JP2023076047A - 粉末塗布装置及び三次元造形装置 - Google Patents

粉末塗布装置及び三次元造形装置 Download PDF

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Abstract

【課題】造形品質の低下を抑制することができる粉末塗布装置を提供する。【解決手段】粉末塗布装置は、水平方向に沿った一方向に延在する、粉末床の表面を均すための均し部材と、均し部材を支持する支持機構と、を備え、均し部材は、均し部材の少なくとも一部が支持機構に対して一方向に沿って摺動可能な状態で、支持機構に支持されている。【選択図】図3

Description

本開示は、粉末塗布装置及び三次元造形装置に関する。
特許文献1には、材料である粉末を固化させて造形物を製造する積層造形装置が記載されている。この積層造形装置は、粉末を含む粉末床を保持可能な造形テーブルと、造形テーブルに保持された粉末をレーザにより固化させるレーザ光射出部と、造形テーブルに供給される粉末を堆積させる粉末供給テーブルと、粉末供給テーブルに堆積している粉末を造形テーブルへ掻き寄せるリコータ装置と、を備える。
特開2007-307742号公報
三次元造形装置では、作業テーブル上に積層された粉末床に電子ビーム、レーザ等が照射されることによって、粉末床が高温になり得る。この場合、粉末床の熱がリコータ装置のような粉末塗布装置(均し部材)に伝わる。このような伝熱によって、粉末塗布装置が熱膨張をすると、粉末塗布装置に反り上がり等の変形が発生することが考えられる。粉末塗布装置が変形した場合、粉末床を平坦に均すことが困難となり、造形品質が低下する虞がある。
本開示は、造形品質の低下を抑制することができる粉末塗布装置及び三次元造形装置を提供することを目的とする。
本開示の一形態に係る粉末塗布装置は、水平方向に沿った一方向に延在する、粉末床の表面を均すための均し部材と、均し部材を支持する支持機構と、を備え、均し部材は、均し部材の少なくとも一部が支持機構に対して一方向に沿って摺動可能な状態で、支持機構に支持されている。
本開示の一形態に係る三次元造形装置は、チャンバと、チャンバ内に配置され、粉末床を保持する作業テーブルと、作業テーブルに保持された粉末床にエネルギビームを照射する照射装置と、チャンバ内に配置され、粉末床の表面を均す上記の粉末塗布装置と、を含む。
上記の粉末塗布装置のように、均し部材が水平方向に沿った一方向に延在している場合、高温になった均し部材の熱膨張の方向は、主として、延在方向である一方向に沿いやすい。上記の粉末塗布装置では、一方向に延在する均し部材が当該一方向に摺動可能となるように支持機構に支持されている。これにより、均し部材は、膨張した分だけ一方向に摺動することができる。したがって、均し部材において膨張による反り上がり等が抑制されるので、造形品質の低下を抑制できる。
支持機構は、複数の支持部材を含み、複数の支持部材のそれぞれは、一方向に沿って互いに離間していてもよい。この構成では、隣り合う支持部材同士の間を空間として形成することができる。
支持機構は、均し部材を下向きに付勢する付勢部材を含んでもよい。この構成では、均し部材の上端の高さ位置を一定に保持することができる。
支持機構を支持するベースフレームを更に備え、ベースフレームの熱膨張率は、均し部材の熱膨張率よりも小さくてもよい。この構成では、ベースフレームの熱膨張による変形が抑制される。
支持機構を支持するベースフレームを更に備え、ベースフレームは、当該ベースフレームを冷却するための冷却機構を含んでもよい。この構成では、ベースフレームが高温になることが抑制される。
本開示の一形態によれば、造形品質の低下を抑制することができる粉末塗布装置及び三次元造形装置が提供される。
図1は、一例の粉末塗布装置を備えた三次元造形装置を模式的に示す断面図である。 図2は、一例の三次元造形装置の処理部を示す平面図である。 図3は、一例の三次元造形装置の粉末塗布装置を作業テーブルの径方向から見た模式図である。 図4は、一例の三次元造形装置の粉末塗布装置を作業テーブルの周方向から見た模式図である。 図5は、一例の三次元造形装置の粉末塗布装置を作業テーブルの周方向から見た模式図である。 図6は、他の例の粉末塗布装置を模式的に示す断面図である。 図7は、さらに他の例の粉末塗布装置を模式的に示す断面図である。 図8は、さらに他の例の粉末塗布装置を模式的に示す断面図である。 図9は、さらに他の例の粉末塗布装置を模式的に示す断面図である。 図10は、さらに他の例の粉末塗布装置を模式的に示す断面図である。
