JP2023085742A - 非空気圧タイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】耐久性の向上を効果的に図ることができる非空気圧タイヤを提供する。【解決手段】内側環状部20と、内側環状部20の外周側に同軸に配置される外側環状部30と、内側環状部20と外側環状部30とを連結し、タイヤ周方向Cに沿って配列される複数のスポーク40と、外側環状部30の外周面に設けられるトレッド50と、を備える非空気圧タイヤ1であって、外側環状部30に、ばね用鋼材からなる補強部材71を含む補強層70が全周にわたって埋設されている。【選択図】図2

Description

本発明は、非空気圧タイヤに関する。
近年、パンクの発生等の問題が起こらず、空気圧調整も不要な非空気圧タイヤが開発されている。一般に、非空気圧タイヤは、同軸に配置される内周側環状部及び外周側環状部が、複数のスポークによって連結された構造を有する。複数のスポークはタイヤ周方向に間隔をおいて放射状に配列される。外側環状部の外周面には、路面と接地するトレッドが設けられる。
例えば、特許文献1には、スポークのタイヤ径方向外側端とトレッドとの間に、外側環状部のタイヤ幅方向中央部での座屈を抑制する幅方向補強層を配置して、スポークの耐久性の向上を図った非空気圧タイヤが開示されている。
特開2019-43505号公報
この種の非空気圧タイヤにおいては、車両の走行に伴って外側環状部に変形が繰り返し生じるため、外側環状部の疲労強度を高めて耐久性の向上を図ることが求められる。
そこで本発明は、外側環状部が効果的に補強されて耐久性が向上する非空気圧タイヤを提供することを目的としている。
本発明の非空気圧タイヤは、内側環状部と、前記内側環状部の外周側に同軸に配置される外側環状部と、前記内側環状部と前記外側環状部とを連結し、タイヤ周方向に沿って配列される複数のスポークと、前記外側環状部の外周面に設けられるトレッドと、を備える非空気圧タイヤであって、前記外側環状部に、ばね用鋼材からなる補強部材を含む補強層が全周にわたって埋設されている。
本発明によれば、外側環状部が効果的に補強されて耐久性が向上する非空気圧タイヤを提供することができる。
第1実施形態の非空気圧タイヤを示す側面図である。 図1のII-II断面図である。 図2に示す部分を斜めから見た非空気圧タイヤの一部斜視図である。 第1実施形態の外側補強層の斜視図である。 第2実施形態の外側補強層を構成する補強部材の斜視図である。 第3実施形態の外側補強層を示す斜視図である。 第3実施形態の外側補強層を構成するベルト状部材の一部斜視図である。
(第1実施形態)
以下、第1実施形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、第1実施形態の非空気圧タイヤ1をタイヤ回転軸(タイヤ子午線)と平行な方向、すなわち図1で紙面表裏方向に沿う方向から側面視した側面図である。図1に示す非空気圧タイヤ1は、無荷重状態である。図2は、図1のII-II断面図である。図3は、図2に示す部分を斜めから見た非空気圧タイヤ1の一部斜視図である。
図1及び図3において、矢印Cはタイヤ周方向を示している。図1~図3において、矢印Xはタイヤ径方向を示している。図2及び図3において、矢印Yはタイヤ幅方向を示している。図1においてのタイヤ幅方向Yは、紙面表裏方向である。図2の符号Eは、タイヤ赤道面である。図2においてのタイヤ周方向Cは、紙面表裏方向である。
タイヤ周方向Cは、タイヤ回転軸周りの方向であって非空気圧タイヤ1が回転する方向と同一の方向である。タイヤ径方向Xは、タイヤ回転軸に垂直な方向である。タイヤ幅方向Yは、タイヤ回転軸と平行な方向である。図2及び図3においては、タイヤ幅方向Yの一方側をY1として示し、タイヤ幅方向Yの他方側をY2として示している。図2に示すタイヤ赤道面Eは、タイヤ回転軸に直交する面で、かつ、タイヤ幅方向Yの中心に位置する面である。
第1実施形態の非空気圧タイヤ1は、内側環状部20と、外側環状部30と、複数のスポーク40と、トレッド50と、を備える。
なお、以下において、内側環状部20及び外側環状部30の厚みとは、タイヤ径方向Xに沿った方向の寸法である。内側環状部20及び外側環状部30の幅とは、図2に示すタイヤ幅方向Yに沿った方向の寸法である。
