JP2023094963A - プログラムおよび情報処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ロール紙に対応可能なプリンタにおいて、給紙機構の制約に基づくユーザの負担を軽減し、ロール紙が選択された際の搬送エラーを回避する技術を提供すること。【解決手段】プリンタドライバ43は、用紙選択にロール紙が設定され、給紙方法にロール紙に対応可能な第2トレイ23が設定され、さらに入力原稿47の高さ方向(搬送方向)のサイズに、第2トレイ23からは給紙搬送することができない値が設定されている場合に、入力原稿47の高さ方向のサイズが、第2トレイ23から給紙搬送することができるようなサイズ以上となるように余白を付与した画像に基づく印刷データを生成する。そして、プリンタドライバ43は、生成された印刷データをプリンタに送信する。【選択図】図8
Description
本明細書に開示される技術分野は、プリンタでの印刷に用いる印刷データを生成するプログラムおよび情報処理装置に関する。
パーソナルコンピュータ等の情報処理装置において、プリンタでの印刷に用いる印刷設定を受け付け、その印刷設定に基づいて印刷に用いる印刷データを生成する技術が知られている。例えば特許文献1には、ロール紙などの連続紙に印刷可能なプリンタでの印刷に用いる印刷設定に関する技術が開示されている。
用紙を搬送するプリンタでは、用紙の搬送機構におけるメカ的な制約によって、給紙トレイごとに、用紙の搬送方向における給紙可能な最小サイズが設けられる。ロール紙を搬送する場合も、ロール紙を印刷対象の画像のサイズに基づいてカットして搬送するため、同様の制約を受ける場合がある。この場合、例えばロール紙が選択された場合であっても、カット紙が選択された場合と同様に、原稿サイズの設定に給紙トレイに応じた最小サイズを設けることで、搬送エラーを回避できるが、小サイズの画像を印刷できない等、搬送機構の制約をユーザに負担させてしまう。一方、サポートされないサイズの設定を受け付けてしまうと、搬送の際にエラーになる。特許文献1には、ロール紙が選択された場合の、給紙可能な最小サイズについては開示されておらず、改善の余地がある。
本明細書は、ロール紙に対応可能なプリンタにおいて、給紙機構の制約に基づくユーザの負担を軽減し、ロール紙が選択された際の搬送エラーを回避する技術を開示する。
上述した課題の解決を目的としてなされたプログラムにおいて、
情報処理装置のコンピュータによって実行可能なプログラムであって、
前記コンピュータに、
プリンタに対する印刷指示があった場合に、印刷対象の画像を示す画像データと、印刷に用いる印刷設定と、を取得する取得処理を実行させ、前記プリンタは、複数の給紙トレイを備え、前記複数の給紙トレイには、ロール紙に対応可能な特定のトレイが含まれ、前記特定のトレイを利用する場合の、用紙の搬送方向における給紙可能な最小サイズが第1サイズであり、前記印刷設定の項目には、用紙がロール紙かカット紙かを示す用紙選択と、給紙トレイを設定する給紙方法と、1ページ分の画像のサイズを示す原稿サイズと、が含まれ、
さらに前記コンピュータに、
前記取得処理にて取得された前記印刷設定が、特定条件を満たすか否かを判断する判断処理を実行させ、前記特定条件には、前記用紙選択にロール紙が設定され、かつ前記給紙方法に前記特定のトレイが設定され、かつ前記原稿サイズのうち用紙の搬送方向に対応する高さ方向のサイズに前記第1サイズよりも小さい値が設定されていることが含まれ、
さらに前記コンピュータに、
前記判断処理にて前記特定条件を満たすと判断された場合、前記取得処理にて取得された前記画像データに基づいて、前記画像データに示される前記画像の前記高さ方向のサイズが前記第1サイズ以上となるように余白が付与された印刷データを生成し、生成された前記印刷データを前記情報処理装置の通信インタフェースを介して前記プリンタに送信する第1印刷処理を実行させ、
前記判断処理にて前記特定条件を満たさないと判断された場合、前記取得処理にて取得された前記画像データに基づいて、前記画像データに示される前記画像の前記高さ方向のサイズを調節するための前記余白を付与せずに印刷データを生成し、生成された前記印刷データを前記通信インタフェースを介して前記プリンタに送信する第2印刷処理を実行させる、
ように構成される。
情報処理装置のコンピュータによって実行可能なプログラムであって、
前記コンピュータに、
プリンタに対する印刷指示があった場合に、印刷対象の画像を示す画像データと、印刷に用いる印刷設定と、を取得する取得処理を実行させ、前記プリンタは、複数の給紙トレイを備え、前記複数の給紙トレイには、ロール紙に対応可能な特定のトレイが含まれ、前記特定のトレイを利用する場合の、用紙の搬送方向における給紙可能な最小サイズが第1サイズであり、前記印刷設定の項目には、用紙がロール紙かカット紙かを示す用紙選択と、給紙トレイを設定する給紙方法と、1ページ分の画像のサイズを示す原稿サイズと、が含まれ、
さらに前記コンピュータに、
前記取得処理にて取得された前記印刷設定が、特定条件を満たすか否かを判断する判断処理を実行させ、前記特定条件には、前記用紙選択にロール紙が設定され、かつ前記給紙方法に前記特定のトレイが設定され、かつ前記原稿サイズのうち用紙の搬送方向に対応する高さ方向のサイズに前記第1サイズよりも小さい値が設定されていることが含まれ、
さらに前記コンピュータに、
前記判断処理にて前記特定条件を満たすと判断された場合、前記取得処理にて取得された前記画像データに基づいて、前記画像データに示される前記画像の前記高さ方向のサイズが前記第1サイズ以上となるように余白が付与された印刷データを生成し、生成された前記印刷データを前記情報処理装置の通信インタフェースを介して前記プリンタに送信する第1印刷処理を実行させ、
前記判断処理にて前記特定条件を満たさないと判断された場合、前記取得処理にて取得された前記画像データに基づいて、前記画像データに示される前記画像の前記高さ方向のサイズを調節するための前記余白を付与せずに印刷データを生成し、生成された前記印刷データを前記通信インタフェースを介して前記プリンタに送信する第2印刷処理を実行させる、
ように構成される。
本明細書で開示されるプログラムは、用紙選択にロール紙が設定され、給紙方法に特定のトレイが設定され、画像の高さ方向のサイズに特定の給紙トレイからの給紙に必要な第1サイズに満たない値が設定されている場合、画像の高さ方向のサイズが第1サイズ以上となるように余白を付与する。これにより、画像の高さ方向のサイズが特定のトレイからの給紙に必要な最小サイズ以上となり、プリンタでの搬送エラーを防ぐことができる。また、第1サイズに満たない場合でも印刷できることから、ユーザは特定のトレイを利用する際の搬送機構の制約を負担しなくて済む。
上記プログラムの機能を実現するための情報処理装置も、新規で有用である。
本明細書に開示される技術によれば、ロール紙に対応可能なプリンタにおいて、給紙機構の制約に基づくユーザの負担を軽減し、ロール紙が選択された際の搬送エラーを回避する技術が実現される。
(第1実施形態)
以下、本形態のプログラムの機能を実現するための情報処理装置について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。本形態では、印刷機能を有する装置であるプリンタに接続可能なパーソナルコンピュータ(以下、「PC」とする)と、そのPCにて実行されるプログラムを開示するものである。
