JP2023085666A - 制御プログラム、制御方法、情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザがワークフロー処理を実行する際に、ユーザに煩雑な操作を行わせるのを抑制することを目的とする。【解決手段】ユーザPC10のメモリ15には、ワークフロー処理を実行する際に用いられるデータである関連データが記憶されている。WFアプリ22は、関連データに対する変更指示を受け付けた場合に、関連データに対する変更指示が、特定指示であるか否かを判断する。関連データに対する変更指示が特定指示であると判断された場合に、ディスプレイ16により通知画面を表示させる。【選択図】図1

Description

本発明は、ワークフロー処理の技術に関する。
特許文献1には、端末装置が、ネットワークを介して接続された外部装置に対して、所定の処理を実行させるワークフロー処理が記載されている。端末装置は、ワークフロー処理を実行する際に用いられるデータである関連データに基づいて、ワークフロー処理で実行される処理の詳細な設定や、ワークフロー処理で用いられるサービスを設定する。
特開2013-114342号公報
関連データが削除や編集等により変更された後、ワークフロー処理の実行の際に、関連データが変更されたことに起因してワークフロー処理の実行に影響を与えてしまう場合がある。例えば、関連データの編集が適正に行われなかった場合や、関連データが削除された場合に、ワークフロー処理がユーザの意図する内容で実施されない場合や、ワークフロー処理が実行できなくなることも生じ得る。このような場合、ユーザは、改めて、関連データの再設定といった煩雑な操作を行った上で、ワークフロー処理を実行する必要がある。
本発明は、上記課題に鑑みたものであり、ユーザがワークフロー処理を実行する際に、ユーザに煩雑な操作を行わせるのを抑制することを目的とする。
上記課題を解決するために本実施形態に開示された制御プログラムは、表示部と、メモリと、コンピュータとを有する端末装置で実行される制御プログラムである。端末装置のメモリには、ワークフロー処理を実行する際に用いられるデータである関連データが記憶されており、ワークフロー処理は、関連データを用いて、外部装置に所定の処理を実行させる処理である。制御プログラムは、コンピュータに、関連データに対する変更指示を受け付けた場合に、関連データに対する変更指示が、ワークフロー処理の実行に影響を生じさせる特定指示であるか否かを判断する判断処理と、判断処理により、関連データに対する変更指示が特定指示であると判断された場合に、表示部により通知画面を表示させる指示通知処理と、を実行させる。なお、「関連データ」は、ワークフロー処理の実行に際し、使用されるデータを意味し、例えば、ワークフロー処理の内容を定義したパラメータや、ワークフロー処理で使用されるサービスを利用するために必要となる登録情報を含む。「ワークフロー処理の実行に影響を生じさせる」とは、ワークフロー処理が実行できない場合や、ワークフロー処理の実行結果がユーザの意図した結果にならない場合等を総称した意味である。
上記構成では、関連データに対する変更指示を受け付けたことを判断した場合に、関連データに対する変更指示が、特定指示であるか否かを判断する。関連データに対する変更指示が特定指示であると判断された場合に、表示部により通知画面を表示させる。これにより、ユーザが、ワークフロー処理を実行するに先立ち、関連データに対して特定指示が行われたことを認識することができるため、関連データに対する再設定や、ワークフロー処理の変更等を行うことができる。その結果、ワークフロー処理の実行の際に、煩雑な操作を行わせるのを抑制することができる。
本発明によれば、ユーザが、ワークフロー処理を実行する際に、煩雑な操作を行わせるのを抑制することができる。
画像形成システムの構成を説明する図である。 起動後に実行される処理の手順を説明するフローチャートである。 ホーム画面を説明する図である。 WF管理画面を説明する図である。 WF管理画面を説明する図である。 図2のS16の処理の手順を説明するフローチャートである。 ユーザ設定画面を説明する図である。 ユーザ設定画面を説明する図である。 図6のS21の処理の手順を説明するフローチャートである。 通知画面を説明する図である。 ユーザ設定画面を説明する図である。 図9のS55の処理の手順を説明するフローチャートである。 第2実施形態に係る起動後に実行される処理の手順を説明するフローチャートである。
(第1実施形態)
本実施形態係に係る画像形成システムを、図面を参照しつつ説明する。
図1に示す画像形成システム100は、PC10と、PC30と、サーバ35と、MFP(Multifunction Peripheral/Printer/Productの略称)50とを備えている。PC10と、PC30と、サーバ35と、MFP50とはネットワーク200に接続されている。本実施形態では、ネットワーク200は、LAN(Local Area Network)であり、PC10、PC30、サーバ35、及びMFP50は、有線の他、無線によりネットワーク200に接続されている。PC10は、ゲストユーザが使用する端末であり、以下では、ユーザPCと記載する。PC30は、LANの管理者が使用する端末であり、以下では、管理者PCと記載する。管理者PC30とユーザPC10とが、端末装置及び情報処理装置の一例である。
MFP50のハードウェア構成について説明する。MFP50は、バス51、通信IF52、プリンタ53、スキャナ54、ユーザIF55、コントローラ56、メモリ57及びFAX-IF58を備えている。MFP50を構成する各部は、バス51を介して通信可能に接続されている。IFは、Interfaceの略称である。
通信IF52は、所定の通信プロトコルに準拠して、MFP50をネットワーク200に接続する。通信IF52は、例えば、IEEEの802.11の規格およびそれに準ずる規格に基づいて、Wi-Fi(R)(登録商標)方式の無線通信を行うことが可能とされている。また、通信IF52は、PC10,30との間でBluetooth(登録商標)などの近距離無線通信を行うものであってもよい。
ユーザIF55は、コントローラ56とユーザとの間に介在するインタフェースであり、本実施形態では、タッチパネルや、物理キーとしての操作キーを備えている。タッチパネルは、タッチセンサを有しており、タッチセンサによる検出結果に応じた信号を出力する。なお、本実施形態における「タッチ」とは、入力媒体をタッチパネルの表示画面に接触させる操作全般を含む。また、入力媒体をタッチパネルとの間の距離がごく僅かな位置まで入力媒体を近接させることを、前述の「タッチ」の概念に含めてもよい。さらに入力媒体とは、ユーザの指であってもよいし、タッチペン等であってもよい。
