JP2023090934A - プログラム、方法、及びシステム - Google Patents

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Abstract

Figure 2023090934000001
【課題】既に契約を行っている檀信徒に限られず、今後檀信徒になる可能性がある見込み客に関する情報を管理することができるシステムを提供する。
【解決手段】プロセッサと、メモリとを備えるコンピュータに実行させるためのプログラムであって、プログラムは、プロセッサに、檀信徒および見込み客の固有情報を含む第1情報を記憶するステップと、檀信徒又は見込み客についての契約に関する情報を含む第2情報を記憶するステップと、第2情報を、第1情報にアクセス可能にリスト状に配列するポータルページを表示するステップと、を実行させる、プログラム。
【選択図】図9

Description

特許法第30条第2項適用申請有り (A)営業活動による公開 公開日:2020年10月22日、公開先:妙常寺、手段:メール 公開日:2020年10月26日、公開先:正福院、手段:面会 公開日:2020年11月26日、公開先:満足院、手段:面会 公開日:2020年12月24日、公開先:蓮宝寺、法源寺、株式会社ティーマップ、手段:メール 公開日:2021年1月20日、公開先:安禅院、円満寺、手段:メール 公開日:2021年4月8日、公開先:興正寺、手段:メール 公開日:2021年4月11日、公開先:池尻石材店、手段:電話 公開日:2021年4月17日、公開先:としまフューネス、手段:面会 公開日:2021年4月20日、公開先:寺院デザイン、手段:面会 公開日:2021年4月20日、公開先:定専坊、手段:メール 公開日:2021年7月5日、公開先:長慶寺、手段:面会 公開日:2021年7月15日、公開先:お寺の未来 井出、手段:面会 公開日:2021年7月16日、公開先:西方寺、手段:面会公開日:2021年9月9日、公開先:浄徳寺、手段:面会 公開日:2021年9月10日、公開先:十輪院、手段:面会 公開日:2021年10月4日、公開先:空海寺、手段:面会
特許法第30条第2項適用申請有り (B)イベント登壇による公開 公開日:2020年10月26日、イベント名:ライフエンディング研究会、主催:浄土宗蓮宝寺 公開日:2021年6月18日、イベント名:講演「コロナ禍のなか、寺檀関係をいかに深めるか」、主催:大正大学
特許法第30条第2項適用申請有り (C)メディア(情報媒体)への掲載による公開 公開日:2021年6月14日、公開種別:WEB、公開媒体名:中外日報、メディア情報:https://www.chugainippoh.co.jp/article/kanren/industry/20210609-004.html 公開日:2021年10月14日、公開種別:WEB、公開媒体名:他力本願.net、メディア情報:https://tarikihongwan.net/category2/butstuji/22496.html
特許法第30条第2項適用申請有り (D)ソーシャルネットワーク(SNS)での公開 公開日:2021年5月26日、ウェブサイトのアドレス:https://www.facebook.com/ikebe.ayaka 公開日:2021年6月15日、ウェブサイトのアドレス:https://www.facebook.com/toshiyuki.nagai
特許法第30条第2項適用申請有り (E)製品のリリースによる公開 公開日:2021年6月10日、公開の態様:自社プロダクトのリリース
本発明は、プログラム、方法、及びシステムに関する。
近年、寺院と檀家との結びつきをより密接にするためのシステムが提案されている。
例えば特許文献1には、檀家名簿等の檀家に関する情報と、寺院のスケジュールに関する情報と、を記憶し、寺院が檀家に関する情報を随時参照できるとともに、檀家から寺院の端末にアクセスして、寺院のスケジュールを取得可能とするシステムが開示されている。
特開2002-352017号公報
特許文献1に記載のシステムでは、檀家および寺院のスケジュールを管理可能である。しかしながら、寺院の業務はこれに限らず、システムの利便性には改善の余地があった。
本開示は、寺院の業務がより効率的に実施されるように、寺院と寺院の顧客との円滑なコミュニケーションをサポートすることを目的とする。
本開示のプログラムは、プロセッサと、メモリとを備えるコンピュータに実行させるためのプログラムであって、プログラムは、プロセッサに、檀信徒および見込み客の固有情報を含む第1情報を記憶するステップと、檀信徒又は見込み客からの供養に関する契約についての情報を含む第2情報を記憶するステップと、第2情報を、第1情報にアクセス可能にリスト状に配列するポータルページを表示するステップと、を実行させる。
本発明のプログラムによれば、寺院の業務がより効率的に実施されるように、寺院と寺院の顧客との円滑なコミュニケーションをサポートできる。
本実施形態のシステムの全体構成を示す図である。 本実施形態のシステムに含まれる端末装置の構成を示すブロック図である。 本実施形態のシステムに含まれるサーバの機能的な構成を示すブロック図である。 第1情報に関するデータベースのデータ構造を示す図である。 第2情報に関するデータベースのデータ構造を示す図である。 第3情報に関するデータベースのデータ構造を示す図である。 第4情報に関するデータベースのデータ構造を示す図である。 本実施形態に係る寺務台帳システムの処理の概要を説明する図である。 本実施形態に係る寺務台帳システムの第1画面例を示す図である。 本実施形態に係る寺務台帳システムの第1画面例が更新された状態を示す図である。 本実施形態に係る寺務台帳システムの第2画面例を示す図である。 本実施形態に係る寺務台帳システムの第3画面例を示す図である。 本実施形態に係る寺務台帳システムの第4画面例を示す図である。 本実施形態に係る寺務台帳システムの第5画面例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態について、図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施形態を説明するための図面において、同一の構成要素には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
<1.概要>
本実施形態に係る寺務台帳システム1(以下、単にシステム1という)は、葬送関係者における顧客の情報を管理する。葬送関係者とは、寺院、納骨堂、葬儀社、石材屋、仏壇・仏具店等の故人の供養に関する事業を営む団体を指す。以下の説明では、葬送関係者として、墓および納骨堂を管理して顧客に向けて提供する寺院を例に挙げて説明する。
本実施形態において、顧客には檀信徒および見込み客が含まれる。
檀信徒は、檀家と信徒とをまとめた称呼である。本実施形態において、檀家は、寺院に所属している家(一族)を表す。すなわち、檀家とは、例えば、寺院に墓を持っている家のことをいう。檀家は個人であってもよい。信徒は、寺院に墓はないが、寺院に個人の供養を依頼する人を表す。信徒は、例えば納骨堂への縁故者の納骨を寺院に依頼する人も含む。信徒は個人であってもよいし、家であってもよい。つまり、檀信徒は、故人についての供養に関する契約を、既に寺院と締結しているものを指す。
一方、見込み客とは、未だ寺院と供養に関する契約を締結していないものであって、将来的に檀信徒になる可能性があるものを指す。見込み客は、例えば寺院に対して、故人の供養に関する新規の相談、具体的には、葬儀、法要、墓、納骨堂に関する新規の相談を行うものを含む。
システム1は、顧客の情報を管理し、管理する情報を、システム1のユーザである寺院のスタッフに提示する。これにより顧客と寺院とのコミュニケーションを円滑にすることが可能となり、檀信徒と寺院の交流を深化させる。また、顧客と寺院との良好な関係を維持することが可能となる。
<2.全体構成>
図1は、本実施形態のシステム1の全体構成を示す図である。図1に示すように、システム1は、ユーザである寺院のスタッフが使用する端末装置10と、サーバ20とを備えている。端末装置10と、サーバ20とは、有線又は無線の通信規格を用いて、ネットワーク80を介して相互に通信可能に接続されている。
図示の例では、複数の端末装置10がシステム1に含まれている。なお、端末装置10の数量は、ユーザの人数に合わせて任意に変更可能である。ユーザとは寺院のスタッフであって、住職、僧侶、およびその他の寺院の業務に従事するものを指し、寺院における役職や雇用形態は問わない。
端末装置10は、ユーザが使用する端末である。
各ユーザは、アカウント情報171(図2参照)により識別されている。アカウントは、例えば寺院のスタッフ毎に設定されている。例えば、アカウントに基づいて、寺院における役職を識別し、アカウント毎にシステム1に対してアクセスできる情報が区別されてもよい。
