JP2023085170A - モジュール化された車両制御システム - Google Patents

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Abstract

Figure 2023085170000001
【課題】モジュール化された車両制御システムを提供する。
【解決手段】モジュール化された車両制御システムであって、いくつかのカメラデバイスに接続された画像処理センタ10、画像処理センタ10に接続されたモジュール化された制御センタ20、およびモジュール化された制御センタ20に接続された表示デバイスDISP1を含む。画像処理センタ10は、カメラデバイスによって取得されるいくつかのリアルタイム画像を記憶するように構成された一時記憶デバイス101を有する。モジュール化された制御センタ20は、受け取った運転動作コマンドに従って一時記憶デバイス101からリアルタイム画像のうちの少なくとも一つを取得し、運転動作コマンドおよび少なくとも一つのリアルタイム画像に従って表示ピクチャを形成して出力するように構成される。表示デバイスDISP1は、表示ピクチャを受け取って表示する。
【選択図】図1

Description

(関連出願の相互参照)
この非仮出願は、2021年12月8日に中華民国(ROC)にて出願された特許出願第110145841号に対する優先権を主張し、その全内容をここに参照することによって援用する。
本開示は、モジュール化された車両制御システムに関する。
交通安全が益々重要視されていく中で、車両の必要な装備もより厳格な規制を受けている。従来の後退レーダに加えて、現在は多くの車両が、死角の画像を取得するためのカメラを装備しており、その結果、運転者は、カメラによって捕捉された画像に基づいて正確かつ安全な運転判断を下すことができる。運転画像を表示するために使用される表示デバイスに加えて、使用者は、車内でエンターテイメントまたはナビゲーションなどの他の機能を享受することも期待している。
しかしながら、市場における現在の車両コンピュータは、上述の複数の機能を同時に実現することに困難があるだけでなく、単一のトリップコンピュータに複数の機能またはデバイスを同時に追加すると、トリップコンピュータの計算負荷が増大し、トリップコンピュータの反応速度まで低下することで、運転の安全性に影響する可能性が高くなる。
したがって、本開示は、モジュール化された車両制御システムを提供する。
本開示の一つまたは複数の実施形態によれば、車両に適合させた、モジュール化された車両制御システムが、複数のカメラデバイスと信号伝送可能に接続した画像処理センタであって、当該カメラデバイスによって取得される複数のリアルタイム画像を記憶するように構成された一時記憶デバイスを有する画像処理センタと、前記画像処理センタと信号伝送可能に接続したモジュール化された制御センタであって、運転動作コマンドを受け取り、当該運転動作コマンドに従って前記一時記憶デバイスから前記リアルタイム画像のうちの少なくとも一つのリアルタイム画像を取得して、当該運転動作コマンドおよび当該少なくとも一つのリアルタイム画像に従って表示ピクチャを形成し、当該表示ピクチャを出力するように構成されたモジュール化された制御センタと、前記モジュール化された制御センタと信号伝送可能に接続し、前記表示ピクチャを受け取って表示するように構成された表示デバイスとを含む。
上記の説明に鑑みると、本開示の一つまたは複数の実施形態に係る前記モジュール化された車両制御システムは、前記カメラデバイスおよび前記表示デバイスの配置を通して運転の安全性を支援することができる。前記モジュール化された車両制御システムの信号伝送ポートにより、使用者は自身の必要に応じて当該システムに他のデバイスを追加して、運転者によるナビゲーションマップおよび前記リアルタイム画像の読み取りに影響を与えることなく同乗者が当該システムの他の機能(エンターテイメントなど)を享受することができる。また、本開示の一つまたは複数の実施形態に係る前記モジュール化された車両制御システムは、前記運転者および同乗者の要求を満たし、かつ運転の安全性を向上させるように、単一の車両コンピュータの負荷を増大させることなく、上述の複数の機能を実現することができる。
本開示は、後述の詳細な説明および添付の図面からより深く理解されることになるが、これらの説明および図面は、例示として与えられているに過ぎず、したがって本開示を限定するものではない。
本開示の一実施形態に係るモジュール化された車両制御システムを示すブロック図である。 本開示の一実施形態に係る表示デバイスを示す例示的な図である。 本開示の別の実施形態に係るモジュール化された車両制御システムを示すブロック図である。 本開示の一実施形態に係る地点表示を示す例示的な図である。 本開示の一実施形態に係る地点表示を示す例示的な図である。 本開示のさらに別の実施形態に係るモジュール化された車両制御システムを示すブロック図である。 本開示の一実施形態に係る車両状況表示を示す例示的な図である。 本開示のさらに別の実施形態に係るモジュール化された車両制御システムを示すブロック図である。
下記の詳細な説明では、解説の目的で、開示する実施形態が十分に理解されるように、数多くの具体的な詳細を述べる。本明細書に開示する説明、特許請求の範囲および図面によれば、当業者は、本発明の概念および特徴を容易に理解し得る。下記の実施形態は、本発明の様々な態様をさらに示すものだが、本発明の範囲を制限することは意図していない。
図1を参照されたく、ここで、図1は、本開示の一実施形態に係るモジュール化された車両制御システムを示すブロック図である。本開示の当該モジュール化された車両制御システムは、陸上車両に適合させている。この実施形態の前記モジュール化された車両制御システムは、画像処理センタ10、モジュール化された制御センタ20および表示デバイスDISP1を含む。前記表示デバイスDISP1は、液晶表示デバイスでも有機発光ダイオード(OLED)表示デバイスでもよい。前記画像処理センタ10および前記モジュール化された制御センタ20は、例えば、互いに独立した二つのプロセッサであり、前記画像処理センタ10の計算能力は、好ましくは前記モジュール化された制御センタ20の計算能力以下である。したがって、前記モジュール化された制御センタ20の計算負荷を軽減するという利益は、前記モジュール化された車両制御システムを使用することによって低い設置コストで達成し得る。前記画像処理センタ10は、いくつかのカメラデバイスと信号伝送可能に接続し、前記モジュール化された制御センタ20は、前記画像処理センタ10および前記表示デバイスDISP1と信号伝送可能に接続して、前記画像処理センタ10から画像を取得し、当該画像を前記表示デバイスDISP1に伝送して表示させる。本開示における前記「信号伝送可能に接続し」とは、信号線を通した電気的接続でもよいし、車両コントローラエリアネットワーク(CAN、CAN bus)またはブルートゥース(登録商標)を通した通信接続でもよい。なお、本開示で述べる前記カメラデバイスによって取得される前記画像は、複数の画像フレームからなるフィルムとすることができる。