内側環状部20は、非空気圧タイヤ1の内周部を構成するタイヤ周方向Cに沿った環状の部分である。内側環状部20の厚み及び幅は、ユニフォミティを向上させるために一定に設定される。内側環状部20の内周側の空間に、図示しないタイヤホイールが配置される。そのタイヤホイールのリムの外周部に、内側環状部20の内周部が嵌合して装着される。内側環状部20がリムに装着されて、非空気圧タイヤ1は当該タイヤホイールに装着される。内側環状部20の内周面には、当該リムとの嵌合のために、凸部や溝等で構成される嵌合部が設けられる場合がある。
内側環状部20は、例えば、弾性を有する樹脂材料によって形成することができるが、材料は樹脂に限定されない。
内側環状部20は、上記タイヤホイールの回転をスポーク40及び外側環状部30に伝達する。内側環状部20の厚みは、スポーク40に回転力を十分に伝達する機能を満たしつつ、軽量化及び耐久性も得られる観点から決定される。内側環状部20の厚みは特に限定されないが、例えば、図2に示すタイヤ断面高さHの2%以上7%以下であることが好ましく、3%以上6%以下であることがより好ましい。
内側環状部20の内径は、非空気圧タイヤ1が装着されるタイヤホイールのリムの寸法や車両の用途等に応じて決定される。例えば、一般の空気入りタイヤの代替を想定した場合、内側環状部20の内径は、例えば、250mm以上500mm以下といった寸法が挙げられるが、これに限定されない。
内側環状部20の幅は、非空気圧タイヤ1が装着される車両の用途等に応じて適宜決定される。例えば、一般の空気入りタイヤの代替を想定した場合、内側環状部20の幅は、100mm以上300mm以下といった寸法が挙げられるが、これに限定されない。
内側環状部20の内部には、内側補強層60が埋設されている。内側補強層60は、上述したタイヤホイールのリムに内側環状部20が高い弾性及び強度を持って嵌合することを可能とする機能を果たす。内側補強層60は、例えばGFRP等の繊維強化プラスチック製のコードをメッシュ状に配列したものなどが用いられるが、これに限定はされない。内側補強層60は、例えば、内側環状部20の成形時に金型内に配置され、内側環状部20の樹脂材料を充填して成形することにより、内側環状部20に埋設することができる。
外側環状部30は、非空気圧タイヤ1の外周部を構成するタイヤ周方向Cに沿った環状の部分である。外側環状部30は、内側環状部20の外周側に、内側環状部20と同軸に配置される。外側環状部30の厚み及び幅は、ユニフォミティを向上させるために一定に設定される。
外側環状部30は、例えば、弾性を有する樹脂材料によって形成することができるが、材料は樹脂に限定されない。
外側環状部30は、内側環状部20及びスポーク40の回転を、トレッド50を介して路面に伝達する。外側環状部30の厚みは、スポーク40から路面に回転力を十分に伝達する機能を満たしつつ、軽量化及び耐久性も得られる観点から決定される。外側環状部30の厚みは特に限定されないが、例えば、図2に示すタイヤ断面高さHの2%以上7%以下であることが好ましく、2%以上5%以下であることがより好ましい。
外側環状部30の内径は、非空気圧タイヤ1が装着されるタイヤホイールのリムの寸法や車両の用途等に応じて適宜決定される。例えば、一般の空気入りタイヤの代替を想定した場合、外側環状部30の内径は、420mm以上750mm以下といった寸法が挙げられるが、これに限定されない。
外側環状部30の幅は、非空気圧タイヤ1が装着される車両の用途等に応じて適宜決定される。例えば、一般の空気入りタイヤの代替を想定した場合、外側環状部30の幅は、100mm以上300mm以下といった寸法が挙げられるが、これに限定されない。
外側環状部30の内部には、外側補強層70が埋設されている。外側補強層70は、外側環状部30に埋設される補強層の一例である。
図4は、第1実施形態の外側補強層70を示す斜視図である。図4に示すように、外側補強層70は、円環板状の形状を有する補強部材71を含む。第1実施形態の補強部材71は、金属製であって、熱処理されたばね用鋼材からなる鋼板である。補強部材71は、外側環状部30の内部に外側環状部30と同軸に埋設されている。図4には、外側補強層70がタイヤ1の外側環状部30の内部に埋設された状態での、タイヤ周方向C、タイヤ径方向X、タイヤ幅方向Yを示している。なお、これら方向の表示は、後述する図5及び図6も同様である。
第1実施形態のばね用鋼材は、ばねとして用いられる炭素鋼の全般を含むことができ、特に炭素含有率が比較的高い鋼であることが好ましい。例えば、JISによりばね鋼として規定される構造用普通鋼、構造用合金鋼、高炭素鋼、ピアノ線用鋼等を含む。第1実施形態の補強部材71は、炭素を比較的高い比率で含有し、ばねとしての弾性限が高いことや、繰り返し負荷に対するクリープ変形が起こりにくいことなどの特性を有するばね用鋼材が好適に用いられる。
