JP2023087996A - レシピ提示装置、レシピ提示システム、レシピ提示方法およびプログラム - Google Patents

レシピ提示装置、レシピ提示システム、レシピ提示方法およびプログラム Download PDF

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Shoichiro Sakurai
和秋 守岩
Kazuaki Moriiwa
彩斗 大竹
Ayato Otake
美早 ▲高▼橋
Misaki Takahashi
宗典 古賀
Sosuke Koga
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Abstract

【課題】利用者の家族構成を考慮し且つ経時的な調理レシピの選択傾向が反映された調理レシピの提示が可能なレシピ提示装置、レシピ提示システム、レシピ提示方法およびプログラムを提供する。【解決手段】クラウドサーバ1は、利用者が利用する炊飯器2で1回の炊飯処理で使用する米の炊飯量を示す炊飯量情報と、利用者の過去に電子商取引で購入した履歴を示す購入履歴情報と、利用者の性別、年齢を含む利用者情報と、から、利用者の家族構成を推定する家族構成推定モデルを用いて、利用者の家族構成を推定する家族構成推定部114と、炊飯量情報と利用者情報と家族構成を示す家族構成情報と利用者が過去に閲覧した調理レシピを識別するレシピ識別情報とから、利用者の所望する米種と調理レシピとの組合せを推定する米種レシピ推定モデルを用いて、利用者の所望する米種と調理レシピを推定する米種レシピ推定部115と、を備える。【選択図】図5

Description

本開示は、レシピ提示装置、レシピ提示システム、レシピ提示方法およびプログラムに関する。
冷蔵庫に貯蔵された食材の在庫リストを参照して、使用者の所望するレシピ方針に沿ったレシピを提案する食材管理システムが提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開2021-89105号公報
ところで、特許文献1に記載された食材管理システムのようなレシピを提案するシステムにおいて、利用者の家族構成を考慮したレシピの提案が可能なシステムが要請されている。
本開示は上記事由に鑑みてなされたものであり、利用者の家族構成を考慮し且つ経時的な調理レシピの選択傾向が反映された調理レシピの提示が可能なレシピ提示装置、レシピ提示システム、レシピ提示方法およびプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本開示に係るレシピ提示装置は、
利用者が利用する炊飯器で1回の炊飯処理で使用する米の炊飯量を示す炊飯量情報と、利用者の過去に電子商取引で購入した履歴を示す購入履歴情報と、利用者の性別、年齢を含む利用者情報と、から、利用者の家族構成を推定する家族構成推定モデルを用いて、利用者の家族構成を推定する家族構成推定部と、
前記炊飯量情報と、前記利用者情報と、前記家族構成を示す家族構成情報と、利用者が過去に閲覧した調理レシピを識別するレシピ識別情報と、から、米種と調理レシピとの組合せを推定する米種レシピ推定モデルを用いて、前記米種と前記調理レシピを推定する米種レシピ推定部と、を備える。
本開示によれば、家族構成推定部が、炊飯量情報、購入履歴情報および利用者情報から、利用者の家族構成を推定し、米種レシピ推定部が、炊飯量情報、購入履歴情報および利用者情報とともに、推定された家族構成を示す家族構成情報と、レシピ識別情報と、から、米種と調理レシピとの組合せを推定する。これにより、利用者の家族構成と利用者の過去における調理レシピの閲覧履歴とに応じた米種と調理レシピとの組合せを提示することができる。従って、利用者の家族構成を考慮し且つ利用者の経時的な調理レシピの選択傾向が反映された調理レシピを提示することができる。
本開示の実施の形態に係るレシピ提示システムの概略構成図 実施の形態に係るレシピ提示システムのハードウェア構成を示すブロック図 実施の形態に係る端末装置の機能構成を示すブロック図 実施の形態に係る端末装置の米種レシピ記憶部が記憶する情報の一例を示す図 実施の形態に係るクラウドサーバの機能構成を示すブロック図 (A)は実施の形態に係る炊飯設定記憶部が記憶する情報の一例を示す図、(B)は実施の形態に係る購入履歴記憶部が記憶する情報の一例を示す図 (A)は実施の形態に係る利用者情報記憶部が記憶する情報の一例を示す図、(B)は実施の形態に係る閲覧レシピ記憶部が記憶する情報の一例を示す図 (A)は実施の形態に係る米種レシピ推定モデルを説明するための図、(B)は実施の形態に係る家族構成推定モデルを説明するための図 実施の形態に係るレシピマップ記憶部が記憶する情報の一例を示す図 実施の形態に係るレシピ提示システムの動作を説明するためのシーケンス図 実施の形態に係るレシピ提示システムの動作を説明するためのシーケンス図 実施の形態に係る端末装置の表示部に表示されるレシピ提示画像の一例を示す図 実施の形態に係るレシピ提示システムの動作を説明するためのシーケンス図 (A)は実施の形態に係る端末装置の表示部に表示される操作画面画像の一例を示す図、(B)は他の操作画面画像の一例を示す図 実施の形態に係る端末装置の表示部に表示される米種提示画像の一例を示す図 実施の形態に係る端末装置が実行する端末装置制御処理の流れの一例を示すフローチャート 実施の形態に係る端末装置が実行する端末装置制御処理の流れの一例を示すフローチャート 実施の形態に係るクラウドサーバが実行する米種レシピ提示処理の流れの一例を示すフローチャート 実施の形態に係るクラウドサーバが実行する米種レシピ提示処理の流れの一例を示すフローチャート
以下、本開示の実施の形態に係るレシピ提示装置について、図面を参照しながら説明する。本実施の形態に係るレシピ提示装置は、家族構成推定部と、米種レシピ推定部と、を備える。家族構成推定部は、利用者が利用する炊飯器で1回の炊飯処理で使用する米の炊飯量を示す炊飯量情報と、利用者の過去に電子商取引で購入した履歴を示す購入履歴情報と、利用者の性別、年齢を含む利用者情報と、から、利用者の家族構成を推定する家族構成推定モデルを用いて、利用者の家族構成を推定する。また、米種レシピ推定部は、炊飯量情報と、購入履歴情報と、利用者情報と、推定された家族構成を示す家族構成情報と、利用者が過去に閲覧した調理レシピを識別するレシピ識別情報と、から、米種と調理レシピとの組合せを推定する米種レシピ推定モデルを用いて、前記米種と前記調理レシピを推定する。
本実施の形態に係るレシピ提示システムは、例えば図1に示すような、住宅H内に配置された炊飯器2と、炊飯器2の利用者が所持する端末装置3と、クラウドサーバ1と、を備える。住宅Hには、炊飯器2と局所ネットワークNW2を介して通信可能なブロードバンドルータ(以下、「BBR」と称する。)6が設置されている。BBR6は、インターネットのような広域ネットワークNW1に接続されている。局所ネットワークNW2は、無線LAN(Local Area Network)または有線LANである。端末装置3とクラウドサーバ1とは、広域ネットワークNW1を介して互いに通信可能となっている。また、広域ネットワークNW1には、ECサイト管理サーバ91と、モデル管理サーバ92と、が接続されている。
ECサイト管理サーバ91は、利用者が電子商取引により商品を購入するためのEC(Electronic Commerce)サイトを運用するためのサーバである。ECサイト管理サーバ91は、ECサイトを利用する利用者からの発注内容を示す発注情報を、利用者を識別する利用者識別情報に対応づけて記憶する発注情報記憶部と、発注情報に対応する電子商取引が成立する毎に、その発注情報に対応する利用者の購入履歴を示す購入履歴情報を、利用者識別情報に対応づけて記憶する購入履歴記憶部と、を備える。また、ECサイト管理サーバ91は、端末装置3から送信される登録情報を取得すると、取得した登録情報から利用者情報を抽出して発注情報記憶部と購入履歴記憶部とに登録する。ここでは、ECサイト管理サーバ91は、登録処理において、発注情報記憶部と購入履歴記憶部とに登録情報に対応する利用者の発注情報、購入情報を記憶するための領域を確保する。そして、ECサイト管理サーバ91は、端末装置3から送信される発注情報を取得すると、取得した発注情報を発注情報記憶部に記憶させる。また、ECサイト管理サーバ91は、利用者が電子商取引により商品を購入する毎に、購入履歴記憶部におけるその利用者に対応する領域に購入情報を時系列で記憶していく。また、ECサイト管理サーバ91は、クラウドサーバ1から広域ネットワークNW1を介して購入情報要求情報を取得すると、これに応じて、クラウドサーバ1へ送信する購入情報を特定する。ここで、購入情報要求情報には、利用者識別情報が含まれており、ECサイト管理サーバ91は、購入情報要求情報に含まれる利用者識別情報に対応づけられた購入情報を特定する。そして、ECサイト管理サーバ91は、特定した購入情報をクラウドサーバ1へ送信する。
モデル管理サーバ92は、後述する家族構成推定モデルを更新するための教師情報を管理する。モデル管理サーバ92は、予め設定された家族構成推定モデル更新時期が到来する毎に、教師情報を生成してクラウドサーバ1へ送信する。
