JP2023075919A - 滑走具付き高温電熱ヒーター融雪具 - Google Patents

滑走具付き高温電熱ヒーター融雪具 Download PDF

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Abstract

【課題】雪国での除雪作業は重労働であり少子高齢化で除雪や屋根雪降ろしなどの過労による人的被害も深刻で、雪を飛ばしたり運んだりする除雪機は高価でもありも敷地が狭い市街地では飛ばす雪捨て場もなく使用出来ない事がある。雪捨て場のない歩道や通学路などの除雪も体力をあまり必要とせずに大雪を融雪する事が出来る滑走具付き高温電熱ヒーター融雪具を提供する。【解決手段】プレートヒーター(2x)を取り付けたパイプ枠(3)に筒状持ち柄(4)とスキー板(5’)を取付け、筒状持ち柄(4)を手に持ってIC電源及び温度コントロールスイッチ(2d)の電源を入れて高温になったプレートヒーター(2x)を順次雪の塊の中へ押し込んで融雪し、融水で凸凹になった雪面もスキー板(5’)で滑らせて移動して行く。重労働の屋根雪降ろしやその後の硬い雪をスコップで切り出す事での過労事故などもなくす為にも滑走具付き高温電熱ヒーターで融雪をする。【選択図】図5

Description

本発明は、滑走具(5)に搭載させた高温電熱ヒーター融雪具(1)で温熱を利用して雪を消す滑走具付き高温電熱ヒーター融雪具に関するものである。
雪国での除雪作業は雪の量及び湿った重い雪など雪の質によっては想像以上に重労働である。数年ごとに又は局地的に見舞われる大雪・豪雪では甚大な被害が持たされている。
屋根雪降ろし中の転落や軒先の雪の落下、除雪作業での過労による人的被害も後を絶たず、少子高齢化により若者が少なくなり孤立する地域では高齢者自ら屋根雪降ろしや除雪をせざるを得ず事故が増え、益々除雪作業は過酷なものになってきている。幹線道路では大型重機の普及で除雪・排雪作業は進歩しているがそれ以外の道路や個人住宅地では依然として人力が頼りで、スコップや除雪用スノッパーで雪を小川や側溝へ排雪する他はない。
しかし、降雪期には小川や側溝はすぐに雪で溢れ雪捨て場はなくなってしまう。道路は轍で凸凹となり車の渋滞が起きてしまう。通学路も雪捨て場がなく容易に除雪ができず、車も歩行者も危険にさらされてしまう。物流社会において生活道路の雪による不通は個々の生活にも地域経済にも大きな打撃をもたらしている。
また軒先の雪の落下に於いては、運悪く大量の雪の落下により重傷を負う事や死亡事故になる事もある。従来、長い竿で軒先からはみ出した雪を叩き落すか、アルミ製のT字型のひっかき棒で落とす方法がある。しかし雪が凍みて硬い朝では落下させる事は容易ではなく、雪が緩み始めた頃に家にいる主婦や高齢者が叩きひっかき落とす事もかなり腕力が必要で、落とした雪が自分に当たり負傷する事例もある。電熱型融雪具も多々考案されているがいずれも豪雪地域で活用するにはそぐわなくて実用化されていない。2~30センチメートルの積雪で大混乱が起きてしまう地方と1メートルの積雪にも動じない地方とでは除雪用具や除雪作業そして対策意識に於いてもおのずと違いがある。寒冷また大雪の中でも持ち易く移動し易いなど操作性が良い除雪用具そして雪への恐れと除雪作業のタイミング、安全性なども求められている。屋根に積もった雪の重さは、新雪で1立方メートル当たり約300キログラムと云われ、その上に雨が降り水分を含むと暈は減っても重量は約3から5倍になると云われている。雪国では冬季に雨は降らなかったが地球温暖化の影響からか降雪の後雨天があるようになった。北海道でも以前は気温が低くさらさらの軽い粉雪で風に飛ばされ、屋根雪はあまり積もらなくて屋根雪降ろしの必要がなかったが近年は北陸に降る雪に似て湿った重たい雪が降るようになり屋根に掛かる負担が大きくなってきている。雪国では家屋の庇や軒先だけが壊れる事がとても多い。屋根雪降ろしをするまでもない場合でも、幼子の上に落ちてこないように軒先の雪はなるべく早く落としておく方がよいとされている。雪を飛ばしたり運んだりする除雪機もあるが高価でもあり、雪を飛ばすスペースや運んだ雪の捨て場もない場合は使用できない。