プリンタ53は、シートやディスクなどの被記録媒体に画像を印刷するプリント動作を実行する。プリンタ53の記録方式としては、記録媒体としてのインクを被記録媒体に吐出するインクジェット方式や、感光体にトナー像を形成し、形成されたトナー像を被記録媒体に転写する電子写真方式などを採用することができる。スキャナ54は、原稿に記録されている画像を読み取ってスキャンデータを作成するスキャン処理を実行する。FAX-IF58は、所定のプロトコルに従いFAX処理を実行する。また、MFP50は、複数の動作を組み合わせた複合動作を実行可能であってもよい。プリンタ53によるプリント動作と、スキャナ54によるスキャン処理とを組み合わせたコピー処理は、複合動作の一例である。
コントローラ56は、CPUや、ASIC(Application Specific Integrated Circuitの略称)等により構成されており、プリンタ53、スキャナ54、ユーザIF55、FAX-IF58の各動作を制御する。メモリ57は、コントローラ56が実行する各種プログラムを保存している。
本実施形態において、メモリ57は、例えば、RAM、ROM、フラッシュメモリーが組み合わされて構成されている。また、メモリ57は、コンピュータであるコントローラ56が読み取り可能なストレージ媒体であってもよい。ストレージ媒体とは、CD-ROM、DVD-ROM等の記録媒体も含まれる。以下、後述するメモリ15においても同様である。
コントローラ56は、メモリに記憶された不図示のファームウェアを実行することにより、上述した、スキャン処理、プリント処理、FAX処理等の各動作を実行することができる。また、メモリ57のデータ記憶領域には、コントローラ56が参照するデータとして、能力情報41が記憶されている。
能力情報41は、MFP50の性能を示す複数の項目を含んでおり、例えば、構造体形式の情報である。能力情報41には、「印刷処理」、「スキャン処理」、「FAX処理」、「コピー処理」の各処理に関するパラメータが記憶されている。例えば、能力情報41には、スキャン処理に関係する項目として、「原稿サイズ」、「解像度」、「カラー設定」、「読取り形式」、「ファイル形式」の各パラメータが記憶されている。なお、能力情報41の項目として、「ADF傾き補正」、「明るさ」、「コントラスト」、「白紙除去」の項目が含まれていてもよい。MFP50が、「電子メール送信」、「サーバへのダウンロード」、「サーバへのアップロード」を実行可能である場合、能力情報41には、「電子メール送信」、「サーバへのダウンロード」、「サーバへのアップロード」に関するパラメータが記憶されている。
次に、ユーザPC10について説明する。ユーザPC10は、バス11と、コンピュータ12と、ユーザIF13と、通信IF14と、メモリ15と、表示部としてのディスプレイ16とを備えている。これらの構成要素は、バス11を介して互いに通信可能に接続されている。
ユーザIF13は、MFP50のユーザIF55と同様の構成であり、タッチパネルや、操作キーを備えている。通信IF14は、MFP50の通信IF14と同様の構成である。なお、通信IF14は、基地局を介した移動通信システムを利用した無線通信を行うものであってもよい。
コンピュータ12は、メモリ15に記憶されたプログラムを実行することで、ユーザPC10の各部を制御する。メモリ15には、OS20(Operating Systemの略称)、メインアプリケーションプログラム21、及びWFアプリケーションプログラム22の各プログラムが記憶されている。以下では、アプリケーションプログラムを、「アプリ」と略称する。また、プログラムを実行するコンピュータのことを、単にプログラム名でも記載する場合がある。例えば、「メインアプリ21が」という記載は、「メインアプリ21を実行するコンピュータ12が」ということを意味する場合がある。
なお、本実施形態では、主に、プログラムに記述された命令に従ったコンピュータの処理を示す。すなわち、以下の説明における「判断」、「抽出」、「選択」、「算出」、「決定」、「特定」、「取得」、「受付」、「制御」等の処理は、コンピュータやコントローラの処理を表している。コンピュータによる処理は、OS20を介したハードウェア制御も含む。なお「取得」は要求を必須とはしない概念で用いる。すなわち、メインアプリ21が要求することなくデータを受信するという処理も、「データを取得する」という概念に含まれる。また、本明細書中の「データ」とは、コンピュータに読取可能な形式で表される。そして、実質的な意味内容が同じでフォーマットが異なるデータは、同一のデータとして扱われるものとする。本明細書中の「情報」についても同様である。
OS20は、各プログラム21,22に対して、OS20が備える機能の利用、サーバ35、管理者PC30、及びMFP50との通信、及び他のプログラムの機能の利用を可能にするAPI(Application Programming Interface)を備えている。メインアプリ21は、OS20の実行下で、通信IF14を介して接続可能なMFP50に対して、プリント処理、スキャン処理、FAX処理等を実行させるプログラムである。
WFアプリ22は、メインアプリ21の機能を拡張する拡張プログラムであり、コンピュータ12に、所定の定義ファイルFの内容に従ってワークフロー処理を実行させるプログラムである。ワークフロー処理は、ネットワーク200に接続された装置であるMFP50に対して、1又は複数の動作を定義ファイルFの内容に従って実行させる処理である。
ワークフロー処理では、例えば、画像データを入力する入力処理と、画像データを出力する出力処理の少なくとも一方が含まれる。入力処理には、例えば、スキャナ54による画像の読み取り、FAX-IF58による画像データのFAX受信、サーバ35に保存されている画像データのダウンロードが含まれる。出力処理には、例えば、プリンタ53による画像の印刷、FAX-IF58による画像データのFAX送信、画像データのサーバ35へのアップロード、特定のアプリケーションプログラムでの画像データの実行、画像データの電子メール送信が含まれる。
ワークフロー処理として、複数の処理を組合せる場合、定義ファイルFには、各処理の内容を定めるパラメータと、組合される処理の順序とを、定義ファイルFに記憶する。パラメータは、能力情報41に記憶されたパラメータである。例えば、スキャナ54で画像データを読み取り、読み取った画像データをサーバ35にアップロードする場合を想定する。この場合、スキャン処理に関するパラメータの設定、サーバ35へのアップロードに関するパラメータの設定、更には、スキャン処理と、サーバ35へのアップロードとの順序が、定義ファイルFに記憶される。
