JP2023092771A - 内燃機関及びスパークプラグ - Google Patents

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Abstract

【課題】ハウジングとプラグカバーとの安定した固定状態を確保しつつ、生産性を向上させることができる、内燃機関及びスパークプラグを提供すること。【解決手段】スパークプラグ1を有する内燃機関10。スパークプラグ1は、筒状のハウジング2と、放電ギャップGが配される副燃焼室50を覆うようハウジング2の先端部に設けられたプラグカバー5と、を有する。プラグカバー5は、基端部に、外周側へ張り出した基端張出部55を有する。ハウジング2は、先端部に、プラグカバー5の基端部を固定するカバー固定部25を有する。カバー固定部25は、プラグカバー5の基端面56が当接する当接面26と、基端張出部55を外周側及び先端側から覆う先端突出部27とを有する。カバー固定部25は、内燃機関10のプラグホール81の先端開口端811よりも基端側に配されている。【選択図】図1

Description

本発明は、内燃機関及びスパークプラグに関する。
副燃焼室を備えたスパークプラグが、例えば特許文献1に開示されている。かかるスパークプラグにおいては、プラグカバーがハウジングに溶接されている。そして、ハウジングに対するプラグカバーの安定した固定状態を確保すべく、溶接は、プラグ周方向の全周にわたって行われる。
特開2020-184433号公報
しかしながら、全周にわたってプラグカバーをハウジングに溶接する工程には、時間を要することとなる。それゆえ、スパークプラグの生産性の観点において改善の余地があるといえる。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、ハウジングとプラグカバーとの安定した固定状態を確保しつつ、生産性を向上させることができる、内燃機関及びスパークプラグを提供しようとするものである。
本発明の第1の態様は、スパークプラグ(1)を有する内燃機関(10)であって、
上記スパークプラグは、
筒状のハウジング(2)と、
放電ギャップ(G)が配される副燃焼室(50)を覆うよう上記ハウジングの先端部に設けられたプラグカバー(5)と、を有し、
上記プラグカバーは、基端部に、外周側へ張り出した基端張出部(55)を有し、
上記ハウジングは、先端部に、上記プラグカバーの基端部を固定するカバー固定部(25)を有し、
該カバー固定部は、上記プラグカバーの基端面が当接する当接面(26)と、上記基端張出部を外周側及び先端側から覆う先端突出部(27)とを有し、
上記カバー固定部は、上記内燃機関のプラグホール(81)の先端開口端(811)よりも基端側に配されている、内燃機関にある。
本発明の第2の態様は、筒状のハウジング(2)と、
放電ギャップ(G)が配される副燃焼室(50)を覆うよう上記ハウジングの先端部に設けられたプラグカバー(5)と、を有するスパークプラグ(1)であって、
上記プラグカバーは、基端部に、外周側へ張り出した基端張出部(55)を有し、
上記ハウジングは、先端部に、上記プラグカバーの基端部を固定するカバー固定部(25)を有し、
該カバー固定部は、上記プラグカバーの基端面が当接する当接面(26)と、上記基端張出部を外周側及び先端側から覆う先端突出部(27)とを有し、
上記カバー固定部の上記当接面及び上記プラグカバーの基端面は、プラグ径方向の内側へ向かうほど、プラグ軸方向(Z)の先端側へ向かうように傾斜している、スパークプラグにある。
上記第1の態様にかかる内燃機関において、上記ハウジングは上記カバー固定部を有し、該カバー固定部は、上記当接面と上記先端突出部とを有する。これにより、特に全周にわたって溶接等を行うことなく、ハウジングにプラグカバーを固定することができる。それゆえ、スパークプラグの生産性を向上させることができる。
また、上記カバー固定部は、内燃機関のプラグホールの先端開口端よりも基端側に配されている。これにより、カバー固定部の過度な温度上昇を抑制することができる。それゆえ、ハウジングの先端突出部の強度低下を抑制し、安定した固定状態を確保することができる。
また、上記第2の態様にかかるスパークプラグにおいて、上記ハウジングは上記カバー固定部を有し、該カバー固定部は、上記当接面と上記先端突出部とを有する。これにより、特に全周にわたって溶接等を行うことなく、ハウジングにプラグカバーを固定することができる。それゆえ、スパークプラグの生産性を向上させることができる。
