状部分が形成される。天面部形成シート33は、一対の側壁形成シート31a,31bの上端部において、該側壁形成シート31a,31bどうし間に介在している。より具体的には、奥行方向Yにおいて天面部形成シート33を、内前側壁17a側の前半分と、内後側壁17b側の後半分とに二等分したとき、内前側壁17aを形成する側壁形成シート31aの上縁部と、天面部形成シート33の前半分の周縁部とが、前側上部シール部t1により接合されている。
また、内後側壁17bを形成する側壁形成シート31bの上縁部と、天面襠部13の後半分の周縁部とが、後側上部シール部t2により接合されている。このようにして前側上部シール部t1及び後側上部シール部t2それぞれは、天面部形成シート33と、側壁形成シート31a,31bとを接合している。一対の側部シール部16,16は、前側上部シール部t1及び後側上部シール部t2の下端から下方に延びて形成されている。
本実施形態の底部形成シート34は、一対の側壁形成シート31a,31bの下端部において、該側壁形成シート31a,31bどうし間に2つ折りの状態で介在している(図示せず)。底部形成シート34が2つ折りで介在した状態において、底部形成シート34の下端部と、これに対向する一対の側壁形成シート31a,31bの下端部とが自立シール部によって接合され、また底部形成シート34の側部と、一対の側壁形成シート31a,31bの側部どうしとが下方側部シール部によって接合されている(図示せず)。下方側部シール部は、前述の側部シール部16の下方部分をなす。自立シール部は、底部襠部14の周縁を形成し、該底部襠部14とともに、該自立シール部の下端縁が水平面に接地される。これにより、本実施形態の内容器10は、自立性を有する。
本実施形態の天面襠部13は、幅方向Xにおける中央部がその両側に位置する側部よりも上方に位置しており、該側部は傾斜した部分となっている。斯かる中央部に、注出部20が形成されている。
内容器10は、天面襠部13から突出した注出部20を有している。注出部20は、筒状部21とフランジ部23とを備えており、該筒状部21が、板状のフランジ部23に立設されている。注出部20は、フランジ部23において筒状部21が設けられている側の面が胴部15の天面襠部13の内面と接するように固定されており、筒状部21が天面襠部13を貫通し、該天面襠部13から突出した状態で固定されている。筒状部21は、その内部を貫通する注出路を有しており、該注出路の上端に開口部22を有している。筒状部21は、その外周面に複数の螺条が形成されている。
注出部20は、筒状部21に装着されるキャップ25を備えている。キャップ25は、その内周面に複数の螺条が形成されており、筒状部21に脱着自在に螺合可能である。キャップ25は、注出部20に装着された状態において開口部22を閉鎖している。
次に本実施形態の容器1が具備する外袋40について説明する。
外袋40は、内容器10を内包した有底の包装体であり、可撓性のシート材によって形成されている。具体的には、外袋40は、前側壁Fを形成する前側壁シート50aと、後側壁Rを形成する後側壁シート50bと、底部4を形成する底部シート54とにより形成されている。外袋40において前側壁Fと後側壁Rとは、下端において底部4と連接している。すなわち、底部4は、前側壁Fと後側壁Rとの間に位置しており、これら側壁F,Rどうしを連結している。
本実施形態の外袋40は、一対の側壁F,Rを形成する側壁シート50a,50bの上縁部どうしを接合し、且つ該上縁部の両端部それぞれから下方に延びる上方側縁部どうしを接合する三方接合部42を有している。斯かる三方接合部42は、開放側を下方に向けたコの字状の接合部であり、幅方向X両側の下端部45が、前述の内容器10における天面襠部13の側部(傾斜した部分)の形状に沿って、三角形に形成されている(図2参照)。斯かる接合部の下端部45を、以下、「肩接合部45」ともいう。
