JP2023087765A - 電気接続箱およびワイヤハーネス - Google Patents

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Keisuke Ozawa
邦彦 竹内
Kunihiko Takeuchi
拓哉 中山
Takuya Nakayama
椋一 横山
Ryoichi Yokoyama
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Abstract

Figure 2023087765000001
【課題】汎用性を向上する。
【解決手段】電気接続箱1は、電気接続箱本体2と、支持部材3と、外部電子部品ブロック4と、を備える。電気接続箱本体2は、内部電子部品IDを内部に収容する。支持部材3は、電気接続箱本体2の外部に設けられる。外部電子部品ブロック4は、電気接続箱本体2の外部において支持部材3に対して着脱可能に設けられ、外部電子部品ODとしてリレーD1またはヒューズD2、D3を搭載する。また、電気接続箱1は、電気接続箱本体2の外部において支持部材3に対して着脱可能に設けられ、配索材Wの端末に設けられたコネクタCが嵌合可能であるコネクタブロック5を備える。支持部材3は、外部電子部品ブロック4および前記コネクタブロック5のいずれか一方を着脱可能に係止する係止部35を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電気接続箱およびワイヤハーネスに関する。
自動車等の車両には、車両に搭載する様々な電気機器と電源とを電気的に接続する電気回路を有するワイヤハーネスが設けられる。電気回路の途中には、電気接続箱が設けられ、当該電気接続箱にはリレーやヒューズが搭載される(例えば、特許文献1参照)。
特開2016-25737号公報
ところで、上記のように構成される電気接続箱は、例えば、搭載される車両の車種、仕様、グレード、オプションバリエーション等に対応する観点から、汎用性向上の点で更なる改善の余地がある。
そこで、本発明は、汎用性を向上することができる電気接続箱およびワイヤハーネスを提供することを目的とする。
上記課題を解決する為、本発明に係る電気接続箱は、内部電子部品を内部に収容する電気接続箱本体と、前記電気接続箱本体の外部に設けられる支持部材と、前記電気接続箱本体の外部において前記支持部材に対して着脱可能に設けられ、外部電子部品としてリレーまたはヒューズを搭載する外部電子部品ブロックと、を備えることを特徴とする。
上記課題を解決する為、本発明に係るワイヤハーネスは、相互に独立した回路系統を構成する第1配索材および第2配索材と、前記第1配索材に電気的に接続される内部電子部品を内部に収容する電気接続箱本体、前記電気接続箱本体の外部に設けられる支持部材、および、前記電気接続箱本体の外部において前記支持部材に対して着脱可能に設けられ、前記第2配索材に電気的に接続される外部電子部品としてリレーまたはヒューズを搭載する外部電子部品ブロックを有する電気接続箱と、を備える。
本発明に係る電気接続箱およびワイヤハーネスは、汎用性を向上することができる。
図1は、実施形態に係る電気接続箱およびワイヤハーネスを示す斜視図である。 図2は、実施形態に係る電気接続箱を横方向の一方側から視た分解斜視図である。 図3は、実施形態に係る電気接続箱を横方向の他方側から視た分解斜視図である。
[実施形態]
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記の実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
図1は、実施形態に係る電気接続箱1およびワイヤハーネスWH1を示す斜視図である。図2は、実施形態に係る電気接続箱1を横方向Xの一方側から視た分解斜視図である。図3は、実施形態に係る電気接続箱1を横方向Xの他方から視た分解斜視図である。
