JP2023086472A - 駐車権利取引システム及び駐車権利取引プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】駐車権利の売買取引を行うことで、例えば駐車場の事業者にとって駐車料金の適正価格について検討を行うこと等が可能となる駐車権利取引システム及び駐車権利取引プログラムを提供すること。【解決手段】駐車場PAの利用権利の売買を取引するシステムであって、複数の事業者BPから駐車場利用の料金情報を含む売り注文を受け付ける売り注文受付部10と、利用者USから駐車場の希望条件を含む買い注文を受け付ける買い注文受付部20と、売り注文の条件と買い注文の条件との合致に基づき取引を実行する取引部50とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、駐車場の利用に際して、駐車する権利についての取引を行う駐車権利取引システム及び駐車権利取引プログラムに関する。
例えば、駐車場を利用するための予約受付や予約管理を行う駐車場予約システム等として、駐車場側と駐車場の利用者側との間について、仲介や調整を行うもの(特許文献1、2参照)が知られている。
しかしながら、上記特許文献1、2では、駐車場利用の予約に際して仲介や調整を行うものの、例えば駐車料金を基軸に売買取引を行うようなものとはなっていなかった。したがって、事業者にとっては、例えばダイナミックプライシングにより適正な価格での取引を行いつつ収益の増大を図ることができているか、といったことが必ずしも明確にはなっていなかった。
特開2018-156197号公報 特開2018-92209号公報
本発明は上記した点に鑑みてなされたものであり、駐車権利の売買取引を行うことで、例えば駐車場の事業者にとって駐車料金の適正価格について検討を行うこと等が可能となる駐車権利取引システム及び駐車権利取引プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するための駐車権利取引システムは、駐車場の利用権利の売買を取引する駐車権利取引システムであって、複数の事業者から駐車場利用の料金情報を含む売り注文を受け付ける売り注文受付部と、利用者から駐車場の希望条件を含む買い注文を受け付ける買い注文受付部と、売り注文の条件と買い注文の条件との合致に基づき取引を実行する取引部とを備える。
上記駐車権利取引システムでは、取引部において、売り注文の条件と買い注文の条件との合致に基づき取引が実行されることで、例えば、駐車場の事業者は、自身の売り注文、すなわち設定した駐車場利用の料金体系等が、相場にあっているか否かを確認できる。
本発明の具体的な側面では、買い注文受付部で受け付けた希望条件をデータベース化して公開する希望条件公開部を備える。この場合、駐車場の事業者は、公開された希望条件に基づいて、駐車料金の適正価格についての検討が可能になる。また、駐車場の利用者は、自身の希望条件に見合った適正価格での注文が可能になる。
本発明の別の側面では、売り注文受付部で受け付けた料金情報をデータベース化して公開する料金情報公開部を備える。この場合、駐車場の事業者は、公開された料金情報に基づいて、駐車料金の適正価格についての検討が可能になる。また、駐車場の利用者は、自身の希望条件に見合った適正価格での注文が可能になる。
本発明のさらに別の側面では、売り注文受付部は、料金情報の変更申請を受け付ける。この場合、設定した駐車場利用の料金体系等の変更が可能となる。
本発明のさらに別の側面では、買い注文受付部は、希望条件として、駐車場の利用時期、地理的範囲及び希望価格帯のいずれかを含むものを受け付ける。この場合、駐車場の事業者は、利用時期、地理的範囲または希望価格帯に応じた価格設定が可能になる。
本発明のさらに別の側面では、買い注文受付部は、買い注文について、駐車料金について指値の場合と成行の場合とを受け付ける。この場合、利用者にとっての駐車場利用の必要性に応じた注文の受付けが可能になる。
本発明のさらに別の側面では、取引部は、希望条件を満たす駐車場のうち、料金情報が最安値となっている駐車場を抽出する。この場合、利用者にとって最適な選択がなされるとともに、適正な相場基準が判明する。
本発明のさらに別の側面では、取引部において取引が成立した利用権利の再販を受け付ける再販受付部を備える。この場合、駐車権利の取引態様をさらに広げることができる。
上記目的を達成するための駐車権利取引プログラムは、駐車場の利用権利の売買を取引する駐車権利取引プログラムであって、複数の事業者から駐車場利用の料金情報を含む売り注文を受け付け、利用者から駐車場の希望条件を含む買い注文を受け付け、売り注文の条件と買い注文の条件との合致に基づき取引を実行する。
