JP2023090139A - 端面塗布装置 - Google Patents

端面塗布装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2023090139A
JP2023090139A JP2021204939A JP2021204939A JP2023090139A JP 2023090139 A JP2023090139 A JP 2023090139A JP 2021204939 A JP2021204939 A JP 2021204939A JP 2021204939 A JP2021204939 A JP 2021204939A JP 2023090139 A JP2023090139 A JP 2023090139A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work substrate
work
coating
fluid
substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2021204939A
Other languages
English (en)
Inventor
策教 太田
Sakunori Ota
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shoda Techtron Corp
Original Assignee
Shoda Techtron Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shoda Techtron Corp filed Critical Shoda Techtron Corp
Priority to JP2021204939A priority Critical patent/JP2023090139A/ja
Publication of JP2023090139A publication Critical patent/JP2023090139A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Coating Apparatus (AREA)

Abstract

【課題】樹脂材などの流動体の塗布対象となるワーク基板の端面を効率よく加熱して塗布作業におけるタクトタイムを短縮することができる端面塗布装置を提供する。【解決手段】端面塗布装置100は、ワーク保持具101、塗布部加熱具110、対向板113および流動体吐出具120をそれぞれ備えている。ワーク保持具101は、ワーク基板90を水平状態でかつ塗布端面92aを張り出した状態で保持する保持面102を備えている。塗布部加熱具110は、電熱線110aを内蔵しており、ワーク基板90の縁部分91aに伝熱プレート112を介して接触する。対向板113は、伝熱プレート112に対向配置されてワーク基板90の縁部分91aを伝熱プレート112の反対側から押圧する。流動体吐出具120は、ワーク基板90の塗布端面92aに流動体94を吐出するノズル121を備えている。【選択図】 図1

Description

本発明は、板状に形成された基板の端面に流動体を塗布する端面塗布装置に関する。
従来から、携帯電話、スマートフォン、タブレット型端末、液晶テレビおよび有機EL表示装置などのプリント基板または液晶ディスプレイを構成する薄板状の基板においては、基板の割れや欠けを防止するために基板の端面に樹脂材からなる保護層が形成されている。例えば、下記特許文献1には、平面視で方形の板状に形成された液晶パネルにおける4つの端面に対向配置した加熱ヒータによって樹脂材の塗布対象となる端面を予備加熱する封止装置が開示されている。
特開2020-204640号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された封止装置においては、液晶パネルにおける樹脂材の塗布対象となる端面に対して加熱ヒータが離隔した位置に配置されているため、端面の加熱に時間を要してタクトタイムが長くなるという問題がある。
本発明は上記問題に対処するためなされたもので、その目的は、樹脂材などの流動体の塗布対象となるワーク基板の端面を効率よく加熱して塗布作業におけるタクトタイムを短縮することができる端面塗布装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の特徴は、板状に形成されたワーク基板の端面に流動体を塗布する端面塗布装置であって、ワーク基板を着脱自在に保持するワーク保持具と、ワーク基板に直接的または間接的に接触して端面における流動体が塗布される部分を加熱する塗布部加熱具とワーク基板における加熱された部分に流動体を吐出する流動体吐出具とを備えることにある。
このように構成した本発明の特徴によれば、端面塗布装置は、塗布部加熱具がワーク基板に直接的または間接的に接触して端面における流動体が塗布される部分を加熱しているため、端面を効率的に加熱して塗布作業におけるタクトタイムを短縮することができる。この場合、塗布部加熱具がワーク基板に直接的に接触するとは、発熱する塗布部加熱具がワーク基板に直接接触することである。また、塗布部加熱具がワーク基板に間接的に接触するとは、発熱する塗布部加熱具が熱を伝える有体物を介してワーク基板に接触することである。
また、本発明の他の特徴は、前記端面塗布装置において、塗布部加熱具は、ワーク基板の板面を加熱することにある。
