JP2023094627A - 着物コートを製作する方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】生地の使用量を節減し、縫製時間を大幅に短縮できるとともに、従来使用されていなかった洋服生地を用いることをも可能とする着物コートを提供する。【解決手段】洋服の生地を使用して裁断し、仕立てられる着物コートであって、表用に表生地1から裁断された、左右各1枚の前身頃10a、10bと、1枚の後身頃11と、表裏各1枚の衿13a、13bと、左右各1枚の裏前身頃身返し12a、12bと、2枚の裏前袖口身返し15a、15bと、2枚の裏後袖口身返し15c、15dと、1枚の裏後衿ぐり身返し14を有し、裏用に裏生地2から裁断された、左右各1枚の裏前身頃20a、20bと、左右各1枚の裏後身頃21a、21bを有し、ミシンにより上記各部所の各対応部分を縫合した後、表前身頃10a下から衿13a、表前身頃10bへと連続して縫合される。【選択図】図2

Description

本発明は、着物コートに関する。
従来、着物コートすなわち和装の上に羽織るコートは、着物用生地を用いて、着物と同様に生地の裁断から縫製に至るまで多くの工程を経て作られていた。
着物生地での裁断は和裁の縫い方の決まりに従い裁断するが、寸法の割り出しや、柄の合わせ方などで、実際に裁断するまでに多くの時間を要していた。
一方、和裁によるコートの仕立は、各部所で和裁ならではの縫製の決まりがあり、これは長い間着物を縫っていた人だけが理解して仕立てることができるものであり、一般人が手軽に理解して縫い上げるのは困難であった。
着物の生地の裁断、縫製を簡略化する方法として特許文献1のような技術が知られていた。特許文献1には着物式療養着の裁断方法、縫製法帆が記載されている。
特開平10-280205号公報
しかしながら、特許文献1の発明では療養着としての機能を満たすためのものであるため、生地の節約や縫製工程の簡略化を追求したものではない。
本発明は、生地の節約や縫製工程の簡略化を追求し、生地の種類についても従来着物コートとしては使用されていなかった洋服生地を用いることを可能とするものであり、生地の使用量が節減され、かつ、縫製時間を大幅に短縮することができる着物コートを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、洋服の生地を使用して裁断し、仕立てられる着物コートであって、表用に表生地から裁断された、左右各1枚の前身頃と、1枚の後身頃と、表裏各1枚の衿と、左右各1枚の裏前身頃身返しと、2枚の裏前袖口身返しと、2枚の裏後袖口身返しと、1枚の裏後衿ぐり身返しを有し、裏用に裏生地から裁断された、左右各1枚の裏前身頃と、1枚の裏後身頃を有し、芯地として接着芯地(品質:接着樹脂EVA<ポリエステル70%レーヨン30%>)、普通地用を使用して裁断された、2枚の前身頃身返しと、2枚の前袖口身返しと、2枚の後袖口身返しと、1枚の後衿ぐり身返しと、1枚の後衿と、3枚の表身頃衿周り折り返しを有し、アイロンにて、各接着対応部分へ接着した後、ミシンにより、上記各対応部分を縫合した後、上記前身頃下から、上記衿、上記前身頃へと連続して縫合され、上記袖口及び、上記裾の始末をして仕上げることを特徴とする。
本発明により、縫製時間を大幅に短縮することができる着物コートが提供される。
また、本発明により、着物用生地よりも廉価な洋服用生地を使用する着物コートを低コストにて提供することができる。