補強部材71を構成するばね用鋼材としては、具体的には次のような炭素鋼が挙げられる。これらばね用鋼材は、素材の鋼に、焼き入れ、あるいは焼き入れ・焼き戻し等の特定の熱処理が施されることにより、所要のばね性を発揮する。
JIS G 4401:2009で規定されるSK材と呼ばれる炭素工具鋼鋼材であり、その中でも、SK85(炭素含有率:0.80~0.90%)等が好適である。SK材をさらに焼き入れしたリボン鋼は、より好適とされる。
JIS G 4051:2016で規定されるSC材と呼ばれる機械構造用炭素鋼鋼材であり、その中でもS60C(炭素含有率:0.55~0.65%)、S65C(炭素含有率:0.60~0.70%)、S70C(炭素含有率:0.65~0.75%)等のSC材が好適である。SC材をさらに焼き入れしたベイナイト鋼は、より好適とされる。
JIS G 4801:2021で規定されるSUP材と呼ばれるばね鋼鋼材であり、その中でも、SUP9(マンガンクロム鋼鋼材、炭素含有率:0.52~0.60%)、SUP10(クロムバナジウム鋼鋼材、炭素含有率:0.47~0.55%)等が好適である。
SAEで規定される機械構造用炭素鋼鋼材であり、その中でも、SAE1060(炭素含有率:0.55~0.65%)、SAE1065(炭素含有率:0.60~0.70%)、SAE1070(炭素含有率:0.65~0.75%)等が好適である。
第1実施形態の補強部材71は、外側環状部30のタイヤ幅方向Yよりもやや幅が小さく、かつ、外側環状部30の周長に対応する長さを有する板状の素材を、円環状に巻き、突き合せた端部どうしを溶接することにより円環状に形成される。この他には、外側環状部30に対応する径を備え、軸方向長さがタイヤ1の軸方向長さよりも長い管状の素材を軸方向に分割するように切断することによっても補強部材71を得ることができる。例えば、金型内において外側環状部30を樹脂成形する際に、そのようにして円環状に形成した補強部材71を当該金型内にセットし、樹脂材料を充填して成形する。これにより、補強部材71を外側環状部30の中に全周にわたって埋設した状態に配置することができる。
補強部材71の幅、すなわちタイヤ幅方向Yの寸法は、例えば外側環状部30のタイヤ幅方向Yの95%以下が好ましい。外側環状部30のタイヤ幅方向Yは、後述するトレッド50のタイヤ幅方向Yに略等しい。外側環状部30の内部に埋設される補強部材71の厚み、すなわちタイヤ径方向Xの寸法は、外側環状部30の厚みよりも当然小さく、その厚みは、1.00mm以上3.00mm以下が好ましい。補強部材71は、外側環状部30のタイヤ径方向Xの中央、かつ、タイヤ幅方向Yの中央に配置されると好ましい。
補強部材71を構成するばね用鋼材の硬さは、HV400以上HV500以下が好ましい。HV400を下回ると、引張強度、耐クリープ性及び耐疲労特性が不十分となる可能性がある。一方、HV500を超えると、硬すぎて粘りがなく脆くなるため、ばね性が不十分となる可能性がある。
複数のスポーク40は、内側環状部20と外側環状部30とを連結する。複数のスポーク40で連結された内側環状部20と外側環状部30とは、互いに同軸に配置される。複数のスポーク40のそれぞれは、タイヤ周方向Cに沿って各々独立して配列される。図1に示すように、複数のスポーク40は、非空気圧タイヤ1が無荷重状態では、側面視した場合においてタイヤ径方向Xと略平行でラジアル方向に直線状に延びている。
図2及び図3に示すように、第1実施形態の複数のスポーク40は、複数の第1のスポーク41と、複数の第2のスポーク42と、を含む。第1のスポーク41及び第2のスポーク42のいずれも、その延在方向は、タイヤ周方向Cに沿った方向で見た場合において、タイヤ径方向Xとは平行ではない。第1のスポーク41は、タイヤ軸方向すなわちタイヤ幅方向Yの一方側へ傾斜している。第2のスポーク42は、第1のスポーク41とは反対側へ傾斜している。第1のスポーク41と第2のスポーク42とは、タイヤ周方向Cに交互に配置されている。
詳しくは、図2及び図3に示すように、第1のスポーク41は、外側環状部30のタイヤ幅方向Yの一方側であるY1側から、内側環状部20のタイヤ幅方向Yの他方側であるY2側へ向かって傾斜して延びている。第2のスポーク42は、全体的に、外側環状部30のタイヤ幅方向Yの他方側であるY2側から、内側環状部20のタイヤ幅方向Yの一方側であるY1側へ向かって傾斜して延びている。