また、カバー固定部の当接面及び上記プラグカバーの基端面は、プラグ径方向の内側へ向かうほど、プラグ軸方向の先端側へ向かうように傾斜している。これにより、カバー固定部によるプラグカバーの基端部の固定をより強固に行うことができる。その結果、ハウジングとプラグカバーとの安定した固定状態を確保することができる。
以上のごとく、上記態様によれば、ハウジングとプラグカバーとの安定した固定状態を確保しつつ、生産性を向上させることができる、内燃機関及びスパークプラグを提供することができる。
なお、特許請求の範囲及び課題を解決する手段に記載した括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであり、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
実施形態1における、内燃機関の断面説明図であって、図3のI-I線矢視断面相当の図。 実施形態1における、スパークプラグの断面説明図であって、図3のII-II線矢視断面図。 図1のIII-III線矢視断面相当のスパークプラグの断面図。 実施形態1における、ハウジングにプラグカバーを組み付ける直前の状態の断面説明図。 実施形態1における、ハウジングのカバー固定部によってプラグカバーの基端部をかしめる直前の状態の断面説明図。 実施形態2における、スパークプラグの断面説明図。 実施形態3における、スパークプラグの断面説明図。 実施形態4における、スパークプラグの断面説明図。
(実施形態1)
内燃機関に係る実施形態について、図1~図5を参照して説明する。
本形態の内燃機関10は、図1に示すごとく、スパークプラグ1を有する内燃機関である。
スパークプラグ1は、筒状のハウジング2と、プラグカバー5と、を有する。プラグカバー5は、放電ギャップGが配される副燃焼室50を覆うようハウジング2の先端部に設けられている。プラグカバー5は、基端部に、外周側へ張り出した基端張出部55を有する。ハウジング2は、先端部に、プラグカバー5の基端部を固定するカバー固定部25を有する。
カバー固定部25は、プラグカバー5の基端面56が当接する当接面26と、基端張出部55を外周側及び先端側から覆う先端突出部27とを有する。
カバー固定部25は、内燃機関10のプラグホール81の先端開口端811よりも基端側に配されている。
スパークプラグ1は、例えば、自動車、コージェネレーション等の内燃機関における着火手段として用いることができる。スパークプラグ1のプラグ軸方向Zの一端が、内燃機関10の主燃焼室101に配置される。プラグ軸方向Zにおいて、主燃焼室101に露出する側を先端側、その反対側を基端側というものとする。また、スパークプラグ1の中心軸(すなわちプラグ中心軸)に直交する方向を、プラグ径方向というものとする。また、プラグ中心軸を中心とした円周に沿った方向をプラグ周方向というものとする。
図1、図2に示すごとく、スパークプラグ1は、ハウジング2の内周側に、筒状の絶縁碍子3と、絶縁碍子3の内周側に保持された中心電極4と、を有する。中心電極4は、絶縁碍子3から先端側に突出している。また、スパークプラグ1は、中心電極4との間に放電ギャップGを形成する接地電極6を有する。接地電極6は、その一端である固定端部61が、ハウジング2の先端部に、溶接等によって固定されている。
図1~図3に示すごとく、プラグカバー5は、複数の噴孔51を有する。プラグカバー5は略カップ形状を有し、その開放端側が、プラグ軸方向Zの基端側となる。そして、プラグカバー5は、開放端に沿うように、円筒形状の周壁部53を有する。この周壁部53の基端部(すなわち開放端側の部位)に、外周側へ張り出した基端張出部55が形成されている。
基端張出部55は、プラグカバー5の基端部の全周にわたって形成されている。そして、カバー固定部25は、ハウジング2の先端部の全周にわたって形成されている。
基端張出部55の基端側の面は、プラグカバー5の基端面56の一部となっている。本形態において、プラグカバー5の基端面56は、プラグ軸方向Zに直交する平坦面となっている。基端張出部55の先端側面552は、プラグ径方向の内側へ向かうにつれてプラグ軸方向Zの先端側へ向かうようなテーパ面となっている。