以下、本形態のプログラムの機能を実現するための情報処理装置について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。本形態では、印刷機能を有する装置であるプリンタに接続可能なパーソナルコンピュータ(以下、「PC」とする)と、そのPCにて実行されるプログラムを開示するものである。
本形態のPC1は、例えば、図1(A)に示すように、プリンタ2と互いに通信可能に接続されている。PC1は、プリンタ2に各種の機能を行わせるための各種のアプリケーションプログラム(以下、「アプリ」とする)を実行可能な装置である。PC1は、情報処理装置の一例である。PC1に代えて、例えば、スマートフォン、タブレットコンピュータであっても良い。また、プリンタ2は、少なくとも印刷機能と、PC1との通信を行う通信機能と、を有する装置であり、PC1から送信された印刷ジョブに基づいて印刷が可能である。
PC1は、図1(A)に示すように、CPU11と、メモリ14と、を含む制御部10を備えている。さらに、PC1は、通信インタフェース(以下、「通信IF」とする)16と、ユーザインタフェース(以下、「ユーザIF」とする)18と、を備え、これらが制御部10に電気的に接続されている。なお、図1(A)中の制御部10は、PC1の制御に利用されるハードウェアやソフトウェアを纏めた総称であって、実際にPC1に存在する単一のハードウェアを表すとは限らない。
CPU11は、メモリ14から読み出したプログラムに従って、また、ユーザの操作に基づいて、各種の処理を実行する。CPU11は、コンピュータの一例である。メモリ14は、例えば、ROM、RAM、HDD、フラッシュメモリであり、各種のプログラム、画像データや文書データ等のデータ、各種設定を記憶する領域として利用される。また、各種の処理が実行される際の作業領域としても利用される。CPU11が備えるバッファも、メモリの一例である。
メモリの一例は、コンピュータが読み取り可能なストレージ媒体であってもよい。コンピュータが読み取り可能なストレージ媒体とは、non-transitoryな媒体である。non-transitoryな媒体には、上記の例の他に、CD-ROM、DVD-ROM等の記録媒体も含まれる。
通信IF16は、プリンタ2等の外部装置との通信を行うためのハードウェアを含む。通信IF16の通信方式は、無線でも有線でもよく、Wi-Fi(登録商標)、Bluetooth(登録商標)、USB、LAN等、どのような規格の方式でもよい。
ユーザIF18は、情報を画面に表示するハードウェアと、ユーザによる入力操作を受け付けるハードウェアと、を含む。ユーザIF18は、例えば、図1(B)に示すように、情報を画面に表示するためのディスプレイ18Aと、ユーザによる入力操作を受け付けるキーボード18Bおよびマウス18C等との組み合わせであっても良いし、表示機能と入力受付機能とを備えるタッチパネルであっても良い。
本形態のPC1のメモリ14には、図1(A)に示すように、オペレーティングシステム(以下、「OS」とする)41と、アプリ42と、プリンタドライバ43と、が組み込まれている。OS41は、例えば、Windows(登録商標)、macOS(登録商標)、iOS(登録商標)、Android(登録商標)、Linux(登録商標)である。
アプリ42は、特定の目的に対する処理を実行するためのプログラムであり、具体的には、例えば、ユーザIF18を介して、画像データとなる画像の受け付けやその画像に対する編集の受け付け、印刷設定の受け付け、印刷を実行させるプリンタ2の指定、印刷の実行の指示の受け付け、などが可能なプログラムである。また、アプリ42は、文書作成プログラム、表計算プログラム、ウェブブラウザプログラム等の種々のアプリケーションプログラムを含むものであっても良い。
プリンタドライバ43は、プリンタ2のモデルに対応するプログラムであり、通信IF16を介してプリンタ2と通信を行って、プリンタ2の動作を制御するプログラムである。プリンタドライバ43は、例えば、アプリ42等にてプリンタ2が指定された状態で、プリンタ2のプロパティ設定の指示を受け付けた場合に起動される。
プリンタドライバ43が起動されると、CPU11は、ユーザIF18、例えば、ディスプレイ18A上に、図2に一例として示す印刷設定画面51を表示する。
印刷設定画面51の基本設定タブ51A上には、設定項目としての、例えば、メディア選択欄510、用紙種類の選択欄511、印刷品質の選択欄512、原稿サイズの選択欄513と、拡大縮小の選択欄514と、部数の選択欄515と、両面/小冊子の選択欄516と、給紙方法の選択欄517と、が表示される。さらに、印刷設定画面51の基本設定タブ51A上には、OKボタン518と、キャンセルボタン519と、が表示される。CPU11は、ユーザの、ユーザIF18を介した操作、例えば、キーボード18Bやマウス18Cの操作を通じて印刷設定画面51に表示した各選択欄や各ボタンへの操作を受け付ける。
具体的には、メディア選択欄510では、ユーザは、例えば、マウス18Cを操作してラジオボタンをクリックすることによって、プレカットされた定型サイズのカット紙か、ロール状に巻かれた長尺状のロール紙かの何れかの用紙を選択することができる。図2に示すメディア選択欄510の表示状態は、ユーザがロール紙を選択した状態を示す。
また、用紙種類の選択欄511では、ユーザは、普通紙、光沢紙、厚紙、インクジェット紙などの何れか1つを選択することができる。また、印刷品質の選択欄512では、ユーザは、印刷する際の印刷解像度を選ぶことができ、例えば、「高速」、「普通」、「きれい」、「写真」などを選ぶことができる。また、原稿サイズの選択欄513では、ユーザは、プレカットされた定型サイズの用紙名、例えば、A4、B4、A5、B5、A6、Letter、Legal、A3などの何れか1つを選択することができる。
また、拡大縮小の選択欄514では、ユーザは、出力用紙サイズを選択することによって印刷時の拡大縮小率を選択することができる。また、部数の選択欄515では、ユーザは、印刷する部数を選択することができる。また、両面/小冊子の選択欄516では、ユーザは、両面/小冊子印刷を「する」、「なし」を選択することができる。
また、給紙方法の選択欄517では、ユーザは、プリンタ2の給紙トレイ、すなわち、後述する、図3に示すところの、多目的トレイ21、第1トレイ22および第2トレイ23の何れか1つの選択、もしくは、給紙トレイの選択をプリンタ2で行う「自動選択」を選択することができる。
本形態では、メディア選択欄510において、ユーザがロール紙を選択した場合、プリンタドライバ43は、ユーザが選択したロール紙を給紙可能な給紙方法、すなわち、第2トレイ23を自動的に設定し、また、給紙方法の選択欄517においては、「トレイ2」を自動的に表示する。したがって、印刷時には、プリンタ2おいては、ロール紙を給紙可能な第2トレイ23が選択され、第2トレイ23からロール紙が給紙される。なお、メディア選択欄510において、ユーザがカット紙を選択した場合には、プリンタドライバ43は、「自動選択」を自動的に設定し、また、給紙方法の選択欄517において、「自動選択」を自動的に表示する。