屋根雪降ろしを依頼した場合の標準作業価格(平成29年度・福井県大野市)は屋根面積76平方メートル(約23坪)当たり1人1万4800円、2~3人でする事が多く、但し、降ろした雪の処理費用は含まない。原則として弁当や用具は作業員が持参し、交通費は依頼者が実費負担とされているが人手不足で年々作業価格は上がっている。流雪溝や雪捨て場がない場合では、時間も価格も多大になってしまう。大掛かりな屋根融雪装置もあるが設備費は高価でランニングコストも大きい。近年、短期間にドカ雪となる傾向があり2017年12月から2018年2月上旬までに日本海側では何度も大雪があり、特に2月上旬には北陸地方では記録的な大雪となり、国道8号線大渋滞で北陸豪雪、福井豪雪とも呼ばれた。2020年12月16日から21日までに死者6人、重傷者21人。翌1月7日から14日までに死者21人、重傷者43人という大雪に伴う除雪などでの被害が出ている。ドカ雪と言われている短期間に1メートルから1.5メートル以上の積雪があると従来の除雪作業では体力的負担が大きく、少子高齢化で作業を依頼しても人手も足りず、雪の捨て場も確保できず、道路渋滞、家屋崩壊、屋根雪の落下、屋根からの転落事故などが免れない。従来考案されている電熱型融雪具も大雪には不適切で実用化されていない。屋根雪の融雪に関しては瓦の下に電熱線を配置して瓦を温めるものと、ボイラーで温めた不凍液を瓦の上に設置した配管に循環させて直接積雪を融雪する方法があるがどちらも工事費は高価で屋根面積76平方メートル(約23坪)当たり約百数十万円掛かる。ランニングコストはどちらの方式もセンサー感知で雪が降り出して数センチメートルの積雪で稼働する。それは20~30センチメートル以上の積雪の後に稼働させ熱を入れても接触面だけが融雪されて空洞になってしまうからでたとえ僅かな降雪の日でも光熱費が掛かってしまう。年度によっては数日20~30センチメートルの積雪が続いても日差しの当たる好天の日が交互にやってきて結果的には屋根雪降ろしをやらずに済む年でも無駄に光熱費を使う事になる。雪の重みに耐える設計の雪国の屋根には少量の雪は消さずに耐えられない寸前まで待つ方がエネルギー消費せず、ある程度積もってから消す方が効率的である。屋根に30~40センチメートル積もってからボイラーで沸かした温水を芝生の水撒きの様に散水して融雪する方法も推奨されたがほとんど普及していない。
解決しようとする問題点である、大雪による除雪・排雪に係る重労働を軽減し、腕力のない女性や高齢者でも楽に除雪・排雪作業が出き、たとえ雪捨て場がなくても融雪して雪を消す事で災害時の避難経路や場所の確保など、危険な状態や事故を減らす事を目的とした本発明の滑走具付き高温電熱ヒーター融雪具を提供する事にある。
本発明の滑走具付き高温電熱ヒーター融雪具は、高温電熱ヒーター(2)に固定用縁(2b)を複数個設け、固定用縁(2b)に固定する高温電熱ヒーター(2)に重ねて設けたパイプ枠(3)に中空の補強軸(3a)を設け補強軸(3a)に中空の筒状持ち柄(4)の先端が嵌合する柄取付け具(3b)を設け、高温電熱ヒーター(2)の電源供給コード(2c)をパイプ枠(3)に設けたコード通し穴(3c)から筒状持ち柄(4)に設けたコード通し穴(4a)を介して通し、ヒーターの空焼き防止タイマーを組み込んだIC電源及び温度コントロールスイッチ(2d)とプラグ(2e)に繋ぐ。高温電熱ヒーター融雪具(1)のパイプ枠(3)の下部の辺に滑走具(5)を設けた融雪具である。
本発明の滑走具付き高温電熱ヒーター融雪具は、高温電熱ヒーター融雪具(1)の高温電熱ヒーター(2)を内部に設けた金属製のプレートヒーター(2x)のプレートの端に固定用縁(2y)を設け、固定用縁(2y)に固定するプレートヒーター(2x)に重ねて設けた金属製のパイプ枠(3)を溶接し金属製のパイプ枠(3)の辺の四隅の角から十字型に中空の補強軸(3a)を設け補強軸(3a)の交差する中心部に中空のアルミ製の筒状持ち柄(4)の先端が嵌合する柄取付け具(3b)を設ける。高温電熱ヒーター(2)の電源供給コード(2c)を金属製のパイプ枠(3)の上部に設けたコード通し穴(3c)からアルミ製の筒状持ち柄(4)の下部に設けたコード通し穴(4a)を介して通し、ヒーターの空焼き防止タイマーを組み込んだIC電源及び温度コントロールスイッチ(2d)とプラグ(2e)に繋ぐ。高温電熱ヒーター融雪具(1)のアルミ製の筒状持ち柄(4)の最下部に角型持ち柄(13)及び樹脂カバー付き延長筒状持ち柄(21)の柄交換用ジョイント(4b)を設ける。アルミ製のパイプ枠(3)の下部の辺にスキー板(5’)をパイプ枠(3)と直角に間隔を開けて左右二本を滑走具取付け具(5a)で取付けた融雪具である。
本発明の滑走具付き高温電熱ヒーター融雪具は、高温電熱ヒーター融雪具(1)に取り付けたスキー板(5’)の長さを約50~60センチメートルにして二枚のスキー板(5’)のそれぞれの後部に設けた固定金具(9a)でスキー板(5’)後部に乗せたポータブル電源(8)の蓋付き収納容器(9)を固定した融雪具である。
本発明の滑走具付き高温電熱ヒーター融雪具は、プレートヒーター(2x)を金属製のスノッパー型高温電熱ヒーター融雪具A(14)スノッパーの雪受け部(14a)に溶接又はヒーター固定ボルト及びナット(16)でボルト留め固定搭載し、スノッパーの雪受け部(14a)の下部にスキー板(5’)を設けたスノッパー型の高温電熱ヒーター融雪具である。