図1~図3において、Xは、電気接続箱1の横方向である。Yは、電気接続箱1の縦方向である。Zは、電気接続箱1の上下方向である。また、上下方向Zは、上方向Z1と下方向Z2とを含む。さらに、横方向Xと、縦方向Yと、上下方向Zは、相互に直交する。
図1、図2、図3に示す実施形態に係る電気接続箱1は、自動車等の車両に搭載され、ワイヤハーネスWH1に組み込まれるものである。ワイヤハーネスWH1は、例えば、車両に搭載される電源と各電気機器(不図示)との接続のために、電源供給や信号通信に用いられる複数の配索材Wを束にして集合部品とし、コネクタ等で複数の配索材Wを電源または各電子部品に接続するようにしたものである。ワイヤハーネスWH1は、第1配索材W1および第2配索材W2と、電気接続箱1と、を有する。本実施形態の第1配索材W1と第2配索材W2とは、一例として、相互に独立した回路系統を構成している。第1配索材W1および第2配索材W2を含む配索材Wは、例えば、金属棒、電線、電線束等によって構成される。金属棒は、導電性を有する棒状部材の外側を、絶縁性を有する被覆部によって覆ったものである。電線は、複数の導電性を有する金属素線からなる導体部(芯線)の外側を、絶縁性を有する被覆部によって覆ったものである。電線束は、上述した電線を束ねたものである。配索材Wは、図1において仮想線で示してあり、他の図において省略してある。ワイヤハーネスWH1は、複数の配索材Wを束ねて集約すると共に、束ねられた配索材Wの端末に設けられたコネクタ等を介して電気接続箱1が電気的に接続される。ワイヤハーネスWH1は、この他、さらに、グロメット、プロテクタ、外装材、固定具等を含んで構成されてもよい。
第1配索材W1は、第1回路系統E1を構成する。そして、第1配索材W1は、電気接続箱本体2の内部に配置される内部電子部品ID(図3参照)、車両に搭載される電気機器、または電源に対して電気的に接続される。
第2配索材W2は、第2回路系統E2を構成する。そして、第2配索材W2は、外部電子部品OD、車両に搭載される電気機器、または電源に対して電気的に接続される。
電気接続箱1は、コネクタ、ヒューズ、リレー、コンデンサ、及び、電子制御ユニット等の内部電子部品IDを集約して電気接続箱本体2の内部に収容する。電気接続箱1は、例えば、車両のエンジンルームや車両室内に設置される。
ワイヤハーネスWH1は、電気接続箱1および配索材W等を介して、バッテリまたはオルタネータ等の電源と、車両に搭載される各電気機器とを電気的に接続する。そして、電気接続箱1は、電源から供給された電力を車両の内部における各電気機器に分配する。電気接続箱1は、ジャンクションボックス、ヒューズボックス、リレーボックスなどとも呼ばれる場合があるが、本実施形態ではこれらを総称して電気接続箱1と呼ぶ。そして、本実施形態の電気接続箱1は、電気接続箱本体2と、支持部材3と、外部電子部品ブロック4と、を備える。以下、各図を参照して電気接続箱本体2の構成について詳細に説明する。
電気接続箱本体2は、例えば、内部に本体収容空間を有する箱状に形成される。そして、電気接続箱本体2は、内部に内部電子部品IDを備える(図3参照)。内部電子部品IDは、種々の機能を発揮する電子部品である。内部電子部品IDは、電気接続箱本体2の内部に複数設けられ、第1配索材W1が電気的にそれぞれ接続される。電子部品は、例えば、コンデンサ、リレー、抵抗、トランジスタ、ヒューズ、ヒュージブルリンク、コネクタ、IPS(Intelligent Power Switch)、マイコンを含む。なお、電気接続箱本体2は、内部電子部品IDの一部を外部に露出させて保持していてもよい。