このように本形態では、プリンタドライバ43は、メディア選択欄510におけるユーザの選択状態に合致する給紙方法を自動的に設定して、給紙方法の選択欄517において表示するので、ユーザの利便性が向上する。
また、プリンタドライバ43は、OS41から印刷指示情報を受け付けた場合、印刷指示情報にて指定されている画像データを取得し、そして、取得した画像データに基づいて、印刷データを生成する。また、プリンタドライバ43は、印刷設定画面51などにおいて設定された印刷設定などを取得する。なお、この処理が取得処理の一例である。そして、プリンタドライバ43は、生成した印刷データ、および、取得した印刷設定などを含む印刷ジョブをプリンタ2に送信する、所謂、通常の印刷処理を行う。
また、メモリ14は、印刷設定記憶領域44を有する。プリンタドライバ43は、ユーザがユーザIF18を介してOKボタン518をクリックした場合には、印刷設定画面51においてユーザが設定した印刷設定を確定させ、そして、その印刷設定の各パラメータを印刷設定記憶領域44に記憶する。
図3は、プリンタの概略的な外観図である。すなわち、本形態のプリンタ2は、3つのタイプのトレイから成る給紙トレイを備える。具体的には、給紙トレイの3つのタイプのトレイとして、多目的トレイ21と、第1トレイ22と、第2トレイ23とを備える。また、印刷済みの用紙が排出される排紙トレイ24とを備える。また、第1トレイ22と、第2トレイ23とは、プリンタ2の本体に脱可能な給紙トレイであり、第1トレイ22は、カット紙を収納可能なトレイである。また、第2トレイ23は、図4(A)に示すように、用紙としてのカット紙45を収納可能なカット紙収納エリア23Aと、用紙としてロール紙46を収納可能なロール紙収納エリア23Bとを有し、カット紙45もしくはロール紙46の何れかの用紙をセットすることができる。すなわち、第2トレイ23は、カット紙とロール紙との両方に対応可能な給紙トレイである。本形態では、第2トレイ23のカット紙収納エリア23Aには、A4サイズのカット紙45が収納され、ロール紙収納エリア23Bには、用紙幅が297mmのロール紙46が収納される。なお、第2トレイ23が特定のトレイの一例である。
本形態のプリンタ2は、給紙トレイの各トレイごとに、用紙サイズセンサ(図示せず)によって、そのトレイに用紙がセットされているか否か、さらには、そのトレイにセットされている用紙の用紙サイズを検出することができる。そして、プリンタ2は、給紙トレイの各トレイごとに、トレイに用紙がセットされているか否か、さらには、検出された用紙の用紙サイズを記憶している。また、プリンタ2は、第2トレイ23において、カット紙収納エリア23Aにカット紙45がセットされているか否か、さらには、そのカット紙収納エリア23Aにセットされているカット紙の用紙サイズを検出することができる。また、プリンタ2は、ロール紙収納エリア23Bにロール紙46がセットされているか否か、さらには、そのロール紙収納エリア23Bにセットされているロール紙46の用紙幅を検出することができ、それらを、メモリ14に記憶している。
したがって、本形態のプリンタ2は、PC1から印刷ジョブを受信した場合には、印刷ジョブに含まれる印刷設定に基づいて給紙トレイの1つトレイを選択する。つまり、印刷設定に含まれる給紙方法により指定された給紙トレイの1つトレイを選択する。そして、選択した給紙トレイのトレイから用紙を給紙し、印刷を可能としている。また、PC1から受信した印刷ジョブに含まれる印刷設定に、給紙方法として自動選択が含まれる場合には、給紙トレイの各トレイごとに記憶された用紙の用紙サイズに基づいて、給紙トレイの1つのトレイを選択し、そして、選択したトレイから、印刷設定に設定された用紙サイズの用紙を給紙することが可能である。
また、本形態のプリンタ2は、給紙トレイの各トレイ21、22、23から排紙トレイ24に至る用紙搬送機構(図示せず)を備え、各トレイ21、22、23から給紙された用紙は、その用紙搬送機構によって排紙トレイ24に搬送される。また、用紙搬送機構の途中には、印刷機構(図示せず)が配置され、印刷機構は、用紙搬送機構によって搬送される用紙上に印刷を行うことができる。また、用紙の搬送経路上の印刷機構よりも上流側であって、第2トレイ23に近接した用紙搬送機構上には、用紙切断機構(図示せず)が配置されている。したがって、第2トレイ23から給紙されたロール紙46は、その先端から所定の長さ分だけ搬送された後、用紙切断機構によって切断される。したがって、第2トレイ23から給紙されたロール紙46は、用紙切断機構によってカットされた状態になり、第2トレイ23から給紙さるカット紙45と同じようにして用紙搬送機構によって搬送されることになる。
また、本形態のプリンタ2は、図4(B)に示すように、用紙搬送機構の搬送ローラ間の距離など、用紙搬送機構のメカ的な制約によって、給紙トレイの各トレイ21、22、23から給紙搬送可能な用紙の最小長(搬送方向の用紙の長さ)が決まっている。したがって、用紙の搬送方向の長さが、この最小長より短い用紙は、給紙搬送することができない。具体的には、第2トレイ23からは、カット紙45およびロール紙46ともに、用紙の搬送方向の長さが210mm未満の場合には、用紙搬送機構によって搬送することができない。なお、ロール紙46の搬送方向の長さとは、ロール紙46の先端から用紙切断機によって切断された位置までの長さである。
次に、プリンタ2を使用して印刷する場合において、PC1側における処理の手順について簡単に説明する。すなわち、先ず、ユーザは、PC1において、アプリ42を起動する。次に、ユーザは、アプリ42の、例えば、「ページレイアウト」タブを選択して、これから作成予定の原稿のサイズに合わせて、「用紙サイズ」や「印刷の向き」などを設定する。本形態の説明では、ユーザは、「用紙サイズ」として「A5」を、また、「印刷の向き」として「横長」を設定したものとする。
すると、PC1は、ユーザIF18の、例えばディスプレイ18A上に、横長のA5サイズに相当する原稿入力領域(図示せず)を表示するので、ユーザは、ユーザIF18、例えば、キーボード18Bやマウス18Cを操作することによって原稿入力領域に画像を入力したり、或いは、原稿入力領域に入力された画像を編集することができる。このようにしてユーザが作成した入力原稿47は、本形態では、図5(A)に示すように、用紙幅方向(図5(A)において横方向)の長さが210mmで、用紙搬送方向(図5(A)において縦方向)の長さが148mmとなる。
次に、ユーザは、アプリ42の、例えば、「ファイル」タブを選択して、「印刷」を選択すると、アプリ42は、ユーザIF18の、例えばディスプレイ18A上に、印刷用画面(図示せず)を表示する。続いて、ユーザが、ユーザIF18、例えば、キーボード18Bやマウス18Cを操作することによって、印刷用画面に表示された「プリンタのプロパティ」を選択すると、PC1では、プリンタドライバ43が起動される。したがって、プリンタドライバ43は、ユーザIF18の、例えばディスプレイ18A上に、図2に示す印刷設定画面51を表示する。なお、この処理が表示処理の一例であり、また、印刷設定画面51が設定画面の一例である。