以下、本開示の実施形態について、図面を参照しながら説明する。図面の説明において同一要素には同一符号を付し、重複する説明は適宜省略する。
図1に示す三次元造形装置1は、いわゆる3D(三次元)プリンタである。三次元造形装置1は、層状に配置した粉末Pに部分的にエネルギを付与することにより、粉末Pを焼結又は溶融する。三次元造形装置1は、粉末Pの焼結又は溶融を繰り返すことにより、三次元の造形物Mを製造する。
造形物Mは、例えば、機械部品などである。造形物Mは、その他の構造物であってもよい。粉末Pは、多数の粉末体によって構成される。粉末Pは、例えば、金属粉末である。金属粉末の例としては、例えば、チタン系金属粉末、インコネル(登録商標)粉末、アルミニウム粉末、ステンレス鋼粉末などが挙げられる。粉末Pは、金属粉末に限定されない。粉末Pは、例えば、樹脂粉末であってもよいし、CFRP(Carbon Fiber Reinforced Plastics)など、炭素繊維と樹脂とを含む粉末であってもよい。粉末Pは、導電性を有するその他の粉末であってもよい。粉末Pは、導電性を有していなくてもよい。
図1に示すように、三次元造形装置1は、ハウジング(チャンバ)5、駆動部10、造形処理部30、及び制御部50を備える。ハウジング5は、複数のコラムによって支持されている。ハウジング5は、造形空間Sを形成する。造形空間Sは、造形処理部30による粉末Pの処理を行うための減圧可能な気密空間である。ハウジング5は、例えば真空チャンバであってもよい。
造形空間Sには、作業テーブル6及び造形タンク7が配置されている。作業テーブル6は、造形処理が行われる処理台である。作業テーブル6は、例えば円板状を呈しており、回転軸線Cを中心に回転可能に設置されている。回転軸線Cは、例えば、鉛直方向に沿っている。作業テーブル6の主面6a(上面)には、造形物Mの原料である粉末Pが配置される。主面6aは、回転軸線Cと直交するように形成されている。
作業テーブル6は、ハウジング5内において、造形タンク7内に配置されている。造形タンク7内において、作業テーブル6は、鉛直方向に沿った方向D1に移動可能である。そして、作業テーブル6は、粉末Pの層数に応じて順次降下する。造形タンク7の周壁は、作業テーブル6の移動を案内する。造形タンク7の周壁の形状は、作業テーブル6の外形に対応していてよい。造形タンク7の周壁と作業テーブル6とは、粉末P及び造形された造形物Mを収容する収容部を構成し得る。作業テーブル6は、造形タンク7の底部を構成してもよい。
駆動部10は、造形に要する種々の動作を実現する。例えば、駆動部10は、作業テーブル6を回転及び昇降させる。駆動部10は、回転ユニット11及び昇降ユニット12を含み得る。回転ユニット11は、回転軸線Cを中心に作業テーブル6を回転させる。回転ユニット11の上端は作業テーブル6に接続されていてもよい。また、回転ユニット11の下端は、駆動源(例えばモータ)に接続されていてもよい。昇降ユニット12は、作業テーブル6を方向D1に沿って昇降させる。昇降ユニット12が作業テーブル6を昇降させることにより、作業テーブル6上の粉末P及び造形物Mは、昇降する。
造形処理部30は、粉末Pを処理することにより、造形物Mを得る。粉末Pの処理は、例えば、粉末Pの供給処理、粉末Pの予熱処理、及び、粉末Pの造形処理を含む。造形処理部30は、作業テーブル6の主面6aの上方に配置されている。図2に示すように、造形処理部30は、例えば、第1造形処理ユニット31A及び第2造形処理ユニット31Bを有する。第1造形処理ユニット31A及び第2造形処理ユニット31Bは、作業テーブル6の回転方向D2(周方向)に沿って並んで配置されている。第1造形処理ユニット31A及び第2造形処理ユニット31Bは、例えば、回転軸線Cを中心とした180°の回転対称の関係となるように形成されている。第1造形処理ユニット31A及び第2造形処理ユニット31Bは、例えば、互いに同一の構成要素を有している。以下、第1造形処理ユニット31A及び第2造形処理ユニット31Bを特に区別して説明しない場合、これらをまとめて単に「造形処理ユニット31」と称する。