また、電気接続箱本体2は、横方向Xの両側部に位置する横方向本体側面21a、21bと、縦方向Yの両側部に位置する縦方向本体側面22a、22bと、上下方向Zの上部に位置する本体上面23aと、上下方向Zの下部に位置する本体下面23bとを有する。つまり、実施形態に係る電気接続箱本体2は、直方体状に形成される。さらに、電気接続箱本体2は、本体上面23aを覆うカバー24を備える。カバー24は、本体上面23aに嵌合される不図示のコネクタから延出する第1配索材W1を覆う。カバー24は、不図示のカバー係合爪を有し、支持部材3は、カバー係合爪が係止可能なカバー係合受け部(不図示)を有する。そして、カバー24は、カバー係合爪がカバー係合受け部に係合されることによって支持部材3に組み付けられる。次に、支持部材3について説明する。
支持部材3は、電気接続箱本体2の外部に設けられ、かつ、電気接続箱本体2に取り付けられる。このような支持部材3は、例えば、合成樹脂で形成される。そして、支持部材3は、例えば、図2、図3に示すように、支持部材基部31と支持部材上部32と支持部材下部33と支持部材側部34と、を備える。
支持部材基部31は、支持部材3の本体であって矩形平板状に形成される。そして、支持部材基部31は、電気接続箱本体2における横方向Xの両側に位置する横方向本体側面21a、21bのうち、一方の横方向本体側面21aに対して横方向Xにおいて対向する。また、支持部材基部31の上下方向Zにおける上部31aは、電気接続箱本体2の本体上面23aから上下方向Zにおける上方向Z1へ突出する。さらに、支持部材基部31は、図2に示すように、対向面31f1と非対向面31f2とを有する。対向面31f1は、支持部材基部31の横方向Xにおいて、横方向本体側面21a側に位置する面である。
非対向面31f12、支持部材基部31の横方向Xにおいて、対向面31f1の反対側に位置する面である。そして、支持部材基部31は、非対向面31f2に複数の係止部35が設けられる。より具体的に説明すると、支持部材3は、非対向面31f2における縦方向Yの一方側に、複数の係止部35が上下方向Zに沿って配列して設けられる。加えて、支持部材3は、非対向面31f2における縦方向Yの他方側に、複数の係止部35が上下方向Zに沿って配列して設けられる。そして、支持部材3は、非対向面31f2における縦方向Yの両側に位置する係止部35が配置された配置領域35s1が設けられ、かつ、非対向面31f2における縦方向Yの中央に位置する係止部35が配置されない非配置領域35s2が設けられる(図2参照)。
実施形態に係る係止部35は、図2に示すように、外部電子部品ブロック4およびコネクタブロック5のいずれか一方を着脱可能な第1係止部(係止部)35aと、コネクタブロック5を着脱可能な第2係止部35bと、を含む。言い換えると、支持部材3は、外部電子部品ブロック4およびコネクタブロック5のいずれか一方を着脱可能な第1係止部(係止部)35aを有する。
各第1係止部35aは、図2、図3に示すように、例えば、第1係止爪351aで構成される。そして、第1係止爪351aを係止可能な第1係止受け部352aは、外部電子部品ブロック4および後述する第1コネクタブロック5aに設けられる(図3参照)。第1係止受け部352aは、第1係止爪351aを挿抜可能な第1係止空間352asを有する。実施形態に係る係止部35は、例えば2つの第1係止部35aを有する。なお、第1係止部35aを第1係止受け部で構成し、外部電子部品ブロック4および第1コネクタブロック5aに第1係止爪を設けてもよい。
各第2係止部35bは、図2、図3に示すように、例えば、第2係止爪351bで構成される。そして、第2係止爪351bを係止可能な第2係止受け部352bは、第2コネクタブロック5bに設けられる(図3参照)。第2係止受け部352bは、第2係止爪351bを挿抜可能な第2係止空間352bsを有する。実施形態に係る係止部35は、例えば7つの第2係止部35bを有する。なお、第2係止部35bを第2係止受け部で構成し、第2コネクタブロック5bに第2係止爪を設けてもよい。