このように構成した本発明の他の特徴によれば、端面塗布装置は、塗布部加熱具がワーク基板の板面に接触して加熱するため、塗布部加熱具が流動体の塗布対象部分に接触しないことから塗布部加熱具が塗布対象部分に接触することによる塗布対象部分の汚損を防止することができる。
また、本発明の他の特徴は、前記端面塗布装置において、塗布部加熱具は、ワーク基板の板面における流動体が塗布される端面に隣接する縁部分を加熱することにある。
このように構成した本発明の他の特徴によれば、端面塗布装置は、塗布部加熱具がワーク基板の板面における流動体が塗布される端面に隣接するワーク基板の縁部分を加熱するため、流動体が塗布される端面を効率的に加熱することができる。
また、本発明の他の特徴は、前記端面塗布装置において、さらに、ワーク基板における塗布部加熱具が加熱する板面とは反対側の板面に突き当てられる対向板を備えることにある。
このように構成した本発明の他の特徴によれば、端面塗布装置は、さらに、ワーク基板における塗布部加熱具が加熱する板面とは反対側の板面に突き当てられる対向板を備えているため、塗布部加熱具が接触されるワーク基板を塗布部加熱具の反対側から支持することで塗布部加熱具を精度良くワーク基板に密着させて効果的に加熱することができる。
また、本発明の他の特徴は、前記端面塗布装置において、塗布部加熱具は、ワーク保持具で保持されるワーク基板の保持位置よりも塗布部加熱具とは反対側に板面を押し込んだ位置でワーク基板に接触して加熱することにある。
このように構成した本発明の他の特徴によれば、端面塗布装置は、塗布部加熱具がワーク保持具で保持されるワーク基板の保持位置よりも塗布部加熱具とは反対側に板面を押し込んだ位置でワーク基板に接触して加熱しているため、塗布部加熱具を精度良くワーク基板に密着させて効果的に加熱することができる。
また、本発明の他の特徴は、前記端面塗布装置において、さらに、塗布部加熱具とワーク基板との間に配置されて塗布部加熱具が発する熱をワーク基板に伝える板状の伝熱プレートを備えることにある。
このように構成した本発明の他の特徴によれば、端面塗布装置は、さらに、塗布部加熱具とワーク基板との間に配置されて塗布部加熱具が発する熱をワーク基板に伝える板状の伝熱プレートを備えているため、伝熱プレートによって塗布部加熱具の温度変化が直接ワーク基板に伝熱することが緩和されてワーク基板を精度良く加熱することができる。
また、本発明の他の特徴は、前記端面塗布装置において、塗布部加熱具は、ワーク基板が接触する前に発熱を開始していることにある。
このように構成した本発明の他の特徴によれば、端面塗布装置は、塗布部加熱具がワーク基板が接触する前から発熱を開始しているため、塗布部加熱具はワーク基板が接触した直後から加熱することができ流動体の塗布作業全体を効率的に行うことができる。
本発明の一実施形態に係る端面塗布装置の外観構成の概略を模式的に示す側面図である。 図1に示す端面塗布装置の外観構成の概略を模式的に示す平面図である。 図1に示す端面塗布装置の外観構成の概略を模式的に示す正面図である。 図1に示す端面塗布装置の作動を制御するための制御システムのブロック図である。 図1に示す端面塗布装置におけるワーク保持具の保持面の高さ位置と伝熱プレートの高さ位置との差を示すとともに流動体の飛翔状態および保護層の形成状態をそれぞれ示すための部分拡大図である。
以下、本発明に係る端面塗布装置の一実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明に係る端面塗布装置100の外観構成の概略を模式的に示す側面図である。また、図2は、図1に示す端面塗布装置100の外観構成の概略を模式的に示す平面図である。図3は、図1に示す端面塗布装置100の外観構成の概略を模式的に示す正面図である。図4は、図1に示す端面塗布装置100の作動を制御するための制御システムのブロック図である。なお、本明細書において参照する図は、本発明の理解を容易するために一部の構成要素を誇張して表すなど模式的に示している。
この端面塗布装置100は、板状に形成されたワーク基板90の端面92に保護層93を形成するために原料となる樹脂製の流動体94を塗布するための機械装置である。
(ワーク基板90の説明)
まず、本発明に係る端面塗布装置100を説明する前に、この端面塗布装置100の加工対象であるワーク基板90について説明する。このワーク基板90は、スマートフォンタブレット端末装置などの携帯端末装置内に組み込まれる電気回路または電気回路が形成されたプリント基板である。この場合、ワーク基板90の厚さは、概ね0.1mm~1.0mmに形成されている。本実施形態においては、ワーク基板90は、アルミニウム材または銅材を基材として、長辺が130mm、短辺が70mm、厚さが0.5mmの平面視で略長方形状に形成されている。なお、ワーク基板90の大きさまたは形状は、ワーク基板90の仕様に応じて適宜決定されるものであり、本実施形態に限定されるものでないことは当然である。
このワーク基板90は、板面91が平坦に形成されるとともに板面91の四方の端面92に端面塗布装置100によって保護層93が形成される。保護層93は、図5に示すように、ワーク基板90の汚損を防止するために端面92上に形成される固体または半固体状の樹脂層である。この保護層93は、50μm~1mmの範囲の厚さで形成される。また、流動体94は、固体または半固体状の保護層93の原料となる流動性を有する未硬化の樹脂材である。流動体94としては、アクリル系、エポキシ系、エンチオール系およびポリエンーポリチオールの各種樹脂材を用いることができる。なお、図2においては、ワーク基板90を二点鎖線で示している。
(端面塗布装置100の構成)