本実施形態の外袋40は、三方接合部42によって上方部分が扁平状である一方、底部4を有することで下方部分が上方部分よりも奥行方向Yの長さが長くなっている(図3参照)。
外袋40は、注出部20を被覆する上部被覆部Bと、内容器10を被覆する本体被覆部Aとを有している。上部被覆部Bは、外袋40における扁平な上方部分である。換言すると、上部被覆部Bは、三方接合部42によって接合された一対の側壁F,Rの上方部分を含んで構成されている。本体被覆部Aは、外袋40から上部被覆部Bを除いた下方部分であり、一対の側壁F,Rの下方部分と底部4とを含んで構成されている。
上部被覆部Bは、一対の注出部被覆部41a,41bを有している。前述の三方接合部42は、上部被覆部Bに存するとともに、肩接合部45が本体被覆部Aに延在している。
本体被覆部Aは、胴部15における一対の側壁17a,17bを被覆する側壁被覆部43a,43bを有している。容器1(外袋40)において側壁R,Fでは、注出部被覆部41a,41bと側壁被覆部43a,43bとが平面上で連続している。注出部被覆部41a,41bは、容器1(外袋40)における一対の側壁F,Rの上方部分をなし、側壁被覆部43a,43bは、容器1(外袋40)における一対の側壁F,Rの下方部分をなしている。
本体被覆部Aは、底部襠部14に対向する襠部被覆部44を有している。襠部被覆部44は、一対の側壁被覆部43a,43bの下端部において該側壁被覆部43a,43bどうし間を連結している。この襠部被覆部44が、容器1(外袋40)の底部4を形成しており、内容器10が外袋40から底抜けすることを防止する。
上部被覆部Bは、一対の注出部被覆部41a,41bをなす一対の上部側壁形成シート52a,52bにより形成されている(図3参照)。上部被覆部Bでは、三方接合部42により、一対の上部側壁形成シート52a,52bにおける上縁部どうしが接合され且つ側縁部どうしが接合されている。
本体被覆部Aは、側壁被覆部43a,43bを形成する一対の下部側壁形成シート53a,53bと、襠部被覆部44を形成する底部シート54とにより形成されている(図3参照)。
本体被覆部Aにおいて底部シート54は、側壁シート50a,50bどうし間に介在しており、前側壁Fの下方部分を形成する側壁シート50aの下端と、折り曲げ部c1を介して連接されている(図5参照)。本実施形態の底部シート54には、奥行方向Yの中央に、幅方向Xに延びる底部折り曲げ部c2が形成されている。
また、本実施形態の底部シート54は、一対の側壁シート50a,50bの下端縁どうしを繋いで環状となった領域よりも面積が小さい。これにより、外袋40を底面から視たとき、該外袋40は、幅方向Xにおける側壁シート50a,50bと底部シート54との間に間隔dを有している(図5参照)。上部被覆部Bを容器1から切り離した状態において、斯かる間隔dから指等を差し込むことで、外袋40と内容器10とをより容易に分離することができ、内容器10を好適にリサイクルに供することができる。
本実施形態の外袋40は、本体被覆部Aの上方に、後述する切断誘導線47を介して上部被覆部Bが連接されている。換言すると、本体被覆部Aと上部被覆部Bとの境界に、該上部被覆部Bを切り離し可能な切断誘導線47が形成されている。本実施形態の切断誘導線47は、外袋40を幅方向Xに沿って横断するように形成されている(図1及び図2参照)。斯かる切断誘導線47に沿って外袋40を破断することにより、外袋40から上部被覆部Bを容易に切り離すことができる。
切断誘導線47は、ミシン目で形成されてもよく、ハーフカット等の厚み方向に貫通しない切断線であってもよい。また外袋40では、切断誘導線47に代えて、本体被覆部Aと上部被覆部Bとの境界に切断表示線が形成されていてもよい。切断表示線は、上部被覆部Bを切り離すことを認識させる表示線である。切断表示線としては、例えば本体被覆部Aと上部被覆部Bとの境界に沿った点線を鋏のマークとともに表示したものが挙げられる。