造形処理ユニット31は、例えば、供給部35、加熱部32及び照射部(照射装置)33を有する。供給部35は、作業テーブル6の主面6a上に粉末Pを供給する。供給部35は、原料タンク34と粉末塗布装置100とを含む。原料タンク34は、内部に粉末Pを貯留している。また、原料タンク34は、貯留している粉末Pを作業テーブル6の主面6a上に供給する。
粉末塗布装置100は、作業テーブル6の主面6a上に供給された粉末Pの積層物の最上層の表面(上面)を均す。以下、この粉末Pの積層物を「粉末床PA」と呼ぶ。粉末床PAは、粉末Pが溶融又は焼結された造形物Mを含んでもよい。粉末塗布装置100は、作業テーブル6の主面6a上において径方向に延びるように配置される。すなわち、粉末塗布装置100は、作業テーブル6の回転方向に交差する方向に沿って延在している。粉末塗布装置100は、作業テーブル6の回転に伴って、粉末床PAの表面に当接して粉末床PAを敷き均す。このようにして、粉末床PAは、均一の厚さで主面6a上に塗布される。
加熱部32は、主面6a上に塗布された粉末床PAを予熱する。加熱部32は、例えば、加熱部32の下方の粉末床PAを輻射熱によって加熱する装置であってよい。加熱部32は、例えば、赤外線ヒータであってもよいし、他の方式により加熱するヒータであってもよい。
照射部33は、予熱された粉末床PAに対して電子ビーム(エネルギビーム)を照射する。照射部33は、例えば、電子銃である。照射部33は、カソードとアノードとの間に生じる電位差に応じた電子ビームを発生させる。そして、照射部33は、電界調整により収束させた電子ビームを粉末床PAの所望の位置に照射する。電子ビームの照射によって加熱された粉末Pは、溶融又は焼結する。そして、照射部33が粉末Pへの電子ビームの照射を停止すると、粉末Pの温度が下がるため、粉末Pが凝固する。作業テーブル6の回転に伴って、粉末Pへの電子ビームの照射と停止とが複数回繰り返されることにより、造形物Mが形成される。
図2に示すように、供給部35、加熱部32及び照射部33は、回転方向D2(図2において反時計回りとなる方向)に沿って上流から下流に向かって、この順に並んで配置される。このように供給部35、加熱部32及び照射部33が回転方向D2に沿って配置された状態で、作業テーブル6が回転方向D2に回転することにより、供給部35による供給処理と、加熱部32による予熱処理と、照射部33による造形処理とが並行して行われる。作業テーブル6の回転に伴って、各処理が繰り返し行われることによって、主面6a上に造形物Mが造形される。
制御部50は、三次元造形装置1の装置全体の制御を行う電子制御ユニットである。制御部50は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、及びRAM(Random Access Memory)等のハードウェアと、ROMに記憶されたプログラム等のソフトウェアとを含むコンピュータである。制御部50の形態及び配置場所については特に限定されない。制御部50は、駆動部10及び造形処理部30と通信可能に接続されている。制御部50は、CPUがプログラムを実行することによって、駆動部10及び造形処理部30の動作を制御する。
すなわち、制御部50は、作業テーブル6を回転させる回転制御を行う。例えば、制御部50は、作業テーブル6の回転速度などを設定する。制御部50は、作業テーブル6を昇降させる昇降制御を行う。例えば、制御部50は、作業テーブル6の降下速度などを設定する。制御部50は、作業テーブル6の主面6a上に粉末Pを供給する供給制御を行う。制御部50は、作業テーブル6の主面6a上に形成された粉末床PAを予熱する予熱制御を行う。例えば、制御部50は、粉末床PAに与える熱量などを設定する。制御部50は、粉末床PAの粉末Pを溶融又は焼結させる際の電子ビームの照射制御を行う。例えば、制御部50は、電子ビームの照射を開始するタイミング、電子ビームの照射を終了するタイミング、及び電子ビームの照射位置などを設定する。このように、制御部50は、作業テーブル6の回転制御及び昇降制御、予熱制御、照射制御、供給制御を行うことによって、造形物Mを形成するための一連の造形処理を実行する。