端面塗布装置100は、ワーク保持具101を備えている。ワーク保持具101は、加工対象である1枚のワーク基板90を着脱自在に保持する装置であり、ワーク基板90の板面91を保持する平面状の保持面102を備えている。保持面102は、ワーク基板90の板面91を負圧によって吸着するための部分であり、空気を吸引して負圧を発生させるための複数の孔部が形成されている。これらの孔部には、後述する制御装置130によって作動制御されて空気を吸引する吸引ポンプ103がそれぞれ接続されている。なお、図1においては、負圧を生じさせる孔部を破線で示しているが、図2および図3においては同孔部の図示を省略している。
この保持面102は、平面視においてワーク基板90の大きさよりも小さい形状(本実施形態においては、長方形状)に形成されており、ワーク基板90の端面92が保持面102の外周部(4辺)から張り出すように構成されている。このワーク保持具101は、端面塗布装置100におけるベース台104上に固定的に設けられている。
ベース台104は、主として、ワーク保持具101、塗布部加熱具110および可動キャリッジ装置123をそれぞれ支持するための部品であり、鉄などの金属材料を板状に形成して構成されている。このベース台104は、端面塗布装置100における図示しない支持フレーム上に固定的に支持されている。すなわち、ワーク保持具101は、保持面102が水平になる姿勢でベース台104上に取り付けられている。このワーク保持具101の上方には、ワーク搬送装置105が設けられている。
ワーク搬送装置105は、ワーク基板90を着脱自在に保持してワーク保持具101の保持面102上に設置、撤去または向きの変更をするための機械装置である。このワーク搬送装置105は、図示しない吸引ポンプが発生させる負圧によってワーク基板90の板面91を吸着することでワーク基板90を着脱自在に保持するハンド部105aを備えるとともに、このハンド部105aの位置または向きを変化させる図示しないハンド部可動機構を備えている。
この場合、ハンド部可動機構は、ワーク保持具101に保持されているワーク基板90の4つの端面92のうちで流動体94の塗布作業が行われる1つの塗布端面92aに対する前記流動体94の塗布方向(つまり、塗布端面92aが延びる方向)であるX軸方向、このX軸方向および塗布端面92aにそれぞれ直交する方向(塗布端面92aに接近または離隔する方向)であるY軸方向、およびこれらX軸方向およびY軸方向にそれぞれ直交する方向(板面91に接近または離隔する方向)であるZ軸方向からなる直交3軸方向にワーク基板90を変位させることができる。また、ハンド部可動機構は、Z軸方向周りにワーク基板90を回動させて向きを変えることができる。
このワーク搬送装置105は、端面塗布装置100における前記した図示しない支持フレームによって支持されており、制御装置130によって作動が制御される。一方、ワーク保持具101が保持するワーク基板90における塗布端面92aの下方には、塗布部加熱具110が設けられている。
塗布部加熱具110は、流動体94が塗布されるワーク基板90の塗布端面92aを予め加熱するための発熱器具であり、絶縁体で覆った電熱線110aがアルミニウム材などの熱伝導性の高い金属材料で覆われて構成されている。本実施形態においては、塗布部加熱具110は、ワーク基板90の塗布端面92aの長さと略同じ長さに連続的または断続的に延びる板状に形成されており、制御装置130によって作動が制御される。
この場合、塗布部加熱具110の発熱温度は、ワーク基板90の材質、形状、流動体94の種類などの保護層93の仕様に応じて適宜設定される。本実施形態においては、塗布部加熱具110の発熱温度は、30℃~200℃の範囲で作業者によって適宜制御装置130に設定される。
この塗布部加熱具110は、ワーク保持具101の保持面102から張り出すワーク基板90の板面91における塗布端面92aの近傍の縁部分91aに対向する位置に台座111を介してベース台104上に支持されている。すなわち、塗布部加熱具110は、塗布端面92aではなく、ワーク基板90の板面91における塗布端面92aの近傍の縁部分91aを加熱する。また、塗布部加熱具110の上面には、伝熱プレート112が設けられている。
台座111は、塗布部加熱具110を熱的および電気的に絶縁した状態でベース台104上に支持するための部品であり、セラミック材をブロック状に形成して構成されている。この台座111は、塗布部加熱具110と同じ長さのブロック状に形成されており、ベース台104上に固定的に取り付けられている。また、台座111は、塗布部加熱具110および伝熱プレート112を所定の高さに位置させる部品でもある。ここで、所定の高さとは、ワーク保持具101上に保持されるワーク基板90の板面91に伝熱プレート112を接触させることができる高さである。
伝熱プレート112は、塗布部加熱具110が発生させた熱をワーク保持具101上に保持されるワーク基板90の板面91に伝えるための部品であり、アルミニウム材または銅材などの熱伝導性のよい材料を板状に形成して構成されている。この場合、伝熱プレート112は、塗布部加熱具110の外表面の発熱部を構成する材料よりも熱伝導性のよい材料で構成するとよい。また、伝熱プレート112は、塗布部加熱具110と同じ長さの板状に形成されている。そして、この伝熱プレート112は、塗布部加熱具110の外表面における発熱面に密着した状態で塗布部加熱具110に取り付けられている。
この場合、伝熱プレート112は、塗布部加熱具110に対向する板面が塗布部加熱具110に密着するように塗布部加熱具110の表面形状に対応する形状(本実施形態においては、平坦面)に形成されている。また、伝熱プレート112は、ワーク基板90の板面91の縁部分91aに密着するように縁部分91aの表面形状に対応する形状(本実施形態においては、平坦面)に形成されている。