なお、本形態では、メディア選択では、カット紙が初期値として設定されているので、プリンタドライバ43が起動された当初は、メディア選択欄510では、カット紙のラジオボタンにチェックが付され、また、給紙方法の選択欄517では、「自動選択」が選択されて表示されている。したがって、ユーザは、メディア選択欄510において、例えば、マウス18Cを操作してラジオボタンをクリックすることによって、ロール紙46を選択する必要がある。すると、プリンタドライバ43は、給紙方法の選択欄517において「トレイ2」を自動的に表示する。
続いて、本形態のプリンタドライバ43による処理について説明する。なお、以下の処理およびフローチャートの各処理ステップは、基本的に、各プログラムに記述された命令に従ったCPU11の処理を示す。すなわち、CPU11による処理は、PC1のOS41のAPIを用いたハードウェア制御も含む。本明細書では、OS41の記載を省略して各プログラムの動作を説明する。すなわち、以下の説明において、「プログラムBがハードウェアCを制御する」という趣旨の記載は、「プログラムBがOS41のAPIを用いてハードウェアCを制御する」ことを指してもよい。また、プログラムに記述された命令に従ったCPU11の処理を、省略した文言で記載することがある。例えば、「CPU11が行う」、「プログラムが行う」のように記載することがある。
以下、本形態のプリンタドライバ43による余白通知ダイアログの表示処理の手順について、図6のフローチャートを参照して説明する。余白通知ダイアログの表示処理は、プリンタドライバ43が起動されて印刷設定画面51が表示された状態では、適度なインターバルをおいて繰り返しPC1のCPU11にて実行される。
まず、ステップ10(以下、S10と称す)において、CPU11は、ユーザが、図2に一例として示す印刷設定画面51上のOKボタン518を押下、すなわち、ユーザIF18を介してOKボタン518を押下したか否かを判断する。そして、OKボタン518を押下していないと判断した場合には(S10:NO)、次のS11移行して、CPU11は、他の処理を実行する。
一方、S10において、CPU11は、ユーザがOKボタン518を押下したと判断した場合には(S10:YES)、次のS12に移行して、CPU11は、メディア選択欄510において、「ロール紙」が選択されているか否かを判断する。
ここで、ユーザが、印刷設定画面51のメディア選択欄510において、「カット紙」を選択した場合には、本形態では、プリンタドライバ43は、給紙方法として「自動選択」を自動的に設定し、また、給紙方法の選択欄517において、「自動選択」を表示する。したがって、S12において、CPU11は、メディア選択欄510において、「ロール紙」が選択されていないと判断し(S12:NO)、その後、本処理を終了する。
このように本形態では、後述するところの余白通知ダイアログ52の出力を制限することを可能にすることで、通知が頻繁に出力されることの煩わしさを軽減できる。
また、ユーザが、メディア選択欄510において、「ロール紙」を選択した場合には、本形態では、プリンタドライバ43は、給紙方法として第2トレイ23を自動的に設定し、また、給紙方法の選択欄517において、「トレイ2」を自動的に表示する。したがって、S12において、CPU11は、メディア選択欄510において、「ロール紙」が選択されていると判断し(S12:YES)、次のS13に移行する。
次に、S13において、CPU11は、拡大縮小機能がオンか否かを判断する。すなわち、例えば、図2に示すように、ユーザが、拡大縮小の選択欄514において「原稿サイズと同じ」を選択している場合には、S13において、CPU11は、拡大縮小機能がオンではないと判断し(S13:NO)、次のS14に移行する。
次に、S14において、CPU11は、原稿サイズのうち高さ方向のサイズが210mm未満か否かを判断する。原稿サイズの高さ方向は、プリンタにおける用紙の搬送方向に対応する。本形態では、図5(A)に示すように、入力原稿47の用紙搬送方向の長さは、148mmであるので、S14において、CPU11は、原稿サイズのうち高さ方向のサイズが210mm未満であると判断し(S14:YES)、次のS15に移行する。なお、S14の処理が、設定時判断処理の一例である。
一方、入力原稿47の用紙搬送方向の長さが210mm以上の場合には、S14において、CPU11は、原稿サイズのうち高さ方向のサイズが210mm未満ではないと判断し(S14:NO)、その後、本処理を終了する。
なお、S14における判断基準値は、後述するところの、S30における判断基準値と同じ値が用いられる。したがって、本形態では、S14における判断基準値しての「210mm」は、図4(B)に示すところの、第2トレイ23から給紙可能な用紙の搬送方向の長さの最小値と一致する。また、S14における判断基準値は、後述するところの、S30における判断基準値と同じ値が用いられる。
次に、S15において、CPU11は、ユーザが、後述するチェックボックス523にチェックを付して、「次回から表示しない」を指定しているか否かを判断する。ここで、ユーザが、チェックボックス523にチェックを付して、「次回から表示しない」を指定していた場合には、CPU11は、「次回から表示しない」を指定していると判断し(S15:YES)、その後、本処理を終了する。
このように本形態では、ユーザが、チェックボックス523に、ユーザIF18を介してチェックを付すことによって、余白通知ダイアログ52の表示を制限することを可能にしたので、余白通知ダイアログ52が頻繁に出力されることの煩わしさを軽減できる。
一方、ユーザが、チェックボックス523にチェックを付さずに、「次回から表示しない」を指定していない場合には、CPU11は、「次回から表示しない」を指定していないと判断し(S15:NO)、次のS16に移行する。
次に、S16において、CPU11は、ユーザIF18、例えば、ディスプレイ18A上に、余白通知ダイアログ52を表示する。図7(A)に示すように、余白通知ダイアログ52には、入力原稿に余白が追加される旨の説明欄521、OKキー522、「次回から表示しない」を指定するためのチェックボックス523が表示される。また、説明欄521では、説明図面と説明文章とにより構成されている。なお、S16が第1通知処理の一例である。
なお、本形態では、説明欄521において、説明図面と説明文章とを用いて入力原稿に余白が追加される旨を説明するように構成したが、これに限定されることはない。例えば、説明図面と説明文章とのいずれか一方のみであっても差し支えない。また、説明図面に代えて動画であっても差し支えないし、また、その際に、説明文章に代えて、もしくは、説明文章とともに音声で解説するものであっても差し支えない。
また、ユーザが、チェックボックス523に、ユーザIF18を介してチェックを付すと、CPU11は、チェックボックス523がチェックされたことを示す情報をメモリ14に記憶し、次回から、ユーザIF18上に、余白通知ダイアログ52を表示しない。また、チェックボックス523にチェックが付された状態において、ユーザがチェックボックス523をクリックすると、チェックボックス523に付されたチェックを解除することができる。この場合、チェックボックス523がチェックされたことを示す情報をメモリ14から消去する、あるいはチェックボックス523がチェックされたことを示す情報をチェックボックス523のチェックが解除されたことを示す情報に上書きする。なお、ユーザIF18を介して、ユーザのチェックボックス523へのチェック受付処理が、第1制限登録処理の一例であり、また、チェックボックス523に付されたチェックが制限情報の一例である。