前記カメラデバイスの照度は、好ましくは0.5ルクス以下である。前記カメラデバイスは、好ましくは前記車両のバッテリに接続されて、当該バッテリから稼働に必要な電力を取得し、前記カメラデバイスは、前記車両を始動させると電力を供給されて自動的にオンになる。前記カメラデバイスは、前方カメラデバイスCam_F、後方カメラデバイスCam_B、左側カメラデバイスCam_Lおよび右側カメラデバイスCam_Rのうちの少なくとも一つを含み、前記前方カメラデバイスCam_F、前記後方カメラデバイスCam_B、前記左側カメラデバイスCam_Lおよび前記右側カメラデバイスCam_Rのダイナミックレンジは、70dBよりも大きく、ここで、当該ダイナミックレンジは、前記カメラデバイスの感光要素が感知することのできる明るさの範囲を表すための露光寛容度と呼ぶこともでき、前記明るさの範囲の最大値と最小値の比率(すなわち、この例で言及した70dB)として表すことができる。また、前記前方カメラデバイスCam_Fおよび前記後方カメラデバイスCam_Bのカメラアングルの範囲は、好ましくは90±5度よりも大きく、前記左側カメラデバイスCam_Lおよび前記右側カメラデバイスCam_Rのカメラアングルの範囲は、好ましくは70±5度よりも大きいが、本開示は、前記カメラデバイスのカメラアングルの実際の範囲を制限しない。車体の両側の前記カメラデバイス(例えば、前記左側カメラデバイスCam_Lおよび前記右側カメラデバイスCam_R)は、好ましくは地面から0.5メートル(乗用車)または1メートル(大型車)の高さに配置され、その結果、車体の両側の前記カメラデバイスは、より良好な視野の画像を取得することができ、前記車両の死角を可能な限り補うが、本開示は、車体の両側の前記カメラデバイスと地面の間の実際の距離を限定しない。各カメラデバイスは、好ましくは画像記憶の機能を有し、各カメラデバイスに記憶される画像の保存期間は、好ましくは30分以下である。
前記前方カメラデバイスCam_Fは、前記車両の前部(前記車両のヘッド)に配置され、前記車体から離れる方を向いて、前記車両の前記前部より前方のリアルタイム画像を取得し、前記後方カメラデバイスCam_Bは、前記車両の後部に配置され、前記車体から離れる方を向いて、前記車両の前記後部より後方のリアルタイム画像を取得し、前記左側カメラデバイスCam_Lは、前記車体の左側部に配置されて、前記車体の左側の道路のリアルタイム画像を取得し、前記右側カメラデバイスCam_Rは、前記車体の右側部に配置されて、前記車体の右側の道路のリアルタイム画像を取得し、ここで、前記リアルタイム画像は、前記カメラデバイスによって取得される生画像である。
また、本実施形態における前記四つのカメラデバイスは一例に過ぎず、すなわち、前記カメラデバイスの数は、必要に応じて、かつ前記車両の長さに応じて増減させてよい。例えば、前記車両は、単一の左側カメラデバイスCam_Lおよび単一の右側カメラデバイスCam_Rが配置されているだけでもよいし、前記車両がより長い車体の大型バスのときは、前記車両は、いくつかの左側カメラデバイスCam_Lおよびいくつかの右側カメラデバイスCam_Rが配置されて、前記カメラデバイスの数が四つを超えてもよく、本開示は、前記カメラデバイスの数を限定しない。
前記画像処理センタ10は、前記カメラデバイスCam_F、Cam_B、Cam_R、Cam_Lによって取得されたいくつかのリアルタイム画像を記憶するように構成された一時記憶デバイス101を有し、ここで、当該一時記憶デバイス101は、例えば、64GBメモリ、または少なくとも30分の動画を記憶し得るメモリであり、前記一時記憶デバイス101の数は一つでも二つ以上でもよく、本開示は、前記一時記憶デバイス101の数を限定しない。前記モジュール化された制御センタ20は、運転動作コマンドを受け取り、前記画像処理センタ10の前記一時記憶デバイス101から対応する画像(前記リアルタイム画像のうちの少なくとも一つ)を取得して、前記運転動作コマンドおよび前記少なくとも一つのリアルタイム画像に従って表示ピクチャを形成し、当該表示ピクチャを前記表示デバイスDISP1に出力するように構成されている。このため、前記表示デバイスDISP1は、前記表示ピクチャを表示することができる。
図2を参照されたく、ここで、図2は、本開示の一実施形態に係る表示デバイスDISP1を示す例示的な図である。前記車両が直進中またはアイドリング中のとき、前記モジュール化された制御センタ20は、前記画像処理センタ10から、前方リアルタイム画像F_View、後方リアルタイム画像B_View、左側リアルタイム画像L_Viewおよび右側リアルタイム画像R_Viewを取得することができ、ここで、当該前方リアルタイム画像F_Viewは、前記前方カメラデバイスCam_Fによって取得され、当該後方リアルタイム画像B_Viewは、前記後方カメラデバイスCam_Bによって取得され、当該左側リアルタイム画像L_Viewは、前記左側カメラデバイスCam_Lによって取得され、当該右側リアルタイム画像R_Viewは、前記右側カメラデバイスCam_Rによって取得される。前記モジュール化された制御センタ20は、前記四方向の前記リアルタイム画像F_View、B_View、L_View、R_Viewを前記表示ピクチャとして使用し、当該表示ピクチャを前記表示デバイスDISP1に出力して、前記表示デバイスDISP1が、前記四方向の前記リアルタイム画像F_View、B_View、L_View、R_Viewから形成された前記表示ピクチャを表示するが、前記モジュール化された制御センタ20は、前記四つのリアルタイム画像F_View、B_View、L_View、R_Viewのうちの一つのみを前記表示ピクチャとして用いてもよく、本開示は、前記表示ピクチャを形成するために使用されるリアルタイム画像の数を限定しない。また、前記表示ピクチャは、前記カメラデバイスおよび/または前記カメラデバイスによって取得された前記リアルタイム画像に関連付けられた現在の日時Tまたは他の情報をさらに含むことができ、本開示はこれらに限定されない。
前記モジュール化された制御センタ20は、前記車両の方向指示器または前記車両の方向指示器の制御コンポーネントと信号伝送可能に接続して、前記方向指示器/前記方向指示器の制御コンポーネントの変化に基づいて前記運転動作コマンドを取得することができる。すなわち、前記車両のウィンカスイッチ(ターンシグナルレバー)が切り替えられたとき、前記モジュール化された制御センタ20は、対応する前記運転動作コマンドを取得し、当該運転動作コマンドに従って前記画像処理センタ10から対応する前記リアルタイム画像を取得する。例えば、前記車両の前記ウィンカスイッチ(ターンシグナルレバー)が右に切り替えられたとき、前記モジュール化された制御センタ20によって取得される前記運転動作コマンドは、前記車両が右折しようとしていることを示すコマンドであり、前記モジュール化された制御センタ20は、前記車両が右折しようとしていることを示す前記コマンドに従って前記画像処理センタ10から前記右側リアルタイム画像R_Viewを取得し、当該右側リアルタイム画像R_Viewを、前記表示デバイスDISP1に出力される前記表示ピクチャとして使用することができる。したがって、前記表示デバイスDISP1は、前記表示ピクチャを表示することができる。また、前記ウィンカスイッチ(ターンシグナルレバー)が元の位置に戻された(すなわち、前記車両の進行方向が直進方向に戻ろうとしている、または直進方向に戻った)とき、前記モジュール化された制御センタ20は、上述の四つのリアルタイム画像を前記表示ピクチャとして再び使用し、前記表示デバイスDISP1を使用して前記表示ピクチャを表示することができる。
別の例では、前記車両のギヤがリバースギヤ(Rギヤ)に変更されたとき、前記運転動作コマンドは車両後退コマンドであり、前記モジュール化された制御センタ20は、前記車両後退コマンドに従って前記後方リアルタイム画像B_Viewのみを一時表示ピクチャとして使用し、当該表示ピクチャを前記表示デバイスDISP1に出力することができ、その結果、前記表示デバイスDISP1は、前記車両の後退中は前記後方リアルタイム画像B_Viewのみを表示する。前記モジュール化された制御センタ20は、好ましくは、前記ギヤが前記リバースギヤに変更されてから二秒以内に前記後方リアルタイム画像B_Viewである前記表示ピクチャを前記表示デバイスDISP1に出力して、前記表示デバイスDISP1に前記後方リアルタイム画像B_Viewを表示させる。前記車両の前記ギヤが前記リバースギヤから出て元の位置に戻されたとき、前記モジュール化された制御センタ20は、前記四つのリアルタイム画像F_View、B_View、L_View、R_Viewを前記表示ピクチャとして再び使用して、前記表示デバイスDISP1に前記四方向の前記リアルタイム画像F_View、B_View、L_View、R_Viewを表示させる。