また、伝熱プレート112は、図5に示すように、ワーク基板90に接触する面(図示上面)がワーク保持具101の保持面102よりも僅かに高い位置に位置するように設けられている。本実施形態においては、伝熱プレート112は、ワーク基板90に接触する面(図示上面)がワーク保持具101の保持面102よりも0.1mmだけ高い位置に位置するように設けられている。伝熱プレート112の上方には、対向板113が設けられている。
対向板113は、伝熱プレート112が接触しているワーク基板90の板面91を伝熱プレート112の対向する側から押圧するための部品であり、樹脂材料を板状に形成し構成されている。この場合、対向板113は、樹脂材料以外の材料(例えば、金属材料)を用いて構成してもよいが、ワーク基板90よりも熱伝導性の低い材料で構成するとよい。この対向板113は、伝熱プレート112に対向する長さに形成されている。本実施形態においては、対向板113は、伝熱プレート112を長手方向に三等分した長さの3つの板状体で構成されている。そして、これら3つの対向板113は、押圧機構114によってそれぞれ支持されている。
押圧機構114は、対向板113をワーク基板90の板面91に押し付けるための機械装置である。具体的には、押圧機構114は、制御装置130によって作動が制御されるエアシリンダによって構成されている。本実施形態においては、押圧機構114は、3つの対向板113に対応して3つのエアシリンダが制御装置130によって同期して作動するように構成されている。これにより、対向板113は、ワーク保持具101に保持されたワーク基板90に対して押圧または離隔するように図示Z軸方向に往復変位する。
ワーク保持具101に保持されたワーク基板90の塗布端面92aに対向する位置には、流動体吐出具120および流動体定着装置122がそれぞれ設けられている。
流動体吐出具120は、ワーク保持具101に保持されたワーク基板90の塗布端面92aに流動体94を吐出するための機械装置である。具体的には、流動体吐出具120は、主として、流動体94を吐出するノズル121と、ノズル121に流動体94を送るシリンジポンプなどからなる送液ポンプ(図示せず)とを備えて構成されている。ノズル121は、ワーク保持具101に保持されたワーク基板90の塗布端面92aに吐出口を対向させた姿勢で可動キャリッジ装置123に支持されている。この流動体吐出具120は、制御装置130によって作動が制御される。なお、流動体吐出具120は、流動体94の液滴を塗布端面92aに向かって飛翔させて付着させるタイプでもよいし、塗布端面92aに飛翔させることなく直接塗布して付着させるタイプでもよい。
流動体定着装置122は、ワーク基板90の塗布端面92aに塗布された流動体94を硬化させて塗布端面92aに定着されるための機械装置である。具体的には、流動体定着装置122は、流動体94を硬化させることができる紫外線を発する紫外線照射装置によって構成されている。この流動体定着装置122は、ワーク保持具101に保持されたワーク基板90の塗布端面92aに紫外線発光面を対向させた姿勢で可動キャリッジ装置123に支持されている。この流動体定着装置122は、制御装置130によって作動が制御される。
可動キャリッジ装置123は、ワーク保持具101に保持されたワーク基板90の塗布端面92aの形成方向(図示X軸方向)に沿って流動体吐出具120および流動体定着装置122をそれぞれ往復変位させるための機械装置である。具体的には、可動キャリッジ装置123は、流動体吐出具120および流動体定着装置122を載置して図示X軸方向に往復変位する板状のスライダー123aを有したリニアスライド機構によって構成されている。この場合、リニアスライド機構を駆動する電動モータは制御装置130によって作動が制御される。
この可動キャリッジ装置123は、スライダー123aが図示X軸方向に往復変位するようにベース台104上に固定的に取り付けられている。すなわち、流動体吐出具120と流動体定着装置122とは、可動キャリッジ装置123によって一体的に図示X軸方向に往復変位する。なお、可動キャリッジ装置123は、リニアスライド機構に代えて送りネジ機構などの他の機構で構成することもできる。
制御装置130は、マイクロコンピュータによって構成されており、吸引ポンプ103、ワーク搬送装置105、塗布部加熱具110(電熱線110a)、押圧機構114、流動体吐出具120、流動体定着装置122および可動キャリッジ装置123の各作動をそれぞれ制御する。この制御装置130は、作業者からの指示を入力するとともに制御装置130の作動状態を表示するための液晶のタッチディスプレイからなる操作パネル131を備えている。
なお、端面塗布装置100は、電源から導入した電力を吸引ポンプ103、ワーク搬送装置105、塗布部加熱具110(電熱線110a)、押圧機構114、流動体吐出具120、流動体定着装置122、可動キャリッジ装置123および制御装置130などの各種電気機器に供給するための電源部のほか、これらの構成機器をそれぞれ包囲する外装カバーなどを有しているが、これらについては、本発明に直接関わらないため、その説明は省略する。
(端面塗布装置100の作動)
次に、このように構成された端面塗布装置100の作動につい説明する。まず、端面塗布装置100を用いてワーク基板90の端面92に流動体94を塗布して端面92上に保護層93を形成する作業者は、端面塗布装置100における図示しない電源スイッチをONにすることにより制御装置130を起動させる。これにより、制御装置130は、ROMなどの記憶装置に予め記憶された制御プログラムを実行することによって作動を開始して作業者からの指示を待つ待機状態となる。
