JP2023079572A - 水中油型乳化化粧料 - Google Patents

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育浩 鈴木
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Abstract

【課題】使用感に優れた水中油型乳化化粧料を提供する。【解決手段】(A)特定の構造を有する環状カルボキサミド誘導体またはその塩、(B)親水性非イオン界面活性剤、(C)水溶性溶媒、(D)油分、および(E)水を含んでなる、水中油型乳化化粧料であって、(A)成分および(B)成分を含んでなる乳化粒子が水相中に分散されており、前記乳化粒子の平均粒子径が1μm未満であり、かつ(A)成分の配合量が、化粧料の総量に対して、0.01~8質量%である、水中油型乳化化粧料。【選択図】なし

Description

本発明は、水中油型乳化化粧料に関する。
化粧料に用いられる、乳化粒子の粒子径が小さく、均一性の高い安定な水中油型乳化組成物が知られている。例えば、これをシート状基剤に含浸させて、シート状化粧料として用いることが提案されている(例えば、特許文献1)。
一方、環状カルボキサミド誘導体は、抗しわ効果や色素沈着抑制効果があることが知られており、化粧料等に配合することが提案されている(特許文献2)。
特開2004-284950号公報 国際公開2011/040496
本発明者らの検討によると、環状カルボキサミド誘導体を化粧料に用いる場合に、べたつきを生じやすい傾向にあることがわかってきた。本発明者らは、驚くべきことに、平均粒子径が1μm未満である乳化粒子と、特定の環状カルボキサミド誘導体とを含む水中油型化粧料を用いることで、優れた使用感を達成できることを見いだした。本発明はこれらの知見に基づくものである。
本発明によれば、以下の発明が提供される。
[1](A)式(1)で表される環状カルボキサミド誘導体またはその塩
Figure 2023079572000001
(式中、
は、水酸基で置換されていてもよい炭素数1~6の炭化水素基、または水素原子であり、
Xは、-CH-または-N(R)-であり、ここで、Rは、水酸基で置換されていてもよい炭素数1~6の炭化水素基、または水素原子であり、かつ
nは、1~3の整数である)、
(B)親水性非イオン界面活性剤、
(C)水溶性溶媒、
(D)油分、および
(E)水
を含んでなる、水中油型乳化化粧料であって、
(A)成分および(B)成分を含んでなる乳化粒子が水相中に分散されており、前記乳化粒子の平均粒子径が1μm未満であり、かつ
(A)成分の配合量が、化粧料の総量に対して、0.01~8質量%である、水中油型乳化化粧料。
[2](A)成分の式(1)において、
が、炭素数1~3のヒドロキシアルキル基であり、
Xが、-CH-または-NH-であり、かつ
nが、1である、[1]に記載の化粧料。
[3](A)成分が、1-(2-ヒドロキシエチル)-2-イミダゾリジノンである、[1]または[2]に記載の化粧料。
[4](A)成分の配合量が、化粧料の総量に対して、0.01~5質量%である、[1]~[3]のいずれかに記載の化粧料。
[5](B)成分の配合量が、化粧料の総量に対して、0.01~3質量%である、[1]~[4]のいずれかに記載の化粧料。
[6](D)成分の配合量が、化粧料の総量に対して、3~30質量%である、[1]~[5]のいずれかに記載の化粧料。
[7]B型回転粘度計を用いて30℃で測定した粘度が、1~3,000mPa・sである、[1]~[6]のいずれかに記載の化粧料。
[8]以下の工程:
(I)親水性非イオン界面活性剤を水溶性溶媒に添加し、これに油分を添加して、乳化組成物を形成する工程、
(II)前記乳化組成物に水を添加し、水中油型乳化組成物を形成する工程、および
(III)前記水中油型乳化組成物に、前記環状カルボキサミド誘導体またはその塩を含んでなる水溶液を添加し、水中油型乳化化粧料を形成する工程
を含んでなる、[1]~[7]のいずれかに記載の化粧料の製造方法。
本発明によれば、使用感に優れた水中油型乳化化粧料を提供することができる。特に、みずみずしく、肌なじみがよく、あと肌がさっぱりし、かつ塗布後のべたつきが抑制される。
発明の具体的説明