例えば、画像データを所定の宛先に電子メール送信する場合、電子メール送信という1つの処理に関するパラメータを、1つのワークフロー処理として、定義ファイルFに記憶する。本実施形態では、MFP50で実行可能な1又は複数の処理により、ワークフロー処理を設定するが、MFP50と、MFP50とは異なるデバイスとを連携させて、1つのワークフロー処理を設定してもよい。例えば、MFP50のスキャナ54でスキャンされた画像データを、LAN上に接続されたプリンタに送って印刷させる場合、MFP50でのスキャン処理と、プリンタでの印刷動作との各動作に関するパラメータが、定義ファイルFに記憶される。
次に、サーバ35について説明する。サーバ35は、コンピュータとしてのCPUと、通信IFと、メモリとを備えている。サーバ35は、ユーザPC10、管理者PC30、及びMFP50からの指示に応じて、画像データのダウンロード、及びアップロードを実行可能である。
次に、図2を用いて、WFアプリ22の起動を契機に、WFアプリ22で実行される処理を説明する。WFアプリ22は、ホーム画面上で、ワークフロー処理に関する操作が行われた場合に、メインアプリ21により起動される。図3に示すように、ホーム画面60には、プリントアイコン61と、スキャンアイコン62と、ワークフローアイコン63と、ワークフロー作成ボタン64と、設定アイコン65と、を含んでいる。プリントアイコン61は、ユーザが、プリント処理に関する各種の設定又は操作を行うための画面をディスプレイ16に表示させる際に、操作を受け付けるアイコンである。スキャンアイコン62は、ユーザが、スキャン処理に関する各種の設定又は操作を行うための画面をディスプレイ16に表示させる際に、操作を受け付けるアイコンである。ワークフローアイコン63は、ユーザが、ワークフローの実行を開始する場合に操作を受け付けるアイコンである。ワークフロー作成ボタン64は、ユーザが、新たな定義ファイルFを作成するための画面をディスプレイ16に表示させる際に、操作を受け付けるアイコンである。
ホーム画面60上で、ワークフローアイコン63、ワークフロー作成ボタン64、設定アイコン65のいずれかが操作された場合、メインアプリ21は、WFアプリ22を起動させる。図2のS11では、操作されたアイコンは、設定アイコン65であるか否かを判断する。操作されたアイコンが設定アイコン65でなければ、操作されたアイコンに従った処理を行う。
WF管理画面の表示操作が行われた場合(S11:YES)、S12では、ワークフロー処理に対する設定の要否を確認する。具体的には、ホーム画面60上で、設定アイコン65が操作された場合に、図4に示す設定画面70を表示させる。設定画面70には、設定選択欄71と、設定表示領域72とを含んでいる。設定選択欄71は、設定表示領域72に表示する詳細設定画面の選択操作を受け付ける欄であり、「アカウント設定」、「ワークフロー設定」、「スキャン設定」、「製品情報」の各設定項目を含んでいる。このうち、ユーザが、「ワークフロー設定」を選択操作した場合、設定表示領域72には、WF(ワークフロー)管理画面73が表示される。
ワークフロー処理に対する設定の要否は、登録済みのワークフロー処理を実行するために必要な各種設定が行われているか否かを示す。具体的には、メモリ15には、関連データが設定済であることを示す状態フラグが記憶されている。メモリ15に記憶された状態フラグは、関連データが設定済みであることを示す「不要」と、関連データが設定されていないことを示す「要設定」とがある。本実施形態では、関連データは、定義ファイルFで定義されていない情報であって、ワークフロー処理で使用されるサービスに関する情報である。なお、状態フラグは、定義ファイルFに記憶されていてもよい。
ここでは、ワークフロー処理に対する設定が「不要」であると確認し(S12:NO)、S15に進む。S15では、ワークフロー処理に関する設定が「不要」である場合のWF管理画面73(図4)を表示させる。
WF管理画面73は、現在、管理者PC30及びユーザPC10で登録されているワークフロー処理のリストが一覧表示される画面である。具体的には、WF管理画面73には、各ワークフロー処理に関連する情報として、「アイコン」73a、「ワークフロー名」73b、「使用する機能」73c、「ユーザ設定」73dの各欄を含んでいる。以下では、設定画面70内で、WF管理画面73を表示することを単に、WF管理画面73を表示するとも記載する。
「アイコン」73aは、登録されたワークフロー処理に設定された操作アイコンが表示される欄である。「ワークフロー名」73bは、登録されたワークフロー処理に設定された名称が表示される欄である。「使用する機能」73cは、ワークフロー処理で使用される機能を示し、具体的には入力処理と出力処理とがそれぞれ表示される欄である。「ユーザ設定」73dは、「使用する機能」73cで表示されている入力機能又は出力機能に関する各種の情報(後述する関連データ)の設定の要否を示す欄である。ユーザ設定73dに、「不要」が表示されていれば、入力機能又は出力機能に関して関連データが設定済みであることを示し、「要設定」であれば、入力機能又は出力機能に関して関連データの設定が設定されていないことを示す。S15で表示されるWF管理画面73は、全ての状態フラグが「不要」を示しているため、WF管理画面73上の全ての「ユーザ設定」73dの欄には「不要」が表示されている。これら、各欄の値は、ワークフローの識別子であるワークフローIDに関連づけてメモリ15に記憶されている。
WF管理画面73には、WF管理画面73上で選択されたワークフロー処理に対する各種の処理を受け付けるボタンが含まれている。編集ボタン74は、WF管理画面73上で選択されたワークフロー処理に対する編集を行う場合に操作されるボタンであり、具体的には定義ファイルFを編集する場合に操作されるボタンである。実行ボタン75は、WF管理画面73上で選択されたワークフロー処理の実行を開始する場合に操作されるボタンである。完了ボタン76は、WF管理画面73の表示を終了して、ホーム画面60の表示に戻る場合に操作されるボタンである。ユーザ設定ボタン77は、後述するユーザ設定画面を表示させる場合に操作されるボタンである。
一方、S12で、ワークフロー処理に関する設定が「要設定」であれば、S13に進み、ワークフロー処理に関する設定が「要設定」である場合のWF管理画面73を表示させる。図5は、S13で表示されるWF管理画面73を示している。WF管理画面73では、WF管理画面73の「ユーザ設定」73dの欄に、「要設定」が表示される。図5で示すWF管理画面73では、図4で示すWF管理画面73と比べて、ワークフロー処理である「スキャンTOメール」に対して、ユーザ設定が必要であることを示す「要設定」が表示されている。本実施形態では、ユーザ設定73dの欄における「要設定」は、他のテキストと異なる配色(例えば、赤)で表示され、ユーザに目に付き易いようになっている。これにより、ユーザは、関連データが削除等されたことにより、関連データの再設定が必要であることを通知により判断することが可能となる。本実施形態では、WFアプリ22がS13で実行する処理が、設定通知処理の一例である。
