JP2023075469A - 広角レンズ - Google Patents

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Yosuke Kanzaki
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Abstract

【課題】大きな撮像素子に適用することが可能な広角レンズを提供すること。【解決手段】物体側から像側に向かって順に、前群110、絞り80、および後群120を備える。前群110は、最も物体側から像側に向かって順に、第1レンズ10、第2レンズ20および第3レンズ30からなる。後群120は、最も物体側から像側に向かって順に、第4レンズ40、第5レンズ50および第6レンズ60からなる。レンズ系全体の焦点距離をf0とし、第3レンズ30の物体側Laのレンズ面31の曲率半径をR31とすると、以下の条件式1.500≦R31/f0≦8.000を満たす。【選択図】図1

Description

本発明は、各種撮像系に用いられる広角レンズに関するものである。
広角レンズにおいて、高解像度を得るために5群6枚のレンズ構成が提案されている(特許文献1参照)。特許文献1に記載の広角レンズでは、物体側から像側に向けて、前群、絞り、および後群が順に配置されている。前群には、最も物体側から像側に向けて、3枚のレンズが配置されている。後群には、最も物体側から像側に向けて、1枚のレンズと1枚の接合レンズが配置されている。
特開2016-57562号公報
特許文献1に記載の広角レンズは、自動車などのセンサ装置に用いられている。この広角レンズでは、縮小側結像面に1/4インチの撮像素子が配置される。ここで、センサ装置の性能向上が求められている。この場合、センサ装置の性能向上を目的として、大きな撮像素子、例えば1/3インチの撮像素子、を用いることが検討されている。しかしながら、特許文献1等に記載の広角レンズでは、1/4インチの撮像素子に適するように設計されているので、この広角レンズを1/4インチより大きな撮像素子に適用しても、レンズ系全体の全長が大きくなるとともに、必要な光学性能が得られないという問題がある。
以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、大きな撮像素子に適用することが可能な広角レンズを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る広角レンズは、物体側から像側に向かって順に、前群、絞り、および後群を備え、前記前群は、最も物体側から像側に向かって順に、第1レンズ、第2レンズおよび第3レンズからなり、前記後群は、最も物体側から像側に向かって順に、第4レンズ、第5レンズおよび第6レンズからなり、前記第1レンズは、負のパワーを有し、像側のレンズ面に凹形状を備え、前記第2レンズは、負のパワーを有し、像側のレンズ面に凹形状を備え、前記第3レンズは、正のパワーを有し、前記第4レンズは、正のパワーを有し、前記第5レンズは、負のパワーを有し、物体側のレンズ面に凸形状を備え、像側のレンズ面に凹形状を備え、前記第6レンズは、正のパワーを有し、物体側のレンズ面および像側のレンズ面に凸形状を備え、前記第5レンズおよび前記第6レンズは、前記第5レンズの像側のレンズ面と前記第6レンズの物体側のレンズ面とが接合された接合レンズであり、レンズ系全体の焦点距離をf0とし、前記第3レンズの物体側のレンズ面の曲率半径をR31とすると、以下の条件式
1.500≦R31/f0≦8.000
を満たすことを特徴とする。
本発明では、条件式を満たすので、広角レンズを1/4インチより大きな撮像素子に用いる場合であっても、レンズ系全体の全長が大きくなることを抑制できるとともに、諸収差の発生を抑制することができる。条件式の値が下限値を超える場合には、第3レンズの物体側のレンズ面の曲率半径R31が小さくなりすぎる。すなわち、第3レンズの物体側
のレンズ面のパワーが強くなりすぎる。このため、諸収差の発生を抑制することが困難となる。条件式の値が上限値を超える場合には、第3レンズの物体側のレンズ面の曲率半径R31が大きくなりすぎる。すなわち、第3レンズの物体側のレンズ面のパワーが弱くなりすぎる。このため、レンズ系全体の全長が大きくなりやすい。
本発明において、前記第3レンズの物体側のレンズ面の曲率半径をR31とし、前記第3レンズの像側のレンズ面の曲率半径をR32とすると、以下の条件式
-3.000≦(R31+R32)/(R31-R32)≦-1.400
を満たすことが好ましい。本発明では、条件式を満たすので、広角レンズを1/4インチより大きな撮像素子に用いる場合であっても、レンズ系全体の全長が大きくなることを抑制できるとともに、諸収差の発生を抑制することができる。条件式の値が下限値を超える場合には、第3レンズのパワーが強くなりすぎるので、諸収差の発生を抑制することが困難となる。条件式の値が上限値を超える場合には、第3レンズのパワーが弱くなりすぎるので、レンズ系全体の全長が大きくなりやすい。