上記駐車権利取引プログラムでは、売り注文の条件と買い注文の条件との合致に基づき取引が実行されることで、例えば、駐車場の事業者は、自身の売り注文、すなわち設定した駐車場利用の料金体系等が、相場にあっているか否かを確認できる。
第1実施形態に係る駐車権利取引システムを採用した駐車場利用に関する取引の概要を示す概念図である。 駐車権利取引システムの構成について概要を示すブロック図である。 取引部の一構成例について説明するためのブロック図である。 (A)及び(B)は、取引管理用データベースにおいて管理される情報について示すデータ図である。 駐車権利取引システムを利用した駐車場の様子について一例を示す概念図である。 駐車権利取引システムを利用した駐車場の様子について他の一例を示す概念図である。 (A)~(G)は、駐車権利の取得に際しての駐車場利用者による端末操作について説明するための図である。 (A)及び(B)は、公開される取引内容について一例を示す概念図である。 (A)は、駐車権利の取引状況について示すグラフであり、(B)は、(A)の状況における指値の場合と成行の場合との取引の差異について示す図である。 (A)~(F)は、第2実施形態に係る駐車権利取引システムを利用した駐車権利の取得における端末操作について説明するための図である。
〔第1実施形態〕
以下、図1等を参照して、第1実施形態に係る駐車権利取引システムの一例について説明する。図1は、本実施形態に係る駐車権利取引システム100を採用した駐車場利用に関する取引の概要を示す概念図である。図示のように、駐車権利取引システム100は、駐車場を経営する複数の事業者BPと、駐車場の利用者USとの間を仲介すべく、駐車場の利用権利(駐車権利)の売買を成立させるためのプラットフォーム(利用権利売買プラットフォーム)として機能するシステムである。
図1に示す一例では、クラウド(例えばクラウド型サーバ等により提供されるシステム)CSにより構成される駐車権利取引システム100に対して、各事業者BP側は、事業者サーバSSを介してアクセスすることで、運営する駐車場の料金体系に関する情報(料金体系情報)や、駐車場の空き情報等を送信するものとなっている。クラウドCSでは、複数の事業者BPからのかかる情報を売り注文として受け付け、これをリスト化あるいはデータベース化している。
一方、駐車場の利用者US側では、例えば利用者USが所持するスマートフォン(スマホ)SM等の各種端末機器(利用者端末TI)を介してクラウドCSにアクセスすることで、駐車場の利用に関する各種注文を行うことができる。つまり、クラウドCSは、複数の事業者BPから受け付けた各種情報から、利用者USの注文に適合する駐車場を抽出し、抽出結果の情報を、利用者USに対して提供するとともに、買い注文を受け付ける。なお、この場合、例えば利用者端末TI(汎用型のスマホSM等)において、クラウドCSにアクセスするためのアプリがインストールされているものとしたり、あるいは、ブラウザからクラウドCSのサイトにアクセスしたりする等がなされるものとする。
一般に、駐車場の利用に関して、駐車場利用について利用者USが予約をする、あるいは事業者が予約を受け付ける等が行われている。この場合、各駐車場のうちいずれの駐車場を利用するかについては、利用者US自らが選択して、駐車場ごとに確定している料金を支払う(決済を行う)態様となる、と考えられる。これに対して、本実施形態では、利用者USにより駐車権利取得のための買い注文がなされる。買い注文としては、例えば駐車料金について指値の場合と成行の場合とが受け付け可能となっている。利用者USは、駐車場の利用権利を購入するに際して、例えば駐車場の利用時期、地理的範囲及び希望価格帯といったものについて指定して買い注文をする。したがって、例えば成行で注文がなされた場合には、駐車権利取引システム100を構成するクラウドCSは、複数の事業者BPから駐車料金以外について諸条件を満たすもの(合致するもの)が存在するか否かを確認し、存在するもののうち、すなわち希望条件を満たす駐車場のうち、料金情報(駐車料金)が最安値となっている駐車場を抽出し、これについての取引を即時に実行する。
一方、指値で注文がなされた場合には、クラウドCSは、諸条件を満たし、かつ、当該指値以下で売り出しているものが存在するか否かを確認し、存在すれば、成行の場合と同様、取引を即時に実行し(複数存在する場合には、最安値となっている駐車場について取引を実行する)、存在しなければ、価格の変動を見て、当該指値以下で売り出されるまで待機する。