ハウジング2のカバー固定部25は、プラグカバー5の基端面56と当接する当接面26を有する。本形態において、当接面26は、プラグ軸方向Zに直交する平坦面となっている。カバー固定部25の先端突出部27は、当接面26の外周側から、プラグ軸方向Zの先端側へ突出している。当接面26も、先端突出部27も、プラグ周方向の全周にわたって形成されている。
先端突出部27は、基端張出部55の外周面551と先端側面552とに接触した状態に設けられている。先端突出部27は、基端張出部55を、外周側と斜め先端側とからかしめた状態にて、屈曲している。
プラグカバー5は、ハウジング2よりも、線膨張係数が大きい。本形態において、プラグカバー5は、ニッケル又はニッケルを主成分とする合金からなる。また、ハウジング2は、鉄を主成分とする合金からなる。より具体的には、プラグカバー5は、例えば、ニッケル合金からなる。ハウジング2は、例えば低炭素鋼からなる。また、接地電極6は、例えば、ニッケル合金からなる。
ハウジング2は、外周面に、取付ネジ部23を有する。この取付ネジ部23を、内燃機関10のプラグホール81に形成された雌ネジ部82に螺合することで、図1に示すごとく、スパークプラグ1が内燃機関10に取り付けられる。
次に、本形態のスパークプラグ1を製造する方法につき、説明する。
図4に示すごとく、先端部に屈曲変形前のカバー固定部25を設けたハウジング2を用意する。すなわち、この段階においては、カバー固定部25の先端突出部27は、プラグ軸方向Zに平行に、円筒状に突出している。また、ハウジング2の内側に、中心電極4、絶縁碍子3、及び接地電極6を組み付けたサブアッシーを用意する。接地電極6は、その固定端部61を、ハウジング2の先端部に、レーザ溶接等によって接合される。
次いで、ハウジング2に、プラグカバー5を取り付ける。すなわち、図4、図5に示すごとく、ハウジング2のカバー固定部25の先端突出部27の内周側に、プラグカバー5の基端部を、挿入する。そして、プラグカバー5の基端面56を、ハウジング2の当接面26に当接させる。
この状態から、ハウジング2の先端突出部27を内側へ曲げ加工することにより、図1、図2に示すごとく、プラグカバー5の基端部が、基端張出部55と共にかしめられる。このとき、プラグカバー5の基端面56がハウジング2の当接面26に圧接し、ハウジング2の先端突出部27が、基端張出部55の外周面551及び先端側面552に圧接した状態となる。これにより、ハウジング2のカバー固定部25がプラグカバー5の基端部を固定した状態が得られる。
なお、この状態から、更にハウジング2とプラグカバー5との間の固定状態を向上させるために、レーザ溶接等の溶接を行ってもよい。ただし、溶接は、プラグ周方向の全周にわたって行う必要はなく、例えば、90°間隔にて4ヵ所に溶接を行うなど、一部の箇所のみに溶接を施すことができる。
このようにして、図1~図3に示すスパークプラグ1を得ることができる。
そして、かかるスパークプラグ1を、図1に示すごとく、内燃機関10のプラグホール81に装着することで、本形態の内燃機関10を得ることができる。
プラグホール81にスパークプラグ1を装着するにあたっては、ハウジング2の外周面に設けられた取付ネジ部23をプラグホール81の内周面に形成された雌ネジ部82に螺合する。そして、プラグホール81における主燃焼室101側の開口端、すなわち先端開口端811よりも、スパークプラグ1のカバー固定部25がプラグ軸方向Zの基端側に配置された状態となるようにする。より具体的には、カバー固定部25とプラグカバー5とが圧接している部位のうち最も先端側の部位が、先端開口端811よりも基端側に配されている。
次に、本形態の作用効果につき説明する。
上記内燃機関10において、ハウジング2はカバー固定部25を有し、カバー固定部25は、当接面26と先端突出部27とを有する。これにより、特に全周にわたって溶接等を行うことなく、ハウジング2にプラグカバー5を固定することができる。それゆえ、スパークプラグ1の生産性を向上させることができる。
すなわち、上述のように、先端突出部27を曲げ加工して、プラグカバー5の基端張出部55をかしめることにより、プラグカバー5をハウジング2に固定することができる。それゆえ、特にプラグ周方向の全周にわたる溶接を行うことなく、プラグカバー5をハウジング2に固定することができる。その結果、スパークプラグ1を生産性良く製造することができる。ひいては、内燃機関10の生産性を向上させることができる。