本発明は、(A)特定の構造を有する環状カルボキサミド誘導体またはその塩、(B)親水性非イオン界面活性剤、(C)水溶性溶媒、(D)油分、および(E)水を含んでなる、水中油型乳化化粧料(以下、化粧料と称することがある)に関するものである。
化粧料中で、(A)成分および(B)成分を含んでなる乳化粒子が水相中に分散されている。乳化粒子の平均粒子径は1μm未満であり、好ましくは0.1μm以上1μm未満であり、より好ましくは0.5μm以上1μm未満である。乳化粒子の粒子径は顕微鏡を用いて測定することができる。
本発明による化粧料の粘度は、特に限定されるものではないが、1~3,000mPa・sが好ましく、3~2,500mPa・sがさらに好ましい。粘度はB型粘度計を用いて30℃で測定することができる。
(A)環状カルボキサミド誘導体またはその塩
本発明による化粧料は、式(1)で表される環状カルボキサミド誘導体またはその塩(以下、(A)成分と称することがある。他の成分についても同様である。)を含んでなる。
Figure 2023079572000002
式中、
は、水酸基で置換されていてもよい炭素数1~6の炭化水素基、または水素原子であり、
Xは、-CH-または-N(R)-であり、ここで、Rは、水酸基で置換されていてもよい炭素数1~6の炭化水素基、または水素原子であり、かつ
nは、1~3の整数である。
上記の炭化水素基は、特に限定されず、例えば、アルキル基、シクロアルキル基、アルケニル基、アルキニル基、シクロアルキルアルキル基、ハロアルキル基、アルコキシアルキル基、アルコキシカルボニルアルキル基であってよく、好ましくはアルキル基である。
好ましい形態において、(A)成分の式(1)において、
が、炭素数1~3のヒドロキシアルキル基であり、
Xが、-CH-または-NH-であり、かつ
nが、1である。
式(1)で表される環状カルボキサミド誘導体の具体例としては、例えば、以下が挙げられる。
Figure 2023079572000003
(A)成分は、最も好ましくは、1-(2-ヒドロキシエチル)-2-イミダゾリジノンである。
(A)成分は、式(1)で表される環状カルボキサミド誘導体の塩であってもよい。塩の種類は、薬理学的に許容される塩であれば特に限定されず、無機塩であっても有機塩であってもよい。無機塩としては、例えば、塩酸塩、硫酸塩、リン酸塩、臭化水素酸塩、ナトリウム塩、カリウム塩、マグネシウム塩、カルシウム塩、マグネシウム塩、アンモニウム塩等が挙げられる。有機塩としては、例えば、酢酸塩、乳酸塩、マレイン酸塩、フマル酸塩、酒石酸塩、メタンスルホン酸塩、p-トルエンスルホン酸塩、トリエタノールアミン塩、アミノ酸塩等が挙げられる。
(A)成分は、1種または2種以上を配合することができる。(A)成分の配合量は、化粧料の総量に対して、好ましくは0.01~8質量%であり、より好ましくは0.1~5質量%であり、さらに好ましくは0.5~2.5質量%である。
(B)親水性非イオン界面活性剤
本発明による化粧料は、(B)親水性非イオン界面活性剤を含んでなる。(B)成分は、化粧料に通常使用される親水性非イオン界面活性剤であれば特に限定はされないが、例えば、POE-ラウリルエーテル、POE-オレイルエーテル、POE-ステアリルエーテル、POE-ベヘニルエーテル、POE-2-オクチルドデシルエーテル、POE-コレスタノールエーテル等のPOE-アルキルエーテル類;プルロニック等のプルロニック型類;POE・POP-セチルエーテル、POE・POP-2-デシルテトラデシルエーテル、POE・POP-モノブチルエーテル、POE・POP-水添ラノリン、POE・POP-グリセリンエーテル等のPOE・POP-アルキルエーテル類;POEヒマシ油、POE硬化ヒマシ油、POE硬化ヒマシ油モノイソステアレート、POE硬化ヒマシ油トリイソステアレート、POE硬化ヒマシ油モノピログルタミン酸モノイソステアリン酸ジエステル、POE硬化ヒマシ油マレイン酸等のPOEヒマシ油誘導体または硬化ヒマシ油誘導体が挙げられる。好ましくは硬化ヒマシ油誘導体であり、より好ましくは、PEG-10水添ヒマシ油、PEG-20水添ヒマシ油、PEG-25水添ヒマシ油、PEG-30水添ヒマシ油、PEG-40水添ヒマシ油、PEG-50水添ヒマシ油、PEG-60水添ヒマシ油、PEG-80水添ヒマシ油、PEG-100水添ヒマシ油である。