図2に戻り、S15でWF管理画面73を表示させた後、ステップS16では、WF管理画面73上で、ユーザIF13で受付けた操作により、ワークフロー処理に対する指示を受け付ける。図6は、S16で実行される処理の手順を説明するフローチャートである。
S20では、ユーザ設定画面の表示指示を受け付けたか否かを判断する。WF管理画面73上でユーザ設定ボタン77が操作されておらず(S20:NO)、実行ボタン75が操作された場合、選択されたワークフロー処理の実行指示を受け付けたと判断し(S22:YES)、S23に進む。S23では、WF管理画面73上で選択されているワークフロー処理に対して、「要設定」が示されているか否かを判断する。ここでは、ワークフロー処理の設定に対して「不要」が示されているとして(S23:NO)、S28に進み、WF管理画面73上で選択されているワークフロー処理を実行する。具体的には、選択されたワークフロー処理(図4の例では、「スキャンTOメール」)に対応する定義ファイルFを読み出し、定義ファイルFに定義された内容と、関連データとに従い、ワークフロー処理を実行する。S28の処理を終了すると図6の処理を終了し、図2のS11に進む。
一方、WF管理画面73上で、編集ボタン74が操作されることで、選択されたワークフロー処理に対する編集指示を受け付けた場合(S29:YES)、S30に進む。S30では、選択されたワークフロー処理の定義ファイルFを編集する。具体的には、S30で、定義ファイルFの編集操作を受け付け可能な詳細パラメータ設定画面をディスプレイ16に表示させ、編集操作を受け付ける。図7は、S30でディスプレイ16に表示される詳細パラメータ設定画面110を説明する図である。詳細パラメータ設定画面110は、現在選択されているワークフロー処理に対応する定義ファイルFで定義されている入力処理及び出力処理に対して、パラメータの編集指示を受け付ける画面である。詳細パラメータ設定画面110には、現在、定義ファイルFで定義されている入力処理の詳細パラメータが表示される入力パラメータ表示欄111と、出力処理の詳細パラメータが表示される出力パラメータ表示欄112とを含んでいる。
詳細パラメータ設定画面110は、入力処理を「スキャン処理」とし、出力処理を「クラウドサービスへ保存」とするワークフロー処理での画面である。入力パラメータ表示欄111には、スキャン処理の詳細パラメータとして、「原稿サイズ」、「カラー設定」、「両面スキャン」、「解像度」の各パラメータが表示されている。WFアプリ22は、入力パラメータ表示欄111における、設定ボタン113の操作を受け付けると、入力処理における詳細パラメータの変更操作を受け付ける画面をディスプレイ16に表示させる。同様に、出力パラメータ表示欄112には、クラウドサービスへ保存の詳細パラメータとして、「ファイル名」、「ファイル形式」、「サービス名」、「アカウント」等の各詳細パラメータが表示されている。WFアプリ22は、出力パラメータ表示欄112における、設定ボタン114の操作を受け付けると、出力処理における詳細パラメータの変更操作を受け付ける画面をディスプレイ16に表示させる。詳細パラメータ設定画面110上で、「次へ」のアイコン115が操作された場合、WFアプリ22は、編集後の定義ファイルFの保存操作を受け付ける画面を、ディスプレイ16に表示させる。WFアプリ22は、表示された画面上で、定義ファイルFの保存操作を受け付けると編集された定義ファイルFをメモリ15に保存することで編集を完了する。
S30の処理を終了すると、図6の処理を終了し、図2のS11に戻る。また、WF管理画面73で完了ボタン76のみが操作された場合(S29:NO)、図6の処理を終了し、図2のS11に戻る。
一方、WF管理画面73で、ユーザ設定ボタン77が操作されることで、ユーザ設定画面の表示指示を受け付けた場合(S20:YES)、S21に進み、ユーザ設定画面をディスプレイ16に表示させ、ユーザ設定画面での操作を受け付ける。図8は、ディスプレイ16に表示されたユーザ設定画面80を示している。ユーザ設定画面80では、登録された全てのワークフロー処理に対応する入力機能及び出力機能に関する関連データの設定操作を受け付ける画面である。図8に示すユーザ設定画面80では、出力機能であるクラウドサービスの設定項目を示す「クラウドサービス設定」81と、出力機能であるストレージサービスの設定項目を示す「ストレージ設定」82との2つの大項目が表示されている。「クラウドサービス設定」の項目には、「DropBox」、「〇〇Drive」、「□□Box」の各種サービス名が表示されている。「ストレージ設定」の項目には、「Local」、「Srver1」、「Server2」の各種サービス名が表示されている。
クラウドサービス設定81の項目に属する各サービスには、関連データとして、サービスを利用するためのアカウントに関連づけられた「ユーザID」、「パスワード」、データの記憶場所を特定する情報である「フォルダ名」、更には「利用状況」、「デフォルト」が表示されている。ストレージ設定82の項目に属する各サービスには、関連データとして、「ユーザID」、「パスワード」、「フォルダ名」、更には「利用状況」、「デフォルト」が表示されている。このうち、「利用状況」は、サービスの利用状況を示す状態フラグが、登録されたワークフロー処理で利用中であることを示す値に設定されているか、更には、状態フラグが現在は利用されていないが、過去に利用されていたことを示す値であるかを示す。「デフォルト」は、関連データを、後述するデフォルト設定として用いるか否かを示す情報である。
ユーザ設定画面80には、各サービスにおける関連データへの指示を受け付けるボタン83,84,85,86が含まれている。編集ボタン83は、ユーザ設定画面80上で選択された関連データを編集する場合に操作を受け付けるボタンである。削除ボタン84は、ユーザ設定画面80上で選択された関連データを削除する場合に操作を受け付けるボタンである。追加ボタン85は、ユーザ設定画面80上で、新たなサービスに関する関連データを追加する場合に操作を受け付けるボタンである。確定ボタン86は、ユーザ設定画面80上での操作を終了し、WF管理画面73をディスプレイ16に表示させる場合に操作を受け付ける画面である。