なお、本形態では、ユーザが、チェックボックス523に、ユーザIF18を介してチェックを付すことによって、余白通知ダイアログ52の表示を制限するように構成したが、例えば、余白通知ダイアログ52において設定ボタンを配置し、ユーザが設定ボタンを操作した際に、余白通知ダイアログ52の表示を制限について設定できるように構成しても差し支えない。
このように本形態では、余白通知ダイアログの表示を制限することを可能にすることで、余白通知ダイアログ52が頻繁に表示されることの煩わしさを軽減できる。
次に、S17において、CPU11は、ユーザが、OKキー522を押下したか否かを判断する。ここで、ユーザが、ユーザIF18を介してOKキー522をクリックすると、CPU11は、ユーザがOKキー522を押下したと判断し(S17:YES)、次のS18に移行する。
次に、S18において、CPU11は、余白通知ダイアログ52の表示を中止し、すなわち、ユーザIF18、例えば、ディスプレイ18A上に、印刷設定画面51を再び表示し、その後、本処理を終了する。なお、本形態では、ユーザIF18、例えば、ディスプレイ18A上に、印刷設定画面51に代えて余白通知ダイアログ52を表示するように構成したが、印刷設定画面51上に、余白通知ダイアログ52を重ねて表示するようにしても差し支えない。
一方、S17において、ユーザが、ユーザIF18を介してOKキー522をクリックしていないと、CPU11は、OKキー522を押下していないと判断し(S17:NO)、次に、再びS16に戻って、引き続き、余白通知ダイアログ52を表示する。
一方、例えば、図2に示すように、ユーザが、拡大縮小の選択欄514において「原稿サイズと同じ」以外を選択している場合には、S13において、CPU11は、拡大縮小機能がオンであると判断し(S13:YES)、次のS19に移行する。
次に、S19において、CPU11は、拡大ないし縮小後の原稿サイズのうち高さ方向のサイズが210mm未満か否かを判断する。拡大ないし縮小後の原稿サイズのうち高さ方向のサイズが210mm未満の場合には、S19において、CPU11は、原稿サイズのうち高さ方向のサイズが210mm未満であると判断し(S19:YES)、次のS15に移行する。その後、CPU11は、S15~S18の処理を実行する。なお、S19の処理が、設定時判断処理の一例である。また、S19における判断基準値は、後述するところの、S30における判断基準値と同じ値が用いられる。したがって、本形態では、S19における判断基準値しての「210mm」は、図4(B)に示すところの、第2トレイ23から給紙可能な用紙の搬送方向の長さの最小値と一致する。
一方、入力原稿47の用紙搬送方向の長さが210mm以上の場合には、S19において、CPU11は、原稿サイズのうち高さ方向のサイズが210mm未満ではないと判断し(S19:NO)、その後、本処理を終了する。なお、S19における判断基準としての210mmは、S14における判断基準210mmと同様である。
このように本形態では、入力原稿47の用紙搬送方向の長さが210mm未満の場合には、印刷の際に余白が付与される設定の場合は、印刷前にその旨を通知することで、ユーザの意図しない印刷となることを回避できる。
続いて、本形態のプリンタドライバ43による印刷処理の手順について、図8のフローチャートを参照して説明する。印刷処理は、ユーザが、アプリ42の、例えば、「ファイル」タブを選択した後に「印刷」を選択すると、アプリ42は、ユーザIF18の、例えばディスプレイ18A上に、印刷用画面(図示せず)を表示し、続いて、ユーザが、その印刷用画面上の「印刷指示」を選択すると、アプリ42からプリンタドライバ43が起動されて実行される。なお、プリンタドライバ43には、アプリ42からOS41を介して、印刷指示情報として、印刷設定および画像データが渡される。印刷設定には、前述したようにメディア選択や原稿サイズや給紙方法が含まれる。
すなわち、S30において、CPU11は、原稿サイズのうち高さ方向のサイズが210mm未満か否かを判断する。本形態では、図5(A)に示すように、入力原稿47の用紙搬送方向の長さは、148mmであるので、S30において、CPU11は、原稿サイズのうち高さ方向のサイズが210mm未満であると判断し(S30:YES)、次のS31に移行する。なお、このS30の処理が、判断処理の一例であり、「原稿サイズのうち高さ方向のサイズが210mm未満」が特定条件の一例である。
なお、S30における判断基準値としての「210mm」は、図4(B)に示すところの、第2トレイ23から給紙可能な用紙の搬送方向の長さの最小値と同じである。したがって、第2トレイ23から給紙可能な用紙の搬送方向の長さが変われば、S30における判断基準値としての「210mm」も変わる。また、例えば、第2トレイ23から給紙可能な用紙の搬送方向の長さの最小値が210mmの場合、S30における判断基準値は、210mmよりも大きい値が設定されていてよく、必ずしもそれらが一致している必要がない。
なお、本形態では、S30における判断基準値を、図4(B)に示すところの、第2トレイ23から給紙可能な用紙の搬送方向の長さの最小値と同じ値に設定したので、余白による用紙の無駄を最小限に抑えることができる。
一方、入力原稿47の用紙搬送方向の長さが210mm以上の場合には、S30において、CPU11は、原稿サイズのうち高さ方向のサイズが210mm未満ではないと判断し(S30:NO)、その後、S32に移行する。そして、CPU11は、S32において、通常の印刷処理を実行した後に、本処理を終了する。なお、このS32の処理が、第2印刷処理の一例である。
次に、S31において、CPU11は、メディアの種類が、ロール紙か否かを判断する。本形態では、ユーザが、メディア選択欄510において、「ロール紙」を選択しているので、メディアの種類がロール紙と判断し(S31:YES)、次のS33に移行する。
一方、ユーザが、メディア選択欄510において、「カット紙」を選択していた場合には、メディアの種類がロール紙ではないと判断し(S31:NO)、次のS32に移行する。そして、CPU11は、通常の印刷処理を実行した後に、本処理を終了する。
次に、S33において、CPU11は、図9(A)に示すように、メモリ14上の描画領域141に、OS41から印刷指示情報にて指定されている画像データに基づいて、1頁分のラスターデータ142を作成する。
次に、S34において、CPU11は、図9(B)に示すように、メモリ14上、幅Xが用紙の幅サイズ、高さYとする作業領域143を準備する。本形態では、ユーザは、「用紙サイズ」として「A5」を、また、「印刷の向き」として「横長」を設定しているので、作業領域143の幅Xは、210mmとなる。また、作業領域143の高さYは、S30における判断基準値と同じ値であり、本形態の場合には、高さYは、210mmとなる。
次に、S35において、CPU11は、図9(C)に示すように、メモリ14上の作業領域143に、ラスターデータ142を上書きする。本形態では、ユーザは、「用紙サイズ」として「A5」を、また、「印刷の向き」として「横長」を設定しているので、ラスターデータ142の高さY1は148mmとなる。したがって、作業領域143の下側には、ラスターデータ142が描画されていない白ベタの余白データ144が生ずることとなる。なお、余白データ144の高さY2は、62mmとなる。また、余白データ144が余白および下地画像の一例である。