炊飯器2は、図2に示すように、調理する米が投入される内鍋(図示せず)と、内鍋を加熱する加熱部21と、加熱開始後の経過時間を計時する計時部22と、内鍋の内側の温度を計測する温度計測部23と、加熱部21、計時部22および温度計測部23を制御する炊飯器制御部24と、通信アダプタ29と、を備える。炊飯器制御部24は、利用者により炊飯処理を予約実行するための炊飯開始設定操作が行われる毎に、炊飯処理の開始時期を示す炊飯開始時期情報と、炊飯する米の米種を識別する米種識別情報と、1回の炊飯処理で使用する米の炊飯量を示す炊飯量情報と、利用者を識別する利用者識別情報と、を含む炊飯設定情報を生成する。そして、炊飯器制御部24は、生成した炊飯器設定情報を通信アダプタ29へ出力する。通信アダプタ29は、炊飯器制御部24から入力される炊飯器設定情報を、局所ネットワークNW2、BBR6および広域ネットワークNW1を介してクラウドサーバ1へ送信する。
端末装置3は、例えばスマートフォンであり、CPU(Central Processing Unit)301と、主記憶部302と、補助記憶部303と、表示部304と、入力部305と、広域通信部306と、各部を接続するバス309と、を備え、炊飯器2の利用者により操作される。主記憶部302は、例えばRAM(Random Access Memory)のような揮発性メモリであり、CPU301の作業領域として使用される。また、主記憶部302は、表示部304に表示させる画像情報を一時的に記憶する画像専用メモリ(図示せず)を有する。補助記憶部303は、例えばROM(Read Only Memory)、半導体フラッシュメモリ等の不揮発性メモリであり、端末装置3の各種機能を実現するためのプログラムを記憶する。表示部304は、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro-luminescence)ディスプレイ等であり各種情報を表示する。入力部305は、例えば表示部304に重ねて配置される透明なタッチパッドであり、端末装置3の利用者の操作に応じた各種操作情報を受け付けて、受け付けた操作情報をCPU301へ出力する。広域通信部306は、広域ネットワークNW1に接続するためのインタフェースを有する。
CPU301は、補助記憶部303が記憶するプログラムを主記憶部302に読み出して実行することにより、図3に示すように、提示時刻取得部311、米種レシピ取得部312、画像生成部313、表示制御部314、受付部315、登録要求部316、閲覧レシピ通知部317、発注部318および米種レシピ特定部319として機能する。また、図2に示す補助記憶部303は、図3に示すように、米種レシピ記憶部331と、画像記憶部332と、を有する。更に、図2に示す主記憶部302の画像専用メモリは、表示部304に表示させる画像を一時的に記憶する表示画像記憶部321を有する。米種レシピ記憶部331は、例えば図4に示すように、クラウドサーバ1から取得した米種情報、レシピ情報と、これらの組合せに対応する利用者の嗜好との適合度を示すスコア情報と、を、米種識別情報およびレシピ識別情報の組合せに対応づけて記憶する。図4に示す例では、例えば「AAA産BB米」と「ローストビーフ」との組合せの利用者の嗜好との適合度が「91%」であることを示している。図3に戻って、画像記憶部332は、通知画面画像を構築するための基本的なアイコン画像を示す画像情報を含む各種画像情報を記憶する。
提示時刻取得部311は、クラウドサーバ1から送信される提示時刻情報を取得すると、取得した提示時刻情報を画像生成部313に通知する。米種レシピ取得部312は、クラウドサーバ1から送信される米種情報、レシピ情報、スコア情報、米種識別情報およびレシピ識別情報を取得すると、取得したこれらの情報を互いに対応づけて米種レシピ記憶部331に記憶させる。画像生成部313は、提示時刻取得部311から提示時刻情報が通知されると、通知された提示時刻情報に基づいて、時刻提示画像を生成し、生成した時刻提示画像を表示画像記憶部321に記憶させる。また、画像生成部313は、提示時刻情報が示す提示時刻以後において、受付部315から利用者による調理レシピを閲覧するためのレシピ閲覧操作を示す操作情報が通知されると、米種レシピ記憶部331が記憶する米種情報、レシピ情報およびスコア情報に基づいて、レシピ提示画像を生成し、生成したレシピ提示画像を表示画像記憶部321に記憶させる。更に、画像生成部313は、受付部315から利用者による閲覧する調理レシピを変更するための閲覧レシピ変更操作を示す操作情報が通知されると、操作情報に基づいて調理レシピを特定してから、米種レシピ記憶部331が記憶する米種情報、レシピ情報およびスコア情報に基づいて、特定した調理レシピを表すレシピ提示画像を生成し、生成したレシピ提示画像を表示画像記憶部321に記憶させる。また、画像生成部313は、受付部315から利用者による米の種類を提示する米種提示画像を閲覧するための米種閲覧操作を示す操作情報が通知されると、操作情報に基づいて米種を特定してから、米種レシピ記憶部331が記憶する米種情報、レシピ情報およびスコア情報に基づいて、特定した米種を表す米種提示画像を生成し、生成した米種提示画像を表示画像記憶部321に記憶させる。表示制御部314は、表示画像記憶部321が記憶する情報に対応する画像を表示部304に表示させる。
受付部315は、利用者が入力部305に対して行った操作内容を受け付け、受け付けた操作内容に応じた操作情報を生成して画像生成部313、登録要求部316、閲覧レシピ通知部317または発注部318に通知する。登録要求部316は、受付部315から炊飯器2の利用者であることをクラウドサーバ1に登録するための利用者登録操作を示す操作情報が通知されると、炊飯器2の機器識別情報と端末装置3の利用者を識別する利用者識別情報と利用者情報とを含む登録情報を生成する。ここで、利用者識別情報は、例えば端末装置3を識別する端末識別情報である。また、利用者情報は、利用者の性別を示す性別情報と、利用者の年齢を示す年齢情報と、利用者の居住地域を示す居住地域情報と、を含む。そして、登録要求部316は、生成した登録情報をクラウドサーバ1へ送信する。また、登録要求部316は、受付部315からECサイトの利用者であることをECサイト管理サーバ91に登録するためのECサイト登録操作を示す操作情報が通知されると、利用者がECサイト登録操作において入力した利用者に関する利用者情報と端末装置3の端末識別情報とを含む登録情報を生成する。ここで、利用者情報には、利用者の名称、性別、年齢、居住地域の郵便番号等を示す情報が含まれる。そして、登録要求部316は、生成した登録情報をECサイト管理サーバ91へ送信する。
閲覧レシピ通知部317は、受付部315から前述の閲覧レシピ変更操作を示す操作情報が通知されると、利用者が閲覧した調理レシピのレシピ識別情報を含む閲覧レシピ情報を生成してクラウドサーバ1へ送信する。発注部318は、受付部315から利用者がECサイトにおける電子商取引により商品を購入する操作を示す操作情報が通知されると、商品の購入先に対して商品を発注するための発注情報を生成する。そして、発注部318は、生成した発注情報をECサイト管理サーバ91へ送信する。
米種レシピ特定部319は、米種レシピ記憶部331が記憶するレシピ情報の中からスコアが最高スコアの米種とレシピ情報との組合せを特定し、特定したレシピ情報を画像生成部313に通知する。また、米種レシピ特定部319は、米種レシピ記憶部331が記憶する米種情報の中から、利用者が閲覧している調理レシピとの組合せのスコアが最高スコアの米種を特定し、特定した米種の米種情報を画像生成部313に通知する。
図2に戻って、クラウドサーバ1は、炊飯器2と局所ネットワークNW2、BBR6および広域ネットワークNW1を介して接続され、利用者に米種或いは調理レシピを提示するレシピ提示装置として機能する。クラウドサーバ1は、例えばサーバ用途のコンピュータであり、CPU101と、主記憶部102と、補助記憶部103と、広域通信部106と、計時部108と、各部を接続するバス109と、を備える。CPU101は、例えばマルチコアプロセッサである。主記憶部102は、揮発性メモリであり、CPU101の作業領域として使用される。補助記憶部103は、大容量の不揮発性メモリを有し、ROM、ストレージとして機能し、クラウドサーバ1の各種機能を実現するためのプログラムを記憶する。広域通信部106は、広域ネットワークNW1およびBBR6を介して炊飯器2と通信するとともに、端末装置3と広域ネットワークNW1を介して通信する。計時部108は、例えばリアルタイムクロックを有し、計時した時刻を示す時刻情報をCPU101へ出力する。
CPU101は、補助記憶部103が記憶するプログラムを主記憶部102に読み出して実行することにより、図5に示すように、炊飯設定取得部111、購入情報取得部112、利用者情報取得部113、家族構成推定部114、米種レシピ推定部115、米種レシピ選出部116、米種レシピ通知部117、提示時刻特定部118、提示時刻通知部119、閲覧レシピ取得部120、米種レシピ推定モデル生成部121、教師情報取得部122および家族構成推定モデル生成部123として機能する。また、図2に示す補助記憶部103は、図5に示すように、炊飯設定記憶部131と、購入履歴記憶部132と、利用者情報記憶部133と、閲覧レシピ記憶部134と、モデル記憶部135と、レシピマップ記憶部136と、米種レシピ記憶部137と、教師情報記憶部138と、を有する。