図9は、S21で実行される処理の手順を示すフローチャートである。S40では、図8に示すユーザ設定画面80をディスプレイ16に表示させる。S41では、ユーザ設定画面80上で、削除ボタン84が操作されることで、関連データの削除指示を受け付けたか否かを判断する。削除指示を受け付けておらず、他の指示を受け付けていれば(S41:NO)、S56に進み、受付けた指示の内容を関連データに反映させる。例えば、編集ボタン83が操作されたことで、関連データの編集指示を受け付けた場合に、受付けた操作に応じた編集内容を関連データに反映させる。
受け付けた指示が関連データの削除指示であれば(S41:YES)、S42に進み、削除対象の関連データは、現在、登録されたワークフロー処理で利用中であるか否かを判断する。ワークフロー処理で利用中であるか否かの判断は、メモリ15に記憶された「利用状態」を示す状態フラグを参照すればよい。関連データが登録済みのワークフロー処理で利用中であれば、状態フラグが利用中を示す値に設定されている。
削除対象の関連データが、登録されたいずれかのワークフロー処理で利用中でなければ(S42:NO)、S44に進み、関連データに対する削除指示を反映させる。即ち、選択された関連データを削除する。関連データに対する削除は、WF管理画面73上で1つのサービスに関連づけられた全ての関連データ群を削除する場合や、1つのサービスに関連づけられた全ての関連データ群の一つを削除する場合も含まれる。
削除対象の関連データが、登録済みのワークフロー処理で利用中であれば(S42:YES)、S43に進み、通知画面をディスプレイ16に表示させる。即ち、本実施形態では、ワークフロー処理で利用中の関連データに対する削除指示を、特定指示として判断している。WFアプリ22が実行する、S41及びS42の処理が、判断処理の一例である。
図10は、S43でディスプレイ16に表示される通知画面90を示している。通知画面90には、削除指示を行った関連データが、ワークフロー処理により利用中であり、ユーザ設定又はワークフロー処理を変更すること促すテキストが含まれている。通知画面90には、別のユーザ設定の選択操作を受け付けるボタン91、新たな設定の登録操作を受け付けるボタン92、ワークフロー処理の修正操作を受け付けるボタン93、削除指示の終了操作を受け付けるボタン94が含まれている。本実施形態では、WFアプリ22が実行するS43の処理が、指示通知処理の一例である。
S45では、通知画面90上で別のユーザ設定の選択操作を受け付けるボタン91が操作された場合(S45:YES)、S46で、ユーザ設定画面80に戻り、ユーザ設定画面80に表示済みの他の関連データの選択操作を受け付ける。S47では、S46で選択された関連データを、削除対象の関連データに代えて、置き換えることで指示を反映させる。
通知画面90上で、新たな設定登録のボタン92が操作された場合(S48:YES)、S49に進み、削除指示された関連データの欄に、過去に設定されていた関連データを選択肢として表示させる。図11は、サービス名「□□Box」の欄の関連データ群が全て削除された場合に、過去に設定されていた関連データのうち登録可能な各関連データ群87が表示されている。図11では、一つの関連データが表示されているが、複数の選択肢を表示させるものであってもよい。
表示された過去の関連データ群のいずれかが選択操作された場合や、ユーザが独自に関連データを入力した場合において、確定ボタン86が操作されると(S50:YES)、S51に進み、入力された関連データは、登録済みのワークフロー処理で利用可能であるか否かを判断する。関連データが利用可能であれば(S51:YES)、S53に進む。例えば、過去に設定されていた関連データ群は、メモリ15に履歴として記憶していたものを参照してユーザ設定画面80に表示させる場合や、サーバ35との通信により関連データを取得して表示させるものであってもよい。
関連データが利用不可能であれば(S51:NO)、S52に進み、ディスプレイ16に警告表示を行う。その後、S49に進み、過去の関連データを選択肢として再度表示させる。S50及びS51を肯定判断した後S53に進む場合、削除対象の関連データに代えて、S49で選択された過去の関連データ、又はユーザ独自に入力された関連データに置き換える。S53の処理を終了すると、S57に進む。本実施形態では、WFアプリ22が実行するS45~S53の処理が設定処理の一例である。
通知画面90上で、ワークフロー処理の修正のボタン93が操作されることにより、ワークフロー処理の修正指示を受け付けると(S54:YES)、S55では、ユーザIF13を介して、定義ファイルFの修正操作を受け付ける。本実施形態では、WFアプリ22がS55で実行する処理が、ワークフロー変更処理の一例である。
図12は、S55で実行される処理の手順を示すフローチャートである。S60では、削除対象の関連データが削除された状態でも、登録されているワークフロー処理を実行可能であるか否かを判断する。本実施形態では、ワークフロー処理が、入力処理と複数の出力処理とで構成され、いずれかの出力処理に関する関連データのみを削除対象とする場合、ワークフロー処理を実行することが可能であると判断する。一方、ワークフロー処理を構成する入力処理又は出力処理がいずれも一つである場合に、一つの入力処理又は出力処理に関する関連データを削除対象とする場合、ワークフロー処理を実行することは不可能であると判断する。削除対象となった関連データが削除された場合でもワークフロー処理の実行が可能であれば(S60:YES)、S61に進み、報知画面を表示する。
S61で表示される報知画面では、削除対象の関連データが削除されてもワークフロー処理を継続することが可能であること示すテキストと、ワークフロー処理の編集を行うか否かの問い合わせを示すテキストとが表示される。報知画面上で、ワークフロー処理の編集操作が行われず、編集指示を受け付けない場合(S62:NO)、S65に進み、削除指示を反映させることで削除対象の関連データを削除する。この場合、削除対象の関連データを削除しても、ワークフロー処理を実行することは可能であるためである。S65の処理を終了すると、図9のS57に進む。
一方、報知画面上で、ワークフロー処理の編集操作が行われ、編集指示を受け付けた場合(S62:YES)、S63に進む。また、S60で、削除対象の関連データを削除すると、ワークフロー処理が実行できなくなること判断した場合(S60:NO)も、S63に進む。
S63では、図6のS30と同様、詳細パラメータ設定画面110をディスプレイ16に表示させて、定義ファイルFに対する編集操作を受け付ける。S64では、定義ファイルFに対する編集が完了したか否かを判断する。定義ファイルFに対する編集が完了していなければ(S64:NO)、待機する。定義ファイルFに対する編集が完了していれば(S64:YES)、S65に進み、削除指示を反映することで、削除対象の関連データを削除し、図9のS57に進む。