次に、S36において、CPU11は、印刷設定の用紙サイズ情報を、作業領域143の幅Xおよび高さYに変更する。本形態では、印刷設定の用紙サイズとして、用紙幅が210mm、および、用紙の搬送方向の長さが210mmに変更される。
次に、S37において、CPU11は、メモリ14上の作業領域143のラスターデータ142および余白データ144に基づいて、印刷データを作成する。これにより、原稿の高さ方向に余白が付与された印刷データが生成される。
次に、S38において、CPU11は、作成した印刷データ、S35において変更された用紙サイズ情報を含む、印刷設定画面51などにおいて設定された印刷設定、などから構成される印刷ジョブをプリンタ2に送信した後に、本処理を終了する。このS38の処理が、第1印刷処理の一例である。
一方、印刷ジョブを受信したプリンタ2では、第2トレイ23からロール紙を給紙し、先端から用紙サイズの用紙の搬送方向に設定された長さでロール紙を切断し、切断されたロール紙に対して印刷する。本形態では、先端から210mmの位置において用紙切断機によって切断されたロール紙46に、印刷ジョブに基づいて印刷が行われる。本形態では、プリンタ2では、入力原稿47をプリンタ2では、切断されたロール紙46の中央に配置して印刷、所謂、中央揃えで印刷するので、図5(B)に示すように、印刷結果において、入力原稿47の左右両側および下側に、余白エリア48が生ずることとなる。つまり、ロール紙46の用紙幅は、297mmであるので、入力原稿47の左右両側に等しい幅で余白エリア48が生ずることになる。また、入力原稿47の下側の余白エリア48は、作業領域143の下側の余白データ144に対応する余白エリアとなる。従って、ユーザは、余白エリア48が不要であれば、余白エリア部分を切り落として使用することになる。
なお、本形態においては、入力原稿47をプリンタ2では、中央揃えで印刷するようにしたが、これに限定されるものではない。例えば、入力原稿47をプリンタ2では、切断されたロール紙46の左側に寄せて印刷、所謂、左揃えで印刷したり、ロール紙46の右側に寄せて印刷、所謂、右揃えで印刷しても差し支えない。この場合において、左揃えで印刷した際には、入力原稿47の右側と下側に余白エリア48が生ずることとなる。また、右揃えで印刷した際には、入力原稿47の左側と下側に余白エリア48が生ずることとなる。また、入力原稿47の下側の余白エリア48は、入力原稿47の上側であっても差し支えないし、また、入力原稿47の上側と下側とに分けて余白エリア48を配置するようにしても差し支えない。なお、本形態おいて、入力原稿47の周辺において、余白エリア48を纏めて付与するように構成すれば、ユーザが印刷物を所望のサイズにカットしやすい。
このように本形態おいては、用紙選択にロール紙が設定され、給紙方法に第2トレイ23が設定され、入力原稿47の高さ方向(搬送方向)のサイズが、第2トレイ23からは給紙搬送することができない値が設定されている場合、入力原稿47の高さ方向(搬送方向)のサイズが、第2トレイ23から給紙搬送することができるようなサイズ以上となるように余白を付与する。これにより、入力原稿47の高さ方向のサイズが第2トレイ23からの給紙に必要な最小サイズ以上となり、搬送エラーを防ぐことができる。また、第2トレイ23からは給紙搬送することができない値が設定されている場合でも印刷できることから、ユーザは第2トレイ23を利用する際の搬送機構の制約を負担しなくて済む。
また、本形態おいては、ロール紙46を用い、かつ、入力原稿47の高さ方向(搬送方向)のサイズが、第2トレイ23から給紙搬送することができないサイズであっても、余白を付与しすることで、プリンタ2によって印刷することが可能となり、ユーザの利便性が向上する。
また、本形態おいては、例えば、A5サイズの入力原稿47を印刷する場合、A5サイズのカット紙45を準備しなくても、ロール紙46を用いることによって、プリンタ2において印刷することが可能となり、ユーザの利便性が向上する。
(第2実施形態)
図10には、第2実施形態に係るところの、PCにて実行される印刷処理のプログラムを開示するものである。以下に、図面を参照しつつその詳細を説明する。なお、その説明中、第1実施形態と同じ作用効果を奏するものには、同じ符号を付して説明する。
図10には、第2実施形態に係るところの、PCにて実行される印刷処理のプログラムを開示するものである。以下に、図面を参照しつつその詳細を説明する。なお、その説明中、第1実施形態と同じ作用効果を奏するものには、同じ符号を付して説明する。
すなわち、第2実施形態は、印刷時に、印刷時ダイアログを表示することを特徴とし、S31において、CPU11は、メディアの種類が、ロール紙と判断し(S31:YES)、次のS40に移行する。
次に、S40において、CPU11は、ユーザが、後述するチェックボックス534にチェックを付して、「次回から表示しない」を指定しているか否かを判断する。ここで、ユーザが、チェックボックス534にチェックを付して、「次回から表示しない」を指定していた場合には、CPU11は、「次回から表示しない」を指定していると判断し(S40:YES)、その後、S33に移行する。そして、その後、CPU11は、第1実施形態と同様に、S33~S38の処理を実行する。
このように本形態では、後述する印刷時余白通知ダイアログ53の出力を制限することを可能にすることで、印刷時余白通知ダイアログ53が頻繁に出力されることの煩わしさを軽減できる。
一方、ユーザが、チェックボックス534にチェックを付さずに、「次回から表示しない」を指定していない場合には、CPU11は、「次回から表示しない」を指定していないと判断し(S40:NO)、次のS41に移行する。
次に、S41において、CPU11は、ユーザIF18、例えば、ディスプレイ18A上に、印刷時余白通知ダイアログ53を表示する。図7(B)に示すように、印刷時余白通知ダイアログ53には、入力原稿に余白が追加される旨の説明欄531、OKキー532、キャンセルキー533、「次回から表示しない」を指定するためのチェックボックス534が表示される。また、説明欄531では、説明図面と説明文章とにより構成されている。なお、S41の処理が、第2通知処理の一例である。
なお、本形態では、説明欄531において、説明図面と説明文章とを用いて入力原稿に余白が追加される旨を説明するように構成したが、これに限定されることはない。例えば、説明図面と説明文章とのいずれか一方のみであっても差し支えない。また、説明図面に代えて動画であっても差し支えないし、また、その際に、説明文章に代えて、もしくは、説明文章とともに音声で解説するものであっても差し支えない。
また、ユーザが、チェックボックス534に、ユーザIF18を介してチェックを付すと、CPU11は、チェックボックス534がチェックされたことを示す情報をメモリ14に記憶し、次回から、ユーザIF18上に、印刷時余白通知ダイアログ53を表示しない。また、チェックボックス534にチェックが付された状態において、ユーザがチェックボックス534をクリックすると、チェックボックス534に付されたチェックを解除することができる。この場合、チェックボックス534がチェックされたことを示す情報をメモリ14から消去する、あるいはチェックボックス534がチェックされたことを示す情報をチェックボックス534のチェックが解除されたことを示す情報に上書きする。なお、ユーザIF18を介して、ユーザによるチェックボックス534へのチェックの受付が、第2制限処理の一例であり、また、チェックボックス534に付されたチェックが制限情報の一例である。