本発明の実施形態を示す着物コートの正面図である。 本発明の実施形態を示す着物コートの裁断図であり、(a)はW幅140cmの表生地の裁断図、(b)は普通幅90cmの裏生地の裁断図、(c)は接着芯地(普通地用)の裁断図(縫い代なし)である。 本発明の実施形態を示す着物コートの縫合手順を説明する図であり、(a)は表生地の各生地の縫合部位を、(b)は裏生地の各生地の縫合部位を示す。 本発明の実施形態を示す着物コートの(a)は前飾りボタンの位置を、(b)は内側スナップの位置を示す図である。 本発明の実施形態における寸法の決め方を示す図である。 本発明の実施形態の着物コートと従来の和装コートの縫製における比較を示す図である。
以下に、本発明の実施形態について図を用いて説明する。まず、本実施形態の構成について説明する。
図1に示すように、本実施形態の着物コートは洋服の生地を使用して裁断し、仕立てられる着物コートであって、表用に表生地1から裁断された、左右各1枚の前身頃10a、10bと、1枚の後身頃11と、表裏各1枚の衿13a、13bと、左右各1枚の裏前身頃身返し12a、12bと、2枚の裏前袖口身返し15a、15bと、2枚の裏後袖口身返し15c、15dと、1枚の裏後衿ぐり身返し14を有し、裏用に裏生地2から裁断された、左右各1枚の裏前身頃20a、20bと、左右各1枚の裏後身頃21a、21bを有し、芯地として接着芯地3から裁断された、2枚の裏前身頃身返し32a、32bと、2枚の裏前袖口身返し35a、35bと、2枚の裏後袖口身返し35c、35dと、1枚の裏後衿ぐり身返し34と、1枚の後衿33と、3枚の表身頃裾周り折り返し36、37a、37bを有しており、
ミシンにより上記各部所の各対応部分を縫合した後、表前身頃10a下から衿13a、表前身頃10bへと連続して縫合され、上記袖口15a~15d及び裾36、37a、37bの始末をし、飾りボタン41、スナップ40の取付けで仕上げられる。
次に、本実施形態の着物コート100の裁断について詳しく説明する。
図2は本実施形態の着物コート100の表生地1のW幅における裁断図(a)と、裏生地2の普通幅における裁断図(b)と、芯地(接着芯地)3における裁断図(c)である。W幅とは140cm幅、普通幅とは90cm幅、芯地は約100cmから120cm幅のことである。
普通幅の着物生地を用いる従来の着物コートの裁断と違い、W幅の洋服生地を使用するので裁断箇所が少なくて済む。本実施形態においては上記表生地1、裏生地2及び接着芯地3の他に必要な物として、ミシン糸50番~60番、スナップ(大)5個、胸元飾りボタン直径1.5cm×2個がある。また、図2において指定部以外の縫い代は1.5cmである。
次に、本実施形態の着物コート100の縫製について説明する。
図3は本実施形態の着物コート100の縫合手順を示す図である。
従来の着物生地を用いる着物コートの仕立てと比較した場合、本実施形態の着物コート100は洋裁仕立てであり、決まり事の多い和裁での縫製より格段に仕立てが容易である。
まず概略の縫合手順を説明する。図3(a)、(b)において同じ番号同士を合わせ縫うこととなる。
まず、接着芯地3から裁断した各接着芯32a、32b、33、34、35a~35d、36、37a、37bを表生地1の各ハッチング部分に貼る。
次に、表生地1で裁断し、接着芯地を貼った2枚の裏前袖口身返し15a、15bのPの部分と、2枚の裏後袖口身返し15c、15dのQの部分を裏生地2で裁断した2枚の裏前身頃20a、20bの袖口Pの部分と、2枚の裏後身頃21a、21bの袖口Qの部分にそれぞれ縫い合わせる。