図9のS57では、削除指示又は編集指示を受け付けた関連データの利用状況を更新する。具体的には、登録されたワークフロー処理で利用中の関連データが削除された場合、削除された関連データにおけるメモリ15に記憶された状態フラグを、「利用中」から、「過去に利用」に変更する。一方、新たな関連データが設定された場合、新たに設定された関連データにおけるメモリ15に記憶された状態フラグを、「利用中」に設定する。S57の処理を終了すると、図9の処理を終了し、図2のS11に進む。この場合においても、ディスプレイ16にはホーム画面60が表示されている。
次に、S16でのユーザ設定画面80上での操作により、ワークフロー処理に対して、関連データが削除され、設定が必要なワークフロー処理が存在する場合を説明する。この場合、S12を肯定判断して、S13に進む。S13では、図5に示したように、ユーザ設定73dに、「要設定」を表示することで、ユーザ設定の設定が必要であることを示すWF管理画面73をディスプレイ16に表示させる。
S14では、S13で表示されたWF管理画面73上で、ユーザによる操作を受け付ける。S14での処理を、図6を流用して説明する。S20で、ユーザ設定画面の表示指示を受け付けたか否かを判断し、肯定判断すると、S21に進む。ユーザ設定画面80上での操作により、編集ボタン83が操作され(図9、S41:NO)、ユーザ設定が再設定されることで(S56)、ワークフロー処理の設定を示す状態フラグを、「要設定」から「不要」に変更することが可能となる。この場合においても、関連データに対する削除指示を受け付けた場合(S41:YES)、削除対象の関連データが登録されたワークフロー処理で利用中であれば(S42:YES)、S43でディスプレイ16に警告画面が表示される。
WF管理画面73上で、実行ボタン75が操作され、ワークフロー処理の実行指示を受け付けると(S22:YES)、S23に進み、ワークフロー処理の設定が「要設定」となっているか否かを判断する。この例では、「要設定」となっているためS23を肯定判断し、S24に進み、警告画面を表示させる。S24で表示される警告画面では、選択されているワークフロー処理を実行するためには、関連データを再設定する必要があることを示すテキストが表示される。本実施形態では、警告画面には、未設定となっている関連データに対してデフォルトの設定を選択させるボタンが含まれている。デフォルトの設定は、ユーザ設定画面80で「デフォルト」として設定されている関連データである。ユーザIF13による操作により、デフォルトの設定を選択させるボタンが操作された場合(S25:YES)、S26に進み、デフォルトの関連データが新たに設定される。
一方、警告画面上で、デフォルトの設定に対する選択操作が行われない場合(S25:NO)、S27に進み、ユーザ設定画面80上での設定操作を受け付ける。S27で実行される処理は、S21と同様、図9で示した処理に従い実行される。S26又はS27の処理を終了すると、S28に進み、新たに設定されたユーザ設定を用いてワークフロー処理を実行する。
以上説明した本実施形態では、以下の効果を奏することができる。
WFアプリ22は、関連データに対する削除指示を受け付けた場合に、削除指示が、ワークフロー処理の実行に影響を生じさせる特定指示であるか否かを判断する。関連データに対する削除指示が特定指示であると判断された場合に、ディスプレイ16により通知画面90を表示させる。これにより、関連データに対する削除指示により、ワークフロー処理が適正に実行されない可能性がある場合に、ディスプレイ16により通知画面90を表示させるため、ユーザは、ワークフロー処理を実行させるまでに、関連データや定義ファイルFを修正するため、ワークフロー処理の実行の際に、ユーザに煩雑な操作を行わせるのを抑制することができる。
ワークフロー処理は、定義ファイルFの内容に従って、MFP50にワークフロー処理を実行させる。定義ファイルFは、ワークフロー処理で実行される処理の内容を定めた情報であり、関連データは、定義ファイルFに含まれない情報を示すデータであって、ワークフロー処理で用いられるサービスに関する情報である。これにより、定義ファイルF以外の情報である関連データに対して特定指示が行われた場合にも、通知を行うことができる。
WFアプリ22は、ワークフロー処理が実行された場合に、関連データの利用の有無を示す状態フラグをメモリ15に記憶させる。WFアプリ22は、削除指示の対象の関連データの利用を示す状態フラグがメモリ15に記憶されていれば、メモリ15に記憶された関連データの利用の有無を、ディスプレイ16に表示させる。これにより、ユーザは、関連データの利用の有無を確認しながら、その後に、関連データに関する操作を行うか否かを判断することができる。
WFアプリ22は、関連データに対する削除指示を受け付けた場合に、関連データの再設定が必要であることを示す状態フラグをメモリ15に記憶させる。WFアプリ22は、状態フラグが関連データの設定が必要であることを示している場合に、通知を行う。これにより、ユーザは、関連データが削除されたことにより、関連データの再設定が必要であることを通知により判断することができる。
WFアプリ22は、削除指示の対象となる関連データが、ワークフロー処理で利用中である場合に、削除指示を、特定指示と判断する。これにより、現在、ワークフロー処理で利用中の関連データに対する削除指示を、特定指示として判断することで、不必要に通知が行われるのを抑制することができる。
WFアプリ22は、関連データに対する削除指示が特定指示であると判断された場合に、通知画面として、別の関連データの入力が必要であることを通知する画面を前記ディスプレイ16に表示させる。WFアプリ22は、別の関連データの入力を受付け、受付けた別の関連データをワークフロー処理に関連づけて設定する。これにより、関連データに対する指示が特定指示であれば、ユーザに、新たな関連データの入力を促すことができる。
WFアプリ22は、削除対象の関連データに代えて、選択操作により選択可能な別の関連データの選択肢をディスプレイ16に表示させ、選択操作により選択された別の関連データを、ワークフロー処理に関連づけて設定する。これにより、ユーザによる関連データの入力を補助することができる。
WFアプリ22は、入力を受付けた別の関連データが、ワークフロー処理で使用できないものである場合に、警告画面を前記ディスプレイ16に表示させる。これにより、ユーザにより入力された関連データがワークフロー処理で利用できないものであれば、警告画面が表示されることで、ユーザに別の関連データの入力を促すことができる。