支持部材上部32は、電気接続箱本体2の本体上面23aに対して上下方向Zにおいて対向し、平板状に形成される。実施形態に係る支持部材上部32は、支持部材基部31における縦方向Yの一方の端部に位置する第1支持部材上部321(図1参照)と、支持部材基部31における縦方向Yの他方の端部に位置する第2支持部材上部322(図3参照)とを有する。
支持部材下部33は、電気接続箱本体2の本体下面23bに対して上下方向Zにおいて対向し、平板状に形成される。
支持部材側部34は、電気接続箱本体2における縦方向Yの両側に位置する縦方向本体側面22a、22bのうち、一方の縦方向本体側面22aに対して縦方向Yにおいて対向し、平板状に形成される。
また、支持部材3は、図3に示すように、電気接続箱本体2を車両に取り付ける取り付け部36を有する。実施形態に係る取り付け部36は、例えば支持部材下部33に第1取り付け部36aを有し、かつ、支持部材側部34に第2取り付け部36bを有する。各取り付け部36は、例えば平板状に形成され、かつ、ボルトBoの先端を挿通する貫通孔361を有する。そして、電気接続箱1は、当該貫通孔361および車両に設けられた取付板6に形成された車両貫通孔61に挿通されたボルトBoと、当該ボルトBoに螺合するナットNuとを螺合させることによって、支持部材3を介して車両に取り付けられる。
そして、上記のように構成される支持部材3は、支持部材基部31、支持部材上部32、支持部材下部33、および、支持部材側部34によって形成される収容空間S3を有する。そして、作業者は、支持部材3の収容空間S3に電気接続箱本体2を配置することによって、支持部材3に電気接続箱本体2が装着される。その後、支持部材3は、当該収容空間S3に電気接続箱本体2を収容した状態でボルトBoおよびナットNuで車両の取付板6に取り付けられる。支持部材3が取付板6に取り付けられた状態において、支持部材3の対向面31f1と、電気接続箱本体2の横方向本体側面21aとが接触し、かつ、支持部材3によって電気接続箱本体2が取付板6に押圧され、支持部材3によって電気接続箱本体2が保持される。次に、外部電子部品ブロック4について説明する。
外部電子部品ブロック4は、電気接続箱本体2の外部において支持部材3に対して着脱可能に設けられ、外部電子部品ODとしてリレーD1、または、ヒューズD2、D3を搭載する。外部電子部品ブロック4は、例えば絶縁性を有する合成樹脂によって形成される。
ここで、リレーD1は、例えば、制御部からの指令に基づき、電源から電気機器に流れる電流を通電または遮断する通電・遮断切替部品である。ヒューズD2、D3は、例えば、過電流が流れたときに可溶体が溶断することによって過電流を遮断し、電気機器に過電流が流れることを防止する回路保護部品である。本実施形態のリレーD1、ヒューズD2、D3は、いずれも第2配索材W2によって構成される第2回路系統E2上に設けられる。
外部電子部品ブロック4は、外部電子部品ODを差し込むためのキャビティ4hを複数有する。より、具体的に説明すると、外部電子部品ブロック4は、リレーD1を差し込むための第1キャビティ4h1と、ヒューズD2を差し込むための第2キャビティ4h2と、ヒューズD3を差し込むための第3キャビティ4h3と、を有する。
外部電子部品ブロック4は、キャビティ4hに外部電子部品ODおよび第2配索材W2が組み込まれ、当該外部電子部品ODに第2配索材W2が電気的に接続される。例えば、外部電子部品ブロック4は、各キャビティ4hに対して、当該第2配索材W2の端末に設けられた端子等が縦方向Yの一方側(例えば、図1における右側)から差し込まれ嵌合される。その上、外部電子部品ブロック4は、各キャビティ4hに対して、縦方向Yの他方側(例えば、図1における左側)から各外部電子部品ODが差し込まれ嵌合される。これらの構成により、外部電子部品ODおよび各第2配索材W2は、外部電子部品ブロック4に組み付けられ搭載された状態で相互に電気的に接続され、第2回路系統E2を構成する。
また、実施形態に係る電気接続箱1は、コネクタブロック5を備える。次に、コネクタブロック5について説明する。