外袋40は、1枚のシート材50を折り曲げ且つ接合することによって形成されている。図6に外袋40を形成する外袋形成シート50の展開図を示す。外袋形成シート50は、外袋40を展開した形状が所定の形状となるように、一枚の紙製シート材料を裁断することで、容易に得ることができる。
本実施形態の外袋形成シート50は、容器1の高さ方向Zに対応する縦方向Z1と、容器1の幅方向Xに対応する横方向X1とを有している。外袋形成シート50は、横方向X1において前側壁Fを形成する側壁シート50aと、後側壁Rを形成する側壁シート50bとを有している。これら側壁シート50a,50bは、間に折り曲げ部c3を介して連接されている。この外袋形成シート50において、前側壁Fを形成する側壁シート50aの横方向X1の外方側には継ぎしろ部55が設けられている。側壁シート50aと継ぎしろ部55とは、間に折り曲げ部c4を介して連接されている。継ぎしろ部55の縦方向Z1の長さは、側壁シート50a,50bよりも短い。側壁シート50a,50bには、縦方向Z1における該シート50a,50bの一方の端縁から離間した位置に、これら側壁シート50a,50を横方向X1に沿って横断する切断誘導線47が形成されている。斯かる切断誘導線47を境に、側壁シート50a,50は、上部側壁形成シート52a,52bと、下部側壁形成シート53a,53bとに区分されている。
また、外袋形成シート50において、前側壁Fを形成する側壁シート50a(下部側壁形成シート53a)の縦方向Z1の他方の端縁側には底部シート54が設けられている。側壁シート50aと底部シート54とは、間に折り曲げ部c1を介して連接されている。底部シート54には、これと連接する側壁シート50aとは反対側に、底部継ぎしろ部56が設けられている。底部シート54と底部継ぎしろ部56とは間に折り曲げ部c5を介して連接されている。
外袋形成シート50において各折り曲げ部c1,c2,c3,c4,c5は、筋押し等の折れ癖加工を該シート材50に施すことによって設けられる。切断誘導線47は、外袋形成シート50に切り込み加工等を施すことによって設けられる。
外袋40を備える容器1は、図6に示す外袋形成シート50を用いて以下の方法で形成される。先ず、外袋形成シート50を、折り曲げ部c3,c4に沿って折り曲げ、継ぎしろ部55を、後側壁Rを形成する側壁シート50bに接合する。これにより、外袋40の筒状部分を形成するとともに、2枚の側壁シート50a,50bが重なった状態となる。次いで、折り曲げ部c1を折り曲げて底部シート54を2枚の側壁シート50a,50b間に掛け渡すように配し、底部継ぎしろ部56を、後側壁Rを形成する側壁シート50bに接合する。これにより、外袋40の底部、すなわち本体被覆部Aの襠部被覆部44が形成される。次いで、側壁シート50a,50bの上縁部側の開口から、内容物を充填した内容器10を挿入する。そして、2枚の側壁シート50a,50bの上縁部どうしを接合し且つ上方側縁部どうしを接合して、三方接合部42を形成する。このようにして、外袋40を備える容器1が形成される。
外袋40を形成する際に用いられる接合手段としては、接着剤、両面テープ、ステープラー等の公知の接合手段が用いられる。
容器1の形成方法は、三方接合部42を形成した後に襠部被覆部44を形成してもよい。この場合、外袋形成シート50の継ぎしろ部55を側壁シート50bに接合し、三方接合部42を形成した後、開放状態の底部から内容器10を挿入し、底部継ぎしろ部56を側壁シート50bに接合して、底部(襠部被覆部44)を形成する。
容器1の高さ方向Zにおいて、外袋40のうち上部被覆部Bは胴部15の上縁よりも上方に位置し、注出部20を被覆しており、本体被覆部Aは該上部被覆部Bよりも下方で胴部15全体を被覆している。
本実施形態の本体被覆部Aは、一対の側壁を被覆する側壁被覆部と、前記底部襠部に対向する襠部被覆部とを有している。