WFアプリ22は、関連データに対する指示が特定指示であると判断された場合に、通知画面として、別の関連データの入力、又はワークフロー処理の変更が必要であることを通知する画面をディスプレイ16に表示させる。WFアプリ22は、ワークフロー処理の削除指示を受付け、受付けた削除指示に応じて、ワークフロー処理で実行される処理の内容を変更する。これにより、ワークフロー処理に影響を与える関連データの変更に対しては、ワークフロー処理自体を変更することが可能であるため、ユーザの意思に任せて、柔軟な変更を行うことができる。
WFアプリ22は、ワークフロー処理の変更指示を受け付けた場合において、受付けたワークフロー処理の変更指示に応じた変更を行うことなくワークフロー処理の実行が可能であれば、ワークフロー処理の変更を実行するか否かを確認する確認画面を前記ディスプレイ16に表示させる。WFアプリ22は、確認画面上で、ワークフロー処理の変更を肯定する操作を受付けた場合に、ワークフロー処理の変更指示に従い、ワークフロー処理を変更する。これにより、ワークフロー処理の変更指示を受け付けた場合に、変更を行うことなくワークフロー処理を実行できる場合は、確認画面が表示されるため、ユーザの判断を補助することができる。
WFアプリ22は、ワークフロー処理の実行指示を受付け、実行指示の対象となるワークフロー処理で用いられる関連データが、メモリ15に記憶されているか否かを判断させ、関連データがメモリ15に記憶されていないと判断した場合に、メモリ15に記憶されたデフォルトの関連データの設定を受付け可能であることを画面に表示させる。WFアプリ22は、デフォルトの関連データの設定指示を受付けた場合に、デフォルトの関連データを、ワークフロー処理に関連づけて設定する。これにより、関連データが削除されたことにより、ワークフロー処理が実行されないことを回避することができる。
(第1実施形態の変形例)
上述の第1実施形態では、削除対象の関連データが、登録されたワークフロー処理で利用中であれば、削除指示を特定指示と判断した。これに代えて、関連データに対する削除指示を、一律に特定指示と判断してもよい。この場合において、図9のS41で関連データに対する削除指示を受け付けた場合に、S43に進み、ディスプレイ16に通知画面を表示させる。この場合において、S42,S44の処理を省略すればよい。
(第2実施形態)
第2実施形態では、第1実施形態と異なる構成を主に説明を行う。第2実施形態において第1実施形態と同一の箇所については同じ符号を付し、その説明を繰り返さない。
第1実施形態では、WF管理画面73からユーザ設定画面80に表示が遷移した場合に、関連データの再設定が必要であることを通知した。これに代えて、WFアプリ22の起動時において、ワークフロー処理に対する設定が「要設定」である場合に、WF管理画面73を表示させることなくユーザ設定画面80をディスプレイ16に表示させ、関連データの再設定が必要であることを通知してもよい。
図13は、第2実施形態において、WFアプリ22の起動時において、WFアプリ22が実行する処理である。S70では、ワークフロー処理の設定が「要設定」であるか否かを判断する。S70を否定判断すると、S11に進む。この場合において、第1実施形態と同様、ホーム画面60で受付けた操作に従い、S12~S17の処理を実行する。
ワークフロー処理の設定が「要設定」であれば(S70:YES)、S71に進み、関連データの再設定が必要であることを示す通知画面を表示させる。本実施形態では、WFアプリ22がS71で実行する処理が設定通知処理の一例である。
S71で表示された通知画面上で、ユーザ設定画面80の表示操作を受け付けると、S72では、図6のS21で表示したのと同様、ユーザ設定画面80をディスプレイ16に表示させて、操作を受け付ける。この場合においても、ユーザ設定画面80上での操作により、編集ボタン83が操作され(図9、S41:NO)、ユーザ設定が再設定されることで(S56)、ワークフロー処理の設定を示す状態フラグを、「要設定」から「不要」に変更することが可能となる。ユーザ設定画面80上で、関連データに対する削除指示を受け付けた場合(S41:YES)、削除対象の関連データが登録されたワークフロー処理で利用中であれば(S42:YES)、S43でディスプレイ16に警告画面が表示される。
本実施形態では、S72,S14,S16,S17のいずれかの処理が終了すると、S70に進み、ワークフロー処理の設定が「要設定」となっているか否かを判断する。なお、これに代えて、S71,S14,S16,S17の処理が終了した後、所定時間が経過したことを条件に、S70に進み、ワークフロー処理の設定が「要設定」となっているか否かを判断してもよい。
以上説明した本実施形態においても、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
(その他の実施形態)
本明細書で開示される技術は、上述の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の形態に変形することができ、例えば次のような変形も可能である。
上述した実施形態では、関連データは、定義ファイルFに記憶された情報とは異なるデータであった。これに代えて、関連データには、定義ファイルFに記憶された情報が含まれていても良い。この場合において、図6に示すフローチャートにおいて、WF管理画面73上で、編集ボタン74が操作され(S29:YES)、S30で定義ファイルFに含まれるパラメータの削除指示があった場合に、ディスプレイ16に図10で示した通知画面90を表示させればよい。
上述した実施形態では、関連データの削除指示があった場合に、特定指示であるか否かを判断した。これに代えて、又はこれと共に、関連データの編集指示があった場合に、特定指示であるか否かを判断してもよい。この場合において、ユーザ設定画面80に対する操作により、関連データの編集指示が行われ(図9のS41:NO)、S56で、関連データに対して編集指示が行われた場合に、特定指示であるか否かを判断すればよい。特定指示であると判断した場合に、図10で示した通知画面をディスプレイ16に表示すればよい。
上述した実施形態では、ネットワーク200は、LANであった。これに代えて、ネットワーク200は、インターネットであってもよいし、LANとインターネットとの組み合わせであってもよい。また、ネットワーク200は、有線の他、無線でもよいし有線と無線の組み合わせにより構成されていてもよい。
上述した実施形態では、外部装置は、MFPであった。これに代えて、デバイスは、プリンタ、スキャナ等、一つの処理のみを実行可能な装置であってもよい。
10…ユーザPC、12…コンピュータ、16…ディスプレイ、22…WFアプリ、30…管理者PC、50…MFP、F…定義ファイル