コネクタブロック5は、電気接続箱本体2の外部において支持部材3に対して着脱可能に設けられ、第2配索材W2の端末に設けられたコネクタCが嵌合可能である。実施形態に係るコネクタCは、コネクタブロック5に対して、縦方向Yにおける一方側に位置する第1コネクタC1と、縦方向Yにおける他方側に位置する第2コネクタC2と、が含まれる。
コネクタブロック5は、内部に導電性の電気接続部(不図示)を有し、第2配索材W2の端末に設けられたコネクタCが電気接続部を介して電気的に接続される。例えば、コネクタブロック5は、第1コネクタC1が縦方向Yの一方側(例えば、図1における右側)から差し込まれ嵌合される。その上、コネクタブロック5は、第2コネクタC2が縦方向Yの他方側(例えば、図1における左側)から差し込まれ嵌合される。これらの構成により、第1コネクタC1の第2配索材W2および第2コネクタC2の第2配索材W2は、コネクタブロック5に第1コネクタC1および第2コネクタC2が嵌合された状態で相互に電気的に接続され、第2回路系統E2を構成する。
実施形態に係るコネクタブロック5は、第1係止部35aによって支持部材3に取り付けられる第1コネクタブロック5aと、第2係止部35bによって支持部材3に取り付けられる第2コネクタブロック5bと、を有する。
次に、電気接続箱1の組み立てについて以下に説明する。作業者は、先ず、支持部材3の収容空間S3に電気接続箱本体2を配置して電気接続箱本体2を支持部材3に装着する。
次に、作業者は、第1配索材W1の端末に設けられた不図示のコネクタを上下方向Zにおける上方向Z1へ移動させることで、電気接続箱本体2の本体下面23bに嵌合させ、第1配索材W1を介して内部電子部品IDと電源等とを電気的に接続する。また、作業者は、第1配索材W1の端末に設けられた不図示のコネクタを上下方向Zにおける下方向Z2へ移動させることで、電気接続箱本体2の本体上面23aに嵌合させ、第1配索材W1を介して内部電子部品IDと電源等とを電気的に接続する。
次いで、作業者は、電気接続箱本体2に対してカバー24を組み付け、カバー24によって第1配索材W1を覆う。
次に、作業者は、支持部材3に対して、外部電子部品ブロック4を縦方向Yの一方側(例えば、図2における右側)へ移動させる。そして、作業者は、第1係止爪351aを第1係止受け部352a(図3参照)に係止させることによって、第1係止部35aによって外部電子部品ブロック4を支持部材3に取り付ける。
次いで、作業者は、外部電子部品ブロック4の各キャビティ4hに対して、第2配索材W2の端末に設けられた端子等を縦方向Yの一方側(例えば、図2における右側)から差し込み嵌合させる。その上、作業者は、外部電子部品ブロック4の各キャビティ4hに対して、縦方向Yの他方側(例えば、図2における左側)から各外部電子部品ODを差し込み嵌合させる。そして、外部電子部品ODと各第2配索材W2とは、外部電子部品ブロック4に組み付けられ搭載された状態で相互に電気的に接続され、外部電子部品ODを介在させた状態で電源と電気機器とが電気的に接続される。
次に、作業者は、支持部材3に対して、第1コネクタブロック5aを縦方向Yの他方側(例えば、図2における左側)へ移動させる。そして、作業者は、第1係止爪351aを第1係止受け部352a(図3参照)に係止させることによって、第1係止部35aによって第1コネクタブロック5aを支持部材3に取り付ける。
次いで、作業者は、第1コネクタブロック5aに対して、第2配索材W2の端末に設けられた第1コネクタC1を縦方向Yにおける他方側(例えば、図2における左側)へ移動させることで当該第1コネクタブロック5aに嵌合させる。また、作業者は、第1コネクタブロック5aに対して、第2配索材W2の端末に設けられた第2コネクタC2を縦方向Yにおける一方側(例えば、図2における右側)へ移動させることで、当該第1コネクタブロック5aに嵌合させる。そして、作業員は、第1コネクタブロック5aおよび第2配索材W2を介して外部電子部品ODと電源等とを電気的に接続する。