容器1において外袋40は、内容器10から分離可能に配されている。本実施形態の容器1では、上部被覆部Bと注出部20とは接合されていない。上部被覆部Bは、注出部20から離間して、該注出部20の周りを囲むように配されている。すなわち、上部被覆部Bは、注出部20との間に空間を有している。
また、本実施形態の容器1では、本体被覆部Aと内容器10とが接合されていない。具体的には、本体被覆部Aと胴部15とが接合されていない。斯かる構成により、外袋40と内容器10とをより容易に分離することができる。本実施形態の本体被覆部Aは、胴部15の外面に沿って該胴部15に当接又は近接した状態で該胴部15を被覆している。
容器1において外袋40と内容器10とは、本実施形態のように接合されていなくてもよいし、外袋40が、内容器10から分離可能に接合されていてもよい。後者の場合、外袋40が内容器10から分離可能であることを前提に、本体被覆部Aが胴部15の全体又は一部と接合されている。
外袋40が、内容器10から分離可能に接合されている場合、内容器10のリサイクル性をより向上させる観点から、外袋40は、内容器10に実質的に残存しないように分離可能な程度に接合されていることが好ましい。例えば内容器10の外面、及び外袋40の内面それぞれが後述するフィルム層で形成されている場合、外袋40は、内容器10と、加熱粘着剤やイージーオープン樹脂等の粘着剤によって接合されていることが好ましい。
加熱粘着剤としては、アクリル系2液架橋型粘着剤等が挙げられる。アクリル系2液架橋型粘着剤としては、例えば商品名「BPS6458」(トーヨーケム株式会社製)、商品名「BPS6017」(トーヨーケム株式会社製)等が好ましい。
イージーオープン樹脂は、ヒートシール等によって接合することができるシーラントフィルム層を形成可能な樹脂であって、さらに、この接合力を上回る物理的な力によってシーラントフィルム層で剥離させることが可能な樹脂である。イージーオープン樹脂には、シーラントフィルム層の接合界面で剥離する形態を有する界面剥離タイプ、接合界面付近で凝集破壊(素材自身の破壊)を伴いながら剥離する凝集剥離タイプ、及び多層フィルムで構成されたシーラントフィルム層の層間が剥離する層間剥離タイプ等がある。
内容器10がポリオレフィン系樹脂の単一種で構成されている場合、外袋40の一部の剥がれ残りの発生をより抑制する観点から、界面剥離タイプ又は凝集剥離タイプを使用することが好ましい。なかでも、コスト面及び接合の安定性から凝集剥離タイプを使用するのがより好ましい。内容器10がポリエチレン系樹脂の単一種で構成されている場合、凝集剥離タイプとして、ポリエチレン系樹脂と他の種類の樹脂による二元系であり、剥離後に内容器10に残る粘着剤の剥がれ残りがポリエチレン系樹脂のみであるようなイージーオープン樹脂を用いることがより好ましい。
本実施形態の容器1は、容器を開封する際に、外袋40から上部被覆部Bを切り離して、注出部20を露出させる。容器1において外袋40から上部被覆部Bを切り離した状態を図7に示す。本実施形態の外袋40は、前述した切断誘導線47に沿って上部被覆部Bを切り離す。これにより、切断誘導線47の下方に位置する本体被覆部Aによる胴部15の被覆を維持したまま、注出部20と天面襠部13の一部とが露出される。上部被覆部Bは、注出部20を被覆するものであり、上部被覆部Bと注出部20との間には空間が存在する。これにより、外袋40を破断する際に内容器10(胴部15)が干渉しないので、上部被覆部Bを切り離す操作を容易に行うことができる。
本実施形態の容器1は、前述のように上部被覆部Bの切り離しで注出部20を開封可能な状態とする。すなわち本実施形態の容器1は、注出部20を被覆する上部被覆部Bによって、容器の未開封を保証するバージン性を担保している。また、分離可能な外袋40によって内容器10が被覆されているので、該内容器10を好適にリサイクルに供することができる。特に、外袋40のみに印刷を施した場合に、内容器10にインクが付着することがないので、内容器10の水平リサイクルに有効である。