本発明の滑走具付き高温電熱ヒーター融雪具は、プレートヒーター(2x)を金属製のスノッパー型高温電熱ヒーター融雪具B(15)スノッパーの雪受け部(15a)に溶接又は、ヒーター固定ボルト及びナット(16)でボルト留め固定搭載し、スノッパーの雪受け部(15a)の下部にスキー板(5’)の長さをスノッパーの雪受け部(15a)より後方に約30センチメートル長く設け固定金具(9a)でスキー板(5’)後部に乗せたポータブル電源(8)の蓋付き収納容器(9)を固定したスノッパー型の高温電熱ヒーター融雪具である。
本発明の滑走具付き高温電熱ヒーター融雪具は電源を入れ熱くなった高温電熱ヒーター(2)で順次融雪していくだけなので近くに流雪溝もなく大雪で雪捨て場もない場合や、体力的にスコップや除雪用スノッパーでの除雪が困難な時にも楽に融雪が出来る。また、硬い雪をスコップで切り出す事で肩や腰を痛める事も防止できる。たとえ雪捨て場がなくても融雪して雪を消す事で災害時の避難経路や場所の確保など、危険な状態や事故を減らす事が出来る。屋根の軒先にはみ出した雪に於いても毎年、運悪く大量の雪の落下により重傷を負う事や死亡事故になる事もある。早朝の出勤前には低温で軒先の雪も固くて落とせなく、気温が上がり緩んでくると自然落下する。腕力のない女性や高齢者でも雪が自然落下する前に落しておく事ができ、いつ何時落下するかもしれない事故を未然に防ぐ事ができる。滑走具付き高温電熱ヒーター融雪具は高温電熱ヒーター(2)とアルミ製筒状持ち柄(4)を組み合わせる事により、従来の除雪用スノッパーやママさんダンプなどの除雪具では出来なかった雪を消してしまう事が出来、除雪をして積んだ雪の後始末という重労働が必要ではなくなる。雪国では寒中過酷な除雪作業中に過呼吸になる事や急性脳梗塞で救急搬送される事案が多くあるが、アルミ製筒状持ち柄(4)を持ち上げて長時間支えていなくても滑走具付き高温電熱ヒーター融雪具は下部に設けたスキー板(5’)での移動と高温電熱ヒーター(2)との相乗効果で腕力が弱い高齢者や子女でも軽い力で押すだけで広範囲の積雪も楽に除雪作業が出来る。雪国では使い慣れているスノッパーも1963年(昭和38年)の三八豪雪の時はまだ世の中に普及していなくてスコップやこうすき(ばんばとも云う)で除雪をしていた。除雪具の新規・進歩性に於いても大雪で甚大な人的・経済的被害を持たされている雪国であるか否かで最適な形状が必須であり、昭和38年の三八豪雪時代にはまだ世の中になかった金属製のスノッパーが昭和40年頃から出現し、後のプラスチック製のママさんダンプも形状は現在もほとんど変わりなく底面が平らで持ち手もその角度も屋根の上でも使いやすく半世紀以上不変で、無くてはならない除雪用具となった。スコップやこうすき(ばんば)の20~30倍以上の仕事量がある。その形状で電熱融雪をする事、また、底面が熱せられて下の雪が解け水分の含んだ雪の抵抗で滑りが悪くなる為に底面にスキー板を設けて移動しやすくする事、それは従来の優秀な除雪具と高温電熱ヒーターの組み合わせ及びスキー板を組み合わせる事により単体ではできなかった融雪とスムーズな操作性が新規に加えられ相乗効果が得られる。
梯子をかけて屋根に上り屋根雪降ろしをする時は、先ずは従来のように梯子の最上部に
足を乗せたまま片手で梯子を支えもう片方の手にスコップを持ち、片手で軒先の雪を落し屋根の軒先に登る為の足場を作る。そして慎重に屋根の上の狭い空間に立ち屋根の上に約2メートル四方の足場の空間を作り一旦梯子を下りる。あらためて本発明の滑走具付き高温電熱ヒーター融雪具を持って上がり使用する。スコップ又は除雪用スノッパーで屋根の雪をすくっては下へ放り投げるより体力的に楽であり、重労働の降ろした雪の処理も必要ない。電源コード(2c)が作業に邪魔になり不都合な場合は、実施例2のポータブル電源(8)を使用する事も可能である。地上で使用する時と異なりポータブル電源(8)はスキー板(5’)には載せずにビニール袋などに包み、屋根の上のまだ融雪していない雪を踏み固めた上に倒れないように置く。融雪が進むごとに作業に最適な置き場所にポータブル電源(8)を移動させる。融雪していく順路は頂上から融雪していくと軒先の積雪に流れ込んだ水が含くまれ重くなり軒に負担が掛かり危険なので、融雪は軒先から始め、徐々に頂上へ進む。融雪した場所へ足を踏み入れると滑って危険なので個々に順路を考えて移動するがその他に熟練者の良い順路も参考になる。屋根雪降ろしは通常80~100センチメートル以上の積雪で行う事が多いが、その時点にだけ数時間本発明の滑走具付き高温電熱ヒーター融雪具で融雪する方が、高価な屋根融雪装置で降雪の度に融雪をして屋根に雪を溜めないより光熱費は安価となる。屋根に設置する融雪装置はセンサー感知で雪が降り出して数センチメートルの積雪で稼働する。それは20~30センチメートル以上の積雪の後に稼働させ熱を入れても接触面だけが融雪されて空洞になり、雪はどんどん積もり大変なことになる為で、たとえ僅かな降雪の日でも光熱費が掛かってしまう。屋根雪を降ろさなくても良い年度でも冬期間に使う光熱費は大きく、本発明の滑走具付き高温電熱ヒーター融雪具で屋根雪下ろしが必要な時点で融雪する方が効率的である。