なお、図2に示す前記四つのリアルタイム画像の位置の順序は一例に過ぎない。前記表示デバイスDISP1に表示される前記四つのリアルタイム画像の位置は、左上から時計回りの順に、前記後方リアルタイム画像B_View、前記前方リアルタイム画像F_View、前記左側リアルタイム画像L_Viewおよび前記右側リアルタイム画像R_Viewというように配置されてもよい。前記表示デバイスDISP1によって表示されるリアルタイム画像の数は、必要に応じて調整してよい。しかしながら、前記四つのリアルタイム画像の一部のみを表示するように前記表示デバイスDISP1が調整されたときは、前記モジュール化された制御センタ20は、前記表示デバイスDISP1を制御して、デフォルト時間が経過した後に前記四つのリアルタイム画像を再び表示させることができ、ここで、当該デフォルト時間は、5秒、10秒、30秒または1分とすることができる。
次に図3を参照されたく、ここで、図3は、本開示の別の実施形態に係るモジュール化された車両制御システムを示すブロック図である。前記モジュール化された車両制御システムの当該別の実施形態では、前記システムは、ナビゲーションモジュール30および地点表示デバイスDISP2をさらに含むことができ、前記ナビゲーションモジュール30および前記地点表示デバイスDISP2は、それぞれが前記モジュール化された制御センタ20と信号伝送可能に接続し、前記表示デバイスDISP1は、上述のリアルタイム画像を表示する環境表示デバイスDISP1として使用することができ、前記地点表示デバイスDISP2は、ナビゲーション情報を表示するように構成された表示デバイスである。
前記ナビゲーションモジュール30は、グローバルポジショニングシステム(GPS)と通信接続し、前記GPSからリアルタイム測位情報を取得して、当該リアルタイム測位情報に基づいてナビゲーションマップMAPを取得するように構成され、ここで、当該リアルタイム測位情報は、前記車両の現在地点である。前記モジュール化された制御センタ20は、信号伝送ポート40を通して使用者のモバイルデバイスから目的地の地点を取得することができ、ここで、当該モバイルデバイスは、スマートフォン、タブレットコンピュータまたはラップトップとすることができる。前記地点表示デバイスDISP2が、タッチコマンドを受け取ることができるタッチ表示パネルのときは、前記使用者のタッチによって入力される前記目的地の地点は、前記地点表示デバイスDISP2を通して受け取ることもできる。前記ナビゲーションモジュール30は、例えば、前記モジュール化された制御センタ20に接続されたマイクロプロセッサ、または前記モジュール化された制御センタ20に記録されたソフトウェアアプリケーションである。前記ナビゲーションモジュール30は、好ましくは、完全なマップ情報を記憶している、または完全なマップ情報を製造して記憶している会社のサーバと通信接続し、ここで、当該完全なマップ情報は、都市名、街路名/道路名および住居番号などの情報を含む。
前記リアルタイム測位情報を取得後、前記ナビゲーションモジュール30は、前記リアルタイム測位情報を前記モジュール化された制御センタ20に出力することができ、前記モジュール化された制御センタ20は、前記リアルタイム測位情報および前記目的地の地点をそれぞれナビゲーション開始点およびナビゲーション目的地として使用して、前記ナビゲーション開始点から前記ナビゲーション目的地までのナビゲーションルートを計算する。前記モジュール化された制御センタ20は、前記ナビゲーションルートをマップの形で(すなわち、前記ナビゲーションマップMAPを)前記地点表示デバイスDISP2に出力して、前記地点表示デバイスDISP2に前記ナビゲーションマップMAPを表示させる。
また、前記車両が大型の旅客バスの場合、前記完全なマップ情報は、好ましくは、前記ナビゲーションモジュール30に予め記憶された大型車専用マップであり、ここで、当該大型車専用マップは、大型車進入禁止区域を含む。したがって、前記モジュール化された制御センタ20は、前記ナビゲーションルートを計算するとき前記大型車進入禁止区域を除外することができる。前記モジュール化された制御センタ20が、上述と同じやり方で、前記ナビゲーションモジュール30から前記リアルタイム測位情報を取得しかつ前記目的地の地点を受け取った後、前記モジュール化された制御センタ20は、前記リアルタイム測位情報および前記目的地の地点をそれぞれナビゲーション開始点およびナビゲーション目的地として使用し、前記大型車専用マップに従って前記大型車進入禁止区域を除外して前記ナビゲーションルートを計算し、当該ナビゲーションルートをマップの形で(すなわち、前記ナビゲーションマップMAPを)前記地点表示デバイスDISP2に出力する。前記大型車専用マップは前記大型車進入禁止区域を含んでいるので、前記大型車の前記リアルタイム測位情報が前記進入禁止区域の近くであるまたは前記進入禁止区域に位置する(前記リアルタイム測位情報が、前記大型車進入禁止区域内に入る)と前記ナビゲーションモジュール30が決定したとき、前記ナビゲーションモジュール30は、前記モジュール化された制御センタ20に警報通知を出力して、前記モジュール化された制御センタ20が前記地点表示デバイスDISP2を制御して、対応する前記警報通知を表示させることができる。
図4Aおよび図4Bを参照されたく、ここで、図4Aおよび図4Bは、本開示の一実施形態に係る地点表示を示す例示的な図である。図4Aは、前記地点表示デバイスDISP2が前記ナビゲーションマップMAPを表示している一実施形態を示し、すなわち、前記地点表示デバイスDISP2が前記ナビゲーションマップMAPを表示するだけでよいときは、前記ナビゲーションマップMAPは、前記地点表示デバイスDISP2の前記表示ピクチャの全体に提示することができる。前記地点表示デバイスDISP2が、前記ナビゲーションマップおよび部分的なリアルタイム画像を同時に表示する必要があるときは、図4Bに示すように実施することができる。すなわち、前記地点表示デバイスDISP2の前記表示ピクチャの一部がナビゲーションマップMAP’を提示し、前記地点表示デバイスDISP2の前記表示ピクチャの別の部分が、前記右側リアルタイム画像R_Viewおよび前記左側リアルタイム画像L_Viewを提示し、ここで、図4Bに示す前記右側リアルタイム画像R_Viewおよび前記左側リアルタイム画像L_Viewは一例に過ぎず、前記地点表示デバイスDISP2によって表示される前記リアルタイム画像は、前記前方リアルタイム画像F_Viewおよび/または前記後方リアルタイム画像B_Viewとすることができ、本開示はこれらに限定されない。
また、前記地点表示デバイスDISP2によって表示される前記リアルタイム画像は、好ましくは前記画像内の物体のタグを含み、当該タグは、好ましくは前記画像内の前記物体と重ならない。具体的には、前記リアルタイム画像の各々を前記地点表示デバイスDISP2に出力する前に、前記モジュール化された制御センタ20は、前記リアルタイム画像内の対象物を検出し、対応する前記タグを有する当該対象物を前記地点表示デバイスDISP2によって表示される前記リアルタイム画像に割り当てて、前記タグを提示することができる。例えば、図4Bに示すように、前記右側カメラデバイスCam_Rによって取得された前記リアルタイム画像を受け取った後、前記モジュール化された制御センタ20は、前記リアルタイム画像内に別の車両があることを検出し、当該別の車両の上方に第一のタグMRK1を割り当て、ここで、当該第一のタグMRK1は、前記別の車両の画像の外側にある(前記別の車両と重ならない)。同様に、前記左側カメラデバイスCam_Lによって取得された前記リアルタイム画像を受け取ったのち、前記モジュール化された制御センタ20は、前記リアルタイム画像内に歩行者があることを検出し、当該歩行者の上方に第二のタグMRK2を割り当て、ここで、当該第二のタグMRK2は、前記歩行者の画像の外側にある(前記歩行者と重ならない)。また、対象物同士の対応する前記タグは、好ましくは互いに異なる。例えば、車両が対応する前記タグは正方形とすることができ、歩行者が対応する前記タグは円形とすることができ、自転車およびオートバイが対応する前記タグは三角形とすることができる。さらに、前記対象物の大きさに応じて、前記モジュール化された制御センタ20は、明確で識別可能なパターンを有する同一のタグを、前記地点表示デバイスDISP2に表示された類似の大きさの対象物に割り当ててもよい。例えば、前記対象物が歩行者および自転車の場合、当該歩行者の大きさと当該自転車の大きさは(歩行者の大きさ対乗用車の大きさに比べれば)類似であるので、前記モジュール化された制御センタ20は、同一のパターンを有する前記タグを当該歩行者および当該自転車に割り当ててよい。したがって、前記車両の前記運転者は、周囲の物体が何であるかを素早くかつ明確に判断し得る。さらに、前記タグが前記対象物の上方に位置するので、前記地点表示デバイスDISP2によって表示された前記リアルタイム画像内の前記対象物および周囲の街路が前記タグによって覆われない。