炊飯設定記憶部131は、例えば図6(A)に示すように、炊飯処理の開始時期を示す炊飯開始時期情報と、炊飯する米の米種を識別する米種識別情報と、利用者が利用する炊飯器2で1回の炊飯処理で使用する米の炊飯量を示す炊飯量情報とを、利用者を識別する利用者識別情報に対応づけて記憶する。ここで、米種識別情報は、各米種を示す米種識別番号を示す。購入履歴記憶部132は、例えば図6(B)に示すように、利用者が過去に電子商取引で購入した商品を示す購入品目情報と、商品を購入した時期を示す購入時期情報と、からなる購入履歴情報を、商品を購入した利用者を識別する利用者識別情報に対応づけて記憶する。ここで、購入品目情報は、例えば各購入品目を識別する商品識別番号を示す。利用者情報記憶部133は、例えば図7(A)に示すように、炊飯器2の利用者それぞれの性別を示す性別情報、年齢を示す年齢情報および居住地域を示す居住地域情報を、利用者識別情報に対応づけて記憶する。ここで、性別情報としては、例えば男性を「1」女性を「0」とした2値情報が採用される。また、居住地域情報としては、例えば郵便番号を示す情報が採用される。閲覧レシピ記憶部134は、例えば図7(B)に示すように、利用者が過去に閲覧した調理レシピを識別するレシピ識別情報と、その調理レシピを閲覧した時期を示す閲覧時期情報と、を、利用者識別情報に対応づけて記憶する。ここで、レシピ識別情報は、調理レシピそれぞれに固有のレシピ識別番号を示す。
図5に戻って、モデル記憶部135は、前述の炊飯量情報と、前述の購入履歴情報と、前述の利用者情報と、から、利用者の家族構成を推定するための家族構成推定モデルを示す情報を記憶する。また、モデル記憶部135は、炊飯量情報と、購入履歴情報と、利用者情報と、家族構成を示す家族構成情報と、前述のレシピ識別情報と、から、利用者の所望する米種と調理レシピとの組合せを推定するための米種レシピ推定モデルを示す情報を記憶する。家族構成推定モデルは、例えば順伝播型の多層ニューラルネットワークである。この場合、モデル記憶部135は、家族構成推定モデルの構造を示す情報と、家族構成推定モデルにおける重み係数を示す情報と、を記憶する。ここで、家族構成推定モデルの構造を示す情報には、家族構成推定モデルのノード数、層数、各ノードに対応する重み係数および活性化関数それぞれを示す情報が含まれる。この家族構成推定モデルは、図8(A)に示すように入力層L110、隠れ層L120および出力層L130を有する。入力層L110には、炊飯料情報が示す炊飯量と、購入履歴情報が示す購入品目情報および購入時期情報と、利用者情報が示す性別情報、年齢情報および居住地域情報と、が入力される。
隠れ層L120は、予め設定された数M[j]のノードx[j,i](1≦i≦M[j]、M[j]は正の整数)を含むN(Nは正の整数)個の層から構成されている。ここで、各ノードx[j,i]の出力y[j,k]は、下記式(1)の関係式で表される。
Figure 2023087996000002
・・・式(1)
ここで、w[j,i]は、重み係数を示し、f(*)は、活性化関数を示し、Jは、同一の層に属するノード数を示す。活性化関数としては、シグモイド関数、ランプ関数、ステップ関数等の非線形関数が用いられる。各ノードの出力は、当該ノードが属する層の前の層に属する複数のノードそれぞれの出力に重み係数を乗じたものの総和を引数とする活性化関数の出力となっている。出力層L130は、隠れ層L120の最終層に属するノードからの出力に基づいて、予め設定された複数種類の家族構成それぞれに対する期待値を要素とする期待値ベクトルを出力する。ここで、出力層L130は、例えばソフトマックス関数を用いた処理を実行する。
また、米種レシピ推定モデルは、例えば再帰型ニューラルネットワーク(Recurrent Neural Network)である。この場合、モデル記憶部135は、米種レシピ推定モデルの構造を示す情報と、米種レシピ推定モデルにおける重み係数を示す情報と、を記憶する。米種レシピ推定モデルの構造を示す情報には、家族構成推定モデルと同様に、ノード数、層数、各ノードに対応する重み係数および活性化関数それぞれを示す情報が含まれる。ここで、重み係数には、各ノードが属する層からの出力を入力へ帰還させる際の重み係数を含んでいる。この米種レシピ推定モデルは、図8(B)に示すように入力層L210、隠れ層L220および出力層L230を有する。入力層L210には、炊飯量情報が示す炊飯量と、購入履歴情報が示す購入品目情報および購入時期情報と、利用者情報が示す性別情報、年齢情報および居住地域情報と、利用者が直近で閲覧した調理レシピを識別するレシピ識別情報が入力される。
隠れ層L220は、例えば予め設定された数N[j]のノードy[j,i,t](1≦i≦N[j]、N[j]は正の整数)を含む3層から構成されている。ここで、入力層L210直後のノードと出力層L230直前のノードとを除く各ノードの出力y[2,j,t]は、下記式(2)の関係式で表される。
Figure 2023087996000003
・・・式(2)
ここで、win[j,i]およびwfeedback[j,i’]は、重み係数を示し、f(*)は、活性化関数を示す。また、tは、米種および調理レシピの組合せを推定した回数を反映した正の整数を示す。活性化関数としては、前述と同様に、シグモイド関数、ランプ関数、ステップ関数等の非線形関数が用いられる。t回目の推定時における各ノードの出力は、t回目における当該ノードが属する層の前の層に属する複数のノードそれぞれの出力に重み係数を乗じたものの総和と、直前のt-1回目の推定時における当該ノードと同じ層に属する複数のノードそれぞれの出力に重み係数を乗じたものの総和と、の和を引数とする活性化関数の出力となっている。出力層L230は、隠れ層L220の最終層に属するノードからの出力に基づいて、予め設定された複数種類の米種と調理レシピとの組合せそれぞれに対する期待値を要素とする期待値ベクトルを出力する。ここで、出力層L230は、例えばソフトマックス関数を用いた処理を実行する。
図5に戻って、レシピマップ記憶部136は、予め設定された期間内における複数種類の米種識別情報とレシピ識別情報との組合せを、前述の家族構成情報と利用者情報に含まれる居住地域情報とに対応づけたレシピマップ情報を記憶する。レシピマップ記憶部136は、例えば図9に示すように、1週間分の米種識別情報とレシピ識別情報との組合せを、家族構成情報と居住地域情報とに対応づけて記憶する。米種レシピ記憶部137は、予め設定された複数種類の米種情報とレシピ情報とを、それぞれ、米種識別情報、レシピ識別情報とに対応づけて記憶する。教師情報記憶部138は、家族構成推定モデルを学習させるための教師情報を記憶する。具体的には、教師情報記憶部138は、炊飯量情報と、利用者情報に含まれる年齢情報、性別情報、居住地情報と、購入品目情報と、これらに対応する家族構成情報と、を含む教師情報を記憶する。
炊飯設定取得部111は、炊飯器2から送信される炊飯設定情報を取得すると、取得した炊飯設定情報から炊飯設定情報に含まれる前述の炊飯開始時期情報と米種情報と炊飯量情報と利用者識別情報とを抽出する。そして、炊飯設定取得部111は、抽出した炊飯開始時期情報と米種情報と炊飯量情報と利用者識別情報とを互いに対応づけて炊飯設定記憶部131に記憶させる。
提示時刻特定部118は、利用者に調理レシピ、米種を提示する提示時刻を特定する。具体的には、提示時刻特定部118は、まず、炊飯設定記憶部131が記憶する炊飯開始時期情報を参照して、過去の炊飯器2において炊飯処理を開始する炊飯開始時刻の平均時刻を算出する。そして、提示時刻特定部118は、算出した平均時刻から予め設定された時間だけ遡った時点を提示時刻として特定する。ここで、提示時刻特定部118は、例えば平均時刻から30分間だけ遡った時点を提示時刻として特定する。また、提示時刻特定部118は、炊飯設定記憶部131が記憶する炊飯開示時期情報が示す過去の炊飯開始時刻を3つの時間帯に分類し、3つの時間帯それぞれにおける提示時刻を特定する。ここで、提示時刻特定部118は、例えば0時から9時の間の時間帯、9時から15時の間の時間帯、15時から24時までの間の時間帯の3つの時間帯に分類する。そして、提示時刻特定部118は、各時間帯に属する炊飯開始時刻それぞれの平均時刻を算出し、算出した平均時刻から各時間帯における提示時刻を特定する。提示時刻特定部118は、特定した提示時刻を提示時刻通知部119に通知する。提示時刻通知部119は、提示時刻特定部118が特定した提示時刻を示す提示時刻情報を生成し、生成した提示時刻情報を端末装置3へ送信する。
購入情報取得部112は、計時部108が計時する時刻に基づいて、提示時刻特定部118により特定された利用者に調理レシピ、米種を提示する提示時刻が到来したと判定する毎に、ECサイト管理サーバ91に対して利用者の購入情報の送信を要求する購入情報要求情報を生成する。この購入情報要求情報には、購入情報を取得する対象となる利用者の利用者識別情報が含まれる。購入情報取得部112は、購入情報要求情報をECサイト管理サーバ91へ送信することにより、ECサイト管理サーバ91から送信される利用者の購入情報を取得する。そして、購入情報取得部112は、取得した購入情報から購入時期情報と購入品目情報とを抽出し、抽出した購入時期情報および購入品目情報からなる購入履歴情報を利用者識別情報に対応づけて購入履歴記憶部132に記憶させる。
利用者情報取得部113は、端末装置3から送信される登録情報を取得すると、取得した登録情報に含まれる利用者情報と利用者識別情報とを抽出し、抽出した利用者情報と利用者識別情報とを互いに対応づけて利用者情報記憶部133に記憶させる。