本発明の滑走具付き高温電熱ヒーター融雪具を用途により大型化、また形状を変えて重機車両や乗用車や鉄道のラッセル車に取り付ける事で、豪雪で除雪・排雪が充分出来ない時に融雪をして道路渋滞やラッセルパワー不足での鉄道運休なども緩和、減少する事も可能である。また、雪捨て場がなくて歩道や通学路の除雪、排雪が出来ない時も融雪する事で通行が可能となり災害時の避難経路や場所の確保などに役立つ。
本発明に係る高温電熱ヒーター(2)の説明的参考平面図である。 本発明に係る高温熱電ヒーター(2)に重ねて設けたパイプ枠(3)の側面の一部を拡大した断面図である。 本発明に係る滑走具付き高温電熱ヒーター融雪具の高温電熱ヒーター融雪具(1)の説明的斜視図である。 本発明に係る滑走具付き高温電熱ヒーター融雪具の滑走具取付け具(5a)及び滑走具取付け具受け具(3d)の説明的斜視図である。 本発明に係る滑走具付き高温電熱ヒーター融雪具の実施例1の参考図である。 本発明に係る実施例2のポータブル電源(8)を収納する蓋付きの収納容器(9)搭載の滑走具付き高温電熱ヒーター融雪具の説明的側面図である。 本発明に係る樹脂カバー付き延長筒状持ち柄(21)の一部縦断説明的参考図である。 本発明に係る実施例3のスノッパー型高温電熱ヒーター融雪具A(14)のプレートヒーター(2x)の後方を高く傾斜を付けた状態の説明的参考図である。 本発明に係る実施例4のポータブル電源(8)を収納する蓋付きの収納容器(9)搭載のスノッパー型高温電熱ヒーター融雪具B(15)の説明的参考図である。 本発明に係る樹脂カバー付き延長筒状持ち柄(21)使用の説明的参考図である。 本発明に係る滑走具付き高温電熱ヒーター融雪具を使用する屋根雪降ろしの順路参考例を示す説明的参考図である。
本発明の滑走具付き高温電熱ヒーター融雪具は高温電熱ヒーター(2)の発熱体であるニクロム線を耐熱マイカ板で絶縁しステンレス、ボルデ鋼板などでその周りを覆い密着させて内部に設けた金属製のプレートヒーター(2x)のプレートの両端に固定用縁(2y)を設ける。固定用縁(2y)に固定する金属製のプレートヒーター(2x)に重ねて設けた金属製のパイプ枠(3)を溶接し金属製のパイプ枠(3)の辺の四隅の角から十字型に中空の補強軸(3a)を設け補強軸(3a)の交差する中心部に中空のアルミ製の筒状持ち柄(4)の先端が嵌合する柄取付け具(3b)を設ける。高温電熱ヒーター(2)の非加熱部(2a)からの電源供給コード(2c)を金属製のパイプ枠(3)の上部に設けたコード通し穴(3c)からアルミ製の筒状持ち柄(4)の下部に設けたコード通し穴(4a)を介して通し、ヒーターの空焼き防止タイマーを組み込んだIC電源及び温度コントロールスイッチ(2d)とプラグ(2e)に繋ぐ。高温電熱ヒーター融雪具(1)のアルミ製の筒状持ち柄(4)の最下部に角型持ち柄(13)及び樹脂カバー付き延長筒状持ち柄(21)の柄交換用ジョイント(4b)を設け、アルミ製のパイプ枠(3)の下部の辺にスキー板(5’)を設ける。大量の雪や湿った重たい雪を、スコップや除雪用スノッパーですくっては何度も何度も雪捨て場へ運ぶ事をせずに、実施例1として、滑走具付き高温電熱ヒーター融雪具のアルミ製の筒状持ち柄(4)を手に持って押しながらスキー板(5’)を滑らせる。アルミ製の筒状持ち柄(4)下部のマジックテープ(登録商標)留めバンド(11)に留めたプレートヒーター(2x)のヒーターの空焼き防止タイマースイッチを組み込んだIC電源及び温度コントロールスイッチ(2d)の電源スイッチを入れて高温になったプレートヒーター(2x)を雪の塊の中へ押し込む。数秒で融雪が終えたら次から次へと押し込み移動して体力を使わずに融雪をしていく。大量に雪を解かすためには400℃以上の熱量が必要で、電圧100ボルト仕様ではワット密度を上げてもヒーターの長さに限界がある。高温電熱ヒーター(2)を電圧200ボルト仕様の高熱ヒーターとして、高温電熱ヒーター(2)の空焼きを防ぐ為にはヒーターの空焼き防止タイマースイッチ(2d)を数分で切れるように設定し、電源が切れた後、少し間をおいてまた電源を入れ融雪を繰り返す。これは寒冷地での作業で突発的に体調を崩し融雪作業が出来なくなった時の安全策でもあり高温電熱ヒーター(2)の空焼きを防止する。溶けた雪で地面にシャバシャバの雪が残り、雪国で57年前から重宝され除雪に使われているスノースノッパーでもシャバシャバの雪には負荷が掛かり移動し難くなる。