本発明において、レンズ系全体の焦点距離をf0とし、前記第4レンズ、前記第5レンズおよび前記第6レンズの合成焦点距離をf456とすると、以下の条件式
2.200≦f456/f0≦2.800
を満たすことが好ましい。本発明では、条件式を満たすので、広角レンズを1/4インチより大きな撮像素子に用いる場合であっても、レンズ系全体の全長が大きくなることを抑制できるとともに、諸収差の発生を抑制することができる。条件式の値が下限値を超える場合には、第4レンズ、第5レンズおよび第6レンズからなる後群の合成パワーが強くなりすぎるので、諸収差の発生を抑制することが困難となる。条件式の値が上限値を超える場合には、後群の合成パワーが弱くなりすぎるので、レンズ系全体の全長が大きくなりやすい。
本発明において、レンズ系全体の焦点距離をf0とし、前記第1レンズ、前記第2レンズおよび前記第3レンズの合成焦点距離をf123とすると、以下の条件式
-6.000≦f123/f0≦-1.300
を満たすことが好ましい。本発明では、条件式を満たすので、広角レンズを1/4インチより大きな撮像素子に用いる場合であっても、レンズ系全体の全長が大きくなることを抑制できるとともに、諸収差の発生を抑制することができる。条件式の値が下限値を超える場合には、第1レンズ、第2レンズおよび第3レンズからなる前群の合成パワーが強くなりすぎるので、諸収差の発生を抑制することが困難となる。条件式の値が上限値を超える場合には、前群の合成パワーが弱くなりすぎるので、レンズ系全体の全長が大きくなりやすい。
本発明において、前記第1レンズ、前記第2レンズおよび前記第3レンズの合成焦点距離をf123とし、前記第4レンズ、前記第5レンズおよび前記第6レンズの合成焦点距離をf456とすると、以下の条件式
-3.000≦f123/f456≦-0.500
を満たすことが好ましい。本発明では、条件式を満たすので、広角レンズを1/4インチより大きな撮像素子に用いる場合であっても、レンズ系全体の全長が大きくなることを抑制できるとともに、諸収差の発生を抑制することができる。条件式の値が下限値を超える場合には、第1レンズ、第2レンズおよび第3レンズからなる前群の合成パワーが、第4レンズ、第5レンズおよび第6レンズからなる後群の合成パワーに対して、弱くなりすぎるので、レンズ系全体の全長が大きくなりやすい。条件式の値が上限値を超える場合には、前群の合成パワーが、後群の合成パワーに対して、強くなりすぎるので、諸収差の発生を抑制することが困難となる。
本発明において、レンズ系全体の焦点距離をf0とし、レンズ系全体の全長をd0とすると、以下の条件式
11.000≦d0/f0≦15.000
を満たすことが好ましい。本発明では、条件式を満たすので、広角レンズを1/4インチより大きな撮像素子に用いる場合であっても、レンズ系全体の全長が大きくなることを抑制できるとともに、諸収差の発生を抑制することができる。条件式の値が下限値を超える場合には、諸収差の発生を抑制しにくい。条件式の値が上限値を超える場合には、各レンズ系が大きくなりやすいとともに、レンズ系全体の全長が大きくなりやすい。
本発明において、レンズ系全体の焦点距離をf0とし、前記第2レンズの焦点距離をf2とすると、以下の条件式
-2.450≦f2/f0≦-2.000
を満たすことが好ましい。本発明では、条件式を満たすので、レンズ系全体の全長が大きくなることを抑制できるとともに、諸収差の発生を抑制することができる。条件式の値が下限値を超える場合には、第2レンズのパワーが弱くなるので、諸収差の発生を抑制できるが、レンズ系全体の全長が大きくなりやすい。条件式の値が上限値を超える場合には、レンズ系全体の全長が大きくなることを抑制できるが、第2レンズのパワーが強くなり過ぎるので、諸収差の発生を抑制することが困難となる。
本発明において、レンズ系全体の焦点距離をf0とし、前記第1レンズおよび前記第2レンズの合成焦点距離をf12とすると、以下の条件式
-1.300≦f12/f0≦-1.100
を満たすことが好ましい。本発明では、条件式を満たすので、レンズ系全体の全長が大きくなることを抑制できるとともに、諸収差の発生を抑制することができる。条件式の値が下限値を超える場合には、第1レンズおよび第2レンズの合成パワーが弱くなるので、諸収差の発生を抑制できるが、第1レンズと第2レンズとの間が広くなりやすいので、レンズ系全体の全長が大きくなりやすい。条件式の値が上限値を超える場合には、レンズ系全体の全長が大きくなることを抑制できるが、第1レンズおよび第2レンズの合成パワーが強くなり過ぎるので、諸収差の発生を抑制することが困難となる。
本発明によれば、広角レンズを1/4インチより大きな撮像素子に用いる場合であっても、レンズ系全体の全長が大きくなることを抑制できるとともに、諸収差の発生を抑制することができる。