また、カバー固定部25は、内燃機関10のプラグホール81の先端開口端811よりも基端側に配されている。これにより、カバー固定部25の過度な温度上昇を抑制することができる。それゆえ、カバー固定部25の強度低下を抑制することができる。また、カバー固定部25における過度な熱応力が生じることを抑制することができる。特に、プラグ周方向における引張応力が先端突出部27に過度に作用することを抑制することができる。そのため、ハウジング2の先端突出部27の強度低下を抑制し、安定した固定状態を確保することができる。
プラグカバー5は、ハウジング2よりも、線膨張係数が大きい。スパークプラグ1の使用環境は、高温環境であり、プラグカバー5もハウジング2も、組立て時の状態に対して熱膨張することとなる。ここで、プラグカバー5の線膨張係数がハウジング2の線膨張係数よりも大きいため、スパークプラグ1の使用時には、ハウジング2よりもプラグカバー5の方がより大きく熱膨張する。そうすると、カバー固定部25において、プラグカバー5とハウジング2との圧接力が強くなる。したがって、両者の嵌合強度を、使用時において、組付け時よりも強くすることができ、耐振動性等を向上させることができる。また、プラグカバー5の放熱性も向上することとなるため、スパークプラグ1の使用時におけるプラグカバー5の温度上昇も、より抑制しやすくなる。
また、基端張出部55は、プラグカバー5の基端部の全周にわたって形成されている。そして、カバー固定部25は、ハウジング2の先端部の全周にわたって形成されている。これにより、ハウジング2とプラグカバー5との嵌合強度の向上、プラグカバー5の放熱性のさらなる向上をも、実現することができる。また、ハウジング2へのプラグカバー5の組付け時におけるプラグ周方向の位置合わせを不要とすることができる。それゆえ、スパークプラグ1の製造を、より一層容易にすることができる。
以上のごとく、本形態によれば、ハウジングとプラグカバーとの安定した固定状態を確保しつつ、生産性を向上させることができる、内燃機関及びスパークプラグを提供することができる。
(実施形態2)
本形態は、図6に示すごとく、カバー固定部25の当接面26及びプラグカバー5の基端面56を傾斜面とした形態である。
すなわち、当接面26及び基端面56が、プラグ径方向の内側へ向かうほど、プラグ軸方向Zの先端側へ向かうように傾斜している。
プラグ軸方向Zに対する当接面26及び基端面56の傾斜角度は、例えば50~70°程度とすることができる。
その他は、実施形態1と同様である。なお、実施形態2以降において用いた符号のうち、既出の実施形態において用いた符号と同一のものは、特に示さない限り、既出の実施形態におけるものと同様の構成要素等を表す。
本形態の場合、ハウジング2のカバー固定部25がプラグカバー5の基端張出部55をかしめる際、先端突出部27から基端張出部55に作用する力の方向を、当接面26法線方向に近付けやすい。これにより、カバー固定部25によるプラグカバー5の固定強度を向上させることができる。
また、当接面26と基端面56との圧接力が高くなりやすいため、プラグカバー5とハウジング2との間の熱抵抗を低減することができる。その結果、プラグカバー5の温度上昇を抑制することができる。また、当接面26及び基端面56の面積が大きくなりやすいため、かかる観点からも、プラグカバー5の放熱性を向上させることができる。
その他、実施形態1と同様の作用効果を有する。
(実施形態3)
本形態は、図7に示すごとく、中心電極4とプラグカバー5との間に放電ギャップGを設けた形態である。
すなわち、本形態においては、スパークプラグ1が、プラグカバー5とは別部材としての接地電極を設けていない。ただし、中心電極4の先端部を、プラグカバー5の一部に近接させることで、当該プラグカバー5の一部と中心電極4の先端部との間に、放電ギャップGを形成している。当該プラグカバー5の一部が、接地電極6として機能することとなる。
なお、本形態においては、中心電極4の先端部を、プラグカバー5の底壁部52の内面に対向配置させている。
その他は、実施形態1と同様である。
本形態の場合には、接地電極6を別部材として配設する必要がないため、部品点数の低減、組付け工数の低減を図ることができる。
その他、実施形態1と同様の作用効果を有する。
(実施形態4)
本形態も、図8に示すごとく、中心電極4とプラグカバー5との間に放電ギャップGを設けた形態である。