その欠点を補うためにパイプ枠(3)の下部に設けた滑走具にスキー板(5’)を使用して滑らせながら移動をする。融水のほとんどは少しの勾配でも低い側溝に流れるがどうしても残るシャバシャバの雪にはスキー板の滑走具が適している。プレートヒーター(2x)の表面温度は天候状態や外気温、新雪のふわ雪なのか又は凍み雪なのか又は凍り固まった雪なのかにより設定温度は変える。作業疲れや用事で一旦休む場合はヒーターの空焼き防止タイマーを組み込んだIC電源及び温度コントロールスイッチ(2d)の電源を切り、アルミ製の筒状持ち柄支えスタンド(12)で筒状持ち柄(4)の下部を支えて置く。屋根の軒先にはみ出した雪に於いても凍みて硬くて従来の雪落し具では落とせない場合でも、自然落下での事故を未然に防ぐ為に筒状持ち柄(4)の届く高さの場合は、プレートヒーター(2x)を軒先にはみ出した雪の自分の真上ではなく、40~50センチメートル横のはみ出した雪の中に斜めに押し込み融雪する。届かない高さの場合は筒状持ち柄(4)の下部の柄交換用ジョイント(4b)に樹脂カバー付き延長筒状持ち柄(21)を取付けて、樹脂カバー付き延長筒状持ち柄(21)の金属製フレキシブルパイプ(21a)を屋根の勾配に合うようにくの字型に曲げてプレートヒーター(2x)を自分の真上ではなく40~50センチメートル横の雪の中へ押し込み融雪していく。その場合はスキー板(5’)を取り外して使用する事も可能である。IC電源及び温度コントロールスイッチ(2d)もマジックテープ(登録商標)留めバンド(11)から外して、防寒衣服のポケットに入れて作業する事も可能である。
実施例2はスキー板(5’)の長さを約50~60センチメートルにして二枚のスキー板(5’)のそれぞれの後部に設けた固定金具(9a)でスキー板(5’)後部に乗せたポータブル電源(8)の蓋付き収納容器(9)を固定した滑走具付き高温電熱ヒーター融雪具でありポータブル電源(8)を使用する。
実施例3は従来の除雪用スノッパーの雪受け部に本発明の高温電熱ヒーター融雪具(1)のプレートヒーター(2x)の固定用縁(2y)をスノッパーの雪受け部(14a)に溶接固定したヒーター固定ボルト及びナット(16)でボルト留め固定搭載したスノッパー型高温電熱ヒーター融雪具A(14)であり、融雪している間に地面に残った雪がシャバシャバになり摩擦で平らな底のスノッパーでは動かなくなってしまう事を防ぐ為に、スノッパーの下部に滑走具としてスキー板(5’)を設けたスノッパー型の滑走具付き高温電熱ヒーター融雪具である。
実施例4はプレートヒーター(2x)を金属製のスノッパー型高温電熱ヒーター融雪具B(15)のスノッパーの雪受け部(15a)に溶接又は、ヒーター固定ボルト及びナット(16)でボルト留め固定搭載し、スキー板(5’)の長さをスノッパーの雪受け部(15a)の下部に雪受け部より後方に約30センチメートル長くして二枚のスキー板(5’)のそれぞれの後部に設けた固定金具(9a)でスキー板(5’)後部に乗せたポータブル電源(8)の蓋付き収納容器(9)を固定しポータブル電源(8)搭載のスノッパー型の滑走具付き高温電熱ヒーター融雪具である。
図1は本発明に係る滑走具付き高温電熱ヒーター融雪具の高温電熱ヒーター(2)の説明的参考平面図である。シーズヒーターなどの高温電熱ヒーター(2)を渦型に巻いて非加熱部(2a)から電源供給コード(2c)を出し、高温電熱ヒーター(2)の裏面の上下左右に耐熱素材の矩形の固定用縁(2b)を溶接固定する。
図2は本発明に係る高温電熱ヒーター(2)に重ねて設けた金属製のパイプ枠(3)の側面の一部を拡大した断面図である。金属製のプレートヒーター(2)の裏側の上下左右に耐熱素材の固定用縁(2b)を設けて金属製のパイプ枠(3)と溶接固定する。高温電熱ヒーター(2)の非加熱部(2a)からの電源供給コード(2c)を金属製のパイプ枠(3)の上部に設けた防水加工したコード通し穴(3c)から中空の補強軸(3a)内及びアルミ製の筒状持ち柄(4)へと通す。
図3は本発明に係る滑走具付き高温電熱ヒーター融雪具の高温電熱ヒーター融雪具(1)の説明的斜視図で高温電熱ヒーター(2)の発熱体であるニクロム線を耐熱マイカ板で絶縁しステンレス、ボルデ鋼板などでその周りを覆い密着させて内部に設けた金属製のプレートヒーター(2x)の両端に長く、厚みを持たせ設けた固定用縁(2y)に重ねて設けた金属製のパイプ枠(3)を溶接固定しパイプ枠(3)の辺の四隅の角から十字型にコの字型に曲げた中空の補強軸(3a)を溶接し補強軸(3a)の交差する中心部に中空のアルミ製の筒状持ち柄(4)の雄ネジを切った先端が嵌合する雌ネジを切った中空の柄取付け金具(3b)を溶接固定する。