JP2023084433A - 燃料用フィルター材 - Google Patents

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Koji Hishitani
航平 谷口
Kohei Taniguchi
克彦 黒木
Katsuhiko Kuroki
芳貴 田栗
Yoshitaka Taguri
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Abstract

【課題】微細粒子の十分な捕捉性能を有し、かつ、耐久性を維持しながら長寿命化を達成する燃料用フィルター材の提供。【解決手段】3層以上の不織布を積層させた、最外層と中間層からなる燃料用フィルター材であって、該最外層には、目付40g/m2以上100g/m2以下のスパンボンド不織布が配置されており、該中間層には、空隙率80%以上95%以下の不織布が1層以上配置されており、該中間層の目付が70g/m2以上200g/m2以下であり、該燃料用フィルター材は溶着部を有し、かつ、該燃料用フィルター材の面積に対する該溶着部の面積の割合が1%以上10%以下である、燃料用フィルター材。【選択図】なし

Description

本発明は、燃料用フィルター材に関する。
従来、自動車タンクに設置される燃料ポンプの1次側に用いられるフィルター(以下、「サクションフィルター」ともいう。)には、織物メッシュや、スパンボンド不織布やメルトブロー不織布に代表される長繊維不織布、ニードルパンチ不織布やサーマルボンド不織布に代表される短繊維不織布、などを使用したフィルター材が使用されており、これらのフィルター材には5~50μm前後の粒子の捕捉性能、好ましくは10~35μm以上の粒子の捕捉性能に優れることが求められていた。
このようなフィルター材として、例えば、以下の特許文献1には、見かけ密度の異なる2種類のスパンボンド不織布をホットメルト系接着剤で一体接合させることにより、フィルター材の内部に粗密構造を形成させ、粗の構成層で比較的大きな固形物を除去した後、密の構成層で小さな固形物を除去する様にしたフィルター材が開示されている。
また、以下の特許文献2には、3層以上の異なる密度を有する織り組織からなるフィルター材が開示されている。
しかしながら、スパンボンド不織布は構造上、固形異物の内部捕捉が難しく、見かけ密度の異なるスパンボンド不織布の貼り合せでは、不織布表面で粒子捕捉が行われるため、粗密構造が十分に活用することが出来ず早期に閉塞されて短寿命であるとの問題が生じていた。
かかる問題を解決するためには、ニードルパンチやスパンレース不織布の様に空隙率の大きい不織布を用いる手段がある。
フィルター寿命を長くすることは、ダスト保持量を大きくすることであり、そのためには、不織布構造が嵩高である事が必要で、ニードルパンチやスパンレース不織布の様に空隙率の大きい不織布が求められる。ニードルパンチ等の嵩高不織布を用いることで、フィルター材の寿命延長効果は得られるものの、要求される粒子の捕捉性能を、嵩高不織布を用いることによって得るためには、嵩高不織布の作製が行われた後の工程で表面の平滑処理を施すなど、後工程での処理が必要となる。この場合、嵩高性が失われてしまい、捕捉態様は表面濾過であり、濾材表面が粒子により早期に閉塞されて短寿命であるとの問題がある。
他方、ニードルパンチ等の嵩高不織布を粗密構造の粗の構成層として使用する方法として、ホットメルト系接着剤等での貼り合せや、熱エンボスカレンダーでの一体化を行った場合、ホットメルト系接着剤での貼り合せの場合は、張り合わせ面のホットメルト系接着剤によりろ材が有効活用されない。また、熱エンボスカレンダーでの一体化の場合は嵩高性が失われてしまい、嵩高不織布が有する粒子の内部捕捉機能が十分に発揮されていないとの問題があった
特開2003-236321号公報 特開2005-305276号公報
前記した従来技術の問題に鑑み、本発明が解決しようとする課題は、微細粒子の十分な捕捉性能を有し、かつ、耐久性を維持しながら長寿命化を達成する燃料用フィルター材を提供することである。
本発明者らは、かかる課題を解決すべく鋭意検討し実験を重ねた結果、以下の特徴を有する燃料用フィルター材であればかかる課題を解決できることを予想外に見出し、本発明を完成するに至ったものである。
すなわち、本発明は、以下のとおりのものである。
[1]3層以上の不織布を積層させた、最外層と中間層からなる燃料用フィルター材であって、