以上のように、ここでは、駐車権利取引システム100を構成するクラウドCSは、複数の事業者BPから駐車場利用の料金情報を含む売り注文を受け付けるとともに、利用者USから駐車場の希望条件を含む買い注文を受け付け、売り注文の条件と買い注文の条件との合致に基づき取引を実行するシステムとなっている。クラウドCSは、売り注文と買い注文とで条件が合致すると、取引実行をし、その結果としての約定情報を、事業者サーバSSと利用者端末TIとに対して送信する。
また、ここでは、事業者BPや利用者USについては、上記のような取引を行うための前提として、事前登録等が適宜なされており、例えばウェブ上において、売買に伴う各種決済処理等が可能になっているものとする。
ここで、事業者BP側の構成について、図示の一例では、クラウドCSにアクセスするための事業者サーバSSが、クラウドCSに対して送信する各種情報の管理を行うとともに、例えば駐車場が敷設されている事業地(現地)BLに設けられて駐車管理を行っている精算機(現場管理装置)CMに接続された構成となっている。この場合、事業者サーバSSは、精算機CMと通信して、精算機CMにおける利用状況を示す情報(利用情報)を取得するとともに、クラウドCSとのやり取りの結果として得た約定情報(駐車利用の取引結果)を、例えば現地の駐車場についての予約申請情報として、送信する。
以上のような構成となっていることで、駐車権利取引システム100は、各事業地(現地)BLの駐車場に関する売り注文として申請された内容に基づいた駐車場利用権利についての売買取引を仲立ちするシステムとして機能する。
なお、上記の一例では、駐車権利取引システム100は、クラウドCSにより構成されるものとして示しているが、これに限らず、例えば物理的(固定的)サーバを設置する等、種々の態様で、駐車権利取引システム100を構成することができる。
また、上記では、クラウドCSにより駐車権利取引システム100が構成されるものとしているが、例えば事業者サーバSSや、スマホSM(利用者端末TI)の一部まで含めて駐車権利取引システム100が構成されるものと捉えてもよい。
以下、図2を参照して、駐車権利取引システム100についての一構成例について説明する。本実施形態では、図示のように、駐車権利取引システム100は、駐車場の利用権利の売買を取引すべく、売り注文受付部10と、買い注文受付部20と、取引部50とを備える。
売り注文受付部10は、複数の事業者BP(図1参照)から駐車場利用の料金情報を含む売り注文を受け付けるためのインターフェース部である。本実施形態の場合、売り注文受付部10は、各事業者サーバSSから、各事業者サーバSSの管理下にある駐車場PAについての売り注文を受け付けるものとなっている。また、売り注文受付部10は、料金情報の変更申請を受け付ける。つまり、各事業者BPは、自身の駐車場利用についての売れ行きに応じて、売り注文の内容変更を適宜変更することが可能となっている。
買い注文受付部20は、利用者USから駐車場の希望条件を含む買い注文を受け付けるためのインターフェース部である。本実施形態の場合、買い注文受付部20は、利用者USが所持するスマホSM等の利用者端末TIを介して、利用者USの買い注文(希望条件)を受け付けるものとなっている。なお、買い注文の内容変更についても、適宜変更することが可能となっている。
取引部50は、例えばCPUや各種ストレージデバイス等で構成され、まず、売り注文受付部10を介して複数の事業者サーバSSから受け付けた複数の駐車場PAに関する売り注文に関する解析を行う。すなわち、取引部50は、駐車場の立地条件や、利用の料金体系、駐車可能期間や期間ごとの駐車料金の変動といった各種情報を抽出し、これらについて例えばデータベース化(体系化)する。この上で、買い注文受付部20を介して利用者端末TIから受け付けた買い注文としての希望条件を解析し、データベース化された売り注文と照合して、条件が合致するものを抽出し、合致に基づき取引が実行される。以上の場合、上記取引実行がなされていくことで、各駐車場PAの事業者BP(図1参照)は、売れ行きを認識できるので、自身の売り注文、すなわち設定した駐車場利用の料金体系等が、相場にあっているか否かを確認できる。
特に、本実施形態では、売り注文受付部10で受け付けた料金情報等や、買い注文受付部20で受け付けた希望条件をデータベース化して公開することで、各駐車場PAの事業者BP(図1参照)は、公開された希望条件や料金情報に基づいて、自身で設定した駐車料金の適正価格についての検討が可能になる。また、駐車場の利用者US(図1参照)は、自身の希望条件に見合った適正価格での注文が可能になる。