次に、作業者は、第2コネクタブロック5bに対して、第2配索材W2の端末に設けられた第1コネクタC1を縦方向Yのいずれか一方へ移動させることで当該第2コネクタブロック5bに嵌合させる。また、作業者は、第2コネクタブロック5bに対して、第2配索材W2の端末に設けられた第2コネクタC2を縦方向Yのいずれか一方へ移動させることで、当該第2コネクタブロック5bに嵌合させる。そして、作業員は、第2コネクタブロック5bおよび第2配索材W2を介して外部電子部品ODと電源等とを電気的に接続する。
最後に、作業者は、支持部材3に対して、第2コネクタブロック5bを縦方向Yのいずれか一方へ移動させ、第2係止爪351bを第2係止受け部352bに係止させることによって、第2係止部35bによって第2コネクタブロック5bを支持部材3に取り付ける。
以上で説明したように実施形態に係る電気接続箱1およびワイヤハーネスWH1は、支持部材3と、外部電子部品ブロック4と、を備える。支持部材3は、電気接続箱本体2の外部に設けられる。外部電子部品ブロック4は、電気接続箱本体2の外部において支持部材3に対して着脱可能に設けられ、外部電子部品ODとしてリレーD1またはヒューズD2、D3を搭載する。それらのため、実施形態に係る電気接続箱1等は、電気接続箱本体2の内部に配置されるリレーまたはヒューズでは、車両に搭載する電気機器の全部に対応できないときに、電気接続箱本体2の外部に支持部材3を介して外部電子部品ブロック4を設ける。そして、電気接続箱1等は、当該外部電子部品ブロック4にリレーD1またはヒューズD2、D3を搭載することによって、電気接続箱本体2を改造せずに、必要に応じてリレーD1またはヒューズD2、D3の数を容易に増加することができる。その結果、実施形態に係る電気接続箱1等は、汎用性を向上することができる。その上、実施形態に係る電気接続箱1等は、必要に応じて電気接続箱本体2の外部にリレーD1またはヒューズD2、D3の数を増加できるため、電気接続箱本体2の内部に位置するリレーおよびヒューズの数を減少させることができ、電気接続箱本体2を安価にすることができる。
また、実施形態に係る電気接続箱1は、電気接続箱本体2の外部において支持部材3に対して着脱可能に設けられ、配索材Wの端末に設けられたコネクタCが嵌合可能である第1コネクタブロック(コネクタブロック5)5aを備える。支持部材3は、外部電子部品ブロック4および第1コネクタブロック(コネクタブロック5)5aのいずれか一方を着脱可能に係止する第1係止部(係止部)35aを有する。そのため、実施形態に係る電気接続箱1は、搭載する車両の空間の形状に応じて、支持部材3に対する外部電子部品ブロック4の取付位置および第1コネクタブロック5aの取付位置を変更することができる。その結果、実施形態に係る電気接続箱1は、汎用性を一層向上することができる。
さらに、実施形態に係る電気接続箱1における支持部材3は、電気接続箱本体2を車両に取り付ける取り付け部36を有する。そのため、実施形態に係る電気接続箱1における支持部材3は、電気接続箱本体2を車両に取り付ける取り付け部36と、外部電子部品ODを搭載する外部電子部品ブロック4を係止する第1係止部(係止部)35aとを別個に設けた支持部材と比べ、部品点数を減少することができる。その結果、実施形態に係る電気接続箱1は、組み立て作業を容易にすることができる。
なお、上述した電気接続箱1は、電気接続箱本体2において横方向本体側面21aに対して横方向Xにおいて対向する支持部材基部31を設け、当該支持部材基部31に係止部35を設けるものを説明した。しかし、実施形態に係る電気接続箱1は、それに限られず、搭載する車両の空きスペースに対応して電気接続箱本体2において横方向本体側面21bに対して横方向Xにおいて対向する支持部材基部31を設け、当該支持部材基部31に係止部35を設けてもよい。もちろん、実施形態に係る電気接続箱1は、それらに限られず、搭載する車両の空きスペースに対応して支持部材上部32、支持部材下部33、または支持部材側部34に係止部35を設けてもよい。そして、実施形態に係る電気接続箱1は、搭載する車両の空きスペースに応じて、係止部35を設ける位置を変更することができるため、汎用性をより一層向上することができる。