粉末塗布装置100について更に詳細に説明する。図3及び図4は、粉末塗布装置100を模式的に示す図である。図3では、粉末塗布装置100を作業テーブル6の径方向から見ている。図4では、粉末塗布装置100を作業テーブル6の周方向から見ている。すなわち、図3では、紙面左右方向が作業テーブル6の回転方向に一致し、図4では、紙面表裏方向が作業テーブル6の回転方向に一致する。また、図4では、紙面右側が作業テーブル6の中心側であり、紙面左側が作業テーブル6の外周側である。図3及び図4に示すように、一例の粉末塗布装置100は、供給部35の下流に設けられており、供給部35から供給された粉末Pを均す。
粉末塗布装置100は、均し部材110と、支持機構120と、ベースフレーム130とを含む。均し部材110は、粉末床PA上の粉末Pを均す部分であり、水平方向に沿った一方向に延在している。以下の説明において、均し部材が延在する一方向を長手方向という場合がある。
図示例の均し部材110は、粉末床PAの移動方向に交差するように、平面視において、作業テーブル6の径方向に沿って作業テーブル6の中央から作業テーブル6の外縁近傍まで直線状に延在している。一例の均し部材110は、粉末床PAを均すための平板状の第1部分111と、第1部分111の上端に形成された第2部分112とを含む。図示例の第1部分111は、矩形平板状をなしている。第1部分111と第2部分112とは一体的に形成されていてよい。一例として、均し部材110は、ステンレス鋼等の金属によって形成されている。
一例において、第2部分112の厚さは、第1部分111の厚さよりも厚く形成されている。なお、第1部分111及び第2部分112の厚さは、長手方向に交差する水平方向の長さである。厚さ方向において第2部分112が第1部分111から突出しているため、第1部分111の均し動作によって粉末Pが上側に移動した場合、粉末Pは第2部分112の下端に接触し得る。これにより、粉末Pが支持機構120の位置まで移動することが抑制されている。
支持機構120は、均し部材110を吊下げた状態で支持している。均し部材110が支持機構120に支持されている状態において、均し部材110は、支持機構120に対して長手方向に摺動可能となっている。例えば、均し部材110は、支持機構120に対して全体的に摺動可能であってもよい。また、均し部材110は、支持機構120に対して部分的に摺動可能であってもよい。
図4に示すように、一例の支持機構120は、複数の支持部材121によって構成されている。複数の支持部材121のそれぞれは、長手方向に沿って互いに離間している。すなわち、互いに隣り合う支持部材121同士の間には空間が形成されている。複数の支持部材121のうち、いずれか一つの支持部材121は、均し部材110に固定されていてもよい。図示例では、3つの支持部材121(支持部材121A,121B,121C)のうち、作業テーブル6の径方向における最も外側に配置された支持部材121Aが均し部材110に固定されており、それ以外の支持部材121B,121Cは、均し部材110を摺動可能に支持している。例えば、支持部材121は、均し部材110よりも熱膨張率及び熱伝導率の小さいセラミック等の材料によって形成されていてよい。
ベースフレーム130は、均し部材110及び支持機構120の長手方向に沿って延在する矩形板状をなしている。ベースフレーム130は、支持機構120を支持している。例えば、支持機構120は、ボルト等の締結部材によってベースフレーム130の下端に固定されていてもよい。ベースフレーム130は、例えば、ハウジング5を構成するフレームに固定されていてよい。図示例では、ベースフレーム130の長手方向の一端130a(例えば作業テーブル6の径方向における外縁側の端部)がハウジング5のフレームに固定されている。ベースフレーム130は、例えば、均し部材110よりも熱膨張率及び熱伝導率の小さいセラミック等の材料によって形成されていてよい。
以上説明のとおり、一例の粉末塗布装置100は、水平方向に沿った一方向に延在する、粉末床PAの表面を均すための均し部材110と、均し部材110を支持する支持機構120と、を備え、均し部材110は、均し部材110の少なくとも一部が支持機構120に対して一方向に沿って摺動可能な状態で、支持機構120に支持されている。