次に、作業者は、流動体94の塗布対象となるワーク基板90の準備を行う。具体的には、作業者は、流動体94の塗布対象となる複数のワーク基板90を端面塗布装置100の近傍に設けられるワーク基板90を一時的に貯めておくためのストックスペース(図示せず)に配置する。なお、ワーク基板90は、予め前工程でカッターなどの切削工具を用いて所定の形状に切断された後、端面92がブラシなどの研削工具を用いて研磨加工されている。
次に、作業者は、ワーク基板90の端面92上に流動体94を塗布する塗布作業を開始する。具体的には、作業者は、制御装置130に対して操作パネル131を介して流動体94の塗布作業の開始を指示する。この指示に応答して制御装置130は、図示しない流動体塗布プログラムを実行してワーク基板90の端面92に対して流動体94の塗布作業を開始する。
具体的には、制御装置130は、塗布部加熱具110の作動を制御して塗布部加熱具110を発熱させる。この場合、塗布部加熱具110には伝熱プレート112が密着した状態で設けられている。このため、伝熱プレート112は、塗布部加熱具110の発熱によって加熱される。なお、塗布部加熱具110は、ワーク基板90が接触していない所謂空焚き状態となるが、伝熱プレート112が設けられていることで過剰に発熱することが防止される。
なお、塗布部加熱具110の発熱温度は、ワーク基板90の材質、形状、流動体94の材質または流動体94の塗布作業環境に応じて適宜設定されるものであり、作業者によって予め制御装置130に設定される。本実施形態においては、塗布部加熱具110の発熱温度は、80℃程度に設定される。これにより、本実施形態においては、塗布端面92aは、50℃程度に加熱される。
また、制御装置130は、可動キャリッジ装置123の作動を制御して流動体吐出具120および流動体定着装置122をそれぞれ載置するスライダー123aをワーク基板90の塗布端面92aにおける流動体94の塗布開始位置に位置決めする。本実施形態においては、制御装置130は、図2における二点鎖線で示すように、スライダー123aを図示X軸方向における最右端の位置に位置決めさせる。また、制御装置130は、流動体定着装置122の作動を開始させて紫外線を発光させる。
次に、制御装置130は、ワーク搬送装置105の作動を制御してストックスペースに配置されているワーク基板90を把持してワーク保持具101の保持面102上に配置する。この場合、ワーク基板90は、4つの端面92のうちの1つの端面92を塗布端面92aとして流動体吐出具120に対向するとともに図示X軸方向に平行な向きで配置される。
また、この場合、ワーク保持具101に隣接配置されている伝熱プレート112は、ワーク保持具101の保持面102の上面よりも高い位置に配置されている。このため、ワーク基板90は、板面91における塗布端面92a側の縁部分91aが伝熱プレート112上に載置されるため、板面91の中央部よりも塗布端面92a側の縁部分91aが上方となる傾斜した状態でワーク保持具101上に配置される。
また、この場合、伝熱プレート112は、塗布部加熱具110によって加熱された状態となっている。したがって、伝熱プレート112上に載置されたワーク基板90における縁部分91aは、伝熱プレート112上に載置された直後から加熱が開始される。なお、ワーク基板90は、作業者の手作業によってワーク保持具101上に配置されてもよいことは当然である。
次に、制御装置130は、吸引ポンプ103を作動させることにより保持面102上に負圧を発生させてワーク基板90を保持させる。これにより、ワーク基板90は、ワーク保持具101における保持面102上に水平状態で固定的に保持される(図1参照)。この場合、ワーク基板90は、板面91の中央部よりも塗布端面92a側の縁部分91aが上方となる傾斜した状態でワーク保持具101上に配置される。このため、ワーク基板90は、板面91の中央部よりも塗布端面92a側の縁部分91aが上方となる傾斜または反った状態でワーク保持具101上に配置される。
次に、制御装置130は、押圧機構114の作動を制御して対向板113を下降させてワーク基板90における伝熱プレート112上に載置されている縁部分91aを押圧する。これにより、ワーク基板90は、ワーク基板90における伝熱プレート112上に載置されている縁部分91aが伝熱プレート112と対向板113とで挟まれた状態となる。これにより、ワーク基板90は、伝熱プレート112と対向板113とで挟まれた縁部分91aが加熱されることで同縁部分91aに隣接する塗布端面92aが加熱される。
次に、制御装置130は、ワーク基板90の塗布端面92aが所定の温度に達するまでの時間だけ待った後、図2における二点鎖線の矢印で示すように、可動キャリッジ装置123の作動を制御して流動体吐出具120および流動体定着装置122をそれぞれ塗布端面92aに沿って変位させる。この場合、制御装置130は、流動体吐出具120の作動を制御してノズル121から流動体94を吐出させる。
これにより、ワーク基板90の塗布端面92aには、流動体94が塗布された後、直ちに紫外線が照射されることで塗布端面92a上に固化して定着して保護層93が形成される。この流動体94の塗布過程においては、塗布端面92aが塗布部加熱具110によって予め加熱されているため、塗布された流動体94が塗布端面92a上に円滑に塗り広げられて均一な保護層93が形成される。