また、売り注文受付部10は、料金情報の変更申請を受け付ける態様となっていることで、事業者BP(図1参照)は、設定した駐車場利用の料金体系等の変更が可能となり、結果的にダイナミックプライシングにより適正な価格での取引を行いつつ収益の増大を図るような態様とすることが可能となる。
以下、図3として示すブロック図を参照して、上記のような態様となる取引部50の一構成例について説明する。図示のように、ここでの一例では、取引部50は、駐車権利取引のための各種プログラムで構成される駐車権利取引プログラム51と、駐車権利取引のための各種データを格納するデータ格納部52とを備える。
駐車権利取引プログラム51は、駐車場の利用権利の売買を取引すべく、売り注文プログラムSOと、買い注文プログラムBOと、取引実行プログラムTEと、希望条件公開プログラムCDと、料金情報公開プログラムPDとで構成されている。
また、データ格納部52には、取引管理用データベースMDと、希望条件公開用データベースOD1と、料金情報公開用データベースOD2とが含まれている。
駐車権利取引プログラム51のうち、売り注文プログラムSOは、上述した売り注文に関する解析処理を行うためのプログラムである。すなわち、売り注文プログラムSOは、売り注文受付部10(図2参照)を介して受け付けた複数の駐車場PAに関する売り注文としての料金情報等の情報を解析する。なお、事業者BPからの売り注文の内容変更を受け付け、これに対応すべく、売り注文プログラムSOには、変更受付プログラムCRsが含まれている。つまり、変更受付プログラムCRsは、売り注文受付部10で受け付けた売り注文の内容変更に応じて、売り注文プログラムSOにおける解析結果の内容についての書換え処理等を実行する。
駐車権利取引プログラム51のうち、買い注文プログラムBOは、上述した買い注文に関する解析処理を行うためのプログラムである。すなわち、買い注文プログラムBOは、買い注文受付部20(図2参照)を介して買い注文として受け付けた種々の希望条件に関する情報(成行であるか指値であるかを含む)を解析する。なお、利用者USからの買い注文の内容変更を受け付け、これに対応すべく、買い注文プログラムBOには、変更受付プログラムCRbが含まれている。つまり、変更受付プログラムCRbは、買い注文受付部20で受け付けた買い注文の内容変更に応じて、買い注文プログラムBOにおける解析結果の内容についての書換え処理等を実行する。
駐車権利取引プログラム51のうち、取引実行プログラムTEは、売り注文プログラムSO及び買い注文プログラムBOで解析された諸結果に基づき、希望条件に合致する売り注文内容を抽出して、利用者USに対して提供して、利用者USの購入意思を受け付けて必要な決済処理等を行うとともに発生した権利(義務)の内容に関する記録をする。以上により、駐車権利に関する取引が実行される。取引が実行されると、確定した約定情報が、売り手側と買い手側とに通知される。
ここで、上述した売り注文プログラムSO、買い注文プログラムBO及び取引実行プログラムTEにおいて取り扱われた各種データは、取引管理用データベースMDに格納される。取引管理用データベースMDには、例えば図4(A)及び図4(B)に示すような情報が含まれている。
図4(A)は、複数の事業者BP(図1参照)に関する一連のデータを示すデータ図である。このようなデータについては、まず、前提として、各事業者BPを特定する事業者ID(事業者登録番号)や、事業者名や所在地等の各種情報(事業者情報)、約定情報等を通知する通知先、取扱いの対象となる駐車場の立地条件等といった駐車場の属性に関する情報(駐車場情報)が含まれている。この上で、売り注文プログラムSOにおいて解析された結果としての駐車場ごとの売り注文内容が、格納されている。さらに、売り注文プログラムSOの変更受付プログラムCRsで取り扱われた売り注文の内容変更を含めた変更履歴や、取引実行プログラムTEに基づいて取引が実行された結果としての現状の取引状況が格納されている。
図4(B)は、利用者US(図1参照)に関する一連のデータを示すデータ図である。このようなデータについては、まず、前提として、各利用者USを特定する事業者ID(事業者登録番号)や、利用者の氏名、決済手段等を含む各種情報(利用者情報)、約定情報等を通知する通知先が含まれている。この上で、買い注文プログラムBOにおいて解析された結果としての希望条件(取引の成否を含む)や、取引実行プログラムTEに基づいて取引が実行された場合に発生した駐車権利について、これを特定するための利用権IDに加え、利用権IDに対応する権利の内容が権利内容の変更履歴とともに格納されている。