次に、表生地1で裁断し、接着芯地を貼った2枚の裏前身頃身返し12a、12bのN、Oと裏生地2で裁断した裏前身頃20a、20bのN、Oとをそれぞれ縫い合わせる。裏後身頃21a、21bの背中心Eを縫い合わせてから裏後衿ぐりTの部分と表生地1で裁断し、接着芯地を貼った裏後衿ぐり身返し14のTの部分とを縫い合わせる。
次に表生地1から裁断された前身頃2枚と、後身頃1枚を中表に合わせ、裏生地2から裁断された前身頃2枚と後身頃1枚を中表に合わせ、それぞれ番号同士で縫い、表コート、裏コートの形にしてから表コートの衿ぐりJの部分に表生地1で裁断された前衿13bのJの部分を合わせ、裏コートの衿ぐり(?)表生地1で裁断された裏前身頃身返し、裏後衿ぐり身返しで出来た衿ぐりKの部分に後衿13aのKの部分を縫い合わせる。
次に、表コート、裏コートを中表に合わせ、一方の前身頃裾から衿、反対側の前身頃裾まで続けて縫い合わせる。
最後に、表コートの袖口Rと裏コートの袖口Qを裏から縫い合わせ裾の始末をし、前合わせ内にスナップ40を、前身頃衿付け下に飾りボタン41を付ける。
次に、縫合の詳細手順について説明する。
1.表生地1から裁断した前身頃10a、10bの裾、後身頃11の裾、裏前身頃身返し12a、12b、裏後衿ぐり身返し14、裏前・後身頃袖口身返し15a~15d、後衿13aの各々に接着芯地3から裁断した対応する接着芯32a~37bを貼る。
2.表生地1で裁断した、裏前・後袖口身返し15a、15bの袖口Pと15c、15dの袖口Qを、裏生地2で裁断した、20a、20bの袖口Pと21a、21bの袖口Qに縫い合わせる。
3.表生地1で裁断した、裏前身頃身返し12aのNと12bのOを裏生地2で裁断した、前身頃20aのNと、20bのOに縫い合わせる。
4.裏生地2から裁断した後身頃21a、21bの背中心Eを中表にして縫う。
5.縫い合わされた裏後身頃21a、21bの衿Tに、表生地1で裁断した裏後衿ぐり身返し14のTの部分を縫い合わせる。
6.表前身頃10a、10bと表後身頃11の肩のAとB、脇のCとDをそれぞれ中表に合わせて縫う。このコートの形に縫い合わされたものを表身頃と呼ぶ。
7.裏前身頃20a+12a、20b+12bと後身頃21a、21bの肩FとG、脇HとIをそれぞれ中表に合わせて縫う。このコートの形に縫い合わされたものを裏身頃と呼ぶ。
8.縫い合わされた表身頃10a、J、10bの衿付け位置に前衿13bのJを縫いつける。
9.縫い合わされた裏身頃12a、K、12bの衿付け位置に裏衿13aのKを縫いつける。
10.各々コートの形に縫い合わされた表身頃と裏身頃を中表に合わせて、前身頃10a、裏身頃身返し12aのL部の裾下から、衿13a、13bのMの部分、さらに反対側の前身頃10b、裏身頃身返し12bのLの裾下まで一気に連続して縫い合わせる。
11.すべての縫い代にジグザグミシンかロックミシンをかけ、衿のカーブ、袖下のカーブに鋏で切りこみを入れる。
12.表・裏身頃の袖口を出来上がりの状態に作り、裏に返してミシンをかける。
表に反して、袖口身返しを少しひかえてアイロンで押さえる。
13.表身頃の裾は着丈で折りくける。裏身頃は、表身頃より2cm程短くなるように三つ折りにしてミシンをかける。裏前身頃身返しの裾はきれいに整え表身頃に出ないように裏にくけ付ける。
14.袖山、肩、衿付け脇の縫い代を開いて、表・裏合わせ、片方の縫い代を2~3cmの針目でとじ付けておく。
15.表身頃10a~10bの前合せの内側5箇所にスナップ40を付ける。
16.表上前身頃10aの前、衿付のすぐ下2箇所に飾りボタン41を付ける。
このように、各部所を縫い、最後に前身頃下から衿、前身頃へと一気に縫い合わせ、袖口、裾の始末をして仕上げることができ、着物生地よりはるかに裁断数が少ないこと、さらに縫製がミシンでの直線縫いにより断然縫い易いことを特徴とする。