(B)成分は、1種または2種以上を配合することができる。(B)成分の配合量は、化粧料の総量に対して、好ましくは0.01~3質量%であり、より好ましくは0.1~2質量%である。
(C)水溶性溶媒
本発明による化粧料は、(C)水溶性溶媒を含んでなる。(C)成分は、(B)成分を溶解し、その後添加する油相との界面に効率よく配向させる効果を有する。
(C)成分としては、例えば、エタノール、プロパノール、ベンジルアルコール等の低級一価アルコール類;グリセリン、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、2,5-ヘキサンジオール、2,3-ブチレングリコール、2,4-ヘプタンジオール、ヘキシレングリコール、1,5-ペンタンジオール、プロピレングリコール、1,3-ブチレングリコール、ジプロピレングリコール等の多価アルコール類;エチレンオキサイド、ジオキサン、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノプロピルエーテル、エチレングリコールモノイソプロピルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジメチレングリコールモノエチルエーテル、ジメチレングリコールモノメチルエーテル、ジメチレングリコールモノブチルエーテル、ジメチレングリコールジエチルエーテル、エトキシトリグリコール、モノプロピレングリコールメチルエーテル、ジプロピレングリコールメチルエーテル、トリプロピレングリコールモノメチルエーテル、酢酸エチレングリコールモノメチルエーテル、酢酸ジエチレングリコールモノメチルエーテル、酢酸ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ポリオキシエチレン/ポリオキシプロピレンランダム重合体メチルエーテル等のエーテル類等が挙げられる。好ましくは、多価アルコールである。
(C)成分は、1種または2種以上を配合することができる。(C)成分の配合量は、化粧料の総量に対して、好ましくは1~15質量%であり、より好ましくは2~12質量%である。
(D)油分
本発明による化粧料は、(D)油分を含んでなる。(D)成分としては、例えば、エステル油、炭化水素油、シリコーン油、高級脂肪酸、高級アルコール、アルキルグリセリルエーテル、液体油、固体油、半固形油等が挙げられ、好ましくはエステル油を含む。
エステル油としては、例えば、オクタン酸オクチル、ノナン酸ノニル、オクタン酸セチル、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、パルミチン酸イソプロピル、パルミチン酸エチルヘキシル、ステアリン酸ブチル、ラウリン酸ヘキシル、ミリスチン酸ミリスチル、オレイン酸デシル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、乳酸セチル、乳酸ミリスチル、酢酸ラノリン、ステアリン酸イソセチル、イソステアリン酸イソセチル、12-ヒドロキシステアリン酸コレステリル、ジ-2-エチルヘキサン酸エチレングリコール、ジペンタエリスリトール脂肪酸エステル、モノイソステアリン酸N-アルキルグリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、ピバリン酸トリプロピレングリコール、リンゴ酸ジイソステアリル、ジ-2-ヘプチルウンデカン酸グリセリン、ジイソステアリン酸グリセリン、トリ-2-エチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、テトラエチルヘキサン酸ペンタエリスリチル、トリ-2-エチルヘキサン酸グリセリル(トリエチルヘキサノイン)、トリオクタン酸グリセリル、トリイソパルミチン酸グリセリル、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、セチル2-エチルヘキサノエート-2-エチルヘキシルパルミテート、トリミリスチン酸グリセリル、トリ-2-ヘプチルウンデカン酸グリセライド、ヒマシ油脂肪酸メチルエステル、オレイン酸オレイル、アセトグリセライド、パルミチン酸2-ヘプチルウンデシル、アジピン酸ジイソブチル、N-ラウロイル-L-グルタミン酸-2-オクチルドデシルエステル、アジピン酸ジ-2-ヘプチルウンデシル、エチルラウレート、セバシン酸ジ-2-エチルヘキシル、ミリスチン酸2-ヘキシルデシル、パルミチン酸2-ヘキシルデシル、アジピン酸2-ヘキシルデシル、セバシン酸ジイソプロピル、コハク酸2-エチルヘキシル、クエン酸トリエチル、エチルヘキサン酸セチル、マカデミアナッツ脂肪酸フィトステリル等が挙げられ、好ましくはテトラエチルヘキサン酸ペンタエリスリチルである。