ここで、図4(A)及び図4(B)に示す取引管理用データベースMDに格納されたこれらの情報(データ)については、全てが公開対象となるのではなく、これらのうち、個人情報を含まない希望条件や駐車場情報等について、統計的データを抽出可能とすべくデータベース化されたものが、公開対象となり、希望条件公開用データベースOD1や料金情報公開用データベースOD2に蓄積される。つまり、取引管理用データベースMDに格納されたデータについては、外部に出されることなく(公開されることなく)、取引部50の内部において管理される。
以下、図5等を参照して、上記のような駐車権利取引システム100を利用した駐車場PAの様子について説明する。図5として概念的に示す一例では、空港ARの周辺に存在する複数の駐車場PA(5つのA駐車場~E駐車場)を運営する事業者BPが個々別々に存在するものとし、これらの事業者についての駐車権利取引システム100への登録がなされており、利用者USは、所有する利用者端末TI(スマホSM)を使って駐車利用に関する権利取得が可能になっているものとする。図示の一例では、各駐車場PAに関する情報が、事業者サーバSSを介して駐車権利取引システム100へ送受信される。
図示において、複数の駐車場PAのうち、A駐車場及びB駐車場は、空港ARまで徒歩10分以内の箇所に立地しているのに対して、C駐車場は、徒歩10分よりかかるが、15分以内の箇所に立地しているものとする。一方、D駐車場及びE駐車場は、A~C駐車場と比べて、空港ARから離れており、徒歩圏内ではないが、空港ARに向かうシャトルバスSHの発着所BSの近くに立地しているものとする。この場合、空港ARを目的地とする利用者USは、各駐車場PAの駐車料金に加え、立地条件すなわち空港ARからの距離や、シャトルバスSHの有無等に基づいて、駐車場選択をすると考えられる。また、この場合、空港ARにおける飛行機の発着時間に応じても、駐車場利用についての需要が変動すると考えられる。
また、図6に示す他の一例では、複数の駐車場PA(5つのA駐車場~E駐車場)の周辺にいくつかの目的地となり得る施設SI(3つの施設SIα~SIγ)があるようなものとなっている。具体的には、複数の駐車場PAのうち、A駐車場は、施設SIαとしての船着場WHと、施設SIβとしての駅STとの中間的な位置にあり、どちらへも徒歩10分程度となる位置に存在している。また、B駐車場は、駅STと施設SIγとしての球場BBとの中間的な位置にあり、どちらへも徒歩10分程度となる位置に存在している。一方、C駐車場は、船着場WH(施設SIα)への最寄り駐車場であるが、他の施設SIβ,SIγへは遠く、D駐車場は、駅ST(施設SIβ)への最寄り駐車場であるが、他の施設SIα,SIγへは遠く、E駐車場は、球場BB(施設SIγ)への最寄り駐車場であるが、他の施設SIα,SIβへは遠い。このような場合、各施設SIα~SIγにおいて生じるイベントの時間(船や列車の発着時間、試合の開始時間)に応じて、各駐車場PAの需要が大きく変動すると考えられる。
以上のような種々の状況下において、駐車権利取引システム100を利用することで、各事業者BPは、駐車権利取引システム100を経由して受け付ける駐車台数や料金体系等を、需要の変動に応じて、種々変更することができる。特に、本実施形態では、利用者の希望条件や、周辺の駐車場における料金情報を公開することで、自己の駐車場についての適正な価格設定等を行う上での指針となる情報の取得が可能となる。
一方、各駐車場PAの利用者USにおいても、上記各種情報が公開されることで、自己の購入価格が適正なものか否かを判定できる。例えば、買い注文を指値で行う場合に、設定した価格で購入できる見込みがあるか否かについての判断を行う上での指針となる情報の取得が可能となる。
以下、図7を参照して、利用者USによる端末操作(スマホSMの操作)について一例を説明する。図7(A)等に示すように、ここでは、スマホSMの画面GG上において各種操作を行うものとして説明する。