本発明の実施形態1に係る広角レンズの説明図である。 図1に示す広角レンズのデータを示す図である。 図1に示す広角レンズの球面収差を示す説明図である。 図1に示す広角レンズの倍率色収差を示す説明図である。 図1に示す広角レンズの非点収差およびディストーションを示す説明図である。 図1に示す広角レンズの横収差を示す説明図である。 本発明の実施形態2に係る広角レンズの説明図である。 図7に示す広角レンズのデータを示す図である。 図7に示す広角レンズの球面収差を示す説明図である。 図7に示す広角レンズの倍率色収差を示す説明図である。 図7に示す広角レンズの非点収差およびディストーションを示す説明図である。 図7に示す広角レンズの横収差を示す説明図である。 本発明の実施形態3に係る広角レンズの説明図である。 図13に示す広角レンズのデータを示す図である。 図13に示す広角レンズの球面収差を示す説明図である。 図13に示す広角レンズの倍率色収差を示す説明図である。 図13に示す広角レンズの非点収差およびディストーションを示す説明図である。 図13に示す広角レンズの横収差を示す説明図である。
以下、本発明を適用した広角レンズ100を説明する。広角レンズ100は、自動車などのセンサ装置に用いられている。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1に係る広角レンズ100の説明図である。図1に示すように、本形態の広角レンズ100は、物体側Laから像側Lbに向かって順に、前群110、絞り80、後群120、および赤外線カットフィルタ81を備える。
前群110は、物体側Laから像側Lbに向かって順に、第1レンズ10、第2レンズ20、および第3レンズ30からなる。後群120は、物体側Laから像側Lbに向かって順に、第4レンズ40、第5レンズ50、および第6レンズ60からなる。第6レンズの像側Lbには、物体側Laから像側Lbに向かって順に、平板状の赤外線カットフィルタ81、透光性のカバー82、および撮像素子85が配置されている。
第1レンズ10は、負のパワーを有する。第1レンズ10は、物体側Laのレンズ面11に凸形状を備え、像側Lbのレンズ面12に凹形状を備える。第2レンズ20は、負のパワーを有する。第2レンズ20は、物体側Laのレンズ面21に凸形状を備え、像側Lbのレンズ面22に凹形状を備える。第2レンズ20は、両面に非球面形状を備える。第3レンズ30は、正のパワーを有する。第3レンズ30は、物体側Laのレンズ面31に凸形状を備え、像側Lbのレンズ面32に凹形状を備える。第3レンズ30は、両面に非球面形状を備える。
第4レンズ40は、正のパワーを有する。第4レンズ40は、物体側Laのレンズ面41に凸形状を備え、像側Lbのレンズ面42に凸形状を備える。第5レンズ50は、負のパワーを有する。第5レンズ50は、物体側Laのレンズ面51に凸形状を備え、像側Lbのレンズ面52に凹形状を備える。第5レンズ50は、両面に非球面形状を備える。第6レンズ60は、正のパワーを有する。第6レンズ60は、物体側Laのレンズ面61に凸形状を備え、像側Lbのレンズ面62に凸形状を備える。第6レンズ60は、両面に非球面形状を備える。第5レンズ50と第6レンズ60は、第5レンズ50の像側Lbのレンズ面52と第6レンズ60の物体側Laのレンズ面61が接着剤(図示せず)によって接合された接合レンズ70である。かかる構成によれば、後群120は、接合レンズ70を備えるので、色収差を適切に補正することができる。
(レンズ構成)
図2は、実施形態1の広角レンズ100データを示す図である。図2に示す通りであり、図2には、広角レンズ100の特性として以下の特性を示してある。なお、図2に示す値は、四捨五入による端数処理を行ってある。
図2には、下記の項目が示されている。ここで、レンズ系全体の全長は、第1レンズ10の物体側Laのレンズ面11から撮像素子85の撮像面850までの光軸L上の距離である。第1レンズ-第6レンズ間の全長は、第1レンズ10の物体側Laのレンズ面11から第6レンズの像側Lbのレンズ面62までの光軸L上の距離である。
レンズ系全体の焦点距離f0(Effective Focal Length)
レンズ系全体の全長d0(Total Track)
レンズ系全体のF値(Image Space)
最大半画角(Max. Field Angle)
瞳径(Pupil Diameter)
第1レンズ-第6レンズ間の全長(L1R1-L6R2 Track)
また、図2には、各面の以下の項目が示されている。面番号に*を付した面は非球面である。曲率半径、厚さ、焦点距離、レンズ半径の単位はmmである。
ここで、レンズ面11は、第1面を構成する。レンズ面12は、第2面を構成する。レンズ面21は、第3面を構成する。レンズ面22は、第4面を構成する。レンズ面31は、第5面を構成する。レンズ面32は、第6面を構成する。絞り80は、第7面を構成する。レンズ面41は、第8面を構成する。レンズ面42は、第9面を構成する。レンズ面51は、第10面を構成する。レンズ面52およびレンズ面61は、第11面を構成する。レンズ面62は、第12面を構成する。赤外線カットフィルタ81の物体側Laの面811は第13面を構成し、像側Lbの面812は第14面を構成する。カバー82の物体側Laの面821は第15面を構成し、像側Lbの面822は第16面を構成する。撮像素子85の撮像面850は第17面を構成する。