図5は、このような粉末塗布装置100の動作を示す図である。一例の三次元造形装置1では、ハウジング5内を真空(減圧)状態にして、三次元造形が実施される。この場合、ハウジング5内では対流が起こらないため、電子ビームの照射によって加熱された粉末床PAからの熱の輻射及び伝導によって粉末塗布装置100が加熱される。そのため、粉末床PAに近い側から順に粉末塗布装置100が加熱される。すなわち、均し部材110、支持機構120、ベースフレーム130の順に加熱されるため、粉末床PAに近いほど温度が高くなりやすい。例えば、ベースフレーム、支持機構及び均し部材が、いずれも金属製の板体で形成されている場合、粉末床PAに近いほど熱膨張による変形量が大きくなることで、例えば、均し部材が上向きに反り上がる等の可能性が考えられる。この場合、粉末床PAを平坦に均すことが困難となり、造形品質の低下に繋がる虞がある。しかしながら、上述の例では、均し部材110が長手方向に摺動可能に支持されている。すなわち、均し部材110の膨張し易い方向と摺動の方向とが一致している。そのため、図5に示すように、均し部材110は、膨張した分だけ長手方向に摺動することができる。したがって、均し部材110の反り上がり等が抑制されるので、造形品質の低下を抑制できる。
ベースフレーム130の熱膨張率は、均し部材110の熱膨張率よりも小さくてもよい。この構成では、ベースフレーム130の熱膨張による変形が抑制される。例えば、ベースフレームが熱膨張によって変形する場合を考える。ベースフレームでは、粉末床PAに近い部分ほど高温になりやすい。この場合、粉末床PAに近い部分ほど変形量が大きくなるため、ベースフレームは上側に反り上がるように変形しやすい。このようにベースフレームが変形すると、この変形に伴って均し部材が反り上がるように変形する可能性がある。上記構成では、熱膨張によるベースフレーム130の変形が抑制されるため、ベースフレーム130の変形に伴う均し部材110の変形も抑制される。
支持機構120は、複数の支持部材121を含み、複数の支持部材121のそれぞれは、一方向に沿って互いに離間していてもよい。この構成では、隣り合う支持部材121同士の間を空間として形成することができる。この場合、均し部材110から支持部材121を介してベースフレーム130に熱が伝導することを抑制できる。
少なくとも一つの支持部材121は均し部材110に固定されていてよい。この構成では、熱膨張に伴う均し部材110の摺動の方向を制御することができる。すなわち、上記の例では、作業テーブル6の径方向の外側に配置された支持部材121Aが均し部材110に固定されている。この場合、支持部材121B,121Cのみが均し部材110の膨張に伴って摺動するため、均し部材110は、作業テーブル6の径方向の内側に向かって摺動することになる。
続いて、粉末塗布装置100のより具体的ないくつかの例について説明する。図6から図10は、それぞれ粉末塗布装置を作業テーブル6の径方向から見た模式図である。図6に示す粉末塗布装置200は、均し部材210と、支持機構220と、ベースフレーム130とを含む。均し部材210は、粉末床PA上の粉末Pを均す部分であり、水平方向に沿った一方向に延在している。
図示例の均し部材210は、平面視において、作業テーブル6の径方向に沿って作業テーブル6の中央から作業テーブル6の外縁近傍まで直線状に延在している。一例の均し部材210は、粉末床PAを均すための平板状の第1部分211と、第1部分211の上端に形成された第2部分212とを含む。
第2部分212は、第1部分211に連続した下側部分212aと、下側部分212aに連続した上側部分212bとを含む。図示例の下側部分212aの断面形状は、長手方向から見て矩形状を呈している。
上側部分212bは、長手方向から見て、上側になるにつれて互いに離間するように傾斜する一対の側面212b1,212b2と、側面212b1の上端及び側面212b2の上端を互いに接続する平坦な上面212b3と、を有している。すなわち、上側部分212bの断面形状は、長手方向から見て、下底よりも上底が長い台形状を呈している。第1部分211と第2部分212とは一体的に形成されていてよい。
支持機構220は、ベースフレーム130の下端に固定されている。支持機構220は、均し部材210の上側部分212bを収容可能な、上側部分212bに対応した形状の空間221を有している。すなわち、支持機構220は、長手方向から見て、上側になるにつれて互いに離間するように傾斜する一対の側面220a,220bと、側面220aの上端及び側面220bの上端を互いに接続する平坦な上面220cと、を有している。空間221は、下向きに開口している。一対の側面220a,220bのそれぞれの角度は、一対の側面212b1,212b2と実質的に同じであってよい。