家族構成推定部114は、前述の炊飯量情報と購入履歴情報と利用者情報とから、前述の家族構成推定モデルを用いて、利用者の家族構成を推定する。具体的には、家族構成推定部114は、モデル記憶部135が記憶する家族構成推定モデルを用いて、炊飯設定記憶部131が記憶する炊飯量情報が示す炊飯量と、購入履歴記憶部132が記憶する購入履歴情報が示す利用者の過去の購入品目を示す商品識別番号および購入時期と、利用者情報記憶部133が記憶する利用者の性別情報が示す性別を表す数値、年齢情報が示す年齢および居住地域情報が示す郵便番号と、から、予め設定された複数種類の家族構成それぞれの期待値を算出する。そして、家族構成推定部114は、算出した期待値が最も高くなる家族構成を特定する。ここで、家族構成は、例えば人数で表される。家族構成推定部114は、推定した家族構成を示す家族構成情報を米種レシピ推定部115に通知する。
米種レシピ推定部115は、前述の炊飯量情報および米種情報と、利用者情報と、家族構成推定部114により推定された家族構成を示す家族構成情報と、利用者が過去に閲覧した調理レシピを識別するレシピ識別情報と、から、前述の米種レシピ推定モデルを用いて、利用者の所望する米種と調理レシピとを推定する。具体的には、米種レシピ推定部115は、モデル記憶部135が記憶する米種レシピ推定モデルを用いて、予め設定された期間内における、炊飯設定記憶部131が記憶する炊飯量情報が示す炊飯量および米種情報が示す米種識別番号と、利用者情報記憶部133が記憶する利用者の性別情報が示す性別を表す数値、年齢情報が示す年齢および居住地域情報が示す郵便番号と、家族を構成する大人と子供それぞれの人数と、閲覧レシピ記憶部134が記憶する利用者が過去に閲覧した調理レシピのレシピ識別情報と、から、予め設定された期間経過直後の時点における複数種類の米種と調理レシピとの組合せそれぞれの期待値を算出する。ここで、予め設定された期間は、例えば1週間に設定される。米種レシピ推定部115は、閲覧レシピ記憶部134が記憶する閲覧時期情報が示す閲覧時期を3つの時間帯に分類したときに、提示時刻特定部118が特定した提示時刻に対応する炊飯開始時刻の平均時刻と同じ時間帯に属する閲覧時期に対応するレシピ識別情報を選出する。そして、米種レシピ推定部115は、算出した期待値が予め設定された基準期待値以上となる米種と調理レシピとの組合せを全て特定する。ここで、基準期待値は、例えば後述のスコアに換算した場合に「50」となるように設定される。次に、米種レシピ推定部115は、特定した米種と調理レシピとの組合せ全ての米種識別番号およびレシピ識別番号を米種レシピ選出部116に通知する。また、米種レシピ推定部115は、特定した米種と調理レシピとの組合せそれぞれについて算出した期待値に予め設定された係数を乗ずることにより利用者へのお薦め度を示すスコアに変換し、当該スコアを示すスコア情報を、米種識別番号およびレシピ識別番号の組合せに対応づけて米種レシピ選出部116に通知する。
更に、米種レシピ推定部115は、利用者が過去に調理レシピを閲覧したことがなく、閲覧レシピ記憶部134が当該利用者の利用者識別情報に対応するレシピ識別情報および閲覧時期情報を記憶していない場合、レシピマップ記憶部136が記憶するレシピマップ情報に基づいて米種と調理レシピとの組合せを特定する。具体的には、米種レシピ推定部115は、レシピマップ記憶部136が記憶するレシピマップ情報を構成する米種識別情報とレシピ識別情報との組合せの中から、前述の家族構成情報と利用者情報に含まれる居住地情報とに対応づけられた米種識別情報とレシピ識別情報とを特定する。ここで、米種レシピ推定部115は、例えば利用者が調理レシピの閲覧を開始してから予め設定された期間内は、レシピマップ情報に基づいて米種と調理レシピとの組合せを特定する。そして、予め設定された期間が経過した後、米種レシピ推定部115は、閲覧レシピ記憶部134が記憶する予め設定された期間内における閲覧時期情報とレシピ識別情報とから、米種レシピ推定モデルを用いて米種とレシピとの組合せの推定を開始するものであってもよい。ここで、予め設定された期間は、前述のように例えば1週間に設定される。また、米種レシピ推定部115は、特定した米種識別情報が示す米種識別番号とレシピ識別情報が示すレシピ識別場合とを米種レシピ選出部116に通知する。
米種レシピ選出部116は、米種レシピ記憶部137が記憶する米種情報およびレシピ情報の中から、米種レシピ推定部115から通知される米種識別番号およびレシピ識別番号それぞれに対応する米種情報およびレシピ情報を選出する。そして、米種レシピ選出部116は、選出した米種情報およびレシピ情報を、米種レシピ推定部115から通知されるスコア情報に対応づけて米種レシピ通知部117に通知する。米種レシピ通知部117は、米種レシピ選出部116から通知される米種情報、レシピ情報およびスコア情報を端末装置3へ送信する。
閲覧レシピ取得部120は、端末装置3から送信される閲覧レシピ情報を取得すると、取得した閲覧レシピ情報に含まれるレシピ識別情報および閲覧時期情報を抽出し、抽出したレシピ識別情報および閲覧時期情報を互いに対応づけて閲覧レシピ記憶部134に記憶させる。
米種レシピ推定モデル生成部121は、前述の炊飯量情報および米種情報と、利用者情報に含まれる年齢情報、性別情報、居住地情報と、前述の家族構成を示す家族構成情報と、利用者が過去に閲覧した調理レシピを識別するレシピ識別情報と、を用いて、米種レシピ推定モデルを生成する。ここで、米種レシピ推定モデル生成部121は、例えばBPTT(Back Propagation Through Time)法によりモデル記憶部135が既に記憶している米種レシピ推定モデルから新たな米種レシピ推定モデルを生成する。具体的には、米種レシピ推定モデル生成部121は、まず、モデル記憶部135が記憶する米種レシピ推定モデルを用いて、炊飯量情報および米種情報と、利用者情報に含まれる年齢情報、性別情報、居住地情報と、前述の家族構成を示す家族構成情報と、利用者が過去に閲覧した調理レシピを識別するレシピ識別情報と、から、直近の推定時から予め設定された推定回数だけ遡った時点から直近の推定時までの各回における米種と調理レシピとの組合せそれぞれの期待値を算出する。次に、米種レシピ推定モデル生成部121は、閲覧レシピ記憶部134が記憶する直近の推定時から予め設定された推定回数だけ遡った時点から直近の推定時までの各回に対応する米種と調理レシピとの組合せの期待値が他の組合せの期待値に比べて高くなるように期待値を設定する。例えば、米種レシピ推定モデル生成部121は、閲覧レシピ記憶部134が記憶する米種と調理レシピとの組合せの期待値を0よりも大きい数に設定し、他の組合せの期待値を「0」に設定する。そして、米種レシピ推定モデル生成部121は、米種レシピ推定モデルを用いて算出した期待値と、閲覧レシピ記憶部134が記憶するレシピ識別情報に基づいて設定した期待値との誤差を算出する。そして、米種レシピ推定モデル生成部121は、算出された誤差に基づくBUTT法により米種レシピ推定モデルの重み係数を決定し、決定した重み係数を示す情報をモデル記憶部135に記憶させる。
教師情報取得部122は、モデル管理サーバ92から送信される教師情報を取得すると、取得した教師情報を教師情報記憶部138に記憶させる。
家族構成推定モデル生成部123は、前述の炊飯量情報と、利用者情報に含まれる年齢情報、性別情報、居住地情報と、購入品目情報と、これらに対応する家族構成情報と、を用いて、家族構成推定モデルを生成する。ここで、家族構成推定モデル生成部123は、例えば誤差伝播法によりモデル記憶部135が既に記憶している家族構成推定モデルから新たな家族構成推定モデルを生成する。具体的には、家族構成推定モデル生成部123は、まず、モデル記憶部135が記憶する家族構成推定モデルを用いて、炊飯量情報と、利用者情報に含まれる年齢情報、性別情報、居住地情報と、購入品目情報と、から、予め設定された複数の家族構成それぞれの期待値を算出する。次に、家族構成推定モデル生成部123は、教師情報記憶部138が記憶する、前述の炊飯量情報、年齢情報、性別情報、居住地情報および購入品目情報に対応する家族構成情報が示す家族構成の期待値が他の家族構成の期待値に比べて高くなるように期待値を設定する。例えば、家族構成推定モデル生成部123は、教師情報記憶部138が記憶する前述の炊飯量情報、年齢情報、性別情報、居住地情報および購入品目情報に対応する期待値を0よりも大きい数に設定し、前述の炊飯量情報、年齢情報、性別情報、居住地情報および購入品目情報に対応する他の家族構成の期待値を「0」に設定する。そして、家族構成推定モデル生成部123は、家族構成推定モデルを用いて算出した期待値と、教師情報記憶部138が記憶する前述の炊飯量情報、年齢情報、性別情報、居住地情報および購入品目情報と家族構成との対応関係に基づいて設定した期待値との誤差を算出する。そして、家族構成推定モデル生成部123は、算出された誤差に基づく誤差伝播法により家族構成推定モデルの重み係数を決定し、決定した重み係数を示す情報をモデル記憶部135に記憶させる。
次に、本実施の形態に係る制御システムの動作について図10から図15を参照しながら説明する。まず、利用者が端末装置3の入力部305を介して炊飯器2の利用者であることをクラウドサーバ1に登録するための利用者登録操作を行うと、端末装置3は、図10に示すように、前述の炊飯器2の機器識別情報と利用者識別情報と利用者情報とを含む登録情報を生成する(ステップS1)。次に、生成された登録情報が、端末装置3からクラウドサーバ1へ送信される(ステップS2)。一方、クラウドサーバ1は、登録情報を取得すると、取得した登録情報に含まれる利用者情報と利用者識別情報とを抽出し、抽出した利用者情報と利用者識別情報とを互いに対応づけて利用者情報記憶部133に記憶させる(ステップS3)。