端末装置10は、例えば、据え置き型のPC(Personal Computer)、ラップトップPC、により実現される。また、端末装置10は、スマートフォン、タブレット端末、又はヘッドマウントディスプレイ等などの携行性を備えたコンピュータであってもよい。
図1に示すように、端末装置10は、通信IF(Interface)12と、入力装置13と、出力装置14と、メモリ15と、記憶部16と、プロセッサ19とを備える。
通信IF12は、端末装置10が外部の装置と通信するため、信号を送受信するためのインタフェースである。
入力装置13は、ユーザ(檀信徒)からの入力操作を受け付けるための入力装置である。入力装置13は、例えば、タッチパネル、タッチパッド、マウス等のポインティングデバイス、キーボード等を含む。
出力装置14は、ユーザに対し情報を提示するための出力装置である。出力装置14は、例えば、ディスプレイ、スピーカ等を含む。
メモリ15は、プログラム、および、プログラム等で処理されるデータ等を一時的に記憶するためのものであり、例えば、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性のメモリにより実現される。
記憶部16は、データを保存するための記憶装置であり、例えば、フラッシュメモリ、HDD(Hard Disc Drive)により実現される。
プロセッサ19は、プログラムに記述された命令セットを実行するためのハードウェアであり、演算装置、レジスタ、周辺回路等により構成される。
サーバ20は、顧客および寺院の情報を管理する装置である。サーバ20は、ネットワーク80に接続されたコンピュータである。
図1に示すように、サーバ20は、通信IF22と、入出力IF23と、メモリ25と、ストレージ26と、プロセッサ29とを備える。
通信IF22は、サーバ20が外部の装置と通信するため、信号を送受信するためのインタフェースである。
入出力IF23は、ユーザからの入力操作を受け付けるための入力装置、および、ユーザに対し情報を提示するための出力装置とのインタフェースとして機能する。
メモリ25は、プログラム、および、プログラム等で処理されるデータ等を一時的に記憶するためのものであり、例えばDRAM等の揮発性のメモリにより実現される。
ストレージ26は、データを保存するための記憶装置であり、例えばフラッシュメモリ、HDDにより実現される。
プロセッサ29は、プログラムに記述された命令セットを実行するためのハードウェアであり、演算装置、レジスタ、周辺回路などにより構成される。
<3.端末装置の構成>
図2は、本実施形態のシステム1に含まれる端末装置10の構成を示すブロック図である。図2に示すように、端末装置10は、通信部121と、入出力部130(キーボード131、及びディスプレイ132を含む)と、音声処理部140と、マイク141と、スピーカ142と、カメラ160と、記憶部170と、制御部180とを備える。また、端末装置10は、図2では図示されていない機能、及び構成(例えば、電力を保持するためのバッテリー、バッテリーから各回路への電力の供給を制御する電力供給回路等)も備える。端末装置10に含まれる各ブロックは、例えば、バス等により電気的に接続される。
通信部121は、端末装置10が他の装置と通信するための処理を行う。通信部121は、制御部180で生成された信号に送信処理を施し、外部(例えば、サーバ20)へ送信する。通信部121は、外部から受信した信号に受信処理を施し、制御部180へ出力する。
入出力部130は、端末装置10を所有するユーザからの入力操作を受け付け、出力内容を表示するための機構を有する。具体的には入出力部130は、キーボード131と、ディスプレイ132と、を含む。入出力部130は、マウス等の他の入力デバイスを含むこととしてもよい。
キーボード131は、タイピングされたテキストデータを、ユーザからの入力操作として制御部180へ出力する。
ディスプレイ132は、制御部180の制御に応じて、画像、動画、テキスト等のデータを表示する。ディスプレイ132は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)又は有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等によって実現される。
音声処理部140は、音声信号の変復調を行う。音声処理部140は、例えば音声処理用のプロセッサによって実現される。
音声処理部140は、マイク141から与えられる音声信号を変調して、変調後の信号を制御部180へ出力する。また、音声処理部140は、制御部180から与えられる音声信号を復調し、復調後の信号をスピーカ142へ与える。
マイク141は、音声入力を受け付けて、当該音声入力に対応する音声信号を音声処理部140へ出力する。スピーカ142は、音声処理部140から与えられる音声信号を音声に変換して当該音声を端末装置10の外部へ出力する。
カメラ160は、撮像素子により光を受光して、画像信号として出力するデバイスである。カメラ160は、例えば、端末装置10に配置される。カメラ160は、ユーザの操作に応じて撮影対象を撮影し、画像信号を出力する。
記憶部170は、例えばフラッシュメモリ等により構成され、端末装置10が使用するデータ、及びプログラムを記憶する。例えば、記憶部170は、アカウント情報171を記憶する。
アカウント情報171は、端末装置10を操作する寺院のスタッフのアカウントに関する情報である。アカウント情報171としては、例えば、ユーザ氏名、ログインID、ログインパスワード、事業者の識別情報(寺院ID)、端末装置10の識別情報(端末ID)、葬送関係者の属性等を含む。葬送関係者の属性には、例えば、寺院、納骨堂、葬儀社、石材屋、仏壇・仏具店等がある。
制御部180は、プロセッサ19が記憶部170に記憶されるプログラムを読み込み、プログラムに含まれる命令を実行することにより実現される。制御部180は、端末装置10の動作を制御する。具体的には、例えば、制御部180は、操作受付部181、送受信部182、取得部183、提示部184としての機能を発揮する。
操作受付部181は、入力装置13から入力されるユーザの操作を受け付けるための処理を行う。例えば、操作受付部181は、キーボード131に対して入力されたテキストデータに基づいて、操作を受け付ける。
送受信部182は、端末装置10が、サーバ20等の外部の装置と、通信プロトコルに従ってデータを送受信するための処理を行う。
取得部183は、端末装置10を使用するユーザが入力した情報を取得する。取得される情報としては、例えば、ユーザが端末装置10のキーボード131から入力した情報、カメラ160でユーザが撮影した画像信号に基づく情報等が挙げられる。取得部183により取得された情報は、送受信部182を介してサーバ20へ送信される。
提示部184は、ユーザに対して種々の情報を提示する。
<4.サーバの機能的構成>
図3は、本実施形態のシステム1に含まれるサーバ20の機能的な構成を示すブロック図である。図3に示すように、サーバ20は、通信部201と、記憶部202と、制御部203としての機能を発揮する。
通信部201は、サーバ20が外部の装置と通信するための処理を行う。
記憶部202は、サーバ20が使用するデータ及びプログラムを記憶する。例えば、記憶部202は、以下のデータベースを記憶する。
・檀信徒の固有情報(第1情報)に関するデータベース
・檀信徒又は見込み客についての契約に関する情報(第2情報)に関するデータベース
・檀信徒と葬送関係者との間でやり取りされる供養に関する情報(第3情報)に関するデータベース
・寺院が主催する行事に関する情報(第4情報)に関するデータベース
第1情報とは、檀信徒および見込み客について登録されている固有の情報であり、具体的には檀信徒および見込み客に関する各種の個人情報である。
第1情報は、例えば、顧客データベース(DB)281、使用者データベース(DB)282、および墓・お段データベース(DB)283に格納される各種の情報を含む。第1情報には、画像情報が含まれてもよい。これらの各データベースの詳細については後述する。
第2情報とは、檀信徒および見込み客についての契約に関する情報であり、具体的には檀信徒と、寺院との間で形成された合意であって、寺院が提供する供養に関する役務と、当該役務の対価である費用に関する情報である。また、見込み客が興味を持っている、寺院が提供する供養に関する役務に関する情報である。第2情報は、例えば、案件ごとに管理される。本実施形態において、案件とは、例えば、檀信徒についての契約を管理する際の管理項目を表す。また、案件とは、例えば、見込み客についての契約に関する問い合わせを管理する際の管理項目を表す。 第2情報は、例えば、案件データベース(DB)284、および契約状況データベース(DB)285に格納される各種の情報を含む。第2情報には、画像情報が含まれてもよい。これらの各データベースの詳細については後述する。