このように、本実施形態の容器1は、内容器10についてリサイクル性が高く、上部被覆部Bの切り離し操作が容易であることから開封時の操作性に優れる。
本体被覆部Aは、前述の肩接合部45を有している(図7参照)。肩接合部45は、上部被覆部Bとの境界よりも下方に位置しており、本体被覆部Aを形成するシート材どうしを注出部20の両側で接合している。斯かるシート材は、下部側壁形成シート53a,53bである。本体被覆部Aは、幅方向Xにおける肩接合部45どうし間に、下部側壁形成シート53a,53bどうしが接合していない非接合部46を有している(図7参照)。本実施形態の容器1では、上部被覆部Bを切り離した状態において、非接合部46により形成される開口から注出部20が露出する。
本実施形態の容器1は、内容器10の幅が非接合部46の幅W3よりも長い。より具体的には、天面襠部13の幅W1が非接合部46の幅W3よりも長い(図7参照)。これにより、外袋40から上部被覆部Bを切り離した状態において、容器1を、注出部20を下方に向けた倒立状態にさせても(図8参照)、肩接合部45において内容器10の両側部が引っ掛かるので、内容器10が本体被覆部Aから脱離することを効果的に抑制できる。斯かる効果は、本実施形態の容器1から他の容器12(被詰替え容器12)に内容物を詰め替える詰替え操作を容易にする(図8参照)。
本体被覆部Aからの内容器10の脱離をより抑制する観点から、非接合部46の幅W3(図7参照)及び肩接合部45の幅W5(図7参照)は以下の範囲内であることが好ましい。
非接合部46の幅W3(図7参照)は、天面襠部13の幅W1(図7参照)に対して、好ましくは20%以上95%以下、より好ましくは60%以上90%以下である。
肩接合部45の幅W5(図7参照)は、好ましくは3mm以上35mm以下、より好ましくは5mm以上20mm以下である。肩接合部45の幅W5は、肩接合部45の最大幅である。
本実施形態の容器1は、外袋40も内容器10も、可撓性のシート材によって形成されている。そのため、容器1全体を折り曲げることができ、例えば容器1を下端側から上端側に向かって複数回折り曲げて折り畳むことが可能になっている(図9参照)。これにより、内容器10の底部襠部14に残存した内容物を効率的に注出することができる。
本実施形態の容器1は、その底部4となる襠部被覆部44の奥行方向Y中央に底部折り曲げ部c2を有しており(図5参照)、該折り曲げ部c2を内容器10側に折り曲げることによって、外袋40をより容易に且つコンパクトに折り畳むことができる。
また、可撓性のシート材によって形成された内容器10は、内容物の残量に応じて内部の収容空間が減容するので、内容物を排出後にしぼんだ状態となる。より具体的には、内容器10が幅方向Xにしぼんだ状態となる。これにより、しぼんだ状態の内容器10を、本体被覆部Aの非接合部46から容易に取り出すことができる。斯かる内容器10の取り出しをより容易にする観点から、非接合部46は、内容物を排出後にしぼんだ状態の内容器10を取り出し可能な寸法を有していることが好ましい。
上記と同様の観点から、非接合部46の幅W3(図7参照)は、好ましくは3mm以上35mm以下、より好ましくは5mm以上20mm以下である。
内容器10のリサイクル性をより向上させる観点から、容器1において胴部15に印刷が施されていないことが好ましく、外袋40の外面に印刷が施されている一方、胴部15に印刷が施されていないことがより好ましい。これにより、内容器10を効率的に水平リサイクルできる。
外袋40を形成するシート材(外袋形成シート50)の形成材料は特に限定されず、合成樹脂からなるフィルム層を含んで構成されていてもよく、該フィルム層からなるものであってもよく、フィルム層以外の形成材料で形成されていてもよい。フィルム層の詳細は後述する。