続いて、利用者が端末装置3の入力部305を介してECサイト管理サーバ91に利用者として登録するためのECサイト登録操作を行うと、端末装置3は、利用者情報と端末装置3の端末識別情報とを含む登録情報を生成する(ステップS4)。その後、生成された登録情報が、端末装置3からECサイト管理サーバ91へ送信される(ステップS5)。一方、ECサイト管理サーバ91は、登録情報を取得すると、取得した登録情報から利用者情報を抽出して前述の発注情報記憶部と購入履歴記憶部とに登録する(ステップS6)。
次に、利用者が炊飯器2に対して炊飯処理を予約実行するための炊飯開始設定操作が行われると、炊飯器2は、前述の炊飯開始時期情報と米種情報と炊飯量情報と利用者識別情報とを含む炊飯設定情報を生成する(ステップS7)。続いて、生成された炊飯設定情報が、炊飯器2からクラウドサーバ1へ送信される(ステップS8)。一方、クラウドサーバ1は、炊飯設定情報を取得すると、取得した炊飯設定情報から前述の炊飯開始時期情報と米種情報と炊飯量情報と利用者識別情報とを抽出し、抽出した炊飯開始時期情報と米種情報と炊飯量情報と利用者識別情報とを互いに対応づけて炊飯設定記憶部131に記憶させる(ステップS9)。その後、クラウドサーバ1は、炊飯設定記憶部131が記憶する炊飯開始時期情報を参照して、過去の炊飯器2において炊飯処理を開始する炊飯開始時刻の平均時刻を算出する(ステップS10)。次に、クラウドサーバ1は、算出した平均時刻から予め設定された時間だけ遡った時点を提示時刻として特定し、特定した提示時刻を示す提示時刻情報を生成する(ステップS11)。続いて、生成された提示時刻情報が、クラウドサーバ1から端末装置3へ送信される(ステップS12)。一方、端末装置3は、提示時刻情報を取得すると、取得した提示時刻情報が示す提示時刻を表示部304に表示させる(ステップS13)。
その後、図11に示すように、前述の提示時刻が到来すると、クラウドサーバ1は、ECサイト管理サーバ91に対して利用者の購入情報の送信を要求する購入情報要求情報を生成する(ステップS14)。次に、生成された購入情報要求情報が、クラウドサーバ1からECサイト管理サーバ91へ送信される(ステップS15)。一方、ECサイト管理サーバ91は、購入情報要求情報を取得すると、取得した購入情報要求情報に含まれる利用者識別情報に基づいて、クラウドサーバ1へ送信する購入情報を特定する(ステップS16)。続いて、特定された購入情報が、ECサイト管理サーバ91からクラウドサーバ1へ送信される(ステップS17)。一方、クラウドサーバ1は、購入情報を取得すると、購入情報に含まれる購入時期情報および購入品目情報を抽出し、抽出した購入時期情報、購入品目情報を含む購入履歴情報を、利用者識別情報に対応づけて購入履歴記憶部132に記憶させる(ステップS18)。
その後、クラウドサーバ1は、前述の炊飯量情報と購入履歴情報と利用者情報とから、前述の家族構成推定モデルを用いて、利用者の家族構成を推定する(ステップS19)。次に、クラウドサーバ1は、前述の炊飯量情報および米種情報と、利用者情報と、推定した家族構成を示す家族構成情報と、利用者が過去に閲覧した調理レシピを識別するレシピ識別情報と、から、前述の米種レシピ推定モデルを用いて、利用者の所望する米種と調理レシピとを推定する(ステップS20)。ここで、クラウドサーバ1は、例えば前述の期待値をスコアに換算したときに「50」以上となる米種と調理レシピとの組合せを特定する。続いて、クラウドサーバ1は、推定した米種と調理レシピとの組合せそれぞれについて算出した前述の期待値から利用者へのお薦め度を示すスコアを算出する(ステップS21)。その後、クラウドサーバ1は、米種レシピ記憶部137が記憶する米種情報およびレシピ情報の中から、推定した米種および調理レシピそれぞれに対応する米種情報およびレシピ情報を選出する(ステップS22)。次に、選出した米種情報およびレシピ情報と前述のスコア情報とが、クラウドサーバ1から端末装置3へ送信される(ステップS23)。
続いて、利用者が端末装置3の入力部305を介してレシピを閲覧するためのレシピ閲覧操作を行うと、端末装置3は、スコアが最高スコアのレシピ情報を特定する(ステップS24)。その後、端末装置3は、特定したレシピ情報が示す調理レシピとスコア情報とを含むレシピ提示画像を生成して表示部304に表示させる(ステップS25)。ここで、端末装置3は、例えば図12に示すように、スコア情報M11を含むレシピ提示画像GA1を表示部304に表示させる。また、レシピ提示画像GA1は、調理レシピ一覧に掲載されているおかずに適合する米種をスコア情報とともに表示する画像M12を含む。
その後、利用者が端末装置3の入力部305を介して閲覧するレシピを変更するための閲覧レシピ変更操作を行うと、端末装置3は、変更後の調理レシピが掲載されたレシピ提示画像を生成して表示部304に表示させる(ステップS26)。次に、端末装置3は、利用者が閲覧した調理レシピのレシピ識別情報と閲覧時期情報とを含む閲覧レシピ情報を生成する(ステップS27)。続いて、図13に示すように、生成された閲覧レシピ情報が、端末装置3からクラウドサーバ1へ送信される(ステップS28)。一方、クラウドサーバ1は、閲覧レシピ情報を取得すると、取得した閲覧レシピ情報に含まれるレシピ識別情報および閲覧時期情報を抽出し、抽出したレシピ識別情報および閲覧時期情報を互いに対応づけて閲覧レシピ記憶部134に記憶させる(ステップS29)。その後、クラウドサーバ1は、前述の炊飯量情報および米種情報と、利用者情報に含まれる年齢情報、性別情報、居住地情報と、前述の家族構成を示す家族構成情報と、利用者が過去に閲覧した調理レシピを識別するレシピ識別情報と、を用いて、米種レシピ推定モデルを生成する。そして、クラウドサーバ1は、生成した米種レシピ推定モデルを示す情報でモデル記憶部135が記憶する米種レシピ推定モデルを示す情報を更新する(ステップS30)。
また、端末装置3がレシピ画像を表示部304に表示させている状態で、利用者が食材を発注する食材発注操作を行ったとする。これは、端末装置3が、例えば図14(A)に示すような、入力部305における食材を発注する際にタッチされる部分に対応する部分に釦画像BU1が配置されたレシピ提示画像GA21を表示部304に表示させている状態で、利用者が入力部305における釦画像BU1に対応する部分にタッチした場合に相当する。この場合、図13に示すように、端末装置3は、食材を発注するための発注情報を生成する(ステップS31)。次に、生成された発注情報が、端末装置3からECサイト管理サーバ91へ送信される(ステップS32)。一方、ECサイト管理サーバ91は、発注情報を取得すると、取得した発注情報を発注情報記憶部に記憶させる(ステップS33)。続いて、端末装置3は、利用者が閲覧している調理レシピとの組合せのスコアが最高スコアの米種を特定し、特定した米種の表示画像を含むレシピ画像に表示させる(ステップS34)。ここでは、端末装置3が、例えば図14(B)に示すような、最高スコアの米種を表示する米種表示画像M21と入力部305におけるお米を発注する際にタッチされる部分に対応する部分に配置された釦画像BU2とを含むレシピ画像GA22を表示部304に表示させる。そして、端末装置3が図14(B)に示すようなレシピ画像GA22を表示部304に表示させている状態で、利用者が最高スコアの米種のお米を発注する米発注操作を行ったとする。これは、端末装置3が、例えば図14(B)に示すようなレシピ画像GA22を表示部304に表示させている状態で、利用者が入力部305における釦画像BU2に対応する部分にタッチした場合に相当する。この場合、図13に示すように、端末装置3は、最高スコアの米種のお米を発注するための発注情報を生成する(ステップS35)。次に、生成された発注情報が、端末装置3からECサイト管理サーバ91へ送信される(ステップS36)。一方、ECサイト管理サーバ91は、発注情報を取得すると、取得した発注情報を発注情報記憶部に記憶させる(ステップS37)。
また、利用者が端末装置3の入力部305を介して米種提示画像を閲覧するための米種閲覧操作を行うと、端末装置3は、提示する米種との組合せのスコアが比較的高い調理レシピのスコア情報を含む米種提示画像を生成して表示部304に表示させる(ステップS38)。ここで、端末装置3は、例えば図15に示すように、スコア情報M31を含む米種提示画像GA3を表示部304に表示させる。また、米種提示画像GA3は、提示している米種とおかずの調理レシピとの組合せについてのスコアを表示する画像M32を含む。
図13に戻って、更に、モデル管理サーバ92は、予め設定された家族構成推定モデル更新時期が到来する毎に、教師情報を生成する(ステップS39)。続いて、生成された教師情報が、モデル管理サーバ92からクラウドサーバ1へ送信される(ステップS40)。一方、クラウドサーバ1は、教師情報を取得すると、教師情報を用いて、家族構成推定モデルを生成する。そして、クラウドサーバ1は、生成した米種レシピ推定モデルを示す情報でモデル記憶部135が記憶する米種レシピ推定モデルを示す情報を更新する(ステップS41)。