また、上述したコネクタブロック5は、第1コネクタC1に設けられた1本の第2配索材W2と、第2コネクタC2に設けられた1本の第2配索材W2とを電気接続部を介して電気的に接続するものを説明した。しかし、実施形態に係るコネクタブロック5は、それに限られず、例えば、第1コネクタC1に設けられた複数本の第2配索材W2と、第2コネクタC2に設けられた1本の第2配索材W2とを電気的に接続してもよい。もちろん、実施形態に係るコネクタブロック5は、それらに限られず、例えば第1コネクタC1に設けられた1本の第2配索材W2と、第2コネクタC2に設けられた複数本の第2配索材W2とを電気的に接続してもよい。さらに、実施形態に係るコネクタブロック5は、それらに限られず、例えば第1コネクタC1に設けられた複数本の第2配索材W2と、第2コネクタC2に設けられた複数本の第2配索材W2とを電気的に接続してもよい。
さらに、上述した外部電子部品ブロック4は、既存の電気接続箱に用いられるブロックをそのままの形状で流用してもよい。そして、既存の電気接続箱に用いられるブロックをそのままの形状で外部電子部品ブロック4に流用すれば、外部電子部品ブロック4を大量生産することによって、外部電子部品ブロック4を安価に生産することができる。
また、上述した外部電子部品ブロック4は、第1係止部35aを介して支持部材3で支持されるものを説明した。しかし、実施形態に係る電気接続箱1は、それに限られず、支持部材3と一体的に形成される枠部を設けてもよい。そして、枠部における一対の対向壁のそれぞれに係止部を設け、かつ、外部電子部品ブロックに当該係止部に係合可能な係止受け部を設けてもよい。
1 電気接続箱
2 電気接続箱本体
3 支持部材
35a 第1係止部(係止部)
36 取り付け部
4 外部電子部品ブロック
5a 第1コネクタブロック(コネクタブロック)
C コネクタ
ID 内部電子部品
OD 外部電子部品
D1 リレー
D2、D3 ヒューズ
E1 第1回路系統
E2 第2回路系統
W 配索材
W1 第1配索材
W2 第2配索材

Claims (4)

  1. 内部電子部品を内部に収容する電気接続箱本体と、
    前記電気接続箱本体の外部に設けられる支持部材と、
    前記電気接続箱本体の外部において前記支持部材に対して着脱可能に設けられ、外部電子部品としてリレーまたはヒューズを搭載する外部電子部品ブロックと、
    を備えることを特徴とする電気接続箱。
  2. 前記電気接続箱本体の外部において前記支持部材に対して着脱可能に設けられ、配索材の端末に設けられたコネクタが嵌合可能であるコネクタブロックを備え、
    前記支持部材は、前記外部電子部品ブロックおよび前記コネクタブロックのいずれか一方を着脱可能に係止する係止部を有する、
    請求項1に記載の電気接続箱。
  3. 前記支持部材は、前記電気接続箱本体を車両に取り付ける取り付け部を有する、
    請求項1または2に記載の電気接続箱。
  4. 相互に独立した回路系統を構成する第1配索材および第2配索材と、
    前記第1配索材に電気的に接続される内部電子部品を内部に収容する電気接続箱本体、前記電気接続箱本体の外部に設けられる支持部材、および、前記電気接続箱本体の外部において前記支持部材に対して着脱可能に設けられ、前記第2配索材に電気的に接続される外部電子部品としてリレーまたはヒューズを搭載する外部電子部品ブロックを有する電気接続箱と、
    を備えるワイヤハーネス。
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