該最外層には、目付40g/m2以上100g/m2以下のスパンボンド不織布が配置されており、
該中間層には、空隙率80%以上95%以下の不織布が1層以上配置されており、
該中間層の目付が70g/m2以上200g/m2以下であり、
該燃料用フィルター材は溶着部を有し、かつ、
該燃料用フィルター材の面積に対する該溶着部の面積の割合が1%以上10%以下である、燃料用フィルター材。
[2]前記最外層に配置されたスパンボンド不織布の部分熱圧着率が5%以上40%以下である、前記[1]に記載の燃料用フィルター材。
[3]前記中間層に配置された不織布がニードルパンチ不織布である、前記[1]又は[2]に記載の燃料用フィルター材。
[4]前記燃料用フィルター材の、JIS-B-8356-8に準拠して測定したフィルター寿命が20分以上であり、かつ、粒子径35μm以上の粒子捕集効率率が90%以上である、前記[1]~[3]のいずれかに記載の燃料用フィルター材。
本発明に燃料用フィルター材は、微細粒子の十分な捕捉性能を有し、かつ、耐久性を維持しながら長寿命化を達成することができる。
以下、本発明の実施形態について詳細に説明する。
本発明の燃料用フィルター材は、3層以上の不織布を積層させた、最外層と中間層からなる燃料用フィルター材であって、該最外層には、目付40g/m2以上100g/m2以下のスパンボンド不織布が配置されており、該中間層には、空隙率80%以上95%以下の不織布が1層以上配置されており、該中間層の目付が70g/m2以上200g/m2以下であり、該燃料用フィルター材は溶着部を有し、かつ、該燃料用フィルター材の面積に対する該溶着部の面積の割合が1%以上10%以下である、燃料用フィルター材である。
本実施形態の燃料用フィルター材は、3層以上の不織布が積層させており、最外層と中間層からなる。「積層」は、複数の不織布を部分的に溶着し一体化させたものであることができ、最外層と中間層は一体に接合して得られる。これらの接合は、例えば、超音波振動と同時に加圧力を加え、樹脂の一部に摩擦熱を発生させて接合したい部分を溶融させ、接合を行う超音波溶着法や、エンボスと平滑の一対の熱ロールを用いて接合する方法、ホットメルト系樹脂をメルトブロー方式で繊維形状に塗布して接合する方法、粒子状ホットメルト系樹脂を塗布して接合する方法等により行うことができるが、特に好ましくは超音波溶着法である。
本実施形態の燃料用フィルター材は、最外層と中間層が溶着し一体化した部分である溶着部を有し、燃料用フィルター材の面積に対する溶着部の面積の割合が1%以上10%以下である。溶着部の面積の割合は、1%以上8%以下が好ましく、1%以上3%以下がより好ましい。
溶着部は、多数の溶着部が分散して存在することが好ましく、その配列としては格子状、千鳥状、ひし形状などのいずれでもよい。溶着部の間隔は適宜選定できるが、8mm以上32mm以下が好ましく、9mm以上26mm以下がより好ましい。1つの溶着部の形状としては四角形、丸型、帯形(長方形)、および十文字形などが挙げられるが、丸形が好ましい。また、一つの溶着部の面積(溶着面積)は、1mm2以上7mm2以下が好ましく、2mm2以上5mm2以下がより好ましい
最外層には、おもて面及び裏面ともに、スパンボンド不織布が配置されている。スパンボンド不織布を構成する繊維素材としては、ナイロン6、ナイロン66、共重合ポリアミド、などのポリアミド系繊維、ポリエチレン、ポリプロピレン、共重合ポリプロピレンなどのポリオレフィン系繊維、ポリエチレンテレフタレート、共重合ポリエステルなどのポリエステル系繊維などが挙げられる。これらは単独で又は2種以上混合して用いてもよく、また異なる繊維で構成される複合繊維などでもよい。これらのうち、ポリエステル系繊維又はポリアミド系繊維が特に好ましい。
スパンボンド不織布の目付は40g/m2以上100g/m2以下であり、50g/m2以上90g/m2以下が好ましく、60g/m2以上80g/m2以下がより好ましい。
また、スパンボンド不織布の厚みは、0.1mm以上1.0mm以下が好ましく、0.2mm以上0.7mm以下がより好ましい。
スパンボンド不織布を構成する繊維の平均繊維径は10μm以上50μm以下の範囲が好ましく、より好ましくは10μm以上30μm以下、さらに好ましくは10μm以上20μm以下である。繊度は、ナイロン6の場合は1.0detx以上3.0detx以下の範囲が好ましく、より好ましくは、1.5detx以上2.0dtex以下である。