次に、本実施の形態に係る端末装置3が実行する端末装置制御処理について図16および図17を参照しながら説明する。この端末装置制御処理は、例えば端末装置3において端末装置制御処理を実行するためのプログラムが起動したことを契機として開始される。まず、図16に示すように、受付部315は、利用者が入力部305を介して行う前述の登録操作を受け付けたか否かを判定する(ステップS201)。ここで、登録操作としては、前述の利用者登録操作またはECサイト登録操作に相当する。受付部315が、登録操作を受け付けていないと判定すると(ステップS201:No)、後述するステップS203の処理が実行される。一方、受付部315が登録操作を受け付けたと判定すると(ステップS201:Yes)、登録操作に対応する登録情報を生成してクラウドサーバ1またはECサイト管理サーバ91へ送信する(ステップS202)。次に、提示時刻取得部311は、クラウドサーバ1から送信される提示時刻情報を取得したか否かを判定する(ステップS203)。ここで、提示時刻取得部311が、前述の提示時刻情報を取得していないと判定すると(ステップS203:No)、後述のステップS205の処理が実行される。一方、提示時刻取得部311は、提示時刻情報を取得したと判定すると(ステップS203:Yes)、画像生成部313が、提示時刻情報に基づいて、時刻提示画像を生成し、表示制御部314が、生成された時刻提示画像を表示部304に表示させる(ステップS204)。続いて、米種レシピ取得部312は、クラウドサーバ1から送信される米種情報、レシピ情報およびスコア情報を取得したか否かを判定する(ステップS205)。ここで、米種レシピ取得部312が、米種情報、レシピ情報およびスコア情報を取得していないと判定すると(ステップS205:No)、後述のステップS207の処理が実行される。一方、米種レシピ取得部312は、米種情報、レシピ情報およびスコア情報を取得したと判定すると(ステップS205:Yes)、取得したこれらの情報を互いに対応づけて米種レシピ記憶部331に記憶させる(ステップS206)。
その後、受付部315は、前述のレシピ閲覧操作を受け付けたか否かを判定する(ステップS207)。ここで、受付部315が、レシピ閲覧操作を受け付けていないと判定すると(ステップS207:No)、再びステップS201の処理が実行される。一方、受付部315がレシピ閲覧操作を受け付けたと判定すると(ステップS207:Yes)、米種レシピ特定部319は、米種レシピ記憶部331が記憶するレシピ情報の中からスコアが最高スコアのレシピ情報を特定する(ステップS208)。次に、画像生成部313は、米種レシピ特定部319により特定されたレシピ情報と、これに対応する米種レシピ記憶部331が記憶する米種情報およびスコア情報に基づいて、レシピ提示画像を生成し、表示制御部314が、生成されたレシピ提示画像を表示部304に表示させる(ステップS209)。次に、受付部315は、前述の閲覧レシピ変更操作を受け付けたか否かを判定する(ステップS210)。ここで、受付部315が閲覧レシピ変更操作を受け付けていないと判定すると(ステップS210:No)、後述のステップS212の処理が実行される。一方、受付部315が閲覧レシピ変更操作を受け付けたと判定したとする(ステップS210:Yes)。この場合、画像生成部313は、閲覧レシピ変更操作による変更後の調理レシピを特定してから、米種レシピ記憶部331が記憶する米種情報、レシピ情報およびスコア情報に基づいて、特定した調理レシピを表すレシピ提示画像を生成する。そして、表示制御部314が、生成されたレシピ提示画像を表示部304に表示させる(ステップS211)。続いて、閲覧レシピ通知部317は、特定した調理レシピのレシピ識別情報を含む閲覧レシピ情報を生成してクラウドサーバ1へ送信する(ステップS212)。
その後、図17に示すように、受付部315は、利用者が入力部305を介して調理レシピに対応する食材を発注するための食材発注操作を行ったか否かを判定する(ステップS213)。ここで、受付部315は、食材発注操作を受け付けていないと判定すると(ステップS213:No)、前述の米種閲覧操作を受け付けたか否かを判定する(ステップS214)。ここで、受付部315が米種閲覧操作を受け付けていないと判定すると(ステップS214:No)、再びステップS209の処理が実行される。一方、受付部315が米種閲覧操作を受け付けたと判定すると(ステップS214:Yes)、画像生成部313は、米種閲覧操作に対応する米種を特定してから、米種レシピ記憶部331が記憶する米種情報、レシピ情報およびスコア情報に基づいて、特定した米種を表す米種提示画像を生成する。そして、表示制御部314が、生成された米種提示画像を表示部304に表示させる(ステップS215)。次に、受付部315は、前述のレシピ閲覧操作を受け付けたか否かを判定する(ステップS216)。ここで、受付部315がレシピ閲覧操作を受け付けたと判定すると(ステップS216:Yes)、再び前述のステップ209の処理が実行される。一方、受付部315は、レシピ閲覧操作を受け付けていないと判定すると(ステップS216:No)、米種提示画像の表示を終了させるための表示終了操作を受け付けたか否かを判定する(ステップS217)。ここで、受付部315が、表示終了操作を受け付けていないと判定すると(ステップS217:No)、再びステップS215の処理が実行される。一方、受付部315が、表示終了操作を受け付けたと判定すると(ステップS217:Yes)、再びステップS201の処理が実行される。
また、ステップS213において、受付部315が食材発注操作を受け付けたと判定したとする(ステップS213:Yes)。この場合、発注部318は、食材の購入先に対して食材を発注するための発注情報を生成し、生成した発注情報をECサイト管理サーバ91へ送信する(ステップS218)。続いて、米種レシピ特定部319は、米種レシピ記憶部331が記憶する米種情報の中から、利用者が閲覧している調理レシピとの組合せのスコアが最高スコアの米種を特定する(ステップ219)。その後、画像生成部313は、米種レシピ特定部319により特定された米種の米種情報に基づいて前述の米種表示画像を生成し、表示制御部314が、生成された米種表示画像を表示部304に表示させる(ステップS220)。次に、受付部315は、利用者が入力部305を介して米種表示画像で表される米種のお米を発注するための米発注操作を行ったか否かを判定する(ステップS221)。ここで、受付部315は、米発注操作を受け付けていないと判定すると(ステップS221:No)、後述のステップS223の処理が実行される。一方、受付部315が米発注操作を受け付けたと判定したとする(ステップS221:Yes)。この場合、発注部318は、お米の購入先に対してお米を発注するための発注情報を生成し、生成した発注情報をECサイト管理サーバ91へ送信する(ステップS222)。続いて、受付部315は、レシピ提示画像の表示を終了させるための表示終了操作を受け付けたか否かを判定する(ステップS223)。ここで、受付部315が、表示終了操作を受け付けていないと判定すると(ステップS223:No)、再びステップS209の処理が実行される。一方、受付部315が、表示終了操作を受け付けたと判定すると(ステップS223:Yes)、再びステップS201の処理が実行される。
次に、本実施の形態に係るクラウドサーバ1が実行する米種レシピ提示処理について図18および図19を参照しながら説明する。この米種レシピ提示処理は、例えばクラウドサーバ1において米種レシピ提示処理を実行するためのプログラムが起動したことを契機として開始される。まず、図18に示すように、利用者情報取得部113は、端末装置3から送信される登録情報を取得したか否かを判定する(ステップS101)。ここで、利用者情報取得部113が、登録情報を取得していないと判定すると(ステップS101:No)、後述するステップS103の処理が実行される。一方、利用者情報取得部113は、端末装置3から送信される登録情報を取得すると、取得した登録情報に含まれる利用者情報と利用者識別情報とを抽出し、抽出した利用者情報と利用者識別情報とを互いに対応づけて利用者情報記憶部133に記憶させる(ステップS102)。次に、炊飯設定取得部111は、炊飯器2から送信される炊飯設定情報を取得したか否かを判定する(ステップS103)。ここで、炊飯設定取得部111が、炊飯設定情報を取得していないと判定すると(ステップS103:No)、後述するステップS108の処理が実行される。
一方、炊飯設定取得部111は、炊飯設定情報を取得したと判定すると(ステップS103:Yes)、取得した炊飯設定情報から炊飯設定情報に含まれる前述の炊飯開始時期情報と米種情報と炊飯量情報と利用者識別情報とを抽出する。そして、炊飯設定取得部111は、抽出した炊飯開始時期情報と米種情報と炊飯量情報と利用者識別情報とを互いに対応づけて炊飯設定記憶部131に記憶させる(ステップS104)。
次に、提示時刻特定部118は、炊飯設定記憶部131が記憶する炊飯開始時期情報を参照して、過去の炊飯器2において炊飯処理を開始する炊飯開始時刻の平均時刻を算出する(ステップS105)。続いて、提示時刻特定部118は、算出した平均時刻から予め設定された時間だけ遡った時点を提示時刻として特定する(ステップS106)。ここで、提示時刻特定部118は、炊飯設定記憶部131が記憶する炊飯開示時期情報が示す過去の炊飯開始時刻を3つの時間帯に分類し、3つの時間帯それぞれにおける提示時刻を特定する。また、提示時刻特定部118は、特定した提示時刻を提示時刻通知部119に通知する。その後、提示時刻通知部119は、提示時刻特定部118が特定した提示時刻を示す提示時刻情報を生成し、生成した提示時刻情報を端末装置3へ送信する(ステップS107)。