第1のスポーク41及び第2のスポーク42の傾斜角度は同じである。このため、タイヤ周方向Cに隣接する第1のスポーク41と第2のスポーク42とは、タイヤ周方向Cに沿う方向から見た場合、略X字状に配置されている。図2に示すように、第1のスポーク41及び第2のスポーク42は、タイヤ幅方向Yに対して角度θで傾斜しており、その角度θは、例えば30°以上60°以下が好ましい。
図2に示すように、タイヤ周方向Cに沿う方向から見た状態での第1のスポーク41及び第2のスポーク42のそれぞれは、タイヤ赤道面Eに対して対称な同一形状である。したがって、以下においては、第1のスポーク41及び第2のスポーク42を区別する必要がなく、まとめて説明できる場合には、第1のスポーク41及び第2のスポーク42を、スポーク40と総称する。
スポーク40は板状であって、内側環状部20から外側環状部30に向けて、上記のように角度θの角度で斜めに延びている。図3示すように、スポーク40は、タイヤ周方向に沿った板厚tが、板幅wよりも小さく、板厚tの方向がタイヤ周方向Cに沿っている。すなわち、スポーク40は、タイヤ径方向X及びタイヤ幅方向Yの面内に沿って延びる板状に形成されている。なお、ここでいう板幅wは、図2にも示すように、スポーク40をタイヤ周方向Dに沿う方向から見た場合での、スポーク40が延在する傾斜方向に直交する方向の寸法である。第1実施形態においては、全てのスポーク40の板厚tは同じである。また、全てのスポーク40の板幅wは同じである。
複数のスポーク40は、タイヤ周方向Cに等間隔に配列されている。すなわち複数のスポーク40においては、タイヤ周方向Cに隣接する一対のスポーク40における板厚tの中央の間の間隔が等しい。
スポーク40は長尺板状であるため、板厚tを薄くしても、板幅wを広く設定することによってスポーク40の耐久性を向上させることができる。さらに、板厚tを薄くしてスポーク40の数を増やすことにより、非空気圧タイヤ1全体の剛性を維持しつつ、タイヤ周方向Cに隣接するスポーク40の間の間隔を小さくできる。これによって、スポーク40によるタイヤ転動時の接地圧が分散し、接地圧を小さくできる。
なお、第1実施形態のスポーク40は側面視においてタイヤ径方向Xと平行であるが、スポーク40は側面視においてタイヤ径方向Xと交差するようにタイヤ径方向Xに対し斜めに配置されてもよい。
図2及び図3に示すように、第1のスポーク41は、内側環状部20のタイヤ幅方向Y2側に接続する第1の内側接続部411と、外側環状部30のタイヤ幅方向Y1側に接続する第1の外側接続部412と、を有する。第2のスポーク42は、内側環状部20のタイヤ幅方向Y1側に接続する第2の内側接続部421と、外側環状部30のタイヤ幅方向Y2側に接続する第2の外側接続部422と、を有する。
図2に示すように、第1のスポーク41の第1の内側接続部411は、内側環状部20に近付くにつれてタイヤ幅方向Yに沿って広がる形状を有している。第1の内側接続部411のタイヤ幅方向Y2側の側面411aは、内側環状部20のタイヤ幅方向Y2側の端部20bまでなだらかに湾曲しながら延びている。第1の内側接続部411のタイヤ幅方向Y1側の側面411bは、内側環状部20のタイヤ赤道面Eの位置までタイヤ幅方向Y1側に向かって湾曲して延びている。
第1のスポーク41の第1の外側接続部412は、第1の内側接続部411と同様の形状であって、外側環状部30に近付くにつれてタイヤ幅方向に沿って広がる形状を有している。第1の外側接続部412のタイヤ幅方向Y1側の側面412aは、外側環状部30のタイヤ幅方向Y1側の端部30aまでなだらかに湾曲しながら延びている。第1の外側接続部412のタイヤ幅方向Y2側の側面412bは、外側環状部30のタイヤ赤道面Eの位置までタイヤ幅方向Y2側に向かって湾曲して延びている。
第1の内側接続部411は、内側環状部20のタイヤ幅方向Y2側の半分の領域に設けられている。第1の外側接続部412は、外側環状部30のタイヤ幅方向Y1側の半分の領域に設けられている。
図2に示すように、第2のスポーク42の第2の内側接続部421は、内側環状部20に近付くにつれてタイヤ幅方向Yに沿って広がる形状を有している。第2の内側接続部421のタイヤ幅方向Y1側の側面421aは、内側環状部20のタイヤ幅方向Y1側の端部20aまでなだらかに湾曲しながら延びている。第2の内側接続部421のタイヤ幅方向Y2側の側面421bは、内側環状部20のタイヤ赤道面Eの位置までタイヤ幅方向Y2側に向かって湾曲して延びている。