次に、制御装置130は、塗布端面92aに流動体94の塗布および紫外線の照射を終えた場合には、可動キャリッジ装置123の作動を制御してスライダー123aをワーク基板90の塗布端面92aにおける流動体94の塗布開始位置に再び位置決めする。
次に、制御装置130は、ワーク保持具101上に保持されているワーク基板90の向きを変える。具体的には、制御装置130は、押圧機構114の作動を制御して対向板113を上昇させることでワーク基板90の押圧状態を解除するとともに、吸引ポンプ103の作動を制御してワーク基板90の吸着状態を解除する。次に、制御装置130は、ワーク搬送装置105の作動を制御してワーク保持具101上のワーク基板90を保持して上方に変位させることでワーク保持具101上から離脱させるとともに、ワーク搬送装置105の作動を制御して保持しているワーク基板90の向きを90度だけ回動させる。
次に、制御装置130は、ワーク搬送装置105の作動を制御して再びワーク保持具101上に載置した後、吸引ポンプ103を作動させることにより保持面102上にワーク基板90を再び保持させる。これにより、流動体吐出具120には、同一のワーク基板90における新たな塗布端面92aが対向配置される。また、制御装置130は、押圧機構114の作動を制御して対向板113を下降させてワーク基板90における伝熱プレート112上に載置されている縁部分91aを押圧する。
なお、このワーク基板90の向きの変更過程においては、制御装置130は、塗布部加熱具110の発熱状態を維持する一方で流動体定着装置122の作動を一時的に停止している。これは、塗布部加熱具110の温度低下を防ぐとともに、紫外線が不必要な部分に照射されることを防止するためである。しかし、制御装置130は、ワーク基板90の向きの変更過程において、塗布部加熱具110を一時的に停止するとともに流動体定着装置122の紫外線照射状態を維持することを排除するものではない。
次に、制御装置130は、新たな塗布端面92aに対して流動体94の塗布作業を行う。この新たな塗布端面92aに対する流動体94の塗布作業は、前記した塗布作業と同じであるためその説明を省略する。すなわち、制御装置130は、1つのワーク基板90について1つの塗布端面92aに保護層93を形成するごとにワーク基板90の向きを90度ずつ変えてワーク保持具101上に配置し直すことで4つの端面92にそれぞれ保護層93の形成作業を行うことができる。
そして、制御装置130は、ワーク基板90のすべての塗布端面92aに流動体94を塗布して保護層93の形成作業を終えた場合には、押圧機構114、吸引ポンプ103およびワーク搬送装置105の作動を制御してワーク保持具101上からワーク基板90を撤去して新たなワーク基板90をワーク保持具101上に配置して流動体94の塗布作業を行うことができる。
上記作動説明からも理解できるように、上記実施形態によれば、端面塗布装置100は、塗布部加熱具110がワーク基板90に間接的に接触して流動体94が塗布される塗布端面92aを加熱しているため、塗布端面92aを効率的に加熱して塗布作業におけるタクトタイムを短縮することができる。
さらに、本発明の実施にあたっては、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
例えば、上記実施形態においては、塗布部加熱具110は、伝熱プレート112を介してワーク基板90を間接的に加熱するように構成した。これにより、塗布部加熱具110は、伝熱プレート112によって塗布部加熱具110の温度変化が直接ワーク基板90に伝熱することが緩和されてワーク基板90を精度良く加熱することができる。しかし、塗布部加熱具110は、伝熱プレート112を省略してワーク基板90に直接接触して直接的に加熱することもできる。これによれば、塗布部加熱具110は、伝熱プレート112を加熱するエネルギを不要とすることができる。
また、上記実施形態においては、塗布部加熱具110は、ワーク基板90の板面91における流動体94が塗布される塗布端面92aに隣接するワーク基板90の縁部分91aを加熱した。これにより、塗布部加熱具110は、流動体94が塗布される塗布端面92aを効率的に加熱することができる。しかし、塗布部加熱具110は、ワーク基板90における塗布端面92aを加熱するように構成されていればよい。
したがって、例えば、端面塗布装置100は、塗布端面92aの下方に塗布端面92aを支持する支持台座を備えるとともに、この支持台座に対向する上方に塗布部加熱具110を塗布端面92aに対して接触または離隔するように設けることもできる。また、塗布部加熱具110は、ワーク基板90の板面91における流動体94が塗布される塗布端面92aに隣接するワーク基板90の縁部分91aよりも内側の部分を加熱することもできる。例えば、端面塗布装置100は、ワーク保持具101内に電熱線110aを備えることで保持面102自体が発熱するように構成することができる。
また、端面塗布装置100は、ワーク基板90における板面91以外の部分を加熱することもできる。例えば、端面塗布装置100は、可動キャリッジ装置123におけるスライダー123aに塗布部加熱具110を設けておき、この塗布部加熱具110を塗布端面92aに接触させて加熱した後に流動体94の塗布作業を行うこともできる。なお、この場合、塗布部加熱具110は、ワーク基板90の塗布端面92aに対して接近または離隔可能な状態でスライダー123a上に設けることもできる。
また、上記実施形態においては、端面塗布装置100は、ワーク基板90における塗布部加熱具110が加熱する板面91とは反対側の板面91に突き当てられる対向板113を備えて構成した。これにより、端面塗布装置100は、塗布部加熱具110が接触されるワーク基板90を塗布部加熱具110の反対側から支持することで塗布部加熱具110を精度良くワーク基板90に密着させて効果的に加熱することができる。しかし、端面塗布装置100は、対向板113および押圧機構114を省略して構成することもできる。