次に、購入情報取得部112は、計時部108が計時する時刻に基づいて、提示時刻特定部118により特定された提示時刻が到来したか否かを判定する(ステップS108)。ここで、購入情報取得部112が、未だ提示時刻が到来していないと判定すると(ステップS108:No)、後述するステップS119の処理が実行される。一方、購入情報取得部112は、提示時刻が到来したと判定すると、前述の購入情報要求情報を生成し、生成した購入情報要求情報をECサイト管理サーバ91へ送信する(ステップS109)。これにより、購入情報取得部112は、ECサイト管理サーバ91から送信される利用者の購入情報を取得する(ステップS110)。続いて、購入情報取得部112は、取得した購入情報から購入時期情報と購入品目情報とを抽出し、抽出した購入時期情報および購入品目情報からなる購入履歴情報を利用者識別情報に対応づけて購入履歴記憶部132に記憶させる(ステップS111)。
その後、家族構成推定部114は、前述の炊飯量情報と購入履歴情報と利用者情報とから、前述の家族構成推定モデルを用いて、利用者の家族構成を推定する(ステップS112)。ここで、家族構成推定部114は、モデル記憶部135が記憶する家族構成推定モデルを用いて、炊飯設定記憶部131が記憶する炊飯量情報が示す炊飯量と、購入履歴記憶部132が記憶する購入履歴情報が示す利用者の過去の購入品目を示す商品識別番号および購入時期と、利用者情報記憶部133が記憶する利用者の性別情報が示す性別を表す数値、年齢情報が示す年齢および居住地域情報が示す郵便番号と、から、予め設定された複数種類の家族構成それぞれの期待値を算出する。そして、家族構成推定部114は、算出した期待値が最も高くなる家族構成を特定する。
次に、米種レシピ推定部115は、利用者が過去に閲覧した調理レシピが存在するか否かを判定する(ステップS113)。ここでは、米種レシピ推定部115は、閲覧レシピ記憶部134が米種と調理レシピとの組合せを推定する対象となる利用者の利用者識別情報に対応するレシピ識別情報と閲覧時期情報とを記憶している場合、利用者が過去に閲覧した調理レシピが存在すると判定する。ここで、米種レシピ推定部115は、閲覧レシピ記憶部134が対象となる利用者の利用者識別情報に対応するレシピ識別情報と閲覧時期情報とを記憶しておらず、利用者が過去に閲覧した調理レシピが存在しないと判定したとする(ステップS113:No)。この場合、米種レシピ推定部115は、レシピマップ記憶部136が記憶するレシピマップ情報に基づいて、米種と調理レシピとの組合せを特定する(ステップS114)。具体的には、米種レシピ推定部115は、レシピマップ記憶部136が記憶するレシピマップ情報を構成する米種識別情報とレシピ識別情報との組合せの中から、前述の家族構成情報と利用者情報に含まれる居住地域情報とに対応づけられた米種識別情報とレシピ識別情報とを特定する。続いて、後述するステップS116の処理が実行される。
一方、米種レシピ推定部115により利用者が過去に閲覧した調理レシピが存在すると判定されたとする(ステップS113:Yes)。この場合、米種レシピ推定部115は、前述の炊飯量情報および米種情報と、利用者情報と、家族構成推定部114により推定された家族構成を示す家族構成情報と、利用者が過去に閲覧した調理レシピを識別するレシピ識別情報と、から、前述の米種レシピ推定モデルを用いて、利用者の所望する米種と調理レシピとを推定する(ステップS115)。具体的には、米種レシピ推定部115は、モデル記憶部135が記憶する米種レシピ推定モデルを用いて、炊飯設定記憶部131が記憶する炊飯量情報が示す炊飯量および米種情報が示す米種識別番号と、利用者情報記憶部133が記憶する利用者の性別情報が示す性別を表す数値、年齢情報が示す年齢および居住地域情報が示す郵便番号と、家族を構成する人数と、閲覧レシピ記憶部134が記憶する利用者が過去に閲覧した調理レシピのレシピ識別情報と、から、予め設定された複数種類の米種と調理レシピとの組合せそれぞれの期待値を算出する。そして、米種レシピ推定部115は、算出した期待値が予め設定された基準期待値以上となる米種と調理レシピとの組合せを全て特定する。ここで、基準期待値は、例えばスコアに換算した場合に「50」となるように設定されている。続いて、米種レシピ推定部115は、図19に示すように、推定した米種と調理レシピとの組合せそれぞれについて算出した期待値に予め設定された係数を乗ずることにより利用者へのお薦め度を示すスコアを算出する(ステップS116)。そして、米種レシピ推定部115は、当該スコアを示すスコア情報を、米種識別番号およびレシピ識別番号の組合せに対応づけて米種レシピ選出部116に通知する。
その後、米種レシピ選出部116は、米種レシピ記憶部137が記憶する米種情報およびレシピ情報の中から、米種レシピ推定部115から通知される米種識別番号およびレシピ識別番号それぞれに対応する米種情報およびレシピ情報を選出する(ステップS117)。ここで、米種レシピ選出部116は、選出した米種情報およびレシピ情報を、米種レシピ推定部115から通知されるスコア情報に対応づけて米種レシピ通知部117に通知する。次に、米種レシピ通知部117は、米種レシピ選出部116から通知される米種情報、レシピ情報およびスコア情報を端末装置3へ送信する(ステップS118)。
続いて、閲覧レシピ取得部120は、端末装置3から送信される閲覧レシピ情報を取得したか否かを判定する(ステップS119)。ここで、閲覧レシピ取得部120が、未だ閲覧レシピ情報を取得していないと判定すると(ステップS119:No)、後述するステップS122の処理が実行される。一方、閲覧レシピ取得部120は、閲覧レシピ情報を取得したと判定すると(ステップS119:Yes)、取得した閲覧レシピ情報に含まれるレシピ識別情報および閲覧時期情報を抽出し、抽出したレシピ識別情報および閲覧時期情報を互いに対応づけて閲覧レシピ記憶部134に記憶させる(ステップS120)。
その後、米種レシピ推定モデル生成部121は、前述の炊飯量情報および米種情報と、利用者情報に含まれる年齢情報、性別情報、居住地情報と、前述の家族構成を示す家族構成情報と、利用者が過去に閲覧した調理レシピを識別するレシピ識別情報と、を用いて、米種レシピ推定モデルを生成する。そして、米種レシピ推定モデル生成部121は、生成した米種レシピ推定モデルでモデル記憶部135が記憶する米種レシピ推定モデルを更新する(ステップS121)。ここで、米種レシピ推定モデル生成部121は、BPTT法によりモデル記憶部135が既に記憶している米種レシピ推定モデルから新たな米種レシピ推定モデルを生成する。
次に、教師情報取得部122は、モデル管理サーバ92から送信される教師情報を取得したか否かを判定する(ステップS122)。ここで、教師情報取得部122が、未だ教師情報を取得していないと判定すると(ステップS122:No)、再びステップS101の処理が実行される。一方、教師情報取得部122は、教師情報を取得したと判定すると(ステップS122:Yes)、取得した教師情報を教師情報記憶部138に記憶させる(ステップS123)。
続いて、家族構成推定モデル生成部123は、前述の炊飯量情報と、利用者情報に含まれる年齢情報、性別情報、居住地情報と、購入品目情報と、これらに対応する家族構成情報と、を用いて、家族構成推定モデルを生成する。そして、家族構成推定モデル生成部123は、生成した家族構成推定モデルでモデル記憶部135が記憶する家族構成推定モデルを更新する(ステップS124)。ここで、家族構成推定モデル生成部123は、例えば誤差伝播法によりモデル記憶部135が既に記憶している家族構成推定モデルから新たな家族構成推定モデルを生成する。その後、再びステップS101の処理が実行される。
以上説明したように、本実施の形態に係るクラウドサーバ1によれば、家族構成推定部114が、炊飯量情報、購入履歴情報および利用者情報から、利用者の家族構成を推定し、米種レシピ推定部115が、炊飯量情報、購入履歴情報および利用者情報とともに、推定された家族構成を示す家族構成情報と、レシピ識別情報と、から、利用者の所望する米種と調理レシピとの組合せを推定する。これにより、利用者の家族構成と利用者の過去における調理レシピの閲覧履歴とに応じた米種と調理レシピとの組合せを提示することができる。従って、利用者の家族構成を考慮し且つ利用者の経時的な調理レシピの選択傾向が反映された調理レシピを提示することができる。
また、本実施の形態に係る米種レシピ推定部115は、閲覧レシピ記憶部134が記憶するレシピ識別情報が存在しない場合、レシピマップ情報に基づいて、米種とレシピとを特定する。これにより、利用者が過去に調理レシピを閲覧したことがない場合であっても利用者に適切な調理レシピを提示することができる。
更に、本実施の形態に係る利用者情報は、利用者が居住する地域を示す居住地域情報を含んでいる。これにより、利用者の居住する地域に適合した調理レシピを提供することができる。
更に、本実施の形態に係る提示時刻特定部118は、過去の炊飯器2において炊飯処理を開始する炊飯開始時刻の平均時刻を算出し、算出した平均時刻から予め設定された時間だけ遡った時点を前述の提示時刻として特定する。また、提示時刻特定部118は、過去の炊飯開始時刻を3つの時間帯に分類し、3つの時間帯それぞれにおける提示時刻を特定する。これにより、適切なタイミングで利用者に調理レシピを提示することができる。