第2のスポーク42の第2の外側接続部422は、第2の内側接続部421と同様の形状であって、外側環状部30に近付くにつれてタイヤ幅方向に沿って広がる形状を有している。第2の外側接続部422のタイヤ幅方向Y2側の側面422aは、外側環状部30のタイヤ幅方向Y2側の端部30bまでなだらかに湾曲しながら延びている。第2の外側接続部422のタイヤ幅方向Y1側の側面422bは、外側環状部30のタイヤ赤道面Eの位置までタイヤ幅方向Y1側に向かって湾曲して延びている。
第2の内側接続部421は、内側環状部20のタイヤ幅方向Y1側の半分の領域に設けられている。第2の外側接続部422は、外側環状部30のタイヤ幅方向Y2側の半分の領域に設けられている。
上述したように、第1実施形態の全てのスポーク40の板厚tは同じである。板厚tの寸法は特に限定されないが、スポーク40が内側環状部20及び外側環状部30からの回転力を十分受けつつ、荷重を受けた際には適度に撓み変形が可能なようにする上で、1mm以上30mm以下であることが好ましく、5mm以上25mm以下であることがより好ましい。
上述したように、第1実施形態の全てのスポーク40の板幅wは同じである。スポーク40の板幅wは特に限定されないが、内側環状部20及び外側環状部30からの回転力を十分受けつつ、荷重を受けた際には適度に撓み変形が可能なようにする上で、5mm以上25mm以下であることが好ましく、10mm以上20mm以下であることがより好ましい。また、板幅wは、耐久性を向上させつつ接地圧を分散させ得る観点から、板厚tの110%以上であることが好ましく、115%以上であることがより好ましい。
スポーク40の数としては、車両からの荷重を十分支持しつつ、軽量化が可能で、動力伝達性及び耐久性の向上をともに図ることを可能とする観点から、80個以上300個以下であることが好ましく、100個以上200個以下であることがより好ましい。
複数のスポーク40のタイヤ周方向Cの間隔は、例えば、1.0mm以上4.1mm以下で設定されることが好ましい。なお、第1実施形態では、複数のスポーク40のタイヤ周方向Cの間隔は等しいが、不等間隔であってもよい。
スポーク40は、下記に挙げる弾性材料によって形成することができる。まず、その弾性材料の特性としては、十分な耐久性を確保しながら、適度な剛性を付与する観点から、JIS K7312:1996に準じて行う引張試験を行い、10%伸び時の引張応力から算出した引張モジュラスが、3MPa以上12MPa以下が好ましい。
スポーク40において、10%伸び時の引張応力から算出した引張モジュラスが3MPaを下回る場合、十分な剛性が得られず、タイヤ周方向Dに隣接するスポーク40どうしが接触する可能性がある。一方、10%伸び時の引張応力から算出した引張モジュラスが12MPaを上回る場合、過度に剛性が高くなり、乗り心地が悪化する。
スポーク40の母材として用いられる弾性材料としては、熱可塑性エラストマー、架橋ゴム、その他の樹脂が挙げられる。
熱可塑性エラストマーとしては、ポリエステルエラストマー、ポリオレフィンエラストマー、ポリアミドエラストマー、ポリスチレンエラストマー、ポリ塩化ビニルエラストマー、ポリウレタンエラストマー等が例示される。
架橋ゴムを構成するゴム材料としては、天然ゴム及び合成ゴムのいずれを使用することもできる。合成ゴムとしては、スチレンブタジエンゴム(SBR)、ブタジエンゴム(BR)、イソプレンゴム(IIR)、ニトリルゴム(NBR)、水素添加ニトリルゴム(水添NBR)、クロロプレンゴム(CR)、エチレンプロピレンゴム(EPDM)、フッ素ゴム、シリコンゴム、アクリルゴム、ウレタンゴム等が例示される。これらのゴム材料は、必要に応じて2種以上を併用してもよい。
その他の樹脂としては、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂が挙げられる。熱可塑性樹脂としては、ポリエチレン樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂等が挙げられる。熱硬化性樹脂としては、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、ポリウレタン樹脂、シリコン樹脂、ポリイミド樹脂、メラミン樹脂等が挙げられる。