図5を参照されたく、ここで、図5は、本開示のさらに別の実施形態に係るモジュール化された車両制御システムを示すブロック図である。図3と比較すると、前記モジュール化された車両制御システムの当該さらに別の実施形態は、信号伝送ポート40および検出デバイス50をさらに含むことができ、当該信号伝送ポート40および当該検出デバイス50は、それぞれ前記モジュール化された制御センタ20と信号伝送可能に接続し、この実施形態の前記モジュール化された車両制御システムは、前記ナビゲーションモジュール30および前記地点表示デバイスDISP2を省いてもよい。また、前記検出デバイス50が前記信号伝送ポート40と通信接続する限り、前記検出デバイス50は、前記モジュール化された車両制御システムに属するデバイスでなくてよい。この実施形態では、前記表示デバイスDISP1を環境表示デバイスDISP1として使用して、前記検出デバイス50の検出結果を表示することができる。
前記信号伝送ポート40は、ブルートゥース通信コンポーネント、インターネット通信コンポーネント、ユニバーサルシリアルバス(USB)、高精細度マルチメディアインターフェース(HDMI(登録商標))、ワイヤレスインターネット(Wi‐Fi)、第四世代(4G)ワイヤレス移動通信インターフェースおよび第五世代(5G)ワイヤレス移動通信インターフェースのうちの少なくとも一つであり、前記信号伝送ポート40の数は、好ましくは、いくつかの同一または異なる信号伝送ポートを同時に実現するために二つ以上であるが、本開示は、前記信号伝送ポート40の数を限定しない。
前記信号伝送ポート40は、さらに、前記検出デバイス50に電気的に接続されるようにまたは通信接続するように構成することができ、前記検出デバイス50は、空気質検出デバイス501、アルコール濃度検出デバイス502およびスマートブレスレット503のうちの少なくとも一つを含む。前記検出デバイス50は、前記空気質検出デバイス501、前記アルコール濃度検出デバイス502および/または前記スマートブレスレット503の検出結果を、前記信号伝送ポート40を通して前記モジュール化された制御センタ20に伝送して、前記モジュール化された制御センタ20が、前記検出デバイス50の前記検出結果に従って、対応する注意喚起メッセージを選択的に出力しかつ/または振動モータを作動し、前記環境表示デバイスDISP1を制御して前記検出デバイス50の前記検出結果(例えば、濃度値)を表示させ、ここで、前記モジュール化された制御センタ20が前記注意喚起メッセージを選択的に出力しかつ/または前記振動モータを作動させるとは、前記検出結果が許容閾値を超えている(例えば、検出されたアルコール濃度値が規制アルコール濃度値を超えている)とき、または前記検出結果が正常範囲の下限に達しない(例えば、検出された体温が通常の体温の範囲の下限よりも低い)とき、前記モジュール化された制御センタ20が、前記注意喚起メッセージを出力しかつ/または前記振動モータを作動させることを意味する。前記振動モータは、前記車両のステアリングホイールのエンジンコラム(engine column)上に配置されて(に繋がれて)もよいし、前記振動モータは、運転席または運転席の背もたれの中に配置(設置)されてもよく、ここで、前記振動モータは偏心モータとすることができるが、本開示は、前記振動モータの種類を限定しない。また、前記振動モータの数は二つとすることができ、それぞれ運転席または運転席の背もたれの左側と右側に配置される。このため、前記車両の片側に運転者が知らされる必要がある状況がある(例えば、歩行者が前記車両の左側または右側を通りかかっている)と前記モジュール化された制御センタ20が決定したとき、前記モジュール化された制御センタ20は、前記片側の前記振動モータを作動させることができる。振動周波数、すなわち前記振動モータの振動の回数によって、異なる通知内容または異なるイベント重大度を表すことができる。例えば、車速が制限運転速度を超過したとき、前記振動モータは一回振動することができ、動く物体が前記車両に近づいているとき、前記振動モータは二回振動することができ、本開示は、前記振動モータが振動する具体的なやり方を限定しない。
なお、前記車両が小型乗用車のときは、前記環境表示デバイスDISP1は、好ましくは前記運転席と助手席の間のコンソール上に配置され、前記車両が大型バスのときは、前記環境表示デバイスDISP1は、好ましくは当該大型バスの乗客エリアに配置され、前記環境表示デバイスDISP1は、前記ナビゲーションマップMAPを表示して、前記乗客に当該大型バス内の空気質ならびに当該大型バスの運行ルートを知らせることもでき、前記地点表示デバイスDISP2は、前記運転者の視野の範囲内の前記運転席の近くの位置に配置される。
例えば、前記空気質検出デバイス501は、前記車両内の空気の一つまたは複数の種類の濃度を検出して、空気質値を取得するように構成される。前記空気質検出デバイス501によって取得された前記空気質値が二酸化炭素の濃度のとき、前記モジュール化された制御センタ20は、前記環境表示デバイスDISP1を制御して、「換気に気を配ってください」というメッセージを表示させることができる。前記アルコール濃度検出デバイス502は、前記運転席の前方に配置されて、前記運転者が吐き出した空気のアルコール濃度値を検出することができる。前記アルコール濃度検出デバイス502によって検出された前記アルコール濃度値が許容アルコール濃度値よりも高いとき、前記モジュール化された制御センタ20は、前記環境表示デバイスDISP1を制御して、「運転しないでください」というメッセージを表示させ、前記振動モータを作動させ、かつ/または前記車両のギヤを制御してパーキングギヤ(Pギヤ)に留めることができる。前記スマートブレスレット503は、心拍数、体温などを含む、着用者(例えば、前記運転者)の生理値を検出するように構成される。前記心拍数が低心拍数範囲内にあることを前記スマートブレスレット503が検出したとき、これは、前記運転者の意識が運転可能なほど鮮明ではない可能性がある(例えば、前記運転者がうとうととしている可能性または眠りに落ちている可能性がある)ことを意味し、前記モジュール化された制御センタ20は、前記環境表示デバイスDISP1を制御して点滅信号を表示させること、前記車両のステレオを制御して通知音を出させること、前記運転席の前記振動モータを制御して振動させること、前記スマートブレスレット503を制御して振動させること、および/または前記車両のギヤを制御してパーキングギヤに留めることなどを行うことができる。あるいは、体温が高体温範囲(例えば、38°Cよりも高い範囲)内にあることを前記スマートブレスレット503が検出したとき、これは、前記運転者の体調が良くない可能性または体温の上昇につながるアルコールを摂取した可能性があることを意味する。このため、前記モジュール化された制御センタ20は、前記環境表示デバイスDISP1を制御して点滅信号を表示させること、前記車両の前記ステレオを制御して通知音を出させること、および/または前記車両のギヤを制御してパーキングギヤに留めることなどを行うことができる。