また、端末装置3は、例えば図12に示すように、レシピ情報が示す調理レシピとともに、調理レシピと組合せられた米種を表すレシピ提示画像GA3を表示部304に表示させる。これにより、利用者は、調理レシピとともにその調理レシピに適合する米種を把握することができるので、利用者がお米を購入する際の利便性を高めることができる。また、米種を提示することにより、特に提示した米種の米作りを地場産業とする地域への貢献を促すことが可能となる。
以上、本開示の実施の形態について説明したが、本開示は前述の実施の形態によって限定されるものではない。例えば、端末装置3の米種レシピ特定部319が、米種レシピ記憶部331が記憶するレシピ情報の中から、予め設定された基準スコア以上のレシピ情報を複数特定するものであってもよい。この場合、画像生成部313は、特定された複数のレシピ情報それぞれの調理レシピの一覧を表すレシピ提示画像を生成するようにしてもよい。
実施の形態において、家族構成推定部114が、利用者情報に含まれる情報のうち、性別情報および年齢情報のみを用いて居住地域情報を用いずに家族構成を推定するものであってもよい。
実施の形態において、米種レシピ推定部115が、LSTM(Long Short Term Memory)構造或いはHMM(Hidden Markov Model)で表される米種レシピ推定モデルを用いて米種と調理レシピとの組合せを推定するものであってもよい。或いは、米種レシピ推定部115が、例えば多クラス分類型のサポートベクターマシンを用いて、米種と調理レシピとの組合せを推定するものであってもよい。
また、本開示に係るクラウドサーバ1および端末装置3の各種機能は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現されてもよい。この場合、ソフトウェアまたはファームウェアは、プログラムとして記述され、プログラムを、フレキシブルディスク、CD-ROM(Compact Disc Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)およびMO(Magneto-Optical Disc)等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布し、そのプログラムをコンピュータに読み込んでインストールすることにより、前述の各機能を実現することができるコンピュータを構成してもよい。そして、各機能をOS(Operating System)とアプリケーションとの分担、またはOSとアプリケーションとの協同により実現する場合等には、OS以外の部分のみを記録媒体に格納してもよい。
さらに、搬送波に各プログラムを重畳し、ネットワークを介して配信することも可能である。例えば、ネットワーク上の掲示板(BBS,Bulletin Board System)に当該プログラムを掲示し、ネットワークを介して当該プログラムを配信してもよい。そして、これらのプログラムを起動し、OSの制御下で、他のアプリケーションプログラムと同様に実行することにより、前述の処理を実行できるように構成してもよい。
本開示は、利用者に調理レシピとともに調理レシピに対応するおかずに適合した米種を提案するシステムとして好適である。
1 クラウドサーバ、2 炊飯器、3 端末装置、6 BBR、21 加熱部、22 計時部、23 温度計測部、24 炊飯器制御部、29 通信アダプタ、91 ECサイト管理サーバ、92 モデル管理サーバ、101,301 CPU、102,302 主記憶部、103,303 補助記憶部、106,306 広域通信部、108 計時部、109,309 バス、111 炊飯設定取得部、112 購入情報取得部、113 利用者情報取得部、114 家族構成推定部、115 米種レシピ推定部、116 米種レシピ選出部、117 米種レシピ通知部、118 提示時刻特定部、119 提示時刻通知部、120 閲覧レシピ取得部、121 米種レシピ推定モデル生成部、122 教師情報取得部、123 家族構成推定モデル生成部、131 炊飯設定記憶部、132 購入履歴記憶部、133 利用者情報記憶部、134 閲覧レシピ記憶部、135 モデル記憶部、136 レシピマップ記憶部、137 米種レシピ記憶部、138 教師情報記憶部、304 表示部、305 入力部、311 提示時刻取得部、312 米種レシピ取得部、313 画像生成部、314 表示制御部、315 受付部、316 登録要求部、317 閲覧レシピ通知部、318 発注部、319 米種レシピ特定部、321 表示画像記憶部、331 米種レシピ記憶部、332 画像記憶部、BU1,BU2 釦画像、GA1,GA21,GA22 レシピ提示画像、GA3 米種提示画像、H 住宅、L110,L210 入力層、L120,L220 隠れ層、L130,L230 出力層、M21 表示画像、NW1 広域ネットワーク、NW2 局所ネットワーク

Claims (9)

  1. 利用者が利用する炊飯器で1回の炊飯処理で使用する米の炊飯量を示す炊飯量情報と、利用者の過去に電子商取引で購入した履歴を示す購入履歴情報と、利用者の性別、年齢を含む利用者情報と、から、利用者の家族構成を推定する家族構成推定モデルを用いて、利用者の家族構成を推定する家族構成推定部と、
    前記炊飯量情報と、前記利用者情報と、前記家族構成を示す家族構成情報と、利用者が過去に閲覧した調理レシピを識別するレシピ識別情報と、から、米種と調理レシピとの組合せを推定する米種レシピ推定モデルを用いて、前記米種と前記調理レシピを推定する米種レシピ推定部と、を備える、
    レシピ提示装置。
  2. 利用者が閲覧した前記レシピ識別情報を時系列で記憶する閲覧レシピ記憶部を更に備え、
    前記米種レシピ推定部は、前記閲覧レシピ記憶部が記憶する前記レシピ識別情報が存在しない場合、予め設定されたレシピマップ情報に基づいて、前記米種と前記調理レシピとを特定する、
    請求項1に記載のレシピ提示装置。
  3. 前記利用者情報は、前記利用者が居住する地域を示す居住地域情報を含む、
    請求項1または2に記載のレシピ提示装置。
  4. 過去の前記炊飯器において前記炊飯処理を開始する炊飯開始時刻の平均時刻を算出し、算出した平均時刻から予め設定された時間だけ遡った時点を、少なくとも前記調理レシピを示すレシピ情報を提示する提示時刻として特定する提示時刻特定部を更に備える、
    請求項1から3のいずれか1項に記載のレシピ提示装置。
  5. 前記提示時刻特定部は、過去の前記炊飯開始時刻を3つの時間帯に分類し、3つの時間帯それぞれにおける前記提示時刻を特定する、
    請求項4に記載のレシピ提示装置。
  6. 表示部を有する端末装置と、
    利用者が利用する炊飯器で1回の炊飯処理で使用する米の炊飯量を示す炊飯量情報と、利用者の過去に電子商取引で購入した履歴を示す購入履歴情報と、利用者の性別、年齢を含む利用者情報と、から、利用者の家族構成を推定する家族構成推定モデルを用いて、利用者の家族構成を推定する家族構成推定部と、
    前記炊飯量情報と、前記利用者情報と、前記家族構成を示す家族構成情報と、利用者が過去に閲覧した調理レシピを識別するレシピ識別情報と、から、米種と調理レシピとの組合せを推定する米種レシピ推定モデルを用いて、前記米種と前記調理レシピを推定する米種レシピ推定部と、
    推定された前記米種を示す米種情報と、推定された前記調理レシピを示すレシピ情報と、を前記端末装置へ送信する米種レシピ通知部と、を備える、
    レシピ提示システム。
  7. 前記端末装置は、前記レシピ情報が示す前記調理レシピとともに、前記調理レシピと組合せられた前記米種を表すレシピ提示画像を前記表示部に表示させる、
    請求項6に記載のレシピ提示システム。
  8. 利用者が利用する炊飯器で1回の炊飯処理で使用する米の炊飯量を示す炊飯量情報と、利用者の過去に電子商取引で購入した履歴を示す購入履歴情報と、利用者の性別、年齢を含む利用者情報と、から、利用者の家族構成を推定する家族構成推定モデルを用いて、利用者の家族構成を推定するステップと、
    前記炊飯量情報と、前記購入履歴情報と、前記利用者情報と、前記家族構成を示す家族構成情報と、利用者が過去に閲覧した調理レシピを識別するレシピ識別情報と、から、米種と調理レシピとの組合せを推定する米種レシピ推定モデルを用いて、前記米種と前記調理レシピを推定するステップと、を含む、
    レシピ提示方法。
  9. コンピュータを、
    利用者が利用する炊飯器で1回の炊飯処理で使用する米の炊飯量を示す炊飯量情報と、利用者の過去に電子商取引で購入した履歴を示す購入履歴情報と、利用者の性別、年齢を含む利用者情報と、から、利用者の家族構成を推定する家族構成推定モデルを用いて、利用者の家族構成を推定する家族構成推定部、
    前記炊飯量情報と、前記利用者情報と、前記家族構成を示す家族構成情報と、利用者が過去に閲覧した調理レシピを識別するレシピ識別情報と、から、米種と調理レシピとの組合せを推定する米種レシピ推定モデルを用いて、前記米種と前記調理レシピを推定する米種レシピ推定部、
    として機能させるためのプログラム。
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