炭化水素油としては、例えば、イソドデカン、イソヘキサデカン、イソパラフィン、ミネラルオイル(流動パラフィン)、オゾケライト、スクワラン、プリスタン、パラフィン、セレシン、スクワレン、ワセリン、マイクロクリスタリンワックス、水添ポリデセン等が挙げられる。
シリコーン油としては、例えば、鎖状ポリシロキサン(例えば、ジメチコン、ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン、ジフェニルポリシロキサン等)、環状ポリシロキサン(例えば、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン等)、3次元網目構造を形成しているシリコーン樹脂、シリコーンゴム、各種変性ポリシロキサン(アミノ変性ポリシロキサン、ポリエーテル変性ポリシロキサン、アルキル変性ポリシロキサン、フッ素変性ポリシロキサン等)、アクリルシリコーン類等が挙げられ、好ましくは鎖状ポリシロキサンである。
高級脂肪酸としては、例えば、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、オレイン酸、ウンデシレン酸、トール酸、イソステアリン酸、リノール酸、リノレイン酸、エイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)等が挙げられる。
高級アルコールとしては、例えば、直鎖アルコール(例えば、ラウリルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、ミリスチルアルコール、オレイルアルコール、セトステアリルアルコール等)、分枝鎖アルコール(例えば、ラノリンアルコール、コレステロール、フィトステロール、ヘキシルドデカノール、イソステアリルアルコール、オクチルドデカノール等)等が挙げられる。
アルキルグリセリルエーテルとしては、例えば、バチルアルコール、キミルアルコール等が挙げられる。
液体油としては、例えば、アボガド油、ツバキ油、マカデミアナッツ油、トウモロコシ油、オリーブ油、ナタネ油、ゴマ油、パーシック油、小麦胚芽油、サザンカ油、ヒマシ油、アマニ油、サフラワー油、綿実油、エノ油、大豆油、落花生油、茶実油、カヤ油、コメヌカ油、シナギリ油、日本キリ油、ホホバ油、胚芽油、トリグリセリン等が挙げられる。固体油としては、例えば、カカオ脂、ヤシ油、硬化ヤシ油、パーム油、パーム核油、水添パーム油、モクロウ核油、硬化油、モクロウ等が挙げられる。半固形油としては、例えば、シア脂、部分水添ヤシ油、部分水添ホホバ油等が挙げられる。
(D)成分は、1種または2種以上を配合することができる。(D)成分の配合量は、化粧料の総量に対して、好ましくは3~30質量%であり、より好ましくは4~20質量%である。
(E)水
本発明による化粧料は、(E)水を含んでなる。水としては、化粧品、医薬部外品等に使用される水を使用することができ、例えば、精製水、イオン交換水、水道水等を使用することができる。
水の配合量は、本発明による化粧料の総量に対して、好ましくは50~90質量%であり、より好ましくは55~85質量%である。
本発明による化粧料には、上記成分の他、通常化粧品や医薬品に用いられる任意成分を配合することができる。任意成分としては例えば、粉末成分、保湿剤、水溶性高分子、紫外線吸収剤、金属イオン封鎖剤、アミノ酸、有機アミン、pH調整剤、酸化防止剤等、通常化粧品に用いられる他の成分の配合が可能であり、本発明の効果を奏する限り、一種または二種以上を配合することができる。