引き続き図5を参照されたい。前記信号伝送ポート40は、さらに、前記モジュール化された制御センタ20を車両状況センサ60またはトリップコンピュータ70に電気的に接続して車両状況情報を受け取るように構成することができ、前記モジュール化された制御センタ20は、車両状況表示デバイスDISP3を制御して前記車両状況情報を表示させることができる。同時に、前記モジュール化された制御センタ20は、前記車両状況情報がデフォルト車両状況情報に合致するか否かを決定して、前記車両状況表示デバイスDISP3を選択的に制御して、前記車両状況情報に対応して注意喚起メッセージを表示しかつ/または前記振動モータを作動させることができる。
前記車両状況センサ60、前記トリップコンピュータ70および前記車両状況表示デバイスDISP3の前記実施形態をより詳細に解説するために、図6も参照されたく、ここで、図6は、本開示の一実施形態に係る車両状況表示を示す例示的な図である。この実施形態では、前記車両状況表示デバイスDISP3は、好ましくはヘッドアップディスプレイ(HUD)デバイスであり、前記車両状況表示デバイスDISP3は、好ましくはナビゲーションマップMAP’’も表示し、図5に提示した前記ナビゲーションマップMAP’’のパターンは、図4Aおよび図4Bに提示した前記ナビゲーションマップMAPおよびMAP’とは異なってよい。
前記車両状況センサ60は、例えば、車速センサおよびタイヤ空気圧センサである。前記車両状況センサ60が前記車速センサのとき、前記車両状況情報は、前記車速センサによって感知された車速データである。前記モジュール化された制御センタ20は、前記車両状況表示デバイスDISP3を制御して、前記車速センサによって感知された前記車速データを前記信号伝送ポート40を通して受け取った後で車速データSPEEDを表示させ、前記モジュール化された制御センタ20は、同時に、前記車速データSPEEDがデフォルト制限速度(すなわち、前記デフォルト車両状況情報)を超過しているか否かを決定することができる。
前記車速が前記デフォルト制限速度に到達しているか否かを決定することに加えて、本開示の前記モジュール化された制御センタ20は、さらに、前記車速データに従って、前記車両状況表示デバイスDISP3が表示すべき前記リアルタイム画像を選択することができる。具体的には、前記カメラデバイスが、前記車両の前記前部にある前記方向指示器に配置された二つの第一の前方カメラデバイスおよび二つの第二の前方カメラデバイスを含むことができる(すなわち、一つの第一の前方カメラデバイスと一つの第二の前方カメラデバイスが、左右の方向指示器の各々に配置されている)。前記第一の前方カメラデバイスのカメラアングル(例えば、180°)は、前記第二の前方カメラデバイスのカメラアングル(例えば、120°)よりも大きい。すなわち、前記第一の前方カメラデバイスが画像を取得することができる最遠距離は、前記第二の前方カメラデバイスが画像を取得することができる最遠距離よりも短い。前記車速データSPEEDが旋回速度に合致すると前記モジュール化された制御センタ20が決定したとき、これは、前記車両が旋回しようとしていることを意味し、前記モジュール化された制御センタ20は、前記第一の前方カメラデバイスによって取得された前記リアルタイム画像を前記表示ピクチャの一部として使用することができ、ここで、前記旋回速度は、例えば時速10キロメートル以下である。さらに、前記モジュール化された制御センタ20は、前記第一の前方カメラデバイス、前記第二の前方カメラデバイスおよび前記前方カメラデバイスCam_Fによって取得され、前記車両状況表示デバイスDISP3によって表示される前記リアルタイム画像に従って、前記車両に物体が近づいているか否かを決定し、当該物体が前記車両の内輪差の範囲内であるか否かを決定することができる。前記モジュール化された制御センタ20は、さらに、前記車両の前記内輪差の前記範囲内に物体があると決定したとき、注意喚起メッセージを出力しかつ/または前記振動モータを作動させることができる。したがって、前記車両が大型車のとき、本開示の前記モジュール化された車両制御システムは、前記内輪差によって生じる死角の問題を回避する死角情報システム(BSIS)の機能を有することができる。
また、前記車速データSPEEDが直進速度に合致すると前記モジュール化された制御センタ20が決定したとき、前記モジュール化された制御センタ20は、前記第二の前方カメラデバイスによって取得された前記リアルタイム画像、前記左側リアルタイム画像L_Viewおよび前記右側リアルタイム画像R_Viewを前記表示ピクチャの一部として使用することができる。さらに、前記モジュール化された制御センタ20は、前記第二の前方カメラデバイスによって取得された前記リアルタイム画像、前記左側リアルタイム画像L_Viewおよび前記右側リアルタイム画像R_Viewに従って、前記車両に物体が近づいているか否かを決定し、前記車両に物体が近づいていると決定したとき、注意喚起メッセージを出力しかつ/または前記振動モータを作動させることができる。したがって、本開示の前記モジュール化された車両制御システムは、死角検出(BSD)の機能を有することができる。また、この実施形態では、前記左側カメラデバイスCam_Lおよび前記右側カメラデバイスCam_Rの照度は、好ましくは0.5ルクス以下である。
同様に、前記車両状況センサ60が前記タイヤ空気圧センサのとき、前記車両状況情報は、前記タイヤ空気圧センサによって感知されたタイヤ空気圧である。前記モジュール化された制御センタ20は、前記タイヤ空気圧センサによって感知された前記タイヤ空気圧を前記信号伝送ポート40を通して受け取ったとき、前記タイヤ空気圧がデフォルトタイヤ空気圧(すなわち、前記デフォルト車両状況情報)よりも低いか否かを決定することができる。前記モジュール化された制御センタ20は、前記車両状況情報と前記デフォルト車両状況情報の間の比較結果に従って、前記車両状況表示デバイスDISP3上のタイヤ空気圧警報区域TIRE_Pを制御して、対応する注意喚起メッセージを表示させかつ/または前記振動モータを作動させるか否かを決定することができる。例えば、前記タイヤ空気圧センサによって感知された前記タイヤ空気圧が前記デフォルトタイヤ空気圧よりも低いとき、前記モジュール化された制御センタ20は、前記車両状況表示デバイスDISP3の前記タイヤ空気圧警報区域TIRE_Pを制御して、「タイヤ空気圧が低過ぎます」という注意喚起メッセージを示しかつ/または前記振動モータを作動させることができる。このため、本開示の前記モジュール化された車両制御システムは、タイヤ空気圧監視システム(TPMS)の機能を有することができる。
あるいは、前記トリップコンピュータ70は、走行距離、平均車速、平均オイル(燃料)消費量、およびリアルタイムオイル消費量などのデータを計算して記録するように構成することができる。前記車両状況センサ60と同様に、前記トリップコンピュータ70によって計算された前記データは前記車両状況情報として使用することができ、前記データは、前記信号伝送ポート40を通して前記モジュール化された制御センタ20に伝送することができる。前記モジュール化された制御センタ20は、前記車両状況表示デバイスDISP3を制御して、前記トリップコンピュータ70から取得された前記データを表示させると同時に、前記車両状況情報と前記デフォルト車両状況情報を比較して、当該比較結果に従って、前記車両状況表示デバイスDISP3を制御して、対応する注意喚起メッセージを表示させかつ/または前記振動モータを作動させるか否か決定することができる。
具体的には、前記モジュール化された制御センタ20は、前記車両状況情報が前記デフォルト車両状況情報に合致しないと決定したとき、前記車両状況表示デバイスDISP3を制御して、前記対応する注意喚起メッセージを表示させかつ/または前記振動モータを作動させる。例えば、前記車両状況情報が前記車速であり、前記車速が前記デフォルト制限速度を超過しているとき、前記モジュール化された制御センタ20は、前記車両状況表示デバイスDISP3を制御して、「スピードの出し過ぎです」というメッセージを表示しかつ/または前記振動モータを作動させることができ、前記車両状況情報が前記平均オイル消費量であり、前記平均オイル消費量が高オイル消費量範囲内に入るとき、前記モジュール化された制御センタ20は、前記車両状況表示デバイスDISP3を制御して、「残りのオイルレベルに注意してください」というメッセージを表示しかつ/または前記振動モータを作動させることができる。