第3情報とは、檀信徒と葬送関係者との間でやり取りされる供養に関する情報であり、具体的には、檀信徒からの発意に基づいて開催される縁故者の供養に関する行事の詳細に関する情報である。また、第3情報には、供養に関してやり取りされる連絡事項やその履歴に関する情報を含む。
第3情報は、例えば、履歴データベース(DB)286、および供養データベース(DB)287に格納される各種の情報を含む。第3情報には、檀信徒から葬送関係者への連絡事項が含まれる。第3情報には、画像情報が含まれてもよい。これらの各データベースの詳細については後述する。
第4情報とは、寺院が主催する行事に関する情報であり、檀信徒および見込み客が任意で参加することができ、檀信徒および見込み客に対して、縁故者の供養、および信仰を促す目的で行われる行事の詳細に関する情報である。
第4情報は、例えば、行事データベース(DB)288に格納される各種の情報を含む。これらの各データベースの詳細については後述する。
制御部203は、プロセッサ29が記憶部202に記憶されるプログラムを読み込み、プログラムに含まれる命令を実行することにより実現される。制御部203は、サーバ20の動作を制御する。具体的には、例えば、制御部203は、送受信部2031、取得部2032、検索部2033、画面作成部2034、出力部2035、および提案部2036としての機能を発揮する。
送受信部2031は、サーバ20が、端末装置10等の外部の装置と、通信プロトコルに従ってデータを送受信する処理を制御する。
取得部2032は、送受信部2031が受信した各種の情報を取得し、記憶部202に記憶させる。取得部2032は、取得した情報の内容に応じて、記憶部202に記憶されるそれぞれのデータベースにおいて、新たなレコードとして記憶させる。
検索部2033は、後述する出力画面の検索欄に入力された検索クエリについて、第1情報から第4情報において該当する情報がないかを検索する。検索部2033は、検索クエリと一致する情報を確認した際には、当該情報を出力する。
画面作成部2034は、記憶部202に記録されている情報に基づいて、出力画面を作成する。画面作成部2034は、各種のデータベースから、出力画面を作成するために必要な情報を取得して出力画面を作成する。システム1の出力画面は、ポータルページと、複数のコンテンツページと、を含む。
ポータルページは、システム1にアクセスした際に最初に表示され、システム1が管理する情報について、案件として一覧表示するポータル(玄関)としての機能を有する画面である。
ポータルページは、システム1に格納された各種の情報の概要を、ユーザが把握するためのページである。ポータルページは、更新された最新情報を、ユーザが円滑かつ網羅的に把握するためのページである。
コンテンツページは、第1情報から第4情報の詳細を表示する画面である。コンテンツページは、ページごとに設定されるコンテンツについての詳細な情報を表示する。コンテンツページは、ポータルページからアクセス可能となっている。コンテンツページは、コンテンツによっては、過去の経緯を表示するようにしてもよい。
本実施形態では、コンテンツページには、「案件」「檀信徒」、「過去帳」、「法要」、「区画」、「お壇」、「契約」、「合祀」、「行事」、「お手紙」、「会費」、「集計」、「設定」といった各種のページが含まれる。それぞれのコンテンツページの内容は以下のとおりである。
・案件ページ…顧客との契約ごとに管理される案件の詳細を表示するページ
・檀信徒ページ…檀信徒(および顧客)に関する情報の詳細を表示するページ
・過去帳ページ…檀信徒に関する情報が記載された過去帳に関する情報を表示するページ
・法要ページ…顧客において予定されている法要に関する情報の詳細を表示するページ
・区画ページ…墓の位置や使用者に関する情報の詳細を表示するページ
・お壇ページ…納骨堂の位置や使用者に関する情報の詳細を表示するページ
・契約ページ…顧客の契約に関する情報の詳細を表示するページ
・合祀ページ…合祀に関する情報の詳細を表示するページ
・行事ページ…寺院が主催する行事に関する情報の詳細を表示するページ
・お手紙ページ…寺院から顧客に送る連絡事項に関する情報の詳細を表示するページ
・会費ページ…顧客の契約に基づく費用の請求に関する情報の詳細を表示するページ
・集計ページ…契約数を時系列に集計した情報を表示するページ
・設定ページ…システム1の機能に関する設定を行うページ
これらの各ページのうち、代表的なページの具体的な表示内容については後述する。
提案部2036は、既に入力された情報に基づいて、各種の提案を行う。
提案部2036は、第1情報である顧客の固有情報に含まれる故人の没年月日に基づいて、合祀に関する案内を出力する。合祀とは、例えば納骨堂において予め設定された期間(例えば7年)の経過後に、お骨を骨壺から取り出して、合同墓に合葬する手続きを指す。提案部2036は、故人の没年月日を起算日として予め設定された期間が満了する前に、顧客に対して合祀を行うかどうかの問い合わせを寺院が行いやすくするため、合祀の時期が近付いている旨を提案する。
また、提案部2036は、第1情報として記憶された檀信徒の生年月日の情報に基づいて、当該顧客に向けて誕生日の祝意に関する情報を出力する。具体的には、顧客向けの誕生日カードを出力する。寺院のスタッフは、出力された誕生日カードを顧客に対して送付しながら、顧客の近況についてのお伺いを行う。これにより、寺院と顧客との交流を促すことができる。
<5.データ構造>
図4から図7は、サーバ20の記憶部202が記憶するデータベースのデータ構造を示す図である。なお、図4から図7は一例であり、記載されていないデータを除外するものではない。
図4は、第1情報を記憶するデータベースのデータ構造を示す図である。図4Aは、顧客DB281のデータ構造の一例を示す図である。図4Bは使用者DB282のデータ構造の一例を示す図である。図4Cは墓・お壇DB283のデータ構造の一例を示す図である。
<5-1.顧客データベース>
図4Aに示す顧客DB281は、寺院の顧客に関する情報を格納するデータベースである。すなわち、顧客DB281には、檀信徒および見込み客に関する固有情報が格納される。
顧客DB281のレコードの各々は、項目「顧客ID」、項目「案件ID」、項目「氏名」、項目「性別」、項目「年齢」、項目「生年月日」、項目「住所」、項目「続柄」、項目「窓口ID」、項目「メールアドレス」、項目「日中連絡先」、項目「最終連絡先」、項目「地区」、項目「世話人」、項目「登録日」等を含む。
項目「顧客ID」には、顧客を識別するためのIDが格納される。
項目「案件ID」には、顧客IDに該当する顧客の案件としてのIDが格納される。
例えば寺院の顧客として、「田中家」に属する6人の顧客が一つの檀家として登録され、4人の故人の供養を寺院にお願いしている場合には、「田中家」が一つの案件として管理される。
一方、納骨堂の顧客として、個人で両親の供養をお願いする場合には、当該個人が一つの案件として管理される。
項目「氏名」には、顧客IDに該当する顧客の氏名が格納される。
項目「性別」には、顧客IDに該当する顧客の性別が格納される。
項目「年齢」には、顧客IDに該当する顧客の年齢が格納される。
項目「生年月日」には、顧客IDに該当する顧客の生年月日が格納される。
項目「住所」には、顧客IDに該当する顧客の住所に関する情報が格納される。
項目「続柄」には、顧客IDに該当する顧客の続柄が格納される。続柄は、例えば檀家の場合には、「当主」、「当主の妻」、「当主の長男」というように、檀家の当主を基準とした続柄が格納される。一方、信徒の場合には、「(契約者)本人」、「本人の妻」というように、契約者を基準とした続柄が格納される。
項目「窓口ID」には、檀家において家を代表して寺院とやりとりを行う者(窓口)を識別する顧客IDが格納される。信徒の場合には、窓口IDには本人の顧客IDが格納される。
項目「メールアドレス」には、顧客IDに該当する顧客に対してメールを送る際のメールアドレスが格納される。項目「メールアドレス」には、窓口IDに該当する顧客のメールアドレスが格納されてもよい。
項目「日中連絡先」には、顧客IDに該当する顧客に対して、寺院から電話をする際の電話番号が格納される。項目「日中連絡先」には、窓口IDに該当する顧客の電話番号が格納されてもよい。
項目「最終連絡先」には、主に納骨堂の信徒において、顧客本人および窓口との連絡が何らかの事情により取れなくなった際に、寺院が連絡を行う顧客との縁故者の連絡先が格納される。例えば納骨堂では、個人単位で依頼がくることが多く、顧客本人が不測の事態により急逝した場合などに、連絡が取れなくなることがある。このような場合に備えて、最終連絡先の設定が行われている。