高温電熱ヒーター(2)の防水加工を施した電源供給コード(2c)の出口や金属製パイプ枠(3)の上部に設けたコード通し穴(3c)及び柄取付け具(3b)及びアルミ製筒状持ち柄(4)の下部に設けたコード通し穴(4a)を介し電源供給コード(2c)を通しヒーターの空焼き防止タイマースイッチを組み込んだIC電源及び温度コントロールスイッチ(2d)とプラグ(2e)に繋ぐ。アルミ製筒状持ち柄(4)の下部にIC電源及び温度コントロールスイッチ(2d)を保持するマジックテープ(登録商標)式留めバンド(11)を接着剤で取付ける。アルミ製筒状持ち柄(4)の最下部に雄ネジを、柄交換用ジョイント(4b)に雌ネジを切り嵌合させる。柄交換用ジョイント(4b)の先端に角型持ち柄(13)を角型持ち柄(13)の下部に設けた雄ネジで取り付ける。金属製パイプ枠(3)の下部の辺にパイプを巻くように滑走具取付け具受け具(3d)を2個、間隔を置いて接着固定する。電源供給コード(2c)のコード通し穴(3c)及び(4a)や回路の漏電防止、防水加工を施す。
図4は本発明に係る滑走具取付け具(5a)及び滑走具取付け具受け具(3d)の説明的斜視図で、滑走具を前進ばかりでなく後方へも滑らせ方向転換や移動し易いトップとテールが両方とも反り上がっているツインチップの形をした左右両方のスキー板(5’)に滑走具取付け具(5a)を留めネジ(5b)で止める。金属製パイプ枠(3)の下辺にパイプを巻くように強力接着剤で取り付けた樹脂製の滑走具取付け具受け具(3d)に滑走具取付け具(5a)の金具固定レベルバンド(フロアバンド)(5c)を止める。滑走具取付け具(5a)の後部に斜め上に向けて設けた金具固定支柱(5d)及び自在パイプクランプ(5e)でパイプ枠(3)の補強軸(3a)の中間部位に留める。
図5は本発明に係る滑走具付き高温電熱ヒーター融雪具の実施例1の参考図で高温電熱ヒーター融雪具(1)のパイプ枠(3)の下辺に滑走具取付け具(5a)でスキー板(5’)をプレートヒーター(2x)の前面部とスキー板(5’)の先端とがほぼ同一線上に取付け、筒状持ち柄(4)を手に持って押しながらスキー板(5’)を滑らせ筒状持ち柄(4)下部のマジックテープ(登録商標)留めバンド(11)に留めたプレートヒーター(2x)のIC電源及び温度コントロールスイッチ(2d)の電源スイッチを入れて熱くなったプレートヒーター(2x)を雪の塊の中へ押し込み、数秒で融雪が終えたら次へと押し込み移動して体力を使わずに融雪をしていく。溶けた雪で地面にシャバシャバの雪が残るがスキー板(5’)で滑らせて移動する事が出来る。作業疲れや用事で一旦休む場合はIC電源及び温度コントロールスイッチ(2d)の電源を切り、上部にU字型の受け止め部(12a)を、下部に四本脚の台座部(12b)を設けた筒状持ち柄支えスタンド(12)で筒状持ち柄(4)の下部を支えて置くという実施例を表す。
図6は本発明に係る実施例2のポータブル電源(8)を収納する蓋付きの収納容器(9)の説明的側面図である。滑走具付き高温電熱ヒーター融雪具のスキー板(5’)の長さを約50~60センチメートルにして二枚のスキー板(5’)のそれぞれの後部にL型字型の固定金具(9a)をスキー板(5’)にビス止めしポータブル電源(8)を収納する蓋付きの収納容器(9)側面には雄ネジ(6)と雌ネジ(7)で止める。蓋付き収納容器(9)の内部の底からはスキー板(5’)にビス止めをする。
図7は本発明に係る樹脂カバー付き延長筒状持ち柄(21)の一部縦断説明的参考図である。金属製フレキシブルパイプ(21a)の表面を丈夫な可塑性の樹脂カバー付き延長筒状持ち柄(21)で覆い柄交換用ジョイント(4b)の雌ネジと嵌合する.金属製フレキシブルパイプ(21a)の先端に雄ネジ部(21b)を設ける。
図8は本発明に係る実施例3のスノッパー型高温電熱ヒーター融雪具A(14)の説明的参考図でスノッパーの雪受け部(14a)に溶接固定したヒーター固定ボルト及びナット(16)でプレートヒーター(2x)の固定用縁(2y)をボルト留め固定搭載する。スノッパーの雪受け部(14a)から下部に間隔を開けてスキー板(5’)2本を留めネジ(5b)又は接着固定で留め取り付ける。スノッパーの雪受け部(14a)の側面に水抜き穴(17)をくり抜き設ける。スノッパーの雪受け部(14a)の両側面からコの字型に持ち手(18)を斜め上に向けて溶接固定する。
図9は本発明に係る実施例4のスノッパー型高温電熱ヒーター融雪具B(15)の説明的参考図でスノッパーの雪受け部(15a)に溶接固定したヒーター固定ボルト及びナット(16)でプレートヒーター(2x)の固定用縁(2y)をボルト留め固定搭載する。スノッパーの雪受け部(15a)から下部に間隔を開けてスキー板(5’)2本を雪受け部の寸法より後方へ約30センチメトル長く設け、留めネジ(5b)又は接着固定で留め取り付ける。そのスキー板(5’)のそれぞれの後部にL型字型の固定金具(9a)をスキー板(5’)にビス止めしポータブル電源(8)を収納する蓋付きの収納容器(9)側面には雄ネジ(6)と雌ネジ(7)で止める。蓋付き収納容器(9)の内部の底からはスキー板(5’)にビス止めをする。スノッパーの雪受け部(15a)の側面に水抜き穴(17)をくり抜き設ける。スノッパーの雪受け部(15a)の両側面からコの字型に持ち手(18)を斜め上に向けて溶接固定する。