また、レンズ面が物体側に向けて突出した凸面あるいは物体側に向けて凹んだ凹面である場合には、曲率半径を正の値とし、レンズ面が像側に向けて突出した凸面あるいは像側に向けて凹んだ凹面である場合、曲率半径を負の値としてある。サグ量(Sag)とは、光軸と直交する仮想平面を仮想基準面としたとき、レンズ面の有効径の最外周における仮想基準面の光軸L上の点から、レンズ面の光軸L上の点までの距離である。また、サグ量が正の値である場合、仮想基準面における光軸Lの点がレンズ面の光軸L上の点よりも物体側に位置し、サグ量が負の値である場合、仮想基準面における光軸Lの点がレンズ面の光軸L上の点よりも像側に位置する。
曲率半径(Radius)
厚さ(Thickness)
屈折率(Nd)
アッベ数(νd)
焦点距離(f)
レンズ半径(Semi-D)
サグ量(Sag)
また、図2には、非球面の形状を下式(数1)で表した際の非球面係数が示されている。下式においては、サグ量(光軸方向の軸)をz、光軸と垂直方向の高さ(光線高さ)をr、円錐係数をk、曲率半径の逆数をcとしてある。
Figure 2023075469000002
実施形態1の広角レンズ100は、レンズ系全体の焦点距離をf0とし、第3レンズ30の物体側Laのレンズ面31の曲率半径をR31とすると、以下の条件式(1)
1.500≦R31/f0≦8.000 ・・・(1)
を満たす。
本条件において、より好ましくは
1.500≦R31/f0≦7.200 ・・・(1a)
を満たす。
本形態では、
f0=0.939mmm
R31=2.457mm
である。よって、R31/f0=2.617であり、条件式(1)を満たす。
実施形態1の広角レンズ100は、条件式(1)を満たすので、広角レンズ100を1/4インチより大きな撮像素子に用いる場合であっても、レンズ系全体の全長が大きくなることを抑制できるとともに、諸収差の発生を抑制することができる。条件式(1)の値が下限値を超える場合には、レンズ面31の曲率半径R31が小さくなりすぎる。すなわち、レンズ面31のパワーが強くなりすぎる。このため、諸収差の発生を抑制することが困難となる。条件式(1)の値が上限値を超える場合には、レンズ面31の曲率半径R31が大きくなりすぎる。すなわち、レンズ面31のパワーが弱くなりすぎる。このため、レンズ系全体の全長が大きくなりやすい。
実施形態1の広角レンズ100は、第3レンズ30の物体側Laのレンズ面31の曲率半径をR31とし、第3レンズ30の像側Lbのレンズ面32の曲率半径をR32とすると、以下の条件式(2)
-3.000≦(R31+R32)/(R31-R32)≦-1.400 ・・・(2)
を満たす。
本形態では、
R31=2.457mmm
R32=6.386mm
である。よって、(R31+R32)/(R31-R32)=-2.251であり、条件式(2)を満たす。
実施形態1の広角レンズ100は、条件式(2)を満たすので、広角レンズ100を1/4インチより大きな撮像素子に用いる場合であっても、レンズ系全体の全長が大きくなることを抑制できるとともに、諸収差の発生を抑制することができる。条件式(2)の値が下限値を超える場合には、第3レンズ30のパワーが強くなりすぎるので、諸収差の発生を抑制することが困難となる。条件式(2)の値が上限値を超える場合には、第3レンズ30のパワーが弱くなりすぎるので、レンズ系全体の全長が大きくなりやすい。
実施形態1の広角レンズ100は、レンズ系全体の焦点距離をf0とし、第4レンズ40、第5レンズ50および第6レンズ60の合成焦点距離をf456とすると、以下の条件式(3)
2.200≦f456/f0≦2.800 ・・・(3)
を満たす。
本形態では、
f0=0.939mm
f456=2.381mm
である。よって、f456/f0=2.535であり、条件式(3)を満たす。
実施形態1の広角レンズ100は、条件式(3)を満たすので、広角レンズ100を1/4インチより大きな撮像素子に用いる場合であっても、レンズ系全体の全長が大きくなることを抑制できるとともに、諸収差の発生を抑制することができる。条件式(3)の値が下限値を超える場合には、第4レンズ40、第5レンズ50および第6レンズ60からなる後群120の合成パワーが強くなりすぎるので、諸収差の発生を抑制することが困難となる。条件式(3)の値が上限値を超える場合には、後群120の合成パワーが弱くなりすぎるので、レンズ系全体の全長が大きくなりやすい。
実施形態1の広角レンズ100は、レンズ系全体の焦点距離をf0とし、第1レンズ10、第2レンズ20および第3レンズ30の合成焦点距離をf123とすると、以下の条件式(4)
-6.000≦f123/f0≦-1.300 ・・・(4)
を満たす。
本形態では、
f0=0.939mmm
f123=-2.034mm
である。よって、f123/f0=-2.166であり、条件式(4)を満たす。
実施形態1の広角レンズ100は、条件式(4)を満たすので、広角レンズ100を1/4インチより大きな撮像素子に用いる場合であっても、レンズ系全体の全長が大きくなることを抑制できるとともに、諸収差の発生を抑制することができる。条件式(4)の値が下限値を超える場合には、第1レンズ10、第2レンズ20および第3レンズ30からなる前群110の合成パワーが強くなりすぎるので、諸収差の発生を抑制することが困難となる。条件式(4)の値が上限値を超える場合には、前群110の合成パワーが弱くなりすぎるので、レンズ系全体の全長が大きくなりやすい。