まず、図7(A)では、利用者USが、駐車権利(駐車場の利用権利)を取得すべく、専用アプリを立ち上げること等により、権利の購入等を選択可能な状況において、駐車権利を新規に購入する選択を行った様子を示している。このような選択をした場合、図7(B)に示すように、希望条件として、駐車場の利用地域(地理的範囲)、利用時期及び希望価格帯を選択させるための画像が画面GGに表示される。例えば駐車場の利用地域(地理的範囲)については、図7(C)に示すように、ある空港(○○空港)の周辺を選択した場合、図5を参照して説明したような空港ARの周辺における状況が想定され、希望条件として、徒歩についての所要時間や、シャトルバスの有無に基づく選択肢が表示され、利用者USは、これらの中から自己の希望に沿うものを適宜選択することになる。また、利用時期については、図7(D)に示すように、月日や時間について適宜選択がなされることになる。ここで、希望価格帯については、図7(E)に示すようなものとすることが考えられる。すなわち、指定した価格での注文するつまり指値で注文するか、あるいは、価格を指定せず成行で注文するか、についての選択が可能となっている。例えば成行で注文した場合、価格以外の事項について条件に合致するものが存在すれば、そのうち最安値のものが選択され、例えば図7(F)に示すような表示がなされて、購入手続き(取引実行)が可能となる。一方、指値で注文した場合、諸条件が合致するものが存在すれば、成行の場合と同様に最安値のものが選択され、購入手続き(取引実行)が可能となる。しかし、例えば価格以外の事項について条件に合致しても指値以下の価格となるものが存在しない場合、例えば図7(G)に示すような表示がなされる。図示の一例では、指値と現状における最安値との差額を示している。この場合、利用者USは、自己が設定した指値を維持して、指値以下の価格となるものが発生するまで待機するか、あるいは、指値を変更する等を判断することになる。このような場合、指値として妥当な値であるか否かを把握すべく、利用者USが公開される情報を参照することが想定される。
なお、以上のような態様について見方を変えると、駐車権利取引システム100において、買い注文受付部20は、希望条件として、駐車場の利用時期、地理的範囲及び希望価格帯のいずれかを含むものを受け付けるものとなっている、とも言える。さらに、買い注文受付部20は、買い注文について、駐車料金について指値の場合と成行の場合とを受け付けるものとなっている、とも言える。
以下、図8等を参照して、公開される取引内容について、一例を説明する。ここでは、前提として、事業者BPや利用者USが、事業者サーバSSや利用者端末TI(スマホSM)を介して駐車権利取引システム100にアクセスし、この際、検索する場所(地理的範囲)や時間等の条件を、事業者BPや利用者USが適宜設定をすることで、希望条件公開用データベースOD1や、料金情報公開用データベースOD2(図3参照)に格納された種々の情報が得られるものとする。
図8(A)は、希望条件公開用データベースOD1に格納された各種データに基づき取得できるデータ表について、一例を示している。具体的には、データ表DA1は、例えば図5に示すような空港周辺における所定の期間中の成約件数や閲覧件数が、空港ARまでの所要時間別に示されている。このような情報から、各事業者BPは、該当する期間において、どの程度の需要が、駐車場の立地条件ごとにどの程度あるかといったことを認識できる。また、データ表DA2,DA3は、例えば図6に示すような球場BBについて、同じ日(〇月〇日)の異なる時間(X時とY時)における成約件数や閲覧件数が、球場BBまでの所要時間別に示されている。このような情報から、各事業者BPは、時間の経過に伴う需要の変化について確認できる。
図8(B)は、料金情報公開用データベースOD2に格納された各種データに基づき取得できるデータ表について、一例を示している。具体的には、データADは、場所及び当該場所までの所要時間(駐車場の立地条件)を指定し、さらに、期間を指定した際の駐車場料金について、成約したもののうちの最安値についての情報を示している。各事業者BPは、上記情報から、例えば自己が設定した価格の妥当性を検討することができる。
以上のような情報から、多角的な視野に基づいて市場動向を把握することが可能となる。また、利用者USにとっても、これらの情報を知ることで、自己の希望に対する適正価格を探ることが可能となる。
例えば、図9(A)は、駐車権利の取引状況について示すグラフであり、例えば図8(B)に例示したような駐車場の立地条件等を固定した場合の経時的変化を示している。このようなグラフは、上記した希望条件公開用データベースOD1や料金情報公開用データベースOD2に格納された各種データに基づいて作成可能なものである。具体的に説明すると、横軸は、時間であり、縦軸は、価格(駐車料金)あるいは取引件数である。ヒストグラムH1は、立地条件等を満たす駐車場のうち、最安値の価格(駐車料金)の時系列変化について示しており、曲線C1は、取引件数の時系列変化について示している。このような変化を見ながら、各事業者BPは、自己の駐車場における価格設定を変更していき、利用者USは、自己の希望条件を設定あるいは設定変更していく、といった態様となると考えられる。つまり、各事業者BPや利用者USは、取引の頻度やこれに伴う価格の変動を見ながら、傾向を探り、価格設定を行っていくことができる。