スポーク40には、上記の弾性材料のうち、成形、加工性及びコストの観点から、ポリウレタン樹脂が好ましく用いられる。なお、弾性材料としては、発泡材料を使用することもできる。すなわち、上記の熱可塑性エラストマー、架橋ゴム、その他の樹脂を発泡させたものを使用することができる。
なお、スポーク40の母材として用いられる弾性材料は、補強繊維により補強されていてもよい。補強繊維としては、長繊維、短繊維、織布、不織布等が挙げられる。補強繊維の種類としては、レーヨンコード、ナイロン-6,6等のポリアミドコード、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステルコード、アラミドコード、ガラス繊維コード、カーボンファイバー、スチールコード等が挙げられる。
なお、弾性材料の補強は、補強繊維による補強に限らない。例えば、粒状フィラーの添加による補強が行われてもよい。添加される粒状フィラーとしては、カーボンブラック、シリカ、アルミナ等のセラミックス、その他の無機材料のフィラー等が挙げられる。
ところで、上述した内側環状部20及び外側環状部30は、スポーク40と同じ樹脂材料で形成されると好ましく、その場合には、例えば注型成形法によって、内側環状部20、外側環状部30及びスポーク40を一体成形することができる。
トレッド50は、外側環状部30の外周面に設けられている。トレッド50は、非空気圧タイヤ1の最外周部分を構成する。図2及び図3に示すように、トレッド50は、トレッドゴム51を含む。トレッドゴム51は、路面に接地する踏面51aを外周面に有する。トレッドゴム51のゴム材料としては、特にその種類に制限はなく、車両用タイヤのトレッドを構成するゴムとしての一般的な加硫ゴム等を使用することができる。トレッドゴム51の踏面51aには、従来の空気入りタイヤと同様にして、複数の溝及び陸部で形成されるトレッドパターンが設けられる。
なお、トレッドゴム51は、成分や特性が異なる複数のゴム層が積層された構成(例えば、2層あるいは3層)でもよい。また、トレッド50は、樹脂で形成されてもよい。トレッドゴム51は、加硫接着層52によって外側環状部30の外周面に接着される。
以上説明した第1実施形態に係るタイヤ1は、外側環状部30に、ばね用鋼材を材料とする補強部材71により構成された外側補強層70が埋設されている。非空気圧タイヤである実施形態のタイヤ1においては、車両の走行に伴い、外側環状部30にタイヤ径方向Xに撓んで座屈する変形が繰り返し生じるような応力を受ける。しかし本実施形態のタイヤ1は、外側補強層70により外側環状部30が補強されているため、外側環状部30に繰り返しの変形が生じにくい。その結果、外側環状部30の疲労強度及び剛性が高まり、耐久性の向上を図ることできる。
本実施形態では、外側補強層70を構成する補強部材71は、ばね用鋼材からなるため、繰り返し負荷に対するクリープ変形が起こりにくい。このため、外側環状部30も補強部材71に追従して変形しにくい。したがって、車両の停止時においてトレッドゴム51の踏面51aが路面からの摩擦を受けて平坦になるフラットスポットができにくい。
ばね用鋼材からなる補強部材71は、例えばCFRPやGFRP等の繊維強化プラスチック製補強材と比較すると、低コストでありつつ十分な補強強度を発揮する。また、ばね用鋼材は、廃棄しにくいCFRPやGFRPよりもリサイクルが容易であり、環境保護の面でも優位である。さらに、CFRPやGFRPは繊維を有するため強度を発揮する方向に偏りがある場合があるが、本実施形態の補強部材71は中実な板材であるため、補強方向に偏りが生じることがない。
また、ばね用鋼材は、ウレタン樹脂等の樹脂と親和性が高いため、外側環状部30に対する固着強度が高い。このため、補強部材71が存在することによって外側環状部30が厚み方向に分断するような損傷の発生が抑制される。外側環状部30を構成する樹脂との固着強度を高める上では、補強部材71の表面にサンドブラスト処理を施すなどの表面粗化処理を施すとさらに好ましい。
以上説明した第1実施形態に係る非空気圧タイヤ1によれば、以下の効果を奏する。
(1)第1実施形態に係る非空気圧タイヤ1は、内側環状部20と、内側環状部20の外周側に同軸に配置される外側環状部30と、内側環状部20と外側環状部30とを連結し、タイヤ周方向Cに沿って配列される複数のスポーク40と、外側環状部30の外周面に設けられるトレッド50と、を備え、外側環状部30に、ばね用鋼材からなる補強部材71を含む外側補強層70が全周にわたって埋設されている。