なお、顧客が檀家の場合には、基本的には家の構成員に連絡をすれば足りるので、最終連絡先は設定しなくてもよいが、必要に応じて設定してもよい。
項目「地区」には、顧客IDに該当する顧客が生活を営む地区が格納される。
項目「世話人」には、主に檀家において、寺院と檀家との仲介する立場となる世話人の氏名が格納される。納骨堂の信徒においては、世話人は設定しなくてもよい。
項目「登録日」には、顧客IDに該当する顧客の情報を最初に登録した日付けが格納される。
なお、顧客DB281には、顧客の職業や生活様式、寺院に顧客を紹介した紹介者に関する情報、顧客の顔の画像データ等、その他の属性に関する情報が格納されてもよい。
<5-2.使用者データベース>
図4Bに示す使用者データベースは、墓又はお壇の使用者に関する情報を格納するデータベースである。使用者とは主に故人を指し、墓又はお壇の使用とは、当該墓又は当該お壇において供養されることを指す。また例えば顧客が生前に墓又はお壇を準備するために、顧客が自身の供養のために契約することもあるため、使用者には、将来的に使用が予定されている生人も含まれる。
顧客DB281のレコードの各々は、項目「使用者ID」、項目「案件ID」、項目「氏名」、項目「性別」、項目「続柄」、項目「享年」、項目「生死」、項目「没年月日」、項目「戒名」、項目「生前記録」等を含む。
項目「使用者ID」には、使用者を識別するためのIDが格納される。
項目「案件ID」には、使用者IDに該当する使用者の供養を管理する案件のIDが格納される。
項目「氏名」には、使用者IDに該当する使用者の氏名が格納される。
項目「性別」には、使用者IDに該当する使用者の性別が格納される。
項目「続柄」には、使用者IDに該当する使用者の続柄が格納される。具体的には、檀家の場合には、対応する案件IDにより管理される檀家の当主を基準とした続柄が格納される。信徒の場合には、契約者との続柄が格納される。
項目「享年」には、使用者IDに該当する使用者が亡くなった満年齢又は数え年が格納される。使用者がまだ生きている場合には、項目「享年」は空欄となる。
項目「生死」には、使用者IDに該当する使用者が、現在において生人か故人かを示す情報が格納される。使用者が故人である場合には、項目「生死」には故人と設定され、使用者が生人である場合には、項目「生死」には生人と設定される。
項目「没年月日」には、使用者IDに該当する使用者が亡くなった年月日が格納される。使用者がまだ生きている場合には、項目「没年月日」は空欄となる。
項目「戒名」には、使用者IDに該当する使用者の戒名が格納される。使用者がまだ生きている場合には、項目「戒名」は空欄となる。
項目「生前記録」には、使用者IDに該当する使用者の生前記録が格納される。生前記録として設定される情報には、例えば以下が挙げられる。
・使用者の職業、居住地等の生前の経歴に関する情報
・使用者の性格、特技、趣味等の人となりに関する情報
・使用者の出自、家族構成等、親族と縁のある情報
・その他、縁故者が使用者を偲ぶ際に有用な使用者の特徴を示す各種の情報
なお、使用者DB282には、使用者の遺影の画像データなど、その他の属性に関する情報が格納されてもよい。
<5-3.墓・お壇データベース>
図4Cに示す墓・お壇DB283は、墓又はお壇に関する情報を格納するデータベースである。お壇とは納骨堂において納骨される区画を指す。
墓・お壇DB283のレコードの各々は、項目「墓・お壇ID」、項目「案件ID」、項目「使用者ID」、項目「区画情報」等を含む。
項目「墓・お壇ID」には、墓又はお壇を識別するためのIDが格納される。
項目「案件ID」には、墓・お壇IDに該当する墓又はお壇を管理する案件の案件IDが格納される。
項目「使用者ID」には、墓・お壇IDに該当する墓又はお壇を使用する使用者の使用者IDが格納される。
項目「区画情報」には、墓・お壇IDに該当する墓又はお壇の位置(区画)を示す情報が格納される。項目「区画情報」として、墓については墓地における区画情報(位置情報)が該当し、お壇については、納骨堂における区画情報が該当する。
なお、墓・お壇DB283には、墓又はお壇の等級や合祀までの期間等、その他の属性に関する情報が格納されてもよい。また、墓・お壇DB283には、墓又はお壇を撮影した画像データが格納されてもよい。
図5は、第2情報を記憶するデータベースのデータ構造を示す図である。図5Aは、案件DB284のデータ構造の一例を示す図である。図5Bは契約状況DB285のデータ構造の一例を示す図である。
<5-4.案件データベース>
図5Aに示す案件DB284は、案件を管理するうえで扱う各種の情報を格納するデータベースである。
案件DB284のレコードの各々は、項目「案件ID」、項目「案件名称」、項目「顧客ID」、項目「問い合わせ区分」、項目「登録日」等を含む。
項目「案件ID」には、案件を識別するためのIDが格納される。
項目「案件名称」には、案件IDに該当する案件の名称に関する情報が格納される。なお、案件名称は、顧客の氏名やその他の固有情報から自動で入力されてもよい。
項目「顧客ID」には、案件IDに該当する案件について、寺院と契約又は問い合わせを行った顧客に関する顧客IDが格納される。
項目「問い合わせ区分」には、案件IDに該当する案件について、寺院に対して問い合わせを行った内容の種別が格納される。問い合わせ区分としては、例えば「法要、葬儀」、「お墓」、「葬儀」などが含まれる。問い合わせ区分については、寺院が顧客に提供する役務であって、顧客が問い合わせを行う事項の内容に合わせて、任意に変更することができる。
項目「登録日」には、案件IDに該当する案件について、登録を行った日時が格納される。
なお、案件DB284には、案件に関するその他の属性に関する情報が格納されてもよい。
<5-5.契約状況データベース>
図5Bに示す契約状況DB285は、寺院と顧客との間の契約に関する情報を格納するデータベースである。
契約状況DB285のレコードの各々は、項目「契約ID」、項目「案件ID」、項目「契約者ID」、項目「契約状況」、項目「契約区分」等を含む。
項目「契約ID」には、契約を識別するためのIDが格納されている。
項目「案件ID」には、契約IDに該当する契約に関する案件の案件IDが格納されている。
項目「契約者ID」には、契約IDに該当する契約を行った顧客の顧客IDが格納されている。
項目「契約状況」には、契約IDに該当する契約の状況が格納されている。契約の状況としては、「締結済み」、「進行中」、「中断」等が含まれる。契約の状況が「進行中」とは、寺院側で見積書を作成している段階や、顧客が希望する現地見学への対応を控えている段階、又は顧客側で検討を行っている段階等を指す。契約の状況が「中断」とは、顧客からの辞退の申し出を受領した段階などを指す。
項目「契約区分」には、契約IDに該当する契約の内容が格納されている。契約区分は、寺院が顧客に対して提供する供養に関する具体的な役務の種別を指し、具体的には、図5Aに示す案件DB284の問い合わせ区分と対応している。すなわち、契約区分には、例えば、「法要」、「葬儀」、「お墓」、「納骨堂」などが含まれる。
契約区分が「法要」である場合には、年回忌法要等の各種の法要の開催に関しての契約が寺院と顧客との間で締結されていることを指す。
契約区分が「葬儀」である場合には、葬儀の執行に関しての契約が寺院と顧客との間で締結されていることを指す。
契約区分が「お墓」である場合には、お墓の管理に関する契約が寺院と顧客との間で締結されていることを指す。
契約区分が「納骨堂」である場合には、納骨堂の管理に関する契約が寺院と顧客との間で締結されていることを指す。
なお、契約状況DB285には、契約に関するその他の属性に関する情報が格納されてもよい。
図6は、第3情報を記憶するデータベースのデータ構造を示す図である。図6Aは、履歴DB286のデータ構造の一例を示す図である。図6Bは供養DB287のデータ構造の一例を示す図である。
<5-6.履歴データベース>
図6Aに示す履歴DB286は、寺院と顧客との間で行われた各種のやり取りの情報を格納するデータベースである。
履歴DB286のレコードの各々は、項目「履歴ID」、項目「案件ID」、項目「入力者」、項目「内容」、項目「入力日時」等を含む。
項目「履歴ID」には、履歴を識別するIDが格納される。
項目「案件ID」には、履歴IDに該当するやり取りの情報が関係する案件の案件IDが格納される。
項目「入力者」には、履歴IDに該当するやり取りの情報を入力したユーザの氏名が入力される。具体的には、寺院のスタッフであって、端末装置10を操作して、やり取りの情報を入力したユーザの氏名が入力される。ユーザの氏名は、使用するアカウント情報171から識別される。
項目「内容」には、履歴IDに該当するやり取りの情報の内容が入力される。やり取りの情報の内容としては、例えば電話のやりとり、口頭でのやり取り、顧客から住職への伝言の内容、各種行事への予約の申し込み、法要等の供養に関する詳細の連絡等が含まれ、その内容は多岐に渡る。