以下、図9(B)を参照して、図9(A)のように変動した際における指値の場合と成行の場合との取引の差異について説明する。図示のように、時刻T1において、買い注文を申請した場合、仮に、成行で注文していたら、その際の最安値である価格P1を成約価格(成行成約価格)として、申請時刻T1とほぼ同じ時刻に売買が成立する。つまり、申請時刻T1≒成行取引成立時刻となる。一方、仮に、指値で注文していたとする。また、この場合の指値をP2とし、P2<P1であったとする。この場合、申請時刻T1の時点では、取引が成立しないことになる。図示の例では、時刻T2(>T1)の時点で、初めて最安値の価格P3が、P3<P2となり、この時点で取引が成立することになる。つまり、時刻T2が、指値取引成立時刻となり、価格P3(<P2<P1)が、指値成約価格となる。このように、本実施形態の態様では、駐車場の事業者側と利用者側との双方において、価格を変動させつつ、需要や供給のバランスに応じて、種々の態様とすることができる。なお、上記において、例えば事業者は、価格のみならず、売り出す駐車可能台数を変動させることも考えられる。
以上のように、本実施形態に係る駐車権利取引システム100は、駐車場PAの利用権利の売買を取引するシステムであって、複数の事業者BPから駐車場利用の料金情報を含む売り注文を受け付ける売り注文受付部10と、利用者USから駐車場の希望条件を含む買い注文を受け付ける買い注文受付部20と、売り注文の条件と買い注文の条件との合致に基づき取引を実行する取引部50とを備える。この場合、取引部50において、売り注文の条件と買い注文の条件との合致に基づき取引が実行されることで、例えば、駐車場PAの事業者BPは、自身の売り注文、すなわち設定した駐車場利用の料金体系等が、相場にあっているか否かを確認できる。
〔第2実施形態〕
以下、第2実施形態に係る駐車権利取引システムについて説明する。なお、本実施形態は、第1実施形態の駐車権利取引システム100の変形例であり、購入済みの権利についての再販あるいは譲渡が可能となっている点を除いて、第1実施形態の場合と同様であるので、各構成の詳しい説明については省略し、必要に応じて、第1実施形態に関する事項を参照する。
図10は、本実施形態に係る駐車権利取引システム100を利用した駐車権利の取得における端末操作について説明するための図であり、図7に対応する図である。
図10(A)に示すように、ここでは、駐車権利(駐車場の利用権利)についての購入に加えて、購入した権利の再販を可能とるための選択肢が設けられている。すなわち、図10(B)に示すように、再販の選択を行った場合、図10(C)に示すように、購入した権利についての利用権IDを入力させる画像が画面GGに表示され、利用権IDが入力されると、図10(D)に示すように、再販価格を設定するための画像が画面GGに表示される。再販価格が設定されると、これがいわば新たな売り注文となり、権利を購入した利用者USが事業者BPのような立場となる。ただし、この場合、その後の売買成立に関しては、事業者BP的な立場となった利用者USと、新たな別の利用者USとの間での取引を、駐車権利取引システム100が仲介する、ということになる。
あるいは、上記のような再販に代えて、または同様のものとして、図10(E)及び図10(F)に示すように、利用者USの間で、譲渡を行うものとしてもよい。すなわち、駐車権利を購入した一の利用者USが、他の利用者USに対してこれを譲渡すべく、図10(E)に示すように、譲渡の選択を行うと、図10(F)に示すように、譲渡先の利用者IDを入力させる画像が画面GGに表示され、利用者IDが入力されると、当該駐車権利が、利用者IDを入力された他の利用者USに譲渡されるものとしてもよい。なお、この場合、駐車権利取引システム100としては、例えば図4(A)及び図4(B)に示す各種データについて、必要な書換えがなされることになる。
なお、この場合、例えば図3に示す取引部50において、駐車権利取引プログラム51を構成する各部は、取引が成立した駐車場の利用権利(駐車権利)の再販を受け付ける再販受付部として機能していることになる。
本実施形態においても、事業者BPは、自身の売り注文、すなわち設定した駐車場利用の料金体系等が、相場にあっているか否かを確認できる。特に、本実施形態では、駐車権利の取引態様をさらに広げることができる。
〔その他〕
この発明は、上記の上記実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様で実施することが可能である。