裁断が簡単である点を具体的に説明するために、裁断に要する時間を従来の着物コートと本実施形態の着物コートで比較してみる。
本実施形態の着物コートを従来の方法で裁断する場合、12時間程度を要するのに比べ、本実施形態の着物コートでは5時間程度で裁断が可能である。これは着物としての従来方法では様々の決まりに則って裁つ必要があり、多くの時間を要するのに対し、本実施形態では簡易に行える裁ち方になっているためである。
次に、縫製に要する時間を従来の着物コートと本実施形態の着物コートで比較すると、従来の着物コートでは30時間程度を要するのに比べ、本実施形態の着物コートでは15時間程度で縫製が可能である。これは、従来の方法では着物としての様々の決まりに則って縫う必要があり、多くの時間を要するのに対し、本実施形態ではミシンを止める回数が少なくてすむ、すなわち連続して縫える裁ち方になっているためミシンを踏む回数が少なくて済むためである。以下に、従来の方法と本実施形態の縫製の違いについて具体的に比較する。
従来の着物生地(反物)で作る和装コートと、本実施形態の洋服生地で作る着物コートの場合の比較で説明する。(図6参照方)
まず、和装コートの場合であるが、和裁で決められた縫製にしたがって行うこととなる。本実施形態の着物コートと大きな違いのある、袖口止めと身ハツ口縫いについて説明する。
袖口止めとは袖口下から袖下まで表布、裏布の布地を合わせ、計4枚を縫い止めることをいう。糸は2本取りとなる。特に図示せずに作業形態を説明する。
1.表前袖の袖口止まりのきせ山裏側から針を入れる。
2.表後ろ袖の袖口止まりのきせ山を小さくすくう。
3.裏後ろ袖の袖口止まりのふきの山を小さくすくう。
4.裏前袖の袖口止まりのふきの山を袖口下に向かって小さくすくう。
5.裏後ろ袖の袖口止まりのふきの山を小さくすくう。
6.表後ろ袖の袖口止まりのきせ山を小さくすくう。
7.表前袖の袖口止まりのきせ山の上記1.の印に戻って結ぶ。
以上の工程を袖口止まりで、右袖口下と左袖口下の2か所に施す。
次に、身ハツ口縫いであるが、袖の下脇縫いの止まりの所を、前後身頃を合わせて四つ止めすることをいう。糸は2本取りとなる。同じく図示せずに作業形態を説明する。
1.表前身頃のきせ山裏側から針を出す。
2.表後ろ身頃のきせ山をすくう。
3.裏後ろ身頃のきせ山をすくう。
4.裏前身頃のきせ山を肩山の方に向かって小さくすくう。
5.裏後ろ身頃のきせ山をすくう。
6.表後ろ身頃のきせ山をすくう。
7.表前身頃のきせ山の上記1.の横に戻って結ぶ。
身ハツ口下では左右身ハツ口下脇縫いの上で2か所に施す。
次に、着物コートの場合であるが、上記和装コートの場合の袖口止めと身ハツ口縫いの替わりに脇縫いを行うだけで良い。脇縫いは、袖口下から脇を経て裾まで連続してミシン掛けにて表布同士、裏布同士を縫い止めるだけでよい。したがって、左右の脇縫いで計4回の直線縫いを行うだけで完成する。上記和装コートの場合の縫製工程と比較して格段に短縮される。
このように、本実施形態の着物コートは洋服用の生地を使用して、表生地は4枚の部分の縫合で出来上がり、裏生地は細い部分縫いがあるものの従来の仕立部分の枚数より少なく、何よりも表裏を一気にミシンで縫い合わせることができるため、細かい部分縫いが沢山ある和裁での工程とは比べられないほど、素早く立派に、見た目にも素材によっては高級感を与える出来上がりとなる。また、希望によっては内ポケットもつけることもでき、本実施形態では冬用和装コートの作製例を示したが、洋服生地の選び方で着物着装の季節に合わせ、春夏秋冬と素材、柄を活かしたコートを安価で、簡単にミシンで縫製することができる。