粉末成分としては、例えば、無機粉末(例えば、タルク、カオリン、雲母、セリサイト、白雲母、金雲母、合成雲母、紅雲母、黒雲母、パーミキュライト、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸バリウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸ストロンチウム、タングステン酸金属塩、マグネシウム、シリカ、ゼオライト、硫酸バリウム、焼成硫酸カルシウム、リン酸カルシウム、弗素アパタイト、ヒドロキシアパタイト、セラミックパウダー、金属石鹸(例えば、ミリスチン酸亜鉛、パルミチン酸カルシウム、ステアリン酸アルミニウム)、窒化ホウ素等);有機粉末(例えば、ポリアミド樹脂粉末(ナイロン粉末)、ポリエチレン粉末、ポリメタクリル酸メチル粉末、ポリスチレン粉末、スチレンとアクリル酸の共重合体樹脂粉末、ベンゾグアナミン樹脂粉末、ポリ四弗化エチレン粉末、セルロース粉末等);無機白色顔料(例えば、二酸化チタン、酸化亜鉛等);無機赤色系顔料(例えば、酸化鉄(ベンガラ)、チタン酸鉄等);無機褐色系顔料(例えば、γ-酸化鉄等);無機黄色系顔料(例えば、黄酸化鉄、黄土等);無機黒色系顔料(例えば、黒酸化鉄、低次酸化チタン等);無機紫色系顔料(例えば、マンゴバイオレット、コバルトバイオレット等);無機緑色系顔料(例えば、酸化クロム、水酸化クロム、チタン酸コバルト等);無機青色系顔料(例えば、群青、紺青等);パール顔料(例えば、酸化チタンコーテッドマイカ、酸化チタンコーテッドオキシ塩化ビスマス、酸化チタンコーテッドタルク、着色酸化チタンコーテッドマイカ、オキシ塩化ビスマス、魚鱗箔等);金属粉末顔料(例えば、アルミニウムパウダー、カッパーパウダー等);ジルコニウム、バリウム又はアルミニウムレーキ等の有機顔料(例えば、赤色201号、赤色202号、赤色204号、赤色205号、赤色220号、赤色226号、赤色228号、赤色405号、橙色203号、橙色204号、黄色205号、黄色401号、および青色404号などの有機顔料、赤色3号、赤色104号、赤色106号、赤色227号、赤色230号、赤色401号、赤色505号、橙色205号、黄色4号、黄色5号、黄色202号、黄色203号、緑色3号および青色1号等);天然色素(例えば、クロロフィル、β-カロチン等)等が挙げられる。
保湿剤としては、例えば、キシリトール、ソルビトール、マルチトール、トレハロース、エリスリトール、コンドロイチン硫酸、ヒアルロン酸、ムコイチン硫酸、カロニン酸、フィッシュコラーゲン、フィトステリル-12-ヒドロキシステアレート、乳酸ナトリウム、dl-ピロリドンカルボン酸塩、ジグリセリン(EO)PO付加物、イザヨイバラ抽出物、セイヨウノコギリソウ抽出物、メリロート抽出物等が挙げられる。
天然の水溶性高分子としては、例えば、植物系高分子(例えば、アラビアガム、トラガカントガム、ガラクタン、グアガム、キャロブガム、カラヤガム、カラギーナン、ペクチン、カンテン、クインスシード、アルゲコロイド(カッソウエキス)、デンプン(コメ、トウモロコシ、バレイショ、コムギ);微生物系高分子(例えば、キサンタンガム、デキストラン、サクシノグルカン、ブルラン等)等が挙げられる。
半合成の水溶性高分子としては、例えば、デンプン系高分子(例えば、カルボキシメチルデンプン、メチルヒドロキシプロピルデンプン等);セルロース系高分子(メチルセルロース、エチルセルロース、メチルヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、セルロース硫酸ナトリウム、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、結晶セルロース、セルロース末等);アルギン酸系高分子(例えば、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコールエステル等)等が挙げられる。
合成の水溶性高分子としては、例えば、ビニル系高分子(例えば、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、カルボキシビニルポリマー等);ポリオキシエチレン系高分子(例えば、ポリエチレングリコール20,000、40,000、60,000、1000,000のポリオキシエチレンポリオキシプロピレン共重合体等);アクリル系高分子(例えば、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリエチルアクリレート、ポリアクリルアミド等);カチオンポリマー等が挙げられる。