実施形態1の広角レンズ100は、第1レンズ10、第2レンズ20および第3レンズ30の合成焦点距離をf123とし、第4レンズ40、第5レンズ50および第6レンズ60の合成焦点距離をf456とすると、以下の条件式(5)
-5.000≦f123/f456≦-0.300 ・・・(5)
を満たす。
本形態では、
f123=-2.034mm
f456= 2.381mm
である。よって、f123/f456=-0.854であり、条件式(5)を満たす。
実施形態1の広角レンズ100は、条件式(5)を満たすので、広角レンズ100を1/4インチより大きな撮像素子に用いる場合であっても、レンズ系全体の全長が大きくなることを抑制できるとともに、諸収差の発生を抑制することができる。条件式(5)の値が下限値を超える場合には、第1レンズ10、第2レンズ20および第3レンズ30からなる前群110の合成パワーが、第4レンズ40、第5レンズ50および第6レンズ60からなる後群120の合成パワーに対して、弱くなりすぎるので、レンズ系全体の全長が大きくなりやすい。条件式(5)の値が上限値を超える場合には、前群110の合成パワーが、後群120の合成パワーに対して、強くなりすぎるので、諸収差の発生を抑制することが困難となる。
実施形態1の広角レンズ100は、レンズ系全体の焦点距離をf0とし、レンズ系全体の全長をd0とすると、以下の条件式(6)
11.000≦d/f0≦15.000 ・・・(6)
を満たす。
本形態では、
f0=0.939mmm
d0=13.506mm
である。よって、d0/f0=14.383であり、条件式(6)を満たす。
実施形態1の広角レンズ100は、条件式(6)を満たすので、広角レンズ100を1/4インチより大きな撮像素子に用いる場合であっても、レンズ系全体の全長が大きくなることを抑制できるとともに、諸収差の発生を抑制することができる。条件式(6)の値が下限値を超える場合には、諸収差の発生を抑制しにくい。条件式(6)の値が上限値を超える場合には、各レンズ系が大きくなりやすいとともに、レンズ系全体の全長が大きくなりやすい。
実施形態1の広角レンズ100は、レンズ系全体の焦点距離をf0とし、第2レンズ20の焦点距離をf2とすると、以下の条件式(7)
-2.450≦f2/f0≦-2.000 ・・・(7)
を満たす。
本形態では、
f0=0.939mmm
f2=-2.305mm
である。よって、f2/f0=-2.545であり、条件式(7)を満たす。
実施形態1の広角レンズ100は、条件式(7)を満たすので、レンズ系全体の全長が大きくなることを抑制できるとともに、諸収差の発生を抑制することができる。条件式(7)の値が下限値を超える場合には、第2レンズ20のパワーが弱くなるので、諸収差の発生を抑制できるが、レンズ系全体の全長が大きくなりやすい。条件式(7)の値が上限値を超える場合には、レンズ系全体の全長が大きくなることを抑制できるが、第2レンズ20のパワーが強くなり過ぎるので、諸収差の発生を抑制することが困難となる。
実施形態1の広角レンズ100は、レンズ系全体の焦点距離をf0とし、第1レンズ10および第2レンズ20の合成焦点距離をf12とすると、以下の条件式(8)
-1.300≦f12/f0≦-1.100 ・・・(8)
を満たす。
本形態では、
f0=0.939mmm
f12=-1.170mm
である。よって、f12/f0=-1.246であり、条件式(8)を満たす。
実施形態1の広角レンズ100は、条件式(8)を満たすので、レンズ系全体の全長が大きくなることを抑制できるとともに、諸収差の発生を抑制することができる。条件式(8)の値が下限値を超える場合には、第1レンズ10および第2レンズ20の合成パワーが弱くなるので、諸収差の発生を抑制できるが、第1レンズ10と第2レンズ20との間が広くなりやすいので、レンズ系全体の全長が大きくなりやすい。条件式(8)の値が上
限値を超える場合には、レンズ系全体の全長が大きくなることを抑制できるが、第1レンズ10および第2レンズ20の合成パワーが強くなり過ぎるので、諸収差の発生を抑制することが困難となる。
実施形態1の広角レンズ100は、レンズ系全体の焦点距離をf0とし、第5レンズ50の物体側Laのレンズ面51の曲率半径をR51とすると、以下の条件式(9)
2.000≦R51/f0≦10.000 ・・・(9)
を満たす。
本形態では、
f0=0.939mmm
R51=4.711mm
である。よって、R51/f0=5.071であり、条件式(9)を満たす。