項目「入力日時」には、履歴IDに該当するやり取りの情報が入力された日時が格納される。
なお、履歴DB286には、やり取りの情報に関するその他の属性に関する情報が格納されてもよい。
<5-7.供養データベース>
図6Bに示す供養データベース287には、顧客からの申し出に基づいて開催される供養に関する情報が格納される。顧客からの申し出に基づいて開催される供養としては、初七日法要、四十九日法要、年回忌法要、および祥月命日法要等が挙げられる。いずれの故人の没年月日を起算日として開催の時期が設定される法要である。
供養DB287のレコードの各々は、項目「供養ID」、項目「名称ID」、項目「案件ID」、項目「申込者ID」、項目「被供養者ID」、項目「日程」、項目「場所」、項目「塔婆名簿」、項目「供物」、項目「食事」、項目「出欠情報」、項目「登録日」等を含む。
項目「供養ID」には、供養を識別するIDが格納される。
項目「名称ID」には、供養IDに該当する供養の名称が格納される。
項目「案件ID」には、供養IDに該当する供養が関連する案件の案件IDが格納される。
項目「申込者ID」には、供養IDに該当する供養を申し込んだ顧客の顧客IDが格納される。
項目「被供養者ID」には、供養IDに該当する供養により供養される使用者(故人)の使用者IDが格納される。
項目「日程」には、供養IDに該当する供養の日程が格納される。
項目「場所」には、供養IDに該当する供養が開催される場所が格納される。
項目「塔婆名簿」には、供養IDに該当する供養において供えられる塔婆の名簿の情報が格納される。
項目「供物」には、供養IDに該当する供養における供物の情報が格納される。
項目「食事」には、供養IDに該当する供養において、参加者に提供される食事の内容および数量に関する情報が格納される。
項目「出欠情報」には、供養IDに該当する供養における参加予定者の情報、および実際の参加者の情報が格納される。
項目「登録日」には、供養IDに該当する供養に関する各種の情報を最初に登録した日付が格納される。
なお、供養DB287には、供養に関するその他の属性に関する情報が格納されてもよい。
<5-8.行事データベース>
図7は、第4情報を記憶するデータベースとして、行事DB288のデータ構造の一例を示す図である。
図7に示す行事DB288は、寺院が主催する法要又はその他の仏事に関する情報を格納するデータベースである。寺院が主催する法要としては、お彼岸法要、施餓鬼法要、お盆法要等が挙げられる。主に季節を基準として開催の時期が設定される法要である。
寺院が主催するその他の仏事としては、座禅会、写経会、公案会などが挙げられる。
行事DB288のレコードの各々は、項目「行事ID」、項目「名称ID」、項目「参加者ID」、項目「被供養者ID」、項目「日程」、項目「塔婆名簿」、項目「供物」、項目「食事」、項目「出欠情報」、項目「登録日」等を含む。
項目「行事ID」には、行事識別するIDが格納される。
項目「名称ID」には、行事IDに該当する行事の名称が格納される。
項目「参加者ID」には、参加者IDに該当する行事への参加を申し込んだ顧客の顧客IDが格納される。項目「参加者ID」には、複数の顧客IDが格納されてもよい。
項目「被供養者ID」には、行事IDに該当する行事により供養される使用者(故人)の使用者IDが格納される。行事が座禅会や写経会のように供養を行わない内容である場合は、項目「被供養者ID」は空欄となる。
項目「日程」には、行事IDに該当する行事の日程が格納される。
項目「塔婆名簿」には、行事IDに該当する行事において供えられる塔婆の名簿の情報が格納される。行事が座禅会や写経会のように供養を行わない内容である場合は、項目「塔婆名簿」は空欄となる。
項目「供物」には、行事IDに該当する行事における供物の情報が格納される。行事が座禅会や写経会のように供養を行わない内容である場合は、項目「供物」は空欄となる。
項目「食事」には、行事IDに該当する供養において、参加者に提供される食事の内容および数量に関する情報が格納される。行事が座禅会や写経会のように食事の提供が行われない内容である場合は、項目「食事」は空欄となる。
項目「出欠情報」には、行事IDに該当する行事における参加予定者の情報、および実際の参加者の情報が格納される。
項目「登録日」には、行事IDに該当する供養に関する情報を最初に登録した日付が格納される。
なお、行事DB288には、行事に関するその他の属性に関する情報が格納されてもよい。
<6.システムの処理フロー>
以下、図8を参照しながら、システム1による処理について説明する。
図8は、システム1の動作の一例を説明する図である。
図8に示すように、システム1では、寺院のスタッフが端末装置10を操作して、各種の情報を入力する(ステップS101)。寺院のスタッフによる情報の入力は、例えば以下の態様により行われる。
・寺院に対して新規の問い合わせがあった際に、問い合わせを受けた寺院のスタッフが、問い合わせがあった見込み客の氏名、紹介者等の固有情報(第1情報)を入力する。
・見込み客が寺院の見学を希望する旨の連絡を受け付けた際に、連絡を受けた寺院のスタッフが、見込み客について、見学日や相談内容に関する情報を入力する。
・寺院と見込み客との間で供養に関する契約を締結した際に、契約手続きを担当した寺院のスタッフが、契約に関する情報(第2情報)を入力し、見込み客から檀信徒とする。
・寺院と檀信徒との間で供養に関する契約を更新する際、又は契約内容の一部を変更する際に、契約手続きを担当した寺院のスタッフが、檀信徒について、契約に関する情報(第2情報)を更新する。
・檀信徒から年回忌法要等の供養に関する申し込みを受け付けた際に、申し込みを受け付けた寺院のスタッフが、檀信徒について、供養に関する情報(第3情報)を入力する。
・寺院に対して、檀信徒から住職への供養に関する相談の電話があった際に、電話を受けた寺院のスタッフが、檀信徒について、その旨を伝言(第3情報)として入力する。
・寺院が主催する行事について、顧客から参加の申し込みを受け付けた際に、申し込みを受け付けた寺院のスタッフが、顧客について、行事の参加に関する情報(第4情報)を入力する。
端末装置10は、入力された各種の情報をサーバ20に送信する。
なお、各種の申し込み、契約手続き、および電話での問い合わせを自動応答により受け付けた場合には、当該自動応答を受け付けたアプリケーションと、システム1と、の間でAPI連携を行うことで、自動でシステム1に各種の情報を入力してもよい。
ステップS101の後に、サーバ20は、送信されたデータを取得する(ステップS201)。具体的には、サーバの取得部2032は、サーバ20の送受信部2031が受信した各種のデータを取得する。
ステップS201の後に、サーバ20は、取得した情報に基づいて、データベースを更新する(ステップS202)。具体的には、取得部2032は、取得したデータを、記憶部202に記憶されたデータベースのうち、対応するデータベースの新たなレコードとして記録する。
ステップS202の後に、サーバ20は、情報を更新した旨を、端末装置10に通知する。具体的には、サーバ20の送受信部2031が、情報が更新された旨のメールを、寺院のスタッフが有する端末装置10に通知する(ステップS203)。サーバ20は、情報を更新した旨を、所定のアプリケーションのメッセージ機能、又はチャット機能等により、寺院のスタッフが有する端末装置10に通知してもよい。
サーバ20は、更新した情報と関わる案件を表すフィールドL(図9参照)の表示態様を変更させたポータルページを生成する(ステップS204)。例えば、サーバ20は、更新した情報と関わる案件を表すフィールドLを、ユーザの目に留まりやすい態様で、ポータルページに表示する。具体的には、サーバ20は、ポータルページを表示させた際に最初に表示される、ポータルページの端部に、案件を表すフィールドLを表示する。より、具体的には、サーバ20は、ポータルページの最上部に、案件を表すフィールドLを表示する。案件を表すフィールドL内には、更新された情報の一部が表示されてもよい。
サーバ20は、案件ごとに情報が更新された日時を確認し、直近で更新された案件から、更新がされた順番にフィールドが並ぶように配置する。
例えば、図9に示すポータルページの画面例において、ポータルページの中央に表示されたフィールドL4で示す案件について情報の更新が行われた場合には、サーバ20は、図10に示すポータルページを生成する。図10では、フィールドL4で示される案件が、ポータルページの最上部に表示されている。
寺院のスタッフは、端末装置10が受信した通知から、システム1にアクセスすることで、更新されたポータルページを端末装置10に表示させる(ステップS102)。寺院のスタッフは、図10に示すポータルページの表示を確認することで、フィールドL4が示す案件について、情報が更新されたことを確認する。
<7.画面例>
次に、システム1の画面例について説明する。