紫外線吸収剤としては、例えば、安息香酸系紫外線吸収剤(例えば、パラアミノ安息香酸(以下、PABAと略す)、PABAモノグリセリンエステル、N,N-ジプロポキシPABAエチルエステル、N,N-ジエトキシPABAエチルエステル、N,N-ジメチルPABAエチルエステル、N,N-ジメチルPABAブチルエステル、N,N-ジメチルPABAエチルエステル等);アントラニル酸系紫外線吸収剤(例えば、ホモメンチル-N-アセチルアントラニレート等);サリチル酸系紫外線吸収剤(例えば、アミルサリシレート、メンチルサリシレート、ホモメンチルサリシレート、オクチルサリシレート、フェニルサリシレート、ベンジルサリシレート、p-イソプロパノールフェニルサリシレート等);桂皮酸系紫外線吸収剤(例えば、オクチルシンナメート、エチル-4-イソプロピルシンナメート、メチル-2,5-ジイソプロピルシンナメート、エチル-2,4-ジイソプロピルシンナメート、メチル-2,4-ジイソプロピルシンナメート、プロピル-p-メトキシシンナメート、イソプロピル-p-メトキシシンナメート、イソアミル-p-メトキシシンナメート、オクチル-p-メトキシシンナメート(2-エチルヘキシル-p-メトキシシンナメート)、2-エトキシエチル-p-メトキシシンナメート、シクロヘキシル-p-メトキシシンナメート、エチル-α-シアノ-β-フェニルシンナメート、2-エチルヘキシル-α-シアノ-β-フェニルシンナメート、グリセリルモノ-2-エチルヘキサノイル-ジパラメトキシシンナメート等);ピリダジン誘導体(ジモルホリノピリダジン);3-(4’-メチルベンジリデン)-d,l-カンファー、3-ベンジリデン-d,l-カンファー;2-フェニル-5-メチルベンゾキサゾール;2,2’-ヒドロキシ-5-メチルフェニルベンゾトリアゾール;2-(2’-ヒドロキシ-5’-t-オクチルフェニル)ベンゾトリアゾール;2-(2’-ヒドロキシ-5’-メチルフェニルベンゾトリアゾール;ジベンザラジン;ジアニソイルメタン;4-メトキシ-4’-t-ブチルジベンゾイルメタン;5-(3,3-ジメチル-2-ノルボルニリデン)-3-ペンタン-2-オン等が挙げられる。
金属イオン封鎖剤としては、例えば、1-ヒドロキシエタン-1,1-ジフォスホン酸、1-ヒドロキシエタン-1,1-ジフォスホン酸四ナトリウム塩、エデト酸二ナトリウム、エデト酸三ナトリウム、エデト酸四ナトリウム、クエン酸ナトリウム、ポリリン酸ナトリウム、メタリン酸ナトリウム、グルコン酸、リン酸、クエン酸、アスコルビン酸、コハク酸、エデト酸、エチレンジアミンヒドロキシエチル三酢酸3ナトリウム等が挙げられる。
アミノ酸としては、例えば、中性アミノ酸(例えば、スレオニン、システイン等);塩基性アミノ酸(例えば、ヒドロキシリジン、アルギニン等)等が挙げられる。また、アミノ酸誘導体として、例えば、アシルサルコシンナトリウム(ラウロイルサルコシンナトリウム)、アシルグルタミン酸塩、アシルタウリン塩、アシルβ-アラニンナトリウム、グルタチオン、ピロリドンカルボン酸、トリメチルグリシン等が挙げられる。
有機アミンとしては、例えば、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、モルホリン、トリイソプロパノールアミン、2-アミノ-2-メチル-1,3-プロパンジオール、2-アミノ-2-メチル-1-プロパノール等が挙げられる。
pH調整剤としては、例えば、乳酸-乳酸ナトリウム、クエン酸-クエン酸ナトリウム、コハク酸-コハク酸ナトリウム等の緩衝剤等が挙げられる。
酸化防止剤としては、例えば、δ-トコフェロール、ジブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール、没食子酸エステル類等が挙げられる。