これにより、外側環状部30が効果的に補強され、タイヤ1としての耐久性が向上する。また、CFRPやGFRP等の繊維強化プラスチック製補強材と比較すると、補強部材71はばね用鋼材からなるため、低コストでありつつ十分な補強強度を発揮するとともに、リサイクルが容易であり環境保護の面でも優位である。さらに、ばね用鋼材からなる補強部材71は外側環状部30に対する固着強度が高いため、外側環状部30に分断等の損傷が起こることが抑制される。
(2)第1実施形態に係る非空気圧タイヤ1において、補強部材71を構成するばね用鋼材は、SK85、S60C、S65C、S70C、SAE1060、SAE1065、SAE1070、SUP9、SUP10、ベイナイト鋼、リボン鋼のいずれかであることが好ましい。
これにより、補強部材71は高いばね性を有し、外側環状部30の補強効果がより一層高まる。
(3)第1実施形態に係る非空気圧タイヤ1においては、補強部材71を構成するばね用鋼材の硬さが、HV400以上HV500以下であることが好ましい。
これにより、補強部材71は高い剛性を有し、外側環状部30の補強効果がより一層高まる。
(4)第1実施形態に係る非空気圧タイヤ1において、補強部材71は、タイヤ周方向Cに沿った円環板状であることが好ましい。
これにより、補強部材71の補強方向に偏りが生じることがないため、多様な方向に対して高い補強強度を発揮することができる。
第1実施形態の非空気圧タイヤ1において、スポーク40は、タイヤ軸方向の一方側へ傾斜する第1のスポーク41と、第1のスポーク41とは反対側に傾斜する第2のスポーク42と、を含み、第1のスポーク41と第2のスポーク42とが、タイヤ周方向Dに交互に配置されていることが好ましい。
これにより、第1のスポーク41及び第2のスポーク42は、タイヤ周方向Dに沿った方向から見た場合に略X字状に配置される。第1のスポーク41及び第2のスポーク42は、それぞれがタイヤ軸方向に傾斜しているため過度に剛性が高くなることが抑えられ、乗り心地の向上が図られる。
以下、上述した第1実施形態の外側補強層70を変更した例である第2実施形態及び第3実施形態を説明する。
(第2実施形態)
図5は、第2実施形態に係る外側補強層70を構成する補強部材72の斜視図である。この補強部材72は、第1実施形態の補強部材71に、板厚方向に貫通する複数の円形状の孔71aがパンチング加工により形成されている。複数の孔71aは、補強部材71の全域にわたり、千鳥状に均等配置されている。孔71aの数や大きさは、補強部材71の強度を損なわない程度に設定される。孔71aの形状は円形状に限られないが、応力集中による亀裂の起点になりにくいといった観点から、楕円を含む円形状が好ましい。
(5)第2実施形態に係る補強部材72は、第1実施形態の補強部材71に、板厚方向に貫通する複数の孔71aが形成されている形態である。
これにより、外側環状部30を補強する強度を保持しつつ、タイヤ1の重量増加を抑制することができる。樹脂からなる外側環状部30の内部に埋設された補強部材72は、複数の孔71aのそれぞれに樹脂が充填されるため外側環状部30と一体化する。このため、孔71aが形成されていても十分な補強強度が確保される。
(第3実施形態)
図6は、第3実施形態に係る外側補強層70の斜視図である。図7は、外側補強層70となるベルト状部材76を示す斜視図である。
外側補強層70は、補強部材としての線材74と、複数の線材74を被覆する被覆層75と、を含む円環状の部材である。この外側補強層70は、図7に示すベルト状部材76を円環状に巻いて形成される。ベルト状部材76は、等間隔をおいて平行に配置された複数の線材74が、被覆層75で被覆されることによりベルト状に形成されている。複数の線材74は、ベルト状部材76の長さ方向に延在している。
線材74は、上述したばね用鋼材を材料として線状に形成されたものである。線材74としては、例えば、SWRH72B(炭素含有率:0.69~0.76%)等の硬鋼線材を用いることができる。被覆層75は、例えば、樹脂やゴム等で形成される。被覆層75が樹脂の場合、上述した外側環状部30を構成する樹脂と同一の樹脂で形成されることが好ましい。ベルト状部材76の幅は、外側環状部30のタイヤ幅方向Yの寸法よりもやや小さい寸法に設定される。