なお、本形態では、ユーザが、チェックボックス534に、ユーザIF18を介してチェックを付すことによって、印刷時余白通知ダイアログ53の表示を制限するように構成したが、例えば、印刷時余白通知ダイアログ53において設定ボタンを配置し、ユーザが設定ボタンを操作した際に、印刷時余白通知ダイアログ53の表示を制限について設定できるように構成しても差し支えない。
このように本形態では、後述する印刷時余白通知ダイアログ53の出力を制限することを可能にすることで、印刷時余白通知ダイアログ53が頻繁に出力されることの煩わしさを軽減できる。
次に、S42において、CPU11は、ユーザが、OKキー532を押下したか、キャンセルキー533を押下したかを判断する。ここで、ユーザが、ユーザIF18を介してOKキー532をクリックすると、CPU11は、ユーザがOKキー532を押下したと判断し(S41:OKキー)、次のS32に移行する。そして、CPU11は、第1実施形態と同様に、S33~S38の処理を実行する。
このように本形態では、余白が付与される設定の場合は、その旨を通知することで、ユーザの意図しない印刷となることを回避できる。
一方、ユーザが、ユーザIF18を介してキャンセルキー533をクリックすると、CPU11は、ユーザがキャンセルキー533を押下したと判断し(S41:キャンセルキー)、次のS43に移行する。
次に、S43において、CPU11は、印刷時余白通知ダイアログ53の表示を中止し、また、印刷中止処理を実行し、その後、本処理を終了する。
なお、本形態では、S38において、CPU11が印刷ジョブをプリンタ2に送信する前に、S41において、CPU11は、ユーザIF18上に、印刷時余白通知ダイアログ53を表示するように構成したが、これに限定されるものではない。例えば、S38において、CPU11が印刷ジョブをプリンタ2に送信した後に、ユーザIF18上に、印刷時余白通知ダイアログ53を表示するように構成しても差し支えない。この場合には、印刷時余白通知ダイアログ53には、キャンセルキー533は、表示されなくても差し支えない。
このように本形態では、余白が付与される設定の場合は、ユーザが印刷用画面上の「印刷指示」を選択した後においても、ユーザは印刷をキャンセルすることができ、ユーザの意図しない印刷を回避できる。つまり、用紙の無駄使いを回避できて、利便性が向上する。
なお、本形態は単なる例示にすぎず、本発明を何ら限定するものではない。したがって本発明は当然に、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能である。例えば、プリンタ2は、印刷単機能の装置に限らず、例えば、原稿読取機能やFAX送受信機能を備えている装置であっても良い。本形態は、プリンタ2に代えて、複合機、コピー機、FAX装置等に接続されるPC1にも適用可能である。また、PC1には、2台以上のプリンタが接続されていても良い。
また、各図に示した画面の構成は、いずれも一例であり、図示の例に限らない。例えば、印刷設定画面51の基本設定タブ51Aの画面では、用紙サイズと両面印刷と給紙トレイとの全ての選択を受け付けるとしたが、一部の選択は別の画面で受け付けてもよいし、それぞれ別の画面であっても良い。
また、本形態では、メディア選択欄510において、ユーザが、ロール状に巻かれた長尺状のロール紙46を選択した場合には、プリンタドライバ43が、両面/小冊子の選択欄516において、両面/小冊子印刷の「なし」を自動的に設定するようにしても差し支えない。つまり、メディア選択欄510においてユーザが選択したロール紙46と、両面/小冊子印刷の機能とは、併用不可能な印刷機能であり、したがって、プリンタドライバ43が、ロール紙46と併用不可能な印刷機能の整合性を自動的に図るようにしても差し支えない。この場合、併用不可能な印刷機能が印刷設定画面51上において設定されている場合に、ディスプレイ18A上に排他警告画面を表示してユーザに注意喚起を行う構成に比べて、利便性が向上する。
また、本形態では、カット紙収納エリア23Aとロール紙収納エリア23Bを備える第2トレイ23によって特定のトレイを構成したが、ロール紙収納エリア23Bのみを備えるトレイによって特定のトレイを構成しても差し支えない。すなわち、第2トレイ23は、カット紙とロール紙との兼用であっても、ロール紙専用であってもよい。また、第2トレイ23がロール紙専用であった場合には、図6のS12および図8のS31において、CPU11が、給紙方法の選択欄517にて、「トレイ2」が選択されているか否かを判断するように構成しても差し支えない。
また、本形態では、図6に示すS10において、CPU11は、ユーザが、図2に一例として示す印刷設定画面51上のOKボタン518を押下、すなわち、ユーザIF18を介してOKボタン518をクリックしたか否かを判断するように構成したが、これに限定されるものではない。例えば、S10において、CPU11は、ユーザが、ユーザIF18を介してメディア選択欄510において、カット紙からロール紙に変更したか否かを判断し、変更した場合に(S10:YES)、CPU11がS12以下の処理を実行するように構成しても差し支えない。
また、例えば、図6に示すS10において、CPU11は、ユーザが、ユーザIF18を介して、給紙方法の選択欄517において、第2トレイ23を選択したか否かを判断し、第2トレイ23を選択した場合には(S10:YES)、CPU11がS12以下の処理を実行するように構成しても差し支えない。
また、例えば、図6に示すS10において、CPU11は、ユーザが、ユーザIF18を介して、原稿サイズの選択欄513や拡大縮小の選択欄514での選択を変更したか否かを判断し、原稿サイズの選択欄513や拡大縮小の選択欄514での選択を変更した場合には(S10:YES)、CPU11がS12以下の処理を実行するように構成しても差し支えない。
また、各実施の形態に開示されている任意のフローチャートにおいて、任意の複数のステップにおける複数の処理は、処理内容に矛盾が生じない範囲で、任意に実行順序を変更できる、または並列に実行できる。
また、各実施の形態に開示されている処理は、単一のCPU、複数のCPU、ASICなどのハードウェア、またはそれらの組合せで実行されてもよい。また、実施の形態に開示されている処理は、その処理を実行するためのプログラムを記録した記録媒体、または方法等の種々の態様で実現することができる。
1 PC
2 プリンタ
23 第2トレイ
11 CPU
14 メモリ
143 作業領域
144 余白データ
23 第2トレイ
43 プリンタドライバ
45 カット紙
46 ロール紙
51 印刷設定画面
2 プリンタ
23 第2トレイ
11 CPU
14 メモリ
143 作業領域
144 余白データ
23 第2トレイ
43 プリンタドライバ
45 カット紙
46 ロール紙
51 印刷設定画面
Claims (9)
- 情報処理装置のコンピュータによって実行可能なプログラムであって、