Claims (13)

  1. 表示部と、メモリと、コンピュータとを有する端末装置で実行される制御プログラムであって、
    前記メモリには、ワークフロー処理を実行する際に用いられるデータである関連データが記憶されており、前記ワークフロー処理は、前記関連データを用いて、外部装置に所定の処理を実行させる処理であり、
    前記コンピュータに、
    前記関連データに対する変更指示を受け付けた場合に、前記関連データに対する変更指示が、前記ワークフロー処理の実行に影響を生じさせる特定指示であるか否かを判断する判断処理と、
    前記判断処理により、前記関連データに対する変更指示が前記特定指示であると判断された場合に、前記表示部により通知画面を表示させる指示通知処理と、
    を実行させる制御プログラム。
  2. 前記ワークフロー処理は、定義ファイルの内容に従って、前記外部装置に前記ワークフロー処理を実行させ、前記定義ファイルは、前記ワークフロー処理で実行される処理の内容を定めた情報であり、
    前記関連データは、前記定義ファイルに含まれない情報を示すデータであって、前記ワークフロー処理で用いられるサービスに関する情報である請求項1に記載の制御プログラム。
  3. 前記コンピュータに、
    前記関連データの利用の有無を前記メモリに記憶させ、
    前記指示通知処理では、前記変更指示が前記特定指示であると判断された場合に、前記特定指示の対象となる前記関連データの利用が前記メモリに記憶されていれば、前記メモリに記憶された前記関連データの利用の有無を、前記表示部に表示させる請求項1又は2に記載の制御プログラム。
  4. 前記コンピュータに、
    前記変更指示を受け付けた場合に、前記関連データの再設定が必要であることを示す情報を前記メモリに記憶させ、
    前記関連データの再設定が必要であることを示す情報が前記メモリに記憶されている場合に、前記表示部により通知を行わせる設定通知処理を実行させる、請求項1~3のいずれか一項に記載の制御プログラム。
  5. 前記判断処理では、前記ワークフロー処理が、前記変更指示の対象となる前記関連データを利用中である場合に、前記変更指示を、前記特定指示と判断する請求項1~4のいずれか一項に記載の制御プログラム。
  6. 前記指示通知処理では、前記判断処理により前記変更指示が前記特定指示であると判断された場合に、前記通知画面として、前記特定指示の対象の前記関連データに代えて、別の前記関連データの入力が必要であることを通知する画面を前記表示部に表示させ、
    前記コンピュータに、前記別の関連データの入力を受付け、受付けた前記別の関連データを前記ワークフロー処理に関連づけて設定する設定処理を実行させる請求項1~5のいずれか一項に記載の制御プログラム。
  7. 前記設定処理では、
    前記特定指示の対象の前記関連データに代えて、選択操作により選択可能な前記別の関連データの選択肢を前記表示部に表示させ、
    前記選択操作により選択された前記別の関連データを、前記ワークフロー処理に関連づけて設定する請求項6に記載の制御プログラム。
  8. 前記設定処理では、前記入力を受付けた前記別の関連データが、前記ワークフロー処理で利用できないものである場合に、警告画面を前記表示部に表示させる請求項6に記載の制御プログラム。
  9. 前記指示通知処理では、前記判断処理により前記変更指示が前記特定指示であると判断された場合に、前記通知画面として、前記特定指示の対象の前記関連データに代えて別の前記関連データの入力、又は前記ワークフロー処理の変更が必要であることを通知する画面を前記表示部に表示させ、
    前記コンピュータに、前記ワークフロー処理の変更指示を受付け、受付けた前記変更指示に応じて、前記ワークフロー処理で実行される処理の内容を変更するワークフロー変更処理を実行させる請求項1~5のいずれか一項に記載の制御プログラム。
  10. 前記ワークフロー変更処理では、
    前記ワークフロー処理の変更指示を受け付けた場合において、受付けた前記ワークフロー処理の変更指示に応じた変更を行うことなく前記ワークフロー処理の実行が可能であれば、前記ワークフロー処理の変更を実行するか否かを確認する確認画面を前記表示部に表示させ、
    前記確認画面で、前記ワークフロー処理の変更を肯定する操作を受付けた場合に、前記ワークフロー処理の変更指示に従い、前記ワークフロー処理を変更する、請求項9に記載の制御プログラム。
  11. 前記コンピュータに、
    前記ワークフロー処理の実行指示を受付け、前記実行指示の対象となる前記ワークフロー処理で用いられる前記関連データが、前記メモリに記憶されているか否かを判断させ、
    前記関連データが前記メモリに記憶されていないと判断した場合に、前記メモリに記憶されたデフォルトの関連データの設定を受付け可能であることを画面に表示させ、
    前記デフォルトの関連データの設定指示を受付けた場合に、前記特定指示の対象の前記関連データに代えて、前記デフォルトの関連データを、前記ワークフロー処理に関連づけて設定する、請求項1~10のいずれか一項に記載の制御プログラム。
  12. メモリと、コンピュータとを備える端末装置で実行される制御方法であって、
    前記メモリには、ワークフロー処理を実行する際に用いられるデータである関連データが記憶されており、前記ワークフロー処理は、前記関連データを用いて所定の処理を実行する処理であり、
    前記コンピュータに、
    前記関連データに対する変更指示を受け付けた場合に、前記関連データに対する変更指示が、前記ワークフロー処理の実行に影響を生じさせる特定指示であるか否かを判断する判断処理と、
    前記判断処理により前記特定指示であると判断された場合に、表示部により通知を行う指示通知処理と、
    を実行させる制御方法。
  13. 表示部と、メモリと、コンピュータとを備える情報処理装置であって、
    前記メモリには、ワークフロー処理を実行する際に用いられるデータである関連データが記憶されており、前記ワークフロー処理は、前記関連データを用いて所定の処理を実行する処理であり、
    前記コンピュータは、
    前記関連データに対する変更指示を受け付けた場合に、前記関連データに対する変更指示が、前記ワークフロー処理の実行に影響を生じさせる特定指示であるか否かを判断する判断処理と、
    前記判断処理により前記特定指示であると判断された場合に、前記表示部により通知を行う指示通知処理と、
    を実行する情報処理装置。
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