支持機構220は、一対の側面220a,220b及び上面220cによって画成される空間221内に均し部材210の上側部分212bを収容することによって、均し部材210を支持している。均し部材210が支持機構220に支持されている状態において、均し部材210は、支持機構220に対して長手方向に摺動可能となっている。なお、支持機構220は、支持機構120が複数の支持部材121によって構成されるのと同様に、長手方向に互いに離間する複数の支持部材によって構成されていてもよい。
図7に示す粉末塗布装置300は、均し部材310と、支持機構320と、ベースフレーム130とを含む。均し部材310は、粉末床PA上の粉末Pを均す部分であり、水平方向に沿った一方向に延在している。
図示例の均し部材310は、平面視において、作業テーブル6の径方向に沿って作業テーブル6の中央から作業テーブル6の外縁近傍まで直線状に延在している。一例の均し部材310は、粉末床PAを均すための平板状の第1部分311と、第1部分311の上端に形成された第2部分312とを含む。
第2部分312は、第1部分311に連続した下側部分312aと、下側部分312aに連続した上側部分312bと、を含む。図示例の下側部分312aの断面形状は、長手方向から見て矩形状を呈している。
上側部分312bは、長手方向から見て、上側になるにつれて互いに離間するように傾斜する一対の側面312b1,312b2と、側面312b1の上端と側面312b2の上端とを接続する平坦な上面312b3と、を有している。すなわち、上側部分312bの断面形状は、長手方向から見て、下底よりも上底が長い台形状を呈している。第1部分311と第2部分312とは一体的に形成されていてよい。
支持機構320は、ベースフレーム130の下端に固定されている。支持機構320は、均し部材310の上側部分312bを収容可能な形状の空間321を有している。一例の支持機構320は、長手方向から見て、上側になるにつれて互いに離間するように傾斜する一対の側面320a,320bと、側面320aの上端と側面320bの上端とを基端としてそれぞれ上側に延在する側面である一対の延在部320c,320dと、一対の延在部320c,320dの上端同士を接続する平坦な上面320eと、を有している。一対の側面320a,320bのそれぞれの角度は、一対の側面312b1,312b2と実質的に同じであってよい。
支持機構320は、一対の側面320a,320b、一対の延在部320c,320d及び上面320eによって画成される空間321内に均し部材310の上側部分312bを収容することによって、均し部材310を支持している。均し部材310が支持機構320に支持されている状態において、均し部材310の上面312b3と支持機構320の上面320eとの間の空間には、例えば圧縮コイルバネ、板バネ等を含む付勢部材325が収容されている。均し部材310は、付勢部材325によって下側に付勢された状態で、支持機構320に対して長手方向に摺動可能となっている。付勢部材325は、長手方向に沿って等間隔で複数配置されていてもよい。均し部材310が下向きに付勢されていることによって、均し部材310の上端の高さ位置は一定に保持されている。付勢部材325は、支持機構320と均し部材310とのいずれかに固定されていてよい。なお、支持機構320は、支持機構120が複数の支持部材121によって構成されるのと同様に、長手方向に互いに離間する複数の支持部材によって構成されていてもよい。
図8に示す粉末塗布装置400は、均し部材410と、支持機構420と、ベースフレーム130とを含む。均し部材410は、粉末床PA上の粉末Pを均す部分であり、水平方向に沿った一方向に延在している。
図示例の均し部材410は、平面視において、作業テーブル6の径方向に沿って作業テーブル6の中央から作業テーブル6の外縁近傍まで直線状に延在している。一例の均し部材410は、粉末床PAを均すための平板状の第1部分411と、第1部分411の上端に形成された第2部分412とを含む。
第2部分412は、第1部分411に連続した下側部分412aと、下側部分412aに連続した上側部分412bとを含む。図示例の下側部分412aの断面形状は、長手方向から見て矩形状を呈している。