また、前記カメラデバイスによって取得された前記リアルタイム画像のうちの少なくとも一つを使用して、前記車両状況情報を決定することもできる。例えば、前記車両状況情報を決定するために使用される前記リアルタイム画像が、前記前方カメラデバイスCam_Fによって取得された前記前方リアルタイム画像F_Viewのとき、前記モジュール化された制御センタ20は、前記前方リアルタイム画像F_Viewの一つまたは複数の画像フレームに対して画像認識を行って、前記前方リアルタイム画像F_View内の車線の中央線を捕捉することができる。前記モジュール化された制御センタ20は、前記車両状況表示デバイスDISP3を制御して、前記車線に対する前記車両の位置LNを表示させ、前記画像認識を行うことで前記車線の前記中央線を取得し、前記車線の前記中央線に対する前記車両の乖離距離が許容距離を超過しているか否かを決定することができる。前記モジュール化された制御センタ20は、前記乖離距離が前記許容距離を超過していると決定したとき、前記表示デバイスDISP1または前記表示デバイスDISP3を制御して、対応する注意喚起メッセージを表示しかつ/または前記振動モータを作動させ、ここで、当該注意喚起メッセージは、例えば「車線乖離」というメッセージとすることができる。あるいは、前記乖離距離が前記許容距離を超過していると前記モジュール化された制御センタ20が決定したとき、前記モジュール化された制御センタ20は、さらに、前記前方カメラデバイスCam_Fによって取得された前記前方リアルタイム画像F_View、前記左側カメラデバイスCam_Lによって取得された前記左側リアルタイム画像L_View、および前記右側カメラデバイスCam_Rによって取得された前記右側リアルタイム画像R_Viewを、前記表示ピクチャを形成する前記リアルタイム画像として使用することができる。また、前記モジュール化された制御センタ20は、前記前方カメラデバイスCam_F、前記左側カメラデバイスCam_Lおよび前記右側カメラデバイスCam_Rによって取得された前記リアルタイム画像に従って、前記車線の前記中央線に対する前記車両の前記乖離距離が前記許容距離を超過しているか否かを決定し、前記乖離距離が前記許容距離を超過していると決定したとき、注意喚起メッセージを出力しかつ/または前記振動モータを作動させることができる。したがって、本開示の前記モジュール化された車両制御システムは、車線逸脱警報(LDW)の機能を有する。
上述の機能に加えて、前記車両状況センサ60は、レーダセンサおよび先行車発進アラート(LVSA)をさらに含むことができる。前記レーダセンサも死角検出器(BSD)として使用され、前記車両の前記側部またはリアバンパに配置されて、前記車両の周囲の物体を検出することができる。前記死角検出器は、前記車両に物体が近づいていることを検出したとき、注意喚起音を出力することができ、前記モジュール化された制御センタ20は、前記死角検出器の検出結果に従って、前記車両状況表示デバイスDISP3上の死角区域BLINDを制御して、対応する注意喚起メッセージ(例えば、「車両に物体が近づいています」)を表示させること、前記振動モータを作動させること、または点滅信号を表示させることができる。前記死角区域BLINDを通して対応する注意喚起メッセージを表示することに加えて、前記モジュール化された制御センタ20は、さらに、前記車両状況表示デバイスDISP3を制御して前記対応するリアルタイム画像を表示させることができ、ここで、当該リアルタイム画像は、前記四方向の前記リアルタイム画像F_View、B_View、L_View、R_Viewのうちの一つまたは複数とすることができる。例えば、前記物体が前記車両の左側にあるとき、前記モジュール化された制御センタ20は、前記車両状況表示デバイスDISP3を制御して前記左側リアルタイム画像L_Viewを表示させることができる。さらに、前記モジュール化された制御センタ20は、前記四方向の前記リアルタイム画像F_View、B_View、L_View、R_Viewのうちの一つまたは複数に従って、前記車両の近くに物体がある(例えば、当該物体と前記車両の間の距離が20センチメートル未満である)か否かを決定することができる。前記モジュール化された制御センタ20は、前記車両の近くに物体があることを決定したとき、注意喚起メッセージを出力しかつ/または前記振動モータを作動させることができる。したがって、本開示の前記モジュール化された車両制御システムは、運転中の死角のリスクを低減する移動体検出システム(MOD)の機能を有することができる。
同様に、前記先行車発進アラートは、前記車両のフロントバンパに配置されて、前記車両と前記車両の前方の先行車との間の距離を検出する。前記先行車発進アラートによって検出された前記距離がデフォルト距離よりも小さいまたは大きいとき、これは、前記先行車が、急ブレーキをかけた可能性または前記先行車がさらに遠く離れた可能性があることを意味し、前記先行車発進アラートは通知音を出力することができる。同時に、前記モジュール化された制御センタ20は、前記先行車発進アラートの検出結果に従って、前記車両状況表示デバイスDISP3を制御して、対応する注意喚起メッセージを表示させかつ/または前記振動モータを作動させることができる。
すなわち、本開示の前記モジュール化された車両制御システムは、一つまたは複数の表示デバイスを有して異なる画像を表示することができ、図3の前記実施形態では、前記表示デバイスの数は三つであり、前記車両の周囲の前記リアルタイム画像、前記車両内の環境状況および前記運転者の状態を表示するための前記表示デバイスDISP1と、前記車両の現在地点および前記ナビゲーションマップを表示するための前記地点表示デバイスDISP2と、前記車速、タイヤ空気圧、平均オイル消費量およびリアルタイムオイル消費量を表示するための前記車両状況表示デバイスDISP3とを含む。前記表示デバイスDISP1、DISP2およびDISP3のうちの少なくとも一つのサイズは、好ましくは7インチ以上であり、前記表示デバイスDISP1、DISP2およびDISP3のうちの前記少なくとも一つは、好ましくは前記運転者が読みやすい(見やすい)位置に配置される。また、前記表示デバイスのサイズが7インチのときは、解像度は好ましくは800(横)×480(縦)を上回り、前記表示デバイスのサイズが10.4インチのときは、解像度は好ましくは1280(横)×720(縦)を上回る。
上記のように、前記信号伝送ポート40は、ブルートゥース通信コンポーネントでもインターネット通信コンポーネントでもよく、前記モジュール化された制御センタ20は、前記信号伝送ポート40を通して前記運転者または同乗者の前記モバイルデバイスに接続することができる。したがって、前記画像処理センタ10、前記ナビゲーションモジュール30、前記検出デバイス50、前記車両状況センサ60および前記トリップコンピュータ70によって前記表示デバイスDISP1、DISP2およびDISP3に出力される前記メッセージ/情報/データは、前記信号伝送ポート40を通して前記モジュール化された制御センタ20から前記モバイルデバイスにも伝送することができ、前記同乗者は、前記モジュール化された制御センタ20によって出力された前記メッセージ/情報/データを読んで、前記車両の状況および前記車両の周囲について前記運転者に知らせることができる。
図示しない別の実施形態では、前記車両状況センサ60および前記トリップコンピュータ70は、それぞれ別の信号伝送ポート(図示せず)を有して、前記車両状況センサ60および前記トリップコンピュータ70によって取得された前記データ/情報を当該別の信号伝送ポートを通して外部のハードディスクに直接出力することができる。