リサイクル性をより向上させる観点から、外袋形成シート50が、紙層を含むことが好ましく、紙層からなることがより好ましい。紙層の形成材料は、紙の原料として使用可能なものを特に制限なく用いることができる。例えば、針葉樹クラフトパルプ(NBKP)や広葉樹クラフトパルプ(LBKP)等の木材パルプ、綿パルプや麻パルプ等の非木材パルプ等の天然繊維;カチオン化パルプ、マーセル化パルプ等の変性パルプ;キュプラ、レーヨン等の再生繊維等が挙げられ、これらの1種を単独で又は2種以上を混合して用いてもよい。また、外袋形成シート50は、単数又は複数の紙層を備えたものであってもよい。
液状の内容物の保液性をより担保する観点から、胴部15を形成するシート材31a,31b,33,34は、フィルム層を含むことが好ましく、フィルム層からなることがより好ましい。
フィルム層としては、延伸フィルム又は未延伸フィルムを含むものを用いることができる。延伸フィルムとしては、一軸又は二軸延伸して得られるものが挙げられる。
内容器10の製袋性及び衝撃耐性をより向上させる観点から、フィルム層の構成樹脂として、ポリオレフィン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂等を用いることができる。
ポリオレフィン系樹脂としては、高密度ポリエチレン(HDPE)、中密度ポリエチレン(MDPE)、低密度ポリエチレン(LDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、超低密度ポリエチレン(ULDPE)、エチレンビニルアルコール共重合体(EVOH)等のポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン(PP)、ホモポリプロピレン、ランダムコポリマーポリプロピレン等のポリプロピレン系樹脂等が挙げられる。
ポリエステル系樹脂としては、ポリエチレンテレフタレート(PET)、非晶性ポリエチレンテレフタレート(非晶性PET)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリブチレンナフタレート(PBN)等が挙げられる。
ポリアミド系樹脂としては、例えば、ナイロン6、ナイロン66、芳香族ナイロン等が挙げられる。
リサイクル性をより向上させる観点から、フィルム層はポリオレフィン系樹脂を含むことが好ましい。上記と同様の観点から、フィルム層におけるポリオレフィン系樹脂の質量比率は好ましくは90%以上、より好ましくは100%である。
内容物の残量に応じ内容器10をより容易にしぼませる観点、及び容器1を容易に折り畳む観点から、外袋40を形成するシート材50及び胴部15を形成するシート材31a,31b,33,34それぞれは、折り曲げ可能に構成されていることが好ましい。
斯かる構成を具備させる観点及び容器1の強度を担保する観点から、外袋形成シート50が紙層からなる場合、当該シート50の坪量は、好ましくは120g/m以上200g/m以下、より好ましくは150g/m以上180g/m以下である。外袋形成シート50が複数の紙層からなる場合、複数の紙層の合計坪量が上述した範囲であることが好ましい。
容器1の折り曲げの容易性及び強度の観点から、胴部15を形成するシート材31a,31b,33,34がフィルム層からなる場合、当該シート材31a,31b,33,34の厚みは、好ましくは90μm以上230μm以下、より好ましくは100μm以上200μm以下である。胴部15を形成するシート材31a,31b,33,34が複数のフィルム層からなる場合、複数のフィルム層の合計厚みが上述した範囲であることが好ましい。