図10は本発明に係る樹脂カバー付き延長筒状持ち柄(21)使用の説明的参考図で軒先にはみ出した雪の落下を未然に防ぐために筒状持ち柄(4)が届かない高さの場合は筒状持ち柄(4)の下部の柄交換用ジョイント(4b)に樹脂カバー付き延長筒状持ち柄(21)を取付けて、樹脂カバー付き延長筒状持ち柄(21)の金属製フレキシブルパイプ(21a)を屋根の勾配に合うようにくの字型に曲げてプレートヒーター(2x)を自分の真上ではなく40~50センチメートル横の雪の中へ斜めに押し込み融雪していく。出勤前には雪が凍みていて硬くて従来の雪落し具では落とせない場合でも、日中の陽差しで雪が緩んで自然落下する事がある。予測できない自然落下での事故を未然に防ぐ為に早めにプレートヒーター(2x)を軒先にはみ出した雪の中に斜めに押し込み融雪しておく。その場合はスキー板(5’)を取り外して使用する事も可能である。IC電源及び温度コントロールスイッチ(2d)もマジックテープ(登録商標)留めバンド(11)から外して、防寒衣服のポケットに入れて作業する事も可能である。
図11は本発明に係る滑走具付き高温電熱ヒーター融雪具を使用する屋根雪降ろしの順路参考例を示す説明的参考図で梯子をかけて屋根に上り屋根雪降ろしをする時は、先ずは従来のように梯子の最上部に足を乗せたまま、片手で梯子を支えもう片方の手にスコップを持ち、片手で軒先の雪を落し屋根の軒先に登る為の足場を作る。そして慎重に屋根の上の狭い空間に立ち屋根の上に約2メートル四方の足場の空間を作り一旦梯子を下りる。あらためて本発明の滑走具付き高温電熱ヒーター融雪具を持って上がり使用する。電源コード(2c)が作業に邪魔になり不都合な場合は、ポータブル電源(8)を使用する事も可能である。地上で使用する時と異なりポータブル電源(8)はスキー板(5’)には載せずにビニール袋などに包み、屋根の上のまだ融雪していない雪を踏み固めた上に倒れないように置く。融雪が進むごとに作業に最適な置き場所にポータブル電源(8)を移動させる。融雪していく順路は頂上から融雪していくと軒先の積雪に流れ込んだ水が含くまれ重くなり軒に負担が掛かり危険なので、融雪は軒先から始め、徐々に頂上へ進む。融雪した場所へ足を踏み入れると滑って危険なので個々によく考えて移動する。図11の数字番号は安全に融雪していく為の順路を示す。斜線で示すスペースは足場として屋根面から30~40センチメートル融雪せずに残し、最後に後ずさりするようにして融雪する場所である。スキー板(5’)を外して筒状持ち柄(4)を手に持って融雪作業をする事も可能である。
従来の除雪具で雪をすくっては軒先まで移動して地上へ滑り落とす作業よりも体力的には楽ではあるが融雪作業に慣れるまでは慎重に安全な順路などを考慮して融雪する。
大量に雪を解かすためにはヒーター温度は400℃以上の熱量が必要で、電圧100V仕様ではワット密度を上げてもヒーターの長さに限界があり融雪は無理である。雪国での融雪には電圧200V仕様の高温電熱ヒーター(2)が必要である。一般家庭での200V電圧契約の推測普及率については大型家電のエアコンやIHコンロ、蓄暖、温水器使用が増えていて、新築住宅ではオール電化で100V・200V回線が多い。事業所や屋根融雪装置での電熱ヒーター仕様及びボイラーで温めた不凍液循環仕様を設備している家庭も100V・200V回線が多い。少子高齢化で38豪雪や56豪雪の時の人海戦術での除雪は限界がある。又、今までの電熱融雪具や車輪付きの除雪具も降雪の少ない地方では有効であっても、降雪の多い地方では降り積もった雪を融かす事は出来ず、車輪は大雪や水を含んだ雪には全く役立たない。本発明に係る滑走具付き高温電熱ヒーター融雪具及びスノッパー型高温電熱ヒーター融雪具A(14)は従来の優秀な除雪具スノッパーの形状と高温電熱ヒーター(2)の組み合わせ及びスキー板(5’)を組み合わせる事により単体では出来なかった融雪とスムーズな操作性が新規に加えられ相乗効果が得られる。