その他の配合可能成分としては、例えば、防腐剤(エチルパラベン、ブチルパラベン、フェノキシエタノール等);水溶性美白剤(例えば、アルブチン、トラネキサム酸、4-メトキシサリチル酸カリウム、エラグ酸、アスコルビン酸、アスコルビン酸グルコシド、アスコルビン酸リン酸エステルマグネシウム等のアスコルビン酸誘導体等);賦活剤(例えば、ローヤルゼリー、感光素、コレステロール誘導体等);血行促進剤(例えば、ノニル酸ワレニルアミド、ニコチン酸ベンジルエステル、ニコチン酸β-ブトキシエチルエステル、カプサイシン、ジンゲロン、カンタリスチンキ、イクタモール、タンニン酸、イノシトールヘキサニコチネート、シクランデレート、シンナリジン、トラゾリン、アセチルコリン、ベラパミル、セファランチン等);抗脂漏剤(例えば、硫黄、チアントール等);抗炎症剤(例えば、グリチルリチン酸塩、サリチル酸誘導体、ヒノキチオール、酸化亜鉛、アラントイン、チオタウリン、ヒポタウリン等)、ビタミンB6トリパルミテート、ビタミンB6ジオクタノエート、ビタミンB2、ビタミンB2誘導体、ビタミンB12、ビタミンB15、ビタミンB15誘導体、等が挙げられる。
本発明の化粧料は、乳化の方法は特に限定されるものではないが、本発明による方法は、以下の(I)~(III)を含んでなる。
(I)親水性非イオン界面活性剤を水溶性溶媒に添加し、これに油分を添加して、乳化組成物を形成する工程、
(II)前記乳化組成物に水を添加し、水中油型乳化組成物を形成する工程、および
(III)前記水中油型乳化組成物に、前記環状カルボキサミド誘導体またはその塩を含んでなる水溶液を添加し、水中油型乳化化粧料を形成する工程。
本発明による方法は、従来の油-水系に代えて、第一段階として、油-水溶性溶媒系で乳化を行い、第二段階として、これに水を加えて安定化し、第三段階としてその他成分を含む水溶液をさらに添加するという方法である。水溶性溶媒の表面張力は、水の表面張力と比較して遥かに小さい。このため、水溶性溶媒と親水性非イオン界面活性剤との間には、水と親水性非イオン界面活性剤との間におけるような強固な水素結合は存在しない。
したがって、本発明による方法では、親水性非イオン界面活性剤を水溶性溶媒に溶解させ、これに油分を添加して乳化させているため、油-水溶性溶媒の界面張力が小さく、表面活性能の小さい親水性非イオン界面活性剤でも非常に少ない攪拌力で容易に界面に吸着させることができる。さらに熱を加える必要もないので、製造工程が簡便化される。このため、薬効成分が熱に弱い場合であっても安定に配合することができる。本発明による方法において、全工程が5~40℃の室温にて行うことが好ましい。また、その後に水を添加することにより、低粘度で、べたつかず良好な感触を持ち、かつ粒子径が小さく、均一性の良い極めて安定な水中油型乳化化粧料を得ることができる。本方法によると、平均乳化粒子径は概ね1μm未満となる。
本発明による化粧料としては、例えば、スキンケア化粧料(例えば、化粧水、乳液、クリーム、美容液、パック、マスク等)、メーキャップ化粧料(例えば、ファンデーション、化粧下地等)、皮膚洗浄料(例えば、洗顔料、メイク落とし等)、日焼け止め化粧料、軟膏等が挙げられる。好ましい一形態において、シート状基材に含浸させて用いられる。
これらの形態は例示に過ぎず、本発明にかかる化粧料はこれらの形態に限定されるものではない。
以下の例に基づいて本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらの例に限定されるものではない。含有量は特記しない限り、総量に対する質量%で示す。
[実施例1~5および比較例1~7]
表1に示される配合で、実施例1~5および比較例1~7の化粧料を調製した。表中の各成分の数値は質量%を示す。
実施例1~5は、(B)成分を(C)成分に添加し、これに(D)成分を添加して、乳化組成物を形成した後に、水を添加し、水中油型乳化組成物を形成させ、その後、(A)成分を含む水溶液を添加させて、調製した。
Figure 2023079572000004
[粘度]
上記で調製した化粧料をBL型粘度計(No.1ローター、回転数12rpm)を用いて30℃で測定した。実施例4、5および比較例7の化粧料は、500mPa・sであり、その他の化粧料は、100mPa・s以下であった。
[平均粒子径]
上記で調製した直後の化粧料を顕微鏡によって観察し、乳化粒子100個の直径を測定し、その平均値を平均粒子径とした。得られた結果は表1のとおりである。