図10は、第1画面例を示す図である。図10に示す第1画面例は、システム1のポータルページである。システム1の出力画面には、上段に各ページのインデックスラベルAが設けられている。インデックスラベルAには、「案件」「檀信徒」、「過去帳」、「法要」、「区画」、「お壇」、「契約」、「合祀」、「行事」、「お手紙」、「会費」、「集計」、「設定」といった各ページのラベルが設けられている。それぞれのラベルをクリックすることで、該当するコンテンツページが表示される。
ポータルページのラベルAの下には、検索欄Sが表示されている。検索欄では、検索キーワードを入力し、検索条件を設定することで、該当する案件を検索することができる。
ポータルページでは、案件ごとの情報が集約されて配置された区であるフィールドLがリスト状に表示されている。フィールドLには、表示項目として、案件名称Bと、契約区分を示すアイコンCと、伝言欄Dと、法要欄Eと、履歴欄Fと、が表示されている。
ポータルページにおける案件名称Bをクリックすることで、コンテンツページのうちの案件ページにアクセスすることができる。案件ページには、顧客の固有情報(第1情報)が記載されている。すなわち、ポータルページでは、第2情報である案件名称が、第1情報の詳細にアクセス可能にリスト状に配列されている。案件ページの詳細については後述する。
ポータルページにおいて、契約区分を示すアイコンCには、当該フィールドに対応する顧客の契約区分がアイコンとして表示されている。例えばフィールドL1~L3におけるアイコンは、契約区分が「納骨堂」であることを指し、フィールドL4におけるアイコンは、契約区分が「お墓」であることを指す。
ポータルページにおいて、伝言欄Dには、檀信徒から受け付けた連絡事項のうち、寺院の他のスタッフへの伝言が表示されている。この表示をクリックすることで、案件ページにおける伝言の詳細にアクセスすることができる。
ポータルページにおいて、法要欄Eには、当該フィールドに対応する顧客において、閲覧時に既に予定されている法要に関する記載が表示されている。なお、法要欄Eには、閲覧時から起算して、所定の期間(例えば半年先)内に予定されている法要に関する記載を選択的に表示してもよい。
法要欄Eの表示をクリックすることで、案件ページにアクセスすることができる。案件ページでは、顧客から依頼された年回忌法要に関する詳細情報を確認することができる。すなわち、ポータルページから供養に関する情報にアクセス可能となっている。なお、法要欄Eをクリックすることで、法要ページにアクセスできる仕様であってもよい。
ポータルページにおいて、履歴欄Fの部分には、連絡事項の履歴が表示されている。この表示をクリックすることで、案件ページにおける連絡事項の履歴の詳細にアクセスすることができる。
ポータルページでは、第1情報および第3情報の少なくとも一方の更新に応じ、更新があった檀信徒についての第2情報が記載されたフィールドLが、ポータルページの端部に表示される。具体的には、顧客の固有情報(第1情報)の新たな入力に基づいて、該当する案件に関するフィールドLが、ポータルページのうち、フィールドの表示領域における最上部に表示される。また、顧客からの供養の申し込みに関する情報(第3情報)の新たな入力に基づいて、該当する案件に関するフィールドLが、ポータルページの最上部に表示される。すなわち、直近で情報の入力が行われた案件に関するフィールドLが、常に最上部に表示され、更新がされていないものは順番に下に位置するように表示される。
ポータルページに表示されるフィールドLには、既に契約を行っている檀信徒に関する案件のものと、未だ契約に至っていない見込み客に関する案件のものとが含まれる。このように、ポータルページにおいては、見込み客についてのフィールドLと、檀信徒についてのフィールドLと、が、情報が更新された順番に沿って上下に並べてリスト状に表示される。
ポータルページでは、見込み客に関するフィールドLと、檀信徒に関するフィールドLと、が、識別可能に表示される。例えば、見込み客に関するフィールドLと、檀信徒に関するフィールドLと、では、背景の色が互いに異なっている。なお、文字の色を変更するなど、その他の態様により、見込み客に関するフィールドLと、檀信徒に関するフィールドLと、を識別可能に表示してもよい。
ポータルページでは、第4情報にアクセス可能に第2情報を表示することもできる。例えば、顧客が、寺院が主催する行事への参加を申し込んでいる場合には、案件を示すフィールドL内に行事に関する概要を記載した行事欄を設けることができる。この場合には、行事欄をクリックすることで、案件ページにアクセスすることができ、行事の出欠に関する詳細情報にアクセスすることができる。なお、行事欄をクリックすることで、行事ページにアクセスできる仕様であってもよい。
図11は、システム1の第2画面例を示す図である。第2画面例は、「案件」についてのコンテンツぺージ(案件ページ)である。このページでは、案件に関する詳細情報を確認することができる。案件ページでは、案件に関する項目(M1~M7)毎に、案件の詳細情報が記載されている。案件に関する項目には、以下が含まれる。
・伝言(M1)
・檀家の氏(M2)
・信徒の氏(M3)
・会費、管理費(M4)
・契約情報(M5)
・法要(M6)
・履歴情報(M7)
項目「伝言(M1)」には、第3情報に含まれる、寺院が預かっている顧客からの伝言の詳細が表示される。伝言は、時系列に沿って表示されている。
項目「檀家の氏(M2)」は、顧客が檀家である場合、又は檀家としての契約を希望する見込み客である場合に用いられ、第1情報に含まれる、当該家の親類の情報が表示される。この項目の表示をクリックすることで、檀信徒ページにアクセスすることができる。
項目「信徒の氏(M3)」は、顧客が信徒である場合、又は信徒としての契約を希望する見込み客である場合に用いられ、第1情報に含まれる、当該信徒と信徒の親類に関する情報が表示される。この項目の表示をクリックすることで、檀信徒ページにアクセスすることができる。
項目「会費、管理費(M4)」には、第2情報に含まれる、契約に基づいて生じる費用に関する詳細が表示される。この項目の表示をクリックすることで、会計ページにアクセスすることができる。
項目「契約状況(M5)」には、第2情報に含まれる、契約に関する詳細が表示される。この項目の表示をクリックすることで、契約ページにアクセスすることができる。
項目「法要(M6)」には、第3情報に含まれる、既に予定されてる将来の法要に関する情報が表示される。この項目の表示をクリックすることで、法要ページにアクセスすることができる。
項目「履歴情報(M7)」には、第3情報に含まれる、顧客と寺院とのやり取りの履歴に関する情報の詳細が表示される。
図12は、システム1の第3画面例を示す図である。第3画面例は、「檀信徒」についてのコンテンツページ(檀信徒ページ)である。檀信徒ページでは、檀信徒の詳細情報を確認することができる。
第3画面例における上段には、検索欄が設けられている。検索欄Sでは、顧客の氏名のかな又は漢字により、該当する顧客情報の検索を行うことができる。顧客情報には、顧客の旧姓が含まれてもよく、検索欄に旧姓を入力することで、現在の姓で登録された顧客情報を検索することができる。また、検索欄へのテキスト入力により、テキストの文言に対するテキストマイニング処理を実行し、顧客情報として登録されている画像を検索することもできる。
第3画面例から顧客情報にアクセスし、新たに取得した顧客に関する情報の入力を行うことができる。
檀信徒ページの検索欄の下方には、名簿リストNが表示されている。名簿リストは、檀家又は檀信徒ごとに、顧客の名簿が表示されている。それぞれの名前をクリックすることで、該当する案件ページにアクセスすることができる。
図13は、システム1の第4画面例を示す図である。第4画面例は、「法要」についてのコンテンツページ(法要ページ)である。法要ページでは、檀信徒から依頼されている法要に関する詳細情報を確認することができる。それぞれの法要名をクリックすることで、該当する案件ページにアクセスすることができる。
第4画面例では、供養に関する情報として、供養の過去の実績の内容と、将来の予定の内容と、が並べて表示されている。具体的には、カラムGにおいて、次回の法要の概要が表示され、カラムHにおいて、前回の法要の概要が表示されている。このため、ユーザは、顧客に法要の内容について提案する際に、前回の実績に基づいた提案を即座に行うことが可能になり、参加者数の設定や供物の決定等、顧客が検討すべき事項に対して適切な提案を行うことができる。
第4画面例から、各項目を表示することで、供養の詳細情報を確認し、新たな情報を入力することができる。
図14は、システム1の第5画面例を示す図である。第5画面例は、「行事」についてのコンテンツページ(行事ページ)である。行事ページでは、寺院が主催する行事についての詳細情報を確認することができる。