図7を参照されたく、ここで、図7は、本開示のさらに別の実施形態に係るモジュール化された車両制御システムを示すブロック図である。図7に示す当該モジュール化された車両制御システムは、図5に示した前記モジュール化された車両制御システムと類似であり、下記では類似点は繰り返さない。図7に示す当該モジュール化された車両制御システムは、重力センサG、ドライブレコーダ80およびエンターテイメント表示デバイスDISP4をさらに含む。
前記重力センサG(G‐Sensor)は、好ましくは集積回路(IC)の形で実現され、前記重力センサGは、前記モジュール化された制御センタ20の外殻に取り付けることができ、前記モジュール化された制御センタ20と信号伝送可能に接続する。図示しない別の実施形態では、前記重力センサGは、前記モジュール化された制御センタ20の回路基板上に配置することもできるが、本開示は、前記車両内の前記重力センサGの箇所を限定しない。前記重力センサGによって取得されたデータは、前記モジュール化された制御センタ20に伝送され、前記モジュール化された制御センタ20は、前記重力センサGによって感知された重力信号(加速度データ)に従って、前記車両が衝撃を受けている(衝突している)か否かを決定することができる。具体的には、前記重力センサGによって感知される前記加速度データは、前記車両に対する衝撃力に応じており、前記モジュール化された制御センタ20は、前記重力センサGによって感知された前記加速度データが衝撃加速度範囲に入るか否かを決定することによって、前記車両が衝撃を受けている(衝突している)か否かを決定することができ、ここで、当該衝撃加速度範囲は、車両が衝撃を受けている(衝突している)ときの当該車両の加速度範囲を表す。前記重力センサGによって感知された前記加速度データが前記衝撃加速度範囲に入ると前記モジュール化された制御センタ20が決定したとき、前記モジュール化された制御センタ20は、前記一時記憶デバイス101および/または前記前方カメラデバイスCam_F、前記後方カメラデバイスCam_B、前記左側カメラデバイスCam_Lおよび前記右側カメラデバイスCam_Rのうちの少なくとも一つを制御して、前記加速度データに対応する期間の画像を保存させることができる。
例えば、午前9:40に前記車両が別の車両に衝突された(すなわち、前記重力センサGによって感知された前記加速度データが前記衝撃加速度範囲に入ると前記モジュール化された制御センタ20が決定した)とき、前記モジュール化された制御センタ20は、前記一時記憶デバイス101および/または前記前方カメラデバイスCam_F、前記後方カメラデバイスCam_B、前記左側カメラデバイスCam_Lおよび前記右側カメラデバイスCam_Rのうちの少なくとも一つを制御して、当該日の午前9:35から午前9:45までの期間に対応する画像を保存させることができ、その結果、前記運転者は、後の補償請求における自身の権利および利益を保護するのに十分な証拠写真を有することができる。
図7に示す前記ドライブレコーダ80は、前記信号伝送ポート40を通して前記モジュール化された制御センタ20に接続されており、この実施形態では、前記信号伝送ポート40は、好ましくはユニバーサルシリアルバスまたはコントローラエリアネットワーク(CAN、CANバス)である。前記ドライブレコーダ80によって取得された画像は、前記車両状況表示デバイスDISP3によって表示することができる。前記ドライブレコーダ80は、前記車速を感知して記録し、前記車速を前記信号伝送ポート40を通して前記車両状況表示デバイスDISP3に伝送して表示させるためのイベントデータレコーダ(EDR)とすることができる。
詳細には、前記ドライブレコーダ80を使用して、前記車両と他の物体の間の距離および前記車両の走行速度および現在時刻を継続的に測定して記録することができ、前記ドライブレコーダ80は、前記車両が移動中であれ静止中であれ、前記車両の走行速度を前記車両状況表示デバイスDISP3に提供して表示させることができる。また、前記ドライブレコーダ80は、好ましくは中華民国の「車両安全試験基準」の第16条第1号(item 1 of Article 16 of “Vehicle Safety Testing Criteria”)の規則に準拠する。
また、前記信号伝送ポート40が前記コントローラエリアネットワークの場合、前記コントローラエリアネットワークは、好ましくは米国自動車技術者協会(SAE)のJ1939仕様の規則に準拠し、ここで、J1939仕様とは、車内コンポーネント間の通信方法(例えば、前記信号伝送ポート40と前記モジュール化された制御センタ20の間の通信方法)を定めたものである。
前記エンターテイメント表示デバイスDISP4は、前記モジュール化された制御センタ20に電気的に接続され、前記助手席の前方または前記運転者の視野の外の箇所に配置される。前記信号伝送ポート40は、ブルートゥース通信コンポーネントでもインターネット通信コンポーネントでもよく、前記信号伝送ポート40は信号線でもよい。前記信号伝送ポート40は、前記同乗者の前記モバイルデバイスに有線方式またはワイヤレス方式で接続されて、前記モバイルデバイスから動画/画像を取得し、ここで、前記モバイルデバイスは、スマートフォン、ラップトップ、タブレットコンピュータなどでよい。したがって、前記モジュール化された制御センタ20は、前記エンターテイメント表示デバイスDISP4に表示したいコンテンツを、前記信号伝送ポート40を通して前記同乗者の前記モバイルデバイスから取得し、前記エンターテイメント表示デバイスDISP4を制御して前記コンテンツ(前記動画/画像)を表示させることができる。このため、前記運転者以外の同乗者は、前記エンターテイメント表示デバイスDISP4によって表示された前記コンテンツ(前記動画/画像)を鑑賞して、乗車体験を最適化することができる。
前記信号伝送ポート40が、他のサーバ上にホストされているウェブサイトに直接リンクされたインターネット通信コンポーネントのときは、前記モジュール化された制御センタ20は、前記信号伝送ポート40を通して前記ウェブサイトにリンクされ、前記エンターテイメント表示デバイスDISP4を制御して前記ウェブサイトのコンテンツを表示させることができる。例えば、前記モジュール化された制御センタ20は、前記信号伝送ポート40を通して、ストリーミングサービスウェブサイト、音楽再生ウェブサイトおよびニュースウェブサイトなどにリンクされ、前記エンターテイメント表示デバイスDISP4が、前記ストリーミングサービスウェブサイト、音楽再生ウェブサイトまたはニュースウェブサイト上の動画、音楽またはテキストを表示することができ、本開示は、前記エンターテイメント表示デバイスDISP4によって表示される前記コンテンツを限定しない。
上記実施形態の全てにおいて、前記表示デバイスは、一つまたは複数のカメラデバイスによって取得された一つまたは複数のリアルタイム画像を表示することができる。また、前記モジュール化された制御センタ20は、画像スティッチングの技術を通して、前記カメラデバイスによって取得されたリアルタイム画像の複数のフレームを単一のフレーム画像に統合し、前記表示デバイスが当該単一のフレーム画像を表示することもできる。
上記の説明に鑑みると、本開示の一つまたは複数の実施形態に係る前記モジュール化された車両制御システムは、前記カメラデバイスおよび前記表示デバイスの配置を通して運転の安全性を支援することができる。前記モジュール化された車両制御システムの前記信号伝送ポートにより、前記使用者は自身の必要に応じて当該システムに他のデバイスを追加して、前記運転者による前記ナビゲーションマップおよび前記リアルタイム画像の読み取りに影響を与えることなく前記同乗者が当該システムの他の機能(エンターテイメントなど)を享受することができる。また、本開示の一つまたは複数の実施形態に係る前記モジュール化された車両制御システムは、前記運転者および同乗者の要求を満たし、かつ運転の安全性を向上させるように、単一の車両コンピュータの負荷を増大させることなく上述の複数の機能を実現することができる。

Claims (19)

  1. 車両に適合させた、モジュール化された車両制御システムであって、
    複数のカメラデバイスと信号伝送可能に接続した画像処理センタであって、該カメラデバイスによって取得される複数のリアルタイム画像を記憶するように構成された一時記憶デバイスを有する画像処理センタと、