本発明の容器は、図1~図9に示す形態に限定されず、他の形態であってもよい。以下に、本発明に係る容器の別の実施形態について説明する。以下では、別の実施形態について、図1~図9に示す実施形態と異なる構成部分を主として説明し、同様の構成部分は同一の符号を付して説明を省略する。特に説明しない構成部分は、図1~図9に示す実施形態についての説明が適宜適用される。
上述した実施形態の胴部15は、一対の側壁17a,17bどうしを連結する底部襠部14と天面襠部13とを有していたが、斯かる形態に限定されない。例えば、図10に示すように、内容器10aの胴部15aは、一対の側壁17a,17bと、該一対の側壁17a,17bどうしを連結する底部襠部14を有しているが、天面襠部13は有していない。また、本実施形態の容器1aにおいて、一対の側壁17a,17bは、四角形の四隅のうち上部に位置する1個の角部が斜めに切り欠かれた上部角部19を有している。上部角部19は、容器1aの高さ方向Zにおいて、底部襠部14と反対側に位置している。本実施形態の内容器10aは、上部角部19における一対の側壁17a,17b間に注出部20aを有している。本実施形態の注出部20aは、筒状部21(図10において図示せず)と、両側部に向かうに連れ幅が狭くなった舟形の固定部27とを備えており、該筒状部21が、該固定部27に立設されている。固定部27は内部に注出路を有し、該注出路と筒状部21の注出路が連通している。斯かる注出部20aは、固定部27が一対の側壁17a,17b間に挟まれた状態で、ヒートシール等の接合によって該側壁に固定されている。
本実施形態の容器1a(外袋40a)は、正面視において長方形形状を有する側壁F,Rを有し、該側壁F,Rの上縁部どうしが上縁接合部42aにより接合されている。
本実施形態の外袋40aは、注出部20aが配される上部の角部が上部被覆部Bとなっている。斯かる外袋40aは、上部被覆部Bを切り離す第1切断誘導線47aを有している。本実施形態の第1切断誘導線47aは、正面視において長方形形状を有する側壁F,Rの角部のうち、上部に位置する1個の角部において三角形の部分を画成する斜線状の切断誘導線である。本実施形態の外袋40aにおいて、斯かる三角形の部分が上部被覆部Bであり、残りの部分が本体被覆部Aである。この第1切断誘導線47aに沿って外袋40aを破断することより、当該上部被覆部Bが本体被覆部Aから切り離される。
第1切断誘導線47aは、上縁接合部42aと交差するように、該上縁接合部42aの上縁まで達している。これにより、上部被覆部Bは上縁接合部42aの一部を含む。
また、本実施形態の外袋40aは、内容物を排出後に、内容器10aを取り出し可能な開口を形成可能な第2切断誘導線47bを有している。第2切断誘導線47bは、上縁接合部42aよりも下方に位置しており、外袋40aにおける側壁F,Rの一方の側縁と第1切断誘導線47aとを接続し、且つ幅方向Xに延在する切断誘導線である。
本実施形態の容器1aを開封する場合は、先ず、第1切断誘導線47aに沿って外袋40aを破断し、上部被覆部Bを本体被覆部Aから切り離す。これにより、上部被覆部Bによって被覆されていた注出部20aが露出される。
また、内容物の排出後、本実施形態の容器1aから内容器10aを取り出す場合は、第2切断誘導線47bに沿って外袋40を破断し、該第2切断誘導線47bの上方に位置する上縁接合部42aを外袋40から切り離す。これにより、本体被覆部Aの上縁に開口が形成される。そして、前記開口を通じて、内容器10aを外袋40aから取り出すことができる。
本発明は、上述した実施形態に制限されず適宜変更可能である。また、上述した実施形態を組み合わせてもよい。
例えば、上述した実施形態において、キャップ25は螺合により注出部20に装着されるものであったが、嵌着により装着されるものであってもよい。
また、切断誘導線又は切断表示線は、外袋40に1本のみ形成されていてもよく、複数本形成されていてもよい。