上側部分412bは、長手方向から見て周方向に等間隔で凹凸の形成されたスプライン軸412cを含む。スプライン軸412cの幅方向の大きさは、下側部分412aの幅方向の大きさよりも大きい。第1部分411と第2部分412とは一体的に形成されていてよい。
支持機構420は、ベースフレーム130の下端に固定されている。支持機構420は、均し部材410の上側部分412bを収容可能な、上側部分412bに対応した形状の空間421を有している。すなわち、支持機構420の空間421は、長手方向から見て周方向に等間隔で凹凸の溝が形成された、スプライン軸412cに対応した形状を有している。
支持機構420は、複数の凹凸によって画成される空間421内に均し部材410の上側部分412bを収容することによって、均し部材410を支持している。均し部材410が支持機構420に支持されている状態において、均し部材410は、支持機構420に対して長手方向に摺動可能となっている。なお、支持機構420は、支持機構120が複数の支持部材121によって構成されるのと同様に、長手方向に互いに離間する複数の支持部材によって構成されていてもよい。
図9に示す粉末塗布装置500は、均し部材510と、支持機構520と、ベースフレーム130とを含む。均し部材510は、粉末床PA上の粉末Pを均す部分であり、水平方向に沿った一方向に延在している。
図示例の均し部材510は、平面視において、作業テーブル6の径方向に沿って作業テーブル6の中央から作業テーブル6の外縁近傍まで直線状に延在している。一例の均し部材510は、粉末床PAを均すための平板状の第1部分511と、第1部分511の上端に形成された第2部分512とを含む。
第2部分512は、第1部分511に連続した下側部分512aと、下側部分512aに連続した上側部分512bとを含む。図示例の下側部分512aの断面形状は、長手方向から見て矩形を呈している。
上側部分512bは、長手方向に延在し、上向きに開口する溝部513を有している。溝部513は、長手方向から見て、上側になるにつれて互いに近付く方向に傾斜する一対の側面512b1,512b2と、側面512b1の下端と側面512b2の下端とを接続する平坦な底面512b3と、によって画成されている。すなわち、溝部513の断面形状は、長手方向から見て、下底よりも上底が短い台形状を呈している。第1部分511と第2部分512とは一体的に形成されていてよい。
支持機構520は、ベースフレーム130の下端に固定されている。支持機構520は、均し部材510の溝部513に収容可能な形状を呈している。すなわち、支持機構520は、長手方向から見て、上側になるにつれて互いに近付くように傾斜する一対の側面520a,520bと、側面520aの下端と側面520bの下端とを接続する平坦な底面520cと、を有している。
支持機構520は、溝部513内に収容されることによって、均し部材510を支持している。均し部材510が支持機構520に支持されている状態において、均し部材510は、支持機構520に対して長手方向に摺動可能となっている。なお、支持機構520は、支持機構120が複数の支持部材121によって構成されるのと同様に、長手方向に互いに離間する複数の支持部材によって構成されていてもよい。
また、図面では、均し部材510の上端とベースフレーム130の下端とが接触しているように見えるが、均し部材510とベースフレーム130とは、互いに離間していてもよい。支持機構520が、長手方向に互いに離間する複数の支持部材によって構成されている場合、均し部材510とベースフレーム130とが互いに離間することによって、均し部材510とベースフレーム130との間に空隙が形成される。
図10に示す粉末塗布装置600は、均し部材110と、支持機構120と、ベースフレーム630とを含む。ベースフレーム630は、均し部材110及び支持機構120の長手方向に沿って延在する矩形板状をなしている。ベースフレーム630は、支持機構120を支持している。例えば、支持機構120は、ボルト等の締結部材によってベースフレーム630の下端に固定されていてもよい。ベースフレーム630は、例えば、ハウジング5を構成するフレームに固定されていてよい。ベースフレーム630の内部には、ベースフレーム630を冷却するための流体が流通する配管631(冷却機構)が埋設されている。配管631を流通する流体は、特に限定されないが、例えば、オイル、水等の液体であってよい。