また、上記実施形態においては、端面塗布装置100は、塗布部加熱具110がワーク基板90が接触する前から発熱を開始するように構成した。これにより、端面塗布装置100は、塗布部加熱具110がワーク基板90が接触した直後から加熱することができ流動体94の塗布作業全体を効率的に行うことができる。しかし、端面塗布装置100は、塗布部加熱具110がワーク基板90が接触すると同時または接触した後から発熱を開始するように構成することもできる。
また、上記実施形態においては、伝熱プレート112は、ワーク基板90に接触する面(図示上面)がワーク保持具101の保持面102よりも僅かに高い位置(0.1mm)に位置するように設けられている。すなわち、伝熱プレート112は、ワーク保持具101が保持するワーク基板90の保持位置よりも塗布部加熱具110とは反対側に板面91を押し込んだ位置でワーク基板90に接触して加熱している。これにより、端面塗布装置100は、塗布部加熱具110を確実にワーク基板90に密着させて効果的に加熱することができる。この場合、ワーク保持具101の保持面102の位置と伝熱プレート112の板面(ワーク基板90が接触する面)の位置との差は、1mm以下がよく、より好ましくは0.3mm以下がよい。
しかし、ワーク保持具101の保持面102の位置と伝熱プレート112の板面の位置との互いに同じ位置に形成することができる。また、伝熱プレート112の板面は、ワーク保持具101が保持するワーク基板90の保持位置よりも塗布部加熱具110側に板面91を押し込んだ位置でワーク基板90に接触して加熱することもできる。なお、このような構成は、伝熱プレート112を省略して塗布部加熱具110がワーク基板90に直接接触して加熱する構成でも同様に採用することができる。
また、上記実施形態においては、流動体94は、紫外線によって硬化する紫外線硬化樹脂を用いた。しかし、流動体94は、紫外線以外の光線、例えば、赤外線によって硬化する樹脂であってもよい。この場合、流動体定着装置122は、紫外線照射装置に代えて赤外線照射装置で構成することができる。また、流動体94を自然効果させる場合には、流動体定着装置122は不要である。また、流動体94は、ワーク基板90の端面92を保護するための樹脂材で構成した。しかし、流動体94は、保護材以外のもの、例えば、接着剤、またはワーク基板90の端面92からの光の漏出を防ぐコーティング材などであってもよい。
また、上記実施形態においては、ワーク保持具101は、吸引ポンプ103が発生させる負圧によって保持面102に吸着するように構成した。しかし、ワーク保持具101は、ワーク基板90を着脱自在に保持できればよいため、負圧による吸着以外の保持方法、例えば、磁気による吸着または機械的なクラップ治具による保持であってもよいことは当然である。
また、上記実施形態においては、ワーク基板90の端面92は、平面状に形成されている。しかし、ワーク基板90の端面92の形状は、必ずしも1つの平面で形成されている必要はなく、端面92の縁部が面取りされていてもよいし、端面92の全体が曲面であってもよい。
また、上記実施形態においては、ワーク保持具101は、保持面102を水平方向に延びて形成した。しかし、ワーク保持具101は、ワーク基板90を保持できれば、必ずしも上記実施形態に限定されるものではない。したがって、ワーク保持具101は、例えば、保持面102を垂直方向に延びて形成することもできる。また、ワーク保持具101は、ワーク基板90の塗布端面92aが保持面102から張り出さない状態で保持するように構成することもできる。
また、上記実施形態においては、制御装置130は、塗布端面92aの加熱温度を所定の温度に保つ制御を行わないように構成した。しかし、制御装置130は、塗布端面92aの温度を検出して塗布部加熱具110の作動を制御することで塗布端面92aの温度を所定の温度に保つ制御を行うようにすることもできる。
また、上記実施形態においては、ワーク保持具101は、1つのワーク基板90を保持するように構成した。しかし、ワーク保持具101は、クランプなどを用いて複数のワーク基板90を積層した状態で保持するように構成することもできる。
また、上記実施形態においては、ワーク基板90は、金属材を主材するプリント基板で構成した。しかし、ワーク基板90は、流動体94の塗布対象となる板材を広く採用することができる。したがって、例えば、ワーク基板90は、ガラス材または樹脂材を主材するプリント基板のほか、ディスプレイを構成するガラス基板を採用することもできる。
90…ワーク基板、91…板面、91a…縁部分、92…端面、92a…塗布端面、93…保護層、94…流動体、
100…端面塗布装置、
101…ワーク保持具、102…保持面、103…吸引ポンプ、104…ベース台、105…ワーク搬送装置、105a…ハンド部、
110…塗布部加熱具、110a…電熱線、111…台座、112…伝熱プレート、113…対向板、114…押圧機構、
120…流動体吐出具、121…ノズル、122…流動体定着装置、123…可動キャリッジ装置、123a…スライダー
130…制御装置、131…操作パネル。

Claims (7)

  1. 板状に形成されたワーク基板の端面に流動体を塗布する端面塗布装置であって、
    前記ワーク基板を着脱自在に保持するワーク保持具と、
    前記ワーク基板に直接的または間接的に接触して前記端面における前記流動体が塗布される部分を加熱する塗布部加熱具と