さらにスパンボンド不織布の部分熱圧着率は5%以上40%以下が好ましく、より好ましくは10%以上30%以下であり、さらに好ましくは10%以上20%以下である。
スパンボンド不織布は公知の方法により製造することができる。例えば、合成樹脂(ポリマー)を、エクストルーダーで加熱、溶融し、細い孔を有する口金(紡糸口金)から押し出し、延伸して連続した長繊維(フィラメント)を得、次いでフィラメントを均一に分散させたウェブをエンボスロールの熱圧着により、ボンディング(接合)する方法などが挙げられる。
中間層に1層以上配置される不織布は、空隙率が80%以上95%以下であり、85%以上95%以下が好ましい。尚、中間層とは、燃料用フィルター材として積層された不織布の内、最外層以外の層を意味する。
中間層を構成する不織布の合計の目付は、70200g/m2以上200g/m2以下であり、100g/m2以上170g/m2以下が好ましく、120g/m2以上150g/m2以下がより好ましい。
空隙率が80%以上95%以下の不織布としては、ニードルパンチ不織布であることが好ましい。
ニードルパンチ不織布を構成する繊維素材としては、ナイロン6、ナイロン66、共重合ポリアミド、などのポリアミド系繊維、ポリエチレン、ポリプロピレン、共重合ポリプロピレンなどのポリオレフィン系繊維、ポリエチレンテレフタレート、共重合ポリエステルなどのポリエステル系繊維などが挙げられる。これらは単独で又は2種以上混合して用いてもよく、また異なる繊維で構成される複合繊維などでもよい。これらのうち、ポリエステル系繊維又はポリアミド系繊維が特に好ましい。
ニードルパンチ不織布の目付は70g/m2以上200g/m2以下が好ましく、100g/m2以上170g/m2以下より好ましく、120g/m2以上150g/m2以下がさらに好ましい。
また、ニードルパンチ不織布の厚みは、0.5mm以上2.0mm以下が好ましく、0.8mm以上1.5mm以下がより好ましい。
ニードルパンチ不織布を構成する繊維の平均繊維径は10μm以上50μm以下の範囲が好ましく、より好ましくは10μm以上20μm以下、さらに好ましくは15μm以上20μm以下である。
ニードルパンチ不織布は公知の方法により製造することができる。例えば、短繊維をカード機などでウェブとした後、ニードルを繰り返し突き刺すことにより繊維同士を交絡される方法などが挙げられる。
燃料用フィルター材のフィルター性能は、捕集効率とフィルター寿命の両方の因子により設定されるが、本発明において、燃料用フィルター材の粒子径35μm以上の微粒子捕集効率は90%以上であるのが好ましく、より好ましくは95%以上であり、かつ、フィルター寿命が20分以上であるのが好ましい。これらの捕集効率はJISB8356-8法による基準ダスト(JIS8種)における捕集効率で表わし、またフィルター寿命はJISB8356-8法による基準ダスト(JIS8種)における差圧10kPaに達する時間(分)で表わした値である。本発明の燃料用フィルター材には、最外層にスパンボンド不織布、中間層に、かさ高い不織布を配し、かつ、溶着部の面積の割合を調整することで、十分な捕捉性能を有し、かつ、耐久性を維持しながら長寿命化を達成することができる。
以下、本発明を実施例、比較例に基づいて具体的に説明するが、それらは本発明の範囲を限定するものではない。尚、実施例、比較例中の特性は、下記の方法で測定した。
(1)目付(g/m2):100mm×100mmの試料を4点採取し、重量を測定し、g/m2に換算し、その平均値を求める。
(2)厚み(mm):圧縮試験機にてφ16の測定子を使用し、荷重100g/cm2での厚みを4点測定し、その平均値を求める。
(3)空隙率(%):目付と前記した厚みから、下記式:
(1-目付/1000÷比重÷厚み)×100
により算出した。尚、ポリエチレンテレフタレートの比重には1.38を用いた。単位面積当たりの空隙率を求め、3か所以上の平均値で示した。単位容積当たりの重量を求め、樹脂の密度から空隙率を求める。
(4)平均繊維径(μm):不織布の表面を顕微鏡写真で拡大し、その繊維径を50点実
測し、その平均値を求める。
(5)ドット溶着率(%):一体化後の不織布の表面を顕微鏡写真で拡大し、不織布面積に対する接合部面積の割合を算出する。
(6)部分熱圧着率(%):不織布の表面を顕微鏡写真で拡大し、不織布全面積に対する接合部面積の割合を算出する。
(7)粒子捕集効率(%):JISB8356-8法を準用し、軽油に、ISOA3mediumダストを100mg/Lの割合で混合し、超音波振動で1分間撹拌して均一に分散させた液を、流量12cc/min/cm2で試料に通過させ、通過前後の液を採取し、各液の粒度分布を粒度分布計(AccuSizer)で測定し、35μm以上の粒子捕集効率を求める。