本形態においては、プラグカバー5の一部を副燃焼室50側へ隆起させた隆起部54を設けてある。隆起部54は、プラグカバー5の底壁部52から、プラグ軸方向Zの基端側へ隆起している。そして、中心電極4の先端部を、隆起部54の基端部に対向させている。この中心電極4の先端部と隆起部54の基端部との間に、放電ギャップGが形成されている。本形態の場合、隆起部54が接地電極6として機能する。
その他は、実施形態3と同様である。
本形態の場合には、放電ギャップGを底壁部52から離隔させることができるため、着火性の観点で、実施形態3よりも有利である。
その他、実施形態3と同様の作用効果を有する。
上記実施形態においては、基端張出部55を、プラグカバー5の基端部の全周にわたって形成し、カバー固定部25を、ハウジング2の先端部の全周にわたって形成した形態を示した。しかし、基端張出部を、プラグカバーの基端部における、プラグ周方向の一部にのみ形成した形態とすることもできる。この場合、基端張出部は、プラグ周方向の複数個所(好ましくは、3ヶ所以上)に設けることとなる。また、カバー固定部を、ハウジングの先端部における、プラグ周方向の一部にのみに形成した形態とすることもできる。この場合、カバー固定部は、プラグ周方向の複数個所(好ましくは、3ヶ所以上)に設けることとなる。
本発明は上記各実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の実施形態に適用することが可能である。
1…スパークプラグ、10…内燃機関、2…ハウジング、25…カバー固定部、26…当接面、27…先端突出部、5…プラグカバー、50…副燃焼室、55…基端張出部、56…基端面、G…放電ギャップ、81…プラグホール、811…先端開口端

Claims (7)

  1. スパークプラグ(1)を有する内燃機関(10)であって、
    上記スパークプラグは、
    筒状のハウジング(2)と、
    放電ギャップ(G)が配される副燃焼室(50)を覆うよう上記ハウジングの先端部に設けられたプラグカバー(5)と、を有し、
    上記プラグカバーは、基端部に、外周側へ張り出した基端張出部(55)を有し、
    上記ハウジングは、先端部に、上記プラグカバーの基端部を固定するカバー固定部(25)を有し、
    該カバー固定部は、上記プラグカバーの基端面(56)が当接する当接面(26)と、上記基端張出部を外周側及び先端側から覆う先端突出部(27)とを有し、
    上記カバー固定部は、上記内燃機関のプラグホール(81)の先端開口端(811)よりも基端側に配されている、内燃機関。
  2. 上記基端張出部は、上記プラグカバーの基端部の全周にわたって形成され、上記カバー固定部は、上記ハウジングの先端部の全周にわたって形成されている、請求項1に記載の内燃機関。
  3. 上記プラグカバーは、上記ハウジングよりも、線膨張係数が大きい、請求項1又は2に記載の内燃機関。
  4. 上記カバー固定部の上記当接面及び上記プラグカバーの基端面は、プラグ径方向の内側へ向かうほど、プラグ軸方向(Z)の先端側へ向かうように傾斜している、請求項1~3のいずれか一項に記載の内燃機関。
  5. 筒状のハウジング(2)と、
    放電ギャップ(G)が配される副燃焼室(50)を覆うよう上記ハウジングの先端部に設けられたプラグカバー(5)と、を有するスパークプラグ(1)であって、
    上記プラグカバーは、基端部に、外周側へ張り出した基端張出部(55)を有し、
    上記ハウジングは、先端部に、上記プラグカバーの基端部を固定するカバー固定部(25)を有し、
    該カバー固定部は、上記プラグカバーの基端面(56)が当接する当接面(26)と、上記基端張出部を外周側及び先端側から覆う先端突出部(27)とを有し、
    上記カバー固定部の上記当接面及び上記プラグカバーの基端面は、プラグ径方向の内側へ向かうほど、プラグ軸方向(Z)の先端側へ向かうように傾斜している、スパークプラグ。
  6. 上記基端張出部は、上記プラグカバーの基端部の全周にわたって形成され、上記カバー固定部は、上記ハウジングの先端部の全周にわたって形成されている、請求項5に記載のスパークプラグ。
  7. 上記プラグカバーは、上記ハウジングよりも、線膨張係数が大きい、請求項5又は6に記載のスパークプラグ。
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