上記で調製した化粧料を、専門パネル10名が肌に塗布して、塗布後の「べたつきのなさ」、塗布中の「肌なじみ」、「みずみずしさ」および塗布後の「あと肌のさっぱりさ」について評価した。各専門パネルの評価をもとに、以下の基準に従って評価した。得られた結果は表1のとおりである。
[べたつきのなさ]
A:パネル10名中9名以上がべたつきがないと回答した。
B:パネル10名中6名以上8名以下がべたつきがないと回答した。
C:パネル10名中3名以上5名以下がべたつきがないと回答した。
D:パネル10中中1名以上2名以下がべたつきがないと回答した。
E:べたつきがないと回答したパネルがいなかった。
[肌なじみ]
A:パネル10名中9名以上が肌なじみがよいと回答した。
B:パネル10名中6名以上8名以下が肌なじみがよいと回答した。
C:パネル10名中3名以上5名以下が肌なじみがよいと回答した。
D:パネル10名中1名以上2名以下が肌なじみがよいと回答した。
E:肌なじみがよいと回答したパネルがいなかった。
[みずみずしさ]
A:パネル10名中9名以上がみずみずしさを感じると回答した。
B:パネル10名中6名以上8名以下がみずみずしさを感じると回答した。
C:パネル10名中3名以上5名以下がみずみずしさを感じると回答した。
D:パネル10中1名以上2名以下がみずみずしさを感じると回答した。
E:みずみずしさを感じると回答したパネルがいなかった。
[あと肌のさっぱりさ]
A:パネル10名中9名以上があと肌のさっぱりさを感じると回答した。
B:パネル10名中6名以上8名以下があと肌のさっぱりさを感じると回答した。
C:パネル10名中3名以上5名以下があと肌のさっぱりさを感じると回答した。
D:パネル10中1名以上2名以下があと肌のさっぱりさを感じると回答した。
E:あと肌のさっぱりさを感じると回答したパネルがいなかった。

Claims (8)

  1. (A)式(1)で表される環状カルボキサミド誘導体またはその塩
    Figure 2023079572000005
    (式中、
    は、水酸基で置換されていてもよい炭素数1~6の炭化水素基、または水素原子であり、
    Xは、-CH-または-N(R)-であり、ここで、Rは、水酸基で置換されていてもよい炭素数1~6の炭化水素基、または水素原子であり、かつ
    nは、1~3の整数である)、
    (B)親水性非イオン界面活性剤、
    (C)水溶性溶媒、
    (D)油分、および
    (E)水
    を含んでなる、水中油型乳化化粧料であって、
    (A)成分および(B)成分を含んでなる乳化粒子が水相中に分散されており、前記乳化粒子の平均粒子径が1μm未満であり、かつ
    (A)成分の配合量が、化粧料の総量に対して、0.01~8質量%である、水中油型乳化化粧料。
  2. (A)成分の式(1)において、
    が、炭素数1~3のヒドロキシアルキル基であり、
    Xが、-CH-または-NH-であり、かつ
    nが、1である、請求項1に記載の化粧料。
  3. (A)成分が、1-(2-ヒドロキシエチル)-2-イミダゾリジノンである、請求項1または2に記載の化粧料。
  4. (A)成分の配合量が、化粧料の総量に対して、0.01~5質量%である、請求項1~3のいずれか一項に記載の化粧料。
  5. (B)成分の配合量が、化粧料の総量に対して、0.01~3質量%である、請求項1~4のいずれか一項に記載の化粧料。
  6. (D)成分の配合量が、化粧料の総量に対して、3~30質量%である、請求項1~5のいずれか一項に記載の化粧料。
  7. B型回転粘度計を用いて30℃で測定した粘度が、1~3,000mPa・sである、請求項1~6のいずれか一項に記載の化粧料。
  8. 以下の工程:
    (I)親水性非イオン界面活性剤を水溶性溶媒に添加し、これに油分を添加して、乳化組成物を形成する工程、
    (II)前記乳化組成物に水を添加し、水中油型乳化組成物を形成する工程、および
    (III)前記水中油型乳化組成物に、前記環状カルボキサミド誘導体またはその塩を含んでなる水溶液を添加し、水中油型乳化化粧料を形成する工程
    を含んでなる、請求項1~7のいずれか一項に記載の化粧料の製造方法。
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