    前記画像処理センタと信号伝送可能に接続したモジュール化された制御センタであって、運転動作コマンドを受け取り、該運転動作コマンドに従って、前記一時記憶デバイスから前記リアルタイム画像のうちの少なくとも一つのリアルタイム画像を取得して、該運転動作コマンドおよび該少なくとも一つのリアルタイム画像に従って表示ピクチャを形成し、該表示ピクチャを出力するように構成されたモジュール化された制御センタと、
    前記モジュール化された制御センタと信号伝送可能に接続し、前記表示ピクチャを受け取って表示するように構成された表示デバイスとを含むモジュール化された車両制御システム。
  2. 前記表示デバイスが環境表示デバイスであり、前記モジュール化された車両制御システムが、前記モジュール化された制御センタとそれぞれ信号伝送可能に接続した地点表示デバイスおよびナビゲーションモジュールをさらに含み、該ナビゲーションモジュールが、グローバルポジショニングシステムと通信接続してリアルタイム測位情報を取得し、該リアルタイム測位情報を前記モジュール化された制御センタに出力するように構成され、前記モジュール化された制御センタが、該リアルタイム測位情報および目的地地点に従ってナビゲーションルートを計算し、前記モジュール化された制御センタがさらに前記地点表示デバイスを制御して、該ナビゲーションルートに従ってナビゲーションマップを表示させる、請求項1に記載のモジュール化された車両制御システム。
  3. 前記モジュール化された制御センタとそれぞれ信号伝送可能に接続した信号伝送ポートおよび車両状況表示デバイスをさらに含み、該信号伝送ポートが、車両状況センサまたはトリップコンピュータに電気的に接続されて車両状況情報を受け取るように構成され、該車両状況表示デバイスが該車両状況情報を表示するように構成されている、請求項1に記載のモジュール化された車両制御システム。
  4. 前記モジュール化された制御センタが、さらに、前記少なくとも一つのリアルタイム画像に従って、車線の中央線に対する前記車両の乖離距離が許容距離を超過しているか否かを決定し、前記モジュール化された制御センタが、該乖離距離が該許容距離を超過していると決定したとき、前記表示デバイスを制御して、対応する注意喚起メッセージを表示させる、請求項1に記載のモジュール化された車両制御システム。
  5. 前記カメラデバイスが、前方カメラデバイス、左側カメラデバイスおよび右側カメラデバイスを含み、前記モジュール化された制御センタが、該前方カメラデバイス、該左側カメラデバイスおよび該右側カメラデバイスの前記リアルタイム画像を前記少なくとも一つのリアルタイム画像として使用する、請求項4に記載のモジュール化された車両制御システム。
  6. 前記モジュール化された制御センタと信号伝送可能に接続した信号伝送ポートをさらに含み、該信号伝送ポートが、空気質検出デバイス、アルコール濃度検出デバイスおよびスマートブレスレットのうちの少なくとも一つと電気的接続または通信接続するように構成されている、請求項1に記載のモジュール化された車両制御システム。
  7. 前記表示デバイスが環境表示デバイスであり、該環境表示デバイスが、さらに、前記空気質検出デバイスによって取得される空気質値、前記アルコール濃度検出デバイスによって取得されるアルコール濃度値、および前記スマートブレスレットによって取得される生理値のうちの少なくとも一つを表示するように構成されている、請求項6に記載のモジュール化された車両制御システム。
  8. 前記車両が大型バスであり、前記環境表示デバイスが該大型バスの乗客エリア内に配置されている、請求項2に記載のモジュール化された車両制御システム。
  9. 前記車両が大型バスであり、前記ナビゲーションモジュールが大型車専用マップを記憶し、該大型車専用マップが大型車進入禁止区域を含み、前記モジュール化された制御センタが前記リアルタイム測位情報および前記目的地地点に従って前記ナビゲーションルートを計算することが、
    前記モジュール化された制御センタが前記リアルタイム測位情報および前記目的地地点に従って前記大型車進入禁止区域を除外して前記ナビゲーションルートを計算することを含む、請求項2に記載のモジュール化された車両制御システム。
  10. 前記ナビゲーションモジュールが、さらに、前記リアルタイム測位情報が前記大型車進入禁止区域に入るか否かを決定し、前記ナビゲーションモジュールが、前記リアルタイム測位情報が前記大型車進入禁止区域に入ることを決定したとき、前記モジュール化された制御センタに警報通知を出力する、請求項9に記載のモジュール化された車両制御システム。
  11. 前記車両状況表示デバイスがヘッドアップディスプレイである、請求項3に記載のモジュール化された車両制御システム。
  12. 前記車両状況センサが車速センサであり、前記車両状況情報が車速データであり、前記カメラデバイスが第一の前方カメラデバイスを含み、前記モジュール化された制御センタが、前記車速データが旋回速度に合致すると決定したとき、該第一の前方カメラデバイスによって取得された前記リアルタイム画像を前記少なくとも一つのリアルタイム画像として使用する、請求項3に記載のモジュール化された車両制御システム。
  13. 前記カメラデバイスが、第二の前方カメラデバイス、左側カメラデバイスおよび右側カメラデバイスをさらに含み、該第二の前方カメラデバイスのカメラアングルが、前記第一の前方カメラデバイスのカメラアングルよりも小さく、前記モジュール化された制御センタが、前記車速データが直進速度に合致すると決定したとき、該第二の前方カメラデバイス、該左側カメラデバイスおよび該右側カメラデバイスによって取得された前記リアルタイム画像を前記少なくとも一つのリアルタイム画像として使用する、請求項12に記載のモジュール化された車両制御システム。
  14. 前記信号伝送ポートが、ブルートゥース通信コンポーネント、インターネット通信コンポーネント、ユニバーサルシリアルバス、ワイヤレスインターネット、第四世代ワイヤレス移動通信インターフェースおよび第五世代ワイヤレス移動通信インターフェースのうちの少なくとも一つである、請求項3または請求項6に記載のモジュール化された車両制御システム。
  15. 前記モジュール化された制御センタが、さらに、前記車両状況情報がデフォルト車両状況情報に合致するか否かを決定するように構成されており、前記車両状況情報が該デフォルト車両状況情報に合致しないと決定したとき、前記車両状況表示デバイスを制御して、前記車両状況情報に対応する注意喚起メッセージを表示させる、請求項3に記載のモジュール化された車両制御システム。
  16. 前記モジュール化された制御センタが、さらに、前記少なくとも一つのリアルタイム画像内の対象物を検出し、対応するタグを該対象物に割り当てて前記表示ピクチャを形成し、該タグが、前記少なくとも一つのリアルタイム画像内の該対象物に重ならない、請求項1に記載のモジュール化された車両制御システム。
  17. 前記モジュール化された制御センタと信号伝送可能に接続した重力センサをさらに含み、該重力センサが、加速度データを取得し、該加速度データを前記モジュール化された制御センタに伝送し、前記モジュール化された制御センタが、該加速度データが衝撃加速度範囲に入ると決定したとき、前記一時記憶デバイスを制御して、該加速度データに対応する期間の画像を保存させる、請求項1に記載のモジュール化された車両制御システム。
  18. 前記車両のステアリングホイールのエンジンコラム上に配置された振動モータをさらに含み、前記モジュール化された制御センタが、前記少なくとも一つのリアルタイム画像に従って該振動モータを選択的に作動させる、請求項1に記載のモジュール化された車両制御システム。
  19. 前記カメラデバイスが、前方カメラデバイス、後方カメラデバイス、左側カメラデバイスおよび右側カメラデバイスを含む、請求項1に記載のモジュール化された車両制御システム。
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