実施形態1の広角レンズ100は、条件式(9)を満たすので、広角レンズ100を1/4インチより大きな撮像素子に用いる場合であっても、レンズ系全体の全長が大きくなることを抑制できるとともに、諸収差の発生を抑制することができる。撮像素子85の撮像面850で反射した光が、レンズ面51まで入射した場合、レンズ面51において、再度反射しにくいので、ゴーストの発生を抑制することができる。条件式(9)の値が下限値を超える場合には、レンズ面51の曲率半径R51が小さくなりすぎる。すなわち、レンズ面51のパワーが強くなりすぎる。このため、諸収差の発生を抑制することが困難となる。また、撮像素子85の撮像面850で反射した光が、レンズ面51まで入射した場合、レンズ面51において、再度反射して撮像素子85に戻りやすくなる。この結果、ゴーストが発生しやすい。条件式(9)の値が上限値を超える場合には、レンズ面51の曲率半径R51が大きくなりすぎる。すなわち、レンズ面51のパワーが弱くなりすぎる。このため、レンズ系全体の全長が大きくなりやすい。
実施形態1の広角レンズ100は、第5レンズ50の物体側Laのレンズ面51の曲率半径をR51とし、第5レンズ50の像側Lbのレンズ面52の曲率半径をR52とすると、以下の条件式(10)
1.000≦(R51+R52)/(R51-R52)≦3.000 ・・・(10)
を満たす。
本条件において、より好ましくは
1.000≦(R51+R52)/(R51-R52)≦2.000 ・・・条件式(10a)
を満たす。
本形態では、
R51=4.711mm
R52=1.000mm
である。よって、(R51+R52)/(R51-R52)=1.539であり、条件式(10)を満たす。
実施形態1の広角レンズ100は、条件式(10)を満たすので、広角レンズ100を1/4インチより大きな撮像素子に用いる場合であっても、レンズ系全体の全長が大きくなることを抑制できるとともに、諸収差の発生を抑制することができる。条件式(10)の値が下限値を超える場合には、第5レンズ50のパワーが強くなりすぎるので、諸収差の発生を抑制することが困難となる。条件式(10)の値が上限値を超える場合には、第5レンズ50のパワーが弱くなりすぎるので、レンズ系全体の全長が大きくなりやすい。
実施形態1の広角レンズ100は、レンズ系全体の焦点距離をf0とし、第5レンズ50および第6レンズ60の合成焦点距離をf56とすると、以下の条件式(11)
2.500≦f56/f0≦6.000 ・・・(11)
を満たす。
本形態では、
f0=0.939mmm
f56=3.325mm
である。よって、f56/f0=3.541であり、条件式(11)を満たす。
実施形態1の広角レンズ100は、条件式(11)を満たすので、広角レンズ100を1/4インチより大きな撮像素子に用いる場合であっても、レンズ系全体の全長が大きくなることを抑制できるとともに、諸収差の発生を抑制することができる。条件式(11)の値が下限値を超える場合には、第5レンズ50および第6レンズ60の合成パワーが強くなりすぎるので、諸収差の発生を抑制することが困難となる。条件式(11)の値が上限値を超える場合には、第5レンズ50および第6レンズ60の合成パワーが弱くなりすぎるので、レンズ系全体の全長が大きくなりやすい。
(広角レンズ100の収差特性)
図3は、図1に示す広角レンズ100の球面収差を示す説明図である。図4は、図1に示す広角レンズ100の倍率色収差を示す説明図であり、最大半画角(106.000deg/半角)における倍率色収差を示してある。図5は、図1に示す広角レンズ100の非点収差およびディストーションを示す説明図である。図6は、図1に示す広角レンズ100の横収差を示す説明図であり、図6(a)、(b)、(c)、(d)は、光軸に対して成す角度が0°、30°、60°、100°でのタンジェンシャル方向(Y方向)およびサジタル方向(X方向)での横収差を示してある。
なお、図3~図6には、波長が486nm、546nm、656nmにおける各収差にB、GおよびRを付して示す。また、図5に示す非点収差に関しては、サジタル方向の特性にSを付し、タンジェンシャル方向の特性にTを付してある。また、図5に示すディストーションとは、撮像中央部と周辺部における像の変化比率を示し、ディストーションをあらわす数値の絶対値が小さいほど、高精度なレンズといえる。
図3~図6に示すように、本形態の広角レンズ100においては、球面収差、倍率色収差、非点収差(ディストーション)および横収差が適正なレベルまで補正されている。
(実施形態2)
図7は、本発明の実施形態2に係る広角レンズ100の説明図である。図7に示すように、本形態の広角レンズ100も、実施形態1と同様、物体側Laから像側Lbに向かって順に、前群110、絞り80、後群120、および赤外線カットフィルタ81を備える。前群110は、物体側Laから像側Lbに向かって順に、第1レンズ10、第2レンズ20、および第3レンズ30からなる。
後群120は、物体側Laから像側Lbに向かって順に、第4レンズ40、第5レンズ50、および第6レンズ60からなる。第6レンズの像側Lbには、物体側Laから像側Lbに向かって順に、平板状の赤外線カットフィルタ81、透光性のカバー82、および撮像素子85が配置されている。
(レンズ構成)
図8は、実施形態2の広角レンズ100データを示す図である。なお、図8に示す値は、四捨五入による端数処理を行ってある。