以上説明したように、本実施形態の着物コートは、着物用生地に較べて安価で、素材の種類やデザインも多種多様の洋服用生地を使用し、しかも既存の着物コートよりも使用する生地量を少なく抑え、さらに、既存の着物コートよりも短時間で裁断、縫製することができる。このため、従来の着物コートの枠を超えたバラエティー豊かな着物コートを低価格で提供することが可能となる。
1 表生地
2 裏生地
3 接着芯地
10a、10b 表前身頃
11 表後身頃
12a、12b 裏前身頃身返し
13a 後衿
13b 前衿
14 裏後衿ぐり身返し
15a、15b 裏前袖口身返し
15c、15d 裏後袖口身返し
20a、20b 裏前身頃
21a、21b 裏後身頃
32a、32b 裏前身頃身返し芯地
33 後衿芯地
34 裏後衿ぐり身返し芯地
35a、35b 裏前袖口身返し芯地
35c、35d 裏後袖口身返し芯地
36 後裾周り折り返し分芯地
37a、37b 前裾周り折り返し分芯地
40 スナップ
41 飾りボタン
100 着物コート
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、洋服の生地を使用して裁断し、仕立てられる着物コートであって、表用に表生地から裁断された、左右各1枚の前身頃と、1枚の後身頃と、表裏各1枚の衿と、左右各1枚の裏前身頃身返しと、2枚の裏前袖口身返しと、2枚の裏後袖口身返しと、1枚の裏後衿ぐり身返しを有し、裏用に裏生地から裁断された、左右各1枚の裏前身頃と、1枚の裏後身頃を有し、芯地として接着芯地(品質:接着樹脂EVA<ポリエステル70%レーヨン30%>)、普通地用を使用て裁断された、2枚の前身頃身返しと、2枚の前袖口身返しと、2枚の後袖口身返しと、1枚の後衿ぐり身返しと、1枚の後衿と、3枚の表身頃衿周り折り返しを有し、アイロンにて、各接着対応部分へ接着した後、ミシンにより、上記各対応部分を縫合した後、すなわち、裏身頃は各パーツを縫い合わせて仕上げ、表身頃も各パーツを縫い合わせて仕上げ、最後に、裏身頃、表身頃を中表にして対応部を縫い上げ、裾部分は縫わないで、最後にそこから表に返した後、上記前身頃下から、上記衿、上記前身頃へと連続して縫合され、上記袖口及び、上記裾の始末をして仕上げ、脇部分は袖口下から身頃の裾まで通して縫製することを特徴とする。

Claims (1)

  1. 洋服の生地を使用して裁断し、仕立てられる着物コートであって、
    表用に表生地から裁断された、左右各1枚の前身頃と、1枚の後身頃と、表裏各1枚の衿と、左右各1枚の裏前身頃身返しと、2枚の裏前袖口身返しと、2枚の裏後袖口身返しと、1枚の裏後衿ぐり身返しと、を有し、
    裏用に裏生地から裁断された、左右各1枚の裏前身頃と、1枚の裏後身頃とを有し、
    芯地として接着芯地から裁断された、2枚の裏前身頃身返しと、2枚の前袖口身返しと、2枚の後袖口身返しと、1枚の後衿ぐり身返しと、1枚の裏後衿ぐりと、3枚の表身頃裾周り折り返しと、を有しており、
    ミシンにより上記各部所の各対応部分を縫合した後、上記前身頃下から上記衿、上記前身頃へと連続して縫合され、上記袖口及び上記裾の始末をして仕上げる、
    ことを特徴とする着物コート。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001040509A (ja) * 1999-07-26 2001-02-13 Hisako Tatematsu 丹 前

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