    前記ワーク基板における前記加熱された部分に前記流動体を吐出する流動体吐出具とを備えることを特徴とする端面塗布装置。
  2. 請求項1に記載した端面塗布装置において、
    前記塗布部加熱具は、
    前記ワーク基板の板面を加熱することを特徴とする端面塗布装置。
  3. 請求項2に記載した端面塗布装置において、
    前記塗布部加熱具は、
    前記ワーク基板の板面における前記流動体が塗布される前記端面に隣接する縁部分を加熱することを特徴とする端面塗布装置。
  4. 請求項2または請求項3に記載した端面塗布装置において、さらに、
    前記ワーク基板における前記塗布部加熱具が加熱する板面とは反対側の板面に突き当てられる対向板を備えることを特徴とする端面塗布装置。
  5. 請求項2ないし請求項4のうちのいずれか1つに記載した端面塗布装置において、
    前記塗布部加熱具は、
    前記ワーク保持具で保持される前記ワーク基板の保持位置よりも前記塗布部加熱具とは反対側に前記板面を押し込んだ位置で前記ワーク基板に接触して加熱することを特徴とする端面塗布装置。
  6. 請求項1ないし請求項5のうちのいずれか1つに記載した端面塗布装置において、さらに、
    前記塗布部加熱具と前記ワーク基板との間に配置されて前記塗布部加熱具が発する熱を前記ワーク基板に伝える板状の伝熱プレートを備えることを特徴とする端面塗布装置。
  7. 請求項1ないし請求項6のうちのいずれか1つに記載した端面塗布装置において、
    前記塗布部加熱具は、
    前記ワーク基板が接触する前に発熱を開始していることを特徴とする端面塗布装置。
JP2021204939A 2021-12-17 2021-12-17 端面塗布装置 Pending JP2023090139A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021204939A JP2023090139A (ja) 2021-12-17 2021-12-17 端面塗布装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021204939A JP2023090139A (ja) 2021-12-17 2021-12-17 端面塗布装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2023090139A true JP2023090139A (ja) 2023-06-29

Family

ID=86937163

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021204939A Pending JP2023090139A (ja) 2021-12-17 2021-12-17 端面塗布装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2023090139A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11470724B2 (en) Manufacturing apparatus for performing additive manufacturing of an electrical device
TWI745335B (zh) 端面塗佈裝置
US9375914B2 (en) Paste supply apparatus, screen printing machine, paste supply method and screen printing method
KR102242435B1 (ko) 테이프 박리 장치
US20140366755A1 (en) Paste supply apparatus, screen printing machine, paste supply method and screen printing method
KR102273522B1 (ko) 성형형, 수지 성형 장치 및 수지 성형품의 제조 방법
JP2018029172A (ja) 圧着装置
CN1411333A (zh) 电子元件焊接装置及方法、电路板、及电子元件安装装置
JP2023090139A (ja) 端面塗布装置
US20210267054A1 (en) Circuit formation method and circuit formation device
CN114559672B (zh) 加压装置及加压方法
JP2003318225A (ja) 電子部品実装装置
CN115732617A (zh) 保护膜形成装置
JP2023090141A (ja) 端面塗布装置
JP2022029021A (ja) 治具の製造方法、治具、3次元造形物製造装置、及び3次元造形物の製造方法
TWI847241B (zh) 保護膜形成裝置
JP2015194727A (ja) 表示装置用部材の製造装置及び表示装置用部材の製造方法
JP7062795B2 (ja) 回路形成装置
KR102707186B1 (ko) 보호막 형성 장치
WO2022176152A1 (ja) 印刷作業機、作業システム、および印刷方法
JP2023035905A (ja) 保護膜形成装置
JP2006163173A (ja) 部品の組み立て装置及び組み立て方法
CN218396340U (zh) 烧结设备及半导体激光器制造系统
JP2005223241A (ja) 電子部品接合装置及び方法、並びに電子部品実装装置
JP2023035906A (ja) 保護膜形成装置