第5画面例では、お彼岸法要についての出席者の出席情報が表示されている。具体的には、カラムIにおいて出欠の予定に関する情報が表示されて、カラムJにおいて、当日の出欠状況が表示されている。
第5画面例のカラムKには、このお彼岸法要において塔婆の奉納の依頼の有無が表示されている。
第5画面例からの操作に基づいて、出力部2035は、檀信徒の行事への出欠の一覧名簿を出力する。これにより、当日の出欠状況の確認を容易に行うことができる。
また、出力部2035は、行事に奉納される塔婆に記載される戒名の名簿を出力する。戒名の名簿には、戒名の読み方が付されている。このため、寺院のスタッフがお彼岸法要において戒名を読み上げる際の利便性を確保することができる。
<8.その他の機能>
システム1のその他の機能について説明する。システム1の出力部2035は、各檀信徒の第3情報に含まれる棚経に関する予定日時を抽出し、棚経についての寺院のスケジュール表を出力する。棚経とは、お盆の時期に住職が各檀家の自宅を訪問し、檀家の自宅で読経等の法要を行う行事である。そしてシステム1では、サーバ20の出力部2035が、法要に関する情報として記録された棚経の申し込みに関する情報から、それぞれの檀家での予定日時を抽出し、予定日時に沿って、住職が訪問するべき檀家の名称および住所を列挙したスケジュール表を出力する。このため、繁忙期となるお盆の時期において、住職のスケジュール管理を円滑に行うことができる。
システム1は、各種の取引文書の作成を支援する機能を有している。取引文書とは、顧客と、寺院が提携する他の事業者と、の間で締結される取引に関する文書である。他の事業者とは、例えば葬儀社、石材屋、、仏壇・仏具店、公証人等である。
一般に寺院は、顧客から、葬儀に関する相談、お墓の新規購入に関する相談、遺産相続や生前整理に関する相談を受けることがある。このような相談に対して、寺院は、提携している他の事業者を紹介することで、顧客の課題の解決を図る。
システム1の出力部2035は、寺院からの入力に応じて、関係する他の事業者に対する紹介に基づいて、見積書、契約書、発注書等の取引書面であって、顧客と他の事業者との間でやり取りされる書面を作成し、端末装置10に対して出力する。寺院のスタッフは、出力された取引書面を確認し、他の事業者又は顧客に対して提示することで、顧客と他の事業者とのコミュニケーションを支援する。このため、寺院は顧客からの依頼及び相談事項に対して、迅速な対応を行うことができる。
<9.小括>
以上説明したように、本実施形態に係るシステム1は、既に寺院と契約を行っている檀信徒、および未だ寺院との契約に至っていない見込み客を含む全ての顧客の情報を扱い、それぞれの契約についての情報をポータルページに表示する。このため、既に契約を行っている檀信徒に限られず、今後檀信徒になる可能性がある見込み客に関する情報を管理することができる。
また、寺院のスタッフが、顧客それぞれの固有情報および契約状況を確認することで、寺院と顧客との交流を深化することができる。
また、システム1では、ポータルページにおいて、第2情報を、第1情報および第3情報にアクセス可能にリスト上に配列するので、既に寺院が依頼されている供養に関する詳細な情報が閲覧しやすくなり、寺院の利便性を向上することができる。
また、ポータルページにおいては、第1情報および第3情報の少なくとも一方の更新に応じて、更新があった顧客についての第2情報をポータルページの端部に表示する。図示の例では、最上部に、直近に更新された案件に関する情報が表示されている。そして、新たに他の案件に関する情報が更新されると、当該他の案件についての第2情報が、さらに最上部に表示される。
また、ポータルページにおいて、檀信徒に関する第2情報と、見込み客に対する第2情報と、が識別可能に表示されているので、どの案件が今後契約の可能性がある見込み客に関する情報であるかが確認しやすくなり、寺院が新規顧客を開拓するための施策を検討しやすくすることができる。
また、ポータルページに表示される第3情報に、檀信徒から寺院への連絡事項が含まれるので、ポータルページから第3情報にアクセスすることで、檀信徒から寺院への連絡事項を円滑に確認することができる。
また、ポータルページに表示される第3情報に、連絡事項の履歴が含まれるので、過去の連絡事項の一覧性を確保することができる。
また、ポータルページに第2情報とともに顧客の第1情報が表示されているので、ポータルページを確認することで、顧客の固有情報を確認して、案件を即座に把握することができる。
また、ポータルページに第2情報とともに顧客の第3情報が表示されているので、ポータルページを確認することで、顧客から依頼されている法要の内容を即座に把握することができる。
また、ポータルページには、案件ごとに表示されているので、寺院が受任している案件の一覧性を確保することができる。
また、システム1が管理する第1情報、第2情報、又は第3情報は、画像情報を含む。このため、例えば顧客の顔の画像データ等の多様なデータを扱うことができる。
また、ポータルページから、寺院が主催する行事に関する情報である第4情報にアクセスすることができるので、顧客が参加した行事を円滑に確認することができ、寺院と顧客との会話の糸口を示唆することで、寺院と顧客との交流を深化させることができる。
<10.変形例>
なお、上記実施形態では、葬送関係者として寺院を例に挙げて説明したが、この限りではない。葬送関係者は、納骨堂、葬儀社、、仏壇・仏具店、石材屋等の寺院以外の業者であってもよい。
また、上記実施形態では、仏教における寺院にシステム1が利用される例を説明したが、他の宗教においてシステム1を利用してもよい。例えば神道においては、寺院は神社となり、檀信徒は氏子となる。また例えば、キリスト教においては、寺院は教会となり、檀家は協会員となる。
以上、本開示の好ましい実施形態について説明したが、本開示は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、本開示には、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲が含まれる。また、上記実施形態及び変形例で説明した装置の構成は、技術的な矛盾が生じない限り、適宜組み合わせ可能である。
<付記>
以上の各実施形態で説明した事項を、以下に付記する。
(付記1)
プロセッサと、メモリとを備えるコンピュータに実行させるためのプログラムであって、プログラムは、プロセッサに、
檀信徒又は見込み客の固有情報を含む第1情報を記憶するステップ(ステップS202)と、
檀信徒又は見込み客についての契約に関する情報を含む第2情報(ステップS202)を記憶するステップと、
第2情報を、第1情報にアクセス可能にリスト状に配列したポータルページを表示するステップ(ステップS102)と、を実行させる、プログラム。
(付記2)
プロセッサと、メモリとを備えるコンピュータに実行させるためのプログラムであって、プログラムは、プロセッサに、
檀信徒の固有情報を含む第1情報を記憶するステップ(ステップS202)と、
檀信徒についての契約に関する情報を含む第2情報を記憶するステップ(ステップS202)と、
檀信徒と葬送関係者との間でやり取りされる供養に関する情報を含む第3情報を記憶するステップ(ステップS202)と、
第2情報を、第1情報および第3情報にアクセス可能にリスト状に配列したポータルページを表示するステップ(ステップS102)と、を実行させるプログラム。
(付記3)
ポータルページを表示するステップ(ステップS102)において、
第1情報および第3情報の少なくとも一方の更新に応じ、更新があった檀信徒についての第2情報をポータルページの端部に表示する、付記2に記載のプログラム。
(付記4)
第1情報は、見込み客の固有情報を含み、
第2情報は、見込み客についての契約に関する情報を含み、
ポータルページを表示するステップ(ステップS102)において、見込み客についての第2情報と、檀信徒についての第2情報と、をリスト状に表示する、付記2又は付記3に記載のプログラム。
(付記5)
ポータルページを表示するステップ(ステップS102)において、見込み客についての第2情報を、檀信徒についての第2情報と識別可能に表示する、付記4に記載のプログラム。
(付記6)
第3情報は、檀信徒から葬送関係者への連絡事項を含む、付記2から付記5のいずれか1項に記載のプログラム。
(付記7)
第3情報は、連絡事項の履歴を含む、付記6に記載のプログラム。
(付記8)
ポータルページを表示するステップ(ステップS102)では、第2情報とともに、第1情報の一部を表示する、付記1から付記7のいずれか1項に記載のプログラム。
(付記9)
ポータルページを表示するステップ(ステップS102)では、第2情報とともに、第3情報の一部を表示する、付記2から付記8のいずれか1項に記載のプログラム。
(付記10)