前記コンピュータに、
プリンタに対する印刷指示があった場合に、印刷対象の画像を示す画像データと、印刷に用いる印刷設定と、を取得する取得処理を実行させ、前記プリンタは、複数の給紙トレイを備え、前記複数の給紙トレイには、ロール紙に対応可能な特定のトレイが含まれ、前記特定のトレイを利用する場合の、用紙の搬送方向における給紙可能な最小サイズが第1サイズであり、前記印刷設定の項目には、用紙がロール紙かカット紙かを示す用紙選択と、給紙トレイを設定する給紙方法と、1ページ分の画像のサイズを示す原稿サイズと、が含まれ、
さらに前記コンピュータに、
前記取得処理にて取得された前記印刷設定が、特定条件を満たすか否かを判断する判断処理を実行させ、前記特定条件には、前記用紙選択にロール紙が設定され、かつ前記給紙方法に前記特定のトレイが設定され、かつ前記原稿サイズのうち用紙の搬送方向に対応する高さ方向のサイズに前記第1サイズよりも小さい値が設定されていることが含まれ、
さらに前記コンピュータに、
前記判断処理にて前記特定条件を満たすと判断された場合、前記取得処理にて取得された前記画像データに基づいて、前記画像データに示される前記画像の前記高さ方向のサイズが前記第1サイズ以上となるように余白が付与された印刷データを生成し、生成された前記印刷データを前記情報処理装置の通信インタフェースを介して前記プリンタに送信する第1印刷処理を実行させ、
前記判断処理にて前記特定条件を満たさないと判断された場合、前記取得処理にて取得された前記画像データに基づいて、前記画像データに示される前記画像の前記高さ方向のサイズを調節するための前記余白を付与せずに印刷データを生成し、生成された前記印刷データを前記通信インタフェースを介して前記プリンタに送信する第2印刷処理を実行させる、
ように構成されるプログラム。 - 請求項1に記載するプログラムにおいて、
前記第1印刷処理では、
前記判断処理にて前記特定条件を満たすと判断された場合、前記取得処理にて取得された前記画像データに基づいて、前記画像データに示される前記画像の前記高さ方向のサイズが前記第1サイズとなるように余白が付与された前記印刷データを生成し、生成された前記印刷データを前記プリンタに送信する、
ように構成されるプログラム。 - 請求項1または請求項2に記載するプログラムにおいて、
前記第1印刷処理では、
前記判断処理にて前記特定条件を満たすと判断された場合、前記取得処理にて取得された前記画像データに基づいて、前記画像データに示される前記画像の前記高さ方向のサイズが前記第1サイズ以上となるように、前記高さ方向の下側に余白が付与された前記印刷データを生成し、生成された前記印刷データを前記プリンタに送信する、
ように構成されるプログラム。 - 請求項1から請求項3のいずれか1つに記載するプログラムにおいて、
前記第1印刷処理では、
前記判断処理にて前記特定条件を満たすと判断された場合、前記高さ方向のサイズが前記第1サイズ以上の第2サイズとなる白ベタの下地画像を生成し、生成された前記下地画像に、前記取得処理にて取得された前記画像データに基づく画像を上書きし、前記原稿サイズのうち前記高さ方向のサイズを前記第2サイズに変更することで、余白が付与された前記印刷データを生成し、生成された前記印刷データを前記情報処理装置の通信インタフェースを介して前記プリンタに送信する、
ように構成されるプログラム。 - 請求項1から請求項4のいずれか1つに記載するプログラムにおいて、
前記コンピュータに、
前記プリンタでの印刷に用いる前記印刷設定の入力を受け付ける設定画面を、前記情報処理装置のユーザインタフェースに表示させる表示処理と、
前記設定画面に設定されている前記印刷設定が、前記特定条件を満たすか否かを判断する設定時判断処理と、
前記設定時判断処理にて前記特定条件を満たすと判断された場合、印刷において余白が付与されることを通知する第1通知処理と、
を実行させる、
ように構成されるプログラム。 - 請求項5に記載するプログラムにおいて、
前記コンピュータに、
前記第1通知処理による前記通知の出力を制限する制限情報を登録する第1制限登録処理を実行させ、
前記第1通知処理では、
前記設定時判断処理にて前記特定条件を満たすと判断され、かつ前記制限情報が登録されていない場合に、印刷において余白が付与されることを通知する、
ように構成されるプログラム。 - 請求項1から請求項4のいずれか1つに記載するプログラムにおいて、
前記コンピュータに、
前記第1印刷処理による前記印刷データの前記プリンタへの送信に際して、印刷において余白が付与されることを通知する第2通知処理を実行させる、
ように構成されるプログラム。 - 請求項7に記載するプログラムにおいて、
前記コンピュータに、
前記第2通知処理による前記通知の出力を制限する制限情報を登録する第2制限登録処理を実行させ、
前記第2通知処理では、
前記制限情報が登録されていない場合に、前記第1印刷処理における前記印刷データの前記プリンタへの送信に際して、印刷において余白が付与されることを通知する、
ように構成されるプログラム。 - 通信インタフェースと、
コンピュータと、
を備える情報処理装置であって、
前記コンピュータは、
プリンタに対する印刷指示があった場合に、印刷対象の画像を示す画像データと、印刷に用いる印刷設定と、を取得する取得処理を実行し、前記プリンタは、複数の給紙トレイを備え、前記複数の給紙トレイには、ロール紙に対応可能な特定のトレイが含まれ、前記特定のトレイを利用する場合の、用紙の搬送方向における給紙可能な最小サイズが第1サイズであり、前記印刷設定の項目には、用紙がロール紙かカット紙かを示す用紙選択と、給紙トレイを設定する給紙方法と、1ページ分の画像のサイズを示す原稿サイズと、が含まれ、
さらに前記コンピュータは、
前記取得処理にて取得された前記印刷設定が、特定条件を満たすか否かを判断する判断処理を実行し、前記特定条件には、前記用紙選択にロール紙が設定され、かつ前記給紙方法に前記特定のトレイが設定され、かつ前記原稿サイズに用紙のうち搬送方向に対応する高さ方向のサイズに前記第1サイズよりも小さい値が設定されていることが含まれ、
さらに前記コンピュータは、
前記判断処理にて前記特定条件を満たすと判断された場合、前記取得処理にて取得された前記画像データに基づいて、前記画像データに示される前記画像の前記高さ方向のサイズが前記第1サイズ以上となるように余白が付与された印刷データを生成し、生成された前記印刷データを前記通信インタフェースを介して前記プリンタに送信する第1印刷処理を実行し、
前記判断処理にて前記特定条件を満たさないと判断された場合、前記取得処理にて取得された前記画像データに基づいて、前記画像データに示される前記画像の前記高さ方向のサイズを調節するための前記余白を付与せずに印刷データを生成し、生成された前記印刷データを前記通信インタフェースを介して前記プリンタに送信する第2印刷処理を実行する、
ように構成される情報処理装置。
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2021
- 2021-12-24 JP JP2021210588A patent/JP2023094963A/ja active Pending
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