本形態の広角レンズ100は、実施形態1で説明した条件式(1)~(11)を満たしているため、実施形態1と同様な効果を奏する。
本形態では、
f0=1.277mmm
R31=2.520mm
である。よって、R31/f0=1.973であり、条件式(1)を満たす。
本形態では、
R31=2.520mmm
R32=6.181mm
である。よって、(R31+R32)/(R31-R32)=-2.376であり、条件式(2)を満たす。
本形態では、
f0=1.277mm
f456=2.905mm
である。よって、f456/f0=2.275であり、条件式(3)を満たす。
本形態では、
f0=1.277mmm
f123=-2.453mm
である。よって、f123/f0=-1.921であり、条件式(4)を満たす。
本形態では、
f123=-2.453mm
f456= 2.905mm
である。よって、f123/f456=-0.844であり、条件式(5)を満たす。
本形態では、
f0=1.277mmm
d0=15.610mm
である。よって、d0/f0=12.225であり、条件式(6)を満たす。
本形態では、
f0=1.277mmm
f2=-2.750mm
である。よって、f2/f0=-2.154であり、条件式(7)を満たす。
本形態では、
f0=1.277mmm
f12=-1.422mm
である。よって、f12/f0=-1.113であり、条件式(8)を満たす。
本形態では、
f0=1.277mmm
R51=5.665mm
である。よって、R51/f0=4.436であり、条件式(9)を満たす。
本形態では、
R51=5.665mm
R52=1.239mm
である。よって、(R51+R52)/(R51-R52)=1.560であり、条件式(10)を満たす。
本形態では、
f0=1.277mmm
f56=4.015mm
である。よって、f56/f0=3.144であり、条件式(11)を満たす。
を満たす。
(広角レンズ100の収差特性)
図9は、図7に示す広角レンズ100の球面収差を示す説明図である。図10は、図7に示す広角レンズ100の倍率色収差を示す説明図であり、最大半画角(106.000deg/半角)における倍率色収差を示してある。図11は、図7に示す広角レンズ100の非点収差およびディストーションを示す説明図である。図12は、図7に示す広角レンズ100の横収差を示す説明図であり、図12(a)、(b)、(c)、(d)は、光軸に対して成す角度が0°、30°、60°、100°でのタンジェンシャル方向(Y方向)およびサジタル方向(X方向)での横収差を示してある。
図9~図12に示すように、本形態の広角レンズ100においては、球面収差、倍率色収差、非点収差(ディストーション)および横収差が適正なレベルまで補正されている。
(実施形態3)
図13は、本発明の実施形態3に係る広角レンズ100の説明図である。図13に示すように、本形態の広角レンズ100も、実施形態1と同様、物体側Laから像側Lbに向かって順に、前群110、絞り80、後群120、および赤外線カットフィルタ81を備える。前群110は、物体側Laから像側Lbに向かって順に、第1レンズ10、第2レンズ20、および第3レンズ30からなる。
後群120は、物体側Laから像側Lbに向かって順に、第4レンズ40、第5レンズ50、および第6レンズ60からなる。第6レンズの像側Lbには、物体側Laから像側Lbに向かって順に、平板状の赤外線カットフィルタ81、透光性のカバー82、および撮像素子85が配置されている。なお、本形態において、第3レンズ30は、物体側Laのレンズ面31に凸形状を備え、像側Lbのレンズ面32に凸形状を備える。その他の基本的な構成は、実施形態1と同様である。
(レンズ構成)
図14は、実施形態3の広角レンズ100データを示す図である。なお、図14に示す値は、四捨五入による端数処理を行ってある。
本形態の広角レンズ100は、実施形態1で説明した条件式(1)、(3)~(11)を満たしているため、実施形態1と同様な効果を奏する。
本形態では、
f0=1.437mmm
R31=10.282mm
である。よって、R31/f0=2.617であり、条件式(1)を満たす。
本形態では、
f0=1.437mm
f456=3.600mm
である。よって、f456/f0=2.506であり、条件式(3)を満たす。
本形態では、
f0=1.437mmm
f123=-6.428mm
である。よって、f123/f0=-4.474であり、条件式(4)を満たす。
本形態では、
f123=-6.428mm
f456= 3.600mm
である。よって、f123/f456=-1.785であり、条件式(5)を満たす。
本形態では、
f0=1.437mmm
d0=16.108mm
である。よって、d0/f0=11.211であり、条件式(6)を満たす。
本形態では、
f0=1.437mmm
f2=-3.360mm
である。よって、f2/f0=-2.338であり、条件式(7)を満たす。
本形態では、
f0=1.437mmm
f12=-1.710mm
である。よって、f12/f0=-1.190であり、条件式(8)を満たす。
本形態では、
f0=1.437mmm