(8)フィルター寿命:JISB8356-8法を準用し、軽油に、JIS7種ダストを35.2mg/Lの割合で混合し、超音波振動で1分間撹拌して均一に分散させた液を、流量12cc/min/cm2で試料に通過させ、差圧10kPaに達するまでの時間(分)を測定し、フィルター寿命時間とする。
(9)耐久性評価:JIS-L-1096摩耗試験強さE法に準拠したマーチンデール摩擦試験機を用いて、120mmφに切り出したサンプルを摩擦台の上に両面テープで貼り付け、試料ホルダーに38mmφに切り出したサンプルを取り付け、12kPaの荷重で100回摩耗した。4点のサンプルにて摩耗後の溶着部の剥離の有無を確認し、剥離割合が50%
[実施例1~6、並びに比較例1、2]
長繊維不織布を公知のスパンボンド方法により作製した。すなわち、ポリエチレンテレフタレートを用いて溶融紡糸装置により繊維ウェブを形成し、得られた繊維ウェブを、エンボスロールと平滑ロールの一対の熱ロールを用いて部分熱圧着率が14%になるように熱圧着させ、表1に示す目付、厚み、平均繊維径を有するスパンボンド不織布を得た。得られたスパンボンド不織布(SB)は、以下の表1に示すように、上下層となるよう第1層部と第3層部に用いた。
また、ポリエチレンテレフタレート繊維を用いて公知の方法によりニードルパンチ不織布を作製し、以下の表1に示す目付、厚み、平均繊維径を有するニードルパンチ不織布を得た。得られたニードルパンチ不織布は、以下の表1に示すよう中間層となるよう、第2層部に用いた。
実施例1については、得られたスパンボンド不織布(SB)、ニードルパンチ不織布(NP)を重ね合わせ、超音波ウェルダーを用い、部分的に溶融接合し溶融面積をφ2mmとし、60度千鳥配列とし、以下の表1に示すドット溶着率となるようドット溶着部の間隔を19mmとし、手加工にて作製した。
実施例2については、実施例1と同様に手加工にて作製し、溶着部の間隔を26mmとした。
実施例3については、実施例1と同様に手加工にて作製し、溶着部の間隔を9mmとした。
比較例1については、実施例1と同様に手加工にて作製し、溶着部の間隔を38mmとした。
比較例2については、実施例1と同様に手加工にて作製し、溶着部の間隔を7mmとした。
比較例3については、得られたスパンボンド不織布(SB)のみを実施例1と同様に手加工にて作製し、溶着部の間隔を19mmとした。
実施例4については、巻出し部、超音波接合部、巻取部からなる設備を用いて、作製した。超音波接合部は、超音波ウェルダー及びピンエンボスロールからなり、表1に示すドット溶着率となるよう、溶融面積はφ2mmとし、60度千鳥配列とし、ドット溶着部の間隔を19mmとした。
Figure 2023084433000001
本発明の燃料用フィルター材は、微細粒子の十分な捕捉性能を有し、かつ、耐久性を維持しながら長寿命化を達成することができるため、特に自動車、二輪自動車等の車両の燃料タンク内の燃料を内燃機関(エンジン)へ供給する燃料ポンプモジュールに備えられている、自動車燃料用フィルターとして有用である。

Claims (4)

  1. 3層以上の不織布を積層させた、最外層と中間層からなる燃料用フィルター材であって、
    該最外層には、目付40g/m2以上100g/m2以下のスパンボンド不織布が配置されており、
    該中間層には、空隙率80%以上95%以下の不織布が1層以上配置されており、
    該中間層の目付が70g/m2以上200g/m2以下であり、
    該燃料用フィルター材は溶着部を有し、かつ、
    該燃料用フィルター材の面積に対する該溶着部の面積の割合が1%以上10%以下である、燃料用フィルター材。
  2. 前記最外層に配置されたスパンボンド不織布の部分熱圧着率が5%以上40%以下である、請求項1に記載の燃料用フィルター材。
  3. 前記中間層に配置された不織布がニードルパンチ不織布である、請求項1又は2に記載の燃料用フィルター材。
  4. 前記燃料用フィルター材の、JIS-B-8356-8に準拠して測定したフィルター寿命が20分以上であり、かつ、粒子径35μm以上の粒子捕集効率率が90%以上である、請求項1~3のいずれか1項に記載の燃料用フィルター材。
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