パイプ枠(3)及び補強軸(3a)は多種類金属や他の軽量素材使用も可能であり形状も角型以外も可能である。パイプ枠(3)と高温電熱ヒーター(2)の接続も溶接以外にもボルト留めや他の留め方も可能である。高温電熱ヒーター(2)及びプレートヒーター(2x)の素材や形態も他の種類可能である。筒状持ち柄(4)もアルミや他の材質も可能であり長さや形状も多種類可能である。樹脂カバー付き延長筒状持ち柄(21)も形体及び材質も多種類可能である。既存のスノッパーの雪受け部(14a)及び(15a)にプレートヒーター(2x)搭載もボルト留め以外に溶接や他の搭載方法も可能である。滑走具取付け具(5a)もレベルバンド(5c)や自在パイプクランプ(5e)以外の取り付け方も可能である。スキー板(5’)も2本でなく雪そりやスノーボードのように幅広いスキー板1本でも可能である。しかし、2本の方が雪面の凹凸が多い場合横転しにくい事もある。筒状持ち柄支えスタンド(12)を筒状持ち柄(4)に添えて取り付ける事も可能である。
1 高温電熱ヒーター融雪具 2 高温電熱ヒーター
2a 電熱ヒーターの非加熱部 2b 固定用縁
2c 電源供給コード
2d IC電源及び温度コントロールスイッチ 2e プラグ
2x プレートヒーター 2y 固定用縁
3 パイプ枠 3a 補強軸
3b 柄取付け具 3c コード通し穴
3d 滑走具取付け具受け具 4 筒状持ち柄
4a コード通し穴 4b 柄交換用ジョイント
5 滑走具 5a 滑走具取付け具
5b 留めネジ 5c 金具固定レベルバンド
5d 金具固定支柱 5e 自在パイプクランプ
5’ スキー板 6 雄ネジ
7 雌ネジ 8 ポータブル電源
9 蓋付き収納容器 9a 固定金具
11 マジックテープ(登録商標)留めバンド
12 筒状持ち柄支えスタンド 12a U字型の受け止め部
12b 四本脚の台座部 13 角型持ち柄
14 スノッパー型高温電熱ヒーター融雪具A 14a スノッパーの雪受け部
15 スノッパー型高温電熱ヒーター融雪具B 15a スノッパーの雪受け部
16 ヒーター固定ボルト及びナット 17 スノッパーの水抜き穴
18 スノッパーの持ち手
21 樹脂カバー付き延長筒状持ち柄
21a 金属製フレキシブルパイプ 21b 雄ネジ部

Claims (5)

  1. 高温電熱ヒーター(2)に固定用縁(2b)を複数個設け、固定用縁(2b)に固定する高温電熱ヒーター(2)に重ねて設けたパイプ枠(3)を接続しパイプ枠(3)に中空の補強軸(3a)を設け補強軸(3a)に中空の筒状持ち柄(4)の先端が嵌合する柄取付け具(3b)を設け、高温電熱ヒーター(2)の電源供給コード(2c)をパイプ枠(3)に設けたコード通し穴(3c)から筒状持ち柄(4)に設けたコード通し穴(4a)を介して通し、IC電源及び温度コントロールスイッチ(2d)とプラグ(2e)に繋いだ高温電熱ヒーター融雪具(1)のパイプ枠(3)の下部の辺に滑走具(5)を設けた滑走具付き高温電熱ヒーター融雪具。
  2. 高温電熱ヒーター(2)を内部に設けた金属製のプレートヒーター(2x)のプレートの端に固定用縁(2y)を設け、固定用縁(2y)に固定するプレートヒーター(2x)に重ねて設けたパイプ枠(3)に中空の補強軸(3a)を設け補強軸(3a)に中空の筒状持ち柄(4)の先端が嵌合する柄取付け具(3b)を設け、プレートヒーター(2x)の電源供給コード(2c)をパイプ枠(3)に設けたコード通し穴(3c)から筒状持ち柄(4)に設けたコード通し穴(4a)を介して通し、IC電源及び温度コントロールスイッチ(2d)とプラグ(2e)に繋いだ高温電熱ヒーター融雪具(1)のパイプ枠(3)の下部の辺に滑走具としてスキー板(5’)をパイプ枠(3)と直角に間隔を開けて左右二本を滑走具取付け具(5a)で取付けた滑走具付き高温電熱ヒーター融雪具。
  3. スキー板(5’)の長さを約50~60センチメートルにして二枚のスキー板(5’)のそれぞれの後部に設けた固定金具(9a)でスキー板(5’)後部に乗せたポータブル電源(8)の蓋付き収納容器(9)を固定した請求項2記載の滑走具付き高温電熱ヒーター融雪具。
  4. 高温電熱ヒーター(2)を内部に設けた金属製のプレートヒーター(2x)をスノッパー型高温電熱ヒーター融雪具A(14)スノッパーの雪受け部(14a)に溶接又はヒーター固定ボルト及びナット(16)で固定搭載し、スノッパーの雪受け部(14a)の下部に間隔を開けてスキー板(5’)を取り付けたスノッパー型の滑走具付き高温電熱ヒーター融雪具。
  5. プレートヒーター(2x)をスノッパー型高温電熱ヒーター融雪具B(15)のスノッパーの雪受け部(15a)に溶接又はヒーター固定ボルト及びナット(16)で固定搭載し、スノッパーの雪受け部(15a)の下部に間隔を開けてスキー板(5’)を取り付けスキー板(5’)の長さをスノッパーの雪受け部(15a)より後方に約30センチメートル長くして二枚のスキー板(5’)のそれぞれの後部に設けた固定金具(9a)でスキー板(5’)後部に乗せたポータブル電源(8)の蓋付き収納容器(9)を固定したスノッパー型の請求項4記載の滑走具付き高温電熱ヒーター融雪具。





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