また、図1~9に示す実施形態の内容器10に代わって、天面襠部13を有さず、舟形の固定部27を備えた注出部20aを有していてもよい。この場合、内容器10は、2枚の側壁形成シート31a,31bの上端どうしを接合し且つ幅方向Xに延びるシール部を有するものであり、当該シール部によって、2枚の側壁形成シート31a,31bどうし間に前記固定部27が固定される。
1,1a 容器
4 底部
10,10a 内容器
13 天面襠部
14 底部襠部
15,15a 胴部
16 側部シール部
17a,17b 側壁
19 上部角部
20 注出部
21 筒状部
22 開口部
23 フランジ部
25 キャップ
31a,31b 側壁形成シート
33 天面部形成シート
34 底部形成シート
40,40a 外袋
41a,41b 注出部被覆部
42 三方接合部
43a,43b 側壁被覆部
44 襠部被覆部
45 肩接合部
46 非接合部
47 切断誘導線
50 外袋形成シート
50a,50b 側壁シート
52a,52b 上部側壁形成シート
53a,53b 下部側壁形成シート
55 継ぎしろ部
56 底部継ぎしろ部
A 本体被覆部
B 上部被覆部
F 前側壁
R 後側壁
X 幅方向
Y 奥行方向
Z 高さ方向

Claims (11)

  1. キャップが装着された注出部と、内容物の収容空間を形成する胴部とを有する内容器、及び該内容器を被覆する外袋とを具備した容器であって、
    前記外袋は、前記注出部を被覆する上部被覆部と、前記内容器を被覆する本体被覆部とを有し、前記内容器から分離可能に配されており、
    前記胴部及び前記外袋それぞれはシート材によって形成されており、
    前記容器を開封する際に、前記外袋から前記上部被覆部を切り離して、前記注出部を露出させる、容器。
  2. 前記本体被覆部は、
    前記上部被覆部との境界よりも下方に、該本体被覆部を形成するシート材どうしが前記注出部の両側で接合している肩接合部を有し、前記肩接合部どうし間に、該本体被覆部を形成するシート材どうしが接合していない非接合部を有しており、
    前記内容器の幅が前記非接合部の幅よりも長く、
    前記上部被覆部を切り離した状態において、前記非接合部から前記注出部が露出する、請求項1に記載の容器。
  3. 前記非接合部は、前記内容物を排出後にしぼんだ状態の前記内容器を取り出し可能な寸法を有している、請求項2に記載の容器。
  4. 前記外袋において、前記本体被覆部と前記上部被覆部との境界に、該上部被覆部を切り離し可能な切断誘導線又は切り離すことを認識させる切断表示線が形成されている、請求項1~3の何れか1項に記載の容器。
  5. 前記内容器の上部角部に前記注出部を有しており、
    前記外袋は、前記注出部が配される角部が前記上部被覆部であり、該上部被覆部を切り離す第1切断誘導線と、前記内容物を排出後に、前記内容器を取り出し可能な開口を形成可能な第2切断誘導線とを有している、請求項1に記載の容器。
  6. 前記外袋を形成するシート材が、紙層を含む、請求項1~5の何れか1項に記載の容器。
  7. 前記胴部を形成するシート材が、フィルム層を含む、請求項1~6の何れか1項に記載の容器。
  8. 前記外袋を形成するシート材が、紙層からなり且つ坪量が200g/m以下であり、
    前記胴部を形成するシート材が、フィルム層からなり且つ厚みが90μm以上230μm以下である、請求項1~7の何れか1項に記載の容器。
  9. 前記胴部に印刷が施されていない、請求項1~8の何れか1項に記載の容器。
  10. 前記本体被覆部と前記内容器とが接合されていない、請求項1~9の何れか1項に記載の容器。
  11. 前記胴部が、一対の側壁と、該側壁どうしを連結する底部襠部とを有しており、
    前記本体被覆部が、前記一対の側壁を被覆する側壁被覆部と、前記底部襠部に対向する襠部被覆部とを有している、請求項1~10の何れか1項に記載の容器。
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