R51=7.272mm
である。よって、R51/f0=5.061であり、条件式(9)を満たす。
本形態では、
R51=7.272mm
R52=1.396mm
である。よって、(R51+R52)/(R51-R52)=1.475であり、条件式(10)を満たす。
本形態では、
f0=1.437mmm
f56=6.454mm
である。よって、f56/f0=4.492であり、条件式(11)を満たす。
を満たす。
(広角レンズ100の収差特性)
図15は、図13に示す広角レンズ100の球面収差を示す説明図である。図16は、
図13に示す広角レンズ100の倍率色収差を示す説明図であり、最大半画角(106.000deg/半角)における倍率色収差を示してある。図17は、図13に示す広角レンズ100の非点収差およびディストーションを示す説明図である。図18は、図13に示す広角レンズ100の横収差を示す説明図であり、図18(a)、(b)、(c)、(d)は、光軸に対して成す角度が0°、30°、55°、100°でのタンジェンシャル方向(Y方向)およびサジタル方向(X方向)での横収差を示してある。
図15~図18に示すように、本形態の広角レンズ100においては、球面収差、倍率色収差、非点収差(ディストーション)および横収差が適正なレベルまで補正されている。
10…第1レンズ、20…第2レンズ、30…第3レンズ、40…第4レンズ、50…第5レンズ、60…第6レンズ、70…接合レンズ、80…絞り、81…赤外線カットフィルタ、85…撮像素子、100…広角レンズ、110…前群、120…後群、850…撮像面

Claims (8)

  1. 物体側から像側に向かって順に、前群、絞り、および後群を備え、
    前記前群は、最も物体側から像側に向かって順に、第1レンズ、第2レンズおよび第3レンズからなり、
    前記後群は、最も物体側から像側に向かって順に、第4レンズ、第5レンズおよび第6レンズからなり、
    前記第1レンズは、負のパワーを有し、像側のレンズ面に凹形状を備え、
    前記第2レンズは、負のパワーを有し、像側のレンズ面に凹形状を備え、
    前記第3レンズは、正のパワーを有し、
    前記第4レンズは、正のパワーを有し、
    前記第5レンズは、負のパワーを有し、物体側のレンズ面に凸形状を備え、像側のレンズ面に凹形状を備え、
    前記第6レンズは、正のパワーを有し、物体側のレンズ面および像側のレンズ面に凸形状を備え、
    前記第5レンズおよび前記第6レンズは、前記第5レンズの像側のレンズ面と前記第6レンズの物体側のレンズ面とが接合された接合レンズであり、
    レンズ系全体の焦点距離をf0とし、前記第3レンズの物体側のレンズ面の曲率半径をR31とすると、以下の条件式
    1.500≦R31/f0≦8.000
    を満たすことを特徴とする広角レンズ。
  2. 前記第3レンズの物体側のレンズ面の曲率半径をR31とし、前記第3レンズの像側のレンズ面の曲率半径をR32とすると、以下の条件式
    -3.000≦(R31+R32)/(R31-R32)≦-1.400
    を満たすことを特徴とする請求項1に記載の広角レンズ。
  3. レンズ系全体の焦点距離をf0とし、前記第4レンズ、前記第5レンズおよび前記第6レンズの合成焦点距離をf456とすると、以下の条件式
    2.200≦f456/f0≦2.800
    を満たすことを特徴とする請求項1または2に記載の広角レンズ。
  4. レンズ系全体の焦点距離をf0とし、前記第1レンズ、前記第2レンズおよび前記第3レンズの合成焦点距離をf123とすると、以下の条件式
    -6.000≦f123/f0≦-1.300
    を満たすことを特徴とする請求項1から3までのうち何れか一項に記載の広角レンズ。
  5. 前記第1レンズ、前記第2レンズおよび前記第3レンズの合成焦点距離をf123とし、前記第4レンズ、前記第5レンズおよび前記第6レンズの合成焦点距離をf456とすると、以下の条件式
    -3.000≦f123/f456≦-0.500
    を満たすことを特徴とする請求項1から4までのうち何れか一項に記載の広角レンズ。
  6. レンズ系全体の焦点距離をf0とし、レンズ系全体の全長をd0とすると、以下の条件式
    11.000≦d0/f0≦15.000
    を満たすことを特徴とする請求項1から5までのうち何れか一項に記載の広角レンズ。
  7. レンズ系全体の焦点距離をf0とし、前記第2レンズの焦点距離をf2とすると、以下の条件式
    -2.450≦f2/f0≦-2.000
    を満たすことを特徴とする請求項1から6までのうち何れか一項に記載の広角レンズ。
  8. レンズ系全体の焦点距離をf0とし、前記第1レンズおよび前記第2レンズの合成焦点距離をf12とすると、以下の条件式
    -1.300≦f12/f0≦-1.100
    を満たすことを特徴とする請求項1から7までのうち何れか一項に記載の広角レンズ。
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