例えば、上記において、公開可能とした内容については、例示であり、公開可能とする範囲については、適宜変更可能であり、種々の態様とすることができる。また、公開可能な範囲を、事業者BPと利用者USとで異なるものとしてもよい。また、各種ID等の取り扱うべき情報についても、上記一態様に限らず、種々のものとすることができる。
また、上記では、事業者側において事業者サーバSSを準備し、これを介して駐車権利取引システム100あるいはクラウドCSにアクセスするものとしているが、例えばデータ管理等については、全て駐車権利取引システム100(クラウドCS)で管理し、事業者側からは現状の駐車台数と料金表だけが通知されるようなものとなっていてもよい。また、例えば業者サーバSSを有さず、現場の精算機CMが、駐車権利取引システム100(クラウドCS)との通信を直接行う態様とすることも考えられる。
また、上記のうち、例えば図7(A)や図10(A)に示した選択肢として、新規購入等の他に、変更や取消を設けているが、これらについては、設けないものとしたり、これらを選択する場合には、一定の制限や別途手数料を課す等の態様としたりすることも考えられる。また、図7(A)や図10(A)、図10(E)に例示した選択肢を適宜組み合わせた態様とすることも考えられる。
また、上記では、利用者端末TIを汎用型のスマホSMとしているが、これに限らず、駐車権利取引システム100と通信可能な種々のデバイスを、利用者端末TIとして採用することができる。
10…売り注文受付部、20…注文受付部、50…取引部、51…駐車権利取引プログラム、52…データ格納部、100…駐車権利取引システム、AD…データ、AR…空港、BB…球場、BL…事業地(現地)、BO…注文プログラム、BP…事業者、BS…発着所、C1…曲線、CD…希望条件公開プログラム、CM…精算機(現場管理装置)、CRb…変更受付プログラム、CRs…変更受付プログラム、CS…クラウド、DA1,DA2,DA3…データ表、GG…画面、H1…ヒストグラム、MD…取引管理用データベース、OD1…希望条件公開用データベース、OD2…料金情報公開用データベース、P1-P3…価格、PA…駐車場、PD…料金情報公開プログラム、SH…シャトルバス、SI,SIα~SIγ……施設、SM…スマホ、SO…売り注文プログラム、SS…事業者サーバ、ST…駅、T1,T2…時刻、TE…取引実行プログラム、TI…利用者端末、US…利用者、WH…船着場

Claims (9)

  1. 駐車場の利用権利の売買を取引する駐車権利取引システムであって、
    複数の事業者から駐車場利用の料金情報を含む売り注文を受け付ける売り注文受付部と、
    利用者から駐車場の希望条件を含む買い注文を受け付ける買い注文受付部と、
    前記売り注文の条件と前記買い注文の条件との合致に基づき取引を実行する取引部と
    を備える駐車権利取引システム。
  2. 前記買い注文受付部で受け付けた前記希望条件をデータベース化して公開する希望条件公開部を備える、請求項1に記載の駐車権利取引システム。
  3. 前記売り注文受付部で受け付けた前記料金情報をデータベース化して公開する料金情報公開部を備える、請求項1及び2のいずれか一項に記載の駐車権利取引システム。
  4. 前記売り注文受付部は、前記料金情報の変更申請を受け付ける、請求項1~3のいずれか一項に記載の駐車権利取引システム。
  5. 前記買い注文受付部は、前記希望条件として、駐車場の利用時期、地理的範囲及び希望価格帯のいずれかを含むものを受け付ける、請求項1~4のいずれか一項に記載の駐車権利取引システム。
  6. 前記買い注文受付部は、前記買い注文について、駐車料金について指値の場合と成行の場合とを受け付ける、請求項1~5のいずれか一項に記載の駐車権利取引システム。
  7. 前記取引部は、前記希望条件を満たす駐車場のうち、前記料金情報が最安値となっている駐車場を抽出する、請求項1~6のいずれか一項に記載の駐車権利取引システム。
  8. 前記取引部において取引が成立した利用権利の再販を受け付ける再販受付部を備える、請求項1~7のいずれか一項に記載の駐車権利取引システム。
  9. 駐車場の利用権利の売買を取引する駐車権利取引プログラムであって、
    複数の事業者から駐車場利用の料金情報を含む売り注文を受け付け、
    利用者から駐車場の希望条件を含む買い注文を受け付け、
    前記売り注文の条件と前記買い注文の条件との合致に基づき取引を実行する、
    駐車権利取引プログラム。
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