配管631は、例えば、複数設けられている。複数の配管631は、ベースフレーム630の長手方向に沿って、上下方向に互いに離間して延在している。例えば、配管631は、上下方向に均等に配置されていてもよい。また、配管631は、下側になるほど、すなわち、支持機構に近いほど密になるように配置されてもよい。ベースフレーム630は、例えば、均し部材110よりも熱伝導率の小さいセラミック等の材料によって形成されてもよいし、均し部材110と同じ金属によって形成されてもよい。ベースフレーム630が、ベースフレーム630を冷却するための冷却機構としての配管631を含んでいる構成では、ベースフレーム630が高温になることが抑制される。この場合、ベースフレーム630が金属で形成されていても、ベースフレーム630の過度な変形が抑制される。
本開示は、前述した実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。
例えば、支持機構及び均し部材の形状は、上述の例に限定されない。均し部材の上側部分の形状として、断面台形状、スプライン形状等を示したが、例えば、均し部材の上側部分は、支持機構に対応して支持機構に支持可能な形状であればよく、断面円形状、断面矩形状等の他の形状であってもよい。
また、支持機構が3つの支持部材によって構成されている例を示したが、支持機構は2つ以下の支持部材、又は4つ以上の支持部材によって構成されてもよい。
また、ベースフレームの長手方向の一端がハウジングに固定された片端支持の例を示したが、ベースフレームは長手方向の両端が支持された両端支持であってもよい。例えば、第1造形処理ユニット31Aのベースフレームと第2造形処理ユニット31Bのベースフレームとが互いに支持し合うことによって、それぞれのベースフレームを両端支持にすることができる。
また、回転する作業テーブルの上方に粉末塗布装置が固定される例を示したが、粉末塗布装置は、作業テーブルに対して相対的に移動可能に設けられていればよい。例えば、粉末塗布装置は、固定された作業テーブルの上方において水平面に沿って往復移動可能に配置されていてもよい。
また、エネルギビームとして電子ビームを照射する例を示したが、電子ビーム以外のエネルギビームが照射されてもよい。すなわち、エネルギビームは、粉末床にエネルギを供給し得るビームであればよく、例えば、イオンビームその他の荷電粒子ビームであってもよいし、レーザビーム等であってもよい。
1 三次元造形装置
6 作業テーブル
100 粉末塗布装置
110 均し部材
120 支持機構
121 支持部材
130 ベースフレーム
325 付勢部材
631 配管(冷却機構)
PA 粉末床

Claims (6)

  1. 水平方向に沿った一方向に延在しており、粉末床の表面を均すための均し部材と、
    前記均し部材を支持する支持機構と、を備え、
    前記均し部材は、前記均し部材の少なくとも一部が前記支持機構に対して前記一方向に沿って摺動可能な状態で、前記支持機構に支持されている、粉末塗布装置。
  2. 前記支持機構は、複数の支持部材を含み、
    前記複数の支持部材のそれぞれは、前記一方向に沿って互いに離間している、請求項1に記載の粉末塗布装置。
  3. 前記支持機構は、前記均し部材を下向きに付勢する付勢部材を含む、請求項1又は2に記載の粉末塗布装置。
  4. 前記支持機構を支持するベースフレームを更に備え、
    前記ベースフレームの熱膨張率は、前記均し部材の熱膨張率よりも小さい、請求項1~3のいずれか一項に記載の粉末塗布装置。
  5. 前記支持機構を支持するベースフレームを更に備え、
    前記ベースフレームは、当該ベースフレームを冷却するための冷却機構を含む、請求項1~3のいずれか一項に記載の粉末塗布装置。
  6. チャンバと、
    前記チャンバ内に配置され、前記粉末床を保持する作業テーブルと、
    前記作業テーブルに保持された前記粉末床にエネルギビームを照射する照射装置と、
    前記チャンバ内に配置され、前記粉末床の表面を均す請求項1~5のいずれか一項に記載の粉末塗布装置と、を含む、三次元造形装置。
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