外側補強層70は、ベルト状部材76を、外側環状部30の周長に対応する長さに切断し、その切断したベルト状部材76を円環状に巻き、突き合せた端部どうしを接合することにより円環状に形成される。端部どうしの接合は、線材74の端部どうしを溶接するとともに、被覆層75の端部どうしを接着する。外側補強層70は、例えば、金型内において外側環状部30を樹脂成形する際に、当該金型内にセットされ、樹脂材料を充填することにより、外側環状部30の中に全周にわたって埋設した状態に配置される。この状態で複数の線材74は、タイヤ周方向Cの全周にわたって延在し、かつ、タイヤ幅方向Yに並列している。なお、本実施形態では、複数の線材74は、ベルト状部材76の幅方向に1列に配置されているが、2列以上に配置されていてもよい。
(6)第3実施形態における補強部材は、タイヤ周方向Cの全周にわたって延在し、かつ、タイヤ幅方向Yに並列する複数の線材74であり、複数の線材74が被覆層75により被覆されて外側補強層70が形成されている。
これにより、外側環状部30が外側補強層70により効果的に補強され、タイヤ1としての耐久性が向上する。また、補強部材としての線材74が、第1実施形態の補強部材71と同様にばね用鋼材からなるため、低コストでありつつ十分な補強強度を発揮するとともに、リサイクルが容易であり環境保護の面でも優位である。さらに、ばね用鋼材からなる線材74は外側環状部30に対する固着強度が高いため、外側環状部30に分断等の損傷が起こることが抑制される。
(7)第3実施形態において、複数の線材74を被覆する被覆層75は、外側環状部30と同一の材料であることが好ましい。
これにより、被覆層75は外側環状部30となじみやすく強固に接合し、複数の線材74も外側環状部30と一体的に接合する。このため、外側環状部30の補強効果が向上する。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記各実施形態に限定されず、本発明の目的を達成できる範囲で変形、改良などを行っても、本発明の範囲に含まれる。
例えば、補強部材としては、ばね用鋼材からなり、外側環状部30に埋設できるものであればいかなる態様でもよい。例えば、複数の線材を格子状に組み込んだメッシュ状でもよく、タイヤ幅方向Yに延在する複数の線材をタイヤ周方向Cに多数均等配置した態様であってもよい。
第2実施形態では板厚方向に貫通する複数の孔71aを設けているが、孔71aに代えて貫通しない凹部、タイヤ周方向Cに延びる溝等であってもよい。
第3実施形態では複数の線材74を被覆層75で被覆して外側補強層70としているが、被覆層75を省略し、複数の線材74を外側環状部30に直接埋設して、複数の線材74のみで外側補強層70を構成してもよい。逆に、第1実施形態の補強部材71や第2実施形態の補強部材72を、樹脂等の被覆層で被覆して補強層としてもよい。
1 非空気圧タイヤ
20 内側環状部
30 外側環状部
40 スポーク
41 第1のスポーク
42 第2のスポーク
50 トレッド
70 外側補強層(補強層)
71 補強部材
71a 孔
74 線材
75 被覆層
C タイヤ周方向
Y タイヤ幅方向

Claims (7)

  1. 内側環状部と、
    前記内側環状部の外周側に同軸に配置される外側環状部と、
    前記内側環状部と前記外側環状部とを連結し、タイヤ周方向に沿って配列される複数のスポークと、
    前記外側環状部の外周面に設けられるトレッドと、を備える非空気圧タイヤであって、
    前記外側環状部に、ばね用鋼材からなる補強部材を含む補強層が全周にわたって埋設されている、非空気圧タイヤ。
  2. 前記ばね用鋼材は、SK85、S60C、S65C、S70C、SAE1060、SAE1065、SAE1070、SUP9、SUP10、ベイナイト鋼、リボン鋼のいずれかである、請求項1に記載の非空気圧タイヤ。
  3. 前記ばね用鋼材の硬さが、HV400以上HV500以下である、請求項1または2に記載の非空気圧タイヤ。
  4. 前記補強部材は、タイヤ周方向に沿った円環板状である、請求項1~3のいずれか1項に記載の非空気圧タイヤ。
  5. 前記補強部材には、板厚方向に貫通する複数の孔が形成されている請求項4に記載の非空気圧タイヤ。
  6. 前記補強部材は、タイヤ周方向全周にわたって延在し、かつ、タイヤ幅方向に並列する複数の線材であり、前記複数の線材が被覆層により被覆されて前記補強層が形成される、請求項1~3のいずれか1項に記載の非空気圧タイヤ。
  7. 前記被覆層は、前記外側環状部と同一の材料である、請求項6に記載の非空気圧タイヤ。
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