ポータルページを表示するステップ(ステップS102)では、契約、または契約に関する問い合わせ毎に案件として管理し、案件ごとに第2情報をリスト上に配列する、付記1から付記9のいずれか1項に記載のプログラム。
(付記11)
第1情報および第2情報は、画像情報を含む、付記2から付記10のいずれか1項に記載のプログラム。
(付記12)
プロセッサに、葬送関係者が主催する行事に関する第4情報を記憶するステップ(ステップS202)を実行させ、
ポータルページを表示するステップ(ステップS102)において、第4情報にアクセス可能に第2情報をリスト状に配列する、付記1から付記11のいずれか1項に記載のプログラム。
(付記13)
プロセッサに、
檀信徒それぞれの第2情報に含まれる棚経に関する予定日時を抽出し、棚経についての葬送関係者のスケジュール表を出力するステップを実行させる、付記1から付記12のいずれか1項に記載のプログラム。
(付記14)
プロセッサと、メモリとを備えるコンピュータが実行する方法であって、
方法は、プロセッサが、
檀信徒および見込み客の固有情報を含む第1情報を記憶するステップ(ステップS202)と、
檀信徒又は見込み客についての契約に関する情報を含む第2情報を記憶するステップ(ステップS202)と、
第2情報を、第1情報にアクセス可能にリスト状に配列したポータルページを表示するステップ(ステップS102)と、を実行する方法。
(付記15)
プロセッサと、メモリとを備えるシステムであって、
システムは、
檀信徒および見込み客の固有情報を含む第1情報を記憶する手段と、
檀信徒又は見込み客についての契約に関する情報を含む第2情報を記憶する手段と、
第2情報を、第1情報にアクセス可能にリスト状に配列したポータルページを表示する手段と、を備えるシステム。
(付記16)
プロセッサと、メモリとを備えるコンピュータが実行する方法であって、
方法は、プロセッサが、
檀信徒の固有情報を含む第1情報を記憶するステップ(ステップS202)と、
檀信徒についての契約に関する情報を含む第2情報を記憶するステップ(ステップS202)と
檀信徒と葬送関係者との間でやり取りされる供養に関する情報を含む第3情報を記憶するステップ(ステップS202)と、
第2情報を、第1情報および第3情報にアクセス可能にリスト状に配列したポータルページを表示するステップ(ステップS102)と、を実行する方法。
(付記17)
プロセッサと、メモリとを備えるシステム、
システムは、
檀信徒の固有情報を含む第1情報を記憶する手段と、
檀信徒についての契約に関する情報を含む第2情報を記憶する手段と
檀信徒と葬送関係者との間でやり取りされる供養に関する情報を含む第3情報を記憶する手段と、
第2情報を、第1情報および第3情報にアクセス可能にリスト状に配列したポータルページを表示する手段と、を備えるシステム。
1…システム
10…端末装置
13…入力装置
14…出力装置
15…メモリ
16…記憶部
19…プロセッサ
20…サーバ
201…通信部
202…記憶部
203…制御部
25…メモリ
26…ストレージ
29…プロセッサ

Claims (17)

  1. プロセッサと、メモリとを備えるコンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記プログラムは、前記プロセッサに、
    檀信徒又は見込み客の固有情報を含む第1情報を記憶するステップと、
    前記檀信徒又は前記見込み客についての契約に関する情報を含む第2情報を記憶するステップと、
    前記第2情報を、前記第1情報にアクセス可能にリスト状に配列したポータルページを表示するステップと、を実行させる、プログラム。
  2. プロセッサと、メモリとを備えるコンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記プログラムは、前記プロセッサに、
    檀信徒の固有情報を含む第1情報を記憶するステップと、
    前記檀信徒についての契約に関する情報を含む第2情報を記憶するステップと、
    前記檀信徒と葬送関係者との間でやり取りされる供養に関する情報を含む第3情報を記憶するステップと、
    前記第2情報を、前記第1情報および前記第3情報にアクセス可能にリスト状に配列したポータルページを表示するステップと、を実行させるプログラム。
  3. 前記ポータルページを表示するステップにおいて、
    前記第1情報および前記第3情報の少なくとも一方の更新に応じ、更新があった前記檀信徒についての前記第2情報を前記ポータルページの端部に表示する、請求項2に記載のプログラム。
  4. 前記第1情報は、見込み客の固有情報を含み、
    前記第2情報は、前記見込み客についての契約に関する情報を含み、
    前記ポータルページを表示するステップにおいて、前記見込み客についての前記第2情報と、前記檀信徒についての前記第2情報と、をリスト状に表示する、請求項2又は3に記載のプログラム。
  5. 前記ポータルページを表示するステップにおいて、前記見込み客についての前記第2情報を、前記檀信徒についての前記第2情報と識別可能に表示する、請求項4に記載のプログラム。
  6. 前記第3情報は、前記檀信徒から前記葬送関係者への連絡事項を含む、請求項2から5のいずれか1項に記載のプログラム。
  7. 前記第3情報は、前記連絡事項の履歴を含む、請求項6に記載のプログラム。
  8. 前記ポータルページを表示するステップでは、前記第2情報とともに、前記第1情報の一部を表示する、請求項1から7のいずれか1項に記載のプログラム。
  9. 前記ポータルページを表示するステップでは、前記第2情報とともに、前記檀信徒と葬送関係者との間でやり取りされる供養に関する情報を含む第3情報の一部を表示する、請求項2から8のいずれか1項に記載のプログラム。
  10. 前記ポータルページを表示するステップでは、前記契約、または前記契約に関する問い合わせ毎に案件として管理し、前記案件ごとに前記第2情報をリスト上に配列する、請求項1から9のいずれか1項に記載のプログラム。
  11. 前記第1情報および前記第2情報は、画像情報を含む、請求項2から10のいずれか1項に記載のプログラム。
  12. 前記プロセッサに、前記葬送関係者が主催する行事に関する第4情報を記憶するステップを実行させ、
    前記ポータルページを表示するステップにおいて、前記第4情報にアクセス可能に前記第2情報をリスト状に配列する、請求項1から11のいずれか1項に記載のプログラム。
  13. 前記プロセッサに、
    前記檀信徒それぞれの前記第2情報に含まれる棚経に関する予定日時を抽出し、前記棚経についての前記葬送関係者のスケジュール表を出力するステップを実行させる、請求項1から12のいずれか1項に記載のプログラム。
  14. プロセッサと、メモリとを備えるコンピュータが実行する方法であって、
    前記方法は、前記プロセッサが、
    檀信徒および見込み客の固有情報を含む第1情報を記憶するステップと、
    前記檀信徒又は前記見込み客についての契約に関する情報を含む第2情報を記憶するステップと、
    前記第2情報を、前記第1情報にアクセス可能にリスト状に配列したポータルページを表示するステップと、を実行する方法。
  15. プロセッサと、メモリとを備えるシステムであって、
    前記システムは、
    檀信徒および見込み客の固有情報を含む第1情報を記憶する手段と、
    前記檀信徒又は前記見込み客についての契約に関する情報を含む第2情報を記憶する手段と、
    前記第2情報を、前記第1情報にアクセス可能にリスト状に配列したポータルページを表示する手段と、を備えるシステム。
  16. プロセッサと、メモリとを備えるコンピュータが実行する方法であって、
    前記方法は、前記プロセッサが、
    檀信徒の固有情報を含む第1情報を記憶するステップと、
    前記檀信徒についての契約に関する情報を含む第2情報を記憶するステップと
    前記檀信徒と前記葬送関係者との間でやり取りされる供養に関する情報を含む第3情報を記憶するステップと、
    前記第2情報を、前記第1情報および前記第3情報にアクセス可能にリスト状に配列したポータルページを表示するステップと、を実行する方法。
  17. プロセッサと、メモリとを備えるシステム、
    前記システムは、
    檀信徒の固有情報を含む第1情報を記憶する手段と、
    前記檀信徒についての契約に関する情報を含む第2情報を記憶する手段と
    前記檀信徒と前記葬送関係者との間でやり取りされる供養に関する情報を含む第3情報を記憶する手段と、
    前記第2情報を、前記第1情報および前記第3情報にアクセス可能にリスト状に配列したポータルページを